ハンドブック 目 次 1 介 護 保 険 のしくみ 1 2 保 険 料 について 2 3 サービスの 利 用 のしかた 5 4 利 用 者 の 負 担 額 12 5 サービスの 種 類 17 6 サービス 利 用 の 際 の 注 意 点 33 7 サービスに 対 する 苦 情 相 談 35 8 市

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1 介 護 保 険 ハンドブック 石 川 県

2 ハンドブック 目 次 1 介 護 保 険 のしくみ 1 2 保 険 料 について 2 3 サービスの 利 用 のしかた 5 4 利 用 者 の 負 担 額 12 5 サービスの 種 類 17 6 サービス 利 用 の 際 の 注 意 点 33 7 サービスに 対 する 苦 情 相 談 35 8 市 町 の 介 護 保 険 担 当 窓 口 36

3 1 介 護 保 険 のしくみ 介 護 保 険 制 度 は 地 域 住 民 に 身 近 な 行 政 主 体 である 市 町 が 保 険 者 となって 主 体 的 に 運 営 を 行 っています 市 町 の 住 民 のうち40 歳 以 上 の 人 が 被 保 険 者 となって 保 険 料 を 納 め 介 護 が 必 要 な 状 態 になったときにサービスを 受 けられるしくみとなっています 市 町 ( 保 険 者 ) 介 護 保 険 制 度 を 運 営 します 被 保 険 者 証 を 交 付 します 介 護 保 険 負 担 割 合 証 を 交 付 します 要 介 護 認 定 を 行 います 地 域 包 括 支 援 センター 市 町 が 責 任 主 体 となっ て 介 護 予 防 をはじめと する 高 齢 者 への 総 合 的 な 支 援 を 行 います サービス 事 業 者 指 定 を 受 けた 民 間 企 業 N PO 法 人 社 会 福 祉 法 人 医 療 法 人 などが 在 宅 サービス や 施 設 サービス 地 域 密 着 型 サービスなどを 提 供 します 保 険 料 の 納 付 要 介 護 認 定 の 申 請 介 護 報 酬 の 支 払 い (9 割 または8 割 ) 介 護 サービスの 提 供 被 保 険 者 証 の 交 付 要 介 護 認 定 介 護 保 険 負 担 割 合 証 の 交 付 利 用 者 負 担 の 支 払 い (1 割 または2 割 ) 被 保 険 者 お 住 まいの 市 町 に 保 険 料 を 納 めます 介 護 が 必 要 になったら 要 介 護 認 定 を 申 請 します サービスを 利 用 したときに は 費 用 の1 割 または2 割 と 食 費 などの 自 己 負 担 分 を 支 払 います 第 1 号 被 保 険 者 (65 歳 以 上 の 人 ) サービスが 利 用 できるのは 市 町 に 申 請 し 介 護 支 援 が 必 要 と 認 定 された 人 第 2 号 被 保 険 者 (40 歳 以 上 65 歳 未 満 の 人 ) サービスが 利 用 できるのは 市 町 に 申 請 し 特 定 疾 病 に より 介 護 支 援 が 必 要 と 認 定 された 人 平 成 27 年 8 月 から 一 定 以 上 所 得 がある65 歳 以 上 の 方 の 利 用 者 負 担 は2 割 になります 詳 しくは 13ページをご 覧 ください 特 定 疾 病 とは? 加 齢 にともなって 生 ずる 心 身 の 変 化 に 起 因 する 疾 病 で 以 下 の16 疾 病 が 定 められています がん( 医 師 が 一 般 に 認 められ ている 医 学 的 知 見 に 基 づき 回 復 の 見 込 みがない 状 態 に 至 っ たと 判 断 したものに 限 る ) 関 節 リウマチ 筋 萎 縮 性 側 索 硬 化 症 後 縦 靱 帯 骨 化 症 骨 折 を 伴 う 骨 粗 しょう 症 初 老 期 における 認 知 症 進 行 性 核 上 性 麻 痺 大 脳 皮 質 基 底 核 変 性 症 及 びパーキ ンソン 病 脊 髄 小 脳 変 性 症 脊 柱 管 狭 窄 症 早 老 症 多 系 統 萎 縮 症 糖 尿 病 性 神 経 障 害 糖 尿 病 性 腎 症 及 び 糖 尿 病 性 網 膜 症 脳 血 管 疾 患 閉 塞 性 動 脈 硬 化 症 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 両 側 の 膝 関 節 又 は 股 関 節 に 著 しい 変 形 を 伴 う 変 形 性 関 節 症 1

4 2 保 険 料 について 高 齢 者 を 含 め40 歳 以 上 の 人 に 納 めていただく 保 険 料 は 国 や 自 治 体 の 負 担 金 とあわせ て 介 護 保 険 を 安 定 して 運 営 していくための 大 切 な 財 源 となっています 1 介 護 保 険 の 財 源 介 護 保 険 給 付 の 費 用 は 利 用 者 負 担 を 除 いて その50%を40 歳 以 上 の 人 が 納 める 保 険 料 で 残 り50%を 国 や 県 市 町 の 負 担 金 でまかなっています 介 護 給 付 費 の 負 担 割 合 国 の 負 担 金 5 歳 以 上 の 人 の 保 険 料 第 号 保 険 料 県 の 負 担 金 費 保 険 料 40 歳 か 4 歳 までの 人 の 保 険 料 第 号 保 険 料 市 町 の 負 担 金 国 の 負 担 金 のうち5% 相 当 は 75 歳 以 上 の 被 保 険 者 数 や 第 1 号 被 保 険 者 の 所 得 分 布 状 況 に よる 市 町 間 の 格 差 を 是 正 するための 調 整 交 付 金 として 交 付 されます 介 護 給 付 費 のうち 施 設 等 給 付 費 については 国 が20% 県 が17.5%の 負 担 割 合 となって います 2

5 2 所 得 に 応 じた 保 険 料 段 階 65 歳 以 上 の 人 ( 第 1 号 被 保 険 者 )の 保 険 料 は 所 得 に 応 じて 無 理 のない 負 担 になる よう 第 5 段 階 を 基 準 額 として 原 則 9 段 階 に 設 定 されています 2 段 階 対 象 者 介 護 保 険 料 率 第 1 段 階 第 2 段 階 第 3 段 階 第 4 段 階 第 5 段 階 生 活 保 護 の 受 給 者 老 齢 福 祉 年 金 受 給 者 1 で 世 帯 全 員 が 住 民 税 非 課 税 世 帯 全 員 が 住 民 税 非 課 税 で 前 年 の 合 計 所 得 金 額 と 課 税 年 金 収 入 額 の 合 計 が80 万 円 以 下 世 帯 全 員 が 住 民 税 非 課 税 で 前 年 の 合 計 所 得 金 額 と 課 税 年 金 収 入 額 の 合 計 が 80 万 円 超 120 万 円 以 下 世 帯 全 員 が 住 民 税 非 課 税 で 前 年 の 合 計 所 得 金 額 と 課 税 年 金 収 入 額 の 合 計 が120 万 円 超 住 民 税 が 課 税 されている 世 帯 員 がいるが 本 人 は 住 民 税 非 課 税 で 前 年 の 合 計 所 得 金 額 と 課 税 年 金 収 入 額 の 合 計 が80 万 円 以 下 住 民 税 が 課 税 されている 世 帯 員 がいるが 本 人 は 住 民 税 非 課 税 で 前 年 の 合 計 所 得 金 額 と 課 税 年 金 収 入 額 の 合 計 が80 万 円 超 平 成 27 年 度 4 月 基 準 額 0.45 基 準 額 0.75 基 準 額 0.75 平 成 29 年 度 4 月 基 準 額 0.3 基 準 額 0.5 基 準 額 0.7 基 準 額 0.9 基 準 額 第 6 段 階 本 人 が 住 民 税 課 税 で 前 年 の 合 計 所 得 金 額 が120 万 円 未 満 基 準 額 1.2 第 7 段 階 本 人 が 住 民 税 課 税 で 前 年 の 合 計 所 得 金 額 が120 万 円 以 上 190 万 円 未 満 基 準 額 1.3 第 8 段 階 本 人 が 住 民 税 課 税 で 前 年 の 合 計 所 得 金 額 が190 万 円 以 上 290 万 円 未 満 基 準 額 1.5 第 9 段 階 本 人 が 住 民 税 課 税 で 前 年 の 合 計 所 得 金 額 が290 万 円 以 上 基 準 額 老 齢 福 祉 年 金 は 明 治 44 年 (1911 年 )4 月 1 日 以 前 に 生 まれた 方 等 が 受 けている 年 金 です 2 介 護 保 険 料 率 は 目 安 であり お 住 まいの 市 町 により 異 なります 第 4 段 階 3 保 険 料 の 決 め 方 65 歳 以 上 の 人 ( 第 1 号 被 保 険 者 )の 保 険 料 は3 年 に1 度 改 定 され 平 成 27 年 度 は 改 定 の 年 にあたります 各 市 町 における 保 険 料 は 今 後 3 年 間 (27 年 度 から29 年 度 ) に 見 込 まれる 介 護 サービス 費 用 ( 介 護 給 付 費 )の 約 22%を 各 市 町 の65 歳 以 上 の 人 数 で 割 った 額 を 基 準 額 として 設 定 しています 市 町 で 介 護 保 険 給 付 にかかる 費 用 の 見 込 (2 年 度 29 年 度 ) 市 町 の65 歳 以 上 の 人 数 65 歳 以 上 の 人 の 負 担 割 合 ( 平 22%) 3

