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1 Performance Deficiency 有 or 無 ( 無なら で終了 ) KK 中央制御室床下ケーブ ルの不適切な敷設につ いて 平成 27 年 9 月 28 日 6 号機の中央制御室床下に敷設されているケーブルについて 原子炉の安全設備に係る信号を伝送する安全系ケーブルとそれ以外の非安全系ケーブルが混在して敷設されている連絡を受けた 安全系ケーブルと非安全系ケーブルは 実用発電用原子炉及びその附属施設の技術基準に関する規則 ( 以下 技術基準 という ) に基づき 物理的分離及び火災防護のため 中央制御室床下のスペースに分離板を設けて敷設する設計としているが この分離板を跨ぐ又は除去する 若しくは 破損させることにより 非安全系ケーブルを安全系ケーブルのスペースに敷設する等 技術基準を遵守せずに不適切な工事が行われていた 有定められた要件を満足しておらず また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 中央制御室床下において 技術基準で要求される安全機能を有する系統の分離について 分離板を跨ぐ又は除去する 若しくは 破損させることにより 本来分離されなければならない異なる区分の安全系ケーブル又は非安全系ケーブルが混在して敷設されており 安全系ケーブルの系統間の区分分離に影響を及ぼす可能性のある状態となっていた 火災障壁となる分離板の破損部の穴径が 時間耐火を満たさない状態であり 緩和系信頼性が低下していたと判断する このため More-than- 影響緩和中央制御室床下における安全系ケーブルの区分分離が確保されないまま 原子炉の運転期間中に当該区分で火災が発生した場合 共通要因によって安全機能を広範囲に喪失するリスクがある これは火災時の安全停止機能に影響があるため 影響緩和のコーナーストーンに影響を与える 6 6 のタスク.4.3( 火災の閉じ込め ) の.4.3-F 質問に対し はい となることから ステップ.5 以降の評価が必要となる このため 以上と評価した 以上 火災障壁となる分離板の破損部の穴径が十分小さく 時間耐火を満たすため 2 2F 中央制御室床下等に おけるケーブルの不適 切な敷設について 平成 27 年 9 月 東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所 6 号機の中央制御室床下において 不適切に敷設されたケーブル及び分離板の破損等が存在することが判明した これを受け 福島第二原子力発電所において調査を実施した結果 柏崎刈羽原子力発電所と同様に不適切なケーブル敷設等が判明した No. と同じ F 工事管理の不備 (2 号 機 MCR 給気処理装置 (A) の点検 ) 2 号機中央制御室給気処理装置 (A) の点検において 工事監理マニュアル に規定されている 工事監理員が実施すべき工事追加仕様書の要求事項が工事施行要領書に反映されていることの確認及び工事施工要領書に記載された手順が変更された場合の上位職の関与の工事管理係るプロセスを満足していないこと等が確認された ( 未決定 ) ( 第 07 条 ( 保守管理計画 ) 第 3 条 ) 有定められた手順を遵守しておらず また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する Minor 当該点検エリアは 定期的な空気中放射性物質濃度測定により検出限界値未満であること 及び作業前のエリア設定時にも表面汚染密度を測定し検出限界値未満であることを確認している 加えて 本事象発生後に MCR 給気処理装置 (A) の点検口周辺の表面汚染密度及び放射性物質濃度を測定した結果においても 全て検出限界値未満であった このため 従業員被ばくのコーナーストーンに影響を与えるものではないため である H29 第 4 四半期 4 泊 泊発電所,2 号機における保安規定に定める運転上の制限の逸脱について ( 中性子源領域中性子束高トリップ動作不能状態における制御棒操作 ) 平成 2 年 8 月 2 日 第 4 回定期検査中の泊発電所 2 号機において制御棒駆動装置動作試験を行っていたが 中性子源領域中性子束高による原子炉トリップ機能が必要であるところ 動作機能が解除されていることを確認した この状況は 保安規定第 33 条に定める運転上の制限を満足しないことから 9 時 8 分に運転上の制限を逸脱していたと判断した 同時に 原子炉トリップしゃ断器を開放し 運転上の制限の逸脱を解除した なお 制御棒駆動装置動作試験時において 原子炉トリップ機能が解除されていても ほう素濃度が適切に管理されており 臨界には至らず 原子炉の安全性は確保されている その後 泊発電所 号機および 3 号機について同様の状況の有無を確認した結果 泊発電所 号機第 5 回定期検査における制御棒駆動装置動作試験 ( 平成 20 年 月 23 日および 30 日実施 ) においても 運転上の制限を満足しない状況があったことを確認した 違反 2 ( 第 3 条 ( 品質保証計画 ) 第 33 条 ( 計測及び制御設備 ) 第 86 条 ( 運転上の制限を満足しない場合 )) 有必要と定めている原子炉トリップ機能が解除されており 適切に管理できていない また 当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する Minor 原子炉トリップ機能の解除による原子炉保護系の劣化であるが 制御棒駆動装置作動試験は未臨界維持が可能なほう素濃度で実施しており また 線源領域中性子束高の警報が出ない状態であっても別の警報が出て 制御棒を全て引き抜いてしまっても安全上の影響はない ( 線源領域中性子束高の警報は炉心保護目的のトリップではない ) このため 原子力の安全に影響を及ぼさないため

