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さあしゃゆのもと
5 years ago
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1 本事業は日本財団の支援を得て実施されています中国海事通信 CHINA MARITIME NEWS ( 第 234 号 : 平成 25 年 4 月 ( 上海事務所作成 )) < 造船舶用工業 > 中国船舶工業股份有限公司 (China CSSC Holdings Limited) 傘下の造船所等の 2012 年業績等 P1 中国中小規模 LNG 事業国際フォーラム概要 P2 今後 5 年間世界の FPSO 市場は活況 P3 国家海洋局中国第十二次五カ年計画の実施のための国家海洋事業発展計画を発表 P4 第 1 四半期江蘇省の造船竣工受注 ( 竣工量受注量増加 ) P 年 1-2 月中国舶用工業製品の輸出入 P6 < プレジャーボート産業 > 2013 年中国 ( 上海 ) 国際ボートショー開催 P8 中国プレジャーボートの発展可能性 P9

2 中国船舶工業股份有限公司 (China CSSC Holdings Limited) 傘下の造船所等の 2012 年業績等中国船舶工業股份有限公司 ( )( 以下中国船舶と略称 ) が発表した 2012 年の年報によると同社の昨年の経営状態は全体的に安定したが純利益は大幅に減少した ( ) 中国船舶工業股份有限公司は造船所別建造量で世界 5 指に入る上海外高橋造船有限公司中船澄西船舶修造有限公司等を傘下に従える株式会社 2007 年 7 月 31 日創設 1. 年間営業収入 15% 減 2012 年中国船舶の年間営業収入は億元 2011 年比 15.41% 減であったそのうち造船及び海洋構造物業務の営業収入は億元ディーゼルエンジンの営業収入は億元修繕船業務の営業収入は億元非船舶業務の営業収入は億元であった上場会社の株主に帰属した純利潤は 2011 年の億元から 2,687 万元と急減 10 株ごとに配当した現金配当金は 0.1 元 ( 税込 ) であった年報では 2012 年度報告期間内において同社は竣工船舶合計 36 隻 600 万 DWT 修繕船合計 502 隻を完成し生産高は億元であったディーゼルエンジン竣工 174 台万 kw 非船舶業務の生産高は億元を達成した 2. 造船部門造船業務は上海外高橋造船有限公司は竣工船舶 24 隻 (2011 年は 36 隻約 33% 減 ) 万 DWT(2011 年は万 DWT) 中船澄西船舶修造有限公司は竣工引渡し船舶 12 隻 (2011 年は 21 隻約 43% 減 ) 万 DWT であった 3. 修繕部門修繕業務は中船澄西は船舶修繕 203 隻 ( うち改造船 13 隻 ) 生産高億元中船澄西遠航船舶 ( 広州 ) 有限公司は船舶修繕 299 隻生産高億元を達成した 4. 機関部門ディーゼルエンジン製造業務は滬東重機有限公司はディーゼルエンジン 140 台万 kw 上海中船三井造船柴油機有限公司はディーゼルエンジン 34 台万 kw であった 5. 海洋開発部門海洋開発分野は外高橋造船はジャッキアップ式掘削プラットホーム 3 基を製造した - 1 -

3 6. 今後の見通し 2013 年世界造船市場は極めて困難な情勢に直面し新造船発注量は楽観を許さず船価も低迷し造船生産能力の稼働率は低下し競争は激化するとしている受注難引渡難の問題が継続しコストコントロールの難しさも更に高まるという見方をしている中国中小規模 LNG 事業国際フォーラム概要 ( 中小型 LNG 船の需要増を示唆 ) 3 月 28 日に北京で中国中小規模 LNG( ) 事業国際フォーラム (SMLNG2013) が開催された当フォーラムでは国家発展改革委員会国家エネルギー局中国海洋石油総公司 (CNOOC) 中国石油天然気集団公司 ( ペトロチャイナ ) PFC Energy( 米国 ) ドイツロイド船級協会といった団体からの約 200 名の参加者が LNG 市場の展望と投資中国における中小規模 LNG プロジェクトの発展中小型 LNG 船の需要と技術といった現在注目されている話題について幅広い議論と意見交換を行った今回のフォーラムは東方尚能諮詢機構 (Topco) と Worley Parsons の共催によるもので中小規模 LNG 事業分野における交流の場を設け中小規模 LNG 産業の飛躍的な発展を実現することを目的として開催された ( ) 中国においては沿海部内陸部において中小規模のガス田を有している昨今の LNG 需要の高まりを受け今後生産量が増す見込み 1. LNG の世界的需要見通し世界の液化天然ガス (LNG) 市場需要は毎年 12% のペースで増加していくことが見込まれているとの見方がある 2. 中小規模 LNG 船の需要また中国では毎年の LNG 需要増加率は 15% 以上を維持していくという見方があり中国海洋石油能源発展有限公司 LNG 輸送プロジェクトチームの陳瑞権総経理によれば沿海部と内陸河川における LNG の受け入れ輸送手段として中小型 LNG 船には広大な市場将来性があり今後より多くの需要が見込まれているという - 2 -

