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1 中 央 区 国 民 保 護 計 画 平 成 19 年 3 月 ( 平 成 28 年 4 月 変 更 ) 中 央 区 1

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3 目 次 第 1 編 総 論 第 1 章 中 央 区 の 責 務 計 画 の 位 置 づけ 構 成 等... 5 第 2 章 国 民 保 護 措 置 に 関 する 基 本 方 針... 7 第 3 章 関 係 機 関 の 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 等... 9 第 4 章 区 の 地 理 的 社 会 的 特 徴 第 5 章 中 央 区 国 民 保 護 計 画 が 対 象 とする 事 態 第 2 編 平 素 からの 備 え 第 1 章 組 織 体 制 の 整 備 等 第 1 区 における 組 織 体 制 の 整 備 第 2 関 係 機 関 との 連 携 体 制 の 整 備 第 3 通 信 の 確 保 第 4 情 報 収 集 提 供 等 の 体 制 整 備 第 5 特 殊 標 章 等 の 交 付 又 は 使 用 許 可 に 係 る 体 制 の 整 備 第 6 研 修 及 び 訓 練 第 2 章 避 難 救 援 及 び 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 平 素 からの 備 え 第 3 章 物 資 及 び 資 材 の 備 蓄 整 備 第 4 章 国 民 保 護 に 関 する 啓 発 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 第 1 章 初 動 連 絡 体 制 の 迅 速 な 確 立 及 び 初 動 措 置 第 2 章 区 対 策 本 部 の 設 置 等 第 3 章 関 係 機 関 相 互 の 連 携 第 4 章 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 に 係 る 手 続 第 5 章 警 報 及 び 避 難 の 指 示 等 第 1 警 報 の 伝 達 等 第 2 避 難 住 民 の 誘 導 等 第 6 章 救 援 第 7 章 安 否 情 報 の 収 集 提 供 第 8 章 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 第 1 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 第 2 応 急 措 置 等 第 3 生 活 関 連 等 施 設 における 災 害 への 対 処 等 第 4 NBC 攻 撃 による 災 害 への 対 処 等 第 9 章 被 災 情 報 の 収 集 及 び 報 告 第 10 章 保 健 衛 生 の 確 保 その 他 の 措 置 第 11 章 国 民 生 活 の 安 定 に 関 する 措 置

4 第 4 編 復 旧 等 第 1 章 応 急 の 復 旧 第 2 章 武 力 攻 撃 災 害 の 復 旧 第 3 章 国 民 保 護 措 置 に 要 した 費 用 の 支 弁 等 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 第 1 章 初 動 対 応 力 の 強 化 第 2 章 平 時 における 警 戒 第 3 章 発 生 時 の 対 処 第 4 章 大 規 模 テロ 等 の 類 型 に 応 じた 対 処 資 料 編 表 1 関 係 機 関 の 連 絡 先 表 2 中 央 区 の 人 口 表 3 安 否 情 報 収 集 様 式 第 1 号 表 4 安 否 情 報 収 集 様 式 第 2 号 表 5 安 否 情 報 収 集 様 式 第 4 号 表 6 安 否 情 報 収 集 様 式 第 5 号 第 7 被 災 情 報 の 報 告 様 式 図 1 中 央 区 の 気 候 図 2 中 央 区 の 道 路 図 3 中 央 区 の 鉄 道 参 考 1 中 央 区 国 民 保 護 対 策 本 部 及 び 中 央 区 緊 急 対 処 事 態 対 策 本 部 条 例 参 考 2 中 央 区 国 民 保 護 協 議 会 条 例 参 考 3 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 保 護 のための 措 置 に 関 する 法 律 による 救 援 の 程 度 及 び 方 法 の 基 準 ( 平 成 25 年 内 閣 府 省 告 示 第 229 号 ) 参 考 4 武 力 攻 撃 事 態 等 における 安 否 情 報 の 収 集 及 び 報 告 の 方 法 並 びに 安 否 情 報 の 照 会 及 び 回 答 の 手 続 その 他 の 必 要 な 事 項 を 定 める 省 令 参 考 5 用 語 集

5 はじめに はじめに 1 国 民 保 護 法 の 位 置 づけ 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 の 保 護 のための 措 置 に 関 する 法 律 ( 平 成 16 年 法 律 第 112 号 以 下 国 民 保 護 法 という )は 平 成 16 年 6 月 武 力 攻 撃 事 態 等 における 我 が 国 の 平 和 と 独 立 並 びに 国 及 び 国 民 の 安 全 の 確 保 に 関 する 法 律 ( 平 成 15 年 法 律 第 79 号 以 下 武 力 攻 撃 事 態 対 処 法 という )に 基 づき 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 保 護 措 置 の 実 施 を 目 的 として 整 備 された 法 律 である (P.3 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 に 関 する 法 制 参 照 ) 国 民 保 護 法 国 民 保 護 計 画 新 たな 災 害 感 染 症 法 新 型 インフルエンザ 特 措 法 等 新 型 インフルエンザ 等 対 策 行 動 計 画 等 人 為 災 害 武 力 攻 撃 災 害 ( 着 上 陸 ゲリラ 特 殊 部 隊 弾 道 ミサイル 航 空 攻 撃 ) 緊 急 対 処 事 態 災 害 ( 大 規 模 テロ 等 ) NBC 災 害 炭 そ 菌 天 然 痘 サリン 放 射 性 物 質 等 新 型 インフルエンザ 新 興 再 興 感 染 症 (SARS O-157) 鳥 インフルエンザ 感 染 症 (コレラ 赤 痢 ) 自 然 災 害 大 規 模 な 事 故 ( 原 発 事 故 爆 発 脱 線 衝 突 墜 落 座 礁 ) 風 水 害 地 震 津 波 火 山 噴 火 災 害 対 策 基 本 法 従 来 からの 災 害 地 域 防 災 計 画 災 害 の 類 型 と 関 連 法 制 1

6 はじめに 2 国 民 保 護 法 の 概 要 (1) 目 的 国 民 保 護 法 は 武 力 攻 撃 事 態 等 において 国 の 基 本 的 な 方 針 に 基 づき 国 都 区 市 町 村 関 係 機 関 と 連 携 協 力 し 国 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 の 保 護 国 民 生 活 国 民 経 済 に 及 ぼす 影 響 の 最 小 化 を 図 ることを 目 的 とする (2) 国 民 保 護 措 置 の 実 施 武 力 攻 撃 事 態 又 は 武 力 攻 撃 予 測 事 態 に 至 ったとき 政 府 は 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 に 関 する 基 本 的 な 方 針 を 定 め 内 閣 総 理 大 臣 を 本 部 長 とする 武 力 攻 撃 事 態 等 対 策 本 部 を 設 置 し 国 民 保 護 措 置 を 総 合 的 に 推 進 することとされ ている 都 道 府 県 及 び 区 市 町 村 は 閣 議 決 定 による 設 置 指 定 に 基 づき それぞれの 首 長 を 本 部 長 とする 国 民 保 護 対 策 本 部 を 設 置 し それぞれの 国 民 保 護 計 画 で 定 めるところにより 国 民 保 護 措 置 を 実 施 する ( 武 力 攻 撃 等 の 発 生 から 国 民 保 護 措 置 実 施 までの 基 本 的 な 流 れはP.4 参 照 ) 2

7 はじめに 武 力 攻 撃 事 態 対 処 法 (H15 年 6 月 ) 武 力 攻 撃 事 態 等 の 対 処 ( 武 力 攻 撃 の 排 除 国 民 保 護 )に 関 する 基 本 的 事 項 を 規 定 国 民 保 護 法 (H16 年 6 月 ) 住 民 の 避 難 避 難 住 民 等 の 救 援 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 等 を 規 定 特 定 公 共 施 設 利 用 法 (H16 年 6 月 ) 特 定 公 共 施 設 等 ( 港 湾 施 設 飛 行 場 施 設 道 路 海 域 空 域 及 び 電 波 )の 利 用 に 関 し 国 の 対 策 本 部 長 による 指 針 の 策 定 その 他 の 必 要 な 事 項 を 規 定 国 の 対 策 本 部 長 は 利 用 指 針 を 定 める 場 合 には 関 係 する 地 方 公 共 団 体 の 長 等 の 意 見 を 聴 取 国 民 保 護 米 軍 行 動 関 連 措 置 法 (H16 年 6 月 ) 武 力 攻 撃 事 態 等 において 日 米 安 保 条 約 に 従 って 武 力 攻 撃 を 排 除 するために 必 要 な 米 軍 の 行 動 に 伴 い 国 が 実 施 する 措 置 ( 米 軍 の 行 動 に 関 する 状 況 等 に 係 る 国 民 に 対 する 情 報 提 供 自 衛 隊 による 物 品 及 び 役 務 の 提 供 等 )や 地 方 公 共 団 体 等 の 責 務 について 規 定 自 衛 隊 法 の 一 部 改 正 (H15 年 6 月 ) 防 御 施 設 構 築 に 関 する 規 定 関 係 法 律 の 適 用 除 外 等 を 追 加 し 自 衛 隊 の 行 動 を 円 滑 化 自 衛 隊 法 の 一 部 改 正 (H16 年 6 月 ) 災 害 応 急 対 策 在 外 邦 人 輸 送 等 を 行 う 米 軍 に 対 する 物 品 役 務 の 提 供 権 限 を 新 設 武 力 攻 撃 排 除 海 上 輸 送 規 制 法 (H16 年 6 月 ) 武 力 攻 撃 事 態 等 における 海 上 輸 送 について 外 国 の 軍 用 品 軍 隊 の 輸 送 を 規 制 するため 自 衛 隊 が 停 船 検 査 回 航 措 置 を 実 施 国 際 人 道 法 違 反 処 罰 法 (H16 年 6 月 ) ジュネーヴ 諸 条 約 等 に 規 定 する 重 大 な 違 反 行 為 のうち 刑 法 等 で 対 応 できない 行 為 ( 重 要 文 化 財 破 壊 罪 捕 虜 送 還 遅 延 罪 等 )に 対 する 罰 則 を 整 備 捕 虜 取 扱 法 (H16 年 6 月 ) 捕 虜 等 の 人 道 的 な 待 遇 の 確 保 生 命 身 体 健 康 名 誉 の 尊 重 侵 害 危 難 からの 保 護 を 行 うため 捕 虜 等 の 拘 束 拘 留 等 の 取 扱 いに 関 し 必 要 な 事 項 を 規 定 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 に 関 する 法 制 3

8 はじめに 国 民 保 護 措 置 の 実 施 武 力 攻 撃 等 対 処 基 本 方 針 の 策 定 手 続 1 内 閣 総 理 大 臣 が 安 全 保 障 会 議 に 諮 問 し 案 を 作 成 2 閣 議 の 決 定 を 求 める 3 閣 議 の 決 定 の 後 国 会 の 承 認 を 求 める 諮 問 承 認 安 全 保 障 会 議 定 める 事 項 国 会 答 申 1 武 力 攻 撃 事 態 又 は 武 力 攻 撃 予 測 事 態 の 認 定 及 び 当 該 認 定 の 前 提 となった 事 実 2 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 に 関 する 全 般 的 な 方 針 3 対 処 措 置 に 関 する 重 要 事 項 ( 例 ) 国 民 保 護 措 置 自 衛 隊 の 行 動 米 軍 の 行 動 に 関 する 措 置 その 他 対 処 基 本 方 針 に 基 づいて 対 処 措 置 を 実 施 国 際 人 道 法 の 的 確 な 実 施 国 民 保 護 措 置 の 実 施 国 都 道 府 県 区 市 町 村 指 定 公 共 機 関 等 の 関 係 機 関 が 連 携 協 力 武 力 攻 撃 の 排 除 避 難 に 関 する 措 置 救 援 に 関 する 措 置 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 国 民 生 活 の 安 定 に 関 する 措 置 国 民 保 護 措 置 の 実 施 4

9 第 1 編 総 論 第 1 編 総 論 第 1 章 中 央 区 の 責 務 計 画 の 位 置 づけ 構 成 等 中 央 区 は 住 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 を 保 護 する 責 務 にかんがみ 国 民 の 保 護 のための 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するため 以 下 のとおり 区 の 責 務 を 明 らか にするとともに 区 の 国 民 の 保 護 に 関 する 計 画 の 趣 旨 構 成 等 について 定 める 1 区 の 責 務 及 び 中 央 区 国 民 保 護 計 画 の 位 置 づけ (1) 区 の 責 務 区 ( 区 長 及 びその 他 の 執 行 機 関 をいう 以 下 同 じ )は 武 力 攻 撃 事 態 等 において 国 民 保 護 法 その 他 の 法 令 国 民 の 保 護 に 関 する 基 本 指 針 及 び 東 京 都 の 国 民 の 保 護 に 関 する 計 画 ( 以 下 都 国 民 保 護 計 画 という )を 踏 まえ 中 央 区 の 国 民 の 保 護 に 関 する 計 画 ( 以 下 中 央 区 国 民 保 護 計 画 という )に 基 づき 国 民 の 協 力 を 得 つつ 他 の 機 関 と 連 携 協 力 し 自 ら 国 民 の 保 護 のための 措 置 ( 以 下 国 民 保 護 措 置 という )を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 し その 区 域 に おいて 関 係 機 関 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 を 総 合 的 に 推 進 する (2) 中 央 区 国 民 保 護 計 画 の 位 置 づけ 区 は その 責 務 にかんがみ 国 民 保 護 法 第 35 条 の 規 定 に 基 づき 中 央 区 国 民 保 護 計 画 を 作 成 する (3) 中 央 区 国 民 保 護 計 画 に 定 める 事 項 中 央 区 国 民 保 護 計 画 においては その 区 域 に 係 る 国 民 保 護 措 置 の 総 合 的 な 推 進 に 関 する 事 項 区 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 に 関 する 事 項 等 国 民 保 護 法 第 35 条 第 2 項 各 号 に 掲 げる 事 項 について 定 める 2 計 画 の 構 成 中 央 区 国 民 保 護 計 画 は 以 下 の 各 編 により 構 成 する 第 1 編 総 論 第 2 編 平 素 からの 備 え 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 第 4 編 復 旧 等 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 資 料 編 5

10 第 1 編 総 論 図 1-1 計 画 の 体 系 中 央 区 国 民 保 護 計 画 編 章 1 総 論 1 中 央 区 の 責 務 計 画 の 位 置 づけ 構 成 等 2 国 民 保 護 措 置 に 関 する 基 本 方 針 3 関 係 機 関 の 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 等 4 区 の 地 理 的 社 会 的 特 徴 5 中 央 区 国 民 保 護 計 画 が 対 象 とする 事 態 2 平 素 からの 備 え 1 組 織 体 制 の 整 備 等 2 避 難 救 援 及 び 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 平 素 からの 備 え 3 物 資 及 び 資 材 の 備 蓄 整 備 4 国 民 保 護 に 関 する 啓 発 3 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 1 初 動 連 絡 体 制 の 迅 速 な 確 立 及 び 初 動 措 置 2 区 対 策 本 部 の 設 置 等 3 関 係 機 関 相 互 の 連 携 4 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 に 係 る 手 続 5 警 報 及 び 避 難 の 指 示 等 6 救 援 7 安 否 情 報 の 収 集 提 供 8 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 9 被 災 情 報 の 収 集 及 び 報 告 10 保 健 衛 生 の 確 保 その 他 の 措 置 11 国 民 生 活 の 安 定 に 関 する 措 置 4 復 旧 等 1 応 急 の 復 旧 2 武 力 攻 撃 災 害 の 復 旧 3 国 民 保 護 措 置 に 要 した 費 用 の 支 弁 等 5 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 1 初 動 対 応 力 の 強 化 2 平 時 における 警 戒 3 発 生 時 の 対 処 4 大 規 模 テロ 等 の 類 型 に 応 じた 対 処 資 料 編 6

11 第 1 編 総 論 3 計 画 の 見 直 し 変 更 手 続 (1) 中 央 区 国 民 保 護 計 画 の 見 直 し 中 央 区 国 民 保 護 計 画 については 今 後 国 における 国 民 保 護 措 置 に 係 る 研 究 成 果 や 新 たなシステムの 構 築 都 国 民 保 護 計 画 の 見 直 し 国 民 保 護 措 置 につい ての 訓 練 の 検 証 結 果 等 を 踏 まえ 不 断 の 見 直 しを 行 う 中 央 区 国 民 保 護 計 画 の 見 直 しにあたっては 中 央 区 国 民 保 護 協 議 会 の 意 見 を 尊 重 するとともに 広 く 関 係 者 の 意 見 を 求 める (2) 中 央 区 国 民 保 護 計 画 の 変 更 手 続 中 央 区 国 民 保 護 計 画 の 変 更 にあたっては 計 画 作 成 時 と 同 様 国 民 保 護 法 第 39 条 第 3 項 の 規 定 に 基 づき 中 央 区 国 民 保 護 協 議 会 に 諮 問 の 上 東 京 都 知 事 ( 以 下 都 知 事 という )に 協 議 し 中 央 区 議 会 に 報 告 し 公 表 する (ただし 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 の 保 護 のための 措 置 に 関 する 法 律 施 行 令 ( 以 下 国 民 保 護 法 施 行 令 という )で 定 める 軽 微 な 変 更 については 中 央 区 国 民 保 護 協 議 会 への 諮 問 及 び 都 知 事 への 協 議 は 要 しない ) 第 2 章 国 民 保 護 措 置 に 関 する 基 本 方 針 区 は 国 民 保 護 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するにあたり 特 に 留 意 すべき 事 項 について 以 下 のとおり 国 民 保 護 措 置 に 関 する 基 本 方 針 として 定 める 1 基 本 的 人 権 の 尊 重 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 にあたっては 日 本 国 憲 法 の 保 障 する 国 民 の 自 由 と 権 利 を 尊 重 することとし 国 民 の 自 由 と 権 利 に 制 限 が 加 えられるときであっても その 制 限 は 必 要 最 小 限 のものに 限 り 公 正 かつ 適 正 な 手 続 のもとに 行 う 2 国 民 の 権 利 利 益 の 迅 速 な 救 済 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 伴 う 損 失 補 償 国 民 保 護 措 置 に 係 る 不 服 申 立 て 又 は 訴 訟 その 他 の 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 に 係 る 手 続 を できる 限 り 迅 速 に 処 理 する よう 努 める 3 国 民 に 対 する 情 報 提 供 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 においては 国 民 に 対 し 国 民 保 護 措 置 に 関 する 正 確 な 情 報 を 適 時 に かつ 適 切 な 方 法 で 提 供 する 7

12 第 1 編 総 論 4 関 係 機 関 相 互 の 連 携 協 力 の 確 保 区 は 国 都 近 隣 区 並 びに 関 係 指 定 公 共 機 関 及 び 関 係 指 定 地 方 公 共 機 関 と 平 素 から 相 互 の 連 携 体 制 の 整 備 に 努 める 5 国 民 の 協 力 区 は 国 民 保 護 法 の 規 定 により 国 民 保 護 措 置 の 実 施 のため 必 要 があると 認 める ときは 国 民 に 対 し 必 要 な 援 助 について 協 力 を 要 請 する この 場 合 において 国 民 は その 自 発 的 な 意 思 により 必 要 な 協 力 をするよう 努 めるものとする また 区 は 防 災 区 民 組 織 及 び 防 災 拠 点 運 営 委 員 会 の 充 実 活 性 化 ボランテ ィアへの 支 援 に 努 める なお 区 は 地 震 災 害 時 の 防 災 拠 点 である 小 中 学 校 等 を 拠 点 として 活 動 する 防 災 拠 点 運 営 委 員 会 についても 地 域 の 防 災 区 民 組 織 等 を 母 体 としていることから その 自 発 的 な 意 思 により 必 要 な 協 力 を 求 めるとともに 支 援 に 努 める 6 高 齢 者 障 害 者 等 への 配 慮 及 び 国 際 人 道 法 の 的 確 な 実 施 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 にあたっては 高 齢 者 障 害 者 その 他 特 に 配 慮 を 要 する 者 の 保 護 について 留 意 する また 国 民 保 護 措 置 を 実 施 するにあたっては 国 際 的 な 武 力 紛 争 において 適 用 される 国 際 人 道 法 の 的 確 な 実 施 を 確 保 する 7 指 定 公 共 機 関 及 び 指 定 地 方 公 共 機 関 の 自 主 性 の 尊 重 区 は 指 定 公 共 機 関 及 び 指 定 地 方 公 共 機 関 の 国 民 保 護 措 置 の 実 施 方 法 について は 指 定 公 共 機 関 及 び 指 定 地 方 公 共 機 関 が 武 力 攻 撃 事 態 等 の 状 況 に 即 して 自 主 的 に 判 断 するものであることに 留 意 する 8 国 民 保 護 措 置 に 従 事 する 者 等 の 安 全 の 確 保 区 は 国 民 保 護 措 置 に 従 事 する 者 の 安 全 の 確 保 に 十 分 に 配 慮 する また 要 請 に 応 じて 国 民 保 護 措 置 に 協 力 する 者 に 対 しては その 内 容 に 応 じて 安 全 の 確 保 に 十 分 に 配 慮 する 9 外 国 人 への 国 民 保 護 措 置 の 適 用 区 は 日 本 に 居 住 し 又 は 滞 在 している 外 国 人 についても 武 力 攻 撃 災 害 から 保 護 するなど 国 民 保 護 措 置 の 対 象 であることに 留 意 する 8

13 第 1 編 総 論 第 3 章 関 係 機 関 の 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 等 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 にあたり 関 係 機 関 との 円 滑 な 連 携 を 確 保 できるよう 国 民 保 護 法 における 区 の 役 割 を 確 認 するとともに 関 係 機 関 の 連 絡 窓 口 をあらか じめ 把 握 しておく 国 ( 対 策 本 部 ) 都 ( 対 策 本 部 ) 区 ( 対 策 本 部 ) 警 報 の 発 令 警 報 の 区 への 通 知 警 報 の 伝 達 (サイレン 等 を 使 用 ) 避 難 避 難 措 置 の 指 示 ( 要 避 難 地 域 避 難 先 地 域 等 ) 指 示 是 正 避 難 の 指 示 ( 避 難 経 路 交 通 手 段 等 ) 避 難 の 指 示 の 伝 達 避 難 住 民 の 誘 導 ( 避 難 実 施 要 領 の 策 定 ) 東 京 消 防 庁 と 協 力 警 察 自 衛 隊 等 に 誘 導 を 要 請 住 民 救 援 救 援 の 指 示 指 示 是 正 救 援 食 品 生 活 必 需 品 等 の 給 与 収 容 施 設 の 供 与 医 療 の 提 供 等 都 との 役 割 分 担 に 基 づき 救 援 の 一 部 を 実 施 その 他 の 救 援 への 協 力 ( 協 力 ) 武 力 攻 撃 災 害 の 対 処 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 の 指 示 ( 消 防 庁 長 官 による 消 防 に 関 する 指 示 ) 大 規 模 又 は 特 殊 な 武 力 攻 撃 事 態 (NBC 攻 撃 等 )への 対 処 生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 国 民 生 活 の 安 定 指 示 武 力 攻 撃 災 害 の 防 御 指 示 消 防 応 急 措 置 の 実 施 警 戒 区 域 の 設 定 退 避 の 指 示 緊 急 通 報 の 発 令 消 防 への 協 力 応 急 措 置 の 実 施 警 戒 区 域 の 設 定 退 避 の 指 示 対 策 本 部 における 総 合 調 整 総 合 調 整 総 合 調 整 の 要 請 対 策 本 部 における 総 合 調 整 総 合 調 整 総 合 調 整 の 要 請 対 策 本 部 における 総 合 調 整 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 放 送 事 業 者 による 警 報 等 の 放 送 運 送 事 業 者 による 住 民 物 資 の 運 送 日 本 赤 十 字 社 による 救 援 への 協 力 電 気 ガス 等 の 安 定 的 な 供 給 等 国 都 区 指 定 ( 地 方 ) 公 共 機 関 等 が 相 互 に 連 携 図 1-2 国 民 保 護 措 置 の 全 体 のしくみ 9

14 第 1 編 総 論 機 関 の 名 称 中 央 区 表 1-1 中 央 区 の 事 務 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 1 国 民 保 護 計 画 の 作 成 2 国 民 保 護 協 議 会 の 設 置 運 営 3 国 民 保 護 対 策 本 部 及 び 緊 急 対 処 事 態 対 策 本 部 の 設 置 運 営 4 組 織 体 制 の 整 備 訓 練 5 警 報 の 内 容 の 伝 達 避 難 実 施 要 領 の 策 定 避 難 住 民 の 誘 導 関 係 機 関 の 調 整 その 他 の 住 民 の 避 難 に 関 する 措 置 の 実 施 6 救 援 の 実 施 安 否 情 報 の 収 集 及 び 提 供 その 他 の 避 難 住 民 等 の 救 援 に 関 する 措 置 の 実 施 7 退 避 の 指 示 警 戒 区 域 の 設 定 廃 棄 物 の 処 理 被 災 情 報 の 収 集 そ の 他 の 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 の 実 施 8 生 活 基 盤 等 の 確 保 その 他 の 国 民 生 活 の 安 定 に 関 する 措 置 の 実 施 9 武 力 攻 撃 災 害 の 復 旧 に 関 する 措 置 の 実 施 機 関 の 名 称 東 京 都 表 1-2 都 の 事 務 ( 都 国 民 保 護 計 画 より) 事 務 又 は 業 務 の 大 綱 1 国 民 保 護 計 画 の 作 成 2 国 民 保 護 協 議 会 の 設 置 運 営 3 国 民 保 護 対 策 本 部 及 び 緊 急 対 処 事 態 対 策 本 部 の 設 置 運 営 4 組 織 体 制 の 整 備 訓 練 5 警 報 の 通 知 6 住 民 に 対 する 避 難 の 指 示 避 難 住 民 の 誘 導 に 関 する 措 置 都 道 府 県 の 区 域 を 越 える 住 民 の 避 難 に 関 する 措 置 その 他 の 住 民 の 避 難 に 関 する 措 置 の 実 施 7 救 援 の 実 施 安 否 情 報 の 収 集 及 び 提 供 その 他 の 避 難 住 民 等 の 救 援 に 関 する 措 置 の 実 施 8 武 力 攻 撃 災 害 の 防 除 及 び 軽 減 緊 急 通 報 の 発 令 退 避 の 指 示 警 戒 区 域 の 設 定 保 健 衛 生 の 確 保 被 災 情 報 の 収 集 その 他 の 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 の 実 施 9 生 活 基 盤 の 確 保 生 活 関 連 物 資 等 の 価 格 の 安 定 等 のための 措 置 そ の 他 の 国 民 生 活 の 安 定 に 関 する 措 置 の 実 施 10 交 通 規 制 の 実 施 11 武 力 攻 撃 災 害 の 復 旧 に 関 する 措 置 の 実 施 資 料 編 表 1 関 係 機 関 の 連 絡 先 (P.123) 10

15 第 1 編 総 論 第 4 章 区 の 地 理 的 社 会 的 特 徴 区 は 国 民 保 護 措 置 を 適 切 かつ 迅 速 に 実 施 するため その 地 理 的 社 会 的 特 徴 等 について 確 認 することとし 国 民 保 護 措 置 の 実 施 にあたり 考 慮 しておくべ き 区 の 地 理 的 社 会 的 特 徴 等 については 以 下 のとおりである 1 地 形 本 区 は 東 京 都 23 区 のほぼ 中 央 に 位 置 し 東 は 隅 田 川 を 境 に 墨 田 江 東 両 区 に 西 は 旧 汐 留 川 とこれに 続 く 旧 外 濠 に 沿 って 千 代 田 港 両 区 に 北 は 神 田 川 の 一 部 及 び 旧 竜 閑 川 を 境 に 千 代 田 台 東 両 区 に 接 し 南 は 東 京 湾 に 面 している 大 きさは 東 西 に 約 3km 南 北 に 約 5.5km にわたり 面 積 は10.115km 2 で23 区 中 2 番 目 に 小 さい 区 である また 区 の 水 域 面 積 は 区 全 体 の 面 積 に 対 し て18.1%に 達 しており 水 辺 空 間 を 活 用 した 都 市 を 形 成 している 区 の 地 形 の 大 部 分 は 江 戸 時 代 以 後 の 埋 め 立 てによってできたものであるため 起 伏 にとぼしく 傾 斜 は 緩 慢 である 2 気 候 温 帯 気 候 であり 夏 は 高 温 多 湿 冬 は 寒 冷 小 雨 である 気 温 については 年 平 均 16 で 近 年 は 区 部 を 中 心 に ヒートアイランド 現 象 の 影 響 により 年 々 上 昇 する 傾 向 にある 降 水 量 は 梅 雨 時 期 や 秋 雨 台 風 の 時 期 を 中 心 に 多 くなって いる 資 料 編 図 1 中 央 区 の 気 候 (P.130) 3 人 口 分 布 人 口 は 京 橋 地 区 日 本 橋 地 区 と 比 較 して 月 島 地 区 において 集 中 しており 人 口 密 度 も 高 くなっている また 近 年 は 超 高 層 住 宅 の 増 加 等 により 区 への 転 入 者 は 増 える 傾 向 にあり 人 口 は 142,995 人 ( 平 成 28 年 1 月 1 日 時 点 ) となっている(65 歳 以 上 23,133 人 外 国 人 5,547 人 ) 資 料 編 表 2 中 央 区 の 人 口 (P.124) 4 道 路 の 位 置 等 道 路 は 都 市 高 速 道 路 である 首 都 高 速 道 路 の 都 心 環 状 線 1 号 ( 上 野 線 ) 6 号 ( 向 島 線 ) 9 号 ( 深 川 線 ) 等 が 区 内 と 隣 接 区 とのアクセス 性 を 高 めている また 国 道 1 号 4 号 6 号 14 号 15 号 17 号 20 号 が 日 本 橋 を 起 点 に 多 方 面 と 繋 がっている 都 道 ( 主 要 地 方 道 特 例 都 道 )については 東 方 面 ( 江 東 区 墨 田 区 等 )に10 号 ( 永 代 通 り) 50 号 ( 新 大 橋 通 り) 304 号 ( 晴 海 通 り) 南 方 面 ( 港 区 等 )に316 号 ( 昭 和 通 り 海 岸 通 り) 北 方 面 ( 千 代 11

16 第 1 編 総 論 田 区 等 )に405 号 ( 外 堀 通 り)が 伸 びている 資 料 編 図 2 中 央 区 の 道 路 (P.131) 5 鉄 道 港 湾 の 位 置 等 鉄 道 は すべて 地 下 駅 で 東 京 メトロが6 線 ( 銀 座 線 丸 ノ 内 線 有 楽 町 線 日 比 谷 線 東 西 線 半 蔵 門 線 )で14 駅 都 営 地 下 鉄 が3 線 ( 浅 草 線 新 宿 線 大 江 戸 線 )で10 駅 JR 東 日 本 が2 線 ( 総 武 線 京 葉 線 )で3 駅 となっている その 中 でも 日 本 橋 駅 銀 座 駅 三 越 前 駅 ( 新 日 本 橋 駅 ) 馬 喰 町 駅 ( 東 日 本 橋 駅 馬 喰 横 山 駅 )が3 線 東 銀 座 駅 八 丁 堀 駅 茅 場 町 駅 月 島 駅 人 形 町 駅 が2 線 の 乗 換 駅 となっており 多 方 面 へのアクセスの 拠 点 となっている 港 湾 は 東 京 港 があり 係 留 施 設 は 月 島 ふ 頭 は5,000トン 朝 潮 ふ 頭 は 700トン 晴 海 ふ 頭 は15,000トンの 貨 物 船 舶 及 び20,000トンの 客 船 が 利 用 できる また 隅 田 川 では 水 上 バスの 東 京 都 観 光 汽 船 ( 浜 離 宮 桟 橋 ) 東 京 水 辺 ライ ン( 明 石 町 聖 路 加 ガーデン 前 桟 橋 浜 町 桟 橋 ) 防 災 船 着 場 が5ヶ 所 ( 内 2ヶ 所 は 水 上 バスの 桟 橋 と 共 用 ) 設 置 されており 舟 運 として 水 上 輸 送 観 光 防 災 等 に 活 用 されている 資 料 編 図 3 中 央 区 の 鉄 道 (P.132) 6 消 防 警 察 特 別 区 の 区 域 内 の 消 防 行 政 は 都 が 一 体 的 に 管 理 しており 区 内 には 京 橋 消 防 署 及 び 京 橋 消 防 団 日 本 橋 消 防 署 及 び 日 本 橋 消 防 団 並 びに 臨 港 消 防 署 及 び 臨 港 消 防 団 がある また 警 察 は 中 央 警 察 署 久 松 警 察 署 築 地 警 察 署 及 び 月 島 警 察 署 がある 7 その 他 区 内 には 日 本 橋 金 融 商 業 街 地 区 の 金 融 中 枢 施 設 銀 座 地 区 を 中 心 とした 大 規 模 集 客 施 設 (*) 日 本 橋 問 屋 街 地 区 の 繊 維 関 連 卸 売 業 及 び 築 地 地 区 における 食 品 関 連 卸 売 業 等 の 集 積 のほか 大 規 模 事 業 所 (オフィス) 大 規 模 商 業 施 設 などの 事 業 所 が 多 数 所 在 (3 万 7 千 事 業 所 以 上 総 務 省 平 成 26 年 経 済 セン サス- 基 礎 調 査 結 果 )している そのため 昼 間 人 口 が 約 600,000 人 ( 平 成 22 年 国 勢 調 査 )となっており 夜 間 人 口 約 140,000 人 と 比 較 す ると 非 常 に 多 い また 霞 ヶ 関 における 国 の 中 央 官 庁 街 とも 隣 接 している (*) ターミナル 駅 大 規 模 な 商 業 施 設 文 化 スポーツ 施 設 等 不 特 定 多 数 の 人 々が 集 まる 施 設 12

17 第 1 編 総 論 第 5 章 中 央 区 国 民 保 護 計 画 が 対 象 とする 事 態 中 央 区 国 民 保 護 計 画 においては 以 下 のとおり 都 国 民 保 護 計 画 において 想 定 さ れている 武 力 攻 撃 事 態 4 類 型 及 び 緊 急 対 処 事 態 4 類 型 を 対 象 とする また それ ぞれの 類 型 において NBC(N: 核 ( 物 質 )Nuclear B: 生 物 剤 Biological C: 化 学 剤 Chemical) 兵 器 等 を 用 いた 攻 撃 が 行 われる 可 能 性 があることも 考 慮 する 表 1-3 想 定 する 事 態 類 型 事 態 事 態 類 型 武 力 攻 撃 事 態 1 着 上 陸 侵 攻 2 ゲリラ 特 殊 部 隊 による 攻 撃 3 弾 道 ミサイル 攻 撃 4 航 空 攻 撃 緊 急 対 処 事 態 ( 大 規 模 テロ 等 ) 1 危 険 物 質 を 有 する 施 設 への 攻 撃 原 発 石 油 コンビナート 等 に 対 する 攻 撃 2 大 規 模 集 客 施 設 等 への 攻 撃 ターミナル 駅 列 車 等 に 対 する 攻 撃 3 大 量 殺 傷 物 質 による 攻 撃 炭 疽 菌 サリン 等 を 使 用 した 攻 撃 4 交 通 機 関 を 破 壊 手 段 とした 攻 撃 航 空 機 による 多 数 の 死 傷 者 を 伴 う 自 爆 テロ 等 による 攻 撃 本 計 画 では 世 界 の 首 都 や 大 都 市 で 大 規 模 なテロが 多 く 発 生 している 状 況 や 国 内 外 の 注 目 が 集 まる 2020 年 の 東 京 オリンピック パラリンピック 競 技 大 会 へ の 危 機 管 理 の 視 点 を 踏 まえ 緊 急 対 処 事 態 ( 大 規 模 なテロ 等 )への 対 処 を 重 視 する また 2020 年 の 東 京 オリンピック パラリンピック 競 技 大 会 を 控 え 競 技 大 会 や 重 要 インフラ 等 を 狙 ったサイバー 攻 撃 が 予 想 されるなど 区 内 におけるサ イバーテロ (*) の 脅 威 が 高 まっている サイバーテロは 区 民 生 活 や 都 市 活 動 に 大 きな 影 響 を 与 えるとともに 緊 急 対 処 事 態 に 発 展 するおそれもあることから 都 や 関 係 機 関 等 と 連 携 しながら その 動 向 に 注 視 し 適 切 に 対 応 していく (*) 武 力 攻 撃 やテロ 等 と 併 せてサイバーテロが 行 われた 場 合 ライフラインや 医 療 機 能 等 に 多 大 な 影 響 を 及 ぼし 住 民 の 生 命 を 脅 かす 状 況 も 想 定 される 13

18 第 1 編 総 論 1 武 力 攻 撃 事 態 武 力 攻 撃 事 態 とは 我 が 国 に 対 する 外 部 からの 武 力 攻 撃 が 発 生 した 事 態 又 は 武 力 攻 撃 が 発 生 する 明 白 な 危 険 が 切 迫 していると 認 められる 事 態 をいう 類 型 ご との 主 な 特 徴 は 次 のとおりである 表 1-4 武 力 攻 撃 事 態 の 類 型 ごとの 特 徴 事 態 類 型 特 徴 1 着 上 陸 侵 攻 多 数 の 船 舶 等 をも って 沿 岸 部 に 直 接 上 陸 して 我 が 国 の 国 土 を 占 領 する 攻 撃 2 ゲリラや 特 殊 部 隊 による 攻 撃 比 較 的 少 数 の 特 殊 部 隊 等 を 潜 入 さ せ 重 要 施 設 への 襲 撃 や 要 人 の 暗 殺 等 を 実 施 する 攻 撃 攻 撃 目 標 となりやすい 地 域 船 舶 により 上 陸 を 行 う 場 合 は 上 陸 用 の 小 型 船 舶 等 が 接 岸 容 易 な 地 形 を 有 する 沿 岸 部 が 当 初 の 侵 攻 目 標 となりや すいと 考 えられる 航 空 機 により 侵 攻 部 隊 を 投 入 する 場 合 には 大 型 の 輸 送 機 が 離 着 陸 可 能 な 空 港 が 存 在 する 地 域 が 目 標 となる 可 能 性 が 高 く 当 該 空 港 が 上 陸 用 の 小 型 船 舶 等 の 接 岸 容 易 な 地 域 と 近 接 している 場 合 には 特 に 目 標 となりやすいと 考 えられる なお 着 上 陸 侵 攻 の 場 合 それに 先 立 ち 航 空 機 や 弾 道 ミサイルによる 攻 撃 が 実 施 される 可 能 性 が 高 いと 考 えら れる 想 定 される 主 な 被 害 主 として 爆 弾 砲 弾 等 による 家 屋 施 設 等 の 破 壊 火 災 等 が 考 えられ 石 油 コンビナート 等 攻 撃 目 標 となる 施 設 の 種 類 によっては 二 次 被 害 の 発 生 が 想 定 される 被 害 の 範 囲 期 間 一 般 的 に 国 民 保 護 措 置 を 実 施 すべき 地 域 が 広 範 囲 にな るとともに その 期 間 も 比 較 的 長 期 に 及 ぶことが 予 想 さ れる 事 態 の 予 測 察 知 攻 撃 国 の 船 舶 戦 闘 機 の 集 結 の 状 況 進 行 方 向 等 から 事 前 予 測 が 可 能 である 攻 撃 目 標 となりやすい 地 域 都 市 部 の 政 治 経 済 の 中 枢 鉄 道 橋 りょう ダム 原 子 力 関 連 施 設 等 に 対 する 注 意 が 必 要 である 想 定 される 主 な 被 害 少 人 数 のグループにより 行 われ 使 用 可 能 な 武 器 も 限 定 されることから 主 な 被 害 は 施 設 の 破 壊 等 が 考 えられる 被 害 の 範 囲 期 間 被 害 の 範 囲 は 比 較 的 狭 い 範 囲 に 限 定 されるのが 一 般 的 14

19 第 1 編 総 論 事 態 類 型 特 徴 3 弾 道 ミサイル 攻 撃 弾 道 ミサイルを 使 用 して 我 が 国 を 直 接 打 撃 する 攻 撃 4 航 空 攻 撃 爆 撃 機 及 び 戦 闘 機 等 で 我 が 国 領 空 に 侵 入 し 爆 弾 等 を 投 下 する 攻 撃 であるが 攻 撃 目 標 となる 施 設 の 種 類 によっては 二 次 被 害 の 発 生 も 想 定 される 事 態 の 予 測 察 知 警 察 自 衛 隊 等 による 監 視 活 動 等 により その 兆 候 の 早 期 発 見 に 努 めることとなるが 事 前 にその 活 動 を 予 測 ある いは 察 知 できず 突 発 的 に 被 害 が 生 ずることも 考 えられ る 攻 撃 目 標 となりやすい 地 域 発 射 の 兆 候 を 事 前 に 察 知 した 場 合 でも 発 射 された 段 階 で 攻 撃 目 標 を 特 定 することは 極 めて 困 難 である 想 定 される 主 な 被 害 通 常 弾 頭 の 場 合 には NBC 弾 頭 の 場 合 と 比 較 して 被 害 は 局 限 され 家 屋 施 設 等 の 破 壊 火 災 等 が 考 えられる 被 害 の 範 囲 期 間 弾 頭 の 種 類 ( 通 常 弾 頭 又 はNBC 弾 頭 )により 被 害 の 様 相 が 大 きく 異 なる ただし 着 弾 前 に 弾 頭 の 種 類 を 特 定 することは 困 難 である 事 態 の 予 測 察 知 発 射 後 極 めて 短 時 間 で 我 が 国 に 着 弾 することが 予 想 さ れる 攻 撃 目 標 となりやすい 地 域 航 空 攻 撃 を 行 う 側 の 意 図 及 び 弾 薬 の 種 類 等 により 異 な るが その 威 力 を 最 大 限 に 発 揮 することを 敵 国 が 意 図 す れば 都 市 部 が 主 要 な 目 標 となることも 想 定 される ま た ライフラインのインフラ 施 設 が 目 標 となることもあ り 得 る 想 定 される 主 な 被 害 通 常 弾 頭 の 場 合 には 家 屋 施 設 等 の 破 壊 火 災 等 が 考 えられる 被 害 の 範 囲 期 間 航 空 攻 撃 は その 意 図 が 達 成 されるまで 繰 り 返 し 行 われ ることも 考 えられる 事 態 の 予 測 察 知 弾 道 ミサイル 攻 撃 の 場 合 に 比 べ その 兆 候 を 察 知 するこ とは 比 較 的 容 易 であるが 対 応 の 時 間 が 少 なく また 攻 撃 目 標 を 特 定 することが 困 難 である 15

