旅費制度の概要 ( 説明会配布資料 ) に関する Q&A H21.6 作成 H21.9 Q4(4)8~10 Q5(4) 追加 H23.7 Q4(4)610(5)1 Q5(2)(8) Q7(1)(2) 一部改正及び追加 Q1 旅行命令等について ( 第 1 章 1 関係 ) (1) 勤務公署から同一用

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1 旅費制度の概要 ( 説明会配布資料 ) に関する Q&A H21.6 作成 H21.9 Q4(4)8~10 Q5(4) 追加 H23.7 Q4(4)610(5)1 Q5(2)(8) Q7(1)(2) 一部改正及び追加 Q1 旅行命令等について ( 第 1 章 1 関係 ) (1) 勤務公署から同一用務地まで複数の職員が旅行する場合に 職員によって異なる旅行の経路及び方法により旅行命令を行うことはできるか (2) 旅行者である職員の判断で 旅行命令の経路及び方法を変更することはできるか A(1) 旅行は 最も経済的な通常の経路及び方法により行うことが原則であり 設問のような場合は 一つの経路及び方法により旅行命令を行うことが通常と思われますが 公務上の必要により 特定の職員のみ異なる経路及び方法により旅行しなければならない場合には そのような旅行命令を行うことは可能です (2) 旅行命令の変更 ( 取消を含む 以下同じ ) は 旅行命令権者が その必要があると認める場合で 電信 電話 郵便等の通信による連絡手段によっては 公務の円滑な遂行を図ることができない場合で かつ 予算上旅費の支出が可能である場合には 自ら又は旅行者の申請に基き これを変更することができます 旅行者は 公務上の必要又は天災その他やむを得ない事情により旅行命令に従つて旅行することができない場合には あらかじめ 旅行命令権者に旅行命令等の変更を申請しなければなりません ただし 申請するいとまがない場合には 旅行命令に従わないで旅行した後 できるだけすみやかに 旅行命令権者に旅行命令の変更の申請をする必要があります ( 旅行者が旅行命令の変更を申請せず 又は申請をしたがその変更が認められなかつた場合において旅行命令に従わないで旅行したときは 当該旅行者は 旅行命令に従つた限度の旅行に対する旅費のみの支給を受けることとなるので注意してください ) なお 旅行命令を変更するには 旅行命令書に当該旅行に関する事項を記載し これを当該旅行者に提示しなければなりませんが 提示するいとまがない場合には 口頭により旅行命令を変更することができます ( 口頭により旅行命令を変更した場合には できるだけすみやかに 旅行命令書に当該旅行に関する事項を記載し これを当該旅行者に提示しなければなりません ) Q2 旅費の請求等について ( 第 1 章 2 関係 ) (1) 旅費計算システムの旅費計算書の様式はどうなるのか (2) 旅費請求書の旅行完了確認欄が設けられている趣旨とは (3) 旅費別途支給など 旅費請求額が 0 円の場合にも旅費請求書の作成は必要か (4) 旅費請求書に添付する書類とは どのような書類か (5) 概算旅費の請求及び精算に係る留意点はあるか A(1) 岡山県財務規則の改正により これまでの旅費計算書が旅費請求書として改正されました 県費負担教職員の旅費請求にあたっては 新旅費計算システムにより出力される旅費請求書 を使用してください 様式の調整について会計課の承認を受けています (2) 旅行命令権者は 旅行者から業務の復命を受けるとともに 旅行経路 交通手段 所要金額の実績の報告も受けます 報告内容を確認のうえ 旅費請求書の旅行完了確認欄へ確認年月日の記入 押印を行います この確認が履行確認であり 旅行経路や積算根拠等が正当なものであることを証するものとなります なお 旅行者 旅行命令権者には 出納機関 外部等からの求めに応じて旅行経路等についての説明をしていただくことがあるのでご留意ください

