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みそらのじま
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Agile アジャイル開発の現在過去未来 2012/03/28 株式会社チェンジビジョン平鍋健児自己紹介永和システムマネジメント本社 : 福井県福井市支社 : 東京 (2002-) Ruby と Agileを使ったシステム開発株式会社チェンジビジョン本社 : 東京 astah*(jude) で見える化

1 Agile アジャイル開発の現在過去未来 2012/03/28 株式会社チェンジビジョン平鍋健児自己紹介永和システムマネジメント本社 : 福井県福井市支社 : 東京 (2002-) Ruby と Agileを使ったシステム開発株式会社チェンジビジョン本社 : 東京 astah*(jude) で見える化平鍋健児リアルタイム,CAD, オブジェクト指向の実践 UMLエディタJUDE/astah* の開発アジャイルプロセス協議会副会長翻訳 XP 関連書籍リーン開発の本質等多数 2008 Gordon Pask Award Recipient for contributions to Agile practice 1

2 なぜアジャイルか? ミッションリスク分割型ビジネスとウォーターフォール型開発 ( 従来型 ) 市場分析発注市場ビジネス IT リリース納品半年から 3 年 2

3 従来型の問題 = 要求の劣化システムの機能の利用度いつも使う 7% よく使う 13% たまに使う 16% ほとんど使われない 19% 全く使われない 45% Standish group study report in 2000 chaos report ミッションリスク共有型ビジネスと Agile 型開発市場ビジネスと IT が一体になった OneTeam を作りミッションとリスクを共有するやってみて結果から戦略を作りながら進むビジネス市場 IT 3

4 プロセスとしての Agile 短いサイクルで分析設計実装テストを並列に行うタイムボックス型進化型開発 Waterfall Agile 要求 ( スコープ ) 要求 ( スコープ ) 分析設計実装時間テスト Royce 1970 時間 Beck

5 Scrum の例朝会製品バックログスプリントバックログ 24 時間 1-4 週出荷可能ソフトウェア分割の仕方顧客に分かる機能で切る層で切らないビジネスの価値が分かるやりがいコミュニケーション "These days we do not program software module by module; we program software feature by feature. Mary Poppendieck by Akiyah 5

6 私たちは, Agile の価値観重要! こちらもっと重要! プロセスとツールよりも個人と対話に. 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアに. 契約交渉よりも顧客との協調に. 計画に沿うことよりも変化に対応することに. 価値をおく. 出展 : アジャイル宣言 (agilemanifesto.org) アジャイルの原則顧客価値の優先変化に対応短期のリリース全員同席モチベーションと信頼会話動くソフトウェア持続可能なペース技術的卓越性シンプル自己組織的チームふりかえりと改善 6

アジャイルの実践 ( 例 XP) 計画ゲーム小規模リリースメタファーシンプルデザインテスティングリファクタリングペアプログラミング共同所有権継続的インテグレーション週 40 時間オンサイト顧客コーディング標準ペアプログラミング実践 2 人の開発者が一緒にコードを書くコードを書くほうをドライバーもう一人をナビゲータと呼ぶ頻繁に (5~10 分毎 )

7 アジャイルの実践 ( 例 XP) 計画ゲーム小規模リリースメタファーシンプルデザインテスティングリファクタリングペアプログラミング共同所有権継続的インテグレーション週 40 時間オンサイト顧客コーディング標準ペアプログラミング実践 2 人の開発者が一緒にコードを書くコードを書くほうをドライバーもう一人をナビゲータと呼ぶ頻繁に (5~10 分毎 ) 役割を交代するナビゲータの作業リアルタイムコードレビュー仮想プログラミングドライバーの相談役ペアを頻繁 ( 日に数回 ) に組みかえる効果知識がチームに行き渡る速度が速いトラックナンバーが増える品質生産性が向上するトラックナンバー : ある日突然プロジェクトのメンバーがトラックに轢かれてもプロジェクトを続けられる人数のことバスナンバーと呼ばれたりハネムーンナンバーと呼ぶ人たちもいる参考文献 : Pair Programming Illuminated 7

とにかく壁に貼る情報発信器とも呼ばれるバーンダウンチャート進捗の見える化バーンダウン ( 下向き ) タスクかんばんと連動

8 作業の見える化 ToDo( 未実施 ) Doing( 実施中 ) Done( 完了 ) で管理各自の作業を指示しなくても毎朝自発的に作業開始フォーマットは徐々にカイゼンタスクかんばんタスクかんばんの例 ( 協力 : チェンジビジョンastah* チーム ) バーンダウンチャーなどと共にとにかく壁に貼る情報発信器とも呼ばれるバーンダウンチャート進捗の見える化バーンダウン ( 下向き ) タスクかんばんと連動中間成果物では計測しないメールでエクセルシートを配布したりサーバに置いたから見てねはナシバーンダウンチャートの例 ( 協力 : 永和システムマネジメント : チーム角谷 ) 8