2 Performance Deficiency 有 or 無 ( 無なら で終了 ) 5 浜岡 5 号機排ガス除湿冷却器出口水素濃度高警報発生時の警報処置手順等の社内ルールの不遵守 第 3 回定期検査における調整運転において 平成 20 年 月 5 日午前 9 時 3 分に 排ガス除湿冷却器出口水素濃度高 の警報が点灯し その後午前 0 時 29 分に 排ガス除湿冷却器出口水素濃度高 の警報が再び点灯した以降 中央制御室における排ガス除湿冷却器出口水素濃度計指示 ( フルスケールで 5%) が振り切れる事象が継続した状態で原子炉の運転を継続した結果 午後 4 時 5 分に原子炉を手動スクラムするまでの間 気体廃棄物処理系の排ガス再結合器下流に 可燃限界を超える水素ガスが相当量流れて その一部が活性炭式希ガスホールドアップ塔内で燃焼し 気体廃棄物処理系の設備の健全性に少なからぬ影響を与えた 有水素濃度が 4% を超えた場合は原子炉を停止することとなっているが 排ガス除湿冷却器出口水素濃度が高い状態で運転を継続している 当該事象は防止可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 水素濃度が高い状態で運転を継続したことにより 可燃限界を超える水素ガスが相当量流れて その一部が活性炭式希ガスホールドアップ塔内で燃焼した 活性炭式希ガスホールドアップ塔内の温度上昇により 破損のおそれがあった 同機器が破損した場合 系外に水素が流出し 従業員被ばくを増加させる可能性があったことから More-than- 活性炭式希ガスホールドアップ塔内の温度は上昇したが 規定量の排ガスを処理できていたことから 放射線安全に影響はないため 従業員に対する放射線安全気体廃棄物処理系の設備の健全性に影響を与え 系外に水素が流出し 従業員被ばくを増加させる可能性があったことから 従業員に対する放射線安全のコーナーストーンが影響を受けたと判断した 4 被ばく超過の可能性はなく フローの質問に対して全て No. となることから と評価した 浜岡浜岡 3 号機濃縮廃液貯蔵タンク (C) 放射性廃液の漏えい事象 平成 2 年 2 月 日 浜岡原子力発電所 3 号機補助建屋地下 2 階の放射線管理区域内において 濃縮廃液貯蔵タンク (C) 点検準備作業において タンク内に貯蔵中の濃縮廃液の全量をタンク底部に設置された排水弁から建屋内排水系配管の機器ファンネルを経由して 高電導度廃液サンプタンク (B) に排水していたところ 補助建屋地下 2 階にある濃縮廃液貯蔵タンク (B) 室内での廃液漏えいを示す 床漏えい検出系盤故障 Ax/B 濃縮廃液貯蔵タンク (B) 室 の警報が点灯した 当該エリアを調査したところ 濃縮廃液貯蔵タンク (B) 室 濃縮廃液ポンプ (B) 室の床ファンネルなど 4 箇所から濃縮廃液が溢水していた 違反 3( 第 86 条 ( 放射性固体廃棄物の管理 )) 有固化装置へ移送すべき懸濁物濃度が高い廃液を 排水配管へ排水したことは手順を遵守していない また 計画段階で十分な技術検証及び過去の排水実績を確認していれば防止できたと考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 放射性物質を含む液体 ( 濃縮廃液 ) の系統外への漏えいであり 国への報告基準 (37 0 万 Bq) を超える放射性物質の漏えいがあったと考えられる これに伴い 計画外の除染作業等が発生し 従業員の被ばく量が 程度増加したため More-than- 従業員の被ばく量は増加したが 程度未満であったことから 従業員に対する放射線安全放射性物質を含む液体の系統外への漏えいであるため 従業員に対する放射線安全のコーナーストーンが影響を受けたと判断した 4 被ばく超過の可能性はなく フローの質問に対して全て No. となることから と評価した 要議論 となる境界線の相場観形成が必要 7 浜岡浜岡原子力発電所における品質保証及び保守管理の一部欠落 平成 22 第 2 回保安検査において 浜岡 3 号機の点検計画管理表の抜き取り確認を実施したところ 点検計画に定めた点検周期を超えて点検が実施されている事実が確認された また 先行して行っていた浜岡 3 号機の定期安全管理審査においても同様の事象があった 上記事象に対し 保安院は事業者に定期事業者検査対象機器の点検状況について調査を指示し 事業者からその調査結果の報告を受けた 事業者から報告された定期事業者検査の実施状況を評価した結果 点検実施時期の入力誤り等が生じていたこと及び点検実施時期の延長に関するルールに改善すべき課題があったこと等の問題が判明した そこで 保安院は 定期事業者検査対象機器以外の機器について点検周期と異なる点検の計画及び実績に係る調査の実施を指示した その指示において 先に点検した定期事業者検査対象機器に対する点検計画の実施状況調査で明らかとなった問題点の原因究明と再発防止対策の検討についても報告するよう指示した 月 30 日に事業者から報告があり 事前確認及び報告内容を精査したところ 点検周期を現在超過している機器が 535 機器 ( うち入力ミスが 04 機器 ) 過去に超過している機器が 879 機器 ( うち入力ミスが 機器 ) あることが判明した 有定められた計画を遵守しておらず また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 点検周期を超過している機器が多数あり 安全重要度が高い機器を確認した結果 機能喪失が見受けられたため 緩和系機器の信頼性低下があったと判断した このため More-than- 