安全保障貿易管理に係る国際情勢と我が国制度について

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1 資料 3-2 安全保障貿易管理に係る国際情勢と我が国制度 (2001 年以降の状況の概要 ) 1

2 目次 1. 安全保障貿易管理の変遷 2. 大量破壊兵器等の拡散とテロ懸念の高まり 3. 非対象脅威の出現 4. 急速な技術革新が進む民生技術の軍事転用 5. 汎用品の機微用途と民生用途との比較 ( 例 ) 6. 流出の事例 1 7. 流出の事例 2 8. 流出の事例 3 9. 安全保障貿易管理制度の変遷 安全保障貿易管理制度の変遷 キャッチオール規制違反事例 キャッチオール規制違反事例 インフォームについて 14. 安全保障貿易管理制度の変遷 安全保障貿易管理制度の変遷 安全保障貿易管理制度の変遷 安全保障貿易管理を巡る現状認識 18. 今後の制度改正の考え方 今後の制度改正の考え方 2 ( 参考 1) 北朝鮮 イランへの経済制裁について ( 参考 2) 我が国安全保障貿易管理制度の仕組み 3p 4p 5p 6p 7p 8p 9p 10p 11p 12p 13p 14p 15p 16p 17p 18p 19p 20p 21p 23p 31p 2

3 冷戦通常兵器界ラン核情1. 安全保障貿易管理の変遷大勢量破壊兵器米 ソ東西ドイツ米国同時多 80~88 年マルタ統一発テロ事件 45 年 74 年イラン イラク宣言 90~91 年米印戦争 01 年 03 年 06 年 湾岸戦争原原10 月 3 12 ンガ米爆爆84 後日 イラクの月米ク月以降イ攻投ソ連 (49) 英 (52) 兵年イニ国攻実器ラ核開発計画がス国アタ撃イフ下仏 (60) 中(64) が験使ク明らかにラ用化学撃インド 1970~ 1980~ 2000~ 89 年 90 年 01 年 9 月 90 年代以降のアジア情勢 パキスタン 北朝鮮 93 年 ノドン発射 93~94 年核開発疑惑と米朝 98 年両国が核実験枠組合意 02 年両国がミサイル 98 年テポドン発射発射実験 02 年 ~ 核開発問題再び表面化 06 年 北朝鮮ミサイル発射 核実験発表 77 年原子力供給国グループ (NSG) 発足 核兵器 85 年オーストラリア グループ (AG) 発足 生物 化学兵器 87 年ミサイル関連機材技術輸出規制 (MTCR) 開始 第2次世界大戦原爆実験成功世3 49 年ココム設立 過91 年に米が 95 年にEUが キャッチ オール規制導入 02 年 我が国キャッチ オール規制本格導入経94 年 3 月ココム終了 96 年 7 月ワッセナー アレンシ メント設立 裁措置連の制問題関措置1990~

4 2. 大量破壊兵器等の拡散とテロ懸念の高まり 01 年 02 年 ~ 03 年 04 年 06 年 07 年 米国同時多発テロ事件発生 北朝鮮核問題 ( ウラン濃縮疑惑 NPT 脱退宣言 ) カーン ネットワーク ( 核関連資機材の国際的調達ネットワーク ) の発覚 北朝鮮弾道ミサイル発射 核実験発表イラン核問題 国際的な対応 ブッシュ大統領が PSI(Proliferation Security Initiative:WMD ミサイル関連物資の違法な調達を積極的に阻止するための各国協調体制構築 ) を提唱 ワッセナー アレンジメント総会において 通常兵器キャッチオール規制導入について合意 安保理決議 1540 号採択 ( テロ対策 大量破壊兵器の輸出等に関する適切な法令の確立 ) 北朝鮮に対し安保理決議 1695(06 年 7 月ミサイル発射をうけ ),1718 号採択 (06 年 11 月核実験発表をうけ ) イランに対し安保理決議 1696,1737 号を採択 イランに対し安保理決議 1747 号採択 08 年 イランに対し安保理決議 1803 号採択 4