4 今後 5 年間世界の FPSO 市場は活況ここ数年世界の海洋石油ガス開発規模は拡大してきている採掘に必要な海洋構造物特に掘削設備 ( ジャックアップリグ掘削船等 ) の市場は建造ピーク期を迎えている統計によると 2010 年 10 月 ~2012 年末世界で取引が成立した掘削設備の注文は合計 180 基 ( 隻 ) に達した今後 5 年間これらの掘削設備が引渡され市場では後に続く海洋石油ガス生産設備特に浮体式海洋石油ガス生産貯蔵積出設備 (FPSO) の需要が大幅に増加する見通しであり FPSO の年平均の竣工隻数は 15 隻を超えると見られている FPSO の新造と改造は大きな潜在的市場となっている中国造船企業は旺盛な市場の中で更なる利益獲得を目指している 1. 投資額は今後 2 倍英国コンサルティング会社 Douglas Westwood は 2013 年 ~2017 年の 5 年間の世界の浮体式生産システムへの投資額は 910 億米ドルに達し 2008~2012 年の 5 年間の 2 倍になると予測しているそのうち FPSO の投資額は投資全体の約 80% を占めるこれを受けて FPSO 新造と改造市場の需要は今後 5 年間旺盛となり中国造船企業はこの魅力的な市場での利益を期待している 2. 掘削船の後は FPSO 需要 2010 年 10 月 ~2012 年末世界で建造された 180 基 ( 隻 ) の掘削設備のうちジャッキアップリグは 78 基掘削船は 73 隻半潜水式掘削プラットホームは 20 基補助掘削プラットホームは 9 基にのぼるこれらの設備の引渡し稼働に伴って市場では後に続く石油ガス生産設備特に FPSO への投資が開始される見通し 3. 三井海洋開発を含む 3 大 FPSO 運営企業運営企業の積極的な経営は FPSO 市場の繁栄の重要な要因の一つである目下世界 3 大 FPSO 運営企業である SBM Off-shore( オランダ ) BW Offshore( ノルウェー ) 三井海洋開発株式会社 (MODEC)( 日本 ) はいずれも積極的な投資を行っておりかつての FPSO の需要は多いが投資回収率が低いという問題を改革してきている各社の安定した経営は FPSO 市場の発展に意義を持つ 4. 世界と中国の FPSO 事情現在世界 FPSO の保有量は約 180 隻そのうちリース契約は 160 隻ありその稼働率は約 89% に達する手持工事は 44 隻そのうち 18 隻が新造計画でありその他はタンカーの FPSO 改造計画である総合的に分析すると今後 5 年間 FPSO の年平均建造数量は 15 隻を - 3 -

5 超えその新造と改造市場は大きな潜在力をものと見られているこれまでは韓国シンガポール等の造船企業が FPSO 新造と改造市場を大きく占有していたが 2007 年 4 月中国が初めて自主設計建造を行った 30 万トン FPSO 海洋石油 117 号 ( 上海外高橋造船有限公司建造 ) の竣工やその後の中遠船務工程集団有限公司の MODEC 社と契約価格 3,500 万米ドルに達する国内造船企業の最大 FPSO 改造計画の契約の締結等を皮切りに中国造船業は技術提携等により技術力を徐々に高めつつ受注を重ね現在中国は世界第 1 位の FPSO 建造改造国となっているまた保有する FPSO 数量及び総トン数で世界第 1 位となっている国家海洋局中国第十二次五カ年計画の実施のための国家海洋事業発展計画を発表 1. 全般 4 月 11 日国家海洋局 ( 日本における資源エネルギー庁と海上保安庁の両機関の機能を有する機関 ) は中国第十二次五カ年計画の実施のための国家海洋事業発展計画 ( 以下計画と略称 ) を発表した計画では中国の全産業に関係する第十二次五カ年計画の実施期間(2011~2015 年 ) において中国はオフショア油田ガス開発深海資源開発を一層推進するため大深度掘削船海洋調査船の技術を一層発展させるとともに沖合移動式人工島等の大規模浮体構造物の開発を重点的に行うこととしているなお同人工島等は海上風力発電海水淡水化プラント等として活用することを念頭に置いている 2. 海洋資源調査の推進計画では次の重点事項を推進することを掲げている本分野は中国造船企業の発展に寄与する可能性のある分野である (1) 海洋調査船と有人潜水船支援母船を新たに建造する (2) 深海鉱物資源の探査採掘製錬加工技術に関する研究開発を強化する (3) 海洋調査船の基地を建設し海洋調査船と有人潜水船支援母船の係留関連研究所等の専用設備を配置する (4) 海洋調査の海外支援拠点の建設を計画する (5) 極地調査のための砕氷船の建造プロジェクトを立ち上げ先進的な極地海洋環境調査設備 ( ラボ ) 甲板上の調査作業用設備等を搭載した極地科学調査砕氷船を建造する 3. 深海探査計測技術開発の推進 - 4 -

