急上昇したインドの不良債権比率 日本総合研究所調査部研究員松田健太郎 インドでは高成長が続く一方 不良債権比率が急上昇している 政府 中央銀行の主導による対策の実施が加速するなか 銀行融資の伸び悩みが続き 短期的に成長の抑制要因となる

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1 第 9 号 編集 発行 : 三井住友銀行 216 年 9 月 グローバル アドバイザリー部 < 目 次 > < アジア経済 > 急上昇したインドの不良債権比率 日本総合研究所調査部 研究員 松田健太郎 2~3 < 韓国 > 景気対策を発表日本総合研究所調査部研究員松田健太郎 4 < 台湾 > 景気は底打ち日本総合研究所調査部研究員松田健太郎 5 < インドネシア > 景気は緩やかに持ち直し日本総合研究所調査部研究員塚田雄太 6 統計資料 アジア諸国 地域の主要経済指標日本総合研究所調査部 7~11-1 -

2 急上昇したインドの不良債権比率 日本総合研究所調査部研究員松田健太郎 インドでは高成長が続く一方 不良債権比率が急上昇している 政府 中央銀行の主導による対策の実施が加速するなか 銀行融資の伸び悩みが続き 短期的に成長の抑制要因となる可能性がある 銀行の不良債権比率が上昇足元のインド経済は 個人消費主導で好調に推移している 216 年 1~3 月期の実質 GDP 成長率は前年同期比 +7.9% と 15 年 ~12 月期 (+7.2%) から大きく加速した 年度ベースでみても 215 年度 (215 年 4 月 ~16 年 3 月 ) は前年度比 +7.6% と 高成長が続いている こうした高成長下にもかかわらず 銀行の不良債権 ( 元本の返済や利息の支払いが 9 日以上なされていない債権 ) 比率が急上昇している 製造業の発展を通じた経済成長を目指すモディ政権にとって 主要な資金供給源である銀行経営は非常に重要なだけに 不良債権問題の今後の動向が注目される 不良債権比率上昇の背景インド準備銀行 ( 以下準備銀 ) によると 16 年 3 月末の商業銀行の不良債権比率は 7.6% と 大きく上昇した ( 右上図 ) 主なアジア新興国の不良債権比率が概ね 3% 以下にとどまるなか インドの比率は目立って高い 銀行部門別にみると 民間銀行や外資系銀行の上昇が限定的である一方 全体の 7 割を占める国営銀行は 9 年度を底に上昇に転じ 16 年 3 月には 9.6% となっている 2 年代半ば以降 インフラプロジェクト向けや素材関連業種向けを中心に銀行融資が拡大したが リーマン ショックを経て 国内景気の減速等によるプロジェクトの進捗の遅れや 中国の過剰生産の影響を受けた鉄鋼業の収益悪化などにより これらの融資のリスクが高まった 一方 国営銀行の与信判断は厳格なものとはいえず 収益性が低い事業などにも積極的に融資を行ってきた しかし これらの融資は 近年まで不良債権として認識されてこなかった これは 年 月の準備銀の特例措置に基づき 返済期間の延長や利息支払いの猶予を行った本来であれば不良債権に分類されるべき債権が 一定の条件のもとで正常債権として分類されることになったためである このような債権は 貸出条件緩和債権と呼ばれる 13 年 5 月 準備銀はようやくこの特例措置を解除した 同年 9 月にはラジャン総裁が就任し 15 年 4 月より各行に資産の質の査定 ( Asset Quality Review) の実施を指示するとともに 不良債権に対 < 銀行部門別不良債権比率 > 国営銀行 外資系銀行 民間銀行 商業銀行全体 ( 出所 )RBI FinancialStabili tyreport などを基に日本総研作成 < 不良債権比率と貸出条件緩和債権比率 > 不良債権比率 貸出条件緩和債権比率 系列 4 ( 年度 ) 213/ 3 13/9 14/3 14/9 15/3 15/9 16/3 ( 出所 )RBI FinancialStabili tyreport などを基に日本総研作成 ( 年 / 半期 ) - 2 -

3 し適正な引当金を積む期限を 17 年 3 月に設定した こうした準備銀の方針変更を受けて各行が債権分類基準を厳格化したことが足元の不良債権 比率の急上昇を招いたといえる 実際 16 年 6 月の準備銀の 金融安定報告書 によると 不良債権比率が大きく上昇した一方で 貸出条件緩和債権比率は 15 年 9 月の 6.2% から 16 年 3 月には 3.9% に低下している ( 前頁右下図 ) 不良債権の増加に伴う引当金の積み増しにより銀行の収益は大幅に悪化しており ROA( 総資産利益率 ) をみると インドステイト銀行をはじめとする国営銀行を中心に低下が続いている 15 年入り以降 政策金利が 5 度にわたって引き下げられているにもかかわらず 信用残高は伸び悩んでおり 収益が悪化した銀行の貸出姿勢が慎重化していることがうかがえる ( 右上図 ) 政府 