5 3. 非対称脅威の出現 1 米国同時多発テロの衝撃 2 地下鉄サリン事件 3 米国の炭疽菌事件 テロリストによる大量破壊兵器の使用が現実の脅威になるとともに テロリストによる関連資機材調達の懸念が具体化 とりわけ 生物 化学兵器は 比較的安価で製造が容易であるほか 製造に必要な物資 機材 技術の多くが軍民両用であるため偽装も容易 テロリストへの大量破壊兵器等拡散防止のためにも我が国輸出管理を強化することが必要 5

6 4. 急速な技術革新が進む民生技術の軍事転用 近年の軍事産業の傾向 : 開発費抑制の観点から民生品を多用 軍事革命 (C4ISR 等 ) の進展 汎用技術である通信 電子機器の役割が増大 汎用品が従来の軍事常識では想像もつかない分野に転用 例 :C4ISR を活用した米国 未来戦闘システム (FCS) C4ISR: Command, Control, Communications, Computers, Intellligence, Surveilance( 監視 ), Reconnaissanse( 偵察 ) 6

7 5. 汎用品の機微用途と民生用途の比較 ( 例 ) 機微用途 民生用途 炭素繊維 ミサイル部品 ゴルフクラブ シャフト 冷凍凍結乾燥機細菌の保存 トリエタノールアミン工作機械 化学兵器 ウラン濃縮用遠心分離器の製造 インスタントコーヒーシャンプー自動車用部品製造 7

8 6. 流出の事例 1 カーン博士 ( 主な経歴 ) 1936 年 ボパール (Bhopal: 当時英領インド ) にて出生 1960 年代 ドイツの技術系大学に留学 1963 年 -67 年 オランダのデルフト工科大学で冶金学を専攻 1972 年 ベルギーのルーベンにあるカトリック大学で博士号取得 オランダの FDO(Physics Dynamic Research Laboratory) 社に就職 英仏蘭のウラン濃縮合弁会社 URENCO 社の遠心分離機用特殊冶金開発に従事 1974 年 インドが核実験を実施 Abdul Qadeer Khan 1975 年 オランダ経済省がカーンを遠心分離機関係以外の部門に移すよう FDO 社に要請 ( 同年 FDO 社を退職 ) 1976 年 パキスタンで ERL 設立 (ERL: ウラン濃縮技術確立が目的 ) 1981 年 ERL A Q カーン博士研究所 (KRL) と名称変更 2001 年 カーンの核拡散活動を懸念した米国からの圧力によるムシャラフ大統領の命令で退職 出典 :Global Security 社の HP 等を基に経済産業省作成 8

9 7. 流出の事例 2 リビアによる核関連物資の調達 国際的なネットワーク 南アフリカ パキスタン スペイン タヒル他 イタリア ドバイ 遠心分離器用製造機械 濃縮技術 6 フッ化ウラン 遠心分離器 リビア 出典 : マレーシア警察の HP 等を基に経済産業省作成 9

10 8. 流出の事例 3 リビアによる遠心分離器の調達 国際的なネットワーク 最終用途 ( 虚偽 ) 石油 ガス関連機材の製造 B.S.A. Tahir Urs F. Tinner 技術支援 最終用途遠心分離器関連機材の製造 2003 年 10 月 イタリア 拿捕 SCOPE ( マレーシア ) BBC China 号 ドバイ最終需要者 ( 虚偽 ) 最終需要者 リビア 自動車部品 精密機械製造 10

