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えりかなみこし
4 years ago
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更新日 :2006/3/16 石油天然ガス調査グループ : 齊藤晃 BG: 南米初となる LNG 受入基地落札 ( チリ ) と BG のワールド LNG 事業展開例 (BG ホームページ IHS 情報 BNamericas GasMattersToday IOD 各種オンライン情報他 ) 1 南米初となる LNG 受入基地となるチリ ( キンテロ ) の落札者が BG に決定した ( 旧

下流が垂直統合されたガスメジャーを目指す BG は 03 年にインドネシアタングーから撤退大西洋 LNG 事業を中心に展開しているガス上流生産 + 液化事業をトリニダードトバゴエジプト等で展開している他 LNG 購入 ( ガス上流生産 + 液化事業を伴わない ) を赤道ギニアナイジェリア等で行なっている一方 LNG 受入基地にも積極的に関与しており

1 更新日 :2006/3/16 石油天然ガス調査グループ : 齊藤晃 BG: 南米初となる LNG 受入基地落札 ( チリ ) と BG のワールド LNG 事業展開例 (BG ホームページ IHS 情報 BNamericas GasMattersToday IOD 各種オンライン情報他 ) 1 南米初となる LNG 受入基地となるチリ ( キンテロ ) の落札者が BG に決定した ( 旧 British Gas から分割 LNG 事業海外ガス生産業務を中心とする ) チリはアジア太平洋 LNG プロジェクトの供給先になるとも期待されていた供給源価格の詳細は明らかにされていないが供給源については BG の保有する LNG ポートフォリオから供給される見込み一方で落札者決定後チリで大規模天然ガス鉱床の発見が発表されていることも注目される 2 上流 ~ 下流が垂直統合されたガスメジャーを目指す BG は 03 年にインドネシアタングーから撤退大西洋 LNG 事業を中心に展開しているガス上流生産 + 液化事業をトリニダードトバゴエジプト等で展開している他 LNG 購入 ( ガス上流生産 + 液化事業を伴わない ) を赤道ギニアナイジェリア等で行なっている一方 LNG 受入基地にも積極的に関与しており米国において既存基地では確固たる地位を築いている他英国イタリア米国等でも新規 LNG 受入基地を計画している 2 月中旬南米初となるチリの LNG 受入基地への供給落札者が BGに決定した今後 BGはチリの LNG 受入基地の建設及びチリへの LNG 供給に関して独占的に交渉を行なう予定である供給源落札価格に関しては公表されていないようであるが供給源については BGの保有する LNG ポートフォリオから供給される見込みである今回はチリの LNG 受入基地落札の主な概要について簡単に記載する合わせて上流 ~ 下流が垂直統合されたガスメジャーとして大西洋 LNG 事業を中心に活動する BG の主な LNG 事業展開についても簡単に記載する BG 落札 ~チリ ( キンテロ )LNG 受入基地 ~ 2 月中旬 BGがチリの LNG 受入基地の入札で勝利した BG は LNG 受入基地のコンソーシアムを組む ENAP( チリ石油公社 ) エンデサチリ( 発電事業者 ) Metrogas( ガス配給会社 ) の 3 社と LOI (Letter Of Intent) を締結している今後 BGはコンソーシアムと 1LNG 受入基地の建設 2LNG 供給に関して独占的に交渉することとなったなお入札は本年 1 月 31 日に締め切られていた応札者は明らかにされていないがウッドサイドスエズレプソル等の名前が挙がっている受入能力は 8mcm/d(= 約 210 万トン / 年 9~15mcm の数字も ) 建設費は約 3.5 億ドルが見込まれ