中銀による対策拡大した不良債権を処理するために実施されている対策として 1 銀行の資本強化 2 企業債務のリストラクチャリング 3 規制監督強化 4 国営銀行のガバナンス改革 などがあげられる まず 銀行の資本強化に関しては 15 年 3 月に 政府が向こう 4 年間で 7, 億ルピーを国営銀行に注入する計画が示されており その一部として 16 年 7 月に 13 行に対する 2,292 億ルピーの注入が発表された ( 右下表 ) 次に 企業債務のリストラクチャリングに関しては 15 年 6 月に SDR( 戦略的債務再編 ) スキームが導入され 債務不履行に陥った企業向け債権を当該企業の過半数の株式と交換することで経営権を銀行が握り 別の事業者に売却することを可能とした 16 年 6 月には SDR と やや方式の異なる S4A(Scheme for Sustainable Structuring Stressed Assets) が導入され 枠組み強化が図られている さらに ARC( 資産再建会社 ) を通じた不良債権の売却も加速しつつある 規制監督強化に関しては 16 年 5 月に 煩雑な企業の破たん処理手続きを簡略化する改正破産法が成立した 世界銀行によれば インドの倒産処理の所要期間は平均 4.3 年となっているが 新法ではこれを 1 日以内に完了させることを定めている 不良債権処理の加速に伴い 短期的には銀行融資の伸び悩みやそれに伴う投資の不振などの影響が続く可能性が高い しかし 処理が遅れれば 海外投資家の信認が低下し 対内直接投資の減少や金融市場の混乱につながることになりかねない 今後 不良債権処理を着実に進めるとともに 国営銀行のガバナンス改革や債券市場の整備などを通じて健全な金融システムの構築に努め 問題の再発を防止することが求められよう 政策金利 国内信用残高 ( 前年同月比 右目盛 ) ( 年 / 月 ) ( 注 1) 国内信用は MonetarySurvey における DomesticCredit(Commercial Sector) を使用 ( 資料 ) インド準備銀行 銀行名 < 政策金利と貸出残高 > <216 年度国営銀行向け公的資金注入概要 > 直近決算期公的資金注入額自己資本比 (1 千万ルピー ) 率 自己資本に対する注入額の比率 アラハバード銀行 インド銀行 1, カナラ銀行 インド セントラル銀行 1, コーポレーション バンク デナ銀行 インド海外銀行 3, パンジャブ国立銀行 2, インドステイト銀行 7, シンジケート銀行 1, UCO 銀行 1, ユニオン バンク オブ インディア ユナイテッド バンク オブ インディア 計 22, ( 注 2)1 インドルピー =1.5 円 (216 年 7 月末 ) ( 注 3) 自己資本比率の下線ありは 16 年 3 月決算 それ以外は 15 年 3 月決算の数値を使用 ( 出所 ) インド政府 インド財務省 SPEEDA を基に日本総研作成 - 3 -

4 景気対策を発表 日本総合研究所調査部研究員松田健太郎 成長鈍化は一服 216 年 4~6 月期の実質 GDP 成長率は前期比 +.7%( 速報値 前年同期比 +3.2%) と 1~3 月期 ( 前期比 +.5%) を若干上回った ( 右上図 ) 需要項目別の寄与度をみると 民間消費が前期比 ( 以下同じ )+.4% ポイントと上昇に転じたほか 低迷が懸念された総資本形成も +.7% ポイントと 2 四半期ぶりにプラスとなった 建設投資が +.4% ポイントと引き続き底堅く推移したことに加え 落ち込んでいた設備投資も +.2% ポイントと上昇した 外需では 輸出が緩やかな回復に転じており 総じて景気の減速に一服感がみられる こうした背景には 1 自動車の個別消費税率の引き下げをはじめとした消費刺激策の実施 2 中銀による政策金利の引き下げ 3 中国向け輸出の落ち込みの緩和 がある ただし 7 月の輸出 ( 通関ベース ) は 前年同月比.2% と 3 カ月ぶりの 2 桁減少となっている 足元のマイナス幅拡大は 船舶の大型受注の減少など一時的要因によるものとはいえ 14 年末以降 ウォン安傾向が続いているにもかかわらず 輸出の回復は遅れている 英国の EU 離脱をはじめとして世界経済に不透明さが残るなか 輸出は力強さを欠く状況が当面続くと見込まれる 民間消費についても 政策金利の引き下げや原油価格下落による実質購買力の上昇が下支えしている一方 足元の消費者マインドは判断の分かれ 目となる 前後で一進一退が続いている ( 右下図 ) 増大する家計債務や消費刺激策の反動減 企業の構造調整を受けた雇用 所得環境の悪化による下振れが懸念される 総額 2 兆ウォンの景気対策を発表政府は 7 月末に 補正予算 11 兆ウォンを含む約 2 兆ウォンの景気対策を発表した 補正予算には 1 企業の構造調整支援 (1.9 兆ウォン ) 2 雇用創出 (1.9 兆ウォン ) 3 地域経済の活性化 (2.3 兆ウォン ) 4 地方財政の支援 (3.7 兆ウォン ) などが盛り込まれた そのほか ディーゼル車からの新車への切り替え時の税率軽減や観光事業の活性化 電気自動車の普及促進 輸出入銀行の信用供与の上限引き上げなど政策金融の拡大を掲げている このような景気対策や政策金利引き下げの効果発現により 景気は下支えされるものの 家計部門や企業部門に構造的な課題を抱え 外需の持ち直しも遅れるため その回復ペースは緩慢にとどまることが予想される 政府には経営不振企業の構造調整を着実に推進しつつ 景気を回復軌道に乗せるという難しいかじ取りが求められる < 実質 GDP 成長率 ( 前期比 ) と項目別寄与度 > その他輸出政府消費実質 GDP 成長率 ( 出所 ) 韓国銀行 EconomicStatisticsSystem 輸入総資本形成民間消費 < 小売売上高指数 ( 前年同月比 ) と消費者マインド > 小売売上高指数 ( 実質 ) 消費者信頼感指数 ( 右目盛 ) ( 年 / 期 ) ( 注 ) 春節の影響を除くため 1 2 月を平均で算出 ( 年 / 月 ) ( 出所 ) 韓国銀行 統計局 - 4 -

5 景気は底打ち 日本総合研究所調査部研究員松田健太郎 4 四半期ぶりのプラス成長 216 年 4~6 月期の実質 GDP は 前年同 < 実質 GDP 成長率 ( 前年同期比 ) と需要項目別寄与度 > 輸入輸出期比 ( 以下同じ )+.7% と 前期 (.7%) 12 総資本形成政府消費から持ち直し 4 四半期ぶりのプラス成長と民間消費実質 GDP 成長率なった ( 右上図 ) 9 需要項目別の寄与度をみると 民間消費が 6 +.5% ポイント 政府消費が+.3% ポイン 3 ト 総資本形成が.7% ポイント 純輸出が +.6% ポイントであった 設備や建設投資の 弱含みを受けて総資本形成が減少した一方 3 民間消費や輸出が成長率を押し上げた GDP 6 の約 7 割を占める輸出は 15 年 4~6 月期以 降落ち込みが続いていたが 足元でプラスに ( 出所 ) 行政院主計総処 ( 年 / 期 ) 転じており 総じて景気の底打ちが確認された結果となった < 輸出と製造業生産 PMI> 足元の輸出動向をみると 7 月の輸出は前 年同月比 +1.2% と 1 カ月ぶりに増加した ( 右下図 ) 品目別では 主要輸出品目である 6 電子部品が 新型スマートフォン用の受注増 5 55 を受けて同 +.% と大幅に増加したほか 5 情報通信機器 精密機器などでも持ち直しが 5 45 続いている 地域別では これまで減少が続 輸出 ( 前年比 ) 4 いていた中国向けや ASEAN 向けが 6 月以降製造業生産 ( 前年比 ) プラスで推移している なお 輸出の先行指製造業購買担当者指数 ( 右目盛 ) 2 3 標となる輸出受注も 2 カ月連続で前年を上 回る水準となっている ( 出所 ) 財政部 経済部 中華経済研究院 ( 年 / 月 ) こうした輸出の持ち直しを背景に 製造業生産が 6 月に前年同月比 +1.6% となったほか 企業の景況感を示す PMI も 5 を超える水準が続いており 先行き企業をけん引役とした回復が予想される ただし 外需環境は中国経済の鈍化に加え 英国の EU 離脱など 依然先行きの不透明感が払しょくされておらず 景気回復ペースの加速は見込みにくいといえよう 企業業績が上向きに景気が底打ちするなか 台湾株は上昇に転じている 加権指数は 月入り後 9, ポイントを超え 215 年 7 月以来の水準となっている 世界的に景気減速感が和らぐなか 新興国のスマートフォン需要増加に伴い鈍化していた半導体の需要が回復に向かっていることに加え 金融緩和期待による投資家心理の改善が株価を下支えしている 足元では 指数の 17% のウェートを占める半導体受託生産メーカーが 4~6 月期に過去最高益となるなど 主要産業の業績の改善が期待される もっとも 新興国企業の台頭や中国内でのサプライチェーン構築に伴い台湾企業の優位性が低下している状況下 持続的成長を遂げるためには新産業育成をはじめとする産業構造改革を推進していく必要がある - 5 -

6 景気は緩やかに持ち直し 日本総合研究所調査部研究員塚田雄太 16 年 4~6 月期は +5.2% 成長インドネシア景気は緩やかな回復傾向にある 216 年 4~6 月期の実質 GDP は前年同期比 +5.2% と 1~3 月期 (+4.9%) から加速した ( 右上図 ) 4~6 月期の需要項目別寄与度は 民間消費が + 2.% ポイント (1~3 月期 :+2.% ポイント ) 政府消費が +.5% ポイント ( 同 :+.2% ポイント ) 総固定資本形成が +1.6% ポイント ( 同 :+1.% ポイント ) 在庫投資が.% ポイント ( 同 :.3% ポイント ) 輸出が.6% ポイント ( 同 :.