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ゆずさあいしま
5 years ago
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1 既存住宅流通リフォーム市場の現状資料 2

2 目次住生活基本計画( 全国計画 ) の概要 P.3 住生活基本計画における成果指標について P.4 既存住宅流通の現状 P.5 既存住宅取得の検討理由 P.6 既存住宅取得の検討時に困ったこと分からなかったこと P.7 既存住宅の品質等に対する不安への対応状況 P.8 既存住宅取得を検討したにもかかわらず買わなかった理由 P.9 住宅リフォームの現状 P.10 主要な住宅リフォーム事業者分布 P.11 リフォームの動機 P.12 リフォームをしたい部位 P.13 リフォームの費用と工事契約金額 P.14 リフォーム工事の資金内訳 P.15 リフォーム工事の契約金額別リフォーム工事内容 P.16 リフォームの検討段階における不足情報 P.17 リフォームに関する相談 P.18

3 はじめに基本的な方針住生活基本法に基づき住生活安定向上施策を総合的かつ計画的に推進するため策定計画期間は平成 18 年度から平成 27 年度の 10 年間住宅の位置づけと住生活安定向上施策の意義施策についての横断的視点住生活基本計画 ( 全国計画 ) の概要ストック重視市場重視 ( 横断的視点 ) 福祉まちづくり等関連する施策分野との連携地域の実情を踏まえたきめ細かな対応目標成果指標基本的な施策目標良質な住宅ストックの形成及び将来世代への承継良好な居住環境の形成国民の多様な居住ニーズが適切に実現される住宅市場の環境整備住宅の確保に特に配慮を要する者の居住の安定の確保目標の達成状況を示す成果指標 1 新耐震基準適合率 2 共同住宅共用部分のユニバーサルデザイン化率 3 省エネルギー対策率マンションの共同部分の修繕を除く 4リフォームの実施率 5 適正な修繕積立金を設定しているマンションの割合 6 重点密集市街地の整備率 7 地震時に危険な大規模盛土造成地の箇所数 8 住宅性能表示の実施率 ( 新築 ) 9 既存住宅の流通シェア 10 住宅の利活用期間 11 子育て世帯の誘導居住面積水準達成率 12 最低居住面積水準未満率 13 高齢者のいる住宅のバリアフリー化率目標設定の前提として住宅性能水準居住環境水準居住面積水準 ( 最低誘導 ) を設定第 8 期住宅建設五箇年計画の各水準を基本としつつ内容表現を再検証充実他の世帯が住んでいた住宅基本的な施策耐震診断耐震改修等の促進建築規制の的確な運用ユニバーサルデザイン化の促進省エネルギー性能など住宅の環境性能の向上長寿命住宅の普及促進適切な維持管理リフォームの促進マンションの計画的修繕の促進老朽化したマンションの再生促進基盤整備と規制緩和の一体的推進による密集市街地の整備宅地耐震化対策浸水対策土砂災害対策等の推進建築協定の活用等による良好な街並み景観緑の維持形成都心居住街なか居住の促進ニュータウン再生の支援住宅性能表示制度の普及充実紛争処理の仕組みの普及充実既存住宅の合理的な価格査定の促進など市場環境の整備長期固定型ローン等が安定的に供給される住宅金融市場の整備税制上の措置の活用等による無理ない負担での住宅取得の支援持家の賃貸化の促進二地域居住の情報提供子育て支援等技術開発等の推進地域材を活用した木造住宅生産体制の整備低額所得者等への公平かつ的確な公営住宅の供給各種公的賃貸住宅の一体的運用や柔軟な利活用等の推進高齢者障害者等への民間賃貸住宅に関する情報の提供高齢者向け賃貸住宅の供給公的住宅と福祉施設の一体的整備大都市圏における住宅住宅地の供給等地域属性に応じた施策の推進等施策の推進関係者の連携協力統計調査の充実政策評価の実施とおおむね5 年後の計画見直し

