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ほだかかくはり
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1 平成年度市町村普通会計決算 ( 見込 ) 及び公営企業決算 ( 見込 ) の概要附健全化判断比率及び資金不足比率 ( 暫定値 ) 平成 3 年 9 月神奈川県総務局企画調整部市町村財政課

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3 市町村普通会計決算 ( 見込 ) の概要 ⑴ 平成年度市町村普通会計決算 ( 見込 ) のポイント ~ 財政健全化に取り組むもむも税収減及税収減及び義務的経費増等義務的経費増等によりにより依然厳依然厳しいしい財政状況 ~ 決算規模は定額給付金事業の終了等により減少歳入総額は地方税及び定額給付金事業終了に伴う繰越金等の減等により対前年度比で,65 億円 ( 3.4%) の減少歳出総額も定額給付金事業の終了及び投資的経費の減等により,7 億円 ( 3.4%) の減少実質収支は黒字を維持し前年度に引き続き黒字額が増加実質収支は 495 億 4 百万円 +58 億 8 百万円 (+3.5%) で黒字額は年連続で増加し赤字計上団体はなし経常収支比率は過去最高となった前年度から 0.8 ポイント低下 ( 改善 ) 財政の弾力性の指標である経常収支比率は過去最高となった前年度より 0.8 ポイント低下し 9.8% 財政健全化に取り組むも税収減及び義務的経費の増加等により依然として厳しい財政状況が続く人件費及び投資的経費の抑制に伴う公債費の減等により財政健全化に取り組むもののそれを上回る扶助費の増により義務的経費は増加一方で一般財源である地方交付税の増及び実質的な赤字地方債である臨時財政対策債の増発により経常収支比率及び実質収支の改善となっている状況景気低迷により税収は年連続で減収し初めて地方税収が義務的経費を下回りかつ義務的経費が歳出の 50% を超えるなど依然として厳しい財政状況が続いている ( 単位 : 百万円 %) 区分平成年度平成年度増減額 3() 増減率 3/ 00 歳入総額 A 3,66,36 3,38,859 6, 歳出総額 B 3,90,537 3,303,70, 形式収支 AB 75,84 79,588 3, 翌年度への繰越事業充当財源 C 6,3 35,955 9, 実質収支 ABC 49,54 43,633 経常収支比率 ( 単純平均 ) 減収補塡債特例分及び臨時財政対策債を除く地方債現在高 4,076,889 4,048,86 8, 臨時財政対策債に係るもの 845, ,940 06, 財政調整基金残高 9,875 87,78 4, ( 注 ) 33 市町村の合計であり市町村ごとに状況は異なるまた数値については見込みであり今後変動する場合がある ( 以下の表同じ ) ( 注 ) 表示単位未満を四捨五入しているため計に符合しない場合があるまた増減率は千円単位で算出したものである

4 ⑵ 主要歳入の状況ア地方税 [ 兆 6,6 億 35 百万円構成比 49.5%] 地方税総額は 34 億 33 百万円 (.%) と昨年昨年に引き続き減少減少個人市町村民税は個人所得の減等により所得割が減少し 57 億 74 百万円 ( 7.5 %) と年連続の減少法人市町村民税は企業収益の改善により +99 億 9 百万円 (+0.%) の増加固定資産税は土地分について価格の下落により減少したが家屋分について新増築家屋による増が生じることにより +4 億 54 百万円 (+0.6%) の増加イ地方交付税 [55 億 40 百万円構成比.7%] 税収の減等により新たに0 団体が交付団体となったこと等により +79 億 4 百万円 (+ 0.7%) と大幅大幅に増加増加ウ国庫支出金 [4,887 億 66 百万円構成比 5.0%] 定額給付金給付事業費が皆減となったものの子ども手当等交付金生活保護費負担金及び児童保護費等負担金の増等により +7 億 98 百万円 (+.5%) の増加エ県支出金 [,60 億 58 百万円構成比 3.9%] 障害者自立支援給付費等負担金や子ども手当等交付金の県支出金の増等により +64 億 3 百万円 (+5.0%) の増加オ地方債 [3, 億 4 百万円構成比 9.8%] 減収補塡債が減となったものの臨時財政対策債が対前年度で+88 億 89 百万円 (+6. %) の増となった結果 +40 億 5 百万円 (+8.%) の増加カ繰越金 [79 億 5 百万円構成比.%] 定額給付金事業に係る繰越金の皆減等により 63 億 53 百万円 ( 46.0%) の大幅大幅な減少減少過去 3 年間の歳入の推移 0 500,000,000,000,500,000,000,000,500,000 3,000,000 ( 百万円 ) 0 年度地方税国庫支出金地方債その他の歳入年度地方税国庫支出金地方債その他の歳入年度地方税国庫支出金地方債その他の歳入地方譲与税各種交付金地方特例交付金等主な一般財源地方交付税県支出金

5 歳入の状況 ( 単位 : 百万円 %) 区分平成年度平成年度構成比構成比増減額増減率地方税,66, ,650, ,33. 地方譲与税 0, , 各種交付金 9, , うち地方消費税交付金 8,33.5 8, 地方特例交付金等 8, ,8 0.6, 地方交付税 55,40.7 7, , 国庫支出金 488, , ,98.5 県支出金 6, , , 繰入金 4,70.3 8, , 地方債 3, , ,05 8. うち臨時財政対策債 39, , , うち減収補塡債特例分 4, , うち退職手当債 6, , その他 458, , , 歳入合計 3,66, ,38, , ( 注 ) 表示単位未満を四捨五入しているため計に符合しない場合がある地方税収の状況 ( 単位 : 百万円 %) 区分平成年度平成年度構成比構成比増減額増減率普通税,460,5 90.3,495, ,306.4 法定普通税,460,3 90.3,495, ,306.4 市町村民税 747, , , 個人分 639, , , 法人分 08, , ,99 0. 固定資産税 655, , , 軽自動車税 6, , 市町村たばこ税 50, , ,56 3. 特別土地保有税 ,703.6 法定外普通税目的税 56, , , 都市計画税 4, , ,83.0 事業所税 30, , 入湯税旧法による税地方税合計,66, ,650, ,33. ( 注 ) 表示単位未満を四捨五入しているため計に符合しない場合がある 3