% ポイント ) 輸入が +.6% ポイント ( 同 :+1.1% ポイント ) と 民間消費や総固定資本形成の下支えに加え 政府消費の拡大が成長率を押し上げた 民間消費は 低インフレの持続などを受けた消費者マインドの改善を背景に堅調に推移している 一方 政府消費と総固定資本形成は インフラ関連プロジェクトが徐々に稼働してきたことが奏功した 先行きを展望すると 世界景気の回復が緩慢にとどまるなか 外需は低迷を余儀なくされよう もっとも 内需は 中銀が 16 年上半期に実施した 4 度の利下げや 政策金利指標の見直しによる市場へのより効果的な金融政策の伝達に加え インフラ関連プロジェクトの本格化などから伸びが加速すると予想される 総じてみれば 年後半以降も景気は緩やかな回復基調をたどると見込まれる 12 4 ハヌラ党 < 実質 GDP 成長率と需要項目別寄与度 > 統計誤差輸入輸出 在庫投資総固定資本形成政府消費 民間消費 グリンドラ党 民主党 ナスデム党 < インドネシア国会の勢力図 > 福祉公正党.9% 開発統一党 実質 GDP 成長率 ( 年 / 期 ) ( 出所 ) 中央統計局を基に日本総研作成 反ジ6.9% ョコ2.2% 派民族覚醒党 闘争民主党 ジョコ派中立 国民信託党 ゴルカル党 ( 出所 ) インドネシア国民評議会 各種報道を基に日本総研作成 改革推進の環境整うジョコ政権足元で ジョコ政権が改革を進めるうえでの環境が大きく改善している 同国国会で最大野党であったゴルカル党は 16 年 5 月 17 日の臨時党大会でジョコ大統領を支持する与党連合への合流を決定した これにより 与党連合の議席割合は 6.9% と ジョコ政権発足後で初めて過半数を確保した ( 右下図 ) こうしたなか 7 月 27 日 ジョコ大統領は 15 年 月以来となる内閣改造を実施した 今回の内閣改造の主たる注目点として 1 ユドヨノ前政権で財務相ほか主要経済閣僚を歴任し リーマン ショック後の同国経済を立て直したスリ ムルヤ世銀専務理事の財務相への就任 2 改革推進派として名高いトマス レンボン前商業相の投資調整庁長官への就任 3 これまで財務相として 燃料補助金制度の撤廃やインフラ整備を重視した予算編成などでジョコ政権の経済改革をけん引してきたバンバン ブロジョネゴロ氏の国家開発企画庁長官への就任 があげられる ジョコ大統領は改革を推進するかつてないチャンスを手に入れたといえよう このチャンスを 生かして 民需を活性化する構造改革を進めていくことができるか否かが 今後の注目点である - 6 -

7 アジア諸国 地域の主要経済指標 1. 経済規模と所得水準 (215 年 ) 韓国 台湾 香港 シンカ ホ ール タイ マレーシア イント ネシア フィリヒ ン 中国 インド ベトナム 名目 GDP( 億ト ル ) 13,74 5,236 3,92 2,92 3,954 2,964,619 2,92 7,74 2,426 1,934 人口 ( 百万人 ) , , 人当たりGDP( ト ル ) 27,233 22,27 42,217 52,96 6,15 9,563 3,374 2,75 7,42 1,61 2,9 ( 注 1) インドは 214 年度 以下 インドの表 2~ は年度 表 11~13 は暦年 2. 実質 GDP 成長率 ( 前年比 前年同期比 %) 韓国 台湾 香港 シンカ ホ ール タイ マレーシア イント ネシア フィリヒ ン 中国 インド ベトナム 213 年 年 年 年 ~12 月 年 1~3 月 ~6 月 ~9 月 ~12 月 年 1~3 月 ~6 月 ~9 月 ~12 月 年 1~3 月 ~6 月 製造業生産指数 ( 前年比 前年同月比 %) 韓国 台湾 香港 シンカ ホ ール タイ マレーシア イント ネシア フィリヒ ン 中国 インド ベトナム 213 年 年 年 年 11 月 月 年 1 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 年 1 月 月 月 月 月 月 月 ( 注 2) 中国は工業生産付加価値指数 4. 消費者物価指数 ( 前年比 前年同月比 %) 韓国 台湾 香港 シンカ ホ ール タイ マレーシア イント ネシア フィリヒ ン 中国 インド ベトナム 213 年 年 年 年 11 月 月 年 1 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 年 1 月 月 月 月 月 月 月