20 第 1 編 総 論 2 緊 急 対 処 事 態 緊 急 対 処 事 態 とは 武 力 攻 撃 の 手 段 に 準 ずる 手 段 を 用 いて 多 数 の 人 を 殺 傷 す る 行 為 が 発 生 した 事 態 又 は 発 生 する 明 白 な 危 険 が 切 迫 していると 認 められる 事 態 で 国 家 として 緊 急 に 対 処 することが 必 要 なものをいう 類 型 ごとの 主 な 特 徴 は 次 のとおりである 表 1-5 緊 急 対 処 事 態 の 特 徴 事 態 類 型 特 徴 1 危 険 物 質 を 有 する 施 設 への 攻 撃 原 子 力 事 業 所 等 の 破 壊 が 行 われた 場 合 大 量 の 放 射 性 物 質 等 が 放 出 され 周 辺 住 民 が 被 ばくするとともに 汚 染 された 飲 食 物 を 摂 取 した 住 民 が 被 ばくする ( 都 内 には 原 子 力 事 業 所 等 は 存 在 しない ) 石 油 コンビナート 及 び 可 燃 性 ガス 貯 蔵 施 設 等 が 爆 破 された 場 合 爆 発 及 び 火 災 の 発 生 により 住 民 に 被 害 が 発 生 するとと もに 建 物 ライフライン 等 が 被 災 し 社 会 経 済 活 動 に 支 障 が 生 ずる ( 都 内 には 石 油 コンビナートは 存 在 しない ) 危 険 物 積 載 船 への 攻 撃 が 行 われた 場 合 危 険 物 の 拡 散 によ る 沿 岸 住 民 への 被 害 が 発 生 するとともに 港 湾 及 び 航 路 の 閉 塞 海 洋 資 源 の 汚 染 等 社 会 経 済 活 動 に 支 障 が 生 ずる ダムの 破 壊 が 行 われた 場 合 下 流 に 及 ぼす 被 害 ( 水 害 )は 多 大 なものとなる 2 大 規 模 集 客 施 設 への 攻 撃 大 規 模 集 客 施 設 (ターミナル 駅 劇 場 大 規 模 な 商 業 施 設 等 )や 列 車 等 の 爆 破 が 行 われた 場 合 爆 破 による 人 的 被 害 が 発 生 し 施 設 が 崩 壊 した 場 合 には 人 的 被 害 は 多 大 なものとな る 3 大 量 殺 傷 物 質 による 攻 撃 3 NBCを 使 用 した 攻 撃 (P.17)と 同 様 の 被 害 を 発 生 させる 4 交 通 機 関 を 破 壊 手 段 としたテ ロ 航 空 機 等 による 自 爆 テロが 行 われた 場 合 主 な 被 害 は 施 設 の 破 壊 に 伴 う 人 的 被 害 であり 施 設 の 規 模 によって 被 害 の 大 きさが 変 わる 攻 撃 目 標 の 施 設 が 破 壊 された 場 合 周 辺 にも 大 きな 被 害 が 発 生 するおそれがある 爆 発 火 災 等 の 発 生 により 住 民 に 被 害 が 発 生 するとともに 建 物 ライフライン 等 が 被 災 し 社 会 経 済 活 動 にも 支 障 が 生 ずる 16

21 第 1 編 総 論 3 NBCを 使 用 した 攻 撃 武 力 攻 撃 事 態 緊 急 対 処 事 態 の 各 類 型 において NBC 攻 撃 ( 核 等 又 は 生 物 剤 若 しくは 化 学 剤 を 用 いた 兵 器 等 による 攻 撃 をいう )が 行 われることも 考 慮 する その 場 合 の 特 徴 は 次 のとおりである 表 1-6 NBC 攻 撃 の 特 徴 種 別 特 徴 核 兵 器 等 核 兵 器 を 用 いた 攻 撃 による 被 害 は 当 初 は 主 に 核 爆 発 に 伴 う 熱 線 爆 風 及 び 初 期 核 放 射 線 によって その 後 は 放 射 性 降 下 物 ( 灰 等 )や 初 期 核 放 射 線 を 吸 収 した 建 築 物 や 土 壌 から 発 する 放 射 によって 生 ずる ダーティボムは 爆 薬 と 放 射 性 物 質 を 組 み 合 わせたもので 核 兵 器 に 比 して 小 規 模 ではあるが 爆 薬 による 爆 発 の 被 害 と 放 射 能 による 被 害 をもたらす 放 射 性 物 質 又 は 放 射 線 の 存 在 は 五 感 では 感 知 できない 原 因 となる 放 射 性 物 質 や 放 射 線 種 の 特 定 が 困 難 である 生 物 兵 器 等 人 に 知 られることなく 散 布 することが 可 能 である 生 物 兵 器 が 使 用 されたと 判 明 したときには 感 染 者 が 移 動 することにより 二 次 的 な 感 染 を 引 き 起 こし 広 範 囲 に 多 数 の 感 染 者 が 発 生 する 恐 れがある 生 物 兵 器 としては 一 般 的 に 天 然 痘 炭 疽 菌 ペスト 等 があげられている 化 学 兵 器 等 急 性 症 状 を 有 する 死 傷 者 が 発 生 するが 原 因 物 質 の 特 定 は 困 難 である 建 物 屋 内 や 交 通 機 関 内 部 等 閉 鎖 的 な 空 間 で 発 生 した 場 合 多 数 の 死 傷 者 が 発 生 する 可 能 性 がある 地 形 気 象 等 の 影 響 を 受 けて 風 下 方 向 に 拡 散 し 空 気 よ り 重 いサリン 等 の 神 経 剤 は 地 を 這 うように 広 がる 特 有 のにおいがあるもの 無 臭 のもの 等 その 性 質 は 化 学 剤 の 種 類 によって 異 なる 化 学 兵 器 としては 一 般 的 に サリン VXガス マスタ ードガス イペリット 等 があげられている 17

22 第 2 編 平 素 からの 備 え 第 2 編 平 素 からの 備 え 第 1 章 組 織 体 制 の 整 備 等 第 1 区 における 組 織 体 制 の 整 備 区 は 国 民 保 護 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するため 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 必 要 な 組 織 及 び 体 制 職 員 の 配 置 及 び 服 務 基 準 等 の 整 備 を 図 る 必 要 があることから 以 下 のとおり 各 部 局 の 平 素 の 業 務 職 員 の 参 集 基 準 等 について 定 める 1 区 の 各 部 室 における 平 素 の 業 務 各 部 は 第 3 編 第 2 章 (3) の 表 3-2 武 力 攻 撃 事 態 における 本 部 長 室 及 び 各 部 の 分 掌 に 基 づき 体 制 の 整 備 等 国 民 保 護 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するため 平 素 からその 準 備 を 行 う なお 国 民 保 護 に 関 する 業 務 の 総 括 各 部 間 の 調 整 企 画 立 案 等 については 総 務 部 危 機 管 理 課 が 行 う また 消 防 の 平 素 における 業 務 は 以 下 のとおりである 表 2-1 消 防 の 平 素 の 業 務 機 関 の 名 称 平 素 の 業 務 1 消 防 活 動 体 制 の 整 備 に 関 すること 2 通 信 体 制 の 整 備 に 関 すること 3 情 報 収 集 提 供 体 制 の 整 備 に 関 すること 4 消 防 団 に 関 すること 東 京 消 防 庁 5 装 備 資 機 材 の 整 備 に 関 すること 6 特 殊 標 章 の 交 付 管 理 に 関 すること 第 一 消 防 方 面 本 部 ( 東 京 消 防 庁 職 員 及 び 特 別 区 の 消 防 団 員 に 限 る ) 京 橋 消 防 署 7 生 活 関 連 等 施 設 危 険 物 質 等 ( 消 防 法 に 関 するものに 限 る ) 日 本 橋 消 防 署 取 扱 所 の 安 全 化 対 策 に 関 すること 臨 港 消 防 署 8 事 業 所 に 対 する 避 難 等 自 主 防 災 体 制 の 指 導 に 関 すること 9 避 難 住 民 の 臨 時 の 収 容 施 設 等 に 関 する 基 準 に 関 すること 10 都 民 の 防 災 知 識 の 普 及 及 び 防 災 行 動 力 の 向 上 に 関 すること 2 職 員 の 参 集 基 準 等 (1) 職 員 の 迅 速 な 参 集 体 制 の 整 備 区 は 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 し 又 はまさに 発 生 しようとしている 場 合 の 初 18

23 第 2 編 平 素 からの 備 え 動 対 応 に 万 全 を 期 するため 武 力 攻 撃 事 態 等 に 対 処 するために 必 要 な 職 員 が 迅 速 に 参 集 できる 体 制 を 整 備 する (2) 24 時 間 即 応 体 制 の 確 保 区 は 武 力 攻 撃 等 が 発 生 した 場 合 において 事 態 の 推 移 に 応 じて 速 やかに 対 応 する 必 要 があるため 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )との 間 で 構 築 されている 情 報 連 絡 体 制 を 踏 まえて 当 直 等 の 強 化 を 行 うなど 速 やかに 区 長 及 び 国 民 保 護 担 当 職 員 に 連 絡 が 取 れる24 時 間 即 応 可 能 な 体 制 を 確 保 する (3) 区 の 体 制 及 び 職 員 の 参 集 基 準 等 区 は 事 態 の 状 況 に 応 じて 適 切 な 措 置 を 講 ずるため 下 記 の 体 制 を 整 備 す るとともに その 参 集 基 準 を 定 める その 際 区 長 の 行 う 判 断 を 常 時 補 佐 できる 体 制 の 整 備 に 努 める 表 2-2 事 態 の 状 況 に 応 じた 初 動 体 制 の 確 立 事 態 の 状 況 体 制 の 判 断 基 準 体 制 事 態 認 定 前 事 態 認 定 後 区 の 全 部 室 での 対 応 は 不 要 だが 情 報 収 集 等 の 対 応 が 必 要 な 場 合 全 庁 的 に 情 報 の 収 集 対 応 策 の 検 討 等 が 必 要 な 場 合 原 因 不 明 の 事 案 が 発 生 するなど その 被 害 が 災 害 対 策 基 本 法 上 の 災 害 (*) に 該 当 し 国 民 保 護 に 準 じた 措 置 を 実 施 する 必 要 がある 場 合 国 から 区 国 民 区 の 全 部 室 での 対 応 は 保 護 対 策 本 部 不 要 だが 情 報 収 集 等 設 置 の 通 知 が の 対 応 が 必 要 な 場 合 ない 場 合 全 庁 的 に 情 報 の 収 集 対 応 策 の 検 討 等 が 必 要 な 場 合 国 から 区 国 民 保 護 対 策 本 部 設 置 の 通 知 を 受 けた 場 合 1 危 機 管 理 対 策 連 絡 室 体 制 2 危 機 管 理 対 策 本 部 体 制 3 区 災 害 対 策 本 部 体 制 1 危 機 管 理 対 策 連 絡 室 体 制 2 危 機 管 理 対 策 本 部 体 制 4 区 国 民 保 護 対 策 本 部 体 制 (*) 災 害 対 策 基 本 法 第 2 条 第 1 号 後 段 その 他 の 異 常 な 自 然 現 象 又 は 大 規 模 な 火 事 若 しくは 爆 発 その 他 その 及 ぼす 被 害 の 程 度 においてこれらに 類 する 政 令 で 定 める 原 因 に 生 ずる 被 害 に 該 当 19

24 第 2 編 平 素 からの 備 え 表 2-3 職 員 参 集 基 準 体 制 参 集 基 準 1 危 機 管 理 対 策 連 絡 室 体 制 2 危 機 管 理 対 策 本 部 体 制 3 区 災 害 対 策 本 部 体 制 4 区 国 民 保 護 対 策 本 部 ( 以 下 区 対 策 本 部 という ) 体 制 防 災 危 機 管 理 室 長 危 機 管 理 課 職 員 防 災 課 職 員 及 び 事 態 事 案 関 係 課 職 員 が 参 集 上 記 1に 加 え 区 長 副 区 長 教 育 長 及 び 部 長 級 職 員 が 参 集 すべての 区 の 職 員 が 本 庁 舎 又 は 出 先 機 関 等 に 参 集 (4) 幹 部 職 員 等 への 連 絡 手 段 の 確 保 区 の 幹 部 職 員 及 び 国 民 保 護 担 当 職 員 は 常 時 参 集 時 の 連 絡 手 段 として 中 央 区 地 域 防 災 計 画 において 整 備 された 通 信 情 報 計 画 の 情 報 連 絡 経 路 図 等 の 連 絡 体 制 を 活 用 する (5) 幹 部 職 員 等 の 参 集 が 困 難 な 場 合 の 対 応 区 の 幹 部 職 員 及 び 国 民 保 護 担 当 職 員 が 交 通 の 途 絶 職 員 の 被 災 等 により 参 集 が 困 難 な 場 合 等 も 想 定 し あらかじめ 参 集 予 定 職 員 の 次 席 の 職 員 を 代 替 職 員 として 指 定 しておくなど 事 態 の 状 況 に 応 じた 職 員 の 参 集 手 段 を 確 保 する なお 区 対 策 本 部 長 区 対 策 副 本 部 長 及 び 区 対 策 本 部 員 の 代 替 職 員 につい ては 以 下 のとおりとする 表 2-4 区 対 策 本 部 長 区 対 策 副 本 部 長 及 び 区 対 策 本 部 員 の 代 替 職 員 区 対 策 本 部 長 の 代 替 職 員 名 称 第 1 順 位 第 2 順 位 第 3 順 位 区 長 副 区 長 1 副 区 長 1 教 育 長 1 副 区 長 の 順 位 は 中 央 区 長 の 職 務 を 代 理 する 副 区 長 の 順 序 を 定 める 規 則 に よる ( 以 下 同 じ ) 区 対 策 副 本 部 長 の 代 替 職 員 名 称 第 1 順 位 第 2 順 位 第 3 順 位 副 区 長 1 副 区 長 1 教 育 長 総 務 部 長 2 2 中 央 区 長 の 職 務 を 代 理 する 職 員 を 定 める 規 則 による 対 策 本 部 員 の 代 替 職 員 名 称 第 1 順 位 第 2 順 位 第 3 順 位 各 部 長 等 各 庶 務 担 当 課 長 ( 各 部 等 で 事 前 に 指 定 ) 20

25 第 2 編 平 素 からの 備 え (6) 職 員 の 所 掌 事 務 区 は (3) 1~4の 体 制 ごとに 参 集 した 職 員 の 行 うべき 所 掌 事 務 を 別 に 定 める (7) 交 代 要 員 等 の 確 保 区 は 防 災 に 関 する 体 制 を 活 用 しつつ 区 対 策 本 部 を 設 置 した 場 合 におい てその 機 能 が 確 保 されるよう 以 下 の 項 目 について 定 める ア 交 代 要 員 の 確 保 その 他 職 員 の 配 置 イ 食 料 燃 料 等 の 備 蓄 ウ 自 家 発 電 設 備 の 確 保 エ 仮 眠 設 備 等 の 確 保 等 3 消 防 の 初 動 体 制 の 把 握 等 (1) 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )の 初 動 体 制 の 把 握 区 は 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )からの 情 報 を 受 け その 初 動 体 制 を 把 握 する また 地 域 防 災 計 画 における 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )との 情 報 連 絡 体 制 を 踏 まえ 特 に 初 動 時 における 緊 密 な 連 携 を 図 る (2) 消 防 団 の 充 実 活 性 化 の 推 進 等 区 は 消 防 団 が 避 難 住 民 の 誘 導 等 に 重 要 な 役 割 を 担 うことにかんがみ 都 及 び 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )と 連 携 し 地 域 住 民 の 消 防 団 への 参 加 促 進 消 防 団 に 係 る 広 報 活 動 全 国 の 先 進 事 例 の 情 報 提 供 施 設 及 び 設 備 の 整 備 の 支 援 等 の 取 組 を 積 極 的 に 行 い 消 防 団 の 充 実 活 性 化 を 図 る また 区 は 東 京 消 防 庁 が 定 める 消 防 団 員 の 参 集 基 準 を 把 握 する 21

26 第 2 編 平 素 からの 備 え 4 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 に 係 る 手 続 等 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 伴 う 損 失 補 償 国 民 保 護 措 置 に 係 る 不 服 申 立 て 又 は 訴 訟 その 他 の 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 に 係 る 手 続 を 迅 速 に 処 理 する 表 2-5 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 に 係 る 手 続 項 目 一 覧 種 別 項 目 特 定 物 資 の 収 用 に 関 すること ( 法 第 81 条 第 2 項 ) 損 失 補 償 ( 法 第 159 条 第 1 項 ) 特 定 物 資 の 保 管 命 令 に 関 すること ( 法 第 81 条 第 3 項 ) 土 地 等 の 使 用 に 関 すること ( 法 第 82 条 ) 応 急 公 用 負 担 に 関 すること ( 法 第 113 条 第 1 項 第 5 項 ) 国 民 への 協 力 要 請 によるもの 損 害 補 償 ( 法 第 70 条 第 1 項 第 3 項 第 80 条 第 1 項 第 115 条 第 1 ( 法 第 160 条 ) 項 第 123 条 第 1 項 ) 不 服 申 立 てに 関 すること ( 法 第 6 条 第 175 条 ) 訴 訟 に 関 すること ( 法 第 6 条 第 175 条 ) 表 中 の 法 は 国 民 保 護 法 を 示 す 第 2 関 係 機 関 との 連 携 体 制 の 整 備 区 は 国 民 保 護 措 置 を 実 施 するにあたり 国 都 他 の 区 市 町 村 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 その 他 の 関 係 機 関 と 相 互 に 連 携 協 力 することが 必 要 不 可 欠 であるため 以 下 のとおり 関 係 機 関 との 連 携 体 制 整 備 のあり 方 について 定 める 1 基 本 的 考 え 方 (1) 防 災 のための 連 携 体 制 の 活 用 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 への 効 果 的 かつ 迅 速 な 対 処 ができるよう 防 災 のため の 連 携 体 制 も 活 用 し 関 係 機 関 との 連 携 体 制 を 整 備 する (2) 関 係 機 関 の 計 画 との 整 合 性 の 確 保 区 は 国 都 他 の 区 市 町 村 指 定 公 共 機 関 及 び 指 定 地 方 公 共 機 関 その 他 の 関 係 機 関 の 連 絡 先 を 把 握 するとともに 関 係 機 関 が 作 成 する 国 民 保 護 計 画 及 び 国 民 保 護 業 務 計 画 との 整 合 性 の 確 保 を 図 る (3) 関 係 機 関 相 互 の 意 思 疎 通 区 は 個 別 の 課 題 に 関 して 関 係 機 関 による 意 見 交 換 の 場 を 設 けること 等 によ り 関 係 機 関 の 意 思 疎 通 を 図 り 人 的 なネットワークを 構 築 する この 場 合 22

27 第 2 編 平 素 からの 備 え において 中 央 区 国 民 保 護 協 議 会 の 部 会 等 を 活 用 すること 等 により 関 係 機 関 の 積 極 的 な 参 加 が 得 られるように 留 意 する (4) 防 衛 行 動 と 住 民 避 難 との 錯 綜 防 止 区 は 自 衛 隊 の 武 力 攻 撃 の 排 除 措 置 のための 部 隊 が 区 内 に 集 中 した 場 合 そ の 措 置 行 動 と 住 民 避 難 等 の 国 民 保 護 措 置 等 の 錯 綜 を 避 けるため 中 央 区 国 民 保 護 協 議 会 の 委 員 に 任 命 された 自 衛 隊 員 その 他 の 会 議 に 出 席 を 求 めた 自 衛 隊 員 を 通 じて 連 携 強 化 を 図 り 確 認 すべき 事 項 について 平 素 から 情 報 意 見 交 換 を 行 う 2 都 との 連 携 (1) 都 の 連 絡 先 の 把 握 等 区 は 緊 急 時 に 連 絡 すべき 都 の 連 絡 先 及 び 担 当 部 署 ( 担 当 局 等 名 所 在 地 電 話 (FAX) 番 号 メールアドレス 等 )について 把 握 するとともに 定 期 的 に 更 新 を 行 い 国 民 保 護 措 置 の 実 施 の 要 請 等 が 円 滑 に 実 施 できるよう 都 と 必 要 な 連 携 を 図 る (2) 都 との 情 報 共 有 警 報 の 内 容 経 路 や 運 送 手 段 等 の 避 難 救 援 の 方 法 等 に 関 し 都 との 間 で 緊 密 な 情 報 の 共 有 を 図 る (3) 区 国 民 保 護 計 画 の 都 への 協 議 区 は 都 との 国 民 保 護 計 画 の 協 議 を 通 じて 都 の 行 う 国 民 保 護 措 置 と 区 の 行 う 国 民 保 護 措 置 との 整 合 性 の 確 保 を 図 る (4) 区 と 都 の 役 割 分 担 区 は 救 援 や 備 蓄 安 否 情 報 の 収 集 提 供 等 の 措 置 について 中 央 区 地 域 防 災 計 画 における 役 割 分 担 を 基 本 として 都 と 協 議 し 役 割 分 担 を 明 らかに するものとする (5) 警 察 との 連 携 区 長 は 避 難 住 民 の 誘 導 が 円 滑 に 行 えるよう また 自 らが 管 理 する 道 路 につ いて 武 力 攻 撃 事 態 において 道 路 の 通 行 禁 止 措 置 等 に 関 する 情 報 を 道 路 利 用 者 に 積 極 的 に 提 供 できるよう 警 察 と 必 要 な 連 携 を 図 る (6) 消 防 との 連 携 区 は 避 難 住 民 の 円 滑 な 避 難 を 行 うことができるよう 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 ) 23

28 第 2 編 平 素 からの 備 え と 緊 密 な 連 携 を 図 る 3 近 隣 区 との 連 携 (1) 近 隣 区 との 連 携 区 は 近 隣 区 の 連 絡 先 担 当 部 署 等 に 関 する 最 新 の 情 報 を 常 に 把 握 すると ともに 近 隣 区 相 互 の 国 民 保 護 計 画 の 内 容 について 協 議 する 機 会 を 設 けるこ とや 防 災 に 関 し 締 結 されている 区 市 町 村 間 の 相 互 応 援 協 定 等 について 必 要 な 見 直 しを 行 うこと 等 により 武 力 攻 撃 災 害 の 防 除 避 難 の 実 施 体 制 物 資 及 び 資 材 の 供 給 体 制 等 における 近 隣 区 相 互 間 の 連 携 を 図 る (2) 事 務 の 一 部 の 委 託 のための 準 備 区 は 武 力 攻 撃 事 態 において 国 民 保 護 措 置 実 施 のため 事 務 の 一 部 を 他 の 地 方 公 共 団 体 に 委 託 する 場 合 を 想 定 し 近 接 区 等 と 平 素 から 意 見 交 換 を 行 う 4 指 定 公 共 機 関 等 との 連 携 (1) 指 定 公 共 機 関 等 の 連 絡 先 の 把 握 区 は 区 内 の 指 定 公 共 機 関 等 との 緊 密 な 連 携 を 図 るとともに 指 定 公 共 機 関 等 の 連 絡 先 担 当 部 署 等 について 最 新 の 情 報 を 常 に 把 握 しておく (2) 医 療 機 関 との 連 携 区 は 事 態 発 生 時 に 医 療 機 関 の 活 動 が 速 やかに 行 われるように 都 と 協 力 し て 災 害 拠 点 病 院 救 命 救 急 センター 医 師 会 等 との 連 絡 体 制 を 確 認 するとと もに 平 素 からの 意 見 交 換 や 訓 練 を 通 じて 緊 急 時 の 医 療 ネットワークと 広 域 的 な 連 携 を 図 る また 特 殊 な 災 害 への 対 応 が 迅 速 に 行 えるよう( 公 財 ) 日 本 中 毒 情 報 センタ ー 等 の 専 門 的 な 知 見 を 有 する 機 関 との 連 携 に 努 める (3) 関 係 機 関 との 協 定 の 締 結 等 区 は 関 係 機 関 から 物 資 及 び 資 材 の 供 給 並 びに 避 難 住 民 の 運 送 等 について 必 要 な 協 力 が 得 られるよう 防 災 のために 締 結 されている 協 定 の 見 直 しを 行 うなど 防 災 に 準 じた 必 要 な 連 携 体 制 の 整 備 を 図 る (4) 事 業 所 等 との 連 携 区 は 都 及 び 関 係 機 関 と 協 力 し 区 内 の 事 業 所 における 武 力 攻 撃 事 態 等 の 観 点 を 交 えた 防 災 対 策 への 取 組 に 支 援 を 行 うよう 努 めるとともに 民 間 企 業 24

29 第 2 編 平 素 からの 備 え の 有 する 広 範 な 人 的 物 的 ネットワークとの 連 携 の 確 保 を 図 る 特 に 昼 間 人 口 に 対 する 防 災 対 策 については 以 下 の 点 に 留 意 して 連 携 の 確 保 に 努 める 事 業 所 における 従 業 員 の 避 難 行 動 等 と 人 的 及 び 避 難 施 設 としての 活 用 大 規 模 商 業 施 設 おける 来 外 者 への 対 応 5 事 業 所 に 対 する 支 援 区 は 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )が 実 施 する 事 業 所 の 施 設 管 理 者 及 び 事 業 者 に 対 する 火 災 や 地 震 等 のための 既 存 のマニュアル 等 を 参 考 とした 避 難 誘 導 のための 計 画 等 の 作 成 等 の 指 導 について 必 要 に 応 じて 協 力 する 特 に 昼 間 人 口 に 対 応 する 避 難 誘 導 については 以 下 の 点 に 留 意 した 支 援 に 努 める 事 業 所 特 に 大 規 模 事 業 所 に 対 する 安 全 かつ 冷 静 な 行 動 をとるための 防 災 対 策 への 取 組 大 規 模 商 業 施 設 における 来 外 者 に 対 する 避 難 誘 導 等 を 実 施 するための 防 災 対 策 への 取 組 地 下 駅 や 地 下 街 における 緊 急 事 態 に 備 えた 避 難 誘 導 等 を 実 施 するための 防 災 対 策 への 取 組 6 防 災 区 民 組 織 等 に 対 する 支 援 (1) 防 災 区 民 組 織 等 に 対 する 支 援 区 は 防 災 区 民 組 織 及 び 町 会 自 治 会 等 のリーダー 等 に 対 する 研 修 等 を 通 じて 防 災 区 民 組 織 等 の 活 性 化 を 推 進 し その 充 実 を 図 るとともに 防 災 区 民 組 織 等 相 互 間 消 防 団 及 び 区 等 との 間 の 連 携 が 図 られるよう 配 慮 する また 都 と 連 携 し 防 災 区 民 組 織 等 が 行 う 消 火 救 助 救 援 等 のための 施 設 及 び 設 備 の 充 実 を 図 る なお 防 災 区 民 組 織 に 対 する 指 導 訓 練 を 実 施 するにあたっては 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )の 協 力 を 得 て 火 災 や 地 震 等 の 対 応 に 準 じた 避 難 要 領 等 の 啓 発 を 行 う (2) 防 災 区 民 組 織 以 外 のボランティア 団 体 等 に 対 する 支 援 区 は 防 災 のための 連 携 体 制 を 踏 まえ 日 本 赤 十 字 社 ( 社 福 ) 中 央 区 社 会 福 祉 協 議 会 その 他 のボランティア 関 係 団 体 等 との 連 携 を 図 り 武 力 攻 撃 事 態 等 においてボランティア 活 動 が 円 滑 に 行 われるよう その 活 動 環 境 の 整 備 を 図 る 25

30 第 2 編 平 素 からの 備 え 第 3 通 信 の 確 保 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 において 国 民 保 護 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するために は 通 信 の 確 保 が 重 要 であることから 以 下 のとおり 通 信 体 制 の 整 備 等 につい て 定 める 1 通 信 体 制 の 整 備 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 関 し 非 常 通 信 体 制 の 整 備 重 要 通 信 の 確 保 に 関 する 対 策 の 推 進 を 図 るものとし 自 然 災 害 その 他 の 非 常 時 における 通 信 の 円 滑 な 運 用 を 図 ること 等 を 目 的 として 関 係 省 庁 地 方 公 共 団 体 主 要 な 電 気 通 信 事 業 者 等 で 構 成 された 非 常 通 信 協 議 会 との 連 携 に 十 分 配 慮 する また 国 からの 迅 速 な 情 報 通 信 の 確 保 のため 緊 急 情 報 ネットワークシステム (エムネット) 全 国 瞬 時 警 報 システム(Jアラート)を 活 用 する 2 非 常 通 信 体 制 の 確 保 区 は 武 力 攻 撃 災 害 発 生 時 においても 情 報 の 収 集 提 供 を 確 実 に 行 うため 情 報 伝 達 ルートの 多 ルート 化 や 停 電 等 に 備 えて 非 常 用 電 源 の 確 保 を 図 るなど 都 国 民 保 護 計 画 における 通 信 連 絡 系 統 を 踏 まえ 自 然 災 害 時 における 体 制 を 活 用 し 情 報 収 集 連 絡 体 制 の 整 備 に 努 める 凡 例 住 民 消 消 防 防 団 署 中 央 区 国 民 保 護 対 策 本 部 警 察 * * 東 京 消 防 庁 東 京 都 国 民 保 護 対 策 本 部 警 視 庁 他 道 府 県 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 そ の 他 総 務 省 消 防 庁 その 他 の 指 定 行 政 機 関 有 線 又 は 口 頭 無 線 対 策 本 部 ( 国 ) 署 自 衛 隊 * 武 力 攻 撃 災 害 等 の 状 況 により 都 対 策 本 部 に 報 告 できない 場 合 図 2-1 通 信 連 絡 系 統 図 26

31 第 2 編 平 素 からの 備 え 第 4 情 報 収 集 提 供 等 の 体 制 整 備 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 において 国 民 保 護 措 置 に 関 する 情 報 提 供 警 報 の 内 容 の 通 知 及 び 伝 達 被 災 情 報 の 収 集 報 告 安 否 情 報 の 収 集 整 理 等 を 行 うため 情 報 収 集 提 供 等 の 体 制 整 備 のために 必 要 な 事 項 について 以 下 のとおり 定 める 1 基 本 的 考 え 方 (1) 情 報 収 集 提 供 のための 体 制 の 整 備 区 は 武 力 攻 撃 等 の 状 況 国 民 保 護 措 置 の 実 施 状 況 被 災 情 報 その 他 の 情 報 等 を 収 集 又 は 整 理 し 関 係 機 関 及 び 住 民 に 対 しこれらの 情 報 の 提 供 等 を 適 時 かつ 適 切 に 実 施 するための 体 制 を 整 備 する (2) 体 制 の 整 備 にあたっての 留 意 事 項 体 制 の 整 備 に 際 しては 防 災 における 体 制 を 踏 まえ 効 率 的 な 情 報 の 収 集 整 理 及 び 提 供 並 びに 武 力 攻 撃 災 害 により 障 害 が 発 生 した 場 合 の 通 信 の 確 保 に 留 意 する また 非 常 通 信 体 制 の 確 保 にあたっては 自 然 災 害 時 において 確 保 してい る 通 信 手 段 を 活 用 するとともに 以 下 の 事 項 に 十 分 留 意 し その 運 営 管 理 整 備 等 を 行 う 27

32 第 2 編 平 素 からの 備 え 施 設 設 備 面 運 用 面 表 2-6 非 常 通 信 体 制 確 保 にあたっての 留 意 点 非 常 通 信 体 制 確 保 にあたっての 留 意 点 非 常 通 信 設 備 等 の 情 報 通 信 手 段 の 施 設 について 非 常 通 信 の 取 扱 いや 機 器 の 操 作 の 習 熟 を 含 めた 管 理 運 用 体 制 の 構 築 を 図 る 武 力 攻 撃 災 害 による 被 害 を 受 けた 場 合 に 備 え 複 数 の 情 報 伝 達 手 段 の 整 備 ( 有 線 無 線 系 地 上 系 衛 星 系 等 による 伝 送 路 の 多 ルート 化 等 ) 関 連 機 器 装 置 の 二 重 化 等 の 障 害 発 生 時 における 情 報 収 集 体 制 の 整 備 を 図 る 都 と 連 携 し 無 線 通 信 ネットワークの 整 備 拡 充 の 推 進 及 び 相 互 接 続 等 によるネット ワーク 間 の 連 携 を 図 る 武 力 攻 撃 災 害 時 において 確 実 な 利 用 ができるよう 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 必 要 な 非 常 通 信 設 備 を 定 期 的 に 総 点 検 する 夜 間 休 日 の 場 合 等 における 体 制 を 確 保 するとともに 平 素 から 情 報 の 収 集 連 絡 体 制 の 整 備 を 図 る 武 力 攻 撃 災 害 による 被 害 を 受 けた 場 合 に 備 え 通 信 輻 輳 時 及 び 途 絶 時 並 びに 庁 舎 への 電 源 供 給 が 絶 たれた 場 合 を 想 定 した 非 常 用 電 源 を 利 用 した 関 係 機 関 との 実 践 的 通 信 訓 練 の 実 施 を 図 る 通 信 訓 練 を 行 うにあたっては 地 理 的 条 件 や 交 通 事 情 等 を 想 定 し 実 施 時 間 や 電 源 の 確 保 等 の 条 件 を 設 定 した 上 で 地 域 住 民 への 情 報 の 伝 達 避 難 先 施 設 との 間 の 通 信 の 確 保 等 に 関 する 訓 練 を 行 うものとし 訓 練 終 了 後 に 評 価 を 行 い 必 要 に 応 じ 体 制 等 の 改 善 を 行 う 無 線 通 信 系 の 通 信 輻 輳 時 の 混 信 等 の 対 策 に 十 分 留 意 し 武 力 攻 撃 事 態 等 非 常 時 におけ る 運 用 計 画 を 定 めるとともに 関 係 機 関 との 間 で 携 帯 電 話 等 の 電 気 通 信 事 業 用 移 動 通 信 及 び 防 災 行 政 無 線 等 の 業 務 用 移 動 通 信 を 活 用 した 運 用 方 法 等 についての 十 分 な 調 整 を 図 る 電 気 通 信 事 業 者 により 提 供 されている 災 害 時 優 先 電 話 等 の 効 果 的 な 活 用 を 図 る 担 当 職 員 の 役 割 責 任 の 明 確 化 等 を 図 るとともに 担 当 職 員 が 被 害 を 受 けた 場 合 に 備 え 円 滑 に 他 の 職 員 が 代 行 できるような 体 制 の 構 築 を 図 る 国 民 に 情 報 を 提 供 するにあたっては 防 災 行 政 無 線 広 報 車 両 ホームページやツイ ッターをはじめ 多 様 な 手 段 を 活 用 するとともに 高 齢 者 障 害 者 外 国 人 その 他 の 情 報 の 伝 達 に 際 し 配 慮 を 要 する 者 及 びその 他 通 常 の 手 段 では 情 報 の 入 手 が 困 難 と 考 えられ る 者 に 対 しても 情 報 を 伝 達 できるよう 必 要 な 検 討 を 行 い 体 制 の 整 備 を 図 る (3) 情 報 の 共 有 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 のため 必 要 な 情 報 の 収 集 蓄 積 及 び 更 新 に 努 める とともに これらの 情 報 が 関 係 機 関 により 円 滑 に 利 用 されるよう 情 報 セキュ リティ 等 に 留 意 しながらデータベース 化 等 に 努 める 28

33 第 2 編 平 素 からの 備 え 2 警 報 等 の 伝 達 に 必 要 な 準 備 (1) 警 報 の 伝 達 体 制 の 整 備 区 は 都 知 事 から 警 報 の 内 容 の 通 知 があった 場 合 の 住 民 及 び 関 係 団 体 への 伝 達 方 法 等 についてあらかじめ 定 めておくとともに 住 民 及 び 関 係 団 体 に 伝 達 方 法 等 の 理 解 が 行 き 渡 るよう 事 前 に 説 明 や 周 知 を 図 る この 場 合 において 民 生 委 員 ( 社 福 ) 中 央 区 社 会 福 祉 協 議 会 及 び 中 央 区 文 化 国 際 交 流 振 興 協 会 等 との 協 力 体 制 を 構 築 するなど 高 齢 者 障 害 者 外 国 人 等 に 対 する 伝 達 に 配 慮 する ア 区 長 は その 職 員 を 指 揮 し 消 防 の 協 力 を 得 て あるいは 防 災 区 民 組 織 等 の 自 発 的 な 協 力 を 得 ること 等 により 住 民 等 に 警 報 の 内 容 を 伝 達 することが できるよう 体 制 の 整 備 に 努 める イ 警 報 の 伝 達 にあたっては 広 報 車 両 の 使 用 防 災 区 民 組 織 による 伝 達 町 会 自 治 会 等 への 協 力 依 頼 等 の 防 災 行 政 無 線 による 伝 達 以 外 の 効 果 的 な 方 法 も 検 討 する (2) 防 災 行 政 無 線 の 整 備 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 における 迅 速 な 警 報 の 内 容 の 伝 達 等 に 必 要 となる 同 報 系 その 他 の 防 災 行 政 無 線 の 整 備 を 図 る (3) 警 察 との 連 携 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 において 住 民 に 対 する 警 報 の 内 容 の 伝 達 が 的 確 かつ 迅 速 に 行 われるよう 警 察 との 協 力 体 制 を 構 築 する また 必 要 に 応 じて 海 上 保 安 部 等 ( 海 上 保 安 監 部 海 上 保 安 部 海 上 保 安 航 空 基 地 及 び 海 上 保 安 署 をいう 以 下 同 じ )との 協 力 体 制 を 構 築 する (4) 国 民 保 護 に 係 るサイレンの 住 民 への 周 知 国 民 保 護 に 係 るサイレン 音 ( 国 民 保 護 に 係 る 警 報 のサイレンについて 平 成 17 年 7 月 6 日 付 消 防 運 第 17 号 国 民 保 護 運 用 室 長 通 知 )については 訓 練 等 の 様 々な 機 会 を 活 用 して 住 民 に 十 分 な 周 知 を 図 る 29

34 第 2 編 平 素 からの 備 え (5) 大 規 模 集 客 施 設 等 に 対 する 警 報 の 伝 達 のための 準 備 ア 区 は 警 報 の 内 容 の 伝 達 を 行 うこととなる 区 内 に 所 在 する 多 数 の 者 が 利 用 又 は 居 住 する 施 設 について 都 との 役 割 分 担 も 考 慮 して 定 めるとともに 各 々の 施 設 の 管 理 者 等 の 連 絡 先 の 把 握 情 報 伝 達 体 制 を 整 備 する 多 数 の 者 が 利 用 又 は 居 住 する 施 設 (ア) 大 規 模 集 客 施 設 等 ( 駅 病 院 学 校 劇 場 等 の 文 化 施 設 競 技 施 設 等 ) (イ) 大 規 模 オフィス (ウ) 大 規 模 な 繁 華 街 及 び 地 下 街 (エ) 大 規 模 ( 超 高 層 ) 集 合 住 宅 他 イ 区 は 都 及 び 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )と 連 携 して 大 規 模 集 客 施 設 の 管 理 者 等 に 対 する 突 発 的 なテロ 等 が 発 生 した 場 合 における 当 該 施 設 内 の 人 々 への 情 報 提 供 ( 館 内 放 送 等 )や 避 難 誘 導 体 制 の 整 備 等 に 関 して 指 導 助 言 する (6) 民 間 事 業 者 の 協 力 区 は 民 間 事 業 者 が 警 報 の 内 容 の 伝 達 や 住 民 の 避 難 誘 導 等 を 主 体 的 に 実 施 できるよう 都 と 連 携 して 各 種 の 取 組 を 推 進 する その 際 事 業 者 の 先 進 的 な 取 組 をPRすること 等 により 協 力 が 得 られや すくなるような 環 境 の 整 備 に 努 める 3 安 否 情 報 の 収 集 整 理 及 び 提 供 に 必 要 な 準 備 (1) 安 否 情 報 収 集 のための 体 制 整 備 区 は 安 否 情 報 を 円 滑 に 収 集 整 理 報 告 及 び 提 供 を 行 うシステムを 適 切 に 運 用 するとともに 安 否 情 報 の 収 集 整 理 及 び 提 供 の 責 任 者 をあらかじめ 定 め 必 要 な 研 修 訓 練 を 行 う また 都 と 安 否 情 報 の 収 集 回 答 部 署 責 任 者 等 の 情 報 を 共 有 するなど 相 互 の 協 力 体 制 を 確 保 する 30

35 第 2 編 平 素 からの 備 え 共 個 通 別 表 2-7 収 集 報 告 すべき 情 報 避 難 住 民 ( 負 傷 した 住 民 も 同 様 ) 死 亡 し た 住 民 1 氏 名 2 フリガナ 3 出 生 の 年 月 日 4 男 女 の 別 5 住 所 ( 郵 便 番 号 を 含 む ) 6 国 籍 ( 日 本 国 籍 を 有 しない 者 に 限 る ) 7 1~6のほか 個 人 を 識 別 するための 情 報 ( 前 各 号 のいずれかに 掲 げる 情 報 が 不 明 である 場 合 において 当 該 情 報 に 代 えて 個 人 を 識 別 することが できるものに 限 る ) 8 負 傷 ( 疾 病 )の 該 当 8 死 亡 の 日 時 場 所 及 び 状 況 9 負 傷 又 は 疾 病 の 状 況 9 遺 体 が 安 置 されている 場 所 10 現 在 の 居 所 10 連 絡 先 その 他 必 要 情 報 11 連 絡 先 その 他 必 要 情 報 11 1~10を 親 族 同 居 者 知 人 12 親 族 同 居 者 への 回 答 の 希 望 以 外 の 者 からの 照 会 に 対 する 回 13 知 人 への 回 答 の 希 望 答 への 同 意 14 親 族 同 居 者 知 人 以 外 の 者 からの 照 会 に 対 する 回 答 への 同 意 図 2-2 安 否 情 報 の 収 集 提 供 の 概 要 住 民 照 会 回 答 照 会 回 答 照 会 回 答 < 国 > 国 民 保 護 対 策 本 部 安 否 情 報 の 収 集 整 理 安 否 情 報 の 回 答 報 告 < 東 京 都 > 国 民 保 護 対 策 本 部 安 否 情 報 の 収 集 整 理 安 否 情 報 の 回 答 総 理 大 臣 への 報 告 報 告 情 報 提 供 < 中 央 区 > 国 民 保 護 対 策 本 部 安 否 情 報 の 収 集 整 理 安 否 情 報 の 回 答 都 知 事 への 報 告 情 報 提 供 情 報 提 供 収 集 情 報 提 供 収 集 < 日 本 赤 十 字 社 東 京 都 支 部 > 外 国 人 の 安 否 情 報 の 収 集 回 答 都 管 理 の 避 難 施 設 都 管 理 の 病 院 学 校 等 警 視 庁 東 京 消 防 庁 31 区 管 理 の 避 難 施 設 医 療 機 関 警 察 署 消 防 署 大 規 模 事 業 所 諸 学 校 等