カジュアルな雰囲気でふりかえりシートの例全員発言することでチームの安全性を確保する実践編 : ふりかえりガイド問題 vs

9 朝会ふりかえり (1) カイゼンの気づき Keep( 良い点 ) Problem( 悪い点 ) Try( 次回挑戦 ) を出す全員で意見を出し暗黙知の共同化と形式知化を行なう名前付け課題 - 解決リストとは違うとにかくカジュアルな雰囲気でふりかえりシートの例全員発言することでチームの安全性を確保する実践編 : ふりかえりガイド問題 vs 私たちの構図になるように POINT カイゼンの気づきをふりかえりで得る 9

10 日本の事例出典 : アジャイルジャパン富士通事例モチベーション駆動開発 10

11 出典 : アジャイルジャパンリクルート事例実例: ユーザー企業責任で 25サイトをアジャイルに開発出典 : アジャイルジャパン良品計画 +USP 研究所事例スピードがすべてを駆逐する 11

12 出典 : アジャイルジャパン良品計画 +USP 研究所事例スピードがすべてを駆逐するアジャイルの現在位置 2000 Evo FDD, Crystal, DSDM, ASD Patterns TPS XP SCRUM 野中竹内 Lean Deming 2001 Agile LeanStartup 大規模組織改革 Lean/Agile Agile/UX Lean Software Development Kanban 12

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Seeing is understanding. http://www.versionone.

Vision Corporation. Some Rights Reserved. Seeing is understanding.

17 Seeing is understanding. Agile とモデリング Agile は設計は重要な活動と位置づけられているだからいつでも行うリファクタリングでアーキテクチャを刈り取る (Harvesting Architecture) 頻繁に変わるものとベースとなるもの ( 変更周波数 ) 概念の定義モデリングは最重要 Copyright (C) 2011 Change Vision Corporation. Some Rights Reserved. 分割の仕方 Seeing is understanding. 顧客に分かる機能で切る層で切らないビジネスの価値が分かるやりがいコミュニケーション "These days we do not program software module by module; we program software feature by feature. Mary Poppendieck by Akiyah Copyright (C) 2011 Change Vision Corporation. Some Rights Reserved. 17

18 Seeing is understanding. Copyright (C) 2011 Change Vision Corporation. Some Rights Reserved. LISP(58) 構造化プログラミング FORTRAN(57) COBOL(59) Pascal(70) C(70) Simula(67) ソフトウェア開発の歴史 1970 年代 1980 年代 1990 年代 2000 年代 2010 年代 Smalltalk(72) Ada(80) C++(83) Perl(87) Erlang(86) オブジェクト指向プログラミング Python(91) Java(95) Ruby(95) Haskell(90) C#(00) 関数型プログラミング Go(09) Scala(03) F#(02) Clojure(07) 手続型オブジェクト指向関数型構造化分析設計オブジェクト指向分析設計 Yordon DeMarco DFD OOSE Booch OMT UML(95) リファクタリング (00) デザインパターン (95) アナリシスパターン (96) 設計手法 Waterfall 大型計算機 - 端末クライアントサーバ RUP(96) XP(99) Scrum(95) Linux(91) Agile(02) インターネット / ブラウザクラウド開発手法 J2EE(01) Map/Reduce KVS アーキテクチャ RubyOnRails(04) 18

19 ソフトウェア開発の歴史 (1/2) プログラミング言語はマシンを使う言語から知識を表現する言語へと進化してきたオブジェクト指向はプログラミング言語の普及後に設計へ分析へと徐々に上流で利用されるようになった下流 : 再利用性保守性の高いソフトウェア開発上流 : 複雑な知識を整理して理解しやすく表現する手法 Copyright (C) 2010 Change Vision Corporation. All Rights Reserved. ソフトウェア開発の歴史 (2/2) 設計手法の進化とともに開発手法は反復型へと進んだこれらの進化はコンピュータ環境の進化にともなうアーキテクチャの変化からも影響を強く受けているこの中でオブジェクト指向技術は現在プログラミングから設計分析開発プロセスにいたるまで深く浸透しているアジャイルに注目が集まるようになりオブジェクト指向はリファクタリングテスト可能性のツールとなる UMLを含むビジュアル言語はマシンのためにコードを吐くことから人がコミュニケーションする Copyright (C) 2010 Change Vision Corporation. All Rights Reserved. ための言語になる 19