6 ⑶ 主要歳出の状況性質別歳出ア義務的経費 [ 兆 6,79 億 6 百万円構成比 5.0% +,84 億 0 百万円 +8.6% 増 ] 義務的経費は人件費及び公債費が減少傾向にある中で扶助費のみ増加し続けており 4 年連続で増加増加義務的経費全体義務的経費全体歳出歳出構成比構成比で過去最高過去最高を更新更新地方税収地方税収を上回上回る ( ア ) 人件費 [5,447 億 47 百万円構成比 7.% 9 億 48 百万円 3.4% 減 ] 職員給の年連続の減退職者の減による退職金の減等により 3 年連続減少減少 ( イ ) 扶助費 [7,58 億 9 百万円構成比.4% +,559 億 54 百万円 +7.9% 増 ] 子ども手当創設や生活保護費の増等により 0 年連続増加増加 ( ウ ) 公債費 [3,674 億 6 百万円構成比.5% 8 億 95 百万円.% 減 ] 臨時財政対策債の元利償還金が増となったものの建設地方債等の元利償還金の減等により年連続減少減少イ投資的経費 [3,994 億 77 百万円構成比.5% 93 億 77 百万円.3% 減 ] ( ア ) 普通建設事業費 [3,989 億 6 百万円構成比.5% 96 億 8 百万円.4% 減 ] 投資的経費の抑制基調の中単独事業費及び補助事業費ともに減少し年連続減少規模としてはとしてはピークピーク時 ( 平成 5 年度兆 530 億 6 百万円 ) の約 4 割弱の水準水準ウその他の経費 [ 兆,630 億 98 百万円構成比 36.5%,37 億 66 百万円 6.6% 減 ] その他の経費全体では補助費貸付金の減等により減少補助費等は定額給付金給付の皆減等により,57 億 85 百万円 ( 35.6%) の減少積立金は財政調整基金等積立額等の増により +88 億 50 百万円 (+4.%) の増加貸付金は中小企業融資等預託金の減等により 895 億 5 百万円 ( 3.5%) の減少繰出金は後期高齢者医療及び介護保険事業会計繰出金の増等により +30 億 69 百万円 (+.%) の増加性質別歳出 ( 単位 : 百万円 %) 平成年度平成年度区分増減額増減率構成比構成比義務的経費,67,96 5.0,499, , 人件費扶助費公債費投資的経費 544, , , うち退職金 54, ,3.0, 普通建設事業費その他の経費 75, , , , ,70.4 8, , , , , , ,608.4 うち補助事業費 60, , うち単独事業費 6, , , うち物件費うち補助費等うち積立金うち貸付金うち繰出金歳出合計うち国民健康保険事業会計等,63, ,394, , , ,353. 6, , , , ,334.0, , , , , , , ,069. 0, , , ,90, ,303, , ( 注 ) 表示単位未満を四捨五入しているため計に符合しない場合がある ( 注 ) 性質別歳出うち国民健康保険事業会計等は国民健康保険事業会計 ( 事業勘定 ) 老人保健医療事業会計介護保険事業会計 ( 保険事業勘定 ) 及び後期高齢者医療事業会計に対する繰出金の内数である ( 注 3) 目的別歳出の公債費性質別歳出の公債費 = 公債関係の事務取扱いに要した経費等 ( 発行手数料等 ) ( 注 4) 投資的経費のうち補助事業費には国直轄事業負担金及び受託事業費 ( 補助 ) は含まずうち単独事業費には県営事業負担金同級他団体施行事業負担金及び受託事業費 ( 単独 ) は含まない 4

7 性質別歳出と地方税収の推移 ( 百万円 ) 性質別歳出と地方税収の推移 3,000,000,500,000 その他の経費,000,000 地方税収投資的経費,500,000 公債費,000, ,000 扶助費人件費義務的経費 0 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H0 H H 年度歳出合計 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H0 H H 3,04,7 3,009,598 3,053,850,974,983,956,494,936,3,973,79 3,064,336 3,303,70 3,90,537 義務的経費,346,496,38,37,398,63,406,00,437,58,430,480,453,57,493,498,499,55,67,96 うち人件費 630,795 67, , ,08 584,96 578, , , , ,747 うち扶助費 35, , ,683 4,35 440,86 459,38 49,834 54,58 559,854 75,809 うち公債費 399,846 49,79 408, ,567 4,776 39,40 374, ,30 375,70 367,406 投資的経費 570,976 53, ,63 43, ,4 434,535 48,93 43, , ,477 その他経費,4,699,05,35,5,056,36,76,,3,07,5,0,307,38,775,394,864,63,098 地方税,67,684,580,8,55,950,530,337,559,33,599,48,696,057,7,348,650,368,66,35 5

8 ⑷ 主要歳出の状況目的別歳出ア総務費 [3,08 億 5 百万円構成比 9.5%] 定額給付金給付事業 (7 団体 ) の減等により 38 億 69 百万円 (.%) の減少イ民生費 [ 兆,9 億 44 百万円構成比 34.9%] 子ども手当の増による児童福祉費の増及び生活保護費の増等により +,057 億 66 百万円 (+0.5%) の増加ウ商工費 [,736 億 40 百万円構成比 5.4%] 定額給付金給付事業 (5 団体 ) の減及び中小企業融資等預託金の減等により,05 億 33 百万円 ( 4.0%) の減少エ土木費 [5,70 億 69 百万円構成比 6.%] 投資的経費の抑制基調の中で土地開発公社貸付金及び区画整理事業費の減等により 343 億 75 百万円 ( 6.%) の減少オ教育費 [,89 億 5 百万円構成比 9.%] 学校 ICT 環境整備事業及び学校整備事業の完了等による小学校費及び中学校費の減等により 60 億 6 百万円 ( 5.3%) の減少目的別歳出 ( 単位 : 百万円 %) 区分平成年度平成年度構成比構成比増減額増減率議会費, , 総務費 30, , ,69. 民生費,, ,007, , 衛生費 64, , , 労働費, , , 農林水産業費, , , 商工費 73, , , 土木費 57, , , 消防費 0, ,670 3.,465.4 教育費 89, , , 災害復旧費公債費 368, ,89.4 8,530.3 その他, , 歳出合計 3,90, ,303, , ( 注 ) 表示単位未満を四捨五入しているため計に符合しない場合がある目的別歳出の推移 0 500,000,000,000,500,000,000,000,500,000 3,000,000 ( 百万円 ) 0 年度総務費民生費衛生費土木費教育費公債費その他年度総務費民生費衛生費土木費教育費公債費その他年度総務費民生費衛生費土木費教育費公債費その他 6