6 4 保 険 料 の 納 め 方 65 歳 以 上 の 人 の 保 険 料 の 納 め 方 には 年 金 から 天 引 きする 特 別 徴 収 と 口 座 振 替 または 納 付 書 によって 納 める 普 通 徴 収 があります 特 別 徴 収 ( 年 金 からの 天 引 き) 受 給 年 金 の 年 額 が18 万 円 ( 月 額 1 万 5 千 円 ) 以 上 の 人 が 対 象 となります 特 別 徴 収 の 対 象 となる 年 金 は 老 齢 基 礎 年 金 厚 生 年 金 といった 老 齢 退 職 年 金 のほか 遺 族 年 金 障 害 年 金 です ( 老 齢 福 祉 年 金 は 対 象 になりません ) 2ヶ 月 ごとの 年 金 の 定 期 払 いの 際 に 保 険 料 が 天 引 きされます 普 通 徴 収 口 座 振 替 納 付 書 に ( よる 納 付 ) 受 給 年 金 の 年 額 が18 万 円 未 満 の 人 や 年 度 途 中 で65 歳 に 到 達 され た 人 や 他 市 町 から 転 入 された 人 ( 特 別 徴 収 に 切 り 替 わるまで)は 市 町 が 定 める 納 期 ごとに 納 付 書 や 口 座 振 替 により 納 めます 災 害 失 業 倒 産 などで 保 険 料 を 納 めることが 難 しい 場 合 は 保 険 料 の 減 免 が 受 けられる 場 合 があ りますので お 住 まいの 市 町 の 介 護 保 険 担 当 窓 口 でご 相 談 ください 5 保 険 料 を 滞 納 した 場 合 保 険 料 を 滞 納 すると 滞 納 した 期 間 によって 保 険 給 付 の 制 限 や 差 し 止 めが 行 われ ます 1 年 以 上 滞 納 の 場 合 サービス 費 用 を 一 旦 全 額 支 払 い 市 町 の 窓 口 で 申 請 する ことにより 後 で 費 用 の9 割 の 払 い 戻 しを 受 けることに なります ( 支 払 い 方 法 の 変 更 が 被 保 険 者 証 に 記 載 されま す ) 1 年 6ヵ 月 以 上 滞 納 の 場 合 保 険 給 付 の 一 部 または 全 部 の 一 時 差 し 止 めが 行 われます 一 時 差 し 止 め 後 もなお 滞 納 が 続 く 場 合 には 滞 納 してい る 保 険 料 額 を 保 険 給 付 から 差 し 引 く 場 合 もあります 2 年 以 上 滞 納 の 場 合 未 納 期 間 に 応 じて 一 定 期 間 保 険 から 給 付 される 額 がサー ビスの 費 用 の9 割 から7 割 に 引 き 下 げられるほか 高 額 介 護 サービス 費 の 支 給 も 受 けられなくなります 保 険 料 に 関 することは 各 市 町 介 護 保 険 担 当 窓 口 までお 問 い 合 わせください 4

7 3 サービスの 利 用 のしかた 1 要 介 護 ( 要 支 援 ) 認 定 からサービス 利 用 までの 流 れ 利 用 者 申 請 市 町 ( 保 険 者 ) 認 定 調 査 認 定 調 査 員 が 訪 問 し 心 身 の 状 態 を 調 査 します 調 査 項 目 は 全 国 共 通 となっ ています 主 治 医 意 見 書 主 治 医 が 医 学 的 見 地 から 意 見 書 を 作 成 しま す 主 治 医 がいない 場 合 は 市 町 の 指 定 し た 医 師 の 診 断 を 受 ける 必 要 があります 要 介 護 ( 要 支 援 ) 認 定 1 次 判 定 (コンピュ タ 判 定 ) 基 本 調 査 結 果 等 をコンピュータによって 客 観 的 に 分 析 し 二 次 判 定 の 指 標 となる 要 介 護 状 態 区 分 が 判 定 されます 2 次 判 定 ( 介 護 認 定 審 査 会 ) 医 療 福 祉 保 健 の 専 門 家 によって 構 成 される 介 護 認 定 審 査 会 において 審 査 し どのくらい 介 護 が 必 要 かを 示 す 要 介 護 状 態 区 分 が 判 定 されます 要 支 援 要 介 護 になるおそ れのある 方 非 該 当 要 支 援 1 要 介 護 1 要 介 護 5 要 支 援 2 必 要 に 応 じ 介 護 サービス 計 画 介 護 予 防 ケアプラン 介 護 予 防 ケアプラン (ケアプラン) 市 町 が 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 を 実 施 しない 場 合 市 町 の 実 状 に 応 じたサ ビス ( 地 域 支 援 事 業 ) 介 護 予 防 事 業 ( 地 域 支 援 事 業 ) 介 護 予 防 サ ビス 地 域 密 着 型 介 護 予 防 サ ビス ( 予 防 給 付 事 業 ) 施 設 サービス 在 宅 サービス 地 域 密 着 型 サ ービス 市 町 が 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 旧 総 合 事 業 ) を 実 施 する 場 合 市 町 の 実 状 に 応 じたサ ビス ( 地 域 支 援 事 業 ) 予 防 サービス 事 業 生 活 支 援 サービス 事 業 ( 地 域 支 援 事 業 ) 介 護 予 防 サ ビス 地 域 密 着 型 介 護 予 防 サ ビス ( 予 防 給 付 事 業 ) 個 々の 心 身 の 状 況 や 環 境 意 向 に 応 じて 決 定 ( 予 防 給 付 事 業 地 域 支 援 事 業 の 両 方 の 利 用 も 可 能 ) 要 支 援 1 2の 方 への 介 護 予 防 訪 問 介 護 と 介 護 予 防 通 所 介 護 は 市 町 が 行 う 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 ( 地 域 支 援 事 業 ) へ 移 行 します(32 頁 参 照 ) ( 市 町 により 移 行 時 期 が 異 なります( 平 成 27 年 度 平 成 29 年 度 )) お 住 まいの 市 町 介 護 保 険 担 当 課 へお 問 い 合 わせください 5

8 2 認 定 申 請 認 定 調 査 について 認 定 の 申 請 手 続 介 護 保 険 のサービスを 利 用 するには 市 町 に 申 請 し 介 護 の 必 要 度 について 認 定 を 受 ける 必 要 があります 申 請 は 被 保 険 者 本 人 の 意 思 に 基 づくものであれ ば 以 下 の 者 が 代 行 することもできます 家 族 親 族 等 地 域 包 括 支 援 センター 社 会 保 険 労 務 士 成 年 後 見 人 民 生 委 員 介 護 相 談 員 等 指 定 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 や 介 護 保 険 施 設 のうち 法 令 で 定 めるもの 認 定 調 査 の 内 容 市 町 に 申 請 を 行 った 後 認 定 調 査 員 が 本 人 の 自 宅 ( 施 設 に 入 所 されている 場 合 はその 施 設 など)に 訪 問 し 心 身 の 状 況 など 要 介 護 度 の 判 定 に 必 要 な 情 報 の 聞 き 取 り 調 査 を 行 います この 調 査 は 原 則 市 町 の 職 員 が 行 いますが 更 新 の 申 請 の 場 合 には 市 町 から 委 託 を 受 けた 指 定 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 などの 介 護 支 援 専 門 員 が 行 うこともあります 基 本 調 査 認 定 調 査 の 調 査 項 目 マヒ( 麻 痺 ) 等 の 有 無 食 事 摂 取 関 節 の 動 く 範 囲 の 制 限 の 有 無 排 尿 寝 返 り 排 便 起 き 上 がり 清 潔 座 位 保 持 衣 服 着 脱 両 足 での 立 位 保 持 外 出 頻 度 歩 行 意 思 の 伝 達 立 ち 上 がり 記 憶 理 解 片 足 での 立 位 保 持 精 神 行 動 障 害 洗 身 薬 の 内 服 つ め 切 り 金 銭 の 管 理 視 力 日 常 の 意 思 決 定 聴 力 集 団 参 加 移 乗 買 い 物 移 動 簡 単 な 調 理 え ん 下 過 去 14 日 間 に 受 けた 医 療 概 況 調 査 特 記 事 項 6

9 3 認 定 結 果 に 疑 問 や 不 服 がある 場 合 要 介 護 ( 要 支 援 ) 認 定 の 申 請 をすると 原 則 として30 日 以 内 に 結 果 が 通 知 されます 認 定 結 果 に 疑 問 や 不 服 がある 場 合 は まずは 認 定 を 行 った 市 町 にお 問 い 合 わせく ださい それでも 納 得 できない 場 合 には 処 分 の 内 容 を 知 った 日 の 翌 日 から60 日 以 内 に 県 に 設 置 されている 介 護 保 険 審 査 会 に 不 服 申 立 てをすることができます 不 服 申 立 ての 方 法 などについては 市 町 又 は 県 の 介 護 保 険 担 当 窓 口 にお 問 い 合 わ せください 4 認 定 結 果 の 有 効 期 間 と 更 新 認 定 の 有 効 期 間 は 初 回 の 場 合 は 原 則 として 申 請 日 から6ヵ 月 になります 月 途 中 の 申 請 の 場 合 には 申 請 した 月 の 末 日 までの 期 間 がさらに 合 算 されます 認 定 の 有 効 期 間 を 過 ぎても なお 要 介 護 ( 要 支 援 ) 状 態 にあると 見 込 まれる 場 合 は 更 新 認 定 を 申 請 することができます 更 新 認 定 の 申 請 は 有 効 期 間 満 了 の 日 の60 日 前 から 満 了 日 までの 間 に 行 います 更 新 認 定 の 効 力 は 前 回 の 認 定 の 有 効 期 間 満 了 の 日 の 翌 日 からとなります 更 新 認 定 の 有 効 期 間 は 原 則 12 ヵ 月 です 認 定 の 有 効 期 間 中 に 心 身 の 状 態 が 悪 化 するなどして 現 在 の 要 介 護 ( 要 支 援 ) 状 態 区 分 に 該 当 しなくなった 場 合 には 区 分 の 変 更 を 申 請 することができます 手 続 きは 初 回 の 申 請 と 同 じです 要 介 護 認 定 の 有 効 期 間 更 新 時 期 例 :4 月 途 中 で 申 請 した 場 合 認 定 の 申 請 日 更 新 認 定 の 申 請 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 初 回 認 定 の 有 効 期 間 (4 月 末 まで+5 月 10 月 の 原 則 6ヶ 月 ) 更 新 認 定 の 有 効 期 間 ( 原 則 12ヶ 月 ) 初 回 認 定 の 有 効 期 間 満 了 日 有 効 期 間 については 認 定 審 査 会 の 意 見 に 基 づき 必 要 と 認 められる 場 合 短 縮 または 延 長 す ることがあります 7