2 ている (3~5 億ドルとの数字も受入基地のタイプにより建設コストは異なる ) 建設には jetty( 桟橋 ) や貯蔵タンク気化設備パイプライン ( 主要パイプラインにつなぐ ) 等の建設が含まれる現在第 1 次の技術スタディが進行中であり 4 月までに完成予定であるまた詳細スタディが本年末完成予定である ( その後最終契約締結 ) 建設開始は 07 年稼動開始は 09 年の予定である ( 早ければ 08 年の可能性がある ) なお LOI の調印を行なった BG( 南米 ) の Rick Waddell 氏は BG は南米での経験が豊富 ( ボリビアアルゼンチン等 ) でありかつ確実で長期的な供給を行なうことが可能とコメントしているコンソーシアムは先述したように現在は 3 社 (ENAP エンデサチリ Metrogas) であるが今後国内電力会社の AES Gener Colbun についても参画の予定である ( 本年 3 月末までに ) 販売に関しては 3 月上旬 ENAPは地方ガス配給会社である Energas と Gas Valpo とも LNG 経由のガス購入契約 (MOU) を締結したと発表した ( 量は未公表 Valpo 関係者は LNG 経由ガスの購入は必要量に対して補完的なものと発言 )ENAP はこの契約締結を受けて LNG 導入のネットワークの拡充につながるとして歓迎の意を表明している ( 参考 )2004 年チリの天然ガス消費は 82 億 m3 輸入量 72 億 m3 である ( 輸入依存度約 87% 輸入量全量をアルゼンチンに依存 ) 2004 年 4 月アルゼンチンからの輸入制限によりチリ経済が大きな打撃を受けたことを契機に ( アルゼンチンのガス生産不足が背景 ) チリは LNG 受入基地計画を本格的に検討してきたプラントサイト予定地は首都サンチアゴ北西のキンテロ (Quintero) であるなお 04 年 11 月インドネシアと 200~400 万 t/ 年との購入に関する MOU を締結したとも伝えられていた (APEC[ アジア太平洋経済協力会議 ] の二国間協議において ) 表 1: チリの LNG 受入基地概要プラントサイトキンテロ (Quintero 首都サンチアゴ北西部) 受入能力約 210 万 t/ 年 ( 予定 ) 稼動開始時期 09 年予定 ( 早ければ08 年にも ) 供給源詳細不明 BGが保有するポートフォリオから供給予定購入価格 / 供給源に関して先述したように今回の落札に関して落札 LNG 輸入価格や供給源に関する詳細は明らかにされていないなお以前チリ政府は価格に関して 4~5 ドル /MMBtu を模索していると伝えられていた ( 参考 : 米国ヘンリーハブ価格 7.17 ドル /MMBtu(contract month06 年 4 月 ) ENAP の CEO は BGの内容に満足しているとコメントしている BGが他の応札者に比べて良い条件を提示したのは間違いないようで

3 ある供給源に関しても詳細は明らかにされていないおそらく BGの保有するLNG ポートフォリオから供給されるものと思われるトリニダードトバゴエジプト赤道ギニアナイジェリア等が候補先の 1 つとなる BG ブランドの LNG として供給源を特定せずに供給される可能性がある BG はアジア太平洋 LNG 市場で新規にLNG 購入契約を締結しそれを供給する可能性も否定できない BG の主な LNG 事業展開概略 BG は大西洋 LNG 市場を中心に上流 ~ 下流までのバリューチェーンを構築しつつあるガスの生産事業も行なっており生産地域としては英国トリニダードトバゴエジプトカザフスタンチュニジアインドボリビア等である ( 1) LNGバリューチェーンへの関与の仕方として < ガス生産 +LNG 液化部門 > 1ガス生産事業 + 液化プラントに参画 ( トリニダードトバゴエジプト等 ) にする事例の他 2LNG 液化事業のみを行なう事例 ( ナイジェリア OKLNG) 3LNG 購入のみを行なう事例 ( 赤道ギニア等 ) 場合もあるまた LNG 受入基地への参画も行なっており既存基地で既に米国で主要なポジションを築いているほか新規基地として英国イタリア等に計画があるなお BGは過去に LNG 事業の集中と選択も進めており大西洋 LNG 市場中心に資源を集中してきた 03 年はインドネシアのタングーから撤退アジア太平洋 LNG 市場から大西洋 LNG 市場へのシフトチェンジを図っていた ( 1)04 年の BG のガス生産量は 1969MMcf/d である生産構成比はUK37% トリニダードトバゴ 16% エジプト 12% カザフスタン 10% チュニジア 9% インド 4% ボリビア 2% 等となっている因みに 04 年の BG 売上高は約 77 億ドル純利益は約 17 億ドルとなっている

