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1 2. 一般事項の入力 2-1. 建設地等 ( 図 2-1) ( 図 2-1) [ 物件名 ]/[ 建設主 ]/ [ 建築士資格 ]/[ 構造設計者氏名 ]/[ 所属建築事務所 ]/[ 郵便番号 ]/ [ 所在地 ]/[ 電話番号 ]/ [ 建設場所 ]/[ 主要用途 ] 操作 漢字 / カタカナ / 英数字で入力します 機能 計算書の表紙に印刷 / 表示されます [ コメント ] 操作 漢字 / カタカナ / 英数字で入力します 機能 データに関する情報を自由に書き込みます 備忘録として利用します 1

2 [ 支持力 ]: 建設地の地盤支持力 (kn/ m2 ) 参照 告示第 1113 号 利用 基礎形式により [ 布基礎 ] は 30 以上 [ べた基礎 ] は 20 以上です [ 根入れ ]: 布基礎 べた基礎で GL から基礎底版までの深さ (m) 機能 [ 根入れ ] は 布基礎の有効地耐力の計算に使用します [ 地中梁梁せい ]: (m) 機能 水平力時の ( 地中梁用 ) 応力計算に使用します 1 階階高 +( 地中梁梁せい /2)= 地中梁用 1 階階高 操作 テンキー入力 [ せん断力係数 ]: 地震層せん断力係数 [ 地震地域係数 ]: 地域で定められた数値 参照 施行令第 88 条 [ 地表面粗度区分 ]: 速度圧 (q=0.6evo 2 ) を求める E を算出する係数 ( 初期値 Ⅲ 3 に設定 ) [ 基準風速 ] 速度圧を求める建設地の風速 ( 令 87 条 ) 参照 施行令第 87 条 / 告示第 1454 号 [ 風圧力に対する所要壁量 ]: 告示第 1541 号五表三の数値 [ 地盤種別 ]: 静岡県条令の地盤種別 1,2,3 種地盤に対応します 特定行政庁が第 88 条第 2 項の規定により指定した区域における場合 1.5 倍とした数値 を乗じる場合は 3 種を選択します 静岡県以外で使用する地盤種別 3 種 (1.0) を追加しました [ 垂直積雪量 ] 建設地での最大積雪深さ (cm) [ 積雪低減用屋根勾配 ] 屋根形状係数を算出する入力項 参照 施行令第 86 条 2

3 多雪地域 : 建設地が 多雪地域に指定されている場合 ON( 図 2-2) ( 図 2-2) 操作 にします 操作 長期 短期の積雪低減値を選びます 機能 令 82 条 2 項の表に示される [ 多雪地域 ] のG+P+0.7S( 長期 ) と G+P+0.35S( 短期 ) に使用されます ( 令 82 条 ) 静岡県建築構造設計指針 : 建設地が 静岡県内の場合 ON 操作 とします 機能 2009 年静岡県建築構造設計指針における [ ルート A-1] 壁量計算 ( 地域係数 地盤種別 ばらつき係数を考慮 ) を行います 3

4 2-2. 建物概要 ( 図 2-3) ( 図 2-3) [ 建物概要 ] [ 建物規模 ]:[ 平屋建て ]/[ 小屋裏 2 階建て ]/[2 階建て ]/ [ 小屋裏 3 階建て ]/[3 階建て ] から選びます 注意 一部 2 階建て又は平屋建ての有る 3 階建て住宅は 3 階建てです [ 構造形態 ]: 木造 ( 告示 1791 号 1 項 ) 操作 KIZUKURI-2 4 で扱う [ 基準法第 20 条 2 号の大型建築物 ] の場合に ON [ 木造 ] では 軒高 9m 超又は高さ 13m 超の建築物が該当します [ 根太間隔 (m)]: 操作 根太の間隔を入力します (m) 機能 床荷重の負担面積計算に使用されます [ たる木間隔 (m)]: 操作 たる木の間隔を入力します (m) 機能 屋根荷重の負担面積計算に使用されます 4

