第 7 消 滅 時 効 職 業 別 の 短 期 消 滅 時 効 の 廃 止 債 権 の 消 滅 時 効 における 原 則 的 な 時 効 期 間 と 起 算 点 定 期 金 債 権 の 消 滅 時 効 ( 民 法 第 168 条 第 1 項 関 係 )

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1 民 法 ( 債 権 関 係 )の 改 正 に 関 する 中 間 試 案 に 関 する パブリックコメントに 対 する 意 見 書 目 次 第 1 法 律 行 為 総 則 法 律 行 為 の 意 義 ( 民 法 第 1 編 第 5 章 第 1 節 関 係 ) 公 序 良 俗 ( 民 法 第 90 条 関 係 ) 第 2 意 思 能 力 第 3 意 思 表 示 心 裡 留 保 ( 民 法 第 93 条 関 係 ) 錯 誤 ( 民 法 第 95 条 関 係 ) 詐 欺 ( 民 法 第 96 条 関 係 ) 意 思 表 示 の 効 力 発 生 時 期 等 ( 民 法 第 97 条 関 係 ) 意 思 表 示 の 受 領 能 力 ( 民 法 第 98 条 の2 関 係 ) 第 4 代 理 代 理 行 為 の 要 件 及 び 効 果 ( 民 法 第 99 条 第 1 項 関 係 ) 代 理 行 為 の 瑕 疵 ( 民 法 第 101 条 関 係 ) 代 理 人 の 行 為 能 力 ( 民 法 第 102 条 関 係 ) 代 理 人 の 権 限 ( 民 法 第 103 条 関 係 ) 復 代 理 人 を 選 任 した 任 意 代 理 人 の 責 任 ( 民 法 第 105 条 関 係 ) 自 己 契 約 及 び 双 方 代 理 等 ( 民 法 第 108 条 関 係 代 理 権 の 濫 用 代 理 権 授 与 の 表 示 による 表 見 代 理 ( 民 法 第 109 条 関 係 ) 権 限 外 の 行 為 の 表 見 代 理 ( 民 法 第 110 条 関 係 ) 代 理 権 消 滅 後 の 表 見 代 理 ( 民 法 第 112 条 関 係 ) 無 権 代 理 人 の 責 任 ( 民 法 第 117 条 関 係 ) 授 権 ( 処 分 権 授 与 ) 第 5 無 効 及 び 取 消 し 法 律 行 為 の 一 部 無 効 無 効 な 法 律 行 為 の 効 果 追 認 の 効 果 ( 民 法 第 122 条 関 係 ) 取 り 消 すことができる 行 為 の 追 認 ( 民 法 第 124 条 関 係 ) 法 定 追 認 ( 民 法 第 125 条 関 係 ) 取 消 権 の 行 使 期 間 ( 民 法 第 126 条 関 係 ) 第 6 条 件 及 び 期 限 条 件 期 限

2 第 7 消 滅 時 効 職 業 別 の 短 期 消 滅 時 効 の 廃 止 債 権 の 消 滅 時 効 における 原 則 的 な 時 効 期 間 と 起 算 点 定 期 金 債 権 の 消 滅 時 効 ( 民 法 第 168 条 第 1 項 関 係 ) 不 法 行 為 による 損 害 賠 償 請 求 権 の 消 滅 時 効 ( 民 法 第 724 条 関 係 ) 生 命 身 体 の 侵 害 による 損 害 賠 償 請 求 権 の 消 滅 時 効 時 効 期 間 の 更 新 事 由 時 効 の 停 止 事 由 時 効 の 効 果 第 8 債 権 の 目 的 特 定 物 の 引 渡 しの 場 合 の 注 意 義 務 ( 民 法 第 400 条 関 係 ) 種 類 債 権 の 目 的 物 の 特 定 ( 民 法 第 401 条 第 2 項 関 係 ) 外 国 通 貨 債 権 ( 民 法 第 403 条 関 係 ) 法 定 利 率 ( 民 法 第 404 条 関 係 ) (1) 変 動 制 による 法 定 利 率 (2) 法 定 利 率 の 適 用 の 基 準 時 等 (3) 中 間 利 息 控 除 選 択 債 権 第 9 履 行 請 求 権 等 債 権 の 請 求 力 契 約 による 債 権 の 履 行 請 求 権 の 限 界 事 由 履 行 の 強 制 ( 民 法 第 414 条 関 係 ) 第 10 債 務 不 履 行 による 損 害 賠 償 債 務 不 履 行 による 損 害 賠 償 とその 免 責 事 由 ( 民 法 第 415 条 前 段 関 係 ) 履 行 遅 滞 の 要 件 ( 民 法 第 412 条 関 係 ) 債 務 の 履 行 に 代 わる 損 害 賠 償 の 要 件 ( 民 法 第 415 条 後 段 関 係 ) 履 行 遅 滞 後 に 履 行 請 求 権 の 限 界 事 由 が 生 じた 場 合 における 損 害 賠 償 の 免 責 事 由 代 償 請 求 権 契 約 による 債 務 の 不 履 行 における 損 害 賠 償 の 範 囲 ( 民 法 第 416 条 関 係 ) 過 失 相 殺 の 要 件 効 果 ( 民 法 第 418 条 関 係 ) 損 益 相 殺 金 銭 債 務 の 特 則 ( 民 法 第 419 条 関 係 ) 賠 償 額 の 予 定 ( 民 法 第 420 条 関 係 ) 第 11 契 約 の 解 除 債 務 不 履 行 による 契 約 の 解 除 の 要 件 ( 民 法 第 541 条 ほか 関 係 ) 複 数 契 約 の 解 除 契 約 の 解 除 の 効 果 ( 民 法 第 545 条 関 係 )

3 4 解 除 権 の 消 滅 ( 民 法 第 547 条 及 び 第 548 条 関 係 ) 第 12 危 険 負 担 危 険 負 担 に 関 する 規 定 の 削 除 ( 民 法 第 534 条 ほか 関 係 ) 債 権 者 の 責 めに 帰 すべき 事 由 による 不 履 行 の 場 合 の 解 除 権 の 制 限 ( 民 法 第 536 条 第 2 項 関 係 ) 第 13 受 領 ( 受 取 ) 遅 滞 第 14 債 権 者 代 位 権 責 任 財 産 の 保 全 を 目 的 とする 債 権 者 代 位 権 代 位 行 使 の 範 囲 代 位 行 使 の 方 法 等 代 位 債 権 者 の 善 管 注 意 義 務 債 権 者 代 位 権 の 行 使 に 必 要 な 費 用 代 位 行 使 の 相 手 方 の 抗 弁 債 務 者 の 処 分 権 限 訴 えの 提 起 による 債 権 者 代 位 権 の 行 使 の 場 合 の 訴 訟 告 知 責 任 財 産 の 保 全 を 目 的 としない 債 権 者 代 位 権 第 15 詐 害 行 為 取 消 権 受 益 者 に 対 する 詐 害 行 為 取 消 権 の 要 件 相 当 の 対 価 を 得 てした 行 為 の 特 則 特 定 の 債 権 者 を 利 する 行 為 の 特 則 過 大 な 代 物 弁 済 等 の 特 則 転 得 者 に 対 する 詐 害 行 為 取 消 権 の 要 件 詐 害 行 為 取 消 しの 効 果 詐 害 行 為 取 消 しの 範 囲 逸 出 財 産 の 返 還 の 方 法 等 詐 害 行 為 取 消 権 の 行 使 に 必 要 な 費 用 受 益 者 の 債 権 の 回 復 受 益 者 が 現 物 の 返 還 をすべき 場 合 における 受 益 者 の 反 対 給 付 受 益 者 が 金 銭 の 返 還 又 は 価 額 の 償 還 をすべき 場 合 における 受 益 者 の 反 対 給 付 転 得 者 の 前 者 に 対 する 反 対 給 付 等 詐 害 行 為 取 消 権 の 行 使 期 間 第 16 多 数 当 事 者 の 債 権 及 び 債 務 ( 保 証 債 務 を 除 く ) 債 務 者 が 複 数 の 場 合 不 可 分 債 務 の 概 念 整 理 連 帯 債 務 者 の 一 人 について 生 じた 事 由 の 効 力 等 (1) 履 行 の 請 求 ( 民 法 第 434 条 関 係 ) (2) 更 改, 相 殺 等 の 事 由 ( 民 法 第 435 条 から 第 440 条 まで 関 係 )

4 (3) 破 産 手 続 の 開 始 ( 民 法 第 441 条 関 係 ) 連 帯 債 務 者 間 の 求 償 関 係 (1) 連 帯 債 務 者 間 の 求 償 権 ( 民 法 第 442 条 第 1 項 関 係 ) (2) 連 帯 債 務 者 間 の 通 知 義 務 ( 民 法 第 443 条 関 係 ) (3) 負 担 部 分 を 有 する 連 帯 債 務 者 が 全 て 無 資 力 者 である 場 合 の 求 償 関 係 ( 民 法 第 44 4 条 本 文 関 係 ) (4) 連 帯 の 免 除 をした 場 合 の 債 権 者 の 負 担 ( 民 法 第 445 条 関 係 ) 不 可 分 債 務 債 権 者 が 複 数 の 場 合 分 割 債 権 ( 民 法 第 427 条 関 係 ) 連 帯 債 権 不 可 分 債 権 第 17 保 証 債 務 保 証 債 務 の 付 従 性 ( 民 法 第 448 条 関 係 ) 主 たる 債 務 者 の 有 する 抗 弁 ( 民 法 第 457 条 第 2 項 関 係 ) 保 証 人 の 求 償 権 (1) 委 託 を 受 けた 保 証 人 の 求 償 権 ( 民 法 第 459 条 第 460 条 関 係 ) (2) 保 証 人 の 通 知 義 務 連 帯 保 証 人 に 対 する 履 行 の 請 求 の 効 力 ( 民 法 第 458 条 関 係 ) 根 保 証 保 証 人 保 護 の 方 策 の 拡 充 (1) 個 人 保 証 の 制 限 (2) 契 約 締 結 時 の 説 明 義 務, 情 報 提 供 義 務 (3) 主 たる 債 務 の 履 行 状 況 に 関 する 情 報 提 供 義 務 (4) その 他 の 方 策 第 18 債 権 譲 渡 債 権 の 譲 渡 性 とその 制 限 ( 民 法 第 466 条 関 係 ) 対 抗 要 件 制 度 ( 民 法 第 467 条 関 係 ) (1) 第 三 者 対 抗 要 件 及 び 権 利 行 使 要 件 (2) 債 権 譲 渡 が 競 合 した 場 合 における 規 律 債 権 譲 渡 と 債 務 者 の 抗 弁 ( 民 法 第 468 条 関 係 ) (1) 異 議 をとどめない 承 諾 による 抗 弁 の 切 断 (2) 債 権 譲 渡 と 相 殺 の 抗 弁 将 来 債 権 譲 渡 第 19 有 価 証 券 第 20 債 務 引 受 併 存 的 債 務 引 受

5 2 免 責 的 債 務 引 受 免 責 的 債 務 引 受 による 引 受 けの 効 果 免 責 的 債 務 引 受 による 担 保 権 等 の 移 転 第 21 契 約 上 の 地 位 の 移 転 第 22 弁 済 弁 済 の 意 義 第 三 者 の 弁 済 ( 民 法 第 474 条 関 係 ) 弁 済 として 引 き 渡 した 物 の 取 戻 し( 民 法 第 476 条 関 係 ) 債 務 の 履 行 の 相 手 方 ( 民 法 第 478 条, 第 480 条 関 係 ) 代 物 弁 済 ( 民 法 第 482 条 関 係 ) 弁 済 の 方 法 ( 民 法 第 483 条 から 第 487 条 まで 関 係 ) 弁 済 の 充 当 ( 民 法 第 488 条 から 第 491 条 まで 関 係 ) 弁 済 の 提 供 ( 民 法 第 492 条 関 係 ) 弁 済 の 目 的 物 の 供 託 ( 民 法 第 494 条 から 第 498 条 まで 関 係 ) 弁 済 による 代 位 (1) 任 意 代 位 制 度 ( 民 法 第 499 条 関 係 ) (2) 法 定 代 位 者 相 互 間 の 関 係 ( 民 法 第 501 条 関 係 ) (3) 一 部 弁 済 による 代 位 の 要 件 効 果 ( 民 法 第 502 条 関 係 ) (4) 担 保 保 存 義 務 ( 民 法 第 504 条 関 係 ) 第 23 相 殺 相 殺 禁 止 の 意 思 表 示 ( 民 法 第 505 条 第 2 項 関 係 ) 時 効 消 滅 した 債 権 を 自 働 債 権 とする 相 殺 ( 民 法 第 508 条 関 係 ) 不 法 行 為 債 権 を 受 働 債 権 とする 相 殺 の 禁 止 ( 民 法 第 509 条 関 係 ) 支 払 の 差 止 めを 受 けた 債 権 を 受 働 債 権 とする 相 殺 ( 民 法 第 511 条 関 係 ) 相 殺 の 充 当 ( 民 法 第 512 条 関 係 ) 第 24 更 改 更 改 の 要 件 及 び 効 果 ( 民 法 第 513 条 関 係 債 務 者 の 交 替 による 更 改 ( 民 法 第 514 条 関 係 ) 債 権 者 の 交 替 による 更 改 ( 民 法 第 515 条 第 516 条 関 係 ) 更 改 の 効 力 と 旧 債 務 の 帰 すう( 民 法 第 517 条 関 係 ) 更 改 後 の 債 務 への 担 保 の 移 転 ( 民 法 第 518 条 関 係 ) 三 面 更 改 第 25 免 除 第 26 契 約 に 関 する 基 本 原 則 等 契 約 内 容 の 自 由 履 行 請 求 権 の 限 界 事 由 が 契 約 成 立 時 に 生 じていた 場 合 の 契 約 の 効 力 付 随 義 務 及 び 保 護 義 務

