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1 みちのく下水道ビジョン 豊かな心を育む水と大地を次の世代へ 平成 21 年 3 月 みちのく下水道ビジョン策定委員会

2 みちのく下水道ビジョン策定委員会委員名簿 (50 音順 敬称略 ) ( 平成 21 年 3 月現在 ) 委員長日本大学大学院総合科学研究科教授 副委員長日本大学工学部前教授 野池達也 中村玄正 委 員山形短期大学総合文化学科教授 阿部康子 東北工業大学工学部環境情報工学科教授 江成敬次郎 岩手県二戸市市長 小原豊明 八戸短期大学客員教授 三村三千代 カシオペア連邦地域づくりサポーターズ理事 森川則子 環境あきた県民フォーラム理事長 山本久博 せんだい みやぎNPOセンター理事 横山英子

3 みちのく下水道ビジョン策定委員会 審議経過 回開催日時 場所審議事項 第 1 回平成 19 年 2 月 14 日 ( 木 ) 13 時 30 分 ~15 時 30 分 仙台サンプラザ ( 宮城野 ) 第 2 回平成 20 年 8 月 25 日 ( 月 ) 13 時 00 分 ~14 時 00 分 1. 策定委員会の設置について 2. 協議スケジュールと検討内容について 3. 下水道に関する近年の動向について 4. 東北地方の特性について 5. 東北地方の下水道の現状と課題について 6. 目標像の承認について 7. その他 クイックプロジェクト現地視察 ( 二戸市浄法寺地区 ) 14 時 00 分 ~16 時 00 分 二戸市浄法寺支所大会議室 第 3 回平成 21 年 1 月 13 日 ( 火 ) 13 時 30 分 ~15 時 30 分 KKR ホテル仙台 ( 朝日 ) 1. 第 1 回委員会の議事概要について 2. 目標像の関係について 3. 目標像実現に向けた下水道事業の取り組みについて 4. ビジョン骨子 ( 案 ) について 5. その他 1. みちのく下水道ビジョン ( 案 ) について 2. パブリックコメントについて 3. その他

4 はじめに 下水道は 公衆衛生の向上や浸水の防除など快適な国民生活の実現に欠くことのできない役割を担っており 公共用水域の水質保全や健全な水循環 良好な水環境の保全のほか 近年の地球環境の保全への取り組みなど 下水道の果たす役割はますます重要になっています 平成 15 年度には 東北地方におけるこれからの下水道事業の基本的方向性として 下水道の整備 管理のあり方や 中長期的視点から重点化すべき事項などについてとりまとめた みちのく下水道ビジョン を策定しました しかしながら 前回のビジョンの策定から 5 年が経過し この間 全国に比べても進行が早い急速な人口減少と高齢化社会の到来 厳しい財政状況 さらに 洞爺湖サミットを契機に 以前にも増して温暖化をはじめとする地球規模の環境問題がクローズアップされるなど 下水道事業を取り巻く環境が大きく変化しています また 全国的にも国土交通省において平成 17 年度に 下水道ビジョン 2100 が策定され 地域の持続的な発展を支える 循環のみち としての将来像が示されています 循環のみち の実現に向けては 水循環の健全化に向けた 水のみち の創出 将来の資源枯渇への対応及び地球温暖化防止に貢献する 資源のみち の創出 持続的な施設機能の更新に向けた 施設再生 の実現が施策方針として挙げられています さらに平成 17 年度には 総務省から今後の下水道財政の在り方に関する報告がなされています これらを踏まえ 今後の下水道事業の方向性を明確にするため ここに みちのく下水道ビジョン の見直しを行いました 平成 21 年 3 月 みちのく下水道ビジョンの構成と目次 Ⅰ 東北地方における下水道の役割と現状 2 Ⅱ 前回ビジョンの概要 4 1. 基本理念 4 2. 目標像 4 3. 目標像を実現するための役割 4 Ⅲ 前回ビジョン策定以降の下水道の成果 5 Ⅳ 東北地方の下水道の課題 7 1. 下水道を取り巻く環境の変化 7 2. 下水道に関わる課題 8 Ⅴ 新たな みちのく下水道ビジョン 新たな みちのく下水道ビジョン の策定 基本理念 目標像 目標像を実現するための11の事業目標 目標像実現のための具体的施策の展開 東北地方整備局と各自治体の取り組み 33 1

5 Ⅰ 東北地方における下水道の役割と現状 ( 豊かな水環境の保全 ) 東北地方は 北上川をはじめとして大きな河川が多く 湖沼や海域も含めて昔から豊かな水環境を守ってきた地域です この豊かな水環境が多様な生態系を育み 特徴的な景観を形成しています しかし 戦後の高度成長期における都市への人口集中や産業構造の変化等により河川の水質汚濁が東北地方でも大きな問題になりました このため 事業場の排水規制を行い 下水道の整備を進めるとともに 湖沼や水道水源がある水域等では より一層の水質の改善を図るために高度処理を進めています 近年では 合流式下水道 1 から雨天時に下水の一部が未処理で放流されることが問題になり その改善を進めています 1 合流式下水道 雨水と汚水を一つの管によって集める下水道のこと 東北地方では仙台市など早くから下水道に取り組んでいる 13 都市で採用 ( 快適な住環境の創出 ) 下水道には トイレの水洗化と台所や風呂場から出る雑排水を処理することによって 衛生環境を改善し 快適な住環境を創出するという重要な役割があります 東北地方は 全国に比べて下水道の整備が遅れていましたが 近年の下水道整備により 普及率は 58.2%(H19 末 ) となっています また 下水道の整備にあたっては 集落排水施設 合併処理浄化槽等の汚水処理施設と連携を図りながら 効率的に整備を進めています ( 浸水被害の軽減 ) 東北地方は 他の地方に比べて年間降水量が少ない地域ですが 平成 19 年度には床上浸水被害の戸数が 245 戸に及ぶなど 内水 2 による浸水被害は頻発しています 近年は 局地的な集中豪雨の増加等による浸水被害の危険性が増しており 東北地方においても浸水対策は重要な課題です 下水道は 都市内に降った雨を河川に速やかに排除する役割を担っています また 浸水被害の軽減の取り組みとして 雨水の貯留 浸透などによる流出抑制や 浸水想定区域や避難場所等の情報を提供する内水ハザードマップ 3 などのソフト対策も進められています 2 内水 都市内の雨水を排水する河川の水位が高くなることにより自然排水が出来ず湛水する現象 3 内水ハザードマップ 下水道の雨水排水能力を超える降雨により発生する浸水の予想区域 浸水に対する事前の備え 避難所などの情報を示したもの ( 地震への備え ) 平成 20 年 6 月の岩手 宮城内陸地震をはじめ 東北地方では過去においても大規模な地震が発生しており 今後も 宮城県沖地震の発生が高い確率で予想されるなど 地震への備えが重要な課題です 下水道は 社会生活を支える重要なライフラインですが 過去の地震においても 下水道施設の被災によりトイレの使用が困難な事態が発生しています また 地震時に道路下の下水道管きょの陥没等により 緊急車両の通行が困難になるなど 下水道施設の被災は復旧作業等にも大きな影響を与えます 東北地方においても 宮城県の流域下水道をはじめいくつかの都市で地震対策が始まっています 2

6 ( 雪対策への貢献 ) 東北地方は 約 7 割の市町村が豪雪地帯に指定される積雪の多い地域であり 冬期の住民生活の大きな支障となっています 下水道の処理施設の一部を利用した融雪や 雨水きょを利用して融雪 流雪を行うなど 下水道を有効に活用した雪対策に取り組んでいます ( 循環型社会実現への取り組み ) 下水を処理する過程で発生する下水汚泥は 従来 その多くが埋め立て等により処分されてきましたが 処分場の減少やリサイクルに対する社会的要請により資源化が課題となっています これまで 下水汚泥の肥料化による緑農地への利用やセメント原料等の建設資材としての利用等によりリサイクルの推進を図っており 平成 19 年度末で約 7 割の下水汚泥を再利用しています 最近では 下水汚泥を炭化 あるいは乾燥させ 化石燃料の代替として利用するなど 多様なリサイクルの手法が研究 実用化されています ( 地球温暖化への対応 ) 地球温暖化への対応は 全世界的な課題であり 東北地方においても今後 取り組みを推進していかなければなりません 下水道は 処理の過程で多くの電力を消費するため 省エネルギー対策に積極的に取り組んでいます 下水汚泥の焼却を行っている場合には 焼却に伴って発生する一酸化二窒素 4 の排出削減に取り組んでいます また 嫌気性消化法 5 によってメタンガス 6 を回収しエネルギー利用するなど バイオマス 7 として下水汚泥をエネルギー資源に転換する取り組みも進めています 4 一酸化二窒素の温室効果は二酸化炭素の 310 倍 5 嫌気性消化法 有機性廃棄物を嫌気性細菌によって分解し 安定化 減量化するとともに メタンガスエネルギーを生産できる生物学的処理方法 6 メタンガス 下水汚泥中の有機物が嫌気性細菌によって分解され発生するガス 7 バイオマス 下水汚泥やし尿 生ごみ 家畜排せつ物 魚のアラ等 再生可能な生物由来の有機性エネルギーや資源 ( 化石燃料は除く ) のこと ( 膨大なストックの管理 ) 東北地方においては 明治 32 年に仙台市ではじめて下水道に着手して以来 多くの市町村で下水道の整備がなされてきました 現在は 231 市町村のうち 193 市町村で下水道事業に取り組んでおり 普及に伴い 下水処理場や管きょなどの下水道の資産 ( ストック ) が大幅に増大してきています 将来にわたって持続的な下水道サービスの提供を図るために 東北地方においても 増大するストックを計画的に管理する取り組みが始まっています 3

