2016年 社労士合格ナビ

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1 年社労士合格ナビ 第 7 回社労士合格ナビを配信します 第 7 回目 2016 年社労士合格ナビ [ 目次 ] 1 学習法 年金を攻略する 2 過去問対策 主語 と 述語 3 条文の読み方 雇用対策法 4 国民年金法 併給調整 学習法 年金を攻略する 今回は 年金の学習法に関して記載していきます 年金の択一式での配分は 社会保険の一般常識を加えたら 30%~35% の比率になります 少なくとも 学習の 3 割以上を年金に割く必要があります 科目 配点 国民年金法 10 点 厚生年金保険法 10 点 社会保険に関する一般常識 1~3 点 年金科目の比率 21 点 ~25 点 /70 点 30%~35% 年金の科目が不得手な状態のままだと合格もおぼつきません 少なくとも不得意科目にしてしまうと致命傷です 年金に関しては コツコツと学習を進めて行くことが必要です そのためにも 最低でも毎日 30 分以上年金の科目を学習する 定義を暗記ノートに記入して 完璧に覚える

2 年社労士合格ナビ 例えば 下記の遺族基礎年金と遺族厚生年金の被保険者等の基本的な要件です 被保険者等の要件保険料納付要件 1 被保険者が 死亡したとき必要 2 被保険者であった者であって 日本国内に住所を有し かつ 60 歳以必要上 65 歳未満であるものが 死亡したとき 3 老齢基礎年金の受給権者 ( 保険料納付済期間と保険料免除期間とを合不要算した期間が 25 年以上である者に限る ) が 死亡したとき 4 保険料納付済期間と保険料免除期間とを合算した期間が 25 年以上で不要ある者が 死亡したとき 被保険者等の要件 1 被保険者 ( 失踪の宣告を受けた被保険者であった者であって 行方不明となった当時被保険者であったものを含む ) が 死亡したとき 2 被保険者であった者が 被保険者の資格を喪失した後に 被保険者であった間に初診日がある傷病により当該初診日から起算して 5 年を経過する日前に死亡したとき 3 障害等級の 1 級又は 2 級に該当する障害の状態にある障害厚生年金の受給権者が 死亡したとき 4 老齢厚生年金の受給権者 ( 保険料納付済期間と保険料免除期間とを合算した期間が 25 年以上である者に限る ) 又は保険料納付済期間と保険料免除期間とを合算した期間が 25 年以上である者が 死亡したとき 要件短期短期短期長期 合格される方は上記のような基本的な要件 定義を諳んじています どうしても年金を勉強していく過程で 繰り上げ支給 や 繰り下げ支給 保険料の免除 等の難解な個所で足が止まってしまいがちです 基本的なところを押さえて 多少理解できなくてもどんどん前に進むことが重要です 障害基礎年金や遺族基礎年金の方が理解しやすく得点を取ることが容易です まずは広く浅くやり終えることを目標に年金の学習を進めてください

3 年社労士合格ナビ 過去問対策 第 6 回目で 主語 と 述語 を明確にするという話をしましたが 再度 前回の復習とい うことで過去問を確認していきます 主語 + 対象 + 条件 + 事例 + 接続語 + 結論 主語 と 結論 は どのような問題文にも必ずあります この 2 つを押さえることにより問題の意図を確認できます 条件設定 ここの個所での正誤はほぼない 過去問平成 25 年 3D 前半の結論の部分 問題 健康保険組合が解散する場合において その財産をもって債務を完済することができないときは 当該健康保険組合は 設立事業所の事業主に対し 当該債務を完済するために要する費用の全部に相当する額の負担を求めることができるが 破産手続開始の決定その他特別の理由により 当該事業主が当該費用を負担することができないときは 健康保険組合は組合会において組合会議員の定数の 4 分の 3 以上の多数による議決により これを減額し 又は免除することができる 後半の結論の部分 が を使用し論点を 2 つに分割 解答は 健康保険組合は組合会において組合会議員の定数の 4 分の 3 以上の多数による議 決により ではなく 厚生労働大臣の承認を得て になります 上記の問題では 主語である 健康保険組合 を確認し が という接続詞により論点が 2 つあることを認識しながら結論部分での正誤を確認していくという流れになります