4 住生活基本計画における成果指標について < 設定方針 > 4 つの目標の全国的な達成状況を定量的に測定するために設定 1 全国的社会的に重要な項目 ( 地域性が大きい項目は地方公共団体による目標設定を想定 ) 2 統計データにより現状把握フォローアップが可能な項目 ( データ不足の項目は統計調査の充実を目指す ) 3 住宅居住環境等はストック全体の状況を示し市場状況はフロー ( 動向 ) を示す基礎的安全性高齢社会対応地球環境対策適切な維持管理 ( 長寿命化 ) 1ストックの新耐震基準適合率 75%(H15) 90%(H27) 2 共同住宅ストックの共用部のユニハーサルテサイン化率 ( ハリアフリー化率 ) 10%(H15) 25%(H27) 3ストックの省エネルギー対策率 ( 二重サッシ等使用率 ) 18%(H15 40%(H27) 新築の次世代省エネ基準適合率も位置付け ( 京都議定書目標達成計画を引用 ) 4リフォームの実施率 ( 年間対ストック総数 ) 2.4%(H11~15 平均 ) 5%(H27) 525 年以上の長期修繕計画に基づく積立金を設定しているマンションの割合 20%(H15) 50%(H27) 住宅市街地の基礎的安全性 6 重点的に改善すべき密集市街地 (8,000ha) の整備率 0%(H14) 概ね 100%(H23) 7 地震時に危険な大規模盛土造成地の箇所数約 1,000 箇所 (H17) 約 500 箇所 (H27) 居住環境分野の他の項目は地域性が大きいことから地方公共団体による目標設定を想定し居住環境水準として指標を例示適切な情報提供循環型市場形成 ( 長寿命化 ) ミスマッチ解消 ( 子育て支援 ) 住宅困窮者対策高齢者の安全安心の確保 8 住宅性能表示の実施率 ( 新築 ) 16%(H17) 50%(H22) 9 既存住宅の流通シェア ( 既存 /( 既存 + 新築 ) ) 13%(H15) 23%(H27) 10 住宅の利活用期間 1) 滅失住宅の築後平均年数約 30 年 (H15) 約 40 年 (H27) 2) 住宅の滅失率 (5 年間対ストック ) 8%(H10~15) 7%(H22~27) 11 子育て世帯の誘導居住面積水準達成率全国 42%(H15) 50%(H22) 大都市 37%(H15) 50%(H27) 12 最低居住面積水準未満率早期に解消 13 高齢者のいる住宅のバリアフリー化率 1) 一定のバリアフリー 29%(H15) 75%(H27) 2) 高度のバリアフリー 6.7%(H15) 25%(H27)

5 既存住宅流通の現状全住宅流通量 ( 既存流通 + 新築着工 ) に占める既存住宅の流通シェアは増加しつつあるが平成 15 年における既存住宅流通シェアは約 13.1% これに対し欧米諸国における既存住宅流通シェアは 7 割 ~9 割程度

6 既存住宅取得の検討理由首都圏 ( 東京神奈川埼玉千葉 ) の新築および中古の住宅購入契約者を対象に中古住宅を検討した理由を聞いたもの新築に比べて価格が安いからが最大の理由上位には新築に対する価格の優位性が占める価格以外では既に建っているので物件の様子がつかみやすいからなど物件や現場が確認できることがあげられている新築に比べ価格が安いから ( 予算に余裕ができる ) 同じくらいの予算で新築より良い地域の物件が買えるから既に建っているので物件の様子がつかみやすいから同じくらいの予算で新築に比べてグレードの高い物件が買えるから新築は予算が足りなかったから ( 中古でなければ買えなかったから ) 既に建っているので周囲の居住者や住環境がつかみやすいから中古住宅は新築価格よりも将来の価格下落が少ないから中古で欲しいと思っていた特定の物件があったからリフォームなど手を加えて自分の好みの家にできるから希望エリアで新築物件が売っていなかったから中古には現在の新築よりもむしろ良質な物件があるからホルムアルデヒド等の化学物質を気にする必要があまりないから新築住宅のデザインやテイストが趣味に合わないから中古住宅の検討理由すぐに入居できるからその他古い住宅が好きだから特にない中古のみ検討して中古を購入新築中古どちらも検討して中古を購入新築中古どちらも検討して新築を購入 ( 出典 ) 既存住宅流通活性化プロジェクト (H20.1)(( 株 ) リクルート住宅総研 ) 複数回答 (%)

