情報科学概論

Size: px
Start display at page:

Download "情報科学概論"

Transcription

1 情報科学概論 映像 1 年前期 選択 担当 : 浦谷則好 uratani@cs.t-kougei.ac.jp

2 前回の課題 コンピュータの歴史について学んだことをできるだけ記せ 将来の PC に備えて欲しい機能, あるいはアプリケーションについて記せ

3 クラウド上に自分の記憶の保存または他の人の記憶のインストール 人間が見た映像や聴いた音を記録し いつでも表示 再生できるウェアラブル端末 ホログラム投影が可能な端末 ユーザ自身の思考のバックアップ 人間の脳の 2 重化 ( 本来の脳と AI) 3D ペイント ;3D 化機能 AR デバイスにより現実の空間への表示 立体映像と触覚への刺激 自動修復 改善機能

4 第 12 回 演算装置 制御装置 記憶装置 入出力機器

5 コンピュータの構成 コンピュータはハードウェア ( 金物 ) とソフトウェア ( 活用のための技術 ) から構成される 現在のコンピュータはすべてプログラム内蔵方式 ( フォン ノイマンが提唱したのでノイマン型とも言われる ) ソフトウェアが実際の動作を決定 ハードウェアは裏方だが基本的な能力を決定!

6 ハードウェアの構成 コンピュータシステムのハードウェアは4つの装置から構成 中央処理装置 記憶装置 入力装置 出力装置

7 コンピュータの処理手順 (1) 1 入力装置にデータ 命令が入力され 記憶 装置に伝達 記憶される

8 コンピュータの処理手順 (2) 2 記憶装置内のデータ 命令は 適切な単位に分割され演算装置に渡される 3 演算装置はデータ 命令を理解し 処理を行い 結果を記憶装置に渡す 4 記憶装置内の処理結果は形式を整えられて出力装置に渡される 5 出力装置は渡された結果を出力する 上記の処理はすべて制御装置の管理 指示のもとに実行される

9 コンピュータの処理手順 (3) 上述の 1 の処理を細かく記述すると 1-1 入力装置から データ ( または命令 ) が入力された という情報が 制御装置に渡される 1-2 制御装置は入力装置に 入力データを受け止め 記憶装置に転送するように指示を出す 1-3 制御装置は記憶装置に 入力装置から入力データが送られてくるので 必要な箇所に蓄えるように指示を出す

10 中央処理装置 (CPU:Central Processing Unit) コンピュータの中心 ( 頭脳の部分 ) 演算部と制御部からなる 演算部 ( 演算装置 ) ALU(Arithmetic and Logic Unit) とも言う 算術演算や論理演算を行う 制御部 ( 制御装置 ) プログラムから命令を取り出して解読 各装置に指令を出して制御

11 演算装置 基本的な働き 四則演算 ( 加減算 乗算 除算 ) 演算結果はレジスタ ( 一時記憶 ) か主メモリに保存 移動 レジスタ間 主メモリ間 レジスタ - 主メモリの情報移動 比較演算 数値や文字列の大小 フラグレジスタに結果を保存 論理演算 論理和 論理積 否定 ( 第 4 回で説明済 )

12 CPU の動作原理 プログラムと命令 順次処理が基本 機械語 命令コード + オペランド 200~500 種類の命令語 オペランド : 通常はメモリ上のアドレス 命令長 : 命令コード + オペランド の長さ 実行処理 ( 次ページ ) CPUの内部構造 ( 次次ページ )

13 CPU の実行処理 ( 基本 ) 次のステップを繰り返す (1~ 数クロックで ) 命令フェッチ :CPUがメモリから命令を読み込む デコード : 読み込んだ命令の解読 データフェッチ : メモリからデータの取り込み 実行 : 演算処理の実行 ライトバック : メモリへの結果書き込み 命令によって データフェッチ, 実行, ライトバック のどれか ( あるいはすべて ) がないこともある

14 CPU の内部構造 ALU: 算術演算や論理演算を行う IR( 命令レジスタ ): 次にデコードする命令を保持 AR( アドレスレジスタ ): メモリから参照するデータ や命令のアドレスを保持 DR( データレジスタ ): 命令やデータを保管 アキュムレータともいう GR( 汎用レジスタ ) PC(Program Counter) CU(Control Unit):CPU 全体の制御 DECODER

15 パイプライン処理 普通 CPU は命令を 1 つずつ実行 高速化のために考案されたのがパイプライン処理

16 CPU の種類と特徴 CISC 方式 (Complex Instruction Set Computer) 数多くの命令 プログラムが小さくなる 回路が複雑 Core, Athlon ( 後述 ) RISC 方式 (Reduced Instruction Set Computer) 単純な命令に特化 ( 科学技術計算用 ) 回路が単純 高クロック化が可能 パイプライン処理が容易 超並列スパコンのMPU

17 PC の CPU の歴史 (1) 1971 年 Intel 社が4004を開発 4bitのCPUで2300 個のトランジスタを集積 1974 年 8080(8bitCPU) を出荷 1978 年 8086(16bitCPU) を出荷 セカンドソースとしてAMD 社が登場 1985 年 i386dx(32bitcpu) を発表 x86アーキテクチャと称され現在でも利用 1989 年 i486dxが登場 浮動小数点演算回路, キャッシュメモリ搭載

18 PC の CPU の歴史 (2) 高クロック化 1993 年 Pentiumを発表 逓倍機能で 200MHz まで出荷 1997 年 MMXPentium を発表 MMX( マルチメディア対応命令セット ) を搭載 AMD 社が AMD-K5/6 シリーズを開発 セカンドソースが打ち切られたため独自開発 1GHz を達成 (2000 年 3 月 ) AMD 社が Intel 社より 2 日先に発表

19 PC の CPU の歴史 (3) 64ビット化 2003 年 9 月 AMD 社がAthlon64を出荷 2005 年 2 月 Intel 社がPentium4を出荷 マルチコア化 ( 複数 CPU) 同時に複数の処理が可能に Pentium D 出荷 (2005 年 5 月 ) AMD 社も Athlon64X2 低電力化 Core i7/i5/i3(intel) Phenomシリーズ (AMD)

20 記憶装置 主記憶装置 RAM(Random Access Memory) DRAM(Dynamic RAM) 大容量化が可能, しかしSRAMより低速 SRAM(Static RAM) 高速だがDRAMより高価, 大容量化が困難 キャッシュメモリとしてよく使用 ROM(Read Only Memory) 読み出し専用, 不揮発性 補助記憶装置 ( 次ページ )

21 補助記憶装置 データやプログラムを長期的に保存 磁気ディスク装置 HDD, FDD SSD(Solid State Disk) 光ディスク装置 CD-R, CD-RW, DVD 光磁気ディスク装置 (MO) 磁気テープ装置 メモリカード

22 ハードディスク (HDD) ディスク シリンダ ( 盤 ) トラック ( 円 ) セクタ

23 RAID HDD システムの構築技術 RAID 0( ストライピング ) データを分割し, 複数ディスクに同時に書き込むことでアクセス時間を短縮 RAID 1( ミラーリング ) 同じデータを同時に 2 台の HDD に書き込む 対障害性が向上 RAID 5 (3 台以上の ) 複数の HDD にデータストライピングとパリティ情報を記録 速度と対障害性が向上

24 出力装置 ディスプレイ CRTディスプレイ 液晶ディスプレイ プリンタ ドットインパクトプリンタ インクリボンを用紙に打ち付ける方式 インクジェットプリンタ レーザプリンタ 印刷品質は高いが高価

25 入力装置 (1) 文字入力装置 キーボード 座標入力装置 マウス トラックボール ジョイスティック ディジタイザ ( タブレット ) タッチパネル ( タッチスクリーン )

26 入力装置 (2) 画像入力装置 OCR(Optical Character Reader) 光学式文字読み取り装置 イメージスキャナ バーコードリーダ POS(Point Of Sales: 販売時点情報管理 ) で広く利用 デジタルカメラ

27 入力装置 (3) 音入力装置 マイク 音声認識ソフトウェアの入力としての利用が多い マーク入力装置 OMR (Optical Mark Reader) 光学式マークシートリーダ

