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あいとちゃわんや
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1 速報第号西松建設職員組合 2012 年 12 月 26 日中央執行委員会定年再雇用制度に関する労使協定書合意 ~ 第 2 回団体交渉開催 ~ 12 月 26 日 ( 木 ) 60 歳の定年後も希望者全員を雇用することを企業に義務付ける高年齢者雇用安定法改正への対応 ( 定年退職 ~ 再雇用に至るまでの流れ参照 ) について第 2 回団体交渉が開催されました定年退職 ~ 再雇用に至るまでの流れ ~60 歳 ( 誕生月の末日 ) ~61 歳 ( 誕生月の末日 ) 1 61 歳 ( 誕生月の翌月 )~ 1 現行 (~ 平成 25 年 3 月 ) 定年退職満 60 歳の誕生日の属する月の末日職員は原則としてすべて退職選考基準による再雇用 ( 労使協定に基づく ) 選考基準を満たし再雇用者選考会議を経て社長決裁を得た者 1 年更新 (65 歳到達まで更新可 ) 改正 ( 平成 25 年 4 月 ~) 定年退職希望者全員再雇用選考基準による再雇用 ( 経過措置年齢到達まで ) ( 労使協定に基づく ) 満 60 歳の誕生日の属する月の末日職員は原則としてすべて退職健康状態が悪い場合や解雇事由に該当するものを除いて全員再雇用 1 平成 25 年度 ~ 平成 28 年度の場合平成 29 年度以降は 3 年度ごとに 1 歳ずつ 65 歳到達まで年齢が延長される選考基準を満たし再雇用者選考会議を経て社長決裁を得た者 1 年更新 (65 歳到達まで更新可 ) 団体交渉では会社から申し入れがあった定年再雇用制度に関する労使協定書について本制度の運用基準である定年再雇用運用基準に対する要望を付したうえで合意いたしました今回合意した定年再雇用制度に関する労使協定書および制度の運用基準となる定年再雇用運用基準は以下の通りです - 1 -

2 定年再雇用制度に関する労使協定書西松建設株式会社と西松建設職員組合とは高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に定める労使協定を下記の通り定める ( 協定の目的 ) 第 1 条この協定は高年齢者雇用に関する事項を定め該当職員の選考基準期間給与等の処遇に関する事を定める ( 協定の名称 ) 第 2 条この制度の名称は協定に基づく再雇用制度と称するものとする ( 再雇用者選考基準 ) 第 3 条再雇用者の選考は次の手続きによる 1 下記年齢に到達後も引き続き再雇用を希望する者は前年度 9 月末までに所属長に申し出るものとし選考基準を満たす者を所属長が推薦する期間対象年齢平成 25 年 4 月 1 日 ~ 平成 28 年 3 月 31 日 61 歳以上平成 28 年 4 月 1 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 62 歳以上平成 31 年 4 月 1 日 ~ 平成 34 年 3 月 31 日 63 歳以上平成 34 年 4 月 1 日 ~ 平成 37 年 3 月 31 日 64 歳以上 2 会社は一号に該当する者を再雇用者選考会議の議を経て社長の決済を得るものとする 3 選考基準は次の通りとし共通基準業務関連基準を共に満たす者とする共通基準イ ) 健康状態が良好であり直近 1 年間の出勤率が 8 割以上の者ロ ) 会社が提示する労働条件に合意する者業務関連基準イ ) 副本部長副支社長支店長本支社部長等役員を補佐し経営業務の一環に携わる者の内人格見識共に優れ後継者育成に欠かすことが出来ないと認める者ロ ) 営業職については後継者育成に一定期間を必要とする者ハ ) 現業職については現在従事している工事終了まで技術経験等を勘案し交代させることが経営上マイナスになると判断される者並びに法定技術資格者特殊工法経験者等今後の業務運営に欠かすことが出来ない者二 ) 研究職については会社にとって必要なテーマの研究が終了せず今後の研究に支障を来すと判断された者ホ ) 会社が定める業務経験歴法定資格を有する者ヘ ) その他会社業務に必要とする者 ( 再雇用期間 ) 第 4 条再雇用期間は 1 年間とし 65 歳到達月の月末迄更新することができる尚業務上の必要性により延長又は短縮する事がある ( 給与等 ) 第 5 条給与等については別途定める規定による - 2 -