7 Ⅱ 前回ビジョンの概要 平成 15 年度に策定した前回のビジョンでは 基本理念 5 つの目標像 9 つの事業目標を定めました 1. 基本理念 東北地方の豊かな自然環境を次世代へ引き継ぐことが重要であるとの観点から 豊かな心を育む水と大地を次の世代へ を基本理念としました 2. 目標像 (1)5 つの目標像 東北地方の地域特性や将来像 下水道事業の現状や新たな役割等から抽出された課題 市町村及び住民への下水道事業に関するアンケ - ト 国の方向性などをもとに よりよい東北を実現するため 下水道事業の目指すべき 5 つの目標像を設定しました 目標像 1 快適なくらしの実現 目標像 2 雪や災害に強いまちづくり 目標像 3 美しい東北の水環境 水循環の保全 目標像 4 環境への貢献 目標像 5 連携 協働の推進 (2) 目標像の関係 5 つの目標像は 美しい東北の水環境 水循環の保全 環境への貢献 を 2 つの柱とし 快適なくらしの実現 雪や災害に強いまちづくり を基盤として事業を進めていくこととしました 事業に際し 全てを結ぶ目標像として 連携 協働の推進 を設定しました 美しい東北の水環境 水循環の保全 環境への貢献 前回ビジョンの目標像の関係 連携 協働の推進 快適なくらしの実現 雪や災害に強いまちづくり : 下水道ビジョンの柱となる目標像 : 下水道ビジョンの基盤となる目標像 : 全てを結ぶ目標像 3. 目標像を実現するための役割 (9 つの事業目標 ) 5 つの目標像を実現するため 以下の 9 つの事業について目標や中長期的な事業の方向性を定めました 1 汚水処理の早期普及 2 都市浸水の防止 3 流域の水環境 水循環の保全 4 処理水と汚泥の有効利用 5 地球温暖化対策の推進 6 施設の適正な維持管理と再構築 7 施設の有効利用の推進 8 連携 協働の推進 9 経営の健全化 4

8 Ⅲ 前回ビジョン策定以降の下水道の成果 前回ビジョンの策定以降 各自治体において下水道事業を進めた結果 平成 15~ 19 年度の 5 年間で 以下のような様々な成果をあげました (1) 美しい東北の水環境 水循環の保全 美しい水環境 水循環の保全のために 汚水処理施設の整備促進や高度処理施設の導入を進めました 水質環境基準は 630 地点で達成 東北地方には 約 700 の水質環境基準点 1 (H18 年度 ) が存在しますが 下水道の整備等により環境基準を達成した地点が 600 地点 (H14) から 630 地点 (H18) に増加しました また 河川の達成率は 98% と非常に高い達成率になっています 1 水質環境基準点 水質汚濁の防止を図る必要のある公共用水域には 環境基準の類型が指定されます この指定された水域について 環境基準の維持達成状況を把握するための地点 合流式下水道の改善を 13 都市でスタート 合流式下水道を採用している 13 都市で緊急改善計画を策定し 事業をスタートしました 青森市では既に合流式下水道の改善が完了しています 高度処理の実施 より一層の水質保全のため 広瀬川 ( 宮城県 ) や猪苗代湖 ( 福島県 ) 等の水域で下水道の高度処理を実施してきました (2) 快適なくらしの実現 水洗化による快適な暮らしの実現のために下水道 ( および汚水処理施設 ) の整備を進めました 下水道を利用できる人口が 5 年間で 71 万人増加 下水道を利用できる人口は 484 万人から 555 万人に増加しました ( 下水道の普及率は 58%(H19 年度末 ) になりました ) 汚水処理施設を利用できる人口も 100 万人増加 汚水処理施設 2 を利用できる人口は 617 万人から 717 万人に増加しました ( 汚水処理の普及率は 75%(H19 年度末 ) になりました ) 2 汚水処理施設 下水道 集落排水 合併処理浄化槽等 汚水を処理する施設全体のこと 東北地方の人口 953 万人 (H19 年度末 ) < 下水道の普及による水質改善効果 ( 青森県土淵川 )> 6.5 下水道普及率 ( 環境基準 BOD=2.0mg/l) BOD 出典 : 青森県資料 5

9 (3) 災害や雪に強いまちづくり 住民が安全 安心に暮らすために浸水や地震などへの対策を進めるとともに 東北地方の特徴である雪への対策を進めました 浸水被害を受けた戸数が 3,300 戸解消 過去 10 年間 (H4 から H13) で床上浸水に見舞われた家屋 5,500 戸に対し 3,300 戸への浸水対策を実施しました 下水道施設の耐震化を推進 平成 18 年度に創設された緊急地震対策事業等を活用し 宮城県の流域下水道等で下水道施設の耐震化に取り組み始めました 雪対策を実施 下水処理水を利用した融雪槽や 雨水きょを利用した消流雪溝で融雪 流雪を行うなど 下水道施設を活用した雪対策を行いました (4) 環境への貢献 東北の豊かな自然環境の保全や地球温暖化への対応を図るため 下水汚泥の有効利用や温室効果ガスの排出削減を進めました 下水汚泥のリサイクル量は 4 万トン増加 下水汚泥の肥料化や建設資材利用などの取り組みにより リサイクル量が年間 5.7 万 DS-t 3 (H14) から 9.7 万 DS-t(H19) に増加しました 3 DS-t 処理場からの発生時乾燥汚泥量 二酸化炭素排出量削減の取り組みを推進 省エネルギー機器の導入を図り 下水の処理過程の電力消費量削減による二酸化炭素排出量の削減に取り組みました 下水道バイオマスエネルギー利用を推進 下水汚泥の処理過程で発生するメタンガス 4 を活用した発電等 処理場で発生するエネルギーの有効利用に取り組みました 4 メタンガス P.3 参照 (5) 連携 協働の推進 他事業との連携や 住民との連携 協働による下水道事業を進めました 施設の共同利用を推進 複数の市町村により広域的に下水道施設を共同利用する事業 ( スクラム ) や 下水道 集落排水 合併処理浄化槽 し尿など所管省庁の異なる汚水処理事業間で施設を共同で利用する事業 (MICS( ミックス )) を推進しました 防災に関する情報の公表を推進 浸水想定区域や避難場所等の情報を住民へ提供する内水ハザードマップの作成 公表を進めました 住民との連携 協働による浸水対策を推進 浸水被害の軽減のために 住民と連携して宅地等への雨水貯留浸透施設の設置を進めました 水質保全への連携 協働の取り組みを推進 下水道の適正な利用 ( 油を流さない等 ) への普及啓発を推進しました 下水道への理解を促進 下水道施設の見学会等を通じ 下水道事業への理解の促進を図りました < いわき市雨水貯留浸透助成事業 > 浸透枡 不要となった浄化槽 貯留施設 出典 : 福島県資料 6

10 Ⅳ 東北地方の下水道の課題 1. 下水道を取り巻く環境の変化 (1) 急速な人口減少 高齢化の進展 全国的な人口減少が予想される中 東北地方においても 平成 17 年から平成 42 年の 25 年間で 約 2 割の人口減少 1 が見込まれています これは 同期間の全国平均の人口減少が 1 割であることと比較して大幅な減少です 高齢化率 2 も 平成 17 年の 23% から平成 42 年は 35% に上昇することが予想されており これも 平成 42 年の全国の 32% と比べると高くなっています 人口減少 高齢化の進展は 今後の下水道の計画 整備 管理 経営を検討する上で重要な要素であり 今後の事業実施にあたって これらの動向を適切に考慮する必要があります 1 東北地方の人口減少 平成 17 年の 963 万人から平成 42 年には 787 万人と 176 万人の減少が見込まれています 2 高齢化率 65 歳以上の高齢者の総人口に占める割合 (2) 急がれる地球温暖化と気候変動への対応 大量の資源 エネルギーの消費に伴う温室効果ガス発生量の増加により 地球温暖化の進行が指摘されています 平成 9 年の 京都議定書 の批准以降 国を挙げて温暖化対策に取り組んでいますが 平成 18 年時点で京都議定書の基準年総排出量を 6% 以上 上回っている状況です 温暖化に伴う将来の気候変動について IPCC 3 の第 4 次評価報告書では 今後も気温上昇が継続し 世界のほとんどの地域で大雨の頻度の増加 降雨強度の増大 中緯度地域の多くでの淡水資源の利用可能量の減少等が懸念されています 下水道に限らず 様々な分野での温暖化対策が求められています 3 IPCC 気候変動に関する政府間パネル の略称 (3) 局所的な集中豪雨の増加への懸念 近年 全国的に 局所的な集中豪雨が増加し それに伴う大規模な浸水被害が発生しています 加えて IPCC の第 4 次評価報告書では 今後 大雨の頻度の増加 台風の激化等が懸念されています 内水対策を担う下水道において 局所的な集中豪雨への対応は今後の重要な課題です (4) 厳しさを増す地方公共団体の財政状況 下水道の事業主体である地方公共団体の財政状況は 近年 厳しさを増しています 東北地方には 全国と比較しても財政状況の厳しい地方公共団体が多く存在します また 高齢化の進展に伴う医療 介護費の増大等 多くの地方公共団体で 今後とも厳しい財政運営が予想されます 平成 21 年から施行の 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 では 財政の健全性に関する指標の公表等による新たな財政健全化の取り組みが始まる予定です 下水道事業においても これらを踏まえたより適正な経営が求められています 7

