岐阜市環境基本計画の改定について

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1 ごみ処理有料化制度の導入について報告書 平成 年 月岐阜市環境審議会

2 目次 はじめに 報告書の概要 Ⅰ ごみ処理有料化制度の目的 有料化制度の現状 有料化制度の目的 Ⅱ ごみ処理有料化制度のあり方 制度の対象とするごみの種類 ごみ処理手数料の料金体系 ごみ処理手数料の料金水準 ごみ処理手数料の使途 ごみ処理手数料の徴収方法 6 ごみ処理手数料の減免対象 Ⅲ ごみ処理有料化制度の実施のあり方 他施策との併用 関係者への周知 懸念される課題への対応 Ⅳ ごみ処理有料化制度の評価と見直し 6 評価と見直しの進め方 点検 評価の実施 制度の見直し おわりに 9 資料 検討の経緯 岐阜市環境審議会委員名簿 統計資料等

3 はじめに 岐阜市においては 循環型社会の実現 を目指し 平成 年 月に策定した ごみ減量 資源化指針 ( 以下 指針 という ) に基づき 様々な取組を展開するとしている また 指針に掲げる取組の一つ ごみ処理有料化制度の導入 については 平成 年度までに方針決定するとして 平成 年 月 6 日 市長から本審議会に ごみ処理有料化制度の導入 について 諮問がされた これを受け本審議会は ごみ減量 資源化検討部会 ( 以下 部会 という ) を設置し ごみ排出量に応じた公平な費用負担の仕組をつくる とした諮問の趣旨を踏まえ ごみ有料化の目的や有料化を実施すると仮定した際の望ましい制度のあり方について 図 - に示すイメージによる議論を重ねた その際 全国のごみの有料化の状況や同格都市等のごみ有料化制度を比較分析するとともに 各関係者の声を積極的に聞くなど 岐阜市のごみ処理における地域性を踏まえることにも留意した 以上のような前提により議論した部会結果を基に 本審議会で慎重に審議を行い ここに本審議会の審議結果をとりまとめたので報告する 図 - ごみ処理有料化制度の導入検討に係る議論の考え方 視点 有料化という方法が有効であるか否か どのようなやり方なら有効で あるいは有効でないのか そのためには 有料化制度がどのようなものになるかを想定してみないと議論できない 作業 ごみの種類 手数料の料金体系 料金水準等の各要素について複数のモデルを仮定し 効果や問題点を検討する 導き出された何らかの結論においても メリット デメリットが必ず生じる 検討 デメリットを補完する方法を併記する 部会で報告書を作成し その報告書を基に本審議会で審議し結果をとりまとめる - -

4 報告書の概要本審議会における審議結果の概要を以下に示す はじめに 頁 平成 年 月 6 日に岐阜市長から岐阜市環境審議会に対し ごみ処理有料化制度の導入について 諮問がされ 本審議会の専門部会にその検討を付託した 報告書をまとめるに当たり ごみ排出量に応じた公平な費用負担の仕組をつくる とした諮問の趣旨を踏まえ ごみ有料化の目的や有料化を実施すると仮定した際の望ましい制度のあり方について議論を重ねた Ⅰ ごみ処理有料化制度の目的 頁 ごみ処理有料化制度をごみ減量 資源化施策の一つとして位置付け 指針 に掲げる目標達成と有料化導入都市における効果を踏まえ 目的を 排出抑制や再生利用の促進 公平性の確保 排出者としての意識改革 の 点とする Ⅱ ごみ処理有料化制度のあり方 制度の対象とするごみの種類 頁 指針 において 焼却ごみの削減 を先ずその目標に掲げていることから 普通ごみ を有料とする 資源ごみ は 資源化率を向上させるため無料とするが 今後 資源分別数が増える場合などにおいては 指定袋 ( ごみ処理手数料を含まない ) の導入を検討する なお 都市美化ごみ は ごみ減量意識向上の視点から 減免対象 とする ごみ処理手数料の料金体系 頁 ごみ排出量に応じて減量化への動機づけが働き 多くの有料化導入都市において採用されている 単純従量制 を採用する ( 家庭系 事業系ともに ) ごみ処理手数料の料金水準 頁 排出抑制 再生利用の推進 住民の受容性 周辺市町の水準 の つの視点から 岐阜市の現状を当てはめ検討した結果 料金水準としては ごみ袋の容量 l 当たり.7 円 ~. 円の範囲とする ( 家庭系 事業系ともに ) 多様な生活様式への対応やごみ減量によるごみ袋のダウンサイジングを進めるため ごみ袋の大きさは 種類程度とする ( 家庭系 事業系ともに ) ごみ処理手数料の使途 8 頁 ごみ処理有料化制度の目的や制度への理解を求めるためにも 制度の運用費用の他 排出抑制や再生利用の促進 の分野の施策の費用等として使用する ごみ処理手数料の徴収方法 9 頁 現在も市販のごみ袋により排出されていること ごみ収集時に不適正排出を確認することが比較的容易なことから 指定袋 の販売により手数料を徴収する 6 ごみ処理手数料の減免対象 頁 公平性の確保 の視点から 原則として ごみ排出量に応じた負担が求められるべきであり 減免対象はできる限りその範囲を狭くすることが適当であることから 生活保護受給世帯 天災その他の災害を受けた者 地域でのボランティア清掃活動により出された普通ごみ ( 都市美化ごみ ) 等とする - -

5 Ⅲ ごみ処理有料化制度の実施のあり方 ごみ処理有料化制度の導入による デメリット の部分を小さくする対策に加え メリット の部分をできる限り大きくし かつ 持続する ごみ減量 資源化施策パッケージ の視点が必要なため 指針 に掲げる 発生抑制 や 資源分別 の取組を着実に進めることが求められる 他施策との併用 頁 ごみ分別の受け皿として 中心部 郊外部といった地域特性や住居の形態など生活様式に応じた様々な減量対策を提供できるよう検討する 指針 において 検討課題とされているシャンプーボトルなどの その他プラスチック製容器包装類 やせん定枝などの バイオマス系ごみ の分別についてその方向性を市民等に示すこととする 関係者への周知 頁 ごみ処理有料化制度をごみ減量 資源化施策の一つの手段として有効なものとするためには 市民等の十分な理解と協力が必要となることから 市の考え方を示す 方針書 ( 案 ) 等を決定する際など 様々な機会を捉えて 丁寧な説明会を開催する 懸念される課題への対応 頁 不適正排出や不法投棄など懸念される課題については ごみ処理有料化制度の導入に関わらず対応すべきものであるが 特に十分な防止対策の体制の整備に努める Ⅳ ごみ処理有料化制度の評価と見直し 評価と見直しの進め方 6 頁 ごみ処理有料化制度については 指針 において検討事項の一つとして掲げられていることから 指針 を進行管理していくために作成された 指針アクションプラン を見直し 有料化制度に係る点検 評価作業を進める 点検 評価の実施 7 頁 制度を評価するためには 一定の期間が必要であるが 結果を公表することにより 有料化の効果だけでなく 減量や分別の意義や方法など ごみ減量 資源化施策への理解を市民等に深めてもらう好機となることから 定期的に点検し結果を公表するとともに 評価作業は毎年行うこととする 制度の見直し 7 頁 ごみ処理有料化制度は ごみ減量 資源化施策の一つの手段であることから 指針 の考え方や目標が 大きく変更される場合には その変更に即して 制度を見直す また 期待される効果の達成が不十分である場合においても 制度の仕組や併用策の見直しを検討する 制度の見直し時期として 指針 に合わせ 概ね 年毎に実施する 見直しの検討状況は原則公開とし 市民等に対する情報発信に努めるとともに 審議会において審議に付す おわりに 9 頁 ごみ処理有料化制度は ごみ減量 資源化に対して効果が認められることから 次世代に先送りすることなく実施することが望ましい なお 市が方針を固める上で 市民の理解と協力を得るための意見交換など広く行うことが望まれる また 実施に当たっては 市民等に対して十分な周知期間を確保するとともに 社会経済状況等など種々の事情に留意する - -

6 Ⅰ ごみ処理有料化制度の目的ごみは 毎日の生活の中で市民や事業者などすべての岐阜市民が出していることから ごみ問題は 岐阜市民共通の問題と言える そのため ごみ問題を解決 ( 目的 ) していくには 市民や事業所 行政と言った担い手に応じた対策 ( 手段 ) を講じる必要がある 岐阜市が策定した 指針 では このような視点から多様な手段が掲げられており 本審議会に課せられた ごみ処理有料化制度の検討 もその手段の一つとなっている いわゆる 目的に対する手段を考える場合 一つに限定できるものではない これらのことから 本審議会における ごみ処理有料化制度の目的 にかかる検討に当たっては この制度 ( 手段 ) により期待するべき効果からその目的を設定することとした なお 検討に当たっては 他都市の有料化制度の現状など調査結果や 一般廃棄物処理有料化の手引き ( 平成 9 年 6 月環境省 ) を参考に議論した 有料化制度の現状 一般廃棄物処理有料化の手引き において 有料化 とは 次のように定義づけられている 表 - 一般廃棄物処理有料化の定義 市町村が一般廃棄物処理についての手数料を徴収する行為を指す このため 例えば 手数料を上乗せせずに販売される一定の規格を有するごみ袋 ( 指定袋 ) の使用を排出者に依頼する場合については 有料化 に該当しない 全国 (,7 市区町村 ) の有料化制度の導入状況を見ると 生活系 ( 家庭系 ) ごみは 6.9%(,8 市区町村 ) 事業系ごみは 8.%(,7 市区町村 ) が導入している 国が平成 7 年 月に改正した 廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な方針 において 国全体の施策の方針として一般廃棄物処理の有料化を推進するべきことが明確化された以降 導入する都市が増えてきている (%) 8 6 図 - 全国のごみ処理有料化導入の推移 ( 粗大ごみを除く ) 事業系ごみ 家庭系ごみ H6 H7 H8 H9 H H H ( 調査年度 ) 国の基本方針を改正 ( 有料化推進を明確化 ) ( 出典 : 環境省 日本の廃棄物処理 資料から加工 ) また 中核市 ( 市 ) の場合は 家庭系ごみは 9.%(8 市 ) 事業系ごみは岐阜市を除くすべての中核市が導入しており 県内 ( 市町村 ) では 家庭系ごみは 8.%( 市町村 ) 事業系ごみは 9.%(8 市町村 ) が導入している なお 岐阜県では 平成 年 月に策定した 第 次岐阜県廃棄物処理計画 において 今後 ごみ減量化の推進策の一つとして市町村による一般廃棄物処理の有料化を推進することを明確化している - -

7 図 - 県内のごみ処理有料化導入の状況 ( 粗大ごみを除く ) 家庭系ごみの場合 事業系ごみの場合 有料化導入市町村 岐阜市 岐阜市 ( 自然共生部調べ ) 岐阜市の場合は 粗大ごみの有料化を平成 年 月から導入しており 燃やすごみ ( 岐阜市では 普通ごみ と呼んでいる ) については 家庭系は無料 事業系は 昭和 6 年 月から一般廃棄物収集運搬許可業者による収集に切り替え 収集運搬費は有料 ( 民間 ) 岐阜市の処理施設 ( 焼却処理 埋立処理 ) での処理は無料となっている 表 - 岐阜市のごみ処理手数料の状況 区分 ごみの種類 収集運搬 処理施設 家庭系普通ごみ 無料 無料 資源ごみ 無料 無料 粗大ごみ 有料 有料 事業系普通ごみ 民間 無料 資源ごみ 民間 民間 粗大ごみ 民間 有料 併せ産廃 民間 有料 都市美化ごみ ( 河川清掃等 ) 無料 無料 一般家庭から排出される一般廃棄物と併せて週標準量 kg かつ 収集回数週 回を超えない事業系 普通ごみは 家庭系収集に準ずることができる なお 許可業者が標準的なごみ質の普通ごみを収集運 搬する場合の料金は 指導価格として 円 /kg( 税抜 ) を原則とする 業種指定で紙くず 木くず 繊維くず 動植物性残さ及び動物系固形不要物は 一般廃棄物と併せて 処理できる産業廃棄物として条例に定めている なお 処理費用は 円 /kg( 税抜 ) を徴収する - -

8 有料化制度の目的有料化制度が ごみ減量 資源化の推進策の一つであると位置づけると 指針 に掲げている つの目的の 快適な生活環境の保全 安定したごみ処理サービスの提供 ごみ減量行動の礎となる地域の絆 が目的の設定に当たり基本的な考え方となる また 任意の目的に対する有料化制度のメリット デメリットを抽出することで 有料化制度の効果を検証するための論点を整理することができる 表 - 有料化制度の目的に係るメリット デメリット 目的 メリット 効果 デメリット 問題点 ごみの発生抑制 経済的負担を軽減するために ごみ減量行動が促進される 経済的負担に順応することで ごみ減量行動が鈍化される リサイクルの促進資源ごみとの手数料負担を差別化することで ごみの流れをコ 資源ごみに燃やすごみ ( 普通ごみ ) などの不適物が混入する ントロールできる 負担の公平化 住民意識の向上 財政負担の軽減 ごみ排出量の多い住民と少ない住民とに応じた費用負担を明確にできる 介護世帯や乳幼児のいる世帯 ( オムツ等 ) では ごみ減量が過度な負担となる ごみ処理費用やごみ出しルールへの関心が高まる 不適正排出や自家焼却など 近隣トラブルが増加する ごみ減量により埋立施設の延命 手数料水準や収集体制の見直し 化などが可能となる によっては 財政負担が増加す 循環型社会の実現ごみの発生が少ない製品やサービスなど 拡大生産者責任の考え方が浸透する る場合がある 不法投棄や経済活動の低迷を助長することになる そして 有料化制度は 一つの手段であることから その効果について有料化導入都市や岐阜市のごみ排出状況などから より合致し 根拠づけられる目的を示すことができる このような考え方から 有料化制度の目的を次の 点とした 排出抑制や再生利用の促進ごみ処理を有料化することにより 費用負担を軽減しようとする動機づけが生まれ ごみの排出量の抑制が期待できる 単純な比較はできないが 岐阜市が粗大ごみの有料化を導入した前後の年度の一人一日当たりの粗大ごみ排出量を見ると 家庭系が 8% 減 ( g/ 人 日 ) 事業系は % 減 (6 g/ 人 日 ) からも伺える 有料化制度を ごみの流れをコントロールする一つの手段として取り入れ ごみの排出抑制や再生利用を促進する 図 - ごみの流れのイメージ 焼却ごみ 有料化 減量 資源化 焼却ごみ ( 出典 :H7 年札幌市廃棄物減量等推進審議会資料から加工 )

