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1 TELEDYNE LECROY X-STREAM オシロスコープ リモート コントロール マニュアル 2015 年 10 月

2 LeCroy Corporation 700 Chestnut Ridge Road Chestnut Ridge, NY Tel:(845) , Fax: (845) インターネット: by LeCroy Corporation.All rights reserved. LeCroy ActiveDSO ProBus SMART Trigger JitterTrack LabMaster WavePro WaveMaster WaveSurfer HDO および Waverunner は LeCroy Corporation の 登 録 商 標 です 本 書 に 記 載 の 情 報 は 以 前 のすべての 版 に 優 先 します 仕 様 は 予 告 なしに 変 更 されることがあります ISO 9001:2000 FM 本 製 品 は ISO 9000 登 録 の 品 質 管 理 体 系 に 基 づき 製 造 されています XStream-RCM-J

3 このマニュアルについて... 1 第 1 部 リモート コントロールの 概 要... 3 第 1 章 : 概 要... 4 リモート 制 御 によるオシロスコープの 操 作... 5 標 準 規 格... 5 テレダイン レクロイの 他 のオシロスコープとの 互 換 性... 5 プログラム メッセージ... 6 コマンドとクエリ... 7 ヘッダ パス... 9 データ 文 字 データ 数 値 データ 文 字 列 データ ブロック データ 応 答 メッセージ 通 信 ログとデバック タイミングと 同 期 化 ステータス レジスタ *OPC?と WAIT による 同 期 化 プロトコル プロトコルの 種 類 ソフトウェア ツールの 概 要 ActiveDSO の 使 用 コントロールのインスタンス 生 成 VISA COM の 使 用 IVI COM の 使 用 第 2 章 :GPIB による 制 御 トーク リスン またはコントロール インタフェース 機 能 アドレス 指 定 GPIB 信 号 I/O バッファ IEEE 標 準 メッセージの 使 用 デバイス クリア グループ 実 行 トリガ リモート イネーブル インタフェース クリア GPIB ドライバ ソフトウェアの 設 定 簡 易 転 送 の 実 行 追 加 のドライバの 呼 び 出 し サービス リクエストの 発 行 オシロスコープに 対 するポーリングの 実 行 連 続 ポーリングの 実 行 シリアル ポーリングの 実 行 パラレル ポーリングの 実 行 *IST ポーリングの 実 行 第 3 章 :LAN や USB による 制 御 実 装 標 準 LAN 接 続 オシロスコープの 設 定 LAN アドレスの 手 動 設 定 接 続 の 確 認... 50

4 プログラミング TCPIP(VICP) データ 転 送 用 のヘッダ USB 接 続 オシロスコープの 設 定 プログラミング 第 4 章 :バイナリ 波 形 の 構 造 と 変 換 バイナリ 波 形 の 分 析 論 理 データ ブロック INSPECT?クエリを 使 用 した 波 形 の 内 容 の 検 証 WAVEFORM クエリの 使 用 波 形 垂 直 データの 変 換 データ ポイントの 水 平 位 置 の 計 算 WAVEFORM コマンドの 使 用 高 速 波 形 転 送 第 5 章 :ステータス レジスタの 使 用 概 要 ステータス バイト レジスタ(STB) サービス リクエスト イネーブル レジスタ(SRE) 標 準 イベント ステータス レジスタ(ESR) 標 準 イベント ステータス イネーブル レジスタ(ESE) 内 部 状 態 遷 移 ステータス レジスタ (INR) 内 部 状 態 遷 移 イネーブル レジスタ (INE) コマンド エラー ステータス レジスタ(CMR) デバイス 依 存 エラー ステータス レジスタ(DDR) 実 行 エラー ステータス レジスタ(EXR) パラレル ポーリング イネーブル レジスタ(PRE) 第 6 章 :オートメーションによるリンク 概 要 XStream ブラウザの 使 い 方 オブジェクトツリー プロパティ メゾット アクション XStream オブジェクトへのアクセス VISUALBASIC から XSTREAM オブジェクトのインスタンス 生 成 セットアップファイル IDISPATCH インターフェース VBS コマンドの 使 い 方 データ 型 波 形 や 測 定 結 果 へのアクセス タイミングと 同 期 化 アクション 第 2 部 コマンド コマンドの 使 用 コマンドの 表 記 コマンドとクエリの 一 覧 表 短 縮 名 の 順 コマンドとクエリの 一 覧 表 サブシステム 別 リファレンス ALL_STATUS(ALST) ARM_ACQUISITION(ARM) ATTENUATION(ATTN) AUTO_CALIBRATE(ACAL) AUTO_SETUP(ASET) BANDWIDTH_LIMIT(BWL)

5 BUZZER(BUZZ) *CAL CAL_OUTPUT(COUT) CLEAR_MEMORY(CLM) CLEAR_SWEEPS(CLSW) *CLS CMR COMBINE_CHANNELS(COMB) COMM_FORMAT(CFMT) COMM_HEADER(CHDR) COMM_HELP(CHLP) COMM_HELP_LOG(CHL) COMM_ORDER(CORD) COUPLING(CPL) CURSOR_MEASURE(CRMS) CURSOR_SET(CRST) CURSOR_VALUE(CRVA) CURSORS(CRS) DATE DDR DEFINE(DEF) DELETE_FILE(DELF) DIRECTORY(DIR) DISPLAY(DISP) DOT_JOIN(DTJN) (MAIL) *ESE *ESR EXR FIND_CTR_RANGE(FCR) FORCE_TRIGGER(FRTR) FORMAT_FLOPPY(FFLP) FUNCTION_RESET(FRST) GRID HARDCOPY_SETUP(HCSU) HOR_MAGNIFY(HMAG) HOR_POSITION(HPOS) *IDN INE INR INSPECT(INSP) INTENSITY(INTS) INTERLEAVED(ILVD) *IST MEMORY_SIZE(MSIZ) MESSAGE(MSG) OFFSET(OFST) iii

6 OFFSET_CONSTANT(OFCT) *OPC *OPT PANEL_SETUP(PNSU) PARAMETER(PARM) PARAMETER_CLR(PACL) PARAMETER_CUSTOM(PACU) PARAMETER_DELETE(PADL) PARAMETER_STATISTICS(PAST) PARAMETER_VALUE(PAVA) PASS_FAIL(PF) PASS_FAIL_DO(PFDO) PERSIST(PERS) PERSIST_COLOR(PECL) PER_CURSOR_SET(PECS) PERSIST_LAST(PELT) PERSIST_SAT(PESA) PERSIST_SETUP(PESU) *PRE PROBE_CAL(PRCA) PROBE_DEGAUSS(PRDG) PROBE_NAME(PRNA) *RCL RECALL_PANEL(RCPN) REFERENCE_CLOCK(RCLK) *RST SAMPLE_CLOCK(SCLK) *SAV SCREEN_DUMP(SCDP) SEQUENCE(SEQ) *SRE *STB STOP STORE(STO) STORE_PANEL(STPN) STORE_SETUP(STST) TEMPLATE(TMPL) TIME_DIV(TDIV) *TST TRACE(TRA) TRANSFER_FILE(TRFL) *TRG TRIG_COUPLING(TRCP) TRIG_DELAY(TRDL) TRIG_LEVEL(TRLV) TRIG_MODE(TRMD) TRIG_PATTERN(TRPA)

7 TRIG_SELECT(TRSE) TRIG_SLOPE VBS VERT_MAGNIFY(VMAG) VERT_POSITION(VPOS) VOLT_DIV(VDIV) *WAI WAIT WAVEFORM(WF) WAVEFORM_SETUP(WFSU) 付 録 I プログラミング 例 ソースコード プログラム ソースコードの 例 GPIB ソースコードの 例 GPIB ソースコードの 例 VISA COM ソースコードの 例 VISA COM ソースコードの 例 ACTIVEDSO ソースコードの 例 ACTIVEDSO 付 録 II 波 形 テンプレート 波 形 テンプレート 浮 動 小 数 点 数 のデコード 個 のバイトから 単 精 度 浮 動 小 数 点 数 を 作 成 する 方 法 個 のバイトから 倍 精 度 浮 動 小 数 点 数 を 作 成 する 方 法 付 録 III オートメーション-メニュー 対 応 表 垂 直 軸 水 平 軸 トリガ パラメータ 演 算 ズーム 波 形 保 存 波 形 呼 び 出 し テーブル 保 存 合 否 判 定 WaveScan シリアル デコード スペクトラム v

8

9 はじめに このマニュアルについて このマニュアルでは 外 部 コントローラにキーボードから 入 力 されるコマンドまたはプログラ ムによって 外 部 コントローラに 組 み 込 まれるコマンドを 使 用 して コンピュータからオシロス コープを 制 御 する 方 法 を 説 明 します 通 常 この 外 部 コントローラはコンピュータですが 単 純 なターミナルでもかまいません このマニュアルには オシロスコープに 対 してリモート コントロール 操 作 を 実 行 するのに 必 要 なコマンドとクエリーの 詳 細 なリストが 記 載 されています このマニュアルは 下 記 の 2 部 構 成 となっています 第 1 部 リモート コントロールの 概 要 では リモート コントロールの 基 本 を 説 明 し 実 践 的 な 例 を 紹 介 します 第 2 部 コマンド では オシロスコープを 操 作 するためのリモート 制 御 用 のコマンドとクエ リーを 個 別 に 説 明 します 第 2 部 の 冒 頭 には 短 縮 名 の 順 およびサブシステム(カテゴリ)の 順 に 個 々のコマンドとクエリーを 並 べた 2 つの 索 引 があります これらの 索 引 を 参 照 して 必 要 な コマンドまたはクエリーを 見 つけてください 追 加 のガイドとして 各 章 の 最 初 にはその 章 の 内 容 をまとめた 前 書 きがあります レクロイの 他 の DSO を 使 用 する 場 合 の 重 要 な 注 記 既 存 のソフトウェア:X-Stream ファミリのオシロスコープでは 広 範 なオートメーショ ン インタフェースが 使 用 され 数 多 くの 強 力 な 制 御 手 法 がサポートされますが 既 存 の 一 般 的 なリモート コントロール コマンドもほとんど 維 持 されており 従 来 の 方 法 で 利 用 できます ただし コマンド 定 義 が 若 干 変 更 されている 場 合 があります 第 6 章 で 説 明 する VBS コマンドを 使 用 すれば 既 存 のソフトウェアで 新 しいオートメーション コマ ンドを 実 行 できます トレース ラベル: 従 来 の 演 算 トレース TA TB TC TD の 代 わりに F1 F2 F3 F4 が 使 用 されます 従 来 のトレース ラベルを 使 用 する 既 存 のソフトウェアは X-Stream オシ ロスコープでも 動 作 しますが 新 しいソフトウェアについては それを 従 来 の DSO 上 で 実 行 する 場 合 を 除 き 新 しいトレース ラベルを 使 用 する 必 要 があります F1 F2 F3 F4 の 4 個 のトレースに 加 えて X-Stream オシロスコープでは 演 算 トレース F5 F6 F7 F8 がサポートされます これら 8 個 のトレースは ズームと 演 算 処 理 の 実 行 に 関 して 同 等 の 機 能 を 持 ちます メモリー トレース ラベル M1 M2 M3 M4 もトレース ラベルと して 使 用 できます パラメータ ラベルも 変 更 されました 新 しいパラメータ ラベルは P1... P8 ですが 従 来 のラベル Cust1... Cust5 もそのまま 動 作 します XStream-RCM-J 1

10 2 XStream-RCM-J

11 第 1 部 リモート コントロールの 概 要 第 1 部 ではリモート 制 御 されるオシロスコープの 動 作 について 説 明 します GPIB LAN USB イン タフェース バイナリ 波 形 の 転 送 と 書 式 化 エラー 報 告 時 のステータス バイトの 使 用 などを 説 明 しています XStream-RCM-J 3

12 第 1 章 : 概 要 第 1 章 : 概 要 この 章 で 説 明 する 内 容 プログラム メッセージの 作 成 方 法 コマンドとクエリの 使 用 方 法 データを 取 り 込 んで データ 文 字 列 を 作 成 する 方 法 タイミングと 同 期 の 設 定 ソフトウェアツールの 概 要 4 XStream-RCM-J

13 はじめに リモート 制 御 によるオシロスコープの 操 作 オシロスコープの I/O パネルの LAN 通 信 ポート( 下 図 の 8) USB-TMC ポートまたは GPIB (General Purpose Interface Bus)ポートを 使 用 すると オシロスコープを 完 全 にリモート 制 御 する ことができます そのため オシロスコープの 電 源 投 入 とリモート コントロール アドレスの 設 定 以 外 はすべてリモート モードで 操 作 できます 一 般 的 な I/O パネル - リモート 制 御 に 使 用 される LAN 通 信 ポート(8)など ヒント:すべてのリモート コントロール 操 作 をモニタするには オシロスコープのリモー ト コントロール アシスタントを 使 用 します 詳 細 については このマニュアルの 第 2 部 の COMM_HELP コマンドを 参 照 してください 標 準 規 格 テレダイン レクロイのリモート コントロール コマンドは GPIB IEEE 規 格 に 準 拠 して います この GPIB IEEE は 主 に 電 気 と 機 械 に 関 連 する 項 目 を 規 定 する IEEE を 拡 張 した 規 格 と 考 えることができます テレダイン レクロイの 他 のオシロスコープとの 互 換 性 テレダイン レクロイは 常 に 互 換 性 を 最 重 視 して 製 品 を 開 発 販 売 してきました この 方 針 はこ れからも 続 けてゆきます ただし Windows ベースの X-Stream DSO は 新 しい 機 能 に 即 座 に 対 応 するため オシロスコープ 通 信 に 関 して 全 く 新 しい 手 法 が 採 用 されています オシロスコープ のオブジェクトに 直 接 アクセスできるオートメーションインターフェースを 利 用 して 詳 細 で 自 由 な 設 定 ができるようになっています オートメーションはアプリケーション 間 通 信 のインター フェースである COM に 準 じています 従 来 のオシロスコープで 使 用 していたテキストベースの "GPIB"コマンドと 同 じように テキストベースでオートメーションにアクセスできるように"VBS" コマンドを 用 意 しました 詳 細 は 6 章 をご 覧 ください X-Stream 前 のオシロスコープで 利 用 でき た 一 部 の GPIB コマンドが X-Stream オシロスコープで 動 作 しない 場 合 があります しかしその ほとんどはオートメーションで 代 用 することが 可 能 になっています ただし 最 もよく 使 用 され るコマンドやクエリについては 少 数 の 細 部 を 除 いて X-Stream 前 のオシロスコープと X-Stream オシロスコープで 互 換 性 があります 1 ANSI/IEEE 規 格 ;IEEE 標 準 コード 形 式 プロトコル および 共 通 コマンド The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc., 345 East 47th Street, New York, NY USA Xtream-RCM-J 5

14 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 プログラム メッセージ オシロスコープのリモート コントロールは 1 つ 以 上 のコマンドまたはクエリからなるフォーマ ット 構 造 に 従 ったプログラム メッセージを 送 信 することにより 行 われます 外 部 コントローラ から X-Stream オシロスコープに 送 信 されるプログラム メッセージは 形 式 構 文 に 厳 密 に 準 拠 し ていなければなりません 正 しい 形 式 構 文 で 送 信 されるすべてのプログラム メッセージはオシ ロスコープによって 実 行 されますが 誤 りのあるプログラム メッセージは 無 視 されます オシロスコープでは 大 文 字 と 小 文 字 が 区 別 されないため プログラム メッセージでは 大 文 字 と 小 文 字 を 混 合 して 使 用 できます ただし MESSAGE コマンドでは 大 文 字 と 小 文 字 が 混 合 された 文 字 列 がそのままの 形 で 送 信 されます 該 当 のステータス レジスタがコントローラによって 明 示 的 に 検 査 されない 場 合 またはエラー の 発 生 時 にコントローラに 割 り 込 めるようにステータス イネーブル レジスタが 設 定 されてい ない 場 合 は 通 常 警 告 メッセージとエラー メッセージを 検 出 できません ただし エラー メッセージを 含 むすべてのリモート コントロール トランザクションをログに 保 存 することが できます 詳 細 については 第 2 部 の COMM_HELP コマンドを 参 照 してください 各 プログラム メッセージはセミコロンで 区 切 られ 終 端 文 字 で 終 わります <command/query>;...;<command/query> <terminator>. 着 信 するプログラム メッセージは その 終 端 文 字 が 受 信 されるまでデコード( 解 読 )されませ ん 唯 一 の 例 外 はプログラム メッセージが 256 バイトの 入 力 バッファより 長 い 場 合 です その 場 合 は 入 力 バッファが 一 杯 になった 時 点 で メッセージの 解 読 が 開 始 されます コマンドとク エリは 送 信 された 順 番 で 実 行 されます GPIB モードでは 次 の 終 端 文 字 を 使 用 できます <NL> 改 行 文 字 (10 進 数 値 が 10 である ASCII 改 行 文 字 ) <NL><EOI> <EOI><EOI> 同 時 <EOI> 信 号 が 付 属 した 改 行 文 字 プログラム メッセージの 最 後 の 文 字 と 同 時 に 送 信 される 信 号 注 意 : 但 し USB2-GPIB<NL><EOI>だけが 使 用 されます オシロスコープからコントローラに 送 信 される 応 答 メッセージでは 終 端 文 字 <NL><EOI> が 常 に 使 用 されます 注 意 :<EOI> 信 号 は GPIB 専 用 のインタフェース ラインであり GPIB インタフェース ドライバに 対 する 特 別 な 呼 び 出 しによって 設 定 できます 詳 細 については GPIB インタフ ェース ベンダーのマニュアルとサポート プログラムを 参 照 してください 6 XStream-RCM-J

15 第 1 章 : 概 要 コマンドとクエリ プログラム メッセージは 1 つまたは 複 数 のコマンドまたはクエリからなります コマンドは たとえばタイムベースや 垂 直 感 度 などのオシロスコープの 状 態 を 変 更 します クエリは オシロ スコープにその 状 態 を 問 い 合 わせます コマンドとクエリで 同 じ 文 字 が 頻 繁 に 使 われますが ク エリには 末 尾 に<?>がつきます たとえば タイムベースを 2 msec/div に 変 更 するには コントローラからオシロスコープに 次 の コマンドを 送 信 します TIME_DIV 2 M オシロスコープにタイムベースを 問 い 合 わせるには 次 のクエリを 送 信 します TIME_DIV? ヒント: 正 しいコマンドを 作 成 する 便 利 な 方 法 は クエリへの 応 答 を 参 照 することです 応 答 はプログラムに 直 接 コピーできます オシロスコープにクエリが 発 せられると オシロスコープより 応 答 メッセージが 返 されます こ のメッセージは コントローラの GPIB/LAN インタフェースへの "read" インストラクションでコ ントロール プログラムによって 読 み 取 られます クエリに 対 する 応 答 メッセージは たとえば 次 のようになります TIME_DIV 10 NS 疑 問 符 の 前 のクエリ 部 は 応 答 メッセージの 1 部 として 返 されます この 部 分 は "COMM_HEADER" コマンドで 省 略 することができます コントローラに 応 答 が 返 されるまでには オシロスコープの 状 態 と 実 行 される 計 算 により 数 秒 か かることがあります コマンドの 処 理 はオシロスコープの 他 の 動 作 に 比 べて 優 先 度 の 高 いもので はありません コマンドやクエリの 一 般 形 式 は コマンド ヘッダ<header>と それに 続 くカンマで 区 切 られた オプションの 1 つ 以 上 のパラメータ<data>で 構 成 されます <header>[?]<data>,...,<data> コマンド ヘッダの 直 後 に 疑 問 符 [?]を 付 けることでコマンドからクエリに 変 更 することができま す ヘッダと 後 続 の 最 初 のパラメータの 間 にはスペースを 1 個 入 れます パラメータ 間 にはカンマを 入 れます 通 常 終 端 文 字 は GPIB に 書 き 込 むインタフェース ドライバ ルーチンによって 自 動 的 に 追 加 さ れるため 終 端 文 字 は 表 示 されません ヒント: 十 分 な 応 答 時 間 が 確 保 されるように コントローラの I/O タイムアウト 条 件 を 3 秒 以 上 に 設 定 するのが 適 切 です 不 正 なクエリには 応 答 が 返 されません リモート コントロ ール アシスタントが 有 効 になっている 場 合 は 警 告 音 が 鳴 ります XStream-RCM-J 7

16 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 下 記 の 例 では コマンドとクエリからプログラム メッセージを 作 成 する 方 法 を 示 します GRID DUAL このプログラム メッセージは オシロスコープに dual グリッド 表 示 を 指 示 する 単 一 コマンドで す BUZZ BEEP; DISPLAY OFF; DATE? このプログラム メッセージは 後 ろにクエリが 続 く 2 つのコマンドで 構 成 されます このメッ セージでは オシロスコープに 対 して Beep 音 を 鳴 らし ディスプレイをオフにするよう 指 示 し 現 在 の 日 付 を 問 い 合 わせています この 場 合 も 終 端 文 字 は 表 示 されていません DATE 15,JAN,1993,13,21,16 このコマンドは オシロスコープの 日 付 と 時 刻 を 15 JAN 1993, 13:21:16 に 設 定 します コマン ド ヘッダ DATE がアクションを 指 示 し 6 個 のデータ 値 が 詳 細 な 仕 様 を 指 定 しています 8 XStream-RCM-J

17 第 1 章 : 概 要 ヘッダ ヘッダは オシロスコープで 実 行 される 動 作 のニーモニックです ほとんどのコマンド/クエリ ヘッダには 最 適 な 判 読 性 を 備 えたロング フォーマットと 転 送 と 解 読 を 高 速 にするショー ト フォーマットがあります この 2 形 式 は 完 全 に 同 一 であり どちらを 使 ってもかまいません たとえば トリガ モードを 自 動 に 切 り 替 える 2 つのコマンド TRIG_MODE AUTO と TRMD AUTO は 完 全 に 同 一 です なお コマンド/クエリには IEEE 標 準 に 規 定 されているものもあります これらが 標 準 化 されていることにより 異 なる 装 置 間 でも 類 似 する 動 作 を 同 じプログラム インタフェースで 表 現 できます これらのコマンド/クエリにはすべて その 先 頭 にアスタリスク<*>が 付 きます た とえば "*RST" コマンドは 装 置 をリセットする IEEE 規 定 の 文 字 列 であり "*TST?" コマン ドは 装 置 に 自 己 試 験 を 実 行 させその 結 果 をレポートさせる IEEE 規 定 の 文 字 列 です ヘッダ パス コマンドやクエリには ディスプレイ 上 の 単 一 入 力 チャンネルやトレースなどオシロスコープの サブ セクションに 適 用 されるものもあります この 場 合 そのコマンドを 適 用 するチャンネル やトレースを 示 すパス 名 をヘッダの 前 に 付 ける 必 要 があります ヘッダ パスは 通 常 2 文 字 のパ ス 名 とその 後 に 続 くコロン<:>で 構 成 され コマンド ヘッダの 直 前 に 付 きます 通 常 は 波 形 トレ ースの 1 つをヘッダ パスで 指 定 できます ヘッダ パス 名 波 形 トレース C1, C2 チャンネル 1 2 C3, C4 チャンネル 3 4(4 チャンネル 構 成 時 ) M1, M2, M3, M4 メモリ F1, 2, F3, F4, F5, F6, F7, F8 TA, TB, TC, TD EX, EX10, EX5 LINE トレース F1 ~ F8 TA~TD は F1~F4 と 同 じです( 過 去 販 売 された テレダイン レクロイの DSO との 互 換 性 を 維 持 するため) 外 部 トリガ LINE トリガ ソース 例 :C1:OFST -300 MV コマンドは チャンネル1のオフセットを-300 mv に 設 定 します ヘッダ パスの 指 定 は 1 回 だけですみます 後 続 のコマンドにヘッダ 指 定 がない 場 合 は 最 後 に 指 定 されたパスを 参 照 するものと 見 なされます たとえば C2:VDIV?; C2:OFST? というクエリは チャンネル 2 の 垂 直 感 度 とオフセットを 問 い 合 わせます また C2:VDIV?; OFST? というクエリ は パスの 指 定 を 繰 り 返 していない 点 を 除 き 上 記 のクエリとまったく 同 じです 注 意 :たとえば "TC" など 従 来 のトレース ラベルの 1 つを 使 用 すると オシロスコープ からの 応 答 では 新 しいラベルが 返 されます(この 例 では TC が F3 で 置 き 換 えられます) XStream-RCM-J 9

18 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 データ コマンド/クエリにデータ 値 を 追 加 するときには その 値 は ASCII 文 字 で 指 定 します 例 外 は "WAVEFORM" で 波 形 転 送 するときにその 波 形 をバイナリ データ 値 のシーケンスで 指 定 できま す 波 形 フォーマットの 詳 細 は 第 4 章 を 参 照 してください ASCII データ 形 式 には 文 字 数 値 文 字 列 ブロック データがあります 文 字 データ 簡 略 語 または 省 略 語 を 使 用 して 特 定 の 動 作 を 指 定 できます 例 : F3:TRA ON この 例 では データ 値 ON によってトレース F3 がオンに 設 定 されます(データ 値 OFF を 指 定 する と 逆 にトレースがオフになります) ただし このコマンドはより 複 雑 に 記 述 できます なお コマンドによっては いくつものパラ メータを 指 定 できる 場 合 あるいはすべてのパラメータを 同 時 に 適 用 しない 場 合 がありますが これらのコマンドではペアのデータ 値 が 必 要 になります 最 初 のデータ 値 で 変 更 を 加 えるパラメ ータ 名 を 指 定 し 次 のデータ 値 でその 値 を 指 定 します 指 定 は 変 更 を 加 えるペアのパラメータの み 記 述 します 例 :HARDCOPY_SETUP DEV,EPSON,PORT,GPIB この 例 では 2 ペアのパラメータが 指 定 されています 最 初 のペアはデバイスとして EPSON(また は 互 換 )プリンタを 指 定 し 2 番 目 のペアは GPIB ポートを 指 定 しています "HARDCOPY_SETUP" コマンドではさらに 多 くのパラメータを 指 定 できますが それらはプリン タ 関 連 のものでなかったり あるいは 未 変 更 のままでかまわないものです 数 値 データ 数 値 データ タイプは 数 量 情 報 の 入 力 に 用 います 数 値 は 整 数 または 小 数 あるいは 指 数 表 記 で 入 力 できます F1:VPOS -5 C2:OFST 3.56 TDIV 5.0E-6 トレース F1 の 表 示 トレースを 5 デビジョン 分 下 に 動 かします チャンネル 2 の DC オフセットを 3.56V に 設 定 します タイムベースを 5 μsec/div に 調 節 します 例 :たとえば いろいろな 方 法 でオシロスコープのタイムベースを 5 μsec/div に 設 定 できます TDIV 5E-6 接 尾 記 号 なしの 指 数 表 記 TDIV 5 US 1E(6 を 表 す 乗 数 接 尾 語 U および 秒 を 表 す 接 尾 語 S( 省 略 可 能 ) TDIV 5000 NS または TDIV 5000E-3 US と 指 定 しても 同 じ 数 値 の 後 には 数 式 の 値 を 修 飾 する 乗 数 または 単 位 を 付 けることができます 下 記 の 簡 略 文 字 が 認 識 されます 乗 数 指 数 表 記 接 尾 語 乗 数 指 数 表 記 接 尾 語 EX 1E18 Exa- PE 1E15 Peta- T 1E12 Tera- G 1E9 Giga- MA 1E6 Mega- K 1E3 kilo- M 1E 3 milli- U 1E 6 micro- N 1E 9 nano- P 1E 12 pico- 10 XStream-RCM-J

19 第 1 章 : 概 要 F 1E(15 femto- A 1E(18 atto- 文 字 列 データ このデータ タイプにより 1 つのパラメータで 長 い 文 字 列 を 転 送 できます 文 字 列 データ 形 式 は 単 一 引 用 符 または 二 重 引 用 符 の 間 に 任 意 のシーケンスの ASCII 文 字 を 入 れて 作 成 します MESSAGE 'Connect probe to point J3' このメッセージはオシロスコープ 画 面 の 最 下 部 にあるメッセージ 行 に 表 示 されます ブロック データ ブロック データは 16 進 数 ASCII にコード 化 されたバイナリ データ 値 です つまり 4 ビッ トのニブル 値 が 16 進 数 の A...F に 変 換 されて ASCII 文 字 として 転 送 されます これらは 波 形 の 転 送 ("WAVEFORM" コマンド)とオシロスコープの 構 成 情 報 の 転 送 ("PANEL_SETUP" コ マンド)にのみ 用 います 応 答 メッセージ クエリに 対 する 回 答 としてオシロスコープからコントローラに 応 答 メッセージが 送 信 されます 応 答 メッセージのフォーマットはプログラム メッセージのフォーマットと 同 じです つまり コマンド フォーマットの 個 々の 応 答 は セミコロン<;>で 区 切 られ 終 端 文 字 で 終 了 します こ れらはオシロスコープより 受 信 したフォーマットと 同 じフォーマットで オシロスコープに 返 信 でき そのままオシロスコープにより 有 効 コマンドとして 受 け 付 けられます GPIB 応 答 メッセー ジでは <NL><EOI> 終 端 文 字 が 常 に 用 いられます 例 :たとえば コントローラによって 下 記 のプログラム メッセージが 送 信 されると TIME_DIV?;TRIG_MODE NORM;C1:COUPLING?( 終 端 文 字 は 表 示 されない) オシロスコープから 次 の 応 答 が 返 されます TIME_DIV 50 NS;C1:COUPLING D50( 終 端 文 字 は 表 示 されない) この 場 合 の 応 答 メッセージはクエリのみを 参 照 し "TRIG_MODE"は 無 視 されています また こ の 応 答 を そのままオシロスコープに 返 信 すると タイムベースを 50 nsec/div に チャンネル 1 の 入 力 カップリングを 50Ω に 設 定 するプログラム メッセージになります オシロスコープからの 応 答 を 必 要 とするときは コントロール プログラムにより GPIB インタフ ェースに 対 して オシロスコープよりデータを 読 み 込 むよう 指 示 する 必 要 があります 以 前 のプ ログラム メッセージに 対 する 応 答 を 読 み 込 む 前 に 別 のプログラム メッセージを 送 信 すると オシロスコープの 出 力 バッファに 入 れられている 応 答 メッセージは 廃 棄 されます オシロスコー プは プログラム メッセージ 受 信 よりも 応 答 メッセージに 厳 しいルールを 適 用 します コント ローラから 送 信 するプログラム メッセージには 大 文 字 や 小 文 字 を 使 用 できますが 応 答 メッセ ージは 常 に 大 文 字 で 返 されます プログラム メッセージには 余 分 なスペースやタブ(ホワイ ト スペース 類 )を 混 在 できますが 応 答 メッセージにはこれらは 含 まれません プログラム メッセージにはショート フォーマットとロング フォーマットのコマンド/クエリ ヘッダを 混 在 できますが 応 答 メッセージでは 常 にデフォルトのショート フォーマットのヘッダが 使 われ ます しかし"COMMAND_HEADER"コマンドを 用 いると ロング フォーマットのヘッダを 使 うか あ るいはヘッダを 全 く 付 けないかを オシロスコープに 設 定 することができます 応 答 ヘッダを 省 略 すると 応 答 転 送 時 間 を 最 短 化 できますが その 応 答 はオシロスコープに 再 送 できません さら にこの 応 答 には 接 尾 単 位 記 号 も 付 きません ヘッダを 省 略 する 操 作 の 利 点 は プログラム 内 部 で ヘッダの 検 索 や 削 除 を 行 う 必 要 がないため データを 簡 単 に 取 り 扱 えることです ただし メッ セージ C1:PAVA? ALL を 送 信 すると CHDR OFF を 指 定 した 場 合 でも AMPL,292.3E-3,OK,DLY, E-6,OK,FALL,95.121E-9,OK,MEAN,66E-6,OK,PER,332.8E-9,OK,PKPK,308E- 3,OK,RISE,92.346E-9,OK,RMS,106.1E-3,OK,SDEV,106.1E-3,OK,WID,166.3E-9,OK といった 文 字 XStream-RCM-J 11

20 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 列 が 返 されます これはヘッダのみが 取 り 除 かれ その 他 のアルファベット 文 字 は 常 に 送 信 され るためです チャンネル 1 のトリガ スロープが 負 に 設 定 されているときに "C1:TRSL?" クエリを 発 行 すると 下 記 のいずれかの 応 答 が 返 されます C1:TRIG_SLOPE NEG C1:TRSL NEG NEG ヘッダ フォーマット: 詳 細 ヘッダ フォーマット: 簡 略 ヘッダ フォーマット:OFF ヒント:"WAVEFORM?" クエリでオシロスコープより 波 形 データを 取 り 込 むと その 応 答 メッセージは 特 殊 なフォーマットで 返 されます これらのフォーマットは "COMM_FORMAT" コマンドと "COMM_ORDER" コマンドで 厳 密 に 指 定 できます 通 信 ログとデバック リモートコントロールのトラブルは 通 信 イベントログを 参 照 することで 問 題 解 決 に 助 けになり ます ログはエラー 以 外 にもコマンドやクエリ 応 答 メッセージなどがタイムスタンプと 共 にリ アルタイムで 更 新 されます ログを 表 示 するためには オシロスコープのメニューバーから[Utilities ユーティリティ] [Utilities Setup ユーティリティの 設 定 ]をタッチし 下 に 表 示 されるダイアログのタブから[Remote リモー ト] ダイアログを 開 きます ダイアログ 右 側 にある[Show Remote Control Log]ボタンを 押 すと ロ グを 表 示 することができます ログには 次 の 情 報 が 記 録 されます PC オシロスコープのメッセージ(Full Dialog のみ) オシロスコープ PC への 応 答 メッセージ(Full Dialog のみ) 接 続 / 切 断 コマンド エラー ログの 内 容 はオシロスコープ 再 起 動 時 に 消 去 または 継 続 を 選 択 することができます ログに 記 録 できるデータ 数 に 限 りがあるため 通 常 は 消 去 をお 勧 めします しかし リモートコントロー ルにより 再 起 動 が 発 生 する 場 合 や 操 作 継 続 できない 場 合 など ログを 確 認 できない 場 合 は 消 去 せ ずに 再 起 動 後 に 確 認 してください またログの 内 容 はテキスト ファイルに 保 存 することがで きます 12 XStream-RCM-J

21 第 1 章 : 概 要 (ログ 表 示 内 容 ) 注 意 )TCPIP 接 続 時 に Security にチェックを 入 れた 場 合 接 続 を 許 可 された PC 以 外 からアク セスがあった 場 合 Connection refused が 表 示 されます (ログモード) ログモードはイベントログ 表 示 ダイアログに 表 示 される 内 容 を 制 限 することができます [Full Dialog]はオシロスコープと PC 間 の 全 てのメッセージを 含 む 全 てのログが 記 録 されます [Error XStream-RCM-J 13

22 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 Only]は 接 続 切 断 およびコマンド エラーだけを 表 示 し オシロスコープと PC 間 のメッセージ は 表 示 されません [Off]は 何 も 記 録 されません 注 意 ) ログモードはリモートコマンドで 制 御 することができます ログモードがリモート コントロール 中 に 変 更 される 場 合 は [CHLP] または[COMM_HELP]がリモートプログラムに 含 まれているか 確 認 してください (エラーログ) リモートコマンドのエラーが 発 生 した 場 合 Type に Error 表 示 されたログが 記 録 されます Error の 内 容 は Summary に 表 示 されますが 表 示 できる 文 字 数 の 関 係 から 簡 単 な 内 容 だけが 示 されます エラー 部 分 をタッチすると 詳 細 ダイアログを 表 示 することができます (エラー 表 示 例 ) エラー 表 示 の 基 本 的 なフォーマットは 次 のように command の 次 の<>に 受 信 したコマンドが 表 示 され at token <>に 具 体 的 な 誤 り 部 分 を 示 します 続 く 文 字 列 は 誤 りの 内 容 を 示 します error: command <COMB 3> at token <3>: parameter cannot be interpreted by this command 表 示 parameter cannot be interpreted by this command illegal header path for command unknown or not applicable keyword 内 容 パラメータに 誤 りがある 例 えば COMB コマンドは 1,2, または Auto をパラメータ 指 定 する 必 要 がありますが こ こで 3 を 入 力 すると at token <3>がエラーとして 表 示 され ます チャンネル 指 定 部 分 のヘッダに 誤 りがある 2 チャンネル モデルの 機 種 で C4 などが 指 定 された 場 合 など 指 定 されるキーワードに 誤 りがある 外 部 トリガ 機 能 が 無 い 機 器 に<SCLK TTL>などのない 機 能 を 指 定 するコマン ドが 送 信 された 場 合 など unknown command コマンド 自 体 に 誤 りがある 場 合 注 意 ) コマンドにより パラメータの 指 定 範 囲 を 超 えているコマンドがエラーにならない 場 合 があります この 場 合 パラメータの 指 定 に 近 い 値 が 設 定 されます 14 XStream-RCM-J

23 第 1 章 : 概 要 (イベントログ 保 存 手 順 ) 1. メニューバーから[Utility ユーティリティ] [Utility Setups ユーティリティ 設 定 ]を 選 択 し [Remote リモート]タブを 開 きます 2. [Remote リモート]タブ 右 側 にある[Log Mode/ログモード] フィールドの 内 部 にタッチしま す 3. ポップアップから [Off/オフ] [Errors Only/エラーのみ] [Full Dialog] のいずれかを 選 択 し ます [Errors Only]の 場 合 送 受 信 されるコマンドは 表 示 されません 4. [Show Remote Control Log/リモートコントロールログの 表 示 ]ボタンを 押 すと イベント ログのダイアログが 表 示 されます ダイアログの 内 容 を 表 示 させながら 自 動 更 新 するには [Enable/ 有 効 ]にチェックします 5. イベントログの 内 容 を ASCII テキスト ファイルにエクスポートする 場 合 は [DestFilename/エクスポート 先 のファイル 名 ] データ 入 力 フィールドの 内 部 にタッチし ポ ップアップキーボードを 使 用 してファイル 名 を 入 力 した 後 [Export to Text File/テキスト でエクスポート] ボタンにタッチします (FAQ) 症 状 チェックポイント 接 続 できない ログのダイアログを 開 き ログをクリアしてから PC からのリモートを 開 始 してください Connection accepted の 表 示 があり 途 中 で Disconnected に なっていないか 確 認 してください 開 始 を 確 認 できない 場 合 Control from の 設 定 を 一 度 [OFF]に 設 定 してから 再 度 接 続 の 設 定 を 行 ってください 受 信 できていないコマンドがある ログを 参 照 し エラーが 発 生 していないか 確 認 してくだ さい 制 御 フローに 問 題 がある 可 能 性 もあります *OPC? クエリや WAIT コマンドでフロー 制 御 を 確 実 に 行 ってください 更 新 速 度 が 遅 い 高 速 な 通 信 が 可 能 なイーサーネットを 検 討 してくださ い 波 形 のメモリを 最 小 に 抑 え 不 要 な 演 算 やパラメー タ 測 定 は OFF にすることで 処 理 を 軽 くしてください モニタへの 表 示 が 必 要 なければ DISP OFF コマンド も 検 討 してください 別 のオシロスコープに 変 更 したら 動 作 が 完 了 しなくなった ログを 参 照 し エラーが 発 生 していないか 確 認 してくだ さい ソフトウェアのバージョンが 大 きく 異 なる 場 合 応 答 文 字 列 に 違 いがある 可 能 性 があります それぞれの オシロスコープで 動 作 させた 際 のフルログをエクスポー トし 違 いを 確 認 してください タイミングの 違 いが 考 えられる 場 合 ログのタイムスタンプを 確 認 し *OPC? クエリや WAIT コマンドでのフロー 制 御 を 検 討 してください XStream-RCM-J 15

24 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 タイミングと 同 期 化 リモート プログラムの 書 き 方 によっては 異 なるオシロスコープのシリーズ 間 で たとえそれ が WaveRunner シリーズと WavePro シリーズの 間 であっても タイミングの 違 いに 影 響 が 出 るこ とがあります X-Stream DSO シリーズでは これまでのオシロスコープ 以 上 にこの 影 響 が 顕 著 に 現 れます それにはいくつかの 理 由 があります 1つは X-Stream DSO シリーズが 従 来 のオ シロスコープよりも 高 速 であるという 点 です 2つ 目 は X-Stream DSO シリーズが これまで 以 上 に 高 速 のインタフェースをサポートしているという 点 です すなわち 標 準 ネットワーク インタフェースとして 1000BaseT が 使 用 されています 最 後 に そしてこれが 最 も 重 要 なので すが これまでのオシロスコープでは 多 くの 場 合 リモート コマンドを 順 番 に 処 理 していまし た つまり 1 つ 前 のコマンドが 終 了 しない 限 り 次 のコマンドは 実 行 されないのです このため 多 くの 作 業 がデフォルトで 自 動 的 に 同 期 化 され ステータス バイトや *OPC?,を 使 わないリモー ト コントロール プログラムでも 幸 運 にも 作 動 していたわけです しかし X-Stream DSO シリーズは そうではありません 本 シリーズはマルチタスクを 採 用 しているので プログラミ ングの 際 はより 注 意 を 払 う 必 要 があります 多 くのタイミング 問 題 や 同 期 化 問 題 は 捕 捉 条 件 の 変 更 や 捕 捉 後 の 処 理 を 実 行 するタイミングで 発 生 します たとえば 従 来 型 オシロスコープの 場 合 自 動 トリガ モードにしたまま チャンネ ル 1 のオフセットを 変 更 し チャンネル 1 に 対 して PAVA?クエリを 使 ってパラメータの 値 を 読 み 込 めば オフセット 変 更 が 行 われた 後 にデータを 捕 捉 し ほとんど 問 題 なく 新 しい 捕 捉 に 対 する PAVA?クエリの 結 果 を 得 ることができます しかし X-Stream DSO では これらの 処 理 が 同 時 に 行 われ オフセットの 変 更 よりも 前 に PAVA?クエリの 答 が 戻 される 可 能 性 があります また 単 発 信 号 をシングルトリガで 捕 捉 する 場 合 トリガの 準 備 が 終 わる 前 に 単 発 信 号 が 出 力 され トリ ガできない 場 合 があります オシロスコープをリモート コントロールした 際 にプログラムが 正 しい 結 果 を 出 すかどうかを 確 認 する 方 法 はいくつかあります 同 期 化 の 問 題 を 簡 単 にするために 多 くの 場 合 オシロスコー プの 実 行 終 了 を 待 つようにします オシロスコープのステータス レジスタか あるいは *OPC? クエリと WAIT コマンドを 使 って 捕 捉 や 処 理 が 終 了 した 際 にそれを 検 知 することができるのです 起 動 後 に 初 めて TRMD SINGLE コマンドなどを 送 り 捕 捉 を 開 始 すると オシロスコープはデータ の 捕 捉 を 開 始 する 前 に 自 動 的 にキャリブレーションが 実 行 されることがあります このキャリ ブレーションには 数 秒 かかることもあり 測 定 対 象 機 器 が 信 号 を 出 力 するタイミングにオシロス コープが 間 に 合 わないことがあります また 測 定 対 象 と 同 期 しながら 測 定 するアプリケーション では TRMD SINGLE コマンド 送 信 直 後 に 信 号 出 力 させると トリガの 準 備 が 間 に 合 わないこと があります このようにタイミングが 重 要 視 されるアプリケーションでは TRMD SINGLE コマ ンドを 送 った 後 オシロスコープがトリガを 受 け 付 けることが 可 能 になっているかを 確 認 するこ とが 重 要 になってきます トリガ 状 態 の 確 認 は INR?クエリを 使 います 測 定 対 象 物 が 信 号 を 出 力 する 前 に INR?クエリを 使 い トリガ 準 備 完 了 フラグ(8192)が 立 ったことを 確 認 することは 望 まし い 手 順 です *OPC?クエリは 以 前 に 送 信 しているコマンドの 処 理 が 全 て 完 了 していることを 確 認 することがで きます 例 えば FFT などの CPU パワーを 必 要 とする 演 算 では 演 算 の 終 了 に 時 間 がかかることが あります 時 間 のかかる 演 算 に 対 してパラメータ 測 定 すると タイミングによっては 演 算 波 形 が 更 新 される 前 の 結 果 に 対 して 値 が 返 されることがあります また 設 定 によっては 変 更 に 時 間 が のかかるものがあるため リモートプログラムの 動 作 に 間 に 合 わないことがあります *OPC?ク エリは 処 理 が 完 了 した 時 点 で 応 答 を 返 すので パソコン 側 は 応 答 を 待 つだけでフロー 制 御 を 確 実 にすることができます WAIT コマンドは トリガが 実 行 され 演 算 やパラメータなど 一 連 の 処 理 が 完 了 するまで WAIT コマンドに 続 くコマンドの 処 理 を 停 止 することができます 主 に WAIT の 後 にはクエリを 送 信 しま す パソコン 側 ではクエリの 応 答 が 返 るまで 待 機 すれば 新 しい 捕 捉 波 形 に 対 しての 結 果 を 確 実 に 受 け 取 ることができます *OPC?や WAIT での 制 御 では クエリの 応 答 待 ち 時 間 に 注 意 が 必 要 です ほとんどのデータ 受 け 取 りの 関 数 はタイムアウト 時 間 の 設 定 があります GPIB や ActiveDSO のタイムアウトは 16 XStream-RCM-J

25 第 1 章 : 概 要 デフォルトで 10 秒 に 設 定 されているので 待 ち 時 間 が 長 い 場 合 には タイムアウトしない ようにそれ 以 上 の 時 間 に 設 定 する 必 要 があります タイミングが 狂 う 要 因 としてキャリブレーションがあります オシロスコープはキャリブレーシ ョンにより 作 成 された 情 報 を 電 圧 感 度 に 対 するテーブルとして 一 時 的 に 保 持 しています モデル によりますが 再 起 動 されると 情 報 がリセットされる 製 品 とリファレンスとして 室 温 25 度 程 度 で 作 成 されたテーブルをリセット 後 に 呼 び 出 して 使 う 製 品 があります リセットされる 製 品 は 起 動 後 に 電 圧 感 度 を 変 えるたびに 1 度 は キャリブレーションが 動 作 します このテーブル 情 報 は 情 報 を 作 成 した 時 点 の 温 度 に 対 して 5 度 以 上 変 化 があった 場 合 に 無 効 とし 自 動 的 に 再 作 成 し 直 します この 温 度 変 化 によるキャリブレーションはリモートプログラム 側 でコントロールするこ とができます AUTO_CALIBRATE OFF コマンドは 温 度 変 化 により 自 動 的 にキャリブレーション される 機 能 をオフにすることができます しかしその 場 合 は 温 度 が 変 化 してオシロスコープの 性 能 が 落 ちることもあり また 自 己 補 正 をする 機 会 も 失 われてしまいます X-Stream DSO シリ ーズのキャリブレーションは *CAL?コマンドを 送 って 強 制 的 に 実 行 できます この 手 法 では キャリブレーションを 実 行 するタイミングをユーザが 制 御 できるため 重 要 なデータの 捕 捉 が 妨 害 されることはありません 平 均 計 算 やヒストグラムなどの 関 数 用 に 大 量 のデータを 収 集 する 必 要 がある 場 合 には トリガ モードをノーマルに 指 定 するほうが 適 切 です そのような 場 合 に 最 適 な 方 法 は 捕 捉 を 停 止 して オシロスコープをセットアップした 後 CLSW コマンドを 送 り 初 期 化 を 行 ってからトリガ モー ドを Normal に 設 定 して データを 捕 捉 することです ( 代 替 方 法 としてシーケンス モードを 使 用 することもできます シーケンス モードはデットタイムが 少 なく ユーザーにより 捕 捉 回 数 を 指 定 できますが データの 収 集 に 必 要 な 捕 捉 回 数 が 少 ない 欠 点 があります ) ステータス レジスタ ステータス レジスタは DSO の 内 部 で 発 生 するイベントと 状 態 の 記 録 をします ステータス レジスタに 記 録 されるイベントの 例 として トリガ 準 備 完 了 新 しいデータの 捕 捉 データ 処 理 の 完 了 ハードコピーの 完 了 エラーの 発 生 などがあります プログラマは 目 的 のビットが 設 定 されるまでステータス レジスタの 内 容 を 参 照 することで オシロスコープの 特 定 の 状 態 を 検 知 できます ステータス レジスタの 内 容 を 参 照 するには 適 切 なリモート コマンド(*STB? INR? *ESR?など)を 発 行 します ステータスレジスタの 各 ビットは 一 度 フラグが 立 つと クリアされるまで 状 態 を 継 続 します レ ジスタは 履 歴 として 状 態 を 記 録 しますが 現 在 の 状 態 を 示 しているとは 限 りません 後 で 状 態 が 変 化 したとしても ビットは 立 ち 続 けるようになります また 別 のビットがその 後 に 立 つと ビ ットが 重 なり 合 い 複 数 のビットが 立 ちます INR レジスタはトリガ 準 備 とトリガ 完 了 の2つのビットが 用 意 されています 捕 捉 開 始 後 プリ トリガより 長 い 波 形 をサンプルすると トリガ 準 備 が 満 たされるため INR レジスタの 13 ビット 目 (8192)のトリガ 準 備 が 立 ち 上 がります その 後 トリガが 実 行 され 0 ビット 目 (1)が 立 ち 上 がります ここで INR? クエリを 行 うと 8192 と 1 がアンドされた 値 8193 が 返 り INR レジスタは 0 に 初 期 化 されます レジスタがクリアされる 条 件 は*CLS コマンドを 受 け 取 るか レジスタに 対 してクエリが 行 われ た 場 合 です レジスタがクリアされ 後 のクエリで 応 答 が 0 の 場 合 は 状 態 が 変 化 していないことを 意 味 しています XStream-RCM-J 17

26 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 例 として リモートコマンドの 動 作 と INR レジスタ 状 態 を 見 ると 次 図 のようになります ノーマルモードに 設 定 し 波 形 更 新 を 繰 り 返 した 場 合 フラグが 重 なり 合 い ある 時 点 から INR レジスタは 同 じ 状 態 が 継 続 します 次 に 測 定 対 象 の 信 号 源 とオシロスコープの 捕 捉 を 同 期 するために シングルトリガを 使 用 する 場 合 捕 捉 を 開 始 する 前 にトリガを 停 止 し レジスタをクリアします TRMD SINGLE コマンド 受 信 後 オシロスコープは 捕 捉 を 開 始 します オシロスコープはプリトリガの 時 間 までトリガを 受 け 付 けることができません INR?クエリでトリガ 準 備 完 了 フラグ(8192)が 返 るまで 繰 り 返 し 問 い 合 わせ 測 定 対 象 の 信 号 出 力 を 待 機 します INR?クエリで 8192 を 取 得 後 INR レジスタは 0 に クリアされます トリガ 信 号 を 検 出 すると INR?クエリで 1 を 確 認 することができます INR?クエリの 応 答 は 複 数 のフラグが 立 った 状 態 で 返 ってくる 可 能 性 があります 例 えば 演 算 設 定 をし ていた 場 合 演 算 処 理 が 終 了 した 時 点 で 該 当 するフラグが 立 ちます このフラグはトリガ 検 出 のフラ グと 同 時 になる 可 能 性 があるため クエリの 応 答 をそのまま 評 価 に 使 うことは 望 ましくありません ビット 演 算 子 で 論 理 積 を 取 ることをお 勧 めします INR?クエリの 応 答 は 2 進 数 のビット 列 ではなく 10 進 数 を ASCII 文 字 列 に 変 換 してオシロスコープ から 送 信 されます 次 のようにパソコン 側 でこの 文 字 列 を 数 字 に 変 換 した 後 ビット 演 算 子 で 評 価 し たいフラグと 論 理 積 (AND)を 実 行 して 評 価 します Do Call o.writestring("inr?", 1) ret = Val(o.ReadString(80)) Loop Until ret And XStream-RCM-J

27 第 1 章 : 概 要 注 意 ) INR?クエリで 返 る 8192 は 捕 捉 が 開 始 されてことを 意 味 しています INR? クエリの 応 答 時 間 はモデルにより 異 なりますが ほぼ 数 ミリ 秒 かかります Time/Div が 短 い 時 間 の 場 合 は 8192 の 応 答 をトリガ 準 備 とみなすことができます しかし Time.Div を 500us/Div より 長 く 設 定 する 場 合 には アクイジションがスタートするグリッドの 左 端 からトリガ 位 置 まで の 時 間 8192 を 受 け 取 った 後 に 待 機 することをお 勧 めします 演 算 によっては 演 算 結 果 を 表 示 するまで 時 間 のかかるものがあります すでに 捕 捉 されている 波 形 に 演 算 を 適 用 した 場 合 に その 演 算 が 完 了 しているかを 確 認 する 手 段 として INR?クエリを 使 う ことができます また SRQ(サービスリクエスト)と 呼 ばれる 割 り 込 み 処 理 機 能 を 使 い オシロス コープ 側 から 演 算 処 理 の 終 了 をパソコン 側 に 通 知 させることもできます 次 図 2 は SRQ を 使 用 し た 場 合 の 手 順 です SRQ で 通 知 するイベントを 選 択 するには 各 イネーブルレジスタでマスク 処 理 を 行 います INR レジスタの 場 合 INE レジスタがイネーブルレジスタになります INR レジスタのビット 8~11 は 演 算 処 理 の 終 了 を 示 します(8(256)は F1 9(512)は F2 10(1024)は F3 11(2048)は F4 に 対 応 して います) F1 にアベレージを 設 定 し その 終 了 を 通 知 するには INE レジスタに 256 を 設 定 します これにより F1 の 演 算 終 了 が 上 位 レジスタ(*STB)に 通 知 されます *STB レジスタの INB ビット は INR レジスタの 代 表 ビットです SRQ の 発 生 には 更 に INB ビットを 有 効 にするため *SRE イ ネーブルレジスタでマスク 処 理 します INB レジスタだけを 有 効 にするには*SRE レジスタに 1 を 設 定 します これらのマスク 処 理 とレジスタのクリアをすれば F1 の 終 了 で SRQ を 発 生 させる 準 備 が 完 了 です XStream-RCM-J 19

28 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 パソコン 側 は 演 算 終 了 を SRQ が 発 生 するまで 待 機 します ステータス レジスタの 詳 細 は 5 章 をご 覧 ください 20 XStream-RCM-J

29 第 1 章 : 概 要 *OPC?と WAIT による 同 期 化 *OPC?クエリは それ 以 前 のコマンドが 終 了 している 場 合 に 1 を 返 します したがって 下 の 図 3 の 手 順 に 示 したように このクエリと WAIT コマンドを 利 用 して オシロスコープとコントロー ラの 同 期 を 取 ることができます WAIT コマンドは 捕 捉 が 終 了 するまで 次 のコマンドの 実 行 を 待 機 させることができます WAIT コマンドでは オプションでタイムアウトを 指 定 することができ るので オシロスコープがトリガしない 場 合 でも プログラムがハングアップすることはありま せん ただしタイムアウトを 使 う 際 は オシロスコープが 実 際 にトリガを 行 い すべての 処 理 が 終 了 したことを 確 認 するため ステータス レジスタをあとで 調 べることを 強 くお 勧 めします WAIT コマンドはパラメータなどの 処 理 が 完 了 するまで 待 機 するため WAIT 以 降 の PAVA?クエリ や PAST?クエリは 処 理 が 完 了 した 後 の 値 を 返 します プロトコル テレダインレクロイのオシロスコープは GPIB, TCPIP(VICP), LXI(VXI11), USBTMC, LSIB に 対 応 しています オシロスコープとリモートコントロールのホスト PC は 同 じプロトコルの 設 定 にする 必 要 があります プロトコルの 設 定 はオシロスコープのメニューバーの [Utilities ユーティリティ] [Utilities Setup...ユーティリティの 設 定 ] をタッチし [Remote リモート]タブを 開 きます [Remote リモート]タブにある[Control from インターフェース]からプロトコルを 選 択 します XStream-RCM-J 21

30 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 プロトコルの 種 類 GPIB:IEEE488.2 で 定 義 されるプロトコルを 使 用 します オシロスコープ 側 にオプションで GPIB インターフェースを 取 り 付 ける 必 要 があります GPIB インターフェースのドライバはオシ ロスコープのファームウェアから 提 供 されるため 別 途 インストールを 必 要 としません モデル によっては USB-GPIB 変 換 のインターフェースが 対 応 しているものがあります しかし このイ ンターフェースはテレダインレクロイ 専 用 のインターフェースとなり パソコンで 使 用 すること はできません また 市 販 のパソコン 用 の USB-GPIB インターフェースをオシロスコープに 接 続 し ても 認 識 できません パソコン 側 の GPIB インターフェースは 互 換 性 の 問 題 により 通 信 できないも のがあります 弊 社 製 品 との 接 続 では National Instruments 社 製 の GPIB ホストコントローラをお 勧 めします TCPIP(VICP):テレダインレクロイ 独 自 のメディアとしてイーサーネットを 使 用 したプロトコル です TCP/IP プロトコルを 使 用 し ソケット 番 号 1861 を 使 用 します このプロトコルは GPIB で 使 用 される SRQ(サービスリクエスト)に 似 た 機 能 を 提 供 します プロトコルの 詳 細 は" 第 三 章 の TCPIP(VICP)データ 転 送 用 のヘッダ"を 参 照 してください LXI(VXI11):メディアとしてイーサーネットを 使 用 した 標 準 化 されたプロトコルです TCP/IP プ ロトコルを 使 用 し ソケット 番 号 111 を 使 用 します 使 用 する 場 合 にはパソコン 側 に National Instruments 社 製 の NI-VISA を 必 要 とします USBTMC:メディアとして USB を 使 用 した 標 準 化 されたプロトコルです USBTMC はモデルに より 搭 載 されているモデルと 搭 載 されていないモデルがあります National Instruments 社 製 の NI-VISA が USB をパソコンに 接 続 した 際 のドライバになります 使 用 する 場 合 にはパソコン 側 に National Instruments 社 製 の NI-VISA を 必 要 とします LSIB:テレダインレクロイ 独 自 のメディアとして PCI Express を 使 用 したプロトコルです オシ ロスコープ 側 とパソコン 側 にオプションのインターフェースを 搭 載 する 必 要 があります 最 も 高 速 にデータ 転 送 が 可 能 です アプリケーションの 開 発 に SDK が 用 意 されています この SDK を 使 用 してリモートコントロールのプログラムを 作 成 できます 22 XStream-RCM-J

31 第 1 章 : 概 要 ソフトウェア ツールの 概 要 オシロスコープのソフトウェア ツールを 使 用 すると リモート プログラムをすばやく 簡 単 に 開 発 することができます ここで 説 明 するソフトウェアのほとんどはテレダイン レクロイの Web サイト( WaveStudio:WaveStudio はリモート アプリケーションです ターミナル モードでコマンド やクエリを 確 認 することや 波 形 や 画 像 イメージ 設 定 ファイルなどもオシロスコープから 転 送 す ることができます プログラムで 使 用 するコマンドやクエリの 確 認 をプログラムせずに 簡 単 に 確 認 できます 更 に HEX 表 示 モードを 搭 載 しているため バイナリ 波 形 データを 別 のプログラムを 使 用 せずに 確 認 することができます ActiveDSO:Microsoft の ActiveX コントロール 技 術 に 基 づく ActiveDSO は Microsoft 環 境 での プログラミングを 効 率 化 します ActiveDSO を 使 用 すれば コンピュータと 機 器 とのインタフェ ースが 単 純 化 され Visual C++ Visual Basic あるいはその 他 の ActiveX 互 換 のアプリケーショ ンを 使 ったプログラミングが 簡 単 になります プロトコルは TCP/IP(VICP) LXI(VXI11) GPIB USBTMC に 対 応 し 接 続 文 字 列 の 指 定 だけで プロトコルの 違 いによる 複 雑 な 操 作 は 必 要 ありま せん 例 えば Excel で 波 形 を 取 得 する 操 作 では オブジェクトの 生 成 接 続 の 指 定 波 形 転 送 の 3 行 で 目 的 の 動 作 を 完 了 することができます LabView ドライバ:NationalInstruments 社 の LabView でテレダイン レクロイのオシロスコープ をリモートコントロールするためのドライバを 提 供 しています ツールを 数 個 接 続 するだけで 簡 単 にプログラムを 作 成 することができます 標 準 で GPIB, USBTMC, LXI などのプロトコルに 対 応 しています 更 に VICP パスポートをインストールすると TCP/IP(VICP)でオシロスコープに 接 続 することができます IVI ドライバ:Mindworks 社 から 提 供 される IVI ドライバを 使 用 すれば IVI 経 由 でレクロイのオシ ロスコープをリモートコントロールすることができます IVI は 計 測 器 をカテゴリごとに 標 準 化 し カテゴリに 属 する 計 測 器 の 標 準 的 な 機 能 を 実 行 するコマンドを 共 通 にします コマンドを 共 通 化 することにより 計 測 器 の 入 れ 替 えを 容 易 にします NI VISA:NI-VISA は NationalInstruments 社 から 提 供 される 測 定 器 用 アプリケーションのプログラ ミングインターフェースです また NI VISA は LXI や USB(USBTMC) 接 続 でのドライバを 提 供 し ます Microsoft VisualC++や VisualBasic など 開 発 言 語 から VISA COM などを 通 してアクセスする ことができます NI VISA は National Instruments 社 の Web サイト( ロードできます ActiveDSO や LabView などの 利 用 でも LXI や USBTMC プロトコルを 使 用 する 際 には NI VISA を 必 要 とします Matlab 計 測 器 ドライバ:テレダイン レクロイのオシロスコープを Matlab で 使 用 するための 計 測 器 ドライバを 弊 社 Web サイト( 提 供 しています Matlab でのプログラミング 例 なども 用 意 されています XStream-RCM-J 23

32 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 ACTIVEDSO の 使 用 ActiveDSO は Microsoft 環 境 でのリモートプログラム 開 発 を 簡 単 にします この ActiveDSO は Microsoft が COM モデルの 一 部 として 開 発 したソフトウェア 技 術 である ActiveX を 使 用 していま す WindowsXP WindowsVista Windows7 など Windows の 多 くのバージョンに 対 応 し 64bit 32bit のどちらの OS でも 問 題 なく 動 作 します ActiveDSO はオシロスコープとホスト コンピュータ 間 の 簡 潔 なインタフェースを 提 供 すること で オシロスコープのプログラミングを 容 易 にします Visual C++ Visual Basic Visual Basic for Applications (VBA)といったプログラム 言 語 から 複 雑 なインタフェースに 頭 を 悩 ますことなく リモートコントロールのプログラムが 作 成 できます ActiveDSO を 使 用 すれば 第 2 部 の 標 準 的 な ASCII ベースの GPIB コマンドを 使 ってテスト プ ログラムを 開 発 することができます(GPIB または Ethernet10BaseT/100BaseT USBTMC を 通 じ て) オシロスコープのデータを Windows アプリケーションに 簡 単 に 取 り 込 めるように ActiveDSO で は 次 のようなケースでユーザをサポートします オシロスコープのデータを Excel や Word に 取 り 込 んでレポートを 作 成 する 測 定 結 果 をまとめて Microsoft Access データベースに 保 存 する Visual Basic Java C++ Excel (VBA)を 使 用 したテストを 自 動 化 する ActiveDSO コントロールは プログラミングの 複 雑 な 側 面 を 隠 し コントロール アプリ ケーションに 対 して 単 純 で 一 貫 性 のあるインタフェースを 提 供 します たとえば Excel の マクロにわずか 10 行 ほどの VBA (Visual Basic for Applications) コードを 書 くだけで スケ ーリング 済 みの 波 形 データをリモートのオシロスコープからスプレッドシートに 呼 び 出 すこ とができます ActiveDSO コントロールは OLE オートメーション 互 換 のクライアントに 視 覚 的 に 埋 め 込 むことができ プログラミングを 行 なうことなくマニュアルで 使 用 できます オシロスコープからの 波 形 転 送 では 電 圧 値 の 配 列 として 提 供 します オシロスコープとバ イナリ 転 送 で 最 も 高 速 に 転 送 しながら 電 圧 値 への 変 換 や 配 列 への 格 納 などわずらわしい 作 業 は ActiveDSO が 行 います 複 数 台 のオシロスコープをコントロールすることができます ActiveDSO コントロールには 2 つの 基 本 的 な 使 用 法 があります o o OLE オートメーション 互 換 のクライアント(たとえば PowerPoint)にキャプチャした 画 面 を 表 示 します 詳 細 は 埋 め 込 みコントロールの 例 を 参 照 オシロスコープをリモート 制 御 するためにスクリプト 言 語 (たとえば VBA)を 通 じて アクセスされる 不 可 視 オブジェクトとして 使 用 詳 細 は VBA からのアクセス を 参 照 VBA (Visual Basic for Applications)は 最 近 の Windows アプリケーションの 多 くに 組 み 込 ま れているプログラミング 言 語 です VBA は Visual Basic の 部 分 集 合 です VBA によって OLE オートメーション サーバや ActiveX コントロールを 簡 単 に 利 用 できるようになります コントロールのインスタンス 生 成 ActiveX コントロールである ActiveDSO については Visual Basic の CreateObject 関 数 を 使 って インスタンスを 生 成 できます ActiveX コントロール(ActiveDSO)のインスタンス 生 成 後 接 続 メソッドを 使 用 して 初 期 化 します 各 通 信 経 路 ごとに 必 要 な 処 理 は ActiveDSO で 完 全 にカプセ ル 化 され ユーザー 側 でプログラムする 必 要 はありません たとえば Excel のマクロにわずか 10 行 ほどの VBA コードを 書 くだけで スケーリング 済 みの 波 形 データを X-Stream DSO からス プレッドシートに 呼 び 出 すことができます(ActiveDSO の Excel サンプルを 参 照 ) 24 XStream-RCM-J