点検周期を超過している機器が多数あり これらの機器について機能維持できているかを確認したところ 全ての機器について機能が維持されていることを確認した このため 原子力安全に影響はないため 影響緩和保守管理の不備であり 安全機能の健全性を担保できなかった可能性があることから 影響緩和のコーナーストーンが影響を受けたと判断した 保守管理の不備ではあるものの 健全性確認 ( 外観点検等を含む ) を行い 点検周期を超過した機器が安全上問題ないことが確認されており の別紙 2 の A. または B. の全質問に対し いいえ となることから と評価した 200 H22 第 3 四半期 要議論 全機器の機能確認ができない場合のサンプリング数の考え方が必要ではないか 8 浜岡浜岡原子力発電所 3~ 5 号機中央制御室床下等におけるケーブルの不適切な敷設について 平成 27 年 9 月 東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所 6 号機の中央制御室床下において 不適切に敷設されたケーブル及び分離板の破損等が存在することが判明した これを受け 浜岡原子力発電所 3~5 号機において調査を実施した結果 柏崎刈羽原子力発電所と同様に不適切なケーブル敷設等が判明した No. と同じ 206

3 Performance Deficiency 有 or 無 ( 無なら で終了 ) 9 浜岡浜岡原子力発電所 4 号機非常用ガス処理系が機能できない状態において非常用ガス処理系の動作可能要求されている作業の実施 平成 29 年 4 月 20 日 中部電力株式会社 ( 以下 中部電力 という ) 浜岡原子力発電所 4 号機において 安全性向上対策工事で設置したフィルタベント設備の耐圧試験を実施するために当該試験系統と非常用ガス処理系 ( 以下 SGTS 系統 という ) の境界部の弁が平成 28 年 9 月 日より取り外されていたことを確認した その結果 平成 28 年 9 月 日から平成 29 年 4 月 20 日までの期間において SGTS 系統が実際には適切な状態でないにも係わらず 発電指令課長は 適切な状態であると誤認識していたことを確認した また 当該期間において 当該系統の機能を必要とする 照射された燃料に係る作業 が 実施されていたことについても併せて確認した 違反 2( 第 5 条 ( 非常用ガス処理系 )) 有 照射された燃料に係る作業 を実施する際に必要とされる SGTS 系統が適性に機能できる状態ではなかった 当該事象は 系統状態を正確に把握していれば防止できたと考えられることから パフォーマンスの欠陥と判断する SGTS 系統の機能が喪失した状態で照射された燃料に係る作業を実施しているため 保安規定で定める SGTS が動作可能であることを逸脱した 使用済燃料集合体に係る事故が発生した場合 公衆の被ばく量が 程度増加するため More-than- 使用済燃料集合体に係る事故が発生した場合 公衆の被ばく量が 程度増加するが 程度未満であったことから 公衆に対する放射線安全放射性物質を含む気体の放出事象が発生したおそれがあることから 公衆に対する放射線安全のコーナーストーンが影響を受けたと判断した 3 排出プログラム実施の失敗には該当せず 外部への放射性物質の影響もない ( 情報 ) ことから と評価した 要議論 となる境界線の相場観形成が必要 0 敦 2 使用済燃料移送作業 における保安規定違反 事象 平成 20 年 5 月 2 日, 敦賀発電所原子炉施設保安規定 ( 以下, 保安規定 という ) 第 35 条 ( 燃料取扱棟空気浄化系 ) の運転上の制限に係る適用除外規定 ( 照射終了後の所定の期間を経過した照射済燃料を取扱う場合, 運転上の制限を適用しない ) を他の条文に対しても適用していた可能性のあることが確認された このため, 保安規定に運転上の制限が導入された平成 3 年 月 6 日から現在までに実施した 2 号機使用済燃料ピットでの使用済燃料の移送作業について, 保安規定の遵守状況を点検した結果, 今定期検査中に実施した移送作業 ( 平成 9 年 2 月 26 日 ~ 平成 20 年 2 月 5 日, 及び平成 20 年 4 月 6 日 ~ 平成 20 年 5 月 日 ) の期間において, 保安規定第 39 条 ( ディーゼル発電機 ) に定める, ディーゼル発電機 基以上が動作可能であること を満足しておらず, その際に要求される 速やかに動作不能となっているディーゼル発電機の少なくとも 基を動作可能な状態に復旧する措置 をとらずに作業が行われていたことを 5 月 5 日確認した 違反 2( 保安有規定第 39 定められた要件を満足しておら条 ( ディーゼず また当該事象が発生することル発電機 )) を合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 影響緩和 ディーゼル発電機が機能喪失している状態ディーゼル発電機の機能喪失に で照射済燃料の移送作業を実施しており 燃料落下事故が発生した場合に放出され 伴い 中央制御室空調系 燃料取扱棟空調系の影響緩和系が機能 る放射性物質の影響を緩和する機器 ( 中央しない状態であったことから 影響 制御室空調系 燃料取扱棟空調系 ) の影響緩和機能が劣化したと判断した このため 原子力安全に影響を与える可能性があることから である 緩和のコーナーストーンが影響を受けたと判断した 5 事後に行ったサーベランスにより ディーゼル発電機の機能が確認できているため 5 の別紙 3 の質問に対し 全て いいえ となることから と評価した 東二洗濯廃液放出に係る保安規定違反事象 平成 20 年 0 月 6 日 4 時 3 分, 発電長は安全管理グループマネージャー ( 以下 安全管理 GM という ) からの 放射性液体廃棄物放出記録 に基づき, 洗濯廃液ドレンタンクの廃液放出を開始した その後, 発電長は, 安全管理 GM から 放射性液体廃棄物放出記録 に添付した放射能測定結果通知の内容に誤り * があるため, 放出を停止するように との連絡を受け,4 時 9 分に廃液放出を停止した この間, 放出された廃液は放射能測定中であったが, その後 検出限界未満 (ND) であったことが確認された また, 廃液放出中, 並びに放出前後において放水口モニタ, 廃液出口モニタ (DISCH. CANAL モニタ ) の指示値に異常は見られなかったことから, 本事象による外部への放射能の影響は無かった *: 同日, 測定 放出予定の東海発電所洗濯廃液系処理液タンク水の放射性物質濃度の測定結果を誤って, 東海第二発電所の洗濯廃液ドレンタンクの測定結果とした 違反 3( 保安有規定第 8 8 条 ( 放射性液体廃棄物の管理 )) 定められた手順を遵守しておらず また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する Minor 放射性物質を含む液体を適切に管理しない状態での放出であるものの 放出対象であった洗濯廃液ドレンタンクの廃液の放射能測定結果は検出限界値未満であり 放射線安全に影響を与える可能性はないため 要議論 放出している時点では 放出対象の洗濯廃液ドレンタンク廃液は測定中である この場合 Minor とできる基準は以下の例のような場合との認識でよいか 当該タンクには これまで放出しても問題ないレベルの廃液しか貯蔵されたことがなく 今回放出した廃液も問題ないレベルであることが予測できる 放射能測定結果にて検出値が出たが 当該タンクの廃液を全量放出しても 放出管理目標値未満である 東二洗濯廃液放出に係る保安規定違反事象 (No. に類似 ) 平成 2 年 2 月 8 日 7 時 20 分頃, 発電長は放射線 化学管理グループからの放出廃液放射能測定結果の通知 ( 放出低減目標値未満 ) に基づき, 洗濯廃液ドレンタンク (A) の廃液放出処理を許可した R/W 制御室運転員は, オン ジョブ トレーニングとして訓練運転員に操作を指示したところ, 間違えて洗濯廃液ドレンタンク (B) ( 以下, DDT(B) という ) の廃液放出操作を 7 時 23 分に行った 放出直後に, 訓練運転員に指示した運転員は, 当該の廃液放出操作が誤りであることに気付き,7 時 24 分に廃液放出を停止した その後, 誤って放出した DDT(B) の廃液放射能濃度を測定した結果, 検出限界値 (9.6 0^-3Bq/cm3) 未満であることを 8 時 0 分に確認した また, トリチウム放射能濃度を測定した結果, 検出限界値 (5.5 0^-2Bq/cm3) 未満であることを 2 月 9 日 0 時 58 分に確認した なお, 廃液放出中並びに, 放出前後において放水口モニタの指示値に異常は見られなかったことから, 本事象による外部への放射能の影響はなかった 違反 3( 保安有規定第 8 8 条 ( 放射性液体廃棄物の管理 )) 定められた手順を遵守しておらず また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する Minor 放射性物質を含む液体を適切に管理しない状態での放出であるものの 放出対象であった洗濯廃液ドレンタンク (A) の廃液の放射能測定結果は検出限界値未満であり 放射線安全に影響を与える可能性はないため

4 Performance Deficiency 有 or 無 ( 無なら で終了 ) 3 敦 2 原子炉保護計装の機 能喪失の保安規定違 反 定格熱出力一定運転中の平成 2 年 2 月 2 日 6 時 40 分頃, 第 7 回定期検査の準備のため電源盤の現場確認調査を実施していた保修室員が, 原子炉補助建屋 階に設置されている 25V 補助建屋直流分電盤 2A2(ADP-2A2) 内の 次冷却材ポンプ母線計測盤 C 用の制御電源スイッチ ( 以下, NFB という ) が 切 位置となっていることを確認したことから中央制御室へ連絡を行った その後, 連絡を受けた運転員が, 現場状況の確認を行い, 次冷却材ポンプ母線計測盤 C 用の NFB が 切 位置となっていること及び 次冷却材ポンプ母線計測盤 A, B,D 用の NFB についても 切 位置となっていることを確認した このため, 次冷却材ポンプ電源電圧低及び 次冷却材ポンプ電源周波数低がそれぞれ 2 チャンネル ( ポンプ 4 台の全てのチャンネル ) で動作不能となっており, 原子炉トリップ信号が発信しない状態であった 同日 7 時 20 分保安規定第 99 条 計測及び制御設備 で定める原子炉保護系計装の 次冷却材ポンプ電源電圧低及び 次冷却材ポンプ電源周波数低の所要チャンネル 系統数 ( それぞれ 母線あたり 3 チャンネル ) を満足していないことから, 運転上の制限を逸脱していると判断した なお, この運転上の制限の逸脱については保安規定第 99 条第 3 項で定める, 次冷却材ポンプ電源電圧低及び 次冷却材ポンプ電源周波数低の所要チャンネル 系統数を満足できない場合の措置について, いずれの条件にも該当しないことから, 保安規定第 52 条 運転上の制限を満足しない場合 第 5 項を適用することとした なお 原子炉トリップ信号のうち 次冷却材流量低 の信号は 次冷却材ポンプ電源電圧低および 次冷却材ポンプ電源周波数低による原子炉トリップが発信できない期間においても健全であった 違反 2( 保安有規定第 9 9 条 ( 計測及び制御設備 )) 定められた要件を満足しておらず また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 