2 (3) 請求する旅費がない場合は 旅費請求書の作成は必要ありません なお 旅費を支給する必要のない旅行についても 旅行命令書の作成は必要です (4) 旅費規則別表のとおりです ( 例 ) 時刻表 運賃表等により金額が確認 ( ホームページによる確認も可 ) できない交通費 ( 例 : 団体割引料金 貸切バス料金 パック料金等 ) の領収書等なお 領収書等 ( 内訳の確認が必要な場合には 内訳書の添付等があるもの ) により請求額の確認ができない場合は 旅費の支給ができないので注意してください (5) 外国旅行 県外旅行及び泊を伴う県内旅行については 旅費を概算で支払うことができるので 概算旅費が必要な場合は 旅行出発 14 日前までに 教育事務所へ旅費請求書を提出してください なお 旅行を完了した日の翌日から 2 週間以内に旅費を精算する必要があるので 上記 (2) の旅行完了確認において変更があった場合には 旅行命令の変更を行い 実態との過不足がないよう精算してください Q3 旅費の計算について ( 第 1 章 3 関係 ) (1) 最も経済的な通常の 方法 として例示されている割引制度 ( 通し切符 往復割引切符 回数券 ) 以外の割引制度 ( のぞみ早特往復切符 エクスプレス予約 金券ショップ等 ) を利用して旅行した場合の旅費の計算は (2) 最も経済的な通常の 経路 とは 必ず最寄り駅 ( 用務地までの距離が最短となる駅 ) までの経路でなければならないか (3) 宿泊場所までの経路で旅費を計算するのか 前 ( 後 ) 泊の場合はどうか A(1) 旅行命令権者は 旅行用務の遂行に支障のない限り 通常利用することができる割引制度の積極的な利用に努めてください 例えば 早期の出張計画が可能で 旅行命令の取消の可能性が高くない場合等は のぞみ早特往復切符利用で旅行命令を行い 旅行者は 割引後の額により旅費を請求することとなります なお 最も経済的な通常の 方法 とは すべての職員が共通して利用できる方法のことをいうため 条件等により利用できる職員と利用できない職員に分かれる方法 ( エクスプレス予約 金券ショップ等 ) で旅行命令を行うことは適当ではありませんが 職員が請求の段階で エクスプレス予約等を利用した額を申告した場合には 旅費を減額調整してください (2) 最も経済的な通常の 経路 とは 最寄り駅までの経路に限定されるものではなく 旅行の目的や内容 日程 交通機関の運行時間 運行回数 所要時間 当該旅行に係る旅費総額等を総合的に勘案した結果 最寄り駅以外で下車することなども考えられます (3) 旅費は 旅行命令書に記載された用務地までの移動に必要な交通費を計算します 宿泊場所については職員の選択に任されているので 宿泊料及び旅行雑費定額の範囲内で職員が宿泊及び宿泊場所までの移動を行うこととなります 前 ( 後 ) 泊の場合も同様です なお 行事の主催者等により宿泊場所を指定されている場合には 当該指定された宿泊場所を旅行の用務地として取り扱うことができます

3 Q4 旅費の種類について ( 第 1 章 4 関係 ) (1) 鉄道賃 1 特急 ( 急行 ) 列車を利用する場合には 旅行命令書に利用の理由を必ず明記する必要があるか 2 旅行者である職員の判断で 特急 ( 急行 ) 列車の自由席を指定席に変更することはできるか 3 新幹線の運行本数は ひかり号 (1 時間に1 本程度 ) よりも のぞみ号 (1 時間に3 本程度 ) が多い状況であるが 前泊のための移動日に のぞみ号 を利用することはできるか A(1)1 片道 100km(50km) の距離要件を満たす場合には 理由の明記は必要ありません 2 Q&A1(2) を参照してください 3 前泊のための移動は 現地への到着時刻による制約が少ないことが一般的ですが 到着時刻のほか 出発時刻 運行時間 運行本数 所要時間 当該旅行に係る旅費総額等を総合的に勘案し 判断してください なお 指定席を利用しなくても座席の確保が容易な閑散期等は のぞみ号の自由席 ( ひかり号の特急料金と同額 ) を利用することも 選択肢として考えられます Q4(2) 船賃 1 修学旅行の児童 生徒引率のため 湾内クルーズ船 に職員も乗船しなければならない場合には 当該乗船に要する費用を船賃として支給することはできるか 2 上記 1の乗船費用に食事代等が含まれている場合の取扱いは A(2)1 乗船に要する費用のうち 