5 [ 構造形態 ]:1 階 RC 造 +2,3 階木造 ( 混構造 )( 図 2-4) 1 階 S 造 +2,3 階木造 ( 混構造 ) ( 図 2-4) [1 階重量 (kn)0 上階の木造部分の合計重量 ] [0.0: 初期値 ] 操作 初期値 [0.0] とします 機能 混構造 ( 併用構造 ) の計算で 上部 [Ai] 算出に必要な 1 階の地震力用重量です 初期値 [0.0] の場合は 上部木造部重量の合計を [ 仮の 1 階地震用重量 ] とします 利用 1 階が RC 造の場合は [ 仮の 1 階地震用重量 ] を使用して上部のせん断力を採用しても良いです 1 階が S 造の場合は 地震用重量を求めて 入力します ( 告示 1791 号 1 項 ) 操作 該当する [ 併用構造物 :RC+ 木造 /S+ 木造 ] 場合に ON 機能 告示 1791 号で示される 木造の建築物又は木造とその他の構造とを併用する建築物 構造耐力上主要な部分 地震力による応力の数値 次の表の数値以上の数値を乗じて の数値を β=1.5( 標準せん断力係数に β 値を乗じます ) として計算を行います 参考 11 階の S 造の架構を構成する柱の相互の間隔が 6m 超の建築物 21 階が RC 造の建築物 5

6 参照 告示第 593 号第三 ( 二 ) / 第四 ( ト ) 注意 混構造では 木造部分の計算のみ行います 注意 混構造では 木造部分が 1 層の場合は 2 階建てとなり 木造部分が 2 層の場合は 3 階建てです 注意 混構造では 軒高 9m 最高高さ 13m 以下です ( ルート 1 の場合 ) [ 各階建物用途 ( 積載荷重 )] [ 屋根 ]/[3 階 ]/[2 階 ]/[1 階 ]/[ 屋根 ]/[ その他 1]/[ その他 2]/ [ その他 3]/[ その他 4]/: 積載荷重 操作 積載荷重 ( 積載なし 居室の半分 居室 事務室 店舗 ) を選択します 機能 積載荷重を設定します 参照 施行令第 85 条 屋外 : 操作 にします 機能 その床/ 屋根構面に [ 積雪荷重 ] を考慮します 注意 [ その他 1~8] は 設計者が定義できる荷重です 内部 ( 例 : 小屋裏床 ) に使用する場合は 必ず [ チェックボックス ] を OFFにします ( 積雪荷重を考慮させない為です ) [ 積載荷重の設定 ]( 図 2-5) 操作 [ 積載荷重の設定 ] ボタンを クリック [ 積載荷重の設定 ] ウィンドウで名称 / 数値を入力します 機能 [ 居室 ][ 事務室 ][ 店舗 ] 以外の積載荷重を設定します ( 図 2-5) 6

7 2-3. グリッド ( 図 2-6) ( 図 2-6) [ グリットの設定 ] 注意 [ 名称の初期化 ] と [ 寸法の初期化 ] を始めに クリック します 注意 グリット間隔値の指定は 下限値は 1 mm上限値は 5000 mmです [ 基本グリット間隔 (mm)]:x,y 方向の初期グリッド間隔 操作 プルダウンメニューより使用グリット寸法 ( 例 900,910,1000,etc.) を選択するか 任意のグリッド間隔 ( 例 :303 等 ) をテンキーで入力します 機能 [ 略伏図の入力 ] に表示されるグリット間隔を決めます [ 名称の初期化 ]: 操作 [ 名称の初期化 ] ボタンを クリック します 機能 X 方向 (X0~X89) Y 方向 (Y0~Y89) の通り名称を付けます [ 寸法の初期化 ]: 操作 [ 寸法の初期化 ] ボタンを クリック します 機能 [ 基本グリット間隔 ] で指定した寸法でグリット間隔が設定されます 利用 グリッド間の寸法および通り名称を変更出来ます 操作 キーボードより名称 / 数値を入力します 7