36 第 2 編 平 素 からの 備 え (2) 安 否 情 報 の 収 集 に 協 力 を 求 める 関 係 機 関 の 把 握 区 は 以 下 の 都 との 役 割 分 担 により 安 否 情 報 の 収 集 を 円 滑 に 行 うため 医 療 機 関 大 規 模 事 業 所 諸 学 校 等 の 安 否 情 報 を 保 有 し 収 集 に 協 力 を 求 める 可 能 性 のある 関 係 機 関 について 既 存 の 統 計 資 料 等 に 基 づいてあらかじめ 把 握 する なお 安 否 情 報 の 収 集 は 住 民 に 関 する 情 報 を 有 する 区 が 行 うことを 基 本 と し 都 は 都 の 施 設 等 からの 収 集 等 補 完 的 に 対 応 する ア 区 区 が 管 理 する 避 難 施 設 区 の 施 設 ( 学 校 等 ) 区 内 の 医 療 機 関 警 察 署 消 防 署 大 規 模 事 業 所 諸 学 校 等 イ 都 都 が 管 理 する 避 難 施 設 都 の 施 設 ( 病 院 学 校 等 ) 警 視 庁 東 京 消 防 庁 等 (3) 住 民 等 への 周 知 区 は 避 難 時 に 氏 名 や 身 分 を 確 認 できるもの( 運 転 免 許 証 パスポート 写 真 入 りの 社 員 証 等 )を 携 行 するよう 都 と 連 携 して 住 民 等 に 周 知 する 4 被 災 情 報 の 収 集 報 告 に 必 要 な 準 備 (1) 情 報 収 集 連 絡 体 制 の 整 備 区 は 被 災 情 報 の 収 集 整 理 及 び 都 知 事 への 報 告 等 を 適 時 かつ 適 切 に 実 施 するため あらかじめ 情 報 収 集 連 絡 にあたる 担 当 者 を 定 めるとともに 都 における 被 災 情 報 の 収 集 報 告 系 統 を 踏 まえ 必 要 な 体 制 の 整 備 を 図 る また 事 業 所 等 に 対 しても 被 災 情 報 の 収 集 体 制 の 確 立 について 啓 発 を 行 う 収 集 報 告 すべき 情 報 ア 武 力 攻 撃 災 害 の 発 生 日 時 場 所 イ 発 生 した 武 力 攻 撃 災 害 の 概 要 ウ 区 内 の 人 的 物 的 被 害 状 況 死 者 行 方 不 明 者 負 傷 者 住 宅 被 害 その 他 必 要 な 事 項 エ 可 能 な 場 合 死 者 の 死 亡 年 月 日 性 別 年 齢 概 況 32

37 第 2 編 平 素 からの 備 え 図 2-3 被 災 情 報 の 収 集 報 告 系 統 ( 都 国 民 保 護 計 画 より) 警 視 庁 人 的 被 害 住 家 被 害 等 東 京 消 防 庁 ( 速 報 確 定 報 等 ) 道 路 等 その 他 被 害 区 市 町 村 国 民 保 護 対 策 本 部 商 工 関 係 被 害 農 林 水 産 関 係 被 害 区 市 町 村 漁 業 協 同 組 合 農 業 共 同 組 合 森 林 組 合 区 支 庁 農 業 改 良 普 及 センター 都 産 業 労 働 局 * 都 立 公 園 公 園 緑 地 事 務 所 関 公 共 河 川 道 路 係 土 建 設 事 務 所 砂 防 施 設 関 係 被 木 施 空 港 港 湾 害 設 出 先 機 関 支 庁 海 岸 施 設 関 係 都 建 設 局 都 港 湾 局 国 総 務 省 消 防 庁 上 下 水 道 施 設 関 係 被 害 ( 市 町 村 営 を 除 く ) 出 先 機 関 都 水 道 局 都 下 水 道 局 教 育 関 係 被 害 都 立 学 校 関 係 区 市 町 村 立 学 校 関 係 首 都 大 学 東 京 関 係 私 立 学 校 関 係 区 市 町 村 教 育 委 員 会 都 教 育 庁 都 総 務 局 都 生 活 文 化 局 東 京 都 国 民 保 護 対 策 本 部 参 集 途 上 及 び 事 務 所 周 辺 地 域 等 の 被 害 状 況 都 有 財 産 関 係 被 害 各 出 先 機 関 都 各 局 電 気 ガス 通 信 鉄 道 等 所 管 施 設 所 管 業 務 関 係 被 害 指 定 地 方 公 共 機 関 等 の 各 出 先 機 関 各 指 定 地 方 公 共 機 関 等 医 療 機 関 都 福 祉 保 健 局 * 災 害 の 状 況 により 都 対 策 本 部 に 報 告 できない 場 合 (2) 担 当 者 の 育 成 区 は あらかじめ 定 められた 情 報 収 集 連 絡 にあたる 担 当 者 に 対 し 情 報 収 集 連 絡 に 対 する 正 確 性 の 確 保 等 の 必 要 な 知 識 や 理 解 が 得 られるよう 研 修 や 訓 練 を 通 じ 担 当 者 の 育 成 に 努 める 33

38 第 2 編 平 素 からの 備 え 第 5 特 殊 標 章 等 の 交 付 又 は 使 用 許 可 に 係 る 体 制 の 整 備 (*) 区 は 武 力 攻 撃 事 態 において ジュネーヴ 諸 条 約 及 び 第 一 追 加 議 定 書 に 規 定 す る 特 殊 標 章 及 び 身 分 証 明 書 ( 以 下 特 殊 標 章 等 という )を 交 付 することとな る このため これら 標 章 等 の 交 付 等 に 係 る 体 制 の 整 備 のために 必 要 な 事 項 を 以 下 のとおり 定 める 1 特 殊 標 章 等 (1) 特 殊 標 章 第 一 追 加 議 定 書 第 66 条 3に 規 定 される 国 際 的 な 特 殊 標 章 (オレンジ 色 地 に 青 の 正 三 角 形 ) (2) 身 分 証 明 書 第 一 追 加 議 定 書 第 66 条 3に 規 定 される 身 分 証 明 書 ( 様 式 のひな 型 は 下 記 の とおり) (3) 識 別 対 象 国 民 保 護 措 置 に 係 る 職 務 等 を 行 う 者 国 民 保 護 措 置 に 係 る 協 力 等 のために 使 用 される 場 所 等 図 2-4 オレンジ 色 地 に 青 の 正 三 角 形 (*) 特 殊 標 章 等 の 意 義 について 1949 年 8 月 12 日 のジュネーヴ 諸 条 約 の 国 際 的 武 力 紛 争 の 犠 牲 者 の 保 護 に 関 する 追 加 議 定 書 ( 第 一 追 加 議 定 書 )において 規 定 される 国 際 的 な 特 殊 標 章 等 は 国 民 保 護 措 置 に 係 る 職 務 業 務 又 は 協 力 ( 以 下 この 章 において 職 務 等 という )を 行 う 者 及 びこれらの 者 が 行 う 職 務 等 に 使 用 される 場 所 若 しくは 車 両 船 舶 航 空 機 等 ( 以 下 この 章 において 場 所 等 )という )を 識 別 するために 使 用 することができ それらは ジュネーヴ 諸 条 約 及 び 第 一 追 加 議 定 書 の 規 定 に 従 って 保 護 される 34

39 第 2 編 平 素 からの 備 え 図 2-5 身 分 証 明 書 のひな 型 2 交 付 要 綱 の 作 成 区 は 国 の 定 める 赤 十 字 標 章 等 及 び 特 殊 標 章 等 に 係 る 事 務 の 運 用 に 関 する ガイドライン に 基 づき 具 体 的 な 交 付 要 綱 を 作 成 する 3 特 殊 標 章 等 の 作 成 管 理 区 は 特 殊 標 章 等 の 交 付 要 綱 に 基 づき 必 要 となる 特 殊 標 章 等 を 作 成 すると ともに 交 付 する 必 要 が 生 じた 場 合 に 迅 速 に 交 付 できるよう 適 切 に 管 理 する 35

40 第 2 編 平 素 からの 備 え 第 6 研 修 及 び 訓 練 区 職 員 は 住 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 を 保 護 する 責 務 を 有 していることから 研 修 を 通 じて 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 必 要 な 知 識 の 習 得 に 努 めるとともに 実 践 的 な 訓 練 を 通 じて 武 力 攻 撃 事 態 等 における 対 処 能 力 の 向 上 に 努 める 必 要 がある こ のため 区 における 研 修 及 び 訓 練 のあり 方 について 必 要 な 事 項 を 以 下 のとおり 定 める 1 研 修 (1) 研 修 機 関 における 研 修 の 活 用 区 は 国 民 保 護 の 知 見 を 有 する 職 員 を 育 成 するため 消 防 大 学 校 特 別 区 職 員 研 修 所 等 の 研 修 機 関 の 研 修 課 程 を 有 効 に 活 用 し 職 員 の 研 修 機 会 を 確 保 する (2) 職 員 等 の 研 修 機 会 の 確 保 区 は 職 員 に 対 して 国 都 等 が 作 成 する 国 民 保 護 に 関 する 教 材 や 資 料 等 も 活 用 し 多 様 な 方 法 により 研 修 を 行 う また 都 と 連 携 し 防 災 区 民 組 織 のリーダー 等 に 対 して 国 民 保 護 措 置 に 関 する 研 修 等 を 行 うとともに 国 が 作 成 するビデオ 教 材 や 国 民 保 護 ポータルサ イト e-ラーニング 等 も 活 用 するなど 多 様 な 方 法 により 研 修 を 行 う (3) 外 部 有 識 者 等 による 研 修 区 は 職 員 等 の 研 修 の 実 施 にあたっては 都 自 衛 隊 警 視 庁 東 京 消 防 庁 海 上 保 安 庁 等 の 職 員 及 び 学 識 経 験 者 等 を 講 師 に 招 くなど 外 部 の 人 材 につ いても 積 極 的 に 活 用 する 2 訓 練 (1) 区 における 訓 練 の 実 施 区 は 近 隣 区 都 国 等 関 係 機 関 と 共 同 するなどして 住 民 地 域 の 団 体 及 び 大 規 模 商 業 施 設 をはじめとする 事 業 者 の 自 発 的 な 参 加 を 得 て 国 民 保 護 措 置 についての 訓 練 を 実 施 し 武 力 攻 撃 事 態 等 における 対 処 能 力 の 向 上 を 図 る 訓 練 の 実 施 にあたっては 具 体 的 な 事 態 を 想 定 し 防 災 訓 練 におけるシナ リオ 作 成 等 既 存 のノウハウを 活 用 するとともに 警 察 消 防 海 上 保 安 部 等 及 び 自 衛 隊 等 との 連 携 を 図 る 36

41 第 2 編 平 素 からの 備 え (2) 訓 練 の 形 態 及 び 項 目 訓 練 を 計 画 するにあたっては 実 際 に 人 物 等 を 動 かす 実 動 訓 練 状 況 付 与 に 基 づいて 参 加 者 に 意 思 決 定 を 行 わせる 図 上 訓 練 等 実 際 の 行 動 及 び 判 断 を 伴 う 実 践 的 な 訓 練 を 実 施 する また 防 災 訓 練 における 実 施 項 目 を 参 考 にしつつ 以 下 に 示 す 訓 練 を 実 施 する ア 区 対 策 本 部 を 迅 速 に 設 置 するための 職 員 の 参 集 訓 練 及 び 区 対 策 本 部 設 置 運 営 訓 練 イ 警 報 避 難 の 指 示 等 の 内 容 の 伝 達 訓 練 及 び 被 災 情 報 安 否 情 報 に 係 る 情 報 収 集 訓 練 ウ 避 難 誘 導 訓 練 及 び 救 援 訓 練 (3) 訓 練 にあたっての 留 意 事 項 ア 国 民 保 護 措 置 と 防 災 上 の 措 置 との 間 で 相 互 に 応 用 が 可 能 な 項 目 について は 国 民 保 護 措 置 についての 訓 練 と 防 災 訓 練 とを 有 機 的 に 連 携 させる イ 国 民 保 護 措 置 についての 訓 練 の 実 施 においては 住 民 の 避 難 誘 導 や 救 援 等 にあたり 町 会 自 治 会 の 協 力 を 求 めるとともに 高 齢 者 障 害 者 その 他 特 に 配 慮 を 要 する 者 への 的 確 な 対 応 が 図 られるよう 留 意 する ウ 区 は 防 災 区 民 組 織 町 会 自 治 会 等 と 連 携 し 住 民 に 対 し 広 く 訓 練 へ の 参 加 を 呼 びかけ 訓 練 の 普 及 啓 発 に 資 するよう 努 め 訓 練 の 開 催 時 期 場 所 等 は 住 民 の 参 加 が 容 易 となるよう 配 慮 する エ 区 は 都 及 び 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )と 協 力 し 大 規 模 集 客 施 設 (ターミ ナル 駅 劇 場 大 規 模 商 業 施 設 等 ) 金 融 中 枢 施 設 学 校 病 院 駅 高 層 住 宅 官 公 庁 事 業 所 その 他 の 多 数 の 者 が 利 用 又 は 居 住 する 施 設 の 管 理 者 に 対 し 火 災 や 地 震 等 の 計 画 及 びマニュアル 等 に 準 じて 警 報 の 内 容 の 伝 達 及 び 避 難 誘 導 を 適 切 に 行 うため 必 要 となる 訓 練 の 実 施 についても 要 請 す る オ 区 は 警 察 と 連 携 し 避 難 訓 練 時 における 交 通 規 制 等 の 実 施 について 留 意 する (4) 訓 練 結 果 の 計 画 への 反 映 区 は 訓 練 の 結 果 について 参 加 者 等 から 意 見 を 聴 取 するなど 客 観 的 な 評 価 を 行 い 教 訓 や 課 題 を 明 らかにした 上 で 国 民 保 護 計 画 の 見 直 しやマニュ アル 等 の 整 備 に 反 映 させる 37

42 第 2 編 平 素 からの 備 え 第 2 章 避 難 救 援 及 び 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 平 素 からの 備 え 避 難 救 援 及 び 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 平 素 からの 備 えに 関 して 必 要 な 事 項 について 以 下 のとおり 定 める( 通 信 の 確 保 情 報 収 集 提 供 体 制 等 既 に 記 載 しているものを 除 く ) 1 避 難 に 関 する 基 本 的 事 項 (1) 基 礎 的 資 料 の 収 集 区 は 迅 速 に 避 難 住 民 の 誘 導 を 行 うことができるよう 住 宅 地 図 道 路 網 のリスト 避 難 施 設 のリスト 等 必 要 な 基 礎 的 資 料 を 都 と 連 携 して 準 備 する 表 2-8 区 において 集 約 整 理 すべき 基 礎 的 資 料 住 宅 地 図 ( 人 口 分 布 世 帯 数 昼 夜 別 の 人 口 のデータ) 区 内 の 道 路 網 のリスト ( 避 難 経 路 として 想 定 される 高 速 道 路 国 道 都 道 区 道 等 の 道 路 のリスト) 輸 送 力 のリスト ( 鉄 道 バス 船 舶 等 の 運 送 事 業 者 や 公 共 交 通 機 関 の 保 有 する 輸 送 力 のデータ) ( 鉄 道 網 やバス 網 保 有 車 両 数 等 のデータ) 避 難 施 設 のリスト(データベース 策 定 後 は 当 該 データベース) ( 避 難 住 民 の 収 容 能 力 や 屋 内 外 の 別 についてのリスト) 備 蓄 物 資 調 達 可 能 物 資 のリスト ( 備 蓄 物 資 の 所 在 地 数 量 区 内 の 主 要 な 民 間 事 業 者 のリスト) 生 活 関 連 等 施 設 等 のリスト ( 避 難 住 民 の 誘 導 に 影 響 を 与 えかねない 一 定 規 模 以 上 のもの) 関 係 機 関 ( 国 都 民 間 事 業 者 等 )の 連 絡 先 一 覧 協 定 町 会 自 治 会 防 災 区 民 組 織 等 の 連 絡 先 一 覧 ( 代 表 者 及 びその 代 理 の 者 の 自 宅 及 び 勤 務 先 の 住 所 連 絡 先 等 ) 消 防 機 関 のリスト ( 東 京 消 防 庁 消 防 方 面 本 部 消 防 署 消 防 団 本 部 の 所 在 地 等 の 一 覧 ) 要 配 慮 者 の 避 難 支 援 プラン 38

43 第 2 編 平 素 からの 備 え (2) 隣 接 する 区 との 連 携 の 確 保 区 は 区 域 を 越 える 避 難 を 行 う 場 合 に 備 えて 平 素 から 隣 接 する 千 代 田 区 港 区 台 東 区 墨 田 区 江 東 区 と 想 定 される 避 難 経 路 や 相 互 の 支 援 の 在 り 方 等 について 意 見 交 換 を 行 い また 訓 練 を 行 うこと 等 により 緊 密 な 連 携 を 確 保 する (3) 高 齢 者 障 害 者 等 要 配 慮 者 への 配 慮 区 は 避 難 住 民 の 誘 導 にあたっては 高 齢 者 障 害 者 等 自 ら 避 難 することが 困 難 な 者 が 正 しい 情 報 や 支 援 を 得 て 適 切 に 避 難 等 の 行 動 をとるため 自 然 災 害 時 への 対 応 として 作 成 している 避 難 支 援 プランを 活 用 し また 関 係 機 関 が 実 施 する 要 配 慮 者 対 策 との 連 携 に 配 慮 しつつ 要 配 慮 者 の 避 難 対 策 を 講 じる その 際 避 難 誘 導 時 において 国 民 保 護 福 祉 保 健 部 を 中 心 とした 横 断 的 な 要 配 慮 者 対 策 班 を 迅 速 に 設 置 し 都 の 要 配 慮 者 対 策 統 括 部 との 連 携 した 対 応 ができるよう 職 員 の 配 置 に 留 意 する (4) 民 間 事 業 者 の 協 力 区 は 避 難 住 民 の 誘 導 時 における 地 域 の 民 間 事 業 者 の 協 力 の 重 要 性 にかん がみ 平 素 から 都 と 連 携 し これら 企 業 の 協 力 が 得 られるよう 連 携 協 力 関 係 の 構 築 に 努 める 特 に 突 発 的 に 事 案 が 発 生 し 建 物 外 にいる 人 々が 緊 急 に 屋 内 に 避 難 せざるを 得 ない 場 合 における 受 入 等 について 都 と 連 携 し その 協 力 の 確 保 に 努 める (5) 学 校 や 事 業 所 との 連 携 区 は 学 校 や 大 規 模 な 事 業 所 における 避 難 に 関 して 時 間 的 な 余 裕 がない 場 合 等 においては 事 業 所 等 の 単 位 により 集 団 で 避 難 することを 踏 まえて 平 素 から 各 事 業 所 等 における 避 難 のあり 方 について 意 見 交 換 や 避 難 訓 練 等 を 通 じて 対 応 を 確 認 する 特 に 区 外 からの 通 勤 通 学 者 等 に 対 しては 区 外 への 退 去 ( 帰 宅 等 )について 避 難 のあり 方 を 確 認 する (6) 大 規 模 集 客 施 設 との 連 携 区 は 平 素 から 都 及 び 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )と 連 携 して 大 規 模 集 客 施 設 にいる 多 くの 人 々の 避 難 が 円 滑 に 行 われるように 施 設 管 理 者 等 に 対 して 武 力 攻 撃 事 態 等 の 観 点 を 含 めて 危 機 管 理 自 主 防 災 自 衛 消 防 対 策 の 見 直 し 強 化 を 要 請 するとともに 必 要 に 応 じて 指 導 助 言 を 行 う また 施 設 管 理 者 等 に 対 して 避 難 等 の 訓 練 への 参 加 を 促 すとともに 情 報 伝 達 体 制 の 確 立 等 の 連 携 に 努 める 39

44 第 2 編 平 素 からの 備 え (7) 超 高 層 ビル 大 規 模 オフィスビル 等 における 避 難 の 円 滑 化 区 は 都 及 び 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )と 連 携 し 事 業 所 やビル 単 位 特 に 超 高 層 ビルや 大 規 模 オフィスにおける 避 難 が 円 滑 に 行 われるように 施 設 管 理 者 に 対 して 武 力 攻 撃 事 態 等 の 観 点 を 含 めて 危 機 管 理 自 主 防 災 自 衛 消 防 対 策 の 見 直 し 強 化 を 要 請 するとともに 必 要 に 応 じて 指 導 助 言 を 行 い 避 難 等 の 訓 練 への 参 加 を 促 す (8) 交 通 関 係 施 設 機 関 管 理 者 との 連 携 区 は 平 素 から 都 と 連 携 して 交 通 機 関 における 避 難 が 円 滑 に 行 われる よう 情 報 伝 達 体 制 の 確 立 等 交 通 施 設 管 理 者 との 連 携 に 努 める 2 避 難 実 施 要 領 のパターンの 作 成 区 は 都 による 支 援 を 受 け 関 係 機 関 ( 警 察 消 防 海 上 保 安 部 等 及 び 自 衛 隊 ) と 緊 密 な 意 見 交 換 を 行 いつつ 総 務 省 消 防 庁 が 作 成 した 避 難 実 施 要 領 のパター ン 作 成 に 当 たって( 避 難 マニュアル)( 平 成 18 年 1 月 ) や 避 難 実 施 要 領 のパターン 作 成 の 手 引 き( 平 成 23 年 10 月 ) を 参 考 に 季 節 の 別 ( 特 に 冬 期 間 の 避 難 方 法 ) 平 日 休 日 の 別 観 光 客 や 昼 間 人 口 の 存 在 混 雑 や 交 通 渋 滞 の 発 生 状 況 高 齢 者 障 害 者 乳 幼 児 等 の 避 難 方 法 等 について 配 慮 し 複 数 の 避 難 実 施 要 領 のパターンをあらかじめ 作 成 する 3 救 援 に 関 する 基 本 的 事 項 (1) 都 との 調 整 区 は 区 の 行 う 救 援 について 中 央 区 地 域 防 災 計 画 における 役 割 分 担 を 基 本 として 都 と 協 議 し その 役 割 分 担 を 明 らかにする (2) 基 礎 的 資 料 の 準 備 等 区 は 都 と 連 携 して 救 援 に 関 する 事 務 を 行 うために 必 要 な 資 料 を 準 備 す るとともに 避 難 に 関 する 平 素 の 取 組 と 並 行 して 関 係 機 関 との 連 携 体 制 を 確 保 する (3) 救 援 センター 運 営 の 準 備 区 は 運 営 する 避 難 所 において 避 難 住 民 の 生 活 を 支 援 するために 設 置 する 救 援 センター に 関 する 運 営 マニュアルを 都 の 指 針 に 基 づき 整 備 する 4 運 送 事 業 者 の 輸 送 力 輸 送 施 設 の 把 握 等 区 は 都 と 連 携 して 運 送 事 業 者 の 輸 送 力 の 把 握 や 輸 送 施 設 に 関 する 情 報 の 把 握 等 を 行 うとともに 避 難 住 民 や 緊 急 物 資 の 運 送 を 実 施 する 体 制 を 整 備 するよう 40

45 第 2 編 平 素 からの 備 え 努 める (1) 運 送 事 業 者 の 輸 送 力 及 び 輸 送 施 設 に 関 する 情 報 の 把 握 区 は 都 が 保 有 する 区 内 の 輸 送 に 係 る 運 送 事 業 者 の 輸 送 力 及 び 輸 送 施 設 に 関 する 情 報 を 共 有 する 輸 送 力 に 関 する 情 報 保 有 車 輌 等 ( 鉄 道 定 期 路 線 バス 船 舶 等 )の 数 定 員 本 社 及 び 支 社 の 所 在 地 連 絡 先 連 絡 方 法 等 輸 送 施 設 に 関 する 情 報 道 路 ( 路 線 名 起 点 終 点 車 線 数 管 理 者 の 連 絡 先 等 ) 鉄 道 ( 路 線 名 終 始 点 駅 名 路 線 図 管 理 者 の 連 絡 先 等 ) 港 湾 ( 港 湾 名 係 留 施 設 数 管 理 者 の 連 絡 先 等 ) (2) 運 送 経 路 の 把 握 等 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 における 避 難 住 民 や 緊 急 物 資 の 運 送 を 円 滑 に 行 うた め 都 が 保 有 する 区 内 に 係 る 運 送 経 路 の 情 報 を 共 有 する (3) 緊 急 物 資 等 の 運 送 体 制 の 把 握 整 備 区 は 都 等 からの 緊 急 物 資 等 の 配 送 を 受 けるための 拠 点 等 の 設 定 各 避 難 所 等 への 運 送 等 緊 急 物 資 等 の 運 送 体 制 を 把 握 し 整 備 する 事 業 者 配 送 調 達 ( 収 用 ) 物 資 配 送 中 央 区 他 道 府 県 応 援 物 資 国 応 援 物 資 調 達 物 資 配 送 他 県 等 運 送 国 運 送 都 運 送 都 広 域 輸 送 基 地 (トラック ターミナル 駅 空 港 港 湾 等 ) 都 運 送 地 域 内 輸 送 拠 点 ( 区 庁 舎 体 育 館 等 ) 食 品 等 集 積 地 ( 交 通 連 絡 に 便 利 な 避 難 場 所 避 難 所 公 共 施 設 広 場 等 ) 区 運 送 避 難 場 所 避 難 所 ( 救 援 センター) 空 港 港 湾 外 国 応 援 物 資 都 運 送 都 備 蓄 倉 庫 区 備 蓄 倉 庫 ( 都 事 前 配 置 備 蓄 物 資 を 含 む ) 都 運 送 図 2-6 緊 急 物 資 等 の 配 送 の 概 要 41

46 第 2 編 平 素 からの 備 え 5 避 難 施 設 の 指 定 への 協 力 区 は 都 が 行 う 避 難 施 設 の 指 定 に 際 しては 以 下 の 区 分 に 応 じて 必 要 な 情 報 を 提 供 するなど 都 に 協 力 する 表 2-9 避 難 施 設 の 区 分 ( 都 国 民 保 護 計 画 より) 区 分 用 途 施 設 ( 例 ) 避 難 所 避 難 住 民 が 避 難 生 活 をする 場 所 又 は 避 難 の 指 示 退 避 の 指 示 等 の 際 に 一 時 的 に 避 難 する 場 所 小 中 高 等 学 校 公 民 館 体 育 館 劇 場 ホール コンベンション 施 設 地 下 鉄 コンコース 地 下 街 等 自 宅 避 難 所 での 生 活 が 困 難 社 会 福 祉 施 設 等 で 介 護 等 のサービスを 必 要 と 二 次 避 難 所 する 高 齢 者 や 障 害 者 その 他 特 に 配 慮 を 要 する 者 を 一 時 的 に 受 け 入 れ 保 護 する 場 所 避 難 場 所 武 力 攻 撃 災 害 等 により 発 生 し た 大 規 模 な 火 災 等 からの 一 時 的 都 立 公 園 河 川 敷 等 に 避 難 するオープンスペース 地 下 鉄 コンコース 地 下 街 は 一 時 的 な 避 難 退 避 をする 場 所 に 該 当 区 は 都 が 指 定 した 避 難 施 設 に 関 する 情 報 を 避 難 施 設 データベース 等 により 都 と 共 有 するとともに 都 と 連 携 して 住 民 に 対 して 避 難 施 設 の 場 所 連 絡 先 等 住 民 が 迅 速 に 避 難 を 行 うために 必 要 な 情 報 を 周 知 する 6 生 活 関 連 等 施 設 の 把 握 等 (1) 生 活 関 連 等 施 設 の 把 握 等 区 は 区 内 に 所 在 する 生 活 関 連 等 施 設 について 把 握 するとともに 都 との 連 絡 態 勢 を 整 備 する また 生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 の 留 意 点 について ( 平 成 17 年 8 月 2 9 日 閣 副 安 危 第 364 号 内 閣 官 房 副 長 官 補 ( 安 全 保 障 危 機 管 理 担 当 ) 付 内 閣 参 事 官 通 知 )に 基 づき その 管 理 に 係 る 生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 措 置 の 実 施 のあり 方 について 定 める 42

47 第 2 編 平 素 からの 備 え 表 2-10 生 活 関 連 等 施 設 の 種 類 及 び 所 管 省 庁 国 民 保 護 法 施 行 令 各 号 施 設 物 質 の 種 類 所 管 省 庁 名 第 27 条 1 号 発 電 所 変 電 所 経 済 産 業 省 2 号 ガス 工 作 物 経 済 産 業 省 3 号 取 水 施 設 貯 水 施 設 浄 水 施 設 配 水 池 厚 生 労 働 省 4 号 鉄 道 施 設 軌 道 施 設 国 土 交 通 省 5 号 電 気 通 信 事 業 用 交 換 設 備 総 務 省 6 号 放 送 用 無 線 設 備 総 務 省 7 号 水 域 施 設 係 留 施 設 国 土 交 通 省 8 号 滑 走 路 等 旅 客 ターミナル 施 設 航 空 保 国 土 交 通 省 安 施 設 9 号 ダム 国 土 交 通 省 10 号 危 険 物 質 等 ( 国 民 保 護 法 施 行 令 第 28 条 )の 取 扱 所 第 28 条 1 号 危 険 物 総 務 省 消 防 庁 2 号 毒 物 劇 物 ( 毒 物 及 び 劇 物 取 締 法 ) 厚 生 労 働 省 3 号 火 薬 類 経 済 産 業 省 4 号 高 圧 ガス 経 済 産 業 省 5 号 核 燃 料 物 質 ( 汚 染 物 質 を 含 む ) 原 子 力 規 制 委 員 会 6 号 核 原 料 物 質 原 子 力 規 制 委 員 会 7 号 放 射 性 同 位 元 素 ( 汚 染 物 質 を 含 む ) 原 子 力 規 制 委 員 会 8 号 毒 薬 劇 薬 ( 薬 事 法 ) 厚 生 労 働 省 農 林 水 産 省 9 号 電 気 工 作 物 内 の 高 圧 ガス 経 済 産 業 省 10 号 生 物 剤 毒 素 各 省 庁 ( 主 務 大 臣 ) 11 号 毒 性 物 質 経 済 産 業 省 (2) 区 が 管 理 する 公 共 施 設 等 における 警 戒 区 は その 管 理 に 係 る 公 共 施 設 等 について 特 に 情 勢 が 緊 迫 している 場 合 等 において 必 要 に 応 じ 生 活 関 連 等 施 設 の 対 応 も 参 考 にして 都 の 措 置 に 準 じて 警 戒 等 の 措 置 を 実 施 する この 場 合 において 警 察 及 び 海 上 保 安 部 等 との 連 携 を 図 る 43

48 第 2 編 平 素 からの 備 え 7 要 配 慮 者 支 援 に 関 する 連 携 等 (1) 体 制 整 備 区 は 要 配 慮 者 の 把 握 要 配 慮 者 への 情 報 提 供 体 制 の 整 備 地 域 やボランティアによる 支 援 体 制 づくり 等 の 要 配 慮 者 支 援 対 策 を 推 進 する (2) 災 害 対 策 におけるしくみの 活 用 ア 区 は 都 が 作 成 する 要 配 慮 者 対 策 に 係 る 指 針 に 準 じた 整 備 を 図 る イ 区 は 都 の 外 国 人 への 情 報 提 供 体 制 に 準 じた 体 制 の 整 備 を 図 る (3) 都 との 連 携 の 確 保 ア 区 は 都 と 連 携 し 迅 速 に 要 配 慮 者 の 支 援 ができるような 体 制 の 整 備 を 進 める イ 区 は 国 民 保 護 に 関 する 訓 練 を 行 うにあたって 要 配 慮 者 の 避 難 や 救 援 等 の 訓 練 を 含 めるなど 都 と 連 携 して 迅 速 かつ 的 確 に 要 配 慮 者 を 支 援 できる よう 努 める 第 3 章 物 資 及 び 資 材 の 備 蓄 整 備 区 が 備 蓄 整 備 する 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 必 要 な 物 資 及 び 資 材 について 以 下 のとおり 定 める 1 区 における 備 蓄 (1) 防 災 のための 備 蓄 の 活 用 住 民 の 避 難 や 避 難 住 民 等 の 救 援 に 必 要 な 物 資 や 資 材 については 原 則 とし て 国 民 保 護 措 置 のための 備 蓄 と 防 災 のための 備 蓄 とを 相 互 に 兼 ねる (2) 国 民 保 護 措 置 の 実 施 のために 必 要 な 物 資 及 び 資 材 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 のため 特 に 必 要 となる 次 のような 物 資 及 び 資 (*) 材 については 都 及 び 関 係 機 関 の 整 備 の 状 況 等 も 踏 まえ あらたに 備 蓄 調 達 に 努 める (*) 国 民 保 護 措 置 の 実 施 のため 特 に 必 要 となる 化 学 防 護 服 や 放 射 線 測 定 装 置 等 の 資 機 材 について は 国 がその 整 備 や 整 備 の 促 進 に 努 めることとされ また 安 定 ヨウ 素 剤 や 天 然 痘 ワクチン 等 の 特 殊 な 薬 品 等 のうち 国 において 備 蓄 調 達 体 制 を 整 備 することが 合 理 的 と 考 えられるものについ ては 国 において 必 要 に 応 じて 備 蓄 調 達 体 制 の 整 備 等 を 行 うこととされている 44

49 第 2 編 平 素 からの 備 え 国 民 保 護 措 置 のために 特 に 必 要 な 物 資 及 び 資 材 の 例 安 定 ヨウ 素 剤 天 然 痘 ワクチン 化 学 防 護 服 放 射 線 測 定 装 置 放 射 性 物 質 等 による 汚 染 の 拡 大 を 防 止 するための 除 染 器 具 等 (3) 都 及 び 他 の 区 市 町 村 との 連 携 区 は 国 民 保 護 措 置 のために 特 に 必 要 となる 物 資 及 び 資 材 の 備 蓄 整 備 に ついて 都 と 密 接 に 連 携 して 対 応 する 武 力 攻 撃 事 態 等 が 長 期 にわたった 場 合 においても 国 民 保 護 措 置 に 必 要 な 物 資 及 び 資 材 を 調 達 することができるよう 他 の 区 市 町 村 や 事 業 者 等 との 間 で その 供 給 に 関 する 協 定 をあらかじめ 締 結 するなど 必 要 な 体 制 を 整 備 す る 2 区 が 管 理 する 施 設 及 び 設 備 の 整 備 及 び 点 検 等 (1) 施 設 及 び 設 備 の 整 備 及 び 点 検 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 も 念 頭 におきながら その 管 理 する 施 設 及 び 設 備 について 整 備 し 又 は 点 検 する (2) 復 旧 のための 各 種 資 料 等 の 整 備 等 区 は 武 力 攻 撃 災 害 による 被 害 の 復 旧 の 的 確 かつ 迅 速 な 実 施 のため 不 動 産 登 記 その 他 土 地 及 び 建 物 に 関 する 権 利 関 係 を 証 明 する 資 料 等 について 既 存 のデータ 等 を 活 用 しつつ 整 備 し その 適 切 な 保 存 を 図 り 及 びバックアッ プ 体 制 を 整 備 するよう 努 める 45

50 第 2 編 平 素 からの 備 え 第 4 章 国 民 保 護 に 関 する 啓 発 武 力 攻 撃 災 害 による 被 害 を 最 小 限 化 するためには 住 民 が 国 民 保 護 に 関 する 正 しい 知 識 を 身 につけ 武 力 攻 撃 事 態 等 において 適 切 に 行 動 する 必 要 があることか ら 国 民 保 護 に 関 する 啓 発 や 武 力 攻 撃 事 態 等 において 住 民 がとるべき 行 動 等 に 関 する 啓 発 のあり 方 について 必 要 な 事 項 を 以 下 のとおり 定 める 1 国 民 保 護 措 置 に 関 する 啓 発 (1) 啓 発 の 方 法 区 は 都 及 び 関 係 機 関 と 連 携 しつつ 住 民 地 域 の 団 体 事 業 者 等 に 対 し 広 報 紙 パンフレット ホームページ 等 の 様 々な 媒 体 を 活 用 して 国 民 保 護 措 置 の 重 要 性 について 継 続 的 に 啓 発 を 行 うとともに 住 民 向 けの 研 修 会 講 演 会 等 を 実 施 し 高 齢 者 障 害 者 外 国 人 等 に 対 しては 点 字 や 外 国 語 を 使 用 した 広 報 媒 体 を 使 用 するなど 実 態 に 応 じた 方 法 により 啓 発 を 行 う その 際 防 災 の 取 組 を 含 め 功 労 のあった 者 の 表 彰 等 により 国 民 保 護 に 関 する 住 民 への 浸 透 を 図 る (2) 防 災 に 関 する 啓 発 との 連 携 区 は 啓 発 の 実 施 にあたっては 防 災 に 関 する 啓 発 とも 連 携 し 防 災 区 民 組 織 の 特 性 も 活 かしながら 住 民 への 啓 発 を 行 うとともに 応 急 救 護 等 の 普 及 啓 発 にも 配 意 する (3) 緊 急 時 における 事 業 者 の 協 力 区 は 都 と 連 携 し 緊 急 時 に 事 業 所 内 に 逃 げ 込 む 住 民 来 外 者 の 受 入 れ 等 の 協 力 について 区 域 の 事 業 者 の 理 解 を 得 るよう 努 める (4) 学 校 における 教 育 区 教 育 委 員 会 は 都 教 育 委 員 会 の 協 力 を 得 て 児 童 生 徒 等 の 安 全 の 確 保 及 び 災 害 対 応 能 力 育 成 のため 区 立 学 校 において 安 全 教 育 や 自 他 の 生 命 を 尊 重 する 精 神 ボランティア 精 神 の 養 成 等 のための 教 育 を 行 う 2 住 民 がとるべき 行 動 等 に 関 する 啓 発 区 は 武 力 攻 撃 災 害 の 兆 候 を 発 見 した 場 合 の 区 長 等 に 対 する 通 報 義 務 不 審 物 等 を 発 見 した 場 合 の 管 理 者 に 対 する 通 報 の 方 法 等 について 啓 発 資 料 等 を 活 用 し て 住 民 への 周 知 を 図 るとともに 都 が 作 成 したパンフレット テロや 武 力 攻 撃 か ら 身 を 守 るために 等 を 活 用 し 都 と 協 力 し 武 力 攻 撃 事 態 等 において 住 民 や 事 業 者 学 校 等 の 施 設 管 理 者 による 適 切 な 避 難 行 動 や 避 難 誘 導 等 についても 周 知 を 46

51 第 2 編 平 素 からの 備 え 図 る また 区 は 日 本 赤 十 字 社 都 消 防 機 関 等 とともに 傷 病 者 の 応 急 手 当 につ いて 普 及 に 努 める 3 赤 十 字 標 章 等 及 び 特 殊 標 章 等 に 関 する 普 及 啓 発 区 は 都 及 びその 他 関 係 機 関 と 協 力 しつつ 武 力 攻 撃 事 態 等 における 赤 十 字 標 章 等 及 び 特 殊 標 章 等 の 使 用 の 意 義 使 用 にあたっての 濫 用 防 止 等 について 教 育 や 学 習 の 場 等 様 々な 機 会 を 通 じて 啓 発 に 努 める 47

52 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 第 1 章 初 動 連 絡 体 制 の 迅 速 な 確 立 及 び 初 動 措 置 多 数 の 死 傷 者 が 発 生 したり 建 造 物 が 破 壊 されるなどの 具 体 的 な 被 害 が 発 生 し た 場 合 には 当 初 その 被 害 の 原 因 が 明 らかではないことも 多 いと 考 えられ 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 や 緊 急 対 処 事 態 の 認 定 が 行 われる 前 の 段 階 においても 住 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 の 保 護 のために 現 場 において 初 動 的 な 被 害 への 対 処 が 必 要 となる また 他 の 区 市 町 村 において 攻 撃 が 発 生 している 場 合 や 何 らかの 形 で 攻 撃 の 兆 候 に 関 する 情 報 が 提 供 された 場 合 においても 事 案 発 生 時 に 迅 速 に 対 応 できるよう 即 応 体 制 を 強 化 しておくことが 必 要 となることも 考 えられる この ため かかる 事 態 において 初 動 体 制 を 確 立 し 関 係 機 関 からの 情 報 等 を 迅 速 に 集 約 分 析 して その 被 害 の 態 様 に 応 じた 応 急 活 動 を 行 っていくことの 重 要 性 にか んがみ 区 の 初 動 体 制 について 以 下 のとおり 定 める 1 事 態 認 定 前 における 危 機 管 理 対 策 本 部 等 の 設 置 及 び 初 動 措 置 (1) 危 機 管 理 対 策 本 部 等 の 設 置 ア 区 長 は 現 場 からの 情 報 により 事 案 の 発 生 を 把 握 した 場 合 においては 速 やかに 都 警 察 及 び 消 防 に 連 絡 を 行 うとともに 区 として 的 確 かつ 迅 速 に 対 処 するため 危 機 管 理 対 策 本 部 を 設 置 する 危 機 管 理 対 策 本 部 都 本 部 長 ( 区 長 ) 副 本 部 長 ( 副 区 長 教 育 長 ) 迅 速 な 情 報 収 集 提 供 警 察 消 防 部 局 長 ( 部 長 等 ) 海 上 保 安 部 等 防 災 危 機 管 理 センター 危 機 管 理 課 防 災 課 自 衛 隊 その 他 の 関 係 機 関 図 3-1 危 機 管 理 対 策 本 部 の 構 成 等 48

53 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 住 民 からの 通 報 都 からの 連 絡 その 他 の 情 報 により 区 職 員 が 当 該 事 案 の 発 生 を 把 握 した 場 合 は 直 ちにその 旨 を 区 長 及 び 幹 部 職 員 等 に 報 告 するものとする イ 危 機 管 理 対 策 本 部 は 警 視 庁 ( 警 察 署 ) 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 ) その 他 の 関 係 機 関 を 通 じて 当 該 事 案 に 係 る 情 報 収 集 に 努 め 国 都 関 係 する 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 等 の 関 係 機 関 に 対 して 迅 速 に 情 報 提 供 を 行 うとと もに 危 機 管 理 対 策 本 部 を 設 置 した 旨 について 都 に 連 絡 を 行 う この 場 合 危 機 管 理 対 策 本 部 は 迅 速 な 情 報 の 収 集 及 び 提 供 のため 現 場 における 各 機 関 との 通 信 を 確 保 する ウ 区 は 区 対 策 本 部 の 設 置 指 定 前 にあっては 原 因 不 明 の 事 案 が 発 生 し そ の 被 害 の 態 様 が 災 害 対 策 基 本 法 に 規 定 する 災 害 に 該 当 する 場 合 には 区 災 害 対 策 本 部 を 設 置 し 国 民 保 護 に 準 じた 措 置 を 行 う (2) 初 動 措 置 の 確 保 ア 区 は 危 機 管 理 対 策 本 部 において 各 種 の 連 絡 調 整 にあたるとともに 現 場 の 警 察 消 防 等 の 活 動 状 況 を 踏 まえ 必 要 により 区 災 害 対 策 本 部 を 設 置 し 災 害 対 策 基 本 法 等 に 基 づく 避 難 の 指 示 警 戒 区 域 の 設 定 救 助 救 急 等 の 応 急 措 置 を 行 う また 区 長 は 国 都 等 から 入 手 した 情 報 を 各 機 関 等 へ 提 供 する イ 区 は 警 察 官 職 務 執 行 法 に 基 づき 警 察 官 が 行 う 避 難 の 指 示 警 戒 区 域 の 設 定 等 や 消 防 法 に 基 づき 消 防 吏 員 が 行 う 火 災 警 戒 区 域 又 は 消 防 警 戒 区 域 の 設 定 等 が 円 滑 になされるよう 緊 密 な 連 携 を 図 る ウ 政 府 による 事 態 認 定 がなされ 区 に 対 し 区 対 策 本 部 の 設 置 の 指 定 がない 場 合 においては 区 長 は 必 要 に 応 じ 国 民 保 護 法 に 基 づき 退 避 の 指 示 警 戒 区 域 の 設 定 対 策 本 部 設 置 の 要 請 等 の 措 置 等 を 行 う (3) 関 係 機 関 への 支 援 の 要 請 区 長 は 事 案 に 伴 い 発 生 した 災 害 への 対 処 に 関 して 必 要 があると 認 めると きは 都 や 他 の 区 市 町 村 等 に 対 し 支 援 を 要 請 する (4) 対 策 本 部 への 移 行 に 要 する 調 整 危 機 管 理 対 策 本 部 等 を 設 置 した 後 に 政 府 において 事 態 認 定 が 行 われ 区 に 対 し 区 対 策 本 部 を 設 置 すべき 区 市 町 村 の 指 定 の 通 知 があった 場 合 については 直 ちに 区 対 策 本 部 を 設 置 して 新 たな 体 制 に 移 行 するとともに 危 機 管 理 対 策 本 部 等 は 廃 止 する その 際 災 害 対 策 基 本 法 に 基 づく 避 難 の 指 示 等 の 措 置 を 講 じている 場 合 には 既 に 講 じた 措 置 に 代 えて 改 めて 国 民 保 護 法 に 基 づく 所 要 の 措 置 を 講 ずるなど 必 要 な 調 整 を 行 う 49