11 2. 下水道に関わる課題 これまでの下水道の整備により 汚水処理の普及 水環境 水循環の保全 浸水対策 下水汚泥の有効利用等に一定の成果をあげてきました しかし 依然として未普及地域が多く残るなど課題も多く存在しています また 膨大な下水道施設の維持 管理等 下水道の整備が進んできたことによる新たな課題や 地球温暖化等下水道を取り巻く社会情勢の変化により適切な対応が求められる課題も発生しています (1) 美しい東北の水環境 水循環の保全 未達成の残る水質環境基準点 東北には河川 湖沼 海域に約 700 地点の水質環境基準点がありますが 平成 18 年度に 69 地点で基準が未達成となっており ( 河川 :8 地点 /455 地点 湖沼 :30 地点 /60 地点 海域 :31 地点 /184 地点 ) 特に湖沼 海域では環境基準の達成状況が低い状況にあります これらの水域をはじめ 水質の悪い公共用水域等の水質の改善が重要な課題です 期限内の達成が求められる合流式下水道の改善 東北では 13 の都市で合流式下水道を採用していますが 改善が実施された割合は平成 19 年度末で 34% と依然として低い状況です 改善がなされていない地域では 雨天時に河川等に未処理の下水が大量に放流される トイレットペーパー等のきょう雑物が放流されるなど 様々な問題が発生しています 合流式下水道の改善については 法令にもとづき平成 25 年度まで 1 に完了することが義務づけられており 期限までに適切に改善することが課題になっています 1 合流式下水道の区域面積が大きな仙台市については 平成 35 年度までに完了 期待されるまちなかの水辺の創出 まちなかの良好な水辺は 日常生活にゆとりと潤いのある空間を創出する貴重な要素です 下水道の雨水きょは まちなかの貴重な水辺空間であり 適切な整備により親水空間の提供 景観の向上等まちなかの魅力を高めることが可能ですが 現状では良好な空間を提供している事例は多くありません 下水処理水や雨水の活用等 より積極的な水辺空間の創出が可能であり まちづくり部局との連携等により よりよい都市環境の形成を図る必要があります < 水路整備の事例 > 整備前 整備後 出典 : 青森県の下水道 HP 8

12 (2) 快適なくらしの実現 未普及地域の残る汚水処理の整備 近年の積極的な下水道の整備により 下水道の処理人口普及率は平成 19 年度末で 58.2% となり また 集落排水や合併処理浄化槽等も含めた汚水処理人口普及率は 75.2% となっています しかし 依然として 約 237 万人の人が下水道をはじめとした汚水処理施設を利用できない状況であり その中には 市街化区域や用途地域など都市的土地利用がなされている地域に居住している人も約 90 万人 2 います 東北地方汚水処理の未普及人口内訳 2 5 未線引き約 123 万人 3 市街化区域等約 93 万人 市街化調整区域約 21 万人 4 下水道をはじめとする汚水処理施設の整備は快適なくらしの実現に必要不可欠な施設であり 未普及地域の早期の解消が重要な課題です 出典 : 東北地方整備局 2 未普及人口内訳 H17 年の下水道整備人口データからの試算値 3 市街化区域等 優先的 計画的に市街化を図る市街化区域と用途地域 4 市街化調整区域 市街化を抑制すべき区域 5 未線引き 3 4 以外の区域 6 低い下水道への接続率 公衆衛生の向上や公共用水域の水質保全といった下水道の目的を果たすため 下水道が整備された地域においては 各家庭 工場等において下水道に接続し 利用することが下水道法により義務づけられています 下水道への接続率は 平成 18 年度末で 85%( 全国 92%) と低い状態であり 下水道の目的を果たすために支障が生じている場合があるほか 使用料収入の減少等 地方公共団体の下水道経営に重大な影響を生じている場合があります このため 下水道への接続率の向上が課題となっています 6 接続率 下水道整備地域人口のうち 下水道を使用している人口の割合 100% 80% 60% 40% 20% 0% 人口規模別の下水道接続率 (H18 年度末 ) 92.2% 95.2% 84.5% 92.0% 平均 83.9% 76.7% 10 万人以上 10 万人未満 全国 東北 出典 : 下水道統計 (H18) 9

13 (3) 災害や雪に強いまちづくり 頻発する内水 7 による浸水被害 東北地方は 全国に比べて年間降水量の少ない地域ですが 例えば 平成 17 年度から平成 19 年度の 3 箇年でも 床上浸水約 500 戸 床下浸水約 1,900 戸が発生し 床上浸水が 10 戸以上と被害規模の大きな浸水も 10 箇所で発生しています また これらの浸水被害のうち 雨水を河川等に排水できないことによる いわゆる内水による被害も多く発生しています < 平成 19 年の青森市の浸水状況 > 出典 : 青森県資料 下水道による浸水対策を実施している地方公共団体は 60 市町村ありますが 浸水対策達成率 8 は 40% 程度と依然として低く 過去 10 年間に内水が原因で床上浸水を受けた家屋のうち被災時と同程度の出水で浸水被害を受ける可能性のある家屋が約 2,200 戸 (H19) も残されています 全国レベルで局地的な集中豪雨が増加していることもあり 浸水対策は大きな課題となっています 7 内水 P.2 参照 8 浸水対策達成率 都市浸水対策の整備対象区域面積のうち 下水道整備により重点地区 ( 商業 業務集積地区等 ) はおおむね10 年に1 回程度 その他の浸水被害が生じるおそれのある地区はおおむね5 年に1 回程度発生する規模の降雨に対して安全であるよう 既に整備が完了した区域の面積の割合 対策が求められる大規模地震への対応 東北地方は 過去 40 年の間に 十勝沖地震 (1968) 宮城県沖地震 (1978) 日本海中部地震 (1983) 三陸はるか沖地震 (1994) 宮城県北部地震 (2003) が発生し また 今年度 (2008) は 岩手 宮城内陸地震 岩手沿岸北部地震と大きな地震が続けて発生しました さらに 宮城県沖地震等今後も高い確率で大規模な地震の発生が予想されており 重要なライフラインである下水道においても地震への対策が必要です < 岩手 宮城内陸地震 ( 平成 20 年 ) による被害状況 ( 栗原市 )> 出典 : 日本下水道管路管理業協会 東北には約 33,000km の下水道管きょが敷設されていますが 重要な幹線管きょ 9 の約 3,100km の管路をとってみても 依然として約 6 割の 1,800km で耐震化がなされておらず 耐震化の取り組みの推進が課題となっています 9 重要な幹線管きょ 緊急輸送路 避難路 軌道下の管きょや防災拠点 避難所と処理場を結ぶ管きょ 期待される雪対策への貢献 豪雪 寒冷地域の多い東北では 下水処理水や雨水路を利用した融雪 流雪により雪対策に貢献することが可能です 現在 6 つの市町村で下水道を活用した雪対策がなされており 今後も雪対策としての下水道施設の貢献が期待されています 10