10 5 要 介 護 ( 要 支 援 ) 認 定 結 果 からサービス 利 用 までの 流 れ 要 介 護 1 5と 認 定 された 人 要 介 護 1 5と 認 定 された 人 は 介 護 保 険 の 介 護 サービス( 在 宅 サービス 施 設 サービス)を 利 用 することができます サービスを 受 けるためには まず 介 護 サービス 計 画 (ケアプラン)を 作 成 し そ の 計 画 に 基 づいてサービスを 利 用 します 介 護 サービス 計 画 は 本 人 が 作 成 する こともできますが 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 の 介 護 支 援 専 門 員 (ケアマネジャー )に 作 成 を 依 頼 することもできます 作 成 の 依 頼 をしても 利 用 者 の 負 担 はありません サービスに 関 する 疑 問 点 や 不 明 な 点 があれば 介 護 支 援 専 門 員 に 十 分 相 談 しま しょう 介 護 サービス 利 用 までの 流 れ 在 宅 サービスを 利 用 する 場 合 施 設 サービスを 利 用 する 場 合 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 と 契 約 サービス 計 画 作 成 を 依 頼 する 指 定 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 を 選 び 契 約 します 事 業 者 は 市 町 の 担 当 窓 口 でも 紹 介 しています 介 護 保 険 施 設 と 契 約 入 所 を 希 望 する 施 設 に 直 接 申 込 みをしま す 市 町 へ 届 け 出 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 に 依 頼 したことを 市 町 担 当 窓 口 に 届 けます 介 護 サービス 計 画 の 作 成 入 所 した 施 設 の 介 護 支 援 専 門 員 が 利 用 者 に 適 した 介 護 サービス 計 画 を 作 成 します 介 護 サービス 計 画 の 作 成 アセスメント 介 護 支 援 専 門 員 が 利 用 者 の 心 身 の 状 態 や 生 活 の 状 況 を 調 査 し 課 題 を 分 析 します サービス 担 当 者 会 議 本 人 の 力 を 引 きだせるようなサービスを 利 用 者 家 族 サービス 提 供 事 業 所 等 と 検 討 を 行 います 介 護 サービス 計 画 の 作 成 利 用 するサービスの 種 類 や 回 数 を 決 定 し 利 用 者 本 人 の 同 意 を 得 ます サービス 提 供 事 業 者 と 契 約 在 宅 サービス 利 用 開 始 施 設 サービス 利 用 開 始 8

11 要支援１ ２と認定された人 要支援１ ２と認定された人 要支援１ ２と認定された人は 介護保険の介護予防サービスを利用するこ とができます 地域包括支援センターが中心となって 介護予防サービス計画 の作成など ケアマネジメントを行います 介護予防サービス利用までの流れ 介護予防サービスを利用する場合 地域包括支援センター 地域包括支援センター (介護予防支援事業者)と契約 市町へ届け出 介護予防支援事業者に依頼したことを市町担当窓口に届 けます 保健師等によるアセスメント 保健師等が訪問し アセスメント表や本人 家族との話 し合いをもとに 利用者の心身の状態や環境 生活歴を把 握し課題を分析します サービス担当者会議 目標を設定して それを達成するための支援メニューを 利用者 家族とサービス担当者を含めて検討します 効果の評価 介護予防サービス計画の作成 利用するサービスの種類を決定し 利用者本人の同意を得 ます 一定期間後に地域 包括支援センター で目標の達成度を 評価します サービス提供事業者と契約 介護予防サービスの利用開始 このほか 介護予防 日常生活支援総合事業 旧総合事業 を実施の市町では 訪問型 通所型予防サー ビスや配食 見守り等の生活支援サービス等を総合的に提供するサービスを利用することができます 要支援１ ２の方への 介護予防訪問介護 と 介護予防通所介護 は 市町が行う 介護予防 日常生 活支援総合事業 地域支援事業 へ移行します 32頁参照 市町により移行時期が異なります 平成 27年度 平成29年度 お住まいの市町介護保険担当課へお問い合わせください 9

12 非 該 当 と 判 定 された 人 非 該 当 と 判 定 された 人 は 市 町 が 行 う 介 護 予 防 事 業 の 介 護 予 防 プログラムや 総 合 相 談 などを 利 用 することができます 介 護 予 防 事 業 ( 地 域 支 援 事 業 ) 利 用 までの 流 れ 虚 弱 高 齢 者 の 把 握 要 介 護 認 定 における 非 該 当 者 市 町 などが 行 う 健 診 主 治 医 民 生 委 員 などからの 連 絡 保 健 師 等 の 訪 問 活 動 などによる 実 態 把 握 地 域 包 括 支 援 センター 対 象 者 の 選 定 日 常 生 活 の 様 子 や 健 診 結 果 などを 踏 まえて 介 護 予 防 プログラムの 利 用 が 望 ましいと 思 われる 方 を 選 定 します 自 立 した 生 活 が 送 れる 人 介 護 や 支 援 が 必 要 と なるおそれのある 人 健 康 づくり 事 業 などを 利 用 ボランティア 等 が 行 う 体 操 教 室 などの 介 護 予 防 活 動 を 利 用 します 介 護 予 防 プログラムを 利 用 チェックリストの 結 果 などから 浮 かびあがった 課 題 をもとに 介 護 予 防 プログラムを 利 用 します ( 一 定 期 間 後 に 効 果 を 評 価 しプランを 見 直 します ) 利 用 できる 介 護 予 防 プログラム 運 動 器 の 機 能 向 上 理 学 療 法 士 等 によりス トレッチや 有 酸 素 運 動 筋 力 トレーニング バ ランストレーニングな どを 行 います 栄 養 改 善 管 理 栄 養 士 等 が 低 栄 養 を 予 防 するための 食 べ 方 や 食 事 作 り 食 材 購 入 方 法 の 指 導 情 報 提 供 などを 行 います 口 腔 機 能 の 向 上 歯 科 衛 生 士 等 が 歯 磨 きや 義 歯 の 手 入 れ 法 の 指 導 摂 食 えん 下 機 能 を 向 上 させる 訓 練 な どを 行 います 閉 じこもり 予 防 支 援 認 知 症 予 防 支 援 うつ 予 防 支 援 保 健 師 等 が 訪 問 し 生 活 機 能 に 関 する 問 題 を 総 合 的 に 把 握 したうえで 必 要 とされる 相 談 指 導 等 を 行 います 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 を 実 施 の 市 町 では 訪 問 型 通 所 型 予 防 サービスや 配 食 見 守 り 等 の 生 活 支 援 サービス 等 を 総 合 的 に 提 供 するサービスを 利 用 することになります 10

13 地 域 包 括 支 援 センターについて 地 域 包 括 支 援 センターは 地 域 の 社 会 資 源 を 総 合 的 に 活 用 し 保 健 福 祉 医 療 の 向 上 増 進 を 包 括 的 に 支 援 する 地 域 の 中 核 機 関 です ここでは 保 健 師 社 会 福 祉 士 主 任 ケアマネジャー 等 が 中 心 となり 介 護 予 防 ケアマネジメントをはじめとする 高 齢 者 への 総 合 的 な 支 援 を 行 います ま た 地 域 包 括 支 援 センターの 設 置 運 営 に 関 しては 中 立 性 公 正 性 の 確 保 等 の 観 点 から 地 域 住 民 や 関 係 団 体 から 構 成 される 地 域 包 括 支 援 センター 運 営 協 議 会 が 市 町 ごとに 設 置 され 関 与 することとなっています 地 域 包 括 支 援 センターのイメージ 包 括 ジメン ー ー ー ジメン 地 域 包 括 支 援 センター 11

14 4 利 用 者 の 負 担 額 1 在 宅 サービスを 利 用 できる 上 限 額 ( 支 給 限 度 額 ) 介 護 サービスは 利 用 したければ 無 制 限 に 使 えるわけではなく 在 宅 サービスの 利 用 に あたっては 要 介 護 状 態 区 分 に 応 じて 利 用 できる 上 限 額 ( 支 給 限 度 額 )が 決 められています 上 限 額 を 超 えてサービスを 利 用 した 場 合 には 超 えた 分 の 全 額 が 利 用 者 の 負 担 になります 要 介 護 状 態 区 分 1 ヵ 月 の 支 給 限 度 額 自 己 負 担 分 (1 割 の 場 合 ) 要 支 援 1 50,030 円 5,003 円 要 支 援 2 104,730 円 10,473 円 要 介 護 1 166,920 円 16,692 円 要 介 護 2 196,160 円 19,616 円 要 介 護 3 269,310 円 26,931 円 要 介 護 4 308,060 円 30,806 円 要 介 護 5 360,650 円 36,065 円 負 担 額 についてはあくまでも 標 準 的 なものであり 施 設 形 態 や 各 種 の 加 算 によって 額 は 変 わります 1 単 位 あたりの 単 価 は 地 域 やサービスによって 異 なりますが めやすとして1 単 位 10 円 で 計 算 しています 以 下 のサービス( 予 防 も 含 む)は 支 給 限 度 額 の 対 象 になりません 居 宅 療 養 管 理 指 導 福 祉 用 具 購 入 費 の 支 給 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 住 宅 改 修 費 の 支 給 利 用 者 負 担 額 の 例 (1 割 の 場 合 ) 例 : 要 介 護 1( 支 給 限 度 額 16 万 6,920 円 )の 人 が 1ヵ 月 でサービスを20 万 円 利 用 したとき サービス 利 用 額 20 万 円 支 給 限 度 額 16 万 6,920 円 保 険 給 付 額 (9 割 ) 15 万 228 円 1 割 自 己 負 担 分 限 度 額 を 超 えた 分 1 万 6,692 円 3 万 3,080 円 合 計 自 己 負 担 額 4 万 9,772 円 12