54 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 2 武 力 攻 撃 等 の 兆 候 に 関 する 連 絡 があった 場 合 の 対 応 区 は 国 から 都 を 通 じて 警 戒 態 勢 の 強 化 等 を 求 める 通 知 連 絡 があった 場 合 や 武 力 攻 撃 事 態 等 の 認 定 が 行 われたが 区 に 対 して 対 策 本 部 を 設 置 すべき 指 定 が なかった 場 合 等 において 区 長 が 不 測 の 事 態 に 備 えた 即 応 体 制 を 強 化 すべきと 判 断 した 場 合 には 危 機 管 理 対 策 連 絡 室 を 立 ち 上 げ 又 は 危 機 管 理 対 策 本 部 を 設 置 して 即 応 体 制 の 強 化 を 図 る この 場 合 において 区 長 は 情 報 連 絡 体 制 の 確 認 職 員 の 参 集 体 制 の 確 認 関 係 機 関 との 通 信 連 絡 体 制 の 確 認 生 活 関 連 等 施 設 等 の 警 戒 状 況 の 確 認 等 を 行 い 区 内 において 事 案 が 発 生 した 場 合 に 迅 速 に 対 応 できるよう 必 要 に 応 じ 全 庁 的 な 体 制 を 構 築 する 第 2 章 区 対 策 本 部 の 設 置 等 区 は 区 対 策 本 部 の 設 置 指 定 があった 場 合 区 対 策 本 部 を 迅 速 に 設 置 し 区 内 における 国 民 保 護 措 置 を 総 合 的 に 推 進 する 必 要 があることから 区 対 策 本 部 を 設 置 する 場 合 の 手 順 や 区 対 策 本 部 の 組 織 機 能 等 について 以 下 のとおり 定 める 1 区 対 策 本 部 の 設 置 (1) 区 対 策 本 部 の 設 置 の 手 順 区 対 策 本 部 の 設 置 は 次 の 手 順 により 行 う ア 区 対 策 本 部 を 設 置 すべき 区 の 指 定 の 通 知 区 長 は 内 閣 総 理 大 臣 から 総 務 大 臣 ( 総 務 省 消 防 庁 ) 及 び 都 知 事 を 通 じ て 区 対 策 本 部 を 設 置 すべき 区 の 指 定 の 通 知 を 受 ける イ 区 長 による 区 対 策 本 部 の 設 置 指 定 の 通 知 を 受 けた 区 長 は 直 ちに 区 対 策 本 部 を 設 置 する( 事 前 に 危 機 管 理 対 策 本 部 等 を 設 置 していた 場 合 は 区 対 策 本 部 に 切 り 替 える ) ウ 区 対 策 本 部 員 及 び 区 対 策 本 部 職 員 の 参 集 区 対 策 本 部 担 当 者 は 区 対 策 本 部 員 区 対 策 本 部 職 員 等 に 対 し 一 斉 参 集 システム 等 の 連 絡 網 を 活 用 し 区 対 策 本 部 に 参 集 するよう 連 絡 する エ 区 対 策 本 部 の 開 設 区 対 策 本 部 担 当 者 は 中 央 区 役 所 庁 舎 3 階 庁 議 室 に 区 対 策 本 部 8 階 大 会 議 室 に 区 対 策 各 部 を 開 設 するとともに 区 対 策 本 部 に 必 要 な 各 種 通 信 システ ムの 起 動 資 材 の 配 置 等 必 要 な 準 備 を 開 始 する( 特 に 関 係 機 関 が 相 互 に 電 話 FAX 電 子 メール 等 を 用 いることにより 通 信 手 段 の 状 態 を 確 認 する ) 50

55 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 また 区 長 は 区 対 策 本 部 を 設 置 したときは 区 議 会 に 区 対 策 本 部 を 設 置 した 旨 を 連 絡 する オ 交 代 要 員 等 の 確 保 区 は 防 災 に 関 する 体 制 を 活 用 しつつ 職 員 の 配 置 食 料 燃 料 等 の 備 蓄 自 家 発 電 設 備 及 び 仮 眠 設 備 の 確 保 等 を 行 う カ 本 部 の 代 替 機 能 の 確 保 区 は 区 対 策 本 部 が 被 災 した 場 合 等 区 対 策 本 部 を 区 庁 舎 内 に 設 置 できな い 場 合 は 下 記 の 順 位 に 従 い 区 対 策 本 部 を 予 備 施 設 に 設 置 する なお 事 態 の 状 況 に 応 じ 区 長 の 判 断 により 順 位 を 変 更 することができる また 区 外 への 避 難 が 必 要 で 区 内 に 区 対 策 本 部 を 設 置 することができな い 場 合 には 都 と 区 対 策 本 部 の 設 置 場 所 について 協 議 を 行 う 表 3-1 本 部 の 代 替 機 能 の 確 保 順 位 対 策 本 部 設 置 場 所 所 在 地 1 日 本 橋 区 民 センター 中 央 区 日 本 橋 蛎 殻 町 月 島 区 民 センター 中 央 区 月 島 (2) 区 対 策 本 部 を 設 置 すべき 区 の 指 定 の 要 請 等 区 長 は 区 に 対 して 区 対 策 本 部 を 設 置 すべき 区 の 指 定 が 行 われていない 場 合 において 区 における 国 民 保 護 措 置 を 総 合 的 に 推 進 するために 必 要 があると 認 める 場 合 には 都 知 事 を 経 由 して 内 閣 総 理 大 臣 に 対 し 区 対 策 本 部 を 設 置 すべ き 区 市 町 村 の 指 定 を 行 うよう 要 請 する 51

56 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 (3) 区 対 策 本 部 の 組 織 構 成 及 び 機 能 区 対 策 本 部 の 組 織 構 成 及 び 各 組 織 の 機 能 は 以 下 のとおりとする 区 対 策 本 部 ( 本 部 長 室 ) 本 部 長 ( 区 長 ) 副 本 部 長 副 区 長 教 育 長 区 対 策 本 部 員 各 部 部 長 秘 書 担 当 部 長 防 災 危 機 管 理 室 長 高 齢 者 施 策 推 進 室 長 中 央 区 保 健 所 長 会 計 管 理 者 教 育 委 員 会 事 務 局 次 長 監 査 事 務 局 長 区 議 会 議 会 局 長 消 防 署 長 が 指 定 する 消 防 吏 員 現 地 対 策 本 部 決 定 内 容 の 指 示 支 援 要 員 の 派 遣 国 民 保 護 指 令 部 国 民 保 護 総 務 部 国 民 保 護 財 政 広 報 部 国 民 保 護 区 民 部 国 民 保 護 福 祉 保 健 部 国 民 保 護 保 健 所 部 国 民 保 護 環 境 土 木 部 国 民 保 護 都 市 整 備 部 国 民 保 護 教 育 施 設 部 図 3-2 区 対 策 本 部 の 組 織 構 成 及 び 各 組 織 の 機 能 52

57 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 区 対 策 本 部 における 決 定 内 容 等 を 踏 まえて 各 部 等 において 措 置 を 実 施 する ものとする( 区 対 策 本 部 には 各 部 室 から 支 援 要 員 を 派 遣 して 円 滑 な 連 絡 調 整 を 図 る ) 表 3-2 武 力 攻 撃 事 態 における 本 部 長 室 及 び 各 部 の 分 掌 室 部 等 所 掌 事 務 本 部 長 国 民 保 護 措 置 全 体 にわたる 区 の 対 処 基 本 方 針 に 関 すること 退 避 の 指 示 警 戒 区 域 の 設 定 に 関 すること 国 都 他 区 市 町 村 及 び 公 共 機 関 等 に 対 する 応 援 等 の 要 請 に 関 すること 都 知 事 に 対 する 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 派 遣 要 請 に 関 すること 武 力 攻 撃 等 の 災 害 情 報 の 収 集 伝 達 に 関 すること 室 対 策 本 部 設 置 の 指 定 解 除 通 知 の 受 理 に 関 すること 避 難 実 施 要 領 復 帰 実 施 要 領 の 策 定 に 関 すること 警 報 緊 急 通 報 の 内 容 の 伝 達 等 に 関 すること 現 地 対 策 本 部 の 設 置 に 関 すること 応 急 公 用 負 担 に 関 すること 国 民 保 護 措 置 に 要 する 経 費 の 処 理 方 法 に 関 すること その 他 重 要 な 国 民 保 護 措 置 に 関 すること 国 民 保 護 指 令 部 ( 防 災 危 機 管 理 室 ) ( 区 民 部 地 域 振 興 課 ) ( 選 挙 管 理 委 員 会 事 務 局 ) ( 監 査 事 務 局 ) 国 民 保 護 総 務 部 ( 総 務 部 ) ( 秘 書 室 ) ( 会 計 室 ) ( 区 議 会 議 会 局 ) 国 民 保 護 財 政 広 報 部 ( 企 画 部 ) 都 対 策 本 部 及 び 関 係 機 関 との 連 絡 調 整 に 関 すること 被 災 情 報 及 び 安 否 情 報 の 収 集 提 供 に 関 すること 特 殊 標 章 等 に 関 すること 避 難 住 民 の 誘 導 残 留 者 への 対 応 に 関 すること 区 管 理 施 設 及 び 生 活 関 連 等 施 設 の 警 戒 に 関 すること 現 地 連 絡 調 整 所 に 関 すること 職 員 の 参 集 指 示 に 関 すること 他 の 部 に 属 しないこと 本 部 長 室 及 び 部 長 会 議 の 庶 務 に 関 すること 本 部 職 員 の 動 員 及 び 給 与 に 関 すること り 災 証 明 の 交 付 に 関 すること 危 険 情 報 等 の 収 集 分 析 等 に 関 すること 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 に 関 すること 緊 急 物 資 資 材 車 両 等 の 調 達 に 関 すること 議 会 との 連 絡 その 他 渉 外 事 務 に 関 すること 国 民 保 護 に 関 する 現 金 物 品 の 出 納 及 び 保 管 に 関 すること 他 の 部 への 協 力 に 関 すること 国 民 保 護 の 予 算 及 び 経 理 に 関 すること 広 報 及 び 広 聴 に 関 すること 報 道 機 関 との 連 絡 調 整 に 関 すること 情 報 機 器 の 保 全 及 び 復 旧 並 びにシステムの 運 用 確 保 に 関 す ること 53

58 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 室 部 等 所 掌 事 務 国 民 保 護 区 民 部 ( 区 民 部 区 民 生 活 課 ) ( 日 本 橋 特 別 出 張 所 ) ( 月 島 特 別 出 張 所 ) 国 民 保 護 福 祉 保 健 部 ( 福 祉 保 健 部 ) 国 民 保 護 保 健 所 部 ( 中 央 区 保 健 所 ) 国 民 保 護 環 境 土 木 部 ( 環 境 土 木 部 ) 国 民 保 護 都 市 整 備 部 ( 都 市 整 備 部 ) 国 民 保 護 教 育 施 設 部 ( 教 育 委 員 会 事 務 局 ) ( 区 民 部 文 化 生 涯 学 習 課 ) ( 区 民 部 スポーツ 課 ) 被 災 地 の 調 査 に 関 すること 被 災 者 の 救 出 避 難 誘 導 及 び 避 難 収 容 に 関 すること 物 資 及 び 食 料 の 調 達 配 分 及 び 配 送 に 関 すること 医 療 機 関 との 連 絡 調 整 に 関 すること 要 配 慮 者 の 支 援 に 関 すること ボランティアの 受 入 れ 等 に 関 すること 義 援 金 品 の 受 領 及 び 配 分 に 関 すること 被 災 者 の 生 活 再 建 の 支 援 に 関 すること 救 護 センターの 設 置 運 営 に 関 すること 医 療 防 疫 及 び 食 品 衛 生 に 関 すること 有 害 物 質 の 汚 染 拡 大 防 止 措 置 に 関 すること 遺 体 収 容 所 等 の 設 置 管 理 及 び 運 営 に 関 すること 廃 棄 物 (し 尿 を 含 む )の 処 理 に 関 すること 大 気 汚 染 及 び 水 質 汚 濁 対 策 に 関 すること 水 防 に 関 すること 道 路 橋 梁 の 復 旧 に 関 すること 遺 体 の 捜 索 収 容 搬 送 及 び 火 葬 に 関 すること 都 が 行 うがれき 処 理 への 協 力 窓 口 に 関 すること 建 物 のり 災 の 程 度 の 調 査 に 関 すること 建 物 の 災 害 復 旧 及 び 応 急 復 旧 の 技 術 的 な 指 導 に 関 すること 被 災 住 宅 の 応 急 措 置 に 関 すること 都 市 復 興 計 画 に 関 すること 応 急 危 険 度 判 定 ボランティアの 受 入 れに 関 すること 応 急 仮 設 住 宅 等 に 関 すること 庁 舎 その 他 の 建 造 物 の 応 急 整 備 及 び 修 繕 に 関 すること 民 間 被 災 建 物 の 応 急 危 険 度 判 定 に 関 すること 避 難 所 の 開 設 管 理 に 関 すること 被 災 者 の 収 容 に 関 すること 被 災 児 童 及 び 生 徒 の 学 用 品 の 供 給 に 関 すること 文 化 財 の 保 護 に 関 すること 中 央 区 地 域 防 災 計 画 における 役 割 分 担 を 基 本 とする 54

59 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 表 3-3 武 力 攻 撃 事 態 における 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 ) の 業 務 機 関 の 名 称 分 掌 事 務 火 災 その 他 の 災 害 の 予 防 警 戒 及 び 防 御 に 関 すること 消 火 救 助 救 急 に 関 すること 危 険 物 等 の 措 置 に 関 すること 東 京 消 防 庁 第 一 消 防 方 面 本 部 京 橋 消 防 署 日 本 橋 消 防 署 臨 港 消 防 署 避 難 住 民 の 誘 導 に 関 すること 警 報 伝 達 の 協 力 に 関 すること 消 防 団 との 連 携 に 関 すること 生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 に 対 する 協 力 に 関 すること 前 各 号 に 掲 げるもののほか 消 防 に 関 すること (4) 区 対 策 本 部 における 広 報 等 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 において 情 報 の 錯 綜 等 による 混 乱 を 防 ぐために 住 民 に 適 時 適 切 な 情 報 提 供 や 行 政 相 談 を 行 うため 区 対 策 本 部 における 広 報 広 聴 体 制 を 整 備 する 区 対 策 本 部 における 広 報 体 制 ア 広 報 責 任 者 の 設 置 武 力 攻 撃 事 態 等 において 住 民 に 正 確 かつ 積 極 的 に 情 報 提 供 を 行 うため 広 報 を 一 元 的 に 行 う 広 報 責 任 者 を 設 置 する イ 広 報 手 段 広 報 紙 テレビ ラジオ 放 送 記 者 会 見 問 合 せ 窓 口 開 設 インターネッ ト( 区 のホームページ フェイスブック 及 びツイッター 等 ) 緊 急 告 知 ラジ オのほか 様 々な 広 報 手 段 を 活 用 して 住 民 等 に 迅 速 に 提 供 できる 体 制 を 整 備 する ウ 留 意 事 項 (ア) 広 報 の 内 容 は 事 実 に 基 づく 正 確 な 情 報 であることとし また 広 報 の 時 機 を 逸 することのないよう 迅 速 に 対 応 する (イ) 区 対 策 本 部 において 重 要 な 方 針 を 決 定 した 場 合 等 広 報 する 情 報 の 重 要 性 等 に 応 じて 区 長 自 ら 記 者 会 見 を 行 う (ウ) 都 と 連 携 した 広 報 体 制 を 構 築 する エ 関 係 する 報 道 機 関 への 情 報 提 供 報 道 機 関 への 情 報 提 供 は 国 民 保 護 財 政 広 報 部 に 窓 口 を 一 元 化 し 時 間 場 所 等 を 指 定 して 行 う (5) 区 現 地 対 策 本 部 の 設 置 区 長 は 被 災 現 地 における 国 民 保 護 措 置 の 的 確 かつ 迅 速 な 実 施 並 びに 国 都 等 の 対 策 本 部 との 連 絡 及 び 調 整 等 のため 現 地 における 対 策 が 必 要 であると 認 55

60 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 めるときは 区 対 策 本 部 の 事 務 の 一 部 を 行 うため 区 現 地 対 策 本 部 を 設 置 する 区 現 地 対 策 本 部 長 や 区 現 地 対 策 本 部 員 は 区 対 策 副 本 部 長 区 対 策 本 部 員 そ の 他 の 職 員 のうちから 区 対 策 本 部 長 が 指 名 する 者 をもって 充 てる (6) 現 地 連 絡 調 整 所 の 設 置 区 は 発 生 現 地 において 活 動 する 機 関 が 特 段 の 連 携 を 確 保 する 必 要 がある 場 合 は 都 と 連 携 し 各 機 関 の 参 加 を 得 て 現 地 周 辺 に 現 地 連 絡 調 整 所 を 設 置 する 参 加 機 関 の 例 都 警 察 消 防 医 療 機 関 及 び 自 衛 隊 等 現 地 で 活 動 している 機 関 実 施 内 容 ア 被 災 状 況 や 各 機 関 の 活 動 状 況 の 把 握 イ 各 機 関 が 有 する 情 報 の 共 有 ウ 現 地 における 活 動 ( 避 難 誘 導 の 実 施 等 )の 連 携 のための 調 整 等 区 は 既 に 都 又 は 関 係 機 関 により 現 地 連 絡 調 整 所 が 設 置 されている 場 合 は 職 員 を 派 遣 し 関 係 機 関 との 情 報 共 有 及 び 活 動 調 整 を 行 う (7) 区 対 策 本 部 長 の 権 限 区 対 策 本 部 長 は その 区 域 における 国 民 保 護 措 置 を 総 合 的 に 推 進 するため 各 種 の 国 民 保 護 措 置 の 実 施 にあたっては 次 に 掲 げる 権 限 を 適 切 に 行 使 して 国 民 保 護 措 置 の 的 確 かつ 迅 速 な 実 施 を 図 る ア 区 内 の 国 民 保 護 措 置 に 関 する 総 合 調 整 区 対 策 本 部 長 は 区 内 に 係 る 国 民 保 護 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するため 必 要 があると 認 めるときは 区 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 に 関 する 総 合 調 整 を 行 う イ 都 対 策 本 部 長 に 対 する 総 合 調 整 の 要 請 区 対 策 本 部 長 は 特 に 必 要 があると 認 めるときは 都 対 策 本 部 長 に 対 し て 都 並 びに 指 定 公 共 機 関 及 び 指 定 地 方 公 共 機 関 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 に 関 して 所 要 の 総 合 調 整 を 行 うよう 要 請 する (*) また 区 対 策 本 部 長 は 特 に 必 要 があると 認 めるときは 都 対 策 本 部 長 に 対 して 国 の 対 策 本 部 長 が 指 定 行 政 機 関 及 び 指 定 公 共 機 関 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 に 関 する 総 合 調 整 を 行 うよう 要 請 することを 求 める この 場 合 において 区 対 策 本 部 長 は 総 合 調 整 を 要 請 する 理 由 総 合 調 整 に 関 係 する 機 関 等 要 請 の 趣 旨 を 明 らかにする ウ 情 報 の 提 供 の 求 め 区 対 策 本 部 長 は 都 対 策 本 部 長 に 対 し 区 内 における 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 関 し 総 合 調 整 を 行 うため 必 要 があると 認 めるときは 必 要 な 情 報 の 提 (*) 運 送 事 業 者 である 一 の 指 定 地 方 公 共 機 関 に 対 し 複 数 の 区 市 町 村 から 避 難 住 民 の 運 送 が 求 め なされた 場 合 の 調 整 等 56

61 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 供 を 求 める エ 国 民 保 護 措 置 に 係 る 実 施 状 況 の 報 告 又 は 資 料 の 求 め 区 対 策 本 部 長 は 総 合 調 整 を 行 うに 際 して 当 該 総 合 調 整 の 関 係 機 関 に 対 し 区 内 における 国 民 保 護 措 置 の 実 施 の 状 況 について 報 告 又 は 資 料 の 提 出 を 求 める オ 区 教 育 委 員 会 に 対 する 措 置 の 実 施 の 求 め 区 対 策 本 部 長 は 区 教 育 委 員 会 に 対 し 区 内 における 国 民 保 護 措 置 を 実 施 するため 必 要 な 限 度 において 必 要 な 措 置 を 講 ずるよう 求 める この 場 合 において 区 対 策 本 部 長 は 措 置 の 実 施 を 要 請 する 理 由 要 請 する 措 置 の 内 容 等 当 該 求 めの 趣 旨 を 明 らかにして 行 う (8) 区 対 策 本 部 の 廃 止 区 長 は 内 閣 総 理 大 臣 から 総 務 大 臣 ( 総 務 省 消 防 庁 ) 及 び 都 知 事 を 経 由 し て 区 対 策 本 部 を 設 置 すべき 区 の 指 定 の 解 除 の 通 知 を 受 けたときは 遅 滞 なく 区 対 策 本 部 を 廃 止 する 2 通 信 の 確 保 (1) 情 報 通 信 手 段 の 確 保 区 は 携 帯 電 話 移 動 系 区 防 災 行 政 無 線 等 の 移 動 系 通 信 回 線 若 しくはイン ターネット LGWAN( 総 合 行 政 ネットワーク) 同 報 系 無 線 地 域 防 災 無 線 等 の 固 定 系 通 信 回 線 の 利 用 又 は 臨 時 回 線 の 設 定 等 により 区 対 策 本 部 と 区 現 地 対 策 本 部 現 地 連 絡 調 整 所 要 避 難 地 域 避 難 先 地 域 等 との 間 で 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 必 要 な 情 報 通 信 手 段 を 確 保 する (2) 情 報 通 信 手 段 の 機 能 確 認 区 は 必 要 に 応 じ 情 報 通 信 手 段 の 機 能 確 認 を 行 うとともに 支 障 が 生 じ た 情 報 通 信 施 設 の 応 急 復 旧 作 業 を 行 うこととし そのための 要 員 を 直 ちに 現 場 に 配 置 するとともに 都 を 通 じて 総 務 省 消 防 庁 にその 状 況 を 連 絡 する (3) 通 信 輻 輳 により 生 じる 混 信 等 の 対 策 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 における 通 信 輻 輳 により 生 ずる 混 信 等 の 対 策 のため 必 要 に 応 じ 通 信 運 用 の 指 揮 要 員 等 を 避 難 先 地 域 等 に 配 置 し 自 ら 運 用 する 無 線 局 等 の 通 信 統 制 等 を 行 うなど 通 信 を 確 保 するための 措 置 を 講 ずるよう 努 める 3 特 殊 標 章 等 の 交 付 及 び 管 理 区 長 及 び 水 防 管 理 者 は 赤 十 字 標 章 等 及 び 特 殊 標 章 等 に 係 る 事 務 の 運 用 に 関 57

62 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 するガイドライン ( 平 成 17 年 8 月 2 日 閣 副 安 危 第 321 号 内 閣 官 房 副 長 官 補 ( 安 全 保 障 危 機 管 理 担 当 ) 付 内 閣 参 事 官 ( 事 態 法 制 企 画 担 当 ) 通 知 )に 基 づき 具 体 的 な 交 付 要 綱 を 作 成 した 上 で それぞれ 以 下 に 示 す 職 員 等 に 対 し 特 殊 標 章 等 を 交 付 及 び 使 用 させる ただし 国 民 保 護 措 置 に 係 る 職 務 を 行 う 消 防 団 員 に 交 付 する 特 殊 標 章 等 の 交 付 要 綱 の 作 成 特 殊 標 章 等 の 交 付 及 び 使 用 に 係 る 事 務 は 消 防 総 監 が 行 うこととされている なお 区 長 は 国 民 保 護 措 置 に 使 用 される 車 両 場 所 及 び 施 設 等 を 識 別 させる ため 区 庁 舎 等 に 特 殊 標 章 を 表 示 する (1) 区 長 ア 区 の 職 員 で 国 民 保 護 措 置 に 係 る 職 務 を 行 う 者 イ 区 長 の 委 託 により 国 民 保 護 措 置 に 係 る 業 務 を 行 う 者 ウ 区 長 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 必 要 な 援 助 について 協 力 をする 者 (2) 水 防 管 理 者 ア 水 防 管 理 者 の 委 託 により 国 民 保 護 措 置 に 係 る 業 務 を 行 う 者 イ 水 防 管 理 者 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 必 要 な 援 助 について 協 力 す る 者 第 3 章 関 係 機 関 相 互 の 連 携 区 は 国 民 保 護 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するため 国 都 他 の 区 市 町 村 指 定 公 共 機 関 及 び 指 定 地 方 公 共 機 関 その 他 関 係 機 関 と 相 互 に 密 接 に 連 携 すること とし それぞれの 関 係 機 関 と 区 との 連 携 を 円 滑 に 進 めるために 必 要 な 事 項 につい て 以 下 のとおり 定 める 1 国 都 の 対 策 本 部 との 連 携 (1) 国 都 の 対 策 本 部 との 連 携 区 は 都 の 対 策 本 部 及 び 都 を 通 じた 国 の 対 策 本 部 と 各 種 の 調 整 や 情 報 共 有 を 行 うこと 等 により 密 接 な 連 携 を 図 る 都 の 対 策 本 部 長 から 都 対 策 本 部 派 遣 員 として 区 職 員 の 派 遣 の 求 めがあった 場 合 は 職 員 を 派 遣 し 情 報 共 有 等 の 体 制 を 整 える 58

63 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 (2) 国 都 の 現 地 対 策 本 部 との 連 携 区 は 国 都 の 現 地 対 策 本 部 が 設 置 された 場 合 は 連 絡 員 を 派 遣 すること 等 により 当 該 本 部 と 緊 密 な 連 携 を 図 る また 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 武 力 攻 撃 事 態 等 合 同 対 策 協 議 会 (*) を 開 催 する 場 合 には 区 対 策 本 部 より 当 該 協 議 会 へ 参 加 し 国 民 保 護 措 置 に 関 する 情 報 の 交 換 や 相 互 協 力 に 努 めるものとす る 2 都 知 事 指 定 行 政 機 関 の 長 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 等 への 措 置 要 請 等 (1) 都 知 事 等 への 措 置 要 請 区 は 区 内 における 国 民 保 護 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するため 必 要 がある と 認 めるときは 都 知 事 その 他 都 の 執 行 機 関 ( 以 下 都 知 事 等 という ) に 対 し その 所 掌 事 務 に 係 る 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 関 し 必 要 な 要 請 を 行 う この 場 合 において 区 は 要 請 する 理 由 活 動 内 容 等 をできる 限 り 具 体 的 に 明 らかにして 行 う (2) 都 知 事 に 対 する 指 定 行 政 機 関 の 長 又 は 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 への 措 置 要 請 区 は 区 内 における 国 民 保 護 措 置 の 求 めを 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するため 特 に 必 要 があると 認 めるときは 都 知 事 等 に 対 し 指 定 行 政 機 関 の 長 又 は 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 への 要 請 を 行 うよう 求 める (3) 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 への 措 置 要 請 区 は 国 民 保 護 措 置 を 的 確 かつ 迅 速 に 実 施 するため 必 要 があると 認 めると きは 関 係 する 指 定 公 共 機 関 又 は 指 定 地 方 公 共 機 関 に 対 し その 業 務 に 係 る 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 関 し 必 要 な 要 請 を 行 う この 場 合 において 区 は 当 該 機 関 の 業 務 内 容 に 照 らし 要 請 する 理 由 や 活 動 内 容 等 をできる 限 り 明 らか にする (*) 国 の 現 地 対 策 本 部 長 は 国 民 保 護 措 置 に 関 する 情 報 を 交 換 し それぞれの 実 施 する 国 民 保 護 措 置 について 相 互 に 協 力 するため 必 要 に 応 じ 現 地 対 策 本 部 と 関 係 地 方 公 共 団 体 の 国 民 保 護 対 策 本 部 等 による 武 力 攻 撃 事 態 等 合 同 対 策 協 議 会 を 開 催 するものとされている 59

64 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 3 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 派 遣 要 請 の 求 め 等 (1) 区 長 は 国 民 保 護 措 置 を 円 滑 に 実 施 するため 必 要 があると 認 めるときは 都 知 事 に 対 し 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 派 遣 要 請 を 行 うよう 求 める( 国 民 保 護 等 派 遣 ) また 通 信 の 途 絶 等 により 都 知 事 に 対 する 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 派 遣 要 請 の 求 め ができない 場 合 は 努 めて 東 京 地 方 協 力 本 部 長 又 は 中 央 区 国 民 保 護 協 議 会 委 員 たる 隊 員 を 通 じて 陸 上 自 衛 隊 にあっては 東 部 方 面 総 監 海 上 自 衛 隊 にあって は 横 須 賀 地 方 総 監 航 空 自 衛 隊 にあっては 作 戦 システム 運 用 隊 司 令 を 介 し 防 衛 大 臣 に 連 絡 するとともに 国 民 保 護 等 派 遣 を 命 ぜられた 部 隊 のほか 防 衛 出 動 及 び 治 安 出 動 (*) により 出 動 した 部 隊 とも 区 対 策 本 部 及 び 現 地 連 絡 調 整 所 において 緊 密 な 意 思 疎 通 を 図 る (2) 区 は 住 民 の 避 難 が 必 要 となる 場 合 において 自 衛 隊 の 侵 害 排 除 措 置 が 行 われるときは 避 難 住 民 の 混 乱 の 発 生 を 防 止 するため 避 難 経 路 の 選 定 等 につ いて 自 衛 隊 から 派 遣 された 連 絡 官 を 通 じ また 都 警 視 庁 等 の 関 係 機 関 と 十 分 に 協 議 する 4 他 の 区 市 町 村 長 等 に 対 する 応 援 の 要 求 事 務 の 委 託 (1) 他 の 区 市 町 村 長 等 への 応 援 の 要 求 区 長 は 必 要 があると 認 めるときは 応 援 を 求 める 理 由 活 動 内 容 等 を 具 体 的 に 明 らかにした 上 で 他 の 区 市 町 村 長 等 に 対 して 応 援 を 求 める なお 応 援 を 求 める 区 市 町 村 との 間 であらかじめ 相 互 応 援 協 定 等 が 締 結 され ている 場 合 には その 相 互 応 援 協 定 等 に 基 づき 応 援 を 求 める (2) 都 への 応 援 の 要 求 区 長 は 必 要 があると 認 めるときは 都 知 事 等 に 対 し 応 援 を 求 める この 場 合 応 援 を 求 める 理 由 活 動 内 容 等 を 具 体 的 に 明 らかにする (3) 事 務 の 一 部 の 委 託 ア 区 が 国 民 保 護 措 置 の 実 施 のため 事 務 の 一 部 を 他 の 地 方 公 共 団 体 に 委 託 するときは 平 素 からの 調 整 内 容 を 踏 まえ 以 下 の 事 項 を 明 らかにして 委 託 を 行 う (ア) 委 託 事 務 の 範 囲 並 びに 委 託 事 務 の 管 理 及 び 執 行 の 方 法 (イ) 委 託 事 務 に 要 する 経 費 の 支 弁 の 方 法 その 他 必 要 な 事 項 (*) 内 閣 総 理 大 臣 の 命 令 に 基 づく 治 安 出 動 ( 自 衛 隊 法 第 78 条 ) 及 び 都 知 事 の 要 請 に 基 づく 治 安 出 動 ( 自 衛 隊 法 第 81 条 ) 60

65 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 イ 他 の 地 方 公 共 団 体 に 対 する 事 務 の 委 託 を 行 った 場 合 区 は 上 記 事 項 を 公 示 するとともに 都 に 届 け 出 る また 事 務 の 委 託 又 は 委 託 に 係 る 事 務 の 変 更 若 しくは 事 務 の 廃 止 を 行 った 場 合 は 区 長 は その 内 容 を 速 やかに 議 会 に 報 告 する 5 指 定 行 政 機 関 の 長 等 に 対 する 職 員 の 派 遣 要 請 (1) 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 のため 必 要 があるときは 指 定 行 政 機 関 の 長 若 し くは 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 又 は 特 定 指 定 公 共 機 関 ( 指 定 公 共 機 関 である 特 定 独 立 行 政 法 人 をいう )に 対 し 当 該 機 関 の 職 員 の 派 遣 要 請 を 行 う また 必 要 があるときは 地 方 自 治 法 の 規 定 に 基 づき 他 の 地 方 公 共 団 体 に 対 し 当 該 地 方 公 共 団 体 の 職 員 の 派 遣 を 求 める (2) 区 は 前 記 (1)の 要 請 を 行 うときは 都 を 経 由 して 行 う ただし 人 命 の 救 助 等 のために 緊 急 を 要 する 場 合 は 直 接 要 請 を 行 う また 当 該 要 請 等 を 行 っても 必 要 な 職 員 の 派 遣 が 行 われない 場 合 等 において 国 民 保 護 措 置 の 実 施 の ため 必 要 があるときは 都 を 経 由 して 総 務 大 臣 に 対 し 前 記 の 職 員 の 派 遣 につ いて あっせんを 求 める 6 区 の 行 う 応 援 等 (1) 他 の 区 市 町 村 に 対 して 行 う 応 援 等 ア 区 は 他 の 区 市 町 村 から 応 援 の 求 めがあった 場 合 に 求 められた 応 援 を 実 施 することができない 場 合 や 他 の 機 関 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 と 競 合 する 場 合 等 正 当 な 理 由 のある 場 合 を 除 き 必 要 な 応 援 を 行 う イ 他 の 区 から 国 民 保 護 措 置 に 係 る 事 務 の 委 託 を 受 けた 場 合 区 長 は 所 定 の 事 項 を 議 会 に 報 告 し また 区 は 公 示 を 行 い 都 に 届 け 出 る (2) 指 定 公 共 機 関 又 は 指 定 地 方 公 共 機 関 に 対 して 行 う 応 援 等 区 は 指 定 公 共 機 関 又 は 指 定 地 方 公 共 機 関 の 行 う 国 民 保 護 措 置 の 実 施 につい て 労 務 施 設 設 備 又 は 物 資 の 確 保 についての 応 援 を 求 められた 場 合 には 求 められた 応 援 を 実 施 することができない 場 合 や 他 の 機 関 が 実 施 する 国 民 保 護 措 置 と 競 合 する 場 合 等 正 当 な 理 由 のある 場 合 を 除 き 必 要 な 応 援 を 行 う 61

66 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 7 避 難 住 民 の 受 入 れ 表 3-4 避 難 住 民 の 受 入 れにおける 関 係 機 関 の 役 割 分 担 機 関 名 主 な 役 割 要 避 難 地 域 の 道 府 県 との 協 議 受 入 れ 地 域 の 決 定 通 知 要 避 難 地 域 の 区 市 町 村 による 避 難 誘 導 への 協 力 都 避 難 住 民 への 物 資 資 材 の 提 供 等 安 否 情 報 の 収 集 提 供 要 避 難 地 域 の 区 市 町 村 による 避 難 誘 導 への 協 力 警 視 庁 交 通 規 制 避 難 所 における 警 戒 要 避 難 地 域 の 区 市 町 村 による 避 難 誘 導 への 協 力 東 京 消 防 庁 避 難 所 等 における 火 災 予 防 要 避 難 地 域 の 区 市 町 村 による 避 難 誘 導 への 協 力 区 避 難 所 の 運 営 安 否 情 報 の 収 集 提 供 避 難 住 民 の 誘 導 支 援 指 定 行 政 機 関 避 難 所 における 救 援 の 支 援 自 衛 隊 避 難 住 民 の 誘 導 避 難 住 民 等 の 救 援 の 実 施 避 難 住 民 の 誘 導 の 支 援 指 定 地 方 行 政 機 関 避 難 所 における 救 援 の 支 援 生 活 関 連 物 資 等 の 価 格 安 定 措 置 避 難 住 民 物 資 の 運 送 ( 運 送 事 業 者 ) 医 療 の 提 供 ( 医 療 指 定 公 共 機 関 事 業 者 ) 等 必 要 な 措 置 の 実 施 指 定 地 方 公 共 機 関 避 難 住 民 物 資 の 運 送 ( 運 送 事 業 者 ) 医 療 の 提 供 ( 医 療 事 業 者 ) 等 必 要 な 措 置 の 実 施 8 防 災 区 民 組 織 等 に 対 する 支 援 等 (1) 防 災 区 民 組 織 等 に 対 する 支 援 区 は 防 災 区 民 組 織 による 警 報 の 内 容 の 伝 達 防 災 区 民 組 織 や 町 会 長 自 治 会 長 等 の 地 域 のリーダーとなる 住 民 による 避 難 住 民 の 誘 導 等 の 実 施 に 関 す る 協 力 について その 安 全 を 十 分 に 確 保 し 適 切 な 情 報 の 提 供 や 活 動 に 対 す る 資 材 の 提 供 等 により 防 災 区 民 組 織 に 対 する 必 要 な 支 援 を 行 う 62

67 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 (2) ボランティア 活 動 への 支 援 等 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 におけるボランティア 活 動 に 際 しては その 安 全 を 十 分 に 確 保 する 必 要 があることから 武 力 攻 撃 事 態 等 の 状 況 を 踏 まえ その 可 否 を 判 断 する また 区 は 安 全 の 確 保 が 十 分 であると 判 断 した 場 合 には 都 と 連 携 して ボランティア 関 係 団 体 等 と 相 互 に 協 力 し 被 災 地 又 は 避 難 先 地 域 におけるニ ーズや 活 動 状 況 の 把 握 ボランティアへの 情 報 提 供 ボランティアの 生 活 環 境 への 配 慮 避 難 所 等 に 臨 時 に 設 置 されるボランティアセンター 等 における 登 録 派 遣 調 整 等 の 受 入 体 制 の 確 保 等 に 努 め その 技 能 等 の 効 果 的 な 活 用 を 図 る (3) 民 間 からの 救 援 物 資 の 受 入 れ 区 は 都 や 関 係 機 関 等 と 連 携 し 国 民 企 業 等 からの 救 援 物 資 について 受 入 れを 希 望 するものを 把 握 し また 救 援 物 資 の 受 入 れ 仕 分 け 避 難 所 への 配 送 等 の 体 制 の 整 備 等 を 図 る 9 住 民 への 協 力 要 請 区 は 国 民 保 護 法 の 規 定 により 次 に 掲 げる 措 置 を 行 うために 必 要 があると 認 める 場 合 には 住 民 に 対 し 必 要 な 援 助 についての 協 力 を 要 請 する この 場 合 において 要 請 を 受 けて 協 力 する 者 の 安 全 の 確 保 に 十 分 に 配 慮 する 避 難 住 民 の 誘 導 避 難 住 民 等 の 救 援 消 火 負 傷 者 の 搬 送 被 災 者 の 救 助 その 他 の 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 保 健 衛 生 の 確 保 第 4 章 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 に 係 る 手 続 1 国 民 の 権 利 利 益 の 迅 速 な 救 済 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 伴 う 損 失 補 償 国 民 保 護 措 置 に 係 る 不 服 申 立 て 又 は 訴 訟 その 他 の 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 に 係 る 手 続 を 迅 速 に 処 理 するため 国 民 からの 問 合 せに 対 応 するための 総 合 的 な 窓 口 を 開 設 する また 必 要 に 応 じ 外 部 の 専 門 家 等 の 協 力 を 得 ること 等 により 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 のため 迅 速 に 対 応 する 63

68 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 表 3-5 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 に 係 る 手 続 項 目 一 覧 ( 再 掲 ) 種 別 項 目 特 定 物 資 の 収 用 に 関 すること ( 法 第 81 条 第 2 項 ) 損 失 補 償 ( 法 第 159 条 第 1 項 ) 特 定 物 資 の 保 管 命 令 に 関 すること ( 法 第 81 条 第 3 項 ) 土 地 等 の 使 用 に 関 すること ( 法 第 82 条 ) 応 急 公 用 負 担 に 関 すること ( 法 第 113 条 第 1 項 第 5 項 ) 損 害 補 償 ( 法 第 160 条 ) 国 民 への 協 力 要 請 によるもの ( 法 第 70 条 第 1 項 第 3 項 第 80 条 第 1 項 第 115 条 第 1 項 第 123 条 第 1 項 ) 不 服 申 立 てに 関 すること ( 法 第 6 条 第 175 条 ) 訴 訟 に 関 すること ( 法 第 6 条 第 175 条 ) 表 中 の 法 は 国 民 保 護 法 を 示 す 2 国 民 の 権 利 利 益 に 関 する 文 書 の 保 存 区 は 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 の 手 続 に 関 連 する 文 書 ( 公 用 令 書 の 写 し 協 力 の 要 請 日 時 場 所 協 力 者 要 請 者 内 容 等 を 記 した 書 類 等 )を 中 央 区 文 書 管 理 規 程 等 の 定 めるところにより 適 切 に 保 存 する また 国 民 の 権 利 利 益 の 救 済 を 確 実 に 行 うため 武 力 攻 撃 災 害 による 当 該 文 書 の 逸 失 等 を 防 ぐために 安 全 な 場 所 に 確 実 に 保 管 するなどの 配 慮 を 行 う 区 は これらの 手 続 に 関 連 する 文 書 について 武 力 攻 撃 事 態 等 が 継 続 している 場 合 及 び 国 民 保 護 措 置 に 関 して 不 服 申 立 て 又 は 訴 訟 が 提 起 されている 場 合 には 保 存 期 間 を 延 長 する 64