図 1:BG の LNG 事業の主要な展開概略図ガス生産事業 +LNG 液化事業への参画 BG は欧米ガス基準に適合が容易な lean gas( 低熱量 ) への対応の観点からも相対的に熱量の低いトリニダードトバゴとエジプトを主力地域にしている ( lean gas 戦略と言われることも ) < トリニダードトバゴ > トリニダードトバゴでは液化基地トレイン 1~4

4 図 1:BG の LNG 事業の主要な展開概略図ガス生産事業 +LNG 液化事業への参画 BG は欧米ガス基準に適合が容易な lean gas( 低熱量 ) への対応の観点からも相対的に熱量の低いトリニダードトバゴとエジプトを主力地域にしている ( lean gas 戦略と言われることも ) < トリニダードトバゴ > トリニダードトバゴでは液化基地トレイン 1~4 まで権益参画している具体的にはトレイン 1(300 万 t/ 年 26%) トレイン 2(330 万 t 32.5%) トレイン 3(330 万 t 32.5%) トレイン 4(520 万 t/ 年 % 昨年 12 月稼動開始 ) 上流のガス生産事業にも参画しており東部のドルフィン / スターフィッシュ等北部のポインセチア / ハイビスカス等のガス田に関与している < エジプト > 2005 年エジプトは世界で 13 番目の LNG 輸出国となったが BGは ELNG の液化基地トレイン 1 トレイン 2 に参画している BGは ELNGのトレイン 1(360 万 t/ 年 35.5% 参画 ) ELNGのトレイン 2(360 万 t/ 年 38% 参画 ) また上流のガス生産事業にも参画しておりロゼッタ鉱区 WDDM 鉱区 (West Delta Deep Marine)(Scarab Saffron ガス田等 ) 等でガス生産事業に関与している

5 < その他 > ボリビアに関してはボリビアで生産したガス ( ボリビア南部の Margarita ガス田等 ) を太平洋岸までパイプラインで輸送ペルーかチリの海岸でLNG 液化し北米等に輸送するという構想があり BGも参画している ( 現在 F/S 中 ) しかしボリビアの不安定な政治状況等により現在は実質頓挫する形となっている表 2: ガス生産事業 +LNG 液化事業への参画例 (BG) 国名プロジェクトプラントサイトトレイン生産規模稼動状況 BGの BGが参画する販売先 ( 万 t/ 年 ) 参画比率主なガス供給源トリニダードトバゴ Altantic LNG Point Fortin トレイン1 300 稼動中 26.00% ドルフィン北米欧州他 ( トリニダード島南西部 ) トレイン2 330 稼動中 32.50% スターフィッシュトレイン3 330 稼動中 32.50% ポインセチアトレイン4 520 稼動中 28.89% ハイビスカスエジプト ELNG Idku トレイン1 360 稼動中 35.50% WDDM 鉱区トレイン2:BG 全量購入 ( アレキサンドリア東部 ) トレイン2 360 稼動中 38.00% (Simian/Sienna) ( イタリア北米向け ( )) ボリビア Pacific LNG 未定未定 F/S 中未定マルガリータ等北米西海岸他 ( ペルー orチリの太平洋岸 ) ( ) イタリア Brindisi 受入基地稼動 (08 年頃?) までは主に米国向け稼動後は Brindisi 基地向けトレイン 1 は GdF( ガスドフランス ) が全量購入 LNG 液化事業のみの参画 LNG 液化事業のみの参画としては BG はナイジェリアの OK LNG(Olokola) に関して参画中である (13.5%) 2010 年の稼動予定である (1100 万 t/ 年トレイン 1/ 万 t/ 年への拡張計画もあり [ 計 4 系列 ]) またイランに関しては NIOC LNG( 2) に関して ENI と共に参画の交渉が続けられたようであるが現在 BG は不参加の方針のようである ( 2) ガス田 : サウスパルス ( フェーズ 12) 総投資額 10 億ドル生産能力 900~1000 万 t/ 年 (450~500 万 t/ 年 2 トレイン ) 現在 NIOC[ イラン国営石油会社 ] が 100% 保有表 3:LNG 液化事業のみの参画例 (BG) 国名プロジェクトプラントサイトトレイン生産規模稼動状況 BGの販売先 ( 万 t/ 年 ) 参画比率ナイジェリア OK LNG オロコラ自由貿易区トレイン年頃 13.50% 北米欧州他 ( オグン州 / オンド州 ) ~4 (550 4) 稼動予定 (T1/T2)

