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1 IV. 中国における超硬合金スクラップの流通実態 IV-1. 中国タングステン産業の現状 中国におけるタングステン鉱石の生産は 世界最大規模であり その生産は主に江西省と湖南省に集中している ( 図表 27) 鉱石の生産地がこれら2 省に集中していることもあり タングステンの中間製品 (APTなど) を生産できる工場 ( 精錬事業者 ) も主要なものは江西省 湖南省のほか同様にある程度のタングステン鉱石を生産している福建省に立地している ( 図表 28) 2007 年当時で中国全土のAPTメーカーは合計で51 社あったと言われている 15 当時の生産能力 万トンのうち タングステン精鉱の産地である江西省や湖南省 また広西壮族自治区や雲南省に立地するAPTメーカーだけで80.1% の生産能力を占めたと言われている 中国で生産されているタングステン量とこれに中国が輸入するタングステン量を加味した上で 中国で消費されているタングステン量と比較した場合 一定の乖離が存在し 2007 年当時における乖離幅からどの程度の超硬合金スクラップが不足分を補っているか試算したところ 16 タングステン精鉱換算で約 1 万 2 千トン近くに相当することがわかっている 国内で発生する超硬合金スクラップを利用するほか 海外から超硬合金スクラップを輸入し これを超硬工具向けの原料とするためには これら精錬事業者を経由する必要があるが 中古品としての流通を除いた場合 日本から輸出されて中国に向かう超硬合金スクラップの多くは これらの地域に持ち込まれていることが想定される なお 近隣で鉱石の生産に恵まれない地域の精錬事業者では 超硬合金スクラップを積極的に精錬原料に用いている可能性がある 15 同上 16 JOGMEC 金属資源レポート (2009 年 1 月号 ) 43

2 図表 27 中国省別タングステン精鉱生産量 (65%WO3 換算量 ) 省 自治区名称 生産量 (t) 2006 年 2007 年 2008 年上期 2007 年割合 2007/06 増減 1 江西 40,140 37,250 18, % -7.20% 2 湖南 27,002 30,952 11, % 14.63% 3 広西 2,167 3,754 1, % 73.25% 4 河南 737 2,964 2, % % 5 広東 7,656 2,741 1, % % 6 内蒙古 1,022 1, % 16.52% 7 雲南 1,086 1, % 0.01% 8 浙江 % 60.68% 9 福建 % % 10 湖北 % 5.85% 11 四川 17 合計 79,863 80,438 37, % 0.72% ( 資料 )JOGMEC カレント トピックス ( 中国タングステン産業の現状 : 平成 20 年 6 月 19 日 ) および JOGMEC 金属資源レポート (2009 年 1 月号 ) 図表 28 中国に立地するタングステン中間原料の主要工場 黒龍江省 新疆ウイグル自治区 青海省 寧夏回族自治区 甘粛省 内蒙古自治区 陝西省 河北省山西省山東省 河南省 遼寧省 江蘇省 吉林省 北京市天津市 チベット自治区 四川省 雲南省 重慶市 貴州省 広西壮族自治区 湖北省安徽省浙江省江西省湖南省福建省 広東省 上海市 ( 台湾 ) 江西钨业集团有限公司江西省南昌市 厦门钨业股份有限公司福建省厦门市 海南省 株洲华美钨合金有限公司湖南省株洲市 ( 資料 ) 三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング作成 44

3 図表 29 中国タングステンの各種消費分野における消費量とその割合 消費量 (t) 構成比 (%) 前年構成比 (%) 硬質合金 12, 特殊鋼 9, タングステン材料 4, タングステン化学工業 2, 合計 28,074.6 ( 資料 )JOGMEC 金属資源レポート (2009 年 1 月号 ) 45