6 4 信 義 則 等 の 適 用 に 当 たっての 考 慮 要 素 第 27 契 約 交 渉 段 階 契 約 締 結 の 自 由 と 契 約 交 渉 の 不 当 破 棄 契 約 締 結 過 程 における 情 報 提 供 義 務 第 28 契 約 の 成 立 申 込 みと 承 諾 承 諾 の 期 間 の 定 めのある 申 込 み( 民 法 第 521 条 第 1 項 第 522 条 関 係 ) 承 諾 の 期 間 の 定 めのない 申 込 み( 民 法 第 524 条 関 係 ) 対 話 者 間 における 申 込 み 申 込 者 及 び 承 諾 者 の 死 亡 等 ( 民 法 第 525 条 関 係 ) 契 約 の 成 立 時 期 ( 民 法 第 526 条 第 1 項 第 527 条 関 係 ) 懸 賞 広 告 第 29 契 約 の 解 釈 第 30 約 款 約 款 の 定 義 約 款 の 組 入 要 件 の 内 容 不 意 打 ち 条 項 約 款 の 変 更 不 当 条 項 規 制 第 31 第 三 者 のためにする 契 約 第 三 者 のためにする 契 約 の 成 立 等 ( 民 法 第 537 条 関 係 ) 要 約 者 による 解 除 権 の 行 使 ( 民 法 第 538 条 関 係 ) 第 32 事 情 変 更 の 法 理 第 33 不 安 の 抗 弁 権 第 34 継 続 的 契 約 期 間 の 定 めのある 契 約 の 終 了 期 間 の 定 めのない 契 約 の 終 了 解 除 の 効 力 第 35 売 買 売 買 の 予 約 ( 民 法 第 556 条 関 係 ) 手 付 ( 民 法 第 557 条 関 係 ) 売 主 の 義 務 目 的 物 が 契 約 の 趣 旨 に 適 合 しない 場 合 の 売 主 の 責 任 目 的 物 が 契 約 の 趣 旨 に 適 合 しない 場 合 における 買 主 の 代 金 減 額 請 求 権 目 的 物 が 契 約 の 趣 旨 に 適 合 しない 場 合 における 買 主 の 権 利 の 期 間 制 限 買 主 が 事 業 者 の 場 合 における 目 的 物 検 査 義 務 及 び 適 時 通 知 義 務 権 利 移 転 義 務 の 不 履 行 に 関 する 売 主 の 責 任 等

7 9 競 売 における 買 受 人 の 権 利 の 特 則 ( 民 法 第 568 条 及 び 第 570 条 ただし 書 関 係 ) 買 主 の 義 務 代 金 の 支 払 場 所 ( 民 法 第 574 条 関 係 ) 権 利 を 失 うおそれがある 場 合 の 買 主 による 代 金 支 払 の 拒 絶 ( 民 法 第 576 条 関 係 ) 抵 当 権 等 の 登 記 がある 場 合 の 買 主 による 代 金 支 払 の 拒 絶 ( 民 法 第 577 条 関 係 ) 目 的 物 の 滅 失 又 は 損 傷 に 関 する 危 険 の 移 転 買 戻 し( 民 法 第 579 条 ほか 関 係 ) 第 36 贈 与 贈 与 契 約 の 意 義 ( 民 法 第 549 条 関 係 ) 贈 与 者 の 責 任 ( 民 法 第 551 条 関 係 ) 贈 与 契 約 の 解 除 による 返 還 義 務 の 特 則 贈 与 者 の 困 窮 による 贈 与 契 約 の 解 除 受 贈 者 に 著 しい 非 行 があった 場 合 の 贈 与 契 約 の 解 除 第 37 消 費 貸 借 消 費 貸 借 の 成 立 等 ( 民 法 第 587 条 関 係 ) 消 費 貸 借 の 予 約 ( 民 法 第 589 条 関 係 ) 準 消 費 貸 借 ( 民 法 第 588 条 関 係 ) 利 息 貸 主 の 担 保 責 任 ( 民 法 第 590 条 関 係 ) 期 限 前 弁 済 ( 民 法 第 591 条 第 2 項, 第 136 条 第 2 項 関 係 ) 第 38 賃 貸 借 賃 貸 借 の 成 立 ( 民 法 第 601 条 関 係 ) 短 期 賃 貸 借 ( 民 法 第 602 条 関 係 ) 賃 貸 借 の 存 続 期 間 ( 民 法 第 604 条 関 係 ) 不 動 産 賃 貸 借 の 対 抗 力, 賃 貸 人 たる 地 位 の 移 転 等 ( 民 法 第 605 条 関 係 ) 合 意 による 賃 貸 人 たる 地 位 の 移 転 不 動 産 の 賃 借 人 による 妨 害 排 除 等 請 求 権 敷 金 貸 物 の 修 繕 等 ( 民 法 第 606 条 第 1 項 関 係 ) 減 収 による 賃 料 の 減 額 請 求 等 ( 民 法 第 609 条 第 610 条 関 係 ) 賃 借 物 の 一 部 滅 失 等 による 賃 料 の 減 額 等 ( 民 法 第 611 条 関 係 ) 転 貸 の 効 果 ( 民 法 第 613 条 関 係 ) 賃 借 物 の 全 部 滅 失 等 による 賃 貸 借 の 終 了 賃 貸 借 終 了 後 の 収 去 義 務 及 び 原 状 回 復 義 務 ( 民 法 第 616 条, 第 598 条 関 係 ) 損 害 賠 償 及 び 費 用 償 還 の 請 求 権 に 関 する 期 間 制 限 ( 民 法 第 621 条, 第 600 条 関 係 ) - 7 -

8 賃 貸 借 に 類 似 する 契 約 第 39 使 用 貸 借 使 用 貸 借 の 成 立 等 ( 民 法 第 593 条 関 係 ) 使 用 貸 借 の 終 了 ( 民 法 第 597 条 関 係 ) 使 用 貸 借 終 了 後 の 収 去 義 務 及 び 原 状 回 復 義 務 ( 民 法 第 598 条 関 係 ) 損 害 賠 償 及 び 費 用 償 還 の 請 求 権 に 関 する 期 間 制 限 ( 民 法 第 600 条 関 係 ) 第 40 請 負 仕 事 が 完 成 しなかった 場 合 の 報 酬 請 求 権 費 用 償 還 請 求 権 仕 事 の 目 的 物 が 契 約 の 趣 旨 に 適 合 しない 場 合 の 請 負 人 の 責 任 (1) 仕 事 の 目 的 物 が 契 約 の 趣 旨 に 適 合 しない 場 合 の 修 補 請 求 権 の 限 界 ( 民 法 第 634 条 第 1 項 関 係 ) (2) 仕 事 の 目 的 物 が 契 約 の 趣 旨 に 適 合 しないことを 理 由 とする 解 除 ( 民 法 第 635 条 関 係 ) (3) 仕 事 の 目 的 物 が 契 約 の 趣 旨 に 適 合 しない 場 合 の 注 文 者 の 権 利 の 期 間 制 限 ( 民 法 第 637 条 関 係 ) (4) 仕 事 の 目 的 物 である 土 地 工 作 物 が 契 約 の 趣 旨 に 適 合 しない 場 合 の 請 負 人 の 責 任 の 存 続 期 間 ( 民 法 第 638 条 関 係 ) (5) 仕 事 の 目 的 物 が 契 約 の 趣 旨 に 適 合 しない 場 合 の 請 負 人 の 責 任 の 免 責 特 約 ( 民 法 第 640 条 関 係 ) 注 文 者 についての 破 産 手 続 の 開 始 による 解 除 ( 民 法 第 642 条 関 係 ) 第 41 委 任 受 任 者 の 自 己 執 行 義 務 委 任 者 の 金 銭 の 消 費 についての 責 任 ( 民 法 第 647 条 関 係 ) 受 任 者 が 受 けた 損 害 の 賠 償 義 務 ( 民 法 第 650 条 第 3 項 関 係 ) 報 酬 に 関 する 規 律 (1) 無 償 性 の 原 則 の 見 直 し( 民 法 第 648 条 第 1 項 関 係 ) (2) 報 酬 の 支 払 時 期 ( 民 法 第 648 条 第 2 項 関 係 ) (3) 委 任 事 務 の 全 部 又 は 一 部 を 処 理 することができなくなった 場 合 の 報 酬 請 求 権 ( 民 法 第 648 条 第 3 項 関 係 ) 委 任 の 終 了 に 関 する 規 定 (1) 委 任 契 約 の 任 意 解 除 権 ( 民 法 第 651 条 関 係 ) (2) 破 産 手 続 開 始 による 委 任 の 終 了 ( 民 法 第 653 条 第 2 号 関 係 ) 準 委 任 ( 民 法 第 656 条 関 係 ) 第 42 雇 用 報 酬 に 関 する 規 律 ( 労 務 の 履 行 が 中 途 で 終 了 した 場 合 の 報 酬 請 求 権 ) 期 間 の 定 めのある 雇 用 の 解 除 ( 民 法 第 626 条 関 係 )

9 3 期 間 の 定 めのない 雇 用 の 解 約 の 申 入 れ( 民 法 第 627 条 関 係 ) 第 43 寄 託 寄 託 契 約 の 成 立 等 (1) 寄 託 契 約 の 成 立 ( 民 法 第 657 条 関 係 ) (2) 寄 託 者 の 破 産 手 続 開 始 の 決 定 による 解 除 寄 託 者 の 自 己 執 行 義 務 ( 民 法 第 658 条 関 係 ) 受 寄 者 の 保 管 に 関 する 注 意 義 務 ( 民 法 第 659 条 関 係 ) 寄 託 物 についての 第 三 者 の 権 利 主 張 ( 民 法 第 660 条 関 係 ) 寄 託 者 の 損 害 賠 償 責 任 ( 民 法 第 661 条 関 係 ) 報 酬 に 関 する 規 律 ( 民 法 第 665 条 関 係 ) 寄 託 物 の 損 傷 又 は 一 部 滅 失 の 場 合 における 寄 託 者 の 損 害 賠 償 請 求 権 の 短 期 期 間 制 限 寄 託 者 による 返 還 請 求 ( 民 法 第 662 条 関 係 ) 寄 託 物 の 受 取 後 における 寄 託 者 の 破 産 手 続 開 始 の 決 定 混 合 寄 託 消 費 寄 託 ( 民 法 第 666 条 関 係 ) 第 44 組 合 組 合 契 約 の 無 効 又 は 取 消 し 他 の 組 合 員 が 出 資 債 務 を 履 行 しない 場 合 組 合 の 財 産 関 係 ( 民 法 第 668 条 ほか 関 係 ) 組 合 の 業 務 執 行 ( 民 法 第 670 条 関 係 ) 組 合 代 理 組 合 員 の 加 入 組 合 員 の 脱 退 ( 民 法 第 678 条 から 第 681 条 まで 関 係 ) 組 合 の 解 散 事 由 ( 民 法 第 682 条 関 係 ) 組 合 の 清 算 第 45 終 身 定 期 金 第 46 和 解

10 第 1 法 律 行 為 総 則 1 法 律 行 為 の 意 義 ( 民 法 第 1 編 第 5 章 第 1 節 関 係 ) (1) 法 律 行 為 は, 法 令 の 規 定 に 従 い, 意 思 表 示 に 基 づいてその 効 力 を 生 ずるものとする (2) 法 律 行 為 には, 契 約 のほか, 取 消 し, 遺 言 その 他 の 単 独 行 為 が 含 まれるものとする ( 注 ) 以 上 のような 規 定 を 設 けないという 考 え 方 がある 特 に 意 見 なし 2 公 序 良 俗 ( 民 法 第 90 条 関 係 ) 民 法 第 90 条 の 規 定 を 次 のように 改 めるものとする (1) 公 の 秩 序 又 は 善 良 の 風 俗 に 反 する 法 律 行 為 は, 無 効 とするものとする 現 行 法 の 事 項 を 目 的 とする という 文 言 は, 公 序 良 俗 規 定 の 適 用 が, 公 序 良 俗 に 反 す る 事 項 を 目 的 とした 法 律 行 為 に 限 定 して 解 釈 されるおそれがあり, 削 除 した 方 が 良 い (2) 相 手 方 の 困 窮, 経 験 の 不 足, 知 識 の 不 足 その 他 の 相 手 方 が 法 律 行 為 をするかどうかを 合 理 的 に 判 断 することができない 事 情 があることを 利 用 して, 著 しく 過 大 な 利 益 を 得, 又 は 相 手 方 に 著 しく 過 大 な 不 利 益 を 与 える 法 律 行 為 は, 無 効 とするものとする ( 注 ) 上 記 (2)(いわゆる 暴 利 行 為 )について 相 手 方 の 窮 迫, 軽 率 又 は 無 経 験 に 乗 じて 著 し く 過 当 な 利 益 を 獲 得 する 法 律 行 為 は, 無 効 とする 旨 の 規 定 を 設 けるという 考 え 方 がある また, 規 定 を 設 けないという 考 え 方 がある ただし, 後 段 要 件 の 著 しく 過 大 な という 部 分 は 不 当 な 過 当 な という 表 記 にす べきと 考 える 1 暴 利 行 為 の 立 法 の 是 非 : 賛 成 (1) 現 代 の 裁 判 実 務 や 運 用 現 場 においては, 暴 利 行 為 の 柔 軟 な 運 用 によって, 投 資 取 引 な ど 現 代 的 な 取 引 における 消 費 者 被 害 や 高 齢 者 被 害 などの 被 害 救 済 を 図 っている (2) 暴 利 行 為 の 典 型 例 は 高 齢 者 の 契 約 被 害 であるところ, 最 近 発 表 された 国 民 センター 発 表 の 統 計 資 料 PIO-NET にみる2011 年 度 の 消 費 生 活 相 談 (2012 年 9 月 6 日 )で も, 我 が 国 における60 歳 以 上 の 消 費 者 トラブルはこの10 年 で 激 増 している 今 後 益 々