15 利 用 者 負 担 が 一 部 変 更 されます 平 成 27 年 8 月 から 65 歳 以 上 の 方 のうち 一 定 以 上 所 得 者 の 介 護 保 険 サービ スの 利 用 者 負 担 が 2 割 に 変 更 されます 対 象 となるのは 次 の 条 件 に 該 当 する 方 です 1 本 人 の 合 計 所 得 金 額 が160 万 円 以 上 かつ 2 世 帯 の65 歳 以 上 の 人 ( 第 1 号 被 保 険 者 )の 年 金 収 入 +その 他 の 合 計 所 得 金 額 が 単 身 世 帯 で280 万 円 以 上 2 人 以 上 世 帯 で346 万 円 以 上 1 2 両 方 に 該 当 しない 方 は これまで 通 り 1 割 負 担 となります 介 護 保 険 負 担 割 合 証 について 利 用 者 負 担 の 変 更 に 伴 い 介 護 保 険 負 担 割 合 証 が 交 付 されます 介 護 保 険 負 担 割 合 証 交 付 年 月 日 年 月 日 号 所 年 月 日 年 月 日 利 用 者 負 担 の 割 合 割 割 保 険 者 号 に 保 険 者 の 適 用 期 間 年 月 日 平 成 年 月 日 年 月 日 平 成 年 月 日 年 月 日 平 成 年 月 日 年 月 日 平 成 年 月 日 利 用 者 負 担 の 割 合 サービスを 利 用 するときに 支 払 う 利 用 料 の 負 担 割 合 (1 割 または2 割 ) が 記 載 されています 負 担 割 合 が 適 用 期 間 内 に 変 更 となる 場 合 は 上 段 に 変 更 前 の 割 合 下 段 に 変 更 後 の 割 合 が 記 載 されます 一 定 以 上 所 得 者 平 成 27 年 8 月 から サービスを 利 用 した 際 の 利 用 者 負 担 が 2 割 に 変 更 されます それ 以 外 の 人 これまでと 変 わらず 利 用 者 負 担 は1 割 です 適 用 期 間 負 担 割 合 証 の 適 用 期 間 は 毎 年 8 月 1 日 から 翌 年 7 月 31 日 までの1 年 間 と なります 適 用 期 間 の 過 ぎた 負 担 割 合 証 は 使 えません 8 月 1 日 7 月 31 日 8 月 1 日 7 月 31 日 前 年 の 所 得 に て 負 担 割 合 が 定 します 前 年 の 所 得 に て 負 担 割 合 が 定 します 13

16 2 施設 サ ー ビ ス の 自 己 負 担 額 ケアプランにもとづいて介護サービスを利用した場合 利用者が負担するのは原則とし てサービス費用の１割または２割です(９割または８割は介護保険から給付されます) ただし 施設サービスを利用する場合の日常生活費や食費 居住費(滞在費)は全額利用 者の負担となります 施設サービスの自己負担額 施設サービス費 サービス費用の 住 費 2 居部屋代や 1 1割または２割 ( 光熱費 ) 3 食 費 食材料費 ( 調理費 ) 日常 4 生活費 9割または8割は 介護保険で 負担 3 低所 得 者 に 対 す る 負 担 軽 減 制 度 施設利用時の居住費 ( 滞在費 ) 食費の負担軽減制度 所得が低い人に対しては 施設サービス利用が困難にならないよう 施設利 用時の食費 居住費について 自己負担額に上限が設けられています 一定以 上の資産を有する場合は対象となりません この制度を利用する際は 市町より 介護保険負担限度額認定証 の交付を 受け サービス利用時に施設事業所に提示することが必要です 居住費 食費の負担限度額と基準費用額 日額 利用者負担段階 第２段階 第３段階 ０円 ３７０円 ３７０円 ①特養等 ３２０円 ４２０円 ８２０円 １,１５０円 ②老健 療養等 ４９０円 ４９０円 １,３１０円 １,６４０円 ユニット型準個室 ４９０円 ４９０円 １,３１０円 １,６４０円 ユニット型個室 ８２０円 ８２０円 １,３１０円 １,９７０円 ３００円 ３９０円 ６５０円 １,３８０円 第１段階 従来型個室 居住費の負担限度額 多床室 相部屋 食費の負担限度額 基準費用額 (平均的な費用) ３７０円 H２７ ８ 特養等は８４０円 従来型個室の①は特別養護老人ホーム 短期入所生活介護の場合 ②は老人保健施設 介護 療養型医療施設 短期入所療養介護の場合 なお 施設には基準費用額と負担限度額の差額が 補足給付 特定入所者介護サービス費 として介護保険から施設に支給されます 居住環境の種別(多床室 従来型個室 ユニット型準個室 ユニット型個室)についてはP23参照 14

17 高 額 介 護 サービス 費 の 支 給 1ヵ 月 間 に 利 用 したサービスの 費 用 の 自 己 負 担 (1 割 または2 割 分 )の 合 計 額 ( 同 じ 世 帯 内 に 複 数 の 利 用 者 がいる 場 合 は 世 帯 合 計 額 )が 高 額 になり 上 限 額 を 超 え たときは 申 請 により 超 えた 分 が 高 額 介 護 サービス 費 として 払 い 戻 されます 以 下 の 費 用 は 高 額 介 護 サービス 費 の 対 象 となりません 支 給 限 度 額 を 超 える 自 己 負 担 住 宅 改 修 費 の 自 己 負 担 福 祉 用 具 購 入 費 の 自 己 負 担 居 住 費 ( 滞 在 費 ) 食 費 日 常 生 活 費 など 社 会 福 祉 法 人 等 による 利 用 者 負 担 軽 減 制 度 低 所 得 で 特 に 生 計 が 困 難 な 方 が 社 会 福 祉 法 人 等 が 提 供 する 所 定 の 介 護 サー ビスを 利 用 する 場 合 1 割 の 利 用 者 負 担 と 食 費 居 住 費 ( 滞 在 費 )の 一 部 が 軽 減 さ れます この 制 度 を 利 用 する 際 は 市 町 より 社 会 福 祉 法 人 等 利 用 者 負 担 軽 減 確 認 証 の 交 付 を 受 け サービス 利 用 時 に 事 業 所 に 提 示 することが 必 要 です 対 象 サービス 訪 問 介 護 夜 間 対 応 型 訪 問 介 護 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 通 所 介 護 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 短 期 入 所 生 活 介 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 と 介 護 老 人 福 祉 施 設 及 び 地 域 密 着 型 介 護 老 人 福 祉 施 設 での 施 設 サービス( 予 防 を 含 む) 軽 減 の 対 象 者 次 の 1 から 6 のすべての 要 件 を 満 たす 人 のうち 収 入 世 帯 状 況 利 用 料 負 担 等 から 総 合 的 に 判 断 し 生 計 が 困 難 であると 市 町 が 認 めた 人 1 住 民 税 世 帯 非 課 税 者 2 年 間 収 入 が 単 身 世 帯 で 150 万 円 ( 世 帯 員 が1 人 増 え る ご と に50 万 円 加 算 ) 以 下 であること 3 預 貯 金 等 の 額 が 単 身 世 帯 で350 万 円 ( 世 帯 員 が1 人 増 えるごとに100 万 円 加 算 ) 以 下 であること 4 世 帯 の 所 有 する 資 産 が すべて 日 常 生 活 のために 必 要 な 資 産 であること 5 負 担 能 力 のある 親 族 等 に 扶 養 されていないこと 6 介 護 保 険 料 を 滞 納 してい ないこと 軽 減 の 程 度 原 則 として 介 護 サービス 費 の1 割 負 担 分 に 食 費 居 住 費 ( 滞 在 費 )を 合 わせ た 利 用 者 負 担 の25%( 老 齢 福 祉 年 金 受 給 者 は50%) 15

18 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 平 成 20 年 4 月 から 介 護 保 険 及 び 医 療 保 険 の 利 用 者 の 負 担 を 軽 減 する 措 置 として 創 設 された 制 度 です 各 医 療 保 険 ( 国 民 健 康 保 険 被 用 者 保 険 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 )における 世 帯 内 で 1 年 間 ( 毎 年 8 月 1 日 翌 年 7 月 31 日 )の 介 護 保 険 及 び 医 療 保 険 の 自 己 負 担 額 が 高 額 になり 上 限 を 超 えたときは 申 請 により 超 えた 分 が 払 い 戻 されます Ⅱ Ⅰ 70 歳 未 満 の 人 所 得 平 成 26 年 8 月 平 成 ( 基 礎 控 除 後 の 総 所 得 金 額 等 ) 平 成 27 年 8 月 27 年 7 月 901 万 円 超 176 万 円 212 万 円 600 万 円 超 901 万 円 以 下 135 万 円 141 万 円 210 万 円 超 600 万 円 以 下 67 万 円 67 万 円 210 万 円 以 下 63 万 円 60 万 円 住 民 税 非 課 税 世 帯 34 万 円 34 万 円 初 年 度 である 平 成 20 年 度 は 経 過 措 置 として 計 算 期 間 を 平 成 21 年 7 月 31 日 までの16ヶ 月 とし 自 己 負 担 上 限 額 も 上 記 の4/3 倍 の 額 となります 低 所 得 者 Ⅰの 世 帯 で 介 護 サービスの 利 用 者 が 複 数 いる 場 合 は 自 己 負 担 上 限 額 の 適 用 方 法 が 異 なります 低 所 得 者 Ⅱ 住 民 税 世 帯 非 課 税 で 低 所 得 者 Ⅰ 以 外 の 人 低 所 得 者 Ⅰ 住 民 税 世 帯 非 課 税 で 世 帯 の 各 所 得 が 必 要 経 費 控 除 を 差 し 引 いたときに0 円 となる 人 ( 年 金 所 得 は 控 除 額 を80 万 円 として 計 算 ) 以 下 の 費 用 は 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 対 象 となりません 支 給 限 度 額 を 超 える 自 己 負 担 住 宅 改 修 費 の 自 己 負 担 福 祉 用 具 購 入 費 の 自 己 負 担 居 住 費 ( 滞 在 費 ) 食 費 日 常 生 活 費 など 16