9 一人当たりごみ総排出量 全国の有料化導入都市を見ると 大部分の都市でごみの減量効果を維持している 図 - 有料化導入後の家庭系ごみの減量効果 ( 資源ごみを除く ) 増加減少年 翌目 9 9 年の 7 6 度年度 9 ( 市数 ) N=88 % 以上増加 % 未満増加 % 未満減少 図 -6 有料化導入後の家庭系資源ごみの増量効果 増加 8 減少 % 未満増加 9 %~9% 増加 ~9% 減少 %~99% 増加 ~9% 減少 6 %~99% 増加 ( 出典 : 東洋大学山谷修作教授 第 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査 H 年から加工 ) なお 有料化の導入によるごみ排出量の抑制効果は もともと排出量が多い都市ほどその効果の持続性は大きいことが見える 岐阜市は 中核市の中でごみ排出量が少ない都市ではないことから 有料化の導入効果は 他の中核市と比べて大きいと考えられる 9 % 以上減少 ( 市数 ) 減少 N=88 図 -7 有料化によるごみ総排出量の変化 ( 人口 万人以上の都市 ) 8 % 以上増加 高排出群 全体 低排出群 ごみ総排出量は 計画収集量 直接搬入量 自家処理量を合わせた量であり 事業系を含む総ごみ排出量 有料化している自治体を対象に 排出原単位の多い順に並べ上位 自治体を高排出群 少ない順に 自治体を低排出群としている ( 環境省委託業務報告書 ごみ処理の有料化に係る調査 社団法人全国都市清掃会議 年 月より作成 ) ( 出典 :H7 年京都市廃棄物減量等推進審議会資料から ) 図 -8 中核市の 人当たりのごみ総排出量 (H 年度 ) ( kg / 人 年 ) 松奈柏川旭豊久大福大高熊長姫宮長横鹿船富高西岡宇尼高下岐金高倉前函盛和秋い豊青郡東 山良市越川田留分山津松本野路崎崎須児橋山知宮崎都崎崎関阜沢槻敷橋館岡歌田わ橋森山大 市市 有料化自治体 市市市米市市市市市市市市市市 賀市 島市 市市市市市 宮市 市市市市市市市市市市 山市 市 き市 市市市 計画収集量 直接搬入量 自家処理量を合わせた量であり 事業系を含む総ごみ排出量 ( 出典 : 環境省 一般廃棄物処理実態調査結果 から加工 ) 阪市

10 公平性の確保世帯構成など生活様式や介護世帯など個別の事情などが考えられることから 現在 普及している資源化処理を前提にした場合 ごみの排出を ゼロ にするという考え方は現実的ではない ごみの排出量が多くても少なくても ごみ収集車は岐阜市内の集積場所を回り 焼却施設は毎日稼働することから ごみを出す以上 いわゆる 共益費 のような負担は必要ではある しかし 税収のみを財源とするごみ処理事業において ごみをたくさん出しても 減量化に努力しても税金として支払う額は変わらない ごみ問題はすべての岐阜市民に共通の問題とすれば 減量への努力が報われる仕組は必要であり ごみ処理に要する費用を明確にし ごみ排出量に応じて一定の負担を市民に求めることは ごみ問題解決に対する負担の公平化が図られ ごみ減量行動への動機づけを高める効果が期待できる 有料化制度を ごみの排出者負担のバランスを最適化する一つの手段として取り入れ ごみ処理に関する費用負担の公平性を確保する 図 -9 ごみ排出量に応じた費用負担のイメージ ごみ減量に取り組む ごみ減量に取り組まない 手数料 労力 有料化による排出者負担 手数料 労力 平成 年度の普通ごみの処理に係る費用は,68 円 /t( 事業系,69 円 /t) 資源ごみ ( ヒ ン ヘ ット カン ) は 7,79 円 /t となっている これを ごみ 袋当たりに換算すると 家庭系普通ごみ 円 / 袋 事業系普通ごみ 円 / 袋 家庭系資源ごみ 円 / 袋 となる 普通ごみは 7kg/ 袋 資源ごみは 6kg/ 袋 ごみ 袋 l として試算 表 - 岐阜市のごみ処理原価 (H 年度実績 ) 収集運搬 中間処理 埋立 普通ごみ ヒ ン ヘ ット カン 焼却 選別 経費 ( 円 ),76,77,7,6,896,68,89,,,7 7,7,99 処理量 (t) 8,6 6, 6,9 6, 6, t 当たり原価 ( 円 /t 年),99,9,8 8,889,6 世帯当たり原価 ( 円 /t 年),,99 9,896,7, 施設建設に伴う減価償却分は含んでいない ( 出典 : 事業概要から自然共生部が加工 ) 家庭系普通ごみの t 当たりの処理費用は,99( 収集運搬 )+,8( 焼却 )+(,6.9 )( 焼却残さ埋立 )=,68 円 /t t のごみを焼却した時に出る灰の量の割合 :6, 6,9=.9 家庭系資源ごみ ( ビン ペット カン ) の t 当たりの処理費用は,9( 収集運搬 )+8,889( 選別 )=7,79 円 /t なお 一定の費用負担を考える場合 地域の社会経済状況や市民の受容性なども視野に入れ検討する必要がある 例えば 前述の岐阜市の家庭系ごみ ( 粗大ごみを除く ) の処理に要する費用は か月当たり,69 円と試算される この金額は 世帯 か月当たりの電気代 8, 円と比較すると約 / であるが 平成 9 年に家庭系ごみの有料化を導入した藤沢市のアンケート調査では 経済的に負担してもよいと思われる か月当たりの金額として 円程度までとする比率が多くなっている - 8 -

11 図 - 岐阜市のごみ処理経費と全国の 世帯 か月間の消費支出 (H 年度 ),, 6, 8,, ( 円 / 月 ) 岐阜市のごみ処理費用 電気代ガス代上下水道料ガソリン代移動電話通信料,69 8,,79,,77 6,66 ( 出典 : 総務省 家計消費状況調査 から加工 ) 図 - 経済的に負担してよいと思う か月の負担額 (%) 7.9 N=7,89 6. 円位 9. 円位. 円位. 円位 円位..9 6 円位 7 円位. 8 円位. 9 円位., 円位..8, 円, 円位位 ( 出典 : 藤沢市 ごみ有料化とごみ減量 リサイクルに関するアンケート調査報告書 H7 年 ) 8.9 その他. 無回答 排出者としての意識改革有料化の導入によって ごみの排出量に応じて費用負担が発生することになり 市民が処理費用を意識し ごみ排出に係る意識改革につながることが期待される その結果 最終的には 簡易包装製品や詰替製品などごみの発生が少ない商品の選択や不用 不急の商品購入の抑制 製品の再使用の促進など発生抑制効果が期待される 一方 行政 ( 岐阜市 ) においては ごみ処理費用等に関する説明の必要性が高くなり 市民に対するよりわかりやすい情報発信やごみ処理費用の削減に努めることとなる いわゆる 地域全体に循環型社会をつくる機運 行動パターンの醸成が期待される 有料化制度を 循環型社会に向けた行動を広げる一つの手段として取り入れ 市民 事業者 行政が一体となりごみ減量に向けた意識改革を推進する - 9 -

12 有料化の導入による意識の変化を調査した埼玉県旧与野市の結果を見ると 有料化後に過剰包装の拒否やごみにならない製品を選択した市民が約 割あり ごみ減量意識は有料化によって一定程度高まると考えられる また 市民の行動による事業者のごみ減量行動が期待できる 図 - 有料化後の取組 ( 埼玉県旧与野市における調査 ) 過剰包装の拒否 ごみにならない製品の選択 無回答 % していない % している 7% N=7 % 8% 6% % % % 無回答 % 有料化後 6% 有料化前 7% している N= 無回答 % していない % している 6% N=7 % 8% 6% % % % 無回答 % 有料化後 % 有料化前 6% している N= ( 出典 :H7 年京都市廃棄物減量等推進審議会資料から加工 ) しかし 意識改革が十分に進まないと 例えば 京都市が実施した事業系ごみの有料化による手数料負担状況の調査では 負担するべきごみ処理手数料を 一般廃棄物収集運搬許可業者が排出事業者に求めることが難しい状況も見られる 図 - 手数料改定分の排出事業者の負担状況 ( 京都市 ) 未回答 (%) 負担転嫁の交渉自体を行っていない 6(7%) 料金改定の負担状況 排出事業者と交渉したが転嫁できておらず 自社の利益や経費を切り詰める等で負担を吸収している 7(67%) ほとんどの契約先に対して転嫁できている (%) 大手企業など ある程度の契約先に対してできている (%) N=8 排出事業者による負担を進められない理由 他社との料金格差 競争の激化 (9%) その他 7(%) 行政による指導 啓発不足 (%) 不況による影響 (%) N=( 重複あり ) ( 出典 : 京都市 許可業者搬入手数料に関するアンケート H7 年 ) ごみ減量の意識は これまでのごみ減量 資源化施策など地域性があると考えられるが 経常的な啓発が必要であり そのためには 有料化の導入と併せて 他のごみ減量 資源化施策が求められる場合も考えられる その場合 例えば 手数料収入を新たな分別収集にかかる費用や集団回収への助成など 市民や事業者のごみ減量行動をさらに誘導する施策の財源に充てることで ごみ処理有料化制度の目的が明確になり 社会全体を循環型社会へ導くための施策の充実が期待される - -

13 Ⅱ ごみ処理有料化制度のあり方本審議会において 有料化制度の仕組を検討するに当たり 制度の対象とするごみの種類 ごみ処理手数料の料金体系 ごみ処理手数料の料金水準 ごみ処理手数料の使途 ごみ処理手数料の徴収方法 ごみ処理手数料の減免対象 の 6 つに整理し それぞれについて Ⅰ ごみ処理有料化制度の目的で述べた考え方を基本に 望ましい有料化制度のあり方について検討を行った その結果を以下のとおりとりまとめた なお 検討に当たっては 指針に掲げる目標や他都市の有料化制度による効果など調査結果や 一般廃棄物処理有料化の手引き を参考に議論した 制度の対象とするごみの種類現在 岐阜市で有料化の対象としているごみの種類は 粗大ごみ と がれき類 となっている そのため 本審議会では 普通ごみ と 資源ごみ を議論の対象とした 生活系ごみ 事業系ごみ 表 - 岐阜市の一般廃棄物の分別区分 区分 ごみの種類 手数料の有無 有料 無料 収集運搬処理 処分 家庭系ごみ 普通ごみ 粗大ごみ がれき類 ビン ペットボトル カン 廃乾電池 資廃蛍光管 源ご廃食用油 み発泡スチロール / 白色トレイ ペットボトルのキャップ 生ごみ ( 生ごみ堆肥化推進事業 ) 都市美化ごみ 普通ごみ 粗大ごみ 資源 ビン ペットボトル カン ごみ その他 学校等 ( 公立 ) ごみ 普通ごみ 粗大ごみ ビン ペットボトル カン 資源発泡スチロール 紙類 ごその他 み生ごみ 一般ごみ 普通ごみ 民間 粗大ごみ 民間 資ビン ペットボトル カン民間民間源ご発泡スチロール 紙類民間民間みその他民間民間 6 実験動物死体 民間 6 産褥汚物 民間 資源分別回収 民間 民間 6 道路上の飼主不明犬猫等動物死体 市が収集運搬 処理 処分する場合の手数料の有無 民間とは 一般廃棄物収集運搬許可業者等での民間処理 自己搬入を除く 家庭系ごみで大掃除 引越等臨時 多量に出るごみを一度に処分する場合は 民間 となる 柳津地域で実施 7 地区 団体の参加登録者で実施 事業系であるが 収集管理上は生活系に含める 6 処理 処分は 岐阜市斎苑で実施 - - ( 出典 : 岐阜市一般廃棄物処理実施計画から自然共生部が加工 )

14 また Ⅰごみ処理有料化制度の目的で述べた考え方から 制度の対象とするご みの種類は 次のとおりとなることを踏まえ議論した 表 -6 ごみ処理有料化制度の目的から整理した考え方 視点 普通ごみ 資源ごみ 発生抑制 有料 有料 リサイクル 有料 無料 焼却量の削減 有料 無料 公平な負担 有料 有料 or 労力 ( 分別 ) 家庭系ごみ 指針 において ごみ焼却量を / 以上削減する 目標を大きく掲げていることからも 普通ごみ を有料化制度の対象とすることが必要である 一方 資源ごみ は岐阜市の資源化率が伸び悩んでいる状況からも 現状では無料とすることが適当である 但し 今後 資源ごみ の分別の種類が増えるなどの場合においては 分別排出の動機づけや不適正排出の抑制の視点から 指定袋 ( ごみ処理手数料を含まない ) の導入を検討することも必要となると考える なお 資源ごみ のうち その他プラスチック製容器包装類と生ごみ堆肥化推進事業における生ごみにおいて 現行の制度では 地域や参加者が制限されるなどの課題があることから 有料化制度の導入に併せて 計画的に問題解決を図る工程を示すことが望ましい 都市美化ごみ家庭系ごみと同様な考え方であるが 普通ごみ については 岐阜市まちを美しくする条例 に基づく ( ごみゼロ ) 運動 や岐阜市アダプト プログラムによる公園や河川の清掃活動などにより排出されるごみであり この活動の広がりによってごみ減量意識の推進が図られることから 従来どおり無料とすることが適当である 事業系ごみ事業系ごみについては 廃棄物処理法 により原則として事業者が自らの責任において適正に処理することとされており 基本的には 収集 運搬 処理費用を負担すべきである よって 現在 無料としている 普通ごみ の岐阜市施設での処理については 有料化制度の対象とすることが必要である ただし 岐阜市の場合 小規模事業所が多く所在することから 岐阜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例 に基づき 少量排出事業所については 家庭系収集と同様な扱いとしており 一般廃棄物収集運搬許可業者による収集を行っている一般の事業所と不公平を生じないよう 現状の排出状況や収集実態等を踏まえ 計画的に適切な方法を検討すること望ましい 図 - 岐阜市の従業者規模別の事業所数 ( 民営 ),,,,,, ( 事業所数 ) ~9 人 H8 8,79 ~9 人 ~ 人 ~9 人 ~9 人 ~99 人 人 ~ H 7,9 H H6 H8 6,9,, (,77 事業所 ) - - 参考小規模企業の定義 : 従業員規模が製造業 その他の業種は 人以下 商業 サービス業は 人以下 ( 中小企業基本法 ) ( 出典 : 岐阜市統計書 事業所 企業統計調査 から加工 )

15 ごみ処理手数料の料金体系有料化の手数料体系は 大別すると 単純従量制 超過従量制 の つに分けられる 本審議会においては それぞれの体系のメリット デメリットを整理し Ⅰ ごみ処理有料化制度の目的を踏まえ議論した なお ごみ出しは毎日繰り返される作業であることから 誰もがわかりやすい制度となるよう他都市の状況についても留意した 単純従量制 超過従量制 表 -7 手数料の料金体系 メリット デメリット 料金体系図 料金体系の仕組 中核市県内市 排出量に応じて 排出者が手数料を負担 中核市 8 単位ごみ量当たりの料金水準は 排出量にかかわらず一定 県内市 手数料は [ ごみ袋 枚当たりの手数料単価 ] [ 使用するごみ袋 の枚数 ] 均一従量制 排出量単純比例型 負担額 料金 制度が単純でわかりやすい 排出者毎の排出量を管理する必要がなく 制度の運用に要する費用が他の料金体系と比べて安価である 料金水準が低い場合は 排出抑制につながらない可能性がある 排出量多段階比例型 排出量に応じて 排出者が手数料を負担 負担額 料金 排出量が一定量を超えた段階で 単位ごみ量当たりの料金水準が引き上げられる 累進従量制 排出量が多量である場合の料金水準を高くすることで 排出量が多量である者による排出抑制が期待できる 排出者毎の排出量を把握するための費用が必要となるため 運用に要する費用が増す 定額制従量制併用型 一定の排出量までは 手数料が排出量にかかわらず定額 負担額 料金 排出量が一定量を超えると排出量に応じて一定の手数料を負担 一定の排出量以上のみを従量制とすることで 特にその量までの排出抑制となる 一定の排出量までを定額制にすることで 一定額以上の安定した手数料を徴収できる 排出者毎の排出量を把握するための費用が必要となるため 運用に要する費用が増す 一定の排出量以下の範囲内で排出量を削減する動機付けが働きにくい 一定量無料型 負担額 料金 排出量が一定量となるまでは手数料が無料 排出量が一定量を超えると排出量に応じて一定の手数料を負担 ごみの排出に必要となるごみ袋やシールについて一定の枚数を無料で配布し さらに必要となる場合は 排出者が有料でごみ袋やシールを購入 一定の排出量以上のみを従量制とすることで 特にその量までの排出抑制となる 排出者毎の排出量を把握するための費用が必要となるため 運用に要する費用が増す 一定の排出量以下の範囲内で排出量を抑制する動機付けが働きにくい 負担補助組合せ型 負担額 料金 排出量 排出量 排出量 排出量 排出量 排出量が一定量となるまでは手数料が無料 排出量が一定量を超えると排出量に応じて一定の手数料を負担 排出量が一定量以下となった場合は 排出抑制の量に応じて排出者に還元 一定の排出量以上のみを従量制とすることで 特にその量までの排出抑制となる 排出者に還元されるため 一定量無料型 よりも排出抑制が期待できる 排出者毎の排出量を把握するための費用が必要となるため 運用に要する費用が増す - - 関市 大垣市 高山市 ( 出典 : 環境省 一般廃棄物処理有料化の手引き から加工 )