8 5. 失業率 韓国 台湾 香港 シンカ ホ ール タイ マレーシア イント ネシア フィリピン 中国 インド ベトナム 213 年 年 年 年 11 月 月 年 1 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 年 1 月 月 月 月 月 月 月 輸出 ( 通関ベース 万米ドル %) 韓国 前年比 台湾 前年比 香港 前年比 シンカ ホ ール 前年比 タイ 前年比 213 年 559, , , , , 年 572, , , , , 年 526, , , , , 年 11 月 46, , , , , 月 49, , , , , 年 1 月 45, , , , , 月 41, , , , , 月 46, , , , , 月 46, , , , , 月 42, , , , , 月 46, , , , , 月 45, , , , , 月 39, , , , , 月 43, , , , , 月 43, , , , , 月 44, , , , , 月 42, , , , , 年 1 月 36, , , , , 月 36, , , , , 月 43, , , , , 月 41, , , , , 月 39, , , , , 月 45, , , , , 月 41, , マレーシア 前年比 イント ネシア 前年比 フィリヒ ン 前年比 中国 前年比 インド 前年比 ベトナム 前年比 213 年 22, , ,69. 2,29, , , 年 234, , , ,342, , , 年 199, , , ,273, , , 年 11 月 19, , , , , , 月 19, , , , , , 年 1 月 17, , , , , , 月 14, , , , , , 月 1, , , , , , 月 16, , , , , , 月 16, , , , , , 月 17, , , , , , 月 16, , , , , , 月 16, , , , , , 月 16, , , , , , 月 17, , , , , , 月 15, , , , , , 月 15, , , , , , 年 1 月 14, , , , , , 月 13, , , , ,7-5.5, 月 16, , , , , , 月 15, , , , , , 月 14, , , , , , 月 16, , , , , , 月 14, ,

9 7. 輸入 ( 通関ベース 万米ドル %) 韓国 前年比 台湾 前年比 香港 前年比 シンカ ホ ール 前年比 タイ 前年比 213 年 515, ,.2 524, , , 年 525, , , , , 年 436, , , , , 年 11 月 41, , , , , 月 43, , , , , 年 1 月 39, , , , , 月 33, , , , , 月 3, , , , , 月 37, , , , , 月 36, , , , , 月 36, , , , , 月 3, , , , , 月 34, , , , , 月 34, , , , , 月 36, , , , , 月 34, , , , , 月 35, , , , , 年 1 月 31, , , , , 月 29, , , , , 月 33, , , , , 月 32, , , , , 月 32, , , , , 月 33, , , , , 月 33, , マレーシア 前年比 イント ネシア 前年比 フィリヒ ン 前年比 中国 前年比 インド 前年比 ベトナム 前年比 213 年 26, , , ,949, , , 年 2, , , ,959, , , 年 175, , ,67.7 1,679, , , 年 11 月 15, , , , , , 月 16, , , , , , 年 1 月 15, , , , , , 月 13, , , , , , 月 15, , , , , , 月 14, , , , , , 月 15, , , , , , 月 15, , , , , , 月 16,5-11.4, , , , , 月 13, , , , , , 月 14, , , , , , 月 14, , , , , , 月 13, , , , , , 月 14, , , , , , 年 1 月 13, , , , , , 月 11, , , , , , 月 13, , , , , , 月 13,41 -.9, , , , , 月 14, , , , , , 月 14, , , , , 月 132, , 貿易収支 ( 万米ドル ) 韓国 台湾 香港 シンカ ホ ール タイ マレーシア イント ネシア フィリヒ ン 中国 インド ベトナム 213 年 44,47 33,41-64,41 33,9-21,92 22,449-4,77-5, ,15-135, 年 47,15 3,242-7,932 39, , -2,199-3,296 33,5-137,61 2, 年 9,25 4,124-57,7 49,91 11,699 23,91 7,661-12,24 593,94-11,177-3, 年 11 月 5,262 4,15-6,727 4, , ,765-16, 月 5,551 4,524-7,641 2,926 1,535 2, ,916-9, 年 1 月 5,22 4,33-4,774 5,77-4 2, ,36 59,315-7, 月 7,474 4,47-4,627 3,3 36 1, ,221 6,462-6, 月,337 3,75-5,956 5,17 1,515 