Graduate School of Policy and Management, Doshisha University 39 有償ボランティア をめぐる先行研究の動向 概要 NPO NPO 1. はじめに NPO NPO 1

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1 Graduate School of Policy and Management, Doshisha University 39 有償ボランティア をめぐる先行研究の動向 概要 NPO NPO 1. はじめに NPO NPO P987 5

2 40 東根 となっているといえるだろう 一方 そのような実態に比して この個人の 活動形態を 労働者 や ボランティア 等と の関係性の中でどのように位置づけていくのか という今後の方向性に関しては具体的に検討さ れておらず 今なおその位置づけは不明瞭であ る そして このような現状は特に 有償ボ ランティア に対し労働関連法令 財団法人日 本労務研究会 2005 小野 2007a 皆川 2008 等 や税法 小林 2003 渡辺 2005 田中 忠岡 2005 等 をどのように適用するか あ るいは適用しないか という 現行の法制度と の関係性をめぐって問題が顕在化する 明確な 規定が存在しないことは 有償ボランティア が枠組みにとらわれず柔軟に活動できることに 寄与している反面 場合によっては単なる 低 廉な労働力 として機能してしまう危険性を孕 んでいる そのため 曖昧なまま運営され続け る 有償ボランティア の制度基盤を 実態に 即しながら構築していくことが必要であるとい うのが本稿の背景にある問題意識である 以上の状況をふまえ 本稿は これら 有償 ボランティア の実態や名称の是非を問うこと ではなく 今後の方向性を検討していく際の一 材料となることをめざし 有償ボランティア に関する先行研究の動向の考察を目的とする 対象とする先行研究は 有償ボランティア について論じる論文 文献 報告書であり 対 象とする論文 報告書は NII 学術情報ナビゲー タ Cinii および国立国会図書館サーチ NDL Search により検索を行った 6 その後 両検 ちよ 索システムから検出された論文 報告書におい て参考 引用されている論文 文献 報告書を 補完した結果 参考文献にあげた論文 64 件 文献 25 件 報告書 8 件が対象となった 対象 とする先行研究の期間は 1980 年から 2013 年で あり 研究経緯の整理を行う際の時代的な背景 は ボランティアの有償化をめぐる経緯がまと められている仁平 2012 を参考にしている なお 本稿の構成は以下のとおりである 第 2 章では本稿で取り上げる 有償ボランティア の概念と背景について確認し 第 3 章では 有 償ボランティア に係る研究の経緯について確 認する そして 第 4 章においては第 3 章の内 容をふまえ 有償ボランティア に関する先行 研究の動向について考察を行う 2 有償ボランティア の概念と背景 既述のとおり 有償ボランティア には明 確な定義が存在しないが 小野 2007c を参 考に図式化すると 無償を基本とするボラン ティア活動と貨幣を媒介とする労働の中間的な あり方で図 1 の網掛け部分に位置すると考えら れる 7 庄司 武川ほか編 において定 義されているように ボランティア活動の担い 手に対して 実費や報酬といった金銭の収受を 認める 活動形態であるといえるだろう このように 図 1 の網掛け部分に位置する 有 償ボランティア は 1980 年代に出現した住 民参加型在宅福祉サービス 9 を中心に 様々な 出所 小野 2007c をもとに筆者作成 図 1 有償ボランティア の位置づけ 2014 年 3 月 31 日時点において 有償ボランティア をキーワード検索した結果 Cinii においては 39 件 NDL Search では 51 件が検出 された ただし キーワード検索の結果 検出されたものの 有償ボランティア について論じられていないもの等は省いている 一方 実費を受け取るボランティア に関しては ボランティア活動 であるとする意見も存在する 大阪ボランティア協会 1987 等 8 前掲脚注 4 参照 9 前掲脚注 2 参照 6 7

3 有償ボランティア をめぐる先行研究の動向 形態で存在している 表 1 加えて 表 1 の ように全国的に展開されている活動以外にも NPO 法人や任意団体に所属する 有償ボラン ティア も多い なお 高齢者の生きがい就労 を目的とするシルバー人材センターは 有償 ボランティア と労働関連法令の関係を検討す る際に度々参考にされる形態であるため 10 記 載している また ボランティアに対する 語り の変化 に着目し その誕生と終焉の経緯を詳細に論じ 表1 41 る仁平 2012 では 1980 年代にボランティ ア像が変化する中 ボランティアの有償化現象 が現れた背景について分析されている 仁平 2012 における記述をもとに 有償ボランティ ア の経緯をみると ボランティアを特徴づけ る概念が 贈与 他者のため から 交換 返 礼を伴う 贈与 に変化する中で 有償ボラ ンティア が出現した 1980 年代 互酬性 概 念とともに 有償ボランティア が活発化した 1990 年代 NPO という新しい概念が誕生する 全国展開される 有償ボランティア の類型 出所 筆者作成 10 山口 2003 皆川 2008 等

