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あおいしのしま
7 years ago
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道路環境市民塾第 2 回人にやさしい公共交通 2014 年 5 月 31 日目次 1. はじめに車に頼らない乳幼児連れの移動 ~ 公共交通におけるベビーカー利用 ~ 神戸女子大学家政学部西本由紀子 2. 現在の子育て状況 3. 公共交通機関におけるベビーカー利用者観察調査 4. 乳幼児の保護者を対象としたベビーカー利用に関する意識調査 5. 鉄道内におけるベビーカー利用に対する乗客の意識 6.

1 道路環境市民塾第 2 回人にやさしい公共交通 2014 年 5 月 31 日目次 1. はじめに車に頼らない乳幼児連れの移動 ~ 公共交通におけるベビーカー利用 ~ 神戸女子大学家政学部西本由紀子 2. 現在の子育て状況 3. 公共交通機関におけるベビーカー利用者観察調査 4. 乳幼児の保護者を対象としたベビーカー利用に関する意識調査 5. 鉄道内におけるベビーカー利用に対する乗客の意識 6. 国土交通省ベビーカー利用に関する協議会取りまとめ 7. おわりに P-01 はじめに交通バリアフリー法の整備近年公共交通機関におけるエレベーターの設置などバリアフリー環境の整備が進みベビーカーに子どもを乗せたまま気軽に外出しやすい環境が整いつつある少子化対策の一つとして子育てバリアフリーの推進が取り上げられ子育てを支援する生活環境の整備が進められている一方で公共交通機関におけるベビーカー利用についてはヒヤリハットの事故やベビーカー利用者と周囲の人々との意識の差などが顕在化している交通事業者の取り組みやベビーカーマークも統一的でなく事業者独自のものが多いベビーカーを利用しやすい環境づくりを検討する P-02 ハートビル法 1994 年高齢者身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律交通バリアフリー法 2000 年高齢者身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律バリアフリー新法 2006 年高齢者障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律妊産婦や子ども連れは対象とされているがベビーカーを利用する乳幼児連れは直接の対象として位置づけられていなかった P-03 1

おわりに P-01 はじめに交通バリアフリー法の整備近年公共交通機関におけるエレベーターの設置などバリアフリー環境の整備が進みベビーカーに子どもを乗せたまま気軽に外出しやすい環境が整いつつある少子化対策の一つとして子育てバリアフリーの推進が取り上げられ子育てを支援する生活環境の整備が進められている一方で

2 少子化対策法の整備現在の母親少子化対策きっかけ :1990 年の合計特殊出生率 1.57 ショックエンゼルプラン 1994 年新エンゼルプラン 1999 年次世代育成支援少子化対策プラスワン 2002 年 ( 厚生労働省 ) 子育てを支援する生活環境の整備子育てバリアフリーの概念を明示子ども子育て応援プラン 2005 年子ども子育てビジョン 2010 年子育てバリアフリーの推進を主要施策として位置づける年齢の広がり : 20 年前はお母さんの多くが 20 代後半であったが現在は 10 代 ~40 代職業も様々なお母さんがおり多様化している子育て用具の選び方などで価値観が様々子育ての意識の変化 : 1960 年代頃までは子育ての知識は母からの継承だったが現在は育児書 ( 雑誌インターネットからの情報 ) が中心である P-04 P-05 妊娠中子ども連れでの外出に対する意識バリアフリー整備が進むことによる変化こども未来財団子育て中の親の外出に関するアンケートより 2011 年,2004 年乳幼児連れ等への配慮施設はない我慢 2011 年男性 35.1% 58.3% 6.6% 2011 年女性 34.7% 61.2% 4.1% 少しずつ配慮施設が整備される不便さが徐々に解消 2004 年 27.0% 69.8% 3.2% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0% いろいろなところに積極的に外出したい不安なくいける場所であれば外出したいなるべく外出したくない妊娠中子ども連れでの外出意向は不安がなければ外出したいが最も多いいろいろなところに積極的に外出したいは3 割台 2004 年調査よりも積極的外出意向が高まっており若い世代や子育て環境への関心が高い層で積極派が多い P-06 より快適な施設をより利便性よく快適な外出がしたいベビーカーの重量化大型化新たなニーズが発生子育て世代が我慢するのではなく行きたい場所に自由に快適に外出できる子育てを応援する社会への変化が求められている P-07 2

20 代後半であったが現在は 10 代 ~40 代職業も様々なお母さんがおり多様化している子育て用具の選び方などで価値観が様々子育ての意識の変化 : 1960 年代頃までは子育ての知識は母からの継承だったが現在は育児書 ( 雑誌インターネットからの情報 ) が中心である P-04 P-05 妊娠中子ども連れでの外出に対する意識バリアフリー整備が進むことによる変化

