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せせらてらわ
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ERP プロジェクト企画の進め方期間 :2 ヶ月 2007 年 8 月 01 日

2 はじめにこの度はERPプロジェクト企画のご提案の機会をいただきありがとうございました ERP 導入については現状の業務分析問題課題の設定整理新しい業務の姿をデザイン ( 業務構想 ) その新しい業務を実現するための業務フローの確立とシステム要件の明確化情報システム化計画の立案及びそのシステム開発導入等の活動が必要となります本提案書は以上の認識に基づき 1 外部の眼から見ました ERP 診断の実施 2 プロジェクト目標策定課題の整理解決テーマの策定 3 上記 1 2をベースにしたERPプロジェクト企画案の策定を提案しておりますご検討ご指示の程よろしくお願いいたします 1

3 目次 1. 当活動の目的 2. 活動の範囲 3. 活動の成果物 4. 活動の基本的考え方 5. 想定される検討課題 6. ワクコンサルティングの特徴 7. 活動基本プログラム 8. 活動体制 ( 案 ) と役割分担 9. フロシェクト成功要因 (KFS) 添付 :< 参考資料 1>~< 参考資料 10> 2

4 1. 当活動の目的受注 ~ 出荷までの生産管理業務販売物流業務資材調達業務および在庫管理業務の各業務について外部の目からの診断を行い重要課題の抽出とその解決に向けた革新方向を定めるまた革新方向を実現するときの概要計画を定め ERP プロジェクト ( 仮称 ) 発足のための上申書を策定する 2. 活動の範囲 (1) 対象事業部 : 国内の全事業 (3 工場 ) (2) 対象業務 : 受注 ~ 出荷までの生産管理業務を中心として販売物流業務資材調達及び在庫管理の各業務 (3) 検討対象とするパッケージソフト :ERP( 基幹業務 ) 及び技術と生産の繋ぎのシステム注 )ERP :Enterprise Resources Planning 3. 活動の成果物 (1) ERP 診断書診断の見方基本的考え方サプライチェーン推進上の業務課題と提案事項業務改革テーマ (2) ERP プロジェクト企画書業務革新コンセプト業務革新テーマ費用概算見積り基本マスタースケジュール案情報システム革新コンセプト今後の活動展開 ( 活動内容体制スケジュール ) 3

5 4. 活動の基本的考え方短期間に業務上の重要課題とその革新のための方向性を見い出し実現のための基本構想と期待成果をスタディしプロジェクトの実施意義について検証するプロジェクト発足の是非について意思決定のための上申案を作成する御社にとって当プロジェクトの意義を明確化するこの目的のため下記活動を展開する 1. 進め方の基本として仮説検証をベースに診断展開する 2. 対象業務について自社の強み弱み ( 課題 ) を外部の眼から見た診断を通して理解する 3. 課題に対しての解決策提案を提示する 4. 経営戦略事業戦略に基づくプロジェクト目標を設定するプロジェクト目標設定にあたっては SCOR メトリックスを活用する SCOR:Supply Chain Operations Reference Model 5. 企業のあるべき姿を前提に事業のあるべき業務革新および情報システム革新コンセプトを企画業務革新および情報システム革新コンセプトを企画する経営戦略事業戦略に基づくプロジェクト目標を実現するための課題の形成と業務革新コンセプトとそれを実現する情報システム革新コンセプトを策定 4

6 5 計画サイクルタイムの短縮計画サイクルタイ計画サイクルタイムの短縮ムの短縮顧客サービス満足度の向上顧客サービス顧客サービス満足度の向上満足度の向上優先順位に添った生産計画の策定優先順位に添った優先順位に添った生産計画の策定生産計画の策定調達リードタイムの短縮調達リードタイムの調達リードタイムの短縮短縮製造リードタイムの短縮製造リードタイムの製造リードタイムの短縮短縮部門間企業間の調整活動削減部門間企業間の部門間企業間の調整活動削減調整活動削減限界能力下における利益の極大化限界能力下に限界能力下における利益のおける利益の極大化極大化顧客対応力向上顧客対応力顧客対応力向上向上シェア拡大売上増大シェア拡大売上増大キャッシュフローの向上キャッシュフローの向上利益の増大利益の増大在庫回転率の向上在庫回転率の在庫回転率の向上向上納期短縮納期短縮納期短縮生産性向上生産性向上生産性向上貴社にとってのサプライチェーン再構築の意義