4 年社労士合格ナビ 下線を外して改めて問題文を 主語 と 述語 を意識しながら問題文を解いていってください あくまで問題の論点を速やかに把握するための一つの方法として参考にして頂ければと思います 問題 健康保険組合が解散する場合において その財産をもって債務を完済することができないときは 当該健康保険組合は 設立事業所の事業主に対し 当該債務を完済するために要する費用の全部に相当する額の負担を求めることができるが 破産手続開始の決定その他特別の理由により 当該事業主が当該費用を負担することができないときは 健康保険組合は組合会において組合会議員の定数の 4 分の 3 以上の多数による議決により これを減額し 又は免除することができる

5 年社労士合格ナビ 条文の読み方 第 7 回目より労務管理その他の一般常識の 労働関係諸法令 の目的条文を中心に解説を進めて行きます まずは 労働関係諸法令 の基本法という位置付け雇用対策法から 法 1 条 目的 この法律は 国が 少子高齢化による人口構造の変化等の経済社会情勢の変化に対応して 雇用に関し その政策全般にわたり 必要な施策を総合的に講ずることにより 労働市場の機能が適切に発揮され 労働力の需給が質量両面にわたり均衡することを促進して 労働者がその有する能力を有効に発揮することができるようにし これを通じて 労働者の職業の安定と経済的社会的地位の向上とを図るとともに 経済及び社会の発展並びに完全雇用の達成に資することを目的とする 2 この法律の運用に当たっては 労働者の職業選択の自由及び事業主の雇用の管理についての自主性を尊重しなければならず また 職業能力の開発及び向上を図り 職業を通じて自立しようとする労働者の意欲を高め かつ 労働者の職業を安定させるための事業主の努力を助長するように努めなければならない 総花的な内容なので 努力規定になっています 雇用対策法は 昭和 41 年に制定された法律で 完全雇用の達成を国の政策目標として掲げています 注意するポイントは 主語が 国 他の法律の目的条文に 国 と出てくる法律はありません 合わせて 末尾に 完全雇用の達成 と明確に記載されています 上記の目的条文を見ると解るように キーワードが随所にあります 選択式の出題の可能性は低いと思われますが 目的条文ということで繰り返し読み込んでく ださい

6 年社労士合格ナビ 雇用対策法では 上記の目的を達成させるために 大きく 4 つの柱があります 募集及び採用における年齢にかかわりない均等な機会の確保 ( 原則 ) 年齢制限禁止 ( 例外 ) 年齢制限が認められる場合あり 再就職援助計画の作成 あくまで計画なので 最初の離職者 常用労働者を 1 月以内の期間に 30 人以上の離職者を生ずる場合 最初の離職者が生ずる 1 月前までに 再就職援助計画 を作成 ( 義務 ) 意見聴取過半数で組織する労働組合 ( ない場合は 過半数を代表する者 ) の意見を聴かなければならない 公共職業安定所長に提出し 認定を受ける 大量雇用変動の届出 一の事業所で 1 月以内の期間に 30 人以上の常用労働者の離職者を生ずる場合 最後の離職者が生ずる 1 月前までに 大量離職届 を作成 ( 義務 ) 厚生労働大臣に届出 ( 公共職業安定所長に提出 ) 外国人雇用状況の届出 外国人を雇入れた場合又は離職した場合 氏名 在留資格 在留期間等を 外国人雇用状況届出書 として厚生労働大臣に届出 ( 公共職業安定所長に提出 ) 雇入れの場合 その月の翌月 10 日までに 離職の場合 離職した翌日から 10 日以内