33 第 1 章 : 概 要 ActiveDSO コントロールには 次 の 2 つの 基 本 的 な 使 用 方 法 があります 1. キャプチャした 画 面 を 表 示 する OLE オートメーション 互 換 のクライアント(たとえば PowerPoint)に 埋 め 込 まれた 可 視 オブジェクトとして 使 用 詳 細 は 埋 め 込 みコントロール の 例 を 参 照 2. オシロスコープをリモート 制 御 するためにスクリプト 言 語 (たとえば VBA)を 通 じてアク セスされる 不 可 視 オブジェクトとして 使 用 詳 細 は Excel VBA の 例 を 参 照 ActiveDSO コントロールは ActiveX コンテインメント 対 応 のクライアント ソフトウエアに 埋 め 込 み 可 能 であり プログラムやスクリプトを 書 かずにマニュアルで 操 作 することもできます 例 : Excel VBA VBA (Visual Basic for Applications)は 最 近 の Windows アプリケーションの 多 くに 組 み 込 まれて いるプログラミング 言 語 です VBA は Visual Basic のサブセット 版 であり OLE オートメーシ ョン サーバや ActiveX コントロールを 簡 単 に 利 用 できるようになります ここでは Excel に 標 準 で 搭 載 されている Excel VBA を 使 用 して オシロスコープをリモート コントロールします Microsoft Office の VBA エディタを 起 動 する 方 法 : 1. ツール(Tools) マクロ(Macro) Visual Basic Editor メニューを 選 択 します 2. VBA のウインドウが 表 示 されたら 挿 入 (Insert) 標 準 モジュール(Module)メニューを 選 択 します 3. 表 示 されたエディタのウインドウに 次 のプログラム 例 をコピーします ( 次 の 例 ではイーサーネットで 接 続 された のアドレスのオシロスコープへの 接 続 例 です GPIB, USB など 別 の 接 続 では 記 述 方 法 が 異 なります 詳 しくは ActiveDSO のヘルプ などをご 参 照 ください) Sub LeCroyDSOTest() Dim dso As Object Set dso = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") 'ActiveDSO のインスタンスを 生 成 Call dso.aboutbox About box コントロールの 表 示 Call dso.makeconnection("ip: ") オシロスコープへ 接 続 Call dso.writestring("c1:vdiv 2", 1) C1 を 2 Volts/Div に 設 定 Call dso.writestring("trmd AUTO", 1) トリガを AUTO に 設 定 End Sub 実 行 手 順 : 4. サブルーチンの 内 部 にテキストカーソルを 置 きます 5. 実 行 (Run) Sub/ユーザフォームの 実 行 (Run Sub/UserForm)を 選 択 するか またはファン クションキーF5 を 押 します サンプルで 使 用 しているメゾット MakeConnection オシロスコープのアドレスを 指 定 する 接 続 文 字 列 を 引 数 として 使 用 します AboutBox 使 用 している ActiveDSO のバージョンなどの 情 報 がダイアログで 表 示 されます WriteString コマンドの 文 字 列 を1 番 目 の 引 数 に 2 番 目 の 引 数 はコマンドを 実 行 する 場 合 に は1 コマンドの 書 き 込 みが 途 中 である 場 合 には0を 指 定 します WriteString の 戻 り 値 : 成 功 の 場 合 は True 失 敗 の 場 合 は False Excel VBS を 使 った 波 形 転 送 次 は 波 形 転 送 の 例 です XStream-RCM-J 25

34 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 Sub LeCroyDSOTest() Dim dso As Object Dim wavearray Set dso = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") 'ActiveDSO のインスタンスを 生 成 Call dso.makeconnection("ip: ") オシロスコープへ 接 続 Call dso.writestring("arm;wait", 1) トリガがかかるまで 待 機 wavearray = o.getscaledwaveform("c1", , 0) 'C1 の 波 形 を 転 送 'Excel のシートへ 得 られたデータを 書 き 出 す Dim i As Long For i = 0 To UBound(waveArray) Worksheets("Sheet1").Cells(i + 3, 9).Value = wavearray(i) Next i End Sub サンプルで 使 用 しているメゾット MakeConnection オシロスコープのアドレスを 指 定 する 接 続 文 字 列 を 引 数 として 使 用 します GetScaledWaveform 第 一 引 数 に 転 送 するトレースの 指 定 第 2 引 数 に 最 大 バッファサイズ 第 3 引 数 は 通 常 1を 指 定 VC++での ActiveDSO アクセス 方 法 1. MFC アプリケーションとしてプロジェクトを 作 成 します 2. ActiveDSO の VC++サンプルに 含 まれている CDActiveDSO.cpp CDActiveDSO.h をプロ ジェクトに 追 加 します 3. 次 のようにプログラムすることでオブジェクトを 生 成 することができます CDActiveDSO dso; RECT dummyrect; dso.create(_t("lecroy.activedsoctrl.1"), _T("ActiveDSOTest"), 0, dummyrect, this, 0); VC++Variant 型 の 取 り 扱 い ActiveDSO の GetScaledWaveform などの 波 形 データ 転 送 は Variant 型 の 配 列 でデータの 受 け 渡 しが 行 われます VC++ 内 でデータとして 使 用 する 場 合 には 次 のように 変 換 を 行 う 必 要 があり ます COleVariant waveform; waveform.attach(dso.getbytewaveform("c1", 50000, 0)); // transfer each point into the array 'wavedata' long index = 0; long lowerbounds = 0; long upperbounds = 0; char data; SafeArrayGetLBound(waveform.parray, 1, &lowerbounds); SafeArrayGetUBound(waveform.parray, 1, &upperbounds); for(index = lowerbounds; index <= upperbounds; ++index) { SafeArrayGetElement(waveform.parray, &index, &data); 26 XStream-RCM-J

35 第 1 章 : 概 要 } // store each element in a global array that will be used to draw the trace wavedata[index] = data; C#での ActiveDSO アクセス 方 法 Microsoft VisualC#から ActiveDSO を 使 用 する 場 合 1. プロジェクトのソリューション エクスプローラから 参 照 設 定 を 右 クリックし 参 照 の 追 加 を します 2. COM を 選 択 し ActiveDSO を 選 択 し OK ボタンを 押 します 3. プログラム 中 で ActiveDSO のオブジェクトを 取 得 します ACTIVEDSOLib.ActiveDSO dso = new ACTIVEDSOLib.ActiveDSO(); VISA COM の 使 用 VisualBasic.Net 上 で VISA COM 経 由 でクエリする 例 VisualBasic のメニューバーから[プロジェクト] - [プロパティ]を 開 きます 参 照 設 定 から[ 追 加 ] を 選 択 して VISA COM 3.0 Type Library を 選 択 します XStream-RCM-J 27

36 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 ResourceManager と FormattedIO488 のインスタンスを 生 成 します Dim Res As New Ivi.Visa.Interop.ResourceManager Dim DSO As New Ivi.Visa.Interop.FormattedIO488 ResourceManager を 使 い オシロスコープとの 通 信 をオープンします DSO.IO = Res.Open("GPIB::6::INSTR", Ivi.Visa.Interop.AccessMode.NO_LOCK, 3000) コマンドの 送 信 とクエリの 値 を 取 得 するには 次 のように WriteString や ReadString を 使 用 しま す DSO.WriteString("*IDN?") Ret=DSO.ReadString C# 上 で VISA COM 経 由 でクエリする 例 'メッセージ 送 信 ' 応 答 メッセージを 取 得 VisualBasic.Net と 同 様 に 参 照 設 定 で VISA COM を 参 照 してください VisualStudio の[プロジ ェクト] [ 参 照 の 追 加 ]で COM のタブから VISA COM 3.0 Type Library を 選 択 します ResourceManager と FormattedIO488 のインスタンスを 生 成 します Ivi.Visa.Interop.ResourceManager Res= new Ivi.Visa.Interop.ResourceManager(); Ivi.Visa.Interop.FormattedIO488 DSO= new Ivi.Visa.Interop.FormattedIO488(); ResourceManager を 使 い オシロスコープとの 通 信 をオープンします DSO.IO = (Ivi.Visa.Interop.IMessage)Res.Open("USB0::0x05FF::0x1023::3502N04412::INSTR", Ivi.Visa.Interop.AccessMode.NO_LOCK, 3000, ""); コマンドの 送 信 とクエリの 値 を 取 得 するには 次 のように WriteString や ReadString を 使 用 しま す DSO.WriteString("*IDN?".ToString(),true); Ret= DSO.ReadString(); IVI COM の 使 用 VisualBasic.Net から IVI COM へのアクセス 'メッセージ 送 信 ' 応 答 メッセージを 取 得 1. メニューバーの プロジェクト 参 照 の 追 加 を 開 きます 2. COM タブを 開 きます 3. 次 のタイプライブラリを 追 加 します IviDriver 1.0 Type Library IviScope 3.0 Type Library IviSessionFactory 1.0 Type Library 28 XStream-RCM-J

37 第 1 章 : 概 要 IVI LeCroyScope 3.2 Type Library 4. 次 をプログラム 中 でインポートします Imports Ivi.Driver.Interop Imports Ivi.Scope.Interop Imports LeCroy.LeCroyScope.Interop Imports Ivi.SessionFactory.Interop 5. インスタンスの 作 成 と 初 期 化 COM Session Factory を 使 用 する 場 合 : Dim factory As New IviSessionFactoryClass() Dim scope As IIviScope = factory.createdriver("mylogicalname") scope.initialize("mylogicalname", False, False, "") scope.close() 直 接 指 定 する 場 合 : Dim driver As new LeCroyScope driver.initialize("gpib0::13::instr", False, False, "") driver.close() C#から IVI COM へのアクセス 1. ソリューション エクスローラの 中 で 参 照 設 定 を 右 クリックし 参 照 の 追 加 を 開 きま す 2. COM タブを 開 きます 3. 次 のタイプライブラリを 追 加 します IviDriver 1.0 Type Library IviScope 3.0 Type Library IviSessionFactory 1.0 Type Library IVI LeCroyScope 3.2 Type Library 4. 次 を using を 使 い 名 前 空 間 をインポートします using Ivi.Driver.Interop; using Ivi.Scope.Interop; using LeCroy.LeCroyScope.Interop; using Ivi.SessionFactory.Interop; 5. インスタンスの 作 成 と 初 期 化 COM Session Factory を 使 用 する 場 合 : IIviSessionFactory factory = new IviSessionFactoryClass(); IIviScope scope = (IIviScope)factory.CreateDriver("MyLogicalName"); scope.initialize("mylogicalname", false, false, ""); scope.close(); 直 接 指 定 する 場 合 : IILeCroyScope driver = new LeCroyScopeClass(); driver.initialize("gpib0::13::instr", false, false, ""); driver.close(); XStream-RCM-J 29

38 第 2 章 :GPIB による 制 御 第 2 章 :G P I B に よ る 制 御 この 章 で 説 明 する 内 容 X-Stream オシロスコープに 対 する GPIB アドレスの 割 り 当 て GPIB ソフトウェアの 設 定 リモート コントロールとローカル コントロールの 設 定 データ 転 送 の 実 行 サービス リクエストの 発 行 X-Stream オシロスコープに 対 するポーリング 30 XStream-RCM-J

39 第 2 章 :GPIB による 制 御 トーク リスン またはコントロール X-Stream DSO( 以 下 オシロスコープ と 表 記 )は GPIB (General Purpose Interface Bus) を 使 用 してリモート 制 御 できます GPIB は 通 常 のコンピュータ バスに 似 ています 両 者 の 違 いは コンピュータではバックプレーン バス 経 由 で 回 路 カードが 相 互 接 続 されるのに 対 して GPIB で はケーブル バスを 介 して 各 デバイス(オシロスコープやコンピュータなど)が 独 立 に 相 互 接 続 される 点 です また GPIB ではプログラム メッセージとインタフェース メッセージの 両 方 が 搬 送 されます プログラム メッセージはしばしばデバイス 依 存 メッセージとも 呼 ばれますが これには プロ グラミング 命 令 測 定 結 果 測 定 器 ステータス 波 形 データが 含 まれます インタフェース メッセージによってバス 自 身 が 管 理 されます インタフェース メッセージに よって 実 行 される 機 能 には バスの 初 期 化 デバイスへのアドレス 割 当 とアドレス 解 除 リモー ト モードとローカル モードの 設 定 などがあります GPIB によって X-Stream DSO に 接 続 されるデバイスは リスナ(Listener) トーカ(Talker)または コントローラのいずれかになることができます トーカは 複 数 のリスナにプログラム メッセー ジを 送 信 します コントローラは インタフェース メッセージを 各 デバイスに 送 信 してバス 上 の 情 報 の 流 れを 管 理 します ホスト コンピュータはこれら 3 つのモードを 実 行 できなくてはな りません コントローラが GPIB を 特 定 機 能 に 構 成 する 方 法 の 詳 細 は GPIB インタフェース 製 造 者 提 供 のマニュアルを 参 照 してください X-Stream DSO はトーカにもリスナにもなれますが コントローラにはなれません この 章 のほとんどの 内 容 はすべての GPIB システムにあてはまりますが このマニュアルで 詳 細 な インストラクションやプログラム コードを 示 す 場 合 それらは National Instruments のハードウ ェアとソフトウェア および 特 定 の BASIC 言 語 を 前 提 としています INCLUDES ステートメント は 指 定 したドライバを 組 み 込 んで 特 定 のプログラミング 言 語 を GPIB にリンクする 必 要 があるこ とを 示 します( 詳 細 は National Instruments のマニュアルを 参 照 ) BASIC 言 語 の 一 般 的 な 慣 行 に 従 い 名 前 が%で 終 わる 変 数 は 整 数 $で 終 わる 変 数 は 文 字 列 です 当 然 システム 全 体 は IEEE に 準 拠 する 任 意 のハードウェアおよびソフトウェアと 互 換 性 があり GPIB にリンクできる 任 意 のプログラミング 言 語 を 使 用 することができます XStream-RCM-J 31

40 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 インタフェース 機 能 X-Stream DSO のインタフェース 機 能 には IEEE で 定 義 された 下 記 の 機 能 があります AH1 全 てのアクセプタ ハンドシェーク DC1 全 てのデバイス クリア ファンクション SH1 全 てのソース ハンドシェーク DT1 全 てのデバイス トリガ L4 一 部 のリスナ 機 能 PP1 並 列 ポーリング:リモート 構 成 可 能 T5 全 てのトーカ 機 能 C0 コントローラ ファンクションなし SR1 全 てのサービス 要 求 機 能 E2 トライステート ドライバ RL1 全 てのリモート/ローカル 機 能 アドレス 指 定 GPIB 上 のデバイスはすべてアドレスを 持 っています X-Stream DSO にアドレスを 割 り 当 てるに は 同 オシロスコープのフロント パネルの UTILITIES ボタンと 画 面 上 のメニューを 使 用 して リモート コントロール ポートを GPIB に 設 定 します オシロスコープのアドレスをトーカに 指 定 すると ユニバーサル アントーク(UNT)コマンド オシロスコープ 自 体 のリスン アドレス(MLA) あるいは 他 の 測 定 器 のトーカ アドレスが 受 信 されるまで オシロスコープはトーカ 構 成 のままになります 同 様 に オシロスコープのアドレスをリスナに 指 定 すると ユニバーサル アンリスン(UNL) コマンド あるいはオシロスコープ 自 体 のトーカ アドレス(MTA)が 受 信 されるまで オシロ スコープはリスナ 構 成 のままになります 競 合 を 避 けるために 汎 用 の Unlisten コマンドまたは Untalk コマンドを 実 行 してから トーカ 状 態 またはリスナ 状 態 を 設 定 してください トーカ 状 態 とリスナ 状 態 を 制 御 するために GPIB では 下 記 の 文 字 が 使 用 されます ASCII 63 =? ASCII 95 = _ ASCII 32 = Space ASCII 64 汎 用 Unlisten 汎 用 Untalk ベース リスン アドレス ベース トーク アドレス 32 XStream-RCM-J

41 第 2 章 :GPIB による 制 御 実 際 のトーク アドレスとリスン アドレスを 作 成 するには ベース 文 字 の ASCII 値 に GPIB ア ドレスを 加 算 して 新 しい 文 字 の ASCII 値 を 計 算 する 必 要 があります したがって これらのコ マンドの 文 字 列 は 無 作 為 に 並 べた 文 字 のように 見 えます 名 前 付 き 変 数 を 使 用 すると プログラ ムが 分 かりやすくなります たとえば GPIB アドレス 4 に DSO があり アドレス 4 に PC があ る 場 合 は 後 でプログラム 内 で 使 用 するために 次 のようなコマンド 文 字 列 を 作 成 します UnListen$ = Chr$ (63) :UnTalk$ = Chr$(95) BaseListen% = 32 :BaseTalk% = 64 :DSOAddress% = 4 DSOListen$ = Chr$ (BaseListen% + DSOAddress%) DSOTalk$ = Chr$ (BaseTalk% + DSOAddress%) アドレス 0 に PC がある 場 合 は 次 のように 書 くことができます PCTalk$ = Chr$ (BaseTalk%): PCListen$ = Chr$(BaseListen%) 完 成 したコード: DSOListenPCTalk$ = UnListen$ + UnTalk$ + PCTalk$ + DSOListen$ DSOTalkPCListen$ = UnListen$ + UnTalk$ + PCListen$ + DSOTalk$ 最 後 の 2 つの 文 字 列 を 一 度 定 義 すれば これらの 文 字 列 をプログラム 内 で 使 用 して DSO にメッセ ージを 送 信 できます GPIB 信 号 GPIB システムは 16 本 の 信 号 ラインと 8 本 のグランド(GND)ライン(またはシールドライン) で 構 成 されます 信 号 ラインはさらに 次 の 3 グループに 区 分 けされます データ ライン: 通 常 8 本 のデータ ラインは DI01~DI08 と 呼 ばれ プログラム メッセージ とインタフェース メッセージの 搬 送 に 用 いられます ほとんどのメッセージでは 7 ビット ASCII コードが 使 用 されますが その 場 合 は DI08 が 使 用 されません ハンドシェーク ライン: 3 本 のハンドシェーク ラインは デバイス 間 のメッセージ バイト 交 換 の 制 御 に 用 いられます このプロセスは 3 線 ハンドシェイクと 呼 ばれ これによりデータ ライン 上 のメッセージ バイトが 伝 送 エラーなしに 送 受 信 されることが 保 証 されます インタフェース 管 理 ライン: 下 記 の 5 本 のラインによって インタフェース 上 の 情 報 の 流 れが 管 理 されます ATN (ATteNtion):トーカ アドレスやリスナ アドレスなどのメッセージ またはデバイ ス クリア(DCL)メッセージを 送 信 するためにデータ ラインを 使 用 するとき コント ローラは ATN ラインを TRUE に 設 定 します ATN が FALSE のときはバスがデータ モ ードになっているので トーカからリスナへプログラム メッセージを 転 送 できます IFC (InterFace Clear):コントローラは バスを 初 期 化 するために IFC ラインを TRUE に 設 定 します REN (Remote ENable):デバイスをリモート モードまたはローカル プログラム モー ドにするために コントローラはこのラインを 使 用 します SRQ (Service ReQuest): 任 意 のデバイスは SRQ ラインを TRUE に 設 定 して コントロ ーラからのサービスを 非 同 期 的 に 要 求 できます このラインは コンピュータ バスの 単 一 割 り 込 みラインと 同 じです EOI (End Or Identify):このラインには 2 つの 用 途 があります トーカはこのラインを 使 用 して メッセージ 文 字 列 の 終 わりを 指 示 します コントローラはこのラインを 使 用 して パラレル ポーリング(この 章 で 後 記 )の 個 々の 応 答 を 識 別 するようデバイスに 指 示 しま す XStream-RCM-J 33

42 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 I/O バッファ オシロスコープには 256 バイトの 入 力 バッファと 出 力 バッファがあります 受 信 されたプログラ ム メッセージは メッセージ 終 端 文 字 が 受 信 されるまでは 解 読 されません しかし (プログラ ム メッセージが 長 すぎて) 入 力 バッファが 満 杯 になると オシロスコープはメッセージを 解 読 し 始 めます その 場 合 データ 転 送 は 一 時 的 に 中 断 され タイムアウトの 設 定 を 極 端 に 短 く 設 定 していると コントローラによるタイムアウトが 発 生 する 場 合 があります IEEE 標 準 メッセージの 使 用 IEEE では GPIB の 電 気 的 機 械 的 仕 様 ばかりでなく 下 位 層 の 転 送 プロトコルも 規 定 してい ます たとえば コントローラがデバイスをアドレス 指 定 し トーカやリスナに 切 り 替 え リモ ート ステートをリセットしたりリモート ステートに 設 定 したりする 方 法 が 規 定 されています このようなインタフェース メッセージは GPIB のインタフェース 管 理 ラインで( 通 常 は ATN を TRUE にして) 送 信 されます これらのメッセージはすべて(GET を 除 いて) 受 信 直 後 に 実 行 されます このマニュアルの 第 2 部 のコマンド 一 覧 には 入 力 / 出 力 バッファをクリアするコマンド オシロ スコープをリモート モードに 設 定 するコマンドは 記 載 されていません 注 意 : IEEE インタフェース メッセージ 標 準 に 加 え IEEE にはコマンド ヘ ッダなど 標 準 化 されたプログラム メッセージがいくつか 規 定 されています これらのメッ セージは 先 頭 にアスタリスク<*>を 付 けて 識 別 され システム コマンドのセクションに 記 載 されています その 理 由 は このようなコマンドは IEEE 標 準 メッセージに 既 に 規 定 されているためです ホスト コンピュータの GPIB インタフェース マニュアルとそのサポート プログラムを 参 照 し てください それらには 該 当 のメッセージを 実 行 する 特 別 なコールが 記 述 されています 以 下 に 単 にバスの 再 構 成 を 行 うだけでなくオシロスコープの 動 作 に 影 響 を 与 える IEEE 標 準 メッセージを 説 明 します 34 XStream-RCM-J

43 第 2 章 :GPIB による 制 御 デバイス クリア Device CLear (DCL)または Selected Device Clear(SDC)の 各 メッセージへの 応 答 として オ シロスコープは 入 力 バッファと 出 力 バッファをクリアし たとえ 現 在 解 読 中 のコマンドがあった としてもコマンド 解 読 作 業 を 中 止 し 保 留 中 のコマンドはすべてクリアします ただし ステー タス レジスタとステータス イネーブル レジスタはクリアされません DCL は 即 時 に 実 行 さ れますが オシロスコープが 他 の 動 作 を 行 っている 場 合 などにはこのコマンドが 実 行 されるまで に 数 秒 かかることがあります グループ 実 行 トリガ Group Execute Trigger(GET)メッセージにより オシロスコープのトリガ システムが 機 能 し ます これは "*TRG" コマンドと 機 能 的 に 同 じです リモート イネーブル リモート 状 態 (RWLS)に 設 定 された X-Stream DSO ではローカル コントロールがロックアウトさ れません (Utilities Remote でリモート コントロール 機 能 を 無 効 にしていない 限 り)ローカ ル コントロール 入 力 とリモート コントロール 入 力 の 両 方 が 常 に 受 け 入 れられます インタフェース クリア InterFace Clear(IFC)メッセージは GPIB を 初 期 化 しますが オシロスコープの 動 作 にはなに も 影 響 を 及 ぼしません 注 意 : GPIB プログラミング 概 念 については このセクションに BASIC と 同 様 の 方 法 で 記 述 された 数 多 くの 例 で 説 明 されています ここでは National Instruments の GPIB インタフ ェース ボードが 装 着 されているものを 想 定 しています 他 のコンピュータや 他 の GPIB インタフェースを 使 用 するときは インタフェース マニュ アルを 参 照 して インストレーション 手 順 やサブルーチン コールを 実 行 してください ここでは DOS オペレーティング システムのもとで GPIB カードの 取 り 付 けと 設 定 を 行 う 手 順 を 説 明 しています より 新 しいオペレーティング システム(Windows 95, 98, ME, NT, 2000, XP など)では 通 常 コントロール パネルのアイコンで 設 定 できる Plug n Play GPIB ドライバが 使 用 されます XStream-RCM-J 35

44 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 GPIB ドライバ ソフトウェアの 設 定 GPIB インタフェースがコンピュータに 正 しくインストールされているかチェックします 正 しく インストールされていないときは そのインタフェース 製 造 者 のインストレーション 手 順 に 従 っ て 再 インストールします National Instruments のインタフェース ボードの 場 合 は スイッチと ジャンパで そのボードのベース I/O アドレス DMA チャネル 番 号 割 り 込 み 線 設 定 を 変 更 でき ます 当 社 のプログラム 例 では デフォルトの 位 置 設 定 を 想 定 しています オシロスコープとコンピュータに GPIB インタフェース ケーブルを 接 続 します GPIB アドレスを 必 要 な 値 に 設 定 します プログラム 例 では 設 定 4 を 想 定 しています ホスト コンピュータには オペレータのプログラムとインタフェース ボード 間 でトランザク ション 処 理 するインタフェース ドライバが 必 要 です ナショナル インスツルメンツのインタフェースの 場 合 は 下 記 の 手 順 に 従 ってインストールします GPIB ハンドラ GPIB.COM をブート ディレクトリにコピーします DOS システムのコンフィギュレーション ファイル CONFIG.SYS を 変 更 して GPIB ハンド ラの 存 在 を 宣 言 します サブディレクトリ GPIB-PC を 作 成 します システムのテストと 再 構 成 およびユーザ プログラム の 記 述 に 有 用 なファイルやプログラムを GPIB-PC サブディレクトリにインストールします GPIB-PC サブディレクトリにある 次 のファイルは 特 に 有 用 です IBIC.EXE: これにより キーボードより 関 数 を 入 力 して GPIB を 対 話 的 に 制 御 できます GPIB プログラミングやオシロスコープのリモート コマンドに 不 慣 れなユーザには このプログラム の 使 用 を 推 奨 します IBCONF.EXE: これは GPIB ハンドラの 現 在 の 設 定 値 の 検 査 や 変 更 を 可 能 にする 対 話 型 プログラ ムです IBCONF.EXE または 新 規 バージョンの 同 プログラムを 実 行 するには National Instruments のマニュアルを 参 照 してください 注 意 : このセクションのプログラム 例 では National Instruments(NI)の GPIB ドライバ GPIB.COM がデフォルト ステートに 設 定 されている つまり ユーザが IBCONF.EXE で このドライバ 設 定 を 変 更 していないことを 想 定 しています これは インタフェース ボー ドがシンボリック 名 'GPIB0'で 参 照 でき GPIB バスのアドレス 1~16 のデバイスがシンボ リック 名 'DEV1'~'DEV16'でコールできることを 意 味 しています お 手 持 ちの National Instruments インタフェース カードが PC2A ではなく PC2 の 場 合 は IBCONF.EXE を 実 行 して デフォルトの PC2A ではなく PC2 の 存 在 を 宣 言 してください National Instruments の 最 近 のボード および 他 のベンダーのボードには 独 自 のソフトウェアが 必 要 です ただし National Instruments は 従 来 のシステムとの 互 換 性 を 十 分 に 維 持 しており 従 来 のソフトウェアも 新 しいボードで 動 作 する 場 合 があります 簡 易 転 送 の 実 行 National Instruments の 提 供 する 3 つのサブルーチン(IBFIND IBRD IBWRT)を 用 いるだけで 膨 大 な 数 のリモート コントロール 操 作 を 実 行 できます 下 記 のプログラムだけで オシロスコ ープのタイムベース 設 定 を 読 み 出 し 端 末 に 表 示 できます GPIB: This line holds the INCLUDE for the GPIB routines Find: DEV$ = DEV4 Because the DSO has been set at address 4. CALL IBFIND (DEV$, SCOPE%) Find the DSO:label it SCOPE%. Send: CMD$ = TDIV? Make a query string about the time base speed. 36 XStream-RCM-J

45 第 2 章 :GPIB による 制 御 Read: 説 明 CALL IBWRT (SCOPE%, CMD$) Send the string to the DSO. CALL IBRD (SCOPE%, RD$) PRINT RD$ END Read the response from the DSO. Print the response string. GPIB: この 行 にはプログラミング 言 語 と National Instruments GPIB 関 数 /ドライバ 間 のリンクを 指 定 します Find: デバイス DEV4 を 開 いて このデバイスに 記 述 子 "SCOPE%" を 割 り 当 てます これ 以 降 I/O コールはすべて"SCOPE%"を 参 照 することになります GPIB ハンドラのデフォルト コンフィギュレーションでは "DEV4"が 認 識 され GPIB アドレス 4 のデバイスに 関 連 付 けられます Send: コマンド 文 字 列 TDIV?を 用 意 し この 文 字 列 をオシロスコープに 転 送 します このコマン ドは オシロスコープにタイムベースの 現 在 設 定 値 を 返 すよう 命 令 します Read: オシロスコープの 応 答 を 読 み 取 り その 応 答 を 文 字 列 RD$に 代 入 します XStream-RCM-J 37

46 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 このプログラム 例 の 実 行 時 に IBWRT が 実 行 されるとオシロスコープは 自 動 的 にリモート ステ ートにおかれ その 状 態 を 保 ち 続 けます ここで プログラム 例 を 少 し 変 更 して GPIB 操 作 時 に 発 生 したエラーをチェックするプログラムを 紹 介 します GPIB: Address: This line should hold the INCLUDE for the GPIB routines DEV$ = DEV4 Find: CALL IBFIND (DEV$, SCOPE%) Find the DSO. Send: ErrorS: CMD$ = TDIV? Time base query CALL IBWRT (SCOPE%, CMD$) Send the string to the DSO. IF IBSTA% < 0 THEN PRINT WRITE ERROR = ; IBERR% :END Read: CALL IBRD (SCOPE%, RD$) Try to read a string from the DSO. ErrorR: IF IBSTA% < 0 THEN PRINT READ ERROR = ; IBERR% :END PRINT RD$ 190 END GPIB ステータス ワード ISTA% GPIB エラー 変 数 IBERR% カウント 変 数 IBCNT%は GPIB ハ ンドラで 定 義 されており GPIB ファンクション コールのたびに 更 新 されます エラーが 発 生 す ると IBSTA%が 負 の 値 になり 発 生 したエラーの 種 類 は IBERR%で 示 されます IBCNT%は 転 送 されたバイト 数 を 示 します 詳 細 は National Instruments のマニュアルを 参 照 してください 上 記 のプログラム 例 では オシロスコープの GPIB アドレスが 4 以 外 の 値 に 設 定 されている 場 合 にエラ ーが 報 告 されます リモート コマンドをオシロスコープに 送 信 するとき IBSTA%および IBERR%は 必 ずしも 文 字 列 がオシロスコープに 受 け 入 れられたことを 意 味 しません 単 に 文 字 列 がオシロスコープに 正 しく 送 信 されて 解 釈 されたことを 示 します コマンドが 有 効 であり オシ ロスコープによって 拒 否 されなかったことを 確 認 するには リモート コントロール アシスタン トを 使 用 します 38 XStream-RCM-J

47 第 2 章 :GPIB による 制 御 追 加 のドライバの 呼 び 出 し IBLOC は IEEE 標 準 の Go To Local(GTL)メッセージを 実 行 するのに 使 用 されます(つま り オシロスコープをローカル 状 態 に 戻 します) 上 記 のプログラミング 例 では このメッセージ の 使 用 方 法 を 示 しています IBCLR は IEEE 標 準 の Selected Device Clear(SDC)メッセージを 実 行 します IBRDF で GPIB よりファイルへのデータ 読 み 込 みが IBWRTF でファイルから GPIB へのデータ 書 き 込 みが 行 われます 保 存 装 置 との 直 接 データ 転 送 にはデータ ブロック サイズの 制 限 はあ りませんが コンピュータ メモリとのデータ 転 送 に 比 べると 遅 くなります IBRDI で GPIB より 整 数 配 列 へのデータ 読 み 込 みが IBWRTI で 整 数 配 列 から GPIB へのデータ 書 き 込 みが 可 能 になります (BASIC では) 整 数 配 列 記 憶 が 最 大 64K バイトなので 大 容 量 のデー タ ブロックをコンピュータに 転 送 するときには BASIC 文 字 列 長 で 256 バイトに 制 限 されている IBRDF や IBWRTF ではなく IBRDI と IBWRTI を 用 いる 必 要 があります C などの 最 近 のプログラ ム 言 語 では IBRD と IBWRT ファンクション コールのデータ ブロック サイズの 制 限 は 遥 かに 軽 減 されているので IBRDI と IBWRTI は BASIC 用 のみ 用 意 されていることに 注 意 してください IBTMO はプログラム 実 行 時 にタイムアウト 時 間 を 変 更 します GPIB ドライバのデフォルト 値 は 10 秒 です たとえば オシロスコープが IBRD コールに 応 答 しないとき IBRD は 指 定 された 時 間 後 にエラーを 返 します IBTRG は IEEE 標 準 の Group Execute Trigger(GET)メッセージを 実 行 します これによ りオシロスコープはトリガ 待 ち 状 態 になります National Instruments は 追 加 ファンクション コールを 数 多 く 提 供 しています 特 に GPIB を 極 めて 詳 細 に 制 御 できる いわゆるボード レベル コールを 使 用 できます 注 意 : コントローラによって STatus Byte Register (STB)が 読 み 取 られるまで SRQ ビット は 変 更 されません *STB? コマンドによって STB を 読 み 取 ると 新 しいイベントが 発 生 す るまで MAV ビット(ビット 4)を 除 いてレジスタの 内 容 がクリアされます *SRE 0 コマン ドで SRE レジスタをクリアすると サービス リクエストを 無 効 にすることができます XStream-RCM-J 39

48 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 サービス リクエストの 発 行 X-Stream DSO をリモート アプリケーションで 使 用 していると しばしば 非 同 期 にイベントが 発 生 します つまり その 時 点 はホスト コンピュータからは 予 測 できません 最 も 一 般 的 な 例 は オシロスコープがトリガ 待 ち 状 態 になっている 場 合 です コントローラは 捕 捉 が 終 了 するまで 待 機 していないと 捕 捉 した 波 形 を 読 み 込 むことができません あるイベントが 発 生 したがどう かをチェックする 簡 単 な 方 法 は それに 関 連 するステータス ビットを 求 める 遷 移 状 態 が 検 出 されるまで 継 続 的 または 周 期 的 に 読 み 出 すことです ステータス ビットを 継 続 的 にポーリング する 方 法 を 下 記 で 詳 しく 説 明 します ステータス ビットの 詳 細 な 説 明 については 第 5 章 を 参 照 してください おそらくオシロスコープで 発 生 するイベントを 検 出 するより 効 果 的 な 方 法 は Service Request (SRQ)を 使 用 することです この GPIB 割 り 込 みラインは コントローラのプログラム 実 行 割 り 込 みに 使 用 できます したがって コントローラは 他 のプログラムを 実 行 しながら 割 り 込 み を 待 っていることができます 残 念 ながら すべてのインタフェース 製 造 者 が 割 り 込 みサービ ス ルーチンをサポートしているわけではありません 特 に National Instruments では ISTA% ステータス ワード 内 での SRQ ビットのみをサポートしているため IBWAIT ファンクション コールを 使 用 して ISTA%ステータス ワードを 頻 繁 かつ 定 期 的 にチェックする 必 要 があります なお 実 際 に 割 り 込 みサービス ルーチンがサポートされていない 場 合 には SRQ を 使 用 しても あまり 有 効 ではありません デフォルト 状 態 では 電 源 投 入 後 のサービス リクエストはディスエーブルです SRQ を 有 効 に するには "*SRE"コマンドでサービス リクエスト イネーブル(Service Request Enable)レジ スタを 設 定 し どのようなイベントによって SRQ が 生 成 されるのかを 指 定 します オシロスコー プは 選 択 されたイベントが 発 生 すると 即 座 に SRQ ラインに 信 号 を 出 し コントローラに 割 り 込 みをかけます 複 数 のデバイスが GPIB に 接 続 されている 場 合 コントローラは 複 数 のデバイス を 連 続 ポーリングして どのデバイスによって 割 り 込 みがかけられたかを 特 定 する 必 要 がありま す 例 : new signal acquired. イベントへの 応 答 として SRQ を 発 行 します このイベントは INR レジ スタによって 追 跡 管 理 され 位 置 0 の INB サマリー ビットとして SRE レジスタに 反 映 されます ビット 位 置 0 の 値 は 1 であるため コマンド *SRE 1 を 実 行 すると INB サマリー ビットが 設 定 されるたびに SRQ を 生 成 することができます また INR レジスタのイベントのうち INB ビットに 集 約 されるイベントを 指 定 する 必 要 がありま す new signal acquired イベントは INE ビット 0 ( 値 1)に 相 当 し return-to-local イベントは INE ビット 2 ( 値 4) に 割 り 当 てられます その 結 果 合 計 は = 5 となり コマンド INE 5 が 必 要 になります CMD$ = INE 5 ; *SRE 1 CALL IBWRT (SCOPE%, CMD$) オシロスコープに 対 するポーリングの 実 行 オシロスコープ 内 で 発 生 する 状 態 遷 移 は 特 定 の 内 部 ステータス レジスタをポーリングするこ とによってリモート 監 視 できます 4 種 類 の 基 本 的 なポーリング 方 式 ( 連 続 シリアル パラレル *IST)を 使 用 して 特 定 のイベントの 発 生 を 検 出 できます continuous, serial, parallel, and *IST. 最 も 単 純 なポールは 連 続 ポーリングです その 他 のポーリング 方 式 は (SRQ ラインをサービスす る) 割 り 込 みサービス ルーチンがサポートされているか GPIB 上 で 複 数 のデバイスを 同 時 に 監 視 する 必 要 のある 場 合 にのみ 意 味 を 持 ちます 下 記 で 説 明 するそれぞれの 方 式 の 差 異 を 強 調 する ために 同 じ 例 ( 新 しい 捕 捉 が 発 生 したかどうかを 判 定 する 例 )を 使 用 します 連 続 ポーリングの 実 行 遷 移 が 検 出 されるまでステータス レジスタが 連 続 的 に 監 視 されます これは 状 態 遷 移 を 検 出 す る 最 も 直 接 的 な 方 式 ですが 特 に 複 数 のデバイス 構 成 のときなど 状 況 によっては 実 装 できない 場 合 があります 40 XStream-RCM-J

49 第 2 章 :GPIB による 制 御 下 記 の 例 では 対 応 するビット(この 例 ではビット 0 値 1)が 非 0 になるまで つまり 新 しい 波 形 が 捕 捉 されたことを 示 すまで 内 部 状 態 遷 移 ステータス レジスタ(INR: INternal state change Register)を 連 続 ポーリングすることによって "new signal acquired" イベントを 検 出 します INR は 読 み 出 されると 同 時 にクリアされるため 非 0 値 の 検 出 後 に 再 度 クリアする 必 要 はありま せん CHDR OFF コマンドは オシロスコープに 対 して クエリへの 応 答 時 にコマンド ヘッダ をすべて 削 除 するよう 指 示 する 命 令 です これにより 応 答 の 解 読 が 簡 単 になります その 場 合 オシロスコープから INR 1 の 代 わりに 1 が 返 されます CMD$ = CHDR OFF CALL IBWRT (SCOPE%, CMD$) MASK% = 1 New Signal Bit has value 1 DO CMD$ = INR? CALL IBWRT (SCOPE%, CMD$) CALL IBRD (SCOPE%, RD$) NEWSIG% = VAL (RD$) AND MASK% LOOP UNTIL NEWSIG% = MASK% XStream-RCM-J 41

50 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 シリアル ポーリングの 実 行 SRQ 割 り 込 みラインに 信 号 が 出 力 されると シリアル ポーリングが 実 行 されます シリアル ポーリングは 複 数 のオシロスコープを 同 時 に 使 用 するときのみ 意 味 があります シリアル ポー リングでは 各 オシロスコープの STB レジスタの SRQ ビットを 検 査 することによって どのオ シロスコープによって 割 り 込 みが 生 成 されたのかを 検 出 します サービス リクエストは 割 り 込 みメカニズムに 基 づいているため 複 数 デバイス 構 成 の 環 境 ではシリアル ポーリングによって サービス 速 度 に 関 する 有 用 な 分 析 結 果 が 得 られます 下 記 の 例 では "INE 1" コマンドを 使 用 し INR の "new signal acquired" イベントが STB ステー タス バイトの INB ビットに 報 告 されるようにしています また "SRE 1" コマンドを 使 用 し ステータス バイトの INB が 設 定 されるたびに SRQ を 生 成 できるようにしています IBWAIT フ ァンクション コールによって 次 の 3 つの 状 態 のどれかが 発 生 するまで 待 機 するようコンピュ ータに 命 令 しています (1) GPIB エラーを 表 すマスク(MASK%)の &H8000 (2) タイムアウ ト エラーを 表 す&H4000 (3) SRQ ビットで 生 成 されたサービス リクエスト(RQS: ReQuest for Service)の 検 出 に 対 応 する&H0800 IBWAIT で RQS が 検 出 されると シリアル ポーリングが 自 動 的 に 実 行 され どのオシロスコー プによって 割 り 込 みが 生 成 されたのかが 調 べられます ポーリングが 終 了 するのは タイムアウ トが 発 生 した 場 合 またはオシロスコープ(SCOPE%)によって SRQ が 生 成 された 場 合 に 限 られ ます 次 に IBRSP ファンクション コールで ステータス バイト 値 を 取 り 出 して 詳 しい 解 析 を 行 います この 例 を 正 しく 機 能 させるためには GPIB ハンドラの 'Disable Auto Serial Polling' 値 を 'off 'に 設 定 する 必 要 があります(IBCONF.EXE でチェックします) CMD$ = *CLS ; INE 1;*SRE 1 CALL IBWRT (SCOPE%, CMD$) MASK% = &HC800 CALL IBWAIT (SCOPE%, MASK%) IF (IBSTA% AND &HC000) <> 0 THEN PRINT GPIB or Timeout Error :STOP CALL IBRSP (SCOPE%, SPR%) PRINT Status Byte =., SPR% ボードレベルのファンクション コールでは 同 じインタフェース ボードに 接 続 された 複 数 の オシロスコープを 同 時 に 処 理 できます 詳 細 は National Instruments のマニュアルを 参 照 してくだ さい 注 意 : シリアル ポールが 完 了 すると STB ステータス レジスタの RQS ビットはクリア されます 他 の STB レジスタ ビットは "CLS"コマンド または 装 置 リセットによりクリ アされるまで 設 定 されたままなので 注 意 してください これらのビットをクリアしないと 他 の 割 り 込 みは 生 成 できません 42 XStream-RCM-J

51 第 2 章 :GPIB による 制 御 パラレル ポーリングの 実 行 シリアル ポーリングと 同 様 に パラレル ポーリングは 複 数 のオシロスコープが 接 続 されてい る 場 合 のみ 意 味 を 持 ちます パラレル ポーリングでは すべてのオシロスコープの 個 別 ステー タス(IST: Individual STatus)ビットがコントローラによって 同 時 に 読 み 取 られ サービスを 必 要 とするオシロスコープが 検 出 されます この 方 式 では 最 大 8 個 のオシロスコープに 対 して 同 時 にポーリングを 実 行 できます パラレル ポーリングを 開 始 すると 各 オシロスコープから DIO データ ラインの 1 つを 通 じて ステータス ビットが 返 されます 各 オシロスコープは 別 々の DIO データ ラインを 通 じて 個 別 に 応 答 するか 単 一 のデータ ラインを 通 じて 集 合 的 に 応 答 します データ ラインの 割 り 当 ては PPC (Parallel Poll Configure) シーケンスを 使 用 してコントローラにより 行 われます 下 記 の 例 では "INE 1" コマンドを 使 用 し INR の"new signal acquired" イベントが STB ステータ ス バイトの INB ビットに 報 告 されるようにしています どのイベントが IST ステータス ビットに 集 約 さ れるのかは PRE (PaRallel poll Enable) レジスタによって 決 定 されます また *PRE 1 コマンドを 使 用 し INB ビットが 設 定 されるたびに IST ビットを 設 定 できるようにしています パラレル ポーリング を 開 始 すると データ バス ライン DIO2 が 変 更 されるまで ステータス ビットが 検 査 されま す 第 1 段 階 1. INE レジスタと PRE レジスタを 有 効 にします 2. パラレル ポーリングを 実 行 できるようにコントローラを 設 定 します 3. 次 のコマンドを 使 用 し オシロスコープがデータ バス ライン DIO2 に 応 答 するようにしま す CMD1$ = DSOListenPCTalk$ As defined earlier CALL IBCMD (BRD0%, CMD1$) CMD$ = INE 1;*PRE 1 CALL IBWRT (BRD0%, CMD$) PPE$ = Chr$ (&H5) GPIB Parallel Poll Enable MSA9$ = Chr$ (&H69) GPIB Secondary Address 9 CMD4$ = PPE$ + MSA9$ + UnListen$ CALL IBCMD (BRD0%, CMD4$) 第 2 段 階 4. 次 のコマンドを 使 用 し DIO2 が 設 定 されるまでオシロスコープに 対 してパラレル ポーリン グを 実 行 します Do CALL IBRPP (BRD0%, PPR%) Loop Until (PPR% AND &H2) = 2 第 3 段 階 5. 次 のコマンドを 使 用 し パラレル ポーリング(hex 15)を 無 効 にして パラレル ポーリン グ レジスタをクリアします PPU$ = Chr$ (&H15) GPIB Parallel Poll Unconfigure CALL IBCMD (BRD0%, PPU$) CALL IBCMD (BRD0%, CMD1$) As defined earlier CMD$ = *PRE 0 :CALL IBWRT(BRD0%,CMD$): 上 記 の 例 では ボードレベルの GPIB ファンクション コールを 使 用 しています コントローラ (ボード)がアドレス 0 にあり X-Stream DSO(オシロスコープ)がアドレス 4 にあると 想 定 してい ます XStream-RCM-J 43

52 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 コントローラおよび X-Stream DSO のリスナ アドレスとトーカ アドレスは 次 のとおりです 論 理 デバイス リスナ アドレス トーカ アドレス 外 部 コントローラ: 32 (ASCII<space>) 64 X-Stream DSO = 36 (ASCII $) = 68 (ASCII D) *IST ポーリングの 実 行 パラレル ポーリングで 返 される 個 別 ステータス(IST: Individual STatus)ビットの 状 態 は "*IST?"クエリを 送 信 して 読 み 出 すことができます *IST ポーリング モードを 有 効 にするには パラレル ポーリングの 場 合 と 同 様 に PRE レジスタに 書 き 込 むことによって X-Stream DSO を 初 期 化 します *IST ポーリングではパラレル ポーリングがエミュレートされるため コントローラでパラレル ポーリン グがサポートされない 場 合 は 常 にこの 初 期 化 が 必 要 になります 下 記 の 例 では "INE 1" コマンドを 使 用 し INR の "new signal acquired" イベントが STB ステータス バイトの INB ビットに 報 告 されるよう にしています また *PRE 1 コマンドを 使 用 し INB ビットが 設 定 されるたびに IST ビットを 設 定 できるようにしています CHDR OFF コマンドでオシロスコープの 応 答 のコマンド ヘッダを 取 り 除 き 解 読 を 簡 単 にしています これにより オシロスコープによって IST ビットが 設 定 さ れるまで IST ビットのステータスが 連 続 的 に 監 視 されます CMD$ = CHDR OFF; INE 1; *PRE 1 CALL IBWRT (SCOPE%, CMD$) DO CMD$ = *IST? CALL IBWRT (SCOPE%, CMD$) CALL IBRD (SCOPE%, RD$) LOOP UNTIL VAL (RD$) = 1 44 XStream-RCM-J

53 第 2 章 :GPIB による 制 御 XStream-RCM-J 45

54 第 3 章 :LAN や USB による 制 御 第 3 章 :L A N や USB による 制 御 この 章 で 説 明 する 内 容 LAN や USB による X-Stream オシロスコープの 制 御 LAN による GPIB メッセージのシミュレート 46 XStream-RCM-J

55 第 3 章 :LAN や USB による 制 御 はじめに イーサネット 接 続 はネットワーク 経 由 またはオシロスコープとコンピュータをクロスケーブ ルでダイレクトに 接 続 して オシロスコープを 制 御 します 接 続 はオシロスコープのイーサネ ットポートを 通 して 行 います B タイプの USB コネクタが 搭 載 されたモデルは USB デバイスとして コンピュータから 制 御 することができます タイプ A コネクタとタイプ B コネクタを 持 つ 標 準 USB ケーブルを 使 用 し USBTMC プロトコルで 通 信 します 本 章 はオシロスコープをイーサネット インタフェース または USB を 経 由 してコントロー ルするための 基 本 的 操 作 を 記 述 します このマニュアルの 第 2 部 ではリモート コントロール コマンドを 詳 しく 説 明 します リモー ト コントロール コマンドは イーサネットや GPIB または USBTMC を 通 じたオシロスコープ の 制 御 に 使 用 されます 実 装 標 準 リモート コントロール コマンドは インターフェースの 種 類 に 関 わらず 可 能 な 限 り IEEE 規 格 に 準 拠 しています IEEE は IEEE を 拡 張 した 規 格 と 考 えることができ 主 に 電 気 と 機 械 に 関 連 する 項 目 を 規 定 しています LAN 接 続 は テレダインレクロイ 独 自 のプロト コルである VICP と 計 測 器 向 けに 標 準 化 されたプロトコルである LXI の 2 種 類 があります USB 接 続 は 計 測 器 向 けに 標 準 化 されたプロトコル USBTMC を 使 います それぞれのプロトコルはリ モートコマンドに 対 して 下 位 層 プロトコルにあたり 文 字 列 またはバイナリデータをカプセ ル 化 して 送 受 信 します LAN 接 続 TCP/IP ネットワーク プロトコルを 使 用 し イーサネットを 通 じてオシロスコープをコンピュータ に 接 続 することができます このイーサネット 接 続 はストレート ケーブルを 使 ってネットワーク 経 由 で 行 うか(ハブやスイッ チを 使 用 ) クロス ケーブルを 使 ってオシロスコープのイーサネット インタフェースとコンピ ュータとの 間 で 行 います オシロスコープをネットワークに 接 続 する 場 合 は その 前 に ネットワーク 管 理 者 への 情 報 の 問 い 合 わせが 必 要 です ネットワークについて 不 正 なアドレスを 指 定 すると ネットワークとオシ ロスコープの 両 方 が 予 測 しない 動 作 をとる 場 合 があります オシロスコープの 設 定 メニューバーの Utility(ユーティリティ)-Utility Setup(ユーティリティ 設 定 )を 選 択 し Remote タブを 開 くと 次 のようなダイアログが 表 示 されます Control from を TCPIP または LXI に 設 定 すると イーサーネット 接 続 することができます 詳 しくは 各 モデルの 操 作 マニュアルを 参 照 してください XStream-RCM-J 47

56 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 LAN アドレスの 手 動 設 定 オシロスコープのアドレスを 設 定 する 必 要 がある 場 合 は Windows の 通 常 のアドレス 設 定 手 順 に 従 います オシロスコープとホスト コンピュータを 直 結 する 場 合 は 最 初 にコンピュータを 正 しく 設 定 しておく 必 要 があります 特 定 の TCP/IP アドレスを 割 り 当 てなければなりません(これ は 静 的 アドレス 指 定 と 呼 ばれます) ただし これは DHCP サーバから 動 的 に IP アドレスを 取 得 するように PC をセットアップできないことを 意 味 します オシロスコープに 静 的 アドレスを 設 定 する 手 順 : 1. メニューバーの Utility(ユーティリティ)-Utility Setup(ユーティリティ 設 定 )を 選 択 し Remote タブを 開 き [NetworkConections ]ダイアログ を 開 きます 2. [Local Area Connetion]のプロパティを 表 示 させます 次 のようなネットワーク ダイアログ ボックスが 表 示 されます 48 XStream-RCM-J

57 第 3 章 :LAN や USB による 制 御 3. [TCP/IP] または[TCP/IP v4]プロトコルがリストに 表 示 されない 場 合 は 追 加 する 必 要 がありま す Windows のマニュアルに 従 って TCP/IP プロトコルを 追 加 し イーサネット アダプタに TCP/IP プロトコルをバインドします 4. [TCP/IP]([TCP/IPV4]) をダブルクリックすると 次 のようなダイアログボックスが 表 示 されま す Use the following IP address を 選 択 します 5. このオプションが 既 に 選 択 されている 合 は 静 的 アドレスが 設 定 済 みであり それ 以 上 の 作 業 を 行 う 必 要 はありません TCP/IP ダイアログボックスとネットワーク ダイアログ ボック スをキャンセルして コントロール パネルを 閉 じます 6. アドレスをまだ 選 択 していない 場 合 は 上 記 に 示 すように IP アドレスとサブネット マス クを 入 力 します IP アドレスを x.x にした 場 合 のサブネット マスクは です ホストコンピュータと 制 御 対 象 のオシロスコープのアドレスと 同 一 のアドレスは 指 定 で きません 7. TCP/IP プロパティ ダイアログボックスの OKをクリックします オペレーティング シス テムおよびそのバージョンによっては コンピュータの 再 起 動 が 必 要 になることがあります その 場 合 は 再 起 動 を 指 示 するダイアログボックスが 表 示 されます XStream-RCM-J 49

58 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 接 続 の 確 認 PC とオシロスコープ 間 の 物 理 的 接 続 および PC の TCP/IP 構 成 を 確 認 するには ping コマンドを 使 用 します ping コマンドは Windows に 搭 載 されたコマンド プロンプト 内 で 使 用 します PC とオシロスコープ 間 の 物 理 的 接 続 を 確 認 するには 次 の 手 順 に 従 います 1. コマンド プロンプトを 起 動 します 2. ping <ip_address> と 入 力 します <ip_address>はオシロスコープに 割 り 当 てられた 静 的 な TCP/IP アドレスです 次 図 の[コマンド プロンプト]ウィンドウは ping が 成 功 した 例 であり イーサネット 接 続 が 確 立 されたことを 示 しています ping コマンドはデバイスにメッセージ を 送 信 して 応 答 を 待 ちます タイムアウトが 発 生 する 場 合 宛 先 (オシロスコープ)として 指 定 された IP アドレスが 不 正 であるか PC の IP アドレスのサブネット マスク 内 に 存 在 し ません Ping 応 答 確 認 の 備 考 オシロスコープによっては 出 荷 時 の Windows の 設 定 が Ping パケットに 応 答 しないように 設 定 されています Ping に 応 答 するように 次 のように 設 定 します 1. オシロスコープの 画 面 からFile-Exitを 選 択 し Windowsのコントロールパネルに 入 り Windows Firewallを 起 動 します 2. Advanced settingsを 選 択 します 50 XStream-RCM-J

59 第 3 章 :LAN や USB による 制 御 3. 左 側 のツリーからInboundRulesを 選 択 します 4. リスト 内 からFile and Printer Sharing(Echo Request -ICMPv4-In)のPrivateを 右 クリックして Enable Ruleにします プログラミング プロトコルで VICP を 選 択 した 場 合 弊 社 が 無 償 で 提 供 している API の ActiveDSO を 使 用 するか または National Instruments 社 の NI-VISA に VICP Passport を 追 加 して アクセスすることができ ます( 最 新 の NI-VISA は VICP Passport は からダウンロードすることができます) ActiveDSO は ActiveX をサポートしているプログラム 言 語 から 直 接 呼 び 出 すことができます NI- VISA はプログラム 言 語 から VISA COM, または VISA C のインターフェースを 通 して 利 用 できます オシロスコープの 指 定 は 接 続 文 字 列 を 使 い 次 のように 指 定 します ActiveDSO のアドレス 指 定 は"IP:<オシロスコープの IP アドレス>"で 指 定 します VICP Passport のアドレス 指 定 は VICP::<オシロスコープの IP アドレス> で 指 定 します プロトコルで LXI を 選 択 した 場 合 Pacific MindWorks, Inc. 社 から 提 供 される IVI ドライバ また は National Instruments 社 の NI-VISA からアクセスすることができます( 最 新 の NI-VISA は IVI ドライバはプログラム 言 語 の 参 照 設 定 で IviDriver タイプライブラリなどを 追 加 して 使 用 します LabView は LXI をサポートしているため 接 続 文 字 列 で TCPIP0::<オシロスコープの IP アドレス>::inst0::INSTR を 指 定 するだけでアクセス することができます TCPIP(VICP) データ 転 送 用 のヘッダ TCPIP(VICP)でデータの 送 受 信 をするためには ソケット 番 号 1861 をオープンし データブロッ クの 前 にヘッダを 付 けます ヘッダのフォーマットを 次 の 表 に 示 します バイト# 目 的 0 オペレーション ビット( 次 の 表 を 参 照 ) 1 ヘッダー バージョン( 通 常 1) 2 連 続 番 号 * 3 スペア( 将 来 の 拡 張 用 の 予 備 ) 4 ブロック 長 (データバイト) LSB 5 ブロック 長 (データバイト) 6 ブロック 長 (データバイト) 7 ブロック 長 (データバイト) MSB XStream-RCM-J 51

60 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 * 書 き 込 み/ 読 み 取 り 操 作 を 同 期 化 して の 未 読 応 答 破 棄 ( discard unread response ) 動 作 をシミュレートするために 連 続 番 号 が 使 用 されます 有 効 な 値 の 範 囲 は 1~255 です(ゼロは 意 図 的 に 削 除 しています) オペレーション ビットとその 意 味 を 下 記 に 示 します D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0 REMOTE LOCKOUT CLEAR SRQ SERIAL POLL 予 備 EOI オペレーションビットの 詳 細 データビット ニ ーモニッ ク 目 的 D7 DATA データ ブロック(D0 は EOI 付 き なしを 示 す) D6 REMOTE リモート モード D5 LOCKOUT ローカル ロックアウト(フロントパネルのロックアウト) D4 CLEAR デバイス クリア(データと 一 緒 に 送 ると データ ブロックがパスす る 前 にクリアが 発 生 します) D3 SRQ SRQ(デバイスから PC へのみ) D2 SERIALPOLL シリアル ポーリングの 要 求 D1 Reserved ( 将 来 の 拡 張 用 の 予 備 ) D0 EOI EOI でブロックを 終 了 Logic "1" = use EOI 終 端 文 字 Logic "0" = EOI 終 端 文 字 なし C 言 語 を 使 用 したヘッダの 作 成 例 として 次 のようにヘッダには 8 バイトの 構 造 体 を 用 意 します typedef struct { unsigned char beoi_flag; unsigned charreserved[3]; int ilength; } TCP_HEADER; 文 字 列 "*IDN?"を 送 信 するため ヘッダを 作 成 する 場 合 オペレーションには 129 ヘッダバ ージョン1 連 続 番 号 0 スペア0 文 字 列 の 長 さを ilength に 入 力 します TCP_HEADER header; char cmdbuff[]="*idn?" ; int slen = strlen(cmdbuff) ; header.beoi_flag = 129; // DATA EOI header.reserved[0] = 1; header.reserved[1] = 0; header.reserved[2] = 0; header.ilength = htonl(len); この header と 実 際 の 文 字 列 をソケット 通 信 でオシロスコープに 送 信 すると VICP でコマンドを 送 信 することができます 52 XStream-RCM-J

61 第 3 章 :LAN や USB による 制 御 USB 接 続 計 測 器 向 けに 標 準 化 されたプロトコル USBTMC を 使 い USB 接 続 でオシロスコープをコントロ ールすることができます パソコンにインストールするテレダインレクロイのオシロスコープ 用 ドライバはありません National Instruments 社 の NI-VISA をパソコンにインストールしてくださ い USB ケーブルでパソコンとオシロスコープを 接 続 すると NI-VISA でインストールされたド ライバが 自 動 的 にロードされます ( 最 新 の NI-VISA は ださい) オシロスコープの 設 定 メニューバーの Utility(ユーティリティ)-Utility Setup(ユーティリティ 設 定 )を 選 択 し Remote タブを 開 くと 次 のようなダイアログが 表 示 されます Control from を USBTMC に 設 定 すると USB 接 続 することができます USBTMC のアドレスが 中 央 に 表 示 されます 詳 しくは 各 モデルの 操 作 マニ ュアルを 参 照 してください 接 続 の 確 認 接 続 はデバイスマネージャー 上 で 確 認 することができます デバイスマネージャを 開 き USB Test and Measurement Devices カテゴリに USBTMC デバイスとして 認 識 されている 機 器 が USB Test and Measurement Device(IVI)として 表 示 されます ダブルクリックして 詳 細 タブを 選 択 し バスによって 報 告 されるデバイスの 説 明 の 内 容 でレクロイのオシロスコープが 認 識 されてい ることを 確 認 することができます XStream-RCM-J 53

62 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 プログラミング 弊 社 が 無 償 で 提 供 している API の ActiveDSO を 使 用 するか または National Instruments 社 の NI- VISA からアクセスすることができます ( 最 新 の NI-VISA は てください) ActiveDSO は ActiveX をサポートしているプログラム 言 語 から 直 接 呼 び 出 すことができます NI- VISA はプログラム 言 語 から VISA COM, または VISA C のインターフェースを 通 して 利 用 できます オシロスコープの 指 定 は 接 続 文 字 列 を 使 い 次 のように 指 定 します ActiveDSO のアドレス 指 定 は"USBTMC:<オシロスコープの USBTMC アドレス>"で 指 定 しま す VISA のアドレス 指 定 は <オシロスコープの USBTMC アドレス> で 指 定 します 54 XStream-RCM-J

63 第 3 章 :LAN や USB による 制 御 XStream-RCM-J 55

64 第 4 章 :バイナリ 波 形 の 構 造 と 変 換 第 4 章 :バ イ ナ リ 波 形 の 構 造 と 変 換 この 章 で 説 明 する 内 容 波 形 の 構 成 波 形 の 内 容 の 検 証 波 形 の 高 速 転 送 56 XStream-RCM-J

65 第 4 章 :バイナリ 波 形 の 構 造 と 変 換 バイナリ 波 形 の 分 析 バイナリ 波 形 データは 基 本 的 に 2 つのブロックで 構 成 されています 最 初 のブロックはデータ 配 列 ( 生 データ)に 関 する 情 報 ( 波 形 記 述 子 )です 2 番 目 はオシロスコープの ADC(アナログ/デ ジタル コンバータ)から 収 集 された 波 形 の 生 データ 値 です( 符 号 付 整 数 のため 電 圧 値 に 変 換 す るためには 波 形 記 述 子 内 のパラメータを 用 いて 計 算 する 必 要 があります) 波 形 記 述 子 は 波 形 を 完 全 に 理 解 するために 必 要 なデータ( 縦 横 のスケール 時 間 情 報 など)が 含 まれるバイナリ 構 造 体 です 波 形 をそのまま 転 送 するには WAVEFORM?クエリを 使 用 します オシロスコープの 参 照 メモリ に 波 形 を 書 き 戻 すには WAVEFORM コマンドを 使 用 します WAVEFORM クエリ/コマンドはバ イナリ 形 式 の 波 形 を 送 受 信 するコマンドです 波 形 記 述 子 内 の 個 別 データを 文 字 列 として 参 照 す るには INSPECT?クエリを 使 用 します 波 形 記 述 子 はバイナリの 構 造 体 です 構 造 体 の 詳 細 は 付 録 II の 波 形 テンプレートを 参 照 してくだ さい このマニュアルではサンプルのテンプレートを 紹 介 しますが TEMPLATE? クエリを 使 用 してオシロスコープ 自 身 に 保 存 された 装 置 テンプレートを 参 照 することをお 勧 めします(オシロ スコープのファームウェアのアップグレードに 応 じてテンプレートが 変 更 される 可 能 性 がありま す) 論 理 データ ブロック 論 理 ブロックの 詳 細 は 付 録 II の 波 形 テンプレートで 確 認 することができます 波 形 テンプレート で 説 明 しているブロックには 主 に 次 のブロックがあります WAVEDESC:BLOCK 波 形 記 述 子 USERTEXT:BLOCK 使 用 されていません 通 常 サイズは 0 です TRIGTIME:ARRAY シーケンスモードの 場 合 だけ 通 常 サイズは 0 です RISTIME:ARRAY RIS モードの 場 合 だけ 通 常 サイズは 0 です DATA_ARRAY_1:ARRAY 波 形 の ADC データ DATA_ARRAY_2:ARRAY エンベローブの 場 合 だけ 通 常 サイズは 0 です 通 常 波 形 には 少 なくとも 1 つの 波 形 記 述 子 ブロック(WAVEDESC)とデータ 配 列 ブロック (DATA_ARRAY_1)があります シ ー ケ ン ス モ ー ド に は TRIGTIME ブ ロ ッ ク RIS モードに は RISTIME ブロック エンベローブ 波 形 には DATA_ARRAY_2 ブロックが 追 加 されます 波 形 記 述 子 ブロック (WAVEDESC):このブロックには データ 配 列 から 波 形 の 表 示 を 再 構 成 する のに 必 要 なすべての 情 報 ( 捕 捉 時 のハードウェア 設 定 イベントの 発 生 時 刻 実 行 された 処 理 の 内 容 オシロスコープの 名 前 と 番 号 データ ブロックで 使 用 されたエンコード 形 式 各 種 定 数 な ど)が 保 存 されます シーケンス 捕 捉 時 刻 ブロック(TRIGTIME):このブロックは シーケンス 捕 捉 でセグメントごとに 厳 密 なタイミング 情 報 を 記 録 するときに 使 用 されます このブロックには 最 初 のセグメントの トリガを 基 準 としたトリガごとの 時 刻 と そのトリガに 関 連 するセグメントごとの 最 初 のデー タ ポイント 時 刻 が 書 き 込 まれます ランダム インターリーブ サンプリング 時 間 ブロック(RISTIME):このブロックは RIS 捕 捉 で セグメントごとに 厳 密 なタイミング 情 報 を 記 録 するときに 使 用 されます 最 初 のデータ 配 列 ブロック(SIMPLE または DATA_ARRAY_1):これは 波 形 の 基 本 的 なデータ ブロック です このブロックには 生 の ADC データまたは 修 正 済 みの ADC データ あるいは 波 形 処 理 の 完 全 な 結 果 が 保 存 されます XStream-RCM-J 57