9 ⑸ 地方債及び積立金現在高の推移ア地方債現在高 [4 兆 768 億 89 百万円 ( 前年度 4 兆 48 億 86 百万円 )] 臨時財政対策債の増発により地方債発行額が元金償還額を 5 年ぶりに上回り +86 億 3 百万円 (+0.7%) の増加増加 33 団体中 4 団体が前年度より増加臨時財政対策債現在高は初めて地方債現在高の 0% を超過イ財政調整基金残高 [98 億 75 百万円 ( 前年度 877 億 8 百万円 )] 7 団体で増加しうち団体では+0% 以上の増となる大幅な積立を行い +4 億 57 百万円 (+4.7%) と年ぶりにぶりに増加増加残高が標準財政規模の0% 以上となっている団体は33 団体中 8 団体で 7 団体増残高はピークピーク時 ( 平成 3 年度 ) と比べると 6 割程度の水準 ( 億円 ) 45,000 40,000 地方債現在高の推移過去最高 (4 兆,559 億円 ) 35,000 30,000 5,000 0,000 5,000 臨時財政対策債 0,000 5,000 0 H H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H0 H H ( 億円 ),400 過去最高 (,454 億円 ) 財政調整基金残高の推移,00,000 H(99 億円 ) H 元 H3 H5 H7 H9 H H3 H5 H7 H9 H 7

10 ⑹ 財政指標等の状況ア経常収支比率 [ % ( 前年度 9.6.6%)]( 臨時財政対策債等を含む比率 ) 経常収支比率は県内市町村全体では過去最高値であった平成年度の9.6% から 0.8ポイント低下 ( 改善 ) し 33 団体中 9 団体で前年度より低下人件費及び公債費の減を上回る扶助費の増等により経常的経費は増加したものの地方交付税の増及び臨時財政対策債の増発等により経常的歳入が経常的経費以上に増加したため比率としては低下したなお臨時財政対策債等を除いた経常収支比率においては98.7% となり平成年度の 99.% から 0.5ポイント低下したものの引き続き 00% に近い高水準となっているイ公債費負担比率 [.7.7% ( 前年度.6%)] 公債費負担比率は県内市町村全体としては +0.ポイント上昇し.7% となり過去最大値であった平成 0 年度と同じ水準となった元利償還金は減少したものの地方税の減財政調整基金からの繰入金の減等により一般財源等が減少したことにより上昇した経常収支比率の推移 (%) H 元 H3 H5 H7 H9 H H3 H5 H7 H9 H 8

11 財政指標将来負担等の推移年度経常収支比率公債費負担比率地方債現在高財政調整基金残高差引臨時財政対策債等を除いた比率 ( 注 ) 差引差引対前年比対前年比 % ポイント % ポイント % ポイント百万円 % 百万円 % H ,86, , ,043, , ,348, , ,684, , ,057, , ,463, , ,795, , ,945, , ,084, , ,, , ,09, , ,07, , ,9, , ,07,05. 8, ,5, , ,55, , ,65, , ,07,0.4 97, ,049, , ,048, , ,076, , ( 注 ) 経常収支比率公債費負担比率の差引 ( ポイント ) の算出にあたっては各年度の数値について表示単位未満を四捨五入していないため年度間の差引と符合しない場合がある ( 注 ) 平成 6 年度以降の経常収支比率は減税補塡債 ( 平成 6~8 年度平成 0~8 年度 ) 臨時税収補塡債 ( 平成 9 年度 ) 臨時財政対策債 ( 平成 3 年度 ~) 減収補塡債特例分 ( 平成 9 年度 ~) を経常一般財源等に加えた経常収支比率 9

12 ⑺ 市町村別の状況決算 ( 見込 ) 状況 ( 単位 : 百万円 ) 市町村名歳入総額歳出総額形式収支翌年度に実質収支繰り越すべき財源単年度実質収支単年度収支横浜市都指,399,35,377,85,84,086 9,98 5,367 5,70 川崎市 607, ,465 8,4 6,788, 市定相模原市 35,975 6,60 9,373,45 7,958,46 4,309 中核市横須賀市 39,05 34,970 4, , 特平塚市 79,88 76,456,83 74, 小田原市 6,67 58,09,958 94, 例茅ヶ崎市 65,95 6,60 3,764 89, 市厚木市 79,684 77,975, ,,74,5 大和市 67,976 65,507,470 8, 鎌倉市 60,900 59,358, 藤沢市 9,954 4,839 5, , 都逗子市 8,05 7, 三浦市 7,47 6, 秦野市 44,996 4,96,080, 伊勢原市 9,639 9, 市海老名市 37,868 36,093,775, 座間市 35,59 34, 南足柄市 5,74 5, 綾瀬市 7,463 6,8,8 40, 葉山町 9,533 9, 寒川町 3,79 3, 大磯町 9,48 9, 二宮町 0,09 9, 町中井町 4,39 3, 大井町 4,99 4, 松田町 3,947 3, 山北町 5,703 5, 開成町 5,343 4, 村箱根町 8,964 8, 真鶴町 3,304 3, 湯河原町 8,59 8, 愛川町,359, 清川村,68, 年度計 3,66,36 3,90,537 75,84 6,3 49,54 5,874,750 年度計増減 3,38,859 3,303,70 79,588 35,955 43,633,65 6,674 6,497,733 3,764 9,645 ( 注 ) 表示単位未満を四捨五入しているため計に符合しない場合がある

13 主な財政指標等市町村名経常収支比率公債費負担地方債財政調整比率現在高基金残高 (%) (%) (%) ( 百万円 ) ( 百万円 ) 横浜市都指 ,,37 5,788 川崎市 ,95 4,7 市定相模原市 ,69 9,835 中核市横須賀市 ,88,60 特平塚市 ,47 5,33 小田原市 ,404,7 例茅ヶ崎市 ,336 5,68 市厚木市 ,766,869 大和市 ,6 4,846 鎌倉市 ,430 3,75 藤沢市 ,356 8,00 都逗子市 ,90 78 三浦市 ,35 57 秦野市 ,497,584 伊勢原市 , 市海老名市 ,33,495 座間市 , 南足柄市 , 綾瀬市 ,089,706 葉山町 ,69 76 寒川町 ,903,008 大磯町 , 二宮町 ,37 町中井町 , 大井町 , 松田町 , 山北町 , 開成町 , 村箱根町 ,7 684 真鶴町 , 湯河原町 , 愛川町 , 清川村年度計 ,076,889 9,875 年度計増減減収補塡債特例分及び臨時財政対策債を除いた比率 ,048,86 87, ,603 4,57 ( 注 ) 表示単位未満を四捨五入しているため計に符合しない場合がある ( 注 ) 経常収支比率公債費負担比率の計は単純平均であり増減はポイントを示す ( 注 3) 公債費負担比率は地方財政状況調査の数値をもとに県において算出したものである ( 注 4) 表中減収補塡債特例分及び臨時財政対策債を除いた比率は減収補塡債特例分及び臨時財政対策債を経常一般財源等 ( 分母 ) から除いた場合の比率