2,126 1, ,516-11,395-1,211 4 月,363 4,56-5,53 3, , ,22-11, 月 6,2 5,291-5,174 4,56 2,427 1,532 1, ,155 -,32-1,224 6 月 9,956 1,933-5,95 3, , ,19 -, 月 7,49 3,29-3,66 4, ,34-1,475 41,7-13, -49 月 4,335 3,576-3,234 2, 721 2, ,4 59,6-12, 月,92 4,925-4,694 3,66 2,794 2,25 1,3-1,296 59,66 -,223 9 月 6,59 5,736-3,26 5,29 2,1 2,5 1,13-1,944 61,26-9, 月,235 2,147-4,27 3, , ,976 -, 月 6,91 4,147-5,97 3,663 1,47 1, ,56 59,631-11, 年 1 月 5,19 3,515-2,247 4, , ,63 6,64-7, 月 6,99 4,13-4,259 1,933 4,96 1,76 1,136-1,4 3,49-6, 月 9,7 4,51-6,6 3,66 2,966 2, ,747 27,42-4, 月,4 4,799-4,1 4, , ,36 43,65-4, 月 6,99 3,54-3,37 4,31 1, ,21 47,334-5, 月 11,497 3,5-5,74 3,9 1,965 1, ,99 -, 月 7,793 3,6 52,3-9 -

10 9. 経常収支 ( 万米ドル ) 韓国 台湾 香港 シンカ ホ ール タイ マレーシアイント ネシア フィリピン 中国 インド ベトナム 213 年 1,14 51,4 4,149 53,76-5,169 11,26-29,9 11,34 14,24-32,35 9, 年 4,373 62,514 3,77 53,51 15,41 14,42-27,5, ,434-26,731, 年 5,71 75,537 9,63 57,931 31,95,7-17,654,396 33,62-22, 年 11 月,755 1,23 1,22 12 月 6,954 19,324 3,5 14,442 5,664 1,39-5, ,124-7,79 1,9 215 年 1 月 6,257 2, 月 6,1 3, 月,1 21, ,776 2,292 3,129-4,136 1,239 5, ,341 4 月 7,73 1, 月,316 2,796 1,9 6 月 11,72 15, ,497 1,553 2,224-4, ,91-6, 月 9,715 2,3-177 月,547 2, 月,46 1,571 6,252 14,93 1,723 1,15-4, ,46 -, 月 9,12 4, 月 9,9 2, 月 7,375 2,11 3,331 14,716 4,44 2,46-5,75 3,157 91,3-7,112 1, 年 1 月 6,21 4,11-1,67 2 月 7,17 7,453 1,66 3 月,6 2,716 2,25 13,43 5,4 1,21-4, , ,632 4 月 3,372 3,164 5 月,361 2,234 6 月 12,16 15,361 2, ,4 ( 注 1) ベトナムは 213 年以前は旧基準. 外貨準備 ( 年末値 月末値 金を除く 万米ドル ) 韓国 台湾 香港 シンカ ホ ール タイ マレーシアイント ネシア フィリピン 中国 インド ベトナム 213 年 341, ,11 311,5 273,65 161,32 133,51 96,364 75,69 3,21,315 22,656 25, 年 35,79 41,9 32,43 256,6 151, ,572,35 72,57 3,43,1 322,6 34, 年 363, ,31 35, , ,266 93,91 3,27 73,964 3,33,362 34,61 2, 年 11 月 35,31 421, ,51 26, , ,34,145 71,449 3,47, , 月 35,79 41,9 32,43 256,6 151, ,572,35 72,57 3,43,1 31,271 34, 年 1 月 357, ,93 324, , ,76 9,25 111,65 72,671 3,13,414 3,56 2 月 357, ,26 332,443 25,72 15,937 9,91 112,495 73,25 3,1,53 317,96 3 月 357, ,69 332,132 24,44 15,467 3,692,57 73,21 3,73,3 322,6 36,911 4 月 365,7 41, , , ,247 4,434 7,33 73,446 3,74, ,533 5 月 366,711 41,95 344,71 25,19 152,632 4,953 7,796 