11 9. 安全保障貿易管理制度の変遷 1 国連安保理決議への対応 04 年 4 月に国連安保理決議 1540 号が採択 大量破壊兵器等の開発等を企てる非国家主体へのいかなる形態での支援提供の禁止 非国家主体による大量破壊兵器等の開発等への従事 援助 資金提供の禁止のための効果的な法律の採択 執行 大量破壊兵器 関連物資の適切な管理 ( 安全確保策 防護措置 不正取引 仲介の抑止等 輸出 通過 積替 再輸出に関する適切な法令の確立等 ) 日本においては 本小委員会制度改正 WG の 06 年 6 月中間報告を受け 貨物の仲介売買取引 ( 貨物の外国相互間の移動を日本企業が売買契約を通じて仲介 ) 及び積替 ( 日本の港や空港で貨物を積み替えた上で第三国に輸出 ) に関して以下の改正を実施 ( 政省令等改正 ) し 07 年 6 月から導入 従来の武器 ( いわゆる 1 項品 ) に関する仲介売買取引規制及び積替規制に加えて ほぼ全ての品目について 大量破壊兵器等の開発等のために用いられるおそれがある場合にも輸出許可の対象とした ( いわゆるエンドユース規制 ) 技術の仲介や売買以外の取引行為に関しては 引き続き検討 11

12 10. 安全保障貿易管理制度の変遷 2 大量破壊兵器キャッチオール制度の導入 湾岸戦争終了後の国連等の査察の結果 イラクによる非リスト規制品を利用した核兵器等の事実が判明したことに起因して各国で導入開始米国 :91 年大量破壊兵器キャッチオール制度導入 EU:95 年大量破壊兵器キャッチオール制度導入 日本では まず 96 年に補完的輸出管理制度 ( 大量破壊兵器等のスペックダウン品のみ規制 ) を導入 その後 産構審安全保障貿易小委員会の審議を踏まえ 02 年 4 月にほぼ全ての品目を対象とした大量破壊兵器キャッチオール制度を導入 この制度導入の結果 例えば 大量破壊兵器等開発につながる恐れのある北朝鮮向けの直流安定型電源 インバータ輸出などを阻止 制度導入後 08 年 6 月末までのインフォーム件数は合計 112 件 12

13 11. キャッチオール規制違反事例 1 周波数変換器の事例 周波数変換器 北朝鮮 日本 懸念調達企業 インフォームにより輸出阻止 A 社 03/08/07 ( 輸出を依頼 ) 積み戻し 経済産業省 03/12/19 積み戻し 共謀者 輸出 03/11/20 ( 空港 手荷物 ) 横浜地裁判決 (04/5/10) 代表取締役に対し懲役 1 年 ( 執行猶予 3 年 ) 共謀者に対し懲役 10 月 ( 執行猶予 3 年 ) 周波数変換器没収 中国 貿易会社 13

14 12. キャッチオール規制違反事例 2 直流安定化電源装置の事例 直流安定化電源装置 北朝鮮 懸念調達企業 インフォームにより輸出阻止 02/11/19 日本 M 社 ( 輸出者 ) 輸出 03/4/4 経済産業省 貨物の差押さえを依頼 差押え 03/4/8 香港政府 東京地裁判決 (04/2/23) M 社に対し罰金 200 万円 代表取締役に対し懲役 1 年 ( 執行猶予 3 年 ) タイ 通信関連企業 ( 輸入者 ) 14

15 13. インフォームについて インフォーム貨物の例 ( 参考 ) 数値制御工作機械 凍結乾燥機 電子天秤 TIG 溶接用機材 直流安定化電源 引っ張り試験機 周波数変換器 ガスボンベ (10 万本 ) フェロボロン 誘導炉用炉材 ステッピングモーター 大型トラクター クレーン車 インフォーム件数 : 112 件 (08 年 6 月末時点 ) 15