4 東根 42 ちよ 表 2 有償ボランティア の経緯 出所 仁平 2012 を参考に筆者作成 ことにより 有償ボランティア と NPO 概念 との関係性や今後の方向性に関する議論が出始 める 2000 年以降に区分できる そこで本稿では 各年代の特徴から 1980 年 代を出現期 1990 年代を拡張期 2000 年以降 を展開期と位置づけ 各年代ごとに先行研究の 整理を行い 内容を確認したい 表 2 3 有償ボランティア 研究の経緯 年代 出現期 はじめに 有償ボランティア が出現した 1980 年代の研究動向をみてみたい 有償ボラ ンティア という用語が生み出された経緯は 定かではないが 11 いずれにしても 有償ボラ ンティア に関する先行研究が見え始めるの は 1980 年代であり この時期の研究動向はボ ランティアの有償化に対する賛否が主な論調と なっていた 批判的見解 まず 1980 年代の先行研究で目立つのは 有 償ボランティア に対する批判的見解である 新しく出現した個人の活動形態である 有償ボ ランティア に対しては 既存の分野からの批 判が大きく 類似するホームヘルパー等の労働 者からも無償を基本とするボランティアからも 批判的な見解が度々述べられていた 本稿が対象とする先行研究のうち 有償ボラ ンティア に関して記述された最も古いものは 日本ホームヘルパー協会から発行される井上 1985 である 井上 1985 はホームヘルパー の立場から 安上がりな福祉労働力 である 有 償ボランティア という担い手が出現すること により ホームヘルパー業務が家事の延長やボ ランティアで足り得ることだと認識されること を懸念している また ボランティアの無償性を重要視する見 解からは 有償ボランティア はボランティ アとは異なるものであるという主張が度々なさ れていた 大橋 1986 鈴木幸 1989 等 例えば ボランティア活動が本来有する意味 12 を重要視する大橋 1986 は 有償ボランティ ア は公的な在宅福祉サービスを制度化する上 で一定の役割を果たしたが あくまでも在宅福 祉サービスのシステムと有給職員のあり方につ いての問題であり ボランティアに関わる問題 ではないと指摘する 同じく 岡本栄一氏は こ れまで無償を原則としていたボランティア活動 がゆさぶりをかけられている として 有償 ボランティア の存在を疑問視している 大阪 先行研究において 有償ボランティア という用語が生み出されたきっかけは 神戸ライフ ケアー協会であると指摘するものが最も 多い 新谷 土肥 小林 1987 のほか 熊田博喜 1998 戦後日本のボランティア政策の史的動態に関する一考察 東洋大学大学 院紀要 第 35 集 加藤裕子 土肥隆一 大沢隆 佐藤進 1986 有料福祉 その展開と問題点 社会福祉研究 第 39 号 など 12 この点に関し大橋謙策氏は そもそもボランティアとは 自立と連帯の社会 地域づくりをめざして自発的 自律的 自覚的 社会的 に活動を行う人 であり ある者が他者へ一方的に援助を提供するというよりも 情けは人のためならず という性質をふまえて展開 されるべき活動である その活動には 他者との中で自己をより豊かに実現する活動 地域 社会づくりにおける創造的 先駆的活動 原則として金銭的対価を求めない活動 といった性質を内在させたものでなければならない 大橋 1986 P42 と述べている 11