7 既存住宅取得の検討時に困ったこと分からなかったこと首都圏 ( 東京神奈川埼玉千葉 ) の新築および中古の住宅購入契約者を対象に中古住宅を検討した時に困ったことや分からなかったことを聞いたもの中古と並行検討した新築購入者では設備がどのくらい使えるのか今後の維持修繕費用がどれくらいになるのかなどが相対的に高い新築と並行検討した中古購入者では物件に隠れた不具合や欠陥があるのではないかが相対的に高い中古住宅検討時に困ったことや分からなかったこと 40.2 価格が適正かどうか物件に隠れた不具合や欠陥があるのではないか近隣住民がどのような人がいるのか不安だった不具合欠陥が発見された場合の保証がどうなっているのか住宅の構造 ( 耐震性耐火など ) が安全かどうか設備がどのくらい使えるのか ( 耐用年数など ) 水まわりがどのくらい使えるのか ( 耐用年数など ) 中古住宅を購入する際の諸費用税金の種類や特徴将来の資産価値がどうか今後の維持管理修繕費用 ( 修繕積立費 ) がどれくらいになるのか修繕補修の履歴前の持ち主がどのような人か不安だった中古住宅の住宅ローンなどの金融商品中古住宅を選ぶ際に何を重視すべきか優先順位をつけられなかった不動産会社の信頼性の評価見た目が汚くて自分たちが気持ちよく住むイメージがわかなかった新鮮な ( 手垢のついていない ) 物件情報を集めること業者 ( 主に営業担当者 ) とうまく付き合う方法一物件一会社あたりの詳細な情報が少ないこと多くの物件情報や会社情報を集めることリフォームの融資が受けられるかどうかその他特にない中古のみ検討して中古を購入新築中古どちらも検討して中古を購入新築中古どちらも検討して新築を購入 ( 出典 ) 既存住宅流通活性化プロジェクト (H20.1)(( 株 ) リクルート住宅総研 ) 複数回答 (%)

8 既存住宅の品質等に対する不安への対応状況首都圏 ( 東京神奈川埼玉千葉 ) の新築の住宅購入契約者を対象に中古住宅の購入も検討した時に建物の構造の劣化や品質をチェックしているかを聞いたもの特に専門的な検査はせず外観や内装などを自分で見た印象で判断したが約 44% 特に評価はしなかったが約 25% 建物の構造の劣化や品質に対する評価方法複数回答不動産会社のアドバイスを受けた 25.0 専門知識を持った友人知人にチェックしてもらった床下や天井裏など建物内部に入ってチェックした新築時の設計図面や修繕の履歴をチェックした専門の業者に依頼して検査した一部壁をはがすなどして建物内部をチェックしたその他特に専門的な検査はせず外観や内装などを自分で見た印象で判断した 43.5 特に評価はしなかった ( 出典 ) 既存住宅流通活性化プロジェクト (H20.1)(( 株 ) リクルート住宅総研 ) (%)

