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1 品 目 一 覧 成 分 名 投 与 経 路 備 考 ページ フルルビプロフェン( 貼 付 ) 経 皮 抗 炎 症 薬 2 ナジフロキサシン( 外 用 ) 経 皮 抗 菌 薬 含 有 製 剤 7 レバミピド( 経 口 ) 内 服 胃 粘 膜 保 護 薬 11 コレスチミド( 経 口 ) 内 服 コレステロール 吸 収 阻 害 薬 16 ベンダザック( 外 用 ) 経 皮 抗 炎 症 薬 22 クロベタゾン 酪 酸 エステル( 外 用 ) 経 皮 副 腎 皮 質 ステロイド 26 トラニラスト( 点 眼 ) 点 眼 抗 アレルギー 性 点 眼 薬 33 アンレキサノクス( 点 鼻 ) 点 鼻 抗 アレルギー 性 点 鼻 薬 38 オフロキサシン( 点 眼 ) 点 眼 抗 菌 薬 含 有 製 剤 43 ノルフロキサシン( 点 眼 ) 48 オメプラゾール( 経 口 ) 内 服 プロトンポンプ 阻 害 薬 52 ラベプラゾールナトリウム( 経 口 ) 59 ランソプラゾール( 経 口 ) 66 デキサメタゾン( 口 腔 内 用 ) 粘 膜 副 腎 皮 質 ステロイド 73 アルファカルシドール( 経 口 ) 内 服 ビタミンD 3 製 剤 78 カルシトリオール( 経 口 ) 85 ドンペリドン( 経 口 ) 内 服 消 化 管 運 動 調 整 薬 92 フドステイン( 経 口 ) 内 服 去 痰 薬 98 1

2 成 分 名 フルルビプロフェン( 医 療 用 販 売 名 アドフィードパップ) はじめに: 本 仕 様 書 には 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 について 医 療 用 医 薬 品 の 情 報 および 諸 外 国 での 転 用 状 況 などを 踏 まえて 記 載 した さらに 一 般 用 医 薬 品 が 安 全 に 効 果 的 に 使 用 されるために 対 象 薬 の 販 売 にあたって 薬 剤 師 の 関 与 が 必 須 であるかどうか 対 応 する 薬 剤 師 について 研 修 が 必 要 かどうかに ついて 薬 ごとに 評 価 し 提 案 した また 使 用 者 の 安 全 を 確 保 するために 必 要 な 対 応 策 や 販 売 実 践 ガイダ ンスの 作 成 の 要 否 についても 記 載 した 一 般 用 医 薬 品 としての 効 能 効 果 用 法 用 量 は 医 療 用 医 薬 品 のものを 参 考 に セルフメディケーション に 適 した 効 能 効 果 用 法 用 量 に 置 き 換 えた 疾 病 によって 医 師 の 初 回 診 断 が 必 要 と 考 えられる 場 合 にはそ の 旨 も 記 載 した また 長 期 連 用 が 適 当 でないと 考 えられるものについては 最 大 包 装 量 制 限 を 設 けた なお 平 成 18 年 の 薬 事 法 改 正 を 受 け 平 成 21 年 6 月 より 一 般 用 医 薬 品 の 販 売 制 度 は 大 幅 に 変 わる リ スクが 高 いものから 第 一 類 医 薬 品 第 二 類 医 薬 品 第 三 類 医 薬 品 の3つに 分 類 され その 分 類 に 応 じて 販 売 方 法 が 異 なる 第 一 類 は 薬 剤 師 による 情 報 提 供 が 義 務 第 二 類 は 薬 剤 師 または 登 録 販 売 者 による 情 報 提 供 が 努 力 義 務 となっている なお どの 分 類 であっても 相 談 対 応 は 義 務 である 当 然 のことながら 本 仕 様 書 に 掲 載 された 医 薬 品 成 分 が 医 療 用 から 一 般 用 医 薬 品 へ 転 用 された 当 初 は 第 一 類 医 薬 品 に 分 類 される 1. 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 とその 条 件 (1) 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 本 剤 は 医 療 用 医 薬 品 として 特 段 の 問 題 なく 使 用 されてきている 対 象 となる 症 状 は 急 性 症 状 であり 早 期 に 対 応 することが 治 療 効 果 を 高 めることから セルフメディケーショ ンの 中 で 本 剤 を 使 用 できることは 消 費 者 にとって 大 きな 利 点 となる また 貼 付 剤 の 使 用 感 や 基 剤 による 副 作 用 などを 考 慮 すると 選 択 肢 が 多 いことは 消 費 者 にとってプラスにな ると 考 えられる すでに 貼 付 剤 として 転 用 されているケトプロフェンには 光 線 過 敏 症 発 現 の 可 能 性 が 指 摘 されているが モルモットを 用 いた 光 アレルギー 感 作 試 験 および 健 常 人 でのパッチテス トにおいて 本 剤 にはそのような 有 害 作 用 がないことが 確 認 されている 一 方 医 療 用 医 薬 品 としては アスピリン 喘 息 が 禁 忌 となっているが この 点 はすでに 一 般 用 医 薬 品 に 転 用 されているインドメタシンおよびフェルビナクの 貼 付 剤 と 同 じであり 販 売 時 の 薬 剤 師 の 関 与 により 問 題 を 未 然 に 防 ぐことができると 考 えられる 以 上 の 点 を 総 合 的 に 判 断 すると 消 費 者 のベネフィットの 方 がリスクを 上 回 るので 転 用 は 有 用 であると 考 えられる (2) 転 用 の 条 件 本 剤 の 転 用 に 当 たっては すでに 同 効 薬 について 転 用 の 実 績 があるので 薬 剤 師 に 対 す る 研 修 や 販 売 実 践 ガイダンスは 必 要 ではないが 新 発 売 時 には 製 品 の 効 果 安 全 性 使 用 上 の 注 意 について 資 料 説 明 を 受 けることが 望 まれる また 販 売 時 には 骨 折 の 可 能 性 についての 判 断 およびアスピリン 喘 息 気 管 支 喘 息 などの 既 往 についての 確 認 に 関 して 薬 剤 師 が 関 与 することが 望 まれる 2

3 2. 一 般 用 医 薬 品 としての 有 効 性 について (1) 対 象 疾 患 の 病 態 症 状 一 般 用 医 薬 品 としては 骨 関 節 や 筋 肉 の 急 性 の 炎 症 に 伴 う 痛 みなどが 対 象 となる (2) 一 般 用 医 薬 品 としての 効 能 に 対 する 有 効 性 効 能 : 肩 こりに 伴 う 肩 の 痛 み 腰 痛 筋 肉 痛 肘 の 痛 み(テニス 肘 など) 腱 鞘 炎 ( 手 手 首 の 痛 み) 関 節 痛 打 撲 捻 挫 有 効 性 : 医 療 用 医 薬 品 としての 実 績 から 1 日 1 2 回 貼 付 によって 有 効 性 は 確 保 さ れるものと 考 えられる (すでに 一 般 用 医 薬 品 に 転 用 されている 他 の NSAIDs 貼 付 剤 と 同 様 ) 3. 一 般 用 医 薬 品 とした 場 合 の 安 全 性 について 1 薬 剤 間 相 互 作 用 : 特 に 大 きな 問 題 となる 相 互 作 用 はないと 考 えられる 2 留 意 すべき 副 作 用 とその 対 処 方 法 : 使 用 成 績 調 査 から 喘 息 発 作 の 誘 発 が 報 告 されてい る 喘 息 発 作 は 貼 付 後 数 時 間 で 発 現 するとされているが 頻 度 は 不 明 である 薬 剤 師 は 販 売 時 に アスピリン 喘 息 気 管 支 喘 息 などの 既 往 について 確 認 をするとともに 既 往 歴 が ない 場 合 でも 初 期 症 状 ( 乾 性 ラ 音 喘 鳴 呼 吸 困 難 など)が 発 現 した 場 合 には 中 止 する ように 指 導 する また そのほかの 副 作 用 として 瘙 痒 発 赤 発 疹 かぶれ ヒリヒリ 感 が 報 告 されてお り 症 状 がひどい 場 合 には 中 止 する 高 齢 者 では 貼 付 部 の 皮 膚 の 状 態 に 注 意 しながら 慎 重 に 使 用 する これらのことは すでに 一 般 用 医 薬 品 として 販 売 されている 他 の NSAIDs 貼 付 剤 と 同 様 の 注 意 を 記 載 することで 対 応 可 能 と 考 えられる 3 消 費 者 による 的 確 な 症 状 疾 患 把 握 の 可 否 : 本 剤 の 対 象 となる 症 状 は 肩 こりに 伴 う 肩 の 痛 み 腰 痛 筋 肉 痛 肘 の 痛 み(テニス 肘 など) 腱 鞘 炎 ( 手 手 首 の 痛 み) 関 節 痛 打 撲 捻 挫 であり 消 費 者 は 的 確 に 判 断 できると 考 えられる 4 重 篤 な 他 の 疾 患 との 区 別 の 可 否 と 見 逃 した 場 合 の 影 響 : 本 剤 は 原 因 療 法 薬 ではなく 対 症 療 法 薬 であるため 骨 折 などによる 痛 みに 対 しては 医 師 の 治 療 を 受 けることが 必 要 とな る 捻 挫 も 骨 折 がある 場 合 が 考 えられるため 症 状 が 重 い 場 合 には いったん 医 師 の 診 察 を 受 けることが 勧 められる 骨 折 については 薬 剤 師 の 関 与 により 受 診 勧 奨 を 行 うことが できると 考 えられる また 一 般 的 な 本 剤 の 対 象 となる 運 動 外 傷 などによる 痛 み 炎 症 は 3~4 日 程 度 で 症 状 が 改 善 するが 症 状 が 長 期 にわたる 場 合 や 全 身 性 の 場 合 には 他 の 疾 患 による 可 能 性 もある 皮 膚 に 感 染 症 のある 場 合 は 感 染 を 不 顕 性 化 するおそれがある 5 医 師 の 初 回 診 察 の 必 要 性 : 必 要 ないと 考 えられる 6 同 様 の 症 状 に 不 適 切 に 繰 り 返 し 使 用 した 場 合 の 危 険 性 : 腰 痛 肩 こりによる 痛 みなどに 繰 り 返 し 使 用 される 可 能 性 はあるが 本 剤 の 副 作 用 としては 軽 度 の 皮 膚 症 状 が 主 なもので あり 大 きな 危 険 性 はないと 考 えられる 4. 総 合 評 価 と 承 認 にあたっての 条 件 3

4 (1) 安 全 性 1) 本 剤 または 他 のフルルビプロフェン 製 剤 に 過 敏 症 の 既 往 歴 2) アスピリン 喘 息 または その 既 往 には 医 療 用 医 薬 品 としての 扱 いと 同 様 に 禁 忌 とする 貼 付 部 位 について 眼 の 周 囲 粘 膜 病 変 を 伴 う 患 部 ( 感 染 傷 口 湿 疹 かぶれなど) への 使 用 は 禁 忌 とする 汗 をかいたり 患 部 がぬれているときは よく 拭 き 取 ってから 貼 付 する 連 続 2 週 間 以 上 の 使 用 は 避 ける ( 従 来 の 一 般 用 医 薬 品 の NSAIDs 貼 付 剤 に 準 じる) (2) 有 効 性 医 療 用 医 薬 品 としての 適 応 から 判 断 して 肩 こりに 伴 う 肩 の 痛 み 腰 痛 筋 肉 痛 肘 の 痛 み(テニス 肘 など) 腱 鞘 炎 ( 手 手 首 の 痛 み) 関 節 痛 打 撲 捻 挫 などに 有 効 である と 考 えられる (3) 想 定 される 用 法 用 量 と 効 能 効 果 1 用 法 用 量 1 日 1 2 回 患 部 に 貼 付 する (すでに 一 般 用 医 薬 品 に 転 用 されている 他 の NSAIDs 貼 付 剤 に 準 ずる) 2 効 能 効 果 肩 こりに 伴 う 肩 の 痛 み 腰 痛 筋 肉 痛 肘 の 痛 み(テニス 肘 など) 腱 鞘 炎 ( 手 手 首 の 痛 み) 関 節 痛 打 撲 捻 挫 (4) 最 大 包 装 量 制 限 1 包 装 14 枚 まで(ただし 1 枚 40 mg:10cm 14cm または 1 枚 80 mg:14cm 20cm) (5) 販 売 時 における 薬 剤 師 の 関 与 の 必 要 性 骨 折 の 可 能 性 についての 判 断 およびアスピリン 喘 息 気 管 支 喘 息 などの 既 往 について の 確 認 に 関 して 薬 剤 師 が 関 与 することが 望 まれる (6) 薬 剤 師 の 研 修 必 要 なし (7) 販 売 実 践 ガイダンスの 要 否 ガイダンスは 必 要 ではないが 新 発 売 時 には 製 品 の 効 果 安 全 性 使 用 上 の 注 意 につい て 資 料 説 明 を 受 けることが 望 まれる 5. 付 帯 資 料 (1) 医 療 用 医 薬 品 としての 開 発 の 経 緯 フルルビプロフェンは 強 力 なプロスタグランジン 生 合 成 阻 害 作 用 を 有 する 非 ステロイド 性 消 炎 鎮 痛 剤 であり 既 に 経 口 剤 として 各 種 炎 症 性 疼 痛 疾 患 に 幅 広 く 使 用 されており そ の 有 効 性 および 安 全 性 は 確 立 されている 炎 症 局 所 への 直 接 効 果 非 ステロイド 性 消 炎 鎮 痛 剤 特 有 の 副 作 用 の 軽 減 化 を 意 図 して 貼 付 剤 化 が 検 討 され 1988 年 3 月 にフルルビプロ フェンの 貼 付 剤 が 製 造 承 認 された その 後 2007 年 4 月 にアドフィードからアドフィード パップ 40mg への 名 称 変 更 の 承 認 がされた また 2008 年 3 月 には 大 判 サイズであるア ドフィードパップ 80mg の 承 認 もされた 4