5 P 現場からの要請 小括 年代 : 拡張期 理論的な積極的側面 P

6 P ジェンダー視点からの批判 P 小括 A No.29

7 年以降 : 展開期 1998 NPO NPO 税法の適用 P 労働関連法令の適用 NPO NPO

8 46 NPO NPO 概念との関係 2000 NPO 1998 NPO 2000 NPO NPO 小括 NPO 考察 4. 1 年代別の研究動向

9 有償ボランティア をめぐる先行研究の動向 的側面と消極的側面のいずれもの議論が出揃っ たのが 1990 年代の研究動向であったといえる その後 2000 年以降は NPO 概念との関係 も相まって 不明確なまま拡大し続ける 有償 ボランティア に対する具体的な対応策が税法 や労働関連法令の分野において示されるととも に 有償ボランティア の今後の方向性につ いて具体的に示す先行研究が見え始めた 以上の 有償ボランティア をめぐる先行研 究を確認する中で 有償ボランティア には 二つの活動形態があることに気づく 4. 2 有償ボランティア の活動形態 本稿においては 有償ボランティア に関 する先行研究の動向を確認しているが 先行研 究を確認する中で 有償ボランティア には 個人として独立して活動を行う 個人形態 と 組織の一員として活動を行う 組織所属形態 の 二つの形態を認めることができる そして 有償ボランティア に関わる先行研究のなか にも 個人形態 に着目するものと 組織所 属形態 に焦点をあてるものがある この点は 後の 有償ボランティア の基盤整備を検討す る際にも重要となるため 先に確認しておきた い まず 図 2 のように個人形態の 有償ボラン 47 ティア は 1980 年代に育児 介護を含む家 事を 会員制の 有償ボランティア による 支え合い の仕組みにより対応しようとする 試みのなかで発生した 個人形態の 有償ボラ ンティア は 市町村や社会福祉協議会 NPO 法人等が会員同士のコーディネートを行うが 援助活動はあくまでも会員同士で行われ 報酬 謝礼金 に関しても全額が 有償ボランティ ア に支払われる また 個人形態の 有償ボ ランティア は 公的福祉サービスの未整備を 補うように 1980 年代に ボランティアの有償 化 の流れのなかで生じ 新しい ボランティ ア の形態として着目されたことから 主とし て社会福祉領域の研究対象として議論されてき た その内容は 第 3 章の第 1 節 1980 年代 出現期 で確認したとおりである 一方 個人形態の 有償ボランティア に対 して 組織に所属する形態の 有償ボランティ ア が存在する これが 図 3 の仕組みで活動 を行う 有償ボランティア である 組織に所属する形態の 有償ボランティア は 1998 年の NPO 法の施行に伴い 多様な働 き方 が認識され始めたことを背景に NPO 法人のスタッフの一形態として急増することに なる 個人形態の 有償ボランティア は新し い ボランティア の形態として着目されたの に対し 組織に所属する形態の 有償ボランティ 出所 筆者作成 図2 個人形態の 有償ボランティア 出所 筆者作成 図3 組織所属形態の 有償ボランティア

10 48 東根 ア は新しい 働き方 として着目されたこと から 主に労働政策領域において議論されるこ とになった その内容は 第 3 章の第 3 節 2000 年以降 展開期 の動向である 組織に所属す る形態の 有償ボランティア は組織のスタッ フであり 図 3 のように外部の 依頼者 に対 して何らかの援助を行う場合であっても 関係 性はあくまでも依頼者と組織間で成り立ってい る 以上のように 有償ボランティア の活動 形態には 個人として独立して活動を行う 個 人形態 と NPO 法人など組織の一員として活 動を行う 組織所属形態 の 大別して二つの 形態が存在する この点を前提として 今後の 有償ボランティア の研究課題には以下の二 点を挙げることができる 4. 3 実証的研究の蓄積 一つ目の検討課題は 実証的研究の蓄積であ る 有償ボランティア を論じる先行研究を みてみると 理念的な研究が比較的多く行われ ている反面 有償ボランティア の実態を捉 えるために詳細な実証的研究を実施しているの ちよ は 財団法人日本労務研究会 2005 労働政 策研究 研修機構 2006 等 一部に留まって いる 両者の実証的研究では 既述のとおりボ ランティアと労働者のいずれにも適合しない 援助活動の実態が明らかにされている しかし 多様な 有償ボランティア の実態を明らかに するための実証的研究は未だ不十分であり 研 究の蓄積が必要であろう 有償ボランティア の実態が明らかにされていない中では NPO 法人内部 地域の自主的な活動や会員制の活動 として 有償ボランティア がなし崩し的に 拡張しているという実情も存在する 現場の要請から発生した 有償ボランティア 活動は 今や不可欠な活動形態となっているこ とが 1980 年に多くの批判を受けながらも依 然として 有償ボランティア の形態で援助活 動が継続されている現状から見てとれる 今後 の具体的な方向性を検討するためにも 実態を より明らかにしていくことが必要だろう 4. 4 有償ボランティア の基盤整備の 方向性 二つ目の検討課題は 有償ボランティア 表3 有償ボランティア の方向性 出所 筆者作成

11 区分方式 NPO NPO 2012 NPO 独自の労働形態 P30

12 P ボランティアに包摂 参加所得 市民労働 として位置づけ

13 51 5. おわりに 1980 NPO 参考文献 V A

14 CUC policy studies review PFI NPO NPO NPO NPO a b c NPO ( ) NPO Q&A Volo T&A master The Home care medicine Research Bureau

15 NPO NPO NPO NPO NPO vol NPO No a vol b NPO No NPO No.82

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