9 中古住宅を検討したにもかかわらず買わなかった理由せっかくのマイホームは新築の方が気持ち良いから価格が妥当なのか判断できなかったからリフォーム費用やメンテナンス費で結局割高になるから物件に隠れた不具合があるのではないか心配だったから昔建てられた住宅は耐震性や断熱性など品質が低いからキッチンが古い汚いなど不満だったからバスルームやトイレが狭い汚いなど不満だったから間取り部屋の配置が使いづらかったから中古住宅には保証やアフターサービスがないから老朽化していて見た目が汚かったから希望の面積や部屋数を満たす物件が少なかったから希望している地域に中古物件がなかったから中古は新築に比べ税制面で不利だと思ったからその他の設備が老朽化していたから給配水管が老朽化して赤水などが心配だったからリビングルームが狭い薄暗いなど不満だったから将来売却する際に安くしか売れないと思ったから中古は新築に比べ住宅ローンで不利だと思ったから中古住宅は詳しい物件情報を集めるのが難しかったから建物の外観デザインが古臭かったからインテリアが古臭かったから駐車場の空きがなかったからケーブルテレビやインターネット環境が不満だったから仲介不動産会社と付き合うのが不安だったから電気の容量(アンペア)やガスの容量が少なかったからその他特にない(%) 既存住宅取得を検討したにもかかわらず買わなかった理由首都圏 ( 東京神奈川埼玉千葉 ) の新築の住宅購入契約者を対象に中古住宅を検討したが最終的には買わなかった理由を聞いたもの最も多いのは新築の方が気持ち良いから続いて価格の妥当性リフォーム費用等の心配瑕疵性能品質に対する不安があげられる ( 出典 ) 既存住宅流通活性化プロジェクト (H20.1)(( 株 ) リクルート住宅総研 ) 複数回答

住宅リフォームの現状平成 19 年における住宅リフォーム市場規模は約 4.7 兆円と推計されている我が国の住宅投資に占めるリフォームの割合は欧米諸国と比較して小さい 9.06 設備等の修繕維持費 6.

10 住宅リフォームの現状平成 19 年における住宅リフォーム市場規模は約 4.7 兆円と推計されている我が国の住宅投資に占めるリフォームの割合は欧米諸国と比較して小さい 9.06 設備等の修繕維持費増築改築工事費広義のリフォーム金額

11 大工事規模(36,400) 主要な住宅リフォーム事業者分布総事業高 : 約 7 兆 5620 億円地場工務店系戸建住宅及び集合住宅の専有部分を中心に大規模リフォームから小規模の修理補修まで受注地域密着で小規模事業者が多いハウスメーカー系 (4,030) エネルギー供給事業者系 (2,800) 自社商品の利用促進となる設備機器の更新を主体とした水廻り工事生活の電化等が多い自社物件のアフターメンテナンスが多い戸建住宅のリフォームを中心にフランチャイズ展開も図るホームセンター系 (500) 器具の取替えからリフォームまで工事を受注ユーザーが商品を見て選べる強みありリフォーム専業系 (7,900) 元請として総合リフォームを展開しているところが多い自ら施工する場合もあれば丸投げの場合もあるデベロッパー系 (6,100) 戸建住宅から集合住宅まで総合的な提案フォローを実施フランチャイズ展開による促進を図る家電量販店 (30) 専門工事業系 (2,100) 工務店を下請けに家電量販店の商品を活用したリフォームが中心塗装工事業内装工事業等自己の主業を軸に部分的にリフォームを受注インテリア関連企業系 (150) インテリアコーディネートを軸としたリフォームへ拡大住宅設備機器建材メーカー系 (13,200) 自社商品の利用促進となる水廻りリフォームが中心介護ショップ (210) 手すりや段差解消などが主体 ( 単位 : 億円 ) ( 資料 ) リフォーム事業高は株式会社富士経済 2007 年版住宅リフォーム市場の現状と将来展望から引用上記のほか生活協同組合百貨店での受注等を含んだ金額