5 本 剤 は 6 年 の 再 審 査 期 間 を 受 け 再 審 査 結 果 は 1998 年 3 月 12 日 に 公 示 された (2) 医 療 用 医 薬 品 としての 位 置 付 け 本 剤 は 非 ステロイド 性 消 炎 鎮 痛 剤 貼 付 剤 であり 経 口 剤 に 比 べ(1) 標 的 組 織 に 対 する 効 果 (2) 効 果 の 持 続 化 (3) 胃 腸 障 害 などの 全 身 性 副 作 用 の 軽 減 化 (4) 投 薬 管 理 の 簡 便 化 等 の 利 点 が 考 えられる 変 形 性 膝 関 節 症 を 対 象 としたフルルビプロフェン 経 口 錠 との 二 重 盲 検 比 較 試 験 外 傷 後 の 腫 脹 疼 痛 および 筋 肉 痛 に 対 するイブプロフェン 経 口 錠 との 二 重 盲 検 比 較 試 験 などにおいて 臨 床 効 果 は 同 等 であるにもかかわらず 副 作 用 においては 経 口 錠 でみられた 胃 腸 障 害 は 全 く 認 められなかった 副 作 用 として 発 赤 かぶれ 等 の 軽 度 な 皮 膚 症 状 が 発 現 したに 過 ぎず 貼 付 剤 の 臨 床 的 有 用 性 が 確 認 されている (3) 医 療 用 医 薬 品 の 有 効 性 1 用 量 反 応 試 験 貼 付 剤 中 のフルルビプロフェンの 至 適 濃 度 が 検 討 された 変 形 性 膝 関 節 症 患 者 80 例 を 対 象 に 1 枚 (13.6cm 10cm 膏 体 12g)あたりフルルビプロフェンを mg 含 有 した 貼 付 剤 を 1 回 1 枚 1 日 2 回 投 与 期 間 を 2 週 間 とし 膝 の 痛 みに 貼 付 した そ の 結 果 最 終 全 般 改 善 度 の 改 善 率 ( 中 等 度 改 善 以 上 )は フルルビプロフェンを mg 含 有 した 各 群 で それぞれ 31.6% 57.1% 45.5% 64.7%であり 各 群 間 には 差 が 認 められなかったことから 40mg/1 枚 が 至 適 濃 度 とされた 持 続 性 疼 痛 疾 患 ( 変 形 性 関 節 症 肩 関 節 周 囲 炎 腱 鞘 炎 頸 肩 腕 症 候 群 )221 例 を 対 象 に フルルビプロフェンの 有 効 性 等 が 検 討 された 基 剤 及 びフルルビプロフェン 40mg 含 有 貼 付 剤 を 同 一 患 者 内 に 交 差 して 1 日 2 回 1 回 1 枚 6 日 間 貼 付 した 結 果 フルルビプロ フェン 含 有 貼 付 剤 群 が 基 剤 群 より 有 意 に 優 れ また 患 者 自 身 の 評 価 における 優 劣 判 定 に ついても 同 様 の 結 果 であった 2 比 較 試 験 変 形 性 膝 関 節 症 173 例 を 対 象 に フルルビプロフェン 40mg 含 有 貼 付 剤 及 びフルルビプ ロフェン 内 服 剤 (40mg/ 錠 )について 貼 付 剤 は 1 日 2 回 1 回 1 枚 内 服 錠 は 1 日 3 回 1 回 1 錠 を 4 週 間 投 与 した 結 果 最 終 全 般 改 善 度 は 貼 付 剤 と 内 服 剤 に 有 意 な 差 は 認 められな かった しかし 貼 付 剤 に 起 因 すると 考 えられる 全 身 性 副 作 用 の 発 現 はなく かぶれ 発 赤 等 の 皮 膚 症 状 3 例 が 認 められるのみであったのに 対 して 内 服 剤 に 起 因 すると 考 えられ る 全 身 性 副 作 用 として 消 化 管 障 害 浮 腫 口 内 炎 等 9 例 が 発 現 し 概 括 安 全 度 ではフルル ビプロフェン 貼 付 剤 が 内 服 剤 より 優 る 傾 向 が 認 められた (4) 医 療 用 医 薬 品 としての 安 全 性 1 副 作 用 :アドフィード 再 審 査 結 果 時 において 総 症 例 18,764 例 中 副 作 用 が 認 められた のは 326 例 (1.74%)556 件 で その 主 なものは 瘙 痒 218 件 (1.16%) 発 赤 210 件 (1.12%) 発 疹 102 件 (0.54%) 等 であった 2 重 大 な 副 作 用 : 喘 息 発 作 の 誘 発 (アスピリン 喘 息 ) 喘 息 発 作 を 誘 発 することがあるので 乾 性 ラ 音 喘 鳴 呼 吸 困 難 感 等 の 初 期 症 状 が 発 現 した 場 合 は 使 用 を 中 止 すること なお 本 剤 による 喘 息 発 作 の 誘 発 は 貼 付 後 数 時 間 で 発 現 している 自 発 報 告 により 認 められている 副 作 用 のため 頻 度 不 明 5

6 3 高 齢 者 への 投 与 : 高 齢 者 では 貼 付 部 の 皮 膚 の 状 態 に 注 意 しながら 慎 重 に 使 用 すること 4 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 : 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 回 ると 判 断 される 場 合 にのみ 使 用 すること 妊 婦 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していない 5 小 児 に 対 する 投 与 : 小 児 等 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していない 使 用 経 験 が 少 ない 6 禁 忌 : 1) 本 剤 又 は 他 のフルルビプロフェン 製 剤 に 対 して 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 2)アスピリン 喘 息 ( 非 ステロイド 性 消 炎 鎮 痛 剤 等 による 喘 息 発 作 の 誘 発 ) 又 はその 既 往 歴 のある 患 者 ( 喘 息 発 作 を 誘 発 することがある) 7 慎 重 投 与 : 気 管 支 喘 息 のある 患 者 気 管 支 喘 息 患 者 の 中 にはアスピリン 喘 息 の 患 者 も 含 まれており それらの 患 者 では 喘 息 発 作 を 誘 発 することがある 8 相 互 作 用 ( 併 用 禁 忌 のみ): 併 用 禁 忌 はない (5) 本 剤 の 安 定 性 等 有 効 成 分 の 安 定 性 については シャーレ( 開 封 )での 試 験 ( 室 温 2 年 3ヵ 月 20 70% R.H. 2 年 3ヵ 月 40 80%R.H. 3ヵ 月 40 90%R.H. 1ヵ 月 50 50%R.H. 1ヵ 月 紫 外 線 照 射 3ヵ 月 )および 透 明 ガラス 瓶 ( 気 密 容 器 )での 試 験 (60 1ヵ 月 ) において 性 状 乾 燥 重 量 含 量 の 変 化 はなく 分 解 物 は 検 出 されていない 参 考 文 献 1)インタビューフォーム(2008 年 9 月 改 訂 第 4 版 ) 2) 製 品 情 報 概 要 ( 科 研 製 薬 株 式 会 社 ) 6

7 成 分 名 ナジフロキサシン( 医 療 用 販 売 名 アクアチムクリーム ローション) はじめに: 本 仕 様 書 には 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 について 医 療 用 医 薬 品 の 情 報 および 諸 外 国 での 転 用 状 況 などを 踏 まえて 記 載 した さらに 一 般 用 医 薬 品 が 安 全 に 効 果 的 に 使 用 されるために 対 象 薬 の 販 売 にあたって 薬 剤 師 の 関 与 が 必 須 であるかどうか 対 応 する 薬 剤 師 について 研 修 が 必 要 かどうかに ついて 薬 ごとに 評 価 し 提 案 した また 使 用 者 の 安 全 を 確 保 するために 必 要 な 対 応 策 や 販 売 実 践 ガイダ ンスの 作 成 の 要 否 についても 記 載 した 一 般 用 医 薬 品 としての 効 能 効 果 用 法 用 量 は 医 療 用 医 薬 品 のものを 参 考 に セルフメディケーション に 適 した 効 能 効 果 用 法 用 量 に 置 き 換 えた 疾 病 によって 医 師 の 初 回 診 断 が 必 要 と 考 えられる 場 合 にはそ の 旨 も 記 載 した また 長 期 連 用 が 適 当 でないと 考 えられるものについては 最 大 包 装 量 制 限 を 設 けた なお 平 成 18 年 の 薬 事 法 改 正 を 受 け 平 成 21 年 6 月 より 一 般 用 医 薬 品 の 販 売 制 度 は 大 幅 に 変 わる リ スクが 高 いものから 第 一 類 医 薬 品 第 二 類 医 薬 品 第 三 類 医 薬 品 の3つに 分 類 され その 分 類 に 応 じて 販 売 方 法 が 異 なる 第 一 類 は 薬 剤 師 による 情 報 提 供 が 義 務 第 二 類 は 薬 剤 師 または 登 録 販 売 者 による 情 報 提 供 が 努 力 義 務 となっている なお どの 分 類 であっても 相 談 対 応 は 義 務 である 当 然 のことながら 本 仕 様 書 に 掲 載 された 医 薬 品 成 分 が 医 療 用 から 一 般 用 医 薬 品 へ 転 用 された 当 初 は 第 一 類 医 薬 品 に 分 類 される 1. 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 とその 条 件 (1) 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 ナジフロキサンシンはニューキノロン 系 抗 菌 薬 であり Propionibacterium spp. (P. acnes) 及 び Staphylococcus spp.に 対 する 抗 菌 作 用 を 有 することから 外 用 剤 として 尋 常 性 ざ 瘡 ( 多 発 性 炎 症 性 皮 疹 を 有 するもの)に 対 する 臨 床 的 有 用 性 が 確 認 され 1993 年 4 月 に 製 造 承 認 を 得 て 同 年 9 月 発 売 に 至 った その 後 毛 包 炎 尋 常 性 毛 瘡 に 対 する 適 応 症 が 追 加 され 1999 年 6 月 には 尋 常 性 ざ 瘡 ( 多 発 性 炎 症 性 皮 疹 を 有 するもの)を 適 応 症 としたローション 剤 が 発 売 された アクアチムクリームが 1993 年 9 月 1 日 より 販 売 開 始 され 15 年 が 経 過 したが その 間 市 販 後 の 尋 常 性 ざ 瘡 使 用 成 績 調 査 との 計 4,174 例 における 副 作 用 発 現 率 は 1.44%で 経 過 し た また ニューキノロン 系 抗 菌 薬 の 経 口 剤 と 違 い 光 線 過 敏 症 の 報 告 例 がないのも 特 徴 である これらのことから 一 般 用 医 薬 品 として 使 用 しても 安 全 性 が 確 保 できるものと 考 え られる また 尋 常 性 ざ 瘡 ( 多 発 性 炎 症 性 皮 疹 を 有 するもの) いわゆるにきびは 思 春 期 のみなら ず 成 人 してからも 悩 むことの 多 い 皮 膚 疾 患 であるが 現 在 の 一 般 用 医 薬 品 外 用 薬 はサル ファ 剤 あるいはイブプロフェンピコノールまたはイオウ 製 剤 などであり より 効 力 の 強 い 薬 剤 の 登 場 が 待 たれている したがって 本 成 分 を 一 般 用 医 薬 品 として 転 用 することで より 有 効 性 利 便 性 が 増 すものと 考 えられる (2) 転 用 の 条 件 すでにサルファ 剤 含 有 外 用 剤 が にきび 等 を 適 応 として 一 般 用 医 薬 品 として 販 売 さ れていることから とくに 研 修 等 は 要 しないと 考 えるが 本 剤 の 販 売 に 当 たる 薬 剤 師 は 本 7

8 剤 の 特 性 と 適 用 について 十 分 な 知 識 を 得 たうえで 適 切 に 販 売 することが 必 要 である 2. 一 般 用 医 薬 品 としての 有 効 性 について (1) 対 象 疾 患 の 病 態 症 状 一 般 用 医 薬 品 としては にきび おできが 対 象 となる (2) 一 般 用 医 薬 品 としての 効 能 に 対 する 有 効 性 尋 常 性 ざ 瘡 ざ 瘡 ( 化 膿 性 炎 症 を 伴 うもの) 患 者 519 例 における 有 効 率 ( 有 効 以 上 )は 67.1%(348/519)であった また 多 発 性 炎 症 性 皮 疹 を 有 する 尋 常 性 ざ 瘡 ざ 瘡 ( 化 膿 性 炎 症 を 伴 うもの) における 有 効 率 ( 有 効 以 上 )は 81.3%(39/48)であった 毛 包 炎 ( 表 在 性 皮 膚 感 染 症 ) 尋 常 性 毛 瘡 ( 深 在 性 皮 膚 感 染 症 ) 患 者 63 例 における 有 効 率 ( 有 効 以 上 )は 81.0%(51/63)であった 3. 一 般 用 医 薬 品 とした 場 合 の 安 全 性 について 1 薬 剤 間 相 互 作 用 : 特 になし 2 留 意 すべき 副 作 用 とその 対 処 方 法 : 本 剤 は 長 年 医 療 用 としての 使 用 実 績 があり 重 篤 な 副 作 用 の 発 現 報 告 はないが 皮 膚 刺 激 作 用 が 発 現 することがあり そのような 症 状 が 発 現 したら 使 用 を 中 止 するよう 指 導 する 3 消 費 者 による 的 確 な 症 状 疾 患 把 握 の 可 否 :にきび おできの 場 合 外 観 や 皮 膚 の 腫 脹 痛 みがあることから 消 費 者 による 的 確 な 症 状 の 把 握 は 容 易 である 4 重 篤 な 他 の 疾 患 との 区 別 の 可 否 と 見 逃 した 場 合 の 影 響 : 5~6 日 使 用 後 無 効 の 場 合 薬 剤 師 が 受 診 勧 奨 を 含 め 適 切 な 指 導 を 行 う 必 要 がある 5 医 師 の 初 回 診 察 の 必 要 性 : 特 になし 6 同 様 の 症 状 に 不 適 切 に 繰 り 返 し 使 用 した 場 合 の 危 険 性 : 不 適 切 な 繰 り 返 し 使 用 による 危 険 性 に 関 するエビデンスは 現 在 存 在 しない 長 期 連 用 による 耐 性 菌 の 発 現 の 可 能 性 がある 4. 総 合 評 価 と 承 認 にあたっての 条 件 (1) 安 全 性 患 者 への 禁 忌 は 定 められていない 低 出 生 体 重 児 新 生 児 乳 児 幼 児 への 使 用 は 原 則 として 行 わない (2) 有 効 性 医 療 用 医 薬 品 としての 適 用 から にきび おできに 対 して 有 効 であると 考 えられる (3) 想 定 される 用 法 用 量 と 効 能 効 果 1 用 法 用 量 適 量 を 1 日 2 回 患 部 に 塗 布 する なお にきびに 対 しては 洗 顔 後 患 部 に 塗 布 する 2 効 能 効 果 にきび おでき (4) 最 大 包 装 量 制 限 クリーム 軟 膏 1 本 5g(1%) 8