19 5 サービスの 種 類 1 在 宅 サービスの 種 類 自 宅 で 利 用 するサービス 要 介 護 1 5の 人 要 支 援 1 2の 人 介 護 訪 問 介 護 (ホームヘルプ) ホームヘルパーが 家 庭 を 訪 問 して 食 事 や 排 せ つ 入 浴 などの 介 助 を 行 う 身 体 介 護 や 調 理 洗 濯 などの 生 活 援 助 を 行 います 必 要 に 応 じて 事 業 所 車 両 による 通 院 等 のための 乗 降 介 助 も 利 用 できます 利 用 者 負 担 のめやす 身 体 介 護 (20 分 未 満 ) 身 体 介 護 (20 分 以 上 30 分 未 満 ) 身 体 介 護 (30 分 以 上 1 時 間 未 満 ) 生 活 援 助 (20 分 以 上 45 分 未 満 ) 165 円 245 円 388 円 183 円 予 防 介 護 予 防 訪 問 介 護 ホームヘルパーが 家 庭 を 訪 問 し 介 護 予 防 を 目 的 とした 食 事 等 の 介 護 その 他 日 常 生 活 上 の 支 援 を 行 います 利 用 者 負 担 のめやす( 月 単 位 定 額 ) 週 1 回 程 度 の 利 用 ( 要 支 援 1 2) 1,168 円 / 月 週 2 回 程 度 の 利 用 ( 要 支 援 1 2) 2,335 円 / 月 週 2 回 を 超 える 利 用 ( 要 支 援 2) 3,704 円 / 月 身 体 介 護 生 活 援 助 の 区 分 はありません 通 院 等 のための 乗 降 介 助 は 利 用 できません 通 院 等 の 乗 降 の 介 助 (1 回 ) 97 円 移 送 にかかる 費 用 は 別 途 負 担 となります 介 護 訪 問 入 浴 介 護 浴 槽 を 積 んだ 入 浴 車 で 家 庭 を 訪 問 し 自 宅 での 入 浴 のお 手 伝 いをします 利 用 者 負 担 のめやす 1 回 につき 1,234 円 予 防 介 護 予 防 訪 問 入 浴 介 護 浴 槽 を 積 んだ 入 浴 車 で 家 庭 を 訪 問 し 介 護 予 防 を 目 的 とした 自 宅 での 入 浴 の 支 援 を 行 います 利 用 者 負 担 のめやす 1 回 につき 834 円 介 護 訪 問 看 護 看 護 師 などが 家 庭 を 訪 問 し かかりつけ 医 の 指 示 に 基 づき 療 養 上 の 世 話 や 診 療 の 補 助 を 行 います 予 防 介 護 予 防 訪 問 看 護 看 護 師 などが 家 庭 を 訪 問 し かかりつけ 医 の 指 示 に 基 づき 介 護 予 防 を 目 的 とした 療 養 上 の 世 話 や 診 療 の 補 助 を 行 います 利 用 者 負 担 のめやす 訪 問 看 護 ステーションから(30 分 未 満 ) 病 院 または 診 療 所 から(30 分 未 満 ) 463 円 392 円 負 担 額 については1 割 負 担 の 場 合 のあくまでも 標 準 的 なものであり 施 設 形 態 や 各 種 の 加 算 によって 額 は 変 わります 1 単 位 あたりの 単 価 は 地 域 やサービスによって 異 なりますが めやすとして1 単 位 10 円 で 計 算 しています 17

20 要 介 護 1 5の 人 要 支 援 1 2の 人 介 護 訪 問 リハビリテーション 自 宅 での 生 活 行 為 を 向 上 させるために 理 学 療 法 士 や 作 業 療 法 士 言 語 聴 覚 士 などが 家 庭 を 訪 問 し リハビリテーションを 行 います 予 防 介 護 予 防 訪 問 リハビリテーション 自 宅 での 生 活 行 為 を 向 上 させる 訓 練 が 必 要 な 場 合 に 理 学 療 法 士 や 作 業 療 法 士 言 語 聴 覚 士 な どが 家 庭 を 訪 問 し 介 護 予 防 を 目 的 としたリハ ビリテーションを 行 います 利 用 者 負 担 のめやす 1 回 (20 分 程 度 )につき 302 円 介 護 居 宅 療 養 管 理 指 導 医 師 歯 科 医 師 看 護 師 薬 剤 師 管 理 栄 養 士 などが 家 庭 を 訪 問 し 療 養 上 の 管 理 や 指 導 を 行 います 予 防 介 護 予 防 居 宅 療 養 管 理 指 導 医 師 歯 科 医 師 看 護 師 薬 剤 師 管 理 栄 養 士 などが 家 庭 を 訪 問 し 介 護 予 防 を 目 的 とした 療 養 上 の 管 理 や 指 導 を 行 います 利 用 者 負 担 のめやす 医 師 または 歯 科 医 師 による 指 導 (1ヵ 月 に2 回 まで) 503 円 介 護 通 所 して 利 用 するサービス 通 所 介 護 (デイサービス) デイサービスセンターで 食 事 入 浴 などの 日 常 生 活 上 の 支 援 や 生 活 機 能 向 上 のための 支 援 を 行 います また がん 末 期 などの 要 介 護 者 が 医 療 ケア 等 を 受 ける 療 養 通 所 介 護 サービスも 行 います 利 用 者 負 担 のめやす 通 常 規 模 の 事 業 所 の 場 合 要 介 護 1 7 時 間 以 上 9 時 間 未 満 要 介 護 2 要 介 護 3 要 介 護 4 要 介 護 円 / 日 775 円 / 日 898 円 / 日 1,021 円 / 日 1,144 円 / 日 療 養 通 所 介 護 6 時 間 以 上 8 時 間 未 満 1,511 円 / 日 予 防 介 護 予 防 通 所 介 護 デイサービスセンターで 食 事 や 生 活 機 能 向 上 の ための 支 援 など 基 本 的 サービスのほか その 人 の 目 標 に 合 わせた 選 択 的 サービス( 運 動 器 の 機 能 向 上 栄 養 改 善 口 腔 機 能 の 向 上 )などを 行 い ます 利 用 者 負 担 のめやす( 月 単 位 定 額 ) 共 通 的 サービス 送 迎 入 浴 を 含 む 要 支 援 1 1,647 円 / 月 要 支 援 2 3,377 円 / 月 選 択 的 サービス 運 動 器 機 能 向 上 栄 養 改 善 口 腔 機 能 向 上 225 円 / 月 150 円 / 月 150 円 / 月 食 費 日 常 生 活 費 などは 自 己 負 担 となります 18

21 要 介 護 1 5の 人 要 支 援 1 2の 人 介 護 通 所 リハビリテーション(デイケア) デイケアセンターにおいて 食 事 などの 日 常 生 活 上 の 支 援 や 理 学 療 法 士 などによる 生 活 行 為 向 上 のためのリハビリテーションを 行 います 利 用 者 負 担 のめやす 要 介 護 1 要 介 護 2 6 時 間 以 上 要 介 護 3 8 時 間 未 満 要 介 護 4 要 介 護 5 通 常 規 模 の 事 業 所 の 場 合 726 円 / 日 875 円 / 日 1,022 円 / 日 1,173 円 / 日 1,321 円 / 日 予 防 介 護 予 防 通 所 リハビリテーション デイケアセンターにおいて 食 事 などの 日 常 生 活 上 の 支 援 や 生 活 行 為 向 上 のためのリハビリ テーションのほか その 人 の 目 標 に 合 わせた 選 択 的 なサービス( 運 動 器 の 機 能 向 上 栄 養 改 善 口 腔 機 能 の 向 上 )を 行 います 利 用 者 負 担 のめやす 共 通 的 サービス 送 迎 入 浴 を 含 む 要 支 援 1 1,812 円 / 月 要 支 援 2 3,715 円 / 月 選 択 的 サービス 運 動 器 機 能 向 上 栄 養 改 善 口 腔 機 能 向 上 225 円 / 月 150 円 / 月 150 円 / 月 介 護 予 防 における 通 所 系 サービスのプログラムについて 介 護 予 防 通 所 介 護 介 護 予 防 通 所 リハビリテーションでは 運 動 器 の 機 能 向 上 栄 養 改 善 口 腔 機 能 の 向 上 のプログラムが 選 択 的 サービスとして 利 用 者 の 目 標 に 応 じ 単 独 または 組 み 合 わせで 利 用 することができます 19