14 市町村公営企業決算 ( 見込 ) の概要 ⑴ 平成年度市町村公営企業決算 ( 見込 ) のポイント全事業の収支は職員数の減等の経営努力により黒字が続いている職員数は 3,74 人対前年度比 64 人 (.9%) で 9 年連続の減少全事業の収支は 308 億 46 百万円対前年度比 +7 億 8 百万円 (+6.8%) で 8 年連続の黒字累積欠損金は 3,86 億 3 百万円対前年度比 35 億 4 百万円 ( 3.4%) で年連続の改善一方で他会計繰入金により収支の均衡を図っている面があることにも留意が必要基準外の繰入金は 44 億 38 百万円対前年度比 68 億 38 百万円 ( 3.9%) と減少しているがこれにより収支の均衡を図っている面があることに留意が必要 ( 単位 : 百万円 %) 増減率 3/ 00 事業数区分平成年度平成年度職員数 ( 人 ) 3,74 4, 決算規模 930,45 948,930 8,478.9 増減 3() 64 4 経営状況収支状況黒赤字別事業数黒字額赤字額差引黒字額赤字額差引黒字額赤字額差引 33,095,49 30,846 5,806 6,74 9,065 7,89 4,49,78 黒字赤字計黒字赤字計黒字赤字計料金収入 439,87 43,470 7, 企業債発行額 6,68,76 3,54.6 現在高 3,470,878 3,595,978 5, 他会計繰入金建設投資額累積欠損金 77,37 45,76 87,40 94,054 38,63 395,7 9,769 48,38 3, 不良債務,63 3,90, ( 注 ) 全事業の合計であり事業ごとに状況は異なるまた数値については見込みであり今後変動する場合がある ( 以下の表同じ ) ( 注 ) 表示単位未満を四捨五入しているため計に符合しない場合があるまた増減率は千円単位で算出したものである ( 以下の表同じ ) ⑵ 事業数公営企業は上下水道事業病院事業交通事業をはじめとして県内全市町村で実施平成年度末の事業数は 4 業種 98 事業 ( 法適用企業 39 事業法非適用企業 59 事業 ) で事業数は前年度と同数

15 ⑶ 職員数平成年度末の公営企業職員数は 3,74 人で対前年度比 64 人 (.9%) となっており 9 年連続で減少水道事業で 44 人 ( 5.%) 交通事業で 50 人 (.9%) 下水道事業で 4 人 (.0 %) 等 4 業種中 8 業種で減少事業別職員数 ( 単位 : 人 %) 年度平成年度平成年度事業名構成比構成比増減増減率水道 ( 含む簡水 ), , 工業用水道交通, , 電気病院 6, , 下水道,0 4.6, 港湾整備市場と畜場観光施設宅地造成駐車場整備介護サービス計 3, , ⑷ 決算規模 ( 支出ベース ) 公営企業の決算規模は 9,304 億 5 百万円で対前年度比 84 億 78 百万円 (.9%) の減少下水道事業及び駐車場整備事業等で増加したものの交通事業及び宅地造成事業等が減少したことにより全体としては減少普通会計の歳出総額 3 兆,905 億 37 百万円の 9.% に相当事業別決算規模 ( 単位 : 百万円 %) 年度平成年度平成年度事業名構成比構成比増減額増減率水道 ( 含む簡水 ) 6, 7.3 6, 工業用水道 0,538., 交通 90, ,390. 4,566.3 電気病院 37, , ,44.4 下水道 450, , , 港湾整備 3, , 市場 6, ,98 0.8, と畜場 3, , 観光施設宅地造成 60, , ,37 8. 駐車場整備 4, , , 介護サービス計 930, , ,

16 ⑸ 経営状況 ( 純損益実質収支ベース ) 公営企業全体の収支は 308 億 46 百万円の黒字で平成 5 年度から 8 年連続で黒字となっており黒字額は対前年度比 +7 億 8 百万円 (+6.8%) と大幅な増加 98 事業中黒字事業は 90 事業赤字事業は 8 事業 ( 前年度の黒字事業は 86 事業赤字事業は事業 ) 事業別収支の状況事業名電病市年度水道 ( 含む簡水 ) 工業用水道交港湾整備駐車場整備介護サービス計通気院下水道場と畜場観光施設宅地造成 9,966,609,568 54,830,688, ,095 平成年度黒字額赤字額差引 0 6 0,690,40 7 0,688 平成年度 ( 単位 : 百万円 %) 増減額黒字額赤字額差引差引,609,46 0,46, 増減率 86 9,68 7,344 7,33, , , , , ,576, ,49 0,76 3,39 0 3, ,846 5,806 6,74 9,065, 事業別黒字赤字事業数事業名年度水道 ( 含む簡水 ) 7 工業用水道交電病通気院下水道港湾整備市場と畜場観光施設宅地造成駐車場整備介護サービス計平成年度平成年度黒字赤字計黒字赤字計 ( 単位 : 事業 ) 増減計 4

17 ⑹ 料金収入料金収入は 4,398 億 7 百万円で対前年度比 +74 億百万円 (+.7%) の増加工業用水道事業等で減少したものの水道事業宅地造成事業及び病院事業等において増加したため全体として増加料金収入の状況 ( 単位 : 百万円 %) 年度平成年度平成年度事業名構成比構成比増減額増減率水道 ( 含む簡水 ) 5, ,03 6.,894.6 工業用水道 9,67. 0, 交通 6, , 電気病院 04, ,87 3.8,558.5 下水道 3, , 港湾整備, , 市場 3, , と畜場観光施設宅地造成 7, ,690., 駐車場整備, , 介護サービス計 439, , ,40.7 ⑺ 企業債ア企業債発行額企業債の発行額は,6 億 68 百万円で対前年度比 +35 億 4 百万円 (+.6%) の増加交通事業及び宅地造成事業等で減少したものの下水道事業等における増加により全体としては増加企業債発行額の状況 ( 単位 : 百万円 %) 年度平成年度平成年度事業名構成比構成比増減額増減率水道 ( 含む簡水 ) 4, , , 工業用水道交通, ,37 5.4, 電気病院 4,658. 6,66 3.0, 下水道 6, , , 港湾整備市場と畜場観光施設宅地造成 30, , , 駐車場整備,0 0.9,0 皆増介護サービス計 6, , ,54.6 5