9 ローション 1 本 10mL(1%) (5) 販 売 時 における 薬 剤 師 の 関 与 の 必 要 性 薬 剤 師 は 本 剤 の 使 用 にあたっては 重 症 な 化 膿 性 疾 患 には 使 用 しないことを 指 導 す る また 5~6 日 症 状 の 改 善 が 認 められない 場 合 は 本 剤 を 中 止 するよう 指 導 し 医 療 機 関 等 へ 受 診 勧 奨 する 耐 性 菌 の 発 現 を 防 ぐため 治 療 上 必 要 な 最 小 限 の 期 間 (2 週 間 以 内 ) の 使 用 にとどめることについても 指 導 する (6) 薬 剤 師 の 研 修 特 に 必 要 としない (7) 販 売 実 践 ガイダンスの 要 否 耐 性 菌 の 発 現 防 止 と 副 作 用 の 早 期 発 見 と 対 処 に 関 するガイダンスが 必 要 である 5. 付 帯 資 料 (1) 医 療 用 医 薬 品 としての 開 発 の 経 緯 ナジフロキサシンは 1980 年 8 月 に 大 塚 製 薬 株 式 会 社 で 合 成 された 三 環 性 のベンゾキノリ ジン 骨 格 を 有 する 新 規 キノロン 系 合 成 抗 菌 剤 であり 世 界 で 初 めての 新 キノロン 系 外 皮 用 剤 である 1987 年 よりアクアチムクリームの 臨 床 試 験 を 開 始 し Propionibacterium spp. (P. acnes) 及 び Staphylococcus spp.に 対 する 抗 菌 作 用 及 び 尋 常 性 ざ 瘡 ( 多 発 性 炎 症 性 皮 疹 を 有 するもの)に 対 する 臨 床 的 有 用 性 が 確 認 され 1993 年 4 月 に 製 造 承 認 を 得 て 同 年 9 月 発 売 に 至 った 1998 年 8 月 に 毛 包 炎 尋 常 性 毛 瘡 に 対 する 適 応 症 が 追 加 された 1999 年 6 月 には 尋 常 性 ざ 瘡 ( 多 発 性 炎 症 性 皮 疹 を 有 するもの)を 適 応 症 としたローション 剤 が 発 売 された 2000 年 12 月 に クリーム ローションとも 効 能 効 果 及 び 用 法 用 量 に 変 更 なしとの 内 容 の 再 審 査 結 果 が 公 表 された また 2003 年 8 月 には 毛 包 炎 尋 常 性 毛 瘡 を 適 応 としたアクアチム 軟 膏 1%が 発 売 された 2007 年 2 月 に 医 療 事 故 防 止 対 策 の 一 環 として アクアチムクリーム から アクアチム クリーム 1% アクアチムローション から アクアチムローション 1% への 販 売 名 変 更 が 承 認 され 2007 年 6 月 に 薬 価 収 載 された (2) 医 療 用 医 薬 品 の 位 置 付 け 表 在 性 皮 膚 感 染 症 深 在 性 皮 膚 感 染 症 ざ 瘡 ( 化 膿 性 炎 症 を 伴 うもの)には 1) 主 に 皮 膚 分 泌 抑 制 作 用 (プレグナンジオール) 2) 主 にニューキノロン 系 抗 菌 薬 (ナジフロキサ シン) 3)リンコマイシン 系 抗 生 物 質 (ダラシン)その 他 などが 報 告 されている 本 剤 は ニューキノロン 系 抗 菌 薬 に 分 類 され 細 菌 の DNA の 高 次 構 造 を 変 換 する DNA ジャ イレースに 作 用 し DNA 複 製 を 阻 害 することにより 殺 菌 的 に 作 用 する 各 種 耐 性 菌 ( 適 応 菌 種 )に 対 して 抗 菌 力 を 示 し(in vitro) 耐 性 が 獲 得 されにくい(in vitro) (3) 医 療 用 医 薬 品 の 有 効 性 1 用 量 反 応 試 験 : 該 当 資 料 なし 2 比 較 試 験 : 該 当 資 料 なし 3 尋 常 性 ざ 瘡 ざ 瘡 ( 化 膿 性 炎 症 を 伴 うもの) 患 者 519 例 を 対 象 に 1 日 2 回 朝 夕 洗 顔 後 患 部 に 4 週 間 塗 擦 した 一 般 臨 床 試 験 及 び 二 重 盲 検 試 験 における 有 効 率 ( 有 効 以 上 )は 9

10 67.1%(348/519)であった 更 に 多 発 性 炎 症 性 皮 疹 を 有 する 尋 常 性 ざ 瘡 ざ 瘡 ( 化 膿 性 炎 症 を 伴 うもの) を 対 象 と した 二 重 盲 検 試 験 における 有 効 率 ( 有 効 以 上 )は 81.3%(39/48)であり 炎 症 性 皮 疹 の 減 少 及 び 炎 症 程 度 の 改 善 が 認 められた 毛 包 炎 ( 表 在 性 皮 膚 感 染 症 ) 尋 常 性 毛 瘡 ( 深 在 性 皮 膚 感 染 症 ) 患 者 63 例 を 対 象 に 1 日 2 回 1 週 間 塗 布 した 一 般 臨 床 試 験 における 有 効 率 ( 有 効 以 上 )は 81.0%(51/63)であった (4) 医 療 用 医 薬 品 としての 安 全 性 1 副 作 用 :クリーム 剤 総 症 例 4,174 例 中 副 作 用 は 60 例 (1.44%)に 認 められた 主 な 副 作 用 として 以 下 の 皮 膚 症 状 (そう 痒 感 刺 激 感 発 赤 潮 紅 丘 疹 顔 面 の 熱 感 接 触 皮 膚 炎 皮 膚 乾 燥 ほてり 感 )が 1% 未 満 であった ローション 剤 総 症 例 170 例 中 塗 布 時 の 刺 激 感 が 18 例 (10.6%)に 認 められた 2 重 大 な 副 作 用 : 特 に 認 められない 3 高 齢 者 への 投 与 : 該 当 資 料 なし 4 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 : 妊 娠 中 の 投 与 に 関 する 安 全 性 は 確 立 していない( 使 用 経 験 が 少 ない) 5 小 児 に 対 する 投 与 : 低 出 生 体 重 児 新 生 児 乳 児 幼 児 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していな い( 使 用 経 験 が 少 ない) 6 禁 忌 : 記 載 なし 7 慎 重 投 与 : 低 出 生 体 重 児 新 生 児 乳 児 幼 児 8 相 互 作 用 ( 併 用 禁 忌 のみ): 併 用 禁 忌 の 記 載 なし (5) 本 剤 の 安 定 性 等 有 効 成 分 の 安 定 性 については 長 期 保 存 試 験 において 室 温 36 カ 月 ガラス 容 器 密 閉 遮 光 において 水 分 がわずかに 増 加 した 以 外 に 変 化 は 認 められなかった また 苛 酷 試 験 にお いて 50±2 6 カ 月 40±1 75±5%RH 12 カ 月 ガラス 容 器 密 閉 遮 光 の 条 件 では 水 分 がわずかに 増 加 した 以 外 に 変 化 は 認 められなかった また 苛 酷 試 験 において 白 色 蛍 光 灯 1,000Lux 6 カ 月 ガラスシャーレ 開 放 の 条 件 化 では 微 黄 色 に 変 化 し 溶 状 は 黄 色 に 変 化 した 分 解 物 をわずかに 認 めた 参 考 文 献 1) 今 日 の 治 療 薬 2009( 南 江 堂 ) 2) 添 付 文 書 (2008 年 3 月 改 訂 ) 3) インタビューフォーム(2008 年 7 月 改 訂 ) 4) インタビューフォーム 吉 田 博 他 : 脂 質 異 常 症 ナビゲーター(メディカルレビュー 社 )56-57 (2003) 5) インタビューフォーム(2007 年 3 月 改 訂 ) 6) 桜 井 健 司 他 : 脈 管 学 28(9), (1988) 7) 秦 葭 哉 他 : 老 年 医 学 30(5), (1992) 10

11 成 分 名 レバミピド( 医 療 用 販 売 名 ムコスタ 錠 ) はじめに: 本 仕 様 書 には 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 について 医 療 用 医 薬 品 の 情 報 および 諸 外 国 での 転 用 状 況 などを 踏 まえて 記 載 した さらに 一 般 用 医 薬 品 が 安 全 に 効 果 的 に 使 用 されるために 対 象 薬 の 販 売 にあたって 薬 剤 師 の 関 与 が 必 須 であるかどうか 対 応 する 薬 剤 師 について 研 修 が 必 要 かどうかに ついて 薬 ごとに 評 価 し 提 案 した また 使 用 者 の 安 全 を 確 保 するために 必 要 な 対 応 策 や 販 売 実 践 ガイダ ンスの 作 成 の 要 否 についても 記 載 した 一 般 用 医 薬 品 としての 効 能 効 果 用 法 用 量 は 医 療 用 医 薬 品 のものを 参 考 に セルフメディケーション に 適 した 効 能 効 果 用 法 用 量 に 置 き 換 えた 疾 病 によって 医 師 の 初 回 診 断 が 必 要 と 考 えられる 場 合 にはそ の 旨 も 記 載 した また 長 期 連 用 が 適 当 でないと 考 えられるものについては 最 大 包 装 量 制 限 を 設 けた なお 平 成 18 年 の 薬 事 法 改 正 を 受 け 平 成 21 年 6 月 より 一 般 用 医 薬 品 の 販 売 制 度 は 大 幅 に 変 わる リ スクが 高 いものから 第 一 類 医 薬 品 第 二 類 医 薬 品 第 三 類 医 薬 品 の3つに 分 類 され その 分 類 に 応 じて 販 売 方 法 が 異 なる 第 一 類 は 薬 剤 師 による 情 報 提 供 が 義 務 第 二 類 は 薬 剤 師 または 登 録 販 売 者 による 情 報 提 供 が 努 力 義 務 となっている なお どの 分 類 であっても 相 談 対 応 は 義 務 である 当 然 のことながら 本 仕 様 書 に 掲 載 された 医 薬 品 成 分 が 医 療 用 から 一 般 用 医 薬 品 へ 転 用 された 当 初 は 第 一 類 医 薬 品 に 分 類 される 1. 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 とその 条 件 (1) 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 何 らかの 誘 因 による 胃 酸 分 泌 の 亢 進 胃 粘 膜 防 御 機 構 の 脆 弱 化 により 生 じる 胃 潰 瘍 急 性 胃 炎 慢 性 胃 炎 の 有 病 率 は 高 い 近 年 この 最 大 の 原 因 はヘリコバクター ピロリの 感 染 であることが 示 され 除 菌 治 療 が 根 本 的 な 治 療 として 有 用 とされている 一 方 近 年 精 神 的 ストレス 暴 飲 暴 食 感 染 症 などによる 胃 粘 膜 の 障 害 による 胃 炎 症 状 も 少 なくなく 治 療 にはこれら 病 因, 誘 因 の 除 去 が 基 本 であるが 症 状 緩 和 治 癒 促 進 のために 薬 物 療 法 が 追 加 される 本 剤 は 胃 粘 膜 に 胃 内 腔 から 直 接 浸 潤 し 薬 理 効 果 を 示 すことから 肝 機 能 障 害 や 腎 機 能 障 害 を 合 併 している 際 にも 投 与 量 の 変 更 なく 安 全 に 使 用 できる さらに 併 用 薬 剤 との 相 互 作 用 の 報 告 もないため 他 の 治 療 の 妨 げになる 可 能 性 も 低 いなど 有 用 性 の 高 い 製 剤 であ る しかし 胃 酸 分 泌 が 亢 進 している 場 合 には プロトンポンプ 阻 害 薬 や H2 受 容 体 拮 抗 薬 といった 強 力 な 酸 分 泌 抑 制 薬 の 使 用 が 優 先 されるため 適 応 の 可 否 や 使 用 の 継 続 について は 薬 剤 師 等 が 積 極 的 に 関 与 することが 望 まれる (2) 転 用 の 条 件 すでに 類 薬 としてテプレノンやセトラキサートが 一 般 用 医 薬 品 として 販 売 されている ことから とくに 研 修 等 は 要 しないと 考 えるが 本 剤 の 販 売 に 当 たる 薬 剤 師 等 は 本 剤 の 特 性 と 適 用 について 十 分 な 知 識 を 得 たうえで 適 切 に 販 売 することが 必 要 である 2. 一 般 用 医 薬 品 としての 有 効 性 について (1) 対 象 疾 患 の 病 態 症 状 11

12 胃 粘 膜 の 障 害 に 伴 う 諸 症 状 ( 胃 部 不 快 感 上 腹 部 痛 悪 心 嘔 吐 胸 やけ 等 )に 対 し 短 期 的 な 使 用 を 対 象 とする (2) 一 般 用 医 薬 品 としての 効 能 に 対 する 有 効 性 急 性 胃 炎 慢 性 胃 炎 の 急 性 増 悪 期 を 対 象 とした 試 験 での 全 般 改 善 率 は 80%と 高 い また 胃 炎 患 者 50 名 を 対 象 に 1 日 量 300mg と 600mg の 有 用 性 比 較 において 差 が 認 められなかっ たことならびに 胃 炎 患 者 81 名 を 対 象 に 1 回 100mg を 朝 昼 及 び 夕 食 後 に 服 用 する 用 法 と 1 回 100mg を 朝 夕 及 び 就 寝 前 に 服 用 する 用 法 とについて 治 療 期 間 を 4 週 間 として 二 重 盲 検 比 較 試 験 にて 検 討 した 結 果 有 用 度 に 差 は 認 められなかったことから 1 回 100mg 1 日 3 回 の 服 用 で 治 療 効 果 が 期 待 される 3. 一 般 用 医 薬 品 とした 場 合 の 安 全 性 について 1 薬 剤 間 相 互 作 用 : 相 互 作 用 に 関 する 注 意 事 項 はない 2 留 意 すべき 副 作 用 とその 対 処 方 法 : 重 大 な 副 作 用 として ショック アナフィラキシー 様 症 状 があるため 本 人 及 び 家 族 がアレルギー 体 質 の 人 薬 でアレルギーを 起 こしたこと のある 人 は 薬 剤 師 に 相 談 すること とする 必 要 がある 白 血 球 減 少 (0.1% 未 満 ) 血 小 板 減 少 ( 頻 度 不 明 ): 白 血 球 減 少 血 小 板 減 少 があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 医 師 または 薬 剤 師 に 相 談 するよう 指 導 す る 肝 機 能 障 害 (0.1% 未 満 ) 黄 疸 ( 頻 度 不 明 *):AST(GOT) ALT(GPT) γ-gtp Al-P の 上 昇 等 を 伴 う 肝 機 能 障 害 黄 疸 があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 医 師 または 薬 剤 師 に 相 談 するよう 指 導 する 3 消 費 者 による 的 確 な 症 状 疾 患 把 握 の 可 否 : 短 期 的 な 使 用 の 対 象 となる 軽 度 の 胃 部 不 快 感 上 腹 部 痛 悪 心 嘔 吐 胸 やけ 等 については 自 覚 できる 症 状 であり 把 握 は 可 能 であ る 4 重 篤 な 他 の 疾 患 との 区 別 の 可 否 と 見 逃 した 場 合 の 影 響 : 自 覚 症 状 のみで 他 の 重 篤 な 疾 患 ( 消 化 性 潰 瘍 胃 癌 等 )と 区 別 することは 困 難 であり 見 落 とす 危 険 性 があるので 2 週 間 の 継 続 使 用 によっても 症 状 が 改 善 しない 場 合 には 専 門 の 医 療 機 関 への 受 診 勧 奨 を 行 う 5 医 師 の 初 回 診 察 の 必 要 性 : 必 要 なし 6 同 様 の 症 状 に 不 適 切 に 繰 り 返 し 使 用 した 場 合 の 危 険 性 : 不 適 切 に 繰 り 返 し 使 用 した 場 合 の 危 険 性 に 関 するエビデンスはないが 他 の 重 篤 な 消 化 器 疾 患 を 見 落 とす 危 険 性 がある 4. 総 合 評 価 と 承 認 にあたっての 条 件 (1) 安 全 性 ショック アナフィラキシー 様 症 状 が 現 れることがあるので 本 剤 の 成 分 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 は 禁 忌 とする ヘリコバクター ピロリ 陽 性 例 においては 除 菌 治 療 が 基 本 であり 専 門 の 医 療 機 関 に おける 治 療 を 優 先 する 治 療 にあたっては 経 過 を 十 分 に 観 察 し 本 剤 で 効 果 がみられない 場 合 には 受 診 勧 奨 す る 特 に 黒 色 便 が 続 くような 場 合 には 他 の 疾 患 の 可 能 性 も 考 慮 し 早 急 に 医 療 機 関 を 受 12