6 LNG 購入のみ LNG 液化事業には参画せず LNG 購入のみのポジションを取るものも複数ある ( 西アフリカ地域 ) < ナイジェリア > ナイジェリアのトレインプラス ( トレイン 4/5 計 820 万 t/ 年 ) において BGは 250 万 t/ 年の購入契約を締結している (05 年から 20 年間 ) また本年 2 月にはブラスLNG(1000 万 t/ 年 09 年稼動予定 ) から 200 万 t/ 年の購入契約を締結している (2010 年から 20 年間 ) なお BPやスエズもブラスLNGからの購入を決定したと伝えられている ( なおブラス LNGに関してシェブロンは治安やコストの問題等により本年 2 月撤退を表明している ) < 赤道ギニア > マラソンや国営 Sonagas( 赤道ギニア石油会社 (GE Petrol[ 国営赤道ギニア石油会社 ]) から権益移管 ) 日本商社の丸紅三井物産が参画する赤道ギニアの Alba LNG(1 トレイン 340 万 t/ 年 2007 年稼動予定 ) においても LNG 生産能力の全量を購入する契約を締結している (2007 年より 20 年間 ) 表 4:LNG 購入のみ例 (BG) プロジェクトトレイン生産規模稼動状況 BGの購入契約 BGの販売備考 ( 万 t/ 年 ) 購入量開始年期間参画比率予定先 ( 万 t/ 年 ) NLNG Plus トレイン4/5 820 稼動中年 20 年間 0% 北米欧州他米国レイクチャールズ他予定 Brass トレイン1/ 年頃稼動予定年 20 年間 0% 北米欧州他米国レイクチャールズ他予定 (500 2) Segas LNG 550 稼動中年 5 年間 0% 北米欧州他 BGは供給ガス源の1つWDDM 鉱区 Scarab Safronガス田の開発に参加 Alba LNG 年頃稼動予定年 17 年間 0% 北米欧州他米国レイクチャールズ他予定 LNG 受入基地に関して下流のLNG 受入基地に関しては既存基地として米国で主要なポジションを築いておりまた新規 LNG 受入基地としては英国イタリア等で計画がある < 米国 > BG は米国のLNG 受入量の約 5 割 (03 年 ) に関与しており米国トップの地位を占める米国においてメキシコ湾岸ルイジアナ州にあるレイクチャールズ基地 (1.5bcfd[ 約 1140 万 t/ 年 ] 本年拡張予定) の使用権を 100% 確保している他大西洋岸ジョージア州にあるエルバアイランド基地 (1.2bcfd[ 約 910 万 t/ 年 ] 拡張予定あり) の使用権を 65% 確保している ( 残りはマラソンが保有 ) 新規受入基地としては北東部にあるプロビデンス基地等が計画されている但しプロビデンスに関しては住民反対運動等のため実現は困難な見通しと言われている

