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きみのしんいのら
5 years ago
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1 Twitter を利用した情報受発信の取組み ICT を活用した災害ボランティア情報収集交換に関する研究会成果報告会 2016 年 3 月 23 日

2 目次 1. ICT 研究会の取組み 2. 情報受発信の目指すイメージ 3. SNSを利用した災害情報収集交換のイメージ 4. 何故ツイッター? 5. Twitterを利用した実証実験 6. Twitter 利用実験の現在 7. ICT 研究会の目指すイメージ ( 現在 ) 8. 今後の取り組み研究から実践へ 2

3 1.ICT 研究会の取組み (2014 年 6 月 ~2016 年 3 月 ) Twitter を利用した情報受発信の取組み災害 VC とボランティアに必要な情報の整理情報共有のためのポータルサイト 3

4 2. 情報受発信の目指すイメージ県支援センター地域情報提供者情報発信情報共有被災状況ボランティアニーズ ( 写真位置等 ) 市町村災害 VC 災害対策本部 VC: ボランティアセンター災害ボランティア 4

5 3.SNS を利用した災害情報収集交換のイメージ欲しい情報時刻写真位置情報状況ツールの要件汎用簡単災害時でも使える Twitter 5

6 4. 何故ツイッター? <1> メッセージと写真と時刻ユーザー名ユーザー ID 発信日時位置情報ハッシュタグ :# メッセージ画像 on なら地図表示可能検索に有効ハッシュタグと合わせて 140 文字リンクの形で表示 6

7 4. 何故ツイッター? <2> 繋がりやすい電話回線を使っていない ( 災害時電話回線は制限される ) インターネット回線は災害時に制限されにくい混雑してもメッセージサイズが小さいので届きやすい ( 遅延しにくい ) 7

8 4. 何故ツイッター? <3> 広く使われている日本でのツイッター利用率 *1 全世代 21.9%(2016 年 ) *1 利用率 : 普段の生活で自分が利用することがあると回答した人 49.30% 53.80% 年代別ツイッター利用率 21.40% 14.90% 10.60% 2.70% *2 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 *2:13~19 才 H27 年版情報通信白書

9 4. 何故ツイッター? <4> ツイッターの災害時利用例 < 佐久市長 > 大雪当時 2014 年 2 月中旬フォロワー 2416 人 2016 年 3 月フォロワー 8600 人情報提供願います佐久市民総出の雪対策ありがとうございます R142 の浅科付近から望月までや望月藤巻に上る県道の除雪が出来ていないという情報も入って来ています出来れば写真を貼付していただけないでしょうか? 全力で対応したいので宜しくお願いいたします情報の発信例 9

10 SNS を利用した災害情報収集交換のイメージ欲しい情報時刻写真位置情報状況ツールの要件汎用簡単災害時でも使えるハッシュタグ (# 市災害 ) キーワードで検索リスト化判別マップ表示時刻で整理 Twitter 情報発信オープンな情報共有被災状況ボランティアニーズ ( 写真位置等 ) 10

11 5.Twitter を利用した実証実験実験日程内容成果課題 No 年 2 月 Twitterを使って発信ハッシュタグで検索してみよう No 年 7 月東海大学内田理准教授のツール DITS のテスト No 年 8 月ビッグレスキュー会場でのデモ広報 No 年 11 月被害想定エリア分布を決めて実験分類実験参考 2016 年 1 月平塚市主催帰宅困難者訓練でDITS 活用実験参加者 20 名ツイート数 203 実験参加者 65 名ツイート数 330 NHK で報道一般への広報実験参加者 20 名ツイート数 111 訓練シナリオ作成分類ルール検討実験参加者 18 名ツイート数 118 平塚市主催ハッシュタグ指定めんどう間違えやすい位置情報付け忘れ頻発 DITS の使い勝手の確認雨天でカード配布による広報は不調普及が重要 DITS:Disaster Information Tweeting System 内田研究室 11

12 実験年 2 月内容 Twitterを使って発信ハッシュタグで検索してみよう成果実験参加者 20 名ツイート数 203 課題ハッシュタグ指定めんどう間違えやすい位置情報付け忘れ頻発つぶやくのも写真投稿も易しいがハッシュタグ指定めんどうハッシュタグ間違えやすい位置情報付け忘れやすい # 市災害 # 市災害 # 市 # 災害 12

13 実験年 7 月内容東海大学内田理准教授のツール DITS を使ってみよう成果実験参加者 65 名ツイート数 330 課題 DITS( ディッツ ) の使い勝手の確認 DITS( ディッツ ) はツイッターを利用した web アプリ発信の課題 1 ハッシュタグ入力めんどう 2 間違えやすいバラバラ DITS との出会い改善! ハッシュタグ自動入力 # 市災害 # 市 # 災害位置情報自動入力 3 位置情報付け忘れ頻発 13

14 DITSの画面例現在地住所入力箇所訓練斜面が崩落してマンションのから室内に土砂が入ってます泥出しが必要ですが道具がなくて困っていますハッシュタグ自動入力位置情報 ③個別ツイートを拡大表示ツイッターメッセージとして発信 ②ツイートはアイコン表示 ①地域マップ表示 14

実験 3 2015 年 8 月内容ビッグレスキュー会場でのデモ広報成果 NHKで報道一般への広報実験参加者 20 名ツイート数 111

厚木会場の画像付き情報共有ユーストリームによる訓練実況放送 https://youtu.