影響緩和原子炉保護系の劣化であるため ( パターン) 影響緩和のコーナーストーンが影 次冷却材ポンプ母線計測盤の電源を切っ響を受けたと判断した ていたことに伴い 次冷却材ポンプ電源電圧低 及び 次冷却材ポンプ電源周波数低 による原子炉トリップ信号が発信しない状態であった 次冷却材流量低 信号による原子炉トリップ機能として安全解析 ( 追加評価 ) においても設置許可の基準を満足しない場合は 原子炉トリップ機能の喪失による原子炉保護系の機能喪失であり 原子力安全に影響を及ぼすため である 次冷却材ポンプ母線計測盤の電源を切っていたことに伴い 次冷却材ポンプ電源電圧低 及び 次冷却材ポンプ電源周波数低 による原子炉トリップ信号が発信しない状態であった この状況で 次冷却材ポンプの電源電圧 周波数が低下することによって流量が低下したとしても 次冷却材流量低 信号による原子炉トリップ機能として安全解析 ( 追加評価 ) において設置許可の基準を満足することから 原子力安全に影響を及ぼさないため の別紙 2 の C. の質問に対し はい となることから 詳細リスク評価が必要となる このため 以上と評価した 以上 敦 非常用炉心冷却系 ( 高 圧注水系 ) の機能喪失 における保安規定違反 定格熱出力一定運転中の平成 23 年 月 2 日 4 時 07 分, 定期試験 ( 回 / 月 ) のため, 高圧注水系ディーゼル駆動ポンプ ( 以下 当該ポンプ という ) を起動したところ, START FAILURE 警報 2 が発報し, 定格回転速度まで上昇せずに自動停止したことを確認した このため, 当該ポンプが動作可能な状態にないことから, 同時刻に保安規定で定める運転上の制限 3 を満足していないと判断した 運転上の制限を満足しない場合に要求される措置として,4 時 35 分から 5 時 25 分にかけて自動減圧系及び非常用復水器の健全性を確認した 当該ポンプが定格回転速度まで上昇しなかったことから, 調査を行ったところ, 高圧注水系ディーゼル機関 ( 以下 当該機関 という ) に設置されているシリンダー排気弁 4( 以下 排気弁 という ), 全 6 個が通常閉であるところ, 開状態であることを確認した 高圧注水系統は, 回 / 月の頻度で定期試験を実施しており, 前回 ( 平成 22 年 2 月 3 日 ) の定期試験において異常はなかった なお, 本事象によるプラント及び環境への影響はなかった 違反 2( 保安有規定第 3 8 条 ( 非常用炉心冷却系その)) 定められた要件を満足しておらず また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 高圧注水系ディーゼル駆動ポンプのシリンダー排気弁が開弁状態であったことによる高圧注水系の機能喪失であり 高圧注入機能が喪失したと判断した このため 原子力安全に影響を及ぼすことから Morethan-Minor である 影響緩和高圧注水系の機能喪失であることから 影響緩和のコーナーストーンが影響を受けたと判断した 高圧注水系の機能喪失であるため の別紙 2 の A.2 の質問に対し はい となることから 詳細リスク評価が必要となる このため 以上と評価した 以上 高圧注水系ディーゼル駆動ポンプ : 原子炉水位が低下した場合, 原子炉内に冷却水を注入するための系統 通常は待機状態にある 2 START FAILURE : 起動信号投入 5 秒後においてディーゼル機関の回転速度 200rpm 以下で発報する 3 運転上の制限 : 高圧注水系は, 原子炉圧力が 0.76MPa(7.7kg/cm2) 以上の場合において, 動作可能な状態であることが保安規定により定められている 4 シリンダー排気弁 : 定期試験後の各シリンダー内に残留した排ガスの排出のため, エアラン ( 燃料の供給を止めた状態でエアモータを回転させる ) を行う際, シリンダー排気弁を開とし, シリンダー内のガスを排出する 平成 5 年にディーゼルエンジンの運転中に設備診断が実施できるよう, 棒状からバルブタイプに変更した

5 Performance Deficiency 有 or 無 ( 無なら で終了 ) 5 東二燃料有効長頂部位置データについて 東海第二発電所の新規制基準への適合性確認審査と運転期間延長認可審査において, 本年 月 日及び 5 日, 原子力規制庁から審査資料の数値に不整合がある旨の指摘を受け, 当社として事実関係について調査を行ったところ, 一部の審査資料において, 当社資料に混在する燃料有効長頂部位置のデータを使用していたことを確認した 運転開始以前に燃料の設計を 7x7 燃料から 8x8 燃料に変更したにもかかわらず,TA F の位置は, 変更後の 9203mm が使用されるべきところ, 変更前の 952mm を使用していたことが原因であると判断した 本件は, 事故時に用いる原子炉水位計 ( 燃料域 ) が適正な値で設定されていなかったことから, 保安規定第 27 条第 2 項第 号 ( 計測及び制御設備 ) 及び第 07 条 ( 保守管理計画 ) で求めている同水位計が所定の機能を発揮するために必要な基準の設定, それに基づく校正や検査が行われておらず, これらの条文の要求を満足していなかった また, 本来の燃料有効長頂部位置のデータが業務の計画段階で適切に把握されていなかったことから, 保安規定第 3 条 ( 品質保証計画 ) を満足しておらず, 長期に渡り不適切な状態が放置されており, 品質管理システムの一部に問題があった 違反 3 ( 第 2 7 条 ( 計測及び制御設備 ), 第 07 条 ( 保守管理計画 ), 第 3 有設計管理の不備であり また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 