旅客運賃に該当するものは船賃として支給して差し支えありません 2 内訳を確認して 旅客運賃に該当する部分は船賃として 夕食代に該当する部分は宿泊料として支給してください 旅客運賃 夕食代以外の費用 ( 昼食代等 ) に該当する部分は 旅費として支給できないので注意してください なお 適正な会計上の処理を行うためには 事前に内訳の確認を十分に行うことが必要ですが やむを得ない事情により その確認が困難な場合は 教育事務所までご相談ください Q4(3) 航空賃 1 岡山空港以外に発着する航空機を利用することはできるか また その場合に教育事務所への利用申請は必要か 2 航空機を利用する場合には 旅行命令書の旅行条件欄に便名の記入が必要か A(3)1 旅行命令権者が岡山空港以外に発着する航空機を利用することが最も経済的な通常の経路及び方法によるものと認める場合には利用することができます なお 航空機利用に係る教育事務所長への承認手続は 平成 21 年度から廃止されました 2 便名により旅客運賃が異なるため 旅行命令書に記載して 旅行者に提示する必要があります

4 Q4(4) 車賃 1 高速バス ( 高速道路を主に通行する路線バス ) を利用することはできるか 2 修学旅行等でケーブルカーを利用した場合の取扱いとは 3 修学旅行実施にあたっては 下見のためのレンタカーの利用や 現地移動や病院までの緊急搬送等のためのタクシーの利用が必要な場合があるが その際の留意事項を教えてもらいたい 4 定額の車賃 (37 円 ) を支給するのは どのような場合か 5 地図上に距離が表記されている県内路程表の配布予定は New!6 自家用車の公務使用に係る旅費の取扱いでは 在勤地 の考え方が残るのか 7 県外旅行において 高速道路を自家用車で利用した場合の取扱いとは 8 県北から岡山空港に旅行する場合 予約制の乗合タクシーが運行されているが 原則どおり旅費ではなく 使用料として支出しなければならないか 9 次のとおり自家用車を公務使用した場合の距離の測定方法とは ( 凡例 : 枠線 市町村の境界 ( 太点線は県境 ) O 勤務公署 目的地 H 自宅 ) 1 O 2 H New!10 次のとおり自家用車を公務使用した場合の距離の測定方法とは ( 凡例 : 枠線 市町村の境界 ( 二重線は在勤地の境界 ) O 勤務公署 目的地 ) A 市 1 B 市 3 O 2 D 町 C 市 A(4)1 高速バスについても 最も経済的な通常の経路及び方法を検討する際の選択肢として取り扱ってください 2 鉄道事業法上の索道 ( ケーブルカー ゴンドラ リフト等 ) に係る料金は 車賃として支給してください なお 一部のケーブルカー等は遊園地の遊具扱いであったり 旅館内のエレベーター扱いの場合もあるので 十分確認してください ( 索道に該当しない場合は 本県の会計上の取扱いとして 使用料として支出することとなります ) 3 貸切バス代 レンタカー代及びタクシー代については 本県の会計上の取扱いとして 使用料として支出することが原則です しかし 病院までの緊急搬送等で 急遽 旅行先でタクシーの利用が必要となった場合は 旅費 ( 車賃 ) として支給することができます また 貸切バスやタクシーに職員と児童 生徒が同乗し その費用全額を使用料として公費で負担するのではなく 利用者の自己負担とせざるを得ない場合には 職員の自己負担額を旅費 ( 車賃 ) として支給することができます 4 赴任に伴う移転のために自家用車を利用した場合で 当該陸路旅行が最も経済的な通常の経路及び方法である場合は 定額の車賃 (37 円 ) を支給しています 5 県 ( 知事部局 ) において作成された場合には 配布する予定です