6 計画では次の重点事項を推進することを掲げている (1) 大深度水中輸送システム生命維持システム高性能動力装置高精度サンプリング装置情報伝送技術等の研究開発を進め重量物積載可能水中ロボットの国産化を実現させる (2) 海底観測ネットワーク技術の開発を推進する (3) 大深度掘削船海洋調査船沖合移動式人工島及びサルベージ船の重要技術及び関連設備を重点的に発展させる (4) 海底流速測定技術三次元地形測定技術及び海底熱水鉱床の探査観測技術並びに深海鉱物資源及びバイオ資源のサンプル抽出技術の研究開発を強化する 4. オフショア石油ガス開発の推進計画では次の重点事項を推進することを掲げている (1) 黄海南シナ海東シナ海の石油ガス探査範囲を拡大し大水深における石油ガス資源の科学的研究を加速し探査に必要な技術の確立を目指す (2) 天然ガス資源の詳細調査し探査採掘技術と必要設備を研究開発し試験生産を行う第 1 四半期江蘇省の造船竣工受注 ( 竣工量受注量増加 ) 1. 竣工量受注量が増加 2013 年 1 月 3 月の第 1 四半期厳しい世界造船市場の中で江蘇省の造船業は竣工量受注量の両指標において前年同期比で増加した 2. 竣工量第 1 四半期の江蘇省の竣工量は 103 隻万 DWT 前年同期比 7.4% 増となり世界市場の 12.5% 中国全土の 39.4% を占めたそのうち輸出船舶は竣工総量の 84.8% を占めた 3. 受注量第 1 四半期の江蘇省の受注量は 91 隻万 DWT 前年同期比 32.8% 増世界市場の 8.2% 中国全土の 17.7% を占めたそのうち輸出船舶は新造船受注総量の 89.9% を占めた 4. 手持工事量第 1 四半期の江蘇省の手持工事量は 832 隻 3,791.2 万 DWT 前年同期比 27.7% 減となり世界市場の 15.4% 中国全土の 35.4% を占めたそのうち輸出船舶は手持工事の総量の 85.8% を占めた - 5 -

7 5. 江蘇省の第 1 四半期における造船業の特徴 (1) 南通泰州揚州南京の四大主要造船地区における竣工量の合計は江蘇省総量の 96.3% を占めた (2) 江蘇省の重点企業 13 社の造船竣工量は万 DWT に達し同省総量の 84% を占めそのうち江蘇新時代造船有限公司の竣工量は 100 万 DWT の大台を突破して万 DWT に達した (3) 江蘇省国防科学技術工業弁公室の関係責任者によると江蘇船舶工業は受注難船舶引渡し難融資難が激化している受注は前年同期比で大幅に増加したが統計に入る 66 社の企業のうち 44 社は第 1 四半期の受注がなく受注が一部の造船所に集中している現在の生産能力ではこのまま受注が無ければ中小規模造船企業は全面的な生産停止の危機に追い込まれるため企業は新造船建造の速度を緩めるなどの対策を取っている (4) 更に江蘇省の造船各社は利潤の面で概して苦戦している現在江蘇省の造船所の手持工事は低船価で受注したものが多く人民元引上財務及び労働コストの上昇国際基準への対応等の影響を受け造船コストは大幅に上昇し企業の販売利潤は急減している第 1 四半期重点企業 13 社のうち 4 社が赤字であった船舶引渡しの確保受注獲得が今後の造船各社の重要事項であるとしている 2013 年 1-2 月中国舶用工業製品の輸出入 2013 年 2 月中国舶用工業製品の輸出入額は輸出額は 1.8 億米ドル前年同期比 3.9% 減輸入額は 2.19 億米ドル前年同期比 39.3% 減 1. 概況中国税関統計によれば 2013 年 1-2 月の中国舶用工業製品の輸出額は 4.38 億米ドルで前年同期比 7.2% 増輸入額は 5.1 億米ドルで前年同期比 21.7% 減 2. 舶用工業製品の輸出 (1) 製品別の輸出額 2013 年 1-2 月製品別の輸出額で 1000 万米ドルを超える製品は下表のうち 10 製品 - 6 -