16 料金体系によるごみ減量効果については 東洋大学山谷修作教授による全国調査によると どちらの料金体系においてもその効果に差異は見られないとしている 図 - 有料化市の手数料の料金体系 H 年 月 日現在 ( 出典 : 東洋大学山谷修作教授調査 HP から ) また 他都市の料金体系を見ると 全国の市 ( 市 ) では 家庭系ごみの場合 単純従量制 が 9.%( 市 ) 超過従量制 が 6.7%(9 市 ) となっている 中核市では 単純従量制 が 家庭系ごみの場合 %(8 市中 8 市 ) 事業系ごみの場合 8.%( 市中 市 ) となっている 県内では 単純従量制 が 家庭系ごみの場合 8.%(6 市中 市 ) 事業系ごみの場合 89.%(9 市中 7 市 ) である この調査結果を見ると 単純従量制 を採用している都市が多く 市民に受け入れやすい料金体系であると言える なお 札幌市が全国 万人以上の有料化導入都市における料金体系別の運用費用を調査した結果を見ると 超過従量制 は 手数料に対する運用費用の割合が高い ( 市数 ) 超過従量制 9(6.7%) % 未満 ( 市数 ) 家庭系ごみ 単純従量制 (9.%) % 台 % 台 N= 図 -6 一人当たりのごみ処理手数料に対する運用費用割合 ( 単純従量制 ) 9 % 台 % 台 % 台 6% 台 7% 台 N= 図 -7 一人当たりのごみ処理手数料に対する運用費用割合 ( 超過従量制 ) 8% 台 9% 台 % 以上 N=6 % 未満 % 台 % 台 % 台 % 台 % 台 6% 7% 8% 9% % 台 台 台 台 以上 人口 万人以上の有料化実施都市に対するアンケート調査 ( 出典 :H7 年札幌市廃棄物減量等推進審議会資料から加工 ) これらのことから 超過従量制 は 一定量までは無料又は定額であることから 一般的には負担が少なく受け入れやすさはあるものの 一定量までは減量の動機づけが働かないことを考えると 有料化制度の目的である 排出者としての意識改革 の制限になりかねない また 一定量について世帯人員等による指定袋等の配布を要するなど公平性の確保の問題 運用費用からも その仕組が煩雑となることが想定され 超過従量制 は 市民や事業者にとってわかりにくさが残る そこで その仕組が単純で誰もがわかりやすく ごみ排出量に応じて減量化への動機づけが働く方式として 単純従量制 を採用することが適当である - -

17 ごみ処理手数料の料金水準ごみ排出量と手数料の関係を表すと右下がりの曲線となる (D) 有料化が実施され手数料 (P) が課せられるとごみ排出量 (Q) は減少していくことが見込まれる 処理費用の全部を手数料でまかなう場合 ごみ排出量に応じた公平性が最大限確保されることになるが 住民の負担が重くなることなどから 手数料は 処理費用の一部に見合う水準に設定することになる 図 -8 ごみの処理手数料と排出量のイメージ D P F 処理費用の全部有料化 ( 手数料 ) P P E 排出抑制 再生利用の推進 住民の受容性 周辺市町の料金水準処理費用の一部有料化 O Q Q Q Q ( ごみ排出量 ) 本審議会において 料金水準を検討するに当たり 排出抑制 再生利用の促進 住民の受容性 周辺市町の料金水準 の つに整理し 望ましい料金水準の範囲について検討を行った また 料金水準については 他都市の事例においてもバラツキがあるため ごみ排出量等の原単位を比較するなど比較する条件を統一し 岐阜市のごみ排出量やごみ処理費用の現状と 指針 に掲げる目標の達成を視点に 根拠を示すことに留意した 表 -8 岐阜市のごみ処理費用 (H 年度 ) 家庭系普通ごみ 事業系普通ごみ 総ごみ処理費用 円 / 袋 円 / 袋 円 / 袋 全てのごみの収集運搬 + 中間処理 + 埋立中間処理 + 埋立収集運搬 + 中間処理 + 埋立 7kg/ 袋 ごみ 袋 lとして算出 総ごみ処理費用は 全てのごみ処理に要した総原価,6 円 /t から算出 ( 出典 : 事業概要から自然共生部が加工 ) 表 -9 ごみ減量 資源化指針 のごみ減量目標 ごみ総排出量 ( 焼却ごみ + 資源ごみ ) 家庭系ごみ焼却量 ( 有料化による見込み ) 事業系ごみ焼却量 ( 有料化による見込み ) 人口を,79 人 (H9 年度 ) として算出 平成 9 年度 平成 年度削減率 7,t 6,t,g/ 人 日,7g/ 人 日 8.6% 89,t 8 g/ 人 日,7t 6 g/ 人 日 6,t g/ 人 日 (8 g/ 人 日 ),t 9 g/ 人 日 (8 g/ 人 日 ).7% (9.%).8% (9.8%) - -

18 検討結果を整理すると次のようになる なお この試算については 巻末資料を参照されたい 表 - 手数料水準の検討結果 ( 家庭系ごみ ) 検討項目 ( 検討資料等 ) 排出抑制 再生利用の推進の視点から ごみ総排出量の削減率 ( 人口 万人以上の都市統計 ) ごみ焼却量の削減率 ( 全国統計 ) ごみ焼却量の削減率 ( 人口 万人以上の都市統計 ) 人当たりの排出量 ( 人口 万人以上の都市統計 ) 住民の受容性の視点から 分別行動の促進効果 ( アンケート調査 ) ごみ袋の種類 ( 人口 万人以上の都市統計 ) 周辺市町の水準の視点から l 当たりの手数料水準 ( 円 /l) ~ ~.7 円 /l 以上.8 円 /l 以上. 円 /l 以上. 円 /l 可燃ごみ ( 普通ごみ ) の場合 種類が多い 必要と試算される手数料の範囲.6 円 /l 以下. 円 /l 手数料水準の分布 ( 人口 万人以上の都市統計他 ) 手数料水準の分布 ( 周辺市町の統計 ) ごみ処理費用の負担率 ( 人口 万人以上の都市統計 ) 手数料の管理費用 ( 人口 万人以上の都市統計 ).6 円 /l. 円 /l. 円 /l. 円 /l.7 円 /l.6 円 /l. 円 /l.6 円 /l 以上. 円 /l 6.7 円 /l 検討項目 ( 検討資料等 ) 排出抑制 再生利用の推進の視点から 人当たりの排出量 ( 中核市統計 ) 表 - 手数料水準の検討結果 ( 事業系ごみ ) 住民の受容性の視点から 家庭系ごみとのバランス ( 廃棄物処理法 ) 周辺市町の水準の視点から 手数料水準の分布 ( 人口 万人以上の都市統計他 ) 手数料水準の分布 ( 周辺市町の統計 ) 家庭系ごみとの比較 ( 人口 万人以上の都市統計他 ) ごみ処理費用の負担率 ( 中核市 県内市の統計 ) l 当たりの手数料水準 ( 円 /l) ~ ~ 事業者は その事業活動に伴って廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない.6 円 /l 料金水準は 家庭系ごみの. 倍 ~. 倍となっている 円 /l. 円 /l.9 円 /l. 円 /l.9 円 /l. 円 /l.9 円 /l.7 円 /l

19 家庭系普通ごみ () 手数料水準 つの検討課題を満たす手数料水準の望ましい範囲として ごみ袋の容量 l 当たり.7 円 ~. 円の範囲とすることが適当である これは 一般的なごみ袋 l に換算すると 円 / 袋 ~6 円 / 袋に相当する () ごみ袋の種類容量の異なるごみ袋を用意することで 排出するごみ袋のダウンサイジングへの誘導を図るとともに 多様な生活様式 ( 世帯人員など ) に配慮することができる しかし 種類を多くすることで 制度運用に負担がかかることが懸念されることから 当面は 種類程度とすることが適当である なお 袋の形態等については 取っ手付きのごみ袋が結びやすく持ち運びしやすいものや ごみ集積所の美観を考慮することも考えられる 事業系普通ごみ () 手数料水準事業系ごみについては 前述したとおり 排出者責任の考え方から 家庭系ごみよりも手数料水準を高く設定する必要がある しかし 既に 少量排出事業所を除く一般の事業所においては 一般廃棄物収集運搬許可業者による収集の対価を支払っている また 少量排出事業所については 現在 家庭系収集と同様な扱いをしていることから 手数料水準を家庭系と区別することは 事業者にとってわかりづらく 手数料制度の事務も煩雑となることが想定される これらの状況も踏まえ 手数料水準の望ましい範囲として 家庭系普通ごみと同様に ごみ袋の容量 l 当たり.7 円 ~. 円の範囲とすることが適当である () ごみ袋の種類家庭系普通ごみと同様な考え方が望ましい なお この範囲において 家庭系普通ごみの か月あたりの負担額を試算すると次のようになる 表 - 世帯当たりの負担額のシミュレーション ( 手数料水準別 ) 手数料 負担額 ( ごみ袋 7 枚 / 月 ) 負担額 ( ごみ袋 枚 / 月 ) 円 (.7 円 /l) 円 / 月 6 円 / 月 6 円 (.8 円 /l) 円 / 月 8 円 / 月 円 (. 円 /l) 円 / 月 円 / 月 円 (. 円 /l) 78 円 / 月 7 円 / 月 6 円 (. 円 /l) 円 / 月 円 / 月 ごみ袋 袋を lとして算出 か月当たりのごみ袋使用枚数は 指針 の目標値から算出 表 - 世帯当たりの負担額のシミュレーション ( ごみ袋の種類別 ) ごみ袋の種類 ( 円 /l の場合 ) 当初 (l) ごみ袋の使用枚数 ( 袋 / 世帯 月 ) % 減量 (6l) % 減量 (l) % 減量 (l) l/ 袋 ( 円 ) 9 袋 7 袋 袋 袋 l/ 袋 ( 円 ) - 袋 袋 7 袋 l/ 袋 ( 円 ) - 袋 袋 袋 負担額 ( 円 / 世帯 月 ) 円 6 円 円 円 負担額 ( 円 / 世帯 年 ),86 円,8 円,9 円, 円 ごみ袋の使用枚数を 回の収集に 袋使用するものとした 当初の か月当たりの使用枚数は 9 袋として算出

20 ごみ処理手数料の使途手数料収入の使途については 市民にとってわかりやすい方法にすることが求められる Ⅰ ごみ処理有料化制度の目的の一つとして 排出抑制や再生利用の促進 を掲げていることから 手数料収入はこの分野の施策の経費として使用されることが適当である 例えば 手数料収入のうち有料化に伴う運用経費を除いた分を基金として積み立て 新たな分別収集の費用や地域のごみ減量活動への支援に用いることが考えられる また この場合 市民のごみ減量 資源化施策へのニーズを把握し 市民がその使途に対して理解できるよう努めることが求められる こうした 手数料収入の使途を前もって定めておくことで 有料化制度への理解を深め 排出抑制への市民の意識を高めることが期待できる 表 - ごみ減量に関する市民意見等 市民意見等 資源分別回収事業奨励金制度の充実 資源をいつでも出せる回収拠点の設置 生ごみの分別収集 イベント時のリユース食器の貸し出し 生ごみ処理機の購入助成 啓発チラシの定期的な配布 指針 の策定時に寄せられた意見等から なお 特定財源化や基金として運用している都市は少ないものの 部会において実施した多治見市担当者との意見交換において 市民が有料化制度を理解する上で有益な仕組であったことを踏まえると 岐阜市においても検討していくべきである 基金化している (.8%) 図 -9 手数料収入の運用方法 その他 特定財源化して運用している 69(.%) 全国 中核市 県内市 (.7%) 他の手数料と同様の一般財源として運用している 6(9.%) 特定財源化して運用し 他の手数料と同様の一般財源として運用している ている (7.%) (6.%) 基金化している 特定財源化して運用している (.%) (.%) 他の手数料と同様の一般財源として運用している 6(66.7%) N=9 N=8 N=9 ( 出典 : 東洋大学山谷修作教授 第 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査 H7 年 ) ( 出典 : 地方行財政調査会 都市のごみ処理有料化に関する調べ H 年 9 月から加工 ) - 8 -

21 ごみ処理手数料の徴収方法手数料徴収するための媒体としては 指定袋 シール 納付書 の つの方法が考えられる 納付書 とは 事業系ごみを直接 焼却場等へ持ち込む場合トラックスケール等を通して 重量を計測し その量に応じて現金又は納入通知書により手数料を支払う方法である 表 - 手数料の媒体の特徴比較 メリット デメリット 区分 指定袋 シール 収集する際に 排出されているごみ の量を確認することが容易である まとまると重くなり かさばるため に取り扱いにくい 取扱いやすさ 必要な対応 行政事務への影響 市場への影響レジ袋の扱い 主な採用事例 排出抑制効果を得るためには 複数の大きさのごみ袋を用意し より容量の小さいごみ袋に移行するインセンティブを付与することが重要である ごみの種類毎に手数料の料金水準を変える場合には 排出及び収集する際に容易に確認できるように ごみ袋の表示や色などについて工夫が必要である まとまると重くなり かさばるために 各世帯へ無料配布を行う場合の事務負担は 比較的多い 既存のごみ袋の市場への影響について考慮する必要がある レジ袋をごみ袋として活用できないため レジ袋で排出することを防止するなど取り扱いを検討する必要がある 排出量単純比例型 排出量多段階比例型 一定量無料型 負担補助組合せ型 ごみ袋に入らない大きさや形の廃棄物を排出する場合にも使用することができる 小さいため取り扱いは容易である 収集する際に 排出されているごみの量を確認することが比較的困難である 小さいため紛失しやすい 排出抑制効果を得るためには 複数の大きさに対応したシールを用意し より容量の小さいごみ袋に移行するインセンティブを付与することが重要である ごみの種類毎に手数料の料金水準を変える場合には 排出及び収集する際に容易に確認できるように シールの表示や色などについて工夫が必要である 小さいため 各世帯への無料配布を行う場合の事務負担は比較的少ない 既存のごみ袋の市場への影響は少ないと考えられる レジ袋をごみ袋として利用することも可能となる 一定量無料型 負担補助組合せ型 財団法人東京市町村自治会編 () 家庭ごみ有料化導入ガイド 日報出版を基に作成 ( 出典 : 環境省 一般廃棄物処理有料化の手引き から加工 ) これまで 岐阜市においては 普通ごみの場合 一般的に市販のごみ袋を使用して排出してきており 広く市民や事業者に周知されている方法と言える また 袋にごみを入れる時点で 指定袋の場合 排出量抑制の動機づけが強く働くと想定される これらのことから ごみ集積場の美観や収集時の視認性 不適正排出を確認するための容易性などの観点からも 指定袋の販売により手数料を徴収することが適当である なお 普通ごみにのみ指定袋を導入した場合 従来 使用していたごみ袋は 資源ごみ用として使用することにより 無駄なく使用することができると考えられる - 9 -