14 (4) 環境への貢献 依然 大量に埋立て処分される下水汚泥 < 汚泥リサイクル製品の例 > 下水道の普及に伴い 下水汚泥の発生量も増加し 平成 19 年度には 年間約 13.9 万 DS-t 10 の下水汚泥が発生しています リサイクルに対する取り組みを進めてきた結果 現在では発生量の 70% がリサイクルされ 緑農地利用や建設資材として利用されています 依然として年間約 4.2 万 DS-t もの下水汚泥が埋め立て処分されており 循環型社会の構築に向け 汚泥のリサイクルをさらに進めることが必要です 10 DS-t P.6 参照 出典 : 山形県の下水道 HP 増加する温室効果ガスの排出量 下水道の普及により 下水処理に伴う二酸化炭素の量も増加しています 省エネルギー機器の採用等対策を進めていますが 下水道で使用する電力 燃料等による二酸化炭素の排出量 11 は 平成 13 年度の 13 万 t-co 2 から 18 年度には 19 万 t -CO 2 と約 1.5 倍に増加しており このほかにも 下水汚泥の焼却に伴う一酸化二窒素 12 の発生等も含め 下水道事業により大量の温室効果ガスが発生しています このため さらなる地球温暖化対策の推進が課題となっています 11 二酸化炭素の排出量 処理場における電力 燃料使用量からの試算値 12 一酸化二窒素 P.3 参照 (5) 連携 協働の推進 取り組みが求められる他事業や住民等との連携 協働 汚水処理の未普及や浸水対策 水環境 水循環の保全等 下水道に関する課題の多くは 下水道事業者のみで解決できるものではなく 他事業や住民等との連携 協働を進める必要があります 今後の急速な人口減少 局地的な集中豪雨の増加 近年の地方公共団体をとりまく厳しい財政状況を踏まえると 下水道事業の目的や役割に対する理解を深めるとともに 連携 協働により効率的 効果的に事業を進めることが重要になっています <ハサ ート マッフ ( 洪水防災マッフ ) の例 > < 夏休み親子下水道教室 > 出典 : 岩手県紫波町 HP 出典 : 山形県の下水道 HP 11

15 (6) 適正な管理と経営 膨大な下水道施設の管理 下水道の普及に伴い 東北地方において 平成 18 年度末で管路延長約 33,000km 処理場数 255 箇所と膨大なストックを有しており 今後の整備による増加のほか 老朽化が課題となってきます 例えば 30 年経過した下水道管が 現在の約 3,500km から 10 年後には 10,000km を超えるなど 施設の急速な老朽化が見込まれています 現在でも 管路の老朽化等が原因の道路陥没が年間約 400 箇所発生しており 適切な維持管理が問題となっていますが 平成 18 年度の 1 年間に行った管路調査延長は全体の2% に過ぎず 十分な管理がなされているとはいえない状況です 将来にわたって持続的な下水道サービスを提供するためにも 下水道施設の適正な管理が重要な課題です < 老朽管の様子と陥没事故 > 込まれ舗装下に空洞割れ目から土砂が引き割れ目< 仙台市で発生した道路陥没 > テレビカメラによる映像陥没事故の例 ( 銀座 ) 出典 : 国土交通省 HP 出典 : 仙台市資料 持続可能な下水道経営の実現 将来においても持続的 安定的に下水道サービスを提供するためには 下水道経営の適正化は必要不可欠ですが 地方公共団体によっては様々な理由から経営上の課題を抱えている地方公共団体が多数見受けられます 処理場及び管きょ等の下水道施設ストックの増大に伴う維持管理 更新等 急速な人口減少 地方公共団体の厳しい財政状況を踏まえ 今後は 長期的な観点から下水道経営を計画的に進めることが特に求められ 適正な下水道経営の実現が重要な課題となっています 12

16 Ⅴ 新たな みちのく下水道ビジョン 1. 新たな みちのく下水道ビジョン の策定 平成 15 年度にみちのく下水道ビジョンを策定して以降 5 年が経過し 下水道の普及をはじめ様々な成果をあげてきました 一方 この 5 年の間に人口減少 高齢化をはじめ 地球温暖化の問題や地方公共団体の財政状況など 下水道を取り巻く環境は大きく変化しています また 下水道事業においても 水質環境基準の未達成や汚水処理の未普及 浸水対策や地震対策の遅れ 下水道施設の管理や経営の問題など 対応が必要な様々な課題を抱えています 下水道を取り巻く環境の変化に適切に対応し また 下水道事業が取り組むべき課題への取り組みを着実に推進するため 今後 おおむね 10 年を期間とした新たな みちのく下水道ビジョン を策定します 2. 基本理念 前回ビジョンの基本理念である 豊かな心を育む水と大地を次の世代へ は 下水道を取り巻く環境がいかに変化しても 東北地方の下水道が目指すべき方向性を表した不変的な理念であり 今回のビジョンにおいても継承していきます 前回ビジョンの基本理念である 豊かな心を育む水と大地を次の世代へ を継承します 13

17 連携と協働管理と経営適正な3. 目標像 (1)6 つの目標像 これまで整備された膨大な下水道施設のストックについて 今後は 適正な管理と老朽化に伴う更新などが重要な課題となります また 地方公共団体を取り巻く財政状況や今後の施設更新の増加などを踏まえ これまで以上に適正な経営を図る必要があります このため 前回のビジョンで定めた 5 つの目標像に 新たに 適正な管理と経営 を加え 6 つの目標像を掲げます なお 前回のビジョンで 環境への貢献 とした目標像は 地球温暖化防止への貢献がこれまで以上に重要となることから 地球環境への貢献 とします 美しい東北の水環境 水循環の保全 次世代に引き継ぐ 豊かで美しい東北の水環境 水循環を保全する 快適なくらしの実現 水洗化により 誰もが享受する衛生的で心地よい生活環境をつくる 災害や雪に強いまちづくり 都市浸水や地震等に強いライフラインを整備し 雪対策に貢献する 連携 協働の推進 他事業との連携や住民との協働により地域に開かれた下水道事業を推進する 地球環境への貢献 将来の資源枯渇への対応及び地球温暖化の防止に貢献する 資源のみち の実現を図る 適正な管理と経営 下水道の機能を持続するため管理の適正化と経営基盤の強化を推進する (2) 目標像の関係 美しい東北の水環境 水循環の保全 快適なくらしの実現 災害や雪に強いまちづくり 地球環境への貢献 を下水道事業が目指す目標像とし 連携と協働 適正な管理と経営 は持続的 効果的に事業を進めるための目標像とします < 目標像の関係 > 美しい東北の水環境 水循環の保全 災害や雪に強いまちづくり 快適なくらしの実現 地球環境への貢献 : 下水道事業が目指す目標像 : 持続的 効果的に事業を進めるための目標像 14

18 4. 目標像実現のための 11 の事業目標 新たな みちのく下水道ビジョン では 6つの目標像実現のため 目標像毎に以下の11の事業目標を設定しました (1) 美しい東北の水環境 水循環の保全 1) 公共用水域の水環境 水循環の保全 2) 合流式下水道の改善 (2) 快適なくらしの実現 3) 汚水処理の普及 (3) 災害や雪に強いまちづくり 4) 都市浸水の防止 5) 地震への対応 6) 雪対策への貢献 (4) 地球環境への貢献 7) 資源利用の推進 8) 地球温暖化対策の推進 (5) 連携 協働の推進 9) 連携 協働の推進 (6) 適正な管理と経営 10) 適正な管理の実施 11) 持続可能な経営の実現 15

19 5. 目標像実現のための具体的施策の展開みちのく下水道ビジョンでは 目標像の実現を目指し 中長期的な観点から今後 取り組みが必要な具体的な施策を明確にするとともに 数値化が可能なものについては おおむね5 年間 ( 平成 20 年度から平成 24 年度まで ) の目標値を設定しました なお 具体的な施策を実行するにあたっては 県や市町村毎に地域の特性 事業の緊急性 重要性を考慮して 事業を進めていくこととします (1) 美しい東北の水環境 水循環の保全 次世代に引き継ぐ 豊かで美しい東北の水環境 水循環を保全する [ 課題 ] 未達成の残る水質環境基準点水質環境基準点の 69 地点 ( 約 1 割 ) で未達成 期限内の達成が求められる合流式下水道の改善合流式下水道改善率は 34%(H19) と低い状況 期待されるまちなかの水辺の創出親水空間の提供や 景観の向上等まちなかの魅力向上 1) 公共用水域の水環境 水循環の保全 [ 基本方針 ] 水質環境基準の未達成箇所等の水質を改善すると共に 現在の良好な河川 湖沼 海域の水環境 水循環を保全します [ 具体的な施策 ] 1 未普及地域の解消と既存施設などを活用した高度な処理 下水道や汚水処理施設の整備により 未普及地域を解消し 水質環境基準の未達成箇所等公共用水域の水質向上に貢献します 水質環境基準の達成や より一層の水質改善に下水道の高度処理が必要な地域を中心に 既存施設の改造 流入水量の減少から生じる余裕を活用した運転管理の工夫等により 窒素 リンの削減等の高度な処理を実施します 16