4 IV-2. 中国におけるタングステンくずの輸入状況 1. 日本からのタングステンくずの輸出状況 我が国から輸出されるタングステンくず (HS: ) の輸出は 年によってばらつきがあり 過去 5 年間を見る限り 500トン ( グロス重量 ) から2,000 トン ( 同 ) の間で推移している いずれも中国もしくはドイツが輸出相手国として最大となっており これら両国には世界有数のタングステン精錬所が立地していることから 我が国の超硬工具メーカーやスクラップ回収事業者からの委託精錬等による輸出が大宗を占めると見られる ( 図表 30) 輸出単価は 相手国によって差異があるものの 再販市場があると見込まれる中国において平均より高い単価が得られている ( 図表 31) 日本からのタングステンくず輸出量 ( トン / 年 ) タングステンくずの輸出単価 ( 円 /kg) 2,500 2,000 1,500 1, 図表 30 日本からのタングステンくずの輸出推移 ( 注 )2006~2010 年データ ( 資料 ) 財務省 貿易統計図表 31 日本からのタングステンくずの輸出単価の推移 3,000 2,500 2,000 1,500 1, 合計平均中国香港英国ドイツ米国 その他米国ドイツオランダ英国香港台湾中国 ( 注 )2006~2010 年データ ( 資料 ) 財務省 貿易統計 46

5 2. 中国にけるタングステンくずの輸入状況 中国が輸入しているタングステンくず (HS: ) は 2009 年で約 390トンであり 半数近くはドイツからの輸入となっている ( 図表 32) なお 我が国からの輸入は 13.8%( 約 54トン ) となっているが 我が国の貿易統計のデータ ( 輸出量 :123トン) と2 倍以上の乖離があり 日本からの輸出通関時と中国における輸入通関時とでは 申告している品目が異なっている取引が多々存在すると想定される 欧州委員会が非 OECD 諸国への廃棄物輸送に関する規則を定めており EU 廃棄物輸送規則 17 の第 37 条に基づいて提出された中国から欧州委員会への要望書では タングステンスクラップは (AnnexⅦの) 情報要求が必要な廃棄物 に位置づけられており ここでは販売先の明示が求められることになることから 廃棄物として取り扱われることを嫌う場合などにおいて ( 再販用途の可能性もあるため ) それ以外の品目で申告を行っている可能性がある 確認している範囲においては 2009 年に中国が輸入したタングステンくずはほぼ全量が 進料加工 18 貿易 に該当するものとのことで タングステンくずとして申告されているものは再生処理目的のものだけであり 再販目的のものはそれ以外の品目で申告 ( 輸入時 ) されている可能性が高い 1 回あたりの取引量 ( ロット ) や輸入相手国による輸入単価に大きな差はなく 特定の国からのみ再販用途や再生処理用途の超硬合金スクラップを輸入しているわけではないことが伺われる ( 図表 33) 取引 1 回あたりに多い輸入単価としては 7.5~10.0ドル /kgおよび20.0~22.5ドル/kgと2つのピークが認められる 17 Regulation(EC) No 1013/2006 of the Europiean Parliament and of the council of 14 June 2006 on shipments of waste) 18 外部の製造委託工場に材料を有償で支給し 加工後の製品を有償支給材料価格 + 加工賃で買い取る取引のこと 47

6 図表 32 中国におけるタングステンくずの輸入先 英国 1.4% 日本 13.8% 米国 30.5% ドイツ 54.3% ( 注 )2009 年データ 総輸入量は 389,485kg ( 資料 ) 中国海関統計 図表 33 中国におけるタングステンくずの輸入単価 1 回あたり輸入量との関係輸入先による違い 単価 (US ドル /kg) 単価 (US ドル /kg) , , , 米国 2.00 英国 3.00 ドイツ 4.00 日本 回あたりの輸入ロット (kg) ( 注 )2009 年データ ( 資料 ) 中国海関統計 4 図表 34 中国におけるタングステンくずの輸入単価分布 3 取り引き件数 ( 件 / 年 ) $/kg 未満 $/kg ( 注 )2009 年データ ( 資料 ) 中国海関統計 $/kg $/kg $/kg $/kg タングステンくず (HS: ) の輸入単価 ($/kg) $/kg 22.5$/kg 以上

7 3. 中古品の超硬工具に関する輸出状況 中国からから輸出される超硬工具として スローアウェイチップ等 (HS: ) および切削用工具 (HS: ) を見たところ いずれもドイツや米国など 切削加工が盛んに行われている国が輸出相手国となっている ( 図表 35) これらの1 取引当たりの輸出単価をみると 製品として輸出するにはかなり廉価のものも含まれており ( 図表 36) 5ドル /kg 未満の輸出単価で輸出されているものを取り上げると 必ずしも全体の傾向とは一致しない結果が導かれる ( 図表 37) 図表 35 中国における超硬工具の輸出先 スローアウェイチッフ 等 (HS: ) 切削用工具 (HS: ) その他 29% 日本 3% イエメン 4% インド 5% ドイツ 5% 台湾 12% 米国 28% 韓国 14% 日本 2% ブラジル 3% ハンガリー 4% ポーランド 4% その他 26% エジプト 4% パキスタン 6% 米国 51% ( 注 )2009 年データ HS の総輸出量は 1,626,138kg HS の総輸出量は 817,916kg となっている ( 資料 ) 中国海関統計 49