11 の 高 齢 化 社 会 の 進 行 を 見 据 えると, 法 的 な 救 済 手 段 を 明 示 しておくことが 国 家 としても 必 要 な 状 況 と 考 えられる PIO-NET にみる2011 年 度 の 消 費 生 活 相 談 より 抜 粋 < 年 度 別 にみた 契 約 当 事 者 年 代 別 割 合 > 2002 年 度 60 歳 以 上 の 相 談 割 合 17.2パーセント 2011 年 度 同 31.0パーセント( 約 1.8 倍 ) (3) 暴 利 行 為 という 類 型 の 存 在, 具 体 的 な 要 件 や 考 慮 要 素 を 条 文 で 明 らかにしておくこと は, 法 適 用 の 安 定 化 や 予 測 可 能 性 を 高 め,わかりやすい 民 法 という 観 点 に 資 する また, 実 社 会 における 暴 利 行 為 の 抑 圧 や 排 除 を 期 待 できる (4) 暴 利 行 為 に 関 するこれまでの 裁 判 例 や 学 説 の 到 達 点 を 立 法 化 するという 観 点 からも, 高 齢 化 社 会 格 差 社 会 とも 言 われる 現 代 社 会 における 社 会 問 題 の 解 決 のための 立 法 施 策 という 観 点 からも, 評 価 できる 立 法 提 案 である 2 暴 利 行 為 の 要 件 論 : 賛 成 ただし, 著 しく は 不 要 ではないか (1) 暴 利 行 為 の 要 件 に 関 しては, 相 手 方 の 窮 迫, 軽 率 又 は 無 経 験 に 乗 じて, 著 しく 過 当 の 利 益 を 獲 得 する 場 合 とする 大 審 院 判 例 が 存 在 するが( 大 判 昭 和 9 年 5 月 1 日 民 集 1 3 巻 875 頁 ), 上 記 の 要 件 は, 消 費 者 取 引 や 投 資 取 引 など 現 代 的 な 取 引 に 必 ずしも 適 合 的 な 要 件 ではない 現 代 の 裁 判 実 務 においては, 被 害 者 保 護 の 観 点 から 暴 利 行 為 の 要 件 は 相 当 程 度 に 緩 やかに 運 用 されている そのような 裁 判 実 務 の 進 展 や 運 用 の 実 態 を 無 視 して,80 年 近 く 前 の 大 審 院 判 例 の 古 い 要 件 のまま 暴 利 行 為 の 立 法 化 を 行 うことは, 民 法 の 到 達 点 の 立 法 化 という 観 点 に 合 致 しない のみならず, 暴 利 行 為 の 柔 軟 な 運 用 に よって 高 齢 者 被 害 など 現 代 社 会 の 種 々の 問 題 解 決 や 被 害 救 済 を 現 に 図 っている 裁 判 実 務 ないし 運 用 現 場 に 有 害 な 事 態 を 与 えかねない (2) この 点, 本 試 案 では, 前 段 要 件 について, 評 価 要 素 が 例 示 であることを 明 示 のうえで 列 挙 されると 共 に, 乗 じて が 利 用 して に 緩 和 されている また, 後 段 要 件 につい て, 事 業 者 が 過 大 な 利 益 を 得 る 場 合 のみならず, 消 費 者 に 不 利 益 を 与 える 場 合 も 含 むと されている したがって, 上 述 のような 伝 統 的 な 暴 利 行 為 の 準 則 よりも, 時 代 の 変 化 や 事 案 に 応 じた 種 々の 要 素 を 取 り 込 んだ 総 合 的 な 判 断 と 柔 軟 な 対 応 が 可 能 な 要 件 となって おり, 評 価 できる (3) よって, 本 試 案 の 要 件 での 立 法 化 に 賛 成 である ただし, 後 段 要 件 の 著 しく 過 大 な という 部 分 は 加 重 であり, 不 当 な もしくは 過 当 な という 要 件 の 方 がより 望 ま しいと 考 える (4) なお, 暴 利 行 為 規 定 については, 経 済 活 動 への 影 響 を 懸 念 する 見 解 もあるが, 本 試 案 の 提 案 しているような 要 件 であれば, 正 当 な 事 業 者 の 通 常 の 経 済 活 動 がこれに 該 当 する 心 配 はないものと 思 われる

12 第 2 意 思 能 力 法 律 行 為 の 当 事 者 が, 法 律 行 為 の 時 に,その 法 律 行 為 をすることの 意 味 を 理 解 する 能 力 を 有 していなかったときは,その 法 律 行 為 は, 無 効 とするものとする ( 注 1) 意 思 能 力 の 定 義 について, 事 理 弁 識 能 力 とする 考 え 方 や, 特 に 定 義 を 設 けず, 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 でされた 法 律 行 為 を 無 効 とすることのみを 規 定 するという 考 え 方 があ る ( 注 2) 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 でされた 法 律 行 為 の 効 力 について, 本 文 の 規 定 に 加 えて 日 常 生 活 に 関 する 行 為 についてはこの 限 りでない( 無 効 とならない) 旨 の 規 定 を 設 けるという 考 え 方 がある 1 意 思 能 力 の 定 義 につき 賛 成 する(( 注 1)には 反 対 する ) 2 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 でされた 法 律 行 為 の 効 力 を, 無 効 とすることに 3 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 でされた 法 律 行 為 の 効 力 につき, 日 常 生 活 に 関 する 行 為 について は 無 効 とならない 旨 の 特 則 を 設 けないことに 賛 成 する(( 注 2)には 反 対 する ) 1 意 思 能 力 の 定 義 について 現 行 法 の 解 釈 としては, 法 律 行 為 の 種 類 に 関 係 なく 一 定 の 能 力 である 事 理 を 弁 識 する 能 力 とする 考 え 方 もあるが, 裁 判 実 務 では, 当 該 行 為 において( 法 律 行 為 ごとに) 意 思 能 力 があったか 否 かを 判 断 するのが 通 常 であり, 本 試 案 に その 法 律 行 為 をすることの 意 味 を 理 解 する 能 力 の 表 現 については 強 く 反 対 するも のではないが, 議 論 が 尽 くされたとは 言 えない 面 があるので, 引 き 続 き 検 討 すべきでる 2 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 でなされた 法 律 行 為 の 効 力 について いずれの 定 義 を 取 るにせよ, 民 法 の 意 思 主 義, 私 的 自 治 の 原 則 から 見 て, 意 思 能 力 を 欠 く 法 律 行 為 は, 意 思 が 全 くない 以 上, 法 律 効 果 を 帰 属 させられないのは 当 然 であり, 無 効 とすべきである また, 意 思 無 能 力 者 には, 制 限 行 為 能 力 者 とは 異 なり, 成 年 後 見 人 等 がいないため, 当 該 意 思 表 示 後 に 直 ちに 保 護 を 得 られず, 制 限 行 為 能 力 者 と 同 一 に 扱 えない 即 ち, 意 思 無 能 力 者 は 意 思 表 示 を 取 り 消 すことしかできないとすると, 意 思 表 示 の 後, 成 年 後 見 人 の 選 任 まで 一 定 の 期 間 を 要 することから,それまでは 相 手 方 からの 履 行 請 求 を 拒 絶 で きないこととなり, 意 思 無 能 力 者 にとって 不 利 益 な 結 果 となる 可 能 性 がある さらには, 取 り 消 すまでは 一 旦 有 効 であることを 奇 貨 として, 重 度 知 的 障 害 者 や 重 い 認 知 症 を 患 った 高 齢 者 等 を 狙 った 詐 欺 等 を 助 長 する 可 能 性 が 高 い それ 故, 社 会 的 弱 者 である 意 思 無 能 力 者 保 護 の 観 点 からは, 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 で 行 われた 法 律 行 為 を 無 効 とすべきであり, 本 試 案 には 賛 成 である 3 日 常 生 活 に 関 する 行 為 の 特 則

13 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 で 行 われた 法 律 行 為 は,それが 日 常 生 活 に 関 する 行 為 であっても, 本 来 無 効 である(ないし 効 力 は 否 定 される)のは 当 然 である また, 成 年 後 見 人 が 選 任 されるべきであるのにされていない 者 が 多 数 存 在 する 現 状 で は, 成 年 後 見 人 が 選 任 されておらず,その 保 護 を 受 けていない 意 思 無 能 力 者 の 行 為 を 有 効 とすべきではない 有 効 とすればそれこそ( 成 年 後 見 人 が 選 任 されるべき) 意 思 無 能 力 者 を 保 護 することができなくなる さらには, 日 常 生 活 に 関 する 行 為 を 多 数 回 繰 り 返 した 場 合 に, 意 思 無 能 力 無 効 を 主 張 できず, 表 意 者 保 護 が 図 れなくなる したがって, 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 で 行 われた 法 律 行 為 であっても,それが 日 常 生 活 に 関 する 行 為 についてはる 無 効 とはならない 旨 の 特 則 を 設 けることに 反 対 である そのため,( 注 2)には 反 対 であり,かかる 特 則 を 設 けない 本 文 に 賛 成 である 4 その 他 なお, 大 阪 弁 護 士 会 では, 下 記 の 本 試 案 では 明 記 されていない 論 点 について, 従 前 来 意 見 を 述 べてきた 1 表 意 者 は 意 思 能 力 の 欠 如 を 善 意 の 相 手 方 に 対 抗 できない という 考 え 方 には 反 対 する 2 意 思 無 能 力 による 無 効 は, 意 思 表 示 の 相 手 方 からの 無 効 主 張 はできないとすべきで ある 3 意 思 無 能 力 無 効 を 主 張 できる 期 間 については, 規 定 を 置 くことに 反 対 である 4 成 年 被 後 見 人 の 法 律 行 為 の 取 消 との 二 重 効 については, 解 釈 に 委 ねるべきであり, 特 段 の 規 定 を 設 けることには 反 対 である これらの 論 点 については, 本 試 案 において 明 記 されていない 以 上, 現 行 法 通 りとする ものであり, 上 記 1-4の 意 見 に 沿 うものと 考 えられ,この 点 においても 本 試 案 にも 賛 成 である 第 3 意 思 表 示 1 心 裡 留 保 ( 民 法 第 93 条 関 係 ) 民 法 第 93 条 の 規 律 を 次 のように 改 めるものとする (1) 意 思 表 示 は, 表 意 者 がその 真 意 ではないことを 知 ってしたときであっても,そのため にその 効 力 を 妨 げられないものとする ただし, 相 手 方 が 表 意 者 の 真 意 ではないことを 知 り, 又 は 知 ることができたときは,その 意 思 表 示 は, 無 効 とするものとする (2) 上 記 (1)による 意 思 表 示 の 無 効 は, 善 意 の 第 三 者 に 対 抗 することができないものとする 1 (1)について (1) 本 文 について,

14 (2) ただし 書 きについて, 無 効 主 張 できる 場 合 の 相 手 方 の 主 観 的 要 件 として, 悪 意 又 は 過 失 とすることに, 反 対 する 悪 意 又 は 重 過 失 とすべきである 2 (2)について 1 (1)について (1) 中 間 論 点 整 理 では, 非 真 意 表 示 と 狭 義 の 心 裡 留 保 を 区 別 するかが 議 論 されていたが, これについては, 区 別 の 必 要 性 や 明 確 に 区 別 できるかについて 疑 問 があり, 反 対 してき たところであるので,これを 区 別 していない 点 においては, 本 試 案 に 賛 成 である (2) 現 行 法 の 表 意 者 の 真 意 の 文 言 を 表 示 が 表 意 者 の 真 意 でないこと と 変 更 して 明 確 にすることには, 異 論 はなく, 賛 成 である (3) 相 手 方 の 主 観 的 要 件 相 手 方 の 主 観 的 要 件 は, 結 論 としては 非 真 意 表 示 と 狭 義 の 心 裡 留 保 とで 区 別 する 必 要 性 はないが, 以 下 の 様 に 検 討 すべきである 即 ち,( 仮 に 非 真 意 表 示 と 狭 義 の 心 裡 留 保 を 区 別 して 考 えるとして) 狭 義 の 心 裡 留 保 の 場 合 に 過 失 ある 相 手 方 に 対 して 表 意 者 が 無 効 主 張 できないのは 当 然 としても, 非 真 意 表 示 の 場 合 に, 過 失 ある 相 手 方 に 対 して 無 効 主 張 を 許 すか 問 題 となる しかしながら, 非 真 意 表 示 の 場 合 であっても, 表 意 者 は 自 ら 表 示 が 真 意 に 基 づかない ものであったことは 知 っていたのであるから, 単 なる 過 失 ある 相 手 方 との 関 係 では, 表 意 者 より 相 手 方 を 保 護 すべきであって, 表 意 者 は, 悪 意 又 は 重 過 失 の 相 手 方 にのみ 無 効 主 張 できるとすべきである したがって, 非 真 意 表 示 と 狭 義 の 心 裡 留 保 を 区 別 しない 本 意 見 書 の 立 場 においても, 心 裡 留 保 においては, 相 手 方 の 史 観 的 要 件 につき, 表 意 者 は, 悪 意 又 は 重 過 失 の 相 手 方 にのみ 無 効 主 張 できるとすべきである 2 (2)について 現 在 の 通 説 的 立 場 からは, 心 裡 留 保 の 場 合 は,( 非 真 意 表 示 の 場 合 も 含 め) 表 意 者 が 自 ら 表 示 が 真 意 とは 異 なることを 知 っているのであって, 表 意 者 の 帰 責 性 が 高 いことから, 錯 誤 詐 欺 ないしその 他 の 表 見 法 理 の 一 般 原 則 より, 民 法 第 94 条 第 2 項 の 場 合 に 近 い と 評 価 できる したがって, 第 三 者 の 保 護 の 要 件 としては, 善 意 のみで 足 り, 善 意 無 過 失 までは 不 要 である 中 間 試 案 で 取 り 上 げられなかった 論 点 民 法 第 94 条 第 2 項 の 類 推 適 用 法 理 の 明 文 化 について 1 民 法 第 94 条 第 2 項 の 類 推 適 用 法 理 の 明 文 化 について 賛 成 であり, 法 制 審 でも 引 き 続 き, 本 論 点 を 取 り 上 げて 検 討 すべきである