12 リフォームの動機住宅のリフォームを考えている消費者に対してリフォームを考えはじめた動機を聞いたもの構造内装設備などが老朽劣化したからが戸建て層マンション層ともに多い戸建て層では高齢者が暮らしやすい住宅にするためマンション層では好みの間取りやインテリアにしたいからが決定的な動機で約 2 割を占めるリフォームの動機複数回答リフォームの決定的な動機概ね 2 つ以内で回答 40.6 構造部材内装設備などが老朽劣化したから 33.8 構造部材内装設備などが老朽劣化したから間取りや水回り等の使い勝手を改善したいから 36.4 間取りや水回り等の使い勝手を改善したいから収納の不足や効率の悪さを改善するため 32.3 収納の不足や効率の悪さを改善するため高齢者が暮らしやすい住宅にするため 20.2 高齢者が暮らしやすい住宅にするため好みの間取りやインテリアにしたいから 36.9 好みの間取りやインテリアにしたいから設備や機器をグレードアップしたいから 26.8 設備や機器をグレードアップしたいから 15.2 建替えや住替えをしないで住み続けるため省エネルギー性能を高めたいから建替えや住替えをしないで住み続けるため省エネルギー性能を高めたいから耐震性能を高めたいから耐震性能を高めたいから出産や子供の成長に対応したい出産や子供の成長に対応したい防犯性能を高めたいから 7.6 防犯性能を高めたいから健康面を考えて健康面を考えて趣味のためのスペースが必要だから趣味のためのスペースが必要だから友人の家や雑誌などを見て影響されたから 11.6 友人の家や雑誌などを見て影響されたから子供の独立などで家族人数が減ったから子供の独立などで家族人数が減ったから結婚や親との同居などで家族人数が増えるから結婚や親との同居などで家族人数が増えるから中古住宅を購入したのでまたは相続した家に越したので中古住宅を購入したのでまたは相続した家に越したので家でも仕事をするため戸建て層家でも仕事をするためその他 5.6 マンション層 2.2 その他戸建て層 1.3 営業マンの説明を聞いたから合計営業マンの説明を聞いたからマンション層 (%) 7.5 決定的な動機は選べない合計 (%) ( 出典 ) インターネットによる住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する第 6 回調査報告書 (H21.1) ( 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 )

13 リフォームをしたい部位住宅のリフォームを考えている消費者に対してどこをリフォームしようと考えているかを聞いたものリビングがマンション層で 5 割強戸建て層で約 4 割食堂キッチン浴室洗面トイレが各々 3~4 割リビング居間を変えたい食堂キッチンを変えたい浴室を変えたい洗面トイレを変えたい収納を変えたい屋根や外壁を変えたい寝室を変えたい耐震性を高めたい省エネルギー性能を高めたい寝室以外の個室を変えたい防犯性を高めたい門や塀を変えたいその他新たに増築したいマンションの共用部分の性能を高めたい ( マンションの方のみ ) リフォームをしようと考えている部位等複数回答 54.0 戸建て層 (N=636) マンション層 (N=198) 合計 (N=834) ( 出典 ) インターネットによる住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する第 6 回調査報告書 (H21.1) ( 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 ) (%)

14 リフォームの費用と工事契約金額 1 平成 18 年 4 月 ~ 平成 19 年 3 月に自宅をリフォームした人 ( 消費者 ) に対する調査では全体の 8 割超が 500 万円未満 2 一方でリフォーム事業者に対する調査では平成 19 年 1 月 ~12 月に竣工した住宅リフォーム工事物件契約金額は 100 万円超から 1,000 万円超まで幅広く分布 500 万円以下のリフォーム工事は全体の 5 割強なお二つの調査の違いは消費者調査では事業者調査の対象とならない軽微なリフォームも含んでいることによるものと思われる 1 住宅リフォームの投資額 0~100 万円未満 100~500 万円未満 500~1,000 万円未満 1,000 万円以上 % 20% 40% 60% 80% 100% ( 出典 ) 平成 19 年度住宅市場動向調査 (H20.3)( 国土交通省 ) を基に作成 100 万円以下 100 超 ~ 300 万円以下 2 リフォーム工事の契約額 300 超 ~ 500 万円以下回答数 : 戸建て住宅 940 件 /87.2% マンション 133 件 /12.3% 500 超 ~ 1,000 万円以下 1,000 万円超不明戸建て住宅マンション全体 % 100% ( 出典 ) 平成 20 年度住宅リフォーム実態調査報告 (H20.12) ( 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 )