66 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 2 番 目 のデータ 配 列 ブロック (DATA_ARRAY_2):これは 2 番 目 のデータ 配 列 であり エンベロー ブ 関 数 などの 処 理 関 数 の 結 果 を 保 持 するときに 使 用 されます DATA_ARRAY_1 DATA_ARRAY_2 エンベローブ Roof トレース Floor トレース 注 意 : 装 置 テンプレートには DUAL と 呼 ばれる 配 列 も 記 述 されています これは INSPECT?コマンドで 2 つ のデータ 配 列 を 一 緒 に 調 べ られるようにするためで す INSPECT?クエリを 使 用 した 波 形 の 内 容 の 検 証 波 形 の 内 容 を 検 証 するには INSPECT?クエリを 使 用 します このクエリは 波 形 のすべてのデー タ ブロックに 適 用 できます このクエリの 最 も 基 本 的 な 形 式 は INSPECT? name です デ ータ ブロックまたは 記 述 子 項 目 は"name"で 指 定 します name は 単 一 引 用 符 または 二 重 引 用 符 (または 何 もつけず)を 使 用 できますが 応 答 では 常 に 二 重 引 用 符 が 使 用 されます 応 答 は 文 字 列 で 返 します 下 記 に 一 般 的 ダイアログをいくつか 示 します 問 い 応 答 C1:INSPECT? VERTICAL_OFFSET VERTICAL_OFFSET: e-002 問 い C1:INSPECT? TRIGGER_TIME 応 答 TRIGGER_TIME: Date = APR 8, 2004, Time = 10:29: なお INSPECT? WAVEDESC を 実 行 すると 波 形 記 述 子 ブロック 全 ての 内 容 がテキスト 形 式 で 返 ります また 波 形 のデータをテキスト 形 式 で 表 示 するには INSPECT? SIMPLE を 使 用 しま す 次 の 図 は 52 ポイントの 波 形 を SIMPLE でクエリした 例 です INSPECT? SIMPLE C1:INSP E E E これらの 数 字 は 各 サンプルポイントをボルト 単 位 で 表 しています もちろん 波 形 のサンプル ポイントが 数 千 あるときは 文 字 列 が 数 多 くの 行 にわたります 処 理 目 的 によっては ADC の 生 データの 方 が 良 い 場 合 があります そのような 場 合 には INSPECT? SIMPLE,BYTE (このデータは BYTE または WORD 長 の AD 値 をアスキー 形 式 で 表 し ます)を 使 用 します またエンベローブ 波 形 を 調 べるには 以 下 のようにクエリします INSPECT? DUAL 1 行 でデータ 値 のペアが 得 られます INSPECT? DATA_ARRAY_1 最 初 のデータ 配 列 の 値 が 得 られます INSPECT? DATA_ARRAY_2 2 番 目 のデータ 配 列 の 値 が 得 られます INSPECT? は 便 利 なコマンドですが 転 送 に 時 間 がかかります また INSPECT?を 使 用 して 得 た 波 形 はオシロスコープに 戻 すことができません オシロスコープへ 波 形 を 送 る 場 合 または 転 送 時 間 を 短 縮 したい 場 合 は WAVEFORM クエリを 使 用 してください WAVEFORM_SETUP を 使 用 すると 波 形 の 一 部 分 のみ または 間 引 きした 形 式 の 波 形 を 転 送 することができます 58 XStream-RCM-J

67 第 4 章 :バイナリ 波 形 の 構 造 と 変 換 WAVEFORM クエリの 使 用 WAVEFORM コマンド/クエリは IEEE で 定 義 されたブロック 形 式 で 波 形 データを 送 受 信 します WAVEFORM? クエリで 受 信 した 波 形 データは WAVEFORM コマンドでオシロスコープに 返 送 する ことができます WAVEFORM クエリは 全 ブロック または 一 部 のブロックだけをリクエストす ることができます すべてのブロックをクエリするには "C1:WAVEFORM?" クエリで 読 み 取 りま す また C1:WAVEFORM? DAT1 のように WAVEFORM?の 後 にブロック 名 (DAT1)を 指 定 すると 指 定 し たブロックだけを 選 択 して 読 み 取 ることができます 同 じ 捕 捉 条 件 で 数 多 くの 波 形 を 読 み 取 る 場 合 や 大 量 の 生 データのみを 処 理 したい 場 合 は 時 間 やデータ 量 の 観 点 からこのクエリが 最 適 です ブ ロック 名 の 詳 細 は 本 書 の 第 2 部 を 参 照 してください IEEE 標 準 に 定 義 されたブロック 形 式 は アスキー 文 字 列 の"#"から 始 まります "#"の 後 に 続 くアスキー 文 字 1 文 字 は 続 くフィールドのサイズを Hex で 表 しています 続 くフィールドは 次 のフィールド( 波 形 データ)のバイト サイズを 10 進 数 表 現 のアスキー 文 字 で 表 します 弊 社 から 無 償 で 提 供 しているアプリケーションの WaveStudio はリモートコマンドのターミナルとして 動 作 し 応 答 デ ータをテキストで 表 示 します C1:WAVEFORM? または C1:WAVEFORM? ALL という 形 式 のクエリに 対 するバイナリ 応 答 は 次 のようにバイナリから 16 進 数 のテキストと ASCII 形 式 で 確 認 することが できます XStream-RCM-J 59

68 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 前 頁 の 図 の 説 明 先 頭 の 4 バイト(ASCII に 変 換 で'ALL,')は 単 純 なクエリ 応 答 と 同 じで クエリのパラメータがそ のまま 返 されます この 後 には 文 字 列 "# " が 続 きます これは IEEE 標 準 のブロ ック 形 式 のヘッダです #9 の 後 に 続 く 9 個 の ASCII 整 数 は 1350 バイトのブロック 長 が 次 に 続 く ことを 示 しています 波 形 データ 自 身 ( 波 形 記 述 子 )は この 直 後 から 始 まります WAVEFORM?クエリで 応 答 するバイナリデータの 構 造 は 付 録 II で 説 明 される 波 形 テンプレート を 参 照 すると 理 解 することができます テンプレートの<>の 内 の 数 字 は 波 形 記 述 子 の 先 頭 を0 としたバイト 位 置 を 示 しています パラメータの 名 称 の 他 にデータ 形 式 データの 説 明 なども 波 形 テンプレートで 確 認 することができます 波 形 記 述 子 の 最 初 のパラメータは DESCRIPTOR_NAME です WAVEFORM?クエリの 応 答 では 常 に 文 字 列 で"WAVEDESC"と 書 き 込 まれます バイト 番 号 16 は TEMPLATE_NAME(テンプレートの 名 称 )です モデルやソフトウェアバージョ ンにより 変 更 される 可 能 性 がありますが 通 常 は 文 字 列 " LECROY_2_3"が 書 き 込 まれます バイト 番 号 76 は INSTRUMENT_NAME(モデル 名 )です, 例 えば" LECROYHDO4104"のような 文 字 列 が 入 ります バイト 番 号 34 の COMM_ORDER は 非 常 に 重 要 なパラメータです これはそれ 以 降 のパラメータ のバイト 順 (エンディアン)を 示 しています このバイトは 列 挙 (enum) 型 であり 高 位 バイトが 最 初 に 来 る(ビックエンディアン)は 値 が 0 または 低 位 バイトが 最 初 に 来 る(リトルエンディア ン ) は 値 が 1 に な り ま す 例 と し て 値 の LONG 型 が 送 信 さ れ る 場 合 COMM_ORER により 次 のように 送 信 順 が 変 わります バイト 番 号 36 WAVE_DESCRIPTOR は 波 形 記 述 子 のバイトサイズを 示 す Long 型 のパラメータ です : 図 では A (hex) = 346 バイトあることを 示 しています バイト 番 号 60 WAVE_ARRAY_1 は 波 形 データのバイトサイズを 示 す Long 型 のパラメータで す : 図 では EC (hex) = 1004 バイトあることを 示 しています( 波 形 データが WORD の 場 合 次 の WAVE_ARRAY_COUNT に 対 して 倍 の 値 になります) バイト 番 号 116 WAVE_ARRAY_COUNT は 波 形 データのサンプル 数 を 示 す Long 型 のパラメータです : 図 では F6 (hex) = 502 があることを 示 しています ここまでのパラメータにより 波 形 は 346 バイト 目 (またはバイト 番 号 367)から 始 まり 502 個 の 波 形 サンプルポイントのそれぞれが 2 バイトで 表 されていることがわかります 波 形 データ 全 体 では バイトあることになります この 値 はこのブロックのヘッダで 示 されている ASCII 文 字 列 の 値 と 同 じです バイト 最 後 に 0A が 付 加 されます これは GPIB メッセージ 終 端 文 字 <NL><EOI>に 相 当 する NL 文 字 です この 例 は WORD 型 のデータとなるため ADC の 値 は = 8000 (hex)~32767 = 7FFF (hex) の 範 囲 です データ フォーマットに BYTE オプションを 選 択 すると 値 は -128 = 80 (hex)~ 127 = 7F (hex)の 値 範 囲 の 符 号 付 き 整 数 になります これらの ADC 値 は 次 のようにしてディス プレイ グリッドにマップされます グリッドの 中 心 軸 上 が 0 に 設 定 される 60 XStream-RCM-J

69 第 4 章 :バイナリ 波 形 の 構 造 と 変 換 グリッドの 最 上 部 が 127(BYTE フォーマット 時 )または 32767(WORD フォーマット 時 ) に 設 定 される グリッドの 最 下 部 が -128(BYTE フォーマット 時 )または (WORD フォーマット 時 ) に 設 定 される 画 面 の 最 下 部 から 最 上 部 に 向 かって 80, 81, FD, FE, FF, 0, 1, D, 7E, 7F となり ます これらのバイト 値 を 実 際 の 数 値 に(または 実 際 の 数 値 をバイト 値 に) 変 換 するには 次 の 算 式 を 使 用 します(8 ビット 値 の 場 合 ) - 変 換 後 の 値 = [ 変 換 前 の 値 + 80 (hex) ] AND 255 波 形 垂 直 データの 変 換 この 時 点 でバイナリデータの 解 読 方 法 について 理 解 が 深 まったと 思 います ここでは 波 形 データ の ADC の 値 を 電 圧 値 に 変 換 する 方 法 を 説 明 します データ ポイントごとの 電 圧 値 は 波 形 記 述 子 より 得 られた 垂 直 ゲインと 垂 直 オフセットを 使 い 算 出 します この 垂 直 ゲインと 垂 直 オフセッ トは 波 形 捕 捉 時 に 選 択 された 電 圧 感 度 (volts/div)と 電 圧 オフセットに 対 応 しています テンプレ ートによると 垂 直 ゲインとオフセットは それぞれバイト 番 号 156 と 160 バイトにあり これ らは IEEE 32 ビット 形 式 で 浮 動 小 数 点 数 として 保 存 されていることが 分 かります 電 圧 値 は "Value = VERTICAL_GAIN x 各 サンプルの ADC の 値 - VERTICAL_OFFSET" という 式 で 計 算 できま す また 垂 直 単 位 を 示 す ASCII 文 字 列 は 196 バイト 目 の VERTUNIT にあります VERTICAL_GAIN e-07(156 バイト 目 の 浮 動 小 数 点 数 f からの 値 ) VERTICAL_OFFSET (160 バイト 目 の 浮 動 小 数 点 数 3A0D 8EC9 からの 値 ) VERTICAL_UNIT V = ボルト 値 (196 バイト 目 の 文 字 列 からの 値 ) 次 図 の 赤 枠 はバイナリデータ 内 の 波 形 ADC データが 格 納 されている 位 置 を 示 しています 例 とし て 0 番 目 の ADC の 値 A660 を 電 圧 値 に 変 換 する 場 合 次 のように 計 算 します 0 番 目 の 値 A660 をそのまま 10 進 数 に 変 換 すると= になります これは 符 号 付 16 ビットの 最 大 値 (32767)を 超 えています 最 大 値 を 超 えている 場 合 負 の 値 になります 2 の 補 数 を 使 用 して 変 換 すると = になります この ADC の 値 から 電 圧 値 に 変 換 すると e = V 現 在 のコンピュータやソフトウェアが IEEE 浮 動 小 数 点 数 を 処 理 できないときは テンプレートの 記 述 を 参 考 にしてください オシロスコープの 画 面 上 で 確 認 できるサンプル 数 と 波 形 データに 含 まれるサンプル 数 は 必 ず 同 じ とは 限 りません いくつかの 要 因 により 増 減 します 画 面 両 端 を 直 線 補 間 するために 画 面 から 外 れた 位 置 で 1 サンプル 分 多 くサンプルされることが あります またデスキューなどの 設 定 によりサンプル 数 が 変 化 している 場 合 があります これら XStream-RCM-J 61

70 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 はチャンネル 間 でも 違 いが 生 じている 可 能 性 があるため 注 意 が 必 要 です サンプル 数 は WAVE_ARRAY_COUNT で 確 認 することができます 捕 捉 設 定 の 変 更 直 後 の 波 形 は サンプリングが 正 常 に 行 われていない 可 能 性 があります この 場 合 データ 総 量 は 変 わりありませんが 無 効 なデータが 含 まれています 波 形 データ 内 の 有 効 な データは FIRST_VALID_PNT や LAST_VALID_PNT パラメータで 確 認 することができます また この 問 題 が 発 生 しないように フロー 制 御 を 確 実 に 行 うことをお 勧 めしま s WAVEFORM_SETUP コマンドを 用 いた 波 形 の 転 送 設 定 によりサンプル 数 が 変 化 している 場 合 があ ります 変 更 は SPARSING_FACTOR( 間 引 き)や FIRST_POINT( 開 始 位 置 ) SEGMENT_INDEX(セ グメントの 位 置 )パラメータで 確 認 することができます シーケンス モードの 捕 捉 では 各 セグメントのデータ 値 が 通 常 の 順 序 で 入 力 され 各 セグメン トは 1 つずつ 順 番 に 読 み 出 されます 重 要 な 記 述 子 パラメータは ポイントの 総 数 を 表 す WAVE_ARRAY_COUNT と セグメントの 個 数 を 表 す SUBARRAY_COUNT です データ ポイントの 水 平 位 置 の 計 算 各 サンプルの 値 は それぞれ 対 応 する 水 平 位 置 があり 通 常 は 時 間 または 周 波 数 の 値 を 持 ちま す この 位 置 計 算 はデータ 配 列 の 位 置 と 波 形 記 述 子 の HORIZ_INTERVAL(データ 間 の 時 間 )や HORIZ_OFFSET(トリガなどの 基 準 位 置 から 先 頭 サンプルまでの 時 間 )から 算 出 します データ 配 列 の 位 置 は i とします i = 0 は 波 形 の 第 1 ポイントに 対 応 します また 記 述 子 パラメータ HORUNIT から 水 平 単 位 名 を 持 つ 文 字 列 が 得 られます 単 一 スイープ 波 形 : 各 サンプルの 位 置 は 次 のように 算 出 することができます x[i] = HORIZ_INTERVAL x i + HORIZ_OFFSET. この 時 間 はトリガを 基 準 にした 時 間 です 例 として 次 のようになります HORIZ_INTERVAL = 1e-08 (バイト 番 号 194 の 浮 動 小 数 点 数 322b cc77 からの 値 ) HORIZ_OFFSET = e-08(バイト 番 号 198 の 倍 精 度 浮 動 小 数 点 be6b a4bb 51a0 69bb からの 値 ) HORUNIT = S = 秒 数 (262 バイト 目 の 文 字 列 からの 値 ) 結 果 : x[0] = e-08 S x[1] = e-08 S. 注 意 ) サンプル 開 始 位 置 はチャンネル 間 およびトリガごとに 毎 回 異 なります 次 の 図 は シングルトリガを 3 回 行 い その 先 頭 サンプルをズームしています 同 じチャンネルでもト リガごとに 毎 回 異 なり チャンネル 間 でも 異 なるのが 分 かります 2 つの 波 形 を 転 送 し 波 形 の 比 較 を 行 うアプリケーションでは 2 つの 波 形 の HORIZ_OFFSET を 確 認 することは 重 要 です 62 XStream-RCM-J

71 第 4 章 :バイナリ 波 形 の 構 造 と 変 換 シーケンス 波 形 は 複 数 の 独 立 した 捕 捉 から 構 成 されるデータであるため 各 セグメントが 固 有 の 水 平 オフセットを 持 ちます 水 平 オフセット 情 報 は TRIGTIME 配 列 にあります TRIGTIME 配 列 は 最 初 にトリガした 時 間 を 0 としたラップタイムの TRIGGER_TIME と 各 トリガ 位 置 から 先 頭 サンプルまでの 時 間 TRIGGER_OFFSET から 成 る 配 列 です TRIGGER_TIME TRIGGER_OFFSET e e e e e e e e e e-004 N 番 目 のセグメントの 先 頭 サンプルの 時 間 は 次 のように 計 算 します: x[i,n] = HORIZ_INTERVAL x i + TRIGGER_OFFSET[n]. TRIGTIME 配 列 のバイナリ 構 造 は 8 バイトの 倍 精 度 浮 動 小 数 点 数 が 次 のように 並 びます 注 意 ) サンプル 開 始 位 置 はチャンネル 間 およびトリガごとに 毎 回 異 なります 転 送 さ れた 波 形 のチャンネル 間 の 時 間 を 求 める 場 合 には 2 つの 波 形 の TRIGTIME 配 列 から 時 間 差 を 確 認 してください RIS(Random Interleaved Sampling) 波 形 は 互 いに 交 差 した 複 数 の 捕 捉 のデータからなります 記 述 子 パラメータ RIS_SWEEPS から 捕 捉 の 回 数 が 得 られます 第 i 番 目 のポイントは 第 m 番 目 のセグメン トに 属 します したがって m=i modulo (RIS_SWEEPS)は 0~RIS_SWEEPS-1 の 値 を 持 ちます j = i - m x[i] = x[j,m] = HORIZ_INTERVAL x j + RIS_OFFSET[m], ここで RIS_OFFSET は RISTIME 配 列 内 にあります このブロックには 8 バイト 倍 精 度 浮 動 小 数 点 数 を 100 個 まで 入 れることができます オシロスコープは 次 の 式 のタイミングでセグメン トを 得 ようとします RIS_OFFSET[i] PIXEL_OFFSET + (i - 0.5) x HORIZ_INTERVAL したがって RIS_SWEEPS = 10 HORIZ_INTERVAL = 1 ns PIXEL_OFFSET = 0.0 である RIS を 例 に 取 り 上 げると 特 定 のイベントについて 次 のようになります したがって RIS_OFFSET[0] = -0.5 ns RIS_OFFSET[2] = 1.6 ns RIS_OFFSET[4] = 3.4 ns RIS_OFFSET[6] = 5.6 ns RIS_OFFSET[8] = 7.6 ns x[0] = RIS_OFFSET[0] = -0.5 ns RIS_OFFSET[1] = 0.4 ns RIS_OFFSET[3] = 2.6 ns RIS_OFFSET[5] = 4.5 ns RIS_OFFSET[7] = 6.4 ns RIS_OFFSET[9] = 8.5 ns XStream-RCM-J 63

72 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 x[1] =... x[9] = x[10] = x[11] =... x[19] = x[20] =... RIS_OFFSET[1] = 0.4 ns RIS_OFFSET[9] = 8.5 ns 1 ns x 10 + (-0.5) = 9.5 ns 1 ns x = 10.4 ns 1 ns = 18.5 ns 1 ns 20 + (-0.5) = 19.5 ns. 64 XStream-RCM-J

73 第 4 章 :バイナリ 波 形 の 構 造 と 変 換 WAVEFORM コマンドの 使 用 WAVEFORM コマンドはパソコンに 保 存 されている 波 形 ファイルをオシロスコープの 参 照 メモリにロードすることができ ます WAVEFORM?クエリで 読 み 取 った 波 形 は WAVEFORM コマンドを 使 用 して パソコンから オシロスコープへ 送 信 できます オシロスコープが 必 要 とする 情 報 は 波 形 データに 含 まれる 波 形 記 述 子 から 取 り 込 まれます ヒント:WAVEFORM コマンドで 送 信 する 波 形 データはメモリ トレース(M1 M2 M3 M4)に 保 存 します WAVEFORM?クエリの 応 答 に 含 まれる 接 尾 記 号 (C1 や CHANNEL_1)は 削 除 または 変 更 する 必 要 があります 例 については 本 書 の 第 2 部 を 参 照 し てください ただし 記 述 子 の 整 合 性 を 維 持 するために 表 示 用 または 比 較 用 に 波 形 を 合 成 するときには 適 切 なサイズの 波 形 を 読 み 出 した 後 その 波 形 データを 目 的 の 値 で 置 き 換 えてください WAVEFORM コマンドおよびその 関 連 コマンドを 使 用 して 作 業 の 簡 素 化 や 効 率 化 を 図 る 様 々な 方 法 の 一 例 を 下 記 に 示 します 波 形 の 一 部 分 の 読 み 出 し:WAVEFORM_SETUP コマンドを 使 用 すると 波 形 を 部 分 的 に 取 り 出 す ことや 間 引 きを 行 い 転 送 データ 量 を 減 らすこをとできます バイト スワップ: 波 形 を 転 送 する 前 に COMM_ORDER コマンドを 使 用 すると 記 述 子 またはデ ータ/ 時 間 配 列 内 にある データのバイト 順 (エンディアン)を 変 更 できます これにより ご 使 用 のコンピュータ システムに 依 存 するデータ 変 換 が 容 易 になります インテル ベースのコンピ ュータには データを LSB ファーストで 送 信 する 必 要 があり このコマンドは CORD LO としま す モトローラ ベースのコンピュータでは データを MSB ファーストで 送 信 する 必 要 がありま す このコマンドは CORD HI であり これは 電 源 投 入 時 のデフォルトです 注 意 : オシロスコープで 波 形 データを 保 存 する 場 合 は 常 に LSB ファースト(DOS デフォ ルト フォーマット)です リモートコントロール 経 由 でデータ 送 信 するときにのみ CORD コマンドを 使 用 できます データ 長 ブロック フォーマット エンコード:これらのパラメータを 設 定 するには COMM_FORMAT を 使 用 します 標 準 データ 値 の 下 位 バイトの 拡 張 精 度 が 不 必 要 な 場 合 は BYTE オプションにより 送 信 データや 保 存 データの 総 量 を 2 のべき 乗 の 割 合 で 削 減 できます ご 使 用 のコンピュータがバイナリ デー タを 読 み 込 めないときは HEX オプションを 使 用 して 各 バイト 値 を 16 進 数 のペアで 表 現 する 形 式 の 応 答 を 作 成 することができます データのみの 転 送 :COMM_HEADER OFF モードでは WF? DAT1 への 応 答 をデータのみに 限 定 できます(CI:WF DAT1 部 分 の 表 示 が 消 えます) また COMM_FORMAT OFF,BYTE,BIN を 指 定 すると 応 答 はデータ バイトのみになります(#90000nnnnn 部 分 の 表 示 が 消 えます) 高 速 波 形 転 送 最 高 のデータ 転 送 レートを 達 成 するには 数 多 くのファクタを 最 適 化 する 必 要 があります 最 も 重 要 なファクタは 高 速 なメディアの 選 択 とオシロスコープの 作 業 負 荷 を 抑 止 することです 1000BaseT イーサーネットは GPIB の 数 十 倍 の 速 度 で 転 送 します また LSIB オプションを 選 択 で きるオシロスコープは 1000BaseT の 数 倍 の 速 度 で 転 送 します データのディスク 書 き 込 みを 可 能 な 限 り 避 ける データ ポイントあたりの 計 算 量 を 最 小 化 する IO システムへのコール 数 を 最 小 化 する 等 オシロスコープの 作 業 付 加 を 抑 止 することも 重 要 です 負 荷 を 抑 止 するために 次 の ことを 試 してください 転 送 ポイント 数 を 減 らすか ポイントあたりのデータ バイト 数 を 削 減 します パルス パ ラメータ 機 能 と 処 理 関 数 を 積 極 的 に 採 用 することによって 大 幅 な 計 算 時 間 とデータ 転 送 時 間 を 削 減 できます XStream-RCM-J 65

74 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 波 形 転 送 でオーバーラップ 波 形 捕 捉 を 試 みます オシロスコープは 既 に 捕 捉 した 波 形 や 処 理 した 波 形 を 新 しい 捕 捉 開 始 後 に 転 送 できます オシロスコープがトリガを 待 つ 必 要 のある 場 合 (ライブ 時 間 中 )には イベント 獲 得 にかなりの 時 間 をさくことができます 個 々の 転 送 ごとに 数 多 くのトリガを 蓄 積 するために シーケンス モードを 使 用 して 波 形 転 送 の 回 数 を 最 小 限 に 抑 えます WAVEFORM_SETUP を 使 用 して 転 送 時 のデータ ポイントの 個 数 を 減 らすよりも この 方 法 のほうが 適 切 です また この 方 法 ではオシロスコープ 側 の 転 送 負 荷 も 大 幅 に 軽 減 されます たとえば ARM; WAIT;C1:WF?(イベントを 待 ち データを 転 送 した 後 新 しい 補 足 を 開 始 する)といったコマンドを 使 用 できます 波 形 の 読 み 出 しが 完 了 した 後 で 直 ちにこのコマンドを "ループ" 実 行 するようなプログラムを 作 成 できます 66 XStream-RCM-J

75 第 4 章 :バイナリ 波 形 の 構 造 と 変 換 XStream-RCM-J 67

76 第 5 章 :ステータス レジスタの 使 用 第 5 章 :ス テ ー タ ス レ ジ ス タ の 使 用 この 章 で 説 明 する 内 容 ステータス レジスタの 使 用 68 XStream-RCM-J

77 5 章 :ステータスレジスタの 使 用 ステータス レジスタの 使 用 様 々なステータス レジスタを 使 用 して オシロスコープの 内 部 処 理 ステータスをいつでも 迅 速 に 調 べることができます これらのレジスタとステータス レポート システムは IEEE 勧 告 に 準 拠 して 設 計 されています ステータス バイト レジスタ(STB: Status Byte Register) や 標 準 イベント ステータス レジスタ(ESR: StandardEvent Status Register)などいくつかの レジスタは IEEE 標 準 に 準 拠 するのに 必 要 です その 他 のレジスタはデバイス 固 有 のもので す デバイス 固 有 のレジスタにはコマンド エラー レジスタ(CMR: Command ErrorRegister) や 実 行 エラー レジスタ(EXR: Execution Error Register)などがあります IEEE488.2 の 必 須 ス テータス レジスタに 関 連 するコマンドは 先 頭 にアスタリスク<*>がついています 概 要 ステータス バイト レジスタの 標 準 イベント ステータス ビット(ESB: Standard Event Status Bit)と 内 部 ステータス 変 更 ビット(INB: Internal Status Change Bit)は 標 準 イベント ステータス レジスタ(ESR: Standard Event Status Register)と 内 部 ステート 変 更 レジスタ (INR: Internal State Change Register)のサマリ ビットです 出 力 キューにデータ バイトが あると 常 に メッセージ 可 能 ビット(MAV: Message Available Bit)が 設 定 されます 値 適 用 ビッ ト(VAB: Value Adapted Bit)は 以 前 のコマンド 解 釈 中 にパラメータ 値 が 適 用 されたことを 示 し ます たとえば "TDIV 2.5 US" コマンドが 受 信 されると タイムベースが 2 ms/div に 設 定 され VAB ビットが 設 定 されます マスタ サマリ ステータス(MSS: Master Summary Status)ビットは オシロスコープからの サービス リクエストがあることを 示 します MSS ビットは サービスリクエストイネーブル レジスタ(SRE: Service Request Enable Register)とともに STB の 他 のビットのどれかがイネー ブルのときにのみ 設 定 できます イネーブル レジスタ(SRE ESE INE)はすべて 関 連 ステータス レジスタとビット 型 の AND を 生 成 するときに 用 いられます この 操 作 の 論 値 OR は STB レジスタにレポートされます 電 源 投 入 時 イネーブル レジスタはすべて 0 であり STB へのレポートはすべて 禁 止 されます 標 準 イベント ステータス レジスタ(ESR: Standard Event Status Register)は 主 にエラーを 集 約 し 内 部 ステート 変 更 レジスタ(INR: Internal State Change Register)はオシロスコープの 内 部 変 更 をレポートします ESR にてレポートされるエラーの 詳 細 は "CMR?" "DDR?" "EXR?" "URR?" の 各 クエリで 取 得 することができます レジスタ 構 造 には 次 項 の 図 1 に 示 されていないレジスタがもう 1 つあります これはパラレ ル ポーリング イネーブル レジスタ(PRE: Parallel Poll Enable Register)で サービスリク エストイネーブル レジスタ(SRE: Service Request Enable Register)と 全 く 同 じ 動 作 をします が パラレル ポーリングに 使 用 される "ist" ビット(これも 図 には 表 示 されていません)を 設 定 します ist ビットは "*IST?" クエリで 読 み 出 すことができます 例 :たとえば"TRIG_MAKE SINGLE"など 間 違 ったリモート コマンドがオシロスコープに 送 信 さ れる と そのコ マンドは 拒 否 され コ マンド エ ラー レジ スタ(CMR: Command Error Register)が 値 1( 判 読 不 能 コマンド/クエリ ヘッダ)に 設 定 されます CMR の 非 0 値 は 標 準 イ ベント ステータス レジスタ(ESR: Standard Event Status Register)のビット 5 にレポートさ れ このビットが 設 定 されます "*ESE 32" コマンドで 標 準 イベント ステータス イネーブル レジスタ(ESE: Standard Event Status Enable Register)のビット 5 が 設 定 され その 結 果 ス テータス バイト レジスタ(STB: Status Byte Register)の ESB サマリ ビットにレポートで きるように ESR のビット 5 が 設 定 されていない 場 合 は なにも 発 生 しません XStream-RCM-J 69

78 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 ステータス レジスタの 構 造 70 XStream-RCM-J

79 第 5 章 :ステータスレジスタの 使 用 STB の ESB サマリ ビットの 設 定 が 有 効 であっても "*SRE 32"コマンドで SRE レジスタの 対 応 するビットを 設 定 してレポーティングを 有 効 にしていない 場 合 は なにも 発 生 しません CMR の 非 0 値 の 生 成 によってマスタ サマリ ステータス(MSS: Master Summary Status)ビットが 設 定 され サービス リクエスト(SRQ: Service Request)が 生 成 されます CMR の 値 は いつでも"CMR?" コマンドで 読 み 出 すと 同 時 にリセットできます なお コマン ド エラーの 発 生 は *ESR? への 応 答 を 解 析 することによって 検 出 できます ただし いくつかの タイプのエラーが 発 生 しているような 場 合 は イネーブル レジスタ ESE と INE を 使 用 して 注 目 しているエラーを STB に 伝 搬 させるほうが 一 般 に 効 率 的 です まとめると 次 のどちらかの 条 件 が 満 たされる 場 合 は コマンド エラー(CMR)によって ESR のビット 5 が 設 定 されます a. ESE のビット 5 が 設 定 され かつ STB の ESB が 設 定 されている 場 合 または b. SRE のビット 5 が 設 定 され かつ STB の MSS/RQS (サービス リクエスト)が 設 定 され か つ サービス リクエストが 生 成 された 場 合 ステータス バイト レジスタ(STB) ステータス バイト レジスタ(STB: Status Byte Register)は オシロスコープの 中 央 レポーテ ィング 構 造 です STB は 1 ビット サマリ メッセージ 8 個 (そのうち 3 個 は 未 使 用 です)で 構 成 され オシロスコープに 実 装 されている 関 連 データ 構 造 のカレント ステータスを 反 映 します ビット 0 は 内 部 ステート 変 更 レジスタ(INR)の INB サマリ ビットです このビットは INR のビットが INE レジスタの 対 応 するビットによってイネーブルされているとき INR のビ ットのどれかが 立 つと 設 定 されます ビット 2 は 値 適 用 ビット(VAB: Value Adapted Bit)です コマンドで 指 定 された 値 が 設 定 可 能 範 囲 から 外 れ 値 が 設 定 可 能 範 囲 内 の 近 接 値 に 設 定 されたことを 示 します ビット 4 はメッセージ 可 能 (MAV: Message Available)ビットであり インタフェース 出 力 キ ューが 空 でないことを 示 します STB のビット 5 は 標 準 イベント ステータス レジスタの ESB サマリ ビットです この ビットは ESR のビットが ESE レジスタの 対 応 するビットによってイネーブルされていると き ESR のビットのどれかが 立 つと 設 定 されます ステータス バイト レジスタ(STB: Status Byte Register)のビット 6 は 2 つの 方 法 で 読 み 出 せるため マスタ サマリ ステータス(MSS: Master Summary Status)ビット また はサービス リクエスト(RQS: Request for Service)ビットと 呼 ばれます ステータス バイト レジスタは"STB?"クエリで 読 み 出 すことができます *STB?コマンドはク エリ モードで STB を 読 み 出 しクリアしますが この 場 合 STB のビット 6 は MSS ビットであ り オシロスコープにサービス リクエストの 原 因 があるかどうかを 示 します 応 答 には レジ スタのビット 合 計 がバイナリ 重 みづけされて 表 示 されます このレジスタは "STB?" "ALST?" "CLS"で またはオシロスコープの 電 源 投 入 時 にクリアされます STB を 読 み 出 すもう 1 つの 方 法 はシリアルポールです( 第 2 章 の GPIB シリアルポール 手 順 を 参 照 してください) この 場 合 STB のビット 6 は RQS ビットであり オシロスコープが GPIB の SRQ ラインを 起 動 していることを 示 します シリアルポールは RQS ビットのクリアのみ 行 いま す したがって STB の MSS ビット(および MSS 設 定 を 引 き 起 こした 他 のビットすべて)はシ リアルポール 後 も 設 定 されたまま 保 持 されます これらのビットはコントローラよりリセットす る 必 要 があります サービス リクエスト イネーブル レジスタ(SRE) サービス リクエスト イネーブル レジスタ(SRE: Service Request Enable Register)は ス テータス バイト レジスタのどのサマリ ビットによってサービス リクエストを 生 成 するか を 指 定 します サービス リクエスト イネーブル レジスタは 8 ビットで 構 成 されます この XStream-RCM-J 71

80 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 レジスタのビットのどれかを 設 定 すると 関 連 するイベントが TRUE のときに ステータス バ イト レジスタの 同 じビット 位 置 のサマリ ビットでサービス リクエストを 生 成 できます ビ ット 6(MSS)は 設 定 できませんし "*SRE?" クエリに 対 する 応 答 では 常 に 0 とレポートされ ます 標 準 イベント イネーブル レジスタは "*SRE" コマンドで 変 更 されます これは "*SRE 0" コ マンドで または 電 源 投 入 時 にクリアされます "*SRE?" クエリで 読 み 出 すことができます 標 準 イベント ステータス レジスタ(ESR) 標 準 イベント ステータス レジスタ(ESR: Standard Event Status Register)は イベントの 発 生 を 示 す 16 ビット レジスタです ESR のビット 配 列 は IEEE で 標 準 化 されています 現 在 は 下 位 8 ビットのみが 使 用 されています 標 準 イベント ステータス レジスタは "*ESR?" クエリで 読 み 出 すことができます この 応 答 は レジスタのビット 合 計 がバイナリ 重 み 付 けされて 表 示 されます このレジスタは "*ESR?" クエ リ "ALST?" クエリ "CLS" コマンドで またはオシロスコープの 電 源 投 入 時 にクリアされます 例 : 応 答 メッセージ "*ESR 160" は コマンド エラーが 発 生 し 電 源 投 入 後 初 めて ESR が 読 み 出 さ れていることを 示 します 値 160 は 128(ビット 7) + 32(ビット 5)に 分 解 できます ビット 設 定 に 対 応 する 状 態 に 関 しては (システム コマンドの)ESR コマンド(P.148)の 説 明 ページにある 表 を 参 照 してください " 電 源 オン(Power ON)" ビットは 電 源 投 入 後 の 最 初 の "ESR?" クエリでのみ 表 示 されます こ れは このクエリによってこのレジスタがクリアされるためです この 種 のコマンド エラーは "CMR?" クエリでコマンド エラー ステータス レジスタを 読 み 出 すことで 判 断 できます 次 の コマンド エラーで ESR の CMR ビットを 設 定 するには このレジスタを 必 ずしも 読 み 出 す 必 要 は( 同 時 にクリアする 必 要 も)ありません 標 準 イベント ステータス イネーブル レジスタ(ESE) 標 準 イベ ン ト ス テータ ス イ ネ ーブ ル レジ ス タ (ESE: Standard Event Status Enable Register)により 標 準 イベント ステータス レジスタの 複 数 のイベントを STB の ESB サマ リ ビットにレポートすることができます 標 準 イベント ステータス イネーブル レジスタは "*ESE" コマンドで 変 更 できます このレジ スタは "*ESE 0" コマンドで または 電 源 投 入 後 にクリアされます "*ESE?" クエリで 読 み 出 す ことができます 例 :*ESE 4 で 標 準 イベント ステータス イネーブル レジスタのビット 2(バイナリ 4)が 設 定 され クエリ エラーのレポートがイネーブルされます 72 XStream-RCM-J

81 第 5 章 :ステータスレジスタの 使 用 内 部 状 態 遷 移 ステータス レジスタ (INR) 内 部 状 態 遷 移 ステータス レジスタ(INR: Internal State Change Status Register)は 数 多 くの 内 部 動 作 の 完 了 状 態 をレポートします この 16 ビット 幅 レジスタで 追 跡 されるイベントは "INR?" クエリ( 第 2 部 参 照 )によって 表 示 されます 内 部 状 態 遷 移 ステータス レジスタは "INR?" クエリで 読 み 出 すことができます この 応 答 は レ ジスタのビット 合 計 がバイナリ 重 み 付 けされて 表 示 されます このレジスタは "INR?"クエリ "ALST"クエリ "*CLS"コマンドで または 電 源 投 入 時 にクリアされます 内 部 状 態 遷 移 イネーブル レジスタ (INE) 内 部 状 態 遷 移 イネーブル レジスタ(INE: Internal State Change Enable Register)は 内 部 状 態 遷 移 ステータス レジスタ 内 の 1 つ 以 上 のイベントを STB の INB サマリ ビットにレポートでき るようにします INE を 変 更 するには INE を 実 行 し INE をクリアするには INE 0 を 実 行 します INE は 電 源 投 入 時 にもクリアされます INE を 読 み 取 るには "INE?" クエリを 使 用 します コマンド エラー ステータス レジスタ(CMR) コマンド エラー ステータス レジスタ(CMR: Command Error Status Register)には オシ ロスコープで 検 出 された 最 後 のコマンド エラーのコードが 入 っています コマンド エラーは "CMR?" コマンドでリストされます コマンド エラー ステータス レジスタは "CMR?" クエリで 読 み 出 すことができます その 応 答 はエラー コードです このレジスタは "CMR?" クエリ "ALST" クエリ "*CLS" コマンドで または 電 源 投 入 時 にクリアされます デバイス 依 存 エラー ステータス レジスタ(DDR) デバイス 依 存 エラー ステータス レジスタ(DDR: Device Dependent Error Status Register)は オシロスコープに 影 響 を 与 えるハードウェア エラーの 種 類 を 示 します このレジスタの 個 々のビ ットで 特 定 のハードウェア 障 害 がレポートされます これらは "DDR?" コマンドで 表 示 されます デバイス 依 存 エラー ステータス レジスタは "DDR?" クエリで 読 み 出 すことができます この 応 答 は レジスタのビット 合 計 がバイナリ 重 み 付 けされて 表 示 されます このレジスタは "DDR? " クエリ "ALST" クエリ "*CLS" コマンドで または 電 源 投 入 時 にクリアされます 実 行 エラー ステータス レジスタ(EXR) 実 行 エラー ステータス レジスタ(EXR: Execution Error Status Register)には オシロスコー プで 検 出 された 最 後 の 実 行 エラーのコードが 入 っています 実 行 エラー コードは "EXR? " コマ ンドでリストされます 実 行 エラー ステータス レジスタは "EXR?" クエリで 読 み 出 すことができます その 応 答 はエラ ー コードです このレジスタは "EXR?" クエリ "ALST" クエリ "*CLS" コマンドで または 電 源 投 入 時 にクリアされます パラレル ポーリング イネーブル レジスタ(PRE) パラレル ポーリング イネーブル レジスタ(PRE: Parallel Poll Enable Register)は ステー タス バイト レジスタのどのサマリ ビットによって"ist" 個 別 ローカル メッセージが 設 定 され るのかを 指 定 します このレジスタは サービス リクエスト イネーブル レジスタによく 似 ていますが MSS ではなくパラレル ポーリング "ist" の 設 定 に 用 いられます "ist" の 値 は パラレル ポーリングなしで "*IST?" クエリでも 読 み 出 すことができます その 応 答 には "ist" メッセージが 設 定 されているかいないか( 値 が 1 または 0)が 示 されます XStream-RCM-J 73

82 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 パラレル ポーリング イネーブル レジスタは "*PRE" コマンドで 変 更 できます これは "*PRE0" コマンドで または 電 源 投 入 時 にクリアされます "*PRE?" クエリで 読 み 出 すことがで きます 例 :*PRE 5 を 使 用 して PRE レジスタのビット 2 と 0(10 進 数 の 4 と 1)を 設 定 します 74 XStream-RCM-J

83 第 5 章 :ステータスレジスタの 使 用 XStream-RCM-J 75

84 第 6 章 :オートメーションによるリンク 第 6 章 : オ ー ト メ ー シ ョ ン に よ る リ ン ク この 章 の 内 容 オートメーションとは 何 か? VBS コマンドの 使 い 方 76 XStream-RCM-J

85 第 6 章 : オ ー ト メ ー シ ョ ン に よ る リ ン ク 概 要 Windows ベースのオシロスコープは Microsoft Component Object Model (COM) に 準 じたオートメ ーション インターフェースを 提 供 しています オートメーション インターフェースはアプリ ケーション 間 接 続 として 使 用 され Excel や MATLAB など 他 のアプリケーションから 特 別 なイン ターフェース 用 プログラムを 介 さずに 直 接 アプリケーションに 接 続 できます オートメーション は 多 くのメゾットやプロパティーを 持 つオブジェクト 構 造 になっています 従 来 の ASCII ベース のコマンドに 比 べて 構 造 化 されているため 直 感 的 な 操 作 が 行 える 点 やオシロスコープのほぼ 全 て の 機 能 を 表 すことができるため 従 来 のコマンドでは 対 応 していなかった 最 新 の 機 能 についても リモートコントロールを 可 能 にします オートメーションへアクセスするには 大 きく 分 けて 次 の 3 つの 方 法 があります オシロスコープに 内 蔵 されている Windows 上 からの 利 用 最 も 簡 単 にアクセスできる 方 法 です オシロスコープの 設 定 ファイルなどで 利 用 されて います 配 列 データにもアクセスできるため ほぼフルアクセスが 可 能 です DCOM の 機 能 を 利 用 して 外 部 PC から 利 用 ネットワークを 通 じて 外 部 PC からオシロスコープをリモートコントロールすることが できます オシロスコープとパソコンの Windows はセキュリティ 設 定 などをする 必 要 がありますが 使 用 する 際 にはオシロスコープ 上 から COM を 操 作 する 場 合 とほぼ 同 等 です VBS コマンドを 利 用 従 来 のテキストベースのリモートコマンドに 新 たに 追 加 された VBS コマンドは テキ ストベースのコマンドとしてオートメーションインターフェースにアクセスすることが できます 従 来 のリモートコマンドと 同 じように 取 り 扱 うことが 可 能 です 但 し 配 列 データなどテキストでの 送 受 信 に 適 していない 配 列 やオブジェクトそのものへのアクセ スはできません オートメーションのオブジェクト 構 造 はオシロスコープのオブジェクトそのものが 反 映 されてい るため モデルや 搭 載 されているオプションにより 違 いが 生 じます このオブジェクトの 構 造 を 簡 単 に 確 認 するため ブラウジングツールを 用 意 しています オシロスコープの Windows のデス クトップに 用 意 された XStreamBrowser のリンクを 起 動 すると 利 用 できます モデルごとに 用 意 されたオートメーションコマンドマニュアルも 参 考 になります(おおよその 機 能 について 説 明 さ れていますが 全 てではありません) XSTREAM ブラウザの 使 い 方 オシロスコープのオブジェクトには 多 くの 変 数 やメソッドが 使 われています コマンドの 作 成 を 容 易 にするために XStreamBrowser というプログラムを 用 意 しました このプログラムを 使 う と 変 数 やメゾットどの 部 分 に 関 する 情 報 も すばやく 探 し 出 すことができます XstreamBrowser はオシロスコープの Widnows デスクトップ 上 にショートカットが 置 かれていま す オシロスコープの 画 面 から Windows のデスクトップを 表 示 するには メニューバーの[File フ ァイル]-[Minimize 最 小 化 ]をタッチしください XStream-RCM-J 77

86 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 XStreamBrowser は 画 面 左 上 に 3 つのアイコンが 表 示 されます 左 のアイコンは COM 経 由 でオシロスコープに 接 続 を 確 立 します オシロスコープ 本 体 にある XStreamBrowser を 使 用 する 場 合 はこちらを 選 択 します 中 央 のアイコンは Microsoft の DCOM(Distributed Component Object Model)による 接 続 を 確 立 します こちらは DCOM の 設 定 を 行 ったパソコンから 接 続 する 方 法 です DCOM を 使 用 すると ネットワーク 上 の 他 の PC からオシロスコープのオブジェクトに 直 接 アク セスすることができます XStreamBrowser は DCOM に 対 応 しているため ネットワーク 上 にあ るオシロスコープに 直 接 アクセスして プログラム 開 発 用 の PC からオートメーション コマンド を 確 認 することができます (ただし DCOM はセキュリティーの 設 定 の 解 除 などが 必 要 です 解 除 方 法 は XStream リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル : DCOM 接 続 の 設 定 ア プ リ ケ ー シ ョ ン ノ ー ト をご 参 照 ください) 78 XStream-RCM-J

87 第 6 章 : オ ー ト メ ー シ ョ ン に よ る リ ン ク 右 のアイコンは 更 新 です オシロスコープの 設 定 を 変 更 した 場 合 は XStreamBrowser の 表 示 を 更 新 するために このアイコンをクリックする 必 要 があります オブジェクトツリー 左 側 のペインは LeCroy.XStreamDSO から 始 まるオシロスコープのオブジェクト 構 造 を 表 すツリ ーが 表 示 されます フォルダを 選 択 すると 各 メゾットや 変 数 が 右 側 のペインに 表 示 されます 左 側 のツリーに 表 示 されるフォルダは 色 分 けされた 3 種 類 のフォルダがあります それぞれ 目 的 が 異 なります プロパティ メゾット アクション オシロスコープの 設 定 に 関 わるフォルダです 波 形 やパラメータなど 結 果 が 含 まれたフォルダです IDispatch インターフェースを 提 供 しています IDispatch インターフ ェースはそれ 自 体 オブジェクトではなく 他 のオブジェクトを 呼 び 出 すインターフェースを 提 供 しています これは 複 数 チャンネルを 同 じ 設 定 にする 場 合 にプログラミングを 簡 単 にします 右 ペインのリストはツリーで 選 択 されたオブジェクトに 含 まれるプロパティ メゾット アクシ ョンです アイテムの[ 名 称 Name] [ 現 在 設 定 されている 値 Value] [データのタイプ Type] [レ ンジや 備 考 Range/Helpstring]の 情 報 がリスト 表 示 されます XStream-RCM-J 79

88 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 Name プロパティやメゾットの 名 称 です 設 定 変 更 などにはこの Name で 指 定 します Value プロパティの 値 などがこの 場 所 に 表 示 されます Type プロパティのデータ 型 メゾット アクションなど 属 性 を 表 します プロパティのデ ータ 型 には 主 に 次 の 種 類 があります Single 単 精 度 浮 動 小 数 点 数 Double 倍 精 度 浮 動 小 数 点 数 Integer 整 数 Long 倍 精 度 整 数 Enum リスト 項 目 String 文 字 列 Enum 変 数 の 場 合 リストの 順 番 を 数 値 で 指 定 する 他 に Range/Helpstring に 示 される 値 (た とえば "INT" や "EXT")を 使 って 指 定 することができます 下 図 の TriggerMode は Enum 変 数 です Range/Helpstring には Auto, Normal, Single, Stopped の 4 つの 選 択 があることが 分 かります リストの 順 番 は 0 から 始 まるため Auto は 0 Normal は 1 Single は 2 Stopped は 3 になります 次 のように 設 定 を 変 更 することができます トリガモードを Auto に 設 定 app.acquisition.triggermode = 0 または app.acquisition.triggermode = Auto 80 XStream-RCM-J

89 第 6 章 : オ ー ト メ ー シ ョ ン に よ る リ ン ク トリガモードを Normal に 設 定 app.acquisition.triggermode = 1 または app.acquisition.triggermode = Normal XStreamBrowser の TriggerMode を 選 択 した 状 態 で Edit, Copy を 選 択 すると app.acquisition.triggermode がクリップボードにコピーされ お 使 いのアプリケーション プログラムで 使 用 することができるようになります Flag/Status フラッグ(Flag)とステータス(Status)の 値 が 表 示 されます たとえば H は 項 目 の 非 表 示 g は 項 目 のグレーアウト 表 示 を 意 味 しています この 中 で R は ReadOnly( 書 き 込 み 不 可 )を 意 味 しているため 注 意 が 必 要 です R N H g W B A L P G M 読 み 込 みのみです 書 き 込 みは 禁 止 されています 不 揮 発 性 の 設 定 ファイルとして 保 存 されるため 再 起 動 後 も 同 じ 設 定 になりま す この 設 定 は 通 常 の 設 定 ファイルには 含 まれません またデフォルトの 呼 び 出 しでも 変 更 されません 非 表 示 選 択 された 設 定 により 設 定 メニューが 表 示 されないため 非 表 示 にな っている 状 態 を 示 します グレーアウト 状 態 を 示 します 選 択 された 設 定 により グレーアウトしている 状 態 です 内 部 的 な 属 性 を 示 します 内 部 的 な 属 性 を 示 します この 変 数 に 関 係 するフロントパネルのボタンが 押 されている 間 周 期 的 にアク ションが 繰 り 返 し 発 生 することを 示 します 内 部 的 な 属 性 を 示 します 内 部 的 な 属 性 を 示 します GUI のみで 提 供 され 設 定 ファイルに 保 存 されません 文 字 列 などを 複 数 行 で 示 すことができる 属 性 を 示 します Range/Helpstring 設 定 範 囲 の 注 意 や Enum で 表 される 値 などの 情 報 を 提 供 します XStream-RCM-J 81

90 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 右 ペインでプロパティなどを 選 択 すると 選 択 されたプロパティのリンクが XStreamBrowser の 底 部 に 表 示 されます この 値 は VBS コマンドで 送 信 するオートメーション コマンドとして 利 用 することができます また クリップボードにこの 値 をコピーすることができます 下 記 の 図 は クリップボードにコピーする 行 を 選 択 した 例 です 画 面 下 に 表 示 される 文 は クリップボードへ 書 き 込 まれる 内 容 を 表 しています クリップボードへのコピーはメニューの[Edit] [Copy] 又 はキ ーボードから Ctrl + C を 押 すとコピーされます 上 の 図 で VerScale は 従 来 の VDIV コマンドと 同 じものです Range/Help の 列 には 値 について 簡 単 な 説 明 が 表 示 されます VBS で 設 定 するには "VBS 'app.acquisition.c1.verscale = 0.1'"と 書 きます VBS で 設 定 をクエリで 読 み 込 むには"VBS? 'return= app.acquisition.c1.verscale'"と 書 くことがで きます XSTREAM オブジェクトへのアクセス VISUALBASIC から XSTREAM オブジェクトのインスタンス 生 成 VisualBasic の CreateObject 関 数 を 使 用 してインスタンスを 生 成 します CreateObject はオブジェ クトの ProgID を 引 数 として 指 定 します Xstream オブジェクトの ProgID は "LeCroy.XStreamDSO"です 生 成 させたインスタンスをオブジェクト 変 数 に 代 入 して 使 用 します Dim obj as Object set obj = CreateObject("LeCroy.XStreamDSO") このオブジェクト 変 数 を 元 にリモートコントロールが 可 能 になります 例 として このオブジェクト 変 数 を 使 い CH1 の 波 形 データを 取 得 します まず XStreamBrowser で 波 形 データを 探 します 82 XStream-RCM-J

91 第 6 章 : オ ー ト メ ー シ ョ ン に よ る リ ン ク 波 形 データの 場 所 は"app.Acuisition.C1.Out.Result.DataArray"にあることが XStreamBrowser で 確 認 できます 先 頭 の"app"はオブジェクトを 表 しているため インスタンスを 代 入 した 変 数 obj と 書 き 換 えて 次 のように 指 定 すれば 値 を 取 得 することができます Dim obj As Object Set obj = CreateObject("LeCroy.XStreamDSO") Dim Waveform As Variant Waveform = obj.acquisition.c1.out.result.dataarray セットアップファイル セットアップ ファイルは オシロスコープを 手 早 く 所 定 の 状 態 に 設 定 するために 使 用 します Xstream オシロスコープのセットアップ ファイルは ASCII フォーマットで 書 かれているので ノートパッドなどを 使 って 簡 単 に 編 集 することができます オシロスコープのメニューから[File ファイル] [SaveSetup セットアップ 情 報 の 保 存 ]を 開 き ファイルを 指 定 してハードディスクな どに 保 存 することができます 作 成 されたファイルはオシロスコープ 設 定 を 全 て 出 力 しているた め ファイルサイズが 大 きくなりますが 必 要 な 部 分 だけを 残 して サイズを 小 さくした 設 定 フ ァイルも 実 行 することができます セットアップ ファイルの 拡 張 子.lss は Microsft の Visual Basic Script に 関 連 付 けされ ファイルをダブルクリックするだけで 設 定 を 変 更 することができま す セットアップファイルの 内 容 は 必 ずしも 理 解 する 必 要 はありませんが オートメーションの 機 能 を 説 明 するため 例 にとって 話 を 進 めます 次 はオシロスコープで 保 存 した 設 定 ファイルをメモ 帳 などで 開 いた 内 容 です On Error Resume Next set XStreamDSO = CreateObject("LeCroy.XStreamDSO") set RecallSetupLocker = XStreamDSO.RecallSetupLock ' XStreamDSO... XStreamDSO.HideClock = False Set ProbesCal = XStreamDSO.ProbesCal ' ProbesCal... ProbesCal.CalSource = "undef" ProbesCal.DeskewCalRef = "C2" ProbesCal.DeskewAll = 0 以 下 省 略 CreateObject や Set On Error Resume Next などは Visual Basic Script の 命 令 です XStream-RCM-J 83

92 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 プログラムの 先 頭 で set XStreamDSO =CreateObject("LeCroy.XStreamDSO ")を 使 用 して オシロ スコープのアプリケーションを 示 すオブジェクトを XStreamDSO 変 数 に 設 定 します 以 降 の 命 令 は XStreamDSO オブジェクトを 基 にメゾットやアプリケーション 内 のプロパティにアクセスしま す オブジェクトはツリー 状 の 階 層 構 造 になっているため 子 オブジェクトを Visual Basic Script の Set コマンドにより 別 の 変 数 に 設 定 することができます 例 Set ProbesCal = XStreamDSO.ProbesCal XStreamDSO.ProbesCal に 含 まれるプロパティやメゾットは ProbesCal 変 数 を 使 ってアクセスで きるようになります これにより オートメーションの 記 述 を 短 く 簡 単 にすることができます セットアップ ファイルを 参 照 すると Display や Acquisition のようにブロックごとに 分 かれてい ます セットアップ ファイル 内 の 変 数 は 大 きく 分 けて 次 のものに 分 類 されます 捕 捉 (Acquisition) チャンネルの 設 定 トリガ 水 平 軸 の 設 定 も Acquisition に 含 まれます カーソル(Cursors) 表 示 (Display) ハードコピー(HardCopy) ヒストリー(History) LabNotebook 演 算 (Math) 測 定 (Measure) メモリ(Memory) パス フェイル(PassFail) セーブ リコール(SaveRecall) シリアル デコード(SerialDecode) スペックトラム アナライザ(SpecAnalyzer) ユーティリティ(Utility) ズーム(Zoom) X-Stream オシロスコープは 以 前 のオシロスコープと 違 い ユーザがこの 構 造 を 用 いて 外 部 コン ピュタからのコマンド 送 信 することやオシロスコープ 内 の 別 のプログラムからコマンド 送 信 ま たはスクリプトの 記 述 などを 行 なうことができます IDISPATCH インターフェース C1~C4 チャンネルのように 同 じ 機 能 を 持 つ 複 数 個 あるオブジェクトを 同 時 に 初 期 化 するような 場 合 Xstream オブジェクトから 記 述 する 方 法 では コードが 多 くなり メンテナンス 性 が 悪 くな ります 例 Dim obj As Object obj = CreateObject("LeCroy.XStreamDSO") obj.acquisition.c1.verscale = 0.2 obj.acquisition.c2.verscale = 0.2 obj.acquisition.c3.verscale = 0.2 obj.acquisition.c4.verscale = XStream-RCM-J

93 第 6 章 : オ ー ト メ ー シ ョ ン に よ る リ ン ク obj.acquisition.c1.verscale = 0.2 obj.acquisition.c2.veroffset = 0.2 obj.acquisition.c3.veroffset = 0.2 obj.acquisition.c4.veroffset = 0.2 obj.acquisition.c1.bandwidthlimit = 0 obj.acquisition.c2.bandwidthlimit = 0 obj.acquisition.c3.bandwidthlimit = 0 obj.acquisition.c4.bandwidthlimit = 0 IDispatch インターフェースからアクセスすると これらのコードを 簡 単 にすることができます IDispatch インターフェースは XStream ブラウザでピンク 色 のフォルダとして その 他 のフォルダ と 見 分 けがつくようになっています それぞれのチャンネルは 次 のように 同 種 のオブジェクトを 文 字 列 で 指 定 することができます app.acquisition.channels("c1").verscale 先 ほどのコードは 次 のように 書 き 換 えることができます Dim obj As Object obj = CreateObject("LeCroy.XStreamDSO") For i = 1 To 4 Next obj.acquisition.channels("c" & CStr(i)).VerScale = 0.2 obj.acquisition.channels("c" & CStr(i)).VerOffset = 0 obj.acquisition.channels("c" & CStr(i)).BandwidthLimit = 0 VBS コマンドの 使 い 方 VBS コマンドは 既 存 の GPIB プログラムでオートメーション コマンドを 使 用 するため 新 規 に 作 られたコマンドです このコマンドについては 本 書 の 第 2 部 に 詳 しい 説 明 が 記 載 されていま す VBS はオートメーションコマンドを ASCII ベースの 文 字 列 としてを 送 受 信 できるように 下 位 層 プロトコルとして 動 作 します VBS の 後 にオートメーション コマンドを 表 す ASCII 文 字 列 をシ ングル コーテーションで 囲 み 送 信 します VBS '<automation command>' また VBS でクエリをするには VBS の 後 に? およびシングル コーテーション 内 の 先 頭 で return=を 入 れます VBS? return =<automation command>' オートメーション オブジェクト 直 接 使 用 する 場 合 "LeCroy.XStreamDSO"オブジェクトのイン スタンスを CreateObject で 生 成 し 変 数 に 代 入 して 使 用 します VBS では"app" 文 字 列 が 直 接 作 成 されたインスタンスの 変 数 に 相 当 します 直 接 操 作 VBS (ActiveDSO Dim obj as Object set obj = CreateObject("LeCroy.XStreamDSO") obj.acquisition.horizontal.horscale=0.002 Dim o As Object o = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") XStream-RCM-J 85

94 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 で 送 信 ) o.makeconnection("gpib:6") Call o.writestring("vbs ' app.acquisition.horizontal.horscale=0.002'", 1) VBS コマンドと 従 来 の GPIB コマンドは 機 能 的 に 同 じものが 少 なくありません 次 の 例 は VBS コマンド およびそれと 同 等 の 従 来 の GPIB コマンドを 示 します コマンド 構 文 は 次 のとおりです CMD$= VBS 'app.acquisition.c1.verscale=0.05' CMD$ C1:VDIV 50 MV (レガシーコマンドでの 表 記 ) CMD$= VBS 'app.horizontal.horscale = 500e-9' CMD$ TDIV 0.5e-6 (レガシーコマンドでの 表 記 ) CMD$= VBS 'app.display.gridmode=""dual""' CMD$ GRID DUAL (レガシーコマンドでの 表 記 ) データ 型 Integer/Long 整 数 型 の 送 受 信 はイコールの 後 そのまま 数 字 を 入 力 することができます 例 "VBS 'app.acquisition.c1.averagesweeps=10'" Single/Double 浮 動 小 数 点 型 は 小 終 点 で 入 力 することはもちろん 指 数 でも 入 力 すること ができます 例 "VBS ' app.acquisition.c1.verscale=0.02'" または "VBS ' app.acquisition.c1.verscale=20e-3'" Bool Boolean 型 は 数 値 の-1 を True 0 を False として 扱 います イコールの 後 に 数 字 で-1/0 を 入 力 することはもちろん True,False で 入 力 することができます 例 "VBS 'app.acquisition.c1.view=-1'" または "VBS 'app.acquisition.c1.view=true'" Enum 列 挙 型 は 選 択 項 目 に 割 り 当 てられた 数 字 または ASCII 文 字 列 で 指 定 することが できます ASCII 文 字 列 での 指 定 はその 前 後 にダブルコーテーションを 付 加 する 必 要 があ ります ダブルコーテーションを 付 加 できない 場 合 コードで 作 成 することもできます 選 択 項 目 の ASCII 文 字 列 は Xstream ブラウザの"Range/Helpstring" 列 で 確 認 することがで きます 例 "VBS 'app.display.gridmode=1'" または "VBS 'app.display.gridmode=""dual""'" または "VBS 'app.display.gridmode=" & Chr(34) & "Dual" & Chr(34) & "'" String 文 字 列 型 はイコールの 後 に ASCII 文 字 列 を 入 力 しますが 前 後 にダブルコーテー ションを 付 加 する 必 要 があります ダブルコーテーションを 付 加 できない 場 合 コード で 作 成 することもできます 例 "VBS 'app.saverecall.waveform.tracetitle=""trace""'" または "VBS 'app.saverecall.waveform.tracetitle=" & Chr(34) & "Trace" & Chr(34) & "'" Action プロパティとは 異 なり 値 を 指 定 する 必 要 がないため そのまま 記 述 します 例 VBS 'app.acquisition.clearsweeps' 86 XStream-RCM-J

95 第 6 章 : オ ー ト メ ー シ ョ ン に よ る リ ン ク 波 形 や 測 定 結 果 へのアクセス オートメーションはオシロスコープの 設 定 以 外 に 波 形 やパラメータの 結 果 なども 取 得 すること ができます これら 設 定 を 除 く 結 果 データはオブジェクト 階 層 内 の Result オブジェクトに 含 まれ ます Rsult オブジェクトはツリーの 中 で 灰 色 で 示 されるフォルダです 例 として 次 のようなオブジェクトです app.acquisition.c1.out.result app.math.f1.out.result app.memory.m1.out.result 注 意 ) パラメータの 値 は 単 一 の 値 となるため VBS コマンドでも 取 り 扱 うことができます が 波 形 などの 配 列 データは COM や DCOM からのアクセスのみに 限 定 されます 次 は Microsoft Excel をオシロスコープの Windows にインストールした 場 合 のマクロ 記 述 例 です 波 形 のサンプル 数 を 読 み 込 み Excel シートの B1 セルに 書 き 込 み そして 全 ての 波 形 サンプルを 読 み 込 み A 列 に 値 を 書 き 込 みます Sub Button1_Click() ' オシロスコープへ 接 続 Set app = CreateObject("LeCroy.XStreamDSO") ' C1 のサンプル 数 をクエリし B1 セルに 書 き 込 みます numsamples = app.acquisition.c1.out.result.samples Cells(1, 2).Value = numsamples ' 波 形 データ 配 列 にアクセスし 1 列 目 に 書 き 込 みます wave = app.acquisition.c1.out.result.dataarray For i = 0 To numsamples - 1 Cells(i + 1, 1).Value = wave(i) Next i End Sub パラメータの 結 果 も Result オブジェクトの 中 に 含 まれます 次 の 例 は 計 測 パラメータの Value 値 を 読 み 込 み セルに 値 を 書 き 込 みます Sub Button1_Click() ' オシロスコープへ 接 続 Set app = CreateObject("LeCroy.XStreamDSO") 'パラメータの 設 定 を 標 準 垂 直 パラメータに 設 定 app.measure.measuremode = "StdVertical" ' P1~P8 までの 8 つのパラメータの 値 を Excel のセルに 書 き 込 み Cells(1, 3).Value = app.measure.p1.out.result.value Cells(2, 3).Value = app.measure.p2.out.result.value XStream-RCM-J 87