15 2 民 法 94 条 第 2 項 の 類 推 適 用 の 場 面 を 類 型 化 のうえ 明 文 化 すること,その 際 類 型 によ って 第 三 者 保 護 要 件 を 変 えることも 3 仮 に 物 権 法 との 関 係 が 問 題 として 民 法 第 94 条 第 2 項 類 推 適 用 を 明 文 化 しないとして も, 少 なくとも,より 抽 象 的 な 表 見 法 理 を 明 文 化 することも 検 討 すべきである 1 民 法 第 94 条 第 2 項 類 推 適 用 の 法 理 の 明 文 化 について 民 法 第 94 条 第 2 項 類 推 適 用 の 法 理 は, 判 例 においても 既 に 確 立 した 重 要 な 法 理 であ るから,わかりやすい 民 法 の 観 点 からは, 明 文 化 を 検 討 すべきである 規 定 があること による 第 三 者 保 護 の 拡 大 のメリットも 考 えられる ただし, 規 定 を 設 けることにより 弊 害 が 生 じないか 問 題 となりうるところであるし, これまでの, 判 例 が 蓄 積 してきた 解 釈 が 制 約 されないように 配 慮 しなければならないの は, 当 然 である 特 に, 判 例 は, 虚 偽 の 外 形 に 対 する 帰 責 性 の 程 度 と 相 手 方 の 主 観 を 相 関 的 に 考 えて, 要 件 等 を 定 立 しており,かかる 判 断 枠 組 みを( 制 約 を 加 えず) 可 能 な 限 り 明 文 化 すべき である その 意 味 で,( 個 々の 規 定 の 内 容 や 類 型 の 内 容 は 問 題 ではあるものの) 権 利 者 自 身 が 虚 偽 の 外 形 を 作 出 した 類 型 ( 外 形 自 己 作 出 型 ), 他 人 が 作 出 した 虚 偽 の 外 観 を 権 利 者 が 後 か ら 承 認 した 類 型 ( 外 形 他 人 作 出 型 ), 権 利 者 が 承 認 した 虚 偽 の 外 形 が 作 出 された 後, 他 人 が 別 の 外 形 を 作 出 した 類 型 ( 意 思 外 形 非 対 応 型 )などに 類 型 化 して, 本 人 に 帰 責 性 の 程 度 に 応 じて 第 三 者 保 護 要 件 を 異 なるものとすることにも 賛 成 である こうした 意 味 では,まさに 具 体 的 な 規 定 の 内 容 次 第 であり, 積 極 的 に 明 文 化 を 検 討 す べきである 確 かに, 物 権 法 に 対 する 影 響 についての 慎 重 な 検 証 が 必 要 であり,その 観 点 からは 場 合 によっては 改 正 を 見 送 る 選 択 肢 も 否 定 はしないが, 少 なくとも, 法 制 審 においては, 最 後 まで 検 討 を 継 続 すべきである 2 さらに,そもそも, 民 法 第 94 条 第 2 項 類 推 適 用 以 前 の 問 題 として, 同 条 項 の 基 礎 と なる 表 見 法 理 自 体 がその 存 在 や 法 理 としての 重 要 性 において 異 論 のないところであるか ら, 表 見 法 理 について, 明 文 化 を 検 討 すべきである 表 見 法 理 を 明 文 化 する 場 合 には, 規 定 の 位 置 については, 意 思 表 示 規 定 の 総 則 的 位 置 に 置 くことだけではなく, 民 法 の 一 般 原 則 基 本 原 則 として 権 利 濫 用 の 法 理 信 義 則 等 と 合 わせて 規 定 を 置 くことも 検 討 すべきである この 場 合, 民 法 第 94 条 第 2 項 類 推 法 理 の 明 文 化 規 定 と 表 見 法 理 規 定 の 相 互 の 関 係 に 留 意 しつつ, 両 者 の 明 文 化 を 検 討 するべきである このとき, 表 見 法 理 自 体 は, 表 見 代 理 や 民 法 第 478 条 のほか, 名 板 貸 責 任 や 表 見 代 表 取 締 役 等 の 責 任 等 の 制 度 にも 関 連 し, 意 思 表 示 に 限 定 されたものではないことから, 意 思 表 示 の 場 合 以 外 の 適 用 可 能 性 も 留 意 しつつ, 表 見 法 理 の 明 文 化 を 検 討 すべきである

16 2 錯 誤 ( 民 法 第 95 条 関 係 ) 民 法 第 95 条 の 規 律 を 次 のように 改 めるものとする (1) 意 思 表 示 に 錯 誤 があった 場 合 において, 表 意 者 がその 真 意 と 異 なることを 知 っていた とすれば 表 意 者 はその 意 思 表 示 をせず,かつ, 通 常 人 であってもその 意 思 表 示 をしなか ったであろうと 認 められるときは, 表 意 者 は,その 意 思 表 示 を 取 り 消 すことができるも のとする 賛 成 する 1 要 素 の 錯 誤 の 要 件 の 明 確 化 について 本 試 案 は, 判 例 の 定 式 に 従 った 明 確 化 であり, その 表 現 も, 判 例 のとおり であり, 2 効 果 ( 取 消 )について 大 阪 弁 護 士 会 は,これまで 錯 誤 の 効 果 については, 慎 重 に 検 討 すべきとの 意 見 であっ たが, 本 試 案 に 対 しては, 反 対 まではしないという 趣 旨 である 意 思 能 力 よりは 取 消 としやすいが, 意 思 能 力 とは 異 なり, 無 効 取 消 のいずれかで, 有 利 不 利 の 差,その 他 の 差, 実 務 的 にどちらにしなければならない,という 必 要 性 が 見 出 しがたい (2) 目 的 物 の 性 質, 状 態 その 他 の 意 思 表 示 の 前 提 となる 事 項 に 錯 誤 があり,かつ, 次 のい ずれかに 該 当 する 場 合 において, 当 該 錯 誤 がなければ 表 意 者 はその 意 思 表 示 をせず,か つ, 通 常 人 であってもその 意 思 表 示 をしなかったであろうと 認 められるときは, 表 意 者 は,その 意 思 表 示 を 取 り 消 すことができるものとする ア 意 思 表 示 の 前 提 となる 当 該 事 項 に 関 する 表 意 者 の 認 識 が 法 律 行 為 の 内 容 になっている とき 1 錯 誤 において, 実 際 上 問 題 になるのは, 動 機 の 錯 誤 の 場 合 がほとんどであるから,こ れを 明 文 化 することに そして, 相 手 方 の 認 識 可 能 性 を 問 題 にする 見 解 もあるが, 実 務 に 対 する 影 響 からは 判 例 のリステイトのほうがベターであり, 判 例 の 定 式 に 従 った 明 文 化 をしようとする 本 試 案 に 賛 成 である 2 ただし, 判 例 法 理 の 内 容 の 理 解 の 仕 方 については 問 題 がある

17 (1) 即 ち, 動 機 の 錯 誤 の 実 質 は, 表 示 と 不 一 致 が 生 じているのは, 事 実 に 対 する 認 識 であ るから, 当 該 事 実 (の 認 識 )に 関 する 錯 誤 ( 事 実 錯 誤 )に 錯 誤 の 規 定 の 適 用 があるとす ることに 賛 成 である (2) また, 動 機 の 錯 誤 の 判 例 法 理 の 理 解 として, 動 機 が 表 示 されば 当 然 に 錯 誤 の 規 定 の 適 用 がある( 動 機 が 表 示 されれば,それだけで,オートマチックに 動 機 が 法 律 行 為 の 内 容 に 取 り 込 まれる)とする 立 場 もあるが,かかる 立 場 には 賛 成 できない 判 例 においても 表 示 されればいかなる 内 容 の 動 機 でも 民 法 第 95 条 の 問 題 とするので はなく,( 要 素 の 錯 誤 の 検 討 以 前 の 問 題 として) 錯 誤 の 対 象 となる 動 機 の 範 囲 を 一 定 限 度 に 制 限 している 即 ち, 民 法 第 95 条 の 問 題 とする 動 機 の 範 囲 として 許 容 されるものは, 性 状 の 錯 誤 ないしそれに 等 しい 重 要 な 部 分 に 関 する 錯 誤 に 限 られ, 非 常 に 狭 い (3) したがって,まず,( 要 素 の 錯 誤 の 検 討 以 前 の 問 題 として) 錯 誤 の 対 象 となる 動 機 の 範 囲 は 限 定 されるべきあり,その 点 を 明 確 にすべきである この 点,その 具 体 的 な 規 定 の 仕 方 として, 本 試 案 が, 目 的 物 の 性 質, 状 態 その 他 の 意 思 表 示 の 前 提 となる 事 項 として, 動 機 の 範 囲 が 限 定 されることを 明 示 している 点 は 賛 成 である (4) また, 動 機 が 法 律 行 為 に 取 り 込 まれたかどうかが 問 題 であるので, 動 機 の 表 示 の 有 無 は 判 断 の 一 要 素 に 位 置 づけ, 動 機 が 法 律 行 為 の 内 容 となったこと を 要 件 とすべきで あり,この 点, 本 試 案 には,アにおいて, 意 思 表 示 の 前 提 となる 当 該 事 項 に 関 する 表 意 者 の 認 識 が 法 律 行 為 の 内 容 になっているときとすることにも イ 表 意 者 の 錯 誤 が, 相 手 方 が 事 実 と 異 なることを 表 示 したために 生 じたものであるとき 1 動 機 ( 前 提 事 項 )の 錯 誤 につき, 表 意 者 の 錯 誤 が 相 手 方 の 不 実 表 示 による 場 合 には, 法 律 行 為 の 内 容 化 を 問 わず 錯 誤 取 消 の 対 象 とすることに 2 第 三 者 の 不 実 表 示 により 錯 誤 に 陥 った 場 合 についても, 規 定 を 設 けるべきである そ の 規 定 としては, 第 三 者 の 詐 欺 における 本 試 案 と 同 様 に,(1) 相 手 方 の 媒 介 受 託 者 や 代 理 人,その 他 相 手 方 が 責 任 を 負 うべき 者 による 場 合 (( 注 )の 考 え 方 ),(2) 第 三 者 の 不 実 表 示 を 相 手 方 が 知 り 又 は 知 ることができた 場 合 については, 取 消 しできるとすべきで ある < 条 文 骨 子 案 -2(2)のウエとして 追 加 > ウ 表 意 者 の 錯 誤 が, 相 手 方 から 契 約 の 締 結 について 媒 介 をすることの 委 託 を 受 けた 者 又 は 相 手 方 の 代 理 人,その 他 相 手 方 が 責 任 を 負 うべき 者 が 事 実 と 異 なることを 表 示 し たために 生 じたものであるとき エ 表 意 者 の 錯 誤 が, 第 三 者 が 事 実 と 異 なることを 表 示 したために 生 じた 場 合 において, 相 手 方 がその 不 実 表 示 を 知 り, 又 は 知 ることができたとき

18 1 意 思 表 示 の 動 機 ( 前 提 事 項 )の 錯 誤 ( 誤 認 )については, 判 例 も 示 す 通 り, 動 機 が 表 示 されて 法 律 行 為 の 内 容 になった 場 合 に 錯 誤 無 効 の 適 用 があることは 異 論 がないところ であるが, 必 ずしも 法 律 行 為 の 内 容 にならなかった 場 合 でも, 相 手 方 が 事 実 と 異 なるこ とを 表 示 したために 生 じた 錯 誤 ( 誤 認 )であれば, 法 律 行 為 の 内 容 になった 場 合 と 同 様 に, 契 約 の 拘 束 力 からの 解 放 を 認 めるべきである 動 機 が 法 律 行 為 の 内 容 となった 場 合, 多 くは 表 意 者 が 動 機 を 表 示 する 等 して 法 律 行 為 の 内 容 になる 場 合 が 多 いと 考 えられるが,その 表 意 者 が 動 機 の 錯 誤 に 陥 ったことについ て 相 手 方 は 通 常 何 らの 落 ち 度 もない そのため, 単 に 一 方 的 に 表 意 者 から 動 機 が 表 示 さ れただけでは 足 らず, 動 機 が 法 律 行 為 の 内 容 となることまで 必 要 と 考 えられる これに 対 し, 相 手 方 の 不 実 表 示 により 表 意 者 が 動 機 の 錯 誤 に 陥 った 場 合 には, 相 手 方 に 錯 誤 の 原 因 を 作 った( 不 実 表 示 )という 明 確 な 落 ち 度 がある そのため,その 動 機 が 法 律 行 為 の 内 容 とならない 場 合 でも,その 錯 誤 によって 表 意 者 が 意 思 表 示 をした 以 上, 契 約 の 拘 束 力 からの 解 放 を 認 めることは 相 手 方 との 関 係 でやむを 得 ず,かつ, 相 手 方 の 不 実 表 示 がなければ 錯 誤 にも 陥 らず 意 思 表 示 もしなかったのであり, 不 実 表 示 によらな い 動 機 の 錯 誤 の 場 合 に 比 べ 表 意 者 の 帰 責 性 が 小 さいと 考 えられるから, 表 意 者 の 意 思 に より 契 約 の 拘 束 力 からの 解 放 を 認 めるべきである つまり, 動 機 の 錯 誤 のうち, 相 手 方 の 不 実 表 示 による 錯 誤 の 場 合 は,その 他 の 動 機 の 錯 誤 の 場 合 に 比 べ, 相 手 方 の 落 ち 度 がある 分, 相 手 方 の 要 保 護 性 が 低 いと 言 え,また, 相 手 方 が 錯 誤 の 原 因 となったことから, 表 意 者 の 帰 責 性 が 小 さいと 言 え,その 分, 表 意 者 に 契 約 の 拘 束 力 からの 解 放 を 認 めるべき 必 要 性 も 高 いと 考 えられる そのため, 動 機 の 錯 誤 が 相 手 方 の 不 実 表 示 による 場 合 には, 法 律 行 為 の 内 容 とならな い 場 合 でも, 錯 誤 取 消 の 対 象 とすべきであり,その 旨 の 本 試 案 に なお, 事 業 者 間 契 約 における 表 明 保 証 条 項 違 反 の 効 果 が 損 害 賠 償 や 補 償 義 務 に 止 めることが 通 常 であるとして, 本 試 案 により 当 該 事 業 者 間 契 約 の 取 引 の 安 定 性 を 大 きく 損 ねるとの 批 判 がある しかし,この 点 は, 取 消 権 の 事 前 放 棄 の 合 意, 内 容 の 正 確 性 を 担 保 しない 合 意 等 により 十 分 対 応 し 得 るので, 取 引 の 安 定 性 を 損 ねることはないと 考 え られる また, 仮 に 取 消 権 の 事 前 放 棄 の 合 意 等 でも 錯 誤 取 消 が 認 められるリスクが 否 定 できないとの 反 論 があるとしても,この 点 は, 現 行 法 下 でも 動 機 の 錯 誤 を 理 由 とする 錯 誤 無 効 が 認 められることから, 当 該 リスクは 現 行 法 下 と 同 等 であり, 現 行 法 下 において も 錯 誤 無 効 の 規 定 により 事 業 者 間 契 約 の 取 引 の 安 定 性 を 大 きく 損 ねていない 以 上, 本 試 案 によっても 事 業 者 間 契 約 の 取 引 の 安 定 性 を 大 きく 損 ねることにはならないと 考 えられ る 2 第 三 者 による 不 実 表 示 については, 本 試 案 では 言 及 されていない しかしながら,1 不 実 表 示 者 が 相 手 方 の 媒 介 受 託 者 代 理 人 その 他 相 手 方 が 責 任 を 負 うべき 者 の 場 合 や,2 第 三 者 の 不 実 表 示 につき 相 手 方 が 知 り 又 は 知 ることができた 場 合 には, 相 手 方 による 不 実 表 示 の 場 合 と 同 様 に, 相 手 方 に 落 ち 度 が 認 められ,また, 表 意 者 による 契 約 拘 束 力 からの 解 放 の 必 要 性 も 認 められる