16 14. 安全保障貿易管理制度の変遷 3 通常兵器非リスト品目規制 ( 通常兵器に係る補完的輸出規制 ) の導入 ワッセナーアレンジメント (WA) の 03 年 12 月総会において 国連武器禁輸国及び各地域の武器禁輸国に対するリスト規制対象品目以外の汎用品目の輸出等について 通常兵器キャッチオール規制 ( ミリタリー エンド ユース規制 ) の導入について合意 ワッセナーアレンジメント (WA) とは 地域紛争防止や通常兵器の過剰蓄積を防止する観点からの輸出管理のための国際合意 96 年に発足し 現在 40 ヶ国が参加 EU は 00 年に武器禁輸国向けに通常兵器キャッチオール制度を導入 米国は 07 年 6 月に規制対象仕向地を中国のみに限定した通常兵器の軍事用途規制を導入 ( リスト規制品のスペックダウン品となる 31 品目を選定 ) なお まったくの別制度ではあるものの 米国は同時に VEU(Validated End User) 制度を導入し 認定した優良エンドユーザーの一部品目について許可不要とした ( 現在中国企業 5 社を認定 ) 日本は これらの国際情勢を踏まえ 本小委員会制度改正 WG の本年 3 月最終報告を受けて 通常兵器非リスト品規制導入に向けた制度の詳細 ( 通常兵器に係る補完的輸出規制 ) を政府部内で検討中 詳細資料 5 参照 16

17 15. 安全保障貿易管理制度の変遷 4 アジア各国等に対する輸出管理体制の強化と相互連携 第 3 国フロントカンパニーを利用しての迂回調達防止のため 第三国における適切かつ実効的な輸出管理体制が整備されるよう 日本はアジア各国等へのアウトリーチ活動を実施 92 年以降 アジア諸国の輸出管理政策担当局長 課長レベルを招聘し アジア輸出管理セミナー を毎年日本で開催 ( これまで計 15 回開催 ) JICA 輸出管理運用技術向上研修 等も開催 03 年 12 月の日 ASEAN 特別首脳会議で採択された 日 ASEAN 共同行動計画 を踏まえ ASEAN 各国で政府及び民間企業向けの輸出管理セミナーをこれまで計 22 回開催 欧米各国及びアジア各国と輸出管理に関する協議 意見交換を継続して実施 また 迂回懸念のある貨物について 日本から輸出された後であっても経由地で差し止めることができるよう 輸出管理当局間の連絡体制を順次構築中 17

18 16. 安全保障貿易管理制度の変遷 5 内外の状況を踏まえた外為法執行の強化 日本及び世界の安全保障上ゆるがせにできない外為法違反容疑事案の増加や北朝鮮の脅威の増大などに鑑み 06 年 3 月 経営トップの輸出管理意識の向上をはじめ外為法の遵守を徹底するため 我が国輸出管理の強化策 を発表 それまでも普及啓発のため パンフレットの配布 説明会の全国での開催 輸出管理社内規程 (CP) 策定のための支援などを行ってきたが こうした取組みをさらに強化 外為法遵守状況についての調査の強化 ( 当面 100 社の抜き打ち的な立入検査 : 実績 06 年度 101 件 07 年度 106 件 ) 240 の輸出管理団体の長宛に輸出管理強化を求める要請文を発出 法令改正事項及び違反事例の紹介を中心とした企業向け説明会の実施 ( 年間 70 回の開催を目途 実績 06 年度 110 回 07 年度 89 回 ) 貨物のみならず技術に関する輸出管理の徹底を図るため 大学等研究機関への制度周知徹底を強化 47 都道府県での説明会実施 ( 実績 28 都道府県 ) 08 年 1 月には 大学研究機関用に 安全保障貿易に係る機微技術管理ガイダンス を策定し これを説明会等により周知中 外為法違反の刑事罰罰則レベル引き上げ 法人重課方式導入等に関して 本小委員会制度改正 WG の 07 年 6 月中間報告において 見直しを提言 18