96 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 Cells(3, 3).Value = app.measure.p3.out.result.value Cells(4, 3).Value = app.measure.p4.out.result.value Cells(5, 3).Value = app.measure.p5.out.result.value Cells(6, 3).Value = app.measure.p6.out.result.value Cells(7, 3).Value = app.measure.p7.out.result.value Cells(8, 3).Value = app.measure.p8.out.result.value Set app = Nothing End Sub パラメータの 統 計 値 情 報 へは 次 のようにアクセスすることができます app.measure.p1.statistics("mean").result app.measure.p1.statistics("max").result app.measure.p1.statistics("min").result app.measure.p1.statistics("num").result app.measure.p1.statistics("sdev").result 更 に 画 面 に 表 示 されるヒストアイコンのへアクセスすることができます Sub Button1_Click() Set app = CreateObject("LeCroy.XStreamDSO") bins = app.measure.p5.statistics("histo").result.binpopulations numbins = app.measure.p5.statistics("histo").result.bins For i = 0 To numbins - 1 Cells(i + 1, 4).Value = bins(i) Next I Set App = Nothing End Sub タイミングと 同 期 化 オシロスコープや 他 の 機 器 をコントロールしているホストプログラムは 各 機 器 の 処 理 の 状 態 を 監 視 し 適 切 なタイミングで 次 の 命 令 を 送 る 必 要 があります 例 えば オシロスコープをシング ルトリガに 設 定 後 トリガされる 時 間 を 想 定 して 一 定 時 間 待 機 後 パラメータの 値 を 読 みに 行 っ た 場 合 タイミングによりトリガされる 前 の 状 態 の 値 を 読 んでしまうことがあります 待 機 時 間 でタイミングを 調 整 する 方 法 は 確 実 な 方 法 ではありません 同 期 用 に 用 意 されたメゾットを 使 用 するのが 適 切 です 次 は Excel のマクロを 使 用 して 波 形 捕 捉 が 完 了 するまで 待 機 し その 後 にパラメータの 値 を 取 得 するスクリプトです Sub Button1_Click() ' オシロスコープへ 接 続 Set app = CreateObject("LeCroy.XStreamDSO") ' パラメータの 設 定 を 標 準 垂 直 パラメータに 設 定 app.measure.measuremode = "StdVertical" ' 一 度 捕 捉 を 停 止 し シングルトリガに 設 定 し トリガが 来 るまで 待 機 ' その 際 に 10 秒 間 何 もトリガされない 場 合 はタイムアウトするように 設 定 app.acquisition.triggermode = "Stopped" call app.acquisition.acquire (10, True) ' P1 のパラメータの 値 をを 取 得 し Excel のセル(1,3)に 結 果 を 書 き 込 む Cells(1, 3).Value = app.measure.p1.out.result.value End Sub 上 記 スクリプトの 重 要 なポイントは Acquire メゾットです Acquire メゾットはシングルトリガに なり トリガがかかるまで 待 機 します またはユーザーが 指 定 した 時 間 でタイムアウトします Acquire メゾットの 第 一 引 数 はタイムアウトするまでの 時 間 ( 秒 ) 第 二 引 数 にタイムアウト 時 の 強 制 トリガの 有 無 を True/False で 設 定 します 第 二 引 数 で False に 設 定 した 場 合 返 り 値 でトリガ 88 XStream-RCM-J

97 第 6 章 : オ ー ト メ ー シ ョ ン に よ る リ ン ク されたかどうかを 知 ることができます 返 り 値 が FALSE の 場 合 トリガしていないことを 示 し TRUE はトリガされたことを 示 します 第 二 引 数 を FALSE にしても タイムアウト 後 は STOP に 戻 ります 第 二 引 数 で TRUE に 設 定 した 場 合 返 り 値 はどの 状 態 でも TRUE が 返 ります 同 期 の 別 の 問 題 として 捕 捉 後 にオシロスコープの 設 定 を 変 更 し その 結 果 を 読 む 場 合 です 設 定 変 更 が 完 了 しているか WaitUntilIdel メゾットを 利 用 すると 判 断 することが 可 能 になります 次 の 例 はパラメータの 種 類 を 変 更 し 処 理 完 了 を 確 認 後 にパラメータの 値 を 読 むスクリプトです Sub Button1_Click() ' オシロスコープへ 接 続 Set app = CreateObject("LeCroy.XStreamDSO") ' パラメータの 設 定 を 標 準 垂 直 パラメータに 設 定 app.measure.measuremode = "StdVertical" 'この 位 置 までのスクリプトの 処 理 がすべて 完 了 するまで 待 機 ( 最 大 5 秒 まで) app.waituntilidle(5) ' P1 の 値 を Excel に 書 き 込 む Cells(1, 2).Value = app.measure.p1.out.result.value ' パラメータの 設 定 を 標 準 水 平 パラメータに 設 定 app.measure.measuremode = "StdHorizontal" ' この 位 置 までのスクリプトの 処 理 がすべて 完 了 するまで 待 機 ( 最 大 5 秒 まで) app.waituntilidle(5) ' P1 の 値 を Excel に 書 き 込 む Cells(1, 3).Value = app.measure.p1.out.result.value End Sub 上 記 スクリプトで 重 要 なポイントは WaitUntilIdel メゾットです WaitUntilIdel メゾットはこのメゾ ット 前 の 命 令 が 全 て 完 了 するまで 待 機 します またはユーザーが 指 定 した 時 間 でタイムアウトし ます WaitUntilIdel メゾットの 第 一 引 数 はタイムアウトするまでの 時 間 ( 秒 )です このメゾットの 返 り 値 でタイムアウトしたかを 確 認 することができます TRUE が 返 される 場 合 タイムアウト せずに 処 理 が 完 了 していることを 表 しています FALSE が 返 された 場 合 タイムアウトしていま す また 単 純 に Normal トリガなどで 連 続 的 にトリガさせ ある 時 間 経 過 後 のパラメータの 値 を 読 む こともあると 思 います 次 の 例 は Sleep メゾットを 使 用 して 指 定 時 間 待 機 させた 例 です Sub Button1_Click() ' オシロスコープへ 接 続 Set app = CreateObject("LeCroy.XStreamDSO") ' パラメータの 設 定 を 標 準 垂 直 パラメータに 設 定 app.measure.measuremode = "StdVertical" 'クリアスイープし 3 秒 間 待 機 app.acquisition.clearsweeps app.acquisition.triggermode = "Normal" app.sleep(3000) ' P1 の 値 を Excel に 書 き 込 む Cells(1, 2).Value = app.measure.p1.out.result.value End Sub Sleep コマンドはオシロスコープ 本 体 の 動 作 に 影 響 を 与 えません プログラム 中 で 待 機 するだけに なります また 操 作 によってはユーザーに 確 認 を 求 めるダイアログが 表 示 されることがあります 自 動 化 さ れているシステムでは ユーザーが 入 力 できないこともあり リモートプログラムが 中 断 するこ XStream-RCM-J 89

98 第 1 部 リモート 制 御 の 概 要 とがあります このダイアログを 事 前 に 非 表 示 または 表 示 してすぐに 閉 じさせることが 次 のプ ロパティで 可 能 です app.systemcontrol.modaldialogtimeout app.systemcontrol.enablemessagebox ModalDialogTimeout プロパティはタイムアウト 時 間 を 秒 で 指 定 します 0 から 120 の 間 で 入 力 す ることができます EnableMessageBox はメッセージボックスを 表 示 / 非 表 示 を TRUE または FALSE で 指 定 します アクション XStreamBrowser の 中 Type をご 覧 いただくと 何 行 かは 変 数 タイプが"Action" に 分 類 されてい ます これらは 引 数 を 付 けずにアクション 名 を 送 ることで 簡 単 に 実 行 することができます た とえば 次 のように 書 きます app.internalcollection("display").clearsweeps この 例 では パーシスタンス トレースからすべてのデータがクリアされます スクリプトやプログラムでは 次 のように 書 くことができます VBS 'app.internalcollection("display").clearsweeps' アクションの 別 の 例 を 以 下 に 列 記 します app.display.factorydefault app.acquisition.horizontal.zerodelay app.acquisition.trigger.zerolevel app.measure.setgatetodefault app.memory.clearallmem ActiveDSO を 使 用 してオートメーションで 送 受 信 する 例 ActiveDSO で 文 字 列 をオシロスコープに 送 信 する 場 合 には WriteString 受 信 するには ReadString を 使 用 します 次 の 例 では Ch1 のスケールや ERES Ch2 のアベレージの 回 数 を 90 XStream-RCM-J

99 第 6 章 : オ ー ト メ ー シ ョ ン に よ る リ ン ク WriteString で 文 字 列 としてオートメーション コマンドを 送 信 しています またアベレージされ た 回 数 をクエリで 取 得 するため VBS? 'return= 'を WriteString で 送 り ReadString で 応 答 文 字 列 を 取 得 しています Dim obj As Object Set obj = CreateO bject("lecroy.activedsoctrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("vbs 'app.acquisition.c1.verscale=0.05'", True) Call obj.writestring("vbs 'app.acquisition.c1.enhancerestype=""1bits""'", True) Call obj.writestring("vbs 'app.acquisition.c2.averagesweeps=1000'", True) Call obj.writestring("vbs? 'return=app.acquisition.c2.out.result.sweeps'", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect Msgbox(buf) XStream-RCM-J 91

100 92 XStream-RCM-J

101 第 2 部 コマンド 第 2 部 では オシロスコープをリモート 操 作 するために 必 要 なコマンドとクエリを 説 明 します 既 存 のリモート コントロール ソフトウェアでレクロイの 他 のオシロスコープを 使 用 する 場 合 の 重 要 な 注 記 従 来 のトレース ラベル TA TB TC TD の 代 わりに F1 F2 F3 F4 が 使 用 されます 従 来 の トレース ラベルを 使 用 する 既 存 のソフトウェアは X-Stream オシロスコープでも 動 作 します が 新 しいソフトウェアについては それを 従 来 のオシロスコープ 上 で 実 行 する 場 合 を 除 き 新 しいトレース ラベルを 使 用 する 必 要 があります F1 F2 F3 F4 の 4 個 のトレースに 加 え て X-Stream オシロスコープではトレース F5 F6 F7 F8 がサポートされます ただし クエ リで 古 いラベルを 使 用 した 場 合 でも クエリへの 応 答 では 常 に 新 しいラベルが 使 用 されます F1~F8 の 8 個 のトレースは ズームと 演 算 処 理 の 実 行 に 関 してまったく 同 じ 機 能 を 持 ちま す パラメータ ラベルも 変 更 されました 新 しいパラメータ ラベルは P1...P8 ですが 従 来 のラ ベル Cust1...Cust5 もそのまま 動 作 します ただし クエリで 古 いラベルを 使 用 した 場 合 でも クエリへの 応 答 では 常 に 新 しいラベルが 使 用 されます XStream-RCM-J 93

102 第 第 2 部 : コ マ ン ド 第 2 部 では オシロスコープをリモート 操 作 するためのコマンドとクエリを 説 明 します 94 XStream-RCM-J

103 リ フ ァ レ ン ス コマンドの 使 用 このセクションでは オシロスコープが 認 識 するコマンドとクエリを 全 て 説 明 します 全 てのコ マンドとクエリはローカル モードとリモート モードの 両 方 で 実 行 できます コ マ ン ド と ク エ リ は 完 全 名 の ア ル フ ァ ベ ッ ト 順 に 記 載 さ れ て い ま す し た が っ て ATTENUATION の 短 縮 名 ATTN と AUTO SETUP の 短 縮 名 ASET を 比 較 するとアルファベット 順 で は ATTN の 方 が 後 ろですが 完 全 名 が 優 先 されるため ATTENUATION の 説 明 が 先 になります 個 々のコマンドとクエリの 説 明 は それぞれ 改 頁 して 各 頁 の 先 頭 から 始 まります 各 頁 の 一 番 上 には コマンドまたはクエリの 名 前 (ヘッダ)が 完 全 名 と 短 縮 名 の 両 方 で 示 されます クエリは 情 報 の 取 得 などのアクションを 実 行 します クエリはヘッダの 後 に 付 く 疑 問 符? によっ て 識 別 されます 数 多 くのコマンドは 単 に 疑 問 符 を 付 けることによってクエリとしても 使 用 でき ます 正 しい 形 式 のコマンドを 作 成 確 認 する 非 常 に 便 利 な 方 法 は オシロスコープを 目 的 の 状 態 に 手 作 業 で 正 確 にセットアップした 後 必 要 なコマンドに 対 応 するクエリを 送 信 し オシロスコ ープからの 応 答 をコマンドとしてプログラムにコピーすることです コマンドまたはクエリによって 実 行 される 処 理 の 簡 単 な 説 明 の 後 には コマンドまたはクエリの 構 文 テンプレートがあります 構 文 テンプレートでは 完 全 名 ヘッダを 小 文 字 で 表 記 し 完 全 名 か ら 作 成 された 短 縮 名 ヘッダを 大 文 字 で 表 記 しています(たとえば 完 全 名 DoT_JoiN の 短 縮 名 は DTJN) コマンドをクエリとしても 使 用 できる 場 合 は クエリの 構 文 とその 応 答 フォーマットを 示 します 個 々のコマンドについて そのコマンドの 一 般 的 な 用 途 を 説 明 する GPIB の 例 も 記 載 して います GPIB の 例 では コントローラに National Instruments のインタフェース ボードが 装 着 さ れている(そのため BASIC の 関 連 インタフェース サブルーチンが 呼 び 出 される)と 想 定 していま すが 基 本 的 な 事 項 は 他 のプログラミング 言 語 でも 同 様 です GPIB の 例 では オシロスコープの デバイス 名 を SCOPE%と 定 義 していますが 他 の 有 効 なデバイス 名 も 使 用 できます 目 的 のコマンドまたはクエリを 簡 単 に 見 つけられるように 個 別 説 明 の 前 に 2 つの 一 覧 表 を 用 意 し ています 一 覧 表 I では コマンドとクエリが 短 縮 名 のアルファベット 順 に 記 載 されています 一 覧 表 II では 個 々のコマンドまたはクエリが 属 するサブシステム(カテゴリ) 別 にコマンドとク エリが 記 載 されています コマンドの 表 記 コマンドの 説 明 では 次 の 表 記 を 使 用 します < > : = { } [ ] プレースホールダとして 用 いられる 語 は 角 括 弧 で 括 ります プレースホールダには ヘッダ パスと コマンドのデータ パラメータの 2 タイプがあります コロンとその 後 に 続 く 等 号 は プレースホールダの 代 わりにコマンドで 使 用 できる 値 の 型 や 範 囲 の 説 明 をプレースホールダから 分 離 する 記 号 です 必 ず 1 つ 選 択 する 必 要 のある 選 択 肢 のリストを 中 括 弧 で 囲 みます オプション( 省 略 可 能 ) 項 目 を 大 括 弧 で 囲 みます 省 略 記 号 は その 左 右 にある 項 目 を 複 数 回 繰 り 返 し 可 能 であることを 示 します 例 : 垂 直 入 力 感 度 を 設 定 するコマンドの 構 文 表 記 を 下 記 に 示 します 1. <channel>: VOLT_DIV <v_gain> 2. <channel>: = {C1, C2} 3. <v_gain>: = 5.0 mv to 2.5 V 最 初 の 行 は コマンドの 正 式 構 文 の 表 記 です <channel>は ヘッダ パスのプレースホール ダを 表 し <v_gain>は 目 的 の 垂 直 ゲイン 値 を 指 定 するデータ パラメータのプレースホールダ です XStream-RCM-J 95

104 第 2 部 :コマンド 2 行 目 は "C1"または"C2"のどちらかをヘッダ パスに 指 定 する 必 要 があることを 示 していま す 3 行 目 は 実 際 の 垂 直 ゲインを 5 mv~2.5 V の 範 囲 で 任 意 に 設 定 できることを 示 しています コマンドとクエリの 一 覧 表 短 縮 名 の 順 短 縮 名 完 全 名 カテゴリ コマンドまたはクエリの 機 能 PAGE ALST? ALL_STATUS? ステータス 1 つを 除 く 全 ステータス レジスタの 内 容 の 読 み 出 しとクリア P.105 ARM ARM_ACQUISITION トリガ 捕 捉 の 状 態 を"stopped"から"single"に 変 更 P.106 ASET AUTO_SETUP アクイジション 信 号 に 合 わせて 垂 直 タイムベース トリガの 各 パラメータを 調 整 ATTN ATTENUATION 垂 直 軸 プローブの 垂 直 減 衰 係 数 を 選 択 P.107 ACAL AUTO_CALIBRATE その 他 自 動 校 正 を 有 効 または 無 効 に 設 定 P.108 BUZZ BUZZER その 他 内 蔵 ブザーを 制 御 P.112 BWL BANDWIDTH_LIMIT 垂 直 軸 帯 域 幅 制 限 ローパス フィルタの 設 定 P.110 *CAL? *CAL? その 他 完 全 な 内 部 校 正 を 実 施 P.113 CFMT COMM_FORMAT 通 信 波 形 データの 送 信 フォーマットを 選 択 P.122 CHDR COMM_HEADER 通 信 通 信 クエリ 応 答 のフォーマットを 制 御 P.124 CHLP COMM_HELP 通 信 CHL COMM_HELP_LOG 通 信 リモート コントロール ログの 動 作 レベルを 制 御 リモート コントロール ログの 内 容 を 転 送 する クエリ CLM CLEAR_MEMORY 演 算 指 定 したメモリをクリア P.116 *CLS *CLS ステータス 全 ステータス データ レジスタをクリア P.118 CLSW CLEAR_SWEEPS 演 算 累 積 データをクリア P.117 CMR? CMR? ステータス コマンド エラー レジスタ(CMR: CoMmand error Register)の 読 み 出 しとクリア COMB COMBINE_CHANNELS 水 平 軸 チャンネル インターリーブ 機 能 を 制 御 P.121 CORD COMM_ORDER 通 信 波 形 データ 転 送 のバイト 順 序 を 制 御 P.127 COUT CAL_OUTPUT その 他 CAL コネクタに 出 力 される 信 号 の 種 類 を 設 定 P.114 CPL COUPLING 垂 直 軸 CRMS CURSOR_MEASURE カーソル/ 計 測 /PassFail 指 定 された 入 力 チャンネルのカップリング モー ドを 選 択 表 示 するカーソル/パラメータの 測 定 タイプを 指 定 CRST CURSOR_SET カーソル 任 意 のカーソルの 配 置 P.131 CRVA? CURSOR_VALUE? カーソル 指 定 のカーソルで 測 定 したトレース 値 を 返 す P.133 CRS CURSORS カーソル カーソルの 種 類 を 設 定 P.135 DATE DATE その 他 内 部 リアルタイム クロックの 日 付 / 時 刻 を 変 更 P.136 DDR? DDR? ステータス デバイス 依 存 レジスタ(DDR : Device Dependent Register)の 読 み 出 しとクリア DEF DEFINE 演 算 演 算 トレースの 設 定 P.138 DELF DELETE_FILE その 他 DIR DIRCTORY その 他 現 在 選 択 しているディレクトリからファイルを 削 除 ディレクトリの 作 成 / 削 除 または 現 在 のディレ クトリを 変 更 DISP DISPLAY 表 示 波 形 の 表 示 更 新 を 制 御 P.144 DTJN DOT_JOIN 表 示 データ ポイント 間 の 補 間 線 を 制 御 P.145 MAIL その 他 E メール プロトコルとアドレスを 設 定 P.146 *ESE *ESE ステータス *ESR? *ESR? ステータス EXR? EXR? ステータス 標 準 イベント ステータス イネーブル(E SE: Event StatusEnable)レジスタを 設 定 イベント ステータス レジスタ(ESR : Event Status Register)の 読 み 出 しとクリア 実 行 エラー レジスタ (E XR: EXecution error Register)の 読 み 出 しとクリア P.109 P.125 P.126 P.119 P.128 P.129 P.137 P.142 P.143 P.147 P.148 P XStream-RCM-J

105 リ フ ァ レ ン ス 短 縮 名 完 全 名 カテゴリ コマンドまたはクエリの 機 能 PAGE FCR FIND_CENTER_RANGE 演 算 ヒストグラムの 中 心 と 幅 を 自 動 設 定 P.152 FRTR FORCE_TRIGGER トリガ 強 制 的 に1 波 形 を 取 り 込 む P.153 FFLP FORMAT_FLOPPY その 他 フロッピー ディスクをフォーマットします P.154 FRST FUNCTION_RESET 演 算 演 算 機 能 のリセット P.155 GRID GRID 表 示 グリッドの 表 示 を 指 定 P.156 HCSU HARDCOPY_SETUP ハードコピー ハードコピーの 設 定 P.157 HMAG HOR_MAGNIFY 表 示 ズーム トレースの 水 平 方 向 の 拡 大 率 を 制 御 P.159 HPOS HOR_POSITION 表 示 ズーム トレースの 水 平 方 向 の 中 心 を 指 定 P.160 *IDN? *IDN? その 他 機 器 情 報 の 問 い 合 わせに 使 用 P.162 INE INE ステータス INR? INR? ステータス INSP? INSPECT? 波 形 転 送 ILVD INTERLEAVED 水 平 軸 内 部 状 態 遷 移 イ ネ ー ブ ル ( INE: Internal statechange Enable)レジスタを 設 定 内 部 状 態 遷 移 レジスタ( INR: Internal state change Register )の 読 み 出 しとクリア 設 定 情 報 を 含 むトレース データの 一 部 分 をリモ ート 転 送 ランダム インターリーブ サンプリング(R IS: Random Interleaved Sampling)を 有 効 または 無 効 に 設 定 INTS INTENSITY 表 示 オシロスコープ 画 面 の 輝 度 レベルを 制 御 P.169 IST? IST? ステータス IEEE 488 の 現 在 状 態 ("IST"メッセージ)の 読 み 出 し MSG MESSAGE 表 示 オシロスコープの 画 面 に 文 字 列 を 短 時 間 表 示 する P.173 MSIZ MEMORY_SIZE 水 平 軸 最 大 メモリ 長 を 選 択 P.172 OFST OFFSET 垂 直 軸 チャンネルのオフセットを 設 定 P.174 OFCT OFFSET_CONSTANT その 他 *OPC *OPC ステータス *OPT? *OPT? その 他 ゲ イ ン 変 更 時 オ フ セ ッ ト を volts または division に 固 定 イベント ステータス レジスタ(ESR : Event Status Register)の OPC ビットを 設 定 オシロスコープにインストールされているオプシ ョンを 返 す PNSU PANEL_SETUP 設 定 情 報 設 定 情 報 をリモート 転 送 P.178 PARM PARAMETER パラメータ パラメータ モードを 制 御 P.179 PACL PARAMETER_CLR パラメータ Custom(カスタム)モードの 現 在 のパラメータを 全 てクリア PACU PARAMETER_CUSTOM パラメータ Custom(カスタム)モードのパラメータを 設 定 P.181 PADL PARAMETER_DELETE パラメータ Custom(カスタム)モード 指 定 したパラメータを 削 除 PAST? PARAMETER_STATISTICS? パラメータ パラメータの 統 計 値 の 結 果 を 返 す P.185 PAVA? PARAMETER_VALUE? パラメータ パラメータ 値 を 返 す P.187 PF PASS_FAIL PassFail Pass/Fail( 合 否 判 定 )を 設 定 P.192 PFDO PASS_FAIL_DO PassFail PERS PERSIST 表 示 PECL PERSIST_COLOR 表 示 Pass/Fail( 合 否 判 定 )の 結 果 とアクションを 定 義 パーシスタンス 表 示 モードを 有 効 または 無 効 に 設 定 パーシスタンス トレースのカラー レンダリン グ 方 式 を 制 御 PECS PER_CURSOR_SET カーソル 任 意 のカーソルの 配 置 P.196 PELT PERSIST_LAST 表 示 パーシスタンス データ マップに 描 かれた 最 終 トレースを 表 示 PESA PERSIST_SAT 表 示 パーシスタンスのカラー 飽 和 レベルを 設 定 P.198 PESU PERSIST_SETUP 表 示 表 示 パーシスタンスの 時 間 を 選 択 P.199 *PRE *PRE ステータス パラレル ポーリング イネーブル(PRE: Parallel poll Enable)レジスタを 設 定 PRCA? PROBE_CAL? 垂 直 軸 電 流 プローブやアクティブ プローブの 自 動 校 正 P.201 P.163 P.164 P.166 P.170 P.171 P.175 P.176 P.177 P.180 P.184 P.193 P.194 P.195 P.197 P.200 XStream-RCM-J 97

106 第 2 部 :コマンド 短 縮 名 完 全 名 カテゴリ コマンドまたはクエリの 機 能 PAGE (オートゼロ)を 実 行 します PRDG? PROBE_DEGAUSS? 垂 直 軸 電 流 プローブを 自 動 消 磁 します P.202 PRNA? PROBE_NAME?,PRNA? 垂 直 軸 チャンネルの 接 続 されているプローブの 名 前 を 返 します *RCL *RCL 設 定 情 報 内 部 メモリから 設 定 を 呼 び 出 す P.204 RCPN RECALL_PANEL 設 定 情 報 ハードディスクなどから 設 定 情 報 を 呼 び 出 す P.205 RCLK REFERENCE_CLOCK 水 平 軸 リファレンス クロックの 設 定 P.206 *RST *RST 設 定 情 報 デバイスをリセット P.207 *SAV *SAV 設 定 情 報 現 在 の 状 態 を 非 揮 発 性 内 部 メモリに 保 存 P.209 SCLK SAMPLE_CLOCK 水 平 軸 内 部 クロックと 外 部 クロックを 切 り 替 える P.208 SCDP SCREEN_DUMP ハードコピー 画 像 イメージの 保 存 / 印 刷 の 実 行 P.210 SEQ SEQUENCE 水 平 軸 捕 捉 のシーケンス モードを 制 御 P.211 *SRE *SRE ステータス サービス リクエスト イネーブル(SRE: Service Request Enable)レジスタを 設 定 *STB? *STB? ステータス IEEE 488 内 容 の 読 み 出 し P.214 STOP STOP トリガ 信 号 捕 捉 を 即 時 停 止 P.216 STO STORE 波 形 の 保 存 内 部 メモリまたはハードディスクなどにトレース を 保 存 STPN STORE_PANEL 設 定 情 報 設 定 情 報 をハードディスクなどに 保 存 P.218 STST STORE_SETUP 波 形 の 保 存 波 形 の 保 存 を 設 定 P.219 TDIV TIME_DIV 水 平 軸 タイムベース 設 定 を 変 更 P.222 TMPL? TEMPLATE? 波 形 転 送 トレース データのフォーマット 情 報 をリモート 転 送 TRA TRACE 表 示 トレース 表 示 を 有 効 または 無 効 に 設 定 P.223 TRFL TRANSFER_FILE ファイル 転 送 オシロスコープとコンピュータ 間 のファイル 転 送 P.224 *TRG *TRG トリガ ARM コマンドを 実 行 P.225 TRCP TRIG_COUPLING トリガ 指 定 したトリガ ソースのカップリング モード を 設 定 TRDL TRIG_DELAY 水 平 軸 トリガ ディレイのを 設 定 P.227 TRLV TRIG_LEVEL トリガ 指 定 したトリガ ソースのトリガ レベルを 調 整 P.228 TRMD TRIG_MODE トリガ AUTO,NORMAL,SINGLE,STOP などのトリガ モード を 指 定 TRPA TRIG_PATTERN トリガ トリガ パターンを 定 義 P.230 TRSE TRIG_SELECT トリガ 捕 捉 トリガ 条 件 を 選 択 P.231 TRSL TRIG_SLOPE トリガ 指 定 したトリガ ソースのトリガ スロープを 設 定 *TST? *TST? その 他 内 部 セルフテストを 実 行 P.222 VBS VBS オ ー ト メ ー シ ョ ン オートメーション コマンドを 送 信 VDIV VOLT_DIV 垂 直 軸 垂 直 感 度 を 設 定 P.239 VMAG VERT_MAGNIFY 表 示 指 定 したトレースを 垂 直 方 向 に 拡 大 P.237 VPOS VERT_POSITION 表 示 指 定 したトレースの 垂 直 方 向 位 置 を 調 整 P.238 *WAI *WAI ステータス 処 理 の 再 開 を 待 機 (WAIt ) - IEEE 488 に 必 須 P.240 WAIT WAIT トリガ 現 在 の 解 析 が 完 了 するまで 新 しい 解 析 を 実 行 しな い WF WAVEFORM 波 形 転 送 コントローラからオシロスコープに 波 形 を 転 送 P.242 WFSU WAVEFORM_SETUP 波 形 転 送 転 送 する 波 形 データの 間 引 きや 開 始 位 置 などを 指 定 P.203 P.213 P.217 P.220 P.226 P.229 P.235 P.236 P.241 P.244 コマンドとクエリの 一 覧 表 サブシステム 別 VERTICAL 垂 直 軸 の 制 御 ASET AUTO_SETUP 信 号 に 合 わせて 垂 直 タイムベース トリガの 各 パラメータを 調 P XStream-RCM-J

107 リ フ ァ レ ン ス 整 ATTN ATTENUATION プローブの 垂 直 減 衰 係 数 を 選 択 P.107 BWL BANDWIDTH_LIMIT 帯 域 幅 制 限 ローパス フィルタを 設 定 P.110 CPL COUPLING 指 定 された 入 力 チャンネルのカップリング モードを 選 択 P.128 OFST OFFSET チャンネルのオフセットを 設 定 P.174 PRCA? PROBE_CAL? 電 流 プローブやアクティブ プローブの 自 動 校 正 (オートゼロ) を 実 行 します PRDG? PROBE_DEGAUSS? 電 流 プローブを 自 動 消 磁 します P.202 PRNA? PROBE_NAME?,PRNA? チャンネルの 接 続 されているプローブの 名 前 を 返 します P.203 TRA TRACE トレース 表 示 を 有 効 または 無 効 に 設 定 P.223 VDIV VOLT_DIV 垂 直 感 度 を volts/div 単 位 で 設 定 P.239 P.201 TIMEBASE 水 平 軸 の 制 御 COMB COMBINE_CHANNELS チャンネル インターリーブ 機 能 を 制 御 P.121 ILVD INTERLEAVED ランダム インターリーブ サンプリング (R IS: random interleavedsampling)を 有 効 または 無 効 に 設 定 MSIZ MEMORY_SIZE 最 大 メモリ 長 を 選 択 P.172 RCLK REFERENCE_CLOCK リファレンス クロックの 設 定 P.206 SCLK SAMPLE_CLOCK 内 部 クロックと 外 部 クロックを 切 り 替 える P.208 SEQ SEQUENCE 捕 捉 のシーケンス モードを 制 御 P.211 TDIV TIME_DIV タイムベース 設 定 を 変 更 P.239 TRDL TRIG_DELAY トリガ ディレイを 設 定 P.227 P.170 XStream-RCM-J 99

108 第 2 部 :コマンド TRIGGER トリガの 制 御 ARM ARM_ACQUISITION 捕 捉 状 態 を "stopped" から "single" に 変 更 P.106 FRTR FORCE_TRIGGER 強 制 的 に1 波 形 を 取 り 込 む P.153 STOP STOP 信 号 捕 捉 を 即 時 停 止 P.216 *TRG *TRG ARM コマンドを 実 行 P.225 TRCP TRIG_COUPLING 指 定 したトリガ ソースのカップリング モードを 設 定 P.226 TRLV TRIG_LEVEL 指 定 したトリガ ソースのトリガ レベルを 調 整 P.228 TRMD TRIG_MODE AUTO,NORMAL,SINGLE,STOP などのトリガモードを 指 定 P.229 TRPA TRIG_PATTERN トリガ パターンを 定 義 P.230 TRSE TRIG_SELECT 捕 捉 トリガ 条 件 を 選 択 P.231 TRSL TRIG_SLOPE 指 定 したトリガ ソースのトリガ スロープを 設 定 P.235 WAIT WAIT 現 在 の 解 析 が 完 了 するまで 新 しい 解 析 を 実 行 しない P.241 CURSOR カーソルの 実 行 CRMS CURSOR_MEASURE 表 示 するカーソル/パラメータの 測 定 タイプを 指 定 P.129 CRS CURSORS カーソルの 種 類 を 設 定 P.135 CRST CURSOR_SET 任 意 の カーソルの 配 置 P.131 CRVA? CURSOR_VALUE? 指 定 のカーソルで 測 定 したトレース 値 を 返 す P.133 PECS PER_CURSOR_SET 任 意 の カーソルの 配 置 P XStream-RCM-J

109 リ フ ァ レ ン ス PARAM パラメータ 測 定 の 実 行 CRMS CURSOR_MEASURE 表 示 するカーソル/パラメータの 測 定 タイプを 指 定 P.129 PARM PARAMETER パラメータ モードを 制 御 P.179 PACL PARAMETER_CLR Custom(カスタム)モードの 現 在 のパラメータを 全 てクリア P.195 PACU PARAMETER_CUSTOM Custom(カスタム)モードのパラメータを 設 定 P.181 PADL PARAMETER_DELETE Custom(カスタム)モードの 指 定 したパラメータを 削 除 P.184 PAST? PARAMETER_STATISTICS パラメータ 統 計 値 の 結 果 を 返 す P.185 PAVA? PARAMETER_VALUE? パラメータ 値 を 返 す P.187 CLSW CLEAR_SWEEPS 累 積 データをクリア P.117 PASS/FAIL 合 否 判 定 の 実 行 CRMS CURSOR_MEASURE 表 示 するカーソル/パラメータ 合 否 判 定 の 測 定 タイプを 指 定 P.129 PF PASS_FAIL Pass/Fail( 合 否 ) 判 定 を 設 定 P.192 PFDO PASS_FAIL_DO Pass/Fail( 合 否 ) 判 定 の 結 果 とアクションを 定 義 P.193 XStream-RCM-J 101

110 第 2 部 :コマンド DISPLAY 波 形 の 表 示 DISP DISPLAY 波 形 の 表 示 更 新 を 制 御 P.144 DTJN DOT_JOIN データ ポイント 間 の 補 間 線 を 制 御 P.145 GRID GRID グリッドの 表 示 を 指 定 P.156 HMAG HOR_MAGNIFY ズーム トレースの 水 平 方 向 の 拡 大 率 を 制 御 P.159 HPOS HOR_POSITION ズーム トレースの 水 平 方 向 の 中 心 を 指 定 P.160 INTS INTENSITY オシロスコープ 画 面 の 輝 度 レベルを 設 定 P.169 MSG MESSAGE オシロスコープの 画 面 に 文 字 列 を 短 時 間 表 示 P.173 PERS PERSIST パーシスタンス 表 示 モードを 有 効 または 無 効 に 設 定 P.194 PECL PERSIST_COLOR パーシスタンス トレースのカラー レンダリング 方 式 を 制 御 P.195 PELT PERSIST_LAST パーシスタンス データ マップの 最 終 トレースを 表 示 P.197 PESA PERSIST_SAT パーシスタンスのカラー 飽 和 レベルを 設 定 P.198 PESU PERSIST_SETUP パーシスタンス モードで 表 示 パーシスタンスの 時 間 を 選 択 P.199 TRA TRACE トレース 表 示 を 有 効 または 無 効 に 設 定 P.223 VMAG VERT_MAGNIFY ズーム トレースの 垂 直 方 向 の 拡 大 率 を 指 定 P.237 VPOS VERT_POSITION ズーム トレースの 垂 直 方 向 位 置 を 指 定 P.238 FUNCTION 波 形 演 算 処 理 の 実 行 CLM CLEAR_MEMORY 指 定 したメモリをクリア P.116 CLSW CLEAR_SWEEPS 累 積 データをクリア P.117 DEF DEFINE 演 算 トレースの 設 定 P.138 FCR FIND_CENTER_RANGE ヒストグラムの 中 心 と 幅 を 自 動 設 定 P.152 FRST FUNCTION_RESET 演 算 機 能 のリセット P.155 TRA TRACE トレース 表 示 を 有 効 または 無 効 に 設 定 P.223 HARD COPY 画 面 イメージの 保 存 と 印 刷 HCSU HARDCOPY_SETUP ハードコピーの 設 定 P.157 SCDP SCREEN_DUMP 画 像 イメージの 保 存 / 印 刷 の 実 行 P XStream-RCM-J

111 リ フ ァ レ ン ス SAVE/RECALL SETUP 設 定 情 報 の 保 存 と 呼 び 出 し PNSU PANEL_SETUP 設 定 情 報 をリモート 転 送 P.178 *RCL *RCL 非 揮 発 性 内 部 メモリからの1つの 設 定 を 呼 び 出 す P.204 RCPN RECALL_PANEL ハードディスクなどから 設 定 情 報 を 呼 び 出 す P.205 *RST *RST デバイスをリセット P.207 *SAV *SAV 現 在 の 設 定 を 非 揮 発 性 内 部 メモリに 保 存 P.209 STPN STORE_PANEL 設 定 情 報 をハードディスクなどに 保 存 P.218 SAVE/RECALL WAVEFORM 波 形 の 保 存 STO STORE 内 部 メモリ(M1~4)またはハードディスクなどにトレース を 保 存 STST STORE_SETUP 波 形 の 保 存 を 設 定 P.219 P.217 MISCELLANEOUS その 他 ACAL AUTO_CALIBRATE 自 動 校 正 を 有 効 または 無 効 に 設 定 P.108 BUZZ BUZZER 内 蔵 ブザーを 制 御 P.112 COUT CAL_OUTPUT CAL コネクタに 出 力 される 信 号 の 種 類 を 設 定 P.114 DATE DATE 内 部 リアルタイム クロックの 日 付 / 時 刻 を 変 更 P.136 DELF DELETE_FILE 現 在 選 択 しているディレクトリからファイルを 削 除 P.142 DIR DIRECTORY ディレクトリを 作 成 / 削 除 または 現 在 のディレクトリを 変 更 MAIL E メール プロトコルとアドレスを 設 定 P.146 OFCT OFFSET_CONSTANT ゲイン 変 更 時 オフセットを volts または division に 固 定 P.175 *CAL? *CAL? 完 全 な 内 部 校 正 を 実 施 P.113 *IDN? *IDN? 機 器 情 報 の 問 い 合 わせに 使 用 P.162 *OPT? *OPT? オシロスコープにインストールされているオプションを 返 す *TST? *TST? 内 部 セルフテストを 実 行 P.222 P.143 P.177 AUTOMATION オートメーション コマンドの 送 信 VBS VBS オートメーション コマンドを 送 信 P.236 COMMUNICATION 通 信 特 性 の 設 定 CFMT COMM_FORMAT 波 形 データの 送 信 フォーマットを 選 択 P.122 CHDR COMM_HEADER 通 信 クエリ 応 答 フォーマットを 制 御 P.124 CHLP COMM_HELP リモート コントロール ログの 動 作 レベルを 制 御 P.125 CHL COMM_HELP_LOG リモート コントロール ログの 内 容 を 転 送 するクエ リ CORD COMM_ORDER 波 形 データ 転 送 のバイト 順 序 を 制 御 P.127 P.126 XStream-RCM-J 103

112 第 2 部 :コマンド STATUS ステータス 情 報 の 取 得 とサービス リクエストの 作 成 ALST? ALL_STATUS? ステータス レジスタの 全 ての(1 つを 除 く) 内 容 の 読 み 出 しとクリア P.105 *CLS *CLS 全 ステータス データ レジスタをクリア P.118 CMR? CMR? コマンド エラー レジスタ( CMR: CoMmand error Register)の 読 み 出 しとクリア DDR? DDR? デバイス 依 存 レジスタ( DDR : Device Dependent Register)の 読 み 出 しと クリア *ESE *ESE 標 準 イベント ステータス イネーブル(E SE: Event StatusEnable)レジ スタを 設 定 *ESR? *ESR? イベント ステータス レジスタ(ESR : Event Status Register)の 読 み 出 しとクリア EXR? EXR? 実 行 エラー レジスタ(E XR: EXecution error Register)の 読 み 出 しとク リア INE INE 内 部 状 態 遷 移 イネーブル( INE: Internal statechange Enable)レジスタを 設 定 INR? INR? 内 部 状 態 遷 移 レジスタ( INR: Internal statechangeregister)の 読 み 出 しと クリア IST? IST? 個 々のステータス(IST: Individual STatus)で IEEE 488 の 現 在 状 態 を 読 み 出 す *OPC *OPC イベント ステータス レジスタ(ESR : Event Status Register)の OPC ビ ット(0)を TRUE に 設 定 *PRE *PRE パラレル ポーリング イネーブル(PRE: Parallel poll Enable)レジスタ を 設 定 *SRE *SRE サービス リクエスト イネーブル(SRE: Service Request Enable)レジ スタを 設 定 *STB? *STB? IEEE 488 STB レジスタの 読 み 出 し P.214 *WAI *WAI 処 理 の 再 開 を 待 機 (WAIt) - IEEE 488 に 必 須 P.240 P.119 P.137 P.147 P.148 P.150 P.163 P.164 P.171 P.176 P.200 P.213 WAVEFORM TRANSFER 波 形 やファイルのリモート 転 送 INSP? INSPECT? 設 定 情 報 を 含 むトレース データの 一 部 分 をリモート 転 送 P.166 TMPL? TEMPLATE? トレース データのフォーマット 情 報 をリモート 転 送 P.220 TRFL TRANSFER_FILE オシロスコープとコンピュータ 間 のファイル 転 送 P.224 WF WAVEFORM コントローラからオシロスコープに 波 形 を 転 送 P.242 WFSU WAVEFORM_SETUP 能 転 送 する 波 形 データの 間 引 きや 開 始 位 置 などを 指 定 P XStream-RCM-J

113 リ フ ァ レ ン ス リファレンス ALL_STATUS(ALST) ステータス レジスタ ALL_STATUS?, ALST? クエリ 説 明 ALL_STATUS?クエリは STB レジスタの MAV ビット(ビット 6)を 除 く 全 ステータ ス レジスタ(STB ESR INR DDR CMR EXR URR)の 内 容 の 読 み 出 しとクリア を 行 います 各 レジスタの 内 容 解 釈 については 該 当 するステータス レジスタを 参 照 してください ALL_STATUS?クエリは オシロスコープのステート 概 要 を 全 て 表 示 するのに 便 利 です クエリ 構 文 All_Status? 応 答 フォーマット All_Status STB,<value>,ESR,<value>,INR,<value>, DDR,<value>,CMR,<value>, EXR,<value> <value> : = 0~65535 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 全 ステータス レジスタの 内 容 を 読 み 出 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("alst?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ: ALST F2,000000,ESR,000052,INR,000005,DDR,000000, CMR,000004,EXR,000024,URR, 関 連 コマンド *CLS(P.118), CMR? (P.119), DDR? (P.137), *ESR? (P.148), EXR? (P.150), *STB? (P.214) XStream-RCM-J 105

114 第 2 部 :コマンド ARM_ACQUISITION(ARM) 捕 捉 ARM_ACQUISITION, ARM コマンド 説 明 ARM_ACQUISITION コマンドは 捕 捉 ステート(トリガモード)を " 停 止 (stop)" より " シングル(single)" へ 変 更 して 信 号 捕 捉 プロセスを 有 効 にします コマンド 構 文 ARM_acquisition 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 信 号 捕 捉 を 有 効 にします Dim obj As Object Set obj = CreateO bject("lecroy.activedsoctrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("arm", True) obj.disconnect 関 連 コマンド STOP(P.216), *TRG(P.225), TRIG_MODE(P.229), WAIT(P.241), FRTR(P.153) 106 XStream-RCM-J

115 リ フ ァ レ ン ス ATTENUATION(ATTN) 捕 捉 ATTENUATION, ATTN コマンド/クエリ 説 明 ATTENUATION コマンドは プローブの 垂 直 減 衰 係 数 を 選 択 します 最 大 の 値 を 指 定 できます ATTENUATION?クエリは 指 定 チャンネルの 減 衰 係 数 を 返 します 注 意 :BNC コネクタを 使 用 して 接 続 する 場 合 のみコマンドを 実 行 できます 電 流 プローブやアクティブ プローブ パ ッシブ プローブなどではクエリのみ 対 応 します プローブを 接 続 して コマンドを 送 った 場 合 には ESR レ ジスタに CME エラーフラグが 立 ちます コマンド 構 文 <channel> : ATTeNuation <attenuation> クエリ 構 文 <channel> : = {C1, C2, C3, C4} <attenuation> : = {1~10000} <channel> : ATTeNuation? 応 答 フォーマット <channel> : ATTeNuation <attenuation> 使 用 制 限 <channel> : {C3, C4} は 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル 1 の 減 衰 係 数 を 100 に 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c1:attn 100", True) obj.disconnect XStream-RCM-J 107

116 第 2 部 :コマンド AUTO_CALIBRATE(ACAL) その 他 AUTO_CALIBRATE, ACAL コマンド/クエリ 説 明 AUTO_CALIBRATE コマンドは オシロスコープの 自 動 校 正 を 有 効 または 無 効 にします 自 動 校 正 は 前 回 校 正 を 行 なった 温 度 から 一 定 範 囲 の 温 度 変 化 があると 再 校 正 を 実 行 する 機 能 です モデルによりデフォルトの 校 正 情 報 を 持 つオシロスコープと 持 たないオシロスコープ があります 校 正 情 報 はオシロスコープに 必 ず 必 要 になるため 校 正 情 報 を 持 たない オシロスコープは Volt/Div の 設 定 や Time/Div 設 定 を 変 更 した 後 の 初 めのアクイジショ ンのタイミングで 校 正 が 自 動 的 に 実 行 されます この 校 正 は AUTO_CALIBRATE の 設 定 に 関 わらず 実 行 されます 自 動 校 正 は ACAL OFF コマンドを 発 行 して 無 効 にできます しかし 随 時 *CAL?クエ リを 発 行 してオシロスコープを 完 全 に 校 正 できます *CAL?コマンドは AUTO_CALIBRATE の 設 定 に 影 響 を 与 えません AUTO_CALIBRATE?クエリに 対 する 応 答 では 自 動 校 正 がイネーブルかどうかが 示 され ます コマンド 構 文 Auto_CALibrate <state> クエリ 構 文 <state> : = {ON, OFF} Auto_CALibrate? 応 答 フォーマット Auto_CALibrate <state> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 自 動 校 正 を 無 効 にします Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("acal OFF", True) Call obj.disconnect 関 連 コマンド *CAL? (P.113) 108 XStream-RCM-J

117 リファレンス AUTO_SETUP(ASET) AUTO_SETUP, ASET 捕捉 コマンド 説 明 AUTO_SETUP コマンドは 垂直 タイムベース トリガの各パラメータの最適条件を 検出して入力信号を表示します AUTO_SETUP は トレースが現在オンにされている チャンネルでのみ動作します どのトレースもオンにされていない場合は AUTO_SETUP は全てのチャンネルで動作します 複数のチャンネルで信号が検出されると そのチャンネルのうち番号の一番小さいチ ャンネルに対してタイムベースとトリガ ソースが選択されます 1 入力チャンネルのみオンの場合は タイムベースはそのチャンネルに対して調整さ れます <channel> : AUTO_SETUP FIND コマンドは 指定されたチャンネルに対してのみゲ インとオフセットを調整します コマンド構文 <channel> : Auto_SETup [FIND] <channel> : = {C1, C2, C3, C4} FIND キーワードがあると ゲインとオフセットの調整は指定チャンネルでのみ実行 されます 接頭語文字列 <channel> の指定が無い場合 オート セットアップは直前 の ASET FIND リモート コマンドで使用されたチャンネルに対して実行されます FIND キーワードがない場合は 接頭文字列 <channel>のあるなしに関らず 通常のオ ート セットアップが実行されます 使用制限 <channel> : = {C3, C4}は 4 チャンネルのオシロスコープのみで指定可能 例(ActiveDSO 経由 GPIB) 次の命令は オシロスコープによるオート セットアップを実行します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("aset", True) obj.disconnect XStream-RCM-J 109

118 第 2 部 :コマンド BANDWIDTH_LIMIT(BWL) 捕 捉 BANDWIDTH_LIMIT, BWL コマンド/クエリ 説 明 BANDWIDTH_LIMIT コマンドは 帯 域 幅 制 限 ローパス フィルタを 有 効 または 無 効 に します このコマンドは 各 チャンネル 毎 に 独 立 して 設 定 できます BANDWIDTH_LIMIT?クエリの 応 答 は 帯 域 幅 フィルタのオン/オフを 示 します コマンド 構 文 1 BandWidth_Limit <mode> 全 てのチャンネルの 同 じモードに 設 定 します <mode> : = {OFF,ON,100MHZ,200MHZ,350MHz,1GHZ,3GHZ, 4GHZ,6GHZ,8GHZ,13GHZ, 16GHZ,20GHZ,25GHZ,30GHZ,33GHZ,50GHZ,60GHZ} 注 意 :OFF = Full, ON = 20MHz コマンド 構 文 2 BandWidth_Limit <channel>,<mode>[,<channel>,<mode> [,<channel>, <mode>[,<channel>,<mode>]]] 個 別 に 帯 域 制 限 フィルタの 設 定 をします <channel> := {C1, C2, C3, C4} <mode> : = {OFF,ON,100MHZ,200MHZ,350MHz,1GHZ,3GHZ, 4GHZ,6GHZ,8GHZ,13GHZ, 16GHZ,20GHZ,25GHZ,30GHZ,33GHZ,50GHZ,60GHZ} 注 意 :OFF = Full, ON = 20MHz クエリ 構 文 BandWidth_Limit? 応 答 フォーマット1 BandWidth_Limit <mode> 帯 域 制 限 が 全 てのチャンネルで 同 じ 設 定 になっている 場 合 応 答 フォーマット 2 BandWidth_Limit <channel>,<mode>[,<channel>,<mode>[,<channel>,<mode> [,<channel>,<mode>]]] 複 数 のチャンネルで 互 いに 異 なる 帯 域 幅 制 限 フィルタが 設 定 されている 場 合 使 用 制 限 オシロスコープのモデルにより 使 用 できるフィルタが 異 なります モデルにより 応 答 フォーマット 2 だけが 返 る 場 合 があります 110 XStream-RCM-J

119 リ フ ァ レ ン ス 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 はチャンネル 1 の 帯 域 幅 制 限 フィルタを 有 効 にします Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("bwl C1,ON", True) obj.disconnect XStream-RCM-J 111

120 第 2 部 :コマンド BUZZER(BUZZ) その 他 BUZZER, BUZZ コマンド 説 明 BUZZER コマンドは 内 蔵 ブザーを 制 御 します 引 数 として BEEP を 指 定 すると ブザ ーは 短 い 警 告 音 を 鳴 らします 旧 オシロスコープでの 動 作 と 違 って ON の 値 は BEEP と 同 じ 効 果 を 持 ちます ON と OFF は 旧 オシロスコープとの 互 換 性 のためにだけ 受 け 付 けられます OFF はなんの 影 響 もありません コマンド 構 文 BUZZer <state> <state>:= {BEEP, ON, OFF} 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 を 送 ると オシロスコープで 短 い 音 が 2 回 鳴 ります Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("buzz BEEP;BUZZ BEEP", True) obj.disconnect 112 XStream-RCM-J

121 リファレンス *CAL その他 *CAL? クエリ 説 明 *CAL?クエリは 内部自己校正を実行し 校正終了時には エラーなしで校正が終了 したかどうかを示す応答を生成します この校正シーケンスは 電源投入時の校正シ ーケンスと同じです オシロスコープは校正終了時に どのように校正が完了したか を示した後 校正が行われる直前の状態に戻ります この状態には *CAL? の使用によ って影響を受けない AUTO_CALIBRATE が含まれます つまり AUTO_CALIBRATE の状 態 ON または OFF に関係なく *CAL? を使用できます クエリ構文 *CAL? 応答フォーマット *CAL <diagnostics> <diagnostics> : = 0 または他の値 0 = 校正が正常に終了 0 以外の値は故障の可能性があります テレダイン レクロイ サービスセンターへご相談ください 例(ActiveDSO 経由 GPIB) 次の命令は 自己校正を実行します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*cal?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応答メッセージ エラーのない場合 :*CAL 0 関連コマンド AUTO_CALIBRATE(P.108) XStream-RCM-J 113

122 第 2 部 :コマンド CAL_OUTPUT(COUT) その 他 CAL_OUTPUT, COUT コマンド/クエリ 説 明 CAL_OUTPUT コマンドは プローブ 校 正 端 子 または AUX OUT コネクタから 出 力 され る 信 号 の 種 類 を 指 定 します コマンド 構 文 Cal_OUTput <mode>[,<level>[,<rate>]] <mode> : = {OFF, CALSQ, PF, TRIG, LEVEL, ENABLED} <level> : = 5 mv ~ 1.00 V (1 M ) <rate> : = 5 Hz ~ 5 MHz 注 意 :<level>や<rate>はモデルにより 設 定 可 能 な 値 が 異 なります クエリ 構 文 Cal_OUTput? 応 答 フォーマット Cal_OUTput <mode>,<level>[,<rate>] 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 0 ~0.2 V の 10 khz 方 形 波 を 出 力 するように 校 正 信 号 を 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("cout CALSQ,0.2 V,10 khz", True) obj.disconnect 関 連 コマンド PASS_FAIL_DO(P.193) 114 XStream-RCM-J

123 リ フ ァ レ ン ス 詳 細 情 報 表 記 CALSQ LEVEL OFF PF プローブ 校 正 用 端 子 へ 方 形 波 信 号 を 出 力 プローブ 校 正 用 端 子 へ 指 定 されたレベルの DC 信 号 を 出 力 プローブ 校 正 用 端 子 および AuxOut 端 子 へ 信 号 を 出 力 しない (グランド レベル) AuxOut 端 子 へ Pass/Fail ( 合 否 ) 出 力 ENABLED AuxOut 端 子 へ TriggerEnabled(トリガ 受 付 可 能 状 態 ) 出 力 TRIG AuxOut 端 子 へ Trigger Out 出 力 XStream-RCM-J 115

124 第 2 部 :コマンド CLEAR_MEMORY(CLM) 演 算 CLEAR_MEMORY, CLM コマンド 説 明 CLEAR_MEMORY コマンドは 指 定 メモリをクリアします このメモリにそれまでに 保 存 されたデータは 消 去 されます コマンド 構 文 CLear_Memory < memory> <memory> : = {M1, M2, M3, M4} 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は メモリ M2 をクリアします Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("clm M2", True) obj.disconnect 関 連 コマンド STORE(P.217) 116 XStream-RCM-J

125 リ フ ァ レ ン ス CLEAR_SWEEPS(CLSW) 演 算 CLEAR_SWEEPS, CLSW コマンド 説 明 CLEAR_SWEEPS コマンドは 加 算 平 均 または 連 続 平 均 Extrema( 極 値 ) FFT 乗 数 平 均 ヒストグラム パルス パラメータ 統 計 Pass/Fail( 合 否 )カウンタ パーシス タンスなどの 累 積 処 理 関 数 のカウントをクリアして 再 開 始 します コマンド 構 文 CLear Sweeps 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 例 は 累 積 データをクリアします Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("clsw", True) obj.disconnect 関 連 コマンド INR(P.164) XStream-RCM-J 117

126 第 2 部 :コマンド *CLS ステータス レジスタ *CLS コマンド 説 明 *CLS コマンドは 全 ステータス データ レジスタをクリアします コマンド 構 文 *CLS 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 全 ステータス データ レジスタをクリアします Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*cls", True) obj.disconnect 関 連 コマンド ALL_STATUS(P.105), CMR(P.119), DDR(P.137), *ESR(P.148), EXR(P.150), *STB(P.214) 118 XStream-RCM-J

127 リ フ ァ レ ン ス CMR ステータス レジスタ CMR? クエリ 説 明 CMR?クエリは オシロスコープが 検 出 した 最 終 構 文 エラー タイプを 示 すコマン ド エラー レジスタ(CMR: CoMmand error Register 次 ページの 表 を 参 照 )の 内 容 を 読 み 出 し クリアします クエリ 構 文 CMR? 応 答 フォーマット CMR <value> <value> : = 0 ~ 13 0 は 構 文 エラーが 無 かったことを 示 します 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は CMR レジスタの 内 容 を 読 み 出 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("cmr?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 関 連 コマンド ALL_STATUS? (P.105), *CLS(P.118) XStream-RCM-J 119

128 第 2 部 :コマンド 詳 細 情 報 コマンド エラー ステータス レジスタ(CMR)の 構 造 値 説 明 1 コマンド/クエリを 認 識 できない 2 ヘッダ パスが 不 正 3 番 号 が 不 正 4 接 尾 番 号 が 不 正 5 キーワードを 認 識 できない 6 文 字 列 エラー 7 別 のメッセージに 埋 め 込 まれている GET 10 Arbitrary Data Block が 要 求 されている 11 Arbitrary Data Block のバイト カウント フィールドに 数 字 以 外 の 文 字 がある 12 一 定 長 のデータ ブロックを 転 送 中 に EOI を 検 出 13 一 定 長 さデータ ブロックを 転 送 中 に 余 分 なバイトを 検 出 120 XStream-RCM-J

129 リ フ ァ レ ン ス COMBINE_CHANNELS(COMB) 捕 捉 COMBINE_CHANNELS, COMB コマンド/クエリ 説 明 COMBINE_CHANNELS コマンドは 捕 捉 システムのチャンネル インターリーブ 機 能 を 制 御 します COMBINE_CHANNELS?クエリは チャンネル インターリーブ 機 能 の 現 在 の 状 態 を 返 します コマンド 構 文 COMBine_channels <state> <state> : = {1, 2, AUTO} 1 を 選 択 すると チャンネルの 結 合 は 行 われません つまり Timebase (Horizontal) ダイアログで 4 チ ャンネルが 選 択 肢 として 表 示 されます クエリ 構 文 COMBine_channels? 応 答 フォーマット COMB <state> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル 1 と 2 チャンネル 3 と 4 の 間 のインターリーブを 実 行 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("comb AUTO", True) obj.disconnect 関 連 コマンド TDIV(P.222) XStream-RCM-J 121

130 第 2 部 :コマンド COMM_FORMAT(CFMT) 通 信 COMM_FORMAT, CFMT コマンド/クエリ 説 明 COMM_FORMAT コマンドは オシロスコープが 波 形 データ 送 信 (Waveform コマンド: 242 ページ)に 使 用 するフォーマットを 選 択 します オプションでデータ タイプを 選 択 できます ブロック フォーマットやエンコーディングは 旧 オシロスコープで 複 数 のオプションが 提 供 されていましたが 現 在 はブロックフォーマットが DEF9 エン コーディングが BIN に 固 定 されます COMM_FORMAT?クエリは 現 在 選 択 されている 波 形 データ フォーマットを 返 しま す コマンド 構 文 Comm_ForMaT <block_format>,<data_type>,<encoding> <block_format> : = {DEF9} <data_type> : = {BYTE, WORD} <encoding> : = {BIN} 電 源 投 入 後 の 初 期 設 定 は 次 のようになります クエリ 構 文 GPIB と LAN の 場 合 :DEF9, WORD, BIN Comm_ForMaT? 応 答 フォーマット Comm_ForMaT <block_format>,<data_type>,<encoding> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 のコードは 波 形 転 送 フォーマットをワードに 設 定 し 波 形 を 転 送 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("cfmt DEF9,WORD,BIN", True) Call obj.writestring("c1:wf? DAT1", True) Waveform=o.ReadBinary( ) obj.disconnect 応 答 する 波 形 データ(バイナリ) #9xxxxxxxxx (16 ビットの 波 形 データが 転 送 される) 122 XStream-RCM-J

131 リ フ ァ レ ン ス 詳 細 情 報 ブロック 形 式 (DEF9:) 固 定 長 の IEEE Arbitrary Block Response Data フォーマットを 使 用 します 数 字 9 は 転 送 されるバイト 数 が 9 桁 の 文 字 列 で 示 されることを 示 します データ ブロックは バイト カウント フィールド 直 後 に 続 きます たとえば 3 データ バイトで 構 成 されるデータ ブロックは 以 下 のように 送 信 されます WF DAT1,# <DAB><DAB><DAB> ここで <DAB>は 8 ビットのバイナリ データ バイトを 示 します <NL^END>(EOI 付 き 改 行 )はブロック 転 送 完 了 を 示 します 上 と 同 じデータ バイトが 以 下 のように 送 信 されます WF DAT1,#0<DAB><DAB><DAB><NL^END> 注 意 :LabMaster などではデータ 数 は1G を 超 えます DEF9 では1G を 表 現 できません 1G を 超 えるデータは WF DAT1,#A などのように 変 わります データ タイプ BYTE: 波 形 データを 8 ビット 符 号 付 き 整 数 (1 バイト)で 送 信 します WORD: 波 形 データを 16 ビット 符 号 付 き 整 数 (2 バイト)で 送 信 します 注 意 :BYTE データ タイプでは 内 部 16 ビット 表 現 の 上 位 ビットのみが 送 信 されます 下 位 ビットの 精 度 は 失 われます エンコード 関 連 コマンド BIN: バイナリ エンコード WAVEFORM(P.242) XStream-RCM-J 123

132 第 2 部 コマンド COMM_HEADER(CHDR) COMM_HEADER, CHDR 通信 コマンド/クエリ 説 明 COMM_HEADER コマンドは オシロスコープによるクエリ応答のフォーマット方式を 制御します オシロスコープには 3 種の応答フォーマット LONG SHORT OFF が あります LONG フォーマットは長いフォーマットのヘッダ ワードで始まり SHORT フォーマットは短いフォーマットのヘッダ ワードで始まります OFF はヘッ ダが省略され 数値の単位が削除されます ユーザが特に指定しない限り SHORT 応答フォーマットが使用されます このコマンドは オシロスコープへ送信されるメッセージの解釈には影響を与えませ ん ヘッダは COMM_HEADER 設定に関らず 長いフォーマットでも短いフォーマッ トでも送信できます チャンネル 1 の垂直感度クエリは 次の 3 つの応答のどれかになります COMM_HEADER LONG SHORT OFF 形式 クエリの応答例 クエリ ヘッダ文字列(ロング形式) 値 C1:VOLT_DIV 200E-3 V クエリ ヘッダ文字列(ショート形式) 値 C1:VDIV 200E-3 V 値のみ 200E-3 コマンド構文 Comm_HeaDeR <mode> <mode> : = {SHORT, LONG, OFF} クエリ構文 Comm_HeaDeR? 応答フォーマット Comm_HeaDeR <mode> 例(ActiveDSO 経由 GPIB) 次のコードは SHORT に対する応答ヘッダ フォーマットを設定します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("chdr SHORT", True) obj.disconnect 124 XStream-RCM-J

133 リファレンス COMM_HELP(CHLP) COMM_HELP, CHLP 通信 コマンド/クエリ 説 明 COMM_HELP コマンドは リモート コントロール プログラムのデバッグを支援する 診断ユーティリティ リモート コントロール アシスタント の動作レベルを制御 します オシロスコープのユーティリティ メニューを使用して リモート コントロ ール アシスタント をオンにすれば 外部コントローラとオシロスコープ間で発生す る全てのメッセージ交換を記録するか(フル ダイアログ) エラーのみを記録すること ができます ログはいつでも画面上に表示でき 次の 3 つのレベルを選択できます OFF ログを残しません EO エラーが起きたときのみログに記録します 電源投 入後のデフォルト FD コントローラとオシロスコープ間の通信を全てログ に記録します コマンド構文 Comm_HeLP <level>,<reset at power on> <level> : = {OFF, EO, FD} <reset at power on> : = { NO,YES} デフォルトの<level>は EO です もし電源投入時に <resetatpoweron>が YES デフォルト に設定されている場合は ログレベルは EO に設定されます NO に設定されている場合は ユーザが指定したログ レベルが維持され ログ はクリアされません 注意 オシロスコープのリブートを含むコマンド シーケンスをログに記録するときには CHLP EO, NO が便利です クエリ構文 Comm_HeLP? 応答フォーマット Comm_HeLP <level>,<reset at power on> 例(ActiveDSO 経由 GPIB) 次のコマンドにより全てのリモート ログが記録されます Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("chlp FD", True) obj.disconnect 関連コマンド COMM_HELP_LOG(P.126) XStream-RCM-J 125

134 第 2 部 :コマンド COMM_HELP_LOG(CHL) 通 信 COMM_HELP_LOG?, CHL? クエリ 説 明 COMM_HELP_LOG?クエリは リモート コントロール アシスタント(CHLP の 説 明 を 参 照 )によって 発 生 したログの 現 在 の 内 容 を 返 します CLR パラメータ(オプション) が 指 定 されている 場 合 ログは 送 信 後 にクリアされます CLR が 指 定 されていない 場 合 ログはクリアされません クエリ 構 文 Comm_HeLP_Log? [CLR] 応 答 フォーマット Comm_Help_Log <ログ テキスト> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 はリモート コントロール ログを 読 み 出 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("chl?", True) buf = obj.readstring(1000) obj.disconnect MsgBox (buf) 関 連 コマンド COMM_HELP(P.125) 126 XStream-RCM-J

135 リ フ ァ レ ン ス COMM_ORDER(CORD) 通 信 COMM_ORDER, CORD コマンド/クエリ 説 明 COMM_ORDER コマンドは Waveform コマンドを 使 用 して 波 形 転 送 する 際 のバイナ リ データのバイト 順 序 を 制 御 します 波 形 データは 最 上 位 バイト(MSB)または 最 下 位 バイト( LSB)を 開 始 位 置 にして 送 信 できます デフォルト モードでは MSB か らです COMM_ORDER は 波 形 ディスクリプタとトリガ タイム ブロックにも 等 しく 適 用 されます 波 形 データに 含 まれる 波 形 ディスクリプタ ブロックには 16 ビ ット 長 ( "word") 32 ビット 長 (("long" "float") 64 ビット 長 ( "double")の 値 があり またトリガ タイム ブロックでは 全 ての 値 が 浮 動 小 数 点 の 値 (32 ビット 長 )であ るため COMM_ORDER の 影 響 を 受 けます COMM_ORDER HI を 選 択 すると 最 上 位 バイトが 最 初 に 送 信 されます "COMM_ORDER LO" を 選 択 すると 最 下 位 バイトが 最 初 に 送 信 されます COMM_ORDER?クエリは 現 在 使 用 中 のバイト 転 送 順 序 を 返 します コマンド 構 文 Comm_ORDer <mode> クエリ 構 文 <mode> : = {HI, LO} Comm_ORDer? 応 答 フォーマット Comm_ORDer <mode> 詳 細 情 報 波 形 データ 転 送 の 順 序 はデータ タイプに 応 じて 異 なります 次 表 に 転 送 可 能 な 順 序 を 示 します 表 示 形 式 CORD HI CORD LO Word <MSB><LSB> <LSB><MSB> Long または Float <MSB><byte2><byte3><LSB> <LSB><byte3><byte2><MSB> Double <MSB><byte2>...<byte7><LSB> <LSB><byte7>...<byte2><MSB> 関 連 コマンド WAVEFORM(P.242) XStream-RCM-J 127