22 6 ごみ処理手数料の減免対象ごみ処理有料化制度は Ⅰ ごみ処理有料化制度の目的の一つとして 公平性の確保 を掲げており ごみ排出量に応じて一定の負担を市民や事業者に求めるものであるから 原則としてすべての市民や事業者がその対象となるべきである このため 減免対象の考え方として 本審議会としては できる限り範囲を狭くすることが適当であると考える 社会的弱者にとって過度な負担とならないよう 生活保護受給世帯 天災その他の災害を受けた者 及び前述したとおり 地域でのボランティア清掃活動により出された普通ごみ ( 都市美化ごみ ) を対象とすることが望ましい また 部会の議論の中で 有料化制度の目的に鑑み 減免措置に応じたごみ処理費用は 他の市民等が支払っていることを忘れてはならない 幼児のおむつを布おむつでがんばっている家庭もあり 大量廃棄される紙おむつを奨励することとならないように と言った意見があったことを追記しておく 表 -6 減免対象と減免額の試算 減免対象 対象量 減免額 ( 年間 ) 生活保護を受けている世帯, 世帯 (6,76 袋 ) 6,7 千円 要介護 ~ の認定者のいる世帯,9 世帯 (6, 袋 ),76 千円 歳未満の乳幼児がいる世帯 ボランティア清掃により出されたごみ ( 都市美化ごみ ), 世帯 (87,7 袋 ) 9,6 千円 779t (,86 袋 ),8 千円 ごみ袋 袋当たり 7 kg 手数料水準を 円 / 袋 ごみ排出量を 世帯当たり 7 袋 / 月 (8 袋 / 年 ) 減免割合を % として試算した 該当する 人当たり 世帯とした 減免額に加え ごみ袋の配布に要する費用は別途必要となる 表 -7 岐阜市の手数料徴収に係る減免制度 手数料等の名称 天災火事 生活保護世帯 粗大ごみ処理の手数料 戸籍 住民票交付手数料 身障者 市税 国民健康保険料 介護保険料 減免対象 母子家庭世帯等 保育料 市営住宅家賃 個別の対象により減免率が設定されている ( 出典 : 自然共生部調べ ) - -

23 Ⅲ ごみ処理有料化制度の実施のあり方ごみ処理有料化については 他都市の事例でもごみの減量効果は見られ 指針 に掲げるごみ焼却量削減目標の達成に向けてその メリット が期待される 一方 Ⅰ ごみ処理有料化制度の目的でも述べたように 個別の手段として見た場合 不適正排出や不法投棄など デメリット も懸念される そのため その デメリット の部分を小さくする対策に加え メリット の部分をできる限り大きくし かつ 持続する ごみ減量 資源化施策パッケージ の視点が必要と考える これらの考え方から 本審議会では ごみ処理有料化制度を導入及び実施する場合において 他施策との併用 関係者への周知 懸念される課題への対応 の つをパッケージとして整理した 他施策との併用有料化により期待される ごみの流れ は つある 一つは ごみをできる限り発生させない行動をとることによる 発生抑制 もう一つは 従来ごみとして排出していたものの中に含まれていた資源化可能なものを資源として分別排出する 資源分別 ( 再利用 再生利用 ) である しかし ごみの流れ のための受け皿 ( 施策 ) がなければ 有料化を導入しても市民等の意識改革や分別行動に結びつかず いたずらに経済的負担を課すだけとなる 全国の有料化導入都市を見ると 有料化と同時又はその前後において 約 7% の都市がごみ分別の受け皿整備を拡充することにより 減量効果の強化と市民負担の軽減に取り組んでいる 指針 においても 発生抑制 や 資源分別 策が掲げられており その着実な取組が求められる 図 - 有料化によるごみ減量 資源化効果のイメージ 資源ごみ発生抑制資源化可能ごみ焼却ごみ 発生抑制資源ごみ 発生抑制可能ごみ 焼却ごみ 発生抑制 資源ごみ 焼却ごみ 有料化導入前有料化導入後 有料化導入後 発生抑制 資源分別 表 - ごみ減量 資源化指針 の取組 ( 岐阜市 ) 区分主な取組 生ごみ減量キャンペーン( 残った食材を利用した料理教室など ) ( 家庭系ごみ ) ごみ減量実践事例集の配布 不適正排出の指導の徹底 ( 事業系ごみ ) ごみ減量相談窓口の充実 不適正排出の指導の徹底 資源分別回収事業の奨励金制度の充実 資源ごみの回収拠点の増設 ( 家庭系ごみ ) 生ごみコンポストの普及 その他プラスチック製容器包装類の分別収集の検討 ( 事業系ごみ ) 立入指導対象事業所の拡大 焼却施設搬入検査の強化 - - ( 出典 : ごみ減量 資源化指針 から )

24 また 岐阜市のごみ分別は 最終的には他都市と比較して大きな差はないものの 市民等から 分別が緩い との意見がある 後述するが ごみ減量の仕組や啓発活動に係る行政の熱意が市民等に受け入れられなければ 市民等の行動は期待通りには進まない一面が考えられる 分別 に関しては 他都市の事例から見た場合 シャンプーボトルなどの その他プラスチック製容器包装類 やせん定枝などの バイオマス系ごみ の分別があげられる これらの分別においては 中間処理施設の建設や収集体制の整備など越えなければならない課題はあるものの その方向性について市民等に示していく姿勢が求められる なお こうした行政からの取組とともに ごみ排出者自らのごみ減量 資源化への取組も求められることから 中心部 郊外部といった地域特性や住居の形態など様々な生活様式に応じた施策の提供を検討していく必要もある 併用策の実施時期については 有料化導入都市を見ても様々であり 指針 においても多様なごみ減量 資源化施策の工程が示されていることから 適時 実施していくことが適当と考える 表 -9 家庭系ごみの有料化とともに実施した併用策の事例 ( 中核市 ) 市名有料化実施年度主な併用策旭川市 H9 年 8 月 H6 年 月 H8 年 6 月 H9 年 8 月 H 年 6 月 函館市 H 年 月 H 年 月 H 年 月 長野市 H 8 年 月 H 年 月 H 年 月 H 7 年 8 月 H 8 年 月 H 8 年 月 H 9 年 月 H6 年 月 H7 年 7 月 H 年 月 高松市 H6 年 月 H 年 H 年 7 月 H 年 熊本市 H 年 月 H 年 月 H 年 7 月 H 年 月 H 年 月 宮崎市 H 年 6 月 H 年 月 H 年 月 H 年 月 H7 年 7 月 H 年 月 表 - 事業系ごみの減量対策の事例 段ホ ールの分別収集排出指導強化 ( 指導係 名 7 名 指導査察車 7 台 台 ) その他フ ラスチック製容器包装類の分別収集せん定枝の戸別収集 廃食用油 布類の拠点回収資源ごみ ( 小型家電 雑がみ 金属類 新聞 雑誌 ) のクリーンセンター 地区 住民センターにおける拠点回収を試験的に開始 資源ごみ ( カン ヒ ン ヘ ットホ トル ) の分別収集全市域拡大その他フ ラスチック製容器包装類の分別収集 電気式生ごみ処理機購入補助制度 ごみ散乱防止ネット等購入補助制度不法投棄監視カメラによる常時監視開始サンテ ーリサイクル ( スーハ ー等 8 か所でヒ ン カンの拠点回収 H8 年ヘ ットホ トル追加 H6 年新聞 雑誌 蛍光管追加 ) 生ごみ処理機購入補助制度ヘ ットホ トルの分別収集リサイクルハウス設置事業補助制度 ( 集団回収時の一時保管庫 ) その他フ ラスチック製容器包装類の分別収集生ごみ減量アト ハ イサ ー派遣制度せん定枝の分別収集電気式生ごみ処理機購入補助制度その他フ ラスチック製容器包装類の分別収集集団回収の活動補助金を各種補助金とともに地域まちづくり交付金として一元化ごみ集積所管理助成集団回収奨励金 円 / kg 6 円 / kg 保管庫設置補助廃食用油 蛍光管 乾燥生ごみ せん定枝の拠点回収その他フ ラスチック製容器包装類 紙製容器包装類の分別収集カン ヒ ン 金属類の分別収集ヘ ットホ トルの分別収集有料指定ごみ袋の種類を追加 (l l l +l) その他フ ラスチック製容器包装類の分別収集市全域で有料化 ( 合併した旧 町域 ) ( 出典 : 各都市の 清掃事業概要 から加工 ) 焼却施設への資源ごみ持ち込み制限 ( 搬入ごみの検査強化 ) 条例や要綱に基づく 排出事業所への立入指導の拡大 ( 対象事業所の拡大 ) 小規模事業者による集団回収 ( オフィス町内会 ) ごみ処理手数料の見直し - -

25 関係者への周知ごみ処理有料化制度がごみ減量 資源化施策の一つの手段として成功するためには 市民等の十分な理解と協力が必要である そのためには その目的や必要性 課題への対応など岐阜市の考え方や取組意欲を 市民等に 伝え 意見を 聴く 答える と言った機会が求められる 図 - 市民参加のあり方のイメージ ごみ処理有料化制度の導入に関する ごみ減量 資源化検討部会の議論 ( 中間 ) 報告書 環境審議会の議論 答申 市民 事業者の意見の反映 方針決定 市民参加の視点 報告書とりまとめ前 検討部会の議論の内容を情報発信する 報告書とりまとめ後 報告書等の内容について意見交換会を開催する 方針決定前 具体的な制度を含めた有料化の是非について 市民等から広く意見を聴く 表 - 有料化の導入にかかる市民説明会等の事例 ( 中核市 ) 市名 有料化実施年度 主な取組 旭川市 H9 年 8 月 H6 年 9 月 H7 年 7 月 H8 年 月 審議会から答申地域住民懇談会条例改正 H8 年 月地域住民説明会 8 回 (~H9 年 月 ) 函館市 H 年 月 H 年 月 H 年 8 月 H 年 月 H 年 9 月 H 年 月 長野市 H 8 年 月 H 年 月 H9 年 月 H 年 6 月 H 年 7 月 H 年 7 月下関市 H 年 6 月 H 年 7 月 H7 年 月 H 年 9 月 H 年 月 H8 年 月 H 年 6 月 H 年 月 熊本市 H 年 月 H6 年 月 H7 年 月 H8 年 月 H8 年 月 H8 年 月 H 年 月 H 年 7 月 H 年 月 H 年 月 H 年 月 H 年 月 審議会から答申素案について意見交換会 会場,6 人 (~H 年 月 ) 条例改正住民説明会 66 会場,77 人 (~H 年 月 ) 試行指定ごみ袋の全戸配布審議会から答申条例改正住民説明会,7 回,6 人 出前講座 地区役員会 回 79 人 (~H 年 月 ) 外国籍市民対象説明会 人審議会から答申条例改正住民説明会 66 回 6,678 人 不動産業者対象 (~H 年 7 月 ) 試行指定ごみ袋の全戸配布 ごみ減量 リサイクル推進基本計画策定 ( 有料化実施計画 ) 地域説明会 回,6 人 (~H8 年 月 ) 条例案の地域説明会 6 回,7 人 (H8 年 月 ) 条例案否決 ( 時期尚早 ) 地域説明会 7 回,7 人 (~H 年 月 ) 有料化の基本的考え方 か所の公民館で拠点説明会 有料化の骨格素案 6 か所の公民館で拠点説明会 条例案 か所の公民館で拠点説明会 ハ フ リックコメント条例改正地域説明会 7 回,98 人 (~H 年 9 月 ) 有料化実施前後 週間早朝 7 時半 ~8 時半に全庁体制 ( 職員約 8 人 ) と地域住民 ( 自治会協力員,7 人 ) による啓発チラシ配布 ( 出典 : 各都市の 清掃事業概要 から加工 ) - -

26 本審議会において その機会として 報告書とりまとめ前 報告書とりまとめ後 市の方針決定前 の つの時期における考え方を整理した 現在 については 市広報紙やホームページ コミュニティセンター等での部会議事録等の閲覧ができるよう手続が行われている また 市の 出前講座 においても 指針 の説明の中でごみ処理有料化制度の検討に係る情報発信をしているとの報告を受けている 今後は として 報告書 等に係る市民等の意見を聴く機会として 例えば 地域別に意見交換会を開催するなど 出前講座 のような受動的な場ではなく 積極的な機会の場づくりを提案する そして 最終的には としてごみ処理有料化制度に係る市の考え方を示す 方針書 ( 案 ) を決定する前において パブリックコメント手続やより丁寧な説明会の開催に努めることが必要である このように ごみ処理有料化制度を導入する場合は 十分な周知期間の確保とともに行政による積極的な啓発活動が望まれる また 部会の議論の中で 他都市の事例を見ると例えば 長野市では, 回を超える住民説明会を開催している とても一担当者で対応できる数ではなく 全市あげての熱意が感じられる と言った意見があったことを追記しておく なお 説明会を実施する場合は 回数や参加人数のみを目標とするのではなく 丁寧な説明に努めることを意識することが大切であることは言うまでもない 懸念される課題への対応本審議会として ごみ処理有料化制度の導入により懸念される課題として 不適正排出 不法投棄の増加 費用負担への慣れ 分別意識の低下 の つに整理した これらの課題に共通する点として ごみ排出者の意識 があげられ その対応策としては 前述したような有料化の目的を含めたごみ減量の必要性やその成果及び手数料収入の使途についての情報を継続的に市民等に対して発信していくことが求められる そして 不適正排出や不法投棄が多くなることが懸念されているが 有料化導入都市を見ると 特段の増加は見られない事例が多く 有料化以前の状況に影響を受けるとも考えられる したがって これら懸念される課題については 有料化導入の有無に関わらず 防止対策の体制整備を図るべきものとも言える 図 - 有料化の導入により懸念される課題イメージ 費用負担を減らすための行動 意識の変化 排出抑制 分別 有料化 費用負担への慣れ 順応 不適正排出 不法投棄の増加 分別意識の低下課題解決の視点 不適正排出 不法投棄の増加 防止対策の体制を十分に整備する 費用負担への慣れ 資源分別の充実や減量成果の情報発信を継続する 分別意識の低下 手数料収入の使途を明確にする - -

27 また ごみ排出者の意識 向上への対応策の一つとして 戸別収集 があげられるが 有料化導入都市の事例を見ると 多くの都市が 従前どおりの 集積所方式 を採用しており 戸別収集 の切り替えにより 収集作業に手間がかかり 収集時間や経費が増加する デメリット がある 東京多摩の都市の事例では 収集費用が平均して ~% 程度増加している ごみ排出者の意識や都市部 農村部の地域特性によってその導入効果は大きく変化するとも考えられるが 検討課題としてあげておく なお 現在の岐阜市のごみ集積所は約,9 か所あり 単純計算で 集積所当たりの戸数は 6.6 戸となっており 集積所方式 の他都市と比較して少なく 部会の議論の中で 不適正排出が多い地域において戸別収集を採用する と言った意見があったことを付記する 図 - 家庭系ごみ有料化を契機とした収集方法の変更 集積所方式から戸別収集に切り替えた (.8%) 集積所 戸別両収集方式の併用をそのまま維持した 8(.%) 戸別収集をそのまま維持した (.8%) 粗大ごみのみを戸別収集に切り替えた 7(.9%) 戸別収集または両方式併用から集積所方式に切り替えた (.8%) 集積所方式をそのまま維持した 9(8.%) N= ( 出典 : 東洋大学山谷修作教授 第 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査 H 年 ) 表 - 岐阜市のごみ集積所の状況 区分 箇所数 ごみ集積所約,9 住居形態別戸数戸建住宅集合住宅 9,8 9,,8 戸 / か所 6.6 ( 参考資源分別回収事業 ) 資源集積所約,,8.6 H 年住宅 土地統計調査の統計値 集合住宅とは 長屋建 共同住宅 の合計値とした ( 出典 : 戸数は 岐阜市統計書 H 年 ) 一方 事業系ごみについては 廃棄物処理法 による事業者責任の適正処理に係る指導を徹底 強化が求められる また 主に 一般廃棄物収集運搬許可業者は 排出事業者にとって 排出されたごみの処理についての判断に必要な身近な情報源であることから 事業系ごみの有料化制度を含めた減量 資源化策を進める上で 重要な役割を担っている これらのことから 事業系ごみの有料化制度を導入する場合は 許可業者との十分な情報共有や連携が望まれる - -