22 短 期 間 入 所 するサービス 要 介 護 1 5の 人 要 支 援 1 2の 人 介 短 期 入 所 生 活 介 護 / 療 養 介 護 護 (ショートステイ) 家 族 の 介 護 疲 れや 冠 婚 葬 祭 等 で 一 時 的 に 在 宅 で の 生 活 に 支 障 がある 場 合 に 介 護 老 人 福 祉 施 設 などに 短 期 間 入 所 して 日 常 生 活 上 の 支 援 や 機 能 訓 練 などを 行 います 利 用 者 負 担 のめやす(1 日 あたり) 短 期 入 所 生 活 介 護 要 介 護 円 介 護 老 人 福 祉 施 設 ( 併 設 型 多 床 室 ) 要 介 護 2 要 介 護 3 要 介 護 4 要 介 護 5 短 期 入 所 療 養 介 護 要 介 護 1 要 介 護 2 介 護 老 人 保 健 施 設 要 介 護 3 ( 多 床 室 ) 要 介 護 4 要 介 護 円 781 円 848 円 913 円 823 円 871 円 932 円 983 円 1,036 円 予 防 介 護 予 防 短 期 入 所 生 活 介 護 / 療 養 介 護 家 族 の 介 護 疲 れや 冠 婚 葬 祭 等 で 一 時 的 に 在 宅 で の 生 活 に 支 障 がある 場 合 に 介 護 老 人 福 祉 施 設 などに 短 期 間 入 所 して 介 護 予 防 を 目 的 とした 日 常 生 活 上 の 支 援 や 機 能 訓 練 などを 行 います 利 用 者 負 担 のめやす(1 日 あたり) 介 護 予 防 短 期 入 所 生 活 介 護 介 護 老 人 福 祉 施 設 要 支 援 円 ( 併 設 型 多 床 室 ) 要 支 援 円 介 護 予 防 短 期 入 所 療 養 介 護 介 護 老 人 保 健 施 設 要 支 援 1 ( 多 床 室 ) 要 支 援 円 762 円 食 費 滞 在 費 日 常 生 活 費 などは 自 己 負 担 となります 介 護 その 他 のサービス 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 有 料 老 人 ホームなどに 入 居 している 高 齢 者 に 日 常 生 活 上 の 支 援 や 介 護 を 行 います 利 用 者 負 担 のめやす(1 日 あたり) 要 介 護 円 要 介 護 円 要 介 護 円 要 介 護 円 要 介 護 円 予 防 介 護 予 防 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 有 料 老 人 ホームなどに 入 居 している 高 齢 者 に 介 護 予 防 を 目 的 とした 日 常 生 活 上 の 支 援 や 介 護 を 行 います 利 用 者 負 担 のめやす(1 日 あたり) 要 支 援 円 要 支 援 円 食 費 滞 在 費 日 常 生 活 費 などは 自 己 負 担 となります 20

23 要 介 護 1 5の 人 要 支 援 1 2の 人 介 護 福 祉 用 具 貸 与 予 防 介 護 予 防 福 祉 用 具 貸 与 日 常 生 活 の 自 立 を 助 けるための 福 祉 用 具 の 貸 し 出 しを 行 います 貸 与 の 対 象 となる 福 祉 用 具 ( 要 介 護 要 支 援 共 通 ) 歩 行 器 歩 行 補 助 つえ 手 すり( 工 事 を 伴 わないもの) スロープ( 工 事 を 伴 わないもの) 車 いす 車 いす 付 属 品 特 殊 寝 台 特 殊 寝 台 付 属 品 床 ずれ 防 止 用 具 体 位 変 換 器 認 知 症 老 人 徘 徊 感 知 機 器 移 動 用 リフト(つり 具 を 除 く) 自 動 排 泄 処 理 装 置 福 祉 用 具 の 貸 与 については 使 用 期 間 をあらかじ め 限 定 し 定 期 的 にその 必 要 性 を 見 直 します 注 意 これらの 福 祉 用 具 については 要 介 護 1 及 び 要 支 援 1 2の 人 は 原 則 として 対 象 になりません 自 動 排 泄 処 理 装 置 については 要 介 護 2 3の 人 も 原 則 として 対 象 になりません 利 用 者 負 担 のめやす レンタル 費 用 の1 割 または2 割 (レンタル 費 用 は 事 業 者 によって 異 なります) 介 特 定 福 祉 用 具 販 売 護 ( 福 祉 用 具 購 入 費 の 支 給 ) 入 浴 や 排 せつなどに 利 用 する 福 祉 用 具 を 購 入 し た 場 合 に その 費 用 を 支 給 します 予 防 販 売 の 対 象 となる 福 祉 用 具 ( 要 介 護 要 支 援 共 通 ) 特 定 介 護 予 防 福 祉 用 具 販 売 ( 介 護 予 防 福 祉 用 具 購 入 費 の 支 給 ) 介 護 予 防 に 役 立 つ 入 浴 や 排 せつなどに 利 用 す る 福 祉 用 具 を 購 入 した 場 合 に その 費 用 を 支 給 します 腰 掛 け 便 座 入 浴 補 助 用 具 自 動 排 泄 処 理 装 置 の 交 換 可 能 部 品 簡 易 浴 槽 移 動 用 リフトのつり 具 利 用 者 負 担 のめやす 購 入 費 用 の1 割 または2 割 ( 購 入 費 用 は 事 業 者 によって 異 なります) いったん 利 用 者 が 全 額 負 担 し 領 収 書 などを 添 えて 市 町 に 申 請 すると 保 険 給 付 分 (9 割 または8 割 相 当 )があとから 支 給 されます ( 残 りの1 割 または2 割 は 自 己 負 担 になります) 県 または 金 沢 市 の 指 定 を 受 けた 事 業 者 か ら 購 入 した 場 合 のみ 福 祉 用 具 購 入 費 が 支 給 されます 福 祉 用 具 の 貸 与 や 販 売 を 行 う 指 定 事 業 所 には 福 祉 用 具 の 専 門 知 識 を 持 つ 専 門 相 談 員 が 配 置 されており 利 用 についてのアドバイスを 受 けることができます 21

24 要 介 護 1 5の 人 要 支 援 1 2の 人 介 護 住 宅 改 修 費 の 支 給 予 防 介 護 予 防 住 宅 改 修 費 の 支 給 心 身 の 機 能 が 低 下 している 高 齢 者 の 自 宅 での 生 活 支 援 や 家 庭 で 介 護 する 人 の 負 担 軽 減 のために 住 宅 改 修 を 行 う 場 合 には その 費 用 を 支 給 します 支 給 対 象 となる 住 宅 改 修 ( 要 介 護 要 支 援 共 通 ) 1 手 すりの 取 り 付 け 2 段 差 解 消 のためのスロープ 設 置 等 3 滑 りの 防 止 や 移 動 を 円 滑 にするための 床 または 通 路 面 の 材 料 の 変 更 4 引 き 戸 などへの 扉 の 取 り 替 えなど 5 洋 式 便 器 などへの 便 器 の 取 り 替 え の 改 修 にともなって 必 要 となる 工 事 利 用 者 負 担 のめやす 改 修 費 (20 万 円 を 上 限 )の1 割 または2 割 住 宅 改 修 費 の 支 給 までの 流 れ 1 事 前 に 市 町 に 申 請 します 申 請 に 必 要 な 書 類 支 給 申 請 書 住 宅 改 修 が 必 要 である 理 由 書 工 事 費 見 積 書 住 宅 の 所 有 者 の 承 諾 書 など 2 工 事 を 依 頼 します 改 修 の 費 用 はいったん 全 額 自 己 負 担 になります 3 完 成 後 市 町 へ 必 要 書 類 を 提 出 します 提 出 する 書 類 住 宅 改 修 に 要 した 費 用 に 係 る 領 収 書 工 事 費 内 訳 書 完 成 後 の 状 態 が 確 認 できる 書 類 ( 改 修 前 後 の 状 態 が 確 認 できる 写 真 など) 4 9 割 または8 割 相 当 額 が 支 給 されます 工 事 の 内 容 が 給 付 対 象 であることが 確 認 されると 上 限 額 内 で 改 修 費 の9 割 または8 割 相 当 が 支 給 されます 住 宅 改 修 にかかる 県 市 町 の 助 成 制 度 自 立 支 援 型 住 宅 リフォーム 資 金 助 成 制 度 対 象 補 助 内 容 介 護 保 険 制 度 の 要 介 護 要 支 援 者 下 肢 体 幹 などに 障 害 のある 重 度 身 体 障 害 者 視 覚 障 害 者 及 び 生 活 保 護 法 の 介 護 扶 助 者 のいる 世 帯 で 既 存 の 住 宅 のバリアフリー 改 造 詳 細 は 各 市 町 または 県 厚 生 政 策 課 までお 問 い 合 わせく ださい 助 成 金 100 万 円 まで( 所 得 制 限 あり) 問 い 合 わせ 先 各 市 町 福 祉 担 当 課 または 石 川 県 健 康 福 祉 部 厚 生 政 策 課 TEL

25 2 施 設 サービスの 種 類 介 護 指 定 介 護 老 人 福 祉 施 設 ( 特 別 養 護 老 人 ホーム) 日 常 生 活 において 常 に 介 護 が 必 要 で 自 宅 での 介 護 が 困 難 な 人 が 入 所 する 施 設 で 介 護 などの 日 常 生 活 上 の 世 話 や 機 能 訓 練 健 康 管 理 などを 行 います 利 用 者 負 担 のめやす( 月 額 ) 要 介 護 5の 人 で 保 有 する 資 産 が 一 定 額 未 満 の 場 合 上 記 の 利 用 者 負 担 額 は 平 均 的 な 額 であり サービス 内 容 や 契 約 内 容 により 変 わることがあります 居 住 環 境 の 種 別 多 床 室 従 来 型 個 室 ユニット 型 準 個 室 ユニット 型 個 室 他 の 入 居 者 と 共 同 の 部 屋 共 同 生 活 室 を 併 設 していない 個 室 共 同 生 活 室 を 併 設 しているが 隣 室 から 完 全 に 独 立 していない 個 室 共 同 生 活 室 を 併 設 しており 隣 室 から 完 全 に 独 立 した 個 室 共 同 生 活 室 とは 少 人 数 ( 原 則 10 人 以 下 )で 利 用 できる 食 堂 やリビングのことで 入 居 者 が 家 庭 的 な 雰 囲 気 の 中 で 生 活 ができるよう 配 慮 されています 23

26 介 護 介 護 老 人 保 健 施 設 病 状 が 安 定 期 にあり 療 養 や 介 護 などが 必 要 な 人 が 入 所 する 施 設 で 在 宅 復 帰 を 目 指 して 看 護 医 学 的 管 理 のもとでの 介 護 リハビリテーションなどを 行 います 利 用 者 負 担 のめやす( 月 額 ) 要 介 護 5の 人 で 保 有 する 資 産 が 一 定 額 未 満 の 場 合 者 護 者 者 入 額 と 所 額 の がの 人 利 用 者 負 担 に しない 人 入 額 と 所 額 の がをる 人 利 用 者 負 担 利 用 者 負 担 利 用 者 負 担 利 用 者 負 担 利 用 者 負 担 内 負 担 上 記 の 人 がなる 者 が のを 利 用 者 負 担 上 記 の 利 用 者 負 担 額 は 平 均 的 な 額 であり サービス 内 容 や 契 約 内 容 により 変 わることがあります 24