8 2-4. 基本データ ( 図 2-7) ( 図 2-7) [ 建物基本データ (m)] [ 最高高さ ]:GL( 地盤面 ) からの最高高さです (m) [ 軒高 ]:GL から軒高までの高さです (m) [3 階階高 ] [2 階階高 ] [1 階階高 ]: 各階の階高です (m) [GL-1 階床高さ ]:GL から 1 階床までの高さです (m) [GL- 土台天端 ]:GL から土台の天端までの高さです (m) [GL- 基礎天端 ]:GL から基礎の天端までの高さです (m) 注意 [1 階床高さ ][1 階階高 ][2 階階高 ][3 階階高 ] の合計値が [ 軒高 ] になるようにします この数値が一致しない場合は [Warning! 各階階高の和と軒高が一致しません ] と表示されます [ 階床枠組高 ]: 床枠組の高さです 機能 内部の壁重量算出時に ( 階高 - 階床枠組高 = 内壁高さ ) が採用されます 利用 床根太 210( 材せい 235mm) に構造用合板 (15mm) 使用の場合は [ 階床枠組高 =250] です 8

9 [ 屋根の形状 ]: 操作 プルダウンメニューから選択します 機能 [1.1 建物概要 ] の [ 屋根の形状 ] に表示されます 風力係数 ( 形状係数 ) で勾配の有無が確認されます 利用 陸屋根は 両方向に勾配屋根が無い形状です 切妻は 一方向に勾配屋根がある形状です 寄せ棟は 両方向に勾配屋根がある形状です 片流れは 1 面のみ勾配屋根がある形状です [ 軒出 ]X 方向 Y 方向の軒出長さ (m)( 図 2-8) ( 図 2-8) は X 方向 0.3(m) Y 方向 0.6(m) と入力する例です 操作 テンキーで入力 機能 屋根重量を算出するときに 軒出部分を含めた水平投影面積に単位荷重を乗じて屋根荷重を算出します 注意 [ 隅木 ][ ポリゴン ] で配置された屋根には [ 軒出 ] は 適用されません この場合は [ 線荷重 ] で対処します ( 図 2-8) [ 勾配 ] 操作 テンキーで入力 機能 X 方向 /Y 方向の屋根勾配を指定します 屋根重量算出で ( 勾配割り増し ) に利用します 重い屋根として設計する 操作 にします 機能 告示第 1541 号五表二 令第 86 条第 2 項ただし書きの規定によって特定行政庁が指定する多雪地域以外の区域における建築物屋根をその他の材料でふいたもの に該当する場合 ( 一般的には瓦屋根 ) の係数を参照します 9

10 [ 床面積 ( m2 )]( 告示第 1540 号 ) [3 階床面積 ] [2 階床面積 ] [1 階床面積 ] ( 各階の )[ ロフト ] ( 各階の )[ ロフト高 ] 操作 テンキーで入力 機能 告示第 1541 号五表二の係数に乗じる床面積です 参照 告示第 1351 号 ( 小屋裏床 / ロフトの設置 ) [ 見付け面積 ( m2 )] [ 屋根 ] [3 階上部 ] [3 階下部 ] [2 階上部 ] [2 階下部 ] [1 階上部 ] 操作 テンキーで入力 機能 風圧力の各部分受圧面積 ( 告示第 1541 号表三の見付け面積 ) 及び ( 令 87 条の見付け面積 ) の数値 ( 図 2-9) ( 図 2-9) [ 告示第 1541 号, 令第 87 条を同一見付け面積で行う ] 操作 にします (ON の状態 ) 機能 告示第 1541 号と令第 87 条の壁量計算を同じ受圧面積で行います 注意 [ 告示第 1541 号, 令第 87 条を同一見付け面積で検討 ] の [ チェックボック 10