5 New!6 今回の制度改正は 主に公共交通機関を利用した旅行に係る改正となっています 自家用車の公務使用に係る旅費の取扱いについては 基本的に従来どおり ( 変更点は 旧制度では日当が支給されませんでしたが 新制度では旅行雑費が自家用車の公務使用以外の場合と同様に取り扱われるようになった点のみ ) です なお 在勤地内又は在勤地以外の同一地域内における旅行 とは 在勤地内又は在勤地以外の同一地域内において用務を行う旅行をいいます したがって 在勤地内又は在勤地以外の同一地域内にある最寄り駅 ( 経由地 ) まで自家用車を利用し 当該駅から市外 県外の用務地まで鉄道を利用するような旅行の場合は 勤務公署から最寄り駅までの車賃は支給することができないのでご留意ください ただし このような場合であっても 最寄り駅までに地域の境界を越える場合は 路程表により計算した車賃を支給することになります 7 高速道路の通行料金を旅費として支給することはできませんが 使用料として支出する場合には 当該高速道路を利用した経路を最も経済的な通常の経路とすることができます この場合の路程の計算は 県内部分については県内路程表により 県外部分については経路上の県境地点から用務地までを電子地図等により測定してください なお 岡山県内の県境隣接市町村から隣接県の県境隣接市町村まで ( 例 : 笠岡市から福山市まで ) 旅行する場合に限っては 県内路程表が使用できないため 特例として県境地点からではなく 出発地から用務地までを電子地図等により測定してください 注 : 岡山県内の県境隣接市町村から隣接県の県境隣接市町村以外まで ( 例 : 笠 岡市から尾道市まで ) 旅行する場合には 県境地点から用務地までを測定してください 8 当該乗合タクシーの運行実態を考慮すると 料金が定額制で 乗降車場所も決まっていることから 特例として 旅費 ( 車賃 ) として支給して差し支えない 9 次のとおりである ( 距離の測定 ) O 県内路程表 2 H 県内部分 : ゼロ 県外部分 : 県境から電子地図等 参考 1 O H ( 距離の測定 ) O 県内路程表 H 県内部分 : ゼロ 県外部分 : 県境から電子地図等 参考 2 O H ( 距離の測定 ) O H 県内路程表 参考 3 O H ( 距離の測定 ) O H 電子地図等 ( ともに県境の場合の特例 ) その他 1 O ( 距離の測定 ) O 実測等 その他 2 O ( 距離の測定 ) O O 実測等 その他 3 O H ( 距離の測定 ) O H 県内路程表

6 その他 4 O H ( 距離の測定 ) O H 県内路程表その他 5 O 1 2 H ( 距離の測定 ) O H 県内路程表参考 O 駅 ( 距離の測定 ) O 駅 ゼロ 駅 運賃の額 New!10 次のとおりである ( 距離の測定 ) O O 県内路程表なお 参考までに 次のとおり自家用車を公務使用した場合の距離の測定方法も挙げておく ( 凡例 : 枠線 市町村の境界 ( 二重線は在勤地の境界 ) O 勤務公署 目的地 ) 参考 1 A 市 B 市 O ( 距離の測定 ) O O 実測等 参考 2 A 市 1 O 3 2 ( 距離の測定 ) O O 実測等 参考 3 A 市 1 B 市 3 O 2 ( 距離の測定 ) O 1 1 O 県内路程表

7 Q4(5) 宿泊料 New!1 列車等に宿泊する場合は 固定宿泊施設に宿泊しない場合に該当するか A(5)1 列車 バス 航空機 船舶内での宿泊は固定宿泊施設に宿泊しない場合には該当しません なお 列車内又はバス内で宿泊した場合には 宿泊料を実費調整して支給し ( 平 成 23 年 7 月 1 日適用 ) 航空機内又は船舶内で宿泊した場合には 宿泊料は支給さ れません Q4(6) 旅行雑費 1 交通費別途支給や自家用車の公務使用 (4km 未満 ) の場合に 旅行雑費のみの支給はできるか 2 県内旅行の旅行雑費は どのような通信連絡を対象としているのか また 同一用務地まで複数の職員が旅行する場合は 旅行雑費を支給できる人数の制限はあるのか 3 県内旅行の旅行雑費の支給にあたっての 通信連絡の有無の確認方法とは 4 県外旅行の旅行雑費は 通信連絡の有無を支給の要件としていないのか A(6)1 支給できます 2 通信連絡は 公務上の必要により行うものであるため その内容や人数による支給上の制限はありません 例えば 部活動の生徒引率中の職員 2 人が それぞれ学級担任として緊急連絡網による保護者への連絡のために 私用携帯電話を使用した場合は それぞれに旅行雑費を支給することができます 3 職員本人からの申告 ( 業務復命 ( 口頭復命を含む ) 等 ) により 旅行命令権者において旅行の状況等を踏まえて適宜確認してください なお 職員からの請求にあたっては 特段の事情のない限り 通話料を証明する書類等の提出は不要です 4 県外旅行の旅行雑費は 通信連絡の有無にかかわらず定額 1,100 円を支給してください