27 介 護 指 定 介 護 療 養 型 医 療 施 設 ( 療 養 病 床 を 有 する 病 院 など) 急 性 期 の 治 療 を 終 え 状 態 が 安 定 した 後 も 長 期 にわたって 療 養 や 介 護 が 必 要 な 人 が 入 院 する 施 設 で 療 養 上 の 管 理 看 護 機 能 訓 練 など 必 要 な 医 療 を 行 います 利 用 者 負 担 のめやす( 月 額 ) 要 介 護 5の 人 で 保 有 する 資 産 が 一 定 額 未 満 の 場 合 者 護 者 者 入 額 と 額 の がの 人 利 用 者 負 担 に しない 人 入 額 と 額 の がをえる 人 利 用 者 負 担 利 用 者 負 担 利 用 者 負 担 利 用 者 負 担 利 用 者 負 担 内 負 担 上 記 の 人 がなる 者 が のを 利 用 者 負 担 2 上 記 の 利 用 者 負 担 額 は 平 均 的 な 額 であり サービス 内 容 や 契 約 内 容 により 変 わることがあります 25

28 石川県指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の入居指針について 介護保険法等の改正により 平成27年４月１日以降の指定介護老人福祉施設への入居が原則要 介護３以上の方に限定される一方で 居宅において日常生活を営むことが困難なことについて やむを得ない事由があることによる要介護１又は２の方の特例的な入居が認められることにな りました 入居指針による入居決定までの流れ 入居申込み 施設に入居の申込み をします 検討委員会の開催 関係職員で構成された検 討委員会を開催し 評価 基準(下表参照)や個別の 事情を総合的に判断して 入居順位を決定し 名簿 を作成します 入居決定 施 設 で は 原 則として入居 順位名簿の順 位 に 従 っ て 入居の決定を 行います 入居申込者の評価基準 以下の各項目の合計点数が高い方が入居の優先順位が高くなります 1 要介護度 要介護１ 10点 要介護２ 20点 要介護３ 30点 要介護４ 40点 要介護５ 50点 3 2 介護者の状況 介護者がいない場合 25点 介護者が高齢 虚弱 就業中 複数の人を介護 育 児中など 介護をすることが困難であることを含み ます 施設 病院等に入居(入院)している方については 自宅に戻られた場合の状況を想定して判断します 居宅サービスの利用状況 4 認知症 知的障害 精神障害等の状況 居宅サービスの利用率 60 以上 25点 30 以上60 未満 20点 30%未満 15点 居宅サービスの利用率とは 直近１ヵ月間における 支給限 度基準額に対する居宅サービス の利用割合のことです 支給限 度額は要介護度によって異なり ます 要介護１又は２の者で 日常生活 に支障を来すような症状 行動や意 思疎通の困難さ等が頻繁に見られ 認知症高齢者の日常生活自立度がⅢ 以上に相当するもの 状態に応 じて10 20点 認知症等の状況については 要介護認 定調査票又は主治医意見書により判断 すること また 知的障害 精神障害 等の状況については 療育手帳 精神 障害者保健福祉手帳 身体障害者手帳 により判断すること 26

29 3 地域 密 着 型 サ ー ビ ス の 種 類 地域密着型サービスは 認知症高齢者や一人暮らし高齢者が 住み慣れた地域での生活 をできる限り続けられるように 地域の実情に応じて提供されるサービスです 原則と して住所地以外の市町のサービスは利用できません 介 小規模多機能型居宅介護 護 (要介護１ ５) 予 介護予防小規模多機能型居宅介護 防 (要支援１ ２) 利用登録をした事業所において 通い(日中ケア) を中心に 利用者の状態や希望 家族の事情などに応じて 訪問(訪問ケア) や 泊まり(夜間ケア) を組み合わせ た多機能なサービスを提供します このサービスを利用している間は 以下のサービス(予防を含む)を併用すること ができません 訪問介護 通所リハビリテーション 特定施設入所者生活介護 訪問入浴介護 通所介護 短期入所生活介護 短期入所療養介護 その他の地域密着型サービス 利用者負担のめやす(月単位定額) 要支援1 3,403円/月 要支援2 6,877円/月 要介護1 10,320円/月 要介護2 15,167円/月 要介護3 22,062円/月 要介護4 24,350円/月 要介護5 26,849円/月 小規模多機能型居宅介護のイメージ 小規模多機能型 居宅介護事業所 利用者自宅 様態 希望により 訪問 通い 在宅生活の支援 27 様態 希望により 泊まり

30 介 護 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 ( 要 介 護 1 5) 利 用 登 録 をした 事 業 所 において 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 のサー ビス 内 容 に 加 え 必 要 に 応 じて 訪 問 看 護 を 組 み 合 わせたサービ スを 提 供 します 利 用 者 負 担 のめやす 要 介 護 1 12,341 円 / 月 要 介 護 2 17,268 円 / 月 要 介 護 3 要 介 護 4 要 介 護 5 24,274 円 / 月 27,531 円 / 月 31,141 円 / 月 利 用 者 看 護 介 護 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 看 護 28

31 介 護 定 期 巡 回 随 時 対 応 サービス ( 要 介 護 1 5) 日 中 夜 間 (24 時 間 )を 通 じて 介 護 看 護 が 一 体 的 にまた は 連 携 して 1 日 複 数 回 の 定 期 的 な 訪 問 と 随 時 の 対 応 を 行 うサー ビスを 提 供 します 利 用 者 負 担 のめやす 要 介 護 1 5,658 円 / 月 要 介 護 2 10,100 円 / 月 要 介 護 3 16,769 円 / 月 要 介 護 4 21,212 円 / 月 要 介 護 5 25,654 円 / 月 介 護 サービスのみ 利 用 した 場 合 29

32 介 夜間対応型訪問介護 護 (要介護１ ５) 夜間を含め24時間安心して自宅で生活できるようにするため 夜間の定期巡回による訪問介護と 通報システムよる随時対応 の訪問介護を組み合わせたサービスを提供します 利用者負担のめやす 基本夜間対応型訪問介護費 981円/月 定期巡回サービス費 368円/回 随時訪問サービス費 １人対応 560円/回 随時訪問サービス費 ２人対応 754円/回 オペレーションセンターを設置している場合 夜間対応型訪問介護のイメージ 利用者は ケアコール端末 を持つ 利用者からの 通報により随時 訪問を行う 随時対応 定期巡回 常駐オペレ タ 定期巡回 定期巡回を 利用する人 もいる 予 介護予防認知症対応型通所介護 防 (要支援１ ２) 介 認知症対応型通所介護 護 (要介護１ ５) 介護の必要な認知症高齢者を対象に 認知症対応型デイサービスセンターなどで 日常生活上の世話や機能訓練などの介護サービスを提供します 利用者負担のめやす １日あたり ７時間以上 ９時間未満 要支援1 852円 要支援2 952円 要介護1 985円 要介護2 1,092円 要介護3 1,199円 要介護4 1,307円 要介護5 1,414円 30

33 介 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 護 グループホーム ( 要 介 護 1 5) 予 防 介 護 予 防 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 ( 要 支 援 2) 介 護 が 必 要 な 認 知 症 高 齢 者 を 対 象 に 少 人 数 による 共 同 生 活 の 中 で 入 浴 排 泄 食 事 などの 日 常 生 活 上 の 支 援 を 行 います 期 間 を 限 定 して 短 期 間 利 用 できる 場 合 も あります 利 用 者 負 担 のめやす (1 日 あたり)1ユニット 要 支 援 円 要 介 護 1 要 介 護 2 要 介 護 3 要 介 護 4 要 介 護 円 795 円 818 円 835 円 852 円 2ユニット 以 上 要 支 援 円 要 介 護 円 要 介 護 円 要 介 護 円 要 介 護 円 要 介 護 円 介 護 地 域 密 着 型 介 護 老 人 福 祉 施 設 入 所 者 生 活 介 護 ( 要 介 護 1 5) 定 員 が30 人 未 満 の 小 規 模 な 介 護 老 人 福 祉 施 設 であり 介 護 など の 日 常 生 活 上 の 世 話 や 機 能 訓 練 健 康 管 理 などを 行 います 利 用 者 負 担 のめやす (1 日 あたり) 要 介 護 円 要 介 護 円 要 介 護 円 要 介 護 円 要 介 護 円 ユニット 型 個 室 を 利 用 する 場 合 介 護 地 域 密 着 型 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 ( 要 介 護 1 5) 有 料 老 人 ホーム 軽 費 老 人 ホームなどのうち 定 員 が30 人 未 満 の 小 規 模 な 介 護 専 用 型 特 定 施 設 に 入 居 し 日 常 生 活 上 の 世 話 や 機 能 訓 練 健 康 管 理 などを 行 います サービス 費 用 のめやす (1 日 あたり) 要 介 護 円 要 介 護 円 要 介 護 3 要 介 護 4 要 介 護 円 730 円 798 円 31

34 市 町 により 開 始 時 期 は 異 なります 要 支 援 1 2の 人 が 利 用 できるサービスが 一 部 変 更 になります これまで 介 護 予 防 サービスで 行 われていた 介 護 予 防 訪 問 介 護 介 護 予 防 通 所 介 護 は 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 へ 移 行 します 介 護 予 防 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 の 対 象 となるのは 要 介 護 認 定 で 要 支 援 1 2と 判 定 された 人 要 介 護 状 態 となるおそれの 高 い 人 ですが 65 歳 以 上 であれば 誰 でも 利 用 できるサービスもあります サービスの 内 容 や 開 始 時 期 利 用 者 負 担 については 市 町 によって 異 なります 32