28 Ⅳ ごみ処理有料化制度の評価と見直しごみ処理有料化制度を導入した場合 効果ある制度として継続していくため 定期的に制度の点検と制度の見直しも視野に入れた評価を行う必要がある 点検 評価に当たっては Ⅰ ごみ処理有料化制度の目的で示した目的の達成状況を視点とするとともに 制度の位置づけとして ごみ減量 資源化施策の一つであることを踏まえ 他の併用策の達成状況も同時に点検 評価していく体制づくりが求められる また 点検 評価結果については 市民等に対しわかりやすく情報発信を行うことが重要である 評価と見直しの進め方ごみ処理有料化制度については 指針 において検討事項の一つとして掲げられており 導入された場合に見込まれるごみ減量目標値が示されている このことから 点検 評価作業に当たっては 指針 を進行管理していくために作成された ごみ減量 資源化指針アクションプラン (H 年 月作成 ) を見直し 有料化制度に係る点検 評価を追加 組み入れることで ごみ減量 資源化施策の一つである有料化の実施状況についても進行管理していくことが適当である 図 - 進行管理のイメージ 有料化方針書 追加組み入れ 指針アクションプラン 見直し 岐阜市 ( ごみ減量 資源化推進対策本部 ) 点検 評価 公表 岐阜市環境審議会 アクションプラン年次報告書 岐阜市ごみ減量対策推進協議会各地域核 情報共有 ごみ減量 資源化行動の核となる取組 ( 資源分別回収 店頭回収など ) ごみ減量 資源化指針アクションプランの見直し工程西暦年度 7 ~ 平成年度 9 ~ ごみ減量 資源化指針 指針アクションプラン 策定 策定 次期アクションプラン - 6 -

29 点検 評価の実施ごみ排出量の最近の動向としては 全国的に減少傾向であり 岐阜市の場合でも同様である この要因の一つとして 国の報告書においても経済活動の落ち込みがあげられている このように本来のごみ減量 資源化施策による効果を計ることは難しい一面があることから その評価においては ある程度の期間が必要とする見方もある しかし 点検結果の公表の仕方により 有料化の効果だけでなく 岐阜市が直面するごみ処理問題 減量や分別の意義や方法など ごみ減量 資源化施策への理解を市民等に深めてもらう好機となる 有料化導入都市においては 定期的にごみ排出量の状況や有料化による手数料収入の使途などを情報発信している事例もあることから できる限り適時にごみ処理状況を点検し 結果を公表していくことが望まれる また 評価については 毎年行い必要に応じて 効果の維持若しくは効果を向上させる対策を検討 実施することが求められる なお 情報発信については 例えば 総量だけでなく 一人当たりや他都市との比較など その数値の意味することをわかりやすく伝える工夫が必要である 表 - 点検 評価の情報発信の事例 都市名北九州市長野市熊本市 概要 家庭ごみの減量 リサイクルフォローアップ委員会 有料化の見直しを契機に ごみの減量や分別 リサイクルの状況 ごみ処理 リサイクルに関するコストなどの情報を 学識経験者 事業者 NPO 市民( 一般公募 ) など 関係者で共有し ごみの減量 リサイクルの促進などの議論を深め 家庭ごみの収集制度の見直し の効果などを継続的に検証していくため設置 ながのゴミ通信 有料化の見直しを契機に ごみに関する情報を市民にわかりやすく情報発信するため定期的に発行 熊本市ごみレポート 有料化による手数料収入の使途を市民にわかりやすく情報発信するため 年次報告書を作成 ( 出典 : 各都市 HP から ) 制度の見直しごみ処理有料化制度は ごみ減量 資源化施策の一つであることから 指針 の考え方や目標が 大きく変更される場合には その変更に即して 制度を見直す必要がある また 毎年実施する点検 評価作業により Ⅰ ごみ処理有料化制度の目的で示した目的や期待される効果の達成が不十分である場合においても 制度の仕組や併用策の見直しを検討することとなる 見直しの時期については 部会の議論の中で 見直し期間によっては かえって市民等のごみ排出に混乱を及ぼす と言った意見もあったが 結果として見直しを行わないことも想定されるが 定期的に見直す手続を準備することで 市民等の制度に対する理解を得られることにつながると考える この場合 指針 の見直し期間は 年毎 また 岐阜市の公園や駐輪場など公共施設の使用料算定基準の考え方を示した 公の施設の使用料算定基準 (H 年 月策定 ) では 原則 年毎に見直しの手続を行うこととなっていることを参考とし 制度の見直し時期として 概ね 年毎に実施することが適当である - 7 -

30 この手続においては 点検 評価作業と同様に 見直しの検討状況は原則公開とし 市民等に対する情報発信に努めるとともに 本審議会において審議に付すことを望む 表 - 有料化制度の見直し事例 ( 家庭系ごみ ) 都市名長野市 下関市 H 8 年 月 H 年 月 ( 理由 ) H 年 6 月 H7 年 月 H8 年 月 ( 理由 ) H 年 月 ( 理由 ) 多治見市 H 9 年 月 H7 年 7 月 ( 理由 ) 概要一定量無料型による有料化実施排出量単純比例型に見直し 審議会からの答申による 循環型社会の構築を目指していくには 従来施策だけでは限界 ごみの排出者としての自覚と責任を明確に意識できる 排出量単純比例型による有料化実施料金水準の見直し ( 資源ごみ 円 /l 円 /l) 料金水準の見直し ( 可燃ごみ 円 /l 円 /l) 合併 町の料金水準が低いことを考慮料金水準の見直し ( 可燃ごみ 円 /l 円 /l 資源ごみ 円 /l 8 円 /l) 審議会からの答申による ごみ減量が順調に進み 市民の意識が高まったため 排出量単純比例型による有料化実施料金水準の見直し ( 可燃 不燃ごみ 8 円 /l 円 /l) 袋種類の追加 ( 種類 中袋の追加 ) 審議会からの答申による 負担の公平性 ごみ減量化への動機づけ 財政の健全化 を目的 収集費用の / 負担から / 負担とした ( 出典 : 環境省 一般廃棄物処理有料化の手引き から ) 表 - 公の施設の使用料算定基準 ( 岐阜市 ) 定期的な使用料の検証 自治体を取り巻く社会経済環境は刻々と変化しているため 市民ニーズや施設の維持管理等に要する費用の変化等を的確に把握し 現行の使用料が適正か否かの検証を 原則 年毎に行うこととする ただし 急激な社会経済環境の変化などにより 早急な見直しが必要なときは この限りではない ( 出典 : 公の施設の使用料算定基準 H から ) - 8 -

31 おわりに ごみは 毎日排出されていることから 日々の問題 ( 出来事 ) として短期的な時間軸で捉え対処していくことも必要である 一方 今 岐阜市では 排出されたごみの行き着く先である最終処分場の埋立容量は 残り 年間分しかない現実がある これは 一人当たりに換算すると.6 mとなり 一辺 m の箱の半分程度で溢れてしまうことになる ごみ問題を解決するため 次世代に向けた時間軸を延ばした視点からの対処が求められる 本審議会は 岐阜市長からの諮問に基づき ごみ処理有料化制度の導入について 報告書をとりまとめた ここに至るまでには 冒頭 はじめに で述べたように ごみ有料化を実施すると仮定した際の望ましい制度のあり方について 指針 に掲げる目標の達成を踏まえ 具体的事案を想定し ニュートラルな議論に努めた また 議論に当たっては 先進都市や事業者団体等との意見交換や岐阜市が実施した ごみ減量 資源化に向けた意見交換会 での市民意見等を参考にするなど できる限り多くの声を積極的に取り入れることに留意した 有料化制度導入の効果先進都市の調査結果から 有料化の導入により ごみの発生抑制や再生利用の促進に効果があること 他の減量 資源化施策を継続的に実施 拡充していくことにより その効果が維持されていくことを確認した 一方 手数料水準が極端に低いなど適切な制度設計がなされない場合は ごみ減量効果が限定される結果もある 本審議会は 有料化制度を適切な制度設計により導入した場合は ごみ減量効果が期待されることから ごみ減量 資源化を進めていくための施策として位置付け 現在 又は今後実施されていく他の施策とともに ごみ減量 資源化施策パッケージ の中の一つとしていくことが望ましいと考える 有料化制度導入の是非有料化の導入について 本審議会では ごみ減量効果は認められ必要である という意見 また 導入による不適正排出や不法投棄が懸念され モラルが低下する という意見など 幅広い意見が示された これらの意見は 岐阜市が実施した ごみ減量 資源化に向けた意見交換会 での市民意見でも挙げられている 図 -6 問題解決のイメージ [ 氷山モテ ル 出来事 傾向 構造 意識 短い 時間軸 長い また 問題解決に当たっては 図 -6 のイメージ図のように 出来事に対しその 構造 や 意識 に対処することも必要である ここで 構造 とは ごみ処理の仕組 制度であり 意識 とは 最終処分場はいつまでも無限にある ごみは誰かが処分してくれる と言ったごみ処理の前提に例えることができる 本審議会は Ⅰ ごみ処理有料化制度の目的で述べたように有料化制度の導入によりごみ排出量に応じた公平な負担の確保やごみ排出に対する意識改革が期待できる一つの施策であることから 制度の導入について 市民等に提案していくことが望ましいと考える この場合 幅広い理解と協力が得られるよう努めることを付言する - 9 -

32 有料化制度導入の時期 構造 の定着や 意識 の転換には ある程度の時間を有すると見込まれることから 有料化制度の導入効果は 長期的な視点に立って評価していくことも必要である また 岐阜市では 過去に北部地区産業廃棄物不法投棄事案により 廃棄物行政 の信頼が損なわれた経験を持っており 制度の導入に当たっては 岐阜市が目的とする 指針の目的 に対する熱意を常に市民等に発信していくことが大切である 本審議会は ごみ処理有料化制度がごみ減量 資源化施策に効果のある対策の一つであることから 今を生きる私たちの責務として 次世代に先送りすることなく 環境面で負の遺産を引き継がせないために実施することが望ましいと考える 一方 この制度は 景気の不透明感がぬぐえない中 国において消費税の見直しが行われ 今後 新たな負担を市民等に求めるものでもある そのために 指針に基づく減量 資源化の様々な取組を着実に推進するとともに 市が方針を固めていく上で 市民の理解と協力を得るための意見交換など広く行うことが望まれる また 制度の実施時期については 市民等に対して十分な周知期間を確保するとともに 社会経済状況等にも留意する必要がある なお 円滑な制度の導入を図るためには 例えば 転出入の多い時期は避けるなどの配慮も必要であると考える なお 今後 岐阜市がごみ処理有料化制度を導入する場合に当たっては 市民や本審議会委員等からの意見を思い起こすことを望む - -

33 資料 検討の経緯 岐阜市環境審議会ごみ減量 資源化検討部会 回数開催日及び会場審議の概要 第 回 H 年 月 6 日 ( 月 ) 岐阜市役所本庁舎低層部 階全員協議会室 第 回 H 年 月 7 日 ( 金 ) 岐阜市役所西別館 階第 研修室 第 回 H 年 月 日 ( 金 ) ドリームシアター岐阜 階会議室 第 回 H 年 月 7 日 ( 金 ) 岐阜市役所本庁舎低層部 階第 委員会室 第 回 H 年 月 日 ( 月 ) 岐阜市役所西別館 階第 会議室 第 6 回 H 年 7 月 日 ( 水 ) 岐阜市役所西別館 階第 会議室 部会長及び副部会長の選出審議事項 部会の進め方について意見交換 < 岐阜県環境生活部廃棄物対策課 > 第 次岐阜県廃棄物処理計画 ( 案 ) について 報告事項 第 回部会のまとめについて審議事項 ごみ処理有料化制度の目的について ごみ処理有料化制度のあり方について意見交換 < 多治見市環境文化部環境課 > 多治見市の家庭ごみ有料化の取組について 報告事項 第 回部会のまとめについて審議事項 ごみ処理有料化制度のあり方について意見交換 < 岐阜県清掃事業協同組合 > 事業系ごみの収集運搬の現状と課題 報告事項 第 回部会のまとめについて審議事項 ごみ処理有料化制度の実施のあり方について ごみ処理有料化制度の評価と見直しについて 中間報告書のとりまとめについて 報告事項 第 回部会のまとめについて審議事項 中間報告書のとりまとめについて 報告事項 第 回部会のまとめについて審議事項 報告書のとりまとめについて 岐阜市環境審議会 回数開催日及び会場審議の概要第 回 H 年 月 9 日 ( 火 ) 報告事項岐阜市役所本庁舎低層部 階 ごみ処理有料化制度の導入について全員協議会室 ( 中間報告 ) 第 回 H 年 8 月 7 日 ( 火 ) 岐阜市京町公民館大会議室 第 回 H 年 9 月 日 ( 月 ) 岐阜市役所本庁舎低層部 階全員協議会室 審議事項 ごみ処理有料化制度の導入について ( 部会報告 ) 審議事項 ごみ処理有料化制度の導入について ( 答申のとりまとめ ) - -

34 岐阜市環境審議会委員名簿 ( 敬称略委員区分毎あいうえお順 ) 第 条第 項所属等氏名備考部会 号委員学識経験者 岐阜大学医学部井奈波良一 岐阜大学流域圏科学研究センター児島利治 岐阜薬科大学佐治木弘尚 岐阜薬科大学田中俊弘会長 部会委員 号委員事業者 環境保全団体その他環境の保全及び創出にかかわる団体の関係者 岐阜大学地域科学部三井栄部会長 岐阜商工会議所小林宏副会長 岐阜市消費者情報連絡会中川美那子 岐阜市消費者情報連絡会篠田輝子 部会委員 環境市民ネットワークぎふ柴田甫彦 生活協同組合コープぎふ武野典子 号委員関係行政機関の職員 号委員市議会議員 号委員公募に応じた市民 岐阜市自治会連絡協議会 堀田 秀典 岐阜県 臼田 祐二 市議会議員 浅野 裕司 公募 内田 由美 副部会長 部会委員 公募小門弘勝 公募高橋由香子 ただし 篠田輝子委員は 平成 年 月 日付で退任 - -