136 第 2 部 :コマンド COUPLING(CPL) 捕 捉 COUPLING, CPL コマンド/クエリ 説 明 COUPLING コマンドは 指 定 入 力 チャンネルのカップリング モードを 選 択 します COUPLING?クエリは 指 定 チャンネルのカップリング モードを 返 します コマンド 構 文 <channel> : CouPLing <coupling> クエリ 構 文 <channel> : = {C1, C2, C3, C4, EX, EX10} <coupling> : = {A1M, D1M, D50, GND} <channel> : CouPLing? 応 答 フォーマット <channel> : CouPLing <coupling> 使 用 制 限 <coupling> : = {A1M, D1M, D50, GND, OVL} DC 50 のカップリングで 信 号 オーバーロードが 発 生 すると OVL が 返 されます その 場 合 オシロスコ ープは 入 力 を 切 断 します <channel> : = {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル 2 のカップリングを DC 50Ω に 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c2:cpl D50", True) obj.disconnect 128 XStream-RCM-J

137 リ フ ァ レ ン ス CURSOR_MEASURE(CRMS) カーソル CURSOR_MEASURE, CRMS コマンド/クエリ 説 明 CURSOR_MEASURE コマンドは カーソルやパラメータ 測 定 のタイプ Pass/Fail( 合 否 ) 試 験 を 表 示 するコマンドです 注 : CURSOR_MEASURE コマンドはレクロイの 旧 オシロスコープとの 互 換 性 のため 維 持 されているコマンドです Windows タ イプのオシロスコープでは 旧 タイプとは 異 なる 操 作 性 があるため 詳 細 な 設 定 が 必 要 な 場 合 には VBS コマ ンドを 使 用 する 必 要 があります CURSOR_MEASURE?クエリは 現 在 表 示 されているカーソルまたはパラメータ 測 定 を 示 します 表 記 CUST [,STAT] VPAR [,STAT] HPAR [,STAT] HABS VREL [,ABS,DELTA,ABSDELTA] HREL [,ABS,DELTA,ABSDELTA,SLOPE] VABS PASS FAIL OFF カスタム パラメータ 標 準 垂 直 パラメータ 標 準 時 間 パラメータ 水 平 絶 対 カーソル 垂 直 相 対 カーソル 水 平 相 対 カーソル 垂 直 絶 対 カーソル 合 否 判 定 アクション:All True 合 否 判 定 アクション:Any True カーソルとパラメータ OFF コマンド 構 文 CuRsor_MeaSure <mode>[,<submode>] <mode> : = {CUST, FAIL, HABS, HPAR, HREL, OFF, PASS, VABS, VPAR, VREL} <submode> : = {STAT, ABS,DELTA,SLOPE,ABSDELTA} 注 意 : キーワード STAT は CUST HPAR VPAR の 各 モードでのオプションです STAT がある 場 合 は 統 計 パラメータが オンになります STAT がない 場 合 は 統 計 パラメータがオフになります 注 意 :サブモード ABS DELTA SLOPE は HREL モードでのオプションです ABS がある 場 合 は 相 対 カーソルで 絶 対 強 度 が 読 み 取 られます ABS がない 場 合 は 相 対 モード(DELTA)が 選 択 され 相 対 カーソルで 相 対 強 度 が 読 み 取 られます サブモード ABS および DELTA は VREL とともに 使 用 されます ABS がある 場 合 は 絶 対 強 度 が 選 択 され ない 場 合 は DELTA が 選 択 されます 注 意 :CRMS コマンドのよりモード 選 択 されると 他 のモードは 無 効 に 設 定 されます XStream-RCM-J 129

138 第 2 部 :コマンド クエリ 構 文 CuRsor_MeaSure? 注 意 :カーソル パラメータ Pass/Fail の 設 定 がそれぞれ 行 われている 場 合 クエリの 応 答 は 次 の 優 先 順 位 に 従 いま す カーソル > パラメータ > Pass/Fail 応 答 フォーマット CuRsor_MeaSure <mode> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 垂 直 相 対 カーソルを 切 り 替 えます Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("crms VREL", True) obj.disconnect 次 の 命 令 は 現 在 オンになっているカーソルを 判 別 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("crms?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージの 例 CRMS OFF 関 連 コマンド CURSOR_SET(P.131), CURSORS(P.135), CURSOR_VALUE(P.133), PER_CURSOR_SET(P.196), PARAMETER(P.179), PARAMETER_CLR(P.180), PARAMETER_CUSTOM(P.181), PARAMETER_DELETE(P.184), PARAMETER_STATISTICS(P.185), PARAMETER_VALUE(P.187), PASS_FAIL(P.192),PASS_FAIL_DO(P.193) 詳 細 情 報 カーソル パラメータ 測 定 または Pass/Fail( 合 否 )テストをオフにするには 以 下 の 形 式 を 使 用 します CURSOR_MEASURE OFF 130 XStream-RCM-J

139 リ フ ァ レ ン ス CURSOR_SET(CRST) カーソル CURSOR_SET, CRST コマンド/クエリ 説 明 CURSOR_SET コマンドにより カーソルを 配 置 することができます 目 的 のカーソルは 事 前 に 現 在 画 面 に 表 示 されている 必 要 があります 表 示 されていな い 場 合 には CURSOR_MEASURE または CURSORS コマンドにより 目 的 のカーソル を 表 示 させてください カーソルの 水 平 位 置 はグリッドの 左 端 を 0Div 右 端 を 10Div として Div 単 位 で 指 定 します カーソルの 垂 直 位 置 はグリッド 中 心 を 0Div グリッ ド 中 心 から 上 側 をプラス Div 下 側 をマイナス Div として Div 単 位 で 指 定 します ト レースの 指 定 はレクロイの 旧 オシロスコープとの 互 換 性 のため 用 意 されていますが X-Stream オシロスコープでは 動 作 に 影 響 を 与 えません CURSOR_SET?クエリは カーソルの 現 在 位 置 を 返 します 返 される 値 は 選 択 した グリッド タイプに 応 じて 異 なります 表 記 HABS 水 平 絶 対 VABS 垂 直 絶 対 HDIF 水 平 差 分 VDIF 垂 直 差 分 HREF 水 平 基 準 VREF 垂 直 基 準 コマンド 構 文 <trace> : CuRsor_SeT <cursor>,<position>[,<cursor>,<position>] <trace> : = {F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8,C1,C2,C3,C4,M1,M2,M3,M4,Z1,Z2,Z3,Z4} <cursor> : = {HABS, VABS, HREF, HDIF, VREF, VDIF} <position> : = 0 ~ 10 DIV( 水 平 ) <position> : = ~ 3.99 DIV( 垂 直 ) 注 意 :パラメータはペアになっています ペアの 最 初 のパラメータは 変 更 するカーソルを 指 定 し 2 番 目 のパラメータ で 新 しい 値 を 示 します ペアは 任 意 の 順 番 に 並 べることも 変 更 する 変 数 だけ 指 定 することもできます 注 意 : 単 位 DIV は 任 意 指 定 です クエリ 構 文 <trace> : CuRsor_SeT? <cursor> 指 定 したカーソルの 位 置 を 返 します <cursor> が 1 つも 指 定 されない 場 合 は ALL を 意 味 し 全 てのカーソルの 情 報 を 返 します クエリはカーソルが 可 視 である 場 合 のみ 動 作 します <cursor> : = {HABS, VABS, HREF, HDIF, VREF, VDIF, ALL} 応 答 フォーマット <trace> : CuRsor_SeT <cursor>,<position>[,<cursor>, <position>,...<cursor>,<position>] <cursor>を 指 定 しない 場 合 は ALL を 指 定 したと 見 なされます なんらかの 状 況 で 位 置 を 決 定 で きない 場 合 は カーソル 位 置 は UNDEF と 示 されます XStream-RCM-J 131

140 第 2 部 :コマンド 使 用 制 限 <trace> : {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 垂 直 相 対 カーソルを 有 効 にし VREF カーソルと VDIF カーソルをそれぞ れ +3 DIV と-2 DIV の 位 置 に 置 きます Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("crms VREL", True) Call obj.writestring("f1:crst VREF,3DIV,VDIF,-2DIV", True) obj.disconnect 関 連 コマンド CURSOR_MEASURE(P.129), CURSORS(P.135), CURSOR_VALUE(P.133),PER_CURSOR_SET(P.196) 132 XStream-RCM-J

141 リ フ ァ レ ン ス CURSOR_VALUE(CRVA) カーソル CURSOR_VALUE?, CRVA? クエリ 説 明 CURSOR_VALUE?クエリは 特 定 のトレースにおいて 指 定 したカーソルで 測 定 された 値 を 返 します CRVA? クエリを 正 しく 動 作 させるには 指 定 したトレースが 可 視 である 必 要 があり 現 在 のカーソル モードがクエリのモードと 同 じでなければなりません モードが 異 なる 場 合 は メッセージ UNDEF が 返 されます 表 記 HABS 水 平 絶 対 VABS 垂 直 絶 対 HREL 水 平 相 対 VREL 垂 直 相 対 クエリ 構 文 <trace> : CuRsor_VAlue?[<mode>] <trace> : = {F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8,C1,C2,C3,C4,M1,M2,M3,M4,Z1,Z2,Z3,Z4} <mode> : = {HABS, HREL, VABS, VREL } 応 答 フォーマット (HABS) <trace> : CuRsor_VAlue HABS,<abs_hori>,<abs_vert> (HREL) <abs_hori>:=カーソルの 水 平 位 置 (トリガからの 時 間 ) <abs_vert>:=カーソル 位 置 の 電 圧 <trace> : CuRsor_VAlue HREL,<delta_hori>,<delta_vert>, <abs vert_ref>,<abs vert_dif>,<slope>. (HVABS) < delta_hori >:=HREF カーソルと HEIF カーソル 間 の 時 間 <delta_vert>:= HREF カーソルと HEIF カーソル 間 の 電 圧 <abs vert_ref>:=href カーソルの 電 圧 <abs vert_dif>:= HDIF カーソルの 電 圧 <slope>:= dv/dt の 値 つまり<delta_vert> / < delta_hori > <trace> : CuRsor_VAlue VABS,<abs_vert> (VREL) <abs_vert>:=カーソルの 示 す 電 圧 <trace> : CuRsor_VAlue VREL,<delta_vert> XStream-RCM-J 133

142 第 2 部 :コマンド 使 用 制 限 <delta_vert>:=vref と VDIF 間 の 電 圧 <trace> : = {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 のクエリは チャンネル 2 波 形 の 3Div の 位 置 にクロスヘア カーソル(HABS)を 配 置 し 値 を 読 み 取 ります Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c2:crms HABS", True) Call obj.writestring("c2:crst HABS,3DIV", True) Call obj.writestring("c2:crva? HABS", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ: C2:CRVA HABS,34.2E-6 S, 244 E-3 V 関 連 コマンド CURSOR_MEASURE(P.129),CURSOR_SET(P.131), CURSORS(P.135), PER_CURSOR_SET(P.196) 134 XStream-RCM-J

143 リ フ ァ レ ン ス CURSORS(CRS) カーソル CURSORS, CRS コマンド/クエリ 説 明 使 用 するカーソルのモードと 読 み 出 しの 内 容 を 設 定 します 読 み 出 しの 内 容 はチャン ネルのディスクリプタ ボックスに 表 示 される 内 容 を 示 します CRMS と 異 なり パ ラメータの 状 態 や Pass/Fail( 合 否 )の 状 態 が 変 更 されることはありません 表 記 HABS VREL [,ABS,DELTA,ABSDELTA] HREL [,ABS,DELTA,ABSDELTA,SLOPE] VABS 水 平 絶 対 カーソル 垂 直 相 対 カーソル 水 平 相 対 カーソル 垂 直 絶 対 カーソル コマンド 構 文 CuRSors <type>[,<readout>] クエリ 構 文 <type>:=[off,hrel,habs,vrel,vabs] <readout>:=[abs,slope,delta] for HREL <readout>:=[abs,delta] for VREL CuRSors? 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は カーソルのタイプを 水 平 相 対 に 設 定 し 2 つのカーソル 間 の 距 離 を 読 み 取 ります Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("crs HREL,DELTA", True) obj.disconnect 関 連 コマンド CURSOR_MEASURE(P.129),CURSOR_SET(P.131), CURSOR_VALUE(P.133),PER_CURSOR_SET(P.196) XStream-RCM-J 135

144 第 2 部 :コマンド DATE DATE DATE コマンド/クエリ 説 明 DATE コマンドは オシロスコープの 内 部 リアルタイム クロックの 日 時 を 変 更 しま す DATE パラメータ 全 てを 常 に 指 定 する 必 要 はありません 更 新 するパラメータの み および 変 更 するパラメータを 含 むもののみ 指 定 します コマンド 構 文 A DATE <day>[,<month>][,<year>][,<hour>][,<minute>][,<second>] コマンド 構 文 B DATE SNTP(インターネットから 日 付 と 時 刻 を 設 定 ) クエリ 構 文 DATE? 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) この 例 は 日 付 を 1997 年 1 月 1 日 に 時 刻 を 1:21:16 p.m. (24 時 間 表 示 では 13:21:16)に 変 更 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("date 1,JAN,1997,13,21,16", True) obj.disconnect 136 XStream-RCM-J

145 リ フ ァ レ ン ス DDR ステータス レジスタ DDR? クエリ 説 明 DDR?は デバイス 依 存 エラー レジスタまたはデバイス 特 定 エラー レジスタ(DDR) の 読 み 出 しとクリアを 行 います ハードウェア 障 害 の 場 合 は DDR レジスタに 障 害 発 生 源 が 指 定 されます 以 下 の 表 に 詳 細 をまとめます クエリ 構 文 DDR? 応 答 フォーマット DDR <value> 詳 細 情 報 <value> : = 0 to DDR レジスタの 構 造 ビット BIT 値 説 明 予 備 タイムベース ハードウェア 障 害 を 検 出 トリガ ハードウェア 障 害 を 検 出 チャンネル 4 のハードウェア 障 害 を 検 出 チャンネル 3 のハードウェア 障 害 を 検 出 チャンネル 2 のハードウェア 障 害 を 検 出 チャンネル 1 のハードウェア 障 害 を 検 出 外 部 入 力 の 過 負 荷 状 態 を 検 出 予 備 チャンネル 4 の 過 負 荷 状 態 を 検 出 チャンネル 3 の 過 負 荷 状 態 を 検 出 チャンネル 2 の 過 負 荷 状 態 を 検 出 チャンネル 1 の 過 負 荷 状 態 を 検 出 XStream-RCM-J 137

146 第 2 部 :コマンド DEFINE(DEF) 演 算 DEFINE, DEF コマンド/クエリ 説 明 DEFINE コマンドは 演 算 トレースを 設 定 します オシロスコープの 標 準 演 算 ツール のほかに オプションの 演 算 ソフトウェア パッケージの 演 算 トレースなども DEFINE コマンドによって 制 御 されます 詳 細 は 操 作 マニュアルを 参 照 してください コマンド 構 文 <function> : DEFine EQN, <equation> [,<param_name>,<value>,...] <function>:={f1,f2,f3,f4,f5,f6,f7,f8} <equation>:= 関 数 名 詳 しくは 詳 細 情 報 を 参 照 <param_name>:= 関 数 パラメータ 詳 しくは 詳 細 情 報 を 参 照 <value>:=param_name に 対 する 値 注 意 :<param_name>と<value>はペアになっています <param_name>は 設 定 を 変 更 する 関 数 パラメータを 指 定 し 2 番 目 の<value>には 新 しく 割 り 当 てる 値 を 指 定 します 関 数 パラメータは 任 意 の 順 番 に 並 べることができ 全 ての 関 数 パラメータを 指 定 する 必 要 は 無 いため 変 更 する 設 定 だけを 記 述 します 注 意 : 関 数 式 <equation>の 内 部 にスペース( 空 白 ) 文 字 を 入 れるかどうかは 任 意 です クエリ 構 文 <function> : DEFine? 応 答 フォーマット <function> : DEFine EQN, <equation> [,<param_name>,<value>,...] 使 用 制 限 <sourcen> : = {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) ( GPIB) 次 の 命 令 は 200 回 の 捕 捉 にわたってチャンネル 1 のアベレージを 計 算 す るためにトレース F1 を 定 義 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("f1:def EQN, AVG(C1),AVGTYPE,SUMMED,SWEEPS,200 ", True) obj.disconnect 138 XStream-RCM-J

147 リ フ ァ レ ン ス 次 のクエリは F1 に 設 定 された 関 数 を 読 み 取 ります Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("f1:def?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ: F1:DEF EQN, "ERES(C1)",BITS,0.5 注 意 : 演 算 はオプションなどにより 非 常 に 多 くの 関 数 が 拡 張 されます 本 マニュアルでは 全 ての 関 数 を 記 述 すること はできません コマンドを 作 成 する 際 には 手 動 でオシロスコープの 演 算 を 設 定 し クエリを 使 って パラメ ータを 確 認 してください 弊 社 フリーウェアの WaveStudio や ScopeExplorer のターミナル モードで 簡 単 に 調 べることが 出 来 ます 詳 細 情 報 (Basic Math) ハ ラメータ Average (アヘ レーシ ) Difference ( 減 算 ) Envelope (エンヘ ローフ ) Floor (フロア) Invert ( 反 転 ) Product ( 積 算 ) Ratio ( 除 算 ) Roof (ルーフ) Sum ( 加 算 ) 構 文 EQN,"AVG(<source>)",AVERAGETYPE,<type>,SWEEPS,<sweeps>,INVALIDINPUTPOLI CY,<polycy> <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} <type>:={summed, CONTINUOUS} <sweeps>:=スイープ 数 <polycy>:={reset,skip} EQN,"<source1>-<source2>" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} EQN,"EXTR(<source>)",SWEEPS, <sweeps>,limitnumsweeps,<limit> <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4} <sweeps>:=スイープ 数 <limit>:={true,false} EQN,"FLOOR(<source>)",SWEEPS,<sweeps>,LIMITNUMSWEEPS,<limit>,INVALIDINPUTPOL ICY, <polycy> <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4} <sweeps>:=スイープ 数 <limit>:={true,false} <polycy>:={reset,skip} EQN,"- <source>" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} EQN," <source1>*<source2>" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} EQN," <source1>/<source2>" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} EQN,"ROOF(<source>)",SWEEPS,<sweeps>,LIMITNUMSWEEPS,<limit>,INVALIDINPUTPOLI CY, <polycy> <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4} <sweeps>:=スイープ 数 <limit>:={true,false} <polycy>:={reset,skip} EQN," <source1>+<source2>" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} XStream-RCM-J 139

148 第 2 部 :コマンド (Filter) ハ ラメータ Eres ( 分 解 能 向 上 ) SinX/X ( 補 間 ) (FFT) ハ ラメータ FFT (Functions) ハ ラメータ Absolute ( 絶 対 値 ) Correlation ( 相 関 ) Derivative ( 微 分 ) Deskew (デスキュー) Exp ( 指 数 ) Exp10 ( 指 数 : 底 を 10) Integral ( 積 分 ) Invert ( 反 転 ) Ln ( 対 数 ) Log10 ( 対 数 : 底 を 10) 構 文 EQN,"ERES(<source>)",BITS,<bits> <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} <bits>:={0.5,1,1.5,2,2.5,3} EQN,"SINX(<source>)" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} 構 文 EQN,"FFT(<source>)",TYPE,<type>,WINDOW,<window>,ALGORITHM,<algorithm>,FILLTYPE, <filter>,suppressdc, <suppressdc> <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} <type>:={powerspectrum,magnitude,phase,powerdensity,real,imagi NARY,MAGSQUARED} <window>:={rectangular,vonhann,hamming,flattop,blackmanharri S} <algorithm>:={ POWER2, LEASTPRIME} <filter>:={ TRUNCATE, ZEROFILL, TRUNCATEEND} <suppressdc>:={on,off} 構 文 EQN,"ABS(<source>)" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} EQN,"CORR(<source1>,<source2>)",CORRLENGTH,<corrlength>,CORRSTART,<corrstart> <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} <corrlength>:=1m~10div <corrstart>:=0~9.999div EQN,"DERI(<source1>)",VERSCALE,<vdiv>,VEROFFSET,<offset>,ENABLEAUTOSCALE,<auto > <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} <vdiv>:= 垂 直 軸 のスケール <offset>:=オフセット <auto>:={on,off} EQN,"DESKEW(<source1>)",WAVEDESKEW,<time> <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} <time>:= 時 間 EQN,"EXP(<source1>)" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} EQN,"EXP10(<source1>)" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} EQN,"INTG(<source1>)",MULTIPLIER,<multiplier>,ADDER,<adder>,VERSCALE,<vdiv>,VER OFFSET,<offset>,AUTOFINDSCALE,<auto> <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} <multiplier>:= 積 算 <adder>:= 加 算 <vdiv>:= 垂 直 軸 のスケール <offset>:=オフセット <auto>:={on,off} EQN,"-<source1>" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} EQN,"LN(<source>)" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} EQN,"LOG10(<source>)" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} 140 XStream-RCM-J

149 リ フ ァ レ ン ス (Functions) ハ ラメータ Reciprocal ( 逆 数 ) Rescale (リスケール) Square ( 二 乗 ) Square root ( 平 方 根 ) Zoom (ス ーム) (Graphing) ハ ラメータ Histgram (ヒストク ラム) Track (トラック) Trend (トレント ) 構 文 EQN,"1/<source>" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} EQN,"RESC(<source>)",MULTIPLIER,<multiplier>,ADDER,<adder>,CUSTOMUNIT,<customunit >,UNIT,<unit> <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} <multiplier>:= 積 算 <adder>:= 加 算 <customunit>:={on,off} <unit>:= 単 位 EQN,"SQR(<source>)" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} EQN,"SQRT(<source>)" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} EQN,"ZOOMONLY(<source>)" <source>:={ F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, C1, C2, C3,C4,M1,M2,M3,M4...} 構 文 EQN,"HIST(<source>)",VALUES,<values>,BINS,<bins>,HORSCALE,<horscale>,CENTER,<center>,VERSCALETYPE,<verscaletype>,AUTOFINDSCALE,<autofind> <source>:={p1,p2,p3,p4,p5,p6,p7,p8} <values>:=20~ <bins>:=20~5000 <horscale>:= 水 平 軸 スケール <center>:= 画 面 中 央 の 値 <verscaletype>:={linear,linconstmax} <autofind>:={on,off} EQN,"TRACK(<source>)",AUTOFINDSCALE,<autofind>,VERSCALE,<vscale>,CENTER,<center>, CONNECTBY,<> <source>:={p1,p2,p3,p4,p5,p6,p7,p8} <autofind>:={on,off} <vscale>:= 水 直 軸 スケール <center>:= 画 面 中 央 の 値 <connect>:={extend,interpolate} EQN,"TREND(<source>)",VALUES,1000,VERSCALE,5E-3 V,CENTER,2E-3 V,AUTOFINDSCALE,ON <source>:={p1,p2,p3,p4,p5,p6,p7,p8} <values>:=2~ <vscale>:= 水 直 軸 スケール <center>:= 画 面 中 央 の 値 <autofind>:={on,off} XStream-RCM-J 141

150 第 2 部 :コマンド DELETE_FILE(DELF) その 他 DELETE_FILE, DELF コマンド 説 明 DELETE_FILE コマンドは 大 容 量 記 憶 装 置 内 の 現 在 選 択 されているディレクトリから ファイルを 削 除 します 選 択 ディレクトリは DIR コマンドで 変 更 してください コマンド 構 文 DELF,DISK,<medium>,FILE, <filename> <medium>:= {HDD} 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は TESTRUN.lss ファイルをハードディスクから 削 除 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("delf,disk,hdd,file, TESTRUN.lss ", True) obj.disconnect 関 連 コマンド DIRECTORY(P.143) 142 XStream-RCM-J

151 リファレンス DIRECTORY(DIR) MASS STORAGE DIRECTORY, DIR コマンド/クエリ 説 明 DIRECTORY コマンドは 大容量記憶装置上でファイル ディレクトリの作成と削除を 行うために使用します また 現在の作業ディレクトリを選択し そのディレクトリ 内のファイルを表示することもできます クエリからの応答は二重引用符で囲まれた文字列であり ディレクトリ内のファイル 一覧が DOS 形式で示されます 大容量記憶装置が存在しない場合 または大容量記 憶装置がフォーマットされていない場合は 空の文字列が返されます コマンド構文 DIRectory DISK,<device>, ACTION,<action>, <directory> <device> : = {FLPY, HDD, DrivePath} <action> : = {CREATE, DELETE, SWITCH} <directory> : = 正しい DOS パスまたはファイル名 ルート ディレクトリを示す \ 文字も指定可 能 クエリ構文 DIRectory?DISK,<device> [, <directory> ] 応答フォーマット DIRectory DISK,<device> <directory> <directory> : = 大容量記憶ディスクのファイル内容を示す可変長文字列 例(ActiveDSO 経由 GPIB) 次の命令は d:\setup ディレクトリにある内容をクエリします Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("dir? DISK,D,'\setups'", True) buf = obj.readstring(1000) obj.disconnect MsgBox (buf) 関連コマンド DELETE_FILE(P.142) XStream-RCM-J 143

152 第 2 部 :コマンド DISPLAY(DISP) 表 示 DISPLAY, DISP コマンド/クエリ 説 明 DISPLAY コマンドは 波 形 表 示 の 更 新 を 制 御 します ユーザがオシロスコープをリモ ート コントロールしていて オシロスコープ 本 体 の 画 面 に 波 形 を 表 示 する 必 要 がな い 場 合 に DISPLAY OFF コマンドで 波 形 表 示 の 更 新 を OFF にできます これにより 波 形 表 示 の CPU 負 荷 を 減 らし オシロスコープの 処 理 時 間 を 短 縮 できます また オシロスコープが DISPLAY OFF モードにあるときは 不 要 な 割 り 込 みを 避 ける ために 特 定 の LED とオシロスコープ 設 定 の 定 期 的 バックアップが 使 用 不 可 能 になり ます DISPLAY?クエリに 対 する 応 答 は オシロスコープの 表 示 ステートを 返 します 注 意 :ディスプレイを OFF に 設 定 しても 実 際 には 画 面 はブランクになりません その 代 わりに リアルタイム クロックとメッセージ フィールドが 連 続 的 に 更 新 され ます ただし 波 形 およびその 関 連 テキストは 更 新 されません コマンド 構 文 DISPlay <state> クエリ 構 文 <state> : = {ON, OFF} DISPlay? 応 答 フォーマット DISPlay <state> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 波 形 表 示 の 更 新 を 停 止 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("disp OFF", True) obj.disconnect 144 XStream-RCM-J

153 リ フ ァ レ ン ス DOT_JOIN(DTJN) 表 示 DOT_JOIN, DTJN コマンド/クエリ 説 明 DOT_JOIN コマンドは データ ポイント 間 の 補 間 線 を 制 御 します DOT_JOIN を ON に 設 定 すると Display ダイアログ 内 のポイント Line が 選 択 され OFF に 設 定 する とライン Point が 選 択 されます コマンド 構 文 DoT_JoiN <state> クエリ 構 文 <state> : = {ON, OFF} DoT_JoiN? 応 答 フォーマット DoT_JoiN <state> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 補 間 線 をオフにします Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("dtjn OFF", True) obj.disconnect XStream-RCM-J 145

154 第 2 部 :コマンド (MAIL) その 他 , MAIL コマンド/クエリ 説 明 コマンドは Preferences ダイアログ 内 の E メール 設 定 をセットアップします コマンド 構 文 MODE,<SMTP or MAPI>,TO, <to address>,from, <from address>,serve R, <SMTP Server> クエリ 構 文 <SMTP or MAPI>:={SMTP, MAPI} <to address >:= 有 効 な 受 信 者 アドレス (myname@myprovider.com など) <from address>:= 有 効 な 発 信 者 アドレス (myxstreamdso@lecroy.com など) <SMTP Server>:= 有 効 な SMTP サーバ アドレス ( domino.lecroy.com など) MAIL? 応 答 フォーマット MAIL MODE,SMTP,TO,"MYNAME@MYPROVIDER.COM",FROM,"MYXSTREAM DSO@LECROY.COM",SERVER,"DOMINO.LECROY.COM 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は E メールの 設 定 をします Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("mail MODE,SMTP,TO, MYNAME@MYPROVIDER.COM,FROM, MYX STREAMDSO@LECROY.COM,SERVER, DOMINO.LECROY.COM ", True) obj.disconnect 146 XStream-RCM-J

155 リ フ ァ レ ン ス *ESE ステータス レジスタ *ESE コマンド/クエリ 説 明 *ESE コマンドは 標 準 イベント ステータス イネーブル(ESE: Standard Event StatusEnable)レジスタを 設 定 します このコマンドにより ESR レジスタの 複 数 の イベントを STB レジスタの ESB サマリ メッセージ ビット(ビット 5)に 反 映 でき ます ESB 定 義 イベントの 概 略 は 149 ページの ESR 一 覧 表 を 参 照 してください *ESE?クエリは ESE レジスタの 内 容 を 読 み 出 します コマンド 構 文 *ESE <value> クエリ 構 文 *ESE? <value> : = 0 ~ 255 応 答 フォーマット *ESR <value> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 のコマンドにより ユーザ 要 求 (URQ ビット 6 つまり 10 進 数 の 64)および /ま たはデバイス 依 存 エラー(DDE ビット 3 つまり 10 進 数 の 8)が 発 生 したときに ESB ビットを 設 定 することができます これらの 値 の 和 は ESE レジスタ マスク = 72 となります Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*ese 72", True) obj.disconnect 関 連 コマンド ALL_STATUS(P.105), *CLS(P.118), *ESR(P.148) XStream-RCM-J 147

156 第 2 部 :コマンド *ESR ステータス レジスタ *ESR? クエリ 説 明 *ESR?クエリは イベント ステータス レジスタ(ESR: Event Status Register)の 読 み 出 しとクリアを 行 います このクエリに 対 する 応 答 は レジスタ ビット 0 と 7 のバ イナリ 値 の 和 です 詳 細 情 報 に ESR レジスタ 構 造 の 概 略 を 示 します クエリ 構 文 *ESR? 応 答 フォーマット *ESR <value> <value> : = 0~ 255 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は ESR レジスタの 内 容 を 読 み 出 し クリアします Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*esr?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ: *ESR 0 関 連 コマンド ALL_STATUS(P.105), *CLS(P.118), *ESE(P.147) 148 XStream-RCM-J

157 リ フ ァ レ ン ス 詳 細 情 報 標 準 イベント ステータス レジスタ(ESR) ビット ビット 値 ビット 名 説 明 参 照 注 記 IEEE の 予 備 PON 1 電 源 がオフからオンに 切 り 替 わった URQ 1 未 使 用 CME 1 コマンド パーサーのエラーが 検 出 された EXE 1 実 行 エラーが 検 出 された DDE 1 デバイス 依 存 ( 固 有 )エラーが 発 生 した QYE 1 クエリ エラーが 発 生 した RQC 0 オシロスコープはバス 制 御 を 要 求 しない OPC 0 操 作 完 了 ビットを 使 用 しない 8. 注 意 :( 上 記 の 表 を 参 照 ) 1. (1)Power ON(PON)ビットは 装 置 の 電 源 投 入 時 にオン(1)になります 2. レクロイの 旧 オシロスコープでは このビットによってソフトキー 入 力 が 報 告 されます X- Stream オシロスコープには 適 用 されません 3. コマンド 解 析 エラー(CME: CoMmand parser Error)ビットは コマンド 構 文 エラーが 検 出 されると TRUE(1)になります CME ビットには 関 連 コマンド パーサー レジスタ (CMR:CoMmand parser Register)があり これによってエラー コードを 示 します 詳 細 は CMR?クエリを 参 照 してください 4. 実 行 エラー(EXE: EXecution Error)ビットは 何 らかのデバイス 状 態 (たとえばオシロスコープが ローカル ステート)であったり 意 味 内 容 にエラーがあって コマンド 実 行 できない 場 合 に TRUE (1)になります EXE ビットには 関 連 実 行 エラー レジスタ(EXR:ExecutionError Register)が あり これによってエラー コードを 示 します 詳 細 は EXR?クエリを 参 照 してください 5. デバイス 特 定 エラー(DDE: Device specific Error)ビットは 電 源 投 入 時 に またはチャン ネル 過 負 荷 状 態 トリガまたはタイムベース 回 路 障 害 など 実 行 時 にハードウェア 障 害 が 発 生 すると TRUE(1)になります 障 害 発 生 原 因 は DDR?クエリにより 検 出 できます 6. クエリ エラー(QYE: QuerY Error)ビットは 次 の 場 合 に TRUE(1)になります (a) 出 力 がないときに または 保 留 中 に 出 力 待 ち 行 列 (Output Queue)より 読 み 出 しが 試 みられた 場 合 (b) 出 力 待 ち 行 列 のデータが 失 われた 場 合 (c) 出 力 バッファと 入 力 バッファ 両 方 が 満 杯 (デッドロック ステート)の 場 合 (d)コントロールが<end> 送 信 完 了 前 に 読 み 出 しを 試 みた 場 合 (e) 前 のクエリに 対 する 応 答 が 読 み 出 される( 出 力 バッファがフラッシュ される) 前 にコマンドが 受 信 された 場 合 7. リクエスト 制 御 (RQC: ReQuest Control)ビットは オシロスコープに GPIB 制 御 機 能 がな いため 常 に FALSE(0)です 8. 動 作 完 了 (OPC: OPeration Complete)ビットは コマンドとクエリは 厳 密 にシーケンシャル な 順 番 で 実 行 されるため *OPC 受 信 時 は 常 に TRUE(1)になります オシロスコープは 前 のコマンドを 全 て 実 行 完 了 した 時 にのみ 次 のコマンドの 処 理 を 開 始 します XStream-RCM-J 149

158 第 2 部 :コマンド EXR ステータス レジスタ EXR? クエリ 説 明 EXR?クエリは 実 行 エラー レジスタ(EXR: EXecution error Register)の 読 み 出 しとク リアを 行 います EXR レジスタは 実 行 中 最 後 に 検 出 されたエラーのタイプを 示 しま す 詳 細 は 次 ページの 表 を 参 照 してください クエリ 構 文 EXR? 応 答 フォーマット EXR <value> <value> : = 21 ~ 64 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は ESR レジスタの 内 容 を 読 み 出 し クリアします Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("exr?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ(エラーのない 場 合 ): EXR 0 関 連 コマンド ALL_STATUS(P.105), *CLS(P.118) 150 XStream-RCM-J

159 リ フ ァ レ ン ス 詳 細 情 報 実 行 エラー ステータス レジスタ(EXR)の 構 造 値 説 明 21 許 可 エラー コマンドは ローカル モードでは 実 行 できません 22 環 境 エラー オシロスコープ 構 成 が 不 適 切 でコマンドを 処 理 できません たとえば オシロスコープは 低 速 タイムベースでは RIS を 設 定 できません 23 オプション エラー 該 当 コマンド 適 用 に 必 要 なオプションがインストールされてい ません 24 未 解 決 の 構 文 解 析 エラー 25 パラメータ エラー パラメータ 指 定 が 多 すぎます 26 実 装 されていないコマンド 27 パラメータの 欠 落 コマンドに 必 要 なパラメータが 見 つかりません 進 データ エラー 16 進 データ ブロックで 16 進 数 でない 文 字 が 検 出 されまし た 31 波 形 エラー 受 信 データ 量 が 記 述 子 インジケータに 対 応 しません 32 波 形 記 述 子 エラー 無 効 な 波 形 記 述 子 が 検 出 されました 33 波 形 テキスト エラー 壊 れた 波 形 ユーザ テキストが 検 出 されました 34 波 形 時 間 エラー 無 効 の RIS または TRIG 時 間 データが 検 出 されました 35 波 形 データ エラー 無 効 な 波 形 データが 検 出 されました 36 パネル セットアップ エラー 無 効 のパネル セットアップ データ ブロックが 検 出 されました 50 ユーザが 大 容 量 記 憶 装 置 へのアクセスを 試 みたときに 大 容 量 記 憶 装 置 がありませんで した * 51 ユーザが 大 容 量 記 憶 装 置 へのアクセスを 試 みたときに 大 容 量 記 憶 装 置 がフォーマット されていませんでした * 53 ユーザファイルの 作 成 または 削 除 またはデバイスのフォーマットを 試 みたときに 大 容 量 記 憶 装 置 への 書 き 込 みが 保 護 されていました * 54 フォーマット 中 に 大 容 量 記 憶 装 置 の 不 良 が 検 出 されました * 55 大 容 量 記 憶 装 置 ルート ディレクトリが 満 杯 ディレクトリを 追 加 できません * 56 ユーザが 大 容 量 記 憶 装 置 への 書 き 込 みを 試 みたときに 大 容 量 記 憶 装 置 が 満 杯 でした * 57 大 容 量 記 憶 装 置 のファイル シーケンス 番 号 が 溢 れています( 999 に 達 しました) * 58 大 容 量 記 憶 装 置 のファイルが 見 つかりません * 59 要 求 されたディレクトリが 見 つかりません * 61 大 容 量 記 憶 装 置 のファイル 名 が 非 DOS 互 換 または 不 正 ファイル 名 です * 62 同 じファイル 名 のファイルが 既 に 大 容 量 記 憶 装 置 にあるので ファイルを 書 き 込 めま せん * XStream-RCM-J 151

160 第 2 部 :コマンド FIND_CTR_RANGE(FCR) 演 算 FIND_CTR_RANGE, FCR コマンド 説 明 FIND_CTR_RANGE コマンドは 収 集 されたイベントが 最 適 に 表 示 されるように ヒス トグラムの 中 心 と 幅 を 自 動 的 に 設 定 します コマンド 構 文 <function>:find_ctr_range 使 用 制 限 <function>:={ F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8} ヒストグラムを 作 成 するオプションがインストールされている 場 合 のみ 使 用 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 演 算 F1 にパラメータ P1 のヒストグラムを 設 定 し ヒストグラムのパ ラメータを 自 動 調 整 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("f1:tra ON", True) Call obj.writestring("f1:def EQN,'HIST(P1)',VALUES,1000,BINS,100", True) Call obj.writestring("f1:fcr", True) obj.disconnect 関 連 コマンド DEFINE(P.138), PARAMETER_CUSTOM(P.181) 152 XStream-RCM-J

161 リ フ ァ レ ン ス FORCE_TRIGGER(FRTR) 捕 捉 FORCE_TRIGGER, FRTR コマンド 説 明 オシロスコープは 強 制 的 にトリガを 実 行 し 波 形 を 取 り 込 みます コマンド 構 文 FoRce_Trigger 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は オシロスコープに 捕 捉 を 1 回 行 なわせています Dim obj As Object Set obj = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("trmd SINGLE;FRTR", True) obj.disconnect 関 連 コマンド ARM_ACQUISITION(P.106), STOP(P.216), WAIT(P.241), *TRG(P.225) XStream-RCM-J 153

162 第 2 部 :コマンド FORMAT_FLOPPY(FFLP) MASS STORAGE FORMAT_FLOPPY, FFLP コマンド/クエリ 説 明 FORMAT_FLOPPY コマンドは 倍 密 度 (Double Density) 形 式 または 高 密 度 (High Density) 形 式 でフロッピー ディスクをフォーマットします コマンド 構 文 Format_FLoPpy [<type>] <type> : = {DD,HD,QUICK} 引 数 が 指 定 されない 場 合 は デフォルトで HD が 使 用 されます 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は フロッピー ディスクをフォーマットします Dim obj As Object Set obj = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("fflp DD", True) obj.disconnect 関 連 コマンド DIRECTORY(P.143),DELETE_FILE(P.142) 154 XStream-RCM-J

163 リ フ ァ レ ン ス FUNCTION_RESET(FRST) 演 算 FUNCTION_RESET, FRST コマンド 説 明 FUNCTION_RESET コマンドは 波 形 処 理 関 数 をリセットします スイープ 数 をゼロに リセットし プロセスをリスタートします コマンド 構 文 <function> : Function_ReSeT <function> : = {F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8} 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 以 下 の 例 は 演 算 F1 に Channel1 の 加 算 平 均 を 設 定 し 平 均 処 理 をリスタートしま す 1000 スイープに 到 達 した 時 点 で 再 度 平 均 処 理 をリスタートします Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("f1:tra ON", True) Call obj.writestring("f1:def EQN,'AVG(C1)',AVERAGETYPE,SUMMED,SWEEPS,1000", True) Call obj.writestring("f1:frst", True) Call obj.writestring("ine 256;*SRE 1;*CLS", True) Call obj.writestring("trmd NORMAL", True) If (obj.waitforsrq(30)) Then Call obj.writestring("f1:frst", True) End If obj.disconnect 関 連 コマンド INR(P.164) XStream-RCM-J 155

164 第 2 部 :コマンド GRID 表 示 GRID コマンド/クエリ 説 明 GRID コマンドは グリッド 表 示 の 種 類 を 指 定 します GRID?クエリは 現 在 使 用 中 のグリッド モードを 返 します コマンド 構 文 GRID <grid> <grid> : = { AUTO, SINGLE, DUAL, QUAD, OCTAL, XY, XYONLY, XYSINGLE, XYDUAL, TANDEM, QUATTRO, TWELVE, SIXTEEN } 注 意 :モデルにより 使 用 できるグリッドの 種 類 は 異 なります クエリ 構 文 GRID? 応 答 フォーマット GRID <grid> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 画 面 表 示 を XY モードに 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("grid XY", True) obj.disconnect 156 XStream-RCM-J

165 リ フ ァ レ ン ス HARDCOPY_SETUP(HCSU) ハード コピー HARDCOPY_SETUP, HCSU コマンド/クエリ 説 明 HARDCOPY_SETUP コマンドは 画 像 イメージの 出 力 設 定 をします 画 像 イメージはフ ァイルへの 保 存 以 外 にも プリンタへの 出 力 クリップボードへのコピー で の 送 信 ホスト PC への 画 像 転 送 をすることができます それぞれの 出 力 先 により 利 用 できるパラメータが 異 なります 適 切 なパラメータと 新 しい 値 を 複 数 指 定 して 複 数 の 設 定 を 同 時 に 変 更 できます ディレクトリ ファイル プリンタなどの 名 前 に スペースや 他 の 非 英 数 文 字 が 含 まれている 場 合 は それらの 値 を 二 重 引 用 符 で 囲 みま す その 他 の 値 は 下 記 のリストから 選 択 します 出 力 は SCREEN_DUMP コマンドで 実 行 されます コマンド 構 文 HardCopy_SetUp DEV,<device>,FORMAT,<format>,BCKG,<bckg>,DEST,<destinati on>,dir, <directory>,file, <filename>,area,<hardcopyarea>,printer, <print ername>,port,<port> <device> : = {BMP, JPEG, PNG, TIFF} <format> : = {PORTRAIT, LANDSCAPE} <bckg> : = {BLACK, WHITE} <destination> : = {PRINTER, CLIPBOARD, , FILE, REMOTE} <directory> : = 有 効 な 宛 先 ディレクトリ 名 (FILE モードの 場 合 のみ) <filename> : = 有 効 な 宛 先 ファイル 名 ( 名 前 は 自 動 的 に 増 分 される FILE モードの 場 合 のみ) <area>:={gridareaonly, DSOWINDOW, FULLSCREEN} <printername> : = 有 効 なプリンタ 名 (PRINTER モードの 場 合 のみ) <port> : = {NET,GPIB}(REMOTE モードの 場 合 のみ ホスト PC との 接 続 により 選 択 が 異 なります NET は VICP GPIB は GPIB,LXI USBTMC) (ファイル 構 文 ) HardCopy_SetUp DEV,<device>,BCKG,<bckg>,DEST,FILE,DIR, <directory>,file, <filename >,AREA,<hardcopyarea> (プリンタ 構 文 ) HardCopy_SetUp FORMAT,<format>,BCKG,<bckg>,DEST,PRINTER,AREA,<hardcopyarea>,PR INTER, <printername> (クリップボード 構 文 ) HardCopy_SetUp BCKG,<bckg>,DEST,CLIPBOARD, AREA,<hardcopyarea> ( 構 文 ) HardCopy_SetUp DEV,<device>,BCKG,<bckg>,DEST, ,AREA,<hardcopyarea> (リモート 構 文 ) HardCopy_SetUp DEV,<device>,BCKG,<bckg>,DEST,REMOTE,AREA,<hardcopyarea>,PORT, <port> 注 意 :ハードコピー コマンドのパラメータは ペアになっています ペアの 最 初 のパラメータには 変 更 する 変 数 名 を 指 定 し 2 番 目 のパラメータには 変 数 に 割 り 当 てる 新 しい 値 を 指 定 します ペアは 任 意 の 順 番 に 並 べることが でき 変 更 する 変 数 を 指 定 するだけです 省 略 された 変 数 は 影 響 を 受 けません XStream-RCM-J 157

166 第 2 部 :コマンド クエリ 構 文 HCSU? 応 答 フォーマット (hcsu dest,file などの 接 頭 語 が 付 き CHDR OFF である 場 合 ): DEV,PNG,FORMAT,PORTRAIT,BCKG,BLACK,DEST,REMOTE,DIR, C:\LECROY\XSTREAM\HARDCOP Y, FILE, IRHCP1.PNG,AREA,GRIDAREAONLY,PRINTER, GENEVSVRHP4050RD 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は PNG ファイルを g:\ ドライブに 保 存 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("hcsu DEV,PNG,FORMAT,LANDSCAPE,BCKG,WHITE,DEST, FILE,DIR,'g:\',FILE,'Sample.PNG',AREA,GRIDAREAONLY", True) Call obj.writestring("scdp", True) obj.disconnect 関 連 コマンド SCREEN_DUMP(P.210) 158 XStream-RCM-J

167 リ フ ァ レ ン ス HOR_MAGNIFY(HMAG) 表 示 HOR_MAGNIFY, HMAG コマンド/クエリ 説 明 HOR_MAGNIFY コマンドは 選 択 したトレースの 水 平 方 向 の 拡 大 率 を 指 定 します 許 容 範 囲 外 の 拡 大 率 は 最 隣 接 有 効 値 に 丸 められます HOR_MAGNIFY?クエリは 現 在 の 拡 大 率 を 返 します コマンド 構 文 <exp_trace> : Hor_MAGnify <factor> クエリ 構 文 <exp_trace> : = {F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8, M1, M2, M3, M4, Z1, Z2, Z3, Z4} <factor> : = 1~ <exp_source> : Hor_MAGnify? 応 答 フォーマット <exp_source> : Hor_MAGnify <factor> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 拡 大 率 (ソース 波 形 により 拡 大 できる 最 大 サイズは 異 なります) 下 の 例 は 演 算 トレース F1 を 水 平 方 向 に 5 倍 分 拡 大 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("f1:hmag 5", True) obj.disconnect 関 連 コマンド HOR_POSITION(P.160), VERT_MAGNIFY(P.237), VERT_POSITION(P.238) XStream-RCM-J 159

168 第 2 部 :コマンド HOR_POSITION(HPOS) 表 示 HOR_POSITION, HPOS コマンド/クエリ 説 明 HOR_POSITION コマンドは メモリやズーム 演 算 波 形 のズーム 設 定 の 中 で ズーム 表 示 位 置 の 水 平 方 向 の 中 心 位 置 を 決 定 します 許 容 位 置 はデビジョン 0~10 の 範 囲 で す 画 面 の 左 端 を 0Div とし 右 端 を 10Div とします ソース トレースがシーケン ス モードで 捕 捉 された 場 合 水 平 シフトは 同 時 に 1 つのセグメントのみに 適 用 され ます マルチズームが 有 効 になっている 場 合 は 特 定 のトレースについて 指 定 された 水 平 位 置 と 現 在 の 水 平 位 置 との 差 が 全 ての 拡 大 トレースに 適 用 されます これによって 拡 大 トレースの 水 平 位 置 が 画 面 の 左 右 の 境 界 を 越 える 場 合 は 水 平 位 置 の 差 が 調 整 された 後 各 トレースに 適 用 されます 拡 大 トレースのソースがシーケンス 波 形 であり マルチズームが 有 効 になっている 場 合 は 特 定 のトレースについて 指 定 されたセグメントと 現 在 のセグメントとの 差 が 全 ての 拡 大 トレースに 適 用 されます これによって 特 定 の 拡 大 トレースのセグメントが ソース セグメントの 範 囲 を 越 える 場 合 は セグメントの 差 が 調 整 された 後 各 トレ ースに 適 用 されます HOR_POSITION?クエリは ソース トレースの 強 調 ゾーンの 中 心 位 置 を 返 します 注 意 :セグメント 番 号 0 は 特 別 な 意 味 Show All Segments Unexpanded ( 拡 大 されていない 全 て のセグメントを 表 示 )を 持 ちます コマンド 構 文 <exp_trace> : Hor_POSition <hor_position>,<segment> <exp_trace> : = { F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8, M1, M2, M3, M4, Z1, Z2, Z3, Z4} <hor_position> : = 0 ~ 10 DIV <segment> : = 0 から 最 大 セグメント 番 号 まで 注 意 :セグメント 番 号 はシーケンス モードで 捕 捉 された 波 形 のみで 意 味 を 持 ち シングル モードで 捕 捉 された 波 形 では 無 視 されます セグメント 番 号 を 0 に 設 定 すると 全 てのセグメ ントが 表 示 されます 単 位 DIV は 任 意 指 定 です クエリ 構 文 <exp_trace> : Hor_POSition? 応 答 フォーマット <exp_trace> : Hor_POSition <hor_position>[,<segment>] 注 意 :セグメント 番 号 はシーケンス 波 形 のみに 与 えられます 160 XStream-RCM-J

169 リ フ ァ レ ン ス 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 演 算 トレース F1 によって 現 在 表 示 されているトレース 上 の 強 調 ゾーン の 中 心 を DIV 3 に 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("f1:hpos 3", True) obj.disconnect 関 連 コマンド HOR_MAGNIFY(P.159), VERT_MAGNIFY(P.237), VERT_POSITION(P.238) XStream-RCM-J 161

170 第 2 部 :コマンド その 他 *IDN *IDN? クエリ 説 明 *IDN?クエリは 機 器 情 報 の 問 い 合 わせです 応 答 は 製 造 者 オシロスコープ モデル シリアル 番 号 ファームウェア レビジョン レベルに 関 する 情 報 を 提 供 します クエリ 構 文 *IDN? 応 答 フォーマット *IDN LECROY,<model>,<serial_number>,<firmware_level> <model> : = 6 文 字 または 7 文 字 のモデル 識 別 子 <serial_number> : = 9 桁 または 10 桁 の 10 進 コード <firmware_level> : = メジャー リリース レベルを 表 す 2 桁 の 数 字 ピリオド マイナー リリース レベ ルを 表 す 1 桁 の 数 字 ピリオド 1 桁 のアップデート レベルからなるファームウェア 番 号 (xx.y.z) 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) この 例 は オシロスコープに ID 要 求 を 発 行 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*idn?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ: *IDN LECROY,WAVEMASTER,WM01000, XStream-RCM-J

171 リ フ ァ レ ン ス INE ステータス レジスタ INE コマンド/クエリ 説 明 INE コマンドは 内 部 状 態 遷 移 イネーブル( INE: Internal statechange Enable)レジスタを 設 定 します このコマンドを 使 用 すると INR レジスタの 複 数 のイベントを STB レジ スタの INB サマリ メッセージ ビット(ビット 0)に 反 映 できます INR 定 義 イベ ントの 概 略 は INR(P.164)の 表 を 参 照 してください *INE?クエリは INE レジスタの 内 容 を 読 み 取 ります コマンド 構 文 INE <value> クエリ 構 文 INE? <value> : =0 ~ 応 答 フォーマット INE <value> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 のコマンドでは 画 面 ダンプが 完 了 したとき( ビット 0 つまり 10 進 数 の 2)ま たは 波 形 が 捕 捉 されたとき(ビット 0 つまり 10 進 数 の 1)あるいはその 両 方 が 発 生 したときに INB ビットを 設 定 することができます これら 2 つの 値 の 和 は INE マ スク = 3 となります Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("ine 3", True) obj.disconnect 関 連 コマンド INR? (P.164) XStream-RCM-J 163

172 第 2 部 :コマンド INR ステータス レジスタ INR? クエリ 説 明 INR?クエリは 内 部 状 態 遷 移 レジスタ(INR: INternal state change Register)の 読 み 出 し とクリアを 行 います INR レジスタ( 詳 細 情 報 参 照 )には さまざまな 内 部 動 作 の 完 了 とステート 遷 移 が 記 録 されます クエリ 構 文 INR? 応 答 フォーマット INR <state> <state> : = 0 ~ 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は INR レジスタの 内 容 を 読 み 出 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("inr?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ: INR 1026 演 算 F3 での 波 形 処 理 およびスクリーン ダンプの 両 方 が 終 了 しています 関 連 コマンド ALL_STATUS(P.105), *CLS(P.118), INE(P.163) 164 XStream-RCM-J

173 リ フ ァ レ ン ス 詳 細 情 報 ヒ ット ヒ ット 値 説 明 15 将 来 用 途 向 けの 予 備 プローブが 取 り 替 えられた アクイジション 開 始 Pass/Fail ( 合 否 )テストで Pass または Fail が 検 出 された 演 算 トレース F4 の 波 形 処 理 が 終 了 した 演 算 トレース F3 の 波 形 処 理 が 終 了 した 演 算 トレース F2 の 波 形 処 理 が 終 了 した 演 算 トレース F1 の 波 形 処 理 が 終 了 した フロッピー ディスクまたはハードディスクが 交 換 された 6 64 オート ストア 中 にフロッピ ディスクかメモリ カード ハードデ ィスクが 一 杯 になった 5 32 予 備 4 16 シーケンス 波 形 のセグメントが 捕 捉 メモリに 保 存 されたが メイン メ モリにはまだ 読 み 出 されていない 3 8 データ ブロック 転 送 にタイムアウトが 発 生 した 2 4 ローカル 状 態 への 復 帰 が 検 出 された 1 2 スクリーン ダンプが 終 了 した 0 1 新 しい 信 号 が 捕 捉 メモリに 保 存 され メイン メモリに 読 み 出 された XStream-RCM-J 165

174 第 2 部 :コマンド INSPECT(INSP) 波 形 転 送 INSPECT?, INSP? クエリ 説 明 波 形 データの 転 送 には WAVEFORM クエリと INSPECT クエリを 使 用 することができま す WAVEFORM クエリで 転 送 される 波 形 データは バイナリ 形 式 の 大 きなブロック 単 位 での 波 形 データが 転 送 されます INSPECT?クエリでは 転 送 するデータを 細 かく 指 定 して ユーザーのわかりやすい 形 式 の 文 字 列 で 読 み 出 すことができます データの 指 定 はブロック 名 または 変 数 名 で 指 定 します ブロック 名 で 指 定 すると ブロック に 含 まれる 全 てのデータが 出 力 されます 変 数 名 で 指 定 すると 指 定 された 変 数 だけ が 出 力 されます ブロック 名 や 変 数 名 は 本 書 の 付 録 Ⅱ 波 形 テンプレート をご 参 照 いただくか TEMPLATE?クエリで 最 新 のテンプレートを 確 認 できます テンプレート 内 で 変 数 名 は<バイト 位 置 > < 変 数 名 >:< 型 > ; <コメント>と 記 述 され るため 次 の 例 では VERTICAL_OFFSET が 変 数 名 となります 例 <160> VERTICAL_OFFSET:float ; to get floating values from raw data : ブロック 名 は<ブロック 名 >:BLOCK または<ブロック 名 >:ARRAY でテンプレート 内 で 記 述 されます 次 の 例 では WAVEDESC や DATA_ARRAY_1 がブロック 名 となります 例 WAVEDESC:BLOCK 又 は DATA_ARRAY_1:ARRAY DATA_ARRAY_1 などの 波 形 データは 転 送 フォーマットを 次 の 3 種 類 からの 選 択 できま す BYTE や WORD は 波 形 の 生 データです この 形 式 では 電 圧 データに 比 べ データ 量 が 少 ない 特 徴 がありますが 電 圧 に 変 更 するにはゲインやオフセットのパラメータ を 使 い 変 更 する 必 要 があります FLOAT は 電 圧 データとして 転 送 されますが データ 量 が 大 きくなります 表 記 BYTE 整 数 の 生 データ(8 MSB で 切 り 捨 て) WORD 整 数 の 生 データ(16 MSB で 切 り 捨 て) FLOAT FLOAT 浮 動 小 数 点 数 で 正 規 化 されたデータ (ゲインやオフセットが 適 用 された 電 圧 デー タ) クエリ 構 文 <trace> : INSPect? <string> [,<data_type>] <trace> : = {F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8, M1,M2,M3,M4,C1,C2,C3,C4} <data_type> : = {BYTE, WORD, FLOAT}. 166 XStream-RCM-J

175 リ フ ァ レ ン ス 注 意 :オプションのパラメータ <data_type>はデータ 配 列 の 検 査 のみに 適 用 され デー タの 表 現 形 式 を 指 定 します デフォルトの <data_type>は FLOAT です 注 意 :ブロックWAVEDESCには データ 値 のスケーリングに 関 する 複 数 の 変 数 が 含 まれています これらの 変 数 の 値 は COMM_FORMAT (CFMT)コマンド の 現 在 の 設 定 によって 決 定 されます 次 の 例 では CFMTの 設 定 をBYTE(デフォルト)からWORDに 変 更 したときに これらの 変 数 値 がどのように 変 化 するのかを 示 します CFMT? CFMT DEF9,BYTE,BIN C1:INSP?WAVEDESC C1:INSP "... COMM_TYPE :byte... VERTICAL_GAIN :3.1250e-003 VERTICAL_OFFSET : e-001 MAX_VALUE :1.2700e+002 MIN_VALUE : e CFMT DEF9,WORD CFMT? CFMT DEF9,WORD,BIN C1:INSP?WAVEDESC C1:INSP "... COMM_TYPE :word... VERTICAL_GAIN :1.2207e-005 VERTICAL_OFFSET : e-001 MAX_VALUE :3.2512e+004 MIN_VALUE : e 応 答 フォーマット <trace> : INSPect <string> 使 用 制 限 <string> : = 論 理 ブロックまたは 変 数 の 値 と 名 前 を 示 す 文 字 列 <trace> : = {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 XStream-RCM-J 167

176 第 2 部 :コマンド 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル 1 で 最 終 波 形 が 捕 捉 されたタイムベース 値 を 読 み 出 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c1:insp? TIMEBASE ", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ: C1:INSP TIMEBASE:500 US/DIV 次 の 命 令 は 波 形 記 述 子 ブロックの 内 容 全 体 を 読 み 出 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c1:insp? WAVEDESC ", True) buf = obj.readstring(1000) obj.disconnect MsgBox (buf) 関 連 コマンド COMM_FORMAT(P.122), WAVEFORM_SETUP(P.244), WAVEFORM(P.242), TEMPLATE(P.220) 168 XStream-RCM-J

177 リ フ ァ レ ン ス INTENSITY(INTS) 表 示 INTENSITY, INTS コマンド/クエリ 説 明 INTenSity コマンドは グリッドの 強 度 レベルを 設 定 します TRACE,n コマンドは 下 位 互 換 性 のために 受 け 入 れられますが 実 際 のトレース 強 度 は 常 に 100%です コマンド 構 文 INTenSity GRID,<value>,TRACE,<value>[PCT] <value>:= 0~100(パーセント 単 位 )GRID と TRACE は 入 れ 替 えできます 順 序 は 重 要 ではあり ません クエリ 構 文 INTenSity? 応 答 フォーマット INTenSity TRACE,<value>,GRID,<value> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 例 ではグリッド 強 度 を 70%に 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("ints GRID,70", True) obj.disconnect XStream-RCM-J 169

178 第 2 部 :コマンド INTERLEAVED(ILVD) 捕 捉 INTERLEAVED, ILVD コマンド/クエリ 説 明 INTERLEAVED コマンドは シングル ショット モードとランダム インターリー ブ サンプリング(RIS: random interleaved sampling)モードの 両 方 が 使 用 できるタイ ムベース 設 定 で RIS を 有 効 または 無 効 にします RIS はシーケンス モードの 捕 捉 では 使 用 できません シーケンス モードが ON にな っているときに ILVD ON を 実 行 すると シーケンス モードは OFF になります INTERLEAVED?クエリは オシロスコープが RIS モードであるかどうかを 返 します コマンド 構 文 InterLeaVeD <mode> クエリ 構 文 <mode> : = {ON, OFF} InterLeaVeD? 応 答 フォーマット InterLeaVeD <mode> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は オシロスコープに RIS モードを 使 用 するよう 命 令 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("ilvd ON", True) obj.disconnect 関 連 コマンド TIME_DIV(P.222), TRIG_MODE(P.229), MEMORY_SIZE(P.172), SEQUENCE(P.211) 170 XStream-RCM-J

179 リ フ ァ レ ン ス *IST ステータス レジスタ *IST? クエリ 説 明 *IST?(Individual STatus: 個 別 ステータス)クエリは IEEE で 定 義 された ist ロ ーカル メッセージの 現 在 の 状 態 を 読 み 取 ります ist 個 別 ステータス メッセージ は パラレル ポーリングの 実 行 中 に 送 信 されるステータス ビットです クエリ 構 文 *IST? 応 答 フォーマット *IST <value> <value> : = 0 または 1 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は IST ビットの 内 容 を 読 み 出 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*ist?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ: *IST 0 関 連 コマンド *PRE(P.200) XStream-RCM-J 171

180 第 2 部 :コマンド MEMORY_SIZE(MSIZ) 捕 捉 MEMORY_SIZE, MSIZ コマンド/クエリ 説 明 MEMORY_SIZE が 利 用 できるほとんどのモデルでは このコマンドを 実 行 して 捕 捉 で 使 用 するメモリの 最 大 長 を 設 定 できます 詳 細 は 操 作 マニュアルの 仕 様 を 参 照 して ください MEMORY_SIZE?クエリは 波 形 補 捉 に 用 いられる 現 在 の 最 大 メモリ 長 を 返 します ヒント: 処 理 を 高 速 化 するにはデータ ポイントの 個 数 を 減 らしてください コマンド 構 文 Memory_SIZe <size> <size> : = {500, 1e+3,, 2.5e+6, 5e+6, 1e+7} 標 準 的 な 数 値 形 式 で 指 定 するか または 下 記 の 形 式 で 指 定 する = {500, 1000, 2500, 5000, 10K, 25K, 50K, 100K, 250K, 500K, 1MA, 2.5MA, 5MA, 10MA, 25MA} なお 上 記 の 形 式 とまったく 同 じではない 値 もオシロスコープによって 数 値 データと 認 識 されます( 第 1 章 の 数 値 データ タイプの 一 覧 表 を 参 照 ) たとえば オシロスコープによって 1.0M は 1 ミリの 標 本 と 認 識 され 1.0MA は 100 万 個 の 標 本 と 認 識 されます 注 意 :オシロスコープで 利 用 可 能 なチャンネル メモリに 応 じて パラメータ 値 は 最 も 近 い 有 効 な<サイズ>または 数 値 型 の< 値 >に 調 整 されます クエリ 構 文 Memory_SIZe? 応 答 フォーマット Memory_SIZe <size> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 波 形 のサンプル 数 を 最 高 10,000 ポイント 捕 捉 するようにオシロスコー プを 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("msiz 10K", True) obj.disconnect 関 連 コマンド TDIV(P.222) 172 XStream-RCM-J

181 リ フ ァ レ ン ス MESSAGE(MSG) 表 示 MESSAGE, MSG コマンド/クエリ 説 明 MESSAGE コマンドは ディスプレイ 下 部 のメッセージ フィールドに 文 字 列 を 表 示 します コマンド 構 文 MeSsaGe <string> または MSG <string> <string>:= 最 長 49 文 字 の 文 字 列 これより 長 い 文 字 列 は 49 文 字 に 切 り 詰 められますが 元 の 文 字 列 は MSG? クエリによって 取 得 できます クエリ 構 文 MeSsaGe? 応 答 フォーマット MeSsaGe <string> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 のコードは メッセージ フィールドに"Touch Probe 2 to Test Point 7" を 表 示 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("msg Touch Probe 2 to Test Point 7 ", True) obj.disconnect XStream-RCM-J 173

182 第 2 部 :コマンド OFFSET(OFST) 捕 捉 OFFSET, OFST コマンド/クエリ 説 明 OFFSET コマンドにより 指 定 入 力 チャンネルの 垂 直 オフセットを 調 整 できます 最 大 範 囲 は 感 度 設 定 (VDIV)により 異 なります 詳 細 はカタログの 仕 様 欄 を 参 照 して ください 範 囲 外 の 値 を 入 力 すると オシロスコープは 最 隣 接 許 容 値 に 設 定 され STB レジスタ の VAB ビット(ビット 2)が 設 定 されます OFFSET?クエリは 指 定 チャンネルの DC オフセット 値 を 返 します コマンド 構 文 <channel> : OFfSeT <offset> クエリ 構 文 <channel> : = {C1, C2, C3, C4} <offset> : = 設 定 範 囲 はカタログの 仕 様 欄 を 参 照 <channel> : OFfSeT? 応 答 フォーマット <channel> : OFfSeT <offset> 使 用 制 限 <channel> : {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル 2 のオフセットを -3 V に 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c2:ofst -3V, True) obj.disconnect 関 連 コマンド VOLT_DIV(P.239) 174 XStream-RCM-J