28 次回 ( 第 13 回 ) の予定 オペレーティングシステム

ComputerArchitecture.ppt

ComputerArchitecture.ppt 1 人間とコンピュータの違い コンピュータ 複雑な科学計算や膨大な量のデータの処理, さまざまな装置の制御, 通信などを定められた手順に従って間違いなく高速に実行する 人間 誰かに命令されなくても自発的に処理したり, 条件が変化しても臨機応変に対処できる 多くの問題解決を経験することで, より高度な問題解決法を考え出す 数値では表しにくい情報の処理ができる 2 コンピュータの構成要素 構成要素 ハードウェア

More information

計算機アーキテクチャ

計算機アーキテクチャ 計算機アーキテクチャ 第 11 回命令実行の流れ 2014 年 6 月 20 日 電気情報工学科 田島孝治 1 授業スケジュール ( 前期 ) 2 回日付タイトル 1 4/7 コンピュータ技術の歴史と コンピュータアーキテクチャ 2 4/14 ノイマン型コンピュータ 3 4/21 コンピュータのハードウェア 4 4/28 数と文字の表現 5 5/12 固定小数点数と浮動小数点表現 6 5/19 計算アーキテクチャ

More information

コンピュータ工学Ⅰ

コンピュータ工学Ⅰ コンピュータ工学 Ⅰ Rev. 2018.01.20 コンピュータの基本構成と CPU 内容 ➊ CPUの構成要素 ➋ 命令サイクル ➌ アセンブリ言語 ➍ アドレッシング方式 ➎ CPUの高速化 ➏ CPUの性能評価 コンピュータの構成装置 中央処理装置 (CPU) 主記憶装置から命令を読み込み 実行を行う 主記憶装置 CPU で実行するプログラム ( 命令の集合 ) やデータを記憶する 補助記憶装置

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション コンピュータアーキテクチャ 第 11 週 制御アーキテクチャ メモリの仕組 2013 年 12 月 4 日 金岡晃 授業計画 第 1 週 (9/25) 第 2 週 (10/2) 第 3 週 (10/9) 第 4 週 (10/16) 第 5 週 (10/23) 第 6 週 (10/30) 第 7 週 (11/6) 授業概要 2 進数表現 論理回路の復習 2 進演算 ( 数の表現 ) 演算アーキテクチャ

More information

Microsoft PowerPoint - 1st

Microsoft PowerPoint - 1st コンピュータ概論第 1 回 授業導入 授業導入 コンピュータとは? Computer = 計算機 compute: 動詞 計算する computer: 計算するモノ 算盤 ( そろばん ) 計算尺 電卓 コンピュータ コンピュータ 単なる計算の道具ではない 計算を行う 算盤, 計算尺, 電卓, コンピュータ 計算を高速に行う 電卓, コンピュータ 大量のデータを記憶, 処理する コンピュータ さまざまなデータを処理する

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション コンピュータアーキテクチャ 第 13 週 割込みアーキテクチャ 2013 年 12 月 18 日 金岡晃 授業計画 第 1 週 (9/25) 第 2 週 (10/2) 第 3 週 (10/9) 第 4 週 (10/16) 第 5 週 (10/23) 第 6 週 (10/30) 第 7 週 (11/6) 授業概要 2 進数表現 論理回路の復習 2 進演算 ( 数の表現 ) 演算アーキテクチャ ( 演算アルゴリズムと回路

More information

Microsoft PowerPoint - 09_2008_0619.pptx

Microsoft PowerPoint - 09_2008_0619.pptx 2008/6/19 基本情報技術概論 第9回 コンピュータの構成 基本情報技術概論 (第9回) (第1回の復習) ハードウェア (前回の続き) 基本ソフトウェア (OS) 制御装置 入力装置 埼玉大学 理工学研究科 堀山 貴史 演算装置 主記憶装置 出力装置 補助記憶装置 2 1 前回の復習 プログラムの実行 高速化技法 アドレス指定 ジャンプ命令 分岐命令 絶対アドレス P op (P) 相対アドレス

More information

コンピュータ工学Ⅰ

コンピュータ工学Ⅰ コンピュータ工学 Ⅰ 中央処理装置 Rev. 2019.01.16 コンピュータの基本構成と CPU 内容 ➊ CPUの構成要素 ➋ 命令サイクル ➌ アセンブリ言語 ➍ アドレッシング方式 ➎ CPUの高速化 ➏ CPUの性能評価 コンピュータの構成装置 中央処理装置 (CPU) 主記憶装置から命令を読み込み 実行を行う 主記憶装置 CPU で実行するプログラム ( 命令の集合 ) やデータを記憶する

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション コンピュータアーキテクチャ 第 6 週演算アーキテクチャ ( 続き ) ノイマン型コンピュータ 命令とは 命令の使い方 2013 年 10 月 30 日 金岡晃 授業計画 第 1 週 (9/25) 第 2 週 (10/2) 第 3 週 (10/9) 第 4 週 (10/16) 第 5 週 (10/23) 第 6 週 (10/30) 第 7 週 (11/6) 授業概要 2 進数表現 論理回路の復習 2

More information

コンピュータの仕組み(1)ハードウェア

コンピュータの仕組み(1)ハードウェア Copyright 守屋悦朗 2005 コンピュータの仕組み (1) ハードウェア 2.1 CPU の基本原理 2 つの整数の和を出力するプログラムを考えよう main() { int a, b, c; /* 変数 a,b が整数値をとる変数であることを宣言する */ a = 1; /* a に 1 を代入する */ b = 2; /* b に 2 を代入する */ c = a+b; /* a と

More information

情報工学Ⅰ-02

情報工学Ⅰ-02 第 2 回コンピュータの構成 学習目標 最低でも コンピュータを構成する 5 つの要素について理解して欲しい そのステップをクリアできたなら それぞれの構成要素ごとに 具体的にどんな機器が用いられていて それぞれの機器がどんな特徴を持っているかを理解して欲しい 用語 キーワード CPU, 中央制御装置 入出力装置 補助記憶装置 主記憶装置 演算装 置 制御装置 バス マザーボード スロット コネクタ

More information

C に必要なコンピュータ知識 C はコンピュータの力を引き出せるように設計 コンピュータの知識が必要

C に必要なコンピュータ知識 C はコンピュータの力を引き出せるように設計 コンピュータの知識が必要 C プログラミング 1( 再 ) 第 5 回 講義では C プログラミングの基本を学び演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ C に必要なコンピュータ知識 C はコンピュータの力を引き出せるように設計 コンピュータの知識が必要 1 コンピュータの構造 1.1 パーソナルコンピュータの構造 自分の ( 目の前にある ) コンピュータの仕様を調べてみよう パソコン本体 = CPU( 中央処理装置

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション コンピュータアーキテクチャ 第 7 週命令セットアーキテクチャ ( 命令の表現 命令の実行の仕組 ) 2013 年 11 月 6 日 金岡晃 授業計画 第 1 週 (9/25) 第 2 週 (10/2) 第 3 週 (10/9) 第 4 週 (10/16) 第 5 週 (10/23) 第 6 週 (10/30) 第 7 週 (11/6) 授業概要 2 進数表現 論理回路の復習 2 進演算 ( 数の表現

More information

計算機アーキテクチャ

計算機アーキテクチャ 計算機アーキテクチャ 第 3 回コンピュータのハードウェア 2014 年 4 月 21 日 電気情報工学科 田島孝治 1 授業スケジュール ( 前期 ) 2 回 日付タイトル 回日付タイトル 1 4/7 コンピュータ技術の歴史と コンピュータアーキテクチャ 2 4/14 ノイマン型コンピュータ 3 4/21 コンピュータのハードウェア 4 4/28 数と文字の表現 5 5/12 固定小数点数と浮動小数点表現

More information

C プログラミング 1( 再 ) 第 5 回 講義では C プログラミングの基本を学び演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ

C プログラミング 1( 再 ) 第 5 回 講義では C プログラミングの基本を学び演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ C プログラミング 1( 再 ) 第 5 回 講義では C プログラミングの基本を学び演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ C に必要なコンピュータ知識 C はコンピュータの力を引き出せるように設計 コンピュータの知識が必要 コンピュータの構造 1. パーソナルコンピュータの構造 自分の ( 目の前にある ) コンピュータの仕様を調べてみよう パソコン本体 = CPU( 中央処理装置 ):