11 ス ] がOFFの場合は 各入力された受圧面積で告示第 1541 号と令第 87 条の ( 風圧時必要壁量計算 ) を行います 操作 告示第 1541 号, 令第 87 条の入力画面の切替は ( ) のボタンを クリック します ( ) の入力画面が表示されます 注意 設計図書より各階の風圧の受圧面積を計算して入力します 受圧面積は 自動的に計算されません 注意 告示第 1541 号では 各階床面から 1.35(m) で下半分の面積を 階高から 1. 35(m) 引いた高さで上半分の面積を算出します 令第 87 条では 見付け面積は各階高の 1/2 で下半分と上半分の面積を算出します X および Y 方向の受圧面を ( 図 2-10) に示します 注意 見付け面積は X および Y 方向に風が吹く場合の受圧面積です ( 図 2-10) ( 図 2-10) [ 風力係数 ] Cf=Cpe-Cpi 参照 施行令第 87 条告示第 1454 号 建設省告示第 1454 号 E の数値を算出する方法並びに V 0 及び風力係数の数値を定める件 利用 直接風力係数を入力する場合は 閉鎖型建築物の風上壁面の Cpe は

12 kz で最大値が 0.8 です 風下壁面の Cpe は -0.4 です ゆえに 建物全体に働く風力係数は 1.2 となります 勾配屋根の風上面の Cpe は 30 度 ( 約 6 寸勾配です ) の場合 0.2 です 風下壁面の Cpe は -0.5 です ゆえに 勾配屋根全体に働く風力係数は 0.7 となります 勾配屋根の風上面の Cpe は 45 度 (10 寸勾配です ) の場合 0.4 です 風下壁面の Cpe は -0.5 です ゆえに 勾配屋根全体に働く風力係数は 0.9 となります 注意 片流れ屋根の風力係数は ( 自動 Auto) の設定で計算すると 風上の ( 妻壁 ) 側が 0.8 となり 風下の ( 勾配屋根 ) 側が 0.5 で (1.3) となります この場合は 直接 (1.2) と入力します 12

13 2-5. 固定荷重 ( 図 2-11) ( 図 2-11) [ 固定荷重 (N/ m2 )] 参照 施行令第 82 条 [ 固定荷重 :G と表示 ] 操作 プルダウンメニューの中から選択します 荷重名称 荷重 ( 数値 ) を入力します 機能 各部分の固定荷重を定めます (N/ m2 ) [ 屋根 ]: 屋根仕上げ 下地 小屋組までの固定荷重 機能 屋根勾配が有る場合は 水平投影面に置き換えて荷重を割増します [ 天井 ]: 天井の固定荷重 機能 天井根太構面固定荷重 [3 階床 ]/[2 階床 ]: 床 下地 床組 天井の固定荷重 [1 階床 ]: 床 下地 床組の固定荷重 機能 各階床根太構面固定荷重 注意 [ 略伏図の入力 ] で [F 階 (1 階床 )] 配置が無い場合は 1 階床荷重の計算は 行いません 13

14 [ 内壁 3 階 ]/[ 内壁 2 階 ]/[ 内壁 1 階 ] 機能 各階内壁の固定荷重 [ 外壁 3 階 ]/[ 外壁 2 階 ]/[ 外壁 1 階 ] 機能 各階外壁の固定荷重 [ その他 1]/[ その他 2]/ [ その他 7]/[ その他 8] 機能 [ 建物概要 ] で定義した積載荷重に対応するユーザーが定義できる固定荷重 操作 荷重の設定方法は 下記の 3 種類の方法が有ります 操作 設定する場合は [ コンボボックス ] に直接入力します 注意 数値は SI 単位 (N/ m2 ) です 1 荷重のみの入力 ( 形式 ; 荷重 ) ( 図 2-12) 例 1)500 2 名称および荷重の入力 ( 形式 ; 名称 : 荷重 ) ( 図 2-13) 例 2) 板張り :600 ( 図 2-12) ( 図 2-13) 3 詳細入力 ( 形式 ; 名称 : 荷重名称荷重 + 荷重名称荷重 + = 合計荷重 ) ( 図 2-14) 例 3) 板張り : フローリンク ( 根太含む ) 250+ 床組 200+ 天井 150 = 600 ( 図 2-14) 例 3) では出力の [1.4. 仮定荷重 固定荷重 ] に下記のように出力されます フローリンク ( 下地含む ) 250 床組 200 天井 計 600(N/ m2 ) 注意 荷重名称と荷重の間は 1 スペース空けてください 注意 荷重は 半角数値で入力します 注意 名称には コロン [:] プラス [+] イコール [=] カンマ [, ] は 使用出来ません 14