19 特 に,1の 場 合 には, 相 手 方 本 人 の 不 実 表 示 と 同 視 できるので, 詐 欺 における 本 試 案 3(2)( 注 )と 同 様 に, 相 手 方 本 人 の 不 実 表 示 と 同 様 に 扱 うべきである 2の 場 合 にも, 相 手 方 が, 表 意 者 が 第 三 者 の 不 実 表 示 により 錯 誤 に 陥 った 状 態 を 奇 貨 として 契 約 を 締 結 すること 等 が 考 えられるところ,そのような 場 合 にも 表 意 者 による 契 約 拘 束 力 からの 解 放 を 認 めるべきである そのため, 媒 介 受 託 者 代 理 人 等 以 外 の 第 三 者 による 不 実 表 示 の 場 合 であっても, 少 なくとも, 相 手 方 がそれを 知 っていれば, 相 手 方 本 人 の 不 実 表 示 と 同 様 に 扱 うべきである なお, 詐 欺 と 異 なり 二 重 の 故 意 が 必 要 でないこと, 不 実 表 示 が 問 題 となる 場 面 の 多 く は 相 手 方 本 人 の 不 実 表 示, 媒 介 受 託 者 代 理 人 その 他 相 手 方 が 責 任 を 負 うべき 者 の 不 実 表 示 で 対 応 可 能 と 考 えられることから, 理 論 的 には 相 手 方 本 人 の 不 実 表 示 の 場 合 ( 表 示 が 事 実 と 異 なるとの 認 識 は 不 要 )と 整 合 しない 面 はあるものの,まずは, 第 三 者 による 不 実 表 示 につきその 表 示 が 事 実 と 異 なることも 含 めて 相 手 方 本 人 が 知 っていた 場 合 に 限 って 立 法 化 することもやむを 得 ないと 考 えられる 3 心 裡 留 保 や 通 謀 虚 偽 表 示 と 比 較 して, 本 人 の 帰 責 性 が 小 さいことから, 有 過 失 の 第 三 者 は 保 護 すべきではなく, 第 三 者 の 保 護 要 件 として 善 意 に 加 え 無 過 失 を 要 求 する 本 試 案 には 賛 成 である また, 本 試 案 には 明 示 されていないものの, 不 実 表 示 においては, 詐 欺 と 同 様 に 本 人 の 帰 責 性 が 小 さいこと 等 から, 善 意 無 過 失 の 立 証 責 任 を 当 該 第 三 者 が 負 うとすべきであ る (3) 上 記 (1) 又 は(2)の 意 思 表 示 をしたことについて 表 意 者 に 重 大 な 過 失 があった 場 合 には, 次 のいずれかに 該 当 するときを 除 き, 上 記 (1) 又 は(2)による 意 思 表 示 の 取 消 しをするこ とができないものとする ア 相 手 方 が, 表 意 者 が 上 記 (1) 又 は(2)の 意 思 表 示 をしたことを 知 り, 又 は 知 らなかったこ とについて 重 大 な 過 失 があるとき イ 相 手 方 が 表 意 者 と 同 一 の 錯 誤 に 陥 っていたとき ただし,ウとして, 相 手 方 が 表 意 者 の 錯 誤 を 引 き 起 こした 場 合 を 追 加 すべきである これらは, 解 釈 上 認 められているところであり, 相 手 方 による 表 意 者 の 重 過 失 の 主 張 を 否 定 する 場 合 として, 相 手 方 の 悪 意 重 過 失, 共 通 の 錯 誤 を 明 文 化 することも, 特 に 異 論 はない ただし, 本 論 点 で 通 常 解 釈 上 認 められている 相 手 方 が 錯 誤 を 引 き 起 こしたとき が, 掲 げられていないことは 問 題 である

20 (2)イの 不 実 表 示 の 明 文 化 が 検 討 されていることから,それとの 関 係 が 問 題 となることか ら, 割 愛 されたとも 考 えられるが, 論 理 的 には, 不 実 表 示 の 場 合 と 必 ずしも 抵 触 しないし, 少 なくとも(2)アの 通 常 の 動 機 の 錯 誤 の 場 合 には, 相 手 方 が 錯 誤 を 引 き 起 こしたとき に は, 民 法 第 95 条 ただし 書 の 適 用 は 否 定 されるべきである したがって, 相 手 方 が 錯 誤 を 引 き 起 こしたとき を 追 加 すべきである (4) 上 記 (1) 又 は(2)による 意 思 表 示 の 取 消 しは, 善 意 でかつ 過 失 がない 第 三 者 に 対 抗 する ことができないものとする 錯 誤 においても, 詐 欺 と 同 様 に, 第 三 者 保 護 規 定 を 設 けるべきであり,その 際, 第 三 者 の 主 観 的 要 件 については, 通 謀 虚 偽 表 示 より 本 人 の 帰 責 性 は 低 く, 詐 欺 に 近 いから, 善 意 無 過 失 とすべきである 3 詐 欺 ( 民 法 第 96 条 関 係 ) 民 法 第 96 条 の 規 律 を 次 のように 改 めるものとする (1) 詐 欺 又 は 強 迫 による 意 思 表 示 は, 取 り 消 すことができるものとする (2) 相 手 方 のある 意 思 表 示 において, 相 手 方 から 契 約 の 締 結 について 媒 介 をすることの 委 託 を 受 けた 者 又 は 相 手 方 の 代 理 人 が 詐 欺 を 行 ったときも, 上 記 (1)と 同 様 とする(その 意 思 表 示 を 取 り 消 すことができる)ものとする (3) 相 手 方 のある 意 思 表 示 について 第 三 者 が 詐 欺 を 行 った 場 合 においては, 上 記 (2)の 場 合 を 除 き, 相 手 方 がその 事 実 を 知 り, 又 は 知 ることができたときに 限 り,その 意 思 表 示 を 取 り 消 すことができるものとする (4) 詐 欺 による 意 思 表 示 の 取 消 しは, 善 意 でかつ 過 失 がない 第 三 者 に 対 抗 することができ ないものとする ( 注 ) 上 記 (2)については, 媒 介 受 託 者 及 び 代 理 人 のほか,その 行 為 について 相 手 方 が 責 任 を 負 うべき 者 が 詐 欺 を 行 ったときも 上 記 (1)と 同 様 とする 旨 の 規 定 を 設 けるという 考 え 方 がある 1 (1)について, 2 (2)について, ただし, 媒 介 受 託 者 や 代 理 人 に 加 え, 相 手 方 が 責 任 を 負 うべき 者 による 詐 欺 も 対 象 とす べきである(( 注 ) 記 載 の 考 え 方 に 賛 成 ) 3 (3)について,

21 4 (4)について, ただし, 善 意 無 過 失 の 主 張 立 証 責 任 は 当 該 第 三 者 が 負 うとすべき 5 沈 黙 による 詐 欺 を 明 文 化 すべきである < 条 文 骨 子 案 > 契 約 の 性 質, 当 事 者 間 の 情 報 の 質 量 や 交 渉 力 の 格 差, 各 当 事 者 の 地 位 属 性 専 門 性, 契 約 交 渉 における 行 動, 交 渉 過 程 でなされた 当 事 者 間 の 取 決 めの 存 在 およびそ の 内 容 等 に 照 らして, 信 義 誠 実 の 原 則 により 提 供 すべきであった 情 報 を 提 供 しないこ と,またはその 情 報 について 信 義 誠 実 の 原 則 によりなすべきであった 説 明 をしないこ とにより, 故 意 に 表 意 者 を 錯 誤 に 陥 らせ,または 表 意 者 の 錯 誤 を 故 意 に 利 用 して, 表 意 者 に 意 思 表 示 をさせたときも, 詐 欺 による 意 思 表 示 があったものとする 1 詐 欺 強 迫 取 消 について 民 法 第 96 条 第 1 項 の 維 持 で 特 段 問 題 はない 2 媒 介 受 託 者 代 理 人 等 相 手 方 が 責 任 を 負 うべき 者 による 詐 欺 について 代 理 人 も 媒 介 受 託 者 も, 相 手 方 がこれを 利 用 し 利 益 を 得 ている 場 合 であるから,その 詐 欺 行 為 につき 相 手 方 本 人 にが 知 らないとしても,その 代 理 人 等 の 行 為 につき 相 手 方 本 人 が 責 任 を 負 い, 詐 欺 取 消 の 対 象 とされるべきことはやむを 得 ない この 点, 相 手 方 の 代 理 人 による 詐 欺 については 相 手 方 の 主 観 にかかわらず 判 例 上 取 消 し 可 能 とされていることから( 民 法 第 101 条 第 1 項 という 法 律 構 成 は 異 なるものの), 判 例 の 結 論 の 明 文 化 に 過 ぎない また, 媒 介 受 託 者 についても, 代 理 人 と 同 様 に, 相 手 方 が 自 らの 利 益 のためにこれを 選 任 し 利 用 していることから,その 受 託 者 による 詐 欺 の 結 果 を 委 託 者 たる 相 手 方 本 人 に 確 保 させるのは 不 当 であり, 代 理 人 による 詐 欺 と 同 様 に 扱 うべきである さらに, 媒 介 受 託 者 や 代 理 人 以 外 にも, 相 手 方 が 当 該 意 思 表 示 に 関 し 使 用 した 補 助 者 的 地 位 にある 者 ( 関 係 会 社 の 従 業 員 等 )による 詐 欺 については, 相 手 方 本 人 側 の 者 による 詐 欺 であるから,その 者 による 詐 欺 がなければ 得 られなかった 利 益 を 相 手 方 本 人 に 確 保 させ るのは 不 当 であり, 相 手 方 本 人 が 知 らなかったとしても 取 り 消 し 得 ることにすべきなので, 相 手 方 が 責 任 を 負 うべきと 認 められる 者 については,その 者 による 詐 欺 も 相 手 方 本 人 の 詐 欺 と 扱 うべきである 3 第 三 者 による 詐 欺 について 表 意 者 の 意 思 形 成 過 程 に 詐 欺 という 大 きな 問 題 があることから, 相 手 方 が 第 三 者 による 詐 欺 を 知 ることができた 場 合 も 詐 欺 取 消 の 対 象 とされてもやむを 得 ない 4 第 三 者 保 護 要 件 について 心 裡 留 保 や 通 謀 虚 偽 表 示 と 比 較 して, 本 人 の 帰 責 性 が 小 さいことからすると, 有 過 失 の