8 図表 36 中国における超硬工具の輸出単価分布 スローアウェイチッフ 等 (HS: ) 取引件数 ( 件 / 年間 ) 取引件数 ( 件 / 年間 ) $/kg 未満 5-10$/kg 10-20$/kg 20-30$/kg 30-40$/kg 40-50$/kg 50-60$/kg 60-70$/kg 切削用工具 (HS: ) スローアウェイチップ等 (HS: ) の輸出単価 ($/kg) 70-80$/kg 80-90$/kg $/kg $/kg $/kg $/kg $/kg $/kg $/kg $/kg $/kg $/kg $/kg 200$/kg 以上 0 5$/kg 未満 5-10$/kg 10-20$/kg 20-30$/kg 30-40$/kg 40-50$/kg 50-60$/kg 60-70$/kg 70-80$/kg 80-90$/kg $/kg 100$/kg 以上 切削工具等 (HS: ) の輸出単価 ($/kg) ( 注 )2009 年データ ( 資料 ) 中国海関統計 50

9 図表 37 中国から廉価で輸出される超硬工具の輸出相手国 スローアウェイチッフ 等 (HS: ) 切削用工具 (HS: ) カナダインドネシ 3% ア 3% レバノン 3% パキスタン 8% インド 2% イエメン 19% その他 7% 米国 55% バングラディッシュ 6% その他 37% ベラルーシ 8% エジプト 26% シリア 11% パキスタン 12% ( 注 1) 廉価輸出の対象として 1 取引あたり 5 ドル /kg 未満の取引を抽出している ( 注 2)2009 年データ HS の 5 ドル /kg 未満の輸出量は 338,523kg HS の輸出量は 119,148 6kg となっている ( 資料 ) 中国海関統計 51

10 IV-3. スクラップ回収事業者における流通実態 1. 超硬合金スクラップの購入 輸入状況 中国国内で超硬合金スクラップを再販している可能性がある事業者として 超硬合金スクラップ回収事業者を取り上げてその流通実態をみた場合 超硬合金スクラップの調達先は大半が 超硬工具向け中間原料を生産していたり また超硬工具を生産していたりする ( 不良品を発生させている ) タングステン素材等のメーカーである ( 図表 38) 使用済みの超硬工具を超硬工具ユーザーから回収している割合は少ない 定量的な情報は得られなかったものの 他数社からも同様の回答が得られている 中国国内の回収事業者に対してヒアリング調査を実施し 得られた回答を図表 39に示す 購入 輸入に関しては いずれの場合も排出者側から連絡を受けて買取を行っていることが多いとのことであるが 一部ではインターネット上に募集をかけてそれを見て連絡してきた事業者から買い取ることもあるとのことである また 一部は日本や欧州などからも買取もあるが 大半は国内で発生するものが主体という回答が得られている 図表 38 回収事業者における購入先の例 工具ユーザー 7.6% W 素材メーカー 92.4% ( 資料 ) 関係者ヒアリングから三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング作成 52