72,924 3,711, ,139 6 月 369, ,411 34,69 253,2 154,476 4,71 5,7 73,266 3,693,3 336,927 37,334 7 月 366,2 421, ,27 25, ,526 95,229 4,23 73,46 3,651,3 335,211 月 363, , ,362 25,4 15,22 93,3 2,497 73,5 3,557,31 333,43 9 月 363, , , ,64 15,2 91,91 9,7 73,536 3,514,12 332,137 3,652 月 364,6 426, ,91 249, ,645 92,667 97,29 73,919 3,525,57 335,45 11 月 363, , , , 15,41 93,19 97,57 73,473 3,43,24 332,73 12 月 363, ,31 35, , ,266 93,91 3,27 73,964 3,33, ,141 2, 年 1 月 362, ,97 356,92 244,59 154,56 94,225 99,33 73,652 3,23,93 331,912 2 月 36,963 42,16 359,72 244,13 161,49 94,39 1,465 74,62 3,22, ,93 3 月 365,45 431,61 361,94 246,196 16,97 95,55 4,44 75,212 3,212,579 34,61 31,61 4 月 367,67 433,14 36,691 25, ,171 95,546 4,55 75,53 3,219,66 343,6 5 月 366,2 433,432 36, , ,467 95,23,53 75,255 3,191, ,276 6 月 365,95 433,552 36,564 24,59 172,131 95,611 6,472 76,94 3,25, ,93 7 月 366,59 434,7 362,9 251, ,523 95,,41 76,96 3,21,57 ( 注 2) シンカ ホ ールは金を含む 11. 為替レート ( 対米ドル 年平均 月中平均 ) 韓国 台湾 香港 シンカ ホ ール タイ マレーシアイント ネシア フィリピン 中国 インド ベトナム 213 年 1, , , 年 1, , , 年 1, , ,9 214 年 11 月 1, , , 月 1, , , 年 1 月 1, , ,352 2 月 1, , ,32 3 月 1, , ,423 4 月 1, , ,549 5 月 1, , ,719 6 月 1, , ,759 7 月 1, , ,763 月 1, , ,15 9 月 1, , ,43 月 1, , , 月 1, , , 月 1, , , 年 1 月 1, , ,4 2 月 1, , ,325 3 月 1, , ,299 4 月 1, , ,295 5 月 1, , ,314 6 月 1, , ,335 7 月 1, , ,33 - -

11 12. 政策金利 ( 年末値 月末値 %) 韓国 台湾 香港 シンカ ホ ール タイ マレーシア イント ネシア フィリピン 中国 インド ベトナム 213 年 年 年 年 11 月 月 年 1 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 年 1 月 月 月 月 月 月 月 ( 注 1)216 年 3 月号より 政策金利に変更 13. 株価 ( 年末値 月末値 ) 韓国 台湾 香港 シンカ ホ ール タイ マレーシア イント ネシア フィリピン 中国 インド ベトナム 213 年 2,11,612 23,36 3,167 1,299 1,67 4,274 5,9 2,116 21, 年 1,916 9,37 23,65 3,365 1,49 1,761 5,227 7,231 3,235 27, 年 1,961,33 21,914 2,3 1,2 1,693 4,593 6,952 3,539 26, 年 11 月 1,91 9,17 23,97 3,351 1,594 1,21 5,15 7,294 2,63 2, 月 1,916 9,37 23,65 3,365 1,49 1,761 5,227 7,231 3,235 27, 年 1 月 1,949 9,362 24,57 3,391 1,51 1,71 5,29 7,69 3,2 29, 月 1,96 9,622 24,23 3,43 1,57 1,21 5,45 7,731 3,3 29, 月 2,41 9,56 24,91 3,447 1,56 1,31 5,519 7,94 3,74 27, 月 2,127 9,2 2,133 3,47 1,527 1,1 5,6 7,715 4,442 27, 月 2,115 9,71 27,424 3,392 1,496 1,74 5,216 7,5 