69 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 第 5 章 警 報 及 び 避 難 の 指 示 等 第 1 警 報 の 伝 達 等 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 において 住 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 を 保 護 するため 警 報 の 内 容 の 迅 速 かつ 的 確 な 伝 達 及 び 通 知 を 行 うことが 極 めて 重 要 であることか ら 警 報 の 伝 達 及 び 通 知 等 に 必 要 な 事 項 について 以 下 のとおり 定 める 1 警 報 の 内 容 の 伝 達 通 知 (1) 警 報 の 内 容 の 伝 達 等 ア 区 は 都 から 警 報 の 内 容 の 通 知 を 受 けた 場 合 には あらかじめ 定 めた 伝 達 方 法 ( 伝 達 先 手 段 伝 達 順 位 )により 速 やかに 住 民 及 び 関 係 のある 国 公 私 の 団 体 ( 消 防 団 町 会 自 治 会 社 会 福 祉 協 議 会 漁 業 協 同 組 合 商 工 関 係 団 体 病 院 学 校 等 )に 警 報 の 内 容 を 伝 達 する イ 区 は 都 と 協 力 して 区 内 の 大 規 模 集 客 施 設 について あらかじめ 定 めた 伝 達 先 へ 速 やかに 警 報 の 内 容 を 伝 達 する (2) 警 報 の 内 容 の 通 知 ア 区 は 区 の 他 の 執 行 機 関 その 他 の 関 係 機 関 ( 教 育 委 員 会 私 立 保 育 園 等 ) に 対 し 警 報 の 内 容 を 通 知 する イ 区 は 警 報 が 発 令 された 旨 の 報 道 発 表 については 速 やかに 行 うとともに 中 央 区 のホームページ( 警 報 の 内 容 を 掲 載 する 内 閣 総 理 大 臣 ( 国 対 策 本 部 長 )による 警 報 の 発 令 通 知 総 務 大 臣 ( 総 務 省 消 防 庁 ) 通 知 都 知 事 ( 都 対 策 本 部 ) 通 知 武 力 攻 撃 が 迫 り 又 は 現 に 武 力 攻 撃 が 発 生 した と 認 められる 地 域 に 該 当 する 区 市 町 村 には 特 に 優 先 して 通 知 区 の 他 の 執 行 機 関 通 知 区 長 ( 区 対 策 本 部 ) 通 知 その 他 の 関 係 機 関 区 の 出 張 所 等 通 知 伝 達 協 力 警 察 消 防 住 民 及 び 町 会 自 治 会 等 大 規 模 集 客 施 設 の 管 理 者 等 図 3-3 警 報 の 通 知 伝 達 の 仕 組 み 65

70 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 2 警 報 の 内 容 の 伝 達 方 法 (1) 警 報 の 内 容 の 伝 達 方 法 については 現 在 区 が 保 有 する 伝 達 手 段 に 基 づき 原 則 として 以 下 の 要 領 により 行 う ア 武 力 攻 撃 が 迫 り 又 は 現 に 武 力 攻 撃 が 発 生 したと 認 められる 地 域 に 区 が 含 まれる 場 合 原 則 として 同 報 系 防 災 行 政 無 線 で 国 が 定 めたサイレンを 最 大 音 量 で 吹 鳴 して 住 民 に 注 意 喚 起 した 後 武 力 攻 撃 事 態 等 において 警 報 が 発 令 され た 事 実 等 を 周 知 する イ 武 力 攻 撃 が 迫 り 又 は 現 に 武 力 攻 撃 が 発 生 したと 認 められる 地 域 に 区 が 含 まれない 場 合 原 則 として サイレンは 使 用 せず 防 災 行 政 無 線 やホームページへの 掲 載 をはじめとする 手 段 により 周 知 を 図 る 区 長 が 特 に 必 要 と 認 める 場 合 には サイレンを 使 用 して 住 民 に 周 知 を 図 る 広 報 車 両 の 使 用 防 災 区 民 組 織 による 各 世 帯 への 伝 達 町 会 自 治 会 等 への 協 力 依 頼 等 の 防 災 行 政 無 線 による 伝 達 以 外 の 方 法 も 活 用 する (2) 区 長 は 警 報 の 内 容 の 伝 達 にあたり 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )の 協 力 が 得 られ るよう その 消 火 活 動 及 び 救 助 救 急 活 動 の 状 況 に 留 意 し 緊 密 な 連 携 を 図 る なお この 場 合 消 防 団 は 東 京 消 防 庁 ( 消 防 総 監 又 は 消 防 署 長 )の 所 轄 の もとに 行 動 するものとする また 区 は 交 番 駐 在 所 パトカー 等 の 勤 務 員 による 拡 声 機 や 標 示 を 活 用 した 警 報 の 内 容 の 伝 達 が 的 確 かつ 迅 速 に 行 われるよう 警 視 庁 ( 警 察 署 )と 緊 密 な 連 携 を 図 る (3) 警 報 の 内 容 の 伝 達 においては 特 に 高 齢 者 障 害 者 外 国 人 等 に 対 する 伝 達 に 配 慮 するものとし 具 体 的 には 要 配 慮 者 について 国 民 保 護 福 祉 保 健 部 及 び 消 防 署 との 連 携 のもとで 避 難 支 援 プランを 活 用 するなど 要 配 慮 者 に 迅 速 に 正 しい 情 報 が 伝 達 され 避 難 等 に 備 えられるような 体 制 の 整 備 に 努 める (4) 警 報 の 解 除 の 伝 達 については 警 報 の 内 容 の 伝 達 と 同 様 に 行 う ただし 原 則 として サイレンは 使 用 しない 66

71 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 3 緊 急 通 報 の 伝 達 及 び 通 知 内 閣 総 理 大 臣 ( 国 の 対 策 本 部 長 ) 報 告 都 知 事 緊 急 通 報 武 力 攻 撃 災 害 の 現 状 予 測 住 民 等 に 周 知 すべき 事 項 伝 達 通 知 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 放 送 事 業 者 区 長 放 送 伝 達 (サイレン 防 災 行 政 無 線 その 他 ) 住 民 等 大 規 模 集 客 施 設 の 管 理 者 等 図 3-4 緊 急 通 報 の 発 令 の 概 要 (1) 緊 急 通 報 の 内 容 の 伝 達 通 知 方 法 ア 区 は 都 から 緊 急 通 報 の 内 容 の 通 知 を 受 けた 場 合 には 直 ちに その 内 容 を 住 民 及 び 関 係 ある 国 公 私 の 団 体 に 伝 達 するとともに 区 の 他 の 執 行 機 関 そ の 他 の 関 係 機 関 に 通 知 する イ 緊 急 通 報 の 内 容 の 住 民 や 関 係 機 関 への 伝 達 通 知 方 法 については 原 則 と して 警 報 の 伝 達 通 知 方 法 と 同 様 とする ウ 都 知 事 が 特 定 の 地 域 について 武 力 攻 撃 災 害 の 予 測 を 示 し 中 央 区 が 当 該 地 域 に 含 まれる 場 合 は 特 に 優 先 して 通 知 される エ 放 送 事 業 者 である 指 定 公 共 機 関 及 び 指 定 地 方 公 共 機 関 は 都 知 事 からの 緊 急 通 報 の 通 知 を 受 けたときは それぞれの 国 民 保 護 業 務 計 画 に 基 づき 緊 急 通 報 の 内 容 について 正 確 かつ 簡 潔 に 放 送 することとされている (2) 緊 急 通 報 の 内 容 緊 急 通 報 の 内 容 は 危 急 の 被 害 を 避 ける 観 点 から 必 要 最 小 限 で 明 確 かつ 簡 潔 なものとされ 例 示 は 次 のとおりである 67

72 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 表 3-6 緊 急 通 報 の 例 示 東 京 都 区 付 近 において 不 審 なゴムボートが 放 置 武 装 した 不 審 な2~3 人 組 が 付 近 に 潜 んでいる 模 様 付 近 で 銃 撃 と 思 われる 音 が 聞 こえたとの 情 報 あり 現 在 警 察 自 衛 隊 等 関 係 機 関 が 調 査 中 付 近 に 居 住 する 住 民 は できるだけ 外 出 を 控 え テレビ ラジ オをつけて 情 報 収 集 を 行 い 今 後 の 行 政 の 指 示 を 待 つこと その 他 不 審 者 に 関 する 情 報 等 があれば - まで 電 話 すること 第 2 避 難 住 民 の 誘 導 等 区 は 行 うべき 措 置 を 避 難 の 段 階 に 応 じて 以 下 のとおり 区 分 するとともに 各 段 階 において 都 各 機 関 等 の 役 割 分 担 による 措 置 が 十 分 な 連 携 を 確 保 しつつ 行 われるように 留 意 する また 区 は 都 の 避 難 の 指 示 に 基 づいて 避 難 実 施 要 領 を 作 成 し 避 難 住 民 の 誘 導 を 行 うこととなる 区 が 住 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 を 守 るための 責 務 の 中 で も 非 常 に 重 要 なプロセスであることから 避 難 の 指 示 の 住 民 等 への 伝 達 及 び 避 難 住 民 の 誘 導 について 以 下 のとおり 定 める 段 階 区 分 避 難 準 備 避 難 避 難 生 活 復 帰 復 旧 復 興 表 3-7 事 態 対 処 の 段 階 区 分 想 定 す る 期 間 武 力 攻 撃 事 態 等 が 認 定 され 内 閣 総 理 大 臣 の 本 部 設 置 指 定 を 受 けて 区 長 が 区 対 策 本 部 を 設 置 してから 国 から 避 難 措 置 の 指 示 を 受 ける 前 までの 期 間 避 難 措 置 の 指 示 が 区 に 通 知 されてから 要 避 難 地 域 の 住 民 が 避 難 先 地 域 への 移 動 を 完 了 するまでの 期 間 住 民 が 避 難 所 等 で 避 難 生 活 をしている 期 間 ( 避 難 してから 避 難 解 除 されるまでの 期 間 ) 避 難 の 指 示 が 解 除 されてから 避 難 住 民 が 避 難 先 地 域 からの 復 帰 を 完 了 するまでの 期 間 避 難 住 民 の 復 帰 が 完 了 してから ライフライン 施 設 の 復 旧 都 市 やくらし 等 の 復 興 に 取 り 組 む 期 間 68

73 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 表 3-8 避 難 準 備 段 階 における 区 各 機 関 等 の 役 割 分 担 機 関 名 主 な 役 割 都 対 策 本 部 の 設 置 運 営 都 避 難 救 援 等 の 国 民 保 護 措 置 の 実 施 準 備 警 報 の 通 知 伝 達 生 活 関 連 等 施 設 の 警 備 強 化 警 視 庁 区 に 協 力 して 警 報 の 伝 達 避 難 誘 導 の 準 備 生 活 関 連 等 施 設 の 指 導 東 京 消 防 庁 区 に 協 力 して 警 報 の 伝 達 避 難 誘 導 の 準 備 区 対 策 本 部 の 設 置 運 営 区 警 報 の 伝 達 避 難 誘 導 の 準 備 指 定 行 政 機 関 計 画 に 基 づき 国 民 保 護 措 置 の 実 施 準 備 自 衛 隊 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 派 遣 に 関 する 情 報 交 換 指 定 地 方 行 政 機 関 計 画 に 基 づき 国 民 保 護 措 置 の 実 施 準 備 業 務 計 画 に 基 づき 国 民 保 護 措 置 の 実 施 準 備 指 定 公 共 機 関 警 報 の 放 送 ( 放 送 事 業 者 ) 避 難 住 民 物 資 の 運 送 準 備 ( 運 送 事 業 者 ) 業 務 計 画 に 基 づき 国 民 保 護 措 置 の 実 施 準 備 指 定 地 方 公 共 機 関 警 報 の 放 送 ( 放 送 事 業 者 ) 避 難 住 民 物 資 の 運 送 準 備 ( 運 送 事 業 者 ) 69

74 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 1 避 難 の 指 示 の 伝 達 区 長 は 都 知 事 が 迅 速 かつ 的 確 に 避 難 の 指 示 を 行 えるよう 事 態 の 状 況 を 踏 ま え 被 災 情 報 や 現 場 における 事 態 に 関 する 情 報 避 難 住 民 数 避 難 誘 導 の 能 力 等 の 状 況 について 収 集 した 情 報 を 迅 速 に 都 に 提 供 するとともに 都 知 事 による 避 難 の 指 示 が 行 われた 場 合 には 警 報 の 内 容 の 伝 達 に 準 じて その 内 容 を 住 民 に 対 して 迅 速 に 伝 達 する 内 閣 総 理 大 臣 ( 国 の 対 策 本 部 長 ) 避 難 措 置 の 指 示 要 避 難 地 域 避 難 先 地 域 ( 避 難 経 路 となる 地 域 を 含 む) 関 係 機 関 が 講 ずべき 措 置 の 概 要 指 定 行 政 機 関 の 長 総 務 大 臣 通 知 その 他 関 係 機 関 区 長 他 の 執 行 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 放 送 事 業 者 通 知 報 告 都 知 事 ( 要 避 難 地 域 ) 指 定 公 共 機 関 放 送 事 業 者 避 難 先 避 難 施 設 通 知 避 難 の 指 示 要 避 難 地 域 避 難 先 地 域 主 要 な 避 難 経 路 避 難 のための 交 通 手 段 その 他 避 難 の 方 法 区 要 避 難 地 域 長 通 知 他 区 市 町 村 長 ( 避 難 先 地 域 ) 放 送 警 察 消 防 協 力 伝 達 (サイレン 防 災 行 政 無 線 その 他 ) 住 民 図 3-5 区 長 から 住 民 関 係 機 関 への 避 難 指 示 の 流 れ 2 避 難 実 施 要 領 の 策 定 (1) 避 難 実 施 要 領 の 策 定 ア 区 長 は 避 難 の 指 示 を 受 けた 場 合 は 平 素 に 策 定 しておいた 避 難 実 施 要 領 のパターンを 参 考 にしつつ 各 執 行 機 関 都 警 視 庁 ( 警 察 署 ) 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 ) 海 上 保 安 部 等 自 衛 隊 等 の 関 係 機 関 の 意 見 を 聴 いた 上 で 避 難 の 指 示 の 内 容 に 応 じた 避 難 実 施 要 領 を 的 確 かつ 迅 速 に 策 定 する その 際 避 難 実 施 要 領 の 通 知 伝 達 が 避 難 の 指 示 後 速 やかに 行 えるよ うその 迅 速 な 作 成 に 留 意 する イ 避 難 の 指 示 の 内 容 が 修 正 された 場 合 又 は 事 態 の 状 況 が 変 化 した 場 合 には 直 ちに 避 難 実 施 要 領 の 内 容 を 修 正 する 70

75 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 避 難 実 施 要 領 に 定 める 事 項 ( 法 定 事 項 ) 避 難 の 経 路 避 難 の 手 段 その 他 避 難 の 方 法 に 関 する 事 項 避 難 住 民 の 誘 導 の 実 施 方 法 避 難 住 民 の 誘 導 に 係 る 関 係 職 員 の 配 置 その 他 避 難 住 民 の 誘 導 に 関 する 事 項 その 他 避 難 の 実 施 に 関 し 必 要 な 事 項 (2) 避 難 実 施 要 領 に 記 載 する 項 目 区 長 は 上 記 法 定 事 項 都 国 民 保 護 計 画 に 基 づき 原 則 として 次 に 掲 げる 項 目 を 避 難 実 施 要 領 において 定 める ただし 緊 急 の 場 合 には 事 態 の 状 況 等 を 踏 まえて 当 初 は 法 定 事 項 を 箇 条 書 等 にし 避 難 実 施 要 領 を 簡 潔 な 内 容 で 作 成 するなど 柔 軟 に 対 応 する ア 要 避 難 地 域 及 び 避 難 住 民 の 誘 導 の 実 施 単 位 イ 避 難 先 ウ 一 時 集 合 場 所 及 び 集 合 方 法 エ 集 合 時 間 オ 集 合 にあたっての 留 意 事 項 カ 避 難 の 手 段 及 び 避 難 の 経 路 キ 区 職 員 の 配 置 等 ク 高 齢 者 障 害 者 その 他 特 に 配 慮 を 要 する 者 への 対 応 ケ 要 避 難 地 域 における 残 留 者 の 確 認 コ 避 難 誘 導 中 の 食 料 等 の 支 援 サ 避 難 住 民 の 携 行 品 服 装 シ 避 難 誘 導 から 離 脱 してしまった 際 の 緊 急 連 絡 先 等 (3) 避 難 実 施 要 領 の 策 定 の 際 における 考 慮 事 項 避 難 実 施 要 領 の 策 定 に 際 しては 以 下 の 点 に 考 慮 する ア 避 難 の 指 示 の 内 容 の 確 認 ( 地 域 毎 の 避 難 の 時 期 優 先 度 避 難 の 形 態 ) イ 事 態 の 状 況 の 把 握 ( 警 報 の 内 容 や 被 災 情 報 の 分 析 ) ( 特 に 避 難 の 指 示 以 前 に 自 主 的 な 避 難 が 行 われる 状 況 も 勘 案 ) ウ 避 難 住 民 の 概 数 把 握 ( 事 業 所 等 の 昼 間 人 口 の 概 数 についても 併 せて 把 握 ) エ 誘 導 の 手 段 の 把 握 ( 屋 内 避 難 徒 歩 による 移 動 避 難 長 距 離 避 難 ( 運 送 事 業 者 である 指 定 地 方 公 共 機 関 等 による 運 送 )) オ 輸 送 手 段 の 確 保 の 調 整 輸 送 手 段 が 必 要 な 場 合 ( 都 との 役 割 分 担 運 送 事 業 者 との 連 絡 網 一 時 避 難 場 所 の 選 定 ) カ 要 配 慮 者 の 避 難 方 法 の 決 定 ( 避 難 支 援 プラン 要 配 慮 者 対 策 班 の 設 置 ) 71

76 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 キ 避 難 経 路 や 交 通 規 制 の 調 整 ( 具 体 的 な 避 難 経 路 警 察 との 避 難 経 路 の 選 定 自 家 用 車 等 の 使 用 に 係 る 調 整 道 路 の 状 況 に 係 る 道 路 管 理 者 との 調 整 ) ク 職 員 の 配 置 ( 各 地 域 への 職 員 の 割 り 当 て 現 地 派 遣 職 員 の 選 定 ) ケ 関 係 機 関 との 調 整 ( 現 地 連 絡 調 整 所 の 設 置 連 絡 手 段 の 確 保 ) コ 自 衛 隊 及 び 米 軍 の 行 動 と 避 難 経 路 や 避 難 手 段 の 調 整 ( 都 対 策 本 部 との 調 整 国 の 対 策 本 部 長 による 利 用 指 針 を 踏 まえた 対 応 ) (4) 国 の 対 策 本 部 長 による 利 用 指 針 の 調 整 ア 区 長 は 自 衛 隊 や 米 軍 の 行 動 と 国 民 保 護 措 置 の 実 施 について 道 路 港 湾 施 設 等 における 利 用 のニーズが 競 合 する 場 合 には 国 の 対 策 本 部 長 によ る 利 用 指 針 の 策 定 に 係 る 調 整 が 開 始 されるように 都 を 通 じて 国 の 対 策 本 部 に 早 急 に 現 場 の 状 況 等 を 連 絡 する イ 区 長 は 都 を 通 じた 国 の 対 策 本 部 長 による 意 見 聴 取 ( 武 力 攻 撃 事 態 等 に おける 特 定 公 共 施 設 等 の 利 用 に 関 する 法 律 第 6 条 第 3 項 等 ) 及 び 国 の 対 策 本 部 長 からの 情 報 提 供 の 求 め( 同 法 第 6 条 第 4 項 等 )に 適 切 に 対 応 できる よう 避 難 の 現 状 施 設 の 利 用 の 必 要 性 や 緊 急 性 等 について 区 の 意 見 や 関 連 する 情 報 をまとめる (5) 避 難 実 施 要 領 の 内 容 の 伝 達 等 区 長 は 避 難 実 施 要 領 を 策 定 後 直 ちに その 内 容 を 住 民 及 び 関 係 のある 公 私 の 団 体 に 伝 達 する その 際 住 民 に 対 しては 迅 速 な 対 応 が 取 れるよう 各 地 域 の 住 民 に 関 係 する 情 報 を 的 確 に 伝 達 するように 努 める また 区 長 は 直 ちに その 内 容 を 区 の 他 の 執 行 機 関 区 内 の 消 防 署 長 警 察 署 長 海 上 保 安 部 長 等 及 び 自 衛 隊 東 京 地 方 協 力 本 部 長 並 びにその 他 の 関 係 機 関 に 通 知 する さらに 区 長 は 報 道 関 係 者 に 対 して 避 難 実 施 要 領 の 内 容 を 提 供 する 区 の 他 の 執 行 機 関 通 知 区 長 による 避 難 実 施 要 領 の 作 成 通 知 警 察 署 長 海 上 保 安 部 長 等 消 防 署 長 通 知 通 知 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 長 区 出 張 所 等 通 知 伝 達 通 知 その 他 の 関 係 機 関 住 民 及 び 町 会 自 治 会 等 図 3-6 避 難 実 施 要 領 の 伝 達 等 72

77 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 3 避 難 住 民 の 誘 導 機 関 名 表 3-9 避 難 段 階 における 区 各 機 関 等 の 役 割 分 担 主 な 役 割 避 難 の 指 示 指 示 内 容 の 通 知 都 区 による 避 難 誘 導 の 支 援 避 難 所 における 救 援 の 準 備 区 と 協 力 して 避 難 の 指 示 を 周 知 区 と 協 力 して 避 難 住 民 の 誘 導 警 視 庁 交 通 規 制 放 置 車 両 の 撤 去 災 害 が 発 生 した 場 合 の 救 助 活 動 消 火 救 助 救 急 区 と 協 力 して 避 難 の 指 示 を 周 知 東 京 消 防 庁 区 と 協 力 して 避 難 住 民 の 誘 導 臨 時 の 収 容 施 設 の 出 火 防 止 に 関 する 助 言 避 難 の 指 示 の 周 知 区 避 難 住 民 の 誘 導 避 難 所 における 救 援 の 準 備 指 定 行 政 機 関 避 難 住 民 の 誘 導 避 難 所 における 救 援 準 備 の 支 援 国 民 保 護 等 派 遣 により 避 難 住 民 の 誘 導 武 力 攻 撃 災 害 自 衛 隊 が 発 生 した 場 合 の 対 処 の 実 施 指 定 地 方 行 政 機 関 避 難 住 民 の 誘 導 避 難 所 における 救 援 準 備 の 支 援 避 難 の 指 示 の 放 送 ( 放 送 事 業 者 ) 避 難 住 民 物 資 の 運 指 定 公 共 機 関 送 ( 運 送 事 業 者 ) 医 療 の 提 供 ( 医 療 事 業 者 ) 等 必 要 な 措 置 の 実 施 避 難 の 指 示 の 放 送 ( 放 送 事 業 者 ) 避 難 住 民 物 資 の 運 指 定 地 方 公 共 機 関 送 ( 運 送 事 業 者 ) 医 療 の 提 供 ( 医 療 事 業 者 ) 等 必 要 な 措 置 の 実 施 (1) 区 長 による 避 難 住 民 の 誘 導 ア 区 長 は 避 難 実 施 要 領 で 定 めるところにより その 職 員 を 指 揮 し 避 難 住 民 を 避 難 先 地 域 まで 誘 導 する その 際 避 難 実 施 要 領 の 内 容 に 沿 って 町 会 自 治 会 学 校 事 業 所 等 を 単 位 として 誘 導 を 行 う ただし 緊 急 の 場 合 は この 限 りではない イ 区 長 は 避 難 実 施 要 領 に 沿 って 避 難 経 路 の 要 所 要 所 に 職 員 を 配 置 して 各 種 の 連 絡 調 整 にあたらせるとともに 行 政 機 関 の 車 両 や 案 内 板 を 配 置 し て 誘 導 の 円 滑 化 を 図 る また 職 員 には 住 民 に 対 する 避 難 誘 導 活 動 への 理 解 や 協 力 を 得 られる よう 防 災 服 腕 章 旗 特 殊 標 章 等 を 携 行 させる 73

78 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 ウ 夜 間 は 暗 闇 の 中 における 視 界 の 低 下 により 人 々の 不 安 も 一 層 高 まる 傾 向 にあることから 避 難 誘 導 員 が 避 難 経 路 の 要 所 要 所 において 夜 間 照 明 ( 投 光 器 具 車 両 のヘッドライト 等 )を 配 備 するなど 住 民 の 不 安 軽 減 の ため 必 要 な 措 置 を 講 ずる (2) 東 京 消 防 庁 との 連 携 区 長 は 避 難 住 民 の 誘 導 を 行 うにあたっては 消 火 活 動 及 び 救 助 救 急 活 動 の 状 況 を 勘 案 した 上 で 消 防 総 監 ( 消 防 署 長 )の 協 力 を 得 て 実 施 する なお 区 内 の 消 防 団 は 消 防 総 監 又 は 消 防 署 長 の 所 轄 のもとに 行 動 するもの とする (3) 避 難 誘 導 を 行 う 関 係 機 関 との 連 携 区 長 は 必 要 があると 認 めるときは 警 察 署 長 海 上 保 安 部 長 等 又 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 を 命 ぜられた 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 長 に 対 して 警 察 官 海 上 保 安 官 又 は 自 衛 官 による 避 難 住 民 の 誘 導 を 要 請 する また 区 長 は これらの 誘 導 における 現 場 での 調 整 を 円 滑 に 行 い 事 態 の 変 化 に 迅 速 に 対 応 できるよう 事 態 の 規 模 状 況 に 応 じて 現 地 連 絡 調 整 所 を 設 け 関 係 機 関 との 情 報 共 有 や 活 動 調 整 を 行 う (4) 防 災 区 民 組 織 に 対 する 協 力 の 要 請 区 長 は 避 難 住 民 の 誘 導 にあたっては 防 災 区 民 組 織 や 町 会 長 自 治 会 長 等 の 地 域 においてリーダーとなる 住 民 に 対 して 避 難 住 民 の 誘 導 に 必 要 な 援 助 について 協 力 を 要 請 する (5) 誘 導 時 における 食 品 の 給 与 等 の 実 施 や 情 報 の 提 供 区 長 は 避 難 住 民 の 誘 導 に 際 しては 都 と 連 携 して 食 品 の 給 与 飲 料 水 の 供 給 医 療 の 提 供 その 他 の 便 宜 を 図 る また 区 長 は 避 難 住 民 の 心 理 を 勘 案 し 避 難 住 民 に 対 して 必 要 な 情 報 を 適 時 適 切 に 提 供 する その 際 避 難 住 民 の 不 安 の 軽 減 のために 可 能 な 限 り 事 態 の 状 況 等 とともに 行 政 側 の 対 応 についての 情 報 を 提 供 する (6) 高 齢 者 障 害 者 等 要 配 慮 者 への 配 慮 区 長 は 高 齢 者 障 害 者 等 の 避 難 を 万 全 に 行 うため 要 配 慮 者 対 策 班 を 設 置 し 都 の 要 配 慮 者 対 策 統 括 部 と 連 携 しつつ 社 会 福 祉 協 議 会 民 生 委 員 介 護 保 険 制 度 関 係 者 障 害 者 団 体 等 と 協 力 して 要 配 慮 者 への 連 絡 運 送 手 段 の 確 保 を 的 確 に 行 う なお 要 配 慮 者 の 避 難 に 関 して 区 は 避 難 場 所 避 難 所 等 の 拠 点 までの 運 送 を 支 援 する 74

79 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 (7) 残 留 者 等 への 対 応 避 難 住 民 の 誘 導 にあたる 区 職 員 は 警 察 消 防 等 とともに 避 難 の 指 示 に 従 わずに 要 避 難 地 域 にとどまる 者 に 対 しては 事 態 の 状 況 等 に 関 する 情 報 に 基 づ き 丁 寧 な 説 明 を 行 い 残 留 者 の 説 得 に 努 めるとともに 避 難 に 伴 う 混 雑 等 によ り 危 険 な 事 態 が 発 生 する 場 合 には 必 要 な 警 告 や 指 示 を 行 う (8) 避 難 場 所 の 運 営 区 は 原 則 として 区 内 に 所 在 する 避 難 場 所 を 運 営 する (9) 避 難 所 等 における 安 全 確 保 等 区 は 警 視 庁 ( 警 察 署 )が 行 う 被 災 地 避 難 所 等 における 犯 罪 の 予 防 のた めの 活 動 に 必 要 な 協 力 を 行 うとともに 警 視 庁 ( 警 察 署 )と 協 力 し 住 民 等 か らの 相 談 に 対 応 するなど 住 民 等 の 不 安 の 軽 減 に 努 める 区 は その 管 理 する 避 難 所 において 都 が 定 める 避 難 所 の 安 全 基 準 に 基 づ き 施 設 及 び 施 設 内 の 設 備 等 を 適 切 に 保 全 するものとする (10) 動 物 の 保 護 等 に 関 する 配 慮 区 は 動 物 の 保 護 等 に 関 して 地 方 公 共 団 体 が 配 慮 すべき 事 項 についての 基 本 的 考 え 方 について ( 平 成 17 年 8 月 31 日 付 け 環 境 省 自 然 環 境 局 総 務 課 動 物 愛 護 管 理 室 及 び 農 林 水 産 省 生 産 局 畜 産 部 畜 産 企 画 課 通 知 )を 踏 まえ 以 下 の 事 項 等 について 所 要 の 措 置 を 講 ずるよう 努 める ア 危 険 動 物 等 の 逸 走 対 策 イ 要 避 難 地 域 等 において 飼 養 又 は 保 管 されていた 家 庭 動 物 等 の 保 護 等 (11) 通 行 禁 止 措 置 の 周 知 道 路 管 理 者 たる 区 は 道 路 の 通 行 禁 止 等 の 措 置 を 行 ったときは 警 察 と 協 力 して 直 ちに 住 民 等 に 周 知 徹 底 を 図 るよう 努 める (12) 都 に 対 する 要 請 等 ア 区 長 は 避 難 住 民 の 誘 導 に 際 して 食 料 飲 料 水 医 療 等 が 不 足 する 場 合 には 都 知 事 に 対 して 必 要 な 支 援 の 要 請 を 行 う その 際 特 に 都 による 救 護 班 等 の 応 急 医 療 体 制 との 連 携 に 注 意 する イ 区 長 は 避 難 住 民 の 誘 導 に 係 る 人 的 物 的 な 資 源 配 分 について 他 の 区 と 競 合 するなど 広 域 的 な 調 整 が 必 要 な 場 合 は 都 知 事 に 対 して 所 要 の 調 整 を 行 うよう 要 請 する ウ 区 長 は 都 知 事 から 避 難 住 民 の 誘 導 に 関 して 是 正 の 指 示 があったとき は その 指 示 の 内 容 を 踏 まえて 適 切 な 措 置 を 講 ずる エ 区 長 は 避 難 住 民 の 誘 導 に 関 して 都 の 区 域 を 越 えて 避 難 誘 導 を 行 う 際 な 75

80 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 ど 区 のみでは 十 分 な 対 応 が 困 難 であると 認 めるときは 都 知 事 に 対 して 避 難 誘 導 の 補 助 を 要 請 する (13) 避 難 住 民 の 運 送 の 求 め 等 区 長 は 避 難 住 民 の 運 送 が 必 要 な 場 合 において 運 送 事 業 者 である 指 定 公 共 機 関 又 は 指 定 地 方 公 共 機 関 に 対 して 避 難 住 民 の 運 送 を 求 める また 区 長 は 運 送 事 業 者 である 指 定 公 共 機 関 又 は 指 定 地 方 公 共 機 関 が 正 当 な 理 由 なく 運 送 の 求 めに 応 じないと 認 めるときは 指 定 公 共 機 関 にあって は 都 を 通 じて 国 の 対 策 本 部 長 に 対 し 指 定 地 方 公 共 機 関 にあっては 都 対 策 本 部 長 に その 旨 を 通 知 する (14) 避 難 生 活 段 階 における 区 各 機 関 等 の 役 割 分 担 表 3-10 避 難 生 活 段 階 における 区 各 機 関 等 の 役 割 分 担 機 関 名 主 な 役 割 東 京 都 国 民 保 護 対 策 本 部 の 運 営 避 難 住 民 への 物 資 資 材 の 提 供 等 都 ライフラインが 被 災 した 場 合 の 応 急 復 旧 安 否 情 報 の 収 集 提 供 避 難 後 の 無 人 化 した 地 域 避 難 所 における 警 戒 警 視 庁 被 災 者 の 救 助 活 動 交 通 規 制 ( 特 に 要 避 難 地 域 警 戒 区 域 等 の 周 辺 地 域 ) 火 災 が 発 生 した 場 合 の 消 火 活 動 東 京 消 防 庁 被 災 者 の 救 助 救 急 活 動 避 難 所 等 における 火 災 予 防 区 国 民 保 護 対 策 本 部 の 運 営 区 避 難 所 の 運 営 安 否 情 報 の 収 集 提 供 避 難 所 における 救 援 の 支 援 指 定 行 政 機 関 著 しく 大 規 模 又 は 性 質 が 特 殊 な 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 生 活 関 連 物 資 等 の 価 格 安 定 措 置 自 衛 隊 避 難 住 民 等 の 救 援 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 応 急 復 旧 等 の 実 施 避 難 所 における 救 援 の 支 援 指 定 地 方 行 政 機 関 著 しく 大 規 模 又 は 性 質 が 特 殊 な 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 生 活 関 連 物 資 等 の 価 格 安 定 措 置 ライフライン 等 の 安 定 供 給 運 行 等 指 定 公 共 機 関 緊 急 物 資 の 運 送 ( 運 送 事 業 者 ) 医 療 の 提 供 ( 医 療 事 業 者 ) 等 必 要 な 措 置 の 実 施 ライフライン 等 の 安 定 供 給 運 行 等 指 定 地 方 公 共 機 関 緊 急 物 資 の 運 送 ( 運 送 事 業 者 ) 医 療 の 提 供 ( 医 療 事 業 者 ) 等 必 要 な 措 置 の 実 施 76

81 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 (15) 避 難 住 民 の 復 帰 のための 措 置 区 長 は 避 難 の 指 示 が 解 除 された 時 は 避 難 住 民 の 復 帰 に 関 する 要 領 ( 復 帰 実 施 要 領 )を 作 成 し 避 難 住 民 を 復 帰 させるため 必 要 な 措 置 を 講 じる 都 警 視 庁 機 関 名 東 京 消 防 庁 区 指 定 行 政 機 関 自 衛 隊 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 表 3-11 復 帰 段 階 における 区 各 機 関 等 の 役 割 分 担 主 な 役 割 東 京 都 国 民 保 護 対 策 本 部 の 運 営 廃 止 避 難 の 指 示 の 解 除 区 による 復 帰 実 施 要 領 作 成 の 支 援 区 による 復 帰 誘 導 の 支 援 復 帰 解 除 されても 復 帰 できない 者 への 救 援 区 と 協 力 して 復 帰 住 民 の 誘 導 ( 必 要 に 応 じて) 復 帰 地 域 の 治 安 の 維 持 区 と 協 力 して 復 帰 住 民 の 誘 導 ( 必 要 に 応 じて) 区 国 民 保 護 対 策 本 部 の 運 営 廃 止 復 帰 実 施 要 領 の 作 成 復 帰 誘 導 復 帰 解 除 されても 復 帰 できない 者 への 救 援 住 民 の 復 帰 のための 措 置 の 支 援 応 急 復 旧 の 支 援 生 活 関 連 物 資 等 の 価 格 安 定 措 置 武 力 攻 撃 災 害 の 応 急 復 旧 等 の 実 施 住 民 の 復 帰 のための 措 置 の 支 援 応 急 復 旧 の 支 援 生 活 関 連 物 資 等 の 価 格 安 定 措 置 住 民 の 復 帰 のための 措 置 の 支 援 応 急 復 旧 の 支 援 避 難 の 指 示 解 除 の 放 送 ( 放 送 事 業 者 ) 復 帰 住 民 の 運 送 ( 運 送 事 業 者 ) 住 民 の 復 帰 のための 措 置 の 支 援 応 急 復 旧 の 支 援 避 難 の 指 示 解 除 の 放 送 ( 放 送 事 業 者 ) 復 帰 住 民 の 運 送 ( 運 送 事 業 者 ) 4 想 定 される 避 難 の 形 態 と 区 による 誘 導 (1) 突 発 的 かつ 局 地 的 な 事 態 の 場 合 ゲリラ 特 殊 部 隊 による 攻 撃 テロ 等 ア 屋 外 で 突 発 的 に 発 生 要 避 難 地 域 となった 区 は 自 主 的 にあるいは 当 初 の 屋 内 避 難 ( 退 避 )の 指 示 により 建 物 内 に 避 難 した 住 民 を 避 難 の 指 示 等 に 基 づき 避 難 所 等 まで 誘 導 する 77

82 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 屋 外 の 局 地 的 な 範 囲 で 突 発 的 な 武 力 攻 撃 等 < 屋 内 施 設 へ 避 難 待 機 > 屋 内 にいる 場 合 指 示 があるまで 屋 内 にて 待 機 屋 外 にいる 場 合 < 突 発 的 に 発 生 > < 発 生 が 差 し 迫 った 状 況 > 緊 急 通 報 屋 内 退 避 の 自 主 的 に 避 難 指 示 に 基 づき 避 難 避 難 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 避 難 家 の 中 又 は 近 くの 堅 牢 な 建 物 内 屋 外 への 避 難 指 示 があるまでは 絶 対 に 外 に 出 ない <さらに 他 の 安 全 な 場 所 に 避 難 が 必 要 な 場 合 > 避 難 ( 退 避 )の 指 示 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 避 難 徒 歩 車 両 等 区 内 避 難 所 等 図 3-7 屋 外 の 局 地 的 な 範 囲 で 突 発 的 な 武 力 攻 撃 等 があった 場 合 の 避 難 イメージ [ 該 当 する 事 態 類 型 と 避 難 上 の 留 意 点 ] ゲリラ 特 殊 部 隊 による 攻 撃 の 場 合 (ア) ゲリラ 特 殊 部 隊 による 攻 撃 においても 国 の 対 策 本 部 長 の 避 難 措 置 の 指 示 及 び 都 知 事 による 避 難 の 指 示 を 踏 まえて 避 難 実 施 要 領 を 策 定 し 迅 速 に 避 難 住 民 の 誘 導 を 実 施 することが 基 本 である ただし 屋 外 での 急 襲 的 な 攻 撃 に 際 しては 避 難 措 置 の 指 示 を 待 たずに 攻 撃 当 初 は 屋 内 に 一 時 避 難 させ その 後 安 全 措 置 を 講 じつつ 適 切 な 避 難 所 に 避 難 させるなどの 対 応 が 必 要 である (イ) 状 況 により 退 避 の 指 示 警 戒 区 域 の 設 定 等 時 宜 に 応 じた 措 置 が 不 可 欠 である また 政 府 による 事 態 認 定 前 にゲリラ 等 の 攻 撃 を 受 けた 場 合 は 災 害 対 策 基 本 法 等 既 存 の 法 制 を 活 用 するなど 柔 軟 に 対 応 する (ウ) 当 初 の 避 難 実 施 要 領 の 策 定 にあたっては 法 定 事 項 を 箇 条 書 きにするな ど 避 難 実 施 要 領 を 簡 潔 な 内 容 で 作 成 する その 後 避 難 所 に 避 難 させる 場 合 の 同 要 領 の 策 定 は 各 執 行 機 関 都 警 視 庁 ( 警 察 署 ) 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 ) 海 上 保 安 部 等 及 び 自 衛 隊 等 の 関 係 機 関 の 意 見 を 聴 き それら 78

83 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 の 機 関 からの 情 報 や 助 言 を 踏 まえて 避 難 の 方 法 を 策 定 することが 必 要 で ある また 事 態 の 変 化 等 に 機 敏 に 対 応 するため 現 場 における 関 係 機 関 の 情 報 を 共 有 し 関 係 機 関 からの 助 言 に 基 づく 的 確 な 措 置 を 実 施 できるよう 現 地 連 絡 調 整 所 を 設 けて 活 動 調 整 にあたる 弾 道 ミサイル 攻 撃 ( 通 常 弾 頭 BC 弾 頭 ) (ア) 発 射 後 短 時 間 で 着 弾 することが 予 想 されるため 迅 速 な 情 報 伝 達 等 に よる 被 害 の 局 限 化 が 重 要 である (イ) 当 初 は できるだけ 近 くのコンクリート 造 りの 堅 ろうな 施 設 や 建 築 物 の 地 階 地 下 街 地 下 駅 舎 等 の 地 下 施 設 への 避 難 の 指 示 がなされる (ウ) 区 は ミサイル 着 弾 後 被 害 内 容 が 判 明 した 後 都 知 事 からの 避 難 の 指 示 の 内 容 に 沿 って 避 難 実 施 要 領 を 策 定 し 避 難 住 民 を 誘 導 する (エ) 以 下 の 措 置 の 流 れを 前 提 として 避 難 実 施 要 領 の 内 容 は あらかじめ 出 される 避 難 措 置 の 指 示 及 び 避 難 の 指 示 に 基 づき 弾 道 ミサイルが 発 射 され た 段 階 で 迅 速 に 個 々 人 が 対 応 できるよう その 取 るべき 行 動 を 周 知 する 弾 道 ミサイル 攻 撃 の 場 合 の 措 置 の 流 れ 1 国 の 対 策 本 部 長 は 弾 道 ミサイルの 発 射 が 差 し 迫 っているとの 警 報 を 発 令 避 難 措 置 を 指 示 する 国 の 対 策 本 部 長 警 報 の 発 令 避 難 措 置 の 指 示 (その 他 記 者 会 見 等 による 国 民 への 情 報 提 供 ) 都 知 事 避 難 の 指 示 区 長 避 難 実 施 要 領 の 策 定 図 3-8 避 難 実 施 要 領 策 定 までの 流 れ 2 実 際 に 弾 道 ミサイルが 発 射 されたときは 対 策 本 部 長 が その 都 度 警 報 を 発 令 する 航 空 攻 撃 ( 通 常 爆 弾 等 ) 弾 道 ミサイル 攻 撃 に 準 じる 緊 急 対 処 事 態 ( 大 規 模 テロ 等 ) 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 で 記 述 79

84 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 イ 大 規 模 集 客 施 設 等 内 で 突 発 的 に 発 生 区 は 避 難 ( 退 避 )の 指 示 により 大 規 模 集 客 施 設 等 から 施 設 外 へ 避 難 し た 住 民 等 を 避 難 の 指 示 等 に 基 づき 避 難 所 等 まで 誘 導 する 大 規 模 集 客 施 設 内 等 で 突 発 的 な 武 力 攻 撃 等 施 設 外 で 警 戒 区 域 内 にいる 場 合 避 難 < 警 戒 区 域 外 への 避 難 待 機 > 施 設 内 にいる 場 合 < 突 発 的 に 発 生 > < 発 生 が 差 し 迫 った 状 況 > 警 戒 区 域 の 設 定 等 自 主 的 に 避 難 施 設 外 への 退 避 の 指 示 避 難 誘 導 避 難 避 難 施 設 管 理 者 警 察 消 防 等 施 設 外 ( 警 戒 区 域 内 ) 徒 歩 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 警 戒 区 域 外 避 難 徒 歩 要 避 難 地 域 の 住 民 <さらに 安 全 な 場 所 への 避 難 が 必 要 な 場 合 > 避 難 ( 退 避 )の 指 示 昼 間 区 民 等 避 難 徒 歩 公 共 交 通 機 関 避 難 所 等 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 避 難 徒 歩 公 共 交 通 機 関 要 避 難 地 域 から 退 去 ( 自 宅 等 ) 図 3-9 大 規 模 集 客 施 設 内 等 で 突 発 的 な 武 力 攻 撃 等 あった 場 合 の 避 難 イメージ [ 該 当 する 事 態 類 型 と 避 難 上 の 留 意 点 ] 緊 急 対 処 事 態 ( 大 規 模 テロ 等 (NBC 攻 撃 を 伴 う 場 合 を 含 む )) 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 で 記 述 80