乳幼児の身体発育 ( 平成 22 年乳幼児身体発育調査より ) 子育て中の外出活動とバリア外出時の子どもの荷物 : オムツおしりふきガーゼ飲み物食べ物服 ( 着替え ) おもちゃブランケット ( 冬 ) 1 歳では約 10kg 月齢により要望は変化 : 授乳オムツ替えじっとしていないトイレトレーニング P-08 1 交通システムに関するバリア 2 活動機会に関するバリア 3

3 2011 年 10 月子育て中の女性の外出行動とバリアに対する意識に関する研究首都圏在住の乳幼児を持つ母親を対象として - 大森宣暁らより P-09 乳幼児連れの移動近年の国内ベビーカー出生数 : 約 107 万人 / 年 (2009 年 ) ベビーカー販売台数 :7~80 万台 / 年 (2009 年 ) 幼児運搬用具の保有状況背負子ベビーカーおんぶひもだっこひもスリング

3 乳幼児の身体発育 ( 平成 22 年乳幼児身体発育調査より ) 子育て中の外出活動とバリア外出時の子どもの荷物 : オムツおしりふきガーゼ飲み物食べ物服 ( 着替え ) おもちゃブランケット ( 冬 ) 1 歳では約 10kg 月齢により要望は変化 : 授乳オムツ替えじっとしていないトイレトレーニング P-08 1 交通システムに関するバリア 2 活動機会に関するバリア 3 外出に伴い派生する活動に関するバリア 4 子どもの活動に親のスケジュールが拘束されることによる時間制約等のバリア 5 子育て支援サービスの利用に関するバリア 6 外出および子育て支援サービス等の情報入手に関するバリア日本都市計画学会都市計画論文集 VOL.46 NO 年 10 月子育て中の女性の外出行動とバリアに対する意識に関する研究首都圏在住の乳幼児を持つ母親を対象として - 大森宣暁らより P-09 乳幼児連れの移動近年の国内ベビーカー出生数 : 約 107 万人 / 年 (2009 年 ) ベビーカー販売台数 :7~80 万台 / 年 (2009 年 ) 幼児運搬用具の保有状況背負子ベビーカーおんぶひもだっこひもスリング背負子該当なし谷口綾子ら : 首都圏の未就学児を持つ母親計 1000 名を対象に行った WEB 調査 (2009 年 4~5 月 ) おんぶひもだっこひも保有率 (%) 自動車非保有 n=560 自由に利用できる車がある n=245 スリング P-10 乳母車 SG マークの基準改正 (2009 年 )( 財 ) 製品安全協会旧 SG 基準 A 形 ;1 月 ~24 月 B 形 ;7 月 ~24 月 1 か月 ~36 か月頃まで両対面式 4.4kg お母さんの多様化軽さ押しやすさおしゃれさ重視へ新 SG 基準 SG マーク付きベビーカー :37.8 万台 / 年 (2009 年 ) 海外品 1 か月 ~48 か月頃まで背面式 7.1kg P-11 3

4 公共交通機関における近年のベビーカー取扱い状況電車車両内での取り扱い公共交通機関における近年のベビーカー取扱い状況バス車両内での取り扱いベビーカーを広げて乗車する場合の各社規定例東京メトロでは 1998 年まではベビーカーを開いた状態で乗せることを禁じていたが 99 年からは利用者の責任の範囲で認めている JR 東日本ほか関東中部関西の鉄道事業者 30 社が 2008 年 3 月末からベビーカーキャンペーンを実施している P-12 横浜市交通局大阪市交通局 P-13 これってマナー違反? 電車内のベビーカー利用に賛否両論啓発ポスター引き金電車にベビーカーを押して乗車してきたら迷惑 31% 首都圏在住 20~60 代の男女 1000 人のアンケート結果 (2010 年 6 月 ) 野村プレミアムブランズ調べ 2010 年 8 月 23 日日本経済新聞 ( 夕刊 ) P-14 少子化対策の一つとして赤ちゃんを育てやすい環境をつくる首都圏の鉄道 24 社と東京都が鉄道利用者に呼びかけるポスターを掲出 2012 年 8 月 26 日朝日新聞 P-15 4