20 < 擬似嫌気好気活性汚泥法 1 の改造例 > ( 標準活性汚泥法のフロー ( 改造前 )) ( 擬似嫌気好気活性汚泥法 ( 改造後 )) < 流入 > 反応タンク 改造< 返送汚泥 > < 余剰汚泥 > 2まちなかでの水辺空間の創出 高度に処理した下水処理水のせせらぎ用水への活用や雨水きょのせせらぎ水路としての整備により まちなかでの水辺空間の創出を進めます 3 雨水浸透施設の設置の推進 [ 目標値 ] 下水道処理人口 最終沈殿池 < 放流 > < 流入 > ( 施設改造 ) 仕切り壁を設置 嫌気タンク 39 万人増 (H20~H24) 好気タンク < 返送汚泥 > 反応タンク : 下水中の有機物 窒素などを生物学的に処理するためのタンク 嫌気タンク : 水に溶けた分子状の酸素や亜硝酸 硝酸が存在しない状態のタンク好気タンク : 水に溶けた分子状の酸素が存在する状態のタンク 参考 :H19 年末 2 下水道処理人口 555 万人 3 汚水処理人口 717 万人 < 放流 > 低いリン濃度 最終沈殿池 < 余剰汚泥 > リン過剰摂取 東北では 既存施設の改造や維持管理の工夫により 12 箇所で擬似嫌気好気活性汚泥法を採用しています 1 嫌気好気活性汚泥法 活性汚泥に含まれる微生物は 嫌気タンクで自分の体内にあるリンを外に吐き出すとともに 有機物を取り込みます 好気タンクに移動した微生物は 嫌気タンクで吐き出した量以上のリンを体内に取り込み 微生物は汚泥として取り除かれます < 雨水きょを利用したせせらぎ水路 > 出典 : 郡山市の HP 水循環の保全を図るため 雨水を地下へ浸透することが可能な地域では 地域一体となって 雨水浸透施設の設置を進めます 2 下水道処理人口 下水道が利用可能な人口をいいます H19 年度の東北地方の総人口は 953 万人で 下水道処理人口普及率は 58.2% となります 3 汚水処理人口 下水道 集落排水 合併処理浄化槽 コミュニティフ ラント等の汚水処理施設による整備人口をいいます 汚水処理人口普及率は 75.2% となります 17

21 2) 合流式下水道の改善 [ 基本方針 ] 平成 25 年度までに合流式下水道の改善 4 を完了します ( 処理区域の大きな仙台市は平成 35 年度まで ) [ 具体的な施策 ] 1 改善計画の見直しによる効率的かつ着実な事業の実施 期限内に合流式下水道の改善を完了するため 効率的な合流式下水道改善計画の手引き (H19) を踏まえた計画の見直しや 新技術の積極的な活用 既存施設の有効利用による低コスト化等を図り 効率的かつ着実に事業を進めます 4 合流式下水道の改善 1 汚濁負荷量の削減 ( 合流式下水道からの汚濁負荷排出量を分流式並にする ) 2 公衆衛生上の安全確保 ( 合流式下水道の吐き口から河川等への未処理下水の放流回数を半減する ) 3 きょう雑物の削減 ( 合流式下水道の吐き口で きょう雑物の流出を極力防止する ) これら 3 つに対する取り組みをいいます [ 目標値 ] 合流式下水道改善率 5 34%(H19) から 83%(H25) ( 仙台市以外の都市は H25 で達成します ) 5 合流式下水道改善率 合流式下水道で整備されている区域に対して 雨天時に公共用水域に放流される汚濁負荷量が分流式下水道並みに改善されている区域の面積の割合をいいます 18

22 (2) 快適なくらしの実現 水洗化により 誰もが享受する衛生的で心地よい生活環境をつくる [ 課題 ] 未普及地域の残る汚水処理の整備依然として 約 237 万人が下水道をはじめとする汚水処理施設を利用できない状況 低い下水道への接続率下水道が整備された区域では下水道への接続が義務付けられているが 未接続の家屋が東北は H18 で 15%( 全国 8%) 3) 汚水処理の普及 [ 基本方針 ] 下水道で整備すべき区域の未普及解消の早期達成を図ります [ 具体的な施策 ] 1 人口減少を踏まえた都道府県構想の見直し 今後の人口減少を踏まえ 都道府県構想 6 を見直します 具体的には地区単位で将来の人口や家屋数を予測し経済比較を行うとともに 公共用水域の水質保全の地域特性も考慮しながら 下水道や集落排水施設及び合併処理浄化槽等の各種汚水処理施設の整備区域を見直します < 都道府県構想の見直しによる区域設定 > 出典 : 下水道協会 HP 6 都道府県構想の目的 都道府県構想とは 市街地のみならず農山漁村を含めた市町村全域について 下水道や集落排水施設 合併処理浄化槽等の汚水処理施設を計画的に整備するため それぞれの役割分担等を定めたものです 19

23 2 時間軸を考慮した段階的な整備の実施 都道府県構想の見直しにより 下水道の整備予定となった区域について 重点区域 機動的な区域に分類し 効果的に汚水処理施設の整備を実施します < 時間軸を考慮した整備手法のイメージ > 将来の人口減少や管きょ整備に長期間を要する場合など 機動的に整備する区域については 当面地区単位で小規模な処理施設による分散処理区とするか 合併処理浄化槽での対応を図り 未普及解消の早期実現を目指します 出典 : 財団法人下水道新技術推進機構 HP 3 低コストの整備手法の導入 従来の手法では整備が困難 あるいは不経済になる地区をはじめとし 下水道未普及解消クイックプロジェクト 7 等で検証された整備手法の導入により低コスト化を図ります < 管きょの露出配管の例 > < 実施事例 > 東北地方では 岩手県二戸市 福島県会津坂下町でクイックプロジェクトを実施しています 出典 : 財団法人下水道新技術推進機構 HP 下水道未普及解消クイックフ ロシ ェクト 7 下水道未普及解消クイックフ ロシ ェクト 人口減少 高齢化の進展や厳しい財政状況に対して 効率的な下水道の未普及解消を目的とし 国土交通省が平成 18 年度に立ち上げたプロジェクトです 4 水洗化の促進 ( 接続率 8 向上 ) 下水道への接続にあたっては トイレの改造等の負担が大きいことから 接続工事の費用への支援制度の導入や 市町村職員による戸別訪問 自治会との連携により接続を促していきます < 水洗化の促進のための取り組み事例 > 岩手県では 県 市町村 住民代表 設備業者により 水洗化促進懇談会 を県内 10 地区で開催しています この 水洗化促進懇談会 では 阻害要因の分析や水洗化促進対策について意見交換を行っています 8 接続率 P9 参照 [ 目標値 ] ( 再掲 ) 下水道処理人口 39 万人増 (H20~H24) 参考 :H19 年末 9 下水道処理人口 555 万人 10 汚水処理人口 717 万人 9 下水道処理人口 P17 参照 10 汚水処理人口 P17 参照 20

24 (3) 災害や雪に強いまちづくり 都市浸水や地震等に強いライフラインを整備し 雪対策に貢献する [ 課題 ] 頻発する内水による浸水被害依然として 被災時と同程度の降雨により浸水被害を受ける可能性のある家屋が 2,200 戸 対策が求められる大規模地震への対応下水道の重要な幹線管きょ約 3,100kmのうち 1,800kmが未耐震化 期待される雪対策への貢献豪雪地帯の多い東北では積雪対策が大きな課題 4) 都市浸水の防止 [ 基本方針 ] ハード対策 ソフト対策を組み合わせ浸水被害の軽減を図ります [ 具体的な施策 ] 1 浸水被害軽減のための雨水施設整備の推進 計画降雨 ( おおむね 5~10 年に 1 回程度発生する降雨 ) に対応した雨水施設の整備を計画的に実施します 2 住民への情報提供による被害の軽減 浸水想定区域や避難場所等の防災情報を住民に提供するためのハザードマップの作成 公表などソフト対策を充実します < 雨水対策の実施例 > 3 雨水貯留 浸透施設の設置推進 出典 : 国土交通省 HP 早急な施設整備が困難な地域等を中心に 学校 公園などの公共施設や各家庭での貯留 浸透施設の設置を推進し 地域一体となった雨水流出量の抑制への取り組みを実施します [ 目標値 ] 依然として浸水被害の可能性のある家屋 11 を削減 2,200 戸 (H19) から 1,000 戸 (H24) 11 浸水被害の可能性のある家屋 平成 4 年以降に発生した床上浸水時と同程度の降雨により 床上浸水となる可能性のある家屋をいいます 21

25 5 地震への対応 [基本方針] 地震時においても最低限の下水道機能を維持できる対策を進めます [具体的な施策] ①重要な下水道施設の耐震化の推進 重要施設の耐震化のイメージ 地震時でも下水道の機能を確保するため 防 災拠点や避難所と処理場を結ぶ管きょや緊 急輸送路下等の管きょ 処理場の消毒施設等 について 耐震診断を行い 計画的な耐震化 を実施します [耐震化すべき施設] 排水機能の確保 防災拠点と処理場との直結管路 交通機能の確保 緊急輸送路や軌道 重要道路下の管路 衛生の確保 消毒機能を確保するための処理施設 出典 下水道施設の耐震対策指針を参考に図化 ②被災時の下水道関係者間の連携強化 被災時の被害状況の早期把握 早期復旧に取り組むため 従来からの下水道管理者 間の応援体制の充実や民間企業等との連携強化を図ります [目 標 値] 重要な幹線管きょ等 12 の耐震化割合 42 H19 から 67 H24 12 重要な幹線管きょ等 P10 参照 6 雪対策への貢献 [基本方針] 下水処理水や下水道施設を積極的に活用し 雪対策に貢献します [具体的な施策] ①下水処理水や施設の利活用による雪対策 冬期に水量を確保できる地域は 雨水きょへの投雪口の設置や排雪が可能な水路構 造の採用等を推進します 下水処理水等の熱を利用した融雪を推進します 雨水きょを利用した雪対策の例 喜多方市 積雪融雪処理槽による処理水 の有効利用の例 青森市 融雪溝に雪を入れている所 出典 福島県の下水道HP 22 出典 青森県の下水道HP