19 17. 安全保障貿易管理を巡る現状認識 北朝鮮におけるミサイル発射 核実験 米国等における非対称脅威 ( テロとの戦い ) など 国際的な安全保障を巡る環境はますます厳しくなってきている 国連安保理決議等へも適切に対応する必要がある 我が国企業を代表する製造企業による不正輸出事件が多発しており 外為法の抑止力が近時の経済法と比して不十分ではないか 高度先端材料など民生技術の高度化に伴い 軍事技術との境目はなくなりつつあり 民生技術の汎用性は拡大するという大きな流れがある 企業活動のグローバル化に伴い 国境を越えるモノや技術の取引は増え 複雑化してきている 情報技術の進歩により 技術情報の移転は容易かつ目に見えないものとなり そもそも税関が通らないものを適切に管理することは グローバル化に伴う人の移動の拡大と相俟って 急速に困難になっている 大学における輸出管理が不十分との声もある 19

20 18. 今後の制度改正の基本的考え方 1 3 つの原則 時代の変化に対応した制度システムのアップグレード 規制の重点化 ( 懸念ある者に対してはより厳しく 懸念の少ない者に対しては合理的に ) 技術取引規制の重要性拡大への対応 20

21 19. 今後の制度改正の基本的考え方 2 原則に対応した 7 つの事項 1 2 技術取引に係る規制の見直し ワッセナー アレンジメント合意による非リスト品目向け規制の導入 3 ホワイト国向け包括許可のあり方見直し 4 企業の海外展開に伴う手続きの簡素化 5 罰則強化等 6 アジア各国等に対する輸出管理体制の強化と相互連携 7 貨物等リストの記述のあり方見直し ( 順不同 ) 21

22 22

23 ( 参考 1) 北朝鮮 イランへの経済制裁について

24 1. 対北朝鮮の輸入禁止措置継続について 平成 18 年 7 月 5 日の北朝鮮によるミサイル発射 同年 10 月 5 日の北朝鮮による 核実験を実施した 旨の発表 国連安保理決議等を踏まえ 政府全体として総合的に判断し 外国為替及び外国貿易法に基づき以下の措置を実施しているところ 資金移転防止措置について 平成 18 年 9 月 19 日 安保理決議 1695 を踏まえ 北朝鮮の大量破壊兵器計画に関連する 15 団体 1 個人への資金移転防止措置を閣議了解 ( 即日施行 ) 輸入禁止措置について 平成 18 年 10 月 14 日より 北朝鮮を原産地または船積地域とするすべての貨物の輸入を禁止 本年 4 月 11 日に輸入禁止措置の 6 ヶ月の措置継続を閣議決定 (4 月 14 日より施行 延長措置は 3 回目 ) 平成 18 年 12 月以降 北朝鮮からの輸入実績は無し 奢侈品の輸出禁止措置について 国連安保理決議 1718 号を受け 平成 18 年 11 月 14 日に 北朝鮮を仕向地とする奢侈品 24 品目 ( 乗用車 たばこ 牛肉等 ) の輸出禁止措置等を閣議決定 ( 翌 15 日より施行 ) 平成 18 年 12 月以降 北朝鮮への奢侈品の輸出実績は無し 平成 18 年 10 月以降 輸出は大幅な減少が続いている 参考 1 その後の主な動き第 5 回六者会合において 共同声明の実施のための初期段階の措置 採択 ( 平成 19 年 2 月 13 日 ) 共同声明の実施のための第二段階の措置 共同発表 ( 平成 19 年 10 月 3 日 ) すべての核施設の無能力化 特に 2007 年末までの寧辺 ( ヨンヒ ョン ) の3 施設の無能力化 2007 年末までのすべての核計画の 完全かつ正確な申告 現時点において すべての核計画の 完全かつ正確な申告 は実施されていない 参考 2 対北朝鮮貿易の推移 ( 単位 : 百万円 ) 2001 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 (1~4 月 ) 対前年比 対前年比 対前年比 対前年比 対前年比 対前年比 対前年比 対前年同期比 輸出 129, % 16, % 10, % 9, % 6, % 5, % 1, % % 輸入 27, % 29, % 20, % 17, % 14, % 9, % ( 出所 ) 財務省貿易統計