15 2-6. 使用材料 ( 図 2-15) ( 図 2-15) 操作 キーボードより漢字 / ひらがな / カタカナ / 英数字を入力します 機能 使用材料の記述に使用します 計算書の一般事項 [1.3 使用材料および許容応力度 ] の欄に印刷されます 注意 計算に使用されるデータではありません 利用 設計者が設計条件を記述する時にワープロとして使用します 例えば [ 耐力壁 4.0 倍 : 構造用合板 (3.0 倍 )+ 石膏ボード (1.0 倍 )] と記述すると その様に印刷されます 15

16 利用 風圧力の受圧面積の根拠を計算書に表すことも必要と考えます 同様に基礎重量の内訳 ( 地中梁や基礎スラブ ) や ( 特殊荷重 ) の根拠を示した例です ( 図 2-16) ( 図 2-16) 16

17 2-7. 許容応力度 ( 図 2-17) ( 図 2-17) [ 材種 許容応力度 ]( 図 2-18) ( 図 2-18) 17

18 操作 [ 設定 ] ボタンを クリック します 機能 部材 ( たて枠 まぐさ 梁 ) の断面検定計算に使用する [ 基準強度 ] を設定します [ 番号 (1 2 B C)] で指定された材料の [ 基準強度 ] が検定計算に使われます 操作 使用する材料の [ 名称 ] および [ 基準強度 ] を入力 ( 登録 ) します [ 了解 ] 操作 ボタンを クリック します 機能 入力した [ 名称 ][ 基準強度 ] を登録します [ 取消 ] 操作 ボタンを クリック します 機能 入力した [ 名称 ][ 基準強度 ] を取り消します [ 初期化 ] 操作 ボタンを クリック します 機能 登録材料の初期値に変更します ( 図 2-18) [ 曲げ ( 幅 )] 機能 [ 曲げ ( 幅 )] は 弱軸曲げ ( 風圧力を負担する外周部まぐさの検討 ) に使われます [ 集成材 ] 機能 [ 集成材 ] は 集成材の を使用する時に ( 寸法効果係数 ) を反映させない機能です チェックボックスを ON にした場合に ( 寸法効果係数 ) が [1.0] となります 18

19 [ 基礎 ]: 布基礎 べた基礎の選択をします 1 布基礎の場合 ( 図 2-19) ( 図 2-19) [ 布基礎の全長 ]: 布基礎の全長 (m) [1 階床重量 ]: 略伏図の入力で F 階に床を配置した場合は (0.00) です 入力しない場合は 床面積に単位荷重 (G+P) を乗じた数値を入力します (kn) [ 基礎立上り部重量 ]: 布基礎の地上部分の重量 (kn)( 図 2-20) [ 基礎幅検討の安全率 ]: 設計者の判断値 (1.0 以上 ) ( 図 2-20) 機能 基礎用の建物重量 ( 自動算出 ) と入力された [ 基礎立上り部重量 ] の合計重量を 入力した [ 布基礎の全長 ] および安全率を考慮して有効地耐力に対する ( 必要 ) 基礎底版幅を算定します 19

20 [ 転倒 ] 機能 両方向の転倒計算を行います ( 図 2-21) [X 方向基礎長さ ]:(m) [Y 方向基礎長さ ]:(m) [X 方向布基礎本数 ]:( 本 ) [Y 方向布基礎本数 ]:( 本 ) [ 布基礎断面 ]:( m2 ) [ 布基礎底版幅 ]:(m) [ 転倒根入れ ]:(m) ( 図 2-21) 20