26 (4) 地球環境への貢献 将来の資源枯渇への対応及び地球温暖化の防止に貢献する 資源のみち の実現を図る [ 課題 ] 依然 大量に埋め立て処分される下水汚泥発生する汚泥 13.9 万 DS-t のうち約 30% が埋立処分 増加する温室効果ガスの発生量二酸化炭素の排出量 13 が 万 t-co 2 (H13~H18) に増加 13 二酸化炭素の排出量 P11 参照 7) 資源利用の推進 [ 基本方針 ] 下水汚泥のリサイクル率の向上を目指します [ 具体的な施策 ] 1 地域特性を踏まえた多様なリサイクルの推進 下水汚泥の有効利用の用途は 地域特性や周辺での利用先の有無等が大きく影響するため それらを考慮しつつ コンポスト 14 の利用促進や建設資材等の再利用を進めるとともに 炭化による土壌改良材や固形燃料化による化石燃料の代替エネルギーとしての活用等を推進します < 下水汚泥の有効利用方法の例 > ⅰ) コンポストによる肥料化 ⅱ) 建築資材化の例 ( タイル ) 出典 : 下水道汚泥リサイクル一覧 ( 日本下水道協会 ) 出典 : バイオソリッド利活用基本計画策定マニュアル (H15.8)( 国土交通省 ) ⅲ) 炭化による土壌改良材 ⅳ) 製造された固形燃料の例 出典 : 秋田県 HP < 土壌改良材の利用事例 > 秋田県秋田湾 雄物川流域下水道大曲浄化センターでは下水汚泥を炭化処理し 土壌改良材として再利用しています 出典 : 下水道機構 HP < 固形燃料の利用事例 > 宮城県阿武隈川下流流域下水道県南浄化センターでは 下水汚泥を造粒乾燥方式により 固形燃料化し 石炭の代替エネルギーとして 製紙工場に供給しています 14 コンポスト 汚泥ケーキ単独または 粗大有機物を混合して 好気性発酵させたもの 窒素 リンなどの肥料分が含まれており 有機肥料や土壌改良材として使用されます 23

27 2 広域化によるリサイクルの低コスト化の推進 リサイクルの推進にあたっては スケールメリットを生かすため 分散している汚泥等のバイオマスを効率的かつ低コストに収集し量を確保することや 新技術の活用による低コスト化が重要です そのため 広域的な視点にたったリサイクル計画を立案しながら進めます 3 他のバイオマスとの連携によるリサイクルの推進 下水道等の汚水処理 廃棄物 農政部局等の複数の事業と連携し バイオマス 15 を一体的に利活用することにより リサイクル率の向上やエネルギー利用の促進を図ります < 他のバイオマスとの連携によるメタン発酵施設の例 > [ 珠洲市浄化センター ] 発生するメタンガスを利用 [ バイオマスメタン発酵施設 ] 湿式中温メタン発酵 能力 :51.5t/ 日 ( 日最大 ) 出典 : 石川県の下水道 HP < 珠洲市浄化センターの実施事例 > 石川県珠洲市では 下水汚泥と農業集落排水汚泥 浄化槽汚泥 生ごみ等を集約混合処理し 発生したメタンガス 16 をエネルギー回収するとともに 処理残物を肥料化しています 4 有用資源の回収 世界的にリンの枯渇が懸念されていることから 下水汚泥等に含まれる希少資源のリン回収について積極的に検討を進めます バイオマスの有効利用の観点から ディスポーザ 17 による有機物の回収について検討を進めます 15 バイオマス P3 参照 16 メタンガス P3 参照 17 ディスポーザ 台所から出る生ごみを細かく砕いて 下水道等に流す装置をいいます [ 目標値 ] 18 下水汚泥リサイクル率 70%(H19) から 74%(H24) 18 下水汚泥リサイクル率 下水汚泥の発生量に対して 有効利用されている下水汚泥量の割合をいいます 24

28 8) 地球温暖化対策の推進 [ 基本方針 ] 省エネルギー 創エネルギーの推進等により 温室効果ガス排出量の少ない下水道を実現します [ 具体的な施策 ] 1 下水道施設の消費エネルギーの削減 施設改築時の高効率機器の導入や施設の運転方法の改善などにより 省エネルギー ( 電力 ) 化を進めます 2 下水道の有するエネルギーの有効利用 メタンガス 19 を燃料とした発電 20 など 処理場で発生するエネルギーを積極的に利用します 汚泥の投入 消化槽 <メタンガス発電を行っている施設の例 ( 山形市山形浄化センター )> メタンガスによる発電ガスタンク ( ガスの貯留 ) ガスエンジン発電機スメタンガ燃料電池発電機 < 山形市山形浄化センターの実施事例 > 山形市では 下水汚泥から発生するメタンガスを用い ガスエンジン式と燃料電池式の 2 方式で発電を行い 場内消費電力の約 50% をまかなっているほか 排熱を消化槽の加温等に有効利用しています 出典 : 山形市の HP 19 メタンガス P3 参照 20 メタンガスによる発電 下水汚泥中の有機物が微生物に分解され発生するガス ( メタンガス ) で内燃機関を運転し 発電する方法 一般に メタンガスエネルギーの 30% が電力に変換され さらに汚泥消化タンクの加温用への使用を加えると 70% の利用が可能と言われています 下水熱の有効利用を図っていきます < 北上川上流流域下水道 ( 都南処理区 ) の例 > 盛岡市中川汚水中継ポンプ場では 下水熱回収施設を設置し 地域に熱を供給しています 3 一酸化二窒素の排出削減 出典 : 岩手県 HP 航空写真データを加工 焼却炉の燃焼温度を高温化 21 し 処理場から発生する温室効果ガスの一酸化二窒素 (N 2 O) 22 を削減します 21 燃焼温度の高温化 焼却炉に多く採用されている流動焼却炉は 燃焼効率の観点から 従来 800 前後の燃焼温度で設計される場合が多かったが 温室効果ガスの一酸化二窒素が多く発生することが確認されたため 近年 燃焼温度を 850 とすることで 一酸化二窒素の発生量を大幅に削減する取り組みが進められています 22 一酸化二窒素 P3 参照 25

29 (5) 連携 協働の推進 他事業との連携や住民との協働により地域に開かれた下水道事業を推進する [ 課題 ] 取り組みが求められる他事業や住民等との連携 協働下水道に関する課題の多くは 下水道事業者のみで解決できるものではなく 下水道事業の目的や役割に対する理解を深め他事業や住民等との連携 協働を進める必要がある 9) 連携 協働の推進 [ 基本方針 ] 住民や NPO 他事業者等 多様な主体との連携 協働により よりよい環境の実現 下水道事業の効率化 健全化を図ります [ 具体的な施策 ] 1 汚水処理について集落排水など他事業との連携の推進 下水道と集落排水の接続による処理施設の統廃合 下水道 集落排水 浄化槽 し尿から発生する汚泥の一体的な処理等 施設の共同化による事業の効率化を積極的に進めます < 下水道と農業集落排水施設等との接続 : 秋田県大仙市の例 > 秋田県大仙市では 下水道区域と農業集落排水区域を管きょにより接続し 処理施設を共同で利用しています 下水処理場 農業集落排水区域 下水道区域 下水道へ接続 出典 : 秋田県資料 26

30 2 連携 協働による雨水対策の推進 下水道と河川の管理者間で情報を共有し 被害の軽減のために連携し事業を進めます 浸透域の減少による雨水流出量の増加や集中豪雨の発生により 浸水被害が多発する地域を中心に 住民等との連携により 各家庭 ( 宅地 ) や公共施設 ( 学校 公園 ) での貯留 浸透施設の設置促進による 雨水の流出抑制対策を行います < 仙台市の事例 > 仙台市では 雨をゆっくりと流すための雨水流出抑制施設 ( 雨水浸透ます 雨水貯留タンク 天水桶等 ) を設置する住民に対し 費用の一部を助成しています < 雨水貯留 浸透施設の例 > < いわき市の事例 > いわき市では 宅地内雨水流出抑制施設整備促進事業 を実施し 公共下水道事業認可区域内で雨水流出抑制施設 ( 公共下水道への接続により不用となった浄化槽の雨水タンクへの転用や雨水貯留 浸透施設 ) を設置する住民に対し 費用の一部を助成しています 3 下水道の適正な利用の周知と水環境保全目標の共有 天水桶 雨水浸透ます 出典 : 仙台市の HP 下水道の適正な利用について 例えば 下水道に野菜くずや油は流さない など 利用者としてもできる水環境保全策があること住民にわかりやすく周知します 下水道だけで水環境を保全することは困難であることから 住民と水環境保全に対する目標を共有し 連携 協働しながら 水環境の保全を図ります < 条例により 水環境の保全の目標を共有している事例 > 広瀬川の清流を守る条例 仙台市 S49 制定 広瀬川の豊かな自然環境と清流にふさわしい良好な水質を保全するため市民あげて広瀬川の清流を守ることを目的 環境保全区域 における建築物及び工作物の建築等の行為制限 水質保全区域 における工場等の設置を許可制 水質管理基準 許容負荷量及び排出規制基準の設定条例に則り 広瀬川浄化センターでは広瀬川の水質保全のため高度処理を行っています < 広瀬川 ( 宮城県 )> 出典 : 仙台市資料 27