7 年社労士合格ナビ 国民年金法 まずは 併給調整のポイントです 1 同一の支給事由の場合と 2 異なる支給事由の場合の 2 つの柱があります 1 の同一の支給事由の場合は 併給されます ( つまり 両方貰える ) 老齢 障害 遺族 2 階厚生年金 老齢厚生年金 障害厚生年金 遺族厚生年金 1 階国民年金 老齢基礎年金障害基礎年金遺族基礎年金 2 異なる支給事由の場合 下記のように 65 歳未満と 65 歳以上で 2 通りわかれます 65 歳未満の場合 併給調整 支給停止 ( 原則 ) 一旦すべての年金が支給停止 支給停止解除申請により選択した 1 つの年金が支給 65 歳以上の場合 併給される場合 3 パターン 老齢厚生年金 障害厚生年金 遺族厚生年金 老齢基礎年金 65 歳 障害基礎年金 65 歳 65 歳 遺族基礎年金 は併給可能 65 歳 65 歳以上で併給可能 は併給不可

8 年社労士合格ナビ 上記の表をしっかり頭に入れることが必要です 覚え方は 1 同一支給事由は 併給 265 歳以上併給 これを図のイメージで覚えます ( 写真で記憶する様に ) 3 ( 併給不可は覚える必要がありません ) 1 2を押さえたら出てきます 老齢厚生年金 障害厚生年金 遺族厚生年金 老齢基礎年金 65 歳 障害基礎年金 65 歳 65 歳 遺族基礎年金 付加年金は当然併給可能 言葉で押さえると 障害基礎年金は 障害 老齢 遺族のすべての厚生年金と併給 ( 障害を負い 気の毒なので 3 つの厚生年金が併給可能と覚えます ) 遺族基礎年金は 遺族厚生年金のみ併給可能 条文を確認していきます 社労士の条文の中でも最も難解な条文です 理解しにくい原因は 条文の中に原則と例外が混在しているためです 要するに併給可能なケースと併給出来ないケースを記載していますが おおまかに条文を読み解くと下記のようになります ( ) を外した条文 原則 併給調整 つまり 1 つの年金が支給 ( ) の部分 例外 併給調整しない 2 つの年金が支給 ただし 平成 27 年 10 月から施行される 被用者年金一元化法 の影響による条文の改正があるので注意が必要です ( 2 か所 ) 改正前改正後被用者年金各法による年金たる給付厚生年金保険法による年金たる給付

9 年社労士合格ナビ ( ) の部分が例外 併給される場合 法 20 条 併給調整 年金給付 ( 老齢基礎年金及び障害基礎年金 ( その受給権者が 65 歳に達しているものに限る ) 並びに付加年金を除く ) は その受給権者が他の年金給付 ( 付加年金を除く ) 又は厚生年金保険法による年金たる給付 ( 当該年金給付と同一の支給事由に基づいて支給されるものを除く ) を受けることができるときは その間 その支給を停止する 老齢基礎年金の受給権者 (65 歳に達している者に限る ) が他の年金給付 ( 付加年金を除く ) 又は厚生年金保険法による年金たる給付 ( 遺族厚生年金並びに退職共済年金及び遺族共済年金を除く ) を受けることができる場合における当該老齢基礎年金及び障害基礎年金の受給権者 (65 歳に達している者に限る ) が他の年金給付 ( 付加年金を除く ) を受けることができる場合における当該障害基礎年金についても 同様とする 法改正により上記以外のパターンに関して過去問を見ながら解説をしていきます 過去問国年平成 23 年 5E 問題 障害基礎年金の受給権者が老齢基礎年金の受給権を取得したときは その者の選択によりどちらか一方の年金を支給し 他方の年金の受給権は消滅する 解答 一見すると正解のように勘違いしてしまいますが 消滅ではなく 支給停止 です 限られる という限定表現の際には 例外の有無を確認することが必要です 過去問国年平成 25 年 3B 問題 併給の調整により支給を停止された年金給付について いわゆる選択替えをすることができるのは 毎年 厚生労働大臣が受給権者に係る現況の確認を行う際に限られる 解答 いつでも 将来に向かって撤回することができるので誤りです 選択替えとは 併給調整にかかる支給停止の解除申請のこと