7 キャッシュフローにみる貴社の位置付け Cash to Cash Cycle Time( 日 ) = 棚卸資産回転日数 + 売掛金 1 日当り売上高 - 買掛金 1 日当り購入高 ( 日数 ) 資金回収期間の差は差は 3~4 3~4 倍 Best In Class Average 企業化学 / 医療コンピューター / 電子部品一般消費財防衛 / 産業機器通信貴社 ( 第期実績 ) * 事業報告書より弊社にて概算 6

8 標内経営上の管理指標顧客指向評価指客指向評価指標部管理評価指標出荷実績評価指標柔軟性及び応答性評価指標経費評価指標資産評価指標純資産回転率顧SCOR メトリックス顧客要求納期遵守率オーダー充足リードタイム充足率完全オーダー達成率レベル 1 サプライチェーン応答時間増産対応能力サプライチェーン管理費従業員一人当たり付加価値生産性保証費用総在庫日数キャッシュツーキャッシュサイクルタイム実際の目標設定にあたっては上記のメトリックスの中から最適な指標を 3-4 項目に絞り込んで行います 7

9 SCM 総コストに見る貴社の位置付け SCM 総コスト : 在庫維持費 SCM 関連人件費 SCM 関連情報システムコスト etc. 対売上比 (%) % 3.9% 4.1% 化学 / 医療売上売上 1 千億円に対する千億円に対するコストの差はコストの差は 40~60 40~60 億円億円 10.2% 9.3% コンピュータ / 電子部品 4.7% 4.5% 一般消費財 10.2% 防衛 / 産業機器 3.7% 8.1% Best In Class Average 企業 10.2% 通信 ( 貴社 ) 日欧米約 400 社の SCM ベンチマークデータより 8

10 5. 想定される検討課題 ( 仮説 )-1 分野想定される検討課題 1. 各部門の役割組織の見直し明確化 ( グループ企業を含む ) 業務全般 2. 在庫管理責任部門の明確化 (ex. デマンドマネージャー / サプライチェーンマネージャー ) 3. 販売物流ルートでの在庫削減による販売子会社代理店との共存共栄 4. リアルタイム統合販売生産管理システムの整備構築 5. 市場ニーズの吸上げとタイムリーな新製品の市場投入開発設計営業販売 6. 品目コードの見直しと統一化 7. 部品表構造と設計変更による技術生産連携 8. 販売予測精度向上 9. 販売予測管理と製造先行手配製造手配の連動仕組改革 10. 製品特性受注特性 ( 顧客要求リードタイム受注頻度 ) 生産特性 ( 製造リードタイム ) を反映した生産形態をシュミレーション活用により効果的に設定生産管理 11. 製造リードタイム短縮 ( 事務リードタイム及び実製造リードタイム ) 目標設定製造リードタイム短縮手法策定体制実施スケジュール等を定めた具体的改革実施案の策定とフォロー 12. 物流リードタイムと物流コストの最適化 13. 生産スケジューリングシステムの導入 14. 納期遵守率の管理 9

11 5. 想定される検討課題 ( 仮説 )-2 分野想定される検討課題 15.CSM(Component & Supplier Management: 調達ソリューション ) の検討試行実施世界最適調達 ( 最適品調達及び最適品調達先選定 ) 調達資材 16. 部品調達方式の改革内示確定発注方式預託在庫方式等 17. 調達リードタイム短縮 18. 在庫区分の設定明確化と在庫目標との整合性適正在庫 ( 安全性購入ロット製造ロット ) 余剰在庫不動在庫( 死蔵在庫 ) 19. 月毎の在庫計画 ( 在庫金額在庫日数または在庫回転率 ) の策定とフォロー在庫管理 20.ABC 分析とABC 管理の活用製品在庫部品在庫 21. 在庫削減目標の設定削減策の策定削減策の実施フォロー 22. 旧モデルを主体とする廃却 ( スクラップ ) 規定の策定と適時適切な実施運用経営会計 23. 決算の早期化 24. マネジメント資料の効率良いタイムリーな提供 10