11 工具の種類 回収ルート 図表 39 中国内の回収事業者から得られた回答 (1) 項目回答 ( 類似する回答は集約 ) 業務開拓方法 見積もり 入札の有無 スクラップの選別状況 タングステン モリブデン ニッケル コバルトのスクラップ 超硬ドリルスクラップ ハイススクラップ タングステン粉及びその他のタングステン金属廃棄物 ハイス カッタースクラップ ハイス工具 タングステン粉 タングステン線 PCB ドリル ハイススクラップ ハイス部品等 タングステン モリブデン ニッケル コバルトの生産メーカーから不良品を買い取るルートと超硬合金スクラップを買い取るルートの2 通りが存在する タングステン金属製品のメーカーから買い取る場合と ( ユーザーなどから ) 超硬合金スクラップを買い取る場合の2 通りが存在する 各メーカーへ連絡し 不良品買い取りの交渉を行う 各メーカーへ直接電話連絡を行うか もしくはインターネット等で中古の超硬工具やハイス工具について購入希望を投稿し その連絡を待つという方法がある 自らと特に営業を行うようなことはせず 不要な超硬合金スクラップ等の回収を行っている旨のメッセージをインターネット上に掲載して 売却主から連絡が入るのを待つのが一般的である 特に入札形式による購入は存在しない ある程度決まった価格で購入するか もしくは量がまとまっている場合にはのみ価格交渉を行った上で購入する 過去に一部の入札に参加したことがあるものの それ以外は特に経験はない 特に入札等による形式で超硬合金スクラップを購入した実績はない タングステン モリブデン ニッケル コバルト等を購入しているが 特に基準を設けておらず 塊のもの 粉末状のもので選別している程度である 超硬工具の摩耗度やタングステンの含有率によって区別することもある ( 粉状で引き受ける条件は タングステン含有率 95%-99.99% 各種合金スクラップの場合に引き受ける条件は 同様にタングステン含有率量 30%-90% である タングステン モリブデン コバルトなどといったレアメタルの含有度に応じて数種類程度に分けている 超硬工具スクラップの新旧程度によって分けている 価格評価の方法 スクラップの形状や工具としての摩耗度 またタングステン含有率によって判断している 新しく摩耗が少なく またタングステン含有率が高ければそれだけ価格は高くなる ただし 市場価格は常に変化することから 特に固定価格というものは存在しない 買上げを行う場合 まずサンプルを送付してもらって タングステンの含有率や工具としての磨耗度 形状を踏まえて価格を決定している " タングステン モリブデン コバルトなどの含有量によって価格を決定する まずサンプルを送付してもらいそのサンプルに含まれている含有量を確認する 基本的には含有量 30% 以上のものが買い取りの対象となる 日本からの超硬合金スクラップ輸入状況 輸入単価 (2011 年 1 月現在 ) 日本及びその他からの購買オファー 日本を含めて海外から直接輸入していない 多くが中国国内における購入である 一部 貿易会社を通した輸入もあるが 現在はごくわずかである 日本から輸入を行っているが 全体の購買量のおよそ 10% 程度に過ぎない その他の国からの輸入は特に行っていないが 特に特に日本にこだわっているわけではない 日本から輸入を行っているが 全体の購買量のおおよそ 15% 程度である その他 欧米から約 5% 程度ある 残りは国内調達である 現在 直接輸入は行ったおらず基本的に国内から調達をしている RMB/ トンで輸入 (2009 年度と比べて 10% ほど値上がり ) 160 千 RMB/ トンで輸入 (2009 年度と比較すると 10~15% ほど値上がり ) 国内取引が主取引であり 特に海外から引き合いの話があるわけではない 日本及び欧米企業と提携はしているものの 常に取引しているわけではない その時々で現物を確認してから取引を行っている 日本から購買オファーがある 現在も日本 欧米企業と提携している ( 資料 ) 上海市 江蘇省 広東省における回収事業者各 1 社に対して実施したヒアリング調査から 53

12 2. 超硬合金スクラップの再販 売却状況 中国国内の超硬合金スクラップの取扱事業者について その販売先をみた場合 大半が化学品等の原料として超硬合金スクラップを購入していることがわかる ( 図表 40) 詳細を確認することは難しいが 会社インターネットなどで判断する限り いずれも超硬工具向け中間原料の生産や精製も事業の一部で手掛けている可能性があり 実質上のタングステン精錬事業者である可能性がある 一方 再販品として需要している可能性がある工具ユーザーの割合は全体からみてごくわずかであるが 一部のヒアリングでは数割程度と回答している場合もある 中国国内の回収事業者に対してヒアリング調査を実施し 得られた回答を図表 41に示す 再販 売却に関しては 再販用途に回すか 再生処理用途に回すかの判断をいずれの事業者 ( 本調査においてケーススタディの対象とした事業者 ) も行っており 摩耗度の低いものは再販用として選別する場合があるとのことである ただし 全体量からみると多くても数割程度とのことである 図表 40 スクラップ取扱い事業者における販売機の例 工具ユーザー W 素材 0.4% メーカー 9.0% 不明 その他 1.0% 顔料等メーカー 44.7% 農薬メーカー 44.9% ( 資料 ) 関係者ヒアリングから三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング作成 54