13 診 するよう 指 導 する (2) 有 効 性 医 療 用 医 薬 品 としての 適 用 から 胃 粘 膜 障 害 に 伴 う 部 不 快 感 上 腹 部 痛 悪 心 嘔 吐 胸 やけ 等 に 有 効 であると 考 えられる (3) 想 定 される 用 法 用 量 と 効 能 効 果 1 用 法 用 量 レバミピドとして 通 常 成 人 1 回 100mg を1 日 3 回 経 口 投 与 する 2 効 能 効 果 胃 粘 膜 の 障 害 に 伴 う 諸 症 状 ( 部 不 快 感 上 腹 部 痛 悪 心 嘔 吐 胸 やけ 等 ) (4) 最 大 包 装 量 制 限 100mg / 錠 ( 最 大 4 日 分 12 錠 / 箱 ) (5) 販 売 時 における 薬 剤 師 の 関 与 の 必 要 性 本 剤 の 適 用 症 状 は 暴 飲 暴 食 やストレスなどが 誘 因 になるため 食 事 やストレスケアな どの 生 活 習 慣 の 改 善 に 対 する 助 言 を 行 ったり 症 状 が 持 続 する 場 合 には 他 の 疾 患 の 可 能 性 が 否 定 できないため 定 期 的 な 検 診 を 受 けることの 必 要 性 について 指 導 したりすることが 望 まれる (6) 薬 剤 師 の 研 修 特 に 必 要 としない (7) 販 売 実 践 ガイダンスの 要 否 特 に 必 要 としない 5. 付 帯 資 料 (1) 医 療 用 医 薬 品 としての 開 発 の 経 緯 レバミピドは 大 塚 製 薬 で 合 成 開 発 された 新 しい 胃 炎 胃 潰 瘍 治 療 剤 である 本 剤 は 慢 性 胃 潰 瘍 モデルであるラット 酢 酸 潰 瘍 をスクリーニング 系 として 用 い その 治 癒 を 促 進 させる 薬 剤 として 選 択 され 1990 年 12 月 胃 潰 瘍 治 療 剤 として 発 売 された また 本 剤 は 胃 粘 膜 の 内 因 性 プロスタグランジン(PG) 増 加 作 用 及 び 胃 粘 膜 障 害 の 発 症 因 子 の 1 つであ るフリーラジカル 抑 制 作 用 を 有 することから 胃 炎 への 適 応 拡 大 が 引 き 続 き 検 討 され そ の 結 果 1994 年 6 月 に 胃 炎 の 効 能 効 果 が 追 加 された また 1998 年 には 効 能 効 果 及 び 用 法 用 量 に 変 更 なしとの 再 審 査 結 果 が 通 知 された さらに 2003 年 3 月 には 顆 粒 20% 製 剤 が 承 認 された (2) 医 療 用 医 薬 品 の 位 置 付 け 胃 潰 瘍 ならびに 胃 炎 の 治 療 薬 には 攻 撃 因 子 抑 制 薬 として H2 受 容 体 拮 抗 薬 やプロトン ポンプ 阻 害 薬 に 代 表 される 酸 分 泌 抑 制 薬 と 酸 中 和 薬 があり 防 御 因 子 強 化 薬 として 粘 膜 抵 抗 強 化 薬 粘 液 産 生 分 泌 促 進 薬 ならびに 胃 粘 膜 微 小 循 環 改 善 薬 がある 胃 粘 膜 は 常 に 強 力 な 胃 酸 にさらされており わずか 0.5~2.5mm の 粘 液 層 が 胃 酸 による 侵 襲 を 防 いでいるが 何 らかの 要 因 により この 攻 撃 因 子 と 防 御 因 子 のバランスが 崩 れたと き 胃 粘 膜 障 害 として 症 状 が 現 れる 攻 撃 因 子 として 胃 酸 分 泌 とともに 重 要 な 役 割 を 果 た 13

14 しているのがヘリコバクター ピロリであり 消 化 性 潰 瘍 のみならず 胃 がんの 要 因 として 注 目 されており 陽 性 である 場 合 には 除 菌 治 療 が 基 本 とされる 本 剤 は 粘 液 産 生 分 泌 促 進 薬 に 分 類 される 防 御 因 子 強 化 薬 であり 胃 内 腔 から 直 接 浸 潤 拡 散 し 胃 粘 膜 内 でプロスタグランジン 増 加 作 用 フリーラジカル 抑 制 作 用 を 発 揮 す ることにより 胃 炎 胃 潰 瘍 等 の 粘 膜 障 害 を 改 善 すると 推 測 されている (3) 医 療 用 医 薬 品 の 有 効 性 1 用 量 反 応 試 験 胃 潰 瘍 患 者 138 名 を 対 象 に 1 回 100mg 200mg 又 は 300mg を 1 日 3 回 経 口 投 与 し 治 療 期 間 を 12 週 間 として 検 討 した 結 果 有 用 性 には 差 がなく 本 剤 の 胃 潰 瘍 に 対 する 最 大 投 与 量 は 1 回 300mg を 1 日 3 回 (900mg/ 日 )と 推 定 された 胃 炎 患 者 50 名 を 対 象 に 1 日 量 300mg と 600mg との 有 用 性 を 比 較 検 討 した 結 果 両 群 に は 差 がなかった また 胃 炎 患 者 81 名 を 対 象 に 1 回 100mg を 朝 昼 及 び 夕 食 後 に 服 用 する 用 法 と 1 回 100mg を 朝 夕 及 び 就 寝 前 に 服 用 する 用 法 とについて 治 療 期 間 を 4 週 間 として 二 重 盲 検 比 較 試 験 にて 検 討 した 結 果 有 用 度 に 差 は 認 められず 本 剤 の 胃 炎 に 対 する 用 法 用 量 は 1 回 100mg 1 日 3 回 が 妥 当 であると 判 断 された 2 比 較 試 験 胃 潰 瘍 患 者 266 名 を 対 象 に 本 剤 1 日 用 量 として 300mg 900mg 及 び 対 照 薬 を 治 療 期 間 を 12 週 間 として 行 われた 二 重 盲 検 比 較 試 験 ならびに 胃 潰 瘍 患 者 337 名 を 対 象 に 本 剤 1 日 用 量 として 300mg 及 び 対 照 薬 を 治 療 期 間 を 12 週 間 として 実 施 された 二 重 盲 検 比 較 試 験 において 本 剤 の 有 用 性 が 確 認 されている 胃 炎 患 者 372 名 を 対 象 に 本 剤 1 日 用 量 として 300mg 及 び 対 照 薬 を 治 療 期 間 を 4 週 間 として 行 われた 二 重 盲 検 比 較 試 験 ならびに 胃 炎 患 者 114 名 を 対 象 に 本 剤 1 日 用 量 と して 300mg 及 び 対 照 薬 を 治 療 期 間 を 2 週 間 ( 最 長 4 週 間 )として 実 施 された 二 重 盲 検 比 較 試 験 において 本 剤 の 有 用 性 が 確 認 された (4) 医 療 用 医 薬 品 としての 安 全 性 1 副 作 用 : 調 査 症 例 10,047 例 中 54 例 (0.54%)に 臨 床 検 査 値 の 異 常 を 含 む 副 作 用 が 認 めら れている このうち 65 歳 以 上 の 高 齢 者 3,035 例 では 18 例 (0.59%)に 副 作 用 がみられた 副 作 用 発 現 率 副 作 用 の 種 類 において 高 齢 者 と 非 高 齢 者 で 差 は 認 められなかった 主 な 副 作 用 は 便 秘 9 件 (0.09%) ALT(GPT) 上 昇 5 件 (0.05%) 等 が 認 められたが いずれの 発 症 頻 度 も 0.1% 未 満 であった 2 重 大 な 副 作 用 : 1)ショック アナフィラキシー 様 症 状 ( 頻 度 不 明 ) ショック アナフィラキシー 様 症 状 があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 う 2) 白 血 球 減 少 (0.1% 未 満 ) 血 小 板 減 少 ( 頻 度 不 明 ) 白 血 球 減 少 血 小 板 減 少 があら われることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 う 14

15 3) 肝 機 能 障 害 (0.1% 未 満 ) 黄 疸 ( 頻 度 不 明 ) ASL(GOT) ALT(GPT) γ-gtp Al-P の 上 昇 等 を 伴 う 肝 機 能 障 害 黄 疸 があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 う 3 高 齢 者 への 投 与 : 一 般 に 高 齢 者 では 生 理 機 能 が 低 下 しているので 消 化 器 症 状 等 の 副 作 用 に 注 意 する 4 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 : 1) 妊 娠 中 の 投 与 に 関 する 安 全 性 は 確 立 していないので 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 回 ると 判 断 される 場 合 にのみ 投 与 する 2) 授 乳 中 の 婦 人 には 投 与 を 避 ける [ 動 物 実 験 (ラット)で 乳 汁 中 に 移 行 することが 報 告 されている ] 5 小 児 に 対 する 投 与 : 低 出 生 体 重 児 新 生 児 乳 児 幼 児 または 小 児 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していない( 使 用 経 験 が 少 ない) 6 禁 忌 : 本 剤 の 成 分 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 7 慎 重 投 与 : 該 当 なし 8 相 互 作 用 ( 併 用 禁 忌 のみ): 併 用 禁 忌 はない (5) 本 剤 の 安 定 性 等 有 効 成 分 の 安 定 性 については 25 60%RH(PTP 包 装 ) 36 カ 月 また 40 75%RH 50 室 内 散 光 600~830 ルクス(PTP 包 装 )のいずれの 試 験 条 件 においても 6 カ 月 間 変 化 が 認 められていない 開 放 条 件 では 25 75%RH において 3 カ 月 間 変 化 のないことが 確 認 されており 安 定 性 に 関 して 特 に 問 題 となることはない 参 考 文 献 1) 添 付 文 書 2)インタビューフォーム 3) 今 日 の 治 療 指 針 2008( 医 学 書 院 ) 4) 治 療 薬 マニュアル 2008( 医 学 書 院 ) 15

16 成 分 名 コレスチミド( 医 療 用 販 売 名 コレバインミニ 83%) はじめに: 本 仕 様 書 には 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 について 医 療 用 医 薬 品 の 情 報 および 諸 外 国 での 転 用 状 況 などを 踏 まえて 記 載 した さらに 一 般 用 医 薬 品 が 安 全 に 効 果 的 に 使 用 されるために 対 象 薬 の 販 売 にあたって 薬 剤 師 の 関 与 が 必 須 であるかどうか 対 応 する 薬 剤 師 について 研 修 が 必 要 かどうかに ついて 薬 ごとに 評 価 し 提 案 した また 使 用 者 の 安 全 を 確 保 するために 必 要 な 対 応 策 や 販 売 実 践 ガイダ ンスの 作 成 の 要 否 についても 記 載 した 一 般 用 医 薬 品 としての 効 能 効 果 用 法 用 量 は 医 療 用 医 薬 品 のものを 参 考 に セルフメディケーション に 適 した 効 能 効 果 用 法 用 量 に 置 き 換 えた 疾 病 によって 医 師 の 初 回 診 断 が 必 要 と 考 えられる 場 合 にはそ の 旨 も 記 載 した また 長 期 連 用 が 適 当 でないと 考 えられるものについては 最 大 包 装 量 制 限 を 設 けた なお 平 成 18 年 の 薬 事 法 改 正 を 受 け 平 成 21 年 6 月 より 一 般 用 医 薬 品 の 販 売 制 度 は 大 幅 に 変 わる リ スクが 高 いものから 第 一 類 医 薬 品 第 二 類 医 薬 品 第 三 類 医 薬 品 の3つに 分 類 され その 分 類 に 応 じて 販 売 方 法 が 異 なる 第 一 類 は 薬 剤 師 による 情 報 提 供 が 義 務 第 二 類 は 薬 剤 師 または 登 録 販 売 者 による 情 報 提 供 が 努 力 義 務 となっている なお どの 分 類 であっても 相 談 対 応 は 義 務 である 当 然 のことながら 本 仕 様 書 に 掲 載 された 医 薬 品 成 分 が 医 療 用 から 一 般 用 医 薬 品 へ 転 用 された 当 初 は 第 一 類 医 薬 品 に 分 類 される 1. 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 とその 条 件 (1) 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 日 本 人 のライフスタイルの 変 化 ( 食 生 活 の 変 化 と 運 動 不 足 など)により メタボリック シンドローム( 肥 満 脂 質 異 常 症 糖 尿 病 高 血 圧 症 )が 激 増 し 本 症 候 群 は 血 管 合 併 症 ( 虚 血 性 心 疾 患 や 脳 梗 塞 など)を 誘 発 し 生 涯 にわたる 生 活 の 質 (QOL)を 著 しく 損 なうことか ら 消 費 者 の 関 心 も 高 い 民 間 療 法 サプリメントなども 普 及 しているのが 現 状 である 一 方 一 般 用 医 薬 品 として 脂 質 異 常 症 に 対 して 明 確 な 効 果 を 有 する 製 品 がない 米 国 の National Cholesterol Education Program (NCEP) Expert Panel on Detection, Evaluation and Treatment of High Blood Cholesterol in Adults (Adults Treatment Panel III, ATP III) において 本 剤 を 含 む 陰 イオン 交 換 樹 脂 製 剤 は 高 コレステロール 血 症 の 第 1 選 択 薬 の 一 つと 位 置 付 けられている 本 剤 は 血 中 に 吸 収 されない 性 質 を 有 するため 薬 剤 師 が 本 剤 の 性 質 等 の 特 徴 を 明 確 に 説 明 することによって 消 費 者 の 安 心 感 を 得 られるなど 多 く のベネフィットがある しかし 他 の 薬 剤 との 併 用 において テトラサイクリンその 他 の 薬 剤 が 本 剤 に 吸 着 する 可 能 性 があるため これら 薬 剤 の 作 用 が 減 弱 することがあり この 点 に 関 しては 薬 剤 師 が 薬 歴 管 理 を 把 握 して 積 極 的 に 関 与 する 必 要 がある (2) 転 用 の 条 件 本 剤 の 転 用 に 当 たっては 販 売 に 当 たる 薬 剤 師 の 研 修 を 必 須 とし また 販 売 実 践 ガイ ダンスを 作 成 し 薬 剤 師 はこれに 基 づいて 販 売 されることを 条 件 とする( 具 体 的 には 第 4 項 : 総 合 評 価 と 承 認 にあたっての 条 件 を 参 照 ) 2. 一 般 用 医 薬 品 としての 有 効 性 について 16