22 第 三 者 は 保 護 すべきではない 主 張 立 証 責 任 についても, 詐 欺 においては 本 人 の 帰 責 性 が 小 さいこと, 民 法 第 94 条 第 2 項 の 第 三 者 に 関 する 判 例 ( 最 判 昭 和 35 年 2 月 2 日 民 集 14 巻 1 号 36 頁 )で 第 三 者 が 負 うとされていること 等 から, 当 該 第 三 者 が 負 うとすべきである 5 沈 黙 による 詐 欺 について 沈 黙 の 詐 欺 が 現 行 法 上 も 解 釈 上 認 められることは 確 かであるが, 国 民 市 民 にわかりや すい 民 法 という 観 点 からは, 沈 黙 の 詐 欺 が 詐 欺 に 該 当 するか 否 かを 把 握 している 一 般 国 民 市 民 は 必 ずしも 多 くないと 思 われるため, 細 かい 要 件 について 解 釈 に 委 ねる 点 が 残 るとしても, 少 なくとも 沈 黙 の 詐 欺 について 詐 欺 にあたることを 明 文 化 すべきである 民 法 第 96 条 第 1 項 及 び 同 第 2 項 があれば 十 分 であるというのは, 法 律 に 詳 しい 者 から の 観 点 に 過 ぎない また, 前 提 となる 告 知 義 務 ( 情 報 提 供 義 務 説 明 義 務 )がどのような 場 合 に 認 められる かについて, 考 慮 要 素 を 示 した 方 が 予 測 可 能 性 が 高 まる 上, 国 民 市 民 に 分 かりやすい 民 法 となる ただし, 事 業 者 消 費 者 間 等 強 者 弱 者 間 の 各 当 事 者 の 情 報 の 質 量 や 交 渉 力 の 構 造 的 格 差 や 属 性 専 門 性 に 十 分 配 慮 しなければ, 事 業 者 等 強 者 に 対 する 消 費 者 等 弱 者 の 沈 黙 の 詐 欺 が 安 易 に 認 められてしまい, 或 いは, 消 費 者 等 弱 者 に 対 する 事 業 者 等 強 者 の 沈 黙 の 詐 欺 が 容 易 に 認 められてしまうという 不 当 な 結 果 を 可 及 的 に 避 けるため, 考 慮 要 素 として, 当 事 者 間 の 情 報 の 質 量 や 交 渉 力 の 格 差 や 各 当 事 者 の 属 性 専 門 性 等 を 明 記 すべきで ある 4 意 思 表 示 の 効 力 発 生 時 期 等 ( 民 法 第 97 条 関 係 ) 民 法 第 97 条 の 規 律 を 次 のように 改 めるものとする (1) 相 手 方 のある 意 思 表 示 は, 相 手 方 に 到 達 した 時 からその 効 力 を 生 ずるものとする (2) 上 記 (1)の 到 達 とは, 相 手 方 が 意 思 表 示 を 了 知 したことのほか, 次 に 掲 げることをいう ものとする ア 相 手 方 又 は 相 手 方 のために 意 思 表 示 を 受 ける 権 限 を 有 する 者 ( 以 下 この 項 目 において 相 手 方 等 という )の 住 所, 常 居 所, 営 業 所, 事 務 所 又 は 相 手 方 等 が 意 思 表 示 の 通 知 を 受 けるべき 場 所 として 指 定 した 場 所 において, 意 思 表 示 を 記 載 した 書 面 が 配 達 され たこと イ その 他, 相 手 方 等 が 意 思 表 示 を 了 知 することができる 状 態 に 置 かれたこと (3) 相 手 方 のある 意 思 表 示 が 通 常 到 達 すべき 方 法 でされた 場 合 において, 相 手 方 等 が 正 当 な 理 由 がないのに 到 達 に 必 要 な 行 為 をしなかったためにその 意 思 表 示 が 相 手 方 に 到 達 し なかったときは,その 意 思 表 示 は, 通 常 到 達 すべきであった 時 に 到 達 したとみなすもの とする (4) 隔 地 者 に 対 する 意 思 表 示 は, 表 意 者 が 通 知 を 発 した 後 に 死 亡 し, 意 思 能 力 を 喪 失 し,

23 又 は 行 為 能 力 の 制 限 を 受 けたときであっても,そのためにその 効 力 を 妨 げられないもの とする 1 (1)について 2 (2)について 3 (3)について ただし, 正 当 な 理 由 なく の 例 示 を 設 け, 表 意 者 による 意 思 表 示 の 到 来 を 相 手 方 が 予 測 し 得 る 場 合 等 の 正 当 な 理 由 なく とするべきである 4 (4)について, 1 到 達 主 義 の 適 用 対 象 について 意 思 表 示 の 到 達 主 義 は, 隔 地 者 のみならず, 対 話 者 に 対 する 場 合 にも 妥 当 する 2 民 法 第 97 条 第 1 項 の 到 達 の 意 義 について (1) アについては, 相 手 方 の 支 配 領 域 に 入 った 状 態,すなわち 了 知 可 能 性 がある 場 合 の 具 体 的 場 面 として 問 題 ないものであることから, 到 達 があったとすることに 賛 成 であ る また, 配 達 される 意 思 表 示 が 書 面 とされたことは, 明 確 化 につながるものである から, 賛 成 である (2) イについては, 到 達 に 関 する 判 例 法 理 をリステイトしたものであるから, 到 達 があったとすることに 賛 成 である 3 意 思 表 示 の 到 達 擬 制 について (1) 意 思 表 示 の 到 達 擬 制 については,1 表 意 者 側 が 通 常 到 達 すべき 方 法 で 発 信 したこと, 2 相 手 方 の 正 当 な 理 由 なしに 到 達 に 必 要 な 行 為 をしなかったことのみならず, 相 手 方 が 不 当 な 不 利 益 を 被 らないようにするため,3 意 思 表 示 の 内 容 について 相 手 方 が 推 知 し 得 たことも 必 要 である (2) ところで, 相 手 方 に 不 当 な 不 利 益 が 生 じるのを 防 止 するために,2の 要 件 を 規 定 す るにあたって, 正 当 な 理 由 なく に 関 する 例 示 をすることが, 法 制 審 において 議 論 されている( 第 1 分 科 会 第 1 回 会 議 議 事 録 の13~16 頁 ) そして,2の 要 件 で, 不 当 な 結 果 を 防 止 するのであれば,3の 要 件 は 不 要 となる しかし, 単 に 正 当 な 理 由 なく と 規 定 するだけでは, 到 達 擬 制 による 不 当 な 不 利 益 を 相 手 方 にもたらすおそれが 残 ることから,2の 要 件 を 限 定 するための 例 示 を 規 定 す るべきである そこで, 正 当 な 理 由 なく の 例 示 を 設 け, 表 意 者 による 意 思 表 示 の 到 来 を 相 手 方 が 予 測 し 得 る 場 合 等 の 正 当 な 理 由 なく とするべきである 意 思 表 示 の 具 体 的 内 容 を

24 予 測 することまでは 要 求 しないが, 表 意 者 から 何 らかの 内 容 の 意 思 表 示 が 来 ることの 予 測 ができれば,その 意 思 表 示 を 受 領 しないことは, 通 常, 正 当 な 理 由 がないといえ るからである 4 意 思 表 示 後 の 表 意 者 の 死 亡 等 の 場 合 の 意 思 表 示 の 効 力 について 新 たに 契 約 を 成 立 させることによって 相 手 方 を 拘 束 する 申 込 や 承 諾 については, 当 事 者 が 死 亡 したにもかかわらず,その 相 手 方 を 拘 束 することが 不 当 であることに 鑑 み, 特 則 を 設 けることが 提 案 されている これに 対 し, 解 除 や 相 殺 の 意 思 表 示 等 の 新 たに 契 約 の 拘 束 力 を 生 ぜしめるものではない 意 思 表 示 については, 表 意 者 が 死 亡 等 した 場 合 に 意 思 表 示 の 効 力 が 消 滅 するとしても, 不 当 ではない 5 意 思 表 示 の 受 領 能 力 ( 民 法 第 98 条 の2 関 係 ) 民 法 第 98 条 の2の 規 律 に 付 け 加 えて, 次 のような 規 定 を 設 けるものとする 意 思 表 示 の 相 手 方 がその 意 思 表 示 を 受 けた 時 に 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 であったときは,その 意 思 表 示 をもってその 相 手 方 に 対 抗 することができないものとする ただし, 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 であった 相 手 方 が 意 思 能 力 を 回 復 した 後 にその 意 思 表 示 を 知 った 後 は,この 限 りでないも のとする 1 意 思 能 力 を 欠 く 意 思 表 示 の 相 手 方 を 保 護 する 必 要 がある 2 意 思 能 力 を 欠 く 状 態 にあった 者 がその 後 に 意 思 能 力 が 回 復 した 場 合, 回 復 後 に 改 めて 意 思 表 示 を 知 ったのであれば,その 後 に 意 思 表 示 の 効 力 が 及 ぶとしても 不 当 ではない 第 4 代 理 1 代 理 行 為 の 要 件 及 び 効 果 ( 民 法 第 99 条 第 1 項 関 係 ) 民 法 第 99 条 第 1 項 の 規 律 を 次 のように 改 めるものとする (1) 代 理 人 がその 権 限 内 において 本 人 のためにすることを 示 してした 意 思 表 示 は, 本 人 に 対 して 直 接 にその 効 力 を 生 ずるものとする (2) 代 理 人 がその 権 限 内 において 自 らを 本 人 であると 称 してした 意 思 表 示 もまた, 本 人 に 対 して 直 接 にその 効 力 を 生 ずるものとする いずれについても

25 1 (1)については, 民 法 第 99 条 第 1 項 の 規 定 を 維 持 するものであり, 問 題 はない 2 (2)については, 代 理 人 が 顕 名 なくして 本 人 を 称 した 場 合, 相 手 方 は, 代 理 人 によって 表 示 された 本 人 と 契 約 すると 考 えているのが 通 常 であるから, 本 人 に 対 して 直 接 効 果 が 生 じるとしても, 相 手 方 の 保 護 に 欠 けるところはない (2)と 同 じ 結 論 を 採 る 判 例 として, 約 束 手 形 に 署 名 代 理 の 方 法 で 裏 書 した 事 例 において, 代 理 行 為 を 有 効 として, 本 人 への 効 果 帰 属 を 認 めた 大 審 院 判 決 がある( 大 判 大 正 9 年 4 月 27 日 民 録 26 輯 606 頁 ) 2 代 理 行 為 の 瑕 疵 ( 民 法 第 101 条 関 係 ) 民 法 第 101 条 の 規 律 を 次 のように 改 めるものとする (1) 代 理 人 が 相 手 方 に 対 してした 意 思 表 示 の 効 力 が, 意 思 の 不 存 在, 詐 欺, 強 迫 又 はある 事 情 を 知 っていたこと 若 しくは 知 らなかったことにつき 過 失 があったことによって 影 響 を 受 けるべき 場 合 には,その 事 実 の 有 無 は, 代 理 人 について 決 するものとする (2) 相 手 方 が 代 理 人 に 対 してした 意 思 表 示 の 効 力 が, 意 思 表 示 を 受 けた 者 がある 事 情 を 知 っていたこと 又 は 知 らなかったことにつき 過 失 があったことによって 影 響 を 受 けるべき 場 合 には,その 事 実 の 有 無 は, 代 理 人 について 決 するものとする (3) 本 人 が 知 っていた 事 情 について, 本 人 がこれを 任 意 代 理 人 に 告 げることが 相 当 であっ た 場 合 には, 本 人 は, 任 意 代 理 人 がその 事 情 を 知 らなかったことを 主 張 することができ ないものとする (4) 本 人 が 過 失 によって 知 らなかった 事 情 について, 本 人 がこれを 知 って 任 意 代 理 人 に 告 げることが 相 当 であった 場 合 には, 本 人 は, 任 意 代 理 人 がその 事 情 を 過 失 なく 知 らなか ったことを 主 張 することができないものとする 1 (1)について, 2 (2)について, 3 (3)について, 反 対 する 4 (4)について, 反 対 する 1 民 法 第 101 条 第 1 項 関 連 ((1) (1),(2) (2) 関 連 ) 代 理 人 が 詐 欺 をした 場 合 は, 相 手 方 が 詐 欺 をした 場 合 に 民 法 第 101 条 第 1 項 が 適 用 さ れるのと 異 なり, 民 法 第 96 条 第 1 項 が 適 用 されると 解 されている このことを 明 確 にす るために 本 試 案 のように 規 定 することに 問 題 はない 2 民 法 第 101 条 第 2 項 関 連 ((3) (3),(4) (4) 関 連 )

26 (1) 民 法 第 101 条 第 2 項 の 規 定 が 任 意 代 理 人 にのみ 適 用 されることの 可 否 任 意 代 理 と 異 なり, 本 人 の 意 思 に 基 づかないで 選 任 される 法 定 代 理 人 の 場 合, 本 人 が 代 理 人 をコントロールする 状 況 は, 通 常 想 定 されないことから, 原 則 として, 同 項 が 任 意 代 理 人 についてだけ 適 用 されるとしても 問 題 はない しかし, 法 定 代 理 であっても,たとえば, 本 人 が19 歳 の 子, 法 定 代 理 人 がその 両 親 であった 場 合 のように, 本 人 が 法 定 代 理 人 をコントロールできないとは 考 え 難 い 場 合 も 容 易 に 想 定 できる かかる 場 合 に, 本 人 が 自 ら 知 り 又 は 過 失 によって 知 らなかった 事 情 につき, 常 に 主 張 できるとすることは 妥 当 性 を 欠 く (2) 本 人 が 事 情 を 知 っていた 場 合 の 主 観 的 事 情 の 考 慮 代 理 制 度 の 趣 旨 は, 私 的 自 治 の 拡 充 拡 大 にあるところ, 本 人 が 知 っていた 事 情 につ いて, 代 理 人 に 告 げなかった 結 果, 代 理 人 がその 事 情 を 知 らなかったことを 本 人 が 主 張 できるとすることは 妥 当 ではない しかし, 上 記 (1)のとおり, 民 法 第 101 条 第 2 項 が 法 定 代 理 人 にも 適 用 されるとすれ ば, 法 定 代 理 の 本 人 保 護 の 見 地 から, 本 人 が 知 っていた 事 情 を 告 げることが 相 当 である 場 合 という 要 件 を 課 すことについて 問 題 はない( 未 成 年 者 が19 歳 の 法 定 代 理 の 場 合 に おいて, 本 人 の 代 理 人 に 対 するコントロール 可 能 性 は 肯 定 しうるとしても, 本 人 が 告 げ るべき 事 情 か, 告 げるべきでない 事 情 かを 迷 うことは 判 断 能 力 の 点 から 有 りうることで あるから, 未 成 年 者 の 保 護 は 必 要 になる ) 3 代 理 人 の 行 為 能 力 ( 民 法 第 102 条 関 係 ) 民 法 第 102 条 の 規 律 を 次 のように 改 めるものとする (1) 制 限 行 為 能 力 者 が 代 理 人 である 場 合 において,その 者 が 代 理 人 としてした 行 為 は, 行 為 能 力 の 制 限 によっては 取 り 消 すことができないものとする (2) 上 記 (1)にかかわらず, 制 限 行 為 能 力 者 が 他 の 制 限 行 為 能 力 者 の 法 定 代 理 人 である 場 合 において, 当 該 法 定 代 理 人 が 代 理 人 としてした 行 為 が 当 該 法 定 代 理 人 を 当 事 者 としてし た 行 為 であるとすれば 取 り 消 すことができるものであるときは, 本 人 又 は 民 法 第 120 条 第 1 項 に 規 定 する 者 は, 当 該 行 為 を 取 り 消 すことができるものとする 1 (1)について, 2 (2)について, 反 対 する 1 制 限 行 為 能 力 者 が 任 意 代 理 人 として 行 った 行 為 の 取 消 の 可 否 自 らの 意 思 で 制 限 行 為 能 力 者 を 代 理 人 として 選 任 した 以 上, 任 意 代 理 人 が 制 限 能 力 者 で あることをもって, 取 消 ができないとすることに 問 題 はない 2 制 限 行 為 能 力 者 が 任 意 代 理 人 として 行 った 行 為 の 取 消 の 可 否