13 図表 41 中国内の回収事業者から得られた回答 (2) 項目回答 ( 類似する回答は集約 ) 購入した超硬合金スクラップの選別状況 ( 精錬売却用 再販用の選別基準等 中国国内 海外の精錬事業者に対する販売状況中国国内外再販市場の有無購入したスクラップに占める再販割合 主な販売先 販売単価 (2011 年 1 月現在 ) 今後の再販売市場動向 売却先決定の判断材料等 主にスクラップの摩耗度合と形状によって再販用か精錬用かを判断しており その場合 1 再販用 : 塊状で磨耗度合の比較的低いスクラップ と 2 精錬用 : 粉状のスクラップ に分けている 2は タングステン酸ナトリウム二 モリブデン酸二ナトリウム モリブデン酸アンモニウムに精錬して販売する 回収した超硬合金スクラップは 提携先企業へ転売している 現在提携先企業は合計で 10 数社ある 新しいか古いか 摩耗はどの程度かによって再販用とするか否かを判断する 比較的新しく 摩耗度の低いものは再販用に回し 古くまた摩耗度の高いものは精錬用としている 割合としては8 割 ~9 割は精錬用で 1~2 割が再販用である 現状のところ 100% 国内販売である 特に意図的に海外の販路を開拓するようなことはない 輸出手続きが面倒である 100% 国内向けに販売している 国外との取引は特にないため 国外市場 ( 再販用途 ) はよくわからない ただし 国内市場は一定規模で存在する 全体の 10% 程度が再販用であり 残り 90% 程度が精錬用となる 全体のおおよそ 90% は再販用としており 残り 10% 程度を精錬用として販売している 状況にもよるものの 現在おおよそ全体の 20% 程度が再販用である 主にタングステン モリブデンなどのレアメタル リサイクル企業 また化学メーカーに向けて販売している 価格は 180 千 RMB/ トンである 主な販売先としては化学薬品メーカー 建設事業者 金属製品メーカーなどがある 長期的に提携しているリサイクルメーカー ( 製精錬事業者等 ) へ販売している 価格は 170 千 RMB/ トン前後である 主に国内大手リサイクルメーカー ( 製精錬事業者 ) へ販売している 価格は 千 RMB/ トンである 今後も安定的に成長する業界であるとは思われるが 当社の企業規模がさほど大きくはないため 今後の市場競争で生き残れるかどうかのプレッシャーは大きい 今後市場規模は拡大すると思うものの 価格変動が大きく また参入業者も多いため 市場競争は激しくなる一方である 市場競争が激化し 価格も上昇する傾向が今後も続くとみている ただし常に上昇しているわけではない 比較的不安定な感じはあるものの ここ1 年程度はおおよそ 10% 程度の上昇傾向にある 特に具体的な基準を設けているわけではないが 価格が高く 速やかな支払サが得られる企業と優先的に取引をするようにしている 基本的には契約を結んでいる企業のみへの販売を行っている 高い価格を提示する企業に向けて販売を行っている ( 資料 ) 上海市 江蘇省 広東省における回収事業者各 1 社に対して実施したヒアリング調査から 55

14 IV-4. タングステンの製精錬事業者における流通実態 中国国内で超硬合金スクラップを再生処理 ( マテリアルリサイクル ) をしている可能性がある事業者として タングステンの製精錬事業者を取り上げてその流通実態をみた場合 超硬合金スクラップの調達先は大半が超硬工具メーカーからの工程くずとの回答が得られている ( 図表 42) 2010 年 2 月現在における超硬合金スクラップの購入単価 ( 国内単価 ) は いずれのケーススタディにおいても 160~190 千元 / トン (=200~250 万円 / トン ) との回答が得られており 同時期における日本国内の相場よりもやや高い傾向にある 海外からの購買打診も全体からみると少量ながら存在するとのことである ( 日本 欧州など ) なお 近年は原材料価格の需要急増により 中国国内でもタングステン資源の争奪が起こりつつあるとのことで 中国政府の指導もあり 昨今は二次原料の割合を増やす方向にあるとのことである いずれの精錬事業者においても今後は再生処理用途の超硬合金スクラップの需要は増える可能性が大きいとしている ( 年率数 % の割合で増加中とのこと ) 具体的な方策としては 超硬合金スクラップの回収を担う商社などを子会社に設立したり また既存のスクラップ回収事業者と連携することで回収ネットワークを回収させようとする動きがある 56