18 イ企業債現在高平成年度末の企業債現在高は 3 兆 4,708 億 78 百万円で対前年度比,50 億 99 百万円 ( 3.5%) の減少統計調査開始 ( 昭和 56 年度 ) 以来企業債残高が初めて減少に転じた平成 5 年度以降 8 年連続で減少企業債現在高の状況年度平成年度事業名構成比水道 ( 含む簡水 ) 304, 工業用水道 3, 交通 486, 電気病院 7, 下水道,53, 港湾整備 5, 市場 0, と畜場 5, 観光施設宅地造成 30, 駐車場整備 8, 介護サービス計 3,470, 平成年度 36,54 4, , 80 79,77,8,97 5,84,93 5, ,876 7, ,595,978 構成比 ( 単位 : 百万円 %) 増減額, ,44 0 8,707 75, , , ,099 増減率 ⑻ 他会計繰入金他会計繰入金は,773 億 7 百万円で対前年度比 97 億 69 百万円 ( 5.%) の減少基準内繰入金は,349 億 33 百万円で対前年度比 9 億 30 百万円 (.%) の減少基準外繰入金は 44 億 38 百万円で対前年度比 68 億 38 百万円 ( 3.9%) と大幅な減少繰入額が大きい主な事業は下水道事業が,75 億 44 百万円 ( 全体の 66.3%) で最も多く次いで病院事業 66 億 73 百万円 ( 同 5.0%) 交通事業 50 億 7 百万円 ( 同 8.5%) 他会計繰入金の状況 ( 単位 : 百万円 %) 年度平成年度平成年度事業名構成比構成比増減額増減率水道 ( 含む簡水 ), , 工業用水道交通 5, , 電気病院 6, , 下水道 7, , , 港湾整備市場,789.0, と畜場,74., 観光施設皆増宅地造成 9, , , 駐車場整備, , 介護サービス計 77, , , うち基準内 34, , ,930. うち基準外 4, , ,

19 ⑼ 建設投資額建設投資額は,457 億 6 百万円で対前年度比 483 億 8 百万円 ( 4.9%) の減少駐車場整備事業等で増加したものの宅地造成事業や下水道事業等で減少したため全体の建設投資額は減少建設投資額の状況年度事業名水道 ( 含む簡水 ) 工業用水道交通電気病院下水道港湾整備市場と畜場観光施設宅地造成駐車場整備介護サービス計平成年度平成年度構成比構成比 36, ,66 0.,506.7, , , , , , , , , , , , , ( 単位 : 百万円 %) 増減額増減率, ,39 3., , , ,0 55,38. 48, ⑽ 累積欠損金平成年度末の累積欠損金は 3,86 億 3 百万円で対前年度比 35 億 4 百万円 ( 3.4 %) と年連続で減少全ての事業で減少累積欠損金の状況年度事業名水道 ( 含む簡水 ) 工業用水道交通電気病院下水道港湾整備市場と畜場観光施設宅地造成駐車場整備介護サービス計平成年度平成年度構成比構成比 , , , , , , , , , , ( 単位 : 百万円 %) 増減額増減率 7 6.8, ,40.4 8,045.5, ,

20 ⑾ 不良債務平成年度末の不良債務は 6 億 3 百万円で対前年度比 5 億 59 百万円 ( 48.9%) と大幅な減少不良債務の状況年度平成年度事業名構成比水道 ( 含む簡水 ) 工業用水道交通, 電気病院下水道港湾整備市場と畜場観光施設宅地造成駐車場整備介護サービス計, 平成年度構成比 3, , ( 単位 : 百万円 %) 増減額増減率, ,

21 平成年度市町村公営企業の団体別設置状況は法適用企業は法非適用企業 ( 平成 3 年 3 月 3 日現在 ) 事業名宅地造成交通事業水事工電病簡下港市と観事業事駐ス介道業業気院易水湾場畜光業車事事用事事水道整事場施場業 () 送自 () 鉄都 () 造臨 () 事そ護サー法法計団体名業水事動道市業業道事備業事設成海業の整適非道業車事高事業事業事事土他備ビ用適運業速業業業業地用横浜市川崎市相模原市横須賀市平塚市鎌倉市藤沢市小田原市茅ヶ崎市逗子市三浦市秦野市厚木市大和市伊勢原市海老名市座間市南足柄市綾瀬市葉山町寒川町大磯町二宮町中井町大井町松田町山北町開成町箱根町真鶴町湯河原町愛川町清川村 () () () () () () () () () (5) () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () (9) () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () () (3) (9) (4) (3) () () () () () () () (3) () () () () () () () () () (3) () (4) () () (3) (3) (4) (3) (3) (4) (5) (4) (5) (5) () (6) (7) () (8) (4) (4) () () (6) () (3) (5) 県計 (7) () () () (5) (4) () (4) (47) () () (3) (33) (3) (0) () (4) (4) (4) () (75). 交通事業のうち路面電車事業懸垂電車事業及び船舶運航事業ガス事業有料道路事業その他事業については設置団体なし. 法適用企業 () : 地方公営企業法の全部又は財務規定等を適用している事業 ( ただし競馬競輪競艇等の収益事業農業共済事業交通災害共済事業は除く ) 3. 法非適用企業 (): 地方財政法第 6 条に基づきその経理を特別会計を設けて行っている同法施行令第 37 条に掲げる事業と有料道路事業駐車場整備事業及び介護サービス事業で法適用企業を除いたもの 4. ( ) 内は施設数を示す施設数については病院市場観光施設駐車場整備事業では当該事業を実施している施設数を宅地造成事業では造成地区数を表している ( その他の事業では事業 = 施設としている ) 5. 下水道事業 : 相模原市は公共下水道農業集落排水事業と特定地域生活排水処理施設平塚市は公共下水道と農業集落排水事業湯河原町は公共下水道と特定環境保全公共下水道清川村は特定環境保全公共下水道その他市町は公共下水道 6. 観光施設事業 : 川崎市はゴルフ場小田原市は小田原城天守閣と小田原城歴史見聞館箱根町と湯河原町は温泉供給事業 7. 介護サービス事業 : 南足柄市はデイサービスセンターと訪問看護ステーション 9