35 6 サービス 利 用 の 際 の 注 意 点 介 護 保 険 制 度 では 利 用 者 がサービスの 種 類 や 期 間 を 決 めて 事 業 者 と 直 接 契 約 しサービ スを 受 けるしくみとなっています 利 用 にあたっては 介 護 サービス 事 業 所 の 情 報 を 事 前 に 確 認 し 自 分 にあったサービス を 適 切 に 選 択 することが 重 要 です 1 介 護 サービス 情 報 の 公 表 について 介 護 サービス 事 業 者 には サービスの 内 容 や 運 営 状 況 に 関 する 情 報 を 公 表 するこ とが 義 務 づけられています 県 に 報 告 された 情 報 は 県 もしくは 県 のホームページ 等 で 公 表 されます 事 業 所 の 職 員 体 制 利 用 料 金 などの 基 本 的 な 情 報 のほか サービスの 内 容 に 関 す る 情 報 などを 事 前 に 確 認 し 適 切 な 事 業 所 の 選 択 に 役 立 てましょう 対 象 となるサービス 介 護 給 付 におけるサービス 訪 問 介 護 訪 問 入 浴 介 護 訪 問 看 護 訪 問 リハビリテーション 通 所 介 護 通 所 リハビリテーション 短 期 入 所 生 活 介 護 短 期 入 所 療 養 介 護 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 ( 養 護 老 人 ホームは 除 く) 福 祉 用 具 貸 与 特 定 福 祉 用 具 販 売 居 宅 介 護 支 援 介 護 老 人 福 祉 施 設 介 護 老 人 保 健 施 設 介 護 療 養 型 医 療 施 設 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 夜 間 対 応 型 訪 問 介 護 地 域 密 着 型 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 ( 養 護 老 人 ホームは 除 く) 地 域 密 着 型 介 護 老 人 福 祉 施 設 入 居 者 生 活 介 護 定 期 巡 回 随 時 対 応 型 訪 問 介 護 看 護 看 護 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 予 防 給 付 におけるサービス 介 護 予 防 訪 問 介 護 介 護 予 防 訪 問 入 浴 介 護 介 護 予 防 訪 問 看 護 介 護 予 防 訪 問 リハビリテーション 介 護 予 防 通 所 介 護 介 護 予 防 通 所 リハビリテーション 介 護 予 防 短 期 入 所 生 活 介 護 介 護 予 防 短 期 入 所 療 養 介 護 介 護 予 防 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 ( 養 護 老 人 ホームは 除 く) 介 護 予 防 福 祉 用 具 貸 与 特 定 介 護 予 防 福 祉 用 具 販 売 介 護 予 防 小 規 模 多 機 能 型 居 宅 介 護 介 護 予 防 認 知 症 対 応 型 通 所 介 護 介 護 予 防 認 知 症 対 応 型 共 同 生 活 介 護 2 事 業 者 を 選 ぶ 際 の 注 意 点 在 宅 サービス 事 業 者 を 選 ぶポイント 指 定 を 受 けている 事 業 所 ですか? 18 年 度 より 指 定 は6 年 ごとの 更 新 制 になりました ( 福 祉 用 具 販 売 事 業 所 も18 年 度 より 指 定 制 になっています ) 指 定 を 受 けて いないと 保 険 給 付 が 認 められず 全 額 自 己 負 担 になります サービスなどの 料 金 体 系 がきちんと 示 されて いますか? サービスごとの 料 金 がはっきり 明 記 されているかまた キャ ンセル 時 や 解 約 の 手 続 きなどについてもきちんとした 説 明 がな されたかについて 確 認 しましょう 苦 情 相 談 窓 口 が 設 置 さ れ 適 切 に 機 能 してい ますか? 各 事 業 所 には 苦 情 相 談 窓 口 が 設 置 されており 苦 情 などの 相 談 があれば 対 応 することになっています 33

36 施 設 サービス 事 業 者 を 選 ぶポイント 施 設 の 設 備 状 況 に 問 題 はないですか? 居 室 のほか トイレ 浴 室 などの 手 すりの 設 置 や 段 差 解 消 空 調 設 備 など 施 設 の 設 備 状 況 を 確 認 しましょう 個 人 の 意 向 を 尊 重 して いますか? プライバシーが 守 られ 日 常 のプログラムが 本 人 の 意 向 をもとに 作 られているか また 身 体 的 拘 束 などはないか 確 認 しましょう 利 用 料 が 明 確 にされて いますか? 施 設 によっては 1 割 または2 割 負 担 と 食 費 居 住 費 の 他 に 理 美 容 代 など 日 常 生 活 において 必 要 な 費 用 を 利 用 料 として 請 求 す ることがありますので その 内 容 について 十 分 確 認 しましょう 契 約 するときのポイント 重 要 な 事 項 について 文 書 による 説 明 を 受 けま したか? 事 業 所 は 契 約 前 に サービスの 内 容 など 重 要 な 事 項 について 文 書 により 説 明 をすることが 義 務 づけられています また 契 約 期 間 利 用 者 の 負 担 金 解 約 手 続 き 損 害 賠 償 秘 密 保 持 などについては 内 容 をしっかり 確 認 しましょう 保 険 が 適 用 となるサー ビス 内 容 になっていま すか? 介 護 保 険 が 適 用 されないサービスは 全 額 自 己 負 担 となります ケアプランの 内 容 は 支 給 限 度 内 ですか? 在 宅 サービスは 要 介 護 度 ごとに 支 給 の 上 限 額 が 決 まっていま す 上 限 を 越 えた 分 は 自 己 負 担 となりますので ケアプランの 内 容 が1ヵ 月 の 上 限 額 内 におさまっているか 確 認 しましょう わからないとき 疑 わしいときは その 場 で 契 約 しないで 一 時 契 約 書 を 預 かって ケアマネジャーや 市 町 担 当 窓 口 に 確 認 をとるようにしましょう 34

37 7 サービスに 対 する 苦 情 相 談 介 護 保 険 制 度 では サービスの 利 用 にあたって 契 約 した 内 容 と 違 う 事 業 者 の 対 応 が 悪 い といった 様 々な 苦 情 や 相 談 に 対 応 できるよう 苦 情 処 理 体 制 が 整 備 されています サービスを 提 供 する 事 業 所 施 設 介 護 サービスを 提 供 する 事 業 所 施 設 は 提 供 した 介 護 サービスに 係 る 利 用 者 からの 苦 情 に 対 応 するた め 相 談 窓 口 を 設 置 しています 居 宅 介 護 支 援 事 業 者 (ケアプラン 作 成 事 業 者 ) 自 ら 提 供 した 介 護 支 援 サービスやケアプランに 位 置 づけた 介 護 サービスなどについて 利 用 者 から 苦 情 があった 場 合 は 利 用 者 事 業 所 等 から 事 情 を 聞 き 利 用 者 への 説 明 や 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 への 苦 情 申 立 ての 援 助 など 適 切 な 対 応 を 行 います 市 町 窓 口 事 業 者 に 話 しづらかったり 話 しても 改 善 されないなどといった 場 合 には 市 町 窓 口 で 相 談 を 受 付 け ています 利 用 者 からの 相 談 苦 情 の 内 容 をもとに 市 町 で 事 業 所 を 調 査 し 指 導 助 言 を 行 います 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 市 町 での 解 決 が 難 しい 場 合 や 特 に 利 用 者 が 希 望 される 場 合 などには 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 に 苦 情 申 し 立 てをすることができます 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 は 介 護 保 険 制 度 上 の 苦 情 処 理 機 関 として 苦 情 申 立 てに 基 づき 事 業 者 等 に 対 して 調 査 指 導 助 言 を 行 う 権 利 を 有 しています 石 川 県 国 民 健 康 保 険 団 体 連 合 会 介 護 サービス 苦 情 110 番 電 話 受 付 時 間 午 前 9 時 午 後 5 時 ( 土 日 曜 日 祝 日 は 除 く) F A X kaigo110@sr.incl.ne.jp 苦 情 相 談 は 介 護 や 福 祉 の 専 門 職 員 がお 受 けします 相 談 者 のプライバシーを 保 護 し 個 人 の 秘 密 は 厳 守 します 相 談 の 内 容 によっては サービス 事 業 所 に 対 する 調 査 指 導 助 言 を 行 い その 結 果 は 相 談 された 方 にお 知 らせします 県 県 は 事 業 所 を 指 導 監 督 する 権 限 を 有 しています( 金 沢 市 の 事 業 所 地 域 密 着 型 サービス 事 業 所 を 除 く)ので 事 業 所 が 指 定 基 準 を 満 たしていないことが 判 明 すれば 指 定 取 消 などの 処 分 を 行 います 35

38 8 市 町 の 介 護 保 険 担 当 窓 口 市 町 名 担 当 課 ( 室 ) 電 話 番 号 F A X 金 沢 市 介 護 保 険 課 七 尾 市 保 険 課 小 松 市 長 寿 介 護 課 輪 島 市 健 康 推 進 課 珠 洲 市 福 祉 課 加 賀 市 長 寿 課 羽 咋 市 健 康 福 祉 課 か ほ く 市 長 寿 介 護 課 白 山 市 長 寿 介 護 課 能 美 市 介 護 長 寿 課 野 々 市 市 介 護 長 寿 課 川 北 町 福 祉 課 津 幡 町 長 寿 介 護 課 内 灘 町 保 険 年 金 課 志 賀 町 健 康 福 祉 課 宝 達 志 水 町 健 康 福 祉 課 中 能 登 町 長 寿 介 護 課 穴 水 町 住 民 福 祉 課 能 登 町 健 康 福 祉 課 石 川 県 健 康 福 祉 部 長 寿 社 会 課 金 沢 市 鞍 月 1-1 電 話 FAX ホームページ 電 子 メール kaigo@pref.ishikawa.lg.jp 石 川 県 の 保 健 福 祉 センターや 最 寄 りの 地 域 包 括 支 援 センターでもご 相 談 いただけます 36