21 2 べた基礎の場合 ( 図 2-22) ( 図 2-22) [ 基礎版面積 ]: べた基礎の底版面積 ( m2 ) [1 階床重量 ]: 略伏図の入力で F 階に床を配置した場合は (0.00) です 入力しない場合は 床面積に単位荷重 (G+P) を乗じた数値を入力します (kn) [ 基礎立上り部重量 ]: 地中梁の全長重量です (kn) ( 地中梁全長 m) ( 地中梁幅 m) ( 地中梁せい - スラブ厚 m) (24kN/m 3 ) [ スラブ重量 ]: べた基礎スラブ重量 (kn) ( べた基礎面積m2 ) ( べた基礎厚 m)(24kn/m 3 ) [ 積載荷重 ]: 自動車等の荷重を想定した重量 (kn) 機能 基礎用の建物重量 ( 自動算出 ) と入力された [1 階床重量 ][ 基礎立上り部重量 ][ スラブ重量 ][ 積載荷重 ] の合計を [ 基礎版面積 ] で除した値 ([ 建物平均重量 ]) が仮定支持力 ( 入力項 [ 支持力 ]: 建設地等 ) に対し安全 ([ 支持力 ] [ 建物平均重量 ] OK) かを検討します 注意 [ 略伏図の入力 ] で [F 階 ] の床荷重を入力した場合は 上記 [1 階床重量 ](DL+LL) 項の入力は (0.00) です [ 転倒 ] 機能 両方向の転倒計算を行います [X 方向基礎長さ ]:(m) [Y 方向基礎長さ ]:(m) [ 転倒根入れ ]:(m) 21

22 [ 2 次設計を行う ]: 令第 82 条の 2( 層間変形角 ) 及び令第 82 条の 6 の 2 項 ( イ ) ( ロ ) 計算 ( 剛性率 偏心率 ) ( 木造 ) の場合 ( 図 2-23) ( 図 2-23) 操作 にします 操作 [ 許容変形角 ] を選択します ( 混構造 RC+ 木造 ) の場合 ( 図 2-24) ( 図 2-24) 22

23 ( 混構造 S+ 木造 ) の場合 ( 図 2-25) ( 図 2-25) 操作 にします 操作 [2,3 階許容変形角 ] を選択します 操作 [1 階許容変形角 ] を選択します (S+ 木造のみ ) 操作 2 次設計の検討方向 [X Y 方向ルート2] を選択します 操作 [1 階構造階高 ][ 地震時の変位 δx][ 地震時の変位 δy] を入力 (S + 木造のみ ) 23

24 2-8. 設計方針 ( 図 2-26) ( 図 2-26) 機能 計算の前提条件を設定します [ 剛域の上限 ( 下壁 )] 操作 テンキーで入力 (m) 機能 応力計算に用いる [ 簡易ラーメンモデル ] で上階の壁芯 ( 壁の中心 ) と下階の壁芯の許容ずれ ( 応力計算で剛域と仮定する範囲 ) を定義します 初期値は 1P(0.91m) です 注意 剛域の上限は 1.5P(1.365m) に設定されています [ 剛域の上限 ( 下柱 )]:(m) 機能 応力計算に用いる [ 簡易ラーメンモデル ] で上階の壁芯と下階の柱の許容ずれ ( 応力計算で剛域と仮定する範囲 ) を定義します 初期値は 0.1m です [ 直交壁 ]:(m) 機能 接合部の設計 ( 引き抜き力 ) で直交する壁による押え込み効果 ( 長期軸力による押さえ込み ) を考慮します 初期値は 0.0m です 24