35 統計資料等 本部会での検討において使用した資料等を以下に示す Ⅰ ごみ処理有料化制度の目的 検討の前提 全国の有料化導入都市において併用策が実施されている 図 - ごみ減量に最も有効であった有料化併用施策 ( つまで選択 ) ( 市数 ) 資源物回収の拡充 助成施策 啓発施策 戸別収集 小規模事業系対策 奨励対策 その他 9 ( 出典 : 東洋大学山谷修作教授 第 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査 H 年 ) N= 住民意識の現状 岐阜市民の意見に答える報告書を作成していく必要がある ( ごみ減量 資源化指針 の策定に係る意見 ) 図 - ごみ有料化への意見 その他 件 有料化の提案は 行財政改革の一環として行うだけのものと見える ( 出前講座 ) 制度の目的を示す 有料化に当たっては 納得できる根拠が必要 ( 指針パブコメ ) 制度検討の背景 公園などを清掃した際のごみも有料となるのか ( 意見交換会 ) 制度の対象とするごみの種類 有料化のごみ袋は 大きさを変えると効果がある ( 指針パブコメ ) 生活様式や事業実態にあった手数料体系 トータルの市民負担を下げることを前提に有料化を考えていくべき 負担経費の試算 ( 意見交換会 ) 6 有料化による収入で パトロールを行うなどの対応をして欲しい 手数料収入の使途 ( 意見交換会 ) 不法投棄が心配 8 件 ごみ減量の効果や制度に疑問がある 件 制度について 7 件 ごみ減量の効果があると思う 件 パブコメ手続において 作戦 ごみ処理有料化制度の導入を検討 での意見件数 7 家庭系と事業系の料金の整合と有料化のタイミングを十分慎重に検討して市民や事業者が混乱しないようにして欲しい ( 指針パブコメ ) 制度の実施時期とその理由 8 一時的に減量するが 問題の本質が市民に伝わらない ( 指針パブコメ ) リバウンド対策 9 努力しても減量ができない人もいることを考えて欲しい ( 指針パブコメ ) 生活弱者等の減免制度 市民の意識を育てる前に有料化すると 不法投棄が増える ( 指針パブコメ ) 不法投棄に対する監視体制 ごみ出しルールを守っていなくても回収されているのがほとんど ( 指針パブコメ ) 不適正排出に対する収集体制 指定袋は必要 隣のまちからごみを持ってきてもわからない ( 指針パブコメ ) 近隣自治体との連携体制 市民と収集業者等の意見を聞く機会を作って欲しい ( 指針パブコメ ) 制度の住民説明等の進行管理の方法 ごみ処理を有料にして本当にごみが減るのか疑問 ( 指針パブコメ ) 制度の点検 評価の方法 - -

36 有料化制度の現状 中核市の場合は 家庭系ごみは 9.% 事業系ごみは 97.6% となっている 図 - 粗大ごみを除くごみ処理有料化の状況中核市 (H 年 月現在 ) 無料 (.%) 有料 8(9.%) 有料 (97.6%) 家庭系ごみ ( 粗大ごみ除く ) 市 無料 (8.%) 事業系ごみ ( 粗大ごみ除く ) 市 ( 自然共生部調べ ) 県内の場合は 生活系 ( 家庭系 ) ごみは 8.% 事業系ごみは 9.% となっている 図 - 粗大ごみを除くごみ処理有料化の状況県内 (H 年 月現在 ) 無料 (9.%) 無料有料 7(6.7%) (8.%) 有料 8(9.%) 家庭系ごみ 事業系ごみ ( 粗大ごみ除く ) ( 粗大ごみ除く ) 市町村 市町村 ( 自然共生部調べ ) 有料化制度の目的 ごみ減量の推進(88.9%) 住民負担の公平化(77.9%) 住民の意識向上(7.%) を主な目的とする市町村が多く見られる 図 - 一般廃棄物処理の有料化目的別の市町村件数 ( 複数回答 ) 6 8 (%) 減量化 88.9 負担公平化 意識改革 財政負担軽減 その他 内閣府委託調査 地方公共料金の実態及び事業効率化への取組についての分析調査報告書 H8 年 ( 出典 : 環境省 一般廃棄物処理有料化の手引き ) 事業系ごみ有料化を実施した目的は 排出者責任の徹底 (8.7%) 事業者による発生抑制 (7.%) を主な目的としている N=6 図 -6 中核市の事業系ごみ有料化導入の目的 ( 複数回答 ) 6 8 (%) 排出者責任の徹底 8.7 事業者による発生抑制 財政負担の軽減 最終処分量の削減 焼却炉の負担の軽減 その他 N=8 ( 出典 : 自然共生部 事業系一般廃棄物有料化に関する調査 H9 年 ) - -

37 () 排出抑制や再生利用の促進 H 年 月に粗大ごみの有料化を実施 家庭系は 実施後 8% 減 ( g/ 人 日 ) H 年度 7% 減 ( g/ 人 日 ) と排出抑制効果を維持 事業系は 実施後 % 減 (6 g/ 人 日 ) H 年度 7%(6 7g/ 人 日 ) 増えている 図 -7 岐阜市のごみ収集量の変化 ( 集団回収量を除く ) (g/ 人 日 ) 事業系ごみ 家庭系ごみ 都市美化ごみ (g/ 人 日 ) (g/ 人 日 ) H8 H9 H H H H H H H6 H7 H8 H9 H H H (g/ 人 日 ) 粗大ごみ有料化 6 6 ごみ袋の透 ( 半 ) 明化 家庭系ごみ内訳 柳津町と合併 レジ袋有料化 H8 H9 H H H H H H H6 H7 H8 H9 H H H ペットボトル分別収集 事業系ごみ内訳 H8 H9 H H H H H H H6 H7 H8 H9 H H H 9 大規模事業所立入指導 都市美化ごみ内訳 廃食用油 発泡スチロール ヘ ットホ トルキャッフ 分別収集白色トレイの分別収集その他資源ごみ H8 H9 H H H H H H H6 H7 H8 H9 H H H ( 出典 : 事業概要から自然共生部が加工 ) 中核市の場合 有料化による減量効果は見られ その効果は維持されている ( 家庭系ごみ ) 表 - 有料化による中核市のごみ量の変化 資源ごみ 粗大ごみ 普通ごみ 粗大ごみ併せ産廃 普通ごみ 資源ごみ 粗大ごみ 普通ごみ 中核市 実施年度 対象区分 手数料 減量効果指数 ( 実施 年前を とした ) 年前実施年度 年目 年目 旭川市 H9 年 8 月可燃 不燃ごみ. 円 /l 函館市 H 年 月可燃 不燃ごみ. 円 /l 長野市 H 年 月可燃 不燃ごみ. 円 /l 下関市 H 年 6 月可燃ごみ. 円 /l 資源ごみ.6 円 /l 高松市 H6 年 月可燃 不燃ごみ. 円 /l 久留米市 H 年 月 可燃 不燃ごみ.8 円 /l 熊本市 H 年 月可燃 不燃ごみ.8 円 /l 宮崎市 H 年 6 月可燃 不燃ごみ. 円 /l 下関市は不燃ごみも有料化の対象であるが l 当たりの手数料が算出不可のため除く なお H 年 月から手数料を見直 し 可燃ごみ.7 円 /l 資源ごみ. 円 /lとした ( 出典 :H 年秋田市廃棄物減量等推進審議会資料から加工 ) - -

38 事業系ごみについては S 年代に導入された都市が多く その効果を示す資料は少ないものの 減量効果が見られる 表 - 事業系ごみ有料化実施前後のごみ量の推移 中核市 実施年度 対象区分 手数料 減量効果指数 ( 実施 年前を とした ) 年前実施年度 年目 年目 青森市 H 年 7 月可燃 不燃ごみ 円 /kg 長崎市 H 年 月可燃 不燃ごみ 6 円 /kg 鹿児島市 H 年 月可燃 不燃ごみ 7 円 /kg 長崎市は 事業系ごみ有料化の実施 年前と実施 年後の家庭系ごみ量が極端に減少していることから ( 減量効果指数 87.%) それまで家庭ごみとして排出されていたものが事業系ごみとして排出されたと推察される ( 出典 : 自然共生部 事業系一般廃棄物有料化に関する調査 H9 年 ) 有料化後の減量率と有料化前のごみ総排出量から 比較してごみ総排出量が多かった都市ほど減量率が大きく (B 市 C 市 ) ごみ総排出量が少なかった都市は 減量率が小さい (D 市 E 市 ) ことが見られる また 有料化の実施前後に 全ての都市で紙類 ( 拠点回収 集団回収の充実 ) やプラ類 ( その他プラスチック製容器包装類の分別 ) の収集方法を見直していることから 減量率の差が表れる要因の一つとして 生ごみの排出抑制量が挙げられる (A 市 D 市 ),6 総, ご, み, 排出 8 量 6 図 -8 人 日当たりの総ごみ排出量と減量率 (g/ 人 日 ),8 D E % % % % % % % 家庭系ごみ排出量減量率 中核市 市の有料化実施前 ( 年前 ) の 人 日当たりの総ごみ排出量と実施後 ( 年後 ) の家庭系ごみ減量率 ( 出典 : 環境省 一般廃棄物処理実態調査結果 から加工 ) A B C 8 6 図 -9 ごみ種類別の排出量の変化 ( kg / 人 年 ) 6 年前 年後 A D A D A D 紙 布生ごみプラ 皮革 ごみ組成調査結果から 有料化実施前 ( 年前 ) と実施後 ( 年後 ) のごみ排出量 ( 可燃ごみと不燃ごみの合計 ) の種類別の 人当たり排出量を算出 ( 出典 :A 市 D 市の統計資料から加工 ) なお 財政負担の軽減効果は -.6%( 減少 )~.6%( 増加 ) となっており 大きな変化は見られない しかし ごみ焼却場や埋立など処理施設の延命による建設費の節約や 環境負荷の減少などの効果は期待される -% 図 - 中核市のごみ処理費用増減率 % ごみ処 % A B 理 D C 費 % E 用 % % % % % % % 増減 -% 率 家庭系ごみ排出量減量率 中核市 市の有料化実施前 ( 年前 ) と実施後 ( 年後 ) の 人当たりのごみ処理費用の減少率と家庭系ごみ減量率 ごみ処理費用には 施設建設費を含んでいない ( 出典 : 環境省 一般廃棄物処理実態調査結果 から加工 ) - 6 -

39 H6 H7 H8 H9 H H H H H H H6 H7 H8 H9 H H H H6 H7 H8 H9 H H H H H H H6 H7 H8 H9 H H H () 公平性の確保 収集運搬に比べて 焼却や選別処理に要する費用の変化が大きく ( 増加 ) なってきている 図 - 岐阜市のごみ処理費用の変化 ( 世帯当たり ) ( 万円 / 世帯 年 ) 普通ごみ 埋立焼却収集運搬 ( 万円 / 世帯 年 ) 資源ごみ ( ヒ ン ヘ ット カン ) 選別収集運搬 ( 出典 : 事業概要から自然共生部が加工 ) () 住民の意識改革 粗大ごみ有料化後 (H 年 月 ) の不法投棄処理件数に大きな変化は見られないが 件当たりの回収量は小さくなっており 不法投棄が小規模化している 図 - 岐阜市の不法投棄処理件数の変化 ( 環境事業部処理分 ) ( 件数 ) ( kg / 件 ), 6 件当たりの回収量, 6 6,8, 8 7, 処,8,,,6,,7 理,9,,9,,, 件 8 数 H H H H H H6 H7 H8 H9 H H H H 年 月に粗大ごみ有料化 ( 出典 : 事業概要から自然共生部が加工 ) 全国 7 市区を対象に H7 年 月に実施したアンケート調査によると 有料化により不法投棄されるごみの量が増加しなかった ( 減少した場合も含む ) と回答した市区は 7% 増加した市区は 6% となっている 図 - 一般廃棄物処理の有料化と不法投棄及び不法投棄についての苦情等 家庭系ごみ有料化による不法投棄量の変化 減少した (%) その他 6(7%) ほとんど増加しなかった (6%) かなり増加した (6%) 多少増加した 6(%) 家庭系ごみ有料化後の不法投棄についての苦情や通報の変化 その他減少した 7(%) (%) ほとんど増加しなかった 9(%) かなり増加した 6(7%) 多少増加した 78(6%) N=6 N= 東洋大学山谷修作教授 第 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査 H7 年 ( 出典 : 環境省 一般廃棄物処理有料化の手引き ) - 7 -

40 Ⅱ ごみ処理有料化制度のあり方 制度の対象とするごみの種類 家庭系ごみ有料化に当たっては 資源物については無料とする自治体が多いが 最近では一般ごみ ( 可燃ごみ 不燃ごみ 粗大ごみ ) だけでなく資源物についても 一般ごみよりも低い手数料水準で有料とする自治体が増えてきた 図 - 有料化市の資源物有料化実施状況 (H 年 月現在 ) ( 引用 : 東洋大学山谷修作教授 ごみ見える化 丸善株式会社から ) 回答有料化市 市 (%) 資源物有料化市 市 (.%) プラスチック有料化市 9 市 (.%) ( 出典 : 東洋大学山谷修作教授調査 HP から ) 有料化を実施している中核市 8 市の中で 市が資源ごみも有料化の対象としている ( 家庭系ごみ ) 表 - 中核市の資源物有料化の状況 (H 年 月現在 ) : 有料 : 無料 -: 分別していない紙製古紙類びんカンヘ ットホ トルフ ラスチック製その他の資源物有料化 下関市 - 有害ごみ ( 乾電池 体温計 蛍光灯など ) ( 出典 : 下関市 HP から加工 ) 有料化を実施している県内市 6 市の中で 市が資源ごみも有料化の対象としている ( 家庭系ごみ ) 表 - 県内市の資源物有料化の状況 (H 年 月現在 ) : 有料 : 無料 -: 分別していない紙製古紙類ビンカンヘ ットホ トルフ ラスチック製その他の資源物有料化 美濃加茂市 - 飛騨市 郡上市 古着 古布 生ごみ 下呂市 乾電池 海津市 - ビニール プラスチック類 ( 出典 : 各市 HP から加工 ) ごみ処理手数料の料金体系 中核市の料金体系を見ると 単純従量制を採用する都市が 家庭系ごみの場合 % 事業系ごみの場合 8.% となっている 図 - 中核市の手数料の料金体系 (H 年度 ) その他 (7.%) 超過従量制 (.%) 家庭系ごみ 単純従量制 8(%) N=8 図 -6 県内市の手数料の料金体系 超過従量制 (8.7%) 事業系ごみ 単純従量制 (8.%) 超過従量制 (.%) N= その他は 単純従量制と超過従量制の併用 家庭系ごみ 単純従量制 (8.%) %) N=6-8 - 事業系ごみ 単純従量制 7(89.%) N=9 ( 出典 : 各都市 HP から自然共生部調べ )

41 減量効果については どちらの方式においても減量効果が見られる 図 -7 単純従量制採用市における有料化導入後の家庭系ごみの減量効果 ( 資源ごみを除く ) ( 市数 ) 翌年度 年目の年度 % 以上増加 増加 8 % 未満増加 8 減少 % 未満減少 9 ~9% 減少 ~9% 減少 N=7 % 以上減少 図 -8 超過従量制採用市における有料化導入後の家庭系ごみの減量効果 ( 資源ごみを除く ) ( 市数 ) 翌年度 年目の年度 % 以上増加 増加 % 未満増加 減少 % 未満減少 ~9% 減少 7 ~9% 減少 N=8 6 % 以上減少 ( 出典 : 東洋大学山谷修作教授 第 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査 H 年から加工 ) ごみ処理手数料の料金水準 中核市と県内市 家庭系ごみと事業系ごみの場合も同様に 総費用の一定割合 近隣自治体の手数料見合い を手数料水準の根拠としている 図 -9 中核市での手数料水準の決め方 家庭系ごみの場合 6 8 ( 市数 ) ごみの収集 処理に要する総費用の一定割合 近隣自治体の手数料に見合う水準 市民の受容性を重視 その他 N=8 事業系ごみの場合 6 8 ( 市数 ) ごみの総処理費用から決定 周辺都市の料金を考慮して決定 その他ごみ処理原価から決定 事業系ごみ処理費用から決定 必要とする財源の規模に応じて決定 N=8 図 - 県内市での手数料水準の決め方 家庭系ごみの場合 事業系ごみの場合 6 8 ( 市数 ) ごみの収集 処理に要する総費用の一定割合 6 近隣自治体の手数料に見合う水準 その他 N=8 ( 出典 : 家庭系ごみは 地方行財政調査会 都市のごみ処理有料化に関する調べ 8 から加工 ) ( 出典 : 事業系ごみは 自然共生部 事業系一般廃棄物有料化に関する調査 H9 年から加工 ) ごみの総処理費用から決定 周辺都市の料金を考慮して決定 その他 ごみ処理原価から決定 事業系ごみ処理費用から決定 必要とする財源の規模に応じて決定 6 8 ( 市数 ) 8 N=