10 年社労士合格ナビ 過去問国年平成 19 年 3C 問題 65 歳未満の繰上げ支給の老齢基礎年金の受給権者が 遺族厚生年金の受給権を取得した場合には その翌月から 65 歳に達するまでの間についても 繰り上げにより減額された老齢基礎年金と遺族厚生年金を併給することができる 解答 65 歳に達している場合に老齢基礎年金と遺族厚生年金は併給できる という原則に基づく判断が必要です 難問に見えますが 原則を考え例外の有無で見極めていきます そもそも上記のような規定はありません 過去問国年平成 25 年 3A 問題 65 歳以上の者に支給される障害基礎年金と老齢厚生年金は併給されるが 65 歳以上の老齢基礎年金の受給権者が遺族厚生年金の受給権を取得したときは 併給の調整によりどちらか一方の年金給付は支給停止される 解答 併給調整ではなく 併給して受給されるために誤りです 下記の表が頭に入っていれば 容易に解答ができます 65 歳以上がポイントです 老齢厚生年金障害厚生年金遺族厚生年金老齢基礎年金 65 歳障害基礎年金 65 歳 65 歳遺族基礎年金

11 年社労士合格ナビ 過去問国年平成 26 年 6A 問題 65 歳以上の老齢基礎年金の受給権者が 遺族厚生年金を併給するときには 付加年金は支給停止される 解答 誤り 老齢基礎年金と付加年金は一心同体なので 支給停止されることはありません 付加年金の支給停止 ( 法 47 条 ) 条文 付加年金は 老齢基礎年金はその全額につき支給を停止されているときは その間 その支給を停止する つまり 老齢基礎年金が一部でも支給されていれば 付加年金は 全額支給 過去問国年平成 18 年 3C 問題 平成 18 年度より 65 歳以上である年金給付の受給権者は 障害基礎年金と遺族厚生年金を併給することができることとなった 解答 正解 65 歳以上がポイントです 過去問厚年平成 23 年 4A 問題 障害厚生年金は 老齢基礎年金及び付加年金並びに当該障害厚生年金と同一の支給事由に基づいて支給される障害基礎年金と併給できるが 遺族基礎年金とは併給できない 解答 厚生年金保険法からの出題です 厚生年金保険法は 厚生年金を視点に問題を作成していますが 考え方は国民年金と同じです 障害厚生年金は 老齢基礎年金及び付加年金とは併給できないので誤りです

12 年社労士合格ナビ 65 歳以上がポイント 過去問厚年平成 18 年 8B 問題 受給権者が 65 歳に達しているときの障害基礎年金については 原則として 障害基礎年金と老齢厚生年金 障害基礎年金と遺族厚生年金 ( 経過的寡婦加算を除く ) 障害基礎年金と配偶者に対する遺族厚生年金の 3 分の 2 相当額及び老齢厚生年金の 2 分の 1 相当額 ( 加給年金額を控除した額の 2 分の 1 相当額に加給年金額を加算した額 ) は それぞれ併給できる 現在は併給不可 ここで文章が区切れます 解答 誤り ( 試験当時は正解 平成 19 年の法改正により現在は誤り ) 65 歳以後 次の 2 つは併給可能 障害基礎年金 + 老齢厚生年金 障害基礎年金 + 遺族厚生年金 ( 経過的寡婦加算を除く ) 平成 19 年 4 月 1 日以後 自分自身が納めた保険料を年金額に反映させるため 老齢厚生年金が全額支給となり 遺族厚生年金は老齢厚生年金に相当する額の支給が停止され差額支給 平成 19 年改正前平成 19 年改正後 65 歳以上の場合 障害基礎年金と老齢厚生年金全額支給 老齢厚生年金の 2 分の 1 相当額 遺族厚生年金の 3 分の 2 相当額 ( 経過的寡婦加算を除く ) 遺族厚生年金は老齢厚生年金に相当する額の支給が停止され差額支給 併給可能