25 [ 変形増大係数 ( 長期 )] 機能 長期荷重により床梁 ( まぐさ ) の変形が増大すること ( クリープ現象 ) を検証する調整係数 参照 建設省告示 1459 号建築基準法施行令第 82 条第 4 号の規定に基づき 建築物の使用上の支障が起こらないことを確かめる必要がある場合及びその確認方法を次のように定める 注意 [ 床梁 ][ まぐさ ] の横架材スパンに対する長期たわみ制限値として機能する係数です たわみ制限値を 1/250 とし [ 変形増大係数 ] を [2] と入力した場合 床固定荷重と地震用積載荷重作用時の長期たわみ量の 2 倍のたわみ量と横架材スパンの比が 1/250 以下であることを確認します 注意 [ たわみ制限 ] 計算基準で示される制限値を満足しない場合エラーメッセージが表示されます [ たわみ制限 ] 操作 変更する場合は テンキーで入力 ( 図 2-27) 機能 各部材のたわみ制限値です ( 図 2-27) 25

26 [ 応力計算は外周部のみ行う ] 操作 チェックボックスを ON/OFF します ( 初期値 OFF) 機能 ON の場合 外周部の耐力壁 ( 内部の耐力壁でも外部の耐力壁と連続した場合は 外周部の耐力壁として扱います ) のみの引き抜き力一覧表を出力します [3.7. 接合部の設計 ] 注意 2007 年版枠組壁工法建築物構造計算指針 (3.1.3 図 3.1.1) では 従来の ( 外周壁応力解析 ) から ( 耐力壁応力解析 ) に変更されています よって 内部の引き抜き力を求めてその位置に ( 引き寄せ金物 ) を設置する設計を求められていると考えます 内部耐力壁の引き抜き力を出力する場合は チェックボックスを OFF にします 内部壁にも引き寄せ金物を出力します [ めり込み計算を行う ] 操作 チェックボックスを ON/OFF します ( 初期値 OFF) 機能 ON の場合 たて枠材およびまぐさ受けの下枠材に対するめり込み計算を行います [ ねじれ補正の方法を選択します ( 地震時 )]( 図 2-28) [ ねじれによる補正は行なわない ] が初期値です 機能 プルダウンメニューから選択した方法で負担水平力を算出します ( 図 2-28) 26

27 2-9. 等級金物 ( 図 2-29) ( 図 2-29) [ 等級 ]: 初期値 OFF [ 品質確保促進法 ] による構造の安定 ( 耐震等級 耐風等級 耐積雪等級 ) に関する各等級に対応した荷重の割り増しを行います 操作 にします 操作 [ 耐震等級 ][ 耐風等級 ][ 耐積雪等級 ] の目標等級を選択します [ 耐震等級 ]: 等級 1,2,3 より選択します [ 耐風等級 ]: 等級 1,2 より選択します [ 耐積雪等級 ]: 等級 1,2 より選択します ( 多雪地域のみ ) 機能 性能表示制度における[ 耐震等級 ][ 耐風等級 ][ 耐積雪等級 ] で要求される荷重の割増しを行います 27

28 [ 引き寄せ金物設定 ] 機能 引き抜き力を求める方法 ( 仮定外力 or 降伏せん断力 ) の選択と引き寄せ金物の名称および短期耐力と終局倍率の設定を行います 操作 にします 機能 [ 引き抜き力図 ] に引き抜き力 ( 自動的に印刷される ) に対応した設定引き寄せ金物名称を印刷 ( 印刷を選択できる ) します 引き抜き力を下記の 2 種類から選択します 操作 にします [ 仮定外力で計算 ]: 令第 87 条の風圧力と令第 88 条の地震力による存在応力を算出し その値を接合部の設計に使用します 操作 にします [ 降伏せん断力で計算 ]: [ 品質確保促進法 ] における倒壊性能を確認するための引き抜き力算出です 耐力壁が負担できる最大のせん断力時の力で接合部の設計を行います 参考図書 [ 品質確保促進法における枠組壁工法住宅の許容応力度設計 ] を参照ください [ 金物設定 ] [ 名称 ]: 使用する引き寄せ金物の名称を入力します [ 耐力 ]: 使用する引き寄せ金物の短期許容耐力 (kn) を入力します [ 終局倍率 ]: 金物設計法で [ 許容耐力で計算 ] を選択した場合に 釘打ち引き寄せ金物 (CP-L/T S-65 SW-67 など ) 耐力を終局耐力で設計する場合に使用します 釘打ち金物の短期耐力の 1.5~2.0 倍が終局耐力と考えられます ( 参考図書参照 ) なお ボルト使用金物 (HD-B HD-N など ) は 短期耐力と終局耐力との関連の記述がありませんので 1.0 倍を使用します 注意 金物の [ 耐力 ] を超えた引き抜き力が発生した場合は [ Error! 1 階 X0, Y0 の金物は設定されていません ] とメッセージが出力されます 28