5 公共交通機関におけるベビーカー利用者観察調査鉄道における観察調査結果車両の乗降方法調査概要調査対象 JR 神戸線 ( 須磨 ~ 芦屋 ) 駅構内及び車両内でベビーカーを利用し乳幼児を伴っている人とその同行者乗車前輪を上げて降車前輪を上げて調査方法調査員 ( 各日 3 名 ) による観察調査 ( 追跡あり ) 平日休日の各 2 日調査日 (2009 年 1 月 25,26 日 2 月 6,11 日 ) 天候 ( 最高 / 最 1 月 25 日 ( 日 ) 晴れ (7/1 ) 1 月 26 日 ( 月 ) 曇り (8/2 ) 低気温 ) 2 月 6 日 ( 金 ) 晴れ (11/6 ) 2 月 11 日 ( 祝 ) 晴れ (12/5 ) 調査時間帯調査件数各日時 ( この時間帯は対象者への事前アンケートで最も利用の多い時間帯であった ) 平日 97 件休日 113 件計 210 件後向きで P-16 P-17 鉄道における観察調査結果車いすスペース平日スペースに余裕あり 68 件 5 2 ベビーカー利用者の行動特性車掌室同行者を伴わず行動 ( 半数以上 ) 3 乗車中の位置や立着状況乗降ドア付近通常座席優先座席の順車いすスペース 2 乗降時乗車中ともにベビーカーを広げたまま休日混み合っている 5 件車掌室乗降扉付近車いすスペース空間中央休日スペースに余裕あり平日 78 混み合っている件 2 件優先座席車掌室前の空いたスペース車掌室約 80% 車掌室車いすスペー平日スペースに余裕あり 68 件 5 車いすスペース乗車中の位置と立着状況 (2 列シート ) N=57 保持者ヘヒーカー ( 着座 ) 車掌室保持者ヘヒーカー ( 6立座 ) 6 6 P-18 鉄道における観察調査結果車両内のベビーカー利用者の状況車両の混み具合とベビーカー利用者の状況 (n=210) 車両の混み具合満員やや混雑席埋まり空席ありがらがら < 混み合っている > < スペースに余裕あり > 合計位置立座立座着座立座着座乗降ドア付近 (32.4%) 通常座席 (27.6%) 優先座席 (27.1%) 補助席 (7.1%) 車両連結ドア付近 (2.4%) 車掌室前の空いたスペース (1.9%) 車いす優先スペース車内スペースに余裕が (1.4%) 合計 15(7.1%) 8(3.8%) 77(36.7%) 110(52.4%) 210(100%) あっても乗降ドア付近に立っていることが多い P-19 5

休日 113 件計 210 件後向きで P-16 P-17 鉄道における観察調査結果車いすスペース平日スペースに余裕あり 68 件 5 2 ベビーカー利用者の行動特性 7 5 9 3 9 車掌室 6 6 1 同行者を伴わず行動 ( 半数以上 ) 3 乗車中の位置や立着状況乗降ドア付近通常座席優先座席の順 6 2 4 車いすスペース 2 乗降時乗車中ともにベビーカーを広げたまま

鉄道における観察調査結果ベビーカー利用者の危険な行動特性 1 車両への乗降車両とホームの隙間が広い場合 2 人以上の子どもを連れている場合 2 上下移動階段の上り下りエスカレーターの使用 3 ベビーカーの荷物重量バランスが崩れ後方へ転倒乳幼児の保護者を対象としたベビーカー利用に関する意識調査調査概要調査対象神戸市保健福祉部実施の 4 か月 1 歳 6

3% 4.1% (n=675) P-20 10 代 20 代前半 20 代後半 30 代前半 30 代後半 40 代 P-21 乳幼児の保護者意識調査結果乳幼児連れの外出実態乳幼児の保護者意識調査結果乳幼児連れの外出実態外出目的外出先外出時のベビーカー利用について 4か月 (N=263) 48.7% 41.4% 9.9% 1 歳半 (N=435) 71.0% 17.7% 11.

6 鉄道における観察調査結果ベビーカー利用者の危険な行動特性 1 車両への乗降車両とホームの隙間が広い場合 2 人以上の子どもを連れている場合 2 上下移動階段の上り下りエスカレーターの使用 3 ベビーカーの荷物重量バランスが崩れ後方へ転倒乳幼児の保護者を対象としたベビーカー利用に関する意識調査調査概要調査対象神戸市保健福祉部実施の 4 か月 1 歳 6 か月健康診査対象の乳幼児の保護者神戸市 N 区役所実施の子育てセミナーの参加者調査方法質問紙調査 ( 留置自記法 ) 配布 / 回収方法事前郵送配布 / 直接回収一部直接配布 / 直接回収を行った調査時期 2009 年 1 月 ~3 月回収率 66.3% ( 有効回収数 698 票 / 配布数 :1052 票 ) 回答者の年齢 0.7% 7.0% 22.1% 45.8% 20.3% 4.1% (n=675) P 代 20 代前半 20 代後半 30 代前半 30 代後半 40 代 P-21 乳幼児の保護者意識調査結果乳幼児連れの外出実態乳幼児の保護者意識調査結果乳幼児連れの外出実態外出目的外出先外出時のベビーカー利用について 4か月 (N=263) 48.7% 41.4% 9.9% 1 歳半 (N=435) 71.0% 17.7% 11.3% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 公共交通機関でもベビーカーを利用する公共交通機関ではベビーカーを利用しないベビーカーは利用しない (n=698) 買い物子どもの遊び場祖父母の家食事病院銀行 ( 金融機関 ) 通園習い事役所など公共交通機関におけるベビーカー利用者 (n=437) P-22 P-23 6

乳幼児の保護者意識調査結果乳幼児連れの外出実態公共交通機関の利用頻度複数回答 (n=437) 週 4 回以上週 2,3 回月数回年数回ほとんどなしなし電車 10 26 220 126 44 11 割合 (%) 2.3% 5.9% 50.3% 28.8% 10.1% 2.6% バス 2 11 67 83 203 71 割合 (%) 0.5% 2.5% 15.3% 19.0% 46.