183 リファレンス OFFSET_CONSTANT(OFCT) カーソル OFFSET_CONSTANT, OFCT コマンド/クエリ 説 明 ゲインを変更するときにこのコマンドを使用すると 垂直位置インジケータを一定位 置に固定するか [Div 区画] を選択した場合 実際の電圧レベルとともに移動するか [Volts ボルト] を選択した場合 を指定することができます [Div 区画] を選択した 場合は ゲインを増加したときに 波形がグリッド上に留まるという利点があります 一方 [Volts ボルト] を選択した場合は 波形がグリッドから離れる可能性がありま す [Div 区画] を選択した場合も [Volts ボルト] を選択した場合も チャンネルのセットア ップ ダイアログ ボックスに表示されるオフセットは常にボルト単位になります ただし オフセット単位として [Div 区画] を選択すると ボルト単位のオフセットが ゲインの変化と比例するようにスケーリングされるため 区画が常にグリッド上に留 まります コマンド構文 OFFset_ConstanT <constant> <constant> := {VOLTS, DIV} クエリ構文 OFCT? 応答フォーマット OFCT VOLTS 例(ActiveDSO 経由 GPIB) Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("ofct VOLTS, True) obj.disconnect XStream-RCM-J 175

184 第 2 部 :コマンド *OPC ステータス レジスタ *OPC コマンド/クエリ 説 明 *OPC(OPeration Complete: 動 作 完 了 )コマンドは 標 準 イベント ステータス レジ スタ(ESR: Event Status Register)の OPT ビット(ビット 0)を TRUE に 設 定 します オシロスコープは 前 のコマンドが 完 全 に 実 行 されてからクエリに 対 して 応 答 するため *OPC?クエリに 対 する 応 答 は 常 に ASCII 文 字 "1" になります 同 期 については 第 2 章 内 のタイミングと 同 期 化 (P.29)をご 参 照 ください コマンド 構 文 *OPC クエリ 構 文 *OPC? 応 答 フォーマット 1 関 連 コマンド WAIT(P.241), *ESR(P.148) 176 XStream-RCM-J

185 リ フ ァ レ ン ス *OPT その 他 *OPT? クエリ 説 明 *OPT?クエリは オシロスコープにインストールされているオプションを 返 します オプションとは オシロスコープに 搭 載 されているソフトウェアまたはハードウェア のうち 標 準 構 成 に 含 まれないものです このクエリへの 応 答 は 複 数 の 応 答 フィール ドからなり インストール 済 みのオプションが 全 て 列 挙 されます クエリ 構 文 *OPT? 応 答 フォーマット *OPT <option_1>,<option_2>,..,<option_n> <option_n> : = 3 文 字 または 4 文 字 の ASCII 文 字 列 注 意 : オプションが 存 在 しない 場 合 は 文 字 0 が 返 されます 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は インストールされているオプションを 確 認 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*opt?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) オプションとして 演 算 オプション DFP2 SDM JTA2 と GPIB が 搭 載 されていた 場 合 は 以 下 のような 応 答 が 得 られます * DFP2,SDM,JTA2,GPIB オプションがない 場 合 : *OPT 0 XStream-RCM-J 177

186 第 2 部 :コマンド PANEL_SETUP(PNSU) SAVE/RECALL SETUP PANEL_SETUP, PNSU コマンド/クエリ 説 明 PANEL_SETUP コマンド/クエリは ホスト PC とオシロスコープの 間 で 設 定 情 報 をリモ ート 転 送 することができます PANEL_SETUP クエリで 転 送 されたデータをバイナリ 形 式 で 保 存 したファイルは PANEL_SETUP コマンドでオシロスコープに 転 送 して 設 定 を 回 復 することができます 不 正 なデータがある 設 定 データを 転 送 すると パネル セットアップ エラー(EXR レジスタ(P.150) の 表 を 参 照 )が 生 成 されます 注 意 :(CFMT CHDR CHLP CORD WFSU の 各 コマンドにより 修 正 された) 通 信 パラ メータと ステータス レポート システムに 関 連 するイネーブル レジスタ (SRE PRE ESE INE)は このコマンドでは 保 存 できません コマンド 構 文 PaNel_SetUp <setup> <setup>:=pnsu?により 以 前 に 読 み 出 されたセットアップ データ ブロック クエリ 構 文 PaNel_SetUp? 応 答 フォーマット PaNel_SetUp <setup> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は オシロスコープの 現 在 のパネル セットアップ データを 転 送 し c:\setup.lss ファイルに 保 存 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("pnsu?", True) Size = Int(Mid(obj.ReadString(13), 3, 9)) buf = obj.readbinary(size) obj.disconnect Open "c:\setup.lss" For Output As #1 Print #1, buf Close #1 注 意 :ActiveDSO の GetPanel や SetPanl メゾットを 使 用 すると 簡 単 に 設 定 情 報 を 転 送 することができます 関 連 コマンド *RCL(P.204), *SAV(P.209) 178 XStream-RCM-J

187 リ フ ァ レ ン ス PARAMETER(PARM) カーソル PARAMETER, PARM コマンド/クエリ 説 明 このコマンドは 統 計 やヒストアイコンをオンまたはオフにするためのものです コマンド 構 文 PARaMeter <type>,[readout] Type:= CUST HPAR VPAR OFF Readout:= STAT HISTICON BOTH OFF 引 数 をつけなければ 統 計 の 状 態 は 変 更 されません ヒント:CRMS と 異 なり PARM はカーソルや Pass/Fail( 合 否 )の 状 態 を 変 えることはありません クエリ 構 文 PARaMeter? 応 答 フォーマット PARM <type>,<readout> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 以 下 の 命 令 は ヒストアイコンをオンにするものです Dim obj As Object Set obj = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("parm CUST,HISTICON, True) obj.disconnect 関 連 コマンド CURSOR_MEASURE(P.129), PARAMETER_CLR(P.180), PARAMETER_CUSTOM(P.181), PARAMETER_DELETE(P.184), PARAMETER_STATISTICS(P.185), PARAMETER_VALUE(P.187) XStream-RCM-J 179

188 第 2 部 :コマンド PARAMETER_CLR(PACL) カーソル PARAMETER_CLR, PACL コマンド 説 明 PARAMETER_CLR コマンドは Custom(カスタム)モードで 使 用 されるパラメータを 全 てクリアします コマンド 構 文 PArameter_CLr 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 以 下 の 命 令 は カスタムパラメータの 設 定 をクリアにするものです Dim obj As Object Set obj = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("pacl, True) obj.disconnect 関 連 コマンド CURSOR_MEASURE(P.129), PARAMETER(P.179), PARAMETER_CUSTOM(P.181), PARAMETER_DELETE(P.184), PARAMETER_STATISTICS(P.185), PARAMETER_VALUE(P.187) 180 XStream-RCM-J

189 リ フ ァ レ ン ス PARAMETER_CUSTOM(PACU) カーソル PARAMETER_CUSTOM, PACU コマンド/クエリ 説 明 PARAMETER_CUSTOM コマンドは My Measure パラメータを 設 定 します ヒント 1: PACU コマンドで 設 定 されたパラメータの 測 定 値 を 読 み 取 るのにはするのに PAVA?クエリを 使 用 します コマンド 構 文 Parameter_Custom <column>,<parameter>,<source1>[,<qualifier>,...] <column> : = 1 ~ 8 (パラメータの P1~P8 を 示 します) <parameter> : = ( 任 意 のパラメータ, 詳 細 情 報 を 参 照 してください) <source1>: = { C1, C2, C3,C4, F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, M1,M2,M3,M4,Z1,Z2,Z3,Z4...} <qualifier> : = <parameter>に 対 する 固 有 の 設 定 条 件 ( 詳 細 情 報 を 参 照 してください) ヒント:My Measure に 設 定 できるパラメータはソフトウェア オプションなどにより 非 常 に 多 くのパラメータが 拡 張 さ れます 本 マニュアルでは 全 てのパラメータについて 説 明 することができないため 基 本 的 なパラメータのみ 説 明 を 記 述 しています コマンドを 作 成 する 際 には 手 動 でオシロスコープのパラメータを 設 定 し PACU? クエリを 使 ってコマンドを 確 認 してください 弊 社 フリーウェアの WaveStudio や ScopeExplorer のターミナ ル モードで 簡 単 に 調 べることが 出 来 ます クエリ 構 文 PArameter_CUstom?<column> 応 答 フォーマット PArameter_Custom <column>,<parameter>,<source1>[,<qualifier>,...] 使 用 制 限 <sourcen> : = {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 以 下 の 命 令 は P1 にチャンネル1の 振 幅 パラメータを 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("parm CUST", True) Call obj.writestring("pacu 1,AMPL,C1, True) obj.disconnect 関 連 コマンド CURSOR_MEASURE(P.129), PARAMETER(P.179), PARAMETER_CLR(P.180), PARAMETER_DELETE(P.184), PARAMETER_STATISTICS(P.185), PARAMETER_VALUE(P.187) XStream-RCM-J 181

190 第 2 部 :コマンド 詳 細 情 報 全 モデルに 共 通 のカスタム 設 定 可 能 なパラメータ <param> 定 義 <Source1>, 以 降 の<qualifier> とリスト 例 AMPL Amplitude( 振 幅 ) 例 PACU 1,AMPL,C1 AREA Area( 面 積 ) <cyclic> 例 PACU 1,AREA,C1,OFF BASE Base(ベース) 例 PACU 1,BASE,C1 CYCL Cycle(サイクル) 例 PACU 1,CYCL,C1 DLY Delay( 遅 延 ) 例 PACU 1,DLY,C1 DDLY DeltaDelay( デ ル タ ディレイ) <source2> 例 PACU 1,DDLY,C1,C2 DTLEV DeltaTime@level <slope1>,<level1>,<source2>,<slope2>,<level2>,<hysteresis> 例 PACU 1,DTLEV,C1,POS,50 PCT,C2,POS,50 PCT,500E-3 DIV DUR Duration 例 PACU 1,DUR,C1 DUTY DutyCycle( デ ュ ー テ 例 PACU 1,DUTY,C1 ィ サイクル) DULEV Duty@level <slope>,<level>,<hysteresis> 例 PACU 1,DULEV,C1,POS,50 PCT,500E-3 DIV EDLEV Edge@level <slope>,<level>,<hysteresis> 例 PACU 1,EDLEV,C1,POS,50 PCT,500E-3 DIV FALL82 Fall 例 PACU 1,FALL82,C1 FALL Fall Time 例 PACU 1,FALL,C1 FLEV Fall@level <high level>,<low level> 例 PACU 1,FLEV,C1,90 PCT,10 PCT FRST First( 最 初 のカーソル 位 置 例 PACU 1,FRST,C1 FREQ Frequency( 周 波 数 ) 例 PACU 1,FREQ,C1 HOLDLE V LAST HoldTime Last( 最 後 のカーソル 位 置 <clock slope>,<clock level>,<source2>,<dataslope>,<data level>,<clockhysteresis>,<datahysteresis> 例 PACU 1,HOLDLEV,C1,POS,50 PCT,C2,POS,50 PCT,500 E-3 DIV,500E-3 DIV 例 PACU 1,LAST,C1 MAX Maximum( 最 大 値 ) 例 PACU 1,MAX,C1 MEAN Mean( 平 均 値 ) <cyclic> 例 PACU 1,MEAN,C1,OFF MEDI Median( 中 央 値 ) <cyclic> 例 PACU 1,MEDI,C1,OFF MIN Minimum( 最 小 値 ) 例 PACU 1,MIN,C1 PNTS Num Points ポイント 例 PACU 1,PNTS,C1 OVSN Overshoot-( 負 の オ ー バーシュート) OVSP Overshoot+( 正 の オ ー バーシュート) 例 PACU 1,OVSN,C1 例 PACU 1,OVSP,C1 182 XStream-RCM-J

191 リ フ ァ レ ン ス PKPK Peak to Peak( ピー ク ツー ピーク) 例 PACU 1,PKPK,C1 PER Period( 周 期 ) 例 PACU 1,PER,C1 PHASE Phase( 位 相 差 ) <slope1>,<level1>,<source2>,<slope2>,<level2>,<hysteresis>, <output type> 例 PACU 1,PHASE,C1,POS,50 PCT,C2,POS,50 PCT,500E-3 DIV,500E-3 DIV,PERCENT RISE Rise time 例 PACU 1,RISE,C1 RISE28 Rise 例 PACU 1,RISE28,C1 RLEV Rise@level <low level>,<high level> 例 1,RLEV,C1,10 PCT,90 PCT RMS RMS <cyclic> 例 1,RMS,C1,OFF SETUP SetupTime <Clockslope>,<clock level>,<source2>,<dataslope>,<data level >,<clock hysteresis>,<data hysteresis> 例 PACU 1,SETUP,C1,POS,50 PCT,C2,POS,50 PCT,500E-3 DIV,500E-3 DIV SDEV Std dev( 標 準 偏 差 ) <cyclic> 例 PACU 1,SDEV,C1,OFF TLEV Time@level <slope>,<level>,<hysteresis> 例 PACU 1,TLEV,C1,POS,50 PCT,500E-3 DIV TOP Top(トップ) 例 PACU 1,TOP,C1 WID Width( 正 の 幅 ) 例 PACU 1,WID,C1 WIDLV Width@level <slope>,<pctabs>,<leveltype>,<percentlevel>,<abslevel>,<hyst eresis> 例 PACU 1,WIDLV,C1,POS,50 PCT,500E-3 DIV WIDN WidthN( 負 の 幅 ) 例 PACU 1,WIDN,C1 XMAX X@max 例 PACU 1,XMAX,C1 XMIN X@min 例 PACU 1,XMIN,C1 XStream-RCM-J 183

192 第 2 部 :コマンド PARAMETER_DELETE(PADL) カーソル PARAMETER_DELETE, PADL コマンド 説 明 PARAMETER_DELETE コマンドは 指 定 したパラメータの 設 定 を 消 去 します コマンド 構 文 PArameter_DeLete <column> <column> : = {1,2,3,4,5,6,7,8} 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 下 記 の 命 令 は リストにある 3 番 目 のパラメータ 設 定 を 消 去 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("padl 3, True) obj.disconnect 関 連 コマンド CURSOR_MEASURE(P.129), PARAMETER(P.179), PARAMETER_CLR(P.180), PARAMETER_CUSTOM(P.181), PARAMETER_STATISTICS(P.185), PARAMETER_VALUE(P.187) 184 XStream-RCM-J

193 リ フ ァ レ ン ス PARAMETER_STATISTICS(PAST) カーソル PARAMETER_STATISTICS?, PAST? クエリ 説 明 PARAMETER_STATISTICS?クエリは 設 定 可 能 な 全 てのパラメータに 対 する 指 定 統 計 値 または 指 定 パラメータの 全 ての 統 計 値 を 返 します 例 えば P1~P8 にパラメータ 設 定 されている 場 合 P1~P8 全 ての 平 均 など 指 定 統 計 値 を 返 す 場 合 と P1 パラメータ の 平 均 値 最 大 値 最 高 値 などの 全 ての 統 計 値 を 返 す 方 法 があります クエリ 構 文 A( 全 てのパラメータの 指 定 統 計 値 を 返 す) PArameter_STatistics?<mode>, <statistic> <mode>:={cust, HPAR, VPAR} <statistic>:={avg, LOW, HIGH, SIGMA, SWEEPS, LAST, PARAM} CUST HPAR VPAR AVG LOW HIGH SIGMA SWEEPS PARAM 表 記 カスタム パラメータ 水 平 軸 の 標 準 パラメータ 垂 直 軸 の 標 準 パラメータ 平 均 (mean) 最 低 値 (min) 最 高 値 (max) 標 準 偏 差 (sdev) 各 行 の 蓄 積 スイープ 回 数 (num) 各 行 のパラメータ 定 義 LAST 最 後 の 値 (PAVA?で 返 される 値 と 同 じ) クエリ 構 文 A の 応 答 フォーマット PArameter_Custom <mode>,<statics>,<p1 statics>, [,<parameter statics>,...] 注 意 : CUST モードで PARAM キーワードが 指 定 された 場 合 返 される 文 字 列 は 全 てのパラメータの <parameter_name>,<source>のリストを 返 します クエリ 構 文 A の 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は P1~P8 の 全 てのパラメータの 平 均 値 を 読 み 取 ります Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("parm VPAR,STAT", True) Call obj.writestring("past? VPAR,AVG", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 フォーマット A: PAST VPAR,AVG, E-3 V,389.25E-12 V.S, E-3 V, E-9 S, E-3 V,389.25E-12 V.S, E-3 V,229E- 9 V XStream-RCM-J 185

194 第 2 部 :コマンド クエリ 構 文 B( 指 定 パラメータの 全 ての 統 計 値 を 返 す) PArameter_STatistics?<mode>, <param> <mode>:={cust, HPAR, VPAR} <param>:={p1, P2, P3, P4, P5, P6, P7, P8} クエリ 構 文 B の 応 答 フォーマット PArameter_Custom <mode>,<param>,<param name>,<source>,avg,<avg>,high,< high>,last,<last>,low,<low>,sigma,<sigma>,sweeps,<sweeps> クエリ 構 文 B の 例 次 の 命 令 は P2 に 周 波 数 パラメータを 設 定 し 統 計 値 を 読 み 取 ります Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("parm CUST,STAT", True) Call obj.writestring("pacu 2,FREQ,C1", True) Call obj.writestring("past? CUST,P2", True) buf = obj.readstring(150) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 フォーマット B PAST CUST,P2,FREQ,C1,AVG, ,HIGH, ,LAST, ,LOW, ,SIGMA,3.78E-3,SWEEPS,88.848E+3 関 連 コマンド CURSOR_MEASURE(P.129), PARAMETER(P.179), PARAMETER_CLR(P.180), PARAMETER_CUSTOM(P.181), PARAMETER_DELETE(P.184), PARAMETER_VALUE(P.187) 186 XStream-RCM-J

195 リ フ ァ レ ン ス PARAMETER_VALUE(PAVA) カーソル PARAMETER_VALUE?, PAVA? クエリ 説 明 PARAMETER_VALUE クエリは 指 定 したトレースに 対 する 基 本 的 なパラメータ 計 測 や カスタム 設 定 されたパラメータの 現 在 値 を 返 します 基 本 パラメータの 値 を 取 得 する ために パラメータの 設 定 を 事 前 に 行 う 必 要 はありません クエリ 構 文 <trace> : PArameter_VAlue?[<parameter>,...,<parameter>] <trace> : = { C1,C2,C3,C4,F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8,M1,M2,M3,M4,Z1,Z2,Z3,Z4}. 注 意 : PAVA? CUST1 などのように カスタム パラメータの 値 を 取 得 する 場 合 には <trace>の 指 定 は 必 要 ありませ ん <trace>の 指 定 は 無 視 されます <parameter> : = 基 本 的 なパラメータを 取 得 する 場 合 にはパラメータ 名 を 指 定 します 設 定 可 能 な パラメータは 詳 細 情 報 をご 参 照 ください カスタムパラメータの 値 を 取 得 する 場 合 には CUST1~ CUST8 を 指 定 してください パラメータの 指 定 が 無 ければ <trace>の 標 準 パラメータが 返 ります ( 標 準 パラメータ: 振 幅 ディレイ 立 ち 上 り 時 間 立 ち 下 り 時 間 平 均 値 周 期 ピークツーピーク RMS 標 準 偏 差 幅 ) 応 答 フォーマット <trace>:parameter_value <parameter>,<value>,<state> [,...,<parameter>,<value>,<state> ] <value> : = 10 進 数 値 <state> : = {OK, AV, PT, IV, NP, GT, LT, OF, UF, OU} 表 示 OK 問 題 なく 計 算 できると 思 われる OF 信 号 の 一 部 がオーバーフロー IV 不 正 な 値 ( 入 力 データが 不 十 分 ) UF 信 号 の 一 部 がアンダーフロー NP パルス 波 形 が 存 在 しない OU 信 号 の 一 部 がオーバーフローまた はアンダーフロー LT 所 定 値 より 小 さい PT 窓 関 数 の 周 期 が 切 り 詰 められた GT 所 定 値 より 大 きい 注 意 1 Custom パラメータのクエリでは <trace>を 必 要 としませんが 一 貫 性 を 保 つために 応 答 文 字 列 には<trace>が 含 まれます 注 意 2 <parameter>が 指 定 されていないか ALL に 等 しい 場 合 は 電 圧 と 時 間 に 関 する 全 ての 標 準 パラメータが 返 され た 後 各 パラメータの 値 と 状 態 が 返 されます 使 用 制 限 <trace> : {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 XStream-RCM-J 187

196 第 2 部 :コマンド クエリ 構 文 B の 例 次 の 命 令 は トレース C1 の 立 ち 上 がり 時 間 を 読 み 取 ります Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c1:pava? RISE", True) buf = obj.readstring(150) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ: C1:PAVA RISE,3.6E-9S,OK 関 連 コマンド CURSOR_MEASURE(P.129), PARAMETER(P.179), PARAMETER_CLR(P.180), PARAMETER_CUSTOM(P.181), PARAMETER_DELETE(P.184), PARAMETER_STATISTICS(P.185) 詳 細 情 報 全 モデルで 利 用 可 能 なパラメータ ALL 全 パラメータ FRST 最 初 のカーソル 位 置 POPATX x 間 のビン 度 数 AMPL 振 幅 FREQ 周 波 数 RISE 10%~90% 立 ち 上 が り 時 間 AREA 面 積 HOLDLEV クロック-データ 間 の 時 間 RISE28 20%~80% 立 ち 上 が り 時 間 BASE ベース LAST 最 後 のカーソル 位 置 RLEV レベル 間 の 立 ち 上 が り 時 間 CYCL 画 面 上 サイクル MAX 最 大 値 RMS 二 乗 平 均 DLY ディレイ MEAN 平 均 値 SETUP クロック エッジを 基 準 とするデータ エッジ DDLY デルタ ディレイ MEDI 中 央 値 SDEV 標 準 偏 差 DTLEV レベル 間 のデルタ 時 間 MIN 最 小 値 TLEV レベル 間 の 時 間 DUR 捕 捉 の 持 続 時 間 PNTS 周 期 TOP トップ DUTY DULEV デューティ サイク ル レベル 間 のデューテ ィ サイクル NULL 位 相 差 WID 幅 OVSN 負 のオーバーシュ ート EDLEV レベル 間 のエッジ OVSP 正 のオーバーシュ ート FALL82 20%~80% 立 ち 下 がり 時 間 FALL FLEV 10 %~90 % 立 ち 下 がり 時 間 レベル 間 の 立 ち 下 が り 時 間 PKPK ピーク ツー ピ ーク WIDLV XMAX XMIN レベル 間 の 幅 最 大 データ 値 の 位 置 最 小 データ 値 の 位 置 PER 周 期 XAPK N 番 目 の 最 高 ヒスト グラム ピーク PHASE 位 相 差 CUSTn カスタム パラメータ 188 XStream-RCM-J

197 リ フ ァ レ ン ス PARAMETER_CUSTOM コマンドで 定 義 されるカスタム パラメータ * CUST1 CUST2 CUST3 CUST4 CUST5 CUST6 CUST7 CUST8 SDA オプションで 利 用 可 能 なパラメータ AVG ヒストグラム 平 均 HTOP ヒストグラムのトップ 値 CROSSPERCENT 差 動 交 差 % HOLDLEV クロック-データ 間 エ ッジの 時 間 DCD LOW ヒストグラムの 左 側 ビン DPLEV レベル 間 のデルタ 周 期 MAXP DTLEV レベル 間 のデルタ 時 MODE 間 DWIDLEV レベル 間 のデルタ 幅 ONELEVEL? ヒストグラムの 最 大 ピ ーク ヒストグラム モード EDLEV レベル 間 のエッジ PKS ヒストグラムのピーク 数 EXTRATIO アイ レベル 比 PCTL ヒストグラムの 百 分 率 EYEAMPL アイの 振 幅 PLEV レベル 間 の 周 期 EYEBER アイ ビット エラ ー 率 ( 推 定 値 ) 周 期 ジッタ EYEHEIGHT 未 定 POPATX ヒストグラムのビン 度 数 EYEWIDTH アイの 幅 EyeQ? EYECRW RANGE ヒストグラム レンジ EYECROSSINGCALC SETUP データ-クロック 間 エ ッジの 時 間 FREQLEV レベル 間 の 周 波 数 SIGMA ヒストグラムの 標 準 偏 差 FWHM ヒストグラム FWHM SKEW クロック 間 エッジの 時 間 FWXX レベル 間 のヒストグ ラム ピーク FW TIELEV レベル 間 のタイム イ ンターバル エラー HPER 半 周 期 TJ 設 定 BER の 総 ジッタ HAMPL ヒストグラムの 振 幅 TOTP ヒストグラムの 総 度 数 HBASE HIGH ヒストグラムのベー ス 値 ヒストグラムの 右 側 ビン WIDLV XAPK レベル 間 の 幅 ヒストグラムの N 番 目 のピーク HMEDI ヒストグラムの 中 央 値 ZEROLVL? アイパターンのゼロ 水 準 HRMS ヒストグラムの RMS * CUST1 から CUST8 の 番 号 は 選 択 したカスタム パラメータの 行 番 号 を 参 照 します XStream-RCM-J 189

198 第 2 部 :コマンド XMAP オプションで 利 用 可 能 なパラメータ AVG ヒストグラム 平 均 MATLABPARAM MATLAB を 使 用 したパ ラメータ DPLEV DTLEV レベル 間 のデルタ 周 期 レベル 間 のデルタ 時 間 MAXP MODE ヒストグラムの 最 大 ピ ーク ヒストグラム モード DWIDLEV レベル 間 のデルタ 幅 NBPH ナローバンド 位 相 EDLEV レベル 間 のエッジ NBPW ナローバンド 出 力 EXCELPARAM Excel を 使 用 したパラ NUMMODES ヒストグラムのピーク 数 メータ EXCELPARAMARITH Excel 演 算 関 数 を 使 用 PCONST パラメータ 定 数 したパラメータ FLEV レベル 間 の 周 波 数 PSCRIPT Param VBS Meas パラメータ FWHM ヒストグラム FWHM PARAMSCRIPT Param VBS WF パ ラメータ FWXX レベル 間 のヒストグ ラム FW PKS ヒストグラムのピーク 数 HPER 半 周 期 PCTL ヒストグラムの 百 分 率 HAMPL ヒストグラムの 振 幅 PLEV レベル 間 の 周 期 HBASE HIGH ヒストグラムのベー ス 値 ヒストグラムの 右 側 ビン POPATX RANGE ヒストグラムのビン 度 数 ヒストグラム レンジ HMEDI ヒストグラムの 中 央 値 SETUP データ-クロック 間 エッジの 時 間 HRMS ヒストグラムの RMS SIGMA ヒストグラムの 標 準 偏 差 HTOP HOLDLEV LOW MATHCADPARAM MATHCADPARAMARITH ヒストグラムのトッ プ 値 クロック-データ 間 エッジの 時 間 ヒストグラムの 左 側 ビン Mathcad を 使 用 した パラメータ Mathcad 演 算 関 数 を 使 用 したパラメータ SKEW TIELEV TOTP WIDLV XAPK クロック 間 エッジの 時 間 タ イ ム イ ン タ ー バ ル エラー ヒストグラムの 総 度 数 レベル 間 の 幅 ヒストグラムの N 番 目 のピーク 190 XStream-RCM-J

199 リ フ ァ レ ン ス XMATH オプションで 利 用 可 能 なパラメータ AVG ヒストグラム 平 均 MODE ヒストグラム モード FWHM ヒストグラム FWHM NBPH ナローバンド 位 相 FWXX ヒストグラム FW ピ ーク NBPW ナローバンド 出 力 HAMPL ヒストグラムの 振 幅 PKS ヒストグラムのピーク 数 HBASE HIGH ヒストグラムのベー ス 値 ヒストグラムの 右 側 ビン PCTL POPATX ヒストグラムの 百 分 率 ヒストグラムのビン 度 数 HMEDI ヒストグラムの 中 央 値 RANGE ヒストグラム レンジ HRMS ヒストグラムの RMS SIGMA ヒストグラムの 標 準 偏 差 HTOP LOW MAXP ヒストグラムのトッ プ 値 ヒストグラムの 左 側 ビン ヒストグラムの 最 大 度 数 TOTP XAPK ヒストグラムの 総 度 数 ヒストグラムの N 番 目 のピーク XStream-RCM-J 191

200 第 2 部 :コマンド PASS_FAIL(PF) その 他 PASS_FAIL, PF コマンド/クエリ 説 明 PASS_FAIL コマンドは Pass/Fail( 合 否 )を 設 定 します 合 否 試 験 に 有 効 / 無 効 Q1~ Q8 の 総 合 試 験 結 果 のロジック After Stop 機 能 を 設 定 することができます 注 意 : 個 別 の 合 否 試 験 を 設 定 するレガシーコマンドは 用 意 されていません VBS コマンドで 設 定 します コマンド 構 文 Pass_Fail <state>[,<logic>[,<stop after>]] <state>:={on,off} <logic>:={alltrue,allfalse,anytrue,anyfalse,allq1toq4orq5toq8,anyq1toq4andanyq5t oq8} ( Action メニューの Pass if の 設 定 ) クエリ 構 文 <stop after>:={1 ~ 1,000,000,000 回 の 捕 捉 } Pass_Fail? 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 20 回 の 捕 捉 の 後 で Pass/Fail( 合 否 ) 判 定 を 全 て FALSE に 設 定 し 捕 捉 を 停 止 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("pf ON,ALLFALSE,20, True) obj.disconnect 関 連 コマンド CURSOR_MEASURE(P.129),INR(P.164), PASS_FAIL_DO(P.193) 192 XStream-RCM-J

201 リ フ ァ レ ン ス PASS_FAIL_DO(PFDO) CURSOR PASS_FAIL_DO, PFDO コマンド/クエリ 説 明 PASS_FAIL_DO コマンドは Pass/Fail( 合 否 ) 試 験 後 オシロスコープに 実 行 させる 出 力 と 動 作 を 定 義 します PASS_FAIL_DO?クエリは 現 在 選 択 されているアクションを 返 し ます BEEP PULS SCDP および STO は 旧 オシロスコープのソフトウェアと 下 位 互 換 性 があります コマンド 構 文 Pass_Fail_DO [<outcome>[,<act>[,<act> ]]] <outcome>:= {PASS, FAIL} (If コントロールの 設 定 ) <act>:= {ALARM, BEEP, PRINT, SCDP, PULSE, PULS, SAVE, STO, STOP} 表 記 ALARM または BEEP PRINT または SCDP PULSE または PULS SAVE または STO STOP ビープ 音 を 発 信 ハードコピーを 作 成 背 面 の BNC コネクタよりパルスを 出 力 メモリ/ 記 憶 媒 体 に 保 存 補 足 を 停 止 注 意 :<act>は 複 数 選 択 することができます クエリ 構 文 Pass_Fail_DO? 応 答 フォーマット Pass_Fail_DO [<pass_fail>[,<act>[,<act> ]]] <pass_fail>:= {PASS, FAIL} <act>:= {ALARM, PRINT, PULSE, SAVE, STOP} 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 20 回 の 捕 捉 の 後 で Pass/Fail( 合 否 ) 判 定 を 全 て FALSE に 設 定 し 捕 捉 を 停 止 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("pfdo PASS,STOP, True) obj.disconnect 関 連 コマンド CURSOR_MEASURE(P.129),INR(P.164), PASS_FAIL(P.192) XStream-RCM-J 193

202 第 2 部 :コマンド PERSIST(PERS) 表 示 PERSIST, PERS コマンド/クエリ 説 明 PERSIST コマンドは パーシスタンス 表 示 モードを 有 効 または 無 効 にします コマンド 構 文 PERSist <mode> クエリ 構 文 <mode> : = {ON, OFF} PERSist? 応 答 フォーマット PERSist <mode> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は パーシスタンス 表 示 をオンに 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("pers ON, True) obj.disconnect 関 連 コマンド PERSIST_COLOR(P.195), PERSIST_LAST(P.197), PERSIST_SAT(P.198), PERSIST_SETUP(P.199) 194 XStream-RCM-J

203 リ フ ァ レ ン ス PERSIST_COLOR(PECL) 表 示 PERSIST_COLOR, PECL コマンド/クエリ 説 明 PERSIST_COLOR コマンドは パーシスタンス トレースの 色 表 現 方 法 を 制 御 するもの です 注 意 : 設 定 を 有 効 にするには 事 前 に PERSIST コマンドにより パーシスタンスを 有 効 にする 必 要 があります PERSIST_COLOR?クエリに 対 しては 色 表 現 方 法 アナログ パーシスタンス カラ ー グレード パーシスタンスを 示 す 応 答 が 返 されます コマンド 構 文 PErsist_CoLor <state> クエリ 構 文 <state> : = {ANALOG, COLOR_GRADED,3D} PErsist_CoLor? 応 答 フォーマット PErsist_CoLor <state> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 例 は パーシスタンス トレース カラーをアナログ パーシスタンスに 設 定 し ます Dim obj As Object Set obj = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("pecl ANALOG, True) obj.disconnect 関 連 コマンド PERSIST(P.194), PERSIST_LAST(P.197), PERSIST_SAT(P.198), PERSIST_SETUP(P.199) XStream-RCM-J 195

204 第 2 部 :コマンド PER_CURSOR_SET(PECS) カーソル PER_CURSOR_SET, PECS コマンド/クエリ 説 明 PER_CURSOR_SET コマンドを 使 うと カーソルを 配 置 することができます 目 的 のカーソルは 事 前 に 現 在 画 面 に 表 示 されている 必 要 があります 表 示 されていな い 場 合 には CURSOR_MEASURE または CURSORS コマンドにより 目 的 のカーソル を 表 示 させてください カーソルの 水 平 位 置 はグリッドの 左 端 を 0Div 右 端 を 10Div として Div 単 位 で 指 定 します カーソルの 垂 直 位 置 はグリッド 中 心 を 0Div グリッ ド 中 心 から 上 側 をプラス Div 下 側 をマイナス Div として Div 単 位 で 指 定 します ト レースの 指 定 はレクロイの 旧 オシロスコープとの 互 換 性 のため 用 意 されていますが X-Stream オシロスコープでは 動 作 に 影 響 を 与 えません CURSOR_SET コマンドと 実 行 される 動 作 は 同 じです コマンド 構 文 表 記 HABS 水 平 絶 対 VABS 垂 直 絶 対 HDIF 水 平 差 分 VDIF 垂 直 差 分 HREF 水 平 基 準 VREF 垂 直 基 準 <trace>:per_cursor_set <cursor>,<position>[,<cursor>,<position>,,<cursor>,<po sition>] <trace>:={c1, C2, C3, C4, F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7F8, M1, M2, M3, M4 }. クエリ 構 文 <trace>:per_cursor_set? 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 水 平 相 対 カーソルを 有 効 にし HREF カーソルと HDIF カーソルをそれぞ れ 2.6DIV と 7.4DIV の 位 置 に 置 きます Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("crms HREL", True) Call obj.writestring("c2:crst HREF,2.6DIV,HDIF,7.4DIV", True) obj.disconnect 関 連 コマンド CURSOR_MEASURE(P.129),CURSOR_SET(P.131), CURSORS(P.135), CURSOR_VALUE(P.133) 196 XStream-RCM-J

205 リ フ ァ レ ン ス PERSIST_LAST(PELT) 表 示 PERSIST_LAST, PELT コマンド/クエリ 説 明 PERSIST_LAST コマンドは パーシスタンス データ マップに 描 かれた 最 終 トレース を 表 示 するかしないかを 制 御 します このコマンドを 使 用 すると Persistence ダイ アログの[Show Last Trace 最 終 トレースを 表 示 ] チェックボックスのオン/オフが 切 り 替 わります PERSIST_LAST?クエリに 対 する 応 答 は パーシスタンス データ マップに 描 かれた 最 終 トレースが 表 示 されているかいないかを 返 します コマンド 構 文 PErsist_LasT <state> クエリ 構 文 <state> : = {ON, OFF} PErsist_LasT? 応 答 フォーマット PErsist_LasT <state> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は パーシスタンス データ マップに 描 かれた 最 終 トレースを 表 示 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("pelt ON", True) obj.disconnect 関 連 コマンド PERSIST(P.194), PERSIST_COLOR(P.195), PERSIST_SAT(P.198), PERSIST_SETUP(P.199) XStream-RCM-J 197

206 第 2 部 :コマンド PERSIST_SAT(PESA) 表 示 PERSIST_SAT, PESA コマンド/クエリ 説 明 PERSIST_SAT コマンドは パーシスタンス 表 示 のカラー スペクトルが 飽 和 するレベ ルを 設 定 します レベルは パーシスタンス データ マップ 全 体 のパーセンテージ ( PCT)で 指 定 します 100PCT のレベルは カラー スペクトルがパーシスタンス データ マップの 深 さ 全 体 にわたって 分 布 することを 示 します 小 さい 値 では スペク トルは 指 定 パーセンテージ 値 で( 最 も 明 るく 表 示 される 値 に) 飽 和 します 単 位 PCT は 任 意 指 定 です PERSIST_SAT?クエリに 対 する 応 答 は パーシスタンス データ マップの 飽 和 レベル を 返 します コマンド 構 文 PErsist_SAt <trace>,<value> [<trace>,<value>] <trace> : = {C1,C2,C3,C4,F1,F2,F3,F4,F5,F6, F7,F8 } <value> : = 0 ~ 100 PCT 注 意 : 単 位 PCT は 任 意 指 定 です クエリ 構 文 PErsist_SAt? 応 答 フォーマット PErsist_SAt <trace>,<value> [<trace>,<value>] 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル 3 のパーシスタンス データ マップ 飽 和 レベルを 60 %に 設 定 します つまり データ ポイントの 60 %をカラー スペクトルで 表 示 し 残 りの 40 %を 最 も 明 るい 色 で 飽 和 するよう 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("pesa C3,60", True) obj.disconnect 関 連 コマンド PERSIST(P.194), PERSIST_COLOR(P.195), PERSIST_LAST(P.197), PERSIST_SETUP(P.199) 198 XStream-RCM-J

207 リ フ ァ レ ン ス PERSIST_SETUP(PESU) 表 示 PERSIST_SETUP, PESU コマンド/クエリ 説 明 PERSIST_SETUP コマンドは パーシスタンス モードでパーシスタンス 表 示 期 間 を 秒 単 位 で 選 択 します また パーシスタンスの 設 定 対 象 として 全 てのトレース ある いは 画 面 の 最 上 位 2 個 のトレースのみを 選 択 できます PERSIST_SETUP?クエリは パーシスタンスの 現 在 の 状 態 を 返 します コマンド 構 文 PErsist_SetUp <time>,<mode> <time> : = {0.5, 1, 2, 5, 10, 20, infinite} <mode> : = {PERTRACE, ALL} 注 意 : 旧 オシロスコープ 用 の 引 数 Top2 はサポートされません クエリ 構 文 PErsist_SetUp? 応 答 フォーマット PErsist_SetUp <time>,<mode> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 のコードは 全 トレースに 対 して 可 変 パーシスタンスを 10 秒 にします Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("pesu 20,ALL", True) obj.disconnect 関 連 コマンド PERSIST(P.194), PERSIST_COLOR(P.195), PERSIST_LAST(P.197),PERSIST_SAT(P.198) XStream-RCM-J 199

208 第 2 部 :コマンド *PRE ステータス レジスタ *PRE コマンド/クエリ 説 明 *PRE コマンドは パラレル ポーリング イネーブル(PRE: Parallel poll Enable)レジ スタを 設 定 します パラレル ポーリング レジスタ(PPR: Parallel poll Register)の 最 下 位 8 ビットは STB ビットを 構 成 します *PRE コマンドにより ユーザは パラ レル ポーリング レジスタのどのビットを 'ist' 個 別 ステータス ビットに 影 響 を 与 えるビットにするかを 指 定 できます *PRE?クエリは PRE レジスタ 内 容 を 読 み 出 します 応 答 は レジスタ ビットのバ イナリ 合 計 に 対 応 する 10 進 数 です コマンド 構 文 PRE <value> クエリ 構 文 <value> : = 0 ~ 65,535 *PRE? 応 答 フォーマット *PRE <value> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は MAV ビット(STB のビット 4 つまり 10 進 数 の 16)が 設 定 されると 即 座 に 'ist' ステータス ビットを 1 に 設 定 し PRE 値 1 を 生 成 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*pre 16", True) obj.disconnect 関 連 コマンド *IST(P.171) 200 XStream-RCM-J

209 リ フ ァ レ ン ス PROBE_CAL(PRCA) プローブ PROBE_CAL?,PRCA? クエリ 説 明 PROBE_CAL?クエリは 電 流 プローブやアクティブ プローブの 自 動 校 正 (オートゼロ) を 実 行 します 校 正 が 終 わると 結 果 を 応 答 します 注 意 :ファームウェア 以 降 からの 対 応 です クエリ 構 文 <channel>:probe_cal? <channel> : = {C1,C2,C3,C4} 応 答 フォーマット PRobe_Cal <diagnostics> <diagnostics> : = 0 または 他 の 値 0 = 校 正 が 正 常 に 終 了 0 以 外 の 値 は 故 障 の 可 能 性 があります テレダイン レクロイ サービスセンターへご 相 談 ください 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル1に 接 続 したアクティブ プローブのオートゼロを 実 行 しま す Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c1:prca?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ(エラーのない 場 合 ):PRCA 0 関 連 コマンド PROBE_DEGAUSS(P.202), PROBE_NAME(P.203) XStream-RCM-J 201

210 第 2 部 :コマンド PROBE_DEGAUSS(PRDG) プローブ PROBE_DEGAUSS?,PRDG? クエリ 説 明 PROBE_CAL?クエリは 電 流 プローブを 自 動 消 磁 します このクエリは 磁 化 されたコア を 減 衰 波 形 で 消 去 します PROBE_DEGAUSS が 実 行 されると 自 動 的 に PROBE_CAL が 実 行 されます 注 意 :ファームウェア 以 降 からの 対 応 です クエリ 構 文 <channel>:probe_degauss? <channel> : = {C1,C2,C3,C4} 応 答 フォーマット PRobe_DeGauss <diagnostics> <diagnostics> : = 0 または1 0 = 消 磁 と 校 正 が 正 常 に 行 なわれました 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル1に 接 続 した 電 流 プローブの 消 磁 を 実 行 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c1:prdg?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ(エラーのない 場 合 ):PRDG 0 関 連 コマンド PROBE_CAL(P.201) PROBE_NAME(P.203) 202 XStream-RCM-J

211 リ フ ァ レ ン ス PROBE_NAME(PRNA) プローブ PROBE_NAME?,PRNA? クエリ 説 明 PROBE_CAL?クエリはオシロスコープの 接 続 されているプローブの 名 前 を 返 します 注 意 :ファームウェア 以 降 からの 対 応 です クエリ 構 文 <channel>:probe_name? <channel> : = {C1,C2,C3,C4} 応 答 フォーマット PRobe_DeGauss <name> <name> : = 電 流 プローブや 電 圧 プローブの 名 称 パッシブプローブでは 減 衰 率 が 示 されます プローブが 認 識 されない 場 合 は NONE が 返 ります 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル1に 接 続 した 電 流 プローブの 名 前 を 取 得 します Dim obj As Object Set obj = CreateObject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c1:prna?", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox (buf) 応 答 メッセージ(CP030 の 場 合 ):PRNA CP030 関 連 コマンド PROBE_CAL(P.201) PROBE_DEGAUSE(P.202) XStream-RCM-J 203

212 第 2 部 :コマンド *RCL 設 定 保 存 *RCL コマンド 説 明 *RCL コマンドは 6 つあるパネル セットアップ 領 域 に 保 存 された 設 定 を 呼 び 出 しま す パネル セットアップ 0 はデフォルトの 設 定 を 呼 び 出 します *RCL とは 逆 に *SAV コマンドはパネル セットアップに 現 在 の 状 態 を 保 存 します セットアップが 破 損 によりアクセスできない 場 合 は 標 準 イベント ステータス レ ジスタ(ESR: Event Status Register)の EXE ビットに 1 がセットされます コマンド 構 文 *RCL <panel_setup> <panel_setup> : = 0 ~ 6 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 のコードは パネル セットアップ 3 に 保 存 されていたオシロスコープ セットア ップ データを 呼 び 出 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*rcl 3", True) obj.disconnect 関 連 コマンド PANEL_SETUP(P.178), *SAV(P.209), EXR(P.150) 204 XStream-RCM-J

213 リ フ ァ レ ン ス RECALL_PANEL(RCPN) 設 定 保 存 RECALL_PANEL, RCPN コマンド 説 明 RECALL_PANEL マンドは 大 容 量 記 憶 装 置 からフロント パネルのセットアップ 情 報 を 呼 び 出 します コマンド 構 文 ReCall_PaNel DISK,<device>,FILE, <filename> <device> : = {FLPY, HDD} <filename> : = 最 長 80 文 字 のファイル 名 と 拡 張 子 ".LSS"からなる 文 字 列 この 文 字 列 にはファイル のパスも 含 まれます( 例 :D:\Applications\USB2\Setups\CHIRP_MEAS.LSS) 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は D:\setups\P012.LSS セットアップ ファイルを 呼 び 出 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("rcpn DISK,HDD,FILE, D:\setups\P012.LSS ",True) obj.disconnect 関 連 コマンド PANEL_SETUP(P.178), *SAV(P.209), STORE_PANEL(P.218), *RCL(P.204) XStream-RCM-J 205

214 第 2 部 :コマンド REFERENCE_CLOCK(RCLK) 捕 捉 REFERENCE_CLOCK, RCLK コマンド/クエリ 説 明 REFERENCE_CLOCK コマンドを 使 用 すると オシロスコープの 内 部 基 準 クロックと BNC コネクタから 供 給 される 外 部 基 準 クロックを 切 り 替 えることができます コマンド 構 文 Reference_CLocK <state> クエリ 構 文 <state>:= {INT, EXT} Reference_CLocK? 応 答 フォーマット <state> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 外 部 基 準 クロックを 使 用 するようにオシロスコープを 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("rclk EXT",True) obj.disconnect 206 XStream-RCM-J

215 リ フ ァ レ ン ス *RST 設 定 保 存 *RST コマンド 説 明 *RST コマンドは デバイスをリセットします *RST コマンドにより デフォルト セットアップが 呼 び 出 されます コマンド 構 文 *RST 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は オシロスコープをリセットします Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*rst",true) obj.disconnect 関 連 コマンド *CAL(P.113), *RCL(P.204) XStream-RCM-J 207

216 第 2 部 :コマンド SAMPLE_CLOCK(SCLK) 捕 捉 SAMPLE_CLOCK, SCLK コマンド/クエリ 説 明 SAMPLE_CLOCK コマンドにより ユーザは 内 部 または 外 部 タイムベースを 選 択 でき ます 1Div あたりのサンプル 数 は TIME_DIV コマンドで 指 定 します コマンド 構 文 Sample_ClocK <state> クエリ 構 文 <state>:= {INT,ECL,TTL,L0V} Sample_ClocK? 応 答 フォーマット Sample_ClocK <state> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は オシロスコープを 外 部 クロック ECL レベルで 使 用 する 設 定 にします Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("sclk ECL",True) obj.disconnect 関 連 コマンド TIME_DIV(P.222) 208 XStream-RCM-J

217 リ フ ァ レ ン ス *SAV 設 定 保 存 *SAV コマンド 説 明 *SAV コマンドはオシロスコープの 現 在 の 状 態 を 6 つあるオシロスコープ 本 体 のセッ トアップ パネルに 保 存 します このコマンドを 発 行 すると 即 座 に オシロスコープ の 全 ての 設 定 情 報 が 保 存 されます 注 意 : *SAV コマンドを 使 用 しても 通 信 パラメータ(COMM_FORMAT COMM_HEADER COMM_HELP COMM_ORDER WAVEFORM_SETUP の 各 コマンドによって 変 更 されるパラメータ) およびステータス 報 告 システムに 関 連 するイ ネーブル レジスタ(*SRE *PRE *ESE INE)は 保 存 されません コマンド 構 文 *SAV <panel_setup> <panel_setup> : = 1~6 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 現 在 のオシロスコープの 設 定 をパネル セットアップ 3 に 保 存 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*sav 3",True) obj.disconnect 関 連 コマンド PANEL_SETUP(P.178), *RCL(P.204) XStream-RCM-J 209

218 第 2 部 :コマンド SCREEN_DUMP(SCDP) ハード コピー SCREEN_DUMP, SCDP コマンド 説 明 SCREEN_DUMP コマンドは オシロスコープの 画 面 イメージの 出 力 を 実 行 します イ メージの 出 力 先 は 画 像 イメージ ファイルとして 保 存 する 他 に プリンタへの 印 刷 やオシロスコープのクリップ ボードへの 保 存 指 定 したメール アドレスに 送 信 リ モートしているホスト PC へ 画 像 データを 転 送 することができます 出 力 先 の 選 択 は 事 前 に HARDCOPY_SETUP コマンドで 設 定 します コマンド 構 文 SCreen_DumP 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は ハードコピーの 設 定 に 従 い 出 力 を 実 行 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("scdp",true) obj.disconnect 注 意 :ActiveDSO の StoreHardcopyToFile メゾットを 使 用 すると 画 像 データを PC 側 に 転 送 して ファイルとして 保 存 することができます 関 連 コマンド INR(P.164), HARDCOPY_SETUP(P.157) 210 XStream-RCM-J

219 リ フ ァ レ ン ス SEQUENCE(SEQ) 捕 捉 SEQUENCE, SEQ コマンド/クエリ 説 明 SEQUENCE コマンドはシーケンス モードの 設 定 します SEQUENCE?クエリはシーケン ス モードの 現 在 の 状 態 を 返 します 引 数 <segments>はセグメント 数 を 設 定 します 引 数 <max_size> は1つのセグメントの 最 大 サンプルポイントを 指 定 します <max_size>を 指 定 すると Horizontal メニューの Set Maximum Memory( 最 大 メモリ 長 を 設 定 ) が 自 動 的 に 選 択 され 値 が 最 大 メモリ 長 として 設 定 されます 注 意 :この 最 大 メモリ 長 は 最 大 リミットを 表 しており 実 際 に 使 用 されるメモリ 量 と 一 致 しない 場 合 があります また <max_size>で 指 定 したサイズがオシロスコープで 指 定 可 能 なサイズと 一 致 していない 場 合 は 近 いメモリ 量 が 設 定 されます シーケンス モードは RIS(Random Interleaved Sampling)モードと 同 時 には 使 用 でき ません RIS モードが ON になっているときに SEQ ON を 実 行 すると RIS モードは OFF になります コマンド 構 文 SEQuence <mode>[,<segments>[,<max_size>]] <mode> : = {ON, OFF} <segments> := モデルにより 設 定 可 能 なセグメント 数 は 異 なります <max_size> : = { 10e+3, 10.0e+3, 11e+3, }, 標 準 的 な 数 値 フォーマットで 指 定 するか または 下 記 の 方 法 で 指 定 する = {50, 100, 250, 500, 1000, 2500, 5K, 10K, 25K, 50K, 100K, 250K, 500K, 1M} なお 上 記 の 形 式 とまったく 同 じではない 値 もオシロスコープによって 数 値 データと 認 識 されます( 第 1 章 の 数 値 データ タイプの 一 覧 表 を 参 照 ) たとえば オシロスコープによって 1.0M は 1 ミリの 標 本 と 認 識 され 1.0MA は 100 万 個 の 標 本 と 認 識 されます 注 意 : ユーザが 指 定 した <max_size>は 最 も 近 い 有 効 な 値 に 自 動 的 に 調 整 されます クエリ 構 文 SEQuence? 応 答 フォーマット SEQuence <mode>,<segments>,<max_size> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 最 大 メモリ 長 を 250 サンプルとして 43 セグメントのシーケンス モ ード 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("seq ON,43,250",True) obj.disconnect 関 連 コマンド XStream-RCM-J 211

220 第 2 部 :コマンド TRIG_MODE(P.229),MEMORY_SIZE(P.172) 212 XStream-RCM-J

221 リ フ ァ レ ン ス *SRE ステータス レジスタ *SRE コマンド/クエリ 説 明 *SRE コマンドは サービス リクエスト イネーブル(SRE: Service Request Enable) レジスタを 設 定 します このコマンドでは STB レジスタのどのサマリ ビットでサ ービス リクエストを 生 成 するのかを 指 定 できます 使 用 可 能 なサマリ メッセージ の 概 略 については STB ページ(P.214) の 表 を 参 照 してください サマリ メッセージ ビットは 対 応 するビット 位 置 に '1' を 書 き 込 むと 有 効 になり ます 逆 に 対 応 する 位 置 に '0' を 書 き 込 むと 関 連 イベントによってサービス リ クエスト(SRQ)が 生 成 されなくなります SRE をクリアすると SRQ 割 り 込 みが 無 効 になります *SRE?クエリは バイナリに 変 換 すると SRE レジスタのビット 設 定 を 示 す 値 を 返 しま す *SRE?クエリは バイナリに 変 換 すると SRE レジスタのビット 設 定 を 示 す 値 を 返 します コマンド 構 文 *SRE <value> クエリ 構 文 <value> : = 0~255 *SRE? 応 答 フォーマット *SRE <value> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 のコマンドでは STB レジスタの MAV サマリ ビット(ビット 4 つまり 10 進 数 の 16)または INB サマリ ビット(ビット 0 つまり 10 進 数 の 1)あるいはその 両 方 のビットが 設 定 されると 同 時 に SQR が 生 成 されるようにします これら 2 つの 値 の 和 は SRE マスク 16+1 = 17 となります Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*sre 17",True) obj.disconnect 注 意 :ActiveDSO の SerialPoll メゾットを 使 用 するとシリアルポールすることができます また WaitForSRQ メゾッ トを 使 用 して SRQ が 発 生 するまで 待 機 することができます XStream-RCM-J 213

222 第 2 部 :コマンド *STB ステータス レジスタ *STB? クエリ 説 明 *STB?クエリは IEEE 定 義 のステータス レジスタ( STB)とマスタ サマリ ステータス(MSS: Master Summary Status)の 内 容 を 読 み 出 します 応 答 は ステータ ス バイト レジスタのビット 0~5 と 7 の 値 と MSS サマリ メッセージを 表 します *STB?クエリに 対 する 応 答 は ビット 6 の 表 示 が RQS メッセージではなく MSS サマ リ メッセージであること 以 外 シリアルポールの 応 答 と 同 じです ステータス レ ジスタ 構 造 の 詳 細 は 次 ページの 表 を 参 照 してください クエリ 構 文 *STB? 応 答 フォーマット *STB <value> <value> : = 0~255 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は ステータス バイト レジスタを 読 み 出 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*stb?",true) buf=obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox(buf) 応 答 メッセージ: *STB 0 関 連 コマンド ALL_STATUS(P.105), *CLS(P.118), *PRE(P.200), *SRE(P.213) 注 意 :ActiveDSO の SerialPoll メゾットを 使 用 するとシリアルポールすることができます また WaitForSRQ メゾッ トを 使 用 して SRQ が 発 生 するまで 待 機 することができます 214 XStream-RCM-J

223 リ フ ァ レ ン ス 詳 細 情 報 ステータス バイト レジスタ(STB) ビット ビット 値 ビット 名 説 明 注 記 DIO7 0 将 来 用 途 向 けの 予 備 6 64 MSS/RQS MSS = 1 RQS = 1 STB 内 のビットのうち SRE でマスクされる 少 なくとも 1 つのビットが 1 サービスが 要 求 された 5 32 ESB 1 ESR 対 応 イベントが 発 生 した MAV 1 出 力 キューが 空 ではない DIO3 0 予 備 2 4 VAB 1 コマンドのデータ 値 が 調 整 された DIO1 0 予 備 0 1 INB 1 内 部 状 態 遷 移 が 発 生 した 注 記 : 上 記 の 表 について 1. マスタ サマリ ステータス(MSS: Master Summary Status)はオシロスコープがサービス を 要 求 したことを 示 し (1 に 設 定 された) サービス リクエスト(Service Request)ステー タスはオシロスコープがサービス リクエストを 発 行 したことを 示 します ビット 位 置 6 は ポーリング 方 式 に 応 じて 異 なります Bit 6 =(*STB?クエリの 受 信 時 : MSS シリアル ポーリングの 実 行 時 :ビット 6 = RQS 2. 例 :SRE = 10 かつ STB = 10 である 場 合 MSS = 1 SRE = 010 かつ STB = 100 である 場 合 MSS = 0 3. イベント ステータス ビット( ESB: Event Status Bit)は 標 準 イベント ステータス レジスタ( ESR: Event Status Register)が 最 後 に 読 み 出 されてから またはクリアされてか ら 1 つ 以 上 のイネーブル IEEE イベントが 発 生 したかしないかを 示 します ESB は イネーブル イベントが TRUE(1)になると 設 定 されます 4. メッセージ 使 用 可 能 (MAV: Message AVailable)ビットは 出 力 待 ち 行 列 が 空 であるかない かを 示 します データ バイトが 出 力 待 ち 行 列 にあると MAV サマリ ビットは TRUE (1)に 設 定 されます 5. 値 適 用 ビット(VAB: Value Adapted Bit)は コマンドのデータ 値 に 最 近 似 有 効 値 が 適 用 さ れると TRUE(1)に 設 定 されます たとえば タイムベースが 2.5 μs/div に 再 定 義 される と 適 用 値 は 2μs/div になり VAB ビットが 設 定 されます 6. 内 部 ステート ビット(INB: INternal state Bit)は なんらかのイネーブル 内 部 ステートに なると TRUE(1)に 設 定 されます 詳 しくは INR クエリを 参 照 してください XStream-RCM-J 215

224 第 2 部 :コマンド STOP 捕 捉 STOP コマンド 説 明 STOP コマンドは 信 号 捕 捉 を 即 時 停 止 します トリガ モードが AUTO または NORM の 場 合 は それ 以 上 捕 捉 しないようトリガ モードを STOP に 変 えます コマンド 構 文 STOP 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 捕 捉 プロセスを 停 止 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("stop",true) obj.disconnect 関 連 コマンド ARM_ACQUISITION(P.106), TRIG_MODE(P.229), WAIT(P.241), FORCE_TRIGGER(P.153) 216 XStream-RCM-J

225 リ フ ァ レ ン ス STORE(STO) 波 形 保 存 STORE, STO コマンド 説 明 STORE コマンドは 特 定 の 波 形 トレースを 内 部 メモリ(M1~M4)の 1 つまたは 大 容 量 記 憶 装 置 に 保 存 します ヒント: 波 形 をファイルに 保 存 する 場 合 保 存 先 フォルダのパスやファイルのタイトルはオシロスコープの Save Waveform( 波 形 の 保 存 )ダイアログに 従 い 保 存 されます リモート コマンドでタイトルやパスを 設 定 する 場 合 に は VBS コマンドで 設 定 します コマンド 構 文 STOre [<trace>,<dest>] <trace> : = { C1,C2,C3, C4,F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8,ALL_DISPLAYED} <dest> : = {M1, M2, M3, M4, FILE} ヒント: 引 数 を 指 定 しないで STORE コマンドを 送 信 した 場 合 は Save Waveform( 波 形 の 保 存 )ダイアログで 現 在 有 効 に なっている 設 定 に 従 い 保 存 されます 使 用 制 限 <trace> : {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 演 算 波 形 F1 をメモリ 1(M1)に 保 存 し 現 在 表 示 されている 全 ての 波 形 を D:\Waveforms フォルダにタイトルを WaveTrace にし バイナリの WORD 形 式 で ファイルに 保 存 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("sto F1,M1",True) Call obj.writestring("stst C1,HDD,FORMAT,BINARY", True) Call obj.writestring("vbs 'app.saverecall.waveform.waveformdir=""d:\ Waveforms""'", True) Call obj.writestring("vbs 'app.saverecall.waveform.tracetitle=""wave Trace""'", True) Call obj.writestring("vbs 'app.saverecall.waveform.binarysubformat=" "Word""'", True) Call obj.writestring("sto ALL_DISPLAYED, FILE",True) obj.disconnect 関 連 コマンド STORE_SETUP(P.219), VBS(P.236) ヒント:STO コマンドでファイルに 保 存 されたバイナリ 波 形 ファイルをメモリ(M1~M4)に 読 み 込 むレガシーコマンド はありません VBS コマンドを 使 用 して 読 み 込 む 必 要 があります XStream-RCM-J 217

226 第 2 部 :コマンド STORE_PANEL(STPN) 設 定 保 存 STORE_PANEL, STPN コマンド 説 明 STORE_PANEL コマンドは コマンド 発 行 時 に オシロスコープの 設 定 情 報 を 大 容 量 記 憶 装 置 にファイル 保 存 します 注 意 : このコマンドでは 通 信 パラメータ(COMM_FORMAT COMM_HEADER COMM_HELP COMM_ORDER WAVEFORM_SETUP の 各 コマンドにより 変 更 されるパラメータ) およびステータス 報 告 システム(*SRE *PRE *ESE INE の 各 コ マンド)に 関 連 するイネーブル レジスタは 保 存 されません 注 意 :ファイル 名 が 指 定 されていない(または 空 の 文 字 列 が 指 定 されている) 場 合 は 内 部 規 則 に 基 づいてファイル 名 が 自 動 生 成 されます コマンド 構 文 STore_PaNel DISK, <device>, FILE, <filename> <device> : = {FLPY, HDD} <filename> : = 最 長 80 文 字 のファイル 名 と 拡 張 子 ".LSS"からなる 文 字 列 この 文 字 列 にはファイル のパスも 含 まれます( 例 :D:\Applications\USB2\Setups\CHIRP_MEAS.LSS) 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 のコードは 現 在 のオシロスコープの 設 定 情 報 を "D:\setups\DIODE.LSS" というファ イル 名 でフロッピー ディスクに 保 存 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("stpn DISK,HDD,FILE, D:\setups\DIODE.LSS ",True ) obj.disconnect 関 連 コマンド PNSU(P.178), *SAV(P.209), RECALL_PANEL(P.205), *RCL(P.204) 218 XStream-RCM-J

227 リ フ ァ レ ン ス STORE_SETUP(STST) 波 形 保 存 STORE_SETUP, STST コマンド/クエリ 説 明 STORE_SETUP コマンドは 波 形 の 保 存 方 法 を 制 御 します 保 存 先 を HDD に 指 定 した 場 合 自 動 保 存 機 能 を 利 用 することができます 自 動 保 存 機 能 はトリガがかかり 新 しい 波 形 が 捕 捉 されると 自 動 的 にインデックス 番 号 がインクリメントされたファイ ル 名 で 波 形 データが 保 存 されます 自 動 保 存 機 能 では 2 種 類 のモードを 利 用 できま す FILL モードでは 記 憶 媒 体 が 満 杯 になると 保 存 が 停 止 します WRAP モードでは 最 も 古 い 波 形 データが 最 新 の 波 形 データで 置 き 換 えられます なお WRAP モードで は 現 在 のセッション 中 に 作 成 された 波 形 データであるかどうか あるいは 同 じ 波 形 データが 記 録 されているかどうかに 関 わらず 全 ての 波 形 データが 上 書 きの 対 象 にさ れます 自 動 保 存 機 能 を 使 用 しない 場 合 には STORE コマンドにより 波 形 をユーザー のタイミングで 保 存 します ヒント: 保 存 先 フォルダのパスやファイルのタイトルはオシロスコープの Save Waveform( 波 形 の 保 存 )ダイアログに 従 い 保 存 されます リモート コマンドでタイトルやパスを 設 定 する 場 合 には VBS コマンドで 設 定 します コマンド 構 文 STore_SeTup [<trace>,<dest>][,auto,<mode>][,format,<type>] <trace>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,f5,f6,f7,f8,m1,m2,m3,m4,all_displayed}. <dest>:={m1, M2, M3, M4, HDD} <mode>:= {OFF, FILL, WRAP} <type>:= {ASCII, BINARY, EXCEL,MATHCAD, MATLAB} クエリ 構 文 STore_SeTup? 応 答 フォーマット STore_SeTup <trace>,<dest>,auto,<mode> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 別 のファイルに 使 用 する 十 分 な 空 きスペースがなくなるまで 自 動 保 存 を 有 効 にして 実 行 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("stst C1,HDD,AUTO,FILL",True) obj.disconnect 関 連 コマンド STORE(P.217), INR(P.164), VBS(P.236) XStream-RCM-J 219

228 第 2 部 :コマンド TEMPLATE(TMPL) 波 形 転 送 TEMPLATE?, TMPL? クエリ 説 明 TEMPLATE?クエリは 完 全 な 波 形 を 生 成 する さまざまな 論 理 エンティティを 記 述 し たテンプレートのコピーを 生 成 します 特 にテンプレートには 波 形 の 記 述 子 部 分 に 含 まれる 変 数 が 詳 細 に 既 述 されています 波 形 テンプレートの 詳 細 については 第 4 章 を テンプレート 自 身 のコピーについては 付 録 II をそれぞれ 参 照 してください クエリ 構 文 TeMPLate? 応 答 フォーマット TeMPLate <template> <template> : = 波 形 の 構 造 を 詳 細 に 記 述 する 可 変 長 文 字 列 関 連 コマンド INSPECT? (P.166) 220 XStream-RCM-J

229 リ フ ァ レ ン ス TIME_DIV(TDIV) 捕 捉 TIME_DIV, TDIV コマンド/クエリ 説 明 TIME_DIV コマンドは タイムベースの 時 間 軸 を 設 定 します 時 間 軸 の 設 定 に 単 位 (NS:ナノ 秒 US:マイクロ 秒 MS:ミリ 秒 S: 秒 KS:キロ 秒 )とともに 指 定 で きます また 指 数 表 記 (10E-6 など)も 使 用 できます 範 囲 外 の 値 が 指 定 されると STB レジスタの VAB ビット(ビット 2)が 設 定 されます(215 ページの 表 を 参 照 して ください) TIME_DIV?クエリは 現 在 のタイムベース 設 定 を 返 します コマンド 構 文 Time_DIV <value> <value> : = 設 定 範 囲 はカタログの 仕 様 欄 を 参 照 単 位 S( 秒 )は 任 意 指 定 です クエリ 構 文 Time_DIV? 応 答 フォーマット Time_DIV <value> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は タイムベースを 500 µs/div に 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("tdiv 500US",True) obj.disconnect 関 連 コマンド TRIG_DELAY(P.227) XStream-RCM-J 221