31 猪苗代湖及び裏磐梯湖沼群の水環境の保全に関する条例 福島県 H14 制定 猪苗代湖及び裏磐梯地域の湖沼群の水環境の保全に関し 県 県民 利用者及び事業者の責務を明らかにし 良好な水環境を保全し もって県民福祉の向上に資することを目的 工場や事業所等の排水基準の設定( 窒素 リンの排出抑制 ) 浄化槽設置に際して 高度処理型浄化槽設置を義務づけ プレジャーボート等の観光利用に際し 水環境保全へ配慮した行為を規定条例に則り 猪苗代湖等の水質保全のため下水道の整備促進や高度処理を行っています < 猪苗代湖 ( 福島県 )> 出典 : 福島県資料 4 災害時における下水道事業者間や住民との連携を強化 災害時の被害状況の早期把握 早期復旧に取り組むため 従来からの下水道管理者間の応援体制の充実や民間企業等との連携強化を図ります 災害時における 下水道の被害状況 復旧の見通し トイレの使用可能区域の公表等 被災時の住民等に対する下水道サービス低下の軽減を図ります 5 下水道に係る住民との情報の共有 理解の促進 下水道の役割等について 広報紙やホームヘ ーシ の利用や見学会の開催等 積極的な情報発信を進めます 下水道の事業計画や経営状況について 積極的に情報を発信 共有し 住民との連携による効果的かつ健全な下水道事業を推進します < 秋田県米代川流域下水道による処理場の見学会 > < 仙台市による処理場の見学会 > 出典 : 秋田県資料 出典 : 仙台市資料 28

32 (6) 適正な管理と経営 下水道の機能を持続するため管理の適正化と経営基盤の強化を推進する [ 課題 ] 膨大な下水道施設の管理下水道の普及による管路延長 33,000km 処理場 255 箇所 (H18) におよぶ膨大なストックの適正な管理下水道管路の老朽化等に起因する道路陥没が毎年 400 箇所程度発生 持続可能な下水道経営の実現今後の急激な人口減少や各自治体の厳しい財政状況下における適正な下水道経営 10) 適正な管理の実施 [ 基本方針 ] これまで整備された下水道施設を適切に管理し 将来の世代に引き継ぎます [ 具体的な施策 ] 1 下水道施設の計画的な管理 下水道施設台帳や機器の仕様 点検 修繕履歴等の維持管理情報を一元的に管理するためのデータベース化を進めます < 管路の点検状況 : 青森県大鰐町 > 施設の種別や重要度 経過年数などに応じた適切な調査計画を策定し 計画的な調査 点検を実施します 民間の有する専門的な技術の活用や蓄積により調査 点検等 維持管理の効率化 合理化の取り組みを進めます 出典 : 青森県 2 下水道施設の長寿命化の推進 道路陥没後の老朽管路の改築といった事後的な対応では 市民生活に大きな支障が出るだけでなくコスト的にも不経済となるため ライフサイクルコスト 23 の最小化 事故の未然防止の観点から施設毎に長寿命化計画の策定 対策の実施を進めます < 長寿命化対策のイメージ > 23 ライフサイクルコスト (LCC) 下水道施設の計画 設計に始まり 工事 修繕を経て 耐用年数の経過により解体処分するまでの間に要する全費用をいいます 出典 : 下水道事業におけるストックマネジメントの基本的な考え方 (H20.3) 29

33 < 更生工法の採用による管きょの長寿命化対策 > プラスチック材により既存管きょの内面を被覆しする工法の例 出典 : 下水道事業におけるストックマネジメントの基本的な考え方 (H20.3) 3 ストックマネジメントの推進 施設毎の長寿命化対策を統合化したストックマネジメントによる施設管理の実現を推進し 下水道施設全体としての維持補修 改築費用の平準化を図ります < 長寿命化 ~ ストックマネジメント ~ アセットマネジメントの関係 > 出典 : 下水道事業におけるストックマネジメントの基本的な考え方 (H20.3) 4 下水道技術者の育成及び技術力の確保 近年の下水道技術者の減少を踏まえ 各事業主体での下水道技術者育成の取り組み 事業者間の枠組みを越えた技術者育成の取り組みを充実します 下水道に携わる職員が少ない中小市町村に対して 支援する体制を構築します 30

34 11) 持続可能な経営の実現 [ 基本方針 ] 持続的な下水道事業 住民への下水道サービスの継続を図るため 経営基盤の強化を図ります [ 具体的な施策 ] 1 経営計画の策定と公表 現状の収支 将来の人口動向等を把握した上で 将来の収支見込みを適切に反映した中長期的な財政計画 24 の策定を行います [ 万円 ] 35,000 < 中長期的な財政計画イメージ > 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 H38 H39 H40 [ 凡例 ] 支出 収入 [ 財源 ] 起債元利償還金維持管理費 一般会計 ( 基準外繰入 ) 一般会計 ( 基準内繰入 ) 下水道使用料 24 中長期的な財政計画 使用料収入の将来予測や起債の償還計画等より 今後の下水道事業に関する収支を把握し 中長期的な収支バランスを確保するための計画をいいます 企業会計方式の導入により 収入 支出 資金の調達状況等が適切に区分されている財務諸表等の作成を通して 経費負担の原則を明確にするとともに 下水道事業の経営状況の情報等を住民に積極的に公表します 中長期的な財政計画の策定と施設管理としてのストックマネジメントを連動させたアセットマネジメント 25 ( 財政管理 施設運用管理 ) の取り組みを推進します 25 アセットマネジメント P30 参照 31

35 2 支出の削減 人口減少を踏まえた都道府県構想の見直しなどにより効率的な整備を行っていきます (P19 参照 ) 下水道施設の整備 更新にあたり 他事業の施設も含めた施設の統廃合による事業の効率化を進めます (P26 参照 ) 汚泥処理等において他の汚水処理事業と連携した効率的な整備を進めます (P25 参照 ) 未普及地域の整備等にあたり クイックプロジェクト等で検証された整備手法の導入により低コスト化での施設整備を図ります (P20 参照 ) 民間の創意工夫を活かした効率的な維持管理 ( 包括的民間委託の導入等 ) により 下水道の管理レベルを維持しつつ コストの低減による支出の削減を図ります 3 収入の確保 下水道事業の経営にあたっては 資本費や維持管理費に対する公費負担による財政措置 26 を適正に講じていきます 下水道への接続率の向上 適切な使用料金の設定により収入を確保します < 下水道の整備 維持管理費への公費負担財政措置の考え方 > 例 ) 処理区域内人口密度 25~50( 人 /ha) の地域 雨水 汚水 資本費 10% 50% 40% ( 起債元利償還費 ) 維持管理費 雨水 汚水 公費負担分 私費負担分 ( 使用料 ) 維持管理費についても公費負担の財政措置がなされている 出典 :H 総務省 26 資本費や維持管理費に対する公費負担による財政措置 下水道の整備に伴う 起債の元利償還費及び維持管理費には 一定割合の公費による負担が認められています 32

36 6. 東北地方整備局と各自治体の取り組み ビジョンに掲げた目標像を実現するためには 下水道事業者である県 市町村による 具体的な施策 の取り組みを推進する必要があります 今回のビジョン策定にあたり事務局をつとめた東北地方整備局および東北 6 県 仙台市においては 今後 県 市町村による 具体的な施策 の取り組みを推進するため 以下のような取り組みを行うこととします みちのく下水道ビジョンのフォローアップ 関係者間において ビジョンの実践状況を確認していく 関係者の情報共有の取り組み 整備局 各県 仙台市において 毎年 ビジョン実現に向けた具体的施策の推進方策等について 情報交換を行います 各県単位で 毎年 下水道事業の最新の情報や事業実施の課題等について市町村と情報交換を行います 先進事例等の講習会の開催 整備局 各県 仙台市が協力して 毎年 市町村を対象にした先進事例の紹介等を行う講習会等を開催します 各県において 適宜 市町村を対象にした講習会等を開催します 下水道事業の理解のための情報発信 整備局 各県 仙台市は パンフレットやHP あるいは見学会等の情報発信活動を通じて 住民の方の下水道事業に対する理解と意識の向上を図ります これらの取り組みを通じて ビジョンの目標像実現のための具体的な施策を推進していきます < 事務局主催の講習会 ( 下水汚泥の有効利用に関する講習 )> - 石川県珠洲市の先進的な取り組み 平成 20 年 11 月 27 日 ( 木 ) 33