7 < 英国 > BGのお膝元である英国においてはウエールズにある Milford Haven で計画されているドラゴン LNG (2007 年稼動予定 440 万 t/ 年拡張計画あり ) に参画している ( 同じく Milford Haven で計画されているサウスフック基地とは異なるエクソンモービル / カタール国営会社 (QP) が計画 ) ドラゴン LNGは BG の他マレーシアのペトロナスオランダの石油精製会社であるペトロプラスが計画しているもので使用権はBG とペトロナスは各々 50% づつ保有している ( 詳細は JOGMEC 動向レポート : セントリカ : 欧州下流企業の上流事業参画及び LNG 事業展開の一例を参照 am_lng.pdf < その他 > イタリアにおいてもブリンディジ基地 (600 万 t/ 年 ) において計画がある ( イタリアの電力会社 Enel とともに参画の予定であったが Enel は撤退 ) しかし住民反対運動が強く実現には時間がかかる見通しまた BGはインドにおいても Pipavav( グジャラート州 ) において LNG 受入基地を計画していたが現在は凍結されているなお BG はインドにおいてガス生産事業 (Tapti ガス田 Panna/Mukta 油ガス田 30%) に参画するほか下流のガス会社に出資を行なっている ( 3)( グジャラート州ムンバイ市など ) ( 3) インド有数のガス供給会社 Gujarat Gas Company Limited(GGCL) の約 65.12% ムンバイが拠点のガス供給会社の Mahanagar Gas Limited(MGL) の 49.75% 表 5:LNG 受入基地の主な展開例 (BG) ロケーション事業者使用権稼動状況受入能力備考 ( 万 t/ 年 ) 既存米国 Lake Charles Trunkline LNG BG:100% 稼動中 1140 拡張計画あり ( ルイジアナ州 ) (1.5Bcfd) (06 年半ば2.1bcfdへ ) Elba Island Southern LNG BG:65% 稼動中 910 拡張計画あり ( ジョージア州 ) マラソン :35% (1.2Bcfd) 計画英国 Dragon LNG BG BG:50% 07 年稼動予定 440 拡張計画あり ( ウエールズペトロナスペトロナス :50% (Milford Haven) ( マレーシア ) ペトロプラス ( 蘭石油精製会社 ) イタリア Brindisi BG BG:80% 08 年頃稼動予定? 年イタリア電力会社 Enel 撤退 ( イタリア南部 TPA( 第 3 者アクセス ) BGの単独事業へプーリア州 ) 向け :20% 米国 Providence Keyspan 未定未定未定 Keyspan 社の保有するピーク ( ロードアイランド州 ) BG シェービング用 LNG 貯蔵施設を改良するもの ( ) インドの Pipavav に関しては現在凍結中

8 ( 参考 ) チリ新規大規模天然ガス鉱床発見に関して 3 月上旬チリのラゴス大統領はチリ南部 Magallanes 地方にあるフエゴ島の Lago Mercedes 地域で大規模な天然ガス鉱床を発見したことを明らかにした ( ラジオインタビューにおいて )( なお 1 月の大統領選に当選したバチェレ氏は 3 月 11 日にチリ初の女性大統領に就任している ) ENAP( チリ石油公社 ) は 05 年 6 月に発見していたが今回 ENAP は発見のコンファームを行なった模様掘削はコントラクターの米国企業 Helmerich and Payne Internatinal(H&P) が行なっていた天然ガス発見は地下 4 千 mの 3 地点でなされた模様埋蔵量規模については明らかにされていないがチリ国内消費の約 25% を賄うものと言われているまたこの地域には世界のメタノール需要の約 1 割を生産するカナダ企業の Methanex 社のメタノールプラントが存在するためこのプラントに天然ガス供給を行なうことが可能であるこのことも重要な意味をもつと考えられているプロジェクトは 123km を結ぶ 3 つのパイプライン計画 ( ガス / 石油 / マルチ 18 インチ予定 ) も含まれているまた地元紙 Estrategia によると ENAP はこのリージョンのガス探鉱に今後 50 百万ドルを投資予定であると伝えられているいずれにしてもアルゼンチンからの天然ガス供給停止問題を契機としたリスク対策でも有効であると見られている

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Microsoft PowerPoint - BG の躍進 ~ 英国の下流ガス企業から世界の上中下中下流一貫操業企業へ ~ 平成 18 年 6 月 21 日調査部齊藤晃調査部岡崎淳 1 はじめに 7 月発刊の石油天然ガスレビュー BG に関する論文記載ごく一部について紹介するもの ( 詳細はレビュー本文をご覧願います ) < 本日の発表構成 > 主な経緯 BGの世界展開齊藤 ( 北米 / 欧州担当 ) 財務面 BGの強み岡崎 (