85 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 (2) 突 発 的 かつ 広 範 囲 な 事 態 の 場 合 要 避 難 地 域 となった 区 は 屋 内 に 避 難 した 住 民 等 を 避 難 の 指 示 等 に 基 づ き 避 難 場 所 等 を 経 て 他 区 市 町 村 ( 他 県 )の 避 難 所 まで 誘 導 する 屋 外 の 広 範 囲 で 突 発 的 な 武 力 攻 撃 等 < 屋 内 施 設 へ 避 難 待 機 > 屋 内 にいる 場 合 指 示 があるまで 屋 内 にて 待 機 屋 外 にいる 場 合 < 突 発 的 に 発 生 > < 発 生 が 差 し 迫 った 状 況 > 避 難 ( 退 避 )の 指 示 自 主 的 に 避 難 緊 急 通 報 に 基 づき 避 難 避 難 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 避 難 近 くの 堅 牢 な 建 物 内 又 は 地 下 施 設 屋 外 への 避 難 指 示 があるまでは 絶 対 に 外 に 出 ない 警 戒 区 域 の 設 定 等 放 射 線 低 減 安 全 化 の 確 認 屋 外 への 避 難 指 示 <さらに 安 全 な 場 所 への 避 難 > 避 難 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 徒 歩 車 両 等 避 難 所 鉄 道 駅 等 避 難 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 車 両 公 共 交 通 機 関 等 他 区 市 町 村 他 県 の 避 難 所 図 3-10 屋 外 の 広 範 囲 で 突 発 的 な 武 力 攻 撃 等 があった 場 合 の 避 難 イメージ [ 該 当 する 事 態 類 型 と 避 難 上 の 留 意 点 ] 弾 道 ミサイル 攻 撃 ( 核 弾 頭 ) (ア) 攻 撃 当 初 は 爆 心 地 周 辺 から 直 ちに 離 れ 近 くの 堅 牢 な 建 物 地 下 施 設 等 に 避 難 する (イ) 一 定 時 間 経 過 後 放 射 線 の 影 響 を 受 けない 安 全 な 地 域 への 避 難 の 指 示 が なされる (ウ) 核 爆 発 に 伴 う 熱 線 熱 風 等 による 直 接 の 被 害 を 受 けないものの 放 射 性 81

86 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 (エ) 降 下 物 の 影 響 を 受 けるおそれのある 地 域 は 放 射 線 の 影 響 を 受 けない 安 全 な 地 域 への 避 難 の 指 示 ( 風 下 を 避 け 極 力 風 向 きと 垂 直 方 向 )がなされる 区 は ミサイル 着 弾 後 被 害 内 容 が 判 明 した 後 都 知 事 からの 避 難 の 指 示 の 内 容 に 沿 って 避 難 実 施 要 領 を 策 定 し 避 難 住 民 を 誘 導 する 航 空 攻 撃 ( 核 弾 頭 ) 弾 道 ミサイル 攻 撃 ( 核 弾 頭 )に 準 じる (3) 時 間 的 余 裕 がありかつ 局 地 的 な 事 態 の 場 合 要 避 難 地 域 となった 区 は 避 難 の 指 示 等 に 基 づき 避 難 住 民 を 区 内 の 避 難 所 等 まで 誘 導 する 局 地 的 で 避 難 に 時 間 的 余 裕 がある 武 力 攻 撃 等 < 国 から 都 への 避 難 措 置 の 指 示 > 要 避 難 地 域 避 難 先 地 域 < 都 知 事 による 避 難 の 指 示 > 主 な 避 難 経 路 交 通 手 段 < 区 が 策 定 する 避 難 実 施 要 領 に 基 づき 避 難 > 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 要 避 難 地 域 の 住 民 避 難 徒 歩 区 内 避 難 所 等 要 配 慮 者 避 難 車 両 等 昼 間 区 民 等 避 難 徒 歩 要 避 難 地 域 から 退 去 ( 自 宅 等 ) 避 難 誘 導 事 業 者 学 校 等 図 3-11 局 地 的 で 避 難 に 時 間 的 余 裕 がある 武 力 攻 撃 等 があった 場 合 の 避 難 イメージ [ 該 当 する 事 態 類 型 と 避 難 上 の 留 意 点 ] ゲリラ 特 殊 部 隊 による 攻 撃 ( 施 設 占 拠 に 伴 う 周 辺 住 民 の 避 難 等 ) 警 察 等 により 周 辺 の 安 全 を 確 保 した 上 で それらの 避 難 誘 導 に 従 い 避 難 する 82

87 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 (4) 時 間 的 余 裕 がありかつ 広 範 囲 な 事 態 の 場 合 避 難 地 域 となった 区 は 避 難 の 指 示 等 に 基 づき 避 難 住 民 を 一 時 集 合 場 所 又 は 避 難 場 所 等 を 経 て 他 の 区 市 町 村 ( 他 県 )まで 誘 導 する 広 範 囲 で 避 難 に 時 間 的 余 裕 がある 武 力 攻 撃 等 < 国 から 都 への 避 難 措 置 の 指 示 > 要 避 難 地 域 避 難 先 地 域 < 都 知 事 による 避 難 の 指 示 > 主 な 避 難 経 路 交 通 手 段 < 区 が 策 定 する 避 難 実 施 要 領 に 基 づき 避 難 > 要 避 難 地 域 の 住 民 避 難 徒 歩 公 共 交 通 機 関 要 配 慮 者 避 難 車 両 等 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 昼 間 都 民 等 区 内 一 時 集 合 場 所 避 難 徒 歩 公 共 交 通 機 関 要 配 慮 者 避 難 場 所 鉄 道 駅 等 避 難 避 難 車 両 等 車 両 公 共 交 通 機 関 等 他 区 市 町 村 他 県 の 避 難 所 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 図 3-12 広 範 囲 で 避 難 に 時 間 的 余 裕 がある 武 力 攻 撃 等 があった 場 合 の 避 難 イメージ 避 難 徒 歩 公 共 交 通 機 関 避 難 誘 導 事 業 者 学 校 等 要 避 難 地 域 から 退 去 ( 自 宅 等 ) [ 該 当 する 事 態 類 型 と 避 難 上 の 留 意 点 ] 着 上 陸 侵 攻 大 規 模 な 着 上 陸 侵 攻 やその 前 提 となる 反 復 した 航 空 攻 撃 等 の 本 格 的 な 侵 略 事 態 に 伴 う 避 難 については 事 前 の 準 備 が 可 能 である 一 方 国 民 保 護 措 置 を 実 施 すべき 地 域 が 広 範 囲 となり 都 の 区 域 を 越 える 避 難 に 伴 う 我 が 国 全 体 として の 調 整 等 が 必 要 となり 国 の 総 合 的 な 方 針 を 待 って 対 応 することが 必 要 となる このため 着 上 陸 侵 攻 に 伴 う 避 難 は 事 態 発 生 時 における 国 の 総 合 的 な 方 針 83

88 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 それらに 基 づく 都 知 事 による 指 示 等 に 基 づき 避 難 を 行 うことを 基 本 として 平 素 からかかる 避 難 を 想 定 した 具 体 的 な 対 応 については 定 めない 第 6 章 救 援 1 救 援 の 実 施 (1) 救 援 の 実 施 区 長 は 都 とあらかじめ 調 整 した 役 割 分 担 に 基 づき 都 及 び 関 係 機 関 と 緊 密 な 連 携 を 図 りながら 避 難 住 民 や 被 災 住 民 に 対 する 救 援 を 行 う (2) 救 援 の 補 助 区 長 は 都 知 事 が 実 施 する 救 援 措 置 の 補 助 を 行 う 2 関 係 機 関 との 連 携 (1) 都 への 要 請 等 区 長 は 救 援 を 実 施 するために 必 要 と 判 断 したときは 都 知 事 に 対 して 国 及 び 他 の 道 府 県 に 支 援 を 求 めるよう 具 体 的 な 支 援 内 容 を 示 して 要 請 する (2) 他 の 区 市 町 村 との 連 携 区 長 は 救 援 を 実 施 するために 必 要 と 判 断 したときは 都 知 事 に 対 し 都 内 の 他 の 区 市 町 村 との 調 整 を 行 うよう 要 請 する (3) 日 本 赤 十 字 社 との 連 携 区 長 は 都 知 事 が 日 本 赤 十 字 社 に 委 託 した 救 援 の 措 置 又 はその 応 援 の 内 容 を 踏 まえ 日 本 赤 十 字 社 と 連 携 しながら 救 援 の 措 置 を 実 施 する (4) 緊 急 物 資 の 運 送 の 求 め 区 長 は 運 送 事 業 者 である 指 定 公 共 機 関 又 は 指 定 地 方 公 共 機 関 に 対 し 緊 急 物 資 の 運 送 を 求 める 場 合 は 避 難 住 民 の 運 送 の 求 めに 準 じて 行 う 3 救 援 の 程 度 及 び 方 法 の 基 準 区 長 は 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 の 保 護 のための 措 置 に 関 する 法 律 によ る 救 援 の 程 度 及 び 方 法 の 基 準 ( 平 成 25 年 内 閣 府 告 示 第 229 号 以 下 救 援 84

89 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 の 程 度 及 び 基 準 という ) 及 び 都 国 民 保 護 計 画 の 内 容 に 基 づき 救 援 の 措 置 を 行 う また 区 長 は 救 援 の 程 度 及 び 基 準 によっては 救 援 の 適 切 な 実 施 が 困 難 で あると 判 断 する 場 合 には 都 知 事 に 対 し 内 閣 総 理 大 臣 に 特 別 な 基 準 の 設 定 につ いての 意 見 を 申 し 出 るよう 要 請 する 4 救 援 の 内 容 (1) 収 容 施 設 の 供 与 ア 避 難 所 (ア) 避 難 所 二 次 避 難 所 の 開 設 運 営 区 は 区 内 が 避 難 先 地 域 となった 場 合 都 との 調 整 に 基 づき 避 難 先 地 域 内 に 避 難 所 を 開 設 する また 女 性 や 要 配 慮 者 の 視 点 に 配 慮 した 避 難 所 運 営 に 努 める ( 都 があらかじめ 指 定 する 大 規 模 な 施 設 を 避 難 所 とする 場 合 は 都 が 開 設 ) (イ) 避 難 所 二 次 避 難 所 の 管 理 区 は 区 の 施 設 を 避 難 所 とする 場 合 は 避 難 所 の 安 全 基 準 に 基 づき 施 設 及 び 施 設 内 の 設 備 等 を 適 切 に 保 全 する ( 都 の 施 設 を 避 難 所 とする 場 合 は 都 民 間 施 設 を 避 難 所 とする 場 合 は 当 該 施 設 の 管 理 者 がそれぞれ 管 理 ) (ウ) 救 援 センターの 設 置 区 は 避 難 住 民 の 生 活 を 支 援 する 総 合 窓 口 として 各 避 難 所 に 救 援 センター を 設 置 し 避 難 所 開 設 期 間 を 通 じて 必 要 な 人 員 を 配 置 する また 救 援 センター の 職 員 は 関 係 機 関 やボランティアの 協 力 を 得 て 次 の 業 務 を 行 う 避 難 住 民 に 対 する 食 料 等 の 配 給 医 療 衛 生 管 理 避 難 所 生 活 に 関 する 情 報 提 供 相 談 対 応 避 難 住 民 の 生 活 状 況 の 把 握 物 資 資 材 等 の 要 請 等 (エ) 都 対 策 本 部 ( 避 難 所 支 援 本 部 (*) )への 報 告 区 ( 長 )は 避 難 所 における 物 資 の 不 足 等 に 伴 うニーズを 取 りまとめ 必 要 に 応 じて 都 対 策 本 部 ( 都 対 策 本 部 に 避 難 所 支 援 本 部 が 設 置 されている 場 合 は 当 該 支 援 本 部 )へ 報 告 のうえ 救 援 物 資 の 供 給 等 を 要 請 する (*) 都 は 複 数 の 区 市 町 村 に 大 規 模 な 住 民 が 避 難 し 多 くの 避 難 所 が 設 置 された 場 合 において 大 量 の 救 援 物 資 の 供 給 等 を 円 滑 に 実 施 するため あらかじめ 定 める 要 綱 に 基 づき 都 対 策 本 部 に 避 難 所 支 援 本 部 を 設 置 することとしている 避 難 所 支 援 本 部 は 区 市 町 村 等 を 通 じて( 都 が 運 営 する 救 援 センターからは 直 接 物 資 要 請 がな される) 避 難 所 において 不 足 する 物 資 等 を 把 握 し 広 域 的 な 観 点 から 調 整 しつつ 次 のような 事 項 について 区 市 町 村 による 避 難 所 運 営 を 支 援 することとしている 救 援 物 資 ( 食 品 飲 料 水 生 活 必 需 品 等 )の 供 給 応 急 医 療 の 提 供 学 用 品 の 供 給 避 難 所 における 保 健 衛 生 の 確 保 等 85

90 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 避 難 所 支 援 本 部 ( 都 対 策 本 部 ) 物 資 等 人 材 医 療 等 区 の 運 営 する 避 難 所 の 要 請 をとりまとめて 報 告 区 長 物 資 要 請 等 物 資 要 請 等 物 資 要 請 等 A 救 援 センター( 区 ) B 救 援 センター( 区 ) C 救 援 センター( 都 ) A 避 難 所 ( 区 施 設 ) B 避 難 所 ( 都 立 高 校 等 の 都 施 設 ) C 避 難 所 ( 大 規 模 な 都 民 間 施 設 ) 避 難 所 の 施 設 管 理 はおのおのの 施 設 管 理 者 が 実 施 救 援 センターの 役 割 食 料 等 の 配 給 医 療 衛 生 管 理 避 難 所 生 活 に 関 する 情 報 提 供 相 談 対 応 区 ( 都 運 営 の 救 援 センターは 直 接 本 部 )に 対 する 物 資 資 材 等 の 要 請 等 図 3-13 避 難 所 支 援 本 部 救 援 センターの 役 割 イ 応 急 仮 設 住 宅 等 の 設 置 運 営 区 は 避 難 が 長 期 に 及 ぶ 場 合 や 復 帰 後 も 本 来 の 住 居 が 使 用 できない 場 合 等 において 都 が 設 置 する 応 急 仮 設 住 宅 等 に 関 し 入 居 者 の 募 集 選 定 及 び 入 居 者 管 理 を 行 う (2) 食 品 飲 料 水 及 び 生 活 必 需 品 等 の 給 与 又 は 貸 与 ア 食 品 及 び 生 活 必 需 品 等 の 給 与 等 食 品 及 び 生 活 必 需 品 等 の 給 与 等 は 都 による 一 括 調 達 を 原 則 とし 必 要 に 応 じて 都 及 び 区 における 備 蓄 品 を 活 用 する また 緊 急 時 においては 区 における 備 蓄 品 ( 都 の 事 前 配 置 分 を 含 む ) 又 は 調 達 品 をもって 充 てる イ 飲 料 水 の 給 与 水 道 による 飲 料 水 の 供 給 が 不 可 能 又 は 困 難 になった 場 合 区 は 都 に 対 して 応 急 給 水 を 要 請 するとともに 都 と 連 携 して 応 急 給 水 活 動 を 実 施 す る 86

91 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 (3) 医 療 の 提 供 及 び 助 産 ア 医 療 に 関 する 情 報 提 供 区 は 都 と 協 力 して 避 難 所 周 辺 の 医 療 機 関 の 状 況 を 把 握 し 避 難 住 民 に 対 して 利 用 可 能 な 医 療 機 関 診 療 科 目 等 に 関 する 情 報 を 提 供 する イ 被 災 者 への 医 療 の 提 供 及 び 助 産 区 は 医 療 救 護 所 の 設 置 医 療 救 護 班 等 の 派 遣 を 行 い 避 難 住 民 に 対 し 医 療 等 を 提 供 する (ア) (イ) (ウ) (エ) 区 は 必 要 に 応 じて 都 に 対 し 医 療 の 提 供 に 関 し 次 の 支 援 を 求 める 医 薬 品 医 療 資 材 の 補 充 都 医 療 救 護 班 の 派 遣 都 医 師 会 等 に 対 する 派 遣 要 請 その 他 広 域 的 な 応 援 要 請 ウ 患 者 の 搬 送 区 は 都 と 協 力 し 被 災 現 場 や 避 難 場 所 避 難 所 から 医 療 救 護 所 まで 患 者 を 搬 送 する 医 療 救 護 所 から 災 害 拠 点 病 院 等 の 医 療 施 設 への 患 者 搬 送 については 都 と 連 携 して 実 施 する (ア) (イ) (ウ) なお 医 療 施 設 への 搬 送 は 状 況 に 応 じて 次 により 行 う 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 )に 対 する 搬 送 要 請 区 や 都 の 派 遣 する 医 療 救 護 班 が 使 用 した 自 動 車 による 搬 送 都 が 調 達 するヘリコプター 船 舶 等 による 搬 送 (4) 被 災 者 の 捜 索 及 び 救 出 区 は 警 視 庁 東 京 消 防 庁 が 中 心 となって 行 う 被 災 者 の 捜 索 救 出 に 必 要 な 協 力 を 行 う (5) 埋 葬 及 び 火 葬 区 は 身 元 不 明 遺 体 を 適 正 に 保 管 し 適 正 期 間 経 過 後 に 火 葬 するとともに 遺 留 品 遺 骨 の 保 管 を 行 う また 必 要 に 応 じて 都 に 対 し 広 域 的 な 火 葬 の 応 援 協 力 を 要 請 する (6) 電 話 その 他 の 通 信 設 備 の 提 供 区 は 避 難 所 において 都 が 電 気 通 信 事 業 者 である 指 定 公 共 機 関 の 協 力 を 得 て 手 配 した 通 信 機 器 等 の 設 置 場 所 の 確 保 を 行 い 機 器 を 被 災 者 の 利 用 に 供 し 管 理 する 87

92 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 (7) 武 力 攻 撃 災 害 を 受 けた 住 宅 の 応 急 修 理 区 は 都 が 行 う 武 力 攻 撃 災 害 を 受 けた 住 宅 の 応 急 修 理 に 関 して 都 が 定 め る 選 定 基 準 により 応 急 修 理 対 象 者 の 募 集 選 定 を 行 う (8) 学 用 品 の 給 与 区 は 被 災 により 教 科 書 文 房 具 通 学 用 品 等 の 学 用 品 を 失 った 児 童 生 徒 について 供 与 すべき 必 要 量 を 把 握 し 都 に 報 告 するとともに 都 が 区 の 報 告 に 基 づき 一 括 して 調 達 した 学 用 品 を 配 付 する なお 必 要 があると 認 める ときは 金 銭 の 支 給 に 代 えて 行 う (9) 行 方 不 明 者 の 捜 索 及 び 遺 体 の 取 扱 い 区 は 警 視 庁 東 京 消 防 庁 が 中 心 となって 行 う 行 方 不 明 者 の 捜 索 に 協 力 す るとともに 警 視 庁 等 関 係 機 関 と 連 携 して 遺 体 収 容 所 の 開 設 遺 体 の 搬 送 収 容 及 び 処 理 等 を 行 う また 区 は 遺 体 の 処 理 の 時 期 や 場 所 遺 体 の 処 理 方 法 ( 遺 体 の 洗 浄 縫 合 消 毒 等 一 時 保 存 及 び 検 案 等 の 措 置 ) 等 について 都 警 視 庁 等 と 必 要 な 調 整 を 行 う (10) 武 力 攻 撃 災 害 によって 住 居 又 はその 周 辺 に 運 び 込 まれた 土 石 竹 木 等 で 日 常 生 活 に 著 しい 支 障 を 及 ぼしているものの 除 去 区 は 復 帰 先 での 生 活 確 保 を 支 援 するため 武 力 攻 撃 災 害 のため 住 居 又 は その 周 辺 に 土 石 竹 木 等 が 堆 積 し 日 常 生 活 に 著 しい 支 障 を 及 ぼしており 住 民 自 らの 資 力 では 除 去 することができない 場 合 都 と 協 力 し (*) これらを 除 去 する (*) 都 は 広 域 的 な 観 点 から 実 施 順 位 等 を 定 め 区 市 町 村 と 協 力 して 土 石 竹 木 等 の 除 去 を 実 施 する 88

93 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 第 7 章 安 否 情 報 の 収 集 提 供 区 は 安 否 情 報 の 収 集 及 び 提 供 を 行 うにあたっては 他 の 国 民 保 護 措 置 の 実 施 状 況 を 勘 案 の 上 その 緊 急 性 や 必 要 性 を 踏 まえて 行 うものとし 安 否 情 報 の 収 集 整 理 及 び 報 告 並 びに 照 会 への 回 答 について 必 要 な 事 項 を 以 下 のとおり 定 める 安 否 情 報 の 収 集 整 理 及 び 提 供 の 流 れを 図 示 すれば 下 記 のとおりで ある 住 民 照 会 回 答 照 会 回 答 照 会 回 答 < 国 > 国 民 保 護 対 策 本 部 安 否 情 報 の 収 集 整 理 安 否 情 報 の 回 答 報 告 < 東 京 都 > 国 民 保 護 対 策 本 部 安 否 情 報 の 収 集 整 理 安 否 情 報 の 回 答 総 理 大 臣 への 報 告 報 告 情 報 提 供 < 中 央 区 > 国 民 保 護 対 策 本 部 安 否 情 報 の 収 集 整 理 安 否 情 報 の 回 答 東 京 都 知 事 への 報 告 情 報 提 供 情 報 提 供 収 集 情 報 提 供 収 集 < 日 本 赤 十 字 社 東 京 都 支 部 > 外 国 人 の 安 否 情 報 の 収 集 回 答 都 管 理 の 避 難 施 設 都 管 理 の 病 院 学 校 等 警 視 庁 東 京 消 防 庁 区 管 理 の 避 難 施 設 医 療 機 関 警 察 署 消 防 署 大 規 模 事 業 所 諸 学 校 等 図 3-14 安 否 情 報 の 収 集 体 制 ( 再 掲 ) 1 安 否 情 報 の 収 集 (1) 安 否 情 報 の 収 集 区 は 避 難 住 民 や 負 傷 あるいは 死 亡 した 住 民 の 安 否 情 報 を 避 難 住 民 や 医 療 機 関 等 の 関 係 機 関 から 武 力 攻 撃 事 態 等 における 安 否 情 報 の 収 集 及 び 報 告 の 方 法 並 びに 安 否 情 報 の 照 会 及 び 回 答 の 手 続 その 他 の 必 要 な 事 項 を 定 める 省 令 ( 平 成 17 年 総 務 省 令 第 44 号 以 下 安 否 省 令 という )に 規 定 する 様 式 ( 以 下 省 令 様 式 という ) 第 1 号 及 び 第 2 号 により 収 集 する ただし やむを 得 ない 場 合 は 区 長 が 適 当 と 認 める 他 の 方 法 により 収 集 する 89

94 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 収 集 の 役 割 分 担 ア 区 区 が 管 理 する 避 難 施 設 区 の 施 設 ( 学 校 等 ) 区 内 の 医 療 機 関 警 察 署 消 防 署 大 規 模 事 業 所 諸 学 校 等 イ 都 都 が 管 理 する 避 難 施 設 都 の 施 設 ( 病 院 学 校 等 ) 警 視 庁 東 京 消 防 庁 等 資 料 編 表 3 4 安 否 情 報 収 集 様 式 第 1 2 号 (P.125,126) (2) 安 否 情 報 収 集 への 協 力 要 請 区 は 安 否 情 報 を 保 有 する 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 並 びに 医 療 機 関 等 の 関 係 機 関 に 対 し 安 否 情 報 の 収 集 についての 協 力 を 要 請 する 場 合 は 当 該 協 力 は 各 機 関 の 自 主 的 な 判 断 に 基 づき その 業 務 の 範 囲 内 で 行 われる ものであることに 留 意 する (3) 安 否 情 報 の 整 理 区 は 自 ら 収 集 した 安 否 情 報 について できる 限 り 重 複 を 排 除 し 情 報 の 正 確 性 の 確 保 を 図 るよう 努 める この 場 合 において 重 複 している 情 報 や 必 ずしも 真 偽 が 定 かでない 情 報 についても その 旨 がわかるように 整 理 をして おく 2 都 に 対 する 報 告 区 は 都 への 報 告 にあたっては 原 則 として 武 力 攻 撃 事 態 等 における 安 否 情 報 の 収 集 提 供 システム ( 以 下 安 否 情 報 システム という )へ 入 力 を 行 い 安 否 情 報 システムが 利 用 できない 場 合 には 省 令 様 式 第 3 号 に 必 要 事 項 を 記 載 した 書 面 ( 電 磁 的 記 録 を 含 む )により 都 に 送 付 する ただし 事 態 が 急 迫 し ている 場 合 等 これらの 方 法 によることができない 場 合 は 口 頭 や 電 話 等 での 報 告 を 行 う 90

95 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 3 安 否 情 報 の 照 会 に 対 する 回 答 (1) 安 否 情 報 の 照 会 の 受 付 ア 区 は 安 否 情 報 の 照 会 窓 口 や 照 会 方 法 について 区 対 策 本 部 を 設 置 する と 同 時 に 住 民 に 周 知 する イ 住 民 からの 安 否 情 報 の 照 会 については 原 則 として 省 令 様 式 第 4 号 に 必 要 事 項 を 記 載 した 書 面 を 窓 口 に 提 出 することにより 受 け 付 ける ただし 照 会 をしようとする 者 ( 以 下 照 会 者 という )が 安 否 情 報 の 照 会 を 緊 急 に 行 う 必 要 がある 場 合 や 遠 隔 地 に 居 住 している 場 合 等 書 面 の 提 出 によ ることができない 場 合 は 口 頭 や 電 話 電 子 メール 等 での 照 会 も 受 け 付 け る 資 料 編 表 5 安 否 情 報 収 集 様 式 第 4 号 (P.127) (2) 照 会 者 の 本 人 確 認 ア 区 は 窓 口 において 安 否 情 報 の 照 会 を 受 け 付 ける 際 には 照 会 者 の 本 人 確 認 を 行 うため 本 人 であることを 証 する 書 類 ( 運 転 免 許 証 健 康 保 険 の 被 保 険 証 等 )を 窓 口 において 提 出 又 は 提 示 させる イ 区 は 口 頭 や 電 話 電 子 メール 等 による 安 否 情 報 の 照 会 で 本 人 である ことを 証 する 書 類 を 提 出 又 は 提 示 させることができない 場 合 は 照 会 者 の 住 所 氏 名 生 年 月 日 性 別 ( 以 下 4 情 報 という )について 住 民 基 本 台 帳 と 照 合 することにより 本 人 確 認 を 行 う なお 照 会 者 が 他 区 市 町 村 に 住 所 を 有 する 場 合 は 安 否 省 令 第 3 条 第 3 項 に 基 づき 当 該 区 市 町 村 に 問 い 合 わせることにより4 情 報 を 照 合 し 本 人 確 認 を 行 う (3) 安 否 情 報 の 回 答 ア 区 は 当 該 照 会 に 係 る 者 の 安 否 情 報 を 保 有 及 び 整 理 している 場 合 には (2)により 本 人 確 認 を 行 った 上 で 当 該 照 会 が 不 当 な 目 的 によるものでは なく また 照 会 に 対 する 回 答 により 知 り 得 た 事 項 を 不 当 な 目 的 に 使 用 さ れるおそれがないと 認 めるときは 省 令 様 式 第 5 号 により 当 該 照 会 に 係 る 者 が 避 難 住 民 に 該 当 するか 否 か 及 び 武 力 攻 撃 災 害 により 死 亡 し 又 は 負 傷 しているか 否 かの 別 を 回 答 する イ 区 は 照 会 に 係 る 者 の 同 意 があるとき 又 は 公 益 上 特 に 必 要 があると 認 め るときは 照 会 者 が 必 要 とする 安 否 情 報 に 応 じ 必 要 と 考 えられる 安 否 情 報 項 目 を 省 令 様 式 第 5 号 により 回 答 する ウ 区 は 安 否 情 報 の 回 答 を 行 った 場 合 には 当 該 回 答 を 行 った 担 当 者 回 答 の 相 手 の 氏 名 や 連 絡 先 等 を 把 握 する 資 料 編 表 6 安 否 情 報 収 集 様 式 第 5 号 (P.128) 91

96 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 (4) 個 人 の 情 報 の 保 護 への 配 慮 ア 安 否 情 報 は 個 人 の 情 報 であることにかんがみ その 取 扱 いについては 十 分 留 意 すべきことを 職 員 に 周 知 徹 底 するなど 安 否 情 報 データの 管 理 を 徹 底 する イ 安 否 情 報 の 回 答 にあたっては 必 要 最 小 限 の 情 報 の 回 答 にとどめるもの とし 負 傷 又 は 疾 病 の 状 況 の 詳 細 死 亡 の 状 況 等 個 人 情 報 の 保 護 の 観 点 か ら 特 に 留 意 が 必 要 な 情 報 については 安 否 情 報 回 答 責 任 者 が 判 断 する 4 日 本 赤 十 字 社 に 対 する 協 力 区 は 日 本 赤 十 字 社 東 京 都 支 部 の 要 請 があったときは 当 該 要 請 に 応 じ その 保 有 する 外 国 人 に 関 する 安 否 情 報 を 提 供 するとともに 3(3) (4)と 同 様 に 個 人 の 情 報 の 保 護 に 配 慮 しつつ 情 報 の 提 供 を 行 う 第 8 章 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 第 1 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 区 は 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 においては 災 害 現 場 における 通 常 の 対 応 ととも に 特 殊 な 武 力 攻 撃 災 害 への 対 応 活 動 時 の 安 全 の 確 保 に 留 意 しながら 他 の 機 関 との 連 携 のもとで 活 動 を 行 う 必 要 があり 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 して 基 本 的 な 事 項 を 以 下 のとおり 定 める 1 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 の 基 本 的 考 え 方 (1) 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 区 は 国 や 都 等 の 関 係 機 関 と 協 力 して 区 内 における 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 のために 必 要 な 措 置 を 講 ずる (2) 都 知 事 への 措 置 要 請 区 長 は 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 を 講 ずる 場 合 において 武 力 攻 撃 により 多 数 の 死 者 が 発 生 した 場 合 やNBC 攻 撃 による 災 害 が 発 生 し 国 民 保 護 措 置 を 講 ずるため 高 度 な 専 門 知 識 訓 練 を 受 けた 人 員 特 殊 な 装 備 等 が 必 要 となる 場 合 等 区 長 が 武 力 攻 撃 災 害 を 防 除 し 及 び 軽 減 することが 困 難 であると 認 めるときは 都 知 事 に 対 し 必 要 な 措 置 の 実 施 を 要 請 する (3) 対 処 にあたる 職 員 の 安 全 の 確 保 区 は 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 措 置 に 従 事 する 職 員 について 必 要 な 情 報 の 提 供 や 防 護 服 の 着 用 等 の 安 全 の 確 保 のための 措 置 を 講 ずる 92

97 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 2 武 力 攻 撃 災 害 の 兆 候 の 通 報 区 長 は 武 力 攻 撃 災 害 の 兆 候 を 発 見 した 者 東 京 消 防 庁 職 員 警 察 官 又 は 海 上 保 安 官 から 通 報 を 受 けた 場 合 において 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 するおそれがあり これに 対 処 する 必 要 があると 認 めるときは 速 やかにその 旨 を 都 知 事 に 通 知 する 第 2 応 急 措 置 等 区 長 は 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 した 場 合 において 特 に 必 要 があると 認 めるとき は 自 らの 判 断 に 基 づき 退 避 の 指 示 や 警 戒 区 域 の 設 定 を 行 うことが 必 要 であり それぞれの 措 置 の 実 施 に 必 要 な 事 項 について 以 下 のとおり 定 める 1 退 避 の 指 示 自 衛 官 知 事 要 請 警 察 官 海 上 保 安 官 指 示 ( 緊 急 時 ) 指 示 通 知 ( 緊 急 時 ) 要 請 通 知 区 長 指 示 通 知 指 示 ( 緊 急 時 又 は 要 請 あっ た 場 合 ) 指 示 通 知 指 示 ( 他 の 者 が 指 示 できな いと 認 める 場 合 ) 指 示 住 民 図 3-15 退 避 の 指 示 の 概 要 (1) 退 避 の 指 示 区 長 は 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 において 特 に 必 要 があると 認 めるときは 住 民 に 対 し 退 避 の 指 示 を 行 う (*) この 場 合 において 必 要 により 現 地 連 絡 調 整 所 を 設 けて( 又 は 関 係 機 関 により 設 置 されている 場 合 には 職 員 を 早 急 に 派 遣 し) 関 係 機 関 との 情 報 の 共 有 や 活 動 内 容 の 調 整 を 行 う (*) 特 に ゲリラや 特 殊 部 隊 による 攻 撃 の 場 合 などには 住 民 に 危 険 が 及 ぶことを 防 止 するため 都 知 事 による 避 難 の 指 示 を 待 ついとまがない 場 合 もあることから 区 長 は 被 害 発 生 の 現 場 から の 情 報 を 受 けて その 緊 急 性 等 を 勘 案 して 付 近 の 住 民 に 退 避 の 指 示 をする 93

98 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 退 避 の 指 示 ( 例 ) 町 丁 目 町 丁 目 地 区 の 住 民 については 地 区 の ( 一 時 ) 避 難 場 所 へ 退 避 すること ア 屋 内 への 退 避 の 指 示 区 長 は 住 民 に 退 避 の 指 示 を 行 う 場 合 において その 場 から 移 動 するよ りも 屋 内 に 留 まる 方 がより 危 険 性 が 少 ないと 考 えられるときには 屋 内 への 退 避 を 指 示 する 屋 内 への 退 避 は 次 のような 場 合 に 行 う NBC 攻 撃 と 判 断 されるような 場 合 において 住 民 が 何 ら 防 護 手 段 な く 移 動 するよりも 屋 内 の 外 気 から 接 触 が 少 ない 場 所 に 留 まる 方 がより 危 険 性 が 少 ないと 考 えられるとき 敵 のゲリラや 特 殊 部 隊 が 隠 密 に 行 動 し その 行 動 の 実 態 等 についての 情 報 がない 場 合 において 屋 外 で 移 動 するよりも 屋 内 に 留 まる 方 が 不 要 の 攻 撃 に 巻 き 込 まれるおそれが 少 ないと 考 えられるとき 屋 外 で 突 発 的 な 武 力 攻 撃 等 < 屋 内 施 設 へ 避 難 待 機 > 屋 内 にいる 場 合 指 示 があるまで 屋 内 にて 待 機 屋 外 にいる 場 合 < 突 発 的 に 発 生 > < 発 生 が 差 し 迫 った 状 況 > 緊 急 通 報 屋 内 退 避 の 自 主 的 に 避 難 指 示 に 基 づき 避 難 避 難 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 避 難 家 の 中 又 は 近 くの 堅 牢 な 建 物 内 屋 外 への 避 難 指 示 があるまでは 絶 対 に 外 に 出 ない <さらに 他 の 安 全 な 場 所 に 避 難 が 必 要 な 場 合 > 避 難 ( 退 避 )の 指 示 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 避 難 徒 歩 車 両 等 区 内 避 難 所 等 図 3-16 屋 内 退 避 のイメージ 94

99 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 屋 内 退 避 の 指 示 ( 例 ) 町 丁 目 町 丁 目 地 区 の 住 民 については 外 での 移 動 に 危 険 が 生 じるため 近 隣 の 堅 牢 な 建 物 や 地 下 街 等 屋 内 に 一 時 退 避 すること イ 屋 外 への 退 避 の 指 示 区 長 は 住 民 等 が 屋 内 に 留 まるよりも 速 やかに 移 動 した 方 がより 危 険 が 少 ないと 考 えられるときは 屋 外 退 避 ( 避 難 所 等 への 退 避 ) を 指 示 する 屋 外 への 退 避 の 指 示 は 次 のような 場 合 等 に 行 うものとする 駅 や 大 規 模 集 客 施 設 地 下 街 等 の 施 設 の 中 で NBC 攻 撃 やテロと 判 断 されるような 事 態 が 発 生 した 場 合 で 屋 内 においては 汚 染 され 生 命 身 体 に 危 険 が 及 ぶと 判 断 されるとき 大 規 模 集 客 施 設 内 等 で 突 発 的 な 武 力 攻 撃 等 施 設 外 で 警 戒 区 域 内 にいる 場 合 避 難 徒 歩 < 警 戒 区 域 外 への 避 難 待 機 > 施 設 内 にいる 場 合 < 突 発 的 に 発 生 > < 発 生 が 差 し 迫 った 状 況 > 警 戒 区 域 の 設 定 等 自 主 的 に 避 難 施 設 外 への 退 避 の 指 示 避 難 誘 導 避 難 避 難 施 設 管 理 者 警 察 消 防 等 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 警 戒 区 域 外 施 設 外 ( 警 戒 区 域 内 ) 避 難 徒 歩 <さらに 安 全 な 場 所 への 避 難 が 必 要 な 場 合 > 避 難 ( 退 避 )の 指 示 要 避 難 地 域 の 住 民 昼 間 区 民 等 避 難 徒 歩 公 共 交 通 機 関 避 難 所 等 避 難 誘 導 区 警 察 消 防 等 避 難 徒 歩 公 共 交 通 機 関 要 避 難 地 域 から 退 去 ( 自 宅 等 ) 図 3-17 屋 外 退 避 のイメージ 95

100 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 屋 外 退 避 の 指 示 ( 例 ) 駅 構 内 にいる 者 は の 危 険 があるため 構 内 放 送 や 職 員 の 誘 導 に 従 い 落 ち 着 いて 駅 外 に 退 避 すること (2) 退 避 の 指 示 に 伴 う 措 置 等 ア 区 長 は 退 避 の 指 示 を 行 ったときは 区 防 災 行 政 無 線 広 報 車 両 等 によ り 速 やかに 住 民 に 伝 達 するとともに 放 送 事 業 者 に 対 してその 内 容 を 連 絡 し 退 避 の 指 示 の 内 容 等 について 都 知 事 に 通 知 を 行 う また 退 避 の 必 要 がなくなったとして 指 示 を 解 除 した 場 合 も 同 様 に 伝 達 等 を 行 う イ 区 長 は 都 知 事 警 察 官 海 上 保 安 官 又 は 自 衛 官 から 退 避 の 指 示 をした 旨 の 通 知 を 受 けた 場 合 は 退 避 の 指 示 を 行 った 理 由 指 示 の 内 容 等 について 情 報 の 共 有 を 図 り 退 避 の 実 施 に 伴 い 必 要 な 活 動 について 調 整 を 行 う (3) 安 全 の 確 保 等 ア 区 長 は 退 避 の 指 示 を 住 民 に 伝 達 する 区 の 職 員 に 対 して 二 次 被 害 が 生 じないよう 国 及 び 都 からの 情 報 や 区 で 把 握 した 武 力 攻 撃 災 害 の 状 況 関 係 機 関 の 活 動 状 況 等 についての 最 新 情 報 を 共 有 するほか 警 察 消 防 医 療 機 関 海 上 保 安 部 等 及 び 自 衛 隊 等 と 現 地 連 絡 調 整 所 等 において 連 携 を 密 に し 活 動 時 の 安 全 の 確 保 に 配 慮 する イ 区 の 職 員 が 退 避 の 指 示 に 係 る 地 域 において 活 動 する 際 には 区 長 は 必 要 に 応 じて 警 察 消 防 海 上 保 安 部 等 及 び 自 衛 隊 の 意 見 を 聞 くなど 安 全 確 認 を 行 った 上 で 活 動 させるとともに 各 職 員 が 最 新 の 情 報 を 入 手 できるよ う 緊 急 の 連 絡 手 段 を 確 保 し また 地 域 からの 退 避 方 法 等 の 確 認 を 行 う ウ 区 長 は 退 避 の 指 示 を 行 う 区 の 職 員 に 対 して 武 力 攻 撃 事 態 等 において は 必 ず 特 殊 標 章 等 を 交 付 し 着 用 させる 2 警 戒 区 域 の 設 定 (1) 警 戒 区 域 の 設 定 区 長 は 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 し 又 はまさに 発 生 しようとしている 場 合 に おいて 住 民 からの 通 報 内 容 関 係 機 関 からの 情 報 提 供 現 地 連 絡 調 整 所 等 における 関 係 機 関 の 助 言 等 から 判 断 し 住 民 の 生 命 又 は 身 体 に 対 する 危 険 を 防 止 するため 特 に 必 要 があると 認 めるときは 警 戒 区 域 の 設 定 を 行 う (2) 警 戒 区 域 の 設 定 に 伴 う 措 置 等 ア 区 長 は 警 戒 区 域 の 設 定 に 際 しては 区 対 策 本 部 に 集 約 された 情 報 のほ か 現 地 連 絡 調 整 所 における 警 察 消 防 海 上 保 安 部 等 及 び 自 衛 隊 からの 96