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 電気 電子計測 第 3 回 第 8 章ディジタル計測制御システムの基礎 http://cobayasi.com/keisoku/3th/3th.pdf 今日の学習の要点 ( テキスト P85~P94). 計算機の基本的なしくみを学ぼう 2. 外部機器とのデータのやりとりについて知ろう 3. 計算機によるディジタル計測制御システムの構成法 物理量. 計算機の基本的なしくみを学ぼう ディジタル計測制御システムセンサから得た情報を

More information

Microsoft PowerPoint - 11Web.pptx

Microsoft PowerPoint - 11Web.pptx 計算機システムの基礎 ( 第 10 回配布 ) 第 7 章 2 節コンピュータの性能の推移 (1) コンピュータの歴史 (2) コンピュータの性能 (3) 集積回路の進歩 (4) アーキテクチャ 第 4 章プロセッサ (1) プロセッサの基本機能 (2) プロセッサの構成回路 (3) コンピュータアーキテクチャ 第 5 章メモリアーキテクチャ 1. コンピュータの世代 計算する機械 解析機関 by

More information

スライド タイトルなし

スライド タイトルなし 2019. 7.18 Ibaraki Univ. Dept of Electrical & Electronic Eng. Keiichi MIYAJIMA 今後の予定 7 月 18 日メモリアーキテクチャ1 7 月 22 日メモリアーキテクチャ2 7 月 29 日まとめと 期末テストについて 8 月 5 日期末試験 メモリアーキテクチャ - メモリ装置とメモリアーキテクチャ - メモリアーキテクチャメモリ装置とは?

More information

ic3_cf_p1-70_1018.indd

ic3_cf_p1-70_1018.indd 章オペレーティングシステム()の基いソフトウェアで 基本ソフトウェア とも呼ばれます 第礎第 章 オペレーティングシステム () の基礎 - の役割と動作 ここでは コンピューターの基本的な構成やオペレーティングシステムの基本的な役割と操作を学習します -- コンピューターの基本構成 現代社会では さまざまな種類のコンピューター機器が各分野で利用されています 身近なものでは パソコン タブレット スマートフォンなどがありますが

More information

出 アーキテクチャ 誰が 出 装置を制御するのか 1

出 アーキテクチャ 誰が 出 装置を制御するのか 1 出 アーキテクチャ 誰が 出 装置を制御するのか 1 が 出 装置を制御する メモリ ( 主記憶 ) 命令データ 出 装置 2 が 出 装置を制御する 命令 実 入出力装置を制御する命令を実行する メモリ ( 主記憶 ) 命令データ 制御 出 装置 3 が 出 装置を制御する メモリ ( 主記憶 ) 命令 実 制御 命令データ データを出力せよ 出 装置 4 が 出 装置を制御する メモリ ( 主記憶

More information

cmpsys13w03_cpu_hp.ppt

cmpsys13w03_cpu_hp.ppt 情報システム論 第 3 章! CPU! 根来 均 Outline! u CPU の主な働き! u CPU での命令実行処理! u CPU の高速化技術! u CPU の性能評価方法 手段! u 並列計算機! u 現在の CPU の動向 CPU の主な働き u 制御装置 (Control Unit, CU)! プログラム制御 ( 命令の解読 実行 分岐命令 データ転送命令 )! 入出力制御 ( 入出力動作と内部処理

More information

スライド 1

スライド 1 東北大学工学部機械知能 航空工学科 2019 年度クラス C D 情報科学基礎 I 14. さらに勉強するために 大学院情報科学研究科 鏡慎吾 http://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/ 0 と 1 の世界 これまで何を学んだか 2 進数, 算術演算, 論理演算 計算機はどのように動くのか プロセッサとメモリ 演算命令, ロード ストア命令, 分岐命令 計算機はどのように構成されているのか

More information

< B8CDD8AB B83685D>

< B8CDD8AB B83685D> () 坂井 修一 東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻東京大学工学部電子情報工学科 / 電気電子工学科 はじめに アウトオブオーダ処理 工学部講義 はじめに 本講義の目的 の基本を学ぶ 場所 火曜日 8:40-0:0 工学部 号館 4 ホームページ ( ダウンロード可能 ) url: http://www.mtl.t.u-tokyo.ac.jp/~sakai/hard/ 教科書 坂井修一

More information

この方法では, 複数のアドレスが同じインデックスに対応づけられる可能性があるため, キャッシュラインのコピーと書き戻しが交互に起きる性のミスが発生する可能性がある. これを回避するために考案されたのが, 連想メモリアクセスができる形キャッシュである. この方式は, キャッシュに余裕がある限り主記憶の

この方法では, 複数のアドレスが同じインデックスに対応づけられる可能性があるため, キャッシュラインのコピーと書き戻しが交互に起きる性のミスが発生する可能性がある. これを回避するために考案されたのが, 連想メモリアクセスができる形キャッシュである. この方式は, キャッシュに余裕がある限り主記憶の 計算機システム Ⅱ 演習問題学科学籍番号氏名 1. 以下の分の空白を埋めなさい. CPUは, 命令フェッチ (F), 命令デコード (D), 実行 (E), 計算結果の書き戻し (W), の異なるステージの処理を反復実行するが, ある命令の計算結果の書き戻しをするまで, 次の命令のフェッチをしない場合, ( 単位時間当たりに実行できる命令数 ) が低くなる. これを解決するために考案されたのがパイプライン処理である.

More information

スライド 1

スライド 1 計算機構成論 II 第 1 回 ( 全 15 回 ) 2017 年 10 月 5 日 ( 木 ) 知能情報工学科 横田孝義 1 授業計画 10/6 10/12 10/19 10/28 11/2 11/9 11/16 11/21 12/7 12/14 12/21 1/11 1/18 1/25 2/1 2/8 定期テスト 2 テキスト 朝倉書院尾内理紀夫著 ISBN978-4-254-12701-0 C3341

More information

スライド 1

スライド 1 東北大学工学部機械知能 航空工学科 2016 年度 5 セメスター クラス C3 D1 D2 D3 計算機工学 14. さらに勉強するために 大学院情報科学研究科 鏡慎吾 http://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/ 0 と 1 の世界 これまで何を学んだか 2 進数, 算術演算, 論理演算 計算機はどのように動くのか プロセッサとメモリ 演算命令, ロード

More information

< コンピュータの基本的仕組み > コンピュータは, クロック信号と呼ばれる周期的な論理信号に同期し, 主記憶装置に記憶され ている命令を, 以下の手順で読み込み, 実行することにより動作している. 命令読み込み Instruction Fetch 命令解読 Decode 命令実行 Executio

< コンピュータの基本的仕組み > コンピュータは, クロック信号と呼ばれる周期的な論理信号に同期し, 主記憶装置に記憶され ている命令を, 以下の手順で読み込み, 実行することにより動作している. 命令読み込み Instruction Fetch 命令解読 Decode 命令実行 Executio 1 回目 : マイクロプロセッサとパーソナルコンピュータの誕生と発展 < コンピュータの仕組み : ノイマン型コンピュータ > 現在使用されているコンピュータは, ほぼ例外なく, ノイマン型コンピュータである. 主記憶装置 Main memory 中央演算処理装置 Central Processing Unit (CPU) 入出力装置 Input/Output ノイマン型コンピュータは, バスとその他の制御線

More information

ガイダンス 2

ガイダンス 2 データ構造とアルゴリズム (a) 科目区分 : 専門科目電子物性工学コース ( 自由選択 ) 電気通信システム工学コース ( 自由選択 ) 時間割番号 :G2209 ソフトウェア工学 旧課程 科目区分 : 専門科目電子物性 エネルギー工学コース ( 選択 ) システム制御 通信工学コース ( 限選 ) 時間割番号 :33310 ( 第 1 週 ) ガイダンス ソフトウェアの基本概念とプログラミング言語

More information

BR-H1016シリーズの仕様

BR-H1016シリーズの仕様 BR-H1016 シリーズの仕様 35011012 ver.01 最新の情報や対応機種については カタログまたはインターネットホームページ (buffalo.jp) をご参照ください 対応メディア メディアの種類 書き込み (*2) 読み出し (*2) BD-R(1 層 )(*1)(*3) 最大 10 倍速 (*4) 最大 10 倍速 (*5)(*6) BD-R( )(*1)(*3) 最大 8 倍速