25 2. イランの制裁に係る我が国の措置 1 ~ 安保理決議 1737 号関係 ~ 2007 年 2 月 16 日安保理決議 1737 号に基づき以下の措置を閣議了解 ( 翌 2 月 17 日施行 ) 輸出関係 核 ミサイル関連貨物 技術のイランへの供給等の防止 核 ミサイル関連貨物に関するイランへの技術支援等の防止 外為法に基づく 核 ミサイル関連品目等の輸出規制等により措置済み 輸入関係 イランからの核 ミサイル関連品目等の調達禁止 外為法に基づき 核 ミサイル関連品目等の輸入を禁止とする 金融関係 イランの核活動等に関与する 10 団体 12 個人の資産凍結 外為法に基づき 支払 資本取引 特定資本取引を それぞれ許可制とする イランの核活動等に寄与する目的で行われる資金移転の防止 外為法に基づき イランの核活動等に関連する貨物 技術の供給等に寄与する目的で行うイラン向けの支払を許可制とする その他 イランの核活動等に関与する個人の入国 通過の防止 警戒 制裁委への通知 安保理決議で指定された 12 個人を対象に査証審査 上陸審査等の厳格化等を行う イランの核活動等に関連するイラン国民に対する専門教育の防止及び警戒 大学等の教育 研究機関に対して本決議の要請等につき周知を行う 25

26 3. イランの制裁に係る我が国の措置 2 ~ 安保理決議 1747 号関係 ~ 2007 年 5 月 18 日安保理決議 1747 号に基づき以下の措置を閣議了解 ( 資産凍結対象の追加は即日施行 武器等の輸入禁止措置は翌 19 日施行 ) 輸出関係 特定武器のイランへの供給等の監視 抑制 特定武器の供給等に関連するイランへの技術支援等の監視 抑制 外為法に基づく 核 ミサイル関連品目 武器等の輸出規制等により措置済み 輸入関係 イランからの武器及び関連物資の調達禁止 外為法に基づき 現在イランに対し輸出を禁止している武器及び関連物資について輸入を禁止する 金融関係 イランの核活動等に関与する資産凍結対象者の追加 (13 団体 +15 個人 ) 安保理決議 1747 号に基づく 13 団体 15 個人を資産凍結対象者として追加で指定 イランへの特定武器の金融支援 投資 金融資産の移転等の監視 抑制 財務省から金融機関への注意喚起文書の発出 その他 イランの核活動等に関与する個人として入国 通過の監視 通知対象となる15 個人を追加 査証審査 上陸審査等の厳格化等の対象として 安保理決議で指定された15 個人を追加で指定 26

27 4. イランの制裁に係る我が国の措置 3 ~ 安保理決議 1803 号関係 ~ 2008 年 4 月 22 日安保理決議 1803 号に基づき以下の措置を閣議了解 ( 即日施行 ) 輸出関係 NSGガイドライン汎用品リスト掲載品目の供給禁止 ( 軽水炉関連とIAEAの技術協力にかかる品目は例外 ) MTCRガイドライン中の一部の汎用品 ( 決議 1737では除外されていた特定の無人航空機 ) の供給禁止 外為法に基づく 核 ミサイル関連品目 武器等の輸出規制等により措置済み 金融関係 イランの核活動等に関与する資産凍結対象者の追加 (12 団体 +13 個人 ) 安保理決議 1803 号に基づく 12 団体 13 個人を資産凍結対象者として追加指定 その他 イランの核開発活動等に関与している5 個人の入国 通過の禁止 在留資格認定証明書審査 査証発給審査及び上陸審査にて対象者の入国を禁止 イランの核活動等に関与する個人として入国 通過の監視 通知対象となる13 個人を追加 査証審査 上陸審査等の厳格化等の対象として 安保理決議で指定された13 個人を追加で指定 27