17 (1) 対 象 疾 患 の 病 態 症 状 一 般 用 医 薬 品 としては 境 界 領 域 の 高 LDL コレステロール 血 症 が 対 象 となる 食 事 などの 生 活 習 慣 の 改 善 に 努 めてもなお 境 界 領 域 の 高 コレステロール 血 症 が 改 善 さ れない 場 合 に 対 象 とする (2) 一 般 用 医 薬 品 としての 効 能 に 対 する 有 効 性 本 剤 は LDL コレステロールを 低 下 させ HDL コレステロールを 上 昇 させる 高 LDL コレステロール 血 症 で 食 事 運 動 療 法 によっても 十 分 なコレステロール 値 の 低 下 が 得 ら れない 消 費 者 に 適 している 高 コレステロール 血 症 に 関 しては 医 療 用 コレバイン 錠 500mg とコレバインミニ 83% (フィルムコーティング 粒 )が 用 いられている コレバインミニ 83%のデータによると 臨 床 試 験 において 高 コレステロール 血 症 に 対 する 改 善 度 は 71.4%であり コレステロー ルは 13.3% 低 下 し コレバインミニ 83%の 服 用 感 が 良 好 であることが 確 認 されている 2~3) これらの 結 果 から 一 般 用 医 薬 品 とした 場 合 1 包 中 にコレスチミド 1.5g 含 有 するコレバ インミニ 83%を 1 回 1.5g 1 日 2 回, 朝 夕 食 前 投 与 で 境 界 領 域 の 高 LDL コレステロール 血 症 に 効 果 が 期 待 できると 考 えられる 長 期 に 使 用 する 場 合 は 4 週 間 程 度 の 服 用 を 目 安 に する 継 続 使 用 の 可 否 について 薬 剤 師 は 医 療 機 関 における 受 診 を 勧 めるなどの 適 切 なア ドバイスが 必 要 となる 3. 一 般 用 医 薬 品 とした 場 合 の 安 全 性 について 1 薬 剤 間 相 互 作 用 : 併 用 禁 忌 は 記 載 されていない 酸 性 薬 物 (ワルファリン,クロロチ アジド 等 ) テトラサイクリン フェノバルビタール 甲 状 腺 及 びチロキシン 製 剤 ジギ タリス ケノデオキシコール 酸 等 の 薬 剤 は 本 剤 との 併 用 により 作 用 が 減 弱 するおそれが ある したがって これらの 薬 剤 を 服 用 している 患 者 には 本 剤 を 同 時 に 服 用 しないよう 薬 剤 師 が 指 導 する 必 要 がある 2 留 意 すべき 副 作 用 とその 対 処 方 法 : 便 秘 腹 部 膨 満 感 嘔 気 腹 痛 などである これ らの 副 作 用 が 出 た 場 合 は 使 用 を 中 止 する 3 消 費 者 による 的 確 な 症 状 疾 患 把 握 の 可 否 : 本 来 高 コレステロール 血 症 の 場 合 消 費 者 による 的 確 な 症 状 の 把 握 は 困 難 である 医 療 機 関 における 受 診 あるいは 健 康 診 断 など においてコレステロールが 基 準 値 よりもやや 高 めで 境 界 領 域 と 判 断 された 人 を 対 象 に 使 用 されるのが 適 切 である 併 せて 食 事 や 運 動 などの 生 活 習 慣 の 改 善 について 薬 剤 師 の 適 切 な 助 言 が 必 要 となる 4 重 篤 な 他 の 疾 患 との 区 別 の 可 否 と 見 逃 した 場 合 の 影 響 ( 推 定 ): 医 療 機 関 における 受 診 あるいは 健 康 診 断 などにおいてコレステロールが 基 準 値 よりもやや 高 めで 境 界 領 域 と 判 断 された 人 が 対 象 であり 一 定 程 度 服 用 しても 健 康 診 断 等 で 高 LDL コレステロール 血 症 が 改 善 されないと 判 明 した 場 合 は 薬 剤 師 が 適 切 な 指 導 を 行 う 必 要 がある 5 医 師 への 初 回 診 察 が 必 要 かどうか: 医 療 機 関 における 受 診 あるいは 健 康 診 断 などにおいてコレステロー ルが 基 準 値 よりもやや 高 めであると 確 認 される 必 要 がある 6 同 様 の 症 状 に 不 適 切 に 繰 り 返 し 使 用 した 場 合 の 危 険 性 : 不 適 切 な 繰 り 返 し 使 用 による 17

18 危 険 性 に 関 するエビデンスは 現 在 存 在 しない 販 売 段 階 における 薬 剤 師 によるモニタリン グと 定 期 的 検 診 の 勧 奨 が 重 要 である 4. 総 合 評 価 と 承 認 にあたっての 条 件 (1) 安 全 性 次 の 患 者 には 本 剤 を 禁 忌 とする 1) 胆 道 の 完 全 閉 塞 した 患 者 2) 本 剤 の 成 分 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 3) 腸 閉 塞 の 患 者 4) 便 秘 の 患 者 又 は 便 秘 を 起 こしやすい 患 者 5) 高 齢 者 又 は 嚥 下 困 難 がある 患 者 6) 痔 疾 患 を 有 する 患 者 7) 消 化 管 潰 瘍 を 有 する 患 者 8) 出 血 傾 向 を 有 する 患 者 9) 肝 疾 患 肝 機 能 障 害 を 有 する 患 者 本 剤 を 高 コレステロール 血 症 に 用 いる 場 合 には 健 康 診 断 等 で 境 界 領 域 のコレステロー ル 値 異 常 が 確 認 された 場 合 に 適 用 を 考 慮 すること 併 せて 食 事 運 動 や 喫 煙 などの 生 活 習 慣 の 改 善 について 適 切 な 助 言 をすること 本 剤 使 用 中 は 定 期 的 な 健 診 を 受 けることを 指 導 する 脂 溶 性 ビタミン(A, D, E, K)あるいは 葉 酸 塩 の 吸 収 阻 害 が 起 こる 可 能 性 があるので 長 期 間 投 与 の 際 にはこれらの 補 給 を 考 慮 するよう 薬 剤 師 が 適 宜 指 導 する 必 要 がある 本 剤 は 十 分 量 の 水 (200 ml 程 度 )で 服 用 させ 温 水 にて 服 用 させると 膨 らんで 服 用 でき ない 場 合 があるので 薬 剤 師 はこの 点 を 指 導 する 必 要 がある 口 中 に 長 く 留 めていると 膨 らんで 服 用 ができない 場 合 があるので 薬 剤 師 はこの 点 を 指 導 する 必 要 がある (2) 有 効 性 医 療 用 医 薬 品 の 適 用 から 境 界 領 域 の 高 LDL コレステロール 血 症 に 対 して 有 効 で ある (3) 想 定 される 用 法 用 量 と 効 能 効 果 1 用 法 用 量 コレスチミドとして 成 人 1 回 1.5 g を 1 日 2 回 朝 夕 食 前 に 水 とともに 経 口 投 与 する 2 効 能 効 果 健 康 診 断 等 で 指 摘 された 境 界 領 域 の 高 LDL コレステロール 血 症 (4) 最 大 包 装 量 制 限 コレバインミニ 83%(4 週 間 分 56 包 / 箱 ) (5) 販 売 時 における 薬 剤 師 の 関 与 の 必 要 性 上 記 した 禁 忌 対 応 の 消 費 者 に 対 しては 販 売 を 禁 止 する また 他 剤 との 併 用 による 効 果 の 減 少 が 考 えられることから 薬 剤 師 は 薬 歴 を 把 握 し 適 切 な 服 薬 指 導 を 行 う 必 要 がある 食 事 や 運 動 などの 生 活 習 慣 の 改 善 に 対 する 助 言 定 期 的 な 健 診 を 受 けること の 必 要 性 について 指 導 する (6) 薬 剤 師 の 研 修 薬 剤 師 は 生 涯 学 習 公 開 講 座 各 種 シンポジウムや 学 会 参 加 等 を 通 じて 次 のこと を 研 修 する 必 要 がある 1) 高 コレステロール 血 症 および 脂 質 異 常 症 の 病 態 生 理 に 関 す 18

19 る 情 報 2) 治 療 効 果 のモニタリングに 関 する 情 報 3) 禁 忌 症 薬 物 間 相 互 作 用 副 作 用 に 関 する 注 意 を 消 費 者 に 促 すための 情 報 4) 対 象 症 状 を 予 防 し 緩 和 するための 生 活 指 導 に 関 する 情 報 5) 繰 り 返 し 購 入 する 人 への 対 処 方 法 や 助 言 に 関 する 情 報 など (7) 販 売 実 践 ガイダンスの 要 否 症 状 の 把 握 や 継 続 使 用 の 可 否 副 作 用 の 早 期 発 見 や 他 剤 との 併 用 による 効 果 の 変 化 に 対 処 に 関 するガイダンスが 必 要 である 5. 付 帯 資 料 (1) 医 療 用 医 薬 品 としての 開 発 の 経 緯 コレスチミドは, 三 菱 油 化 ( 現 : 田 辺 三 菱 製 薬 )により1979 年 に 合 成 された 新 規 胆 汁 酸 排 泄 促 進 剤 である 本 剤 は,2- メチルイミダゾールとエピクロロヒドリンの 共 重 合 体 で, 胆 汁 酸 の 吸 着 活 性 に 優 れ, 経 口 投 与 により 血 清 総 コレステロール 低 下 作 用 を 有 する また, 飲 みやすい 製 剤 の 検 討 を 行 い,セルロース 系 基 剤 にてコーティングした 錠 剤 にする ことにより, 水 に 懸 濁 することなく 直 接 服 用 することが 可 能 となった 三 菱 化 学 ( 現 : 田 辺 三 菱 製 薬 )は1983 年 に 本 剤 の 非 臨 床 試 験 に 着 手,1999 年 3 月 12 日, 高 コレステロー ル 血 症 及 び 家 族 性 高 コレステロール 血 症 を 適 応 症 として 錠 剤 の 承 認 を 取 得 し, 発 売 に 至 っ た 更 に 患 者 の 服 用 感 を 改 善 しコンプライアンス 向 上 を 図 る 観 点 からミニ( 粒 剤 )を 開 発, 2002 年 1 月 承 認 を 取 得 し, 発 売 に 至 った 再 審 査 期 間 :コレバイン 錠 500 mg 顆 粒 70% * : 1999 年 3 月 12 日 ~2005 年 3 月 11 日 コレバインミニ83%:2002 年 1 月 22 日 ~2005 年 3 月 11 日 * コレバイン 顆 粒 70%は2004 年 11 月 発 売 中 止 上 記 再 審 査 され 再 評 価 された (2) 医 療 用 医 薬 品 としての 位 置 付 け 高 コレステロール 血 症 治 療 薬 には 1)スタチン 系 薬 剤 (HMG-CoA 還 元 酵 素 阻 害 作 用 ) 2) 陰 イオン 交 換 樹 脂 ( 胆 汁 酸 の 吸 着 ) 3)プロブコール(LDL の 異 化 亢 進 ) 4) 植 物 ステ ロール(ソイステロール)などが 報 告 されている 4) 肝 臓 では コレステロールの 生 合 成 代 謝 のほかに コレステロールから 胆 汁 酸 への 異 化 代 謝 が 行 われており 生 成 された 胆 汁 酸 は 生 体 内 異 物 や 不 要 となった 生 体 内 物 質 と 共 に 胆 汁 の 構 成 成 分 となり 胆 管 を 通 じて 十 二 指 腸 に 分 泌 されている このようにして 生 体 内 にとって 不 要 なものを 腸 管 内 に 排 出 し 糞 便 と 伴 に 体 外 に 排 泄 するが 一 方 で 胆 汁 酸 は 貴 重 なコレステロールから 作 り 出 される 有 用 物 質 であることから 回 腸 末 端 部 で そ のほとんどが 再 吸 収 され 肝 臓 に 回 収 される 腸 肝 循 環 を 形 成 している 本 剤 は 内 服 後 腸 管 において 胆 汁 酸 と 結 合 し 胆 汁 酸 の 再 吸 収 を 阻 害 し 胆 汁 酸 の 便 中 への 排 泄 を 促 進 する したがって 本 剤 によって 胆 汁 の 腸 肝 循 環 が 阻 害 されると 肝 臓 へ 戻 る 胆 汁 酸 が 減 り 肝 臓 はコレステロールの 代 謝 を 高 める これによりコレステロールが 必 要 となり 肝 臓 は 血 中 からコレステロールの 取 り 込 みを 増 すため 血 中 のコレステロール の 減 少 が 期 待 される すなわち 肝 臓 のコレステロール 産 生 を 阻 害 するスタチン 系 の 薬 剤 とは 異 なる 薬 理 作 用 により 血 中 のコレステロールを 下 げる 作 用 がある 19