More information

BRXL-14シリーズの仕様

BRXL-14シリーズの仕様 BRXL-14 シリーズの仕様 最新の情報や対応機種については カタログまたはインターネットホームページ (buffalo.jp) をご参照ください 対応メディア (BRXL-14FBS : SATA 接続時 / BRXL-14U3 : USB 3.0 接続時 ) メディアの種類書き込み (*2) 読み出し (*2) BD-R(1 層 )(*1)(*3) 最大 14 倍速 (*4) 最大 12 倍速

More information

Operating System 仮想記憶

Operating System 仮想記憶 Operating System 仮想記憶 2018-12 記憶階層 高速 & 小容量 ( 高価 ) レジスタ アクセスタイム 数ナノ秒 容量 ~1KB CPU 内キャッシュ (SRAM) 数ナノ秒 1MB 程度 ランダムアクセス 主記憶 (DRAM) 数十ナノ秒 数 GB 程度 ランダムアクセス フラッシュメモリ (SSD) 約 100 万倍 シーケンシャルアクセス 磁気ディスク (HDD) 数十ミリ秒

More information

スライド 1

スライド 1 東北大学工学部機械知能 航空工学科 2018 年度クラス C3 D1 D2 D3 情報科学基礎 I 10. 組合せ回路 ( 教科書 3.4~3.5 節 ) 大学院情報科学研究科 鏡慎吾 http://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/ 組合せ論理回路 x1 x2 xn 組合せ論理回路 y1 y2 ym y i = f i (x 1, x 2,, x n ), i

More information

スライド 1

スライド 1 東北大学工学部機械知能 航空工学科 2015 年度 5 セメスター クラス D 計算機工学 5. 命令セットアーキテクチャ ( 教科書 6.1 節, 6.2 節 ) 大学院情報科学研究科鏡慎吾 http://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/ 計算機の基本構成 メモリ プロセッサ データ領域 データデータデータ load store レジスタ PC プログラム領域

More information

020105.メモリの高機能化

020105.メモリの高機能化 速化記憶階層の活用 5. メモリの高機能化 メモリインタリーブ メモリインタリーブとは 0 2 3 5 バンク番号 0 2 3 5 8 9 0 2 3 5 8 9 20 並列アクセス 主記憶装置をいくつかのバンクに分割し 各バンク毎にアクセスパスを設定する あるバンクの情報に対するアクセスがある時は それに続く全てのバンクの情報を同時にそれぞれのアクセスパスを経由して読み出す バンク数をウェイといい

More information

Microsoft Word - no02

Microsoft Word - no02 電子メール 1 電子メールの利用 1.1 電子メールアドレス電子メールはインターネット上のサービスの一つで, インターネットに接続された情報端末同士で情報をやり取りすることができます. 送信できる情報はテキストだけに限らず, 添付ファイルとして画像, 動画, 音声, 各種ファイルも送信できます. 送る際には abcdef@ghij.co.jp や kawakatu@abcd.com, dohi@aaaa.ac.jp

More information

ソフトウェア基礎技術研修

ソフトウェア基礎技術研修 マルチサイクルを用いた実現方式 ( 教科書 5. 節 ) マルチサイクル方式 () 2 つのデータパス実現方式 単一クロックサイクル : 命令を クロックサイクルで処理 マルチクロックサイクル : 命令を複数クロックサイクルで処理 単一クロックサイクル方式は処理効率が悪い. CLK 処理時間 命令命令命令命令命令 時間のかかる命令にクロック サイクル時間をあわさなければならない. 余り時間の発生 クロック

More information

OS

OS Operatig Systems カーネルとデバイスドライバ 2019-03 1 OS の構成要素 シェル ワープロ ブラウザ さまざまなソフトウェア ] ^ _ Z ` a b c d e ` f Y Z [ \ プロセス管理通信制御ファイルシステム メモリ管理割込み制御タイマ管理 デバイスドライバ 管理プログラム 基本ライブラリ デバイスドライバ CPU メモリ ストレージ さまざまなハードウェア

More information

スライド 1

スライド 1 知能制御システム学 画像処理の高速化 OpenCV による基礎的な例 東北大学大学院情報科学研究科鏡慎吾 swk(at)ic.is.tohoku.ac.jp 2007.07.03 リアルタイム処理と高速化 リアルタイム = 高速 ではない 目標となる時間制約が定められているのがリアルタイム処理である.34 ms かかった処理が 33 ms に縮んだだけでも, それによって与えられた時間制約が満たされるのであれば,

More information

Microsoft PowerPoint - ar10_08.ppt

Microsoft PowerPoint - ar10_08.ppt 前回まで コンピュータアーキテクチャ (8) 2010/11/24 山内担当クラス CPU の大まかな仕組を理解した 構成要素は何か? 汎用レジスタ プログラムカウンタ ALUとは何か など 命令はどのように実行されるか 命令の実行サイクルはどういうものか CPI MIPSとは何か 命令について理解した 命令 ( 語 ) の構成要素は何か オペランドとは何か 2 オペランドとは何か 様々なアドレッシングモードを説明せよ

More information

ソフトウェア基礎技術研修

ソフトウェア基礎技術研修 算術論理演算ユニットの設計 ( 教科書 4.5 節 ) yi = fi (x, x2, x3,..., xm) (for i n) 基本的な組合せ論理回路 : インバータ,AND ゲート,OR ゲート, y n 組合せ論理回路 ( 復習 ) 組合せ論理回路 : 出力値が入力値のみの関数となっている論理回路. 論理関数 f: {, } m {, } n を実現.( フィードバック ループや記憶回路を含まない

More information

コンピュータ中級B ~Javaプログラミング~ 第3回 コンピュータと情報をやりとりするには?

コンピュータ中級B ~Javaプログラミング~  第3回 コンピュータと情報をやりとりするには? Copyright (C) Junko Shirogane, Tokyo Woman's Christian University 2012, All rights reserved. 1 コンピュータ サイエンス 2 第 7 回ソフトウェア 人間科学科コミュニケーション専攻 白銀純子 Copyright (C) Junko Shirogane, Tokyo Woman's Christian University

More information

ITP_text_01_kon_CS4_ indd

ITP_text_01_kon_CS4_ indd I T パスポート合格講座テキスト 01 IT パスポート 1 はじめに 本書の目的 本 書の目的は IT パスポート試験に 最も容易に かつ 確実に合格するということです 最も容易に試験に合格するには テキストは薄い方が好ましいです しかし 確実に試験に合格するためには 一定の情報量が必要です そこで 本書を作成する際には 載せる情報について何度も何度も吟味しました そのような地道な作業を経て完成したのが本書です

More information

-2 外からみたプロセッサ GND VCC CLK A0 A1 A2 A3 A4 A A6 A7 A8 A9 A10 A11 A12 A13 A14 A1 A16 A17 A18 A19 D0 D1 D2 D3 D4 D D6 D7 D8 D9 D10 D11 D12 D13 D14 D1 MEMR

-2 外からみたプロセッサ GND VCC CLK A0 A1 A2 A3 A4 A A6 A7 A8 A9 A10 A11 A12 A13 A14 A1 A16 A17 A18 A19 D0 D1 D2 D3 D4 D D6 D7 D8 D9 D10 D11 D12 D13 D14 D1 MEMR 第 回マイクロプロセッサのしくみ マイクロプロセッサの基本的なしくみについて解説する. -1 マイクロプロセッサと周辺回路の接続 制御バス プロセッサ データ バス アドレス バス メモリ 周辺インタフェース バスの基本構成 Fig.-1 バスによる相互接続は, 現在のコンピュータシステムのハードウェアを特徴づけている. バス (Bus): 複数のユニットで共有される信号線システム内の データの通り道

More information

OS

OS Operatig System 仮想記憶 2017-12 記憶階層 高速 & 小容量 ( 高価 ) レジスタ アクセスタイム 数ナノ秒 容量 ~1KB ランダムアクセス ランダムアクセス CPU 内キャッシュ (SRAM) 主記憶 (DRAM) フラッシュメモリ 数ナノ秒 数十ナノ秒 1MB 程度 数 GB 程度 シーケンシャルアクセス 磁気ディスク (HDD) 光磁気ディスク (CD-R DVD-RW