42 排出抑制 再生利用の推進の視点から 全国の有料化実施都市を見ると 手数料水準が高い方が減量効果を持続している 平均減量率 図 - 家庭系ごみの手数料水準と減量効果 ( 資源ごみを除く 単純従量制 ) (%) 翌年度 -. 年目の年度 N=7 ~ 円台 円台 円台 ~6 円台 8 円台 (N=) (N=8) (N=6) (N=) (N=) ごみ袋 (lまたはl) 袋の価格 ( 出典 : 東洋大学山谷修作教授 第 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査 H 年から加工 ) ごみ減量 資源化指針 に掲げるごみ総排出量を 8.6% 以上削減する目標 (,,7g/ 人 日 ) を達成するためには l のごみ袋 袋当たり 円以上の手数料とすることが必要となる ( 家庭系ごみの場合 ),g/ 人 日の場合に相当する手数料は 円 /l,7g/ 人 日の場合に相当する手数料は 98 円 /l となる 目標を達成するために必要な手数料として その差の 円 /l が算出される 図 - ごみ処理手数料とごみ総排出量の関係 ( 人口 万人以上の都市 ) 環境省委託業務報告書 ごみ処理の有料化に係る調査 社団法人全国都市清掃会議 H 年 月 ( 出典 :H7 年京都市廃棄物減量等推進審議会資料から ) ごみ減量 資源化指針 に掲げる家庭系ごみ焼却量を 9.% 以上削減する目標を達成するためには l のごみ袋 袋当たり 円以上の手数料とすることが必要となる ( 家庭系ごみの場合 ) 図 - ごみ処理手数料と可燃ごみ減量効果との関係 ( 人口 万人以上の都市 ) 福岡市調査 家庭系ごみ有料化の導入に関する調査結果 H 年 6 月 ( 出典 :H7 年京都市廃棄物減量等推進審議会資料から ) - -

43 ごみ減量 資源化指針 に掲げる家庭系ごみ焼却量を 9.% 以上削減する目標 (8 8~ g/ 人 日 ) を達成するためには l 当たり 円 ~ 円 (l のごみ袋 袋当たり 円 ~ 円 ) の手数料とすることが必要となる ( 家庭系ごみの場合 ) 8g/ 人 日の場合に相当する手数料は - 円 /l(= 円 /l とする ) 8g/ 人 日の場合に相当する手数料は 円 /l g/ 人 日の場合に相当する手数料は 円 /l となる 目標を達成するために必要な手数料として その差の ~ 円 /l が算出される 図 - ごみ処理手数料と家庭系ごみ排出量の関係 ( 人口 万人以上の都市 ) 回帰式 y=-8.9x+. 相関係数 =. (g/ 人 日 ) 7 6 手数料水準 ( 円 /l) 手数料水準については 収集体制として市が収集していない都市を抽出し 可燃ごみの料金をkg単位に換算した また ごみ排出量は H9 年度環境省一般廃物処理実態調査結果から可燃ごみと不燃ごみの合計値から求めた ( 出典 : 地方行財政調査会 都市のごみ処理有料化に関する調べ H 年 9 月から加工 ) ごみ減量 資源化指針 に掲げる事業系ごみ焼却量を 9.8% 以上削減する目標 (6 8g ~9 g/ 人 日 ) を達成するためには kg当たり 円 ~8 円 (l のごみ袋 袋当たり 8 円 ~6 円 ) の手数料とすることが必要となる ( 事業系ごみの場合 ) 6g/ 人 日の場合に相当する手数料は 円 / kg 8g/ 人 日の場合に相当する手数料は 7 円 / kg 9g/ 人 日の場合に相当する手数料は 円 / kgとなる 目標を達成するために必要な手数料として その差の 円 ~8 円 / kgが算出される なお l のごみ袋 袋当たりの換算値として 7 kg /l とした 図 - ごみ処理手数料と事業系ごみ排出量の関係 ( 中核市 ) 回帰式 y=-7.9x+9.88 相関係数 =. (g/ 人 日 ) 7 6 手数料水準 ( 円 / kg ) 手数料水準については 各都市の手数料条例に規定されている可燃ごみの料金をkg単位に換算した また ごみ排出量は H9 年度環境省一般廃物処理実態調査結果から可燃ごみと不燃ごみの合計値から求めた ( 出典 : 環境省 一般廃物処理実態調査結果 H9 年度から加工 ) - -

44 住民の受容性の視点から 岐阜市の H9 年度の家庭から出される普通ごみ ( 焼却処理するごみ ) は 世帯 か月当たり l のごみ袋で 7 袋と算出される ごみ減量 資源化指針 では これを 袋まで削減する目標を掲げている 表 - ごみ減量 資源化指針 の目標値から算出される世帯当たりのごみ排出量 H9 年度 H 年度 家庭系ごみ焼却量 89,t 6 kg / 世帯 月 (7 袋 / 世帯 月 ) 世帯数を 6, 人 (H9 年度 ) ごみ袋 袋 (l) 当たり 7 kgとして算出 6,t kg / 世帯 月 ( 袋 / 世帯 月 ) ごみ処理有料化制度が期待する効果として 排出抑制とともに資源化量の増加 ( 分別行動の促進 ) が挙げられるが その行動は月額 円を超えると鈍くなる調査結果がある この結果を岐阜市に当てはめると 市民の分別行動促進に効果のある手数料水準の上限は l のごみ袋 袋当たり約 7 円とすることが必要となる ( 家庭系ごみの場合 ) 図 -6 調布市 日野市のアンケート調査に基づく料金の変化と分別行動促進のシミュレーション 社団法人東京市町村自治調査会 家庭ごみ有料化調査報告書 H 年 6 月 ( 出典 :H7 年京都市廃棄物減量等推進審議会資料から ) 有料化実施都市 ( 人口 万人以上 ) での世帯当たりの負担額を見ると l のごみ袋 枚当たり 円の場合 か月当たり 円の負担となる また 中核市の場合は 平均 8 円 / 世帯 月となっている 図 -7 世帯当たりの負担額 ( 人口 万人以上の都市 ) 回帰式 y=8.x+.8 相関係数 =. ( 円 / 世帯 月 ) 6... 手数料水準 ( 円 /l) 札幌市調査での 人当たり年間負担額から H 年度国勢調査の全国平均世帯数 (. 世帯 ) を用いて算出した ( 出典 :H7 年札幌市廃棄物減量等推進審議会資料から加工 ) - -

45 表 -6 世帯当たりの負担額 ( 中核市 ) 中核市 世帯数 ( 世帯 ) 負担額 ( 円 / 年 ) ( 枚 / 世帯 年 ) 手数料 ( 円 /l) 旭川市 7,98,6 7. 函館市,899, 77. 高松市 7,,68. 下関市,, 6. 久留米市,8, 宮崎市 67,, 8. 平均,7 ( か月あたり ) (8 円 / 世帯 月 ) 負担額は 手数料収入 / 世帯数で算出ごみ袋使用枚数は 袋製造枚数 / 世帯数で算出手数料は 可燃ごみの場合下関市の手数料は H 年 月から.7 円 /l (8.7 枚 / 世帯 月 ) 容量の異なる数種類のごみ袋を用意することにより ごみを減量するほど負担が軽くなる動機づけとともに 多様な生活様式 ( 世帯人員など ) に配慮できる 家庭系ごみの場合 種類の大きさのごみ袋を作成している都市が多い 秋田市調査 H 年 月 ( 出典 :H 年秋田市廃棄物減量等推進審議会資料から ) 図 -8 ごみ袋の種類 ( 人口 万人以上の都市 ) 6 ( 市数 ) 8 6 可燃資ご源みごみ 種類 種類 種類 種類 種類 家庭系ごみの場合 ( 出典 : 地方行財政調査会 都市のごみ処理有料化に関する調べ H 年 9 月から加工 ) N= 7 図 -9 岐阜市の世帯構成,87,86 9,7, 9, 6,7,79 6, 9,97,,8,98 7, 7,89 8,8,6,7,8 9,,6 ( 出典 : 国勢調査から加工 ) 事業系ごみの手数料水準については 廃棄物処理法の規定を踏まえ 家庭系ごみの手数料水準との適度なバランスが求められる 第 条 ( 事業者の責務 ) H H7 H H7 H % % % 6% 8% %. 人 / 世帯.86 人 / 世帯.7 人 / 世帯.6 人 / 世帯. 人 / 世帯 人 人 人 人 人 6 人 7 人以上 事業者は その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない ( 逐条解説 ) 一般廃棄物は 市町村の処理責任を原則としているが (6 条の ) 事業者が自らの手で処理するほか 市町村の処理事業へ処理を委託することができる この場合 事業者が 自らの責任において適正に処理する 原則は 市町村の処理責任の下で なるべく自らの手で処理するよう努めるほか 一般廃棄物処理計画に従い 市町村の行う処理に協力すること 市町村の指示を受けることを意味する - -

46 周辺市町の料金水準の視点から 家庭系ごみの有料化実施都市の手数料水準を見ると l 当たり.6 円 ~. 円 (l のごみ袋 袋当たり 7 円 ~ 円 ) の都市が多い 図 - 家庭系ごみの手数料水準別都市数 ( 人口 万人以上の都市 ) 6 ( 市数 ) 8 6 ~. 円.~. 円.~.6 円.6~.8 円.8~. 円.~. 円.~. 円.~.6 円.6~.8 円.8~. 円 9.~. 円 N=. 円 ~ 手数料水準 ( 円 /l) 混合ごみ又は可燃ごみの料金から算出 容量が不明の場合は ごみ袋大袋の 袋を l 7kgとした ( 出典 : 地方行財政調査会 都市のごみ処理有料化に関する調べ H 年 9 月から加工 ) 図 - 家庭系ごみの手数料水準別都市数 ( 中核市 ) ( 市数 ) ~. 円.~. 円.~.6 円.6~.8 円.8~. 円.~. 円.~. 円.~.6 円 手数料水準 ( 円 /l).6~.8 円.8~. 円 可燃ごみの料金から算出 容量が不明の場合は ごみ袋大袋の 袋を l 7 kgとした ( 出典 :H 年 月 日現在各都市の手数料条例から加工 ) N=8.~. 円. 円 ~ 図 - 家庭系ごみの手数料水準別都市数 ( 県内市 ) ( 市数 ) ~. 円.~. 円.~.6 円.6~.8 円.8~. 円.~. 円.~. 円.~.6 円.6~.8 円.8~. 円.~. 円. 円 ~ 手数料水準 ( 円 /l) 可燃ごみの料金から算出 容量が不明の場合は ごみ袋大袋の 袋を l 7kgとした ( 出典 :H 年 月 日現在各都市の手数料条例から加工 ) N=6 - -

47 次に 事業系ごみの有料化実施都市の手数料水準を見ると kg 当たり 6. 円 ~ 円 (l のごみ袋 袋当たり 円 ~98 円 ) の都市が多い 図 - 事業系ごみの手数料水準別都市数 ( 人口 万人以上の都市 ) ( 市数 ) ~ 円 ~ 円 ~ 6 円 6~ 8 円 7 8~ 円 6 6 ~ 円 ~ 円 ~ 6 円 6~ 8 円 8~ 円 ~ 円 手数料水準 ( 円 / kg ) 混合ごみ又は可燃ごみの料金 ( 直接搬入の場合 ) から算出 容量が不明の場合は ごみ袋大袋の 袋を l 7kgとした ( 出典 : 地方行財政調査会 都市のごみ処理有料化に関する調べ H 年 9 月から加工 ) N= 円 ~ 図 - 事業系ごみの手数料水準別都市数 ( 中核市 ) ( 市数 ) ~ 円 ~ 円 ~ 6 円 6~ 8 円 8~ 円 ~ 円 ~ 円 ~ 6 円 手数料水準 ( 円 / kg ) 可燃ごみの料金 ( 直接搬入の場合 ) から算出 容量が不明の場合は ごみ袋大袋の 袋を l 7kgとした ( 出典 : 各都市の手数料条例から加工 ) 図 - 事業系ごみの手数料水準別都市数 ( 県内市 ) ( 市数 ) ~ 円 ~ 円 ~ 6 円 6~ 8 円 8~ 円 7 ~ 円 ~ 円 手数料水準 ( 円 / kg ) 可燃ごみの料金 ( 直接搬入の場合 ) から算出 容量が不明の場合は ごみ袋大袋の 袋を l 7kgとした ( 出典 : 各都市の手数料条例から加工 ) ~ 6 円 6~ 8 円 6~ 8 円 8~ 円 8~ 円 N=8 ~ 円 円 ~ ~ 円 N=6 円 ~ - -

48 岐阜市の周辺都市の手数料水準を見ると 家庭系ごみでは l 当たり. 円 ~6.7 円 (l のごみ袋 袋当たり 円 ~ 円 ) となっている 事業系ごみの場合は kg 当たり 円 ~9 円 (l のごみ袋 袋当たり 7 円 ~ 円 ) となっている 図 -6 周辺市町の手数料水準 家庭系ごみの場合 事業系ごみの場合. 円 /l 9 円 / kg. 円 /l. 円 /l ( 一定量無料型 ) 岐阜市. 6.7 円 /l ( 排出量多段階比例型 ) 円 / kg 円 / kg 岐阜市 円 / kg.7 円 /l. 円 /l 円 / kg 円 / kg 可燃ごみの料金 ( 事業系ごみは 直接搬入の場合 ) から算出 容量が不明の場合は ごみ袋大袋の 袋を l 7 kgとした ( 出典 : 各都市の手数料条例から加工 ) 家庭系ごみと事業系ごみの両方とも有料化を実施している都市の料金比較を見ると 事業系ごみの手数料水準は 家庭系ごみの. 倍 ~. 倍となっている 図 -7 家庭系ごみと事業系ごみの手数料水準の比較 ( 市数 ) 人口 万人以上の都市 ~. 倍.~. 倍 ( 市数 ) 6 県内市.~. 倍.~. 倍.~. 倍.~. 倍 手数料水準の比較 ( 事業系 / 家庭系 ) N= 7. 倍 ~ N= ( 市数 ) ~. 倍 中核市.~. 倍.~. 倍.~. 倍.~. 倍.~. 倍 手数料水準の比較 ( 事業系 / 家庭系 ) N=8. 倍 ~ ~. 倍.~. 倍.~. 倍.~. 倍.~. 倍.~. 倍 手数料水準の比較 ( 事業系 / 家庭系 ). 倍 ~ ごみ袋大袋の 袋を l 7 kgとして算出し比較した ( 出典 : 人口 万人以上の都市は 地方行財政調査会 都市のごみ処理有料化に関する調べ H 年 9 月から加工 中核市 県内市は 各都市の手数料条例から加工 ) - 6 -