28 ( 参考 1) 安保理決議 1737 号の概要 イランに対し拡散上機微な核活動 ( 濃縮関連 再処理活動 重水関連計画 ) の停止等を義務づけ 国連加盟国に対し (1) イランの拡散上機微な核活動及び核兵器運搬手段の開発に 1 寄与しうる品目等の供給 販売 移転の防止 2 寄与しうる品目等に関連する技術支援 訓練等の提供防止 金融資産等の移転防止 3 関与する 10 団体 12 個人の資産凍結等を義務付け 4 関与する個人の入国 通過の監視 5 関連するイラン国民に対する専門的教育の監視及び防止等を要請 (2) イランからの核 ミサイル関連品目等の調達禁止を義務付け 28

29 ( 参考 2) 安保理決議 1747 号の概要 イランに IAEA 理事会決議及び決議 1737 号で義務付けられている措置の遅滞なき履行を要求 国連加盟国に対し 1 安保理決議 1737 号の入国 通過を制裁委へ通知する措置の対象に 15 個人を追加 2 安保理決議 1737 号の資産凍結措置対象に 13 団体 15 個人を追加 3 イランからの武器および関連物資の調達の禁止等を義務付け 4 イランに対する特定武器の輸出に対する監視と抑制 5 特定武器の供給等に関連する技術支援 訓練等の提供及び金融資産等の移転の監視と抑制 6 イラン政府に対する政府間等の新規の無償援助 資金援助 借款の供与の停止等を要請 29

30 ( 参考 3) 安保理決議 1803 号の概要 イランに IAEA 理事会決議及び決議 1737 号及び 1747 号で義務付けられている措置の遅滞なき履行を要求 国連加盟国に対し 1 安保理決議 1737 号及び 1747 号の資産凍結措置対象に 12 団体 13 個人を追加 2 原子力及びミサイル関連の汎用品の供給等の禁止 3 安保理決議 1737 号及び 1747 号の入国 通過を制裁委へ通知する措置の対象に 13 個人を追加 4 イランの核開発活動等に関与している 5 個人の入国 通過を禁止等を義務付け 5 イランの全銀行との核開発活動等に関連する取引の監視 6 イラン向けの新規の公的輸出信用 ( 貿易保険含む ) の監視 7 指定された 2 社の航空機 船舶による禁止物資の輸送に対する貨物検査等を要請 30

31 ( 参考 2) 我が国安全保障貿易管理制度の仕組み

32 1. 安全保障貿易管理制度の仕組み 1 規制の意図 目的等 規制対象地域等 ( 特定の地域 ) 貨物の輸出 特定貨物の輸出 規制対象の違い リスト規制 規制方法の違い 国際輸出管理レジームにおいて 輸出管理の対象とする旨合意された貨物の輸出 技術提供について 経済産業大臣の許可を必要とする規制 全地域向けが対象 スペックで該当するものは必ず許可が必要 ( 用途 需要者によらない ) 役務の提供 居住者 非居住者 提供 キャッチオール規制 平成 14 年 4 月導入 リスト規制対象品目以外で 大量破壊兵器等 ( ) の開発等に用いられるおそれのある場合について 経済産業大臣の許可を必要とする規制 全地域向けが対象 ( 米 EU 諸国等の輸出管理を厳格に実施している 26 ヶ国は除外 ) 用途 需要者により 許可申請の要否が決定 大量破壊兵器等 核兵器 生物 化学兵器 ミサイル 32