More information

Microsoft PowerPoint - chap3_slide ans.ppt

Microsoft PowerPoint - chap3_slide ans.ppt コンピュータ ( 計算機 ) CPUとメモリ 記憶装置と入出力装置 3 章の概要 情報の表し方 情報の演算の仕方は 1,2 章で説明した では 情報の演算の指示のやり方は? どのような形で演算を指定するのか? どのような形で演算するデータを指定するのか? コンピュータの構成とそれへの演算の指示方法 コンピュータの性能向上 性能評価 など 節概要 コンピュータの構成 半導体と集積回路 CPU(Centrai

More information

Microsoft PowerPoint - 3.3タイミング制御.pptx

Microsoft PowerPoint - 3.3タイミング制御.pptx 3.3 タイミング制御 ハザードの回避 同期式回路と非同期式回路 1. 同期式回路 : 回路全体で共通なクロックに合わせてデータの受け渡しをする 通信における例 :I 2 C(1 対 N 通信 ) 2. 非同期式回路 : 同一のクロックを使用せず データを受け渡す回路間の制御信号を用いてデータの受け渡しをす 通信における例 :UART(1 対 1 通信 ) 2 3.3.1 ハザード 3 1 出力回路のハザード

More information

スライド 1

スライド 1 東北大学工学部機械知能 航空工学科 2016 年度 5 セメスター クラス C3 D1 D2 D3 計算機工学 10. 組合せ回路 ( 教科書 3.4~3.5 節 ) 大学院情報科学研究科 鏡慎吾 http://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/ 組合せ論理回路 x1 x2 xn 組合せ論理回路 y1 y2 ym y i = f i (x 1, x 2,, x

More information

Microsoft PowerPoint - chap3_slide g.ppt

Microsoft PowerPoint - chap3_slide g.ppt (5) CPU の高速化技術 CPUが高速化するとあらゆる処理が早くなる -> 様々な高速化技術が提案されている 紹介する高速化技術 パイプライン処理 RISCとCISC スーパスカラ VLIW(Very Long Instruction Word) マルチプロセッサ (a) パイプライン処理 ベルトコンベア上の流れ作業をイメージ 現在はさらに細かく作業を分割 スーパーパイプライン 流れ作業が停止することもある

More information

UNIX 初級講習会 (第一日目)

UNIX 初級講習会 (第一日目) 情報処理概論 工学部物質科学工学科応用化学コース機能物質化学クラス 第 3 回 2005 年 4 月 28 日 計算機に関する基礎知識 Fortranプログラムの基本構造 文字や数値を画面に表示する コンパイル時のエラーへの対処 ハードウェアとソフトウェア ハードウェア 計算, 記憶等を行う機械 ソフトウェア ハードウェアに対する命令 データ ソフトウェア ( 命令 ) がないとハードウェアは動かない

More information

15群(○○○)-8編

15群(○○○)-8編 7 群 ( コンピュータ - ソフトウェア )-3 編 ( オペレーティングシステム ) 2 章ハードウェアとの接点 ( 執筆者 : 吉澤康文 )[2013 年 2 月受領 ] 概要 OS はハードウェア, プログラマ, そしてコンピュータ管理者との接点をもっている. この章ではハードウェアと協調して柔軟な機能をプログラマに提供する機構を説明する. まずハードウェアの割込みを整理して説明する. 次に,

More information

<4D F736F F F696E74202D FEE95F18F88979D8B5A8F702E B93C782DD8EE682E890EA97705D205B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D FEE95F18F88979D8B5A8F702E B93C782DD8EE682E890EA97705D205B8CDD8AB B83685D> 第 4 回情報処理技術講義 コンピュータ計算の基本概念 ( 論理ハードウェア ) 60 これはなんだと思いますか? 携帯電話の開発ボードだそうです 61 ソフト開発をする人でも, ハードウェア知識は必要不可欠である コンピュータの最も基本的要素は論理電子回路であるその中でも以下の3 素子が基本となる (AN, ORは組合して作れる ) NOT NAN NOR 注意 :MOS トランジスタによる実現

More information

Microsoft PowerPoint - Sol7 [Compatibility Mode]

Microsoft PowerPoint - Sol7 [Compatibility Mode] ミニクイズ 4 E ハザード ( つ前の命令の結果を必要とする状況 ) が発生する条件を つ挙げよ. また それぞれの時に 制御線 ForwardA, ForwardB はどのように設定すれば良いか? ( 回答 ) E/.RegWrite= かつ E/.RegisterRd = ID/.RegisterRs この時,ForwardA = と制御すれば良い. E/.RegWrite= かつ E/.RegisterRd

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation コンピュータ科学 II 担当 : 武田敦志 http://takeda.cs.tohoku gakuin.ac.jp/ 今日の話 オペレーティングシステム コンピュータを利用するための基本ソフト オペレーティングシステムの役割 プロセスの管理主記憶の管理出入力の管理ファイルの管理 タイムシェアリングシステム仮想記憶排他制御ディレクトリ構造

More information

Japanese.p65

Japanese.p65 1. 1. SATA ハードディスインストールガイド 1.1 シリアル ATA (SATA) ハードディスクインストール IntelCH R SouthBridge チップセットは RAID 0 RAID 1 RAID 10 RAID 5 および Intel Matrix Storage を含む RAID 機能を備えたシリアル ATA (SATA) ハードディスクをサポートします このガイドの RAID

More information

スライド 1

スライド 1 入出力,OS, 計算機の高速化 1 0 と 1 の世界 これまで何を学んだか 2 進数, 算術演算, 論理演算, 浮動小数点数 計算機はどのように動くのか プロセッサとメモリ 演算命令, ロード ストア命令, 分岐命令 計算機はどのように構成されているのか 組合せ回路 論理関数 論理式の標準形, 論理式の簡単化 順序回路 有限状態機械 メインメモリ, キャッシュメモリ 2 目次 プロセッサとメモリ

More information

Microsoft PowerPoint - 6.memory.ppt

Microsoft PowerPoint - 6.memory.ppt 6 章半導体メモリ 広島大学岩田穆 1 メモリの分類 リードライトメモリ : RWM リードとライトができる ( 同程度に高速 ) リードオンリメモリ : ROM 読み出し専用メモリ, ライトできない or ライトは非常に遅い ランダムアクセスメモリ : RAM 全番地を同時間でリードライトできる SRAM (Static Random Access Memory) 高速 DRAM (Dynamic

More information

スライド 1

スライド 1 東北大学工学部機械知能 航空工学科 2019 年度クラス C D 情報科学基礎 I 5. 命令セットアーキテクチャ ( 教科書 6.1 節, 6.2 節 ) 大学院情報科学研究科 鏡慎吾 http://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/ 計算機の基本構成 メモリ プロセッサ データ領域 データデータデータ load store レジスタ PC プログラム領域 命令命令命令

More information

講義計画 1. コンピュータの歴史 1 2. コンピュータの歴史 2 3. コンピュータの歴史 3 4. 論理回路と記憶, 計算 : レジスタとALU 5. 主記憶装置とALU, レジスタの制御 6. 命令セットアーキテクチャ 7. 演習問題 8. パイプライン処理 9. メモリ階層 : キャッシュ

講義計画 1. コンピュータの歴史 1 2. コンピュータの歴史 2 3. コンピュータの歴史 3 4. 論理回路と記憶, 計算 : レジスタとALU 5. 主記憶装置とALU, レジスタの制御 6. 命令セットアーキテクチャ 7. 演習問題 8. パイプライン処理 9. メモリ階層 : キャッシュ 計算機システム Ⅱ キャッシュと仮想記憶 和田俊和 講義計画 1. コンピュータの歴史 1 2. コンピュータの歴史 2 3. コンピュータの歴史 3 4. 論理回路と記憶, 計算 : レジスタとALU 5. 主記憶装置とALU, レジスタの制御 6. 命令セットアーキテクチャ 7. 演習問題 8. パイプライン処理 9. メモリ階層 : キャッシュと仮想記憶 ( 本日 ) 10. 命令レベル並列処理