22 用語の解説普通会計地方公共団体が設置する様々な会計を団体間の比較や時系列比較を可能とするため全国共通のルールに基づき一般会計とその他特別会計を区分し直した地方財政統計上の会計区分なお公営事業会計に属する公営企業会計 ( 水道交通病院下水道等 ) 収益事業会計 ( 競馬競輪競艇等 ) 国民健康保険事業会計老人保健医療事業会計介護保険事業会計後期高齢者医療事業会計等は普通会計から除かれる決算規模普通会計においては歳入総額及び歳出総額公営企業会計においては普通会計の歳出総額に相当する額をいう法適用企業 = 総費用減価償却費 + 資本的支出法非適用企業 = 総費用 + 資本的支出 + 積立金 + 繰上充用金形式収支歳入総額歳出総額歳入決算額から歳出決算額を差し引いた額その年度内に収入された現金 ( 前年度からの繰越金を含む ) と支出した現金との差額実質収支形式収支 ( 歳入歳出差引額 ) から翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた後の純剰余金又は純損失のこと家計に例えれば前年からの繰越金と今年の収入から今年の支出と翌年に支払うこととなる経費を引いた後の手元に残ったお金のこと単年度収支当年度の実質収支前年度の実質収支実質収支には過去からの収支の赤字黒字要素が含まれているのでその影響を除いた当該年度のみの収支であり実質収支の前年度からの増減を示す家計に例えれば前年からの繰越し等を除いたその年のみの収入と支出の差実質単年度収支単年度収支 + 財政調整基金積立額財政調整基金取崩額 + 地方債繰上償還額単年度収支から実質的な赤字黒字要素を加減したもので当該年度の実質的な収支を把握するための指標家計に例えれば貯金の出し入れやローンの繰り上げ返済がなかったものとして計算した収支を実質的に表す数字経常収支比率経常的経費充当一般財源等 ( 経常一般財源等収入額 + 減収補塡債 ( 特例分 )+ 臨時財政対策債 ) 地方税普通交付税のように使途が特定されておらず毎年度経常的に収入される財源のうち人件費扶助費公債費のように毎年度経常的に支出される経費に充当されたものが占める割合で財政の弾力性の指標家計に例えれば毎月の給料が食費光熱費及びローンなど経常的な支払いにどの程度充てられているかを表すもの

23 公債費負担比率公債費充当一般財源等一般財源等収入額一般財源 ( 財源の使途が特定されずどのような経費にでも使用できる財源 ) の総額に対する公債費の支出に必要な一般財源の割合この率が高いほど財政運営上の硬直性の高まりを示している義務的経費支出が義務づけられ任意に削減することが困難な経費 ( 人件費扶助費公債費 ) 公債費借入金である地方債の返済等に必要な経費扶助費社会保障の一環として生活困窮者や児童高齢者などに対し法令や地方公共団体の条例等に基づき支給する経費投資的経費道路や公園学校等の社会資本の整備に支出される経費 ( 普通建設事業費災害復旧事業費 ) 標準財政規模地方公共団体の一般財源の標準的な規模を示すもので当該団体の標準的な税収入額に地方譲与税交通安全対策特別交付金普通交付税額及び臨時財政対策債発行可能額を合算したもの公営企業地方公共団体が行う事業のうち主としてその経費を当該事業に伴う収入をもって経営する事業で法適用企業と法非適用企業に分類される法適用企業地方公営企業法を適用し収支を債権債務の発生でとらえる発生主義による企業会計方式で経理を行う企業法非適用企業地方公営企業法を適用せず収支を実際の現金収支規模でとらえる現金主義による官庁会計方式を用いかつ特別会計方式で経理を行う企業純損益実質収支黒字額赤字額は法適用企業にあっては純損益法非適用企業は実質収支によるなお収支が 0 の場合は黒字としている純損益 = 総収益 (= 営業収益 + 営業外収益 + 特別利益 ) 総費用 (= 営業費用 + 営業外費用 + 特別損失 ) 実質収支 =( 総収益総費用 )+( 資本的収入資本的支出 ) 積立金 + 前年度からの繰越金前年度繰上充用金 + 収益的収支に充てた地方債 + 収益的収支に充てた他会計繰入金基準内繰入金地方公営企業法第 7 条の及び平成年度の地方公営企業繰出金について ( 平成年 4 月 3 日付け総務副大臣通知 ) に基づいて算定されたものであり下水道事業における雨水処理負担金などその性質上当該地方公営企業の経営に伴う収入を充てることが適当ではない経費等に対する一般会計等からの繰入金をいいこれ以外の繰入金を基準外繰入金という

24 建設投資額資本的支出の建設改良費をいう累積欠損金法適用企業で営業活動によって欠損を生じた場合に繰越利益剰余金利益積立金資本剰余金等により補てんが出来なかった各事業年度の損失 ( 赤字 ) 額が累積されたものをいう不良債務法適用企業において貸借対照表日現在において流動負債の額が流動資産の額 ( 翌年度へ繰り越される支出の財源充当額を差し引いた額 ) を超える額をいう

25 3 健全化判断比率及び資金不足比率 ( 暫定値 ) について ⑴ 平成年度健全化判断比率及び資金不足比率 ( 暫定値 ) のポイント健全化判断比率資金不足比率とも基準超の団体なし実質赤字比率連結実質赤字比率ともに比率が算出された団体はない実質公債費比率将来負担比率いずれも県内全市町村で早期健全化基準を下回る比率資金不足比率についても比率が算出された会計はない全体では実質公債費比率将来負担比率いずれも低下実質公債費比率将来負担比率ともに県内市町村平均が前年度より低下し財政健全化が進む ⑵ 県内市町村の概況ア健全化判断比率 ( ア ) 実質赤字比率 [% ( 前年度 %)] 県内市町村においては実質赤字額を計上した市町村がないため実質赤字比率算定団体はない ( イ ) 連結実質赤字比率 [% ( 前年度 %)] 県内市町村においては公営企業等も含めた連結ベースにおいて連結実質赤字額を計上した市町村がないため連結実質赤字比率算定団体はない ( ウ ) 実質公債費比率 [7.3% ( 前年度 7.4%)] 公債費及び公営企業債一般会計負担額の減等により 33 団体中 4 団体で減少し県平均は7.3% 0.ポイント減少早期健全化基準を超える比率を計上した団体はないが横浜市のみ地方債許可制移行基準 8.0% を超過 ( エ ) 将来負担比率 [86.5% ( 前年度 89.4%)] 公営企業債一般会計負担見込額及び債務負担行為支出見込額退職手当支払見込額の減充当可能基金の増等による比率分子の減により 33 団体中 0 団体で減少し県平均は86.5%.9ポイント減少早期健全化基準を超える比率を計上した団体はないイ資金不足比率 [% ( 前年度 %)] 県内市町村においては資金不足額を計上した公営企業会計はなく資金不足比率が算定された公営企業会計はない 3