20 (3) 医 療 用 医 薬 品 としての 有 効 性 1 用 量 反 応 試 験 5) 高 コレステロール 血 症 患 者 148 例 を 対 象 として 本 剤 の 用 量 相 関 関 係 を 検 討 した コレ スチミド1 回 1.5 g 含 有 と1 回 2.0g 含 有 (それぞれ 1 日 2 回 朝 夕 食 前 投 与 )の 2 用 量 を 用 いて 検 討 した 本 剤 の 全 般 改 善 度 ( 中 等 度 改 善 以 上 ) 総 コレステロール 低 下 率 並 び 有 用 度 は 2 用 量 でほぼ 同 等 であった 2 比 較 試 験 6) 高 コレステロール 血 症 患 者 241 例 を 対 象 として 比 較 試 験 を 検 討 した 対 象 薬 としては コレスチラミンを 使 用 した コレスチミド1 回 1.5 g を1 日 2 回 朝 夕 食 前 投 与 群 とコレス チラミン1 回 4.0 g を1 日 3 回 朝 昼 夕 食 後 投 与 群 において 全 般 改 善 度 ( 中 等 度 改 善 以 上 )は 前 者 が 71.4% 後 者 が 64.3%であった また 副 作 用 発 現 率 は 前 者 が 25.5% 後 者 が 32.0%であり 本 剤 は 高 コレステロール 血 症 に 対 してコレスチラミン 以 上 に 有 用 な 薬 剤 であることが 報 告 されている (4) 医 療 用 医 薬 品 としての 安 全 性 1 副 作 用 の 概 要 : 総 症 例 数 676 例 中 153 例 (22.6%)の 副 作 用 が 報 告 されている 主 な 副 作 用 は 便 秘 82 件 (12.1%), 腹 部 膨 満 感 42 件 (6.2%), 嘔 気 9 件 (1.3%), 腹 痛 8 件 (1.2%) 等 であった ( 錠 500mg, 顆 粒 70%の 承 認 時 及 びミニ 83%の 剤 形 追 加 承 認 時 ) 2 重 大 な 副 作 用 :1) 腸 管 穿 孔, 腸 閉 塞 (いずれも 頻 度 不 明 ): 腸 管 穿 孔, 腸 閉 塞 があら われることがあるので, 観 察 を 十 分 に 行 い, 高 度 の 便 秘, 持 続 する 腹 痛, 嘔 吐 等 の 異 常 が 認 められた 場 合 には, 投 与 を 中 止 し, 適 切 な 処 置 を 行 う 2) 横 紋 筋 融 解 症 ( 頻 度 不 明 ): 横 紋 筋 融 解 症 があらわれることがあるので, 観 察 を 十 分 に 行 い, 筋 肉 痛, 脱 力 感,CK(CPK) 上 昇, 血 中 及 び 尿 中 ミオグロビン 上 昇 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し, 適 切 な 処 置 を 行 う 3 高 齢 者 への 投 与 : 高 齢 者 では, 便 秘, 腹 部 膨 満 感 等 の 消 化 器 症 状 が 発 現 しやすいので 注 意 が 必 要 である 4 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 : 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 回 ると 判 断 される 場 合 にのみ 投 与 する 妊 娠 中 の 投 与 に 関 する 安 全 性 は 確 立 していない 5 小 児 に 対 する 投 与 : 小 児 等 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していない ( 使 用 経 験 がない ) 6 禁 忌 :(1) 胆 道 の 完 全 閉 塞 した 患 者 本 剤 の 血 清 コレステロール 低 下 作 用 は, 主 に 腸 管 内 で 胆 汁 酸 と 結 合 してその 糞 中 排 泄 量 を 増 大 させることにより 発 現 するため 効 果 が 期 待 で きない (2) 本 剤 の 成 分 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 (3) 腸 閉 塞 の 患 者 本 剤 が 腸 管 内 で 膨 潤 し, 腸 管 穿 孔 を 起 こすおそれがある 7 慎 重 投 与 :(1) 便 秘 の 患 者 又 は 便 秘 を 起 こしやすい 患 者 症 状 を 悪 化 させ, 腹 痛, 嘔 吐 等 があらわれるおそれがある なお, 症 状 が 悪 化 した 場 合, 腸 閉 塞 に 至 るおそれがある (2) 腸 管 狭 窄 のある 患 者 本 剤 が 腸 管 内 で 膨 潤 し, 腸 閉 塞, 腸 管 穿 孔 を 起 こすおそれがある (3) 腸 管 憩 室 のある 患 者 腸 管 穿 孔 を 起 こした 例 が 報 告 されている (4) 高 齢 者 又 は 嚥 下 困 難 がある 患 者 誤 って 気 道 に 入 った 本 剤 が 膨 潤 し, 呼 吸 困 難 を 起 こした 症 例 が 報 告 さ 20

21 れている (5) 痔 疾 患 を 有 する 患 者 症 状 を 悪 化 させるおそれがある (6) 消 化 管 潰 瘍 又 はその 既 往 歴 のある 患 者 症 状 を 悪 化 させるおそれがある (7) 出 血 傾 向 を 有 す る 患 者 出 血 傾 向 を 増 強 するおそれがある (8) 肝 疾 患 肝 機 能 障 害 又 はその 既 往 歴 の ある 患 者 症 状 を 悪 化 させるおそれがある 8 相 互 作 用 ( 併 用 禁 忌 のみ): 併 用 禁 忌 は 認 められていない 酸 性 薬 物 (フェニルブタゾ ン,ワルファリン,クロロチアジド 等 ) テトラサイクリン フェノバルビタール 甲 状 腺 及 びチロキシン 製 剤 ジギタリス ケノデオキシコール 酸 等 の 薬 剤 との 併 用 は 作 用 減 弱 を 起 こすおそれがある (5) 本 剤 の 安 定 性 等 有 効 成 分 の 安 定 性 については 苛 酷 試 験 {50 暗 所 6ヶ 月 ポリエチレン 二 重 袋 + 金 属 缶 並 びに 25 白 色 蛍 光 灯 (1,000lx) 28 日 ポリエチレン 二 重 袋 } 及 び 長 期 保 存 試 験 ( 室 温 暗 所 36 ヵ 月 )といった 各 種 条 件 下 における 安 定 性 の 確 認 を 行 っているが 特 に 問 題 となることはない 参 考 文 献 1) National Cholesterol Education Program (NCEP) Expert Panel on Detection, Evaluation and Treatment of High Blood Cholesterol in Adults (Adults Treatment Panel III, ATP III) 2) 中 谷 矩 章 : Prog. Med.,22(5),1293(2002) 3) インタビューフォーム 4) 今 日 の 治 療 薬 2007( 南 江 堂 ) 5) MCI-196 研 究 会 : 臨 床 医 薬,12(7),1263(1996) 6) MCI-196 研 究 会 : 臨 床 医 薬,12(8),1641(1996) 21

22 成 分 名 ベンダザック( 医 療 用 販 売 名 ジルダザック 軟 膏 ) はじめに: 本 仕 様 書 には 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 について 医 療 用 医 薬 品 の 情 報 および 諸 外 国 での 転 用 状 況 などを 踏 まえて 記 載 した さらに 一 般 用 医 薬 品 が 安 全 に 効 果 的 に 使 用 されるために 対 象 薬 の 販 売 にあたって 薬 剤 師 の 関 与 が 必 須 であるかどうか 対 応 する 薬 剤 師 について 研 修 が 必 要 かどうかに ついて 薬 ごとに 評 価 し 提 案 した また 使 用 者 の 安 全 を 確 保 するために 必 要 な 対 応 策 や 販 売 実 践 ガイダ ンスの 作 成 の 要 否 についても 記 載 した 一 般 用 医 薬 品 としての 効 能 効 果 用 法 用 量 は 医 療 用 医 薬 品 のものを 参 考 に セルフメディケーション に 適 した 効 能 効 果 用 法 用 量 に 置 き 換 えた 疾 病 によって 医 師 の 初 回 診 断 が 必 要 と 考 えられる 場 合 にはそ の 旨 も 記 載 した また 長 期 連 用 が 適 当 でないと 考 えられるものについては 最 大 包 装 量 制 限 を 設 けた なお 平 成 18 年 の 薬 事 法 改 正 を 受 け 平 成 21 年 6 月 より 一 般 用 医 薬 品 の 販 売 制 度 は 大 幅 に 変 わる リ スクが 高 いものから 第 一 類 医 薬 品 第 二 類 医 薬 品 第 三 類 医 薬 品 の3つに 分 類 され その 分 類 に 応 じて 販 売 方 法 が 異 なる 第 一 類 は 薬 剤 師 による 情 報 提 供 が 義 務 第 二 類 は 薬 剤 師 または 登 録 販 売 者 による 情 報 提 供 が 努 力 義 務 となっている なお どの 分 類 であっても 相 談 対 応 は 義 務 である 当 然 のことながら 本 仕 様 書 に 掲 載 された 医 薬 品 成 分 が 医 療 用 から 一 般 用 医 薬 品 へ 転 用 された 当 初 は 第 一 類 医 薬 品 に 分 類 される 1. 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 とその 条 件 (1) 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 皮 膚 炎 に 使 用 できる 一 般 用 医 薬 品 の 非 ステロイド 系 抗 炎 症 外 用 薬 は 現 在 ブフェキサ マクとウフェナマートのみである ベンダザックはステロイド 外 用 薬 が 禁 忌 の 皮 膚 炎 にも 適 用 でき なおかつステロイドに 比 較 して 副 作 用 も 少 ない 成 分 として 漫 然 な 長 期 使 用 を しなければ 比 較 的 安 全 に 使 用 できる 薬 剤 である 転 用 により 消 費 者 の 選 択 肢 が 増 えるもの と 考 えられる (2) 転 用 の 条 件 本 剤 の 転 用 にあたっては 全 身 性 の 副 作 用 もほとんどなく 漫 然 に 長 期 使 用 しなけれ ば 比 較 的 安 全 に 使 用 できる 薬 剤 であることから 薬 剤 師 の 研 修 等 は 特 に 必 要 としない 2. 一 般 用 医 薬 品 としての 有 効 性 について (1) 対 象 疾 患 の 病 態 症 状 一 般 用 医 薬 品 としては 湿 疹 皮 膚 炎 あせも,ただれ,かぶれ,かゆみ, 虫 さされ, しもやけ,じんましんが 対 象 となる (2) 一 般 用 医 薬 品 としての 効 能 に 対 する 有 効 性 本 剤 は 湿 疹 皮 膚 炎 に 対 する 臨 床 試 験 ( 二 重 盲 検 法 : 試 験 前 まではステロイド 外 用 剤 で 治 療 し 試 験 前 1 週 間 休 薬 )において 1 日 2 回 1 週 間 単 純 塗 布 においてⅤ 群 weak( 弱 い)の 1%ハイドロコーチゾン 軟 膏 とほぼ 同 等 の 成 績 を 示 したことにより 1 日 1 回 ~ 数 回 患 部 に 塗 布 する 顔 面 頸 部 腋 窩 外 陰 部 肛 囲 等 の 湿 疹 皮 膚 炎 に 対 しての 塗 布 にも 有 用 性 が 高 い 22

23 3. 一 般 用 医 薬 品 とした 場 合 の 安 全 性 について 1 薬 剤 間 相 互 作 用 該 当 なし 2 留 意 すべき 副 作 用 とその 対 処 方 法 潮 紅 発 赤 掻 痒 症 状 の 悪 化 刺 激 感 等 の 症 状 があらわれた 場 合 には 使 用 を 中 止 して 経 過 を 観 察 する 3 消 費 者 による 的 確 な 症 状 疾 患 把 握 の 可 否 自 覚 症 状 が 比 較 的 明 確 なので 症 状 把 握 は 可 能 である 4 重 篤 な 他 の 疾 患 との 区 別 の 可 否 と 見 逃 した 場 合 の 影 響 ( 推 定 ) 重 篤 な 他 の 疾 患 を 見 逃 したとしてもステロイド 外 用 薬 に 比 べ 使 用 による 影 響 は 少 ないと 考 えられる 5 医 師 への 初 回 診 察 が 必 要 かどうか 必 要 なし 6 同 様 の 症 状 に 不 適 切 に 繰 り 返 し 使 用 した 場 合 の 危 険 性 長 期 使 用 により 過 敏 症 状 が 現 れることがあるため 注 意 喚 起 が 必 要 である 4. 総 合 評 価 と 承 認 にあたっての 条 件 (1) 安 全 性 1) 本 剤 の 長 期 投 与 により 過 敏 症 症 状 があらわれる 可 能 性 があるため 改 善 後 はすみや かに 使 用 を 中 止 し 改 善 がない 場 合 には 安 易 に 継 続 しないよう 指 導 すること 2) 眼 科 用 として 使 用 しないよう 指 導 すること (2) 有 効 性 医 療 用 医 薬 品 としての 適 用 から 湿 疹 皮 膚 炎 あせも,ただれ,かぶれ,かゆみ, 虫 さされ,しもやけ,じんましんに 対 して 有 効 であると 考 える (3) 想 定 される 用 法 用 量 と 効 能 効 果 1 用 法 用 量 1 日 1から 数 回 適 量 を 患 部 に 塗 布 する 2 効 能 効 果 皮 膚 炎 かゆみ 湿 疹 かぶれ ただれ おむつかぶれ あせも (4) 最 大 包 装 量 制 限 最 大 包 装 量 を 10g(3%)とする (5) 販 売 時 における 薬 剤 師 の 関 与 の 必 要 性 転 用 後 は 第 一 類 医 薬 品 として 薬 剤 師 による 販 売 時 における 情 報 提 供 等 を 必 要 とするが 市 販 後 調 査 を 行 い 問 題 がなければ 第 二 類 医 薬 品 に 再 分 類 して 差 し 支 えない (6) 薬 剤 師 の 研 修 必 要 なし (7) 販 売 実 践 ガイダンスの 要 否 23