15 実験年 8 月内容ビッグレスキュー会場でのデモ広報成果 NHKで報道一般への広報実験参加者 20 名ツイート数 111 課題雨天でカード配布による広報は不調 DITSを使ったビッグレスキュー訓練の報道訓練会場での広報用カード配布スカイプを使った横浜厚木会場の画像付き情報共有ユーストリームによる訓練実況放送ビッグレスキュー NHK で報道 NHK で報道 15

16 実験年 11 月設定内容シナリオを決めてツイート収集分類方法の確立普及のためのマニュアル作り成果訓練シナリオ作成分類ルール検討実験参加者 18 名ツイート数 118 課題普及のための手順書ルール作り被害等想定訓練想定対象地震都心南部直下地震震度 6 強地域フェーズ横浜駅周辺発災 3 日後日時 2015 年 11 月 15 日収集 ~12 月分類検討マニュアル整備配置県民センターから半径 1 km範囲で 4 チームに分かれ DITS でリアルに発信終了後集合して分類検討参加者 4 チーム 15 人結果として約 150 件の Tweet 収集電話は固定携帯ともに断線や輻輳などの影響でつながりにくいインターネット通信可能液状化建物倒壊橋梁破損などによる通行止め箇所ありライフラインは市内広域で被害あり災害ボランティアセンターは朝設置され地域の被災状況やボランティアニーズなどの情報収集を開始した施設の電気ガス水道は使用できる天候は晴れ県西地域からの後方支援が可能発災時には津波が 1m あった 16

17 実験年 11 月つぶやきを整理収集後の処理今回のテーマ : 汎用のツールを使用する 1. ハッシュタグをキーワードに無料ツールを使ってリスト作成 Web Tweet Crawler 2. 分類整理 3. マップにするエクセルの一覧表にするなどなど 17

18 実験4 2015年11月選んだツイートをGoogleマイマップにポイント必要な情報だけを抜き出した地図を作る使い慣れたツールで気軽に情報共有できる操作が簡便マップ作りが簡単 18

19 実験年 11 月整理収集ツイート 157 件を分類検討してわかったこと細かい分類は迷うばかりで効率が悪い上に人によって判断がぶれる簡単に 3 種類の分類 (2~3 項目 )( 今後も改良 ) 画像画像有無画像重要度分類除外 NG 道路交通情報参考情報ニーズ候補活用行政などに情報提供現地 / 事実確認広くお知らせ画像に情報があるとはいえ文章作法 (5W1H) も必要 19

実験 4 2015 年 11 月分類例地域外 ( 後方支援 ) 分類 NG をマーク画像サムネイル市町村災害 VC 画像分類活用有重要度道路交通情報

20 実験年 11 月分類例地域外 ( 後方支援 ) 分類 NG をマーク画像サムネイル市町村災害 VC 画像分類活用有重要度道路交通情報参考情報ニーズ候補除外 NG 1 行政などに情報提供 2 現地 / 事実確認 3 広くお知らせ迅速対応簡単で二段階分類の分類フォームを作成別紙資料をご覧ください 20

21 実験 4 文章作法 (5W1H) も必要解釈が分かれる記載が曖昧程度が分からない # 救助 # 横浜市神奈川区災害 # トコラボ DITS 神奈川県横浜市神奈川区沢渡 1-1 周辺訓練斜面が崩落してマンションの窓から土砂が入ってます泥出しが必要ですが道具がなくて困っていますどうして欲しいのかを文字で加えることで発信者の意図が伝わる 21

22 6.Twitter 利用実験の現在 DITS 利用でハッシュタグ位置情報付の発信が容易に東海大学トコラボプロジェクト内田理准教授とのコラボレーション情報受発信訓練運用マニュアル作成収集データの分類ルール作成の試み災害 VC 視点での分類 ( ボランティアニーズの有無緊急度重要度など ) 22

23 8.ICT 研究会の目指すイメージ ( 現在 ) 情報ボランティアとは? 災害時に情報の収集整理発信をサポートする人県支援センター HP 等で情報発信情報ボランティア地域情報提供者 Twitter で有効な情報発信情報ボランティアオープンな情報共有被災状況ボランティアニーズ ( 写真位置等 ) 市町村災害 VC 災害ボランティア情報ボランティア情報ボランティア災害対策本部実現のためには情報ボランティアの活躍が必要 23

24 9. 今後の取組み研究から実践へ <1> 災害時に情報発信者として協力する人を増やす各地で広報講習会防災訓練に組み込む地域の人々特に若年層を巻き込む発信のルール作り DITS を使った簡単実験を県内各地で! <2> 情報ボランティアが活躍できるネットワークを作る情報ツールに詳しい人地域の情報に詳しい人で構成災害情報発信収集のネットワーク作り! 24

25 <1> 災害時に情報発信者として協力する人を増やす実践例研究会のラストイベント ( 夏 ~ 秋 ) として県域での DITS 訓練を計画中県内全域からツイートが発信される防災イベントを開催! 全市町村から発信したい! マップ化して共有 25

26 <2> 情報ボランティアが活躍できるネットワークを作るかながわ災害情報連絡会 ( 通称災害 ICT かながわ ) 2 月 25 日設立目的災害時に ICT 等を活用して情報共有ができる仕組みの研究や普及を行いますサポセンや社協地域団体と広く連携していきますご参加いただける方を募集中です 26

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PowerPoint プレゼンテーション ICT を活用した災害ボランティア情報収集交換に関する研究会報告平成 28 年 11 月 02 日 ICT を活用した災害ボランティア情報収集交換に関する研究会東日本大震災の教訓 SNS が情報ツールとして有効 ( 教訓のひとつ ) 実働的な災害ボランティア支援体制構築に向けた取組み方針神奈川モデル < 平成 26 年 3 月策定 > ポイント 1 ポイント 2 ポイント 3 ~ 現地活動拠点のスムーズな立上げへの支援