13 年社労士合格ナビ ここで文章が区切れます 過去問厚年平成 18 年 8D 問題 受給権者が 65 歳に達しているときの老齢基礎年金については 原則として老齢基礎年金及び付加年金と遺族厚生年金 ( 経過的寡婦加算を除く ) 老齢基礎年金と障害厚生年金 老齢基礎年金と配偶者に対する老齢厚生年金の 2 分の 1 相当額 ( 加給年金額を控除した額の 2 分の 1 相当額に加給年金額を加算した額 ) 及び遺族厚生年金の 3 分の 2 相当額 ( 経過的寡婦加算を含む ) は それぞれ併給できる 解答 この時点で誤り 後半も誤り 老齢厚生年金 障害厚生年金 遺族厚生年金 老齢基礎年金 65 歳 障害基礎年金 65 歳 65 歳 遺族基礎年金 平成 19 年改正前 65 歳以上の場合 老齢基礎年金と 老齢厚生年金の 2 分の 1 相当額 遺族厚生年金の 3 分の 2 相当額 ( 経過的寡婦加算を除く ) 平成 19 年改正後老齢厚生年金全額支給遺族厚生年金は老齢厚生年金に相当する額の支給が停止され差額支給 併給可能

14 年社労士合格ナビ 過去問厚年平成 24 年 3A 問題 (65 歳に達している受給権者に係る平成 18 年 4 月 1 日以後に支給される厚生年金保険法 による年金たる保険給付と 国民年金法による年金たる給付の併給に関して ) 老齢厚生年金は 老齢基礎年金及び付加年金並びに障害基礎年金と併給できるが 遺族基 礎年金とは併給できない 解答 正解 老齢厚生年金 障害厚生年金 遺族厚生年金 老齢基礎年金 65 歳 障害基礎年金 65 歳 65 歳 遺族基礎年金 過去問厚年平成 24 年 3C 問題 (65 歳に達している受給権者に係る平成 18 年 4 月 1 日以後に支給される厚生年金保険法による年金たる保険給付と 国民年金法による年金たる給付の併給に関して ) 遺族厚生年金は 老齢基礎年金及び付加年金又は障害基礎年金と併給できる 解答 正解 過去問厚年平成 24 年 3E 問題 (65 歳に達している受給権者に係る平成 18 年 4 月 1 日以後に支給される厚生年金保険法 による年金たる保険給付と 国民年金法による年金たる給付の併給に関して ) 遺族厚生年金 ( 基本となる年金額の 3 分の 2 に相当する額 ) と老齢厚生年金 ( 基本となる 年金額の 2 分の 1 に相当する額 ) を同時に受給する場合には 基礎年金については老齢基 礎年金を選択することができるが 障害基礎年金を選択することはできない 解答 誤り 老齢厚生年金 障害厚生年金 遺族厚生年金 老齢基礎年金 65 歳 障害基礎年金 65 歳 65 歳 遺族基礎年金

15 年社労士合格ナビ 法改正に絡む問題で難問です 平成 19 年 4 月 1 日前に 65 歳に達している受給権者は 障害基礎年金を選択することもできるので誤りです 老齢基礎年金 + 遺族厚生年金 (2/3) + 老齢厚生年金 (1/2) 障害基礎年金 + 遺族厚生年金 (2/3) + 老齢厚生年金 (1/2) 過去問厚年平成 26 年 10C 問題 障害基礎年金の受給権者である男性が 65 歳で遺族厚生年金の受給権を得た場合 それぞれを併給することができる 解答 正解 障害基礎年金に関しては 老齢厚生年金 (65 歳以上 ) 障害厚生年金( 同一支給事由 ) 遺族厚生年金 (65 歳以上 ) との併給が可能です 第 7 回社労士合格ナビ ( 完 )

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表 2 イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けることができます 支給要件 a 組合員期間が1 年以上あること b 組合員期間等が25 年以上あること (P.23の表 1 参照 ) c 3 老齢給付 (1) 老齢厚生 ( 退職共済 ) 年金 ( 以下 老齢厚生年金 ) 老齢厚生年金は 組合員が退職した場合に安定した生活を送るため 支給される給付です ( そのうち一定の要件を満たした方が 6064 歳で受給できるものを特別支給の老齢厚生年金といい 施行日以降も一般厚年被保険者 ( 民間会社等の厚生年金 ) の女性の支給開始年齢とは異なります ) ア本来支給の老齢厚生年金本来 年金は65

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