12 6. ワクコンサルティングの特徴 1. ロジスティクス ( 販売物流生産管理 ) を中心とした業務革新と情報システム改革の経験が豊富なコンサルタント 2. 確立されたコンサルティングメソドロジー 3. 業務革新構想から業務革新の実践情報システム構築及び運用保守までのワンストップサービス ( 一気通貫サービス ) の提供 11

13 6-1. 経験豊富なコンサルタントこの種の活動について最大のキーポイントの一つは担当するコンサルタントの質にあります弊社は特に製造業特化型のコンサルティングファームでありロジスティクス ( 販売物流生産管理 ) 業務を中心とした製造業の業務革新 (BPR) と ERP 企画の経験実践が豊富なコンサルタントが担当となりますこれによりロジスティクス ( 販売物流生産管理 ) を中心とした業務と情報システムの両方をカバーできるのが大きな特徴の一つですコンサルティングの視点経営の視点業務プロセスの視点情報システムの視点意識改革業務改革システム改革外部環境の視点顧客協力会社競合会社企業競争力の強化業務スピード向上在庫削減コスト削減 - 製品コストダウン - 生産性向上顧客満足向上と長期利益の増大 12

14 6-2. 確立されたコンサルティングメソドロジー当社は多くの会社における SCM の企画実践 ERP パッケージの評価選定導入企画の経験を通してコンサルティングの進め方についてのメソドロジーを確立しておりますこのメソドロジーをベースに御社ニーズに合わせ最適な進め方を推進していくことを提案しておりますメソドロジー貴社の状況診断計画策定業務及び情報システム診断のメソドロジー合宿集中検討会のメソドロジー ( 次期 ) 業務構想情報システム構想のメソドロジー ( 次期 ) 最適な診断メソドロジーを選択組合せて貴社状況の分析を行いこれからのプロジェクト目標を設定します 13

15 具体的な情報システム導入構築までも視野に入れた各段階ごとのソリューションをご提供いたします実装フェーズ運用フェーズを視野に入れた計画フェーズを実施しますお客様トップの意思 ( こんな会社にしたい ) 事業業務の課題? 第三者による分析? ERP 導入プロジェクト? 計画立案? RFP? 稟議書ツール選定稟議書? フロシェクト計画書プロジェクト開始 / システム構築 RFP パートナー選定 6-3. ワンストップサービス御社 / 弊社トワンストップサービス上流分析サービス情報システム導入サービス立案実装運用までトータルサポート 14

16 7. 活動基本プログラム活動期間 : 2 ヶ月 1ヶ月目診断書ドラフト報告業務診革最断新終書テ報報ー告告マ設定調査ヒヤリング定2ヶ月目 1W 2W 3W 4W 5W 6W 7W 8W 業務革新テーマ業務革新 / システム革新基本最終調整の検討コンセフト策定スケジュールまとめ参考資料 1 参考資料 6 参考資料 2 参考資料 4 診断書作成参考資料 3 参考資料 5 診断書から業務上導入パッケージ情報システム上参考資料 7 候補選定重要課題抽出診最今後のプロジェクト目標活動展開費用概算見積 15

17 8. 活動体制 ( 案 ) プロジェクトスポンサー ( 兼任 ) プロジェクトマネジャー ( 兼任 ) 事務局情報システム部専任 1 名兼任 1 名プロジェクトメンバー経営企画部営業部生産統括本部 ( 生産管理部生産技術部製造部購買部 ) 技術部物流センター情報システム部より選出ワクコンサルティング統括コンサルタント : 業務コンサルタント : システムコンサルタント : 部門内約 3 時間のヒヤリング診断書および企画書報告会に部門代表参加 16

18 9. まとめープロジェクト成功要因 (KFS) 1. トップマネジメントのリーダーシップ 2. 経営戦略経営目標とリンクしたプロジェクト目標の明確化 3. 価値観の共有化生産者指向顧客指向部門最適全体最適網羅的アプローチ重点指向手段先行目的指向 4. 業務革新 First 情報システム Next 5. 現場改善業務革新情報システム革新の三位一体展開 6. 業務責任者によるプロジェクトメンバー支援業務革新情報システム革新現場改善リードタイム短縮基準情報整備 17