原子炉水位計 ( 燃料域 ) が正しい水位を指示しておらず 燃料域水位計の指示値が実際より 5cm 程度高く ( 非保守側 ) 示されていた 当該水位計は 原子炉水位低下時の原子炉減圧に係る操作判断に使用する 水位計の指示値がずれていた結果 減圧操作及び注水操作が必要なタイミングから遅延し 炉心損傷の回避に影響を与える可能性がある このため 影響緩和 ( 原子炉への注水機能 ) に影響があることから 原子力安全に影響を及ぼすと考えられるため More-than- 影響緩和原子炉保護系の劣化であるため 影響緩和のコーナーストーンが影響を受けたと判断した の別紙 2 の C. の質問に対し はい となることから 詳細リスク評価が必要となる このため 以上と評価した 当該水位計は 原子炉水位低下時の原子炉減圧に係る操作判断に使用する 水位計の指示値がずれていた結果 減圧操作及び注水操作が必要なタイミングから遅延することが考えられる ただし 減圧操作及び注水操作が TAF に比べて大幅に低下した水位 ( 有効燃料長の約半分の高さ程度 ( 約 80cm)) まで遅延した場合も 炉心損傷は回避できることが解析により示されている このため 水位計の 5cm がずれていたとしても 運転手順にしたがった操作を実施することにより 炉心損傷の回避は可能であり 緩和機能への影響は軽微であったと考えられるため 以上 KK 6 号機における制御棒 駆動機構と制御棒の結 合不良について 6 号機の第 8 回定期検査において 制御棒の取り外し及び取り付けの作業を行ったところ 制御棒座標 8-9 の制御棒が制御棒駆動機構と結合していないことが確認された 沸騰水型原子力発電所においては 制御棒と制御棒駆動機構を結合させることにより 運転中の事故を想定しても炉心に過剰な反応度が印加されないよう考慮がなされている しかしながら 6 号機における第 8 回定期検査において 品質保証に係る保安規定の不履行が起因となって制御棒と制御棒駆動機構の結合不良が発生し 制御棒と制御棒駆動機構が結合していないまま炉心に燃料が装荷されたことは 設計範囲内に設備を維持できていないことになり 安全上重要な問題であった 有制御棒の結合確認作業が不適切に行われており また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 影響緩和制御棒と制御棒駆動機構の結合不良によ反応度制御系統の劣化であるたり 本の制御棒の機能を喪失している ワめ 影響緩和のコーナーストーンンロッド スタック マージンにより 最大反が影響を受けたと判断した 応度価値の制御棒の挿入不能 ( 単一故障 ) を想定すると 2 本の制御棒を挿入できないこととなるため 原子力安全に影響を及ぼす可能性がある このため More-than- Minorである 要議論 制御棒 2 本 ( 当該制御棒 + 最大反応度価値の制御棒 ) を挿入できない場合の安全解析を実施した結果 未臨界維持できることを実証できれば Minor となるのか 本の制御棒が機能不全に陥っていたと考えられるが その他 204 本の制御棒は機能していることから 安全に直ちに影響しない の別紙 2 の C. の質問に対し 全て いいえ となることから と評価した

6 Performance Deficiency 有 or 無 ( 無なら で終了 ) 7 F/2F /KK 福島第一 福島第二及び柏崎刈羽原子力発電所における放射性液体廃棄物を非放射性液体廃棄物処理系排水管へ誤接続し放出した事象について (No. に類似 ) 福島第一 福島第二及び柏崎刈羽原子力発電所において 保安院の指示により調査した結果 非放射性液体廃棄物を処理する配管に放射性物質を含む配管がドレンファンネルを介して誤接続されている箇所が 30 箇所あり 保安規定でトリチウムの総量規制を行う改正を行った以降にも測定 管理されず放出された誤接続箇所が合計 8 箇所あった 違反 3( 第 88 条 ( 放射性液体廃棄物の管理 )) 有設計管理の不備及び定められた要件を満足しておらず また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 非放射性液体廃棄物を処理する配管に放射性物質を含む配管がドレンファンネルを介して誤接続されていることにより 高い放射能の放射性物質を含む液体を環境中へ放出する可能性があった 公衆に対する放射線安全に影響を及ぼすため Morethan-Minor である 非放射性液体廃棄物を処理する配管に放射性物質を含む配管がドレンファンネルを介して誤接続されていることにより 放射性物質を含む液体を適切に管理できていない状態であったが 低い放射能の放射性物質を排出する系統しか誤接続されていなかった 結果として ほぼ全ての排出で検出限界値未満であり (4 件 /7 件 ) それ以外 (3 件 ) の放出についても その放出の総量で見ても 放出基準の /20000 以下であり 放射線安全上の影響は軽微であったと判断する このため 公衆に対する放射線安全放射性物質管理の劣化であるため 公衆に対する放射線安全のコーナーストーンが影響を受けたと判断した 3 トリチウム放出量は保安規定に定める放出管理基準値に対して十分小さく 公衆に対する放射線安全への影響は軽微であると考えられることから と評価した F 福島第一原子力発電所 5 号機における原子炉隔離時冷却系の機能の喪失について (No.4 に類似 ) 平成 22 年 9 月 2 日 定格熱出力一定運転中の福島第一原子力発電所 5 号機において 原子炉隔離時冷却系 ( 以下 RCIC という ) の定例試験のため RCIC を起動したところ RCIC タービンがトリップした 原因を調査した結果 8 月 6 