24 必 要 なし 5. 付 帯 資 料 (1) 医 療 用 医 薬 品 としての 開 発 の 経 緯 本 剤 は 各 種 イミダゾール 誘 導 体 研 究 の 中 から 特 に 抗 蛋 白 変 性 作 用 を 指 標 として 発 見 開 発 された 外 用 非 ステロイド 系 の 抗 炎 症 抗 皮 膚 潰 瘍 用 剤 である (2) 医 療 用 医 薬 品 としての 位 置 付 け 全 身 的 投 与 による 作 用 がほとんどみられず 皮 膚 塗 布 により 抗 壊 死 抗 浮 腫 蛋 白 変 性 阻 止 作 用 を 示 し ステロイド 療 法 が 禁 忌 とされる 皮 膚 潰 瘍 類 の 外 用 治 療 剤 としてその 有 用 性 が 評 価 されている 一 方 ステロイド 剤 にみられる 抗 体 産 生 抑 制 作 用 等 はみられず 炎 症 性 皮 膚 疾 患 に 対 す る 外 用 療 法 の 一 つとしてその 有 用 性 が 示 唆 されている (3) 医 療 用 医 薬 品 としての 有 効 性 1 用 量 反 応 試 験 該 当 資 料 なし 2 比 較 試 験 苔 癬 化 型 湿 疹 皮 膚 炎 65 例 (アトピー 皮 膚 炎 39 例 慢 性 湿 疹 23 例 ビダール 苔 癬 3 例 ) 尋 常 性 乾 癬 72 例 を 対 象 とした 臨 床 効 果 皮 疹 の 再 発 抑 制 効 果 について 0.12% 吉 草 酸 ベタメタゾン 外 用 剤 との 併 用 のもとで 白 色 ワセリン 基 剤 及 び 親 水 性 基 剤 との 二 重 盲 検 法 にて 検 討 した 結 果 苔 癬 化 型 湿 疹 皮 膚 炎 で 本 剤 + 吉 草 酸 ベタメタゾン 併 用 群 が 白 色 ワセリン 基 剤 + 吉 草 酸 ベタメタゾン 併 用 群 より 有 意 にすぐれ 有 用 性 の 比 較 では 苔 癬 化 型 湿 疹 皮 膚 炎 尋 常 性 乾 癬 をあわせた 全 症 例 においては 有 意 差 を 認 めなかったが 有 用 性 の 判 定 有 用 性 の 比 較 の 両 者 いずれにおいても 優 れる 傾 向 を 示 した 以 上 より 広 く 評 価 されている 吉 草 酸 ベタメタゾン 外 用 剤 との 併 用 下 で 臨 床 効 果 が 有 意 に 優 れ 局 所 効 果 がもっとも 高 く 認 められた 慢 性 湿 疹 など 炎 症 性 皮 膚 疾 患 ( 試 験 までステロイド 外 用 剤 で 治 療 を 受 け 試 験 1 週 間 休 薬 した)で 左 右 対 称 性 に 皮 疹 を 有 する 64 組 を 対 象 に 基 剤 あるいは 1%ハイド ロコーチゾン 軟 膏 との 二 重 盲 検 比 較 試 験 において 基 剤 より 有 意 に 優 れ ハイドロコー チゾンとほぼ 同 等 の 成 績 であった (4) 医 療 用 医 薬 品 としての 安 全 性 1 副 作 用 の 概 要 ( 使 用 成 績 調 査 の 報 告 がなされている 場 合 にはここに 記 載 ) 軟 膏 クリームの 総 症 例 1,898 例 中 49 例 (2.6%)54 件 に 副 作 用 が 認 められた 主 副 作 用 は 刺 激 感 32 件 (1.7%) 皮 疹 増 悪 7 件 (0.4%) 発 赤 5 件 (0.3%) 等 であった ( 軟 膏 : 添 加 物 一 変 承 認 時 月 クリーム: 副 作 用 頻 度 報 告 時 1982 年 1 月 ) 2 重 大 な 副 作 用 該 当 なし 3 高 齢 者 への 投 与 特 に 定 められていない 24

25 4 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 特 に 定 められていない 5 小 児 に 対 する 投 与 特 に 定 められていない 6 禁 忌 特 に 定 められていない 7 慎 重 投 与 該 当 なし 8 相 互 作 用 ( 併 用 禁 忌 のみ) 該 当 なし (5) 本 剤 の 安 定 性 等 データなし 参 考 文 献 1) 添 付 文 書 2) 今 日 の 治 療 薬 2008 ( 南 江 堂 ) 3) インタビューフォーム (2007 年 7 月 改 定 ) 25

26 成 分 名 クロベタゾン 酪 酸 エステル( 医 療 用 販 売 名 キンダベート 軟 膏 ) はじめに: 本 仕 様 書 には 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 について 医 療 用 医 薬 品 の 情 報 および 諸 外 国 での 転 用 状 況 などを 踏 まえて 記 載 した さらに 一 般 用 医 薬 品 が 安 全 に 効 果 的 に 使 用 されるために 対 象 薬 の 販 売 にあたって 薬 剤 師 の 関 与 が 必 須 であるかどうか 対 応 する 薬 剤 師 について 研 修 が 必 要 かどうかに ついて 薬 ごとに 評 価 し 提 案 した また 使 用 者 の 安 全 を 確 保 するために 必 要 な 対 応 策 や 販 売 実 践 ガイダ ンスの 作 成 の 要 否 についても 記 載 した 一 般 用 医 薬 品 としての 効 能 効 果 用 法 用 量 は 医 療 用 医 薬 品 のものを 参 考 に セルフメディケーション に 適 した 効 能 効 果 用 法 用 量 に 置 き 換 えた 疾 病 によって 医 師 の 初 回 診 断 が 必 要 と 考 えられる 場 合 にはそ の 旨 も 記 載 した また 長 期 連 用 が 適 当 でないと 考 えられるものについては 最 大 包 装 量 制 限 を 設 けた なお 平 成 18 年 の 薬 事 法 改 正 を 受 け 平 成 21 年 6 月 より 一 般 用 医 薬 品 の 販 売 制 度 は 大 幅 に 変 わる リ スクが 高 いものから 第 一 類 医 薬 品 第 二 類 医 薬 品 第 三 類 医 薬 品 の3つに 分 類 され その 分 類 に 応 じて 販 売 方 法 が 異 なる 第 一 類 は 薬 剤 師 による 情 報 提 供 が 義 務 第 二 類 は 薬 剤 師 または 登 録 販 売 者 による 情 報 提 供 が 努 力 義 務 となっている なお どの 分 類 であっても 相 談 対 応 は 義 務 である 当 然 のことながら 本 仕 様 書 に 掲 載 された 医 薬 品 成 分 が 医 療 用 から 一 般 用 医 薬 品 へ 転 用 された 当 初 は 第 一 類 医 薬 品 に 分 類 される 1. 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 とその 条 件 (1) 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 の 合 理 性 現 在 わが 国 では 軽 度 の 湿 疹 や 皮 ふ 炎 等 の 治 療 にステロイド 外 用 薬 が 広 く 一 般 用 医 薬 品 として 販 売 されている しかし 安 易 な 使 用 による 副 作 用 等 の 発 現 も 懸 念 されている 注 1) 先 進 各 国 の 状 況 を 比 べても 一 般 用 医 薬 品 としての 承 認 数 の 多 さは 顕 著 であり 高 温 多 湿 で 湿 疹 等 が 発 症 しやすい 環 境 にある 国 とはいえ 慎 重 かつ 科 学 的 な 使 用 が 求 められてい る 現 在 ステロイド 外 用 剤 の 一 般 用 医 薬 品 は 吉 草 酸 酢 酸 プレドニゾロン(Strong) 酪 酸 ヒドロコルチゾン(Medium) 酢 酸 ヒドロコルチゾン (Weak) 等 5 段 階 分 類 でいうと ころの Weak から Strong まで 市 販 されている いずれも 指 定 第 二 類 医 薬 品 ( 冒 頭 の 記 述 を 参 照 )に 指 定 されているが 用 法 用 量 効 能 効 果 をはじめ 使 用 上 の 注 意 に 特 別 な 差 は ない 消 費 者 はこのステロイドのリスク 分 類 を 理 解 して 使 用 しているとは 言 えず 本 来 使 用 してはいけない 症 状 や 部 位 に しかも 漫 然 と 塗 布 している 事 例 も 見 られる クロベタゾン 酪 酸 エステルの 外 用 剤 は 医 療 用 として アトピー 性 皮 膚 炎 ( 乳 幼 児 湿 疹 を 含 む) 顔 面 頸 部 腋 窩 陰 部 における 湿 疹 皮 膚 炎 の 適 用 を 目 的 に 開 発 され 四 半 世 紀 にわたりわが 国 で 使 用 されてきた また 海 外 での 一 般 用 医 薬 品 としての 承 認 も 増 えつつ ある 注 2) 基 本 的 に アトピー 性 皮 膚 炎 は 皮 膚 科 専 門 医 による 継 続 治 療 が 必 要 である 一 方 治 療 目 標 に 達 したアトピー 性 皮 膚 炎 の 患 者 の 軽 度 再 発 については 薬 剤 師 が 販 売 に 関 与 するこ とを 条 件 に 本 剤 成 分 を 含 有 する 外 用 剤 を 一 般 用 医 薬 品 として 転 用 することは 消 費 者 に 有 用 26

27 と 考 えられる クロベタゾン 酪 酸 エステル 外 用 剤 を 転 用 するにあたり 一 般 用 医 薬 品 とし て 初 めて 効 能 と 適 用 条 件 を 限 定 し 薬 剤 師 が 直 接 販 売 に 携 わることを 条 件 にすることで 医 療 用 の 臨 床 データから 推 測 し その 目 的 に 準 じた 効 能 発 現 が 期 待 できるであろう すなわ ち アトピー 性 皮 膚 炎 の 反 復 再 発 のうち 軽 度 な 症 状 への 対 症 療 法 的 な 使 用 である 現 在 はこのような 効 能 を 持 つ 一 般 用 医 薬 品 が 存 在 しないため 本 成 分 よりも 強 力 な 一 般 用 医 薬 品 のステロイド 外 用 薬 を 消 費 者 が 自 己 判 断 で 使 用 し 症 状 を 悪 化 させるケースも 見 られる 薬 剤 師 の 販 売 への 関 与 を 義 務 付 けた 本 成 分 の 一 般 用 医 薬 品 への 転 用 によりこのよ うなケースの 回 避 と 消 費 者 の 利 便 性 確 保 が 可 能 となり さらには 適 切 な 受 診 勧 奨 も 行 える ものと 考 えられる 注 1) ヒドロコルチゾンはオーストラリア ギリシア オランダ チリ アルゼンチンなどを 除 く 各 国 で 承 認 されている 一 方 プレドニゾロンを 一 般 用 医 薬 品 として 承 認 している 国 は ノルウェー フィンランド 韓 国 日 本 などわずかである 注 2) オーストラリア(2002 年 ):0.05% 以 下 の 濃 度 クロベタゾン 酪 酸 エステル 30g 包 装 以 下 が S3 (Pharmacist only) に 転 用 英 国 (2001 年 ): 皮 膚 炎 への 短 期 間 使 用 ( 脂 漏 性 皮 膚 炎 を 除 く) 成 人 および 12 歳 以 上 最 大 15g 包 装 で 承 認 カナダ(2006 年 ) シンガポール(2002 年 ) (2) 転 用 の 条 件 一 般 用 医 薬 品 としてのステロイド 外 用 薬 の 使 用 条 件 を 現 在 より 厳 密 にした 上 で 転 用 を 認 める ( 具 体 的 には 第 4 項 : 総 合 評 価 と 承 認 にあたっての 条 件 を 参 照 ) 2. 一 般 用 医 薬 品 としての 有 効 性 について (1) 対 象 疾 患 の 病 態 症 状 専 門 医 による 治 療 によって 治 療 目 標 に 達 したアトピー 性 皮 膚 炎 の 軽 度 再 発 を 対 象 とする (2) 一 般 用 医 薬 品 としての 効 能 に 対 する 有 効 性 湿 疹 患 者 173 例 を 対 象 とした 0.1%ヒドロコルチゾン 酪 酸 エステル 外 用 剤 を 対 照 薬 とした 二 重 盲 検 比 較 試 験 において 0.1%ヒドロコルチゾン 酪 酸 エステル 外 用 剤 とほぼ 同 等 の 効 果 を 認 めた また 副 作 用 の 発 生 についてほとんど 差 はなかった 苔 癬 化 型 湿 疹 皮 膚 炎 患 者 79 例 を 対 象 とした 0.1%ヒドロコルチゾン 酪 酸 エステル 軟 膏 ( 白 色 ワセリン 基 剤 とプラスチ ベース 基 剤 の 2 種 類 )を 対 照 とした 二 重 盲 検 比 較 試 験 において 白 色 ワセリン 基 剤 において 最 終 評 価 日 の 評 価 のみ 0.1%ヒドロコルチゾン 酪 酸 エステル 軟 膏 が 有 意 に 優 れていたがそれ 以 外 は 評 価 日 においては 有 意 差 を 認 めなかった 副 作 用 の 発 生 について 有 意 差 は 認 めかっ た また 承 認 後 6 年 間 (1983 年 5 月 27 日 ~1989 年 5 月 26 日 )に 10,197 症 例 の 使 用 成 績 調 査 を 実 施 した 有 効 性 評 価 対 象 症 例 8,768 例 中 ( 判 定 不 能 例 :23 例 を 含 む) アトピー 性 皮 膚 炎 ( 乳 児 湿 疹 を 含 む)を 対 象 とした 症 例 改 善 は 79.8%(5,150/6,457 例 )であり 顔 面 頸 部 腋 窩 陰 部 における 湿 疹 皮 膚 炎 については 85.3%(1,952/2,288 例 )であっ た 27