15 リフォーム工事の資金内訳平成 19 年 1 月 ~12 月に竣工した住宅リフォーム工事物件について施工したリフォーム事業者に対してリフォーム工事資金の内訳を聞いたもの戸建て住宅マンションとも大部分が全て自己資金借入利用は 1 割戸建て住宅では契約金額が大きいほど借入の利用率が高いリフォーム資金内訳リフォーム工事の契約金額別借入金の割合 ( 戸建て住宅 ) 戸建て住宅マンション全体すべて自己資金自己資金 + 借入金すべて借入金不明 % 100% 新築等の資金内訳自己資金額と借入金額のそれぞれの平均値の割合 100 万円以下 (N=64) 100 超 ~300 万円以下 (N=253) 300 超 ~500 万円以下 (N=166) 500 超 ~1,000 万円以下 (N=185) 1,000 万円超 (N=205) 借入金なし借入金あり不明リフォーム工事の契約金額別借入金の割合 ( マンション ) % 100% 自己資金借入金借入金なし借入金あり不明注文住宅 *(N=454) 資金総額 ( 平均 ) 万円分譲住宅 (N=635) 資金総額 ( 平均 ) 万円 ( 出典 ) 平成 20 年度住宅リフォーム実態調査報告 (H20.12) ( 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 ) 中古住宅 (N=73) 資金総額 ( 平均 ) 万円 0% 100% *: 住宅建築費 + 土地購入資金 ( 出典 ) 平成 19 年度住宅市場動向調査報告書 (H20.3)( 国土交通省住宅局 ) を基に作成 100 万円以下 (N=10) 100 超 ~300 万円以下 (N=35) 300 超 ~500 万円以下 (N=28) 500 超 ~1,000 万円以下 (N=33) 1,000 万円超 (N=22) % 100%

16 リフォーム工事の契約金額別リフォーム工事内容平成 19 年 1 月 ~12 月に竣工した住宅リフォーム工事物件について工事契約金額別に工事内容を分類 300 万円以上で住宅設備の変更内装の変更 500 万円以上で間取りの変更段差解消収納スペースの改善などが増加リフォーム工事の契約金額別工事の内容 ( 戸建て住宅 ) リフォーム工事の契約金額別工事の内容 ( マンション ) 耐震補強工事複数回答 1-1 耐震補強工事 1.8 複数回答耐火性能強化耐火性能強化安全性等の向上を図るため 1-3 防犯性能強化防犯性能強化防音工事防音工事その他その他冷暖房設備給湯設備等の設置更新冷暖房設備給湯設備等の設置更新 ( 床暖房含む ) ( 床暖房含む ) 2-2 太陽光発電温水器の設置太陽光発電温水器の設置省エネルギー化冷暖房効率の 2-3 壁への断熱材の設置工事壁への断熱材の設置工事 12.7 向上等を図るため天井への断熱材の設置工事天井への断熱材の設置工事窓ガラス窓サッシ等の改良窓ガラス窓サッシ等の改良その他その他間取りの変更間取りの変更老後に備えたり同段差をなくしたり手すりをつけるなどした段差をなくしたり手すりをつけるなどした 17.9 居する高齢者等らが住宅設備の変更 (*1) 50.0 暮らしやすくするため 3-3 住宅設備の変更 (*1) その他その他広さの変更広さの変更間取りの変更間取りの変更住宅設備の変更 (*1) 住宅設備の変更 (*1) 使い勝手の改善自分の好みに収納スペースの改善収納スペースの改善変更するため内装の変更 (*2) 内装の変更 (*2) 外装の変更 (*3) 外装の変更 (*3) その他その他壁柱等の主要構造部の改修壁柱等の主要構造部の改修住宅設備の変更 (*1) 住宅設備の変更 (*1) 内装の変更 (*2) 内装の変更 (*2) 住宅設備が老朽化した壊れたため外装の変更 (*3) 外装の変更 (*3) 冷暖房設備給湯設備等の更新 5-5 冷暖房設備給湯設備等の更新その他その他 6-1 広さの変更広さの変更間取りの変更万円以下 6-2 間取りの変更子供の成長や世帯人員の変更にともない (N=317) 必要が生じたため 6-3 居室の用途の変更居室の用途の変更超 ~500 万円以下収納スペースの改善 (N=166) 6-4 収納スペースの改善万超 (N=390) その他その他 (%) (%) (*1) 住宅設備 : キッチンバストイレ室内家具 (*2) 内装 : 壁紙床の張り替え等 (*3) 外装 : 屋根の葺き替え外壁の塗り替え等 ( 出典 ) インターネットによる住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する第 6 回調査報告書 (H21.1)( 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 )