20 参考資料 1 課題事項 / 提案事項他社事例 No Ⅴ 評分野課題項目評価ランク A: 良い ( 水準以上 ) /B: 普通 ( 並 ) /C: あまり良くない ( 水準以下 ) /D: 仕組無し価ランク物流管理1. 過大な製品在庫» 生産手配はしたが受注なかった製品は機器センター在庫として管理される機器センターは理論上であり実際は配送センターで在庫されることになるしかし生産手配を行った部門の責任在庫としてカウントされることはない» 各販社および店所からの出荷依頼により各販社および店所に出荷されるがそれが全て販売される訳ではなく各販売会社および店所の在庫となっている ERP 導入基盤有無 : 有 : 無業務分野ごとに課題のみでなく ERP 導入基盤の有無や提案事項 ( 業務改革テーマ ) を記述する業務課題と課題解決策の見える化 2. 出荷指示業務の分散重複» 国内出荷指示は工場業務管理室が行い海外出荷指示については国際部業務課が行っている» 保守部品についての発送指示はサービス統括部部品課が行っている提案事項情報システム関連項目 C 1-1. 製品在庫の集中化» 販社在庫および店所在庫を原則廃止する» 全ての製品が即日納品する必要性がなく国内搬送のリードタイムが1 日 ~2 日であり顧客サービスレベルに問題がなければ配送センターでの在庫一元化が可能となる» 製品在庫の集中化のメリットデメリットを比較検討し決定する 1-2. 在庫管理の強化» 在庫管理区分の設定現在の 3 年間動きのない在庫 (= 死蔵在庫 ) あまい» 在庫基準の設定» 各月毎の在庫目標の設定» 安全在庫の設定» 余剰在庫の販売促進と廃却促進» 在庫責任の再検討と明確化 C 2. 出荷指示業務の統合» 工場業務管理室および国際部業務課における出荷指示業務が重複しており業務の統合は可能である 3. 在庫精度» 在庫誤差が品目で 15% と非常に悪く情報システム活用の基盤ができていない C 3. 在庫精度の向上入出庫業務や棚卸業務の改善により ERPカットオーバーまでに誤差 5% 以内にする事が必要である 19

21 参考資料 2 提案事項 / 活動項目仮説部品ソーシングの改革部品調達方式の改革取引先 A 株式会社購買部品在庫管理の強化 B G 生産外注先設計開発製品在庫管理の強化在庫基準の見直し需給 / 供給体制の仕組み作り生産管理 F ( 納期管理 ) の向上生産管理 C 工場顧客納期遵守率管理の仕組作り製品品目毎の生産形態設定と定期的見直し生産管理の効率化外注委託管理の効率化技術 - 生産連携強化技術 - 生産連携強化営業社外間社内間の改革テーマの位置つけの見える化販売予測販売計画精度の向上 D 需要予測手法の活用顧客情報基盤経営管理基盤製品別利益管理の仕組み作りリアルタイム業務処理への変革情報の活用 / 共有化による業務効率化情報の活用 / 共有化による業務効率化経営管理制度の仕組み作り基幹業務システムの統合化従業員の SCM へ向けての意識改革従業員の SCM へ向けての意識改革事業部制組織への移行 20

22 参考資料 3 課題 / 活動項目仮説 No 提案事項 ( 改革テーマ ) 顧客納期遵守率管理の仕組みの実現販売予測販売計画精度の向上需要予測手法の活用需要 / 供給体制の仕組み作り生産 ( 納期 ) 管理の向上製品品目毎の生産形態設定と定期的見直しの仕組み生産管理の効率化外注委託管理の効率化部品ソーシングの改革部品調達管理の改革部品在庫管理の強化技術 - 生産連携強化製品別利益管理の仕組み作りバッチ業務処理からリアルタイム業務処理への変革情報の活用および共有化による業務効率化経営管理制度の仕組み作り事業部制組織への移行基幹業務システムの統合化リアルタイム業務処理への変更従業員のSCMへ向けての意識改革業務領域情報システムその他売上増大生産性向上期待効果在庫削減キャッシュフロー向上リードタイム短縮顧客満足度向上改革領域と期待効果の見える化テーマが多く出てくる業務改革と情報システム改革 (ERP) を行う改革テーマ毎の期待効果を考え改革テーマの実施優先順位付けを計画する 21