3 ( 退職慰労金 ) 第 6 条退職慰労金については別途定める規定による ( 協定の有効期間 ) 第 7 条本協定の有効期間は平成 25 年 4 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日までとする但し有効期間満了の 6 ヶ月前までに会社組合いずれからも申し出がないときには更に 1 年間有効期間を延長するものとし以降も同様とするが経過措置期限の到来する平成 37 年 3 月 31 日をもって当協定は廃止とする ( その他 ) 第 8 条その他この協定書に定めていない事項が発生した場合会社及び組合は本協定の本旨に則り誠意を以て協議するものとする定年再雇用運用基準 1. 再雇用期間 60 歳定年時以降下表に掲げる生年月日毎の経過措置年齢に達する迄希望者全員を嘱託として再雇用する経過措置年齢到達後は再雇用希望者を選考基準( 労使協定 ) により選考を行い基準を満たす職員は引き続き再雇用する契約期間は誕生月の翌月より次年度誕生月の月末迄の 1 年間とし 65 歳到達月の月末まで更新することができる生年月日経過措置年齢昭和 28 年 4 月 1 日 ~ 昭和 30 年 3 月 31 日 61 歳昭和 30 年 4 月 1 日 ~ 昭和 32 年 3 月 31 日 62 歳昭和 32 年 4 月 1 日 ~ 昭和 34 年 3 月 31 日 63 歳昭和 34 年 4 月 1 日 ~ 昭和 36 年 3 月 31 日 64 歳昭和 36 年 4 月 1 日 ~ 65 歳 2. 処遇 (1) 賃金 1 基本給 ( 昇給無し ) 150,000 円 2 職務加算金上限 300,000 円職務職務加算金現場所長 25 万 ~30 万円シニアマイスター 1 20 万 ~25 万円営業所長 15 万 ~20 万円現場副所長 15 万 ~20 万円シニアアドバイザー 2 13 万 ~18 万円参与 5 万 ~15 万円一般 0 円 - 3 -

4 3 賞与 1 シニアマイスター 1 特殊技術スキルを有し専門性に長けている 2 部下からの信頼が厚く教育指導能力のある方を選任し技術ノウハウの継承と技術課題の解決等に携わる 2 シニアアドバイザー専門性や経験を活かし設計積算 CAD 営繕リニューアル瑕疵補修の業務に携わると共に後進の指導を行う 3 現場所長には現場管理手当 (58,000 円 ) を支給する 4 海外勤務者には別途定める海外勤務手当を別途支給する 5 現場所長は原則として嘱託再雇用時の担当工事終了迄 6 職務加算金は上記テーブルを基本とするが会社が特に認めた時には職務加算金を別途定めることが出来る支給しない (2) 退職慰労金契約期間中の成績を勘案し以下の金額を毎年累計し退職時に支給する評価支給額 ( 年 ) EX 200,000 円 S 150,000 円 A 100,000 円 B 50,000 円 C 0 円 (3) その他 1 勤務形態フルタイム (8 時間 ) 勤務原則として週 5 日勤務とするが週 3 日勤務迄可能基本給職務加算金は週 4 日勤務は 80% 3 日勤務は 60% 水準とする 2 有給休暇定年時の残日数を引き継ぐ 3. 再雇用者選定プロセス (1) 新たに定年を迎える職員 1 所属長は毎年 9 月末までに翌年度 4 月 1 日 ~3 月 31 日の期間に定年齢に到達する者より再雇用の意志の有無を聴取する 2 所属長は再雇用を希望する者の定年後の役割について意見を付け支社長本部長に 10 月 10 日までに具申する 3 支社長本部長は 10 月 20 日までに再雇用者の役割処遇について案をまとめ人事部に提出する 4 人事部は 10 月 31 日までに各支社本部案を取りまとめ処遇についての事務局案を付記し総費用試算を行なう 5 11 月 10 日までに本部長共通部門取締役社長室長からなる再雇用者選考会議の議を経て社長の決済を得るものとする 6 11 月 20 日までに人事部は選考会議の結果を各本部長支社長に通知する 7 各本部長支社長は通知書により速やかに各対象者に再雇用条件の通知をする尚通知を受けた再雇用条件に合意せず再雇用を辞退する者は翌年 1 月末までに会社に申し出るものとする - 4 -