26 平成年度決算に基づく健全化判断比率等 ( 暫定値 ) 一覧表市町村名実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率将来負担比率 ( 単位 :%) 資金不足比率会計数 ( 名 ) 横浜市全会計川崎市全 9 会計相模原市全 3 会計政令市平均.4 8. 横須賀市全 3 会計平塚市 3.9 全 4 会計鎌倉市全会計藤沢市全 3 会計小田原市全 5 会計茅ヶ崎市全会計逗子市全会計三浦市全 4 会計秦野市全会計厚木市全会計大和市全会計伊勢原市全会計海老名市.5 全会計座間市全会計南足柄市全会計綾瀬市全会計都市平均 ( 除政令市 ) 都市平均葉山町.5 全会計寒川町全会計大磯町全会計二宮町全会計中井町全会計大井町全会計松田町全 3 会計山北町全会計開成町全会計箱根町全 3 会計真鶴町全会計湯河原町全 3 会計愛川町. 全会計清川村 7. 全会計町村平均市町村平均 ( 除政令市 ) 市町村平均 ( 注 ) 実質赤字比率連結実質赤字比率将来負担比率及び資金不足比率については 0 以下の比率は存在しないため 0 以下になった場合はで記載している ( 注 ) 平均はすべて単純平均であるが比率が存在しない団体がある場合はこれを除外して算出している ( 注 3) 実質公債費比率及び将来負担比率はこの表では総務省の公表ルールに従い小数点以下第位を切り捨てたものを記載している 4

27 ⑶ 制度の解説健全化判断比率地方公共団体の財政の健全化に関する法律 ( 平成 9 年法律第 94 号 ) は地方公共団体の財政状況を客観的に表し財政の早期健全化や再生の必要性を判断するためのものとして健全化判断比率として 4 つの財政指標をまた公営企業会計ごとの経営状況の深刻度を示す指標として資金不足比率を定めており地方公共団体は各比率について監査委員の審査に付したうえで議会に報告するとともに住民に対し公表しなければならないもの実質赤字比率一般会計等 ( 注 ) を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率でありこれが生じた場合には赤字の早期解消を図る必要があるもの ( 注 ) 一般会計等とは一般会計等とは一般会計に一部の特別会計 ( 公営企業会計を除く公営事業会計 ) を加えた会計区分をいうこの特別会計 ( 公営事業会計 ) とは使途を特定した歳入の経理を明確化するために一般会計とは区分して設置されたものであり原則として貸付金返納や使用料などその事業における収入をもって事業を実施している会計をいう公営企業会計とは特別会計 ( 公営事業会計 ) のうち地方公営企業法を適用する法適用企業となる特別会計及び法非適用企業に区分される会計をいうなお財政健全化法における一般会計等は普通会計に近似した会計区分であるが普通会計が特別会計の事業単位で一般会計に連結するのに対し一般会計等は特別会計単位で一般会計に連結するといった点に相違があるこのため会計の設置形態によっては一般会計等と普通会計とで差異が生じる場合もある連結実質赤字比率公営企業会計を含む全会計を対象とした実質赤字額 ( または資金不足額 ) の標準財政規模に対する比率でありこれが生じた場合には問題のある赤字会計が存在することとなり赤字の早期解消を図る必要があるもの実質公債費比率一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模 ( 元利償還金等に係る基準財政需要額算入額を控除した額 ) に対する比率でありいわば身の丈に見合った借金の返済額となっているかを判断する指標 8.0% 以上となると起債にあたり知事 ( 政令指定都市は総務大臣 ) の許可が必要となり早期健全化基準 (5.0%) 以上となると一部の起債発行が制限されるもの将来負担比率地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め一般会計等が将来負担すべき実質的な負債 ( 将来負担額 ) の標準財政規模 ( 元利償還金等に係る基準財政需要額算入額を控除した額 ) に対する比率であり今後の財政運営を圧迫する可能性が高いかを判断するストック指標資金不足比率各公営企業単位による事業の規模に対する資金不足額の比率でありこれが生じた場合には早期の資金不足解消に向けた取組みが必要となるもの 5

28 早期健全化基準健全化判断比率のいずれかが早期健全化基準以上の場合は早期健全化段階となり財政健全化計画を定めなければならない財政健全化計画について市町村は個別外部監査を実施した上で年度内に議会の議決を経て定め速やかに公表する必要がある計画策定後は知事及び総務大臣に報告するほか毎年度その実施状況を議会に報告し公表することが義務付けられるまた県及び国は市町村から報告を受けた財政健全化計画及びその実施状況を公表しなければならない財政再生基準健全化判断比率のいずれかが財政再生基準以上の場合には財政再生段階となり財政再生計画を定めなければならない財政再生計画について市町村は個別外部監査を実施した上で年度内に議会の議決を経て定め速やかに公表する必要がある計画策定後は総務大臣に報告するほか毎年度その実施状況を議会に報告し公表することが義務付けられる ( 国の公表義務は財政健全化計画と同様 ) なお財政再生団体は総務大臣の同意を得ている場合でなければ災害復旧事業等を除き地方債の起債ができなくなるただし財政再生計画が総務大臣の同意を得た場合は財政再生団体は再生振替特例債を総務大臣の許可を受け発行することができる経営健全化基準 ( 公営企業会計のみ適用 ) 資金不足比率が経営健全化基準 (0.0%) 以上の場合には経営健全化計画を定めなければならない経営健全化計画について公営企業は個別外部監査を実施した上で年度内に議会の議決を経て定め速やかに公表するとともに知事及び総務大臣に報告するほか毎年度その実施状況を議会に報告し公表することが義務付けられるまた県及び国は公営企業から報告を受けた経営健全化計画及びその実施状況を公表しなければならない健全化判断比率等に係る早期健全化基準等区分早期健全化基準財政再生基準 < 参考 > 地方債許可制移行基準実質赤字各団体の標準財政規模に応各団体の標準財政規模 0.0% 比率じて.5%~5.00% に応じて.5%~0.0% 連結実質各団体の標準財政規模に応 35.0% 赤字比率じて 6.5%~0.00% 実質公債費 5.0% 35.0% 8.0% 比率将来負担 350% 比率 ( 政令指定都市は 400%) 資金不足 ( 経営健全化基準 )0% 比率連結実質赤字比率の財政再生基準は本則の規定は 30.0% であるが経過措置により平成年度決算は 35.0% が適用される 6