8 Q5 旅費の調整について ( 第 1 章 5 関係 ) (1) 自宅等に宿泊し宿泊費を必要としない場合 には 親戚等の家に宿泊した場合も含まれるか また 薄謝を支払った場合はどうか New!(2) 自家用車の公務使用に係る 目的地が通勤経路上にあり 通勤経路と旅行経路が重なる場合 を具体的に例示してください また 勤務公署が旅行経路上にあり 通勤経路と旅行経路が重なる場合 は減額調整しなくてよいか (3) 県の経費以外の経費から旅費の一部が支給される場合で 残りの旅費を県に請求するために必要な添付書類とは また 旅行命令時には 旅行に必要な旅費の全部が別途支給の予定であったが 実際は一部のみの支給だった場合に 職員からの請求がない場合の取扱いとは (4) 職員の派遣依頼を受ける場合等に旅費が依頼者から支給されることが多いが 依頼元の規程等によりその支給内容等は様々である このような場合の旅費の調整の考え方とは (5) パック商品を利用した旅行を計画していたが 公務上の必要によりキャンセルをした場合のキャンセル料の取扱いとは (6) 宿泊場所を指定されている場合の 宿泊に要する実費 が 宿泊料定額を超える場合の取扱いとは (7) 部活動の生徒引率に伴う宿泊は 宿泊場所を指定されている場合に該当するか New!(8) 寝台特急や夜行バスにより 列車内又はバス内で宿泊した場合の宿泊料の取扱いとは (9) 県内旅行に準ずる旅行に係る 生活圏域 とは (10) 旅費を調整する場合に 旅費請求書に添付する 調整内容が確認できる書類 とは A(1) 宿泊費を必要としない場所 ( 親族 知人その他の者の住居等 ) に宿泊した場合には 宿泊料は支給しないこととなります なお ここでいう 宿泊費 には 知人等への薄謝は含まれませんので 薄謝を支払った場合にも宿泊料は支給しないこととなります New!(2) 通勤経路 ( 通勤手当上の認定経路 : 届出経路と異なる場合は通勤届に青線表記 ) 上に目的地がある場合には 車賃を支給しないこととなります ( 図 1) なお 所属発着の旅行命令を行う場合で 通勤経路上に目的地がある場合は 車賃の調整は必要ありません ( 図 1 ) また 目的地が通勤経路からわずかでも外れる場合には 車賃の調整は必要ありません ( 図 2) また 用務の開始終了時刻と勤務公署の開閉庁時刻の都合により所属発着の旅行命令を行わない場合に 直行 直帰に係る旅行経路上に勤務公署がある ( 図 3) ことがあります このような場合には当該旅行を所属発着の旅行とみなして 所属発着に係る車賃を支給してください H 自宅 目的地 O 勤務公署 = 通勤経路 ~ 旅行経路 1 車賃を支給しない 2 車賃の調整は必要ない H===== =====O ~~~~~ ~~~~~ H===========O ~~~~~ ~~~~~ ~ 1' 車賃を支給する H===========O ~~~~~ ~

9 3 所属発着の車賃を支給する H~~~~~O~~~~~ ===== (3) 別途支給する者の発行する書類で旅費の内容が確認できるもの ( 通知書 内訳書 明細等 ) を添付してください また 旅費は職員からの請求に基づき支払われるもの なので 必要な旅費の請求漏れがないよう職員に周知してください (4) 依頼者からの支給額 職員の負担額 県の規定による額などを勘案して 個別具体的に調整することとなりますが 次の点に留意してください 県の規定による額が 依頼者からの支給額を超える場合もありますが それぞれの旅費制度が異なることによるものなので 必ずしもその差額を支給しなければならないわけではありません 依頼者からの旅費が職員の負担額の一部補填として支給されるなど 明らかに実費が弁償されていない場合は 実費弁償の観点から 職員の負担総額 ( 旅行命令に基づく費用に限る 職員が負担した実費の算定が困難な場合は 県の規定により算出する ) と依頼者からの支給総額との差額を支給することができます (5) 旅費条例 3 条 6 項及び旅費規則 1 条 1 号により 鉄道賃等のキャンセル料を旅費として支給することができます (6) 宿泊場所を指定されている場合の宿泊料の実費調整に係る定額を上限とする取扱いは 今回の制度改正に伴い廃止されましたので 公務上の必要によりやむを得ず料金の高額なホテル等に宿泊しなければならない場合は 増額調整の対象となります (7) 部活動の生徒引率は 学校教育活動として 学校により直接計画実施されるものであり 当該生徒引率のための宿泊場所は当該計画で指定されていることが通常であるため 職員に選択の余地はありません したがって 宿泊に要する実費を支給することとなります New!(8) 寝台特急又は夜行バスによる旅行は 職員が宿泊場所を選択することができないため 宿泊場所を指定されている場合 に準じて実費調整を行います なお 寝台特急は寝台料金及び夕 朝食代等を 夜行バスは夕 朝食代等を宿泊料として支給します なお 寝台特急又は夜行バスによる旅行は 出発時刻や宿泊の状況などから 職員 に過度の身体的 精神的負担をかけることとなるので 旅行命令にあたっては慎重な 取扱いが必要となります ( 平成 23 年 7 月 1 日適用 ) (9) 県境付近の勤務公署においては 隣県の生活圏域 ( 住民が日常生活を営んでいる地域をいい 地理的条件 人口 交通事情その他の社会的条件 児童 生徒の通学状況その他の条件を総合的に勘案して 旅行命令権者が判断する なお 市町村の行政区画とは関係ないため 数ヶ市町村にまたがることもある ) への旅行 ( 家庭訪問 入試関係 ( 説明会 引率 願書提出等 ) 負傷児童の付き添い 校外での学習 ( 遠足等 )) があると思われます このような生活圏域への旅行は 旅行の距離 所要時間 所要金額 頻度等を考慮して 県内旅行に準じた取扱い ( 旅行雑費の調整 ) をしてください (10) 請求書や領収書の写し等を添付してください 児童生徒引率に伴う旅費は請求書や領収書の写しだけでは職員の請求金額の確認ができませんので 児童生徒宿泊研修等引率旅費計算確認書 や請求書の内訳書等を添付してください なお 旅費の調整を行う場合であっても 自宅泊 や 定期券利用 など旅費請求書だけで請求金額の確認ができる場合には 添付書類は必要ありません

10 Q6 その他について ( 第 4 章関係等 ) (1) 目的地から自宅まで直接帰宅した場合に 往路 (JR230 円 ) よりも復路 ( バス 580 円 ) に係る交通費が高額となる場合の取扱いとは (2) 児童生徒引率に伴う各種入館料 見学料や自家用車利用時の駐車料金 高速道路の通行料金等は旅費として請求することはできるか A(1) 今回の制度改正により 勤務公署からの旅費を限度とする取扱いが廃止されたため 往復に要する交通費として 810 円を支給してください なお 旅行命令権者においては 服務管理の視点も踏まえ 適切な旅行命令を行うよう留意してください (2) 本県の会計上の取扱いとして 使用料として支出することを原則としています Q7 赴任旅費について ( 第 2 章関係等 ) New!(1) 赴任旅費支給事実等申出書 ( 旅行命令書 ) に記載されている 職員が現に利用した 移転のための経路及び方法 が明らかに 最も経済的な通常の経路 と認められないとき 旅行命令はどのように行えばよいか New!(2) 旧在勤公署から新在勤公署までの鉄道賃 車賃等の限度額を支給するとき 赴任旅費支給事実等申出書 ( 旅行命令書 ) に記載されている 移転のための経路及び方法 と 旅費請求書の内容とが異なることになるが どのように記入すればよいか A(1) 赴任旅費支給事実等申出書 ( 旅行命令書 ) に 旅行命令権者が判断した最も経済的な通常の経路及び方法を朱書した上で 旅行命令を行ってください (2) 赴任旅費支給事実等申出書 ( 旅行命令書 ) の 移転のための経路及び方法 欄には旧住所から新住所までのものを記入してください 旅費請求書には 余白に鉄道賃 車賃等の限度額を支給する旨を記載するなどして旅費の請求を行ってください