5 (2) 既再雇用者 1 所属長は翌年度経過措置年齢に到達する者については再雇用者選考基準により選考を行い基準を満たす者は翌年度の役割について意見を付け支社長本部長へ 10 月 10 日までに推薦する ( 経過措置未到達の既再雇用者については 9 月末までに翌年度の契約更新の意思の有無を所属長は聴取のうえ再契約の具申も併せて行なう ) 2 支社長本部長は 10 月 20 日までに再契約者の役割処遇について案をまとめ人事部に提出する 3 人事部は 10 月 31 日までに各支社本部案を取りまとめ処遇についての事務局案を付記し総費用試算を行なう 4 11 月 10 日までに本部長共通部門取締役社長室長からなる再雇用者選定会議の議を経て社長の決済を得るものとする 5 11 月 20 日までに人事部は選考会議の結果を各本部長支社長に通知する 6 各本部長支社長は通知書により速やかに各対象者に再契約条件の通知をする尚通知を受けた再雇用条件に合意せず翌年度の再雇用を辞退する者は翌年 1 月末までに会社に申し出るものとする次年度再雇用者選定の流れ定年再雇用制度に関する労使協定書の合意に際し定年再雇用運用基準について組合側より以下の要望を行いました - 5 -

6 組合側からの要望 1. 現役世代の昇格昇進機会への影響がないこと 2. 現役世代の賃金原資への圧迫がないこと 3. 再雇用者選定のプロセスがきちんと守られること 4. 再雇用者の能力に見合った職務選考が行われること 5. 再雇用者が活躍できる場がきちんと提供されること 6. 定年再雇用運用基準正式決定後の内容をイントラに掲載し職員への周知を行うこと組合側からの要望に対し会社側より以下のコメントがありました会社側からのコメント労働協定書改定に合意頂きありがとうございました要望事項についてはよく理解できますのでできうる限り要望に沿うよう善処いたします現役世代の昇進昇格機会に影響させることの無いように現場所長以外についてはポストの競合がないように配慮します賃金原資は若干上昇することとなりますがそのことによって現役世代の給与賞与に影響が出ないように配慮します再雇用者選定にあたっては恣意性が入らないよう再雇用者選考会議において十分に協議をいたします再雇用者が意欲を持って仕事をして頂き会社の業績に貢献して頂けるように職務職場を明確にいたします定年再雇用運用基準については取締役会で正式に承認された後速やかに全職員に周知を図ります本部コメント ~ 労使協定合意にあたって ~ 国の年金制度が変わり再雇用希望者の雇用を企業に義務付ける法律が整備された中今後日本企業に勤める 60 歳の定年を迎える社員の多くが再雇用を希望するものと予測されています当社においても再雇用された方々と職場を共有し共に会社の発展に尽力することとなりますそしていつかは私たち一人ひとりも再雇用の対象者となっていきますしたがいまして再雇用制度の十分な理解は不可欠であるといえます組合本部としては会社に要望した現役世代の昇格昇進機会への影響がないこと現役世代の賃金原資への圧迫がないこと再雇用者選定のプロセスがきちんと守られること再雇用者の能力に見合った職務選考が行われること再雇用者が活躍できる場がきちんと提供されることについて注視するとともに不具合が認められた場合には制度の見直しも含め会社に適切な対応を求めてまいりたいと思います以上 - 6 -

今回の改正によってこの規定が廃止され労使協定の基準を設けることで対象者を選別することができなくなり希望者全員を再雇用しなければならなくなりましたただし今回の改正には一定の期間の経過措置が設けられておりますつまり平成 25 年 4 月 1 日以降であっても直ちに希望者全員を歳まで再雇用

今回の改正によってこの規定が廃止され労使協定の基準を設けることで対象者を選別することができなくなり希望者全員を再雇用しなければならなくなりましたただし今回の改正には一定の期間の経過措置が設けられておりますつまり平成 25 年 4 月 1 日以降であっても直ちに希望者全員を歳まで再雇用改正高年齢者雇用安定法 ( 平成 25 年 4 月 1 日施行 ) 平成 25 年 4 月 1 日に高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律が施行されます現在高年齢者雇用安定法の規定により歳未満の定年は原則として禁止されていますが老齢厚生年金の支給開始年齢の段階的な引き上げに伴い平成 25 年 4 月 1 日以降歳での定年退職から年金支給開始までの期間に無収入となる方達が出てきます