29 健全化判断比率等の対象会計等について地方公共団体一般会計特別会計うち公営企業会計一部事務組合広域連合普通会計公営事業会計実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率将来負担比率資金不足比率公営企業会計ごとに算定地方公社第三セクター等健全化判断比率等の概要ア実質赤字比率一般会計等の実質赤字額実質赤字比率 = 標準財政規模一般会計等の実質赤字額 : 一般会計及び特別会計のうち普通会計に相当する会計における実質赤字の額実質赤字の額 = 繰上充用額 +( 支払繰延額 + 事業繰越額 ) イ連結実質赤字比率連結実質赤字比率 = 連結実質赤字額標準財政規模連結実質赤字額 : との合計額が 3 と 4 の合計額を超える場合の当該超える額一般会計及び公営企業 ( 地方公営企業法適用企業非適用企業 ) 以外の特別会計のうち実質赤字を生じた会計の実質赤字の合計額公営企業の特別会計のうち資金の不足額を生じた会計の資金の不足額の合計額 3 一般会計及び公営企業以外の特別会計のうち実質黒字を生じた会計の実質黒字の合計額 4 公営企業の特別会計のうち資金の剰余額を生じた会計の資金の剰余額の合計額ウ実質公債費比率 ( 地方債の元利償還金 + 準元利償還金 ) 実質公債費比率 ( 特定財源 + 元利償還金準元利償還金に係る基準財政需要額算入額 ) (3 か年平均 ) = 標準財政規模 ( 元利償還金準元利償還金に係る基準財政需要額算入額 ) 準元利償還金 : から 5 までの合計額満期一括償還地方債について償還期間を 30 年とする元金均等年賦償還とした場合にお 7

30 ける年当たりの元金償還金相当額一般会計等から一般会計等以外の特別会計への繰出金のうち公営企業債の償還の財源に充てたと認められるもの 3 組合地方開発事業団 ( 組合等 ) への負担金補助金のうち組合等が起こした地方債の償還の財源に充てたと認められるもの 4 債務負担行為に基づく支出のうち公債費に準ずるもの 5 一時借入金の利子エ将来負担比率将来負担比率 = 将来負担額 ( 充当可能基金額 + 特定財源見込額 + 地方債現在高等に係る基準財政需要額算入見込額 ) 標準財政規模 ( 元利償還金準元利償還金に係る基準財政需要額算入額 ) 将来負担額 : から 8 までの合計額一般会計等の当該年度の前年度末における地方債現在高債務負担行為に基づく支出予定額 ( 地方財政法第 5 条各号の経費に係るもの ) 3 一般会計等以外の会計の地方債の元金償還に充てる一般会計等からの繰入見込額 4 当該団体が加入する組合等の地方債の元金償還に充てる当該団体からの負担等見込額 5 退職手当支給予定額 ( 全職員に対する期末要支給額 ) のうち一般会計等の負担見込額 6 地方公共団体が設立した一定の法人の負債の額その者のために債務を負担している場合の当該債務の額のうち当該法人等の財務経営状況を勘案した一般会計等の負担見込額 7 連結実質赤字額 8 組合等の連結実質赤字額相当額のうち一般会計等の負担見込額充当可能基金額 : から 6 までの償還額等に充てることができる地方自治法第 4 条の基金オ資金不足比率資金不足比率 = 資金の不足額事業の規模資金の不足額 : 資金の不足額 ( 法適用企業 )=( 流動負債 + 建設改良費等以外の経費の財源に充てるために起こした地方債の現在高流動資産 ) 解消可能資金不足額資金の不足額 ( 法非適用企業 )=( 繰上充用額 + 事業繰越額等 + 建設改良費等以外の経費の財源に充てるために起こした地方債現在高 ) 解消可能資金不足額解消可能資金不足額 : 事業の性質上事業開始後の一定期間構造的に生じる資金の不足額がある場合において資金の不足額から控除する一定の額宅地造成事業を行う公営企業については販売用土地に係る流動資産の算定等に関する特例がある事業の規模 : 事業の規模 ( 法適用企業 )= 営業収益の額受託工事収益の額事業の規模 ( 法非適用企業 )= 営業収益に相当する収入の額受託工事収益に相当する収入の額指定管理者制度 ( 利用料金制 ) を導入している公営企業については営業収益に関する特例がある宅地造成事業のみを行う公営企業の事業の規模については事業経営のための財源規模 ( 調達した資金規模 ) を示す資本及び負債の合計額とする 8

健全化比率及び資金不足比率の状況について地方公共団体の財政の健全化に関する法律により藤枝市の健全化判断比率及び資金不足比率について以下のとおり算定しましたこれは平成 19 年 6 月に公布された上記法律に基づき毎年度監査委員の審査に付した上で議会に報告及び公表するものです本市

健全化比率及び資金不足比率の状況について地方公共団体の財政の健全化に関する法律により藤枝市の健全化判断比率及び資金不足比率について以下のとおり算定しましたこれは平成 19 年 6 月に公布された上記法律に基づき毎年度監査委員の審査に付した上で議会に報告及び公表するものです本市健全化比率及び資金不足比率の状況について地方公共団体の財政の健全化に関する法律により藤枝市の健全化判断比率及び資金不足比率について以下のとおり算定しましたこれは平成 19 年 6 月に公布された上記法律に基づき毎年度監査委員の審査に付した上で議会に報告及び公表するものです本市の平成 27 年度決算に基づく健全化判断比率等はいずれも早期健全化基準等を下回っています早期健全化基準等とは健全化判断比率のうちいずれかが