230 第 2 部 :コマンド *TST その 他 *TST? クエリ 説 明 *TST? クエリはセルフテストを 実 行 し そのセルフテストによってエラーが 検 出 され たかどうかを 応 答 として 返 します セルフテストでは 全 てのチャンネルのハードウ ェア タイムベース トリガ 回 路 が 検 査 されます ハードウェア 障 害 は 返 される<status> 番 号 内 の 一 意 のバイナリ コードで 表 されま す 0 は 障 害 が 発 生 しなかったことを 示 します クエリ 構 文 *TST? 応 答 フォーマット *TST <status> <status> : = 0 セルフテストで 障 害 が 検 出 されなかった 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 はセルフテストを 実 行 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*tst?",true) buf=obj.readstring(80) obj.disconnect MsgBox(buf) 応 答 メッセージ(エラーのない 場 合 ): *TST 0 関 連 コマンド *CAL(P.113) 222 XStream-RCM-J

231 リ フ ァ レ ン ス TRACE(TRA) 表 示 TRACE, TRA コマンド/クエリ 説 明 TRACE コマンドは トレース 表 示 を 有 効 または 無 効 にします オシロスコープのトレ ース 最 大 表 示 数 を 超 えて 波 形 を 表 示 しょうとすると EXR レジスタ(150 ページ)に 環 境 エラーが 設 定 されます TRACE?クエリは 指 定 トレースが 表 示 されているいかいないかを 返 します コマンド 構 文 <trace> : TRAce <mode> クエリ 構 文 <trace> : = {C1,C2,C3,C4,F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8,M1,M2,M3,M4,Z1,Z2,Z3,Z4... } <mode> : = {ON, OFF} <trace> : TRAce? 応 答 フォーマット <trace> : TRAce <mode> 使 用 制 限 <trace> :<channel> : = {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 演 算 F1 トレースを 表 示 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("f1:tra ON",True) obj.disconnect XStream-RCM-J 223

232 第 2 部 :コマンド TRANSFER_FILE(TRFL) WAVEFORM STORAGE TRANSFER_FILE, TRFL コマンド/クエリ 説 明 このコマンドを 使 用 して ホスト PC などに 保 存 されているファイル データなどを オシロスコープに 転 送 し オシロスコープ 内 のハードディスクに 保 存 します TRANSFER_FILE クエリは 逆 にオシロスコープのハードディスクなどに 保 存 されている ファイルをホスト PC に 転 送 します 注 意 :TRANSFER_FILE はホスト PC 内 のファイル 操 作 は 取 り 扱 いの 範 囲 外 となります ホスト PC 側 でファイルから 読 み 込 み #9 から 始 まる 送 信 バイト 量 の 通 知 や CRC についてホスト PC 側 が 管 理 する 必 要 があります コマンド 構 文 TRanser_FiLe DISK,<device>,FILE, <filepath>,#9nnnnnnnnn<data><crc> <device> :={FLPY, HDD} <filepath> := 別 のディレクトリ 内 にあるファイルの 完 全 パス 名 またはファイル 名 <n... n> : = バイト 単 位 のファイル サイズ (<data> サイズ + <crc> サイズ) <data> : = ファイル データ( 任 意 のデータ ブロック) <crc> : = <data>に 対 して 32 ビットの CRC( 巡 回 冗 長 検 査 )を 将 来 実 行 するために 予 約 済 み 注 意 : CRC (Cyclic Redundancy Check) はオシロスコープによって 実 行 される 検 査 ではありませんが ファイルを オシロスコープに 送 信 するときには 8 バイトの CRC トレーラ 文 字 列 が 必 要 であり オシロスコープからファ イルを 受 け 取 るときには CRC トレーラ 文 字 列 が 提 供 されます 通 常 ASCII 文 字 列 'ffffffff' が CRC トレー ラ 文 字 列 として 使 用 されます クエリ 構 文 TRFL?DISK,<device>,FILE, <filepath> 応 答 フォーマット TRFL #9nnnnnnnnn<data><crc> 注 意 :ActiveDSO では TransferFileToPc や TransferFileToDso メゾットを 使 用 すると バイナリデータの 取 り 扱 いを 気 にせずに ファイルの 指 定 をするだけでファイル 転 送 することができます 関 連 コマンド DIRECTORY(P.143) 224 XStream-RCM-J

233 リ フ ァ レ ン ス *TRG 捕 捉 *TRG コマンド 説 明 *TRG コマンドは ARM コマンドを 実 行 します 注 : このコマンドは の GET (GET: Group Execute Trigger)メッセージと 等 価 です コマンド 構 文 *TRG 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 信 号 捕 捉 を 有 効 にします Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("*trg",true) obj.disconnect 関 連 コマンド ARM_ACQUISITION(P.106), STOP(P.216), WAIT(P.241), FORCE_TRIGGER(P.153) XStream-RCM-J 225

234 第 2 部 :コマンド TRIG_COUPLING(TRCP) 捕 捉 TRIG_COUPLING, TRCP コマンド/クエリ 説 明 TRIG_COUPLING コマンドは 指 定 トリガ ソースのカップリング モードを 設 定 しま す TRIG_COUPLING?クエリは 選 択 されたソースのトリガ カップリングを 返 します コマンド 構 文 <trig_source> : TRig_CouPling <trig_coupling> <trig_source> : = {C1, C2, C3, C4, EX, EX10} <trig_coupling> : = {DC,AC,HFREJ,LFREJ} 注 意 :External 端 子 の 1MΩ/50Ωの 切 り 替 えはレガシーコマンドでは 対 応 していません VBS コマンドを 使 用 してくだ さい クエリ 構 文 <trig_source> : TRig_CouPling? 応 答 フォーマット <trig_source> : TRig_CouPling <trig_coupling> 使 用 制 限 <trig_source> : = {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル 2 のトリガ ソースのカップリング モードを AC に 設 定 し ます Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c2:trcp AC",True) obj.disconnect 関 連 コマンド TRIG_DELAY(P.227), TRIG_LEVEL(P.228), TRIG_MODE(P.229), TRIG_SELECT(P.231), TRIG_SLOPE(P.235) 226 XStream-RCM-J

235 リ フ ァ レ ン ス TRIG_DELAY(TRDL) 捕 捉 TRIG_DELAY, TRDL コマンド/クエリ 説 明 TRIG_DELAY コマンドは 画 面 の 中 央 を 基 準 として トリガ 時 間 を 設 定 します TRIG_DELAY を 0 に 設 定 すると トリガ 発 生 前 の 捕 捉 波 形 (プレトリガ)が 半 分 トリガ 発 生 後 の 捕 捉 波 形 (ポストトリガ)が 半 分 表 示 されます 正 の 値 に 設 定 すると トリガ 発 生 前 の 捕 捉 が 多 くなり 負 の 値 に 設 定 すると トリガ 発 生 後 の 捕 捉 が 多 くなります 範 囲 外 の 値 を 指 定 すると トリガ 時 間 は 最 近 接 限 界 値 に 設 定 され STB レジスタの VAB ビット(ビット 2)が 設 定 されます TRIG_DELAY?クエリに 対 する 応 答 は グリッド 中 心 を 基 準 とするトリガ 時 間 ( 秒 単 位 ) です コマンド 構 文 TRig_DeLay <value> クエリ 構 文 <value> :={ 設 定 可 能 範 囲 は Time/Div や モデルにより 異 なります } TRig_DeLay? 応 答 フォーマット TRig_DeLay <value> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は トリガ ディレイを -20US(ポストトリガ)に 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("trdl -20US",True) obj.disconnect 関 連 コマンド TIME_DIV(P.222),TRIG_COUPLING(P.226), TRIG_LEVEL(P.228), TRIG_MODE(P.229), TRIG_SELECT(P.231), TRIG_SLOPE(P.235) XStream-RCM-J 227

236 第 2 部 :コマンド TRIG_LEVEL(TRLV) 捕 捉 TRIG_LEVEL, TRLV コマンド/クエリ 説 明 TRIG_LEVEL コマンドは 指 定 トリガ ソースのトリガ レベルを 調 整 します 範 囲 外 の 値 が 指 定 されると 最 近 接 限 界 値 に 丸 められ STB レジスタの VAB ビット(ビット 2)が 設 定 されます TRIG_LEVEL?クエリは カレント トリガ レベルを 返 します コマンド 構 文 <trig_source> : TRig_LeVel <trig_level> クエリ 構 文 <trig_source> : = {C1, C2, C3, C4, EX, EX10} <trig_level> :={トリガレベルの 電 圧 値 } <trig_source> : TRig_LeVel? 応 答 フォーマット <trig_source> : TRig_LeVel <trig_level> 使 用 制 限 <trig_source> : = {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル 2 のトリガ レベルを -3.4 V に 調 整 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c2:trlv -3.4V",True) obj.disconnect 関 連 コマンド TRIG_COUPLING(P.226), TRIG_DELAY(P.227), TRIG_MODE(P.229), TRIG_SELECT(P.231), TRIG_SLOPE(P.235) 228 XStream-RCM-J

237 リ フ ァ レ ン ス TRIG_MODE(TRMD) 捕 捉 TRIG_MODE, TRMD コマンド/クエリ 説 明 TRIG_MODE コマンドは トリガ モードを 指 定 します TRIG_MODE?クエリは 現 在 のトリガ モードを 返 します コマンド 構 文 TRig_MoDe <mode> <mode> : = {AUTO, NORM, SINGLE, STOP} 注 意 : 一 部 の 旧 モデルでは オシロスコープによる 捕 捉 準 備 が 整 った 段 階 で TRMD SINGLE コマンドを 送 信 すると 捕 捉 が 強 制 実 行 されます 最 新 モデルのオシロスコープでは FORCE_TRIGGER コマンドを 送 信 することで 同 じ 効 果 が 得 られます クエリ 構 文 TRig_MoDe? 応 答 フォーマット TRig_MoDe <mode> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は トリガモードをノーマルに 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("trmd NORM",True) obj.disconnect 関 連 コマンド ARM_ACQUISITION(P.106), FORCE_TRIGGER(P.153), STOP(P.216), TRIG_SELECT(P.231), SEQUENCE(P.211), TRIG_COUPLING(P.226), TRIG_LEVEL(P.228), TRIG_SLOPE(P.235) XStream-RCM-J 229

238 第 2 部 :コマンド TRIG_PATTERN(TRPA) 捕 捉 TRIG_PATTERN, TRPA コマンド/クエリ 説 明 TRIG_PATTERN コマンドはトリガ パターンを 定 義 します TRIG_PATTERN コマンドは トリガ パターンを 定 義 します このコマンドは パターン ソース(Channel 1 Channel 2 Channel 3 および Channel 4)の 論 理 構 成 とトリガの 発 生 条 件 を 指 定 します ロジック トリガ モードが 有 効 にされていない 場 合 でも このコマンドは 有 効 です TRIG_PATTERN?クエリは 現 在 のトリガ パターンを 返 します コマンド 構 文 TRig_PAttern [<source>,<state>,...<source>,<state>],state,<trigger_condition> <source> : = {C1, C2, C3, C4, EX} <state> : = {L,H} <trigger_condition> : = {AND, OR, NAND, NOR } 注 意 : コマンド 形 式 でソースの 状 態 <state>が 指 定 されない 場 合 ソースは X (don't care) 状 態 に 設 定 されます この コマンドに 対 する 応 答 では X 状 態 は 無 視 され H (high)か L (low)のソース 状 態 だけが 送 り 返 されます 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は CH1 は Hi CH2 は Low CH3 は Hi の NAND のパターン トリガに 設 定 し ます Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("trpa C1,H,C2,L,C3,H,STATE,NAND",True) obj.disconnect 関 連 コマンド TRIG_DELAY(P.227), TRIG_MODE(P.229), TRIG_SELECT(P.231) 230 XStream-RCM-J

239 リ フ ァ レ ン ス TRIG_SELECT(TRSE) 捕 捉 TRIG_SELECT, TRSE コマンド/クエリ 説 明 TRIG_SELECT コマンドは 波 形 の 捕 捉 にトリガをかける 条 件 を 選 択 します トリガ タイプによっては 追 加 パラメータを 指 定 する 必 要 があります 追 加 パラメータは ペアになっています ペアの 最 初 のパラメータには 変 更 する 変 数 名 を 指 定 し 2 番 目 のパラメータには 変 数 に 新 しく 割 り 当 てる 値 を 指 定 します ペアは 任 意 の 順 番 に 並 べ ることができ 変 更 する 変 数 を 指 定 するだけです TRIG_SELECT?クエリは 現 在 のトリガ 条 件 を 返 します トリガの 表 記 DROP ドロップアウト OFF 待 機 時 ホールドオフなし EDGE エッジ PL ~より 大 きいパルス EV イベント PS ~より 小 さいパルス GLIT グリッジ P2 パルス 幅 HT ホールド タイプ QL クオリファイア HV ホールド 値 SQ ステート クォリファイ HV2 2 番 目 のホールド 値 SR ソース IL ~より 大 きいインターバル TEQ エッジ クォリファイ INTV IS I2 インターバル TI より 大 きな 時 間 ~より 小 さいインターバル TI より 大 きな 時 間 インターバルの 幅 コマンド 構 文 TRig_SElect <trig_type>,sr,<source>,ql,<source>, HT,<hold_type>,HV,<hold_value>,HV2,<hold value> <trig_type> : = { EDGE,WIDTH,PA,WINDOW,INTV,GLIT,DROP,RUNT,SLEWRATE, CASCADED,STD, SNG, SQ, TEQ} <source> : = {C1, C2, C3, C4, LINE, EX, EX10, PA} *PA :パターントリガを 示 します <hold_type> : = {TI, TL, EV, PS, PL, IS, IL, P2, I2, OFF} <hold_value> : = 有 効 な 値 については 操 作 マニュアル 内 の 仕 様 を 参 照 注 意 : 単 位 S( 秒 )は 任 意 指 定 です クエリ 構 文 TRig_SElect? XStream-RCM-J 231

240 第 2 部 :コマンド 応 答 フォーマット TRig_SElect <trig_type>,sr,<source>,ht,<hold_type>,hv, <hold_value>,<hold_value> 注 意 : HV2 が 返 されるのは <hold_type> が P2 または I2 の 場 合 に 限 られます 使 用 制 限 <source> : {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル 1 をトリガ ソースとするエッジトリガを 選 択 します ホー ルド タイプとホールド 値 は 20 ns より 小 さいパルス と 定 義 しています Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("trse EDGE,SR,C1,HT,PS,HV,20 NS",True) obj.disconnect 関 連 コマンド TRIG_COUPLING(P.226), TRIG_DELAY(P.227), TRIG_LEVEL(P.228), TRIG_MODE(P.229), TRIG_SLOPE(P.235) 詳 細 情 報 トリガ Edge Width Pattern 詳 細 TRSE EDGE,SR,<source>,HT,<type>,HV,<value> <source>:={c1,c2,c3c4} <type>:={off, TI, EV} TI: 時 間 EV:イベント <value>:=<type>で TI を 選 択 した 場 合 はホールト オフの 時 間 EV を 選 択 し た 場 合 ホールドオフのイベント 回 数 TRSE WIDTH,SR,<source>,HT,<type>,HV,<value>[,HV2,<value2>] <source>:={c1,c2,c3c4} <type>:={pl, PS, P2} PS:Less Than PL:Gather Than P2:In Range または Our of Range <value>:=lower Value (PS: UpperValue) <value2>:=upper Value 注 意 )In Range と Out of Range はクエリでは 違 いがありません コマン ドでは In Rage として 認 識 します In Range, Our of Rage を 正 しく 設 定 す る 場 合 には VBS コマンドを 使 用 してください TRSE PA, HT,<type>,HV,<value> <type>:={off, TI, EV} TI: 時 間 EV:イベント <value>:=<type>で TI を 選 択 した 場 合 はホールト オフの 時 間 EV を 選 択 し た 場 合 ホールドオフのイベント 回 数 注 意 )パターン 自 体 を 設 定 するには TRIG_PATTERN コマンドを 使 用 し てください 232 XStream-RCM-J

241 リ フ ァ レ ン ス WINDOW INTERVAL Glitch Dropout Runt SlewRate Measurement TRSE WINDOW,SR,<source> <source>:={c1,c2,c3c4} 注 意 )Window トリガの 詳 細 設 定 は TRSR コマンドではできません VBS コマンドを 使 用 してください TRSE INTV,SR,<source>,HT,<type>,HV,<value>[,HV2,<value2>] <source>:={c1,c2,c3c4} <type>:={is, IL, I2} IS:Less Than IL:Gather Than I2:In Range または Our of Range <value>:=lower Value(IS: Upper Value) <value2>:=upper Value 注 意 In Range と Out of Range はクエリでは 違 いがありません コマンド では In Rage として 認 識 します In Range, Our of Rage を 正 しく 設 定 する 場 合 には VBS コマンドを 使 用 してください TRSE GLIT,SR,<source>,HT,<type>,HV,<value>[,HV2,<value2>] <source>:={c1,c2,c3c4} <type>:={ps, P2} PS:Less Than P2:In Range <value>:=lower Value (PS: Upper Value) <value2>:=upper Value TRSE DROP,SR,<source>,HT,TI,HV,<value> <source>:={c1,c2,c3c4} <value>:=time TRSE RUNT,SR,<source>,HT,<type>,HV,<value>[,HV2,<value2>] <source>:={c1,c2,c3c4} <type>:={is, IL, I2} IS:Less Than IL:Gather Than I2:In Range または Our of Range <value>:=lower Value (IS: UpperValue) <value2>:=upper Value 注 意 In Range と Out of Range はクエリでは 違 いがありません コマンド では In Rage として 認 識 します In Range, Our of Rage を 正 しく 設 定 する 場 合 には VBS コマンドを 使 用 してください TRSE SLEWRATE,SR,<source>,HT,<type>,HV,<value>[,HV2,<value2>] <source>:={c1,c2,c3c4} <type>:={is, IL, I2} IS:Less Than IL:Gather Than I2:In Range または Our of Range <value>:=lower Value (IS: UpperValue) <value2>:=upper Value 注 意 In Range と Out of Range はクエリでは 違 いがありません コマンド では In Rage として 認 識 します In Range, Our of Rage を 正 しく 設 定 する 場 合 には VBS コマンドを 使 用 してください TRSE MEASUREMENT,SR,<source> <source>:={c1,c2,c3c4} 注 意 : Measurement の 詳 細 設 定 は VBS コマンドを 使 用 してください XStream-RCM-J 233

242 第 2 部 :コマンド Qualified (Edge,Pattern) Qualified (State,PatternState) Cascade TRSE TEQ,SR,<source>,QL,<source2>,HT,<type>,HV,<value> <source>:={c1,c2,c3c4} <source2>:={c1,c2,c3c4} <type>:={off, TL,TI, EV} TL:Less Than(Hold off time) TI:Gather Than(Hold off time) EV:イベント(Hold off event) <value>:=<type>で TL または TI を 選 択 した 場 合 はホールト オフの 時 間 EV を 選 択 した 場 合 ホールドオフのイベント 回 数 TRSE SQ,SR,<source>,QL,<source2>,HT,<type>,HV,<value> <source>:={c1,c2,c3c4} <source2>:={c1,c2,c3c4} <type>:={off, TL,TI, EV} TL:Less Than(Hold off time) TI:Gather Than(Hold off time) EV:イベント(Hold off event) <value>:=<type>で TL または TI を 選 択 した 場 合 はホールト オフの 時 間 EV を 選 択 した 場 合 ホールドオフのイベント 回 数 TRSE CASCADE,SR,<source> <source>:={c1,c2,c3c4} 注 意 : Cascade の 詳 細 設 定 は VBS コマンドを 使 用 してください 234 XStream-RCM-J

243 リ フ ァ レ ン ス 捕 捉 TRIG_SLOPE TRIG_SLOPE, TRSL コマンド/クエリ 説 明 TRIG_SLOPE コマンドは 指 定 したトリガ ソースのトリガ スロープ または 極 性 を 設 定 します TRIG_SLOPE?クエリは 選 択 されたトリガ ソースのトリガ スロープ または 極 性 を 返 します コマンド 構 文 <trig_source> : TRig_SLope <trig_slope> クエリ 構 文 <trig_source> : = {C1, C2, C3, C4, LINE, EX, EX10} <trig_slope> : = {NEG, POS, EIT, WIN} <trig_source> : TRig_SLope? 応 答 フォーマット <trig_source> : TRig_SLope <trig_slope> 使 用 制 限 <trig_source> : = {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル 2 のトリガ スロープを 負 方 向 に 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c2:trsl NEG",True) obj.disconnect 関 連 コマンド TRIG_COUPLING(P.226), TRIG_DELAY(P.227), TRIG_LEVEL(P.228), TRIG_MODE(P.229), TRIG_SELECT(P.231) XStream-RCM-J 235

244 第 2 部 :コマンド VBS オートメーション VBS コマンド/クエリ 説 明 VBS コマンドを 使 えば 既 存 のプログラムの 枠 内 からオートメーション コマンドを 送 ることができます Automation コマンドは シングル クオーテーション( )で 囲 む 必 要 があります = という 記 号 は 見 やすくするために 両 脇 にスペースを 入 れることもできますが 入 れなくても 構 いません ヒント:オートメーションの 詳 細 は 第 6 章 オートメーションによるリンク(P.70)を 参 照 してください また 付 録 III に オシロスコープのメニューに 対 する オートメーションコマンドをまとめています こちらも 合 わせてご 参 照 ください コマンド 構 文 VBS <automation command> クエリ 構 文 VBS? return=<automation command> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル 1 の 垂 直 軸 スケールを 50 mv/div ERES を1ビットに 設 定 し ます チャンネル2を 1000 回 のアベレージ 設 定 にし 現 在 のスイープ 数 を 取 得 しま す Dim obj As Object Set obj = CreateO bject("lecroy.activedsoctrl.1") Call obj.makeconnection("gpib:6") Call obj.writestring("vbs 'app.acquisition.c1.verscale=0.05'", True) Call obj.writestring("vbs 'app.acquisition.c1.enhancerestype=""1bits ""'", True) Call obj.writestring("vbs 'app.acquisition.c2.averagesweeps=1000'", True) Call obj.writestring("vbs? 'return=app.acquisition.c2.out.result.sweeps'", True) buf = obj.readstring(80) obj.disconnect Msgbox(buf) 236 XStream-RCM-J

245 リ フ ァ レ ン ス VERT_MAGNIFY(VMAG) 表 示 VERT_MAGNIFY, VMAG コマンド/クエリ 説 明 VERT_MAGNIFY コマンドは 指 定 トレースを 垂 直 方 向 に 拡 大 します このコマンドは トレースが 表 示 されていないくても 実 行 されます 最 大 許 容 拡 大 率 は トレースのデータに 関 連 する 有 効 ビット 数 により 異 なります VERT_MAGNIFY?クエリは 指 定 トレースの 拡 大 率 を 返 します コマンド 構 文 <trace> : Vert_MAGnify <factor> クエリ 構 文 <trace> : = { F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8, M1, M2, M3, M4, Z1, Z2, Z3, Z4 } <factor> : = 100E-3 ~181 <trace> : Vert_MAGnify? 応 答 フォーマット <trace> : Vert_MAGnify <factor> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は トレース F1 の 垂 直 振 幅 をオリジナル 振 幅 の 3.45 倍 に 拡 大 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("f1:vmag 3.45",True) obj.disconnect 関 連 コマンド VERT_POSITION(P.238) XStream-RCM-J 237

246 第 2 部 :コマンド VERT_POSITION(VPOS) 表 示 VERT_POSITION, VPOS コマンド/クエリ 説 明 VERT_POSITION コマンドは 画 面 上 の 指 定 トレースの 垂 直 方 向 位 置 を 調 整 します こ れは 捕 捉 時 に 得 られたオリジナルのオフセット 値 には 影 響 を 及 ぼしません VERT_POSITION?クエリは 指 定 トレースの 現 在 の 垂 直 方 向 位 置 を 返 します 注 意 : VPOS コマンド/クエリは 演 算 関 数 とメモリ トレースのみに 適 用 され チ ャンネル 入 力 には 適 用 されません コマンド 構 文 <trace> : Vert_POSITION <display_offset> <trace> : = { F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8, M1, M2, M3, M4, Z1, Z2, Z3, Z4} <display_offset> : = ~+5900 DIV 注 意 : 単 位 DIV は 任 意 指 定 です オフセット 値 は 現 在 の 拡 大 率 画 面 上 のグリ ッド 数 トレースの 初 期 位 置 による 制 限 を 受 けます クエリ 構 文 <trace> : Vert_POSition? 応 答 フォーマット <trace> : Vert_POSITION <display_offset> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 捕 捉 時 の 位 置 を 基 準 としてトレース F1 を 上 方 向 に +3 DIV シフトさせま す Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("f1:vpos 3DIV",True) obj.disconnect 関 連 コマンド VERT_MAGNIFY(P.237),HOR_MAGNIFY(P.159),HOR_POSITION(P.160) 238 XStream-RCM-J

247 リ フ ァ レ ン ス VOLT_DIV(VDIV) 捕 捉 VOLT_DIV, VDIV コマンド/クエリ 説 明 VOLT_DIV コマンドは 垂 直 感 度 を Volt/div 単 位 で 設 定 します 範 囲 外 の 値 が 指 定 され ると STB レジスタ(P.214)の VAB ビット(ビット 2)が 設 定 されます プローブ 減 衰 係 数 は 垂 直 感 度 の 調 整 には 考 慮 されていません VOLT_DIV? クエリは 指 定 されたチャンネルの 垂 直 感 度 を 返 します コマンド 構 文 <channel> : Volt_DIV <v_gain> <channel> : = {C1, C2, C3, C4} <v_gain> : = 設 定 範 囲 はカタログの 仕 様 欄 を 参 照 クエリ 構 文 <channel> : Volt_DIV? 応 答 フォーマット <channel> : Volt_DIV <v_gain> 使 用 制 限 <channel> : = {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は チャンネル 1 の 垂 直 感 度 を 50 mv/div に 設 定 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("c1:vdiv 50MV",True) obj.disconnect 関 連 コマンド OFFSET (P.174), COUPLING(P.128) XStream-RCM-J 239

248 第 2 部 :コマンド *WAI ステータス レジスタ *WAI コマンド 説 明 IEEE で 必 要 とされる *WAI( 継 続 待 機 : WAIt to continue)コマンドは X-Stream オシロスコープに 対 して 効 果 を 持 ちません その 理 由 は X-Stream オシロスコープで は 直 前 のコマンドの 処 理 が 完 了 してからでないと 次 のコマンドの 処 理 が 開 始 されない ためです コマンド 構 文 *WAI 関 連 コマンド *OPC(P.176) 240 XStream-RCM-J

249 リ フ ァ レ ン ス WAIT 捕 捉 WAIT コマンド 説 明 WAIT コマンドは オシロスコープによる 現 在 の 捕 捉 が 完 了 するまで 新 しいコマンド の 解 析 を 行 わないようにします 省 略 可 能 な 引 数 <t>(タイムアウト)は 捕 捉 の 完 了 を 待 つのを 止 めるまでの 時 間 を 秒 単 位 で 指 定 します <t> が 指 定 されない 場 合 ま たは <t> = 0.0 である 場 合 オシロスコープは 捕 捉 の 完 了 を 無 限 に 待 ちます 同 期 については 第 2 章 内 のタイミングと 同 期 化 (P.29)をご 参 照 ください コマンド 構 文 WAIT [<t>] <t>:= 秒 単 位 のタイムアウト(デフォルトは 無 限 ) 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) この 例 は 信 号 を 次 々に 捕 捉 してそれらの 最 大 振 幅 を 求 めます ARM は 新 しいデー タ 捕 捉 を 開 始 します WAIT コマンドは 新 しく 捕 捉 された 波 形 に 対 して 常 に 最 大 値 評 価 が 実 行 されるよう 保 証 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) For i=1 to 10 Call obj.writestring("arm;wait;c1:pava? MAX",True) buf=obj.readstring(80) MsgBox(buf) Next obj.disconnect (C1:PAVA? MAX は オシロスコープに 対 して チャンネル 1 の 波 形 の 最 大 データ 値 を 測 定 するよう 命 令 します ) 関 連 コマンド *TRG(P.225), TRIG_MODE(P.229), ARM_ACQUISITION (P.106),*OPC(P.176) XStream-RCM-J 241

250 第 2 部 :コマンド WAVEFORM(WF) 波 形 転 送 WAVEFORM, WF コマンド/クエリ 説 明 WAVEFORM コマンドは コントローラからオシロスコープに 波 形 を 転 送 します WAVEFORM?クエリは オシロスコープからコントローラに 波 形 を 転 送 します WAVEFORM は 外 部 に 保 存 されていた 波 形 をオシロスコープの 内 部 メモリに 戻 しま す 1 つの 波 形 は 複 数 の 独 立 した 要 素 からなります 1. 波 形 記 述 子 (DESC) 2. ユーザ テキス(TEXT) 3. 時 間 記 述 子 (TIME) 4. データ ブロック(DAT1) 5. 2 番 目 のデータ ブロック(DAT2) - 省 略 可 能 波 形 構 造 の 詳 細 は 第 4 章 を 参 照 してください WAVEFORM?クエリは 波 形 をコントローラへ 転 送 するようオシロスコープに 対 して 命 令 します 各 ブロックは 個 別 にクエリできます ALL パラメータを 指 定 すると 4 つまたは 5 つのブロック 全 てが 上 の 説 明 の 順 番 に 1 ブロックとして 転 送 されます コマンド 構 文 <memory> : WaveForm ALL <waveform_data_block> クエリ 構 文 <memory> : = {M1, M2, M3, M4} <waveform_data_block> : = 任 意 のデータ ブロック( 第 5 章 を 参 照 ) <trace> : WaveForm?<block> <trace> : = {F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7,F8,M1,M2,M3,M4,C1,C2,C3,C4} <block> : = {DESC, TEXT, TIME, DAT1, DAT2, ALL} パラメータが 指 定 されない 場 合 は ALL が 前 提 とされます 応 答 フォーマット <trace> : WaveForm <block>,<waveform_data_block> 注 意 1) 波 形 データのフォーマットは WAVEFORM_SETUP コマンド COMM_ORDER コマンド COMM_FORMAT コマンドで 指 定 された 最 新 の 設 定 に 応 じて 決 まります 注 意 2) WAVEFORM? ALL で 取 り 込 んだ 完 全 な 波 形 のみオシロスコープへ 再 格 納 できます 注 意 3) 波 形 を PC からオシロスコープに 送 信 する 場 合 は 一 般 的 に 応 答 ヘッダを 無 効 にするほうが 有 効 です 詳 細 は COMM_HEADER コマンドを 参 照 してください 注 意 4) トリガ 位 置 から 波 形 先 頭 のサンプルまでの 時 間 は 毎 回 異 なります 同 じトリガで 捕 捉 したチャンネル 間 でも ずれが 生 じています 波 形 を 転 送 し チャンネル 間 の 時 間 を 測 定 する 場 合 には 注 意 が 必 要 です 先 頭 サンプル の 時 間 は リアルタイムアクイジションでは HORIZ_OFFSET シーケンスでは TRIGTIME に 情 報 が 格 納 されます 詳 しくは 付 録 II の 波 形 テンプレートを 参 照 してください 注 意 5) 波 形 のサンプルポイント 数 はチャンネルのデスキューや ERES などの 演 算 により 短 くなることがあります 波 形 のサンプル 数 は 波 形 テンプレートの WAVE_ARRAY_COUNT に 情 報 が 書 き 込 まれます 242 XStream-RCM-J

251 リ フ ァ レ ン ス 使 用 制 限 <trace> : {C3, C4} 4 チャンネルのオシロスコープのみで 指 定 可 能 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は C1 波 形 の DAT1 ブロック 波 形 をバイナリ 転 送 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("cfmt DEF9,WORD,BIN", True) Call obj.writestring("c1:wf?dat1", True) Waveform=o.ReadBinary( ) obj.disconnect 注 意 :ActiveDSO では 波 形 をバイナリ 転 送 させ 用 途 に 応 じてバイト ワード 不 動 小 数 点 に 変 換 した 配 列 データを 出 力 するメゾットが 用 意 されています 関 連 コマンド I NSPECT(P.166), COMM_FORMAT(P.122), COMM_ORDER(P.127), TEMPLATE(P.220), WAVEFORM_SETUP(P.244) XStream-RCM-J 243

252 第 2 部 :コマンド WAVEFORM_SETUP(WFSU) 波 形 転 送 WAVEFORM_SETUP, WFSU コマンド/クエリ 説 明 WAVEFORM_SETUP コマンドは コントローラへ 転 送 する 波 形 データ 量 を 指 定 します このコマンドは 以 下 のパラメータ 設 定 を 制 御 します 表 記 FP 最 初 のポイント NP ポイントの 数 SN セグメント 番 号 SP 間 引 き 間 引 き(SP): 間 引 きパラメータは データ ポイント 間 の 間 隔 を 次 のように 定 義 します 例 : SP = 0 全 てのデータ ポイントを 送 信 SP = 1 1 つのデータ ポイントを 送 信 SP = 4 4 個 ごとにデータ ポイントを 送 信 ポイントの 数 (NP): NP パラメータは 送 信 するポイント 数 を 次 のように 示 します 例 : NP = 0 全 てのデータ ポイントを 送 信 NP = 1 1 つのデータ ポイントを 送 信 NP = 50 最 大 50 個 のデータ ポイントを 送 信 NP = 1001 最 大 1001 個 のデータ ポイントを 送 信 最 初 のポイント(FP): FP パラメータは 送 信 する 最 初 のデータ ポイントのアドレスを 指 定 します シー ケンス モードで 捕 捉 された 波 形 では これは 特 定 のセグメント 内 の 相 対 アドレスに なります 例 : FP = 0 最 初 のデータ ポイントに 相 当 FP = 1 2 番 目 のデータ ポイントに 相 当 FP = 5000 データ ポイント 5001 に 相 当 セグメント 番 号 (SN): SN パラメータは 波 形 がシーケンス モードで 捕 捉 された 場 合 にどのセグメントが 送 信 されるのかを 示 します セグメントを 持 たない 波 形 については このパラメータは 無 視 されます 例 : SN = 0 全 てのセグメント SN = 1 最 初 のセグメント SN = 23 セグメント 23 WAVEFORM_SETUP? クエリは 現 在 使 用 中 の 転 送 パラメータを 返 します 244 XStream-RCM-J

253 リ フ ァ レ ン ス コマンド 構 文 WaveForm_SetUp SP,<sparsing>,NP,<number>,FP,<point>,SN,<segment> 注 意 : 電 源 投 入 時 には 全 てのパラメータが 0 に 設 定 されます つまり 全 ての 波 形 が 間 引 き なしで 転 送 されます 各 パラメータはペアになっています ペアの 最 初 のパラメータには 変 更 する 変 数 名 を 指 定 し 2 番 目 のパラメータには 変 数 に 割 り 当 てる 新 しい 値 を 指 定 します ペアは 任 意 の 順 番 に 並 べることができ 変 更 する 変 数 を 指 定 するだけです クエリ 構 文 WaveForm_SetUp? 応 答 フォーマット WaveForm_SetUp SP,<sparsing>,NP,<number>,FP,<point>,SN, <segment> 例 (ActiveDSO 経 由 GPIB) 次 の 命 令 は 開 始 アドレスを 200 として 3 番 目 のデータ ポイント(SP=3)ごとにデ ータ ポイントを 送 信 します Dim obj As Object Set obj = CreateO bject( LeCroy.ActiveDSOCtrl.1 ) Call obj.makeconnection( GPIB:6 ) Call obj.writestring("wfsu SP,3,FP,200",True) obj.disconnect 注 意 :ActiveDSO では SetupWaveformTransfer メゾットで 同 じ 操 作 を 行 なうことができます 関 連 コマンド INSPECT(P.166), WAVEFORM(P.242), TEMPLATE(P.220) XStream-RCM-J 245

254 第 2 部 :コマンド 246 XStream-RCM-J

255 付 録 I プログラム 例 付 録 I プログラミング 例 ソースコード プログラム ソースコード プログラムは 2 つのタイプに 分 けられます 1 つのタイプは National Instruments の GPIB ソフトウェア/ハードウェアを 使 用 するプログラムであり もう 1 つのタイプは ActiveDSO を 使 用 するプログラムです(これらのプログラムでも GPIB を 使 用 するときには National Instruments の GPIB ソフトウェア/ハードウェアに 接 続 します) ActiveDSO の 大 きなメリットは ユーザの 作 成 したコードがハードウェア 接 続 と 完 全 に 独 立 していることです GPIB LAN または RS232 ( 古 い DSO 用 )のどの 接 続 方 式 を 使 用 するのかは プログラムの 先 頭 付 近 で 1 つのコマンドによって 指 定 します プログラミングの 例 はテレダイン レクロイの Web サイト ( ( 入 手 できます ソースコードの 例 GPIB - 1 対 話 型 の GPIB プログラム IBIC の 使 用 この 例 では National Instruments の GPIB インタフェース カードを 装 着 した IBM PC または 互 換 コンピュータを 使 用 することを 想 定 しています GPIB ドライバはデフォルト 設 定 のまま であるため デバイス 名 "dev4" は GPIB アドレス 4(オシロスコープのアドレス)に 対 応 し ます ユーザがすべてのテキストを 入 力 します 太 字 はプログラムからのプロンプト( 入 力 要 求 )を 意 味 します IBIC は C:\Program Files\National Instruments\NI-488.2\Bin フォルダに 含 まれるコマン ド プロンプト 上 で 動 作 するアプリケーションです IBIC<cr> program announces itself : ibfind<cr> enter board/device name:dev4<cr> dev4:ibwrt<cr> enter string: tdiv? <CR> [0100]( cmpl ) count: 5 dev4:ibrd<cr> enter byte count:10<cr> [0100]( cmpl ) count: T D I V 5 0 E 2D 39 9 dev4:ibwrt<cr> enter string: c1:cpl? <CR> [0100]( cmpl ) count: 7 dev4:ibrd<cr> enter byte count:20<cr> [2100]( end cmpl ) count: A C C 1 :C P L D A 5 0 z dev4:q<cr> to quit the program. XStream-RCM-J 247

256 付 録 I:プログラム 例 ソースコードの 例 GPIB - 2 VBIB32.bas と NIGLOBAL.bas を 使 用 したリモートコントロール 上 記 の 例 1 と 同 様 に National Instruments の GPIB インタフェース カードがコントローラ (IBM PC)に 装 着 されていると 想 定 しています (オシロスコープの GPIB 番 号 は 6 番 を 使 用 ) VisualBasic6.0 の 新 しいプロジェクトを 作 成 し C:\Program Files\National Instruments\NI \Languages\Visual Basic\フォルダに 含 まれる VBIB32.bas および NIGLOBAL.bas をプロジェク トに 追 加 します Sub SaveBinarywaveform() Dim Dev as integer Dim msg as String Msg=space(100) 'バッファ 領 域 を 作 成 Call ibdev(0,6,0,t10s,1,0,dev) 'GPIB アドレスを 6 番 に 接 続 Call ibclr(dev) 'デバイスクリア ' 若 干 Wait する 必 要 がある 場 合 があります Call ibwrt(dev, "*IDN?") 'メッセージを 送 信 ' 若 干 Wait する 必 要 がある 場 合 があります Call ibrda(dev, msg) ' 応 答 メッセージを 取 得 Msgbox msg End sub ソースコードの 例 VISA COM - 1 Excel VBA 上 で VISA-COM を 使 用 したクエリ この 例 では Excel のマクロから VISA-COM を 使 用 して オシロスコープから*IDN?クエリを 実 行 します National Instruments 社 の GPIB ボードに 付 属 する VISA をインストールすると VISA- COM も 同 時 にコンピュータにインストールされます VISA-COM を Excel のマクロから 使 用 するため Excel VBA のメニューバーから[ツール] - [ 参 照 設 定 ]を 開 き VISA COM 3.0 Type Library を 参 照 設 定 します Dim Res As New VisaComLib.ResourceManager Dim DSO As New VisaComLib.FormattedIO488 Set DSO.IO = Res.Open("GPIB::6::INSTR", VisaComLib.AccessMode.NO_LOCK, 3000) DSO.IO.Clear 'デバイスクリア DSO.WriteString("*IDN?") 'メッセージ 送 信 Ret=DSO.ReadString ' 応 答 メッセージを 取 得 MsgBox(ret) 248 XStream-RCM-J

257 GPIB プログラム 例 ソースコードの 例 VISA COM - 2 開 発 言 語 として VisualBasic.Net を 使 い VISA COM を 通 してリモートコントロールします フォ ームには2つの 機 能 を 搭 載 ます Find ボタンを 押 すと パソコンに 接 続 されているオシロスコ ープなどのリソースを 隣 のコンボ ボックスに 出 力 して 選 択 を 可 能 にする Ch1 Waveform Transfer を 押 すと CH1 の 波 形 を 転 送 し ファイルに 出 力 するようにします Find ボタンのコード VISA のリソースを 検 索 し コンボボックスのアイテムとして 出 力 します Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click Dim Res As New Ivi.Visa.Interop.ResourceManager Dim fndstring As String = "?*" Dim devicelist() As String 'リソースの 検 索 Try devicelist = Res.FindRsrc(fndString) Catch ex As System.Exception MsgBox("No Resource") Exit Sub End Try 'コンボボックスへリソースを 出 力 ComboBox1.Items.Clear() For i As Integer = 0 To UBound(devicelist) ComboBox1.Items.Add(devicelist(i)) Next End Sub コマンドの 送 信 サブルーチン 引 数 として 与 えられたコマンド 文 字 列 を 送 信 Private Sub SendCommand(ByVal command As String) Dim Res As New Ivi.Visa.Interop.ResourceManager Dim DSO As New Ivi.Visa.Interop.FormattedIO488 If ComboBox1.Text <> "" Then DSO.IO =Res.Open(ComboBox1.Text,Ivi.Visa.Interop.AccessMode.NO_LOCK, 3000) 'オシロスコープに 接 続 DSO.IO.Clear() DSO.WriteString(command) 'コマンドの 送 信 Else MsgBox("アドレスが 選 択 されていません!") End If DSO.IO.Close() System.Runtime.InteropServices.Marshal.ReleaseComObject(DSO) System.Runtime.InteropServices.Marshal.ReleaseComObject(Res) XStream-RCM-J 249

258 付 録 I:プログラム 例 End Sub バイナリ 波 形 転 送 ファンクション 引 数 として チャンネル およびバイナリデータの 受 信 バッファを 指 定 バイト 配 列 で 返 す Function ReadBinaryWaveform(ByVal ch As String, ByVal buffsize As Long) As Byte() Dim Res As New Ivi.Visa.Interop.ResourceManager Dim DSO As New Ivi.Visa.Interop.FormattedIO488 Dim ret(buffsize) As Byte 'コンボボックスで 選 択 されたリソースをオープン If ComboBox1.Text <> "" Then DSO.IO =Res.Open(ComboBox1.Text,Ivi.Visa.Interop.AccessMode.NO_LOCK, 3000) DSO.IO.Clear() 'WaveForm クエリを 送 信 DSO.WriteString(ch & ":WF?") System.Windows.Forms.Application.DoEvents() System.Threading.Thread.Sleep(200) 'クエリの 応 答 データを 受 信 Try ret = DSO.IO.Read(buffsize) Catch ex As System.Exception MsgBox(" 応 答 がありません!") End Try Else MsgBox("アドレスが 選 択 されていません!") End If DSO.IO.Close() System.Runtime.InteropServices.Marshal.ReleaseComObject(DSO) System.Runtime.InteropServices.Marshal.ReleaseComObject(Res) Return ret End Function 250 XStream-RCM-J

259 GPIB プログラム 例 C1 Waveform Transfer ボタンのコード 波 形 転 送 を ReadBinary ファンクションで 実 行 し 返 り 値 のバイナリ 配 列 を 取 得 バイナリ 配 列 内 にあるゲインやサンプリング 間 隔 などの 情 報 を 抽 出 し 時 間 と 波 形 の 電 圧 値 の CSV ファイ ルを 出 力 する Private Sub Button2_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button2.Click ' 波 形 転 送 のフォーマットを 指 定 SendCommand("CORD LO;CHDR OFF;CFMT DEF9,BYTE,BIN") ' 波 形 を 転 送 して retdata 配 列 へ 代 入 Dim retdata As Byte() retdata = ReadBinaryWaveform("C1", 5000) ' 波 形 ディスクリプタの 開 始 位 置 を 検 出 Dim stpt As Integer = 0 Do Until (retdata(stpt) = 35) stpt += 1 Loop stpt += 11 ' 波 形 を 電 圧 や 時 間 に 変 換 するためのパラメータを 抽 出 Dim vg As Single Dim voffset As Single Dim horinterval As Single Dim horoffset As Double Dim samples As Int32 Dim waveform As Integer vg = BitConverter.ToSingle(retData, stpt + 156) voffset = BitConverter.ToSingle(retData, stpt + 160) horinterval = BitConverter.ToSingle(retData, stpt + 176) horoffset = BitConverter.ToDouble(retData, stpt + 180) samples = BitConverter.ToInt32(retData, stpt + 60) ' 波 形 をファイルに 保 存 FileOpen(1, TextBox1.Text, OpenMode.Output) For i = 0 To samples - 1 waveform = retdata(i stpt) If waveform > 127 Then waveform = waveform End If PrintLine(1, horinterval * (i - 1) + horoffset, ",", waveform * vg - voffset) Next FileClose(1) End Sub XStream-RCM-J 251

260 付 録 I:プログラム 例 ソースコードの 例 ACTIVEDSO - 1 次 の 図 は ActiveDSO を 使 用 して リモートコントロールするプログラム Example1 Reading Waveforms.xls の 画 面 を 示 しています ActiveDSO をインストールすると このサンプルと 同 じファイルが ActiveDSO をインストール した PC の C:\Program files\lecroy\activedso\examples\msoffice\example1readingwaveforms.xls に 収 録 されます MakeScopeBeep ボタンのコード Private Sub MakeScopeBeepButton_Click() Dim o As Object Dim txt As String 'ActiveDSO のインスタンスを 作 成 し オブジェクト o に 代 入 Set o = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") 'Excel シートからオシロのアドレスを 読 み オシロに 接 続 Dim deviceaddress As String deviceaddress = Worksheets("Sheet1").Cells(2, 3).Value Dim success As Boolean success = o.makeconnection(deviceaddress) If (success = False) Then MsgBox "DSO not found! Address may be wrong..." GoTo 999 End If 'リモートモードに 設 定 Call o.setremotelocal(1) 'ビープ 音 を 鳴 らすコマンドを 送 信 また *IDN クエリを 実 行 Call o.writestring("buzz beep;*idn?", 1) 252 XStream-RCM-J

261 GPIB プログラム 例 txt = o.readstring(500) ' エラーの 確 認 If (o.errorflag = True) Then MsgBox o.errorstring End If ' ターミネート 処 理 999 Set o = Nothing End Sub ConfigureScope ボタンのコード Private Sub ConfigureScopeButton_Click() Dim o As Object 'ActiveDSO のインスタンスを 作 成 し オブジェクト o に 代 入 Set o = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") 'Excel シートからオシロのアドレスを 読 み オシロに 接 続 Dim deviceaddress As String deviceaddress = Worksheets("Sheet1").Cells(2, 3).Value Dim success As Boolean success = o.makeconnection(deviceaddress) If (success = False) Then MsgBox "DSO not found! Address may be wrong..." GoTo 999 End If 'ActiveDSO の WriteString メゾットにより コマンドを 送 信 Call o.setremotelocal(1) Call o.writestring("*rst", 1) Call o.writestring("msiz 500", 1) Call o.writestring("trmd AUTO", 1) Call o.writestring("tdiv 1MS", 1) Call o.writestring("c1:vdiv 200mV", 1) Call o.writestring("c1:offset 0mV", 1) 'エラーの 確 認 If (o.errorflag = True) Then MsgBox o.errorstring End If 'ターミネート 処 理 999 Set o = Nothing End Sub GetScaledWaveform ボタンのコード Private Sub GetScaledWaveformButton_Click() Dim o As Object ' ActiveDSO のオブジェクトを 作 成 し o に 代 入 Set o = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") ' Excel の 2C セルからアドレスを 読 み オシロスコープと 接 続 します Dim deviceaddress As String deviceaddress = Worksheets("Sheet1").Cells(2, 3).Value Call o.makeconnection(deviceaddress) ' オシロスコープをリモート コントロール モードに 設 定 Call o.setremotelocal(1) ' 波 形 データを 格 納 する 配 列 を 宣 言 ' 作 成 した 配 列 の 中 にチャンネル1の 電 圧 値 の 波 形 データを 代 入 Dim wavearray XStream-RCM-J 253

262 付 録 I:プログラム 例 wavearray = o.getscaledwaveform("c1", , 0) ' Excel シートの 9 列 目 に 配 列 WaveArray の 内 容 を 出 力 Dim i As Long For i = 0 To UBound(waveArray) Worksheets("Sheet1").Cells(i + 3, 9).Value = wavearray(i) Next i ' ターミネート Call o.setremotelocal(0) Set o = Nothing End Sub GetParameters ボタンのコード Private Sub GetParametersButton_Click() Dim o As Object Dim txt As String ' ActiveDSO のオブジェクトを 作 成 し o に 代 入 Set o = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") ' Excel の 2C セルからアドレスを 読 み オシロスコープと 接 続 します Dim deviceaddress As String deviceaddress = Worksheets("Sheet1").Cells(2, 3).Value Dim success As Boolean success = o.makeconnection(deviceaddress) If (success = False) Then MsgBox "DSO not found! Address may be wrong..." GoTo 999 End If ' オシロスコープをリモート コントロール モードに 設 定 Call o.setremotelocal(1) 'クエリの 応 答 文 字 列 のヘッダを OFF Call o.writestring("chdr OFF", 1) ' Amplitude パラメータをクエリして セル L3 に 出 力 Call o.writestring("c1:pava? ampl", 1) Worksheets("Sheet1").Cells(3, 12).Value = o.readstring(500) ' Rise パラメータをクエリして セル L4 Call o.writestring("c1:pava? rise", 1) Worksheets("Sheet1").Cells(4, 12).Value = o.readstring(500) ' エラーチェック If (o.errorflag = True) Then MsgBox o.errorstring End If ' ターミネート 処 理 999 Set o = Nothing End Sub Private Sub GetParametersButton_Click() Dim o As Object Dim txt As String Set o = CreateObject("LeCroy.ActiveDSOCtrl.1") Dim deviceaddress As String deviceaddress = Worksheets("Sheet1").Cells(2, 3).Value 254 XStream-RCM-J

263 GPIB プログラム 例 Dim success As Boolean success = o.makeconnection(deviceaddress) If (success = False) Then MsgBox "DSO not found! Address may be wrong..." GoTo 999 End If Call o.setremotelocal(1) Call o.writestring("chdr OFF", 1) ' Read the amplitude parameter measurement, store in cell L3 Call o.writestring("c1:pava? ampl", 1) Worksheets("Sheet1").Cells(3, 12).Value = o.readstring(500) ' Read the rise time parameter measurement, store in cell L4 Call o.writestring("c1:pava? rise", 1) Worksheets("Sheet1").Cells(4, 12).Value = o.readstring(500) ' check accumulated error status If (o.errorflag = True) Then MsgBox o.errorstring End If ' release the control 999 Set o = Nothing End Sub XStream-RCM-J 255

264 付 録 I:プログラム 例 ソースコードの 例 ACTIVEDSO - 2 次 の 例 は MicrosoftC# 上 で ActiveDSO を 使 用 する 例 になります 1. プロジェクトのソリューション エクスプローラから 参 照 設 定 を 右 クリックし 参 照 の 追 加 をします 2. COM を 選 択 し ActiveDSO を 選 択 し OK ボタンを 押 します 3. サンプルとして 次 のように 配 置 します Get Waveform のコード // ActiveDSO インスタンスを 取 得 して dso へ 代 入 ACTIVEDSOLib.ActiveDSO dso = new ACTIVEDSOLib.ActiveDSO(); dso.makeconnection(textbox2.text); // オシロスコープへの 接 続 // 波 形 の 転 送 ; limit 5000 samples float[,] waveform=(float[,])dso.getscaledwaveformwithtimes(combobox1.t ext, 5000, 0); dso.waitforopc(); // 作 業 が 完 了 するまで 待 機 dso.disconnect(); // 接 続 を 解 除 dso = null; //dso オブジェクトのリリース // 波 形 データをファイルへ 保 存 StreamWriter sw = new StreamWriter(textBox1.Text); 256 XStream-RCM-J

265 GPIB プログラム 例 string Temp=""; int numdata = waveform.getlength(1); for (int i = 0; i < numdata ; i++) { Temp = String.Format("{0:e},{1:e}\n", waveform[0,i],waveform[1,i]); sw.write(temp); } sw.dispose(); XStream-RCM-J 257

266 付 録 II 波 形 テンプレート 付 録 II 波 形 テンプレート この 付 録 では WF? DESC と WF? ALL の 2 つのコマンドで 作 成 される 波 形 デスクリプタ( 波 形 記 述 子 )の 内 容 を 記 述 した 波 形 テンプレートを 説 明 します テンプレートの 次 に デスクリプタのバイ トから 浮 動 小 数 点 数 を 構 成 することに 関 し 説 明 をします そのあとで その 計 算 を 行 なう 方 法 を 示 すために プログラムの 一 部 を 紹 介 します 波 形 テンプレート このテンプレートは TMPL?クエリに 対 するオシロスコープの 応 答 です / LECROY_2_3:TEMPLATE ; ; Explanation of the formats of waveforms and their descriptors on the ; LeCroy Digital Oscilloscopes, ; Software Release 8.1.0, 98/09/29. ; ; A descriptor and/or a waveform consists of one or several logical data blocks ; whose formats are explained below. ; Usually, complete waveforms are read:at the minimum they consist of ; the basic descriptor block WAVEDESC ; a data array block. ; Some more complex waveforms, e.g. Extrema data or the results of a Fourier ; transform, may contain several data array blocks. ; When there are more blocks, they are in the following sequence: ; the basic descriptor block WAVEDESC ; the history text descriptor block USERTEXT (may or may not be present) ; the time array block (for RIS and sequence acquisitions only) ; data array block ; auxiliary or second data array block ; XStream-RCM-J 258

267 波 形 テンプレート ; In the following explanation, every element of a block is described by a ; single line in the form ; ; <byte position> <variable name>:<variable type> ; <comment> ; ; where ; ; <byte position> = position in bytes (decimal offset) of the variable, ; relative to the beginning of the block. ; ; <variable name> = name of the variable. ; ; <variable type> = string up to 16-character name ; terminated with a null byte ; byte 08-bit signed data value ; word 16-bit signed data value ; long 32-bit signed data value ; float 32-bit IEEE floating point value ; with the format shown below ; bit position ; s exponent fraction ; where ; s = sign of the fraction ; exponent = 8 bit exponent e ; fraction = 23 bit fraction f ; and the final value is ; (-1)**s * 2**(e-127) * 1.f ; double 64-bit IEEE floating point value ; with the format shown below ; bit position ; s exponent fraction ; where ; s = sign of the fraction ; exponent = 11 bit exponent e ; fraction = 52 bit fraction f ; and the final value is ; (-1)**s * 2**(e-1023) * 1.f ; enum enumerated value in the range 0 to N ; represented as a 16-bit data value. ; The list of values follows immediately. ; The integer is preceded by an _. XStream-RCM-J 259

268 付 録 II: 波 形 テンプレート ; time_stamp double precision floating point number, ; for the number of seconds and some bytes ; for minutes, hours, days, months and year. ; ; double seconds (0 to 59) ; byte minutes (0 to 59) ; byte hours (0 to 23) ; byte days (1 to 31) ; byte months (1 to 12) ; word year (0 to 16000) ; word unused ; There are 16 bytes in a time field. ; data byte, word or float, depending on the ; read-out mode reflected by the WAVEDESC ; variable COMM_TYPE, modifiable via the ; remote command COMM_FORMAT. ; text arbitrary length text string ; (maximum 160) ; unit_definition a unit definition consists of a 48 character ; ASCII string terminated with a null byte ; for the unit name. ; ;========================================================================== ; WAVEDESC:BLOCK ; ; Explanation of the wave descriptor block WAVEDESC; ; ; < 0> DESCRIPTOR_NAME:string ; the first 8 chars are always WAVEDESC ; < 16> TEMPLATE_NAME:string ; < 32> COMM_TYPE:enum ; chosen by remote command COMM_FORMAT _0 byte _1 word endenum ; < 34> COMM_ORDER:enum _0 HIFIRST _1 LOFIRST endenum ; ; 260 XStream-RCM-J

269 波 形 テンプレート ; The following variables of this basic wave descriptor block specify ; the block lengths of all blocks of which the entire waveform (as it is ; currently being read) is composed.if a block length is zero, this ; block is (currently) not present. ; ; Blocks and arrays that are present will be found in the same order ; as their descriptions below. ; ;BLOCKS : ; < 36> WAVE_DESCRIPTOR:long ; length in bytes of block WAVEDESC < 40> USER_TEXT:long ; length in bytes of block USERTEXT < 44> RES_DESC1:long ; ; ;ARRAYS : ; < 48> TRIGTIME_ARRAY:long ; length in bytes of TRIGTIME array ; < 52> RIS_TIME_ARRAY:long ; length in bytes of RIS_TIME array ; < 56> RES_ARRAY1:long ; an expansion entry is reserved ; < 60> WAVE_ARRAY_1:long ; length in bytes of 1st simple ; data array.in transmitted waveform, ; represent the number of transmitted ; bytes in accordance with the NP ; parameter of the WFSU remote command ; and the used format (see COMM_TYPE). ; < 64> WAVE_ARRAY_2:long ; length in bytes of 2nd simple ; data array ; < 68> RES_ARRAY2:long < 72> RES_ARRAY3:long ; 2 expansion entries are reserved ; ; The following variables identify the instrument ; < 76> INSTRUMENT_NAME:string ; < 92> INSTRUMENT_NUMBER:long ; < 96> TRACE_LABEL:string ; identifies the waveform. ; <112> RESERVED1:word <114> RESERVED2:word ; 2 expansion entries ; XStream-RCM-J 261

270 付 録 II: 波 形 テンプレート ; The following variables describe the waveform and the time at ; which the waveform was generated. ; <116> WAVE_ARRAY_COUNT:long ; number of data points in the data ; array.if there are two data ; arrays (FFT or Extrema), this number ; applies to each array separately. ; <120> PNTS_PER_SCREEN:long ; nominal number of data points ; on the screen ; <124> FIRST_VALID_PNT:long ; count of number of points to skip ; before first good point ; FIRST_VALID_POINT = 0 ; for normal waveforms. ; <128> LAST_VALID_PNT:long ; index of last good data point ; in record before padding (blanking) ; was started. ; LAST_VALID_POINT = WAVE_ARRAY_COUNT-1 ; except for aborted sequence ; and rollmode acquisitions ; <132> FIRST_POINT:long ; for input and output, indicates ; the offset relative to the ; beginning of the trace buffer. ; Value is the same as the FP parameter ; of the WFSU remote command. ; <136> SPARSING_FACTOR:long ; for input and output, indicates ; the sparsing into the transmitted ; data block. ; Value is the same as the SP parameter ; of the WFSU remote command. ; <140> SEGMENT_INDEX:long ; for input and output, indicates the ; index of the transmitted segment. ; Value is the same as the SN parameter ; of the WFSU remote command. ; <144> SUBARRAY_COUNT:long ; for Sequence, acquired segment count, ; between 0 and NOM_SUBARRAY_COUNT ; <148> SWEEPS_PER_ACQ:long ; for Average or Extrema, ; number of sweeps accumulated ; else 1 ; 262 XStream-RCM-J

271 波 形 テンプレート <152> POINTS_PER_PAIR:word ; for Peak Detect waveforms (which always ; include data points in DATA_ARRAY_1 and ; min/max pairs in DATA_ARRAY_2). ; Value is the number of data points for ; each min/max pair. ; <154> PAIR_OFFSET:word ; for Peak Detect waveforms only ; Value is the number of data points by ; which the first min/max pair in ; DATA_ARRAY_2 is offset relative to the ; first data value in DATA_ARRAY_1. ; <156> VERTICAL_GAIN:float ; <160> VERTICAL_OFFSET:float ; to get floating values from raw data : ; VERTICAL_GAIN * data - VERTICAL_OFFSET ; <164> MAX_VALUE:float ; maximum allowed value.it corresponds ; to the upper edge of the grid. ; <168> MIN_VALUE:float ; minimum allowed value.it corresponds ; to the lower edge of the grid. ; <172> NOMINAL_BITS:word ; a measure of the intrinsic precision ; of the observation:adc data is 8 bit ; averaged data is bit, etc. ; <174> NOM_SUBARRAY_COUNT:word ; for Sequence, nominal segment count ; else 1 ; <176> HORIZ_INTERVAL:float ; sampling interval for time domain ; waveforms ; <180> HORIZ_OFFSET:double ; trigger offset for the first sweep of ; the trigger, seconds between the ; trigger and the first data point ; <188> PIXEL_OFFSET:double ; needed to know how to display the ; waveform ; <196> VERTUNIT:unit_definition ; units of the vertical axis ; <244> HORUNIT:unit_definition ; units of the horizontal axis ; <292> HORIZ_UNCERTAINTY:float ; uncertainty from one acquisition to the ; next, of the horizontal offset in seconds ; <296> TRIGGER_TIME:time_stamp ; time of the trigger ; <312> ACQ_DURATION:float ; duration of the acquisition (in sec) ; in multi-trigger waveforms. ; (e.g. sequence, RIS, or averaging) ; <316> RECORD_TYPE:enum _0 single_sweep _1 interleaved _2 histogram _3 graph _4 filter_coefficient _5 complex _6 extrema _7 sequence_obsolete _8 centered_ris _9 peak_detect endenum ; <318> PROCESSING_DONE:enum _0 no_processing _1 fir_filter XStream-RCM-J 263

272 付 録 II: 波 形 テンプレート _2 interpolated _3 sparsed _4 autoscaled _5 no_result _6 rolling _7 cumulative endenum ; <320> RESERVED5:word ; expansion entry ; <322> RIS_SWEEPS:word ; for RIS, the number of sweeps ; else 1 ; ; The following variables describe the basic acquisition ; conditions used when the waveform was acquired ; 264 XStream-RCM-J

273 波 形 テンプレート <324> TIMEBASE:enum _0 1_ps/div _1 2_ps/div _2 5_ps/div _3 10_ps/div _4 20_ps/div _5 50_ps/div _6 100_ps/div _7 200_ps/div _8 500_ps/div _9 1_ns/div _10 2_ns/div _11 5_ns/div _12 10_ns/div _13 20_ns/div _14 50_ns/div _15 100_ns/div _16 200_ns/div _17 500_ns/div _18 1_us/div _19 2_us/div _20 5_us/div _21 10_us/div _22 20_us/div _23 50_us/div _24 100_us/div _25 200_us/div _26 500_us/div _27 1_ms/div _28 2_ms/div _29 5_ms/div _30 10_ms/div _31 20_ms/div _32 50_ms/div _33 100_ms/div _34 200_ms/div _35 500_ms/div _36 1_s/div _37 2_s/div _38 5_s/div _39 10_s/div _40 20_s/div _41 50_s/div _42 100_s/div _43 200_s/div _44 500_s/div _45 1_ks/div _46 2_ks/div _47 5_ks/div _100 EXTERNAL endenum ; <326> VERT_COUPLING:enum _0 DC_50_Ohms _1 ground _2 DC_1MOhm _3 ground _4 AC,_1MOhm endenum ; <328> PROBE_ATT:float ; <332> FIXED_VERT_GAIN:enum _0 1_uV/div _1 2_uV/div _2 5_uV/div _3 10_uV/div _4 20_uV/div _5 50_uV/div XStream-RCM-J 265

274 付 録 II: 波 形 テンプレート ; _6 100_uV/div _7 200_uV/div _8 500_uV/div _9 1_mV/div _10 2_mV/div _11 5_mV/div _12 10_mV/div _13 20_mV/div _14 50_mV/div _15 100_mV/div _16 200_mV/div _17 500_mV/div _18 1_V/div _19 2_V/div _20 5_V/div _21 10_V/div _22 20_V/div _23 50_V/div _24 100_V/div _25 200_V/div _26 500_V/div _27 1_kV/div endenum 266 XStream-RCM-J

275 波 形 テンプレート <334> BANDWIDTH_LIMIT:enum _0 off _1 on endenum ; <336> VERTICAL_VERNIER:float ; <340> ACQ_VERT_OFFSET:float ; <344> WAVE_SOURCE:enum _0 CHANNEL_1 _1 CHANNEL_2 _2 CHANNEL_3 _3 CHANNEL_4 _9 UNKNOWN endenum ; /00 ENDBLOCK ; ;========================================================================== ; USERTEXT:BLOCK ; ; Explanation of the descriptor block USERTEXT at most 160 bytes long. ; ; < 0> TEXT:text ; a list of ASCII characters ; /00 ENDBLOCK ; ;========================================================================== ; TRIGTIME:ARRAY ; ; Explanation of the trigger time array TRIGTIME. ; This optional time array is only present with SEQNCE waveforms. ; The following data block is repeated for each segment which makes up ; the acquired sequence record. ; < 0> TRIGGER_TIME:double ; for sequence acquisitions, ; time in seconds from first ; trigger to this one ; < 8> TRIGGER_OFFSET:double ; the trigger offset is in seconds ; from trigger to zeroth data point ; /00 ENDARRAY ; ;========================================================================== ; RISTIME:ARRAY ; ; Explanation of the random-interleaved-sampling (RIS) time array RISTIME. ; This optional time array is only present with RIS waveforms. ; This data block is repeated for each sweep which makes up the RIS record ; < 0> RIS_OFFSET:double ; seconds from trigger to zeroth ; point of segment ; /00 ENDARRAY ; ;========================================================================== ; DATA_ARRAY_1:ARRAY ; ; Explanation of the data array DATA_ARRAY_1. ; This main data array is always present.it is the only data array for ; most waveforms. ; The data item is repeated for each acquired or computed data point XStream-RCM-J 267

