岡山電気軌道(株)平成26年安全管理計画

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1 岡山電気軌道安全マネジメント委員会 平成 26 年安全管理及び教育実施計画 昨年の実績を踏まえ 現状の問題点を把握した上 平成 26 年の年間計画を作成する 1. 経営理念忠恕 真心からの思いやり 2. 平成 25 年経営方針一. 社会正義一. お客様第一一. 社員の幸せ忠恕の配慮 本気! 根気! やる気! 3. 輸送の安全に関する基本的な方針 (1) 両備グループにおける社会正義の方針に則り 安全 を最優先とした 日本一安全な運輸企業 創りを目指す (2) 安全運転を第一とし法令を遵守し 基本を忠実に日々業務を遂行する (3) 車両の整備を定期的に実施し 日常点検を確実に行う (4) 点呼を通じて情報を伝達し 安全意識の高揚を図る (5) 事故 災害時には 人命救護を第一に対処し 速やかに上司 関係機関等に連絡 報告を行う (6) 体験 実践的な安全教育を周期的に実施し 効果的かつ適切な指導を行う 4. 年間安全目標 (1) 安全スローガン 1 中国バス協会 かならず実践なめらか運転みんなで実現安全と安心定められたルールは必ず守ります 2 岡山電気軌道 事故削減心得六原則の徹底実施 (2) 安全目標 1 岡山電気軌道一 車両の特性を知る一 運転技術を磨く一 健康状態を管理する一 道路交通法を守る 1

2 一 接客サービスを徹底する 一 国土交通省通達 1,676 号の項目を厳守する 2 両備グループ 両備交通三悪 ( 飲酒運転 携帯電話使用 免許証不携帯 ) を継続し SAFTY OK+IB 運動を実施する 月曜日 S: スピード出しません火曜日 A: 安全車間保ちます水曜日 F: 踏切止まります木曜日 T: 追突しません金曜日 Y: よそ見しません土曜日 O: 追い越し注意します日曜日 K: 交差点内徐行します毎日 I: 居眠りしません B: バック自損しません (3) 事故発生件数 (1 月 12 月 ) 及び削減目標責任軽事故被害合計平成 24 年 9 件 28 件 14 件 51 件平成 25 年 11 件 27 件 21 件 59 件 軽事故とは責任過失が軽く 5 万円以下の事故平成 25 年の削減目標は 総事故件数 責任事故件数ともに 平成 24 年実績の 30% 削減に設定したものの 目標クリアどころか 前年実績をオーバーする残念な結果に終わった 平成 26 年の削減目標は 平成 25 年の実績から 35% 削減という目標を設定し 事故削減に努めることにする また 営業所毎の事故削減目標を下記に設定する 平成 26 年事故削減目標 営業所 総事故件数 責任事故件数 岡南営業所 17 件 ( 昨年 27 件 ) 11 件 ( 昨年 17 件 ) 津高営業所 9 件 ( 昨年 14 件 ) 5 件 ( 昨年 8 件 ) 桑野営業所 11 件 ( 昨年 18 件 ) 8 件 ( 昨年 13 件 ) 合 計 37 件 ( 昨年 59 件 ) 24 件 ( 昨年 38 件 ) 5. 自動車事故報告規則第 2 条に規定する事故件数 期間: 平成 25 年 1 月 1 日平成 25 年 12 月 31 日 件数:0 件 ( 該当事案なし ) 2

3 6. 輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統 (1) 両備グループの運輸部門 ( バス トラック タクシー 電車 船舶 ) においてそれぞれ部門ごとに合同で安全管理組織体制及び指揮命令系統を組織化し 安全指揮の強化を図る (2) 運転者等社員は (1) に定める安全管理者の指示に従い 常に安全の向上に資する技能等の向上を図り 安全輸送の確保に努める 7. 輸送の安全に関する重点施策 (1) 平成 25 年は 自動車事故報告規則第 2 条 ( 重大事故 ) に規定する事故は無かったものの 総事故件数責任事故件数ともに平成 25 年削減目標を大きく上回り 誠に残念な結果となった 今後 10 年間は重大事故の根絶を図ると共に 全社員が危機感を持ち 一丸となって事故件数の削減を目指して最善を尽くす (2) 昨年に引き続き 経営トップをはじめ全社員が一丸となって 輸送の安全マネジメント に取り組み 関係法令及び各安全規程に定められた事項を遵守し 輸送の安全確保が最も重要であるという意識を徹底する (3) 飲酒運転及び麻薬 覚せい剤等の薬物事案の指導 監督を徹底する (4) 社員の春 秋定期検診の診断結果による個別健康管理指導を徹底する (5) 両備グループの関連企業が密接に協力し 輸送の安全性の向上に努める 両備グループ安全マネジメント委員会により 人命 第一を重要ポイントにした 安全確保カレンダー を作成し 安全運動を展開する (6) 昨年に引き続いて今年も SSPブラッシュアップ運動 を展開し 安全 サービス 生産性の向上を図る (7) 自社及び他社の事故情報ならびに国土交通省発信のメールマガジンを配布または掲示し 点呼において事故の再発防止を図る (8) ドライブレコーダー及びヒヤリ ハット体験を積極的に取り入れ KY T 教育の充実を図る 8. 輸送の安全に関する年間計画 (1) 安全会議及び研修会 1 岡山電気軌道安全マネジメント委員会の開催 ( 原則として毎月 6 日に開催 ) 2 岡電バス運行管理者会議及び研修会の開催 3 両備グループ 安全マネジメント委員会 に参加 4 SSPブラッシュアップ会議への参加 5 両備グループCS 分科会会議に参加 6 岡山県バス協会事故防止委員会に参加 7 中国バス協会事故防止委員会及び総会に参加 8 自動車事故対策センター ( ナスバ ) による運行管理者一般講習及び 3