8 表年 1-2 月舶用工業製品の輸出額順番輸出製品輸出額 ( 万米ドル ) 前年同期比 (%) 1 レーダー及び無線航法援助装置部品 10, 門型クレーンと旋回型クレーン 5, 未分類の溶接鎖 4, スタッドリンクチェーン 3, 舶用ディーゼルエンジン部品 2, 舶用船外機 ( 火花点火型往復又は回転 2, ピストン式 ) 7 船用ローダー 2, 未分類の無線航法援助装置 2, 舶用推進機及びプロペラ 1, 舶用ディーゼルエンジン 1, (2) 輸出国 2013 年 1-2 月地域別の輸出額ではアジア地域への輸出が最も多く 2.15 億米ドル ( 前年同期比 5.3% 減 ) 次いでヨーロッパ地域 8, 万米ドル ( 前年同期比 26.7% 増 ) ラテンアメリカ地域 4, 万米ドル ( 前年同期比 13.4% 減 ) (3) 製造地域 2013 年 1-2 月舶用工業製品の輸出額については江蘇省が最も多く 1.6 億米ドル ( 前年同期比 9.4% 増 ) 次いで広東省 8,506.1 万米ドル ( 前年同期比 12.5% 増 ) 上海市 6, 万米ドル ( 前年同期比 56.3% 増 ) 3. 舶用工業製品の輸入 (1) 製品別の輸入額 2013 年 1-2 月製品別の輸入額について : 表年 1-2 月舶用工業製品の輸入額順番輸入製品輸入額 ( 万米ドル ) 前年同期比 (%) 1 舶用ディーゼルエンジン 16, レーダー及び無線航法援助装置部品 13, 舶用推進器及びプロペラ 6, 舶用ディーゼルエンジン部品 3,

9 5 門型クレーン及び旋回型クレーン 2, 未分類の無線航法援助装置 2, 未分類の航海計器及び装置 1, 操舵装置及びジャイロスタビライザー 1, レーダー及び無線航法援助装置のアンテナと反射器の部品 10 航海用レーダー設備 (2) 輸入国 2013 年 1-2 月地域別ではアジア地域からの輸入が 2.53 億米ドル ( 前年同期比 29.8% 減 ) 次いでヨーロッパ地域 2.11 億米ドル ( 前年同期比 15.3% 減 ) ラテンアメリカ地域 4, 万米ドル ( 前年同期比 2.7% 増 ) (3) 輸入地域 2013 年 1-2 月中国で舶用工業製品の輸入が最も多かったのは江蘇省の 1.36 億米ドル次いで上海市 9, 万米ドル広東省 6, 万米ドル 2013 年中国 ( 上海 ) 国際ボートショー開催 2013 年中国 ( 上海 ) 国際ボートショーが 4 月 11 日開幕した ( 開催期間は 11 日 14 日 ) 4 万 8,000 m2の展示面積 ( 前回より 20% 拡大 ) 約 500 社の国内外のプレジャーボート業者約 550 隻のプレジヤーボートが展示された開幕式では中国の学会船舶工業会の要人が挨拶を行い華やかに開幕し前回より拡大された展示会場には新型モデルも展示されるなど活況を呈し来場者数は前回比 30% 増の 4 万人に達すると見込まれている 1. 開幕式中国造船工程学会の黄理事長元海軍副司令官の金氏中国船舶工業協会の李常務副会長及び上海船舶工業協会の周会長並びにイタリア米国豪州スペイン英国日本等のボート業界の団体責任者各国の在上海領事館の高官が開幕式に出席し開幕を祝った周会長は挨拶のなかで中国 ( 上海 ) 国際ボートショーは中国で最も長い歴史を持ちアジア地域で最大規模を誇る総合ボートショーであり国内外ボート関係者間の提携と中国におけるプレジャーボートの発展を推進していると挨拶を行ったまた周会長は魅力ある国中国という目標の下国務院が今年 2 月に公布した国民 - 8 -