49 家庭系ごみの処理費用に対する負担割合を見ると %~% であり これを踏まえれば l のごみ袋 枚当たり 円 ~6 円となる 表 -7 岐阜市のごみ処理費用 (H 年度 ) 家庭系普通ごみ事業系普通ごみ総ごみ処理費用 円 / 袋 円 / 袋 円 / 袋 収集運搬 + 中間処理 + 埋立 表 -8 ごみ処理費用に対する負担割合 中間処理 + 埋立 7kg/ 袋 ごみ 袋 l として算出 総ごみ処理費用は 全てのごみ処理に要した総原価,6 円 /t から算出 全てのごみの収集運搬 + 中間処理 + 埋立 ( 出典 : 事業概要から自然共生部が加工 ) 家庭ごみ有料化調査報告書 ( 社団法人東京市町村自治調査会 H 年 月 ) によれば 多くの市町村がごみ処理原価の %~% を袋の価格に設定しているとのことである ( 出典 :H7 年京都市廃棄物減量等推進審議会資料から ) 図 -8 家庭系ごみの処理費用に対する負担割合 ( 万人以上の都市 ) ( 市数 ) N= ~ % ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ % % % % % % % % % % ~ 手数料の負担割合 札幌市調査での 人当たりごみ処理経費と有料化手数料から算出した ( 出典 :H7 年札幌市廃棄物減量等推進審議会資料から加工 ) また 事業系ごみの処理費用に対する負担割合を見ると 事業系ごみ処理費用に対しては % ~9%(l のごみ袋 枚当たり 円 ~9 円 ) 総ごみ処理費用に対しては %~7%(l のごみ袋 枚当たり 7 円 ~6 円 ) となっている これを踏まえれば l のごみ袋 枚当たり 円 ~6 円となる 図 -9 事業系ごみの処理費用に対する負担割合 事業系ごみ処理費用の一定割合と回答した都市 ( 市数 ) 中核市 N= ~ % % 台 ( 市数 ) % % % % 6% 7% 8% 9% % 台台台台台台台台手数料の負担割合 総ごみ処理費用の一定割合と回答した都市 ~ % % 台 中核市 % 台 % % % 6% 7% 台台台台台手数料の負担割合 8% 台 N= 9% % 台 ( 市数 ) 県内市 自然共生部が H9 年度に実施したアンケート調査では 料金設定の根拠としてごみ処理費用を挙げた都市において 事業系ごみ処理費用から決定したと回答した中核市は 市 総ごみ処理費用から決定したと回答した中核市は 市 県内市では 市となっている ( 出典 : 自然共生部資料から ) ~ % % 台 % 台 % % % 6% 7% 台台台台台手数料の負担割合 8% 台 N= 9% % 台

50 有料化実施都市の管理費用を見ると 人当たり 円台が多い これを岐阜市に当てはめると 年間 68,7 千円 ~, 千円 となる 人口を,79 人 (H9 年度 ) として算出 図 - 家庭系ごみ有料化にかかる 人当たりの管理費用 ( 万人以上の都市 ) ( 市数 ) N= ~ 円 円台 円台 円台 円台 円台 6 円台 7 円台 8 円台 9 円台, 円以上 人当たりの管理費用 札幌市調査から排出量単純比例型の都市を抽出した 管理費用とは 袋 ( シール ) 作成費 手数料徴収費 保管 搬送費を合計したもの ( 出典 :H7 年札幌市廃棄物減量等推進審議会資料から加工 ) これを踏まえれば l 当たり.6 円未満 (l のごみ袋 袋当たり 7 円未満 ) では 管理費用が手数料収入を上回ることになる 表 -9 手数料水準と管理費用のシミュレーション 手数料 H9 年度普通ごみ 89,t H 年度普通ごみ 6,t (l 袋の場合 ) 収入 ( 年間 ) 収支 ( 年間 ) 収入 ( 年間 ) 収支 ( 年間 ). 円 (. 円 /l) 7,6 千円,9 千円, 千円 7, 千円 9. 円 (. 円 /l), 千円 9, 千円 8, 千円, 千円. 円 (. 円 /l) 7,8 千円 7,7 千円, 千円 9, 千円 8. 円 (. 円 /l), 千円 9,9 千円 6, 千円, 千円. 円 (. 円 /l) 88, 千円 77, 千円, 千円, 千円 7. 円 (.6 円 /l),6 千円, 千円, 千円 9,8 千円. 円 (.7 円 /l), 千円 9,7 千円 8, 千円 69,8 千円 6. 円 (.8 円 /l) 6,8 千円, 千円, 千円 9,9 千円. 円 (.9 円 /l) 8, 千円 7,9 千円 6, 千円 9,9 千円. 円 (. 円 /l) 76, 千円 6, 千円, 千円 9, 千円 ごみ減量 資源化指針 のごみ減量目標 ( 表 - 参照 ) から H9 年度のごみ袋を,8 千袋 H 年度を 8,9 千袋として 算出した 収支は 年間管理費を, 千円として算出した ごみ処理手数料の使途 使途として ごみ減量活動への支援やごみ処理施設の整備に充当している都市が多く見られる 図 - 手数料収入の使途 ( 複数回答 ) 6 8 ( 市数 ) 指定袋の作製 流通費など有料化の運用経費 8 ごみ減量 資源化推進の助成 啓発事業費 ごみ処理施設の整備費 資源ごみの収集充実 最終処分場の整備 資源化施設の整備費 戸別収集の導入 その他 東洋大学山谷修作教授 第 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査 H7 年 N=67 ( 出典 : 環境省 一般廃棄物処理有料化の手引き )

51 ごみ処理手数料の徴収方法 手数料の徴収方法として 家庭系ごみは 指定ごみ袋を 事業系ごみは 現金徴収 納入通知書を採用している都市が多い 現金徴収 納入通知書は 処理施設への搬入時の計量により手数料を算出している 図 - 有料化実施都市の徴収方法 家庭系ごみ 現金徴収 納入通知書 (7%) シール (7%) 指定袋 シール (9%) 指定袋 6(67%) 現金徴収 納入通知書 6(%) 事業系ごみ 指定袋 (%) シール 7(7%) 図 - 家庭系ごみ有料化実施都市における事業系ごみ処理手数料の徴収方法 7 ( 市数 ) 6 6 家庭系 事業系 指定袋 ( 市数 ) 8 6 家庭系 中核市の場合 事業系 指定袋 指定袋 シール 県内市の場合 指定袋 シール (6%) 指定袋 定形容器 N=69 N=7 (%) ( 出典 : 環境省 自治体のごみ処理有料化施策に関するアンケート調査 H8 年 ) 指定袋 シール シール シール シール 納入通知書 現金徴収 納入通知書 ( 出典 : 各都市の手数料条例から加工 ) 指定袋の種類が多くなるほど 要する作製コストは増える傾向は見られるものの ごみ排出実態の状況監視や在庫管理等の見直し等により コスト増を抑制することはできるものと考えられます N=8 N=6 シール 納入通知書 6 現金徴収 納入通知書 図 - 有料指定袋の種類数別の指定袋等作製コスト ( 人口 万人以上の都市 ) 6, ( 円 /t), N=8,,,, 種類 種類 種類 種類 種類 手数料の料金体系が 排出量単純従量制で有料化の対象を可燃ごみと不燃ごみとしている都市において 有料指定袋の作製コスト ( 作製費 保管搬送費 取扱店販売手数料など ) を可燃ごみと不燃ごみの排出量で除して算出した ( 出典 : 地方行財政調査会 都市のごみ処理有料化に関する調べ 8 から加工 )

52 6 ごみ処理手数料の減免対象 災害時の他は生活保護世帯など低所得者に対するものが多い 制度としては 減免申請により一定枚数を無料配布する都市が多い 図 - 有料化実施都市の減免制度 人口 万人以上 中核市 無し (.%) 有り (67.6%) 有り 8(%) ( 市数 ) 天災火事 生活保護世帯 身障者 8 児童扶養手当等 6 高齢者介護 8 乳幼児紙おむつ 剪定枝葉 ボランティア 7 N=7 ( 出典 :H7 札幌市廃棄物減量等推進審議会資料から加工 ) 6 8 ( 市数 ) 天災火事 8 生活保護世帯 7 身障者 児童扶養手当等 高齢者介護乳幼児 紙おむつ 剪定枝葉 ボランティア N=8 ( 出典 : 各都市の手数料条例から加工 ) 有り (%) 多くの都市が減免対象としている岐阜市の状況は次のとおり ( 市数 ) 天災火事 生活保護世帯 身障者 児童扶養手当等 高齢者介護 乳幼児 紙おむつ 剪定枝葉 ボランティア N= ( 出典 : 各都市の手数料条例から加工 ) 図 -6 火災件数の推移図 -7 生活保護世帯の推移図 -8 要介護度 ~ の認定者の推移 ( 件 ) 8 6 H8 H9 H H H H8 H9 H H H ( 出典 : 市政概要から加工 ) ( 出典 : 市政概要から加工 ) 図 -9 歳未満の人口の推移 ( 人 ),,9,79,8,8,, 8, 6,, 県内市 9 7 ( 世帯 ),,,,,,6,77,9,97, 図 - 都市美化ごみ ( 普通ごみ ) の推移 (t/ 年 ), ( 人 ) 6,,97,8,8,76,9,,,,, H8 H9 H H H ( 出典 : 市政概要から加工 ), H8 H9 H H H ( 出典 : 岐阜市統計書から加工 ) H8 H9 H H H - - ( 出典 : 事業概要から自然共生部が加工 )

53 岐阜市の粗大ごみ処理手数料の徴収に係る減免対象は 次のとおり 表 - 岐阜市の粗大ごみ処理手数料の減免制度 岐阜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例 ( 手数料の減免 ) 第 9 条市長は 災害その他特別の理由があると認められるときは 第 6 条に規定する手数料又は前条に規定する費用を減免することができる 岐阜市廃棄物の処理及び清掃に関する規則 ( 手数料の減免 ) 第 8 条条例第 9 条の規定により手数料の減免することができる者の範囲は 次の各号の一に該当する者とする () 生活保護法 ( 昭和 年法律第 号 ) 第 条に規定する扶助を受けている者 () 天災その他の災害を受けた者 () その他市長において必要と認めた者 Ⅲ ごみ処理有料化制度の実施のあり方 他施策との併用 有料化と同時又はその前後に 約 7% の都市が ごみ分別の受け皿整備 ( 資源分別回収 ) を拡充することにより 減量効果の強化と市民負担の軽減に取り組んでいる 図 - 家庭系ごみ有料化を契機とした資源物回収の拡充 6 8 ( 市数 ) 資源物の回収品目を増やした 資源物の回収回数を増やした 資源物の回収を開始した 資源物の回収場所を増やした 拡充はしていない その他 N= ( 出典 : 東洋大学山谷修作教授 第 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査 H 年 ) 小規模事業者から排出されるごみについては 約 7% の都市が 家庭系ごみと同様な取り扱いをしている 図 - 家庭系ごみ有料化実施時における小規模事業系ごみの扱いの変更 その他 8(7.%) 有料化を機にすべて直接搬入や許可業者収集に切り替えた (.%) 事業系ごみ専用の指定袋 シールを使用して出せる 7(.%) 家庭系ごみと同じ指定袋 シールを使用して出せる 8(.6%) 77 変えなかった (9.%) N= ( 出典 : 東洋大学山谷修作教授 第 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査 H 年 ) - -

54 併用施策から見た有料化の実施時期としては 約 7% の都市が 同時期に実施がよい としている 図 - 有料化の併用施策の実施時期 その他 (.%) 有料化の後がよい (6.%) 有料化の前がよい (.%) 同時がよい 8(7.%) N= 資源化量の効果を見ると 実施時期による大きな違いは見られない 図 - 人 日当たりの資源ごみ収集量 ( 集団回収量を含む中核市の例 ) (g/ 人 日 ) 同時実施 ( 函館市 ) H 年 月有料化実施 (g/ 人 日 ) 導入前の実施 ( 高松市 ) H6 年 月有料化実施 その他フ ラ収集開始 その他フ ラ収集開始 H H H H H H H6 H7 H8 H9 H H H H H H H H H6 H7 H8 H9 H H (g/ 人 日 ) 導入後の実施 ( 宮崎市 ) (g/ 人 日 ) 参考 ( 岐阜市 ) H 年 6 月有料化実施 その他フ ラ収集開始 H H H H H H H6 H7 H8 H9 H H 関係者への周知 市民との合意形成に 多くの都市が様々な方法で取り組んでいる 表 - 有料化の合意形成に注力したところ 対象 位 位 位 位 市民 97 事業者 6 市議会議員 7 庁内 6 表 - 住民への情報公開の方法 - - 粗大ごみ有料化 透明 半透明袋収集 H H は統計処理の見直しによる変動 H H H H H H H6 H7 H8 H9 H H ( 出典 : 環境省 一般廃棄物処理実態調査 から加工 ) 調査対象は全国 67 市と東京 区 ( 出典 : 東洋大学山谷修作教授 第 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査 H 年から ) 取組自治体数住民への情報公開の方法と導入の是非是非及び内その検討段階内容の検討の検討容の検討 審議会等の委員に住民代表を選任 説明会 公聴会等の実施 7 6 パブリックコメントの実施 市民報 広報誌 ニューズレター等 その他 調査対象は 有料化を導入又は検討している 9 自治体 ( 出典 : 環境省 自治体のごみ処理有料化に関するアンケート調査 H8 年から )

55 懸念される課題への対応 集積所方式から戸別収集に切り替えると 排出者責任の明確化を図れる半面 収集作業に手間がかかり 収集時間や経費が増加する 表 - 戸別収集に切り替えに伴う経費増とその抑制対策 収集運搬の 実施形態 戸別収集への切替えによる収集 戸別収集に伴う経費増を抑制するための工夫 可燃ごみ不燃ごみ運搬費の増加率 A 市民間委託民間委託 倍近く - B 市直営民間委託 % 程度 調査対象は 有料化を契機として集積所方式から戸別収集に切り替えた市 両形態併用の場合は 比率の高い方式とした ( 出典 : 東洋大学山谷修作教授 第 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査 H 年 ) Ⅳ ごみ処理有料化制度の評価と見直し 岐阜市の粗大ごみ処理手数料の見直し状況は次のとおり 表 - 粗大ごみ手数料の見直し ( 岐阜市 ) 可燃は 直営方式により経費増はほとんどなし 不燃は 近隣市の実績を参考に 増車数を極力抑えた C 市民間委託民間委託 % 程度直営での収集から委託収集に切り替えた D 市民間委託民間委託 % 程度収集回数の削減 ( 可燃ごみ週 回 週 回 ) E 市直営民間委託 % 程度収集回数の削減 ( 可燃ごみ週 回 週 回 ) F 市民間委託民間委託 G 市民間委託民間委託 H 市民間委託民間委託 % 程度 % 程度 % 程度 収集回数の削減 ( 可燃ごみ週 回 週 回 不燃ごみ週 回 週 回 ) 収集回数の削減 ( 可燃ごみ週 6 回 週 回 不燃ごみ週 回 隔週 回 ) 民間委託業者サイドの最短ルート組立による収集時間短縮化 I 市民間委託民間委託 % 程度収集回数の削減 ( 可燃ごみ週 回 週 回 ) J 市民間委託民間委託 % 程度 収集回数の削減 ( 不燃ごみ週 回 隔週 回 ) 収集委託単価の見直し K 市直営民間委託増加なし収集者 台当たりの収集作業員数を 人から 人に削減 L 市民間委託民間委託 % 程度経費増を抑制する工夫等は 特に行っていない M 市民間委託民間委託 % 程度収集回数の削減 ( 不燃ごみ週 回 隔週 回 ) H 年 月 H 年 6 月 ( 理由 ) 見直しの概要 粗大ごみの有料化実施 ( 指定袋と品目ごとのシールによる方法を併用 ) 指定袋の取扱を見直し ( 指定袋に収納できる品目については 指定袋による手数料とすることができる ) 市民サービスの向上 粗大ごみの排出手続きの簡素化 岐阜市での他の手数料等の見直し事例は次のとおり 表 - 手数料等の見直し事例 ( 岐阜市 ) 名称等介護保険料保育料市営住宅家賃上下水道料金 見直しの概要 全国の給付状況や介護サービスの共有量等を踏まえ見直し 第 号保険者 (6 歳以上 ) は 年ごと 第 号保険者 ( 歳 ~6 歳未満 ) は 適時 毎年改定される国の 保育所運営費国庫負担金における保育所徴収金基準額表 に基づき 概ね 8 割程度に減額し設定 公営住宅は法律に基づき算定基準が定められており 毎年見直し 市単住宅は 見直し時期の定めはない 審議会の答申により料金設定期間が定められている 例えば 下水道料金設定期間は H 年 7 月 日 ~H7 年度まで - - ( 出典 : 自然共生部調べ )

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