276 付 録 II: 波 形 テンプレート ; of the first data array of any waveform. ; < 0> MEASUREMENT:data ; the actual format of a data is ; given in the WAVEDESC descriptor ; by the COMM_TYPE variable. ; /00 ENDARRAY ; ;========================================================================== ; DATA_ARRAY_2:ARRAY ; ; Explanation of the data array DATA_ARRAY_2. ; This is an optional secondary data array for special types of waveforms: ; Complex FFT imaginary part (real part in DATA_ARRAY_1) ; Extrema floor trace (roof trace in DATA_ARRAY_1) ; Peak Detect min/max pairs (data values in DATA_ARRAY_1) ; In the first 2 cases, there is exactly one data item in DATA_ARRAY_2 for ; each data item in DATA_ARRAY_1. ; In Peak Detect waveforms, there may be fewer data values in DATA_ARRAY_2, ; as described by the variable POINTS_PER_PAIR. ; < 0> MEASUREMENT:data ; the actual format of a data is ; given in the WAVEDESC descriptor ; by the COMM_TYPE variable. ; /00 ENDARRAY ; ;========================================================================== ; SIMPLE:ARRAY ; ; Explanation of the data array SIMPLE. ; This data array is identical to DATA_ARRAY_1. SIMPLE is an accepted ; alias name for DATA_ARRAY_1. ; < 0> MEASUREMENT:data ; the actual format of a data is ; given in the WAVEDESC descriptor ; by the COMM_TYPE variable. ; /00 ENDARRAY ; ;========================================================================== ; DUAL:ARRAY ; ; Explanation of the DUAL array. ; This data array is identical to DATA_ARRAY_1, followed by DATA_ARRAY_2. ; DUAL is an accepted alias name for the combined arrays DATA_ARRAY_1 and ; DATA_ARRAY_2 (e.g. real and imaginary parts of an FFT). ; < 0> MEASUREMENT_1:data ; data in DATA_ARRAY_1. ; < 0> MEASUREMENT_2:data ; data in DATA_ARRAY_2. ; /00 ENDARRAY ; ; 00 ENDTEMPLATE 268 XStream-RCM-J

277 波 形 テンプレート 浮 動 小 数 点 数 のデコード 単 精 度 の 浮 動 小 数 点 数 は 4 バイトで 表 されます この 4 バイトを 構 成 するそれぞれのビットは 以 下 のように 並 んでいるものとします 31ビット 目 30ビット 目 29ビット 目 28ビット 目 3ビット 目 2ビット 目 1ビット 目 0ビット 目 バイト 並 び 替 えコマンド CORD が 下 位 バイトを 左 にくるように 設 定 されている 場 合 波 形 デス クリプタで 受 け 取 るバイトは 反 対 の 順 番 に 並 ぶということを 覚 えておいてください ただし そ れぞれのバイト 内 のビットの 順 番 は 上 位 が 左 に 来 るように 正 しく 並 んでいます これらのビットから 3 個 の 数 値 を 作 成 し それらの 数 値 を 掛 け 合 わせます(S x E x F) これらの 数 値 は 次 の 式 で 表 されます S = (-1) s E = 2 (e - 127) F = 1 + f s e f は 32 ビットから 直 接 計 算 されます 下 図 は 第 1 部 4 章 の 縦 軸 ゲインの 例 について 計 算 を 示 したものです XStream-RCM-J 269

278 付 録 II: 波 形 テンプレート バイト 境 界 をまたがないように ビットは 次 のように 分 離 されます 31 30, , 23 22, , 1, 0 符 号 指 数 ビット 小 数 ビット ビット 0.5, 0.25, 符 号 ビット s は 負 の 数 値 の 場 合 に 1 正 の 数 値 の 場 合 に 0 であるため このビットから 容 易 に 符 号 を 確 定 できます S = (-1)^s 8 個 の 指 数 ビットは それぞれ 次 の 値 を 持 ちます ビット 23 の 値 は 1 ビット 24 の 値 は 2... ビット ビット であるため 生 成 され る 指 数 の 範 囲 は 0 ~ (=255) となります この 値 e から 127 を 差 し 引 けば -127 から+128 の 間 の 値 となります これを 2 のべき 数 2^e として 用 いれば E の 値 が 求 まります 次 に 乗 数 を 作 成 する 必 要 があります 残 りの 23 個 のビットは 次 のようになります ビット 22 の 値 は 0.5 ビット 21 の 値 は 0.25 ビット 20 の 値 は ビット 19 の 値 は すべてのビットを 足 し 上 げると 正 の 値 f が 得 られます すべてのビットが 1 であれば f は 1 に 非 常 に 近 くなり 1 との 差 は 最 小 ビットの 値 で 与 えられます ( 通 常 はこの 数 値 は 1 よりもかなり 小 さい 値 となります )この 結 果 に 1 を 足 して 1+f=F より F を 求 めます 1 を 足 すことで デー タのダイナミックレンジを 広 げることになります f を 計 算 する 別 の 方 法 としては 23 ビット 全 体 で 表 される 1 つの 数 値 をそのまま 使 い それを 2^24 で 割 ることで 求 めることもできます 最 後 に 符 号 E の 値 F の 値 を 掛 け 合 わせ 最 終 結 果 を 得 ます 結 果 = (-1)^s x 2^(e-127) x (1 + f) = S x E x F 例 第 1 部 4 章 で 例 としてとりあげた 縦 軸 ゲインでは 浮 動 小 数 点 数 F が E-07 と いう 10 進 数 になっていました この 計 算 過 程 を 見 てみましょう F の 4 つのバイトは 次 のようにバイナリ 表 記 することができます このビット 列 を 次 のように 分 割 します 符 号 S を 決 める 最 初 のビットは 0 なので S = (-1)s = 1 となります つぎの 8 つのビットからは 次 式 を 使 ってべき 数 e が 求 まります 0 X X X X X X X X 1 = 105 ここから 127 を 差 し 引 けば -22 となります したがって E は 2(e-127) = 2-22 すなわち E-7 となります 最 後 に 乗 数 F を 求 める 必 要 があります 残 りのビットには の 値 が 与 えられます 0 でない 最 初 のビットは 6 番 目 と 7 番 目 で それぞれ と の 値 270 XStream-RCM-J

279 波 形 テンプレート になります それに 続 く 3 つのビットはどれも 0 なので 6 番 目 と 7 番 目 のビットだけで 大 まかな 値 を 計 算 すると になります これに 1 を 足 せば F の 大 まかな 値 は であることが わかります 以 上 より 最 終 結 果 は S x E x F = 1 X E-7 X = となります F の 計 算 ですべてのビ ットを 使 わなかったため この 数 値 は 正 確 な 値 よりも 若 干 小 さくなっています 倍 精 度 の 浮 動 小 数 点 数 は 8 バイトで 表 します これらのバイトが 値 の 降 順 で 並 んでいる 場 合 は 次 のようなビットが 得 られます 63, 62, 61, , 2, 1, 0. バイト 並 び 替 えコマンド CORD が 下 位 バイトを 左 にくるように 設 定 されている 場 合 波 形 デス クリプタで 受 け 取 るバイトは 反 対 の 順 番 に 並 ぶということを 覚 えておいてください ただし そ れぞれのバイト 内 でのビットの 順 番 は 上 位 が 左 に 来 るように 正 しく 並 んでいます これらのビットから 3 個 の 数 値 を 作 成 し それらの 数 値 を 掛 け 合 わせます(S x E x F) これらの 数 値 は 次 の 式 で 表 されます S = (-1) s E = 2 (e ) F = 1 + f s e f は 32 ビットから 直 接 計 算 されます 下 記 の 図 はこの 例 の 計 算 過 程 を 示 しています バイト 境 界 をまたがないように ビットは 次 のように 分 離 されます 63 62, , 52 51, , 1, 0 符 号 11 指 数 ビット 52 小 数 ビット ビット 0.5, 0.25, 符 号 ビットは 負 の 数 値 の 場 合 に 1 正 の 数 値 の 場 合 に 0 であるため このビットから 容 易 に 符 号 を 確 定 できます S = (-1)^s. 11 個 の 指 数 ビットは それぞれ 次 の 値 を 持 ちます XStream-RCM-J 271

280 付 録 II: 波 形 テンプレート 52 1, , この 結 果 11 個 のビット 全 体 で 0 から 2^12 (=2047)までの 値 を 表 すことになります この 値 から 1023 を 差 し 引 けば から+1024 の 間 の 値 となります これを 2 のべき 数 として 用 いれば E の 値 が 求 まります 次 に 乗 数 を 作 成 する 必 要 があります 残 りの 52 個 のビットは 次 のようになります , , , すべてのビットを 足 し 上 げると 正 の 値 f が 得 られます すべてのビットが 1 であれば f は 1 に 非 常 に 近 くなり 1 との 差 はもっとも 小 さいビットの 値 で 与 えられます 通 常 はこの 数 値 は 1 より もかなり 小 さい 値 となります この 結 果 に 1 を 足 して 1+f=F より F を 求 めます 1 を 足 すことで データのダイナミックレンジを 広 げることになります f を 計 算 する 別 の 方 法 としては 52 ビット 全 体 で 表 される 1 つの 数 値 をそのまま 使 い それを 2^53 で 割 ることで 求 めることもできます 最 後 に 符 号 E の 値 F の 値 を 掛 け 合 わせ 最 終 結 果 を 得 ます 結 果 =S x E x F 272 XStream-RCM-J

281 波 形 テンプレート 4 個 のバイトから 単 精 度 浮 動 小 数 点 数 を 作 成 する 方 法 Function GetFloat(DescPoint as Integer) ' DescPoint は 波 形 ディスクリプタ 開 始 位 置 からカウントされるのバイト 数 のアドレスです ' 単 精 度 浮 動 小 数 点 の 変 数 が 波 形 ディスクリプタ 内 にあると 仮 定 します ' ' 単 精 度 浮 動 小 数 点 の 例 として VERTICAL_GAIN があります ' VERTICAL_GAIN の DescPoint 位 置 は 156 バイト 目 にあたります ' ' ' ' ' ' ' Constants needed by GetFloat Mult2 = 1 / 128 Mult3 = Mult2 / 256 Mult4 = Mult3 / 256 Comm_Order はデータのバイトの 順 番 についての 情 報 を 提 供 する 変 数 です Comm_Order は 波 形 ディスクリプタの 34 バイト 目 にあります Set ByteOrd = 1 when Comm_Order = 0 for high byte first. Set ByteOrd = -1 when Comm_Order = 1 for low byte first. Set ByteOrd3 = 3 * Comm_Order. ByteOrd = 1-2 * Comm_Order ByteOrd3 = 3 * Comm_Order ' FByte = ByteOrd3 ' 符 号 部 の 抽 出 ' FDigit = Desc(DescPoint + FByte) FSign = (FDigit And 128) \ 128 FSign = 1-2 * FSign ' 符 号 部 の 結 果 FExponent = FDigit And 127 FExponent = 2 * FExponent ' 指 数 部 の 抽 出 FByte = ByteOrd3 + ByteOrd FDigit = Desc(DescPoint + FByte) FExpBit = FDigit And 128 If FExpBit = 128 Then FExpBit = 1 ' FExponent = FExponent + FExpBit 127 ' 指 数 部 の 結 果 FFraction = CDbl(FDigit And 127) FFraction = FFraction * Mult2 ' 仮 数 部 の 抽 出 FByte = ByteOrd3 + 2 * ByteOrd FDigit = Desc(DescPoint + FByte) FFraction = FFraction + CDbl(FDigit) * Mult3 ' FByte = ByteOrd3 + 3 * ByteOrd FDigit = Desc(DescPoint + FByte) FFraction = FFraction + CDbl(FDigit) * Mult4 ' 仮 数 部 の 結 果 XStream-RCM-J 273

282 付 録 II: 波 形 テンプレート FVariable = 2 ^ FExponent GetFloat = FVariable * FSign * (1 + FFraction) ' 変 換 結 果 End ' End of GetFloat 274 XStream-RCM-J

283 波 形 テンプレート 8 個 のバイトから 倍 精 度 浮 動 小 数 点 数 を 作 成 する 方 法 Function GetDoubleFloat (DescPoint as Integer) ' DescPoint は 波 形 ディスクリプタ 開 始 位 置 からカウントされるのバイト 数 のアドレスです ' 倍 精 度 浮 動 小 数 点 の 変 数 が 波 形 ディスクリプタ 内 にあると 仮 定 します ' ' 倍 精 度 浮 動 小 数 点 の 例 として HORIZontal_OFFSET があります ' HORIZontal_OFFSET の DescPoint 位 置 は 180 バイト 目 にあたります DMult2 = 1 / 16 DMult3 = DMult2 / 256 ' ' ' ' ' ' Comm_Order はデータのバイトの 順 番 についての 情 報 を 提 供 する 変 数 です Comm_Order は 波 形 ディスクリプタの 34 バイト 目 にあります Set ByteOrd = 1 when Comm_Order = 0 for high byte first. Set ByteOrd = -1 when Comm_Order = 1 for low byte first. Set ByteOrd7 = 7 * Comm_Order. ByteOrd = 1-2 * Comm_Order ByteOrd7 = 7 * Comm_Order ' DMult3 = DMult2 / 256 FByte = ByteOrd7 FDigit = Desc(DescPoint + FByte) FSign = (FDigit And 128) \ 128 FSign = 1-2 * FSign FExponent = FDigit And 127 FExponent = 16 * FExponent ' 符 号 部 の 抽 出 ' 符 号 部 の 結 果 ' 指 数 部 の 抽 出 ' FByte = ByteOrd7 + ByteOrd FDigit = Desc(DescPoint + FByte) FExponent = (FExponent + CDbl((FDigit And 240) \ 16)) ' 指 数 部 の 結 果 FFraction = CDbl((FDigit And 15)) * DMult2 ' 仮 数 部 の 抽 出 ' For I = 2 To FByte = ByteOrd7 + I * ByteOrd FDigit = Desc(DescPoint + FByte) FFraction = FFraction + CDbl(FDigit) * DMult3 DMult3 = DMult3 / 256 Next I ' 仮 数 部 の 結 果 FVariable = 2 ^ FExponent GetDoubleFloat = FVariable * FSign * (1 + FFraction) ' 変 換 結 果 End XStream-RCM-J 275

284 付 録 III オ ー ト メ ー シ ョ ン - メ ニ ュ ー 対 応 表 付 録 III オートメーション-メニュー 対 応 表 本 対 応 表 は 64 ビット Windows 上 で 動 作 する WaveMaster WavePro WaveRunner6Zi HDO シリーズ のファームウェア バージョン Ver を 基 に 作 成 しています オートメーション コマンドは 今 後 のファームウェアのアップデートにより 対 応 が 変 更 される 可 能 性 があります また 本 取 扱 説 明 書 では 全 てのオートメーション コマンド 記 載 するには 紙 面 が 紙 面 が 足 らな いため 代 表 的 な 内 容 だけ 記 載 しています XStream-RCM-J 276

285 オートメーション-メニュー 対 応 表 垂 直 軸 (チャンネル1での 表 記 です 他 のチャンネルでは app.acquisition.c1 の C1 部 分 を C2 などに 変 更 し てください) app.acquisition.c1.view=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.acquisition.c1.view=true' app.acquisition.c1.verscale=<item> <item>:={volts/div の 値 を 数 値 で 入 力 } 例 :vbs 'app.acquisition.c1.verscale=0.1' app.acquisition.c1.veroffset=<item> <item>:={offset の 値 を 数 値 で 入 力 } 例 :vbs 'app.acquisition.c1.veroffset=1' app.acquisition.c1.bandwidthlimit="<item>" <item>:={full,20mhz,200mhz} <item>の 選 択 はモデルにより 異 なります 例 :vbs 'app.acquisition.c1.bandwidthlimit="20mhz"' app.acquisition.c1.invert=<item> <item>:={true,false} 例 : vbs 'app.acquisition.c1.invert=true' app.acquisition.c1.coupling="<item>" <item>:={dc50,gnd,dc1m,ac1m} 例 :vbs 'app.acquisition.c1.coupling="gnd"' app.acquisition.c1.deskew=<item> <item>:={deskew の 値 を 数 値 で 入 力 } 例 :vbs 'app.acquisition.c1.deskew= ' app.acquisition.c1.probeattenuation=<item> <item>:={probeattenuation の 値 を 数 値 で 入 力 } 例 :vbs 'app.acquisition.c1.probeattenuation=0.1' app.acquisition.c1.averagesweeps=<item> <item>:={average の 値 を 数 値 で 入 力 } 例 :vbs 'app.acquisition.c1.averagesweeps=10' XStream-RCM-J 277

286 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 app.acquisition.c1.interpolatetype="<item>" <item>:={linear, Sinxx} 例 :vbs 'app.acquisition.c1.interpolatetype="linear"' app.acquisition.c1.enhancerestype="<item>" <item>:={none,0.5bits, 1bits, 1.5bits, 2bits, 2.5bits, 3bits} 例 :vbs 'app.acquisition.c1.enhancerestype="2.5bits"' 垂 直 軸 のクエリ 限 定 の 主 な 項 目 アベレージ 回 数 app.acquisition.c1.out.result.sweeps 例 :vbs? 'return=app.acquisition.c1.out.result.sweeps' 波 形 のサンプル 数 app.acquisition.c1.out.result.numsamplesinframe 例 :vbs? 'return=app.acquisition.c1.out.result.numsamplesinframe' (Digital 設 定 ) Digital1での 表 記 です 他 のチャンネルでは app.acquisition.c1 の C1 部 分 を C2 などに 変 更 して ください) 1 2 app.logicanalyzer.digital1.view=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.logicanalyzer.digital1.view=true' app.logicanalyzer.digital1.digital0=<item> <item>:={ TRUE,FALSE} 別 のデジタル プローブは Digital0 の 部 分 を Digital1 や Digital2 などに 変 更 しま す 例 :vbs 'app.logicanalyzer.digital1.digital0=true' 3 app.logicanalyzer.digital1.linenames="<d0>,<d1>,<d2>,<d3>,<d4>,<d5>,. " <D0>:={D0 のラベル 名 を 文 字 列 で 入 力 } <D1>:={D1 のラベル 名 を 文 字 列 で 入 力 } <D2>:={D2 のラベル 名 を 文 字 列 で 入 力 } 全 てのラインをカンマ 接 続 して 一 度 に 指 定 します 4 5 例 : vbs 'app.logicanalyzer.digital1.linenames="d0,d1,d2,d3,d4,d5,d6,d7,d8,d9,d10,d11, D12,D13,D14,D15"' app.logicanalyzer.digital1.verposition=<item> <item>:={position を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.logicanalyzer.digital1.verposition=1' app.logicanalyzer.digital1.lineheight=<item> 278 XStream-RCM-J

287 オートメーション-メニュー 対 応 表 <item>:={hight を 値 で 指 定 } 6 7 例 : vbs 'app.logicanalyzer.digital1.lineheight=0.5' app.logicanalyzer.digital1.busname="<item>" <item>:={busname を 文 字 列 で 指 定 } 例 :vbs 'app.logicanalyzer.digital1.busname="spi"' app.logicanalyzer.digital1.displaymode ="<item>" <item>:={collapse,expand} 例 :vbs 'app.logicanalyzer.digital1.displaymode=""' XStream-RCM-J 279

288 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 水 平 軸 app.acquisition.horizontal.samplemode="<item>" <item>:={wavestrem,realtime,sequence,ris,roll} 例 :vbs 'app.acquisition.horizontal.samplemode="ris"' app.acquisition.horizontal.horscale=<item> <item>:={time/div の 値 を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.horizontal.horscale=1e-9' app.acquisition.horizontal.horoffset=<item> <item>:={delay の 値 を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.horizontal.horoffset=1e-9' 最 大 メモリ 長 を 選 択 している 場 合 app.acquisition.horizontal.maxsamples=<item> <item>:={maxsamplepoints の 値 を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.horizontal.maxsamples=1000' 固 定 サンプリングレートを 選 択 している 場 合 app.acquisition.horizontal.samplerate=<item> <item>:={samplerate の 値 を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.horizontal.samplerate= ' app.acquisition.horizontal.activechannels="<item>" <item>:={2,4,auto} 例 :vbs 'app.acquisition.horizontal.activechannels="2"' app.acquisition.horizontal.maximize ="<item>" <item>:={setmaximummemory, FixedSampleRate} 例 :vbs 'app.acquisition.horizontal.maximize="setmaximummemory"' 7 app.acquisition.horizontal.numsegments=<item> <item>:={number of Setments を 数 値 で 指 定 } 280 XStream-RCM-J

289 オートメーション-メニュー 対 応 表 8 9 例 :vbs 'app.acquisition.horizontal.numsegments=20' app.acquisition.horizontal.sequencetimeoutenable=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.acquisition.horizontal.sequencetimeoutenable=true' app.acquisition.horizontal.sequencetimeout=<item> <item>:={timeout を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.horizontal.sequencetimeout=0.2' app.acquisition.horizontal.sampleclock="<item>" <item>:={int,ecl,lv0,ttl} 例 :vbs 'app.acquisition.horizontal.sampleclock="ttl"' app.acquisition.horizontal.extcoupling="<item>" <item>:={dc50,dc1m} 例 :vbs 'app.acquisition.horizontal.extcoupling="dc50"' app.acquisition.horizontal.setextclockfrequency=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.acquisition.setextclockfrequency=true' app.acquisition.horizontal.extclockfrequency=<item> <item>:={ 周 波 数 を 値 で 入 力 } 例 :vbs 'app.acquisition.extclockfrequency=100000' 水 平 軸 のクエリ 限 定 の 主 な 項 目 サンプリング 速 度 app.acquisition.horizontal.samplingrate 例 :vbs? 'return=app.acquisition.horizontal.samplingrate' サンプル 数 app.acquisition.horizontal.numpoints 例 :vbs? 'return=app.acquisition.horizontal.numpoints' XStream-RCM-J 281

290 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 トリガ WaveMaster,WavePro,WaveRunner6Zi,HDO シリーズについてのオートメーション コマンドを 記 載 し ています WaveSurverXs Wav esurver400 WaveRunnerXi シリーズについてはオートメーション コマンドが 異 なります トリガ タイプの 指 定 をすると 詳 細 設 定 が 可 能 になるため トリガタイプに 初 めに 指 定 します (エッジ トリガ) app.acquisition.trigger.type="<item>" <item>:={edge} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.type="edge"' app.acquisition.trigger.edge.source="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,ext} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.edge.source="c2"' app.acquisition.trigger.edge.level=<item> <item>:={level を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.edge.level=0.005' app.acquisition.trigger.edge.slope="<item>" <item>:={positive,negative,either} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.edge.slope="positive"' app.acquisition.trigger.edge.coupling="<item>" <item>:={dc,ac,lfrej,hfrej} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.edge.coupling="ac"' 6 7 app.acquisition.trigger.edge.holdofftype="<item>" <item>:={off,time,events} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.edge.holdofftype="time"' app.acquisition.trigger.edge.level=<item> <item>:={time を 数 値 で 指 定 } 282 XStream-RCM-J

291 オートメーション-メニュー 対 応 表 8 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.edge.holdofftime= ' app.acquisition.trigger.edge.holdoffevents=<item> <item>:={events を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.edge.holdoffevents=2' (Width トリガ) app.acquisition.trigger.type="<item>" <item>:={width} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.type="width"' app.acquisition.trigger.width.source="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,ext} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.width.source="c2"' app.acquisition.trigger.width.coupling="<item>" <item>:={dc,ac,lfrej,hfrej} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.width.coupling="ac"' app.acquisition.trigger.width.level=<item> <item>:={level を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.width.level=0.005' app.acquisition.trigger.width.slope="<item>" <item>:={positive,negative} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.width.slope="positive"' app.acquisition.trigger.width.condition="<item>" <item>:={lessthan,greaterthan,inrange,outofrange} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.width.condition=" LessThan "' app.acquisition.trigger.width.timehigh=<item> <item>:={uppervalue を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.width.timehigh= ' app.acquisition.trigger.width.timelow=<item> <item>:={lowervalue を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.width.timelow= ' XStream-RCM-J 283

292 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 (Qualified トリガ) app.acquisition.trigger.type="<item>" <item>:={qualified} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.type="qualified"' app.acquisition.trigger.qualified.eventa="<item>" <item>:={edge,state,pattern,patstate} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.eventa="edge"' app.acquisition.trigger.qualified.eventb="<item>" <item>:={edge,pattern,glitch,interval} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.eventb="edge"' app.acquisition.trigger.qualified.qualifyby="<item>" <item>:={off,lessthan,greaterthan, Events} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.qualifyby="events"' app.acquisition.trigger.qualified.qualifytime=<item> <item>:={when B occur の 時 間 を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.qualifytime= ' app.acquisition.trigger.qualified.qualifyevents=<item> <item>:={when B occur のイベント 数 を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.qualifyevents=2' (Qualified A Event - Edge または State) Event A の 指 定 が Edge または State に 設 定 されると 以 下 の 設 定 が 可 能 になります 7 8 app.acquisition.trigger.qualified.aedge.source="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c3,ext} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.aedge.coupling="c1"' app.acquisition.trigger.qualified.aedge.level=<item> <item>:={level を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.aedge.level=0.002' 284 XStream-RCM-J

293 オートメーション-メニュー 対 応 表 9 10 app.acquisition.trigger.qualified.aedge.slope="<item>" <item>:={positive,negative} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.aedge.slope="positive"' app.acquisition.trigger.qualified.aedge.coupling="<item>" <item>:={dc,ac,lfrej,hfrej} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.aedge.coupling="dc"' (Qualified A Event - Pattern または PatternState) Event A の 指 定 が Pattern または PatternState に 設 定 されると 以 下 の 設 定 が 可 能 になりま す app.acquisition.trigger.qualified.apattern.patterntype="<item>" <item>:={and,nand,or,nor} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.apattern.patterntype="and"' app.acquisition.trigger.qualified.apattern.statebottomarrayc1="<item>" <item>:={high,low, DontCare} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.apattern.statebottomarrayc1="dontcare"' app.acquisition.trigger.qualified.apattern.statebottomarrayc2="<item>" <item>:={high,low, DontCare} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.apattern.statebottomarrayc2="dontcare"' app.acquisition.trigger.qualified.apattern.statebottomarrayc3="<item>" <item>:={high,low, DontCare} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.apattern.statebottomarrayc3="dontcare"' app.acquisition.trigger.qualified.apattern.statebottomarrayc4="<item>" <item>:={high,low, DontCare} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.apattern.statebottomarrayc4="dontcare"' app.acquisition.trigger.qualified.apattern.statebottomarrayext="<item>" <item>:={high,low, DontCare} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.apattern.statebottomarrayext="dontcare"' XStream-RCM-J 285

294 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 (Qualified B Event - Edge) Event B の 指 定 が Edge に 設 定 されると 以 下 の 設 定 が 可 能 になります app.acquisition.trigger.qualified.bedge.source="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,ext} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bedge.source="c1"' app.acquisition.trigger.qualified.bedge.level=<item> <item>:={level を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bedge.level=0.02' app.acquisition.trigger.qualified.bedge.slope="<item>" <item>:={positive,negative,either} 例 :app.acquisition.trigger.qualified.bedge.slope="positive"' app.acquisition.trigger.qualified.bedge.coupling="<item>" <item>:={dc,ac,hfrej,lfrej} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bedge.coupling="dc"' (Qualified B Event - Width) Event B の 指 定 が Width に 設 定 されると 以 下 の 設 定 が 可 能 になります 21 app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.condition="<item>" <item>:={lessthan,greaterthan,inrange,outofrange} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.condition="inrange"' 22 app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.rangemode="<item>" <item>:={limits,delta} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.rangemode="limits"' 23 app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.timelow=<item> <item>:={lowervalue を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.timelow=0.0004' 286 XStream-RCM-J

295 オートメーション-メニュー 対 応 表 24 app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.timehigh="<item>" <item>:={uppervalue を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.timehigh=0.0008' (Qualified B Event - Glitch) Event B の 指 定 が Glitch に 設 定 されると 以 下 の 設 定 が 可 能 になります 25 app.acquisition.trigger.qualified.bglitch.condition="<item>" <item>:={lessthan,,inrange} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bglitch.condition="inrange"' 26 app.acquisition.trigger.qualified.bglitch.timelow=<item> <item>:={lowervalue を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bglitch.timelow=0.0004' 27 app.acquisition.trigger.qualified.bglitch.timehigh="<item>" <item>:={uppervalue を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bglitch.timehigh=0.0008' (Qualified B Event - Interval) Event B の 指 定 が Interval に 設 定 されると 以 下 の 設 定 が 可 能 になります 28 app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.condition="<item>" <item>:={lessthan,greaterthan,inrange,outofrange} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.condition="inrange"' 29 app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.rangemode="<item>" <item>:={limits,delta} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.rangemode="limits"' 30 app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.timelow=<item> <item>:={lowervalue を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.timelow=0.0004' XStream-RCM-J 287

296 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 31 app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.timehigh="<item>" <item>:={uppervalue を 値 で 指 定 } (Interval トリガ) 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.qualified.bwidth.timehigh=0.0008' app.acquisition.trigger.type="<item>" <item>:={interval} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.type="interval"' app.acquisition.trigger.interval.source="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,ext} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.interval.source="c2"' app.acquisition.trigger.interval.coupling="<item>" <item>:={dc,ac,lfrej,hfrej} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.interval.coupling="ac"' app.acquisition.trigger.interval.slope="<item>" <item>:={positive,negative} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.interval.slope="positive"' app.acquisition.trigger.interval.condition="<item>" <item>:={lessthan,greaterthan,inrange,outofrange} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.interval.condition=" LessThan"' app.acquisition.trigger.interval.level=<item> <item>:={level を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.interval.level=0.005' app.acquisition.trigger.interval.timehigh=<item> <item>:={uppervalue を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.interval.timehigh= ' app.acquisition.trigger.interval.timelow=<item> <item>:={lowervalue を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.interval.timelow= ' 288 XStream-RCM-J

297 オートメーション-メニュー 対 応 表 (TV トリガ) app.acquisition.trigger.type="<item>" <item>:={tv} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.type="tv"' app.acquisition.trigger.tv.source="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,ext} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.tv.source="c2"' app.acquisition.trigger.tv.slope="<item>" <item>:={positive,negative} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.tv.slope="positive"' app.acquisition.trigger.tv.level=<item> <item>:={level を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.tv.slope=0.005' app.acquisition.trigger.tv.condition="<item>" <item>:={ntsc,pal,custom,720p50,720p60,1080p50,1080p60,1080i50,1080i60} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.tv.condition=" NTSC"' app.acquisition.trigger.tv.fieldrate="<item>" <item>:={60hz,50hz,30hz,25hz} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.tv.fieldrate=" 60Hz"' app.acquisition.trigger.tv.numberoffields=<item> <item>:={# of Field の 値 を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.tv.numberoffields=4' app.acquisition.trigger.tv.numberoflines=<item> <item>:={# of Lines の 値 を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.tv.numberoffields=525' app.acquisition.trigger.tv.interlace="<item>" <item>:={11,21,41,81} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.tv.interlace=" 21"' app.acquisition.trigger.tv.lineany=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.tv.lineany=true' app.acquisition.trigger.tv.line=<item> <item>:={line を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.tv.line=55' app.acquisition.trigger.tv.field=<item> <item>:={field を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.tv.field=1' XStream-RCM-J 289

298 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 (Pattern トリガ) app.acquisition.trigger.type="<item>" <item>:={pattern} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.type="pattern"' app.acquisition.trigger.pattern.patterntype="<item>" <item>:={and,nand,or,nor} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.pattern.patterntype="and"' app.acquisition.trigger.pattern.statebottomarrayc1="<item>" <item>:={high,low, DontCare} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.pattern.statebottomarrayc1="dontcare"' app.acquisition.trigger.pattern.statebottomarrayc2="<item>" <item>:={high,low, DontCare} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.pattern.statebottomarrayc2="dontcare"' app.acquisition.trigger.pattern.statebottomarrayc3="<item>" <item>:={high,low, DontCare} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.pattern.statebottomarrayc3="dontcare"' app.acquisition.trigger.pattern.statebottomarrayc4="<item>" <item>:={high,low, DontCare} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.pattern.statebottomarrayc4="dontcare"' app.acquisition.trigger.pattern.statebottomarrayext="<item>" <item>:={high,low, DontCare} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.pattern.statebottomarrayext="dontcare"' 290 XStream-RCM-J

299 オートメーション-メニュー 対 応 表 (Glitch トリガ) app.acquisition.trigger.type="<item>" <item>:={glitch} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.type="glitch"' app.acquisition.trigger.glitch.source="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,ext} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.glitch.source="c2"' app.acquisition.trigger.glitch.coupling="<item>" <item>:={dc,ac,lfrej,hfrej} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.glitch.coupling="ac"' app.acquisition.trigger.glitch.slope="<item>" <item>:={positive,negative} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.glitch.slope="positive"' app.acquisition.trigger.glitch.condition="<item>" <item>:={lessthan,inrange} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.glitch.condition="lessthan"' app.acquisition.trigger.glitch.level=<item> <item>:={level を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.glitch.level=0.005' app.acquisition.trigger.glitch.timehigh=<item> <item>:={uppervalue を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.glitch.timehigh=0.0008' app.acquisition.trigger.glitch.timelow="<item>" <item>:={lowervalue を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.glitch.timelow=0.0004' XStream-RCM-J 291

300 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 (Dropout トリガ) app.acquisition.trigger.type="<item>" <item>:={dropout} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.type="dropout"' app.acquisition.trigger.dropout.source="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,ext} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.dropout.source="c2"' app.acquisition.trigger.dropout.coupling="<item>" <item>:={dc,ac,lfrej,hfrej} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.dropout.coupling="ac"' app.acquisition.trigger.dropout.slope="<item>" <item>:={positive,negative} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.dropout.slope="positive"' app.acquisition.trigger.dropout.dropouttime=<item> <item>:={dropout 時 間 を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.dropout.dropouttime= ' app.acquisition.trigger.dropout.level=<item> <item>:={level を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.dropout.level=0.005' app.acquisition.trigger.dropout.ignorelastedge=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.dropout.ignorelastedge=true' 292 XStream-RCM-J

301 オートメーション-メニュー 対 応 表 (Runt トリガ) app.acquisition.trigger.type="<item>" <item>:={runt} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.type="runt"' app.acquisition.trigger.runt.source="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,ext} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.runt.source="c2"' app.acquisition.trigger.runt.coupling="<item>" <item>:={dc,ac,lfrej,hfrej} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.runt.coupling="ac"' app.acquisition.trigger.runt.slope="<item>" <item>:={positive,negative} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.runt.slope="positive"' app.acquisition.trigger.runt.level=<item> <item>:={upperlevel を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.runt.level=0.2' app.acquisition.trigger.runt.lowerlevel=<item> <item>:={lowerlevel を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.runt.lowerlevel=0.005' app.acquisition.trigger.runt.condition="<item>" <item>:={lessthan,graterthan,inrange,outofrange} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.dropout.ignorelastedge="inrange"' app.acquisition.trigger.runt.timehigh=<item> <item>:={upperlimit を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.runt.timehigh= ' app.acquisition.trigger.runt.timelow=<item> <item>:={upperlimit を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.runt.timelow= ' XStream-RCM-J 293

302 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 (SlewRate トリガ) app.acquisition.trigger.type="<item>" <item>:={slewrate} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.type="slewrate"' app.acquisition.trigger.slewrate.source="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,ext} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.slewrate.source="c2"' app.acquisition.trigger.slewrate.coupling="<item>" <item>:={dc,ac,lfrej,hfrej} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.slewrate.coupling="ac"' app.acquisition.trigger.slewrate.slope="<item>" <item>:={positive,negative} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.slewrate.slope="positive"' app.acquisition.trigger.slewrate.level=<item> <item>:={upperlevel を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.slewrate.level=0.2' app.acquisition.trigger.slewrate.lowerlevel=<item> <item>:={lowerlevel を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.slewrate.lowerlevel=0.005' app.acquisition.trigger.slewrate.condition="<item>" <item>:={lessthan,graterthan,inrange,outofrange} 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.slewrate.condition="inrange"' app.acquisition.trigger.slewrate.timehigh=<item> <item>:={upperlimit を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.slewrate.timehigh= ' app.acquisition.trigger.slewrate.timelow=<item> <item>:={upperlimit を 数 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.acquisition.trigger.slewrate.timelow= ' 294 XStream-RCM-J

303 オートメーション-メニュー 対 応 表 パラメータ (WaveSurfer または HDO4K) app.measure.showmeasure=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.measure.showmeasure=false' app.measure.stdgatestart=<item> <item>:={start ゲートを 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.measure.stdgatestart=2' app.measure.stdgatestop="<item>" <item>:={stop ゲートを 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.measure.stdgatestop=7' app.measure.statson=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.measure.statson=true' app.measure.clearsweeps アクションとして 実 行 例 :vbs 'app.measure.clearsweeps' app.measure.p1.paramengine="<item>" <item>:={amplitude,area,base,delay,dutycycle,fall,fall8020,frequency,maximum,mean,m inimum,null,overshootnegative,overshootpositive,peaktopeak,period,phase,rise,rise2080, RootMeanSquare,Skew,StandardDeviation,Top,Width,WidthNegative } P1 についての 表 記 です その 他 のパラメータでは P1 の 部 分 を P2 などに 変 更 し てください 例 :vbs 'app.measure.p1.paramengine="standarddeviation"' app.measure.p1.source1="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,z1,z2,z3,z4,m1,m2,m3,m4} P1 についての 表 記 です その 他 のパラメータでは P1 の 部 分 を P2 などに 変 更 し てください 例 :vbs 'app.measure.p1.source1="c1"' XStream-RCM-J 295

304 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 (WaveMaster, WavePro, WaveRunner6Zi または HDO6K) app.measure.showmeasure=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.measure.showmeasure=false' app.measure.measureset="<item>" <item>:={mymeasure,stdvertical,stdhorizontal} 例 :vbs 'app.measure.measureset="mymeasure"' app.measure.statson=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.measure.statson=true' app.measure.histoon=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.measure.histoon=true' app.measure.clearsweeps アクションとして 実 行 例 :vbs 'app.measure.clearsweeps' app.measure.showallhelpmarkers アクションとして 実 行 例 :vbs 'app.measure.showallhelpmarkers' app.measure.clearall アクションとして 実 行 例 :vbs 'app.measure.clearall' ( 次 は P1での 表 記 です 他 のチャンネルでは app.measure.p1 の P1 部 分 を P2 などに 変 更 してくだ さい) 1 app.measure.p1.view=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.measure.p1.view=false' 296 XStream-RCM-J

305 オートメーション-メニュー 対 応 表 app.measure.p1.measurementtype="<item>" <item>:={measure,math,webedit} 例 :vbs 'app.measure.p1.measurementtype="measure"' app.measure.p1.paramengine="<item>" <item>:={amplitude,area,base,delay,dutycycle,fall,fall8020,frequency,maximum,mean,m inimum,null,overshootnegative,overshootpositive,peaktopeak,period,phase,rise,rise2080, RootMeanSquare,Skew,StandardDeviation,Top,Width,WidthNegative } 例 :vbs 'app.measure.p1.paramengine="standarddeviation"' app.measure.p1.source1="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,z1,z2,z3,z4,m1,m2,m3,m4} 例 :vbs 'app.measure.p1.source1="c1"' app.measure.p1.gatestart=<item> <item>:={start ゲートを 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.measure.p1.gatestart=2' app.measure.p1.gatestop="<item>" <item>:={stop ゲートを 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.measure.p1.gatestop=7' app.measure.p1.helpalwayson=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.measure.p1.helpalwayson=false' (Accept タブ モデルにより 使 用 できない 機 能 です また 次 は P1での 表 記 です 他 のチャン ネルでは app.measure.p1 の P1 部 分 を P2 などに 変 更 してください) app.measure.p1.accept.gatebyrange=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.measure.p1.accept.gatebyrange=false' app.measure.p1.accept.upperlimit=<item> <item>:={between を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.measure.p1.accept.upperlimit=2' app.measure.p1.accept.lowerlimit=<item> <item>:={and を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.measure.p1.accept.lowerlimit=-1' app.measure.p1.accept.findrange アクションとして 実 行 例 :vbs 'app.measure.p1.accept.findrange' XStream-RCM-J 297

306 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 app.measure.p1.accept.gatebywform=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.measure.p1.accept.gatebywform=false' app.measure.p1.accept.wformsource="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,m1,m2,m3,m4} 例 :vbs 'app.measure.p1.accept.wformsource="c1"' app.measure.p1.accept.passwhen="<item>" <item>:={high,low} 例 :vbs 'app.measure.p1.accept.passwhen="high"' app.measure.p1.accept.leveltype="<item>" <item>:={percent,absolute} 例 :vbs 'app.measure.p1.accept.leveltype="percent"' app.measure.p1.accept.percentlevel=<item> <item>:={percent を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.measure.p1.accept.percentlevel=50' app.measure.p1.accept.findlevel アクションとして 実 行 例 :vbs 'app.measure.p1.accept.findlevel' WaveMaster, WavePro, WaveRunner6Zi または HDO6K ではパラメータの 選 択 によりパラメータ 固 有 の 設 定 項 目 が 追 加 されます パラメータ 固 有 のオートメーション コマンドは Operator 内 に 設 定 が 含 まれます 例 として P1 に Area を 設 定 すると Cyclic のチェックが 可 能 になります XStream のオートメーションを 調 べることができる XStreamBrowser で Operator フォルダ 内 を 選 択 すると Cyclic を 見 つけることができます コマンドとしては"vbs 'app.measure.p1.operator.cyclic=true'"を 送 ることで Cyclic を 有 効 にすることができます 298 XStream-RCM-J

307 オートメーション-メニュー 対 応 表 演 算 ( 次 は F1での 表 記 です 他 のチャンネルでは app.math.f1 の F1 部 分 を F2 などに 変 更 してくださ い) app.math.f1.view=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.math.f1.view=true' app.math.f1.mathmode="<item>" <item>:={oneoperator,twooperators,graphing,webedit} 例 :vbs 'app.measure.p1.accept.upperlimit="oneoperator"' app.math.f1.operator1="<item>" <item>:={absolutevalue,average,copy,derivative,deskew,difference,enhancedresolution, Envelope,Exp,Exp10,FFT,Floor,Histogram,Integral,Invert,Ln,Log10,MATLABWaveform,N ull,product,ratio,reciprocal,rescale,roof,segmentselect,sinxoverx,sparse,square,squarero ot,sum,trend,zoom..} ソフトウェア オプションなどにより 追 加 されます 例 :vbs 'app.math.f1.operator1=-" Average "' app.math.f1.source1="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,m1,m2,m3,m4} 例 :vbs 'app.math.f1.source1="c1"' 演 算 の 選 択 により 演 算 固 有 の 設 定 項 目 が 追 加 されます 演 算 固 有 のオートメーション コマンド は Operator1Setup などに 設 定 が 含 まれます 例 として F1 に Average を 設 定 すると Sweep 数 などを 設 定 することが 可 能 になります XStream のオートメーションを 調 べることができる XStreamBrowser で Operator1Setup フォルダ 内 を 選 択 すると Sweeps を 見 つけることができます コ マンドとしては"vbs 'app.math.f1.operator1setup.sweeps=2000'"などを 送 ることで スイープ 数 を 設 定 することができます XStream-RCM-J 299

308 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 ズーム ( 次 は Z1での 表 記 です 他 のチャンネルでは app.zoom.z1 の Z1 部 分 を Z2 などに 変 更 してくださ い) app.zoom.z1.view=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.zoom.z1.view=true' app.zoom.z1.source="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,m1,m2,m3,m4} 例 :vbs 'app.zoom.z1.source="c1"' app.zoom.z1.zoom.selectedsegment=<item> <item>:={first を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.zoom.z1.zoom.selectedsegment=3' app.zoom.z1.zoom.numselectedsegments=<item> <item>:={num を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.zoom.z1.zoom.numselectedsegments=2' app.zoom.z1.zoom.horscale=<item> <item>:={scale/div を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.zoom.z1.zoom.horscale= ' app.zoom.z1.zoom.horpos=<item> <item>:={center を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.zoom.z1.zoom.horpos= ' app.zoom.z1.zoom.verscale=<item> <item>:={scale/div を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.zoom.z1.zoom.verscale=0.1' app.zoom.z1.zoom.verpos=<item> <item>:={center を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.zoom.z1.zoom.verpos=2' 300 XStream-RCM-J

309 オートメーション-メニュー 対 応 表 WaveMaster, WavePro, WaveRunner, HDO6K シリーズはマルチズームに 対 応 しています app.zoom.multizoomon=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.zoom.multizoomon=true' app.zoom.z1.includedinmzgroup=<item> <item>:={true,false} IncludedInMZgroup は Z1~Z4 内 にそれぞれあります 例 :vbs 'app.zoom.z1.includedinmzgroup=true' app.zoom.resetzoom アクションとして 実 行 例 :vbs 'app.zoom.resetzoom' app.zoom.horzoomin アクションとして 実 行 例 :vbs 'app.zoom.horzoomin' app.zoom.horzoomout アクションとして 実 行 例 :vbs 'app.zoom.horzoomout' app.zoom.gotostart アクションとして 実 行 例 :vbs 'app.zoom.gotostart' app.zoom.gotoend アクションとして 実 行 例 :vbs 'app.zoom.gotoend' XStream-RCM-J 301

310 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 波 形 保 存 ' app.saverecall.waveform.savesource="<item>" <item>:={alldisplayed,c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,z1,z2,z3,z4 } 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.savesource="c1"' app.saverecall.waveform.tracetitle="<item>" <item>:={タイトルを 文 字 列 で 指 定 します} 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.tracetitle="wavetrace"' app.saverecall.waveform.waveformat="<item>" <item>:={binary,waveml,ascii,excel,matlab,mathcad} 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.waveformat="binary"' app.saverecall.waveform.binarysubformat="<item>" <item>:={byte,word,auto} フォーマットを Binary に 指 定 した 場 合 こちらでサブフォーマット 指 定 しま す それ 以 外 は 次 の4'を 使 用 します 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.binarysubformat="word"' app.saverecall.waveform.subformat="<item>" <item>:={amplitudeonly,timeamplitude,header} 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.subformat="timeamplitude"' app.saverecall.waveform.delimiter="<item>" <item>:={comma,space,semicolon,tab} 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.delimiter="comma"' app.saverecall.waveform.autosave="<item>" <item>:={off,wrap,fill} 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.delimiter="wrap"' app.saverecall.waveform.waveformdir="<item>" <item>:={ディレクトリ 名 をアスキー 文 字 列 で 指 定 } 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.waveformdir="d:\waveforms"' app.saverecall.waveform.dosave アクションとして 実 行 します 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.dosave' 302 XStream-RCM-J

311 オートメーション-メニュー 対 応 表 波 形 呼 び 出 し app.saverecall.waveform.recalldestination="<item>" <item>:={m1,m2,m3,m4} 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.recalldestination="m1"' app.saverecall.waveform.recallonlytrace="<item>" <item>:={all,c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,z1,z2,z3,z4,m1,m2,m3,m4..} 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.recallonlytrace="all"' app.saverecall.waveform.waveformdir="<item>" <item>:={ディレクトリ 名 をアスキー 文 字 列 で 指 定 } 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.waveformdir="d:\waveforms"' app.saverecall.waveform.recallfilename="<item>" <item>:={ファイル 名 をアスキー 文 字 列 で 指 定 } 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.recallfilename="c1trace00000.trc"' app.saverecall.waveform.dosave アクションとして 実 行 します 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.dosave' XStream-RCM-J 303

312 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 テーブル 保 存 app.saverecall.table.savesource="<item>" <item>:={alldisplayed,specantable,scandecode,decode1,decode2,decode3,decode4,me asure} 例 :vbs 'app.saverecall.waveform.recalldestination="m1"' app.saverecall.table.tabletitle="<item>" <item>:={タイトル 名 をアスキー 文 字 列 で 指 定 } 例 :vbs 'app.saverecall.table.tabletitle="decodetable"' app.saverecall.table.tableformat="<item>" <item>:={ascii,excel} 例 :vbs 'app.saverecall.table.tableformat="excel"' app.saverecall.table.delimiter="<item>" <item>:={comma,space,semicolon,tab} 例 :vbs 'app.saverecall.table.delimiter="comma"' app.saverecall.table.tabledir="<item>" <item>:={ディレクトリ 名 をアスキー 文 字 列 で 指 定 } 例 :vbs 'app.saverecall.table.tabledir="d:\tables"' app.saverecall.table.dosave アクションとして 実 行 します 例 :vbs 'app.saverecall.table.dosave' 304 XStream-RCM-J

313 オートメーション-メニュー 対 応 表 合 否 判 定 1 app.passfail.testing=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.passfail.testing=true' 次 は Q1 の 記 述 です その 他 のテストを 利 用 する 場 合 には app.passfail.q1.view の Q1 を Q2 などに 変 更 してください app.passfail.q1.view=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.passfail.q1.view=true' app.passfail.q1.psource1="<item>" <item>:={p1,p2,p3,p4,p5,p6,p7,p8.} 例 :vbs 'app.passfail.q1.psource1="p1"' app.passfail.q1.conditionengine="<item>" <item>:={parametercompare,masktestcondition,dualparamcompare} 例 :vbs 'app.passfail.q1.conditionengine=" ParameterCompare"' app.passfail.q1.operator.comparevalues="<item>" <item>:={all,any} 例 :vbs 'app.passfail.q1.operator.comparevalues="all"' app.passfail.q1.operator.condition="<item>" <item>:={less,greater,lessequal,greaterequal,equal,withindeltapct,withindeltaabs} 例 :vbs 'app.passfail.q1.operator.condition="less"' app.passfail.q1.operator.limit=<item> <item>:={limit を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.passfail.q1.operator.limit=0.002' XStream-RCM-J 305

314 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 app.passfail.enableactions=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.passfail.enableactions=true' app.passfail.summaryview=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.passfail.summaryview=true' app.passfail.predefinedconditions="<item>" <item>:={alltrue,allfailse,anytrue,anyfalse,allq1toq4orallq5toq8,anyq1toq4ora nyq5toq8} 例 :vbs 'app.passfail.predefinedconditions="alltrue"' app.passfail.stop=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.passfail.stop=true' app.passfail.startafter=<item> <item>:={start Testing after を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.passfail.startafter=10' app.passfail.stopafter=<item> <item>:={stop after を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.passfail.stopafter=10000' app.passfail.actionon="<item>" <item>:={pass,fail} 例 :vbs 'app.passfail.actionon="pass"' app.passfail.save=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.passfail.save=true' app.passfail.stop=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.passfail.stop=true' app.passfail.alarm=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.passfail.alarm=true' app.passfail.pulse=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.passfail.pulse=true' 306 XStream-RCM-J

315 オートメーション-メニュー 対 応 表 app.passfail.printscreen=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.passfail.printscreen=true' app.passfail.savetolabnotebook=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.passfail.savetolabnotebook=true' 合 否 判 定 の 主 なクエリ 限 定 項 目 個 別 判 定 値 app.passfail.q1.out.result.value 例 :vbs? 'return=app.passfail.q1.out.result.value' 返 り 値 -1: True, 0: False 現 在 の 総 合 結 果 app.passfail.lastpass.result.value 例 :vbs? 'return=app.passfail.lastpass.result.value' 返 り 値 -1: True, 0: False Pass した 回 数 app.passfail.numpassed.result.value 例 :vbs? 'return=app.passfail.numpassed.result.value' 返 り 値 : Pass した 回 数 テスト 回 数 app.passfail.tests.result.value 例 :vbs? 'return=app.passfail.tests.result.value' 返 り 値 : テスト 回 数 XStream-RCM-J 307

316 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 WAVESCAN (Mode が Edge の 場 合 ) ' app.wavescan.enable=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.enable=true' app.wavescan.mode="<item>" <item>:={edge} 例 :vbs 'app.wavescan.mode="edge"' app.wavescan.source1="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,m1,m2,m3,m4} 例 :vbs 'app.wavescan.source1="c1"' app.wavescan.triggeraction="<item>" <item>:={none,pulse,stop,print,save,beep,savetolabnotebook} 例 :vbs 'app.wavescan.triggeraction="pulse"' app.wavescan.slope="<item>" <item>:={pos,neg,both} 例 :vbs 'app.wavescan.slope="pos"' app.wavescan.leveltype="<item>" <item>:={percent,absolute} 例 :vbs 'app.wavescan.leveltype="percent"' app.wavescan.percentlevel=<item> <item>:={%のレベルを 値 で 指 定 } Absolute レベルを 使 用 している 場 合 AbsLevel を 使 用 します 例 :vbs 'app.wavescan.deltapct=10000' app.wavescan.abslevel=<item> <item>:={レベルを 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.abslevel=0.1' 308 XStream-RCM-J

317 オートメーション-メニュー 対 応 表 (Mode が NonMonotonic の 場 合 ) ' 7 '' 8 app.wavescan.enable=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.enable=true' app.wavescan.mode="<item>" <item>:={nonmonotonic} 例 :vbs 'app.wavescan.mode=" NonMonotonic"' app.wavescan.source1="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,m1,m2,m3,m4} 例 :vbs 'app.wavescan.source1="c1"' app.wavescan.triggeraction="<item>" <item>:={none,pulse,stop,print,save,beep,savetolabnotebook} 例 :vbs 'app.wavescan.triggeraction="pulse"' app.wavescan.measureproc.slope="<item>" <item>:={pos,neg,both} 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.slope="pos"' app.wavescan.measureproc.hysteresistype="<item>" <item>:={division,percent,absolute} 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.hysteresistype="percent"' app.wavescan.measureproc.hysteresispercent=<item> <item>:={%のレベルを 値 で 指 定 } Absolute レベルを 使 用 する 場 合 HysteresisAbsolute を 使 用 します Devision を 使 用 する 場 合 HysteresisDevision を 使 用 します 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.hysteresispercent=0.5' app.wavescan.measureproc.hysteresisabsolute=<item> <item>:={レベルを 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.hysteresisabsolute=0.1' app.wavescan.measureproc.hysteresisdivision=<item> <item>:={devision レベルを 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.hysteresisdivision=0.3' app.wavescan.measureproc.levelsare="<item>" <item>:={percent,absolute} 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.levelsare="percent"' XStream-RCM-J 309

318 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 9 9 ' ' app.wavescan.measureproc.highpct=<item> <item>:={%のレベルを 値 で 指 定 } Absolute レベルを 使 用 する 場 合 HighAbs を 使 用 します 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.highpct=90' app.wavescan.measureproc.highabs=<item> <item>:={レベルを 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.highabs=1' app.wavescan.measureproc.lowpct=<item> <item>:={%のレベルを 値 で 指 定 } Absolute レベルを 使 用 する 場 合 LowAbs を 使 用 します 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.lowpct=10' app.wavescan.measureproc.lowabs=<item> <item>:={レベルを 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.lowabs=0.1' (Mode が Runt の 場 合 ) app.wavescan.enable=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.enable=true' app.wavescan.mode="<item>" <item>:={runt} 例 :vbs 'app.wavescan.mode=" Runt"' app.wavescan.source1="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,m1,m2,m3,m4} 例 :vbs 'app.wavescan.source1="c1"' app.wavescan.triggeraction="<item>" <item>:={none,pulse,stop,print,save,beep,savetolabnotebook} 例 :vbs 'app.wavescan.triggeraction="pulse"' app.wavescan.measureproc.leveltype=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.leveltype=true' app.wavescan.measureproc.runttype="<item>" <item>:={pos,neg,both} 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.hysteresistype="percent"' 310 XStream-RCM-J

319 オートメーション-メニュー 対 応 表 7 7 ' 8 8 ' 9 9 ' app.wavescan.measureproc.hysteresispct=<item> <item>:={%のレベルを 値 で 指 定 } Absolute レベルを 使 用 する 場 合 Hysteresis を 使 用 します 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.hysteresispct=0.5' app.wavescan.measureproc.hysteresis=<item> <item>:={レベルを 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.hysteresis=0.1' app.wavescan.measureproc.lowpct=<item> <item>:={%のレベルを 値 で 指 定 } Absolute レベルを 使 用 する 場 合 LowAbsLevel を 使 用 します 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.lowpct=10' app.wavescan.measureproc.lowabslevel=<item> <item>:={レベルを 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.lowabs=0.1' app.wavescan.measureproc.highpct=<item> <item>:={%のレベルを 値 で 指 定 } Absolute レベルを 使 用 する 場 合 HighAbsLevel を 使 用 します 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.highpct=90' app.wavescan.measureproc.highabslevel=<item> <item>:={レベルを 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.lowabslevel=1' (Mode が Mesurement の 場 合 ) app.wavescan.enable=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.enable=true' app.wavescan.mode="<item>" <item>:={edge,nonmonotonic,runt,measurement,serialpattern,buspattern} 例 :vbs 'app.wavescan.mode="measurement"' app.wavescan.source1="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,m1,m2,m3,m4} 例 :vbs 'app.wavescan.source1="c1"' XStream-RCM-J 311

320 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 ' 8 app.wavescan.measurement="<item>" <item>:={deltaperiodatlevel,deltatimeatlevel,dutycycle,dutyatlevel,deltawidthatlev el,fall8020,fall,fallatlevel,frequencyatlevel,frequency,halfperiod,holdtime,period,period AtLevel,Rise2080,Rise,RiseAtLevel,Setup,Skew,Slew,TIE,TimeAtLevel,Width,WidthAtLevel, WidthNegative,XAtMaximum,XAtMinimum,Amplitude,Base,Maximum,Mean,Minimum,Pea ktopeak,standarddeviation,top} 例 :vbs 'app.wavescan.source1=" Frequency"' app.wavescan.filtermethod="<item>" <item>:={nofilter,less,greater,withindeltapct,withindeltaabs,outsidedeltapct,outsided eltaabs,rarest} 例 :vbs 'app.wavescan.filtermethod="less"' app.wavescan.limit=<item> <item>:={limit を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.limit=10000' app.wavescan.deltapct<item> <item>:={delta の%を 値 で 指 定 } Filter Method で%Delta を 使 用 している 場 合 それ 以 外 は Delta を 使 用 します 例 :vbs 'app.wavescan.deltapct=10000' app.wavescan.delta=<item> <item>:={delta を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.delta= ' app.wavescan.triggeraction="<item>" <item>:={none,pulse,stop,print,save,beep,savetolabnotebook} 例 :vbs 'app.wavescan.triggeraction="pulse"' (Mode が Serial Pattern の 場 合 ) app.wavescan.enable=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.enable=true' app.wavescan.mode="<item>" <item>:={serialpattern} 例 :vbs 'app.wavescan.mode=" SerialPattern"' app.wavescan.source1="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,m1,m2,m3,m4} 例 :vbs 'app.wavescan.source1="c1"' app.wavescan.triggeraction="<item>" <item>:={none,pulse,stop,print,save,beep,savetolabnotebook} 例 :vbs 'app.wavescan.triggeraction="pulse"' 312 XStream-RCM-J

321 オートメーション-メニュー 対 応 表 app.wavescan.measureproc.viewingmode="<item>" <item>:={hex,binary} 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.viewingmode="hex"' app.wavescan.measureproc.patterntofind=<item> <item>:={num Patterns to detect を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.patterntofind=8' app.wavescan.measureproc.bitpattern="<item>" <item>:={bit 形 式 のアスキー 文 字 列 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.bitpattern=" 0101XXXX0001"' ' app.wavescan.measurepreproc.basefrequency=<item> <item>:={basefrequency を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measurepreproc.basefrequency= ' app.wavescan.measurepreproc.dataisnr=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.measurepreproc.dataisnr=true' app.wavescan.measurepreproc.slope="<item>" <item>:={pos,neg,both} 例 :vbs 'app.wavescan.measurepreproc.slope="pos"' app.wavescan.measurepreproc.signaltype="<item>" <item>:={clock,data} 例 :vbs 'app.wavescan.measurepreproc.signaltype="clock"' app.wavescan.measurepreproc.leveltype="<item>" <item>:={absolute,percent} 例 :vbs 'app.wavescan.measurepreproc.leveltype="percent"' app.wavescan.measurepreproc.percentlevel=<item> <item>:={level をパーセントで 指 定 } Absolute で 入 力 する 場 合 AbsLevel を 使 用 します 例 :vbs 'app.wavescan.measurepreproc.percentlevel=45' app.wavescan.measurepreproc.abslevel=<item> <item>:={level を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measurepreproc.abslevel=0.045' XStream-RCM-J 313

322 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 app.wavescan.measurepreproc.usepll=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.measurepreproc.usepll=true' app.wavescan.measurepreproc.plltype="<item>" <item>:={golden,pciexpress,pciexpressg2a,pciexpressg2b,pciexpress G2C,DVI,FBDIMM,USB3,Custom} 例 :vbs 'app.wavescan.measurepreproc.plltype="golden"' app.wavescan.measurepreproc.cutoffdivisor=<item> <item>:={cutoffdivisor を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measurepreproc.cutoffdivisor=1667' (Mode が Bus Pattern の 場 合 ) app.wavescan.enable=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.enable=true' app.wavescan.mode="<item>" <item>:={buspattern} 例 :vbs 'app.wavescan.mode=" BusPattern"' app.wavescan.source1="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,m1,m2,m3,m4} 例 :vbs 'app.wavescan.source1="c1"' app.wavescan.triggeraction="<item>" <item>:={none,pulse,stop,print,save,beep,savetolabnotebook} 例 :vbs 'app.wavescan.triggeraction="pulse"' app.wavescan.measureproc.viewingmode="<item>" <item>:={hex,binary} 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.viewingmode="hex"' 314 XStream-RCM-J

323 オートメーション-メニュー 対 応 表 6 7 app.wavescan.measureproc.patterntofind=<item> <item>:={num Patterns to detect を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.patterntofind=8' app.wavescan.measureproc.bitpattern="<item>" <item>:={bit 形 式 のアスキー 文 字 列 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.measureproc.bitpattern=" 0101XXXX0001"' (Overray) app.wavescan.scanoverlay.view=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.scanoverlay.view=true' app.wavescan.scanoverlay.enablepersistence=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.scanoverlay.enablepersistence=true' app.wavescan.scanoverlay.persistencesaturation=<item> <item>:={saturation を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.scanoverlay.persistencesaturation=50' app.wavescan.scanoverlay.persistencetime="<item>" <item>:={infinite,0.5s,1s,2s,5s,10s,20s} 例 :vbs 'app.wavescan.scanoverlay.persistencetime="1s"' app.wavescan.scanoverlay.slicer.horscale=<item> <item>:={scale を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.scanoverlay.slicer.horscale= ' app.wavescan.scanoverlay.slicer.horscale=<item> <item>:={delay を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.scanoverlay.slicer.horscale= ' XStream-RCM-J 315

324 付 録 III:オートメーション-メニュー 対 応 表 (ScanHist) app.wavescan.scanhisto.view=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.scanhisto.view=true' app.wavescan.scanhisto.histogram.values=<item> <item>:={values を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.scanhisto.histogram.values=1000' app.wavescan.scanhisto.histogram.bins=<item> <item>:={bins を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.scanhisto.histogram.bins=50' app.wavescan.scanhisto.histogram.center="<item>" <item>:={center を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.scanhisto.histogram.center= ' app.wavescan.scanhisto.histogram.horscale=<item> <item>:={width を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.wavescan.scanhisto.histogram.horscale= ' app.wavescan.scanhisto.histogram.verscaletype="<item>" <item>:={linear, LinConstMax} 例 :vbs 'app.wavescan.scanhisto.histogram.verscaletype="linconstmax"' app.wavescan.scanhisto.histogram.autofindscale=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.wavescan.scanhisto.histogram.autofindscale=true' 316 XStream-RCM-J

325 オートメーション-メニュー 対 応 表 シリアル デコード app.serialdecode.decode1.viewdecode=<item> <item>:={true,false} 例 :vbs 'app.serialdecode.decode1.viewdecode=true' app.serialdecode.decode1.src1="<item>" <item>:={c1,c2,c3,c4,f1,f2,f3,f4,f5,f6,f7,f8,z2,z3,z4,m1,m2,m3,m4,d0,d1,d2,d3, D4,D5,D6,D7,D8,D9,D10,D11,D12,D13,D14,D15,D16,D17,D18,D19,D20,D21,D22,D23, D24,D25,D26} 例 :vbs ' app.serialdecode.decode1.src1=1000' app.serialdecode.decode1.protocol="<item>" <item>:={audioi2s,audiolj,audiorj,audiotdm,can,canhl,flx,gmcanhl,gmca NLAN,I2C,LIN,SENT,SIOP,SPI,SPICustom,SPIDDR,SSPI,USB2.} 例 :vbs ' app.serialdecode.decode1.protocol="spi"' app.serialdecode.decode1.tablenumrow=<item> <item>:={table#rows を 値 で 指 定 } 例 :vbs 'app.serialdecode.decode1.tablenumrow=10' app.serialdecode.decode1.outputfile="<item>" <item>:={outputfile を 文 字 列 で 指 定 } 例 :vbs 'app.serialdecode.decode1.tablenumrow="e:\ DecodeTable.csv"' app.serialdecode.decode1.export アクションとしてエクスポートの 実 行 例 :vbs ' app.serialdecode.decode1.export 各 プロトコルの 詳 細 設 定 のオートメーション コマンドは Decode 内 に 設 定 が 含 まれます XStream のオートメーションを 調 べることができる XStreamBrowser で Decode フォルダ 内 を 選 択 すると コ マンドを 確 認 することができます XStream-RCM-J 317

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