10 旅行要綱において中国の 17 省 ( 区市 ) における約 500 件のウォーターフロント観光プロジェクトの開発を進めていく上での環境保護省エネ快適性安全性等に関する基本方針が定められたことについて言及したまた周会長は中国におけるプレジャーボート工業の発展の機会や国内外の提携の機会を今後も増やしていきたいと抱負を述べた 2. ナショナルブースイタリア米国スペイン豪州韓国は前回に引続きナショナルブースを構えているイギリスは今回初めてナショナルブースを構えた 3. 主要な出展者 Brunswick FERRETTI といった世界的に有名な業者がアジアもしくは中国で初披露となるボートの実船展示を行っていた太陽島遊艇股份公司上海紅双喜遊艇有限公司上海佳豪遊艇有限公司など中国国内の有名メーカーも新型モデルを展示していた 4. 会期中に行われた主要行事 4 日間に渡るボートショー会期中主催者は様々な関連イベントの開催を行った中国国際ボートウォーターフロントレジャー産業発展フォーラム中国国際学術報告会アジアプレジャーボート授賞式などが含まれ来場者にボート業界に関する最新情報を提供していた中国プレジャーボートの発展可能性 1. 国民観光レジャー綱要国務院から 2013 年 2 月に公布された国民観光レジャー綱要 (2013~2020 年 ) は観光分野においては画期的な政策方針でありレジャーライフを国民に身近なものにするための方向性を示しその新たな内容を提示している 2. 上海ボートショーにおけるフォーラム中国船舶工業行業協会舟艇分会上海船舶工業行業協会が主催する中国国際プレジャーボート経済ウォーターフロントレジャー産業発展フォーラムが 4 月 12 日 2013 年中国 ( 上海 ) 国際ボートショーの会期中 (4 月 11 日 14 日 ) に開催され国内外からプレジャーボート業界団体の専門家プレジャーボート建造舶用機器メーカーの担当者ヨットクラブや保険会社など関連機関の代表者がこのフォーラムに参加した - 9 -

11 中国船舶工業行業協会舟艇分会の楊会長がフォーラムでの基調講演において次のように述べた近年中国のプレジャーボート消費は主に富裕層に集中しておりステータスの顕示やビジネス接待に使用されているこれは萌芽期にある中国のプレジャーボート経済にあっては自然な現象といえる一方ここ数年はフィッシングイベントやヨットレースといった大衆的な水上イベントの興隆と発展に伴いプレジャーボート消費は中国において徐々に多くの中間所得層が自ら体験することのできる観光娯楽リゾートパーティの新たなレジャースタイルへと発展しつつある 3. プレジャーボートの普及と観光業の発展可能性 2012 年世界の観光産業生産額は 2 兆米ドルを超え 2016 年には 6 兆米ドルを超えると予想されるが中国の観光産業も今まさに発展の歩みを加速しているそれを踏まえて前出の楊会長は我々は今プレジャーボートによるウォーターフロントレジャー産業のみならずそれ以上にプレジャーボートを中心に据えた観光業を奨励していくべきであると指摘している

Ⅰ. 世界海運とわが国海運の輸送活動 1. 主要資源の対外依存度わが国はエネルギー資源のほぼ全量を海外に依存し衣食住の面で欠くことのできない多くの資源を輸入に頼っているわが国海運はこうした海外からの貿易物質の安定輸送に大きな役割を果たしている石炭 100% 原油 99.6% 天然ガ

Ⅰ. 世界海運とわが国海運の輸送活動 1. 主要資源の対外依存度わが国はエネルギー資源のほぼ全量を海外に依存し衣食住の面で欠くことのできない多くの資源を輸入に頼っているわが国海運はこうした海外からの貿易物質の安定輸送に大きな役割を果たしている石炭 100% 原油 99.6% 天然ガ 1. 主要資源の対外依存度わが国はエネルギー資源のほぼ全量を海外に依存し衣食住の面で欠くことのできない多くの資源を輸入に頼っているわが国海運はこうした海外からの貿易物質の安定輸送に大きな役割を果たしている石炭 100% 原油 99.6% 天然ガス 97.2% 鉄鉱石 100.0% 羊毛 100.0% 綿花 100.0% 大 92% 豆小 88% 麦木材 72% 注 ) 食料需給表