More information

VLSI工学

VLSI工学 25/1/18 計算機論理設計 A.Matsuzawa 1 計算機論理設計 (A) (Computer Logic Design (A)) 東京工業大学大学院理工学研究科電子物理工学専攻 松澤昭 3. フリップフロップ回路とその応用 25/1/18 計算機論理設計 A.Matsuzawa 2 25/1/18 計算機論理設計 A.Matsuzawa 3 注意 この教科書では記憶回路を全てフリップフロップと説明している

More information

前回までの復習 情報処理工学 : 第 5 回 第 4 章コンピュータの基本構成 第 6 回へ 第 2 章ディジタルデータの表し方 2/8/10/16 進数とは? 2/10/16 進数の変換 特に 小数点以下の数字を含む 10 進数の 2 進数表現を学習 2 の補数 : 引き算に必要な考え方 第 3

前回までの復習 情報処理工学 : 第 5 回 第 4 章コンピュータの基本構成 第 6 回へ 第 2 章ディジタルデータの表し方 2/8/10/16 進数とは? 2/10/16 進数の変換 特に 小数点以下の数字を含む 10 進数の 2 進数表現を学習 2 の補数 : 引き算に必要な考え方 第 3 前回までの復習 情報処理工学 : 第 5 回 第 4 章コンピュータの基本構成 第 6 回へ 第 2 章ディジタルデータの表し方 2/8/10/16 進数とは? 2/10/16 進数の変換 特に 小数点以下の数字を含む 10 進数の 2 進数表現を学習 2 の補数 : 引き算に必要な考え方 第 3 章 : 論理回路 論理 ( ブール ) 代数 AND/OR/NOT/NAND/NOR/ExOR と真理値表

More information

Microsoft PowerPoint - NxLecture ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - NxLecture ppt [互換モード] 011-05-19 011 年前学期 TOKYO TECH 命令処理のための基本的な 5 つのステップ 計算機アーキテクチャ第一 (E) 5. プロセッサの動作原理と議論 吉瀬謙二計算工学専攻 kise_at_cs.titech.ac.jp W61 講義室木曜日 13:0-1:50 IF(Instruction Fetch) メモリから命令をフェッチする. ID(Instruction Decode)

More information

Touch Panel Settings Tool

Touch Panel Settings Tool インフォメーションディスプレイ タッチパネル設定ツール取扱説明書 バージョン 2.0 対応機種 (2015 年 11 月現在 ) PN-L603A/PN-L603B/PN-L603W/PN-L703A/PN-L703B/PN-L703W/PN-L803C もくじ はじめに 3 動作条件 3 コンピューターのセットアップ 4 インストールする 4 タッチパネルの設定 5 設定のしかた 5 キャリブレーション

More information

スライド 1

スライド 1 順序回路 (2) 1 順序回路の設計 組合せ論理回路の設計法 構造や規則性に着目した手設計 ( 先人の知恵を使う ) 入力 出力の関係に基づく自動合成 ( カルノー図など ) 順序回路の設計法 構造や規則性に着目した手設計 ( 前回の各例 ) 入力 出力 状態の関係に基づく自動合成 2 同期式順序回路の入力 出力 状態の関係 x 1 x 2 組合せ回路 y 1 y 2 x n q 2 q p q 1

More information

問 2. タイミングチャート以下に示す VHDL コードで記述されている回路に関するタイミングチャートを完成させよ ) レジスタの動作 use IEEE.std_logic_64.all; entity RegN is generic (N : integer := 8 port ( CLK, EN

問 2. タイミングチャート以下に示す VHDL コードで記述されている回路に関するタイミングチャートを完成させよ ) レジスタの動作 use IEEE.std_logic_64.all; entity RegN is generic (N : integer := 8 port ( CLK, EN 第 8 回中間試験前の演習 問.VHDL ソースコードを読む () 次の VHDL のソースコードが記述しているゲート回路の回路図を示せ. use IEEE.STD_LOGIC_64.ALL; use IEEE.STD_LOGIC_ARITH.ALL; use IEEE.STD_LOGIC_UNSIGNED.ALL; entity Logic is port ( A : in std_logic_vector(3

More information

Microsoft PowerPoint - システム管理概論5.ppt

Microsoft PowerPoint - システム管理概論5.ppt システム管理概論ハードウエア Keywords CPU 記憶装置の種類 出力装置 ( 色数, 解像度, プリンタの性能 ) コンピュータの五大装置 コンピュータと人間の機能 コンピュータ 機能 入力装置 情報を読み聞きし脳に送る 主記憶装置 情報の一時的記憶 演算装置 計算 & 比較判断 制御装置 機能全体を制御 出力装置 結果の書き出し 補助記憶装置 大量の情報を記憶 人間五感頭脳五体ノート 1

More information

<4D F736F F F696E74202D20837D E838D B835E82CC926190B682C694AD E707074>

<4D F736F F F696E74202D20837D E838D B835E82CC926190B682C694AD E707074> マイクロコンピュータ CPU Chip Select Read/Write アキュムレータレジスタ インストラクションデコーダ 1 モトローラ社 MC6800 マイクロプロセッサ 2 メモリー IC MC6800 マイクロコンピュータの製作 MC6800 マイクロコンピュータのコンソール 3 MOS Technology MCS6502 MCS 6502 マイクロプロセッサのレジスタ構成 4 Apple

More information

書式に示すように表示したい文字列をダブルクォーテーション (") の間に書けば良い ダブルクォーテーションで囲まれた文字列は 文字列リテラル と呼ばれる プログラム中では以下のように用いる プログラム例 1 printf(" 情報処理基礎 "); printf("c 言語の練習 "); printf

書式に示すように表示したい文字列をダブルクォーテーション () の間に書けば良い ダブルクォーテーションで囲まれた文字列は 文字列リテラル と呼ばれる プログラム中では以下のように用いる プログラム例 1 printf( 情報処理基礎 ); printf(c 言語の練習 ); printf 情報処理基礎 C 言語についてプログラミング言語は 1950 年以前の機械語 アセンブリ言語 ( アセンブラ ) の開発を始めとして 現在までに非常に多くの言語が開発 発表された 情報処理基礎で習う C 言語は 1972 年にアメリカの AT&T ベル研究所でオペレーションシステムである UNIX を作成するために開発された C 言語は現在使われている多数のプログラミング言語に大きな影響を与えている

More information

”ƒ_ŁÒ‘WŠp.pdf

”ƒ_ŁÒ‘WŠp.pdf LBD-A2U2 BD-R 1 /2 BD-RE 1 /2 DVD-RAM DVD+R 2 DVD+R DVD+RW 1 DVD-R 2 DVD-R DVD-RWUSB 2.0 High-Speed LBD-A2U2 13 BDDVDCD DVDDVD+R DVD+RW DVD-R DVD-RWDVD DVDDVD PC DVD Instant Burn5 UDF BD-R/BD-RE/DVD RW

More information

命令セットの構成例 a) 算術 演算命令 例 )ADD dest, source : dest dest + source SUB dest, source : dest dest - source AND dest, source : dest dest AND source SHR reg, c

命令セットの構成例 a) 算術 演算命令 例 )ADD dest, source : dest dest + source SUB dest, source : dest dest - source AND dest, source : dest dest AND source SHR reg, c 第 11 回機械語とアーキテクチャ コンピュータは, 記号で組み立てられ, 記号で動く機械 : ソフトウェアソフトウェア としても理解されなければならない ソフトウェアの最も下位レベルのしくみが ( 命令セット ) アーキテクチャ である 講義では命令符号 ( 機械語 ) の構成と種類についてまとめる また, 機械語を効率良く実行するために採用されている技術について紹介する 機械語とアセンブリ言語

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 1. コンピュータの概要 コンピュータとは データを処理するシステム 種々のハードウェアとソフトウェアなどを組み合わせて動作 アナログ式とディジタル式 アナログ式: 演算増幅器 ( アナログ回路 ) を組み合わせ 加減算や微積分などを行う ディジタル式: 数値から変換されたディジタルデータを処理する アナログ式は1960 年代に利用されたが 演算回路の汎用性や演算精度に限界あり ディジタル式の進展とともに姿を消した