101 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 助 言 を 踏 まえて その 範 囲 等 を 決 定 する また 事 態 の 状 況 の 変 化 等 を 踏 まえて 警 戒 区 域 の 範 囲 の 変 更 等 を 行 う NBC 攻 撃 等 により 汚 染 された 可 能 性 のある 地 域 については 専 門 的 な 知 見 や 装 備 等 を 有 する 機 関 に 対 して 必 要 な 情 報 の 提 供 を 求 め その 助 言 を 踏 まえて 区 域 を 設 定 する イ 区 長 は 警 戒 区 域 の 設 定 にあたっては ロープ 標 示 板 等 で 区 域 を 明 示 し 広 報 車 両 等 を 活 用 して 住 民 に 広 報 周 知 するとともに 放 送 事 業 者 に 対 して その 内 容 を 連 絡 する また 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 を 講 ずる 者 以 外 の 者 に 対 し 当 該 区 域 への 立 入 りを 制 限 し 若 しくは 禁 止 し 又 は 当 該 区 域 からの 退 去 を 命 ずる ウ 警 戒 区 域 内 では 交 通 の 要 所 に 職 員 を 配 置 し 警 察 海 上 保 安 部 等 と 連 携 して 車 両 及 び 住 民 が 立 ち 入 らないよう 必 要 な 措 置 を 講 ずるとともに 不 測 の 事 態 に 迅 速 に 対 応 できるよう 現 地 連 絡 調 整 所 等 における 関 係 機 関 と の 情 報 共 有 に 基 づき 緊 急 時 の 連 絡 体 制 を 確 保 する エ 区 長 は 都 知 事 警 察 官 海 上 保 安 官 又 は 自 衛 官 から 警 戒 区 域 の 設 定 を 行 った 旨 の 通 知 を 受 けた 場 合 は 警 戒 区 域 を 設 定 する 理 由 設 定 範 囲 等 につ いて 関 係 機 関 に 周 知 するなど 情 報 の 共 有 を 図 り 警 戒 区 域 設 定 に 伴 い 必 要 な 活 動 について 調 整 を 行 う (3) 安 全 の 確 保 区 長 は 警 戒 区 域 の 設 定 を 行 った 場 合 についても 退 避 の 指 示 の 場 合 と 同 様 区 域 内 で 活 動 する 職 員 の 安 全 の 確 保 を 図 る 3 応 急 公 用 負 担 等 (1) 区 長 の 事 前 措 置 区 長 は 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 するおそれがあるときは 武 力 攻 撃 災 害 を 拡 大 させるおそれがあると 認 められる 設 備 又 は 物 件 の 占 有 者 所 有 者 又 は 管 理 者 に 対 し 災 害 拡 大 防 止 のために 必 要 な 限 度 において 当 該 設 備 又 は 物 件 の 除 去 保 安 その 他 必 要 な 措 置 を 講 ずべきことを 指 示 する (2) 応 急 公 用 負 担 区 長 は 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 を 講 ずるため 緊 急 の 必 要 があ ると 認 めるときは 次 に 掲 げる 措 置 を 講 ずる 97

102 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 ア 他 人 の 土 地 建 物 その 他 の 工 作 物 の 一 時 使 用 又 は 土 石 竹 木 その 他 の 物 件 の 使 用 若 しくは 収 用 イ 武 力 攻 撃 災 害 を 受 けた 現 場 の 工 作 物 又 は 物 件 で 当 該 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 に 関 する 措 置 の 実 施 の 支 障 となるものの 除 去 その 他 必 要 な 措 置 ( 工 作 物 等 を 除 去 したときは 保 管 ) 4 消 防 に 関 する 措 置 等 (1) 区 が 行 う 措 置 区 長 は 東 京 消 防 庁 による 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 措 置 が 適 切 に 行 われるよ う 武 力 攻 撃 等 や 被 害 情 報 の 早 急 な 把 握 に 努 めるとともに 警 察 等 と 連 携 し 効 率 的 かつ 安 全 な 活 動 が 行 われるよう 必 要 な 措 置 を 講 じる (2) 東 京 消 防 庁 の 活 動 東 京 消 防 庁 は 管 轄 地 域 内 において 発 生 した 武 力 攻 撃 災 害 から 住 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 を 守 るため 次 のとおり 全 庁 を 挙 げ 消 火 救 助 救 急 活 動 を 実 施 する 旨 都 国 民 保 護 計 画 において 定 めている ア 武 力 攻 撃 による 火 災 が 発 生 している 場 合 は 全 消 防 力 を 挙 げて 消 火 活 動 を 行 う イ 武 力 攻 撃 災 害 により 要 救 助 者 が 発 生 している 場 合 は 消 火 活 動 と 並 行 し て 救 助 救 急 活 動 等 人 命 の 安 全 確 保 を 最 優 先 とした 活 動 を 行 う ウ 延 焼 火 災 が 少 ない 場 合 は 救 助 救 急 活 動 を 主 眼 に 活 動 する エ 武 力 攻 撃 災 害 の 状 況 により 消 防 力 に 不 足 が 生 じることが 見 込 まれる 場 合 は 緊 急 消 防 援 助 隊 等 の 応 援 を 受 けて 消 防 の 任 務 を 遂 行 する なお 緊 急 消 防 援 助 隊 等 の 指 揮 は 消 防 総 監 が 行 う オ 消 火 救 助 救 急 活 動 は 消 防 職 員 及 び 消 防 団 員 の 安 全 を 確 保 するため の 措 置 を 講 じた 上 で 行 う また 消 防 団 は 消 防 総 監 又 は 消 防 署 長 の 所 轄 のもとに 行 動 する (3) 医 療 機 関 との 連 携 区 長 は 都 と 協 力 して 搬 送 先 の 選 定 搬 送 先 への 被 害 情 報 の 提 供 トリ アージの 実 施 等 について 医 療 機 関 と 緊 密 な 連 携 のとれた 活 動 を 行 う (4) 安 全 の 確 保 ア 区 長 は 国 対 策 本 部 及 び 都 対 策 本 部 からの 情 報 を 区 対 策 本 部 に 集 約 し 全 ての 最 新 情 報 を 提 供 するとともに 警 察 消 防 等 との 連 携 した 活 動 体 制 を 確 立 するなど 安 全 の 確 保 のための 必 要 な 措 置 を 行 う イ その 際 区 長 は 必 要 により 現 地 に 職 員 を 派 遣 し 都 警 察 消 防 医 98

103 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 療 機 関 海 上 保 安 部 等 及 び 自 衛 隊 等 と 共 に 現 地 連 絡 調 整 所 を 設 けて 各 機 関 の 情 報 の 共 有 連 絡 調 整 にあたらせるとともに 区 対 策 本 部 との 連 絡 を 確 保 させるなど 安 全 の 確 保 のための 必 要 な 措 置 を 行 う ウ 消 防 団 は 施 設 装 備 資 器 材 及 び 通 常 の 活 動 体 制 を 考 慮 し 災 害 現 場 においては 消 防 総 監 又 は 消 防 署 長 の 所 轄 のもとに その 活 動 支 援 を 行 う など 団 員 に 危 険 が 及 ばない 範 囲 に 限 定 して 活 動 するものとする 第 3 生 活 関 連 等 施 設 における 災 害 への 対 処 等 区 は 生 活 関 連 等 施 設 等 の 特 殊 な 対 応 が 必 要 となる 施 設 について 国 の 方 針 に 基 づき 必 要 な 対 処 が 行 えるよう 国 都 その 他 の 関 係 機 関 と 連 携 した 区 の 対 処 に 関 して 以 下 のとおり 定 める また 警 察 消 防 等 の 関 係 機 関 と 協 力 し 生 活 関 連 等 施 設 の 管 理 者 による 主 体 的 な 安 全 確 保 のための 取 組 を 促 進 する 1 生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 確 保 (1) 生 活 関 連 等 施 設 の 状 況 の 把 握 区 は 区 対 策 本 部 を 設 置 した 場 合 においては 区 内 に 所 在 する 生 活 関 連 等 施 設 の 安 全 に 関 する 情 報 各 施 設 における 対 応 状 況 等 の 必 要 な 情 報 を 収 集 す る (2) 区 が 管 理 する 施 設 の 安 全 の 確 保 区 長 は 区 が 管 理 する 生 活 関 連 等 施 設 について 当 該 施 設 の 管 理 者 として の 立 場 から 安 全 の 確 保 のために 必 要 な 措 置 を 行 う この 場 合 において 区 長 は 必 要 に 応 じ 警 視 庁 ( 警 察 署 ) 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 ) 東 京 海 上 保 安 部 等 及 びその 他 の 行 政 機 関 に 対 し 支 援 を 求 める また このほか 生 活 関 連 等 施 設 以 外 の 区 が 管 理 する 施 設 についても 生 活 関 連 等 施 設 における 対 応 を 参 考 にして 可 能 な 範 囲 で 警 備 の 強 化 等 の 措 置 を 講 ずる 2 危 険 物 質 等 に 係 る 武 力 攻 撃 災 害 の 防 止 及 び 防 除 (1) 危 険 物 質 等 に 関 する 措 置 命 令 区 長 は 危 険 物 質 等 ( 毒 物 及 び 劇 物 取 締 法 第 2 条 第 1 項 の 毒 物 及 び 同 条 第 2 項 の 劇 物 ( 同 法 第 3 条 第 3 項 の 毒 物 劇 物 営 業 者 同 法 第 3 条 の2 第 1 項 の 特 定 毒 物 研 究 者 並 びに 当 該 毒 物 及 び 劇 物 を 業 務 上 取 り 扱 う 者 が 取 り 扱 うもの 99

104 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 に 限 る )を 同 法 第 4 条 第 1 項 の 登 録 を 受 けた 者 ( 区 長 が 登 録 を 行 う 者 に 限 る )が 取 り 扱 うものに 限 る ( 以 下 同 様 とする ))に 係 る 武 力 攻 撃 災 害 の 発 生 を 防 止 するため 緊 急 の 必 要 があると 認 めるときは その 取 扱 者 に 対 し 下 記 に 掲 げる 武 力 攻 撃 災 害 発 生 防 止 のための 必 要 な 措 置 を 講 ずべきこと を 命 ずる また 国 民 保 護 法 施 行 令 第 29 条 の 規 定 に 基 づき 消 防 本 部 等 所 在 市 町 村 の 長 が 行 うこととされている 消 防 法 第 2 条 第 7 項 の 危 険 物 に 係 る 下 記 イ 及 び ウの 措 置 については 東 京 消 防 庁 が 行 うこととなる なお 避 難 住 民 の 運 送 等 の 措 置 において 当 該 危 険 物 等 が 必 要 となる 場 合 は 関 係 機 関 と 区 対 策 本 部 で 所 要 の 調 整 を 行 う 措 置 ア 危 険 物 質 等 の 取 扱 所 の 全 部 又 は 一 部 の 使 用 の 一 時 停 止 又 は 制 限 イ 危 険 物 質 等 の 製 造 引 渡 し 貯 蔵 移 動 運 搬 又 は 消 費 の 一 時 禁 止 又 は 制 限 ウ 危 険 物 質 等 の 所 在 場 所 の 変 更 又 はその 廃 棄 消 防 法 第 2 条 第 7 項 の 危 険 物 に 係 るアの 措 置 については 同 法 に 基 づき 東 京 消 防 庁 が 実 施 (2) 警 備 の 強 化 及 び 危 険 物 質 等 の 管 理 状 況 報 告 区 長 は 危 険 物 質 等 の 取 扱 者 に 対 し 必 要 があると 認 めるときは 警 備 の 強 化 を 求 める また 区 長 は (1)に 掲 げるアからウの 措 置 を 講 ずるために 必 要 があると 認 める 場 合 は 危 険 物 質 等 の 取 扱 者 から 危 険 物 質 等 の 管 理 の 状 況 について 報 告 を 求 める 第 4 NBC 攻 撃 による 災 害 への 対 処 等 区 は NBC 攻 撃 による 災 害 への 対 処 について 国 の 方 針 に 基 づき 必 要 な 措 置 を 講 ずる このため NBC 攻 撃 による 災 害 への 対 処 にあたり 必 要 な 事 項 につい て 以 下 のとおり 定 める 1 応 急 措 置 の 実 施 区 長 は NBC 攻 撃 が 行 われた 場 合 においては その 被 害 の 現 場 における 状 況 に 照 らして 現 場 及 びその 影 響 を 受 けることが 予 想 される 地 域 の 住 民 に 対 して 退 避 の 指 示 をし 又 は 警 戒 区 域 を 設 定 する 区 は 保 有 する 装 備 資 器 材 等 により 対 応 可 能 な 範 囲 内 で 警 視 庁 ( 警 察 署 ) 100

105 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 ) 等 の 関 係 機 関 とともに 原 因 物 質 の 特 定 被 災 者 の 救 助 等 の 活 動 を 行 う 2 国 の 方 針 に 基 づく 措 置 の 実 施 区 は 内 閣 総 理 大 臣 が 関 係 大 臣 を 指 揮 して 汚 染 拡 大 防 止 のための 措 置 を 講 ずる 場 合 においては 内 閣 総 理 大 臣 の 基 本 的 な 方 針 及 びそれに 基 づく 各 省 庁 にお ける 活 動 内 容 について 都 を 通 じて 国 から 必 要 な 情 報 を 入 手 するとともに 当 該 方 針 に 基 づいて 所 要 の 措 置 を 講 ずる 3 関 係 機 関 との 連 携 区 長 は NBC 攻 撃 が 行 われた 場 合 は 区 対 策 本 部 において 警 視 庁 ( 警 察 署 ) 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 ) 海 上 保 安 部 等 自 衛 隊 及 び 医 療 関 係 機 関 等 から 被 害 に 関 する 情 報 や 関 係 機 関 の 有 する 専 門 的 知 見 対 処 能 力 等 に 関 する 情 報 を 共 有 し 必 要 な 対 処 を 行 う その 際 必 要 により 現 地 連 絡 調 整 所 を 設 置 し( 又 は 職 員 を 参 画 させ) 現 場 に おける 関 係 機 関 の 活 動 調 整 の 円 滑 化 を 図 るとともに 区 長 は 現 地 連 絡 調 整 所 の 職 員 から 最 新 の 情 報 についての 報 告 を 受 けて 当 該 情 報 をもとに 都 に 対 して 必 要 な 資 器 材 や 応 援 等 の 要 請 を 行 う 4 汚 染 原 因 に 応 じた 対 応 区 は NBC 攻 撃 のそれぞれの 汚 染 原 因 に 応 じて 国 及 び 都 との 連 携 のもと それぞれ 次 の 点 に 留 意 して 措 置 を 講 ずる (1) 核 攻 撃 等 の 場 合 区 は 核 攻 撃 等 による 災 害 が 発 生 した 場 合 国 の 対 策 本 部 による 汚 染 範 囲 の 特 定 を 補 助 するため 汚 染 の 範 囲 特 定 に 資 する 被 災 情 報 を 直 ちに 都 へ 報 告 する また 措 置 にあたる 要 員 に 防 護 服 を 着 用 させるとともに 被 ばく 線 量 の 管 理 を 行 いつつ 活 動 を 実 施 させる (2) 生 物 剤 による 攻 撃 の 場 合 区 は 措 置 にあたる 要 員 に 防 護 服 を 着 用 させ 関 係 機 関 が 行 う 汚 染 の 原 因 物 質 の 特 定 等 に 資 する 情 報 収 集 等 の 活 動 を 行 うとともに 警 察 等 の 関 係 機 関 と 連 携 して 保 健 所 による 消 毒 等 の 措 置 を 行 う 区 の 国 民 保 護 指 令 部 は 生 物 剤 を 用 いた 攻 撃 の 特 殊 性 (*) に 留 意 し 生 物 (*) 生 物 剤 を 用 いた 攻 撃 の 特 殊 性 天 然 痘 等 の 生 物 剤 は 人 に 知 られることなく 散 布 することが 可 能 であり また 発 症 するまでの 潜 伏 期 間 に 感 染 者 が 移 動 することにより 生 物 剤 が 散 布 されたと 判 明 したときには 既 に 被 害 が 拡 大 している 可 能 性 がある 生 物 剤 を 用 いた 攻 撃 については こうした 特 殊 性 にかんがみ 特 に 留 意 が 必 要 である 101

106 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 剤 の 散 布 等 による 攻 撃 の 状 況 について 通 常 の 被 害 状 況 等 の 把 握 方 法 とは 異 なる 点 にかんがみ 国 民 保 護 保 健 所 部 等 と 緊 密 な 連 絡 を 取 り 合 い 厚 生 労 働 省 を 中 心 とした 一 元 的 情 報 収 集 データ 解 析 等 サーベランス( 疾 病 監 視 )に よる 感 染 源 及 び 汚 染 地 域 への 作 業 に 協 力 する (3) 化 学 剤 による 攻 撃 の 場 合 区 は 措 置 にあたる 要 員 に 防 護 服 を 着 用 させるとともに 関 係 機 関 が 行 う 原 因 物 質 の 特 定 汚 染 地 域 の 範 囲 の 特 定 被 災 者 の 救 助 及 び 除 染 等 に 資 する 情 報 収 集 等 の 活 動 を 行 う 5 区 長 の 権 限 区 長 は 都 知 事 より 汚 染 の 拡 大 を 防 止 するため 協 力 の 要 請 があったときは 措 置 の 実 施 にあたり 警 察 等 関 係 機 関 と 調 整 しつつ 次 の 表 に 掲 げる 権 限 を 行 使 す る 表 3-12 国 民 保 護 法 第 108 条 第 1 項 に 基 づく 措 置 法 108 条 第 1 項 各 号 対 象 物 件 等 措 置 1 号 飲 食 物 衣 類 寝 具 その 他 の 物 件 占 有 者 に 対 し 以 下 を 命 ずる 移 動 の 制 限 移 動 の 禁 止 廃 棄 2 号 生 活 の 用 に 供 する 水 管 理 者 に 対 し 以 下 を 命 ずる 使 用 の 制 限 又 は 禁 止 給 水 の 制 限 又 は 禁 止 3 号 死 体 移 動 の 制 限 移 動 の 禁 止 4 号 飲 食 物 衣 類 寝 具 廃 棄 その 他 の 物 件 5 号 建 物 立 入 りの 制 限 立 入 りの 禁 止 封 鎖 6 号 場 所 交 通 の 制 限 交 通 の 遮 断 区 長 は 上 記 表 中 の 第 1 号 から 第 4 号 までに 掲 げる 権 限 を 行 使 するときは 当 該 措 置 の 名 あて 人 ( 上 記 表 中 の 占 有 者 管 理 者 等 )に 対 し 次 の 表 に 掲 げる 事 項 を 通 知 する ただし 差 し 迫 った 必 要 があるときは 当 該 措 置 を 講 じた 後 相 当 の 期 間 内 に 同 事 項 を 当 該 措 置 の 名 あて 人 に 通 知 する 上 記 表 中 第 5 号 及 び 第 6 号 に 掲 げる 権 限 を 行 使 するときは 適 当 な 場 所 に 次 の 表 に 掲 げる 事 項 を 掲 示 する ただし 差 し 迫 った 必 要 があるときは その 職 員 が 現 場 で 指 示 を 行 う 102

107 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 表 3-13 国 民 保 護 法 施 行 令 第 31 条 第 1 項 に 基 づく 通 知 事 項 1 号 当 該 措 置 を 講 ずる 旨 2 号 当 該 措 置 を 講 ずる 理 由 3 号 当 該 措 置 の 対 象 となる 物 件 生 活 の 用 に 供 する 水 又 は 死 体 ( 上 記 表 中 第 5 号 及 び 第 6 号 に 掲 げる 権 限 を 行 使 する 場 合 にあっては 当 該 措 置 の 対 象 となる 建 物 又 は 場 所 ) 4 号 当 該 措 置 を 講 ずる 時 期 5 号 当 該 措 置 の 内 容 6 要 員 の 安 全 の 確 保 区 長 は NBC 攻 撃 を 受 けた 場 合 武 力 攻 撃 災 害 の 状 況 等 の 情 報 を 現 地 連 絡 調 整 所 や 都 から 積 極 的 な 収 集 に 努 め 当 該 情 報 を 速 やかに 提 供 するなどにより 応 急 対 策 を 講 ずる 要 員 の 安 全 の 確 保 に 配 慮 する 第 9 章 被 災 情 報 の 収 集 及 び 報 告 区 は 被 災 情 報 を 収 集 するとともに 都 知 事 に 報 告 することとされていること から 被 災 情 報 の 収 集 及 び 報 告 にあたり 必 要 な 事 項 について 以 下 のとおり 定 め る 1 区 は 電 話 区 防 災 行 政 無 線 その 他 の 通 信 手 段 により 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 し た 日 時 及 び 場 所 又 は 地 域 発 生 した 武 力 攻 撃 災 害 の 状 況 の 概 要 人 的 及 び 物 的 被 害 の 状 況 等 の 被 災 情 報 について 収 集 する 2 区 は 情 報 収 集 にあたっては 警 視 庁 ( 警 察 署 ) 東 京 消 防 庁 ( 消 防 署 ) 東 京 海 上 保 安 部 等 との 連 絡 を 密 にする 3 区 は 収 集 した 被 災 情 報 の 第 一 報 を 都 (*) に 対 し 様 式 を 用 いて 電 子 メー ル FAX 等 により 直 ちに 報 告 する (*) 災 害 の 状 況 により 都 ( 対 策 本 部 )に 報 告 できない 場 合 は 総 務 省 消 防 庁 へ 報 告 する 103

108 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 4 区 は 第 一 報 を 都 に 報 告 した 後 も 被 災 情 報 の 収 集 に 努 めるとともに 収 集 し た 情 報 について 様 式 ( 資 料 編 表 7)を 用 いて 電 子 メール FAX 等 により 都 が 指 定 する 時 間 に 報 告 する なお 新 たに 重 大 な 被 害 が 発 生 した 場 合 等 区 長 が 必 要 と 判 断 した 場 合 には 直 ちに 都 に 報 告 する 資 料 編 表 7 被 災 情 報 の 報 告 様 式 (P.129) 第 10 章 保 健 衛 生 の 確 保 その 他 の 措 置 区 は 避 難 所 等 の 保 健 衛 生 の 確 保 を 図 り 武 力 攻 撃 災 害 により 発 生 した 廃 棄 物 の 処 理 を 適 切 かつ 迅 速 に 行 うことが 重 要 であることから 保 健 衛 生 の 確 保 その 他 の 措 置 に 必 要 な 事 項 について 以 下 のとおり 定 める 1 保 健 衛 生 の 確 保 区 は 避 難 先 地 域 における 避 難 住 民 等 についての 状 況 等 を 把 握 し その 状 況 に 応 じて 次 に 掲 げる 措 置 を 実 施 する (1) 保 健 衛 生 対 策 区 は 避 難 先 地 域 において 巡 回 健 康 相 談 等 を 行 うため 保 健 活 動 班 を 編 成 して 避 難 所 等 に 派 遣 し 都 は 区 の 要 請 に 基 づき 支 援 及 び 補 完 を 行 う この 場 合 において 高 齢 者 障 害 者 その 他 特 に 配 慮 を 要 する 者 の 心 身 の 健 康 状 態 には 特 段 の 配 慮 を 行 う (2) 防 疫 対 策 区 は 避 難 住 民 等 が 生 活 環 境 の 悪 化 病 原 体 に 対 する 抵 抗 力 の 低 下 による 感 染 症 等 の 発 生 を 防 ぐため 都 と 協 力 し 感 染 症 予 防 のための 啓 発 健 康 診 断 及 び 消 毒 等 の 措 置 を 実 施 する (3) 環 境 衛 生 の 確 保 区 は 避 難 先 地 域 における 飲 料 水 の 安 全 等 環 境 衛 生 の 確 保 のため 都 と 協 力 し 環 境 衛 生 指 導 班 による 水 の 消 毒 の 確 認 や 避 難 所 の 環 境 整 備 のための 措 置 を 実 施 する 104

109 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 (4) 食 品 衛 生 確 保 対 策 区 は 避 難 先 地 域 における 食 中 毒 等 を 防 止 するため 都 と 協 力 し 食 品 衛 生 指 導 班 を 編 成 するなどして 食 品 等 の 衛 生 確 保 のための 措 置 を 実 施 する (5) 栄 養 指 導 対 策 区 は 避 難 先 地 域 の 住 民 の 健 康 維 持 のため 栄 養 管 理 栄 養 相 談 及 び 指 導 を 実 施 する 2 廃 棄 物 の 処 理 (1) 廃 棄 物 処 理 の 特 例 ア 区 は 環 境 大 臣 が 指 定 する 特 例 地 域 においては 都 と 連 携 し 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 に 基 づく 廃 棄 物 処 理 業 の 許 可 を 受 けていない 者 に 対 して 必 要 に 応 じ 環 境 大 臣 が 定 める 特 例 基 準 に 定 めるところにより 廃 棄 物 の 収 集 運 搬 又 は 処 分 を 業 として 行 わせる イ 区 は アにより 廃 棄 物 の 収 集 運 搬 又 は 処 分 を 業 として 行 う 者 により 特 例 基 準 に 適 合 しない 廃 棄 物 の 収 集 運 搬 又 は 処 分 が 行 われたことが 判 明 し たときは 速 やかにその 者 に 対 し 期 限 を 定 めて 廃 棄 物 の 収 集 運 搬 又 は 処 分 の 方 法 の 変 更 その 他 の 必 要 な 措 置 を 講 ずべきことを 指 示 するなど 特 例 基 準 に 従 うよう 指 導 する (2) 廃 棄 物 処 理 対 策 ア 区 は 地 域 防 災 計 画 の 定 めに 準 じて 災 害 廃 棄 物 対 策 指 針 ( 平 成 26 年 環 境 省 大 臣 官 房 廃 棄 物 リサイクル 対 策 部 作 成 ) 等 を 参 考 としつつ 廃 棄 物 処 理 体 制 を 整 備 する イ 区 は 廃 棄 物 関 連 施 設 等 の 被 害 状 況 の 把 握 を 行 うとともに 処 理 能 力 が 不 足 する 又 は 不 足 すると 予 想 される 場 合 については 特 別 区 災 害 廃 棄 物 処 理 対 策 ガイドライン ( 平 成 27 年 3 月 特 別 区 清 掃 主 管 部 長 会 )に 基 づき 処 理 を 行 う 105

110 第 3 編 武 力 攻 撃 事 態 等 への 対 処 第 11 章 国 民 生 活 の 安 定 に 関 する 措 置 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 において 生 活 基 盤 等 を 確 保 することから 国 民 生 活 の 安 定 に 関 する 措 置 について 以 下 のとおり 定 める 1 生 活 関 連 物 資 等 の 価 格 安 定 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 において 国 民 生 活 との 関 連 性 が 高 い 物 資 若 しくは 役 務 又 は 国 民 経 済 上 重 要 な 物 資 若 しくは 役 務 ( 生 活 関 連 物 資 等 )の 価 格 の 高 騰 や 買 占 め 及 び 売 惜 しみを 防 止 するために 都 等 の 関 係 機 関 が 実 施 する 措 置 に 協 力 する 2 避 難 住 民 等 の 生 活 安 定 等 (1) 被 災 児 童 生 徒 等 に 対 する 教 育 区 教 育 委 員 会 は 都 教 育 委 員 会 と 連 携 し 被 災 した 児 童 生 徒 等 に 対 する 教 育 に 支 障 が 生 じないようにするため 避 難 先 での 学 習 機 会 の 確 保 教 科 書 の 供 給 授 業 料 の 減 免 被 災 による 生 活 困 窮 家 庭 の 児 童 生 徒 に 対 する 就 学 援 助 等 を 行 うとともに 避 難 住 民 等 が 被 災 地 に 復 帰 する 際 の 必 要 に 応 じた 学 校 施 設 等 の 応 急 復 旧 等 を 関 係 機 関 と 連 携 し 適 切 な 措 置 を 講 ずる (2) 租 税 等 の 減 免 等 区 は 避 難 住 民 等 の 負 担 軽 減 のため 法 律 及 び 条 例 の 定 めるところにより 区 税 に 関 する 申 告 申 請 及 び 請 求 等 の 書 類 納 付 又 は 納 入 に 関 する 期 限 の 延 長 並 びに 区 税 の 減 免 及 び 徴 収 猶 予 の 措 置 を 災 害 の 状 況 に 応 じて 実 施 する 3 生 活 基 盤 等 の 確 保 河 川 管 理 施 設 及 び 道 路 等 の 管 理 者 として 区 は 当 該 公 共 的 施 設 を 適 切 に 管 理 する 106

111 第 4 編 復 旧 等 第 4 編 復 旧 等 第 1 章 応 急 の 復 旧 区 は その 管 理 する 施 設 及 び 設 備 について 武 力 攻 撃 災 害 による 被 害 が 発 生 し たときは 一 時 的 な 修 繕 や 補 修 等 応 急 の 復 旧 のため 必 要 な 措 置 を 講 じることと し 応 急 の 復 旧 に 関 して 必 要 な 事 項 について 以 下 のとおり 定 める 表 4-1 復 旧 復 興 における 区 各 機 関 等 の 役 割 分 担 機 関 名 主 な 役 割 道 路 等 の 公 共 施 設 の 復 旧 都 のライフライン 施 設 の 復 旧 都 都 市 住 宅 暮 らし 産 業 等 の 復 興 国 民 保 護 に 要 した 費 用 の 支 弁 警 視 庁 犯 罪 の 予 防 社 会 秩 序 の 維 持 消 防 相 談 に 関 すること 東 京 消 防 庁 火 災 予 防 に 関 すること 道 路 等 の 公 共 施 設 の 復 旧 区 都 市 住 宅 暮 らし 産 業 等 の 復 興 国 民 保 護 に 要 した 費 用 の 支 弁 指 定 公 共 機 関 ライフライン 施 設 の 復 旧 指 定 地 方 公 共 機 関 ライフライン 施 設 の 復 旧 1 基 本 的 考 え 方 (1) 区 が 管 理 する 施 設 及 び 設 備 の 緊 急 点 検 等 区 は 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 した 場 合 には 安 全 の 確 保 をした 上 で その 管 理 する 施 設 及 び 設 備 の 被 害 状 況 について 緊 急 点 検 を 実 施 するとともに 被 害 の 拡 大 防 止 及 び 被 災 者 の 生 活 確 保 を 最 優 先 に 応 急 の 復 旧 を 行 う (2) 通 信 機 器 の 応 急 の 復 旧 区 は 武 力 攻 撃 災 害 の 発 生 により 防 災 行 政 無 線 等 関 係 機 関 との 通 信 機 器 に 被 害 が 発 生 した 場 合 には 予 備 機 への 切 替 え 等 を 行 うとともに 保 守 要 員 により 速 やかな 復 旧 措 置 を 講 ずる また 復 旧 措 置 を 講 じてもなお 障 害 があ る 場 合 は 他 の 通 信 手 段 により 関 係 機 関 との 連 絡 を 行 うものとし 直 ちに 都 を 通 じて 総 務 省 消 防 庁 にその 状 況 を 連 絡 する 107

112 第 4 編 復 旧 等 (3) 都 に 対 する 支 援 要 請 区 は 応 急 の 復 旧 のための 措 置 を 講 ずるにあたり 必 要 があると 認 める 場 合 には 都 に 対 し それぞれ 必 要 な 人 員 や 資 器 材 の 提 供 技 術 的 助 言 その 他 必 要 な 措 置 に 関 し 支 援 を 求 める 2 公 共 的 施 設 の 応 急 の 復 旧 区 は 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 した 場 合 には その 管 理 する 道 路 河 川 等 について 速 やかに 被 害 の 状 況 を 把 握 し その 状 況 を 都 に 報 告 するとともに 被 害 の 状 況 に 応 じて 障 害 物 の 除 去 その 他 避 難 住 民 の 運 送 等 の 輸 送 の 確 保 に 必 要 な 応 急 の 復 旧 のための 措 置 を 講 ずる 第 2 章 武 力 攻 撃 災 害 の 復 旧 区 は その 管 理 する 施 設 及 び 設 備 について 武 力 攻 撃 災 害 による 被 害 が 発 生 し たときは 武 力 攻 撃 災 害 の 復 旧 を 行 うこととし 武 力 攻 撃 災 害 の 復 旧 に 関 して 必 要 な 事 項 について 以 下 のとおり 定 める 1 国 における 所 要 の 法 制 の 整 備 等 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 したときは 国 において 財 政 上 の 措 置 その 他 本 格 的 な 復 旧 に 向 けた 所 要 の 法 制 が 整 備 されるとともに 特 に 大 規 模 な 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 したときは 本 格 的 な 復 旧 に 向 けての 国 全 体 としての 方 向 性 について 速 やかに 検 討 することとされており 区 は 武 力 攻 撃 災 害 の 復 旧 について 国 が 示 す 方 針 に 従 って 都 と 連 携 して 実 施 する 2 区 が 管 理 する 施 設 及 び 設 備 の 復 旧 区 は 武 力 攻 撃 災 害 により 区 の 管 理 する 施 設 及 び 設 備 が 被 災 した 場 合 は 被 災 の 状 況 周 辺 地 域 の 状 況 等 を 勘 案 しつつ 迅 速 な 復 旧 を 行 う 108

113 第 4 編 復 旧 等 第 3 章 国 民 保 護 措 置 に 要 した 費 用 の 支 弁 等 区 が 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 要 した 費 用 については 原 則 として 国 が 負 担 するこ ととされており 国 民 保 護 措 置 に 要 した 費 用 の 支 弁 等 に 関 する 手 続 等 に 必 要 な 事 項 について 以 下 のとおり 定 める 1 国 民 保 護 措 置 に 要 した 費 用 の 支 弁 国 への 負 担 金 の 請 求 (1) 国 に 対 する 負 担 金 の 請 求 方 法 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 要 した 費 用 で 区 が 支 弁 したものについては 国 民 保 護 法 により 原 則 として 国 が 負 担 することとされていることから 別 途 国 が 定 めるところにより 国 に 対 し 負 担 金 の 請 求 を 行 う (2) 関 係 書 類 の 保 管 区 は 武 力 攻 撃 事 態 等 において 国 民 保 護 措 置 の 実 施 に 要 する 費 用 の 支 出 にあたっては その 支 出 額 を 証 明 する 書 類 等 を 保 管 する 2 損 失 補 償 及 び 損 害 補 償 (1) 損 失 補 償 区 は 国 民 保 護 法 に 基 づく 土 地 等 の 一 部 使 用 等 の 行 政 処 分 を 行 った 結 果 通 常 生 ずべき 損 失 については 国 民 保 護 法 施 行 令 に 定 める 手 続 等 に 従 い 補 償 を 行 う (2) 損 害 補 償 区 は 国 民 保 護 措 置 の 実 施 について 援 助 を 要 請 し その 要 請 を 受 けて 協 力 をした 者 がそのために 死 傷 したときは 国 民 保 護 法 施 行 令 に 定 める 手 続 等 に 従 い 損 害 補 償 を 行 う 3 総 合 調 整 及 び 指 示 に 係 る 損 失 の 補 てん 区 は 都 の 対 策 本 部 長 が 総 合 調 整 を 行 い 又 は 避 難 住 民 の 誘 導 若 しくは 避 難 住 民 の 運 送 に 係 る 指 示 をした 場 合 において 当 該 総 合 調 整 又 は 指 示 に 基 づく 措 置 の 実 施 にあたって 損 失 を 受 けたときは 国 民 保 護 法 施 行 令 に 定 める 手 続 に 従 い 都 に 対 して 損 失 の 請 求 を 行 う 109

114 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 については 国 民 保 護 対 策 本 部 の 設 置 や 国 民 保 護 措 置 ( 住 民 の 避 難 救 援 武 力 攻 撃 災 害 への 対 処 等 ) 等 の 武 力 攻 撃 事 態 への 対 処 に 準 じて 行 う 本 編 では テロ 等 が 突 発 的 に 起 きることを 考 慮 し 初 動 対 応 力 の 強 化 平 時 における 警 戒 発 生 時 の 対 処 等 に 関 して 特 に 必 要 な 事 項 を 記 載 する 緊 急 対 処 事 態 緊 急 対 処 事 態 とは 武 力 攻 撃 の 手 段 に 準 ずる 手 段 を 用 いて 多 数 の 人 を 殺 傷 する 行 為 が 発 生 した 事 態 又 は 発 生 する 明 白 な 危 険 が 切 迫 していると 認 めら れる 事 態 で 国 家 として 緊 急 に 対 処 することが 必 要 なものをいう 想 定 される 事 態 類 型 表 5-1 緊 急 対 処 事 態 として 想 定 される 事 態 類 型 事 態 類 型 事 例 1 危 険 物 質 を 有 する 施 設 への 攻 撃 原 子 力 事 業 所 等 の 破 壊 石 油 コンビナート 可 燃 性 ガス 貯 蔵 施 設 等 の 爆 破 危 険 物 質 積 載 船 への 攻 撃 ダムの 破 壊 2 大 規 模 集 客 施 設 等 へ の 攻 撃 イベント 施 設 スポーツ 施 設 ターミナル 駅 等 の 爆 破 列 車 等 の 爆 破 3 大 量 殺 傷 物 質 による 攻 撃 炭 疽 菌 サリン 等 の 大 量 散 布 ダーティボム 等 の 爆 発 による 放 射 性 物 質 の 拡 散 水 源 地 に 対 する 毒 素 等 の 混 入 4 交 通 機 関 を 破 壊 手 段 とした 攻 撃 航 空 機 等 による 多 数 の 死 傷 者 を 伴 う 自 爆 テロ 弾 道 ミサイル 等 の 飛 来 共 通 する 特 徴 非 国 家 組 織 等 による 攻 撃 突 発 的 な 事 案 発 生 発 生 当 初 は 事 故 との 判 別 が 困 難 不 特 定 多 数 の 住 民 等 が 日 常 利 用 している 場 所 ( 列 車 地 下 鉄 劇 場 等 )で 発 生 する 可 能 性 が 高 い 110

115 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 区 緊 急 対 処 事 態 対 策 本 部 ( 以 下 本 編 において 区 対 策 本 部 という ) 設 置 指 定 前 における 事 案 発 生 への 対 処 突 発 的 にテロ 等 が 発 生 した 場 合 政 府 による 事 態 認 定 及 び 区 対 策 本 部 の 設 置 指 定 が 行 われるまでは 区 は 緊 急 に 区 民 等 の 安 全 等 を 確 保 するため 区 災 害 対 策 本 部 等 を 設 置 し 災 害 対 策 のしくみを 活 用 して 必 要 に 応 じ 避 難 の 指 示 警 戒 区 域 の 設 定 及 び 区 対 策 本 部 の 設 置 要 請 等 緊 急 対 処 保 護 措 置 に 準 じた 措 置 を 行 う (*) 第 1 章 初 動 対 応 力 の 強 化 テロ 等 の 発 生 時 住 民 等 の 避 難 や 救 助 等 を 迅 速 に 行 うため 区 が 管 理 する 施 設 大 規 模 集 客 施 設 (イベント 施 設 スポーツ 施 設 ターミナル 駅 等 ) 及 びライフラ イン 施 設 等 の 初 動 対 応 力 の 強 化 を 図 る また 平 素 及 びテロ 等 の 発 生 時 区 区 が 管 理 する 施 設 大 規 模 集 客 施 設 及 び ライフライン 施 設 等 の 管 理 者 ( 以 下 施 設 管 理 者 という ) 区 を 管 轄 する 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 ( 以 下 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 という ) 等 が 連 携 協 力 して 対 処 する 体 制 を 構 築 する 1 危 機 管 理 体 制 の 充 実 (1) 大 規 模 集 客 施 設 等 との 連 携 ア 区 は 大 規 模 集 客 施 設 等 において 大 規 模 テロ 等 が 発 生 した 場 合 に 迅 速 に 初 動 対 処 を 行 うため 都 が 設 置 した テロ 等 の 危 機 に 関 する 事 業 者 連 絡 会 ( 平 成 18 年 9 月 設 置 ) の 取 組 を 踏 まえ 危 機 管 理 の 強 化 やテロ 等 の 危 機 情 報 の 共 有 等 を 図 る イ 区 は 大 規 模 テロ 等 の 発 生 時 に 迅 速 かつ 的 確 に 対 処 し 政 治 経 済 社 会 活 動 に 及 ぼす 影 響 を 局 限 するため 区 に 所 在 する 中 央 省 庁 本 社 ビル 大 規 模 集 客 施 設 医 療 機 関 養 護 施 設 大 学 及 び 専 門 学 校 等 の 概 要 を 把 握 するとともに 必 要 に 応 じて 緊 急 時 連 絡 先 の 把 握 及 び 情 報 交 換 等 を 行 う (2) 地 域 版 パートナーシップ を 活 用 した 連 携 体 制 区 は テロを 許 さない 街 づくり の 実 現 のため 地 域 版 パートナーシ ップ を 活 用 し 管 轄 警 察 署 関 係 行 政 機 関 民 間 事 業 者 と 連 携 して テ ロに 対 する 危 機 意 識 の 共 有 や 大 規 模 テロ 発 生 時 における 協 働 対 処 体 制 の 整 備 等 に 取 り 組 む (*) 国 民 保 護 法 に 基 づく 緊 急 対 処 保 護 措 置 は 政 府 による 事 態 認 定 前 は 実 施 できない 111

116 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 (3) 医 療 機 関 大 学 及 び 研 究 機 関 等 との 連 携 ア 区 は 大 規 模 テロ 等 の 発 生 時 に 迅 速 かつ 的 確 に 医 療 を 提 供 するため 区 に 所 在 する 医 療 機 関 等 の 専 科 病 床 数 等 を 把 握 するとともに 人 的 物 的 なネットワーク 及 び 協 力 関 係 の 構 築 に 努 める イ 区 は 大 規 模 テロ 等 の 発 生 時 に 迅 速 かつ 的 確 に 知 的 資 源 を 活 用 するため 区 に 所 在 する 大 学 研 究 機 関 等 の 危 機 管 理 に 関 する 人 材 情 報 等 を 把 握 す るとともに 協 力 関 係 の 構 築 に 努 める (4) 区 が 管 理 する 施 設 大 規 模 集 客 施 設 及 びライフライン 施 設 等 の 危 機 管 理 の 強 化 区 は 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 等 と 協 力 し 施 設 管 理 者 が 行 う 危 機 管 理 体 制 の 強 化 や 訓 練 に 関 して 指 導 助 言 を 行 う この 際 施 設 内 の 人 々への 正 確 な 情 報 伝 達 指 示 避 難 誘 導 等 の 初 動 対 処 を 重 視 する 2 対 処 マニュアルの 整 備 (1) 大 規 模 テロ 等 発 生 時 の 対 処 マニュアル 等 の 整 備 区 は 都 が 作 成 する 東 京 都 大 規 模 テロ 等 対 処 マニュアル( 仮 称 ) 及 び 区 の 特 性 を 踏 まえ N( 核 物 質 ) B( 生 物 剤 ) C( 化 学 剤 )など テロ 等 の 類 型 に 応 じた 初 動 対 処 の 手 順 を 明 らかにしたマニュアル 等 の 整 備 に 努 め る (2) 区 が 管 理 する 施 設 大 規 模 集 客 施 設 及 びライフライン 施 設 等 における 対 処 マニュアルの 整 備 促 進 区 は 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 協 力 し 施 設 管 理 者 に 対 し て 区 等 が 作 成 する 各 種 対 処 マニュアル 及 び 当 該 施 設 の 特 性 を 踏 まえた 対 処 マ ニュアルの 整 備 を 要 請 する 3 発 生 現 場 における 連 携 協 力 のための 体 制 づくり (1) 大 規 模 集 客 施 設 等 との 連 携 区 は 大 規 模 集 客 施 設 等 において 大 規 模 テロ 等 が 発 生 した 場 合 に 迅 速 に 初 動 対 処 を 行 うため 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 及 び 施 設 管 理 者 の 協 力 を 得 て 緊 急 連 絡 体 制 を 整 備 する (2) 現 地 連 絡 調 整 所 の 運 営 等 に 関 する 協 議 区 は 現 地 において 活 動 する 各 機 関 が 必 要 に 応 じて 情 報 の 共 有 や 連 携 の 確 保 を 目 的 に 設 置 する 現 地 連 絡 調 整 所 の 具 体 的 な 運 営 要 領 ( 参 加 機 関 各 112