29 [ 土台の設計 ] 機能 各通りに働く地震力および風圧力に対し必要な土台アンカーボルト本数を算出します 操作 [ 土台材種 ]:[ 許容応力度 ] で登録されている部材 1~12( 許容応力度の設定番号 1~C の 12 種類 ) より選択します [ 土台材厚 ]: 土台の有効せい ( mm ) を入力します [ アンカーボルト径 ]: 使用するアンカーボルトの有効径 ( mm ) を入力します [Fc]: 使用する土台の [ 基準圧縮強度 (N/mm 2 )] [F]: 使用するアンカーボルトの [ 基準強度 (N/mm 2 )] [ 準拠した基準 参考図書 ]: 機能 チェックボックスを ON にした図書名を 計算書の一般事項の欄に印刷します 29

30 2-10. ペントハウス ( 図 2-30) ( 図 2-30) 機能 ペントハウス階の入力 操作 [ ペントハウス有 ]: ペントハウスの有無を ON/OFF します [PH 最高高さ ]:GL からのペントハウス最高高さ (m)( 図 2-31) [PH 階階高 ]: ペントハウスの階高 (m) [PH 階床面積 ]: ペントハウスの床面積 ( m2 ) 注意 [ 基本データ ] で入力する [ 軒高 ][ 最高高さ ] は PH 階を含まない値です ( 図 2-31) [ 見付け面積 ] 操作 ペントハウスの受圧面積を入力します [PH 屋根 ]:X Y 方向に吹く風を受ける受圧面 ( 屋根 )( m2 ) [PH 階上部 ]:X Y 方向に吹く風を受ける受圧面 ( 階の上半分 )( m2 ) [PH 階下部 ]:X Y 方向に吹く風を受ける受圧面 ( 階の下半分 )( m2 ) 30

31 [ 風力係数 ] 操作 風力係数を入力します (0.0) の場合は 自動計算です [PH 屋根 ]:Cf=Cpe-Cpi [PH 階上部 ]:Cf=Cpe-Cpi 利用 :Cf は 壁面の場合風上 + 風下 + 内部 =1.2( 最大 ) 屋根勾配 30 度 ( 約 6 寸 ) の場合風上 + 風下 + 内部 =0.7( 最大 ) 屋根勾配 45 度 ( 約 10 寸 ) の場合風上 + 風下 + 内部 =0.9( 最大 ) 風力係数は 自動で計算もしますが 上記の ( 最大値 ) を使用するほうが良い場合があります 理由は PH 階の壁量は ( 地震時 ) で決定されますので 風圧力を最大にして設計しても影響無いと考えます ( 図 2-31) [ 固定荷重 ] 操作 ペントハウスの床荷重 ( 固定荷重 ) を入力します [PH 床 ]:[ 固定荷重 ] と同じくプルダウンから荷重を選択するか 別途作成することもできます 注意 : ペントハウス床の積載荷重は [ 居室 ] に設定されています 31

32 2-11. 基本設定 ( 図 2-32) ( 図 2-32) [ 反曲点高さ ] 操作 テンキーで入力 機能 [ 簡易ラーメンモデル ] での応力計算では 初期値のように [ 部材用 ] と [ 地中梁用 ] で表の数値が設定されています 設計者が指定した [ 反曲点 ] で水平力時の応力計算を行います 注意 無開口壁の場合は [ 反曲点高さ ]1.0 です [Ai 値 (0.0 の場合自動計算 )] 操作 テンキーで入力 機能 各階の地震力を算出する Ai 値を設計者が設定できます 32

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