More information

スライド 1

スライド 1 東北大学工学部機械知能 航空工学科 2015 年度 5 セメスター クラス D 計算機工学 6. MIPS の命令と動作 演算 ロード ストア ( 教科書 6.3 節,6.4 節 ) 大学院情報科学研究科鏡慎吾 http://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/ レジスタ間の演算命令 (C 言語 ) c = a + b; ( 疑似的な MIPS アセンブリ言語 )

More information

スライド 1

スライド 1 東北大学工学部機械知能 航空工学科 2016 年度 5 セメスター クラス C3 D1 D2 D3 計算機工学 13. メモリシステム ( 教科書 8 章 ) 大学院情報科学研究科 鏡慎吾 http://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/ レジスタ選択( 復習 ) MIPS の構造 PC 命令デコーダ 次 PC 計算 mux 32x32 ビットレジスタファイル

More information

Microsoft Word - 12gm速修テキスト_経情01_記憶素子_1028.doc

Microsoft Word - 12gm速修テキスト_経情01_記憶素子_1028.doc 第 1 分野 コンピュータの 基礎知識 テーマ別ガイダンス コンピュータの基礎知識 1 各テーマ間の関連 ハードウェアとソフトウェア ハードウェア 1-1 記憶素子 1-2 CPU 1-3 コンピュータの周辺装置 1-4 仮想記憶 スプール処理 1-5 インタフェース ソフトウェア 1-6 オペレーティングシステム 1-7 プログラム言語 システム構成と処理方式 システムの処理形態 1-8 システムの処理形態

More information

Microsoft PowerPoint - Chap4 [Compatibility Mode]

Microsoft PowerPoint - Chap4 [Compatibility Mode] 計算機構成論 (Chap. ) @C01 http://www.ngc.is.ritsumei.ac.jp/~ger/lectures/comparch2012/index.html (user=ganbare, passwd = 初回の講義で言いました ) 講義に出るなら 分からないなら質問しよう 単位を取りたいなら 章末問題は自分で全部といておこう ( レポートと考えればいいんです!) ご意見

More information

FE-210 取扱説明書

FE-210 取扱説明書 操作の流れ カメラをパソコンに USB ケーブルで接続して カメラの内蔵メモリまたはカードに保存されている画像を付属の を使ってパソコンに取り込みます 準備するもの をインストールする gp.42 OLYMPUS Master 2 CD-ROM USB ケーブル USB ポートを装備したパソコン 付属の とは 付属の USB ケーブルでカメラとパソコンを接続する を起動する 画像をパソコンに保存する

More information

Microsoft PowerPoint - 7.Arithmetic.ppt

Microsoft PowerPoint - 7.Arithmetic.ppt 第 7 章デジタル演算回路 1 デジタル信号処理音声, 音楽, 通信信号 信号 = 符号付き 2 進データ 負の数値の表現方法 2 2 進数 n ビット n-1 =Σb i 2 i 0 2 の補数 +=2 n n-1 n-1 2 n =1+Σb i 2 i +Σb i 2 i 0 0 n-1 =2 n ー =1+Σb i 2 i 0 3 2 進数の補数 2 の補数 各桁のビットを反転した後で最下位に

More information

クラウド基盤向けに処理性能や拡張性を強化した「HA8000シリーズ」の2プロセッサーサーバを販売開始

クラウド基盤向けに処理性能や拡張性を強化した「HA8000シリーズ」の2プロセッサーサーバを販売開始 クラウド基盤向けに処理性能や拡張性を強化した HA8000 シリーズ の 2 プロセッサーサーバを販売開始 2014 年 9 月 25 日 株式会社日立製作所 10 年保守対応モデルも用意し 制御 監視システムに求められる長期安定稼働を実現 HA8000/RS220 HA8000/RS210 株式会社日立製作所 ( 執行役社長兼 COO: 東原敏昭 / 以下 日立 ) は このたび PC サーバである日立アドバンストサーバ

More information

問題1 次の情報表現に関する記述は,コンピュータの勉強を始めたばかりのB君と,かなり詳しく知っているM君の会話である

問題1 次の情報表現に関する記述は,コンピュータの勉強を始めたばかりのB君と,かなり詳しく知っているM君の会話である 文部科学省後援 情報システム試験 平成 18 年度情報処理活用能力検定 < 実施平成 18 年 9 月 10 日 ( 日 ) モニターテスト > ( 説明時間 12:50~13:00) ( 試験時間 13:00~14:00) 試験問題は試験開始の合図があるまで開かないでください 解答用紙( マークシート ) への必要事項の記入は, 試験開始の合図と同時に行いますので, それまで伏せておいてください

More information

PCの仕組みとソフトウェア

PCの仕組みとソフトウェア PC の仕組みとソフトウェア (C)TERAKOYA 2014 PC と周辺装置 [1] [ 問題 1] 次の 1~8 の装置は 何といいますか 5 6 1 PC 本体 4 7 2 3 8 1 [6 文字 ] 2 [5 文字 ] 3 [3 文字 ] 4 [5 文字 ] 5 [7 文字 ] 6 [5 文字 ] 7 [5 文字 ] 8 [11 文字 ] にゅうりょく利用者が PC にデータを伝えるための装置を

More information

imai@eng.kagawa-u.ac.jp No1 No2 OS Wintel Intel x86 CPU No3 No4 8bit=2 8 =256(Byte) 16bit=2 16 =65,536(Byte)=64KB= 6 5 32bit=2 32 =4,294,967,296(Byte)=4GB= 43 64bit=2 64 =18,446,744,073,709,551,615(Byte)=16EB

More information

Microsoft PowerPoint - sp ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - sp ppt [互換モード] システムプログラム概論 入出力 (I/O) 制御 今日の講義概要 入出力デバイスのハードウェア 入出力デバイスの制御 入出力デバイスのソフトウェア 第 6 講 : 平成 20 年 10 月 22 日 ( 水 ) 2 限 S1 教室 中村嘉隆 ( なかむらよしたか ) 奈良先端科学技術大学院大学助教 y-nakamr@is.naist.jp http://narayama.naist.jp/~y-nakamr/

More information

2ALU 以下はデータ幅 4ビットの ALU の例 加算, 減算,AND,OR の4つの演算を実行する 実際のプロセッサの ALU は, もっと多種類の演算が可能 リスト 7-2 ALU の VHDL 記述 M use IEEE.STD_LOGIC_1164.ALL; 00 : 加算 use IEE

2ALU 以下はデータ幅 4ビットの ALU の例 加算, 減算,AND,OR の4つの演算を実行する 実際のプロセッサの ALU は, もっと多種類の演算が可能 リスト 7-2 ALU の VHDL 記述 M use IEEE.STD_LOGIC_1164.ALL; 00 : 加算 use IEE 差し替え版 第 7 回マイクロプロセッサの VHDL 記述 マイクロプロセッサ全体および主要な内部ユニットの,VHDL 記述の例を示す. 1)MPU(Micro Processor Uit) Module 1MPU のエンティティ記述とコントローラの例以下は, 簡単な MPU の VHDL 記述の例である ただし, アーキテクチャ部分は, 命令読み込みと実行の状態遷移のみを実現したステートマシンである

More information

コンピュータ演習

コンピュータ演習 コンピュータ演習第一回 藤博幸 Outline 何故 生命科学にコンピュータが必要か? 情報とは何か? コンピュータの基礎知識 何故 生命科学にコンピュータが必要か? ビッグデータ化する生命科学 かつては データの洪水 などといわれ 大量データの処理にネガティブなイメージがあった 現在は ビッグデータの活用が注目されている Big Data Volume ( データ量 ) Velocity ( データ生成頻度

More information

CommonMP Ver1.5 インストール手順書 目 次 1. 概要 目的 必要動作環境 ハードウェア構成 ソフトウェア構成 CommonMP のインストール手順 利用フロー

CommonMP Ver1.5 インストール手順書 目 次 1. 概要 目的 必要動作環境 ハードウェア構成 ソフトウェア構成 CommonMP のインストール手順 利用フロー CommonMP Ver1.5 インストール手順書 目 次 1. 概要... 1-1 1.1 目的 1-1 2. 必要動作環境... 2-1 2.1 ハードウェア構成 2-1 2.2 ソフトウェア構成 2-1 3. CommonMP のインストール手順... 3-1 3.1 利用フロー 3-1 3.2 プログラムのインストールとアンインストール 3-2 3.2.1 プログラムのインストール 3-2