日に RCIC の蒸気加減弁の制御回路の端子がリフト ( 解線 ) されており 9 月 2 日までの期間 ( すくなくとも 6 日間 ) RCIC は機能を喪失していたことが明らかとなった 違反 2( 第 4 条 ( 原子炉隔離時冷却系 )) 有定められた要件を満足しておらず また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する RCIC の蒸気加減弁の制御回路の端子が解線されていたことにより RCIC の機能要求があった場合に自動起動はするものの数秒で加速度トリップに至る状態であったことから RCIC の機能が維持されていたとは言えず 原子力安全に影響を及ぼすため More-than- 影響緩和短期的な熱除去の劣化であるため 影響緩和のコーナーストーンが影響を受けたと判断した の別紙 2 の A.2 の質問に対し はい となることから 詳細リスク評価が必要となる このため 以上と評価した 以上 F/2F /KK 柏崎刈羽原子力発電所 福島第一原子力発電所及び福島第二原子力発電所の保守管理の不備について (No.7 に類似 ) 平成 22 第 3 回保安検査において KK における機械品 電気品 計装品を対象とした保守管理の実施状況について検査を行なったところ 保守管理の不備 ( 点検周期逸脱事例 点検方法の不適切な変更 ) が確認された 上記事象に対し KK 全号機及び F 2F( 全号機 ) への調査した結果 3 サイト共に点検超過している機器があることが判明した (F:33 機器 2F:2 機器 KK:7 機器 ) 違反 3( 第 3 条 ( 品質保証計画 ) 及び第 07 条 ( 保守管理計画 )) 有保守管理の不備であり また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 点検長期計画表の作成時や実績反映時の記載ミス 点検発注時の仕様書への反映ミス等により 点検周期を逸脱している機器があることが発見された 点検周期を超過していたものについて 当該設備の健全性確認を実施した結果 機能喪失が見受けられたため 緩和系機器の信頼性低下があったと判断した このため More-than- 点検周期を超過していたものについて 当該設備の健全性確認を実施し その機能に問題がないことを確認した 点検周期は逸脱していたものの設備の機能は維持されていたため 原子力安全に与えた影響はなかったと判断した このため 影響緩和保守管理の不備であり 安全機能の健全性を担保できなかった可能性があることから 影響緩和のコーナーストーンが影響を受けたと判断した 保守管理の不備ではあるものの 機器の故障等による機能喪失が生じていないため の別紙 2 の A. または B. の全質問に対し いいえ となることから と評価した 要議論 全機器の機能確認ができない場合のサンプリング数の考え方が必要ではないか

7 Performance Deficiency 有 or 無 ( 無なら で終了 ) 20 KK 5 号機使用済燃料等の移送に伴う中央制御室非常用換気空調系の運転上の制限の不遵守 (No.9 に類似 ) 定期検査中の 5 号機において 中央制御室非常用換気空調系が 2 系列 (A 系 B 系 ) あり B 系の外気隔離ダンパ 台が平成 24 年 2 月 24 日以降 点検のため隔離状態であったが 2 月 25 日及び 2 月 27 日に照射された燃料に係る作業を実施した 保安規定第 57 条第 項では 原子炉建屋原子炉棟内で照射された燃料に係る作業時において 2 系列が動作可能であること を運転上の制限 ( 以下 LCO と略 ) としているが 当該作業を行う際に 2 系列が動作可能であることの認識が不足しており 実際は 系列動作可能でなかったため LCO が遵守されなかった 違反 2( 第 57 条 ( 中央制御室非常用換気空調系 )) 有定められた要件を満足しておらず また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 従業員に対する放射線安全 MCR 非常用換気空調系の給気側の外側隔燃料破損事故が発生した場合 離ダンパの一つが開でアイソレされていた中央制御室の運転員の被ばく量状態で 照射燃料作業を実施した このたが増加し 監視 操作に影響があめ 保安規定で定めるMCR 非常用換気空るため 従業員に対する放射線安調系 2 系列が動作可能であることを逸脱し全のコーナーストーンが影響を受た けたと判断した 被ばく超過の可能性はなく フローの質問に対して全て No. となることから と評価した 燃料破損事故が発生した場合 中央制御室の運転員の被ばく量が 程度増加するため More-than- 燃料破損事故が発生した場合 中央制御室の運転員の被ばく量が 程度増加するが 程度未満であったことから 要議論 となる境界線の相場観形成が必要 2 KK 柏崎刈羽原子力発電所における計測制御設備の保守管理の不備について (No.7 に類似 ) 柏崎刈羽原子力発電所 3 号機第 0 保全サイクル中のところ 原子力保安検査官が平成 23 年 2 月 6 日の非常用ガス処理系手動起動試験に立会い フィルタ差圧計測用圧力計の最終校正日が平成 20 年 9 月 24 日であることを現場で確認したことから 保安調査及び平成 24 第 4 回保安検査で確認したところ 第 2 3 号機及び 4 号機において 計測制御設備における長期停止に伴う特別な保全計画に基づく保守管理活動において 計測制御設備の個別の計器に対する点検周期の目安は定まっていたが具体的な点検時期が定められていなかったこと及び点検周期を超過して点検が行われていない計器が多数存在していることが判明した 上記事象に対し 保安院は平成 24 年 3 月 9 