15 図表 42 タングステン精錬事業者から得られた回答 項目回答 ( 類似する回答は集約 ) 超硬工具スクラップの購入条件 ( 不純物 形状等 ) 購入ルート 原料に占めるスクラップ原料の割合 購入単価 (2011 年 1 月現在 ) スクラップ購買量の増加意向 中国国内におけるタングステン生産の動向 政府による採掘制限 回収ルート拡充意向 日本からの超硬合金スクラップ輸入状況 輸入単価 (2011 年 1 月現在 ) 日本及びその他からの委託精錬オファー等 超硬合金スクラップのリサイクルでは ハイス 超硬合金スクラップ タングステンフィラメント PCB ドリル タングステン板等が購入の対象となる タングステン粉のリサイクルでは ハイス粉 回転砥石から発生するタングステン含有粉 タングステン含有の研磨スラッジなどが対象となる このほか ハイス モリブデンスクラップ トリウムタングステン PCB ドリル ハイス工具 タングステン粉スクラップ 超硬合金研削用材料等 購入ルートとしては 主に1 超硬工具メーカー 2 超硬合金スクラップの回収事業者の2 通りがある 通常 売却希望側から連絡を受けるのが一般的である 近年 素材生産に占めるスクラップ原料の割合は高まる傾向にある 2007 年時点でおおよそ 12% 前後であったが 2010 年には約 18% の割合にまで高まっている (1 年で5~6% 向上 ) ここ最近で中央政府によるタングステン関連の指導を踏まえ 精錬時におけるスクラップ原料の導入比率が高っている 2008 年時点では約 10% 程度だったものが 2010 年時点で 15% を占めるまでに成長している 160 千 RMB/t 190 千 RMB/t( ただし国内購入単価 輸入単価そのものに関するデータ得られず ) 162 千 RMB/t 190 千元 RMB/t( 同上 ) スクラップの購買量を今後増加させる意向にある スクラップを購入すると同時に将来的には自社内でタングステン鉱山を確保し 原材料の安定確保を目指すことも視野に入れている またタングステン鉱山からの供給量も将来的には減少していくことから スクラップ中のタングステンを利用することは 原材料不足の問題を解決できる 今後はスクラップの購買量を更に増加する計画がある 政府もタングステン資源を重視しており 徐々に国家がタングステンの管理を強化する方向にある 現在 製精錬事業者が資源を奪い合う状況となっており 価格は徐々に高騰している 2010 年度のタングステン取引価格は 万元 / トンであるが 2009 年と比較すると約 36% 上昇している 新規の製精錬事業者が増えており それで原料価格も上昇傾向にある 鉄マンガン重石価格は 2010 年初頭の 69,500RMB/tから同年 11 月に 97,750RMB/ tにまで上昇している タングステン資源をメーカーが奪い合う状況にあることから 資源を確保できずに生産中止にしているメーカーもある 国家がタングステン資源の生産管理を強化させている 原材料の供給量が減少し 将来の原材料安定供給にリスクが潜んでいる 原材料の購入は以前よりも難しくなってきている 価格も以前に比べて高騰している 原材料問題は企業の発展にとって大きな問題となりつつある そのため スクラップ原料のリサイクルに力を入れている 今後 スクラップ回収ルートは拡大させていく予定である 例として 工具メーカーおよび大手回収事業者との連携がある スクラップの回収ルートを今後拡大していく予定である 現在 既に取引のある回収事業者との提携をさらに強化させているが 将来的には自社内で回収事業者を設立させる計画もある 日本からは超硬合金スクラップを輸入している 日本から比較的容易に輸入できるものの 国内市場で購入するよりも高価である 日本からの輸入量は 現在のところ スクラップ購入量全体の約 10% 程度である 日本から超硬合金スクラップを輸入しているが 現在はあまり多くはない スクラップ購入量の全体に占める割合は5% 程度である また少なくともここ2 年間は日本以外からの輸入を行っていない 160 千 RMB/t~190 千 RMB/t 160 千 RMB/t~185 千 RMB/t 米国 日本 欧州の企業からオファーがある 2009 年における輸出額は 101, 017 万 RMB である 欧州からオファーは受けたことがあるが 実際量はあまり多くはない 現在 海外市場の開拓に注力している ( 資料 ) 江南地域に立地する製精錬事業者 2 社に対して実施したヒアリング調査から 57

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