33 2. 安全保障貿易管理制度の枠組み 2 武器については武器輸出不許可許可リスト規制 ~15 武器のほか 民生用途のある項品目 ( 汎用品 ) のうち軍事転用の可能性があるとして国際的な該当するか否かを判断 枠組みで合意されたものをリス 1 項武器ト化し 当該リストに掲載された 2~4 項汎用品貨物輸出 技術提供を経済産 ( 大量破壊兵器等関連 ) 業大臣の許可に係らしめる 5~15 項汎用品 ( 通常兵器関連 ) 16 項外国ユーザーリスト 輸出者三原則等に則り 原則不許可 1申請 経済省 審査 非該当 or 特例 輸出輸出 キャッチオール規制 リスト規制対象品目のリストに掲載されていない汎用品であっても 次の場合には 経済産業大臣の許可に係らしめる ( 輸出管理体制が十分に構築されている26か国への貨物輸出等を除く ) 1その品目が大量破壊兵器等の開発等に用いられるおそれがあることを輸出者が知っている場合 2 その品目が大量破壊兵器等の開発等に用いられるおそれがあるとして経済産業大臣から許可申請をすべき旨の通知を受けた場合 輸出者 用途や需要者から 大量破壊兵器等の開発等へ用いられるおそれの有無を判断 経済省より判断材料として下記のリストを提供 223 企業 組織 懸念貨物例リスト 40 品目 申請 経済省審査許可規制対象品目のリストに 経済産業大臣からの通知 非該当 不許可 輸出輸出 33

34 3. キャッチオール規制の対象及び要件 キャッチオール規制とは 国際輸出管理レジームの合意により輸出規制を行うこととなっている品目以外のものであっても その品目が大量破壊兵器等の開発等に用いられるおそれがある場合には輸出許可申請を義務づける制度 対象 仕向国 - 輸出管理体制が十分構築している 26 カ国 ( ホワイト国 ) 以外の地域 対象貨物 - 食料品 木材等を除く 原則全品目 許可が必要となる要件 (1) 客観要件 1 用途要件 ( 使用目的 ) <ⅰ) 大量破壊兵器等の開発等又は ⅱ) 別表行為 に用いられるか > 核燃料物質等の開発 核融合に関する研究 重水の製造等 2 需要者要件 ( 顧客 ) <ⅰ) 大量破壊兵器等の開発等を行う ( 行った ) 又は ⅱ) 外国ユーザーリストに該当するか > 大量破壊兵器の開発等以外に用いられることが明らかな場合を除く (2) インフォーム要件 輸出貨物が大量破壊兵器等の開発等のために用いられるおそれがあるものとして 経済産業大臣から許可申請すべき旨を通知された場合 34

35 4. 国際輸出管理レジームの概要 WA NSG AG MTCR ( ワッセナー アレンジメント ) ( 原子力供給国グループ ) ( オーストラリア グループ ) ( ミサイル関連技術管理レジーム) 1. 設立目的 趣旨 地域紛争防止の観点からの (1)1974 年のインドの イラン イラク戦争におけ 80 年代初頭 ミサイル開発 通常兵器及び関連資機材の 核実験成功を契機と る化学兵器使用を契機とし が活発化してきたことを背 輸出規制 して発足した 原料 て発足した 化学 生物兵 景とした大量破壊兵器の運 物質等 専用設備の 器の原材料及び製造設備等 搬に寄与し得るミサイル 輸出規制 の輸出規制 部品及び製造設備等の輸出 (2) その後 1992 年にイ 規制 ラクの核兵器開発問題等を契機核兵器の製造等に使用される可能性のある製造設備等の汎用品の輸出規制を追加 2. 発足年 1996 年 ( 同年 ) 1977 年 ( 同年 ) 1985 年 ( 同年 ) 1987 年 ( 同年 ) ( 日本の参加 ) 3. 参加国 40 カ国 45 カ国 40 カ国 34 カ国 4. 規制対象品目 武器 (1) 原子力専用品 化学兵器 ロケット 無人航空機 1 核原料物質 1 原材料 汎用品 2 原子炉 等 2 化学兵器汎用製造設備 先端材料 3 再処理プラント 等 電子計算機 生物兵器 暗号 等 (2) 核兵器関連資機材 1 生物剤 2 生物兵器汎用製造設備 35

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