23 参考資料 4 サプライチェーン構築プロジェクトの改革コンセプト例プロジェクトの目標経常利益率顧客満足度向上売上 200 年度 % ホイント 200 年度 % ホイント 200 年度 200 年度億円億円業務改革テーマ (1) 成長戦略シナリオテーマ 1 新規事業の見直しと育成 (2) 新製品開発の組織仕組みの再構築テーマ 2 新製品の販売計画達成度の向上テーマ 3 新製品開発組織及びリソース配分の見直しテーマ 4 新製品開発プロセスの見直し主要実現手段経営企画企画室のライン業務にて実施中新製品企画力の向上マーケティングと開発の連携強化開発リソース ( 人員 ) の配分見直し現実的な新製品開発計画の策定新製品開発開発遅れの真因調査と対策 ( 進捗管理 ) 量産立上げのスピードアップ在庫 200 年度日 200 年度日 (-30%) 200 年度 200 年度受注 ~ 出荷 LT 日日 (-70%) 200 年度 200 年度納期遵守率 % %(+15%) (3) 営業力マーケティング力の強化テーマ 5 市場変化に対応できる営業体制整備テーマ 6 営業マンの育成強化 (4) グローバルマネジメントの体制構築テーマ 7 グローバルマネジメント体制の整備テーマ 8 グローバル情報システムの構築 (5) サプライチェーンマネジメントテーマ 9 連結全社在庫の削減テーマ 10 サフライチェーン業務フロセス再構築 (6) コストダウン活動テーマ11 総合的原価低減活動の推進海外販社の強化提案営業プロセスの推進営業マンの教育体系整備と教育実施マトリックスマネジメント体制の構築品目コードの統一化グローバル IT 戦略の策定サフライチェーンコントロールセンターの設立週次生販在計画新部品購買方式の採用目的と手段の見える化日次 MRP 生産方式への移行据付納入リードタイム短縮リアルタイム統合基幹業務システム (ERP) の導入生産部門の業務にて実施中 22

24 掛在庫受注生産仕仕掛在庫参考資料 5 棚卸資産回転率のための主要実現手段例棚卸資産回転率向上のための主要実現手段棚卸資産回転率向上のイメージ ( 現状と将来 ) 目標 3: 棚卸資産回転率の向上顧客要求に対応した新生産形態の実現グローバル生販在計画策定タイムリーな日程生産計画策定販売予測精度の向上生販会議在庫の一元管理生産管理 ( 事務 ) リードタイム短縮受注 ~ 納入リードタイムの短縮製造リードタイム短縮外注組立リードタイム短縮部材調達リードタイム短縮新製品立上げプロセスの充実化安定生産の実現製造能力と受注量管理の仕組み構築部材半製品製品の標準化月末集中生産の改善 ( 現状 ) 受注を見込んだ予測生産 ( 見込生産 ) 部品在庫仕掛在庫仕掛在庫製品在庫Σ( 全在庫 α) ( 将来 ) 製品形態に合致した新生産形態と製造手番短縮部品在庫仕掛在庫仕掛在庫製品在庫Σ( 全在庫 β) (A) 見込生産 ( 計画生産 ) 出荷 (B) (C) (D) 仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫仕掛在庫: 在庫ポイント : 在庫ポイント計画 (Push) 生産受注 (Pull) 生産計画 (Push) 生産受注 (Pull) 生産 23

25 参考資料 6 情報システム革新イメージ ERP システム導入により実現した SCM 全体像グループ販社顧客ニーズ的確な経営判断本社本社キーワード : 全社リアルタイム統合グループ製造会社 ( 国内 ) A 販売 ( 海外 ) A 販社 B 販社 C 販社代理店受注情報販売実績情報販売計画調整製品販売 A 事業部 B 事業部販売 : 需要予測, 製品販売適正な生産計画グループ企業含めた SCM 環境を確立 C 事業部生産 : 週次生産計画 R/3 外既存 System B 製造会社在庫購買 : 製品在庫, 部品購買適正な財務会計 : 総勘定元帳, 債権 / 債務, 外貨, 財務諸表部品会社部品供給管理会計 : 収益性, 製造原価, 部門費, 科目別予算発注予定情報集中購買 D 事業部 (A 事業部対応 ) A 製造会社生産 : 生産管理在庫購買 : 製品在庫, 部品購買発注予定情報 ( 財務会計 / 管理会計 ) 発注( 製造依頼 ) 製品納品短納期 (B 事業部対応 ) 生産国内製造会社海外製造会社国内製造会社部品支給 24