4 基礎講習の受講 9 各営業所長は 前期をめどに全運転者を対象に 国土交通省告示 1676 号 に関する事故防止について 30 分 1 時間の個別面接指導を実施 (2) 安全管理行事実施事項 1 毎月 1 日を 環境に優しい日 として 事故防止を図る ( ピンク色の エコで節約環境に優しいバスを目指して のリボンを胸に着用 ) 2 毎月 3 日と 23 日を 岡電サービス向上推進日 として サービスの向上を図る ( 青色の ありがとう のリボンを胸に着用 ) 3 毎月 13 日の 岡電サービス向上推進日 は 緑色の 言葉遣い マナー向上運動 のリボンを胸に着用する 4 毎月 6 日 16 日 26 日を 岡電交通安全推進日 として 安全意識の向上を図る ( 黄色の 交通安全 リボンを胸に着用し 終日ライト点灯運行 ) 5 平成 21 年 1 月 30 日に発生した 重大人身事故 を教訓に 二度と同じ過ちを繰り返さないと言う反省から 本年も 1 月 30 日を 岡電反省日 に設定し 主要交差点での早朝査察を実施し 事故防止に努める 6 国土交通省通達 1,676 号 運転者に対して行う指導 監督の指針 に従い 点呼 教育等において絶えず指導 監督の徹底を図る ( 指導 監督の指針 10 項目を項目毎に1ヶ月間指導の徹底を図る ) 7 昨年に引き続いて岡電バスブラッシュアップ運動を展開し 会社幹部を初めインストラクター及びブラッシュアップ推進委員等による添乗指導 教育を実施 8 淳風会健康管理センターによる健康診断 (3 月 9 月 ) 及び個人別健康相談 ( 毎月 ) の実施 9 運行管理者による 健康管理要注意者 への追跡調査を実施 10 乗務員に ヒヤリ ハット体験 の提出を依頼して分析し 事故防止を図る 11 乗務員を対象に自動車事故対策機構による 適性診断 の受診と個別面接指導を実施 12 両備グループ運転技能コンテストにチーム参加 13 無事故 無違反チャレンジ200 日 へチーム参加 14 運転者の運転記録証明の申請と 違反者の個別面接指導を実施 15 全社員 安全運転の誓い に署名 捺印し 事故防止を図る 16 社内無事故運転者表彰 (5 月 ) を実施 (3) 交通安全運動及びキャンペーン行事の実施 1 両備グループ 人身事故徹底撲滅期間 ( 冬期期間 ) 4

5 期間 : 平成 26 年 2 月 1 日 ( 土 ) 2 月 28 日 ( 金 ) 一ヶ月間 全社員 胸に チャレンジセーフティ運動中 のワッペンを着用し事故防止を図る 2 両備グループ 人身事故徹底撲滅期間 ( 春休み期間 ) 期間 : 平成 26 年 3 月 26 日 ( 水 ) 4 月 5 日 ( 土 )10 日間 全社員 胸に チャレンジセーフティ運動中 のワッペンを着用し事故防止を図る 3 春の全国交通安全運動 及び 交通安全県民運動 の実施 期間 : 平成 26 年 4 月 6 日 ( 日 ) 4 月 15 日 ( 火 )10 日間 交通安全運動及び事故防止関係資料の冊子を作成して全社員へ回覧 主旨の徹底を図る 期間中 日替わり安全目標 を設定し 事故防止を図る 全社員 胸に黄色の交通安全リボンを着用し事故防止を図る 期間中 終日ライト点灯運行の実施 期間中 会社幹部による早朝立会点呼及び街頭査察の実施 4 国民運動 交通事故死 0 を目指す日 の実施 胸に黄色の交通安全リボンを着用し 交通ルール及び交通マナの指導強化を図り 事故の抑制に努める 2 月 20 日 4 月 10 日 9 月 30 日に実施 5 SSPブラッシュアップ運動の実施 毎月 班毎に無事故 善行及び苦情 遅刻 早退等の 緑十字 を完成させ 達成班の表彰を行う 6 両備グループ 人身事故徹底撲滅期間 ( ゴールデンウィーク期間 ) 期間 : 平成 26 年 4 月 26 日 ( 土 ) 5 月 6 日 ( 火 )11 日間全社員 胸に チャレンジセーフティ運動中 のワッペンを着用し事故防止を図る 7 両備グループ 人身事故徹底撲滅期間 ( 梅雨期間 ) 期間 : 平成 26 年 6 月 1 日 ( 日 ) 6 月 30 日 ( 月 )1ヶ月間全社員 胸に チャレンジセーフティ運動中 のワッペンを着用し事故防止を図る 8 日本バス協会主催の 車内事故防止キャンペーン の実施 期間平成 26 年 7 月 1 日 ( 火 ) 7 月 31 日 ( 木 ) まで 全社員 胸に黄色の 交通安全 リボンを着用 9 両備グループ 人身事故徹底撲滅期間 ( 夏休み期間 ) 期間 : 平成 26 年 7 月 21 日 ( 月 ) 8 月 31 日 ( 日 )1 月半間全社員 胸に チャレンジセーフティ運動中 のワッペンを着用し事故防止を図る 10 自動車点検整備強化月間 の実施 期間 : 平成 26 年 9 月 1 日 ( 月 ) 9 月 30 日 ( 火 ) 11 秋の全国交通安全運動 及び 交通安全県民運動 の実施 5