27 法 定 代 理 人 の 行 為 が 取 り 消 され 得 るとした 場 合, 法 律 関 係 を 確 定 的 にする 手 段 がないこ とから, 法 的 安 定 性 を 欠 く 結 果 となる また, 相 手 方 は, 法 定 代 理 人 の 行 為 によっても,なお 取 り 消 され 得 ることを 覚 悟 しなけ ればならず, 法 定 代 理 人 を 代 理 人 とする 取 引 を 行 うことに 慎 重 にならざるを 得 ないことか ら, 本 人 保 護 の 目 的 は 達 成 し 得 ても, 却 って 本 人 の 社 会 生 活 上 の 便 宜 は 阻 害 される 可 能 性 がある 4 代 理 人 の 権 限 ( 民 法 第 103 条 関 係 ) 民 法 第 103 条 の 規 律 を 次 のように 改 めるものとする (1) 任 意 代 理 人 は, 代 理 権 の 発 生 原 因 である 法 律 行 為 によって 定 められた 行 為 をする 権 限 を 有 するものとする (2) 法 定 代 理 人 は, 法 令 によって 定 められた 行 為 をする 権 限 を 有 するものとする (3) 上 記 (1) 及 び(2)によって 代 理 人 の 権 限 が 定 まらない 場 合 には, 代 理 人 は, 次 に 掲 げる 行 為 のみをする 権 限 を 有 するものとする ア 保 存 行 為 イ 代 理 の 目 的 である 物 又 は 権 利 の 性 質 を 変 えない 範 囲 内 において,その 利 用 又 は 改 良 を 目 的 とする 行 為 いずれについても 代 理 権 の 範 囲 は, 任 意 代 理 の 場 合 には 代 理 権 授 与 行 為 の 解 釈 によって, 法 定 代 理 に 場 合 にはその 発 生 根 拠 である 法 令 の 規 定 の 解 釈 によってそれぞれ 定 まることから, 同 内 容 の 原 則 的 な 規 定 を 設 けることに 問 題 はない また, 権 限 の 定 めなき 代 理 権 授 与 行 為 を 無 効 とする 必 要 はなく, 代 理 権 を 授 与 するとい う 意 思 を 尊 重 して 一 応 有 効 とするべきであるが, 代 理 権 の 範 囲 を 明 確 にするために 規 定 を 置 く 必 要 がある 5 復 代 理 人 を 選 任 した 任 意 代 理 人 の 責 任 ( 民 法 第 105 条 関 係 ) 民 法 第 105 条 を 削 除 するものとする 代 理 人 が 復 代 理 人 を 選 任 したときには,その 選 任 監 督 のみならず, 復 代 理 人 の 行 為 に 基 づく 債 務 者 の 責 任 に 関 する 一 般 原 則 通 りの 責 任 を 負 うべきである

28 6 自 己 契 約 及 び 双 方 代 理 等 ( 民 法 第 108 条 関 係 ) 民 法 第 108 条 の 規 律 を 次 のように 改 めるものとする (1) 代 理 人 が 自 己 を 相 手 方 とする 行 為 をした 場 合 又 は 当 事 者 双 方 の 代 理 人 として 行 為 をし た 場 合 には, 当 該 行 為 は, 代 理 権 を 有 しない 者 がした 行 為 とみなすものとする (2) 上 記 (1)は, 次 に 掲 げるのいずれかに 該 当 する 場 合 には, 適 用 しないものとする ア 代 理 人 がした 行 為 が, 本 人 があらかじめ 許 諾 したものである 場 合 イ 代 理 人 がした 行 為 が, 本 人 の 利 益 を 害 さないものである 場 合 (3) 代 理 人 がした 行 為 が 上 記 (1)の 要 件 を 満 たさない 場 合 であっても,その 行 為 が 代 理 人 と 本 人 との 利 益 が 相 反 するものであるときは, 上 記 (1) 及 び(2)を 準 用 するものとする ( 注 1) 上 記 (1)については, 無 権 代 理 行 為 とみなして 本 人 が 追 認 の 意 思 表 示 をしない 限 り 当 然 に 効 果 不 帰 属 とするのではなく, 本 人 の 意 思 表 示 によって 効 果 不 帰 属 とすることがで きるという 構 成 を 採 るという 考 え 方 がある ( 注 2) 上 記 (3)については, 規 定 を 設 けない( 解 釈 に 委 ねる)という 考 え 方 がある 1 (1)について, 反 対 はしない 自 己 契 約 及 び 双 方 代 理 については, 端 的 に 無 効 であると 規 定 すれば 足 りる その 限 りで 無 権 代 理 であると 規 定 することには, 敢 えて 反 対 はしない 自 己 契 約 及 び 双 方 代 理 の 場 合 の, 悪 意 又 は 重 過 失 の 第 三 者 に 対 して 無 効 主 張 できる 旨 (ないし 善 意 無 重 過 失 の 第 三 者 に 対 抗 できない 旨 )の 規 定 を 設 けるべきである 2 (2)について, 3 (3)について, 反 対 する 自 己 契 約 及 び 双 方 代 理 以 外 の 利 益 相 反 行 為 の 場 合 については,(1)(2)の 準 用 規 定 では なく, 独 立 した 明 文 の 規 定 を 設 けるべきである その 際, 自 己 契 約 及 び 双 方 代 理 以 外 の 利 益 相 反 行 為 の 場 合 には, 端 的 に 悪 意 又 は 重 過 失 の 相 手 方 に 対 して 無 効 主 張 できる 旨 を 規 定 とすべきである 利 益 相 反 行 為 の 場 合 の 相 手 方 からの 転 得 者 などの 第 三 者 保 護 規 定 を 設 けるべきである その 際, 悪 意 又 は 重 過 失 の 第 三 者 に 対 して, 無 効 を 主 張 できるとすべきである 1 (1)について (1) 自 己 契 約 及 び 双 方 代 理 の 禁 止 に 反 する 代 理 行 為 の 効 果 については,これを 無 権 代 理 と なるとするのが 判 例 の 立 場 であるとされる( 最 判 昭 和 47 年 4 月 4 日 民 集 26 巻 3 号 3 73 頁 ) また, 近 時 公 刊 された 論 文 によっても, 自 己 契 約 双 方 代 理 に 関 しては, 基 本 的 な 点 について 判 例 学 説 がほぼ 一 致 している,との 評 価 がなされている( 椿 寿 夫 伊 藤 進 編 代 理 の 研 究 ( 日 本 評 論 社,2011)324 頁 ) (2) 自 己 契 約 や 双 方 代 理 については, 本 人 代 理 人 間 の 対 内 関 係 にとどまるのであって, それ 以 外 の 相 手 方 その 他 の 第 三 者 との 取 引 の 関 係 を 考 える 必 要 はないから,その 効 果 に

29 ついては 端 的 に 無 効 とすべきである( 無 権 代 理 とすることは,あえて 反 対 はしない) 本 人 の 利 益 を 害 さないことが 明 らかな 場 合 には, 本 人 の 追 認 を 認 めれば 足 りる なお,か かる 構 成 は, 信 託 法 第 31 条 第 4 項 と 同 様 の 構 成 である (3) 自 己 契 約 双 方 代 理 については, 代 理 行 為 の 相 手 方 との 関 係 では, 表 見 代 理 規 定 の 適 用 の 可 能 性 はなく, 取 引 の 安 全 については, 自 己 契 約 双 方 代 理 による 代 理 行 為 にかか る 取 引 を 前 提 とした 転 得 者 などの 第 三 者 の 関 係 で 問 題 となる かかる 第 三 者 の 保 護 規 定 については, 本 試 案 は, 敢 えて 明 文 の 規 定 を 設 けない 旨 を 提 案 している しかしながら, 概 要 ないし 補 足 説 明 においても, 第 三 者 の 取 引 の 安 全 の 必 要 性 があることは 認 めており, 最 高 裁 判 例 でも 認 められるとおり, 本 人 なりは 一 般 悪 意 の 抗 弁 で 保 護 される 余 地 はあるとしている とすれば,その 旨 を 明 文 化 することに 問 題 はないはずである したがって, 悪 意 及 びこれと 同 視 できる 重 過 失 ある 第 三 者 に 対 しては, 無 効 主 張 でき る 旨 の 規 定 を 設 けるべきである 2 (2)について 本 試 案 の 現 行 法 との 相 違 は, 例 外 的 な 場 合 の 規 律 を 債 務 の 履 行 と 規 定 するか( 民 法 第 108 条 ただし 書 ), 本 人 の 利 益 を 害 さないことが 明 らかな 行 為 とするかという 点 にある この 点, 債 務 の 履 行 であれば, 本 人 に 新 たな 不 利 益 を 課 すことがないと 言 い 切 れる のは, 債 務 の 内 容 が 相 当 程 度 特 定 されている 場 合 のみである 債 務 の 履 行 であっても, 債 務 の 内 容 が 抽 象 的 にしか 定 まっていない 場 合 には,その 履 行 についてある 程 度 の 裁 量 の 余 地 が 認 められ, 本 人 の 利 益 を 害 する 場 合 も 考 えられる それよりは, 本 試 案 のとお りに 本 人 の 利 益 を 害 さないことが 明 らかな 行 為 とすることに 3 (3) について (1) 自 己 契 約 や 双 方 代 理 以 外 の 利 益 相 反 行 為 に 関 する 明 文 を 設 けることに 賛 成 既 に 民 法 第 108 条 について, 自 己 契 約 や 双 方 代 理 そのものには 該 当 しない 場 合 であっ ても, 本 人 と 代 理 人 の 利 益 が 相 反 する 行 為 について, 同 条 の 拡 張 ないし 類 推 が 認 められて おり( 大 判 昭 和 7 年 6 月 6 日 民 集 11 巻 1115 頁 ),また,その 結 論 に 対 しては 広 く 承 認 されているから 自 己 契 約 や 双 方 代 理 以 外 の 利 益 相 反 行 為 一 般 を 規 律 する 明 文 の 規 定 を 設 けることに このような 処 理 自 体 が 例 外 的 なものと 考 えるべきで, 自 己 契 約 や 双 方 代 理 の 規 定 の 拡 張 や 類 推 での 対 応 にも 自 ずと 限 界 はある これに 対 して, 取 引 に 萎 縮 効 果 が 生 じる との 意 見 に 対 しては, 要 件, 効 果 を 明 文 の 規 定 を 設 けて 明 らかにすることで 対 応 すべきであり, 且 つ 対 応 可 能 である また, 既 に 利 益 相 反 行 為 に 関 して 集 積 された 判 例 が 存 在 することか ら, 直 ちに 萎 縮 効 果 が 生 じるとまで 言 えるのかについては 疑 問 である (2) 自 己 契 約 や 双 方 代 理 以 外 の 利 益 相 反 行 為 を 禁 止 する 場 合 の 要 件 効 果 について ア 法 律 構 成 について 現 民 法 上 は, 自 己 契 約 双 方 代 理 に 関 する 第 108 条 違 反 の 効 果 については, 明 文

30 に 規 定 はないものの, 判 例 は 無 権 代 理 無 効 としている( 大 判 大 正 7 年 5 月 23 日 民 録 24 輯 1027 頁 ) このように 解 したとしても, 理 論 的 には, 自 己 契 約 や 双 方 代 理 以 外 の 利 益 相 反 行 為 については 代 理 人 が 本 人 のために 行 動 する 義 務 に 違 反 したという 内 部 的 な 問 題 に 過 ぎ ないとして 有 権 代 理 であると 解 することも 可 能 であり( 個 々の 利 益 相 反 行 為 を 見 たと きに, 一 律 に 無 権 代 理 と 評 価 するのは, 必 ずしも 妥 当 とは 言 えないのではないか), 効 果 不 帰 属 的 構 成 も 考 えられる 利 益 相 反 行 為 で 漏 れたものを 代 理 権 濫 用 においてカバ ーすることからすれば, 代 理 権 濫 用 ( 効 果 不 帰 属 的 構 成 )にも 親 和 性 があるところであ る したがって, 法 律 構 成 については, 自 己 契 約 や 双 方 代 理 を 無 効 としても,それ 以 外 の 利 益 相 反 行 為 については, 無 権 代 理 かどうかを 明 記 せずとも, 立 法 としては, 効 力 を 否 定 する 場 合 の 要 件 効 果 を 明 確 にすれば 足 りる イ 自 己 契 約 や 双 方 代 理 以 外 の 利 益 相 反 行 為 の 要 件 効 果 について 自 己 契 約 や 双 方 代 理 以 外 の 利 益 相 反 行 為 については, 本 人 代 理 人 以 外 の 対 外 関 係 の 問 題 であり,それ 以 外 の 代 理 行 為 の 相 手 方 その 他 の 第 三 者 との 取 引 の 安 全 を 考 慮 する 必 要 があるから, 代 理 行 為 の 相 手 方 等 が 悪 意 又 は 重 過 失 である 場 合 に, 本 人 は 利 益 相 反 行 為 の 効 力 を 否 定 できるとすべきである この 点, 無 権 代 理 無 効 構 成 からは, 代 理 行 為 の 相 手 方 の 保 護 ( 取 引 の 安 全 )は 基 本 的 に 表 見 代 理 の 規 定 によることとなるが, 自 己 契 約 や 双 方 代 理 以 外 の 利 益 相 反 行 為 が 無 権 代 理 と 言 えるかは 問 題 であるし, 自 己 契 約 双 方 代 理 の 準 用 のみで 対 応 しきれるのか 問 題 であり, 利 益 相 反 行 為 の 場 合 の 相 手 方 の 保 護 が 表 見 代 理 規 定 によることは, 必 ずしも 適 切 ではないとも 思 われる( 授 権 表 示, 権 限 踰 越, 代 理 権 消 滅 後 の 表 見 代 理 の3 類 型 に 分 けられるかは, 必 ずしも 明 確 ではない ) 信 託 法 第 31 条 第 6 項 との 比 較 では, 取 消 構 成 とまではする 必 要 はないが, 相 手 方 等 の 主 観 的 要 件 としては 同 じく 悪 意 又 は 重 過 失 の 場 合 に 端 的 に 無 効 主 張 して, 当 該 利 益 相 反 行 為 の 効 果 を 否 定 できるとすべきである ただし,その 際, 代 理 権 の 濫 用 に 関 する 本 試 案 第 35-7の 如 く 本 人 は, 相 手 方 に 対 し, 当 該 行 為 の 効 力 を 本 人 に 対 して 生 じさせない 旨 の 意 思 表 示 をすることができる ものとする との 規 定 の 仕 方 には, 利 益 相 反 行 為 については 違 和 感 がある 代 理 権 濫 用 の 場 合 と 異 なり, 利 益 相 反 行 為 に 当 たるか 否 かは, 形 式 説 にしたがい, 形 式 的 外 形 的 に 判 断 されるのであって, 相 手 方 にも 利 益 相 反 行 為 かどうかは 外 形 的 に 判 断 できるのであるから, 悪 意 又 は 重 過 失 の 相 手 方 に 対 する 無 効 主 張 の 前 提 として, これを 一 旦 有 効 としつつ 本 人 に 形 成 権 的 意 思 表 示 まで 求 める 必 要 はなく, 端 的 に 無 効 主 張 できると 規 定 すべきである 会 社 法 等 にかかる 最 高 裁 判 例 でも, 間 接 取 引 にかかる 利 益 相 反 行 為 につき, 間 接 取 引 の 相 手 方 に 対 して, 一 般 悪 意 の 抗 弁 を 主 張 して, 無 効 主 張 可 能 であるとしているの であるから,この 趣 旨 を 明 文 化 するならば, 代 理 行 為 による 利 益 相 反 行 為 の 相 手 方 に