37 ~ みちのく下水道ビジョン ~ < 豊かな心を育む水と大地を次の世代へ > 体系図 6 つの目標像 11 の事業目標 目標像実現のための具体的施策 美しい東北の水環境 水循環の保全 次世代に引き継ぐ 豊かで美しい東北の水環境 水循環を保全する 1) 公共用水域の水環境 水循環の保全 水質環境基準点の未達成箇所等の水質を改善すると供に 現在の良好な河川 湖沼 海域の水環境 水循環を保全します 1)-1 未普及地域の解消と既存施設などを活用した高度な処理 1)-2 まちなかでの水辺空間の創出 1)-3 雨水浸透施設の設置の推進 2)-1 改善計画の見直しによる効率的かつ着実な事業の実施 下水道や汚水処理施設の整備により 未普及地域の解消 公共用水域の水質向上に貢献する 既存施設の改造や運転管理の工夫などにより 窒素 リン等の削減のため高度な処理を実施 下水処理水の活用や雨水きょの整備による水辺空間の創出 地下浸透が可能な地区では地域一体となって雨水浸透施設の設置を推進 既計画の見直しや新技術の活用 既存施設の有効利用による着実な事業実施 快適なくらしの実現 水洗化により 誰もが享受する衛生的で心地よい生活環境をつくる 災害や雪に強いまちづくり 2) 合流式下水道の改善 平成 25 年度までに合流式下水道の改善を完了します ( 処理区域の大きな仙台市は 平成 35 年度まで ) 3) 汚水処理の普及 下水道で整備すべき区域の未普及解消の早期達成を図ります 4) 都市浸水の防止 ハード対策 ソフト対策を組み合わせ浸水被害の軽減を図ります 3)-1 人口減少を踏まえた都道府県構想の見直し 3)-2 時間軸を考慮した段階的な整備の実施 3)-3 低コストの整備手法の導入 3)-4 水洗化の促進 ( 接続率の向上 ) 4)-1 浸水被害軽減のための雨水施設整備の推進 4)-2 住民への情報提供による被害の軽減 4)-3 雨水貯留 浸透施設の設置推進 5)-1 重要な下水道施設の耐震化の推進 5)-2 災害時の下水道関係者間の連携強化 将来人口の減少等も踏まえ 下水道 集落排水施設 合併処理浄化槽等の各汚水処理施設の整備区域を見直す す 下水道の整備予定区域について 重点区域 機動的な区域に分類し効果的に整備を実施 クイックプロジェクト等で検証された整備手法の導入により低コスト化を図る 接続費用への支援制度の導入や 戸別訪問 自治会との連携により接続を促す 計画降雨に対応した雨水施設の整備を計画的に実施 ハザードマップの作成 公表などソフト対策の充実を図る 公共施設や各家庭での貯留 浸透施設の設置を推進し 地域一体となった雨水流出抑制の取り組みを実施 重要施設において 耐震診断を行い計画的に耐震化を実施 下水道管理者間の応援体制の充実や民間企業等との連携強化を図る 都市浸水や地震等に強いライフラインを整備し 雪対策に貢献する 5) 地震への対応 地震時においても最低限の下水道機能を維持できる対策を進めます 6) 雪対策への貢献 下水処理水や下水道施設を積極的に活用し 雪対策に貢献します 6)-1 下水道処理水や施設の利活用による雪対策 7)-1 地域特性を踏まえた多様なリサイクルの推進 7)-2 広域化によるリサイクルの低コスト化を推進 7)-3 他のバイオマスとの連携によるリサイクルの推進 7)-4 有用資源の回収 雨水きょへの投雪口の設置や排雪が可能な水路構造の採用等を推進 下水処理水等の熱を利用した融雪を推進 地域特性や周辺での利用先も考慮し コンポストや土壌改良材 化石燃料の代替エネルギーとしての活用等を推進 分散している汚泥等の効率的な収集など 広域的な視点に立ったリサイクル計画を立案しながら実施 下水道等の汚水処理 廃棄物 農政部局等の複数の事業と連携し バイオマスを一体的に利活用 下水汚泥等に含まれる希少資源のリン回収について積極的な検討 バイオマスの有効利用の観点から ディスポーザによる有機物の回収について検討 地球環境への貢献 将来の資源枯渇への対応及び地球温暖化の防止に貢献する 資源のみち の実現を図る 7) 資源利用の推進 下水汚泥のリサイクル率の向上を目指します 8) 地球温暖化対策の推進 省エネルギー 創エネルギーの推進等により 温室効果ガス排出量の少ない下水道を実現します 8)-1 下水道施設の消費エネルギーの削減 8)-2 下水道の有するエネルギーの有効利用 8)-3 一酸化二窒素の排出削減 9)-1 汚水処理について集落排水など他事業との連携の推進 9)-2 連携 協働による雨水対策の推進 高効率機器の導入や運転方法の改善などにより 省エネルギー ( 電力 ) 化を進める メタンガスを燃料とした発電など処理場で発生するエネルギーを積極的に利用 下水熱の有効利用を図る 焼却炉の燃焼温度を高温化し 温室効果ガスの一酸化二窒素を削減 下水道と集落排水の処理施設の統廃合 下水道 集落排水 浄化槽 し尿汚泥の一体的な処理等 施設の共同化 下水道と河川の管理者間で情報を共有し 被害軽減のために連携して事業を推進 住民等との連携により各家庭や公共施設での貯留 浸透施設の設置を促進 連携 協働の推進 他事業との連携や住民との協働により地域に開かれた下水道事業を推進する 9) 連携 協働の推進 住民や NPO 他事業者等 多様な主体との連携 協働により よりよい環境の実現 事業の効率化 健全化を図ります 9)-3 下水道の適正な利用の周知と水環境保全目標の共有 9)-4 災害時における下水道事業者間や住民との連携を強化 9)-5 下水道に係る住民との情報の共有 理解の促進 下水道の適正な利用により 利用者としてもできる水環境保全対策があることを周知 住民と水環境保全に対する目標を共有し 連携 協働しながら水環境の保全を図る 下水道管理者間の応援体制の充実や民間企業等との連携強化を図る 下水道の被害状況 復旧見通し トイレの使用可能区域の公表等により 下水道サービス低下の軽減を図る 下水道の役割等について 広報紙やホームページ 見学会の開催等 積極的な情報発信を進める 事業計画や経営状況について 積極的に情報を発信 共有していく 適正な管理と経営 下水道の機能を持続するため管理の適正化と経営基盤の強化を推進する 10) 適切な管理の実施 これまで整備された下水道施設を適切に管理し 将来の世代に引き継ぎます 11) 持続可能な経営の実現 持続的な下水道事業 住民への下水道サービスの継続を図るため 経営基盤の強化を図ります : 下水道事業が目指す目標像 : 持続的 効果的に事業を進めるための目標像 10)-1 下水道施設の計画的な管理 10)-2 下水道施設の長寿命化の推進 10)-3ストックマネジメントの推進 10)-4 下水道技術者の育成及び技術力の確保 11)-1 経営計画の策定と公表 11)-2 支出の削減 11)-3 収入の確保 下水道施設台帳や維持管理情報を一元的に管理するためのデータベース化を進める 適切な調査計画を策定し 計画的な調査 点検を実施 民間の有する専門的な技術の活用や蓄積により 維持管理の効率化 合理化の取り組みを進める ライフサイクルコストの最小化 事故の未然防止の観点から 施設毎の長寿命化計画の策定 対策を実施 施設毎の長寿命化対策を統合化したストックマネジメントを推進し 維持補修 改築費用の平準化を図る 各事業主体及び事業者間の枠組みを越えた下水道技術者育成の取り組みの充実 下水道に携わる職員が少ない市町村に対する支援体制の構築 将来の収支見込みを適切に反映した中長期的な財政計画を策定 企業会計方式の導入による財務諸表等の作成を通して下水道事業の経営状況等を住民に公表する 中長期的な財政計画と施設管理としてのストックマネジメントを連動させたアセットマネジメントの取り組みを推進 人口減少を踏まえた都道府県構想の見直しなどによる効率的な整備 他事業の施設も含めた施設の統廃合による事業の効率化や汚泥処理等における他事業との連携した効率的な整備 クイックプロジェクト等で検証された整備手法の導入により低コスト化を図る 民間の創意工夫を活かした効率的な維持管理により 管理レベルを維持しつつコストの低減を図る 資本費や維持管理費に対する公費負担による財政措置を適切に講ずる 接続率の向上 適切な使用料金の設定により収入を確保する

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