26 ロジェクト費用概々算見業務改善現場改善標準整備活動プ積積参考資料 7 基本マスタースケジュール案 ( 仮設定 ) 2006 年度 2007 年度 2008 年度システム構築フェーズはフェーズ毎の見積今回プロジェクト企画案策定業務構想業務設計マスタープラン策定 ERP 選定基準情報整備先行事業部 ERP 導入 ( 生産購買販売物流 ) 他事業部 ERP 導入 ( 生産購買販売物流 ) プロジェクト費用概算見ERP 導入 ( 全社会計 ) ERP 導入 ( 全社人事管理 ) 25

27 業務革新の方向性がわかる基幹業務の課題がわかるetc... SCM/ERP推進の活動計画がわかる参考資料 8 プロジェクト企画の効果と経営への展開経営への展開トップから SCM/ERP 推進を指示されたが推進方法がわからない ERP/SCP を導入したいが SCM との関係は? いろいろ困っている当社の業務力でできるのか? 又は効果がでるのか? トップの理解が得られないどのようにし業務革新するか? 具体的にそのようなアプローチ体制スケシュールで進めるのか? どの ERP/SCP パッケージがよいか? 経営トップ及び関連部課長の課題と業務革新方向への理解と共有化全社経営計画への反映プロジェクトの予算化と組織化全社活動への展開 26

28 参考資料 9 外部コンサルタントを活用する意義メリット 1) 他企業を多く見ている外部の目から自社の問題点課題が分る 2) 自社とパッケージソフトベンダーが持っていないノウハウプロジェクトの進め方業務改革改善の方法他企業での業務改革事例プロジェクトメンバー間のコンセンサス向上の方法論等を有しており短期に効率的にプロジェクト推進できる Ex) - 診断メソドロジー - 合宿集中検討会 (JSS; ジョイントソリューションセッション ) のメソドロジー - 業務構想情報システム構想のメソドロジー - 生産形態設定プログラム - 製造業のSCM 構想ビジネスプロセステンプレート SCP 活用等システム設計の事例等 3) 自社のプロジェクトメンバーやプロジェクトマネージャーの工数低減が図れる効率的なプロジェクト推進プロジェクトマネジメント支援外部コンサルタントによる資料作成 4) 自社の各部門 ( 各ユーザー部門情報システム部門他 ) を越えた第三者の眼で判断しそれをプロジェクトマネージャーやトップマネジメントに提言具申ができる Ex) - ERP/SCPに追加開発するか業務変更をするか? 結果として外部コンサルタント活用により内容の質向上と時間の短縮を図りトータルプロジェクト費用を最少に抑えることができます 27

29 参考資料 10 プロジェクトマネージャーとしての適任者 1.TOPマネジメントと周りの者に信頼されている方理由 ; 大きな投資と社内工数の投入するプロジェクト山のように出てくる課題に周囲の方々に協力頂きながら対処する必要があります 2. 広い観点 ( 全社的観点 ) でものが見れる方理由 ; 目的が全社最適業務全社最適システムを構築すること 3. 柔らか頭で積極的な方理由 ; プロジェクトの目的自体が改革なので過去の成功体験にとらわれずチャレンジ精神旺盛な方が適任ポイント ; 上記が満たせば現在の職位 ( ポジション ) はこだわる事はありません 28

１．ビジネスプロセス概要

１．ビジネスプロセス概要 Intermediate Course リードタイム短縮の進め方ワクコンサルティング株式会社渡部弘 Copyright 2011 WAKU All Rights Reserved 0 目次 : 第 1 章 SCM の考え方 1.SCMとは ( 復習 ) 1-1. サプライチェーンとは 1-2. サプライチェーンの問題 1-2-1. 企業内サプライチェーンの伝言ゲーム 1-2-2. 企業間サプライチェーンの伝言ゲーム