28 3. 一 般 用 医 薬 品 とした 場 合 の 安 全 性 について 1 薬 剤 間 相 互 作 用 該 当 なし 2 留 意 すべき 副 作 用 とその 対 処 方 法 局 所 的 副 作 用 としてステロイドざ 瘡 酒 さ 様 皮 膚 炎 口 囲 皮 膚 炎 ステロイド 皮 膚 ( 皮 膚 萎 縮 毛 細 血 管 拡 張 紫 斑 ) 魚 鱗 癬 様 皮 膚 変 化 また 多 毛 及 び 色 素 脱 失 等 が 時 に 生 じう る しかし 中 止 あるいは 適 切 な 処 置 により 回 復 することが 知 られている また 連 用 すれば ステロイド 抵 抗 性 の 事 象 も 生 じうるが 薬 剤 師 が 消 費 者 の 使 用 経 過 を 把 握 することで 漫 然 使 用 を 阻 めば 回 避 できると 考 えられる ときに 皮 膚 の 細 菌 性 感 染 症 またまれに 真 菌 性 感 染 症 及 びウイルス 性 感 染 症 があらわれることがあるがこれらは 密 封 法 (ODT)を 行 わなけ れば 回 避 可 能 である 3 消 費 者 による 的 確 な 症 状 疾 患 把 握 の 可 否 アトピー 性 皮 膚 炎 のうち 治 療 目 標 に 達 した 状 態 の 方 で 主 治 医 から 継 続 して 指 導 を 受 け ている 方 が 軽 度 再 発 したときの 自 覚 症 状 は 皮 膚 のかゆみや 発 疹 等 により 把 握 は 可 能 であ ると 考 えられる 症 状 が 重 篤 であったり 患 部 が 広 範 囲 だったりした 場 合 さらには 本 剤 の 投 与 によって 改 善 が 見 られない 場 合 には 医 療 機 関 への 受 診 を 勧 奨 する 4 重 篤 な 他 の 疾 患 との 区 別 の 可 否 と 見 逃 した 場 合 の 影 響 ( 推 定 ) 細 菌 真 菌 ウイルス 皮 膚 感 染 症 に 使 用 した 場 合 感 染 を 悪 化 させるおそれがあるが 自 己 判 断 による 区 別 は 困 難 である 5 医 師 への 初 回 診 察 が 必 要 かどうか 初 回 医 師 診 察 はもちろんのこと 治 療 目 標 に 達 するまでの 継 続 受 診 が 必 要 である < 参 考 > 日 本 皮 膚 科 学 会 編 アトピー 性 皮 膚 炎 治 療 ガイドライン によればアトピー 性 皮 膚 炎 の 治 療 の 目 標 は 患 者 を 次 のような 状 態 にもっていくことにある 1) 症 状 はない あるいはあっても 軽 微 であり 日 常 生 活 に 支 障 がなく 薬 物 療 法 もあまり 必 要 としない 2) 軽 微 ないし 軽 度 の 炎 症 は 持 続 するも 急 性 に 悪 化 することはまれで 悪 化 しても 遷 延 するこ とはない 6 同 様 の 症 状 に 不 適 切 に 繰 り 返 し 使 用 した 場 合 の 危 険 性 安 易 な 長 期 連 用 はまれにステロイド 痤 瘡 酒 さ 様 皮 膚 炎 口 囲 皮 膚 炎 ( 頬 口 囲 等 に 潮 紅 丘 疹 膿 庖 毛 細 血 管 拡 張 を 生 じる) ステロイド 皮 膚 ( 皮 膚 萎 縮 毛 細 血 管 拡 張 紫 斑 ) 魚 鱗 癬 様 皮 膚 変 化 多 毛 及 び 色 素 脱 失 等 が 現 れることがある また 全 身 性 副 作 用 では 下 垂 体 副 腎 皮 質 においてその 機 能 が 抑 制 されることがある 4. 総 合 評 価 と 承 認 にあたっての 条 件 (1) 安 全 性 1) 鼓 膜 に 穿 孔 のある 湿 疹 性 外 耳 道 炎 2) 潰 瘍 (ベーチェット 病 は 除 く) 3) 第 2 度 深 在 性 以 上 の 熱 傷 凍 傷 の 患 者 4) 細 菌 真 菌 ウイルス 皮 膚 感 染 症 には 禁 忌 とする 2) 大 量 又 は 長 期 にわたる 広 範 囲 の 密 封 法 等 の 使 用 はしないよう 指 導 する 28

29 3) 小 児 高 齢 者 や 妊 娠 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 特 に 注 意 喚 起 する 4) 顔 面 頸 部 腋 窩 陰 股 部 の 病 巣 への 使 用 は 副 作 用 が 出 やすいため 長 期 使 用 しないよう 指 導 する 5) 本 剤 の 使 用 はおおむね 一 週 間 以 内 とし 症 状 の 改 善 がみられない 場 合 又 は 症 状 の 悪 化 を みる 場 合 は すぐに 使 用 を 中 止 し 医 療 機 関 への 受 診 を 勧 奨 する 6) 症 状 改 善 後 は できるだけ 速 やかに 使 用 を 中 止 するよう 指 導 する 7) 眼 科 用 として 使 用 しないよう 指 導 する 8) 化 粧 下 ひげそり 後 などにはしないよう 指 導 する 9) 症 状 が 改 善 したら 使 用 は 中 止 する 2 週 間 以 上 にわたる 連 用 は 避 けること (2) 有 効 性 医 療 用 医 薬 品 としての 適 用 から アトピー 性 皮 膚 炎 の 軽 度 の 再 発 に 対 して 有 効 であると 考 えられる (3) 想 定 される 用 法 用 量 と 効 能 効 果 1 用 法 用 量 1 日 1 から 2 回 患 部 に 薄 く 塗 布 する 1 日 2 回 の 塗 布 は 最 長 1 週 間 までとする < 参 考 1> コルチコステロイド 製 剤 の 適 切 な 塗 布 用 量 ( 医 師 の 処 方 による) 軟 膏 とクリーム 顔 と 首 15-30g 両 手 15-30g 頭 部 15-30g 両 腕 30-60g 両 脚 100g 体 幹 100g 鼠 蹊 部 と 陰 部 15-30g これらは 通 常 成 人 が1 日 2 回 1 週 間 にわたり 塗 布 するに 適 した 量 である ( 出 典 :British National Formulary41) < 参 考 2> クロベタゾン 酪 酸 エステル 外 用 薬 の 塗 布 回 数 は 医 療 用 では1 日 1から 数 回 となっているが 自 己 治 療 では 塗 布 回 数 に 幅 を 持 たせすぎるのは 不 適 切 であるから2 回 までに 限 定 する ちなみに British National Formulary (BNF) には コルチコステロイド 製 剤 は 通 常 1 日 1 回 ま たは2 回 の 使 用 にとどめるべきである それ 以 上 の 使 用 に 必 然 性 はない と 記 されている 一 方 同 じ 英 国 の NICE が 作 成 したガイダンス Frequency of application of topical corticosteroids for atopic eczema (August 2004)ではアトピー 性 皮 膚 炎 へのコルチコステ ロイド 製 剤 適 用 は1 日 2 回 使 用 が 一 般 的 であるとしつつ 本 成 分 酪 酸 クロベタゾンは 医 師 の 処 方 により1 日 4 回 まで 使 用 可 能 としている 2 効 能 効 果 アトピー 性 皮 膚 炎 の 軽 度 の 再 発 ( 過 去 に 医 師 の 診 断 診 察 を 受 け 治 療 目 標 に 達 した 方 に 限 る) (4) 最 大 包 装 量 制 限 包 装 量 は1 本 5g(0.05%)を 限 度 とする 販 売 個 数 も1 回 あたり15g(3 本 )までと 29

30 する (5) 販 売 時 における 薬 剤 師 の 関 与 の 必 要 性 販 売 対 象 が 限 定 されることから 必 ず 薬 剤 師 による 症 状 経 過 等 の 把 握 が 必 要 である また 反 復 使 用 による 副 作 用 等 の 発 現 を 防 止 するためにも 販 売 時 点 ごとの 薬 剤 師 によるモ ニタリングが 必 要 である あわせてスキンケアに 関 する 生 活 指 導 が 欠 かせない (6) 薬 剤 師 の 研 修 アトピー 性 皮 膚 炎 治 療 および 下 記 のステロイド 外 用 薬 に 関 する 薬 剤 師 の 研 修 が 望 ましい 1) アトピー 性 皮 膚 炎 の 病 態 や 治 療 等 に 関 する 知 識 2) 禁 忌 疾 患 を 見 極 めるための 情 報 と 主 な 皮 膚 疾 患 の 病 態 に 関 する 情 報 3) ステロイド 外 用 剤 の 禁 忌 使 用 と 副 作 用 の 情 報 4) 長 期 使 用 した 際 の 副 作 用 に 関 する 注 意 及 び 注 意 喚 起 を 消 費 者 に 促 すための 情 報 5) 繰 り 返 し 購 入 する 人 への 対 処 方 法 や 助 言 に 関 する 情 報 など (7) 販 売 実 践 ガイダンスの 要 否 アトピー 性 皮 膚 炎 治 療 ガイドラインに 準 拠 し かつステロイド 外 用 薬 の 適 正 使 用 を 定 め た 販 売 実 践 ガイダンスが 必 要 である 5. 付 帯 資 料 (1) 医 療 用 医 薬 品 としての 開 発 の 経 緯 英 国 グラクソ 社 ( 現 グラクソ スミスクライン 社 )は 適 度 な 局 所 抗 炎 症 作 用 を 持 ちなが ら 全 身 的 作 用 の 少 ない いわゆる 安 全 域 の 広 い 外 用 副 腎 皮 質 ホルモン 剤 の 開 発 に1968 年 か ら 着 手 した その 後 基 礎 的 臨 床 的 検 討 を 重 ね 英 国 では 1975 年 に 承 認 を 取 得 し 同 年 より 市 販 された 我 が 国 においては 1977 年 以 降 に 本 格 的 な 開 発 により 外 用 副 腎 皮 質 ホルモン 剤 として 有 用 性 が 確 認 され 1983 年 5 月 27 日 に 承 認 を 取 得 し 翌 年 より 市 販 された 承 認 後 6 年 間 (1983 年 5 月 27 日 ~1989 年 5 月 26 日 )に 10,197 症 例 の 使 用 成 績 調 査 を 実 施 した 有 効 性 評 価 対 象 症 例 8,768 例 中 ( 判 定 不 能 例 :23 例 を 含 む) アトピー 性 皮 膚 炎 ( 乳 児 湿 疹 を 含 む)を 対 象 とした 症 例 改 善 は 79.8%(5,150/6,457 例 )であり 顔 面 頸 部 腋 窩 陰 部 における 湿 疹 皮 膚 炎 については 85.3%(1,952/2,288 例 )であった また 安 全 評 価 対 象 症 例 10,1197 例 中 副 作 用 発 現 率 は 0.4%(45/10,197 例 )であった 1989 年 8 月 に 再 審 査 申 請 を 行 った 結 果 1990 年 9 月 5 日 薬 事 法 第 14 条 第 2 項 各 号 ( 承 認 拒 否 事 由 )のいずれにも 該 当 しないとの 再 審 査 結 果 を 得 た (2) 医 療 用 医 薬 品 としての 位 置 付 け 外 用 副 腎 皮 質 ステロイド 外 用 剤 は その 薬 効 の 強 さにより 5 段 階 に 分 類 される 本 剤 は 下 から 2 番 目 のⅣ 群 (medium 又 は mild)の 中 等 度 に 位 置 付 けされ 難 治 性 あるいは 強 力 な 抗 炎 症 作 用 を 必 要 とする 皮 膚 疾 患 よりも 反 復 再 発 しやすいアトピー 性 皮 膚 炎 ( 乳 幼 児 湿 疹 を 含 む) 及 び 皮 膚 萎 縮 潮 紅 などの 局 所 副 作 用 が 発 現 しやすい 顔 面 頸 部 腋 窩 陰 部 の 湿 疹 皮 膚 炎 に 有 用 性 が 高 い 本 剤 0.05% 軟 膏 剤 は 湿 疹 皮 膚 炎 群 アトピー 性 皮 膚 炎 に 対 しヒドロコルチゾン 酪 酸 エステ 30

31 ル 軟 膏 (Ⅳ 群 :ロコイド 軟 膏 )に 匹 敵 する 皮 疹 改 善 効 果 を 示 す 臨 床 的 安 全 性 については 全 身 に 及 ぼす 影 響 及 び 局 所 的 副 作 用 はⅤ 群 (weak)の 評 価 を 受 けている (3) 医 療 用 医 薬 品 としての 有 効 性 以 下 の 項 目 は インタビューフォームからの 抜 粋 を 簡 潔 に 記 載 する 1 用 量 反 応 試 験 該 当 資 料 なし 2 比 較 試 験 湿 疹 患 者 173 例 を 対 象 とした 0.12%ベタメタゾン 吉 草 酸 エステル 外 用 剤 および 0.1%ヒ ドロコルチゾン 酪 酸 エステル 外 用 剤 を 対 照 薬 とした 二 重 盲 検 比 較 試 験 においては 有 用 性 の 点 で 0.12%ベタメタゾン 吉 草 酸 エステル 剤 が 有 意 に 優 れると 判 定 された 0.1%ヒドロコル チゾン 酪 酸 エステル 外 用 剤 との 比 較 では 各 評 価 日 における 優 劣 比 較 全 般 改 善 度 ならび に 有 用 性 において 有 意 差 は 認 めなかった また 副 作 用 の 発 生 についてほとんど 差 異 は 認 めなかった 苔 癬 化 型 湿 疹 皮 膚 炎 患 者 79 例 を 対 象 とした 0.1%ヒドロコルチゾン 酪 酸 エステル 軟 膏 ( 白 色 ワセリン 基 剤 とプラスチベース 基 剤 の 2 種 類 )を 対 照 とした 二 重 盲 検 比 較 試 験 において 白 色 ワセリン 基 剤 において 最 終 評 価 日 の 評 価 のみ 0.1%ヒドロコルチゾン 酪 酸 エステル 軟 膏 が 有 意 に 優 れていたがそれ 以 外 は 評 価 日 においては 有 意 差 を 認 めなかった 副 作 用 の 発 生 について 有 意 差 は 認 めかった (4) 医 療 用 医 薬 品 としての 安 全 性 1 副 作 用 の 概 要 ( 使 用 成 績 調 査 の 報 告 がなされている 場 合 にはここに 記 載 ) 総 症 例 10,826 例 中 70 例 (0.6%)に 副 作 用 が 報 告 された その 主 なものは 瘙 痒 14 例 0.13%) 毛 のう 炎 癤 11 例 (0.10%) 刺 激 感 10 例 (0.09%) ステロイド 痤 瘡 9 例 (0.08%) 皮 疹 の 増 悪 5 例 (0.05%)であった ( 再 審 査 終 了 時 ) 2 重 大 な 副 作 用 眼 瞼 皮 膚 への 使 用 に 際 しては 眼 圧 亢 進 緑 内 障 を 起 こすことがあるので 注 意 すること 大 量 又 は 長 期 にわたる 広 範 囲 の 使 用 密 封 法 (ODT)により 緑 内 障 後 嚢 白 内 障 等 があらわれることがある 3 高 齢 者 への 投 与 一 般 に 高 齢 者 では 副 作 用 があらわれやすいので 大 量 又 は 長 期 にわたる 広 範 囲 の 密 封 法 (ODT) 等 の 使 用 に 際 しては 特 に 注 意 すること 4 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 妊 娠 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 大 量 又 は 長 期 にわたる 広 範 囲 の 使 用 を 避 ける こと[ 妊 娠 中 の 使 用 に 関 する 安 全 性 は 確 立 していない] 5 小 児 に 対 する 投 与 長 期 大 量 使 用 又 は 密 封 法 (ODT)により 発 育 障 害 を 来 すおそれがある また おむつは 密 封 法 (ODT)と 同 様 の 作 用 があるので 注 意 すること 6 禁 忌 (1) 本 剤 の 成 分 に 対 して 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 (2) 鼓 膜 に 穿 孔 のある 湿 疹 性 外 耳 道 31

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