6 期間 : 平成 26 年 9 月 21 日 ( 日 ) 9 月 30 日 ( 火 ) まで 交通安全運動及び事故防止関係資料の冊子を作成して全社員へ回覧 主旨の徹底を図る 期間中 日替わり安全目標 を設定し 事故防止を図る 全社員 胸に黄色の交通安全リボンを着用し事故防止を図る 期間中 終日ライト点灯運行の実施 期間中 会社幹部による早朝立ち会い点呼及び街頭査察の実施 12 日本バス協会主催 飲酒運転防止週間 の実施 期間 : 平成 26 年 9 月 21 日 ( 日 ) 9 月 30 日 ( 火 ) まで 全社員を対象に飲酒調査を実施 13 岡山県バス協会主催 バス サービス向上運動 の実施 期間 : 平成 26 年 9 月 10 日 ( 水 ) 9 月 20 日 ( 土 ) まで 全社員 胸に緑の ありがとう のサービス向上リボンを着用 14 中国運輸局主催 踏切り事故防止キャンペーン の実施 期間 : 平成 26 年 9 月 10 日 ( 水 ) 9 月 20 日 ( 土 ) まで 全社員 胸に緑の ありがとう のサービス向上リボンを着用 15 年末 年始の交通事故防止県民運動 の実施 期間 : 平成 26 年 12 月 1 日 ( 月 ) 27 年 1 月 3 日 ( 土 ) まで 16 年末 年始の全国安全総点検 の実施 期間 : 平成 26 年 12 月 10 日 ( 水 ) 27 年 1 月 10 日 ( 土 ) 1 ヶ月間 安全総点検及び事故防止関係資料の冊子を作成して全社員へ回覧 主旨の徹底を図る 期間中 日替わり安全目標 を設定し 事故防止を図る 全社員 胸に黄色の交通安全リボンを着用し 事故防止を図る 期間中 終日ライト点灯運行の実施 期間中 会社幹部による早朝立ち会い点呼及び街頭査察の実施 17 両備グループ 人身事故徹底撲滅期間 ( 年末 年始期間 ) 期間 : 平成 26 年 12 月 28 日 ( 日 ) 1 月 6 日 ( 火 )10 日間全社員 胸に チャレンジセーフティ運動中 のワッペンを着用し事故防止を図る 9. 事故 災害等に関する報告連絡体制 (1) 平成 14 年 2 月岡山電気軌道 ( 株 ) 安全管理委員会作成の 重大事故発生時の緊急措置要領 異常気象時における措置基準 及び中国運輸支局作成の バス事故関係マニュアル を基に対処する (2) バスジャック 車両火災発時 テロ防止対策 等における各統一対応マニュアルの再徹底を行い 事件の防止に努める 6

7 10. 輸送の安全に関する教育計画 (1) 新入運転者基礎教育 ( 随時 ) (2) 一般運転者集合教育 (3) 事故 苦情運転者教育 ( 随時 ) (4) 両備グループによるブラッシュアップ低評価者教育 机上教育 3 月 6 月 8 月 12 月 運転技術 1 月 3 月 5 月 7 月 11 月 (5) 両備グループ事故惹起運転者教育 ( 随時 ) (6) グループ ベテラン ( 高齢者 ) 運転者教育 (4 月 9 月 12 月 ) (7) 貸切運転者ステップアップ教育 (6 月 ) 11. 輸送の安全に関する内部監査の実施春 秋の交通安全運動及び年末 年始の安全総点検の実施期間中 統括安全管理者の早朝立ち会い点呼及び監査チェック表により営業所の内部監査を実施する 以上 7

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