20 ソフトウェア開発の進化はマシンから人へ人からチームへアセンブラ機械語 C COBOL 名前 Java C# 関数構造体クラス当初コンピュータのリソースを操作するためにプログラミング言語が作られてきた Ruby ユーザ定義型モジュール UML アジャイル DSL 徐々に名前付け抽象化ができるようになり人間の思考に近いレベルの概念を取り扱えるように進化してきた Copyright (C) 2010 Change Vision Corporation. All Rights Reserved. 設計レベルや開発プロセスレベルでも可視化によるコミュニケーションをサポートするようになってきた問題領域解領域モデルのカバー領域分析モデル設計設計モデル分析実装モデル領域現実領域人が読むモデル人のアイディアコミュニケーションを支援したい問題解 Copyright (C) 2010 Change Vision Corporation. All Rights Reserved. マシンが読むモデルマシンを自動で動かすための ( コンパイルできる ) モデル 20

21 Exploring User Wish though Mind Mapping Agile2007,8 で発表されたやわらかいモデリング手法 Copyright (C) 2010 Change Vision Corporation. All Rights Reserved. ユーザー要望の聞き取りに使う典型的なマインドマップのテンプレートであるユーザのタイプやインタビューの段階次第でさまざまな工夫が可能最も基本的な要求の背景や本質を聞き出す質問システムが扱う概念群を聞き出す質問 UML の概念クラス図のクラスの候補となることが多い他の重要なステークホルダーを聞き出す質問この人たちにもインタビューの必要があるかもしれないシステムのユーザーを聞き出す質問 UML のユースケース図におけるアクターの候補となることが多い質問についてうまく回答がえられなかった場合この枝にメモを残すようにするシステムの目的利用場面を聞きだす質問 UML のユースケース図におけるユースケースの候補となることが多い Copyright (C) 2010 Change Vision Corporation. All Rights Reserved. 21

関連するトピックと点線矢印で繋いでおくと分かりやすいこのシステムの利用者 ( アクター ) が見つかるこのシステムの利用場面 ( ユースケース ) が見つかる Copyright (C) 2010 Change Vision

22 実際に図書館システムについてのユーザ要望をヒアリングしたマインドマップ ( 結果 ) 概念クラスの候補がみつかる日付と題名を入れそれをイメージする画像をセントラルイメージとする利用者の増加と予算がそもそもの動機であった利用者の増加に対応できることが必須要件であることがわかる司書のみなさんを集めたミーティングを開くことが示唆される途中で出た宿題は宿題の枝に入れ最後に確認しながら期限も決めてしまう関連するトピックと点線矢印で繋いでおくと分かりやすいこのシステムの利用者 ( アクター ) が見つかるこのシステムの利用場面 ( ユースケース ) が見つかる Copyright (C) 2010 Change Vision Corporation. All Rights Reserved. アクターとしてドラッグ & ドロップユースケースとしてドラッグ & ドロップ Copyright (C) 2010 Change Vision Corporation. All Rights Reserved. 22

23 要求を把握するという過程を 2 つに分けて考えるまずは意味や関係を厳密に規定しないで出せる物を出すモードここでは柔らかい図解法を使い発散と理解を促す要求収集 ( 要求のギャザリング ) 次に出た物の意味や関係を考えて記述するモードここでは固い図解法を使い意味づけ定義関連付けを固める要求構築 ( 要求のモデリング ) 1 2 発散収束頭の中やアイディア柔らかい曖昧とらえどころがない Mind Map 収集整理分析構築 Copyright (C) 2010 Change Vision Corporation. All Rights Reserved. UML 固い厳密意味関係の把握 23

自己紹介永和システムマネジメント福井市 ( 本社 ) 上野東京 ( 支社 ) Ruby と Agile を使ったシステム開発株式会社チェンジビジョン福井市 ( 開発部 ) 上野東京 ( 本社 ) astah* ( 旧 :JUDE) の開発平鍋健児 UML+ マインドマップエディタ asta

自己紹介永和システムマネジメント福井市 ( 本社 ) 上野東京 ( 支社 ) Ruby と Agile を使ったシステム開発株式会社チェンジビジョン福井市 ( 開発部 ) 上野東京 ( 本社 ) astah* ( 旧 :JUDE) の開発平鍋健児 UML+ マインドマップエディタ asta 初歩から学ぶアジャイル開発入門株式会社チェンジビジョン株式会社永和システムマネジメント平鍋健児自己紹介永和システムマネジメント福井市 ( 本社 ) 上野東京 ( 支社 ) Ruby と Agile を使ったシステム開発株式会社チェンジビジョン福井市 ( 開発部 ) 上野東京 ( 本社 ) astah* ( 旧 :JUDE) の開発平鍋健児 UML+ マインドマップエディタ astah*