4,612 27, 月 2,74 9,323 26,25 3,317 1,55 1,77 4,911 7,565 4,277 27, 月 2,3,665 24,636 3,23 1,44 1,723 4,3 7,55 3,664 2, 月 1,941,175 21,671 2,921 1,32 1,613 4,5 7,99 3,26 26, 月 1,963,11 2,46 2,791 1,349 1,621 4,224 6,94 3,53 26, 月 2,29,554 22,64 2,99 1,395 1,666 4,455 7,134 3,33 26, 月 1,992,321 21,996 2,56 1,36 1,672 4,446 6,927 3,445 26, 月 1,961,33 21,914 2,3 1,2 1,693 4,593 6,952 3,539 26, 年 1 月 1,912,145 19,63 2,629 1,31 1,66 4,615 6,6 2,73 24, 月 1,917,411 19,112 2,667 1,332 1,655 4,771 6,671 2,6 23, 月 1,996,745 2,777 2,41 1,4 1,71 4,45 7,262 3,4 25, 月 1,994,37 21,67 2,39 1,45 1,673 4,39 7,159 2,93 25, 月 1,93,536 2,15 2,791 1,424 1,626 4,797 7,42 2,917 26, 月 1,97,667 2,794 2,41 1,445 1,654 5,17 7,796 2,93 27, 月 2,16,94 21,91 2,69 1,524 1,653 5,216 7,963 2,979 2, 資料出所一覧 国名 韓国 台湾 香港 発行機関資料名備考 Bank of Korea Monthly Statistical Bulletin 政策金利 : ベースレート Biro Pusat Statistik Indicatoe Ekonomi 政策金利 : BI レート 国名 IMF IFS 株価 :KOSPI 指数 Bank Indonesia Laporan Mingguan 株価 : ジャカルタ総合指数 インドネシア IMF IFS ISI Emerging Market 行政院台湾経済論衡政策金利 : 公定歩合 中華民国統計月報株価 : 加権指数 National Statistical Office 各種月次統計政策金利 : 翌日物借入金利 台湾中央銀行金融統計月報 IMF IFS 株価 : フィリピン総合指数フィリピン 香港特別行政区政府統計処香港統計月刊政策金利 : 基準貸出金利中国国家統計局中国統計年鑑政策金利 : 基準貸出金利 1 年 香港対外貿易株価 : ハンセン指数中華人民共和国海関総署中国海関統計株価 : 上海総合指数中国 Departments of Statistics Monthly Digest of Statistics 政策金利 : なし Reserve Bank of India RBI Bulletin 政策金利 : レポレート IMF IFS 株価 :STI 指数 CMIE Monthly Review 株価 :SENSEX 指数シンガホ ールインド Bank of Thailand Monthly Bulletin 政策金利 : 翌日物レポレート統計総局各種月次統計政策金利 : リファイナンスレ IMF IFS 株価 :SET 指数国家銀行各種月次統計ートタイベトナム National Statistical Office IMF IFS 株価 :VN 指数 ISI Emerging Market Bank Negara Malaysia Monthly Statistical Bulletin 政策金利 : オーバーナイト政 IMF IFS 策金利マレーシア 株価 :FTSE ブルサ マレー シアKLCI 指数 主要経済指標は 216 年 月 12 日時点で入手したデータに基づいて作成 発行機関資料名備考

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<4D F736F F F696E74202D E835A838B94C5817A837D815B B834A E738FEA816A2E > マーケットフォーカス ( アジア市場 ) 1 年 3 月号 各国の実質 GDP 成長率 ( 前年同期比 ) の推移 経済 各国の消費者物価指数 ( 前年同月比 ) の推移 各国の政策金利の推移 ご参考資料 1 年 3 月 1 日 1 (1 年 1 1 月期 ~17 年 1 1 月期 四半期 ) インドネシア フィリピン 中国 1 (15 年 月 ~1 年 月 月次 ) インドネシアフィリピン 中国

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