31 対 しては, 悪 意 又 は 重 過 失 の 相 手 方 に 対 して 無 効 主 張 できると, 端 的 に 明 文 化 すれば 足 りる ただし,そこにおいては, 悪 意 又 は 重 過 失 の 立 証 責 任 については 検 討 の 余 地 はある が, 本 人 側 に 相 手 方 の 悪 意 又 は 重 過 失 の 立 証 を 負 担 させるのが 妥 当 であろう ウ 第 三 者 保 護 規 定 について 利 益 相 反 行 為 の 効 果 について, 無 権 代 理 構 成 を 採 用 すると, 相 手 方 が 表 見 代 理 の 規 定 によっても 保 護 されない 場 合, 転 得 者 などの 相 手 方 以 外 の 第 三 者 については, 民 法 第 94 条 第 2 項 の 類 推 適 用 や 即 時 取 得 の 規 定 によって 解 決 することとなるが, 本 意 見 書 は, 無 権 代 理 無 効 構 成 か, 効 果 不 帰 属 構 成 かよりも, 要 件 効 果 について 明 記 すべき との 立 場 であり,かかる 立 場 からは, 少 なくとも 転 得 者 などの 相 手 方 以 外 の 第 三 者 保 護 のための 規 定 を 置 くべきである その 際 の 第 三 者 の 主 観 的 要 件 としては 悪 意 又 は 重 過 失 が 妥 当 である 判 例 においても, 間 接 取 引 にかかる 利 益 相 反 行 為 につき, 間 接 取 引 の 相 手 方 からの 第 三 者 に 対 しても, 一 般 悪 意 の 抗 弁 を 主 張 して, 無 効 主 張 可 能 であると 考 えられるこ とから,この 趣 旨 を 端 的 に 明 文 化 するならば, 代 理 行 為 による 利 益 相 反 行 為 の 相 手 方 からの 第 三 者 に 対 しても, 悪 意 又 は 重 過 失 の 相 手 方 に 対 して 無 効 主 張 できると, 明 文 化 すれば 足 りる ただし,そこにおいては, 悪 意 又 は 重 過 失 の 立 証 責 任 については 検 討 の 余 地 はある が, 本 人 側 に 相 手 方 の 悪 意 又 は 重 過 失 の 立 証 を 負 担 させるのが 妥 当 であろう 7 代 理 権 の 濫 用 (1) 代 理 人 が 自 己 又 は 他 人 の 利 益 を 図 る 目 的 で 代 理 権 の 範 囲 内 の 行 為 をした 場 合 において, 相 手 方 が 当 該 目 的 を 知 り, 又 は 重 大 な 過 失 によって 知 らなかったときは, 本 人 は, 相 手 方 に 対 し, 当 該 行 為 の 効 力 を 本 人 に 対 して 生 じさせない 旨 の 意 思 表 示 をすることができ るものとする (2) 上 記 (1)の 意 思 表 示 がされた 場 合 には, 上 記 (1)の 行 為 は, 初 めから 本 人 に 対 してその 効 力 を 生 じなかったものとみなすものとする (3) 上 記 (1)の 意 思 表 示 は, 第 三 者 が 上 記 (1)の 目 的 を 知 り, 又 は 重 大 な 過 失 によって 知 ら なかった 場 合 に 限 り, 第 三 者 に 対 抗 することができるものとする ( 注 ) 上 記 (1)については, 本 人 が 効 果 不 帰 属 の 意 思 表 示 をすることができるとするのでは なく, 当 然 に 無 効 とすべきであるという 考 え 方 がある 1 (1)について, 代 理 権 濫 用 について 明 文 を 設 けること, 代 理 権 濫 用 は 原 則 として 有 権 代 理 であること を 前 提 に 規 律 すること, 代 理 権 濫 用 行 為 の 相 手 方 の 主 観 的 要 件 について 悪 意 又 は 重 過 失 とすること, 悪 意 又 は 重 過 失 の 相 手 方 に 代 理 権 濫 用 行 為 の 効 果 が 帰 属 しないことを 主 張

32 することによって, 効 果 不 帰 属 が 主 張 できるとすることについて, 賛 成 する(( 注 )の 考 え 方 には 反 対 する ) 2 (2)について, 3 (3)について, 1 (1)(2)について (1) 代 理 権 濫 用 の 明 文 化 について 代 理 権 濫 用 の 事 例 につき, 判 例 ( 最 判 昭 和 42 年 4 月 20 日 民 集 21 巻 3 号 697 頁, 最 判 平 成 4 年 12 月 10 日 民 集 46 巻 9 号 2727 頁 等 )は 民 法 第 93 条 ただし 書 の 類 推 適 用 を 認 める 立 場 に 立 っている しかし,かかる 立 場 に 対 しては, 代 理 人 は, 法 律 行 為 の 効 果 を 本 人 に 帰 属 させる 意 思 をもって, 本 人 に 効 果 帰 属 すべき 内 容 の 意 思 表 示 をし たのであるから,そこに 心 裡 留 保 に 類 似 する 事 態 は 存 在 しないとの 批 判 もある 判 例 の 立 場 は, 代 理 権 濫 用 に 関 する 一 般 的 規 定 が 現 民 法 に 存 在 しないことに 基 づく 次 善 の 策 と 考 えるべきである よって, 明 文 で 代 理 権 濫 用 に 関 する 規 定 を 設 ける 必 要 性 が 認 められ るから, 代 理 権 濫 用 に 関 する 明 文 の 規 定 を 設 けることにつき, 本 試 案 に (2) 代 理 権 濫 用 の 法 律 構 成 について 代 理 権 濫 用 に 関 する 規 定 を 新 設 する 方 向 で 検 討 する 場 合, 要 件, 効 果 について 検 討 す ることとなる この 点, 民 法 第 93 条 ただし 書 の 類 推 適 用 で 対 応 する 場 合 と 比 べて 事 例 に 即 した 規 定 としなければならない その 意 味 で 法 律 構 成 としては, 民 法 第 93 条 ただし 書 の 類 推 適 用 的 な 構 成 を 採 用 すべきではなく, 効 果 不 帰 属 的 な 構 成 に 親 和 性 がある 本 来, 代 理 権 濫 用 は, 代 理 人 が 自 己 または 他 人 の 利 益 をはかるために, 客 観 的 にはそ の 権 限 内 にある 行 為 をすることをいうと 理 解 されており,それ 自 体 は 有 権 代 理 であって, 原 則 として 本 人 にその 効 果 が 帰 属 する とすれば,この 場 合 には 一 定 の 要 件 のもとで 代 理 権 濫 用 行 為 の 効 果 が 帰 属 しないことを 主 張 できるという 規 定 の 方 向 性 は 是 認 できると 考 える また, 判 例 の 立 場 と 異 なる 見 解 を 採 用 することになるが, 民 法 第 93 条 ただし 書 の 類 推 適 用 という 次 善 の 策 を 判 例 が 講 じていたに 過 ぎないと 評 価 できれば, 判 例 と 異 なる 見 解 を 採 用 することにも 抵 抗 はない (3) 相 手 方 の 主 観 的 要 件 と 意 思 表 示 による 効 果 不 帰 属 相 手 方 の 立 場 からすると, 代 理 権 踰 越 と 代 理 権 濫 用 とでは 違 いがある すなわち, 前 者 の 場 合 には, 相 手 方 は 代 理 権 の 事 項 的 範 囲 について, 本 人 に 直 接 確 認 するなどして 確 実 に 知 る 手 段 を 有 している これに 対 し, 後 者 の 場 合 では, 相 手 方 は, 代 理 人 がどのよ うな 意 図 で 行 為 したのかについては, 確 実 に 知 る 手 段 を 有 していない 本 人 に 問 い 合 わ せたところで, 代 理 人 の 意 図 までは 知 りえないからである とすれば, 代 理 権 濫 用 の 場 合 を 無 権 代 理 と 解 する 立 場 には 賛 成 できない 両 者 を 同 一 の 事 態 とみることはできない ここから, 代 理 権 濫 用 の 場 合, 代 理 権 踰 越 の 場 合 よりも 強 く 保 護 されてよいとの 考 え 方

33 が 導 かれる( 佐 久 間 毅 民 法 の 基 礎 1 総 則 第 3 版 ( 有 斐 閣,2008)288 頁 ) その 結 果,この 価 値 判 断 を 基 礎 にして, 相 手 方 の 保 護 要 件 を 考 えた 場 合, 代 理 権 踰 越 ( 民 法 第 110 条 )の 場 合 と 比 較 して, 相 手 方 保 護 要 件 を 緩 和 する,すなわち, 相 手 方 保 護 要 件 を 悪 意 又 は 重 過 失 とするとの 結 論 が 導 かれる そして, 代 理 権 濫 用 の 場 合 は, 代 理 人 は 本 人 に 効 果 帰 属 させる 意 思 を 有 しているとと もに, 代 理 人 の 代 理 権 濫 用 の 意 思 は 相 手 方 にはわからないことから(この 点 において 利 益 相 反 行 為 と 異 なる ), 有 権 代 理 と 考 え, 一 旦 有 効 に 効 果 帰 属 しているものととらえる ことも 妥 当 である そうすると, 本 試 案 のように, 代 理 権 濫 用 については, 効 果 を 帰 属 させない 旨 の 形 成 権 的 な 意 思 表 示 によって, 効 果 不 帰 属 となり,その 効 果 は 遡 及 して 効 力 を 生 じなかったものとなることにも, 賛 成 できる なお,かかる 見 解 に 立 ったとしても, 法 定 代 理 人 の 代 理 権 濫 用 行 為 に 関 しては, 本 人 保 護 の 要 請 が 別 途 働 くことから, 相 手 方 保 護 要 件 を 任 意 代 理 の 場 合 と 比 べて 加 重 し, 悪 意 又 は 重 過 失 ではなく 悪 意 又 は 有 過 失 とすることで 対 応 すべきである 2 (3)について 代 理 権 濫 用 の 明 文 化 にあたり, 取 引 の 安 全 の 観 点 から, 相 手 方 との 間 で 取 引 関 係 に 入 った 転 得 者 等 の 第 三 者 の 保 護 規 定 を 明 文 化 することは, 転 得 者 等 の 第 三 者 は 直 接 の 相 手 方 よりも 取 引 の 安 全 が 重 視 されてしかるべきであると の 観 点 からも, 上 記 のとおり 代 理 権 濫 用 について 相 手 方 の 信 頼 要 件 を 悪 意 又 は 重 過 失 と する 本 意 見 書 においては, 転 得 者 等 の 第 三 者 の 信 頼 要 件 を 悪 意 又 は 重 過 失 とすることに 8 代 理 権 授 与 の 表 示 による 表 見 代 理 ( 民 法 第 109 条 関 係 ) 民 法 第 109 条 の 規 律 を 次 のように 改 めるものとする (1) 本 人 が 相 手 方 に 対 して 他 人 に 代 理 権 を 与 えた 旨 を 表 示 した 場 合 において,その 他 人 が その 表 示 された 代 理 権 の 範 囲 内 の 行 為 をしたときは, 本 人 は, 当 該 行 為 について,その 責 任 を 負 うものとする ただし, 相 手 方 が,その 他 人 がその 表 示 された 代 理 権 を 与 えら れていないことを 知 り, 又 は 過 失 によって 知 らなかったときは,この 限 りでないものと する (2) 上 記 (1)の 他 人 がその 表 示 された 代 理 権 の 範 囲 外 の 行 為 をした 場 合 において, 相 手 方 が 当 該 行 為 についてその 他 人 の 代 理 権 があると 信 ずべき 正 当 な 理 由 があるときは, 本 人 は, 当 該 行 為 について,その 責 任 を 負 うものとする ただし, 相 手 方 が,その 他 人 がその 表 示 された 代 理 権 を 与 えられていないことを 知 り, 又 は 過 失 によって 知 らなかったときは, この 限 りでないものとする 1 (1)について, 2 (2)について,

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