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 計算機基礎第 7 回 ノイマン型計算機 (2) 1 スタックの練習問題 逆ポーランド表記 ( 後置記法 : postfix notation) に変換してみよ 1+2*3+4 1 2 3 * + 4 + (1+2)*3+4 1 2 + 3 * 4 + 1+2*(3+4) 下の 3 番目と同じ 中置記法 (infix notation) に変換してみよ 1 2 + 3 * 4 + (1 + 2) *

More information

スライド 1

スライド 1 東北大学工学部機械知能 航空工学科 2017 年度 5 セメスター クラス C3 D1 D2 D3 計算機工学 13. メモリシステム ( 教科書 8 章 ) 大学院情報科学研究科 鏡慎吾 http://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/ ジスタ( 復習 ) MIPS の構造 PC 次 PC 計算 メモリ 命令デコーダ 制御回路 選択演算選択レmux 32x32

More information

計算機システム概論

計算機システム概論 計算機システム概論 3 回目 本日のトピック : 割込みと入出力制御について割込み制御について問題点の明確化割込みとは割込みに対する処理について 入出力制御について入出力装置の接続入出力の操作入出力を効率的に行うための仕組み 1 入出力制御の歴史 OS 誕生のキッカケとなった動機 : プロセッサと入出力装置を同時並行的に動かしたい 実現したいこと入出力処理を行うジョブ ( 実行中のプロセス ) を

More information

スライド 1

スライド 1 Dispatch 0 年後学期 計算機アーキテクチャ第二 (O) アウトオブオーダ実行プロセッサとバックエンド フロントエンド 命令ウィンドウ : 命令を格納するバッファ ALU Dispatch 命令フェッチ, デコード, リネーミング バックエンド ディスパッチ (dispatch) : 命令ウィンドウに命令を格納する動作 発行 (issue, fire) : 命令ウィンドウから, データ依存が解消された命令を機能ユニットに送り出す動作

More information

Microsoft Word - eRecovery v3-1.doc

Microsoft Word - eRecovery v3-1.doc Acer erecovery Management Acer erecovery Management は コンピュータを ハードディスクドライブの隠しパーティション 第二パーティション または光ディスクに保存されている画像から 工場出荷時設定あるいはユーザが設定したシステム設定に復元するための高速で安定した 安全な方法を提供します また Acer erecovery Management は システム設定

More information

Microsoft PowerPoint - No6note.ppt

Microsoft PowerPoint - No6note.ppt 前回 : 管理 管理の目的 : の効率的利用 ( 固定区画方式 可変区画方式 ) しかし, いかに効率よく使ったとしても, 実行可能なプログラムサイズや同時に実行できるプロセス数は実装されているの大きさ ( 容量 ) に制限される 256kB の上で,28kB のプロセスを同時に 4 個実行させることはできないか? 2 256kB の上で,52kB のプロセスを実行させることはできないか? 方策 :

More information

Data-Add User Manual.book

Data-Add User Manual.book Data-Add ULEAD DATA-ADD ユーザーガイド 1 目次 Ulead Data-Add へようこそ... 2 Ulead Data-Add って何?... 2 動作条件... 2 Ulead Data-Add のインストール... 2 環境設定のカスタマイズ... 3 オプション... 3 Data-Add を使ってファイルやフォルダをディスクにコピーする... 4 ファイルシステム...

More information

Microsoft PowerPoint - Windows10へのアップグレィド.pptx

Microsoft PowerPoint - Windows10へのアップグレィド.pptx Windows10 のトップ画面 Windows10 へのアップグレード ~ アップグレードの課題 ~ エディション別アップグレード Windows のサポート期間 EnterPrise はアップグレード対象外 H/W の仕様 (Microsoft 提示 ) プロセッサ : 1 ギガヘルツ (GHz) 以上のプロセッサー メモリ : 32 ビット版では 1 GB 64 ビット版では 2 GB ハードディスクの空き領域

More information

計算機ハードウエア

計算機ハードウエア 計算機ハードウエア 2017 年度前期 第 4 回 前回の話 コンピュータバスの構成 データバス I/O (Input/ Output) CPU メモリ アドレスバス コントロールバス コンピュータバスは コンピュータ本体 (CPU) と そのコンピュータ本体とデータのやり取りをする複数の相手との間を結ぶ 共用の信号伝送路である CPU は バス を制御して 複数のデバイス ( メモリや I/O)

More information

インストールの前に

インストールの前に インストールガイド 本書は CADSUPER Lite を新規インストールする際の手順を説明するものです インストールの前に... 2 ID-BOX ドライバの注意点... 2 CADSUPER シェル拡張について... 3 Andor アップデートサービスについて... 4 インストールの方法... 5 CADSUPER Lite インストールの手順... 5 CADSUPER シェル拡張インストールの手順...

More information

CS1

CS1 コンピュータ サイエンス 1 第 1 回コンピュータの歴史, コンピュータの構成 第 1 回の内容 オリエンテーション 授業内容の説明 学習方法や成績評価 コンピュータの歴史 コンピュータの構成 人間科学科コミュニケーション専攻白銀純子 Copyright (C) Junko Shirogane, Tokyo Woman's Christian University 2018, All rights

More information

2. セットアップ手順の開始 セットアップ手順を進める前に OS をインストールするパーティションのサイズを決定して ください システムをインストールするパーティションのサイズは 次の計算式から求めること ができます インストールに必要なサイズ + ページングファイルサイズ + ダンプファイルサイズ

2. セットアップ手順の開始 セットアップ手順を進める前に OS をインストールするパーティションのサイズを決定して ください システムをインストールするパーティションのサイズは 次の計算式から求めること ができます インストールに必要なサイズ + ページングファイルサイズ + ダンプファイルサイズ 大切に保管してください Express5800/ R320a-M4, R320a-E4 Windows Server 2008 32bit インストール手順書 表記対象製品に Windows Server 2008 Enterprise 32-bit(x86) Edition をインストールする手順について説明します Windows Server 2008 Enterprise 32-bit(x86)

More information

庁用 PC 納入仕様書 ( 平成 28 年度 ) 安房郡市広域市町村圏事務組合消防本部 総務課

庁用 PC 納入仕様書 ( 平成 28 年度 ) 安房郡市広域市町村圏事務組合消防本部 総務課 庁用 PC 納入仕様書 ( 平成 28 年度 ) 安房郡市広域市町村圏事務組合消防本部 総務課 Ⅰ 庁用 PC 1 庁用 PC( デスクトップ型 ) 10 台 OS: Windows 10 Professional (64bit) それに当たり インストールメディアとプロダクトキーを用意すること CPU: intel Core-i3-4170 3.70GHz 以上メモリ : 4GB 以上 HDD:

More information

PCの仕組みとソフトウェア

PCの仕組みとソフトウェア PC の仕組みとソフトウェア [ 解答編 ] (C)TERAKOYA 2014 パソコンと周辺装置 [1] [ 問題 1] 次の 1~8 の装置は 何といいますか 5 6 1 パソコン本体 4 7 2 3 8 1 [6 文字 ] ディスプレイ 2 [5 文字 ] キーボード 3 [3 文字 ] マウス 4 [5 文字 ] 長音符を記しましたスピーカー 5 [7 文字 ] デジタルカメラ 6 [4 文字

More information

目次 第 1 章はじめに 本ソフトの概要... 2 第 2 章インストール編 ソフトの動作環境を確認しましょう ソフトをコンピュータにセットアップしましょう 動作を確認しましょう コンピュータからアンインストー

目次 第 1 章はじめに 本ソフトの概要... 2 第 2 章インストール編 ソフトの動作環境を確認しましょう ソフトをコンピュータにセットアップしましょう 動作を確認しましょう コンピュータからアンインストー JS 管理ファイル作成支援ソフト 工事用 Ver.4.0 インストールマニュアル 操作マニュアル 日本下水道事業団 目次 第 1 章はじめに... 1 1-1 本ソフトの概要... 2 第 2 章インストール編... 3 2-1 ソフトの動作環境を確認しましょう... 4 2-2 ソフトをコンピュータにセットアップしましょう... 5 2-3 動作を確認しましょう... 8 2-4 コンピュータからアンインストールする方法...

More information