17 リフォームの検討段階における不足情報住宅のリフォームを考えている消費者に対して不足していると感じている情報について聞いたもの費用の目安や積算基準が 7 割強依頼業者選びの目安や基準が約 4 割住宅の性能に関する老朽度の診断検査については戸建て住宅が 2 割弱リフォームにかかる費用の目安や積算の基準不足している情報の種類や内容工事の依頼先選びの目安や基準リフォームの工期手順とチェックポイントに関する情報自分のイメージに近い具体的なリフォーム事例の情報新築費用とリフォーム費用を比較できるような情報自分の要望に応えてくれるリフォーム業者の紹介資金計画に関する情報老朽度を診断検査する専門家に関する情報自分の要望 ( デザインなど ) を理解し提案してくれる設計士の紹介材料や商品住宅設備などに関する情報リフォーム相談に関する窓口の紹介その他つ程度以内で回答戸建て層 (N=636) マンション層 (N=198) 合計 (N=834) (%) ( 出典 ) インターネットによる住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する第 6 回調査報告書 (H21.1) ( 一般社団法人住宅リフォーム推進協議会 )

18 リフォームに関する相談平成 19 年度に ( 財 ) 住宅リフォーム紛争処理支援センターに寄せられた相談について相談区分の割合はリフォームが知見相談の次に多いリフォームに関する相談内容について不具合事象は雨漏り剥がれ外れの割合が高い不具合部位は床屋根外壁で全体のほぼ半分の割合検査機関照会 3.1% 住宅部品 3.4% 制度 5.5% 住宅本体 25.5% 新規相談件数 :8,626 件相談区分別割合 (H19 年度 ) 拡大被害 ( 身体 ) 0.6% 拡大被害 ( 財物 ) 0.2% その他 1.9% 知見相談 34.2% リフォーム 25.6% ( 出典 ) 相談統計年報 2008(H20.9) (( 財 ) 住宅リフォーム紛争処理支援センター ) リフォームに関する相談における主な不具合事象の割合(H19 年度雨漏り 10.9 剥がれ外れ 7.3 漏水 5.5 ひび割れ 5.4 欠損 4.8 不陸 4.3 隙間 3.4 浮きふくれ 3.3 床鳴り 3.3 不具合事象の一部を抜粋 (%) リフォームに関する相談における主な不具合部位の割合(H19 年度床 24.1 屋根 14.9 外壁 11.4 内壁 10.4 開口部建具 8.7 設備機器 7.1 排水配管 4.9 給水給湯配管 3.5 不具合部位の一部を抜粋 (%)

( 資料 3) 比較検討した住宅 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯中古戸建住宅取得世帯中古マンション取得世帯 ( 資料 4) 住宅の選択理由 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯中古戸建住宅取得世帯中古マンション取得世帯 ( 資

( 資料 3) 比較検討した住宅 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯中古戸建住宅取得世帯中古マンション取得世帯 ( 資料 4) 住宅の選択理由 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯中古戸建住宅取得世帯中古マンション取得世帯 ( 資リサーチメモ住宅市場動向調査からみた既存住宅取得の現状 2017 年 4 月 28 日去る 4 月 19 日国土交通省から平成 28 年度住宅市場動向調査報告書が発表された本調査は住み替え建て替え前後の住宅やその住宅に居住する世帯の状況及び住宅取得に係る資金調達の状況等について把握するため国土交通省が平成 13 年度から毎年度実施している調査である調査対象は前年度中に住み替え等を行った者であり