日原子炉設置者に対し 第 2 3 号機及び 4 号機においてプラントの長期停止により保全が要求される機器等の全てについて 点検計画のない機器等及び点検計画とおりに点検が行われていない機器等がないかの確認を指示した 平成 24 年 4 月 3 日に原子炉設置者からの確認結果の報告を受け その報告内容を評価した結果 点検周期の目安を超過している計器が 第 2 号機で 32 計器 第 3 号機では,603 計器 第 4 号機では,64 計器あることが判明した 条 ( 品質保証計画 ) 及び第 07 条 ( 保守管理計画 )) 有点検計画の不備であり また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 点検周期を逸脱していた中の主要な計測制御設備のうち 停止中に機能要求のあった計器 (93 件 ) 機能要求がなかったもの (6 件 ) については 健全性の確認と安全性への影響評価を行った結果 機能喪失が見受けられたため 緩和系機器の信頼性低下があったと判断した このため More-than- 点検周期を逸脱していた中の主要な計測制御設備のうち 停止中に機能要求のあった計器 (93 件 ) 機能要求がなかったもの (6 件 ) については 健全性の確認と安全性への影響評価を行い 健全性に問題がないこととプラントの安全性への影響がないことを確認した したがって 複数の計器で点検周期を逸脱していたものの 主要な計器の機能は維持されており 原子力安全に与える影響はなかったと判断した このため 影響緩和点検計画の不備であり 安全機能の健全性を担保できなかった可能性があることから 影響緩和のコーナーストーンが影響を受けたと判断した 5 点検計画の不備ではあるものの 機器の故障等による機能喪失が生じていないため 5 の別紙 3 の全質問に対し いいえ となることから と評価した 要議論 全機器の機能確認ができない場合のサンプリング数の考え方が必要ではないか 22 女川女川原子力発電所 号機における非常用炉心冷却系 ( 高圧注水系 ) の機能の一部喪失について (No.4 に類似 ) 女川原子力発電所 号機は, 定格熱出力一定運転中の平成 2 年 7 月 5 日に高圧注水系 ( 以下, HPCI という ) の定期試験を実施していたところ, 時 26 分に HP CI タービン自動停止 及び HPCI ポンプ流量低 の警報が発生し,HPCI が起動しなかった 原因を調査した結果,6 月 22 日に原子炉を起動し原子炉圧力が.04MPa に達してから,7 月 5 日までの期間,HPCI は一部の機能を喪失していたことが明らかとなった 違反 2 有定められた要件を満足しておらず また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する HPCI 主蒸気止め弁が開動作しなかったことによる高圧注水系の機能喪失であることから 高圧注入機能が劣化したと判断した このため 原子力安全に影響を及ぼすことから More-than- 影響緩和高圧注水系の機能喪失であることから 影響緩和のコーナーストーンが影響を受けたと判断した の別紙 2 の A.2 の質問に対し はい となることから 詳細リスク評価が必要となる このため 以上と評価した 以上 女川中央制御室床下等におけるケーブルの不適切な敷設について 平成 27 年 9 月 東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所 6 号機の中央制御室床下において 不適切に敷設されたケーブル及び分離板の破損等が存在することが判明した これを受け 女川原子力発電所において調査を実施した結果 柏崎刈羽原子力発電所と同様に不適切なケーブル敷設等が判明した 違反 2 No. と同じ

8 Performance Deficiency 有 or 無 ( 無なら で終了 ) 24 NS 保守管理の不備及び 品質保証の機能不全 について (No.7 に類似 ) 平成 2 第 4 回保安検査において 島根 号機高圧注水系蒸気外側隔離弁駆動用電動機について 点検計画表 に基づく取替が実施されていない事実が確認された 保安院は 事業者に対し 保守管理の実施状況等に関する総点検の実施 原因究明及び再発防止対策の検討等について報告するよう報告徴収命令等を行った その結果 6 月 3 日 点検周期が超過している機器が 5 箇所 点検計画表に記載されている実績と工事報告書との不整合機器が 60 箇所あることが判明した また 計画した時期に定期事業者検査を実施していなかったもの等が 53 件あった 違反 有保守管理の不備であり また当該事象が発生することを合理的に予測でき 防止することが可能であると考えられるため パフォーマンスの欠陥と判断する 点検周期を超過している機器が多数あり 安全重要度が高い機器を確認した結果 機能喪失が見受けられたため 緩和系機器の信頼性低下があったと判断した このため More-than- 影響緩和保守管理の不備であり 安全機能の健全性を担保できなかった可能性があることから 影響緩和のコーナーストーンが影響を受けたと判断した 保守管理の不備ではあるものの 機器の故障等による機能喪失が生じていないため の別紙 2 の A. または B. の全質問に対し いいえ となることから と評価した 点検周期を超過している機器が多数あり これらの機器について機能維持できているかを確認したところ 全ての機器について機能が維持されていることを確認した このため 原子力安全に影響はないため 要議論 全機器の機能確認ができない場合のサンプリング数の考え方が必要ではないか

 

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