117 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 機 関 の 役 割 資 器 材 等 )について 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 協 議 する 4 不 特 定 多 数 の 人 々への 情 報 伝 達 手 段 の 確 保 区 は 区 が 管 理 する 施 設 大 規 模 集 客 施 設 及 び 繁 華 街 等 を 往 来 する 不 特 定 多 数 の 人 々に 警 報 や 避 難 の 指 示 等 を 速 やかに 伝 達 できるよう 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 のほか 放 送 事 業 者 や 電 気 通 信 事 業 者 等 の 協 力 を 依 頼 するなど 多 様 な 情 報 伝 達 手 段 の 確 保 に 努 める 5 装 備 資 材 の 備 蓄 区 は NBCテロ 等 の 発 生 時 に 現 地 連 絡 調 整 所 等 において 活 動 する 職 員 等 の 安 全 確 保 のために 必 要 となる 装 備 資 材 等 について 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 との 連 携 を 考 慮 し 新 たに 備 蓄 又 は 調 達 するよう 努 める 備 蓄 又 は 調 達 する 資 材 の 例 防 護 マスク 防 護 衣 手 袋 ブーツ ガス 検 知 器 線 量 ( 率 ) 計 除 染 資 器 材 ( 除 染 所 用 テント 除 染 装 置 簡 易 プール 等 ) 消 毒 液 等 6 訓 練 等 の 実 施 区 は 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 連 携 し 実 践 的 な 図 上 訓 練 実 動 訓 練 及 びNBCに 関 する 研 修 等 を 行 う 7 住 民 昼 間 区 民 への 啓 発 区 は テロ 等 の 兆 候 を 発 見 した 場 合 の 区 長 等 に 対 する 通 報 義 務 不 審 物 等 を 発 見 した 場 合 の 施 設 管 理 者 に 対 する 通 報 の 方 法 等 について 啓 発 資 料 等 を 活 用 して 住 民 への 周 知 を 図 る また 区 外 からの 通 勤 者 観 光 客 等 に 対 しても 警 察 消 防 等 関 係 機 関 及 び 施 設 管 理 者 等 と 連 携 し 普 及 啓 発 に 努 めるとともに 不 審 物 等 を 発 見 した 場 合 の 施 設 管 理 者 等 に 対 する 通 報 等 について 周 知 に 努 める 第 2 章 平 時 における 警 戒 区 は 常 にテロ 等 の 兆 候 や 危 機 情 報 の 把 握 に 努 め 必 要 に 応 じて 警 戒 対 応 を 行 う 113

118 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 1 危 機 情 報 等 の 把 握 活 用 区 は 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 連 携 し 常 にテロ 等 の 兆 候 や 危 機 情 報 の 把 握 に 努 めるとともに テロ 等 の 発 生 事 例 ( 特 に 首 都 や 大 都 市 )に 関 す る 情 報 についても 可 能 な 限 り 収 集 分 析 し 初 動 対 応 力 の 強 化 や 警 戒 対 応 に 活 用 する 2 危 機 情 報 等 の 共 有 区 は 区 災 害 対 策 本 部 等 を 通 じ テロ 等 の 兆 候 や 危 機 情 報 を 全 庁 的 に 共 有 する 3 警 戒 対 応 区 は テロ 等 の 兆 候 や 危 機 情 報 を 把 握 し テロ 等 の 発 生 に 備 える 必 要 があると 判 断 した 場 合 直 ちに 区 が 管 理 する 施 設 における 警 戒 対 応 を 強 化 するとともに 大 規 模 集 客 施 設 ライフライン 施 設 等 ( 必 要 に 応 じて 区 に 所 在 する 中 央 省 庁 本 社 ビル 等 を 含 む )に 対 して 警 戒 対 応 の 強 化 を 要 請 する また 都 が 整 備 した 東 京 都 管 理 施 設 テロリズム 等 警 戒 対 応 基 準 ( 平 成 18 年 決 定 )に 準 拠 し 区 が 管 理 する 施 設 における 同 基 準 を 整 備 する 第 3 章 発 生 時 の 対 処 区 は 大 規 模 テロ 等 が 発 生 した 場 合 国 による 区 対 策 本 部 の 設 置 指 定 の 有 無 に かかわらず 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 緊 密 に 連 携 協 力 し 住 民 等 の 避 難 救 援 災 害 対 処 等 の 初 動 対 処 に 全 力 を 挙 げて 取 り 組 む 国 による 事 態 認 定 や 区 対 策 本 部 の 設 置 指 定 が 行 われていない 段 階 では 区 災 害 対 策 本 部 等 を 設 置 し 災 害 対 策 のしくみを 活 用 して 対 処 するなどにより 緊 急 対 処 保 護 措 置 に 準 じた 措 置 を 行 う 1 区 対 策 本 部 の 設 置 指 定 が 行 われている 場 合 区 は 政 府 による 緊 急 対 処 事 態 の 認 定 及 び 区 対 策 本 部 の 設 置 指 定 が 行 われてい る 場 合 区 対 策 本 部 を 設 置 し 緊 急 対 処 保 護 措 置 を 行 うとともに 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 との 連 携 を 強 化 し 緊 急 対 処 保 護 措 置 を 迅 速 的 確 に 行 うため 必 要 に 応 じて 区 緊 急 対 処 事 態 現 地 対 策 本 部 等 を 設 置 する (*) また 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 緊 急 対 処 事 態 合 同 対 策 協 議 会 を 開 催 する 場 合 に は 区 対 策 本 部 として 当 該 協 議 会 へ 参 加 し 緊 急 対 処 保 護 措 置 に 関 する 情 報 の 交 換 や 相 互 協 力 に 努 めるものとする (*) 国 の 現 地 対 策 本 部 長 は 緊 急 対 処 保 護 措 置 に 関 する 情 報 を 交 換 し それぞれの 実 施 する 緊 急 対 処 保 護 措 置 について 相 互 協 力 するため 必 要 に 応 じ 現 地 対 策 本 部 と 関 係 地 方 公 共 団 体 の 緊 急 対 処 事 態 対 策 本 部 等 による 緊 急 対 処 事 態 合 同 対 策 本 部 を 開 催 するものとされている 114

119 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 2 区 対 策 本 部 の 設 置 指 定 が 行 われていない 場 合 区 は 災 害 対 策 のしくみを 活 用 して 情 報 収 集 態 勢 を 確 立 し 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 との 連 携 協 力 のもと 危 機 情 報 等 を 把 握 するとともに 多 数 の 人 を 殺 傷 する 行 為 等 の 事 案 発 生 を 認 知 した 場 合 速 やかに 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 ( 必 要 に 応 じて 区 に 所 在 する 中 央 省 庁 本 社 ビル 大 規 模 集 客 施 設 医 療 機 関 等 を 含 む )に 通 報 する また 区 は 区 として 迅 速 的 確 に 対 処 するため 区 災 害 対 策 本 部 ( 政 府 による 事 態 認 定 前 において 原 因 不 明 の 緊 急 事 態 が 発 生 し その 被 害 の 態 様 が 災 害 対 策 基 本 法 に 規 定 する 災 害 に 該 当 する 場 合 ) 等 を 設 置 し 対 策 の 検 討 総 合 調 整 必 要 に 応 じて 避 難 の 指 示 警 戒 区 域 の 設 定 及 び 区 対 策 本 部 の 設 置 要 請 等 緊 急 対 処 保 護 措 置 に 準 じた 措 置 を 行 う 3 区 災 害 対 策 本 部 等 による 対 応 (1) 危 機 情 報 の 収 集 区 は 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 を 通 じて 危 機 情 報 を 収 集 する (2) 現 地 連 絡 調 整 所 の 設 置 等 区 は 必 要 に 応 じて 現 地 連 絡 調 整 所 を 設 置 (あるいは 都 又 は 各 機 関 が 現 地 連 絡 調 整 所 等 を 設 置 している 場 合 職 員 を 派 遣 )し 被 害 状 況 や 各 機 関 の 活 動 状 況 を 把 握 するとともに 各 機 関 が 有 する 情 報 の 共 有 現 地 における 活 動 のための 調 整 等 を 行 う 区 が 設 置 する 場 合 の 参 加 要 請 先 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 及 び 医 療 機 関 等 現 地 において 活 動 して いる 機 関 (3) 応 急 措 置 ア 被 災 者 の 救 援 区 は 都 及 び 必 要 に 応 じて 派 遣 される 医 療 救 護 班 等 と 連 携 し 現 地 にお いて 必 要 な 支 援 を 行 う この 際 被 害 状 況 に 応 じ 現 地 に 派 遣 される 職 員 医 師 等 に 防 護 マスク 防 護 衣 手 袋 ブーツ ガス 検 知 器 及 び 線 量 ( 率 ) 計 を 携 行 又 は 装 着 させ るなど 二 次 災 害 防 止 に 努 める イ 被 災 者 等 の 搬 送 区 は 多 数 の 被 災 者 が 発 生 した 場 合 や 医 療 救 護 活 動 に 係 る 人 員 機 材 等 の 搬 送 に 車 両 が 必 要 な 場 合 都 に 対 して 搬 送 用 車 両 の 支 援 を 求 める 115

120 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 ウ 避 難 の 指 示 誘 導 (ア) 区 長 は 災 害 の 規 模 程 度 等 から 住 民 等 の 避 難 が 必 要 と 判 断 した 場 合 又 は 知 事 から 避 難 の 指 示 を 行 うよう 要 請 があった 場 合 住 民 等 ( 必 要 に 応 じて 区 に 所 在 する 中 央 省 庁 本 社 ビル 大 規 模 集 客 施 設 医 療 機 関 等 を 含 む )に 対 して 避 難 の 指 示 を 行 う ただし 移 動 中 に 住 民 等 に 危 害 が 及 ぶ 恐 れがある 場 合 については 一 時 的 に 屋 内 ( 地 下 街 地 下 鉄 構 内 コンクリート 建 物 等 )に 避 難 し 周 囲 の 安 全 を 確 認 した 後 適 当 な 避 難 場 所 に 移 動 するよう 適 切 に 指 示 す る (イ) 区 は 避 難 経 路 避 難 場 所 に 速 やかに 職 員 を 派 遣 し 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 との 連 携 のもと 町 会 自 治 会 学 校 及 び 事 業 所 等 を 単 位 として 住 民 等 の 避 難 誘 導 を 行 う この 際 大 規 模 テロ 等 の 類 型 に 応 じて 都 及 び 自 衛 隊 等 関 係 機 関 が 設 置 する 除 染 所 等 において 避 難 住 民 等 を 把 握 するとともに 所 要 の 支 援 を 行 う (ウ) 派 遣 する 職 員 には 避 難 住 民 等 から 避 難 誘 導 への 理 解 協 力 が 得 られ るよう 防 災 服 腕 章 旗 夜 間 照 明 等 を 携 行 させる エ 警 戒 区 域 の 設 定 周 知 (ア) 区 長 は 災 害 の 規 模 程 度 等 から 警 戒 区 域 が 必 要 と 判 断 した 場 合 又 は 知 事 から 警 戒 区 域 を 設 定 するよう 要 請 があった 場 合 明 瞭 な 道 路 建 物 等 を 用 いて 警 戒 区 域 を 設 定 する (イ) 区 は 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 連 携 し 住 民 等 ( 必 要 に 応 じて 区 に 所 在 する 中 央 省 庁 本 社 ビル 大 規 模 集 客 施 設 及 び 医 療 機 関 等 を 含 む )に 対 して 警 戒 区 域 の 周 知 を 図 る オ 警 戒 対 応 の 継 続 強 化 区 は 事 態 の 悪 化 又 はテロ 等 の 再 発 に 備 える 必 要 があると 判 断 した 場 合 区 が 管 理 する 施 設 における 警 戒 対 応 を 継 続 するとともに 大 規 模 集 客 施 設 ライフライン 施 設 等 に 対 して 警 戒 対 応 の 更 なる 強 化 を 促 す 4 区 対 策 本 部 への 移 行 政 府 による 事 態 認 定 及 び 区 対 策 本 部 の 設 置 指 定 が 行 われた 場 合 区 長 は 直 ち に 新 たな 体 制 に 移 行 し 区 災 害 対 策 本 部 等 を 廃 止 する 緊 急 対 処 事 態 における 警 報 区 長 は 緊 急 対 処 事 態 においては 国 の 対 策 本 部 長 が 決 定 する 通 知 伝 達 の 対 象 となる 地 域 の 範 囲 に 応 じて 当 該 地 域 に 関 係 する 機 関 等 に 対 し 警 報 を 通 知 伝 達 する なお 警 報 に 関 するその 他 の 事 項 は 武 力 攻 撃 事 態 等 に 準 じて 行 う 116

121 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 第 4 章 大 規 模 テロ 等 の 類 型 に 応 じた 対 処 区 は 大 規 模 テロ 等 の 類 型 に 応 じ 特 に 次 の 事 項 に 留 意 して 対 処 する 1 危 険 物 質 を 有 する 施 設 への 攻 撃 (1) 攻 撃 による 影 響 ア 可 燃 性 ガス 貯 蔵 施 設 等 が 爆 破 された 場 合 爆 発 及 び 火 災 により 住 民 等 に 被 害 が 発 生 するとともに 建 物 ライフライン 等 が 機 能 不 全 に 陥 り 社 会 活 動 等 に 支 障 を 来 すおそれがある イ 危 険 物 質 積 載 船 が 爆 破 された 場 合 危 険 物 質 の 拡 散 により 沿 岸 の 住 民 等 に 被 害 が 発 生 するとともに 港 湾 航 路 の 閉 塞 海 洋 資 源 の 汚 染 等 社 会 活 動 等 に 支 障 を 来 すおそれがある (2) 平 素 の 備 え ア 危 険 物 質 を 保 有 する 施 設 との 緊 急 連 絡 体 制 の 整 備 区 は 関 連 施 設 の 実 態 を 把 握 するとともに 必 要 に 応 じて 施 設 管 理 者 と の 緊 急 連 絡 体 制 を 整 備 する イ 施 設 管 理 者 による 危 機 管 理 体 制 の 強 化 推 進 区 は 施 設 管 理 者 に 対 し 対 処 マニュアルの 整 備 資 器 材 等 の 定 期 検 査 及 び 継 続 的 な 巡 視 等 緊 急 対 処 事 態 等 を 念 頭 にした 安 全 確 保 措 置 を 要 請 す る (3) 対 処 上 の 留 意 事 項 区 は 事 態 の 悪 化 又 はテロ 等 の 再 発 に 備 える 必 要 があると 認 める 場 合 施 設 管 理 者 に 対 して 警 察 等 と 連 携 した 施 設 の 警 備 強 化 を 促 す 2 大 規 模 集 客 施 設 等 への 攻 撃 (1) 攻 撃 による 影 響 爆 発 のみならず 当 該 施 設 が 崩 壊 した 場 合 多 数 の 死 傷 者 が 発 生 するおそ れがある (2) 平 素 の 備 え ア 大 規 模 集 客 施 設 等 との 緊 急 連 絡 体 制 の 整 備 区 は 連 絡 会 議 等 により 関 連 施 設 の 実 態 を 把 握 するとともに 必 要 に 応 じて 施 設 管 理 者 との 緊 急 連 絡 体 制 を 整 備 する 117

122 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 イ 施 設 管 理 者 による 危 機 管 理 体 制 の 強 化 推 進 区 は 施 設 管 理 者 に 対 し 対 処 マニュアルの 整 備 資 器 材 等 の 定 期 検 査 及 び 継 続 的 な 巡 視 等 緊 急 対 処 事 態 等 を 念 頭 にした 安 全 確 保 措 置 を 要 請 す る ウ 不 特 定 多 数 の 人 々に 対 する 情 報 伝 達 体 制 の 整 備 区 は 区 が 管 理 する 施 設 大 規 模 集 客 施 設 及 び 繁 華 街 等 を 往 来 する 人 々 に 対 して 速 やかに 情 報 伝 達 を 行 えるよう 防 災 行 政 無 線 や 広 報 車 両 等 の 充 実 を 図 る (3) 対 処 上 の 留 意 事 項 ア 区 は 事 態 の 悪 化 又 はテロ 等 の 再 発 に 備 える 必 要 があると 認 める 場 合 施 設 管 理 者 に 対 して 次 の 措 置 を 要 請 する (ア) 警 察 等 と 連 携 した 施 設 の 警 備 強 化 (イ) 避 難 誘 導 や 構 内 放 送 等 が 速 やかに 行 えるような 態 勢 の 保 持 (ウ) 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 連 携 した 施 設 利 用 者 等 の 避 難 誘 導 イ 区 は 大 規 模 集 客 施 設 等 における 避 難 誘 導 や 構 内 放 送 等 の 状 況 を 把 握 し 必 要 に 応 じて 支 援 助 言 等 を 行 う 3 大 量 殺 傷 物 質 による 攻 撃 (ダーティボム) (1) 攻 撃 による 影 響 ア ダーティボムは 爆 薬 と 放 射 性 物 質 を 組 み 合 わせたもので 核 兵 器 に 比 べて 小 規 模 ではあるが 爆 発 と 放 射 能 による 甚 大 な 被 害 をもたらすおそれ がある イ ダーティボムにより 放 射 性 物 質 が 拡 散 した 場 合 爆 発 による 被 害 のほか 放 射 線 によって 人 体 の 正 常 な 細 胞 機 能 が 攪 乱 され( 急 性 放 射 線 障 害 ) や がてガン 等 を 発 症 すること( 晩 発 性 放 射 線 障 害 )がある ウ 住 民 等 は 不 安 を 抱 き パニックや 風 評 被 害 が 生 じるおそれがある (2) 平 素 の 備 え ア 災 害 医 療 体 制 の 充 実 区 は 医 療 機 関 等 と 連 携 し 多 数 の 被 災 者 に 対 応 できるように 災 害 医 療 体 制 の 整 備 を 促 進 する イ 不 特 定 多 数 の 人 々に 対 する 情 報 伝 達 体 制 の 整 備 区 は 区 が 管 理 する 施 設 大 規 模 集 客 施 設 及 び 繁 華 街 等 を 往 来 する 人 々 に 対 して 速 やかに 情 報 伝 達 を 行 えるよう 防 災 行 政 無 線 や 広 報 車 両 等 の 充 実 を 図 る 118

123 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 ウ 人 心 不 安 への 対 策 ダーティボムによる 災 害 が 起 きた 場 合 住 民 が 過 度 に 不 安 を 抱 くおそれ があるため 区 は 事 案 発 生 時 の 各 人 の 防 護 や 被 ばく 線 量 放 射 線 による 身 体 への 影 響 等 について 啓 発 資 料 等 を 活 用 して 住 民 への 周 知 を 図 る (3) 対 処 上 の 留 意 事 項 ア 初 動 対 処 区 は 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 連 携 し 速 やかに 警 戒 区 域 を 設 定 するとともに その 区 域 外 において 住 民 等 の 安 全 確 保 及 びパニ ック 防 止 のための 措 置 を 講 じる イ 避 難 の 指 示 区 は 住 民 等 に 対 し ダーティボムが 使 用 された 場 所 から 直 ちに 離 隔 す るとともに 風 上 にある 地 下 施 設 やコンクリート 建 物 等 に 一 時 的 に 避 難 す るよう 指 示 する この 際 住 民 等 が 過 度 に 不 安 を 抱 かないよう 被 ばく 線 量 や 放 射 線 によ る 身 体 への 影 響 等 に 関 する 情 報 を 速 やかに 提 供 する ウ 医 療 活 動 区 は 都 及 び 医 療 機 関 等 と 連 携 し 東 京 消 防 庁 の 安 全 管 理 下 において 東 京 DMATが 行 う 除 染 済 みの 傷 病 者 に 対 する 医 療 活 動 に 協 力 する この 際 医 師 等 に 防 護 衣 手 袋 ブーツ 等 を 装 着 させるとともに 適 切 な 被 ばく 線 量 の 管 理 を 行 う エ 汚 染 への 対 処 区 は 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 連 携 し 汚 染 ( 予 想 ) 区 域 への 立 入 制 限 汚 染 ( 予 想 ) 区 域 に 所 在 する 住 民 等 の 非 汚 染 区 域 への 避 難 誘 導 を 適 切 に 行 う この 際 現 地 に 派 遣 される 職 員 等 に 防 護 衣 手 袋 ブーツ 等 を 装 着 させ るとともに 適 切 な 被 ばく 線 量 の 管 理 を 行 う また 区 は 都 及 び 自 衛 隊 等 関 係 機 関 が 実 施 する 避 難 住 民 等 のスクリー ニング 除 染 及 び 汚 水 の 処 理 等 に 協 力 する 4 大 量 殺 傷 物 質 による 攻 撃 ( 生 物 剤 ) (1) 攻 撃 による 影 響 生 物 剤 の 散 布 を 認 知 することは 困 難 で かつ 潜 伏 期 間 があるため 二 次 感 染 を 引 き 起 こしやすく 多 数 の 感 染 者 が 広 範 囲 に 発 生 するおそれがある 119

124 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 (2) 平 素 の 備 え ア 災 害 医 療 体 制 の 充 実 区 は 医 療 機 関 等 と 連 携 し 多 数 の 被 災 者 に 対 応 できるように 災 害 医 療 体 制 の 整 備 を 促 進 する イ 隣 接 区 との 情 報 連 絡 体 制 の 整 備 生 物 剤 による 攻 撃 は 被 害 が 極 めて 広 範 囲 に 及 ぶおそれがあるため 区 は 隣 接 区 との 間 で 情 報 を 共 有 するための 連 絡 体 制 を 整 備 する ウ 普 及 啓 発 区 は 生 物 剤 テロに 使 用 される 可 能 性 の 高 い 病 原 体 や 感 染 症 の 予 防 等 に ついて 啓 発 資 料 等 を 活 用 して 住 民 への 周 知 を 図 る (3) 対 処 上 の 留 意 事 項 ア 初 動 対 処 区 は 都 及 び 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 連 携 し 調 査 監 視 を 実 施 する イ 医 療 活 動 区 は 都 及 び 医 療 機 関 等 と 連 携 し 東 京 消 防 庁 の 安 全 管 理 下 において 東 京 DMATが 行 う 除 染 済 みの 傷 病 者 に 対 する 医 療 活 動 に 協 力 する この 際 医 師 等 に 防 護 衣 手 袋 ブーツ 等 を 装 着 させるとともに 調 査 監 視 を 継 続 する ウ 感 染 への 対 処 区 は 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 連 携 し 感 染 のおそれの ある 区 域 施 設 への 立 入 制 限 感 染 のおそれのある 区 域 に 所 在 する 住 民 等 の 感 染 のおそれのない 区 域 への 避 難 誘 導 を 適 切 に 行 うとともに 感 染 症 の 被 害 拡 大 防 止 のため 都 及 び 医 療 機 関 等 と 連 携 して 次 の 措 置 を 講 じる この 際 現 地 に 派 遣 される 職 員 等 に 防 護 衣 手 袋 ブーツ 等 を 装 着 させ る (ア) (イ) (ウ) (エ) (オ) 感 染 者 又 はその 疑 いのある 者 の 搬 送 移 動 制 限 感 染 範 囲 の 把 握 消 毒 ワクチン 接 種 健 康 監 視 5 大 量 殺 傷 物 質 による 攻 撃 ( 化 学 剤 ) (1) 攻 撃 による 影 響 ア 屋 内 や 交 通 機 関 内 部 等 閉 鎖 的 な 空 間 において 発 生 した 場 合 多 数 の 死 傷 者 が 発 生 するおそれがある イ 一 般 的 に 目 口 鼻 皮 膚 等 に 著 しい 症 状 を 示 す 死 傷 者 が 発 生 するが 120

125 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 当 初 は 原 因 物 質 の 特 定 が 困 難 である ウ 気 体 状 の 化 学 剤 は 一 般 的 に 空 気 より 重 いため 地 形 気 象 等 の 影 響 を 受 けながら 下 を 這 うように 広 がる (2) 平 素 の 備 え ア 災 害 医 療 体 制 の 充 実 区 は 医 療 機 関 等 と 連 携 し 多 数 の 被 災 者 に 対 応 できるように 災 害 医 療 体 制 の 整 備 を 促 進 する イ 不 特 定 多 数 の 人 々に 対 する 情 報 伝 達 体 制 の 整 備 区 は 区 が 管 理 する 施 設 大 規 模 集 客 施 設 及 び 繁 華 街 等 を 往 来 する 人 々 に 対 して 速 やかに 情 報 伝 達 を 行 えるよう 防 災 行 政 無 線 や 広 報 車 両 等 の 充 実 を 図 る また サリン 等 の 化 学 剤 テロに 使 用 される 可 能 性 が 高 いと 考 えられる 物 質 について 盗 難 等 に 関 する 情 報 を 入 手 したときは サリン 等 による 人 身 被 害 の 防 止 に 関 する 法 律 (サリン 等 防 止 法 )に 基 づき 警 察 消 防 等 に 報 告 す る (3) 対 処 上 の 留 意 事 項 ア 初 動 対 処 区 は 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 連 携 し 速 やかに 警 戒 区 域 を 設 定 するとともに 原 因 物 質 の 特 定 に 努 める イ 避 難 の 指 示 区 は 住 民 等 に 対 し 化 学 剤 が 使 用 された 場 所 から 直 ちに 離 隔 するとと もに 風 上 にあり かつ 外 気 からの 気 密 性 の 高 い 屋 内 又 は 汚 染 のおそれの ない 区 域 に 避 難 するよう 指 示 する ウ 医 療 活 動 区 は 都 及 び 医 療 機 関 等 と 連 携 し 東 京 消 防 庁 の 安 全 管 理 下 において 東 京 DMATが 行 う 除 染 済 みの 傷 病 者 に 対 する 医 療 活 動 に 協 力 する この 際 医 師 等 に 防 護 衣 手 袋 ブーツ 等 を 装 着 させる エ 汚 染 への 対 処 区 は 都 及 び 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 連 携 し 汚 染 ( 予 想 ) 区 域 への 立 入 制 限 汚 染 ( 予 想 ) 区 域 に 所 在 する 住 民 等 の 非 汚 染 区 域 への 避 難 誘 導 を 適 切 に 行 う この 際 現 地 に 派 遣 される 職 員 等 に 防 護 衣 手 袋 ブーツ 等 を 装 着 させる また 区 は 都 及 び 自 衛 隊 等 関 係 機 関 が 実 施 する 除 染 及 び 汚 水 の 処 理 等 に 協 力 する 121

126 第 5 編 大 規 模 テロ 等 ( 緊 急 対 処 事 態 )への 対 処 6 交 通 機 関 を 破 壊 手 段 とした 攻 撃 (1) 攻 撃 による 影 響 ア 航 空 機 等 によるテロの 場 合 破 壊 された 施 設 の 規 模 及 びその 周 辺 の 状 況 によっては 多 数 の 死 傷 者 が 発 生 するおそれがある イ 爆 発 火 災 の 規 模 によっては 建 物 ライフライン 等 も 甚 大 な 被 害 を 受 け 社 会 活 動 等 に 支 障 を 来 すおそれがある (2) 平 素 の 備 え 区 は 区 が 管 理 する 施 設 大 規 模 集 客 施 設 及 び 繁 華 街 等 を 往 来 する 人 々に 対 して 速 やかに 情 報 伝 達 を 行 えるよう 防 災 行 政 無 線 や 広 報 車 両 等 の 充 実 を 図 る (3) 対 処 上 の 留 意 事 項 区 は 事 態 の 悪 化 又 はテロ 等 の 再 発 に 備 える 必 要 があると 認 める 場 合 施 設 管 理 者 に 対 して 次 の 措 置 を 要 請 する ア 避 難 誘 導 や 構 内 放 送 等 が 速 やかに 行 えるような 態 勢 の 保 持 イ 警 察 消 防 自 衛 隊 等 関 係 機 関 と 連 携 した 施 設 利 用 者 等 の 避 難 誘 導 122

127 資 料 編

128

129 表 1 関 係 機 関 の 連 絡 先 機 関 名 住 所 電 話 番 号 防 災 無 線 呼 出 中 央 区 中 央 区 築 地 建 設 局 第 一 建 設 事 務 所 中 央 区 明 石 町 港 湾 局 東 京 港 建 設 事 務 所 港 区 港 南 水 道 局 中 央 支 所 千 代 田 区 内 神 田 下 水 道 局 中 部 下 水 道 事 務 所 千 代 田 区 大 手 町 交 通 局 馬 喰 駅 務 管 理 所 中 央 区 日 本 橋 横 山 町 **1 警 視 庁 第 一 方 面 本 部 千 代 田 区 霞 ヶ 関 中 央 警 察 署 中 央 区 日 本 橋 兜 町 久 松 警 察 署 中 央 区 日 本 橋 久 松 町 築 地 警 察 署 中 央 区 築 地 月 島 警 察 署 中 央 区 晴 海 東 京 湾 岸 警 察 署 江 東 区 青 海 東 京 消 防 庁 第 一 消 防 方 面 本 部 千 代 田 区 麹 町 京 橋 消 防 署 中 央 区 京 橋 日 本 橋 消 防 署 中 央 区 日 本 橋 兜 町 臨 港 消 防 署 中 央 区 晴 海 陸 上 自 衛 隊 第 1 師 団 練 馬 区 北 町 第 1 普 通 科 連 隊 海 上 保 安 庁 東 京 海 上 保 安 部 江 東 区 青 海 晴 海 郵 便 局 中 央 区 晴 海 日 本 橋 郵 便 局 中 央 区 日 本 橋 銀 座 郵 便 局 中 央 区 銀 座 株 式 会 社 NTT 東 日 本 - 港 区 白 金 台 東 京 首 都 高 速 道 路 株 式 会 社 千 代 田 区 平 河 町 ( 夜 間 休 日 ) 東 京 西 局 東 日 本 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 北 区 東 田 端 **1 東 京 支 社 東 京 ガス 株 式 会 社 中 央 支 店 目 黒 区 目 黒 東 京 電 力 株 式 会 社 銀 座 支 社 港 区 芝 公 園 中 央 区 医 師 会 中 央 区 勝 どき 日 本 橋 医 師 会 中 央 区 日 本 橋 久 松 町 **1 京 橋 歯 科 医 師 会 中 央 区 銀 座 **1 日 本 橋 歯 科 医 師 会 中 央 区 日 本 橋 久 松 町 京 橋 薬 剤 師 会 中 央 区 銀 座 **2 日 本 橋 薬 剤 師 会 中 央 区 日 本 橋 久 松 町 **3 東 京 地 下 鉄 株 式 会 社 中 央 区 銀 座 **1 銀 座 駅 務 管 区 123

130 表 2 中 央 区 の 人 口 世 帯 数 総 数 ( 人 口 ) 男 ( 人 口 ) 女 ( 人 口 ) 昼 間 人 口 八 重 洲 ,018 京 橋 ,753 銀 座 2,388 3,541 1,650 1, ,578 新 富 1,282 1, ,029 7,934 入 船 1,579 2,347 1,105 1,242 6,434 湊 2,956 5,046 2,356 2,690 5,235 明 石 町 1,802 2,978 1,287 1,691 10,058 築 地 5,066 7,981 3,697 4,284 47,751 浜 離 宮 庭 園 八 丁 堀 2,101 3,301 1,617 1,684 22,304 新 川 4,687 7,449 3,718 3,731 30,007 日 本 橋 本 石 町 ,509 日 本 橋 室 町 ,315 日 本 橋 本 町 759 1, ,006 日 本 橋 小 舟 町 ,702 日 本 橋 小 伝 馬 町 ,875 日 本 橋 大 伝 馬 町 806 1, ,415 日 本 橋 堀 留 町 1,640 2,462 1,187 1,275 8,398 日 本 橋 富 沢 町 639 1, ,816 日 本 橋 人 形 町 2,822 4,834 2,179 2,655 15,589 日 本 橋 小 網 町 778 1, ,738 日 本 橋 蛎 殻 町 3,048 4,989 2,264 2,725 10,170 日 本 橋 箱 崎 町 2,021 3,389 1,616 1,773 17,611 日 本 橋 馬 喰 町 976 1, ,785 日 本 橋 横 山 町 ,702 東 日 本 橋 2,926 4,719 2,242 2,477 12,629 日 本 橋 久 松 町 ,918 日 本 橋 浜 町 5,500 9,588 4,379 5,209 17,466 日 本 橋 中 洲 1,351 2,378 1,078 1,300 1,003 日 本 橋 ,190 日 本 橋 茅 場 町 793 1, ,579 日 本 橋 兜 町 ,166 佃 7,116 13,959 6,561 7,398 6,080 月 島 8,463 15,132 7,278 7,854 8,337 勝 ど き 12,080 23,493 11,379 12,114 13,748 豊 海 町 761 1, ,549 晴 海 4,565 9,667 4,670 4,997 21,532 区 全 体 82, ,995 68,167 74, ,925 ( 平 成 28 年 1 月 1 日 現 在 昼 間 人 口 は 平 成 22 年 国 勢 調 査 による ) 124

131 表 3 安 否 情 報 収 集 様 式 第 1 号 様 式 第 1 号 ( 第 1 条 関 係 ) 1 氏 名 安 否 情 報 収 集 様 式 ( 避 難 住 民 負 傷 住 民 ) 記 入 日 時 ( 年 月 日 時 分 ) 2フリガナ 3 出 生 の 年 月 日 年 月 日 4 男 女 の 別 男 女 5 住 所 ( 郵 便 番 号 を 含 む ) 6 国 籍 日 本 その 他 ( ) 7その 他 個 人 を 識 別 するための 情 報 8 負 傷 ( 疾 病 )の 該 当 負 傷 非 該 当 9 負 傷 又 は 疾 病 の 状 況 10 現 在 の 居 所 11 連 絡 先 その 他 必 要 情 報 12 親 族 同 居 者 からの 照 会 があれば 1 ~11を 回 答 する 予 定 ですが 回 答 を 希 望 しない 場 合 は で 囲 んで 下 さい 13 知 人 からの 照 会 があれば178を 回 答 する 予 定 ですが 回 答 を 希 望 しない 場 合 は で 囲 んで 下 さい 141~11を 親 族 同 居 者 知 人 以 外 の 者 からの 照 会 に 対 する 回 答 又 は 公 表 する ことについて 同 意 するかどうか で 囲 んで 下 さい 回 答 を 希 望 しない 回 答 を 希 望 しない 同 意 する 同 意 しない 備 考 ( 注 1) 本 収 集 は 国 民 保 護 法 第 94 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 実 施 するものであり 個 人 情 報 の 保 護 に 十 分 留 意 しつつ 上 記 12~14の 意 向 に 沿 って 同 法 第 95 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 安 否 情 報 の 照 会 に 対 する 回 答 に 利 用 します また 国 民 保 護 法 上 の 救 援 ( 物 資 医 療 の 提 供 等 )や 避 難 残 留 者 の 確 認 事 務 のため 行 政 内 部 で 利 用 することがあります さらに 記 入 情 報 の 収 集 パソコンの 入 力 回 答 等 の 際 に 企 業 や 個 人 に 業 務 委 託 する 場 合 があります ( 注 2) 親 族 同 居 者 知 人 であるかの 確 認 は 申 請 書 面 により 形 式 的 審 査 を 行 います また 知 人 とは 友 人 職 場 関 係 者 近 所 の 者 及 びこれらに 類 する 者 を 指 します ( 注 3) 3 出 生 年 月 日 欄 は 元 号 表 記 によりご 記 入 願 います ( 注 4) 回 答 情 報 の 限 定 を 希 望 する 場 合 は 備 考 欄 にご 記 入 願 います 125

132 様 式 第 2 号 ( 第 1 条 関 係 ) 表 4 安 否 情 報 収 集 様 式 第 2 号 1 氏 名 安 否 情 報 収 集 様 式 ( 死 亡 住 民 ) 記 入 日 時 ( 年 月 日 時 分 ) 2フリガナ 3 出 生 の 年 月 日 年 月 日 4 男 女 の 別 男 女 5 住 所 ( 郵 便 番 号 を 含 む ) 6 国 籍 日 本 その 他 ( ) 7その 他 個 人 を 識 別 するための 情 報 8 死 亡 の 日 時 場 所 及 び 状 況 9 遺 体 が 安 置 されている 場 所 10 連 絡 先 その 他 必 要 情 報 111~10を 親 族 同 居 者 知 人 以 外 の 者 からの 照 会 に 対 する 回 答 すること への 同 意 同 意 する 同 意 しない 備 考 ( 注 1) 本 収 集 は 国 民 保 護 法 第 94 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 実 施 するものであり 親 族 知 人 につ いては 個 人 情 報 の 保 護 に 十 分 留 意 しつつ 原 則 として 親 族 同 居 者 知 人 からの 照 会 があ れば 回 答 するとともに 上 記 11の 意 向 に 沿 って 同 法 95 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 安 否 情 報 の 照 会 に 対 する 回 答 に 利 用 します また 国 民 保 護 法 上 の 救 援 ( 物 資 医 療 の 提 供 等 )や 避 難 残 留 者 の 確 認 事 務 のため 行 政 内 部 で 利 用 することがあります さらに 記 入 情 報 の 収 集 パ ソコンの 入 力 回 答 等 の 際 に 企 業 や 個 人 に 業 務 委 託 する 場 合 があります ( 注 2) 親 族 同 居 者 知 人 であるかの 確 認 は 申 請 書 面 により 形 式 的 審 査 を 行 います また 知 人 とは 友 人 職 場 関 係 者 近 所 の 者 及 びこれらに 類 する 者 を 指 します ( 注 3) 3 出 生 の 年 月 日 欄 は 元 号 表 記 によりご 記 入 願 います ( 注 4) 回 答 情 報 の 限 定 を 希 望 する 場 合 は 備 考 欄 に 御 記 入 願 います 11 の 同 意 回 答 者 名 連 絡 先 同 意 回 答 者 住 所 続 柄 ( 注 5) 11の 回 答 者 は 配 偶 者 又 は 直 近 の 直 系 親 族 を 原 則 とします 126

133 様 式 第 4 号 ( 第 3 条 関 係 ) 表 5 安 否 情 報 収 集 様 式 第 4 号 安 否 情 報 照 会 書 年 月 日 (あて 先 ) 中 央 区 長 申 請 者 住 所 ( 居 所 ) 氏 名 下 記 の 者 について 武 力 攻 撃 事 態 等 における 国 民 の 保 護 のための 措 置 に 関 する 法 律 第 95 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 安 否 情 報 を 照 会 します 1 被 照 会 者 の 親 族 又 は 同 居 者 であるため 照 会 をする 理 由 2 被 照 会 者 の 知 人 ( 友 人 職 場 関 係 者 及 び 近 隣 住 民 )であるため ( を 付 けて 下 さい 3の 場 3 その 他 合 理 由 を 記 入 願 います ) ( ) 備 考 被 照 会 者 を 特 定 す る た め に 必 要 な 事 項 氏 名 フ リ ガ ナ 出 生 の 年 月 日 男 女 の 別 住 所 国 籍 ( 日 本 国 籍 を 有 しない 者 に 限 る ) その 他 個 人 を 識 別 するための 情 報 日 本 その 他 ( ) 申 請 者 の 確 認 備 考 備 考 1 この 用 紙 の 大 きさは 日 本 工 業 規 格 A4とします 2 法 人 その 他 の 団 体 にあっては その 名 称 代 表 者 の 氏 名 及 び 主 たる 事 務 所 の 所 在 地 を 記 入 願 います 3 出 生 の 年 月 日 欄 は 元 号 表 記 により 記 入 願 います 4 印 の 欄 には 記 入 しないで 下 さい 127

134 表 6 安 否 情 報 収 集 様 式 第 5 号 様 式 第 5 号 ( 第 4 条 関 係 ) 安 否 情 報 回 答 書 殿 年 月 日 中 央 区 長 年 月 日 付 けで 照 会 があった 安 否 情 報 について 下 記 のとおり 回 答 します 避 難 住 民 に 該 当 するか 否 かの 別 武 力 攻 撃 災 害 により 死 亡 し 又 は 負 傷 した 住 民 に 該 当 するか 否 かの 別 氏 名 フ リ ガ ナ 被 出 生 の 年 月 日 男 女 の 別 照 住 所 会 者 国 籍 ( 日 本 国 籍 を 有 しない 者 に 限 る ) その 他 個 人 を 識 別 するための 情 報 現 在 の 居 所 負 傷 又 は 疾 病 の 状 況 日 本 その 他 ( ) 連 絡 先 その 他 必 要 情 報 備 考 1 この 用 紙 の 大 きさは 日 本 工 業 規 格 A4とすること 2 避 難 住 民 に 該 当 するか 否 かの 別 欄 には 該 当 又 は 非 該 当 と 記 入 し 武 力 攻 撃 災 害 により 死 亡 し 又 は 負 傷 した 住 民 に 該 当 するか 否 かの 別 欄 には 死 亡 負 傷 又 は 非 該 当 と 記 入 すること 3 出 生 の 年 月 日 欄 は 元 号 表 記 により 記 入 すること 4 武 力 攻 撃 災 害 により 死 亡 した 住 民 にあっては 負 傷 又 は 疾 病 の 状 況 欄 に 死 亡 と 記 入 した 上 で 加 えて 死 亡 の 日 時 場 所 及 び 状 況 を 記 入 し 現 在 の 居 所 欄 に 遺 体 が 安 置 されている 場 所 を 記 入 すること 5 安 否 情 報 の 収 集 時 刻 を 連 絡 先 その 他 必 要 情 報 に 記 入 すること 128

135 被 災 情 報 の 報 告 様 式 表 7 被 災 情 報 の 報 告 様 式 年 月 日 に 発 生 した による 被 害 ( 第 報 ) 平 成 年 月 日 時 分 中 央 区 1 武 力 攻 撃 災 害 が 発 生 した 日 時 場 所 ( 又 は 地 域 ) (1) 発 生 日 時 平 成 年 月 日 時 分 頃 (2) 発 生 場 所 中 央 区 町 丁 目 番 号 ( 北 緯 度 東 経 度 ) 2 発 生 した 武 力 攻 撃 災 害 の 状 況 の 概 要 3 人 的 物 的 被 害 状 況 人 的 被 害 住 家 被 害 死 者 行 方 不 明 者 負 傷 者 重 傷 軽 傷 全 壊 半 壊 そ の 他 ( 人 ) ( 人 ) ( 人 ) ( 人 ) ( 棟 ) ( 棟 ) 可 能 な 場 合 死 者 について 死 亡 の 年 月 日 性 別 年 齢 及 び 死 亡 時 の 概 況 を 一 人 ずつ 記 入 してください 死 亡 年 月 日 性 別 年 齢 概 況 129

136 (mm) ( ) 降 水 量 25 平 均 気 温 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 0 図 1 中 央 区 の 気 候 ( 平 成 27 年 ) 気 象 庁 ホームページ 気 象 データ 観 測 地 : 東 京 130

137 131 図2 中央区の道路

138 132 図3 中央区の鉄道

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る 第 4 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 及 びNBC 攻 撃 による 災 害 への 対 処 等 市 は 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 への 対 処 等 については 原 則 として 県 地 域 防 災 計 画 ( 原 子 力 等 防 災 計 画 ) 等 に 定 められた 措 置 に 準 じた 措 置 を 講 ずるものとし また NBC 攻 撃 による 災 害 への 対 処 については 国 の

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