5% 外出の際の子どもの荷物複数回答 (n=433) 持ち物オムツおしりふきカーセなど飲み物食べ物フランケットなど服 ( 着替え ) おもちゃ件数 429 419 315 265 263 254 251 186 割合 99.1% 96.8% 72.7% 61.2% 60.7% 58.7% 58.0% 43.

7 乳幼児の保護者意識調査結果乳幼児連れの外出実態公共交通機関の利用頻度複数回答 (n=437) 週 4 回以上週 2,3 回月数回年数回ほとんどなしなし電車割合 (%) 2.3% 5.9% 50.3% 28.8% 10.1% 2.6% バス割合 (%) 0.5% 2.5% 15.3% 19.0% 46.5% 16.2% バスは利用頻度が少ない乳幼児の保護者意識調査結果乳幼児連れの外出時の意識公共交通機関などでベビーカーを使っている際の周囲からの反応や自分がしている周囲への対応混雑時などにベビーカーを邪魔そうにされた子どもが泣いたりぐずったら嫌な顔をされた 49.4% 65.5% 50.6% 34.5% 外出の際の子どもの荷物複数回答 (n=433) 持ち物オムツおしりふきカーセなど飲み物食べ物フランケットなど服 ( 着替え ) おもちゃ件数割合 99.1% 96.8% 72.7% 61.2% 60.7% 58.7% 58.0% 43.0% ほとんどが持参 P-24 ベビーカーが邪魔になっていないか常に周囲に気を遣うエレベーターなど環境の整っていない所にはなるべく出かけないようにする車両内等で子どもを抱きベビーカーを持っていても周囲は知らん顔をしているはいいいえ 68.0% 97.8% 85.2% 32.0% 2.2% 14.8% 0% 20% 40% 60% 80% 100% P-25 乳幼児の保護者意識調査結果乳幼児連れの外出時の意識周囲からの手助けと周囲への手助け依頼頻度手助けをしてもらう頻度 41.2% 22.1% 12.7% 18.7% 5.3% n= % 手助けをお願いする頻度 85.2% 7.1% 3.3% n= % ほとんどない少ないやや少ないやや多い多い公共交通機関でのヒヤリハットした経験多くが経験ありヒヤリハットした経験自由記述ベビーカーの後ろの荷物が重すぎて後ろに転倒 50.2% 31.0% 18.7% ベビーカーが人にぶつかった 33.9% 48.1% 18.0% エレベーターなどのドアに挟まれた 10.4% ホームと電車の隙間にベビーカーの車輪が落ちた 3.1% 23.9% 41.2% 73.0% 48.3% 車両中でベビーカーを支えていて自分が倒れた 1.4% 30.6% 68.0% 経験ありなりかけた経験なし 0% 50% 100% 質問項目で挙げたトラブルの経験 (n=422) P-26 P-27 7

鉄道内におけるベビーカー利用に対する乗客の意識世代間意識調査結果回答者の属性調査概要対象調査方法回答数 168 154 ( 配布数 200/ 回収率 77%) 調査期間タブレット端末を用いた街頭インタビュー形式調査関西在住 10 代 ~60 代の鉄道利用者直接配布 / 直接回収による質問紙調査 2011 年 10~12 月 2011 年 11~12 月全体全体子育て経験

0 末子の年齢 ( 無回答を除く ) 0~5 歳の子をもつ親 6~19 歳の 20 歳以上の子をもつ親子をもつ親合計人 182 140 55 80 40 322 % 56.5 43.5 31.4 45.7 22.9 100.

8 鉄道内におけるベビーカー利用に対する乗客の意識世代間意識調査結果回答者の属性調査概要対象調査方法回答数 ( 配布数 200/ 回収率 77%) 調査期間タブレット端末を用いた街頭インタビュー形式調査関西在住 10 代 ~60 代の鉄道利用者直接配布 / 直接回収による質問紙調査 2011 年 10~12 月 2011 年 11~12 月全体全体子育て経験有り無し年齢 ( 無回答を除く ) 19 歳以下 20 代 30 代 40 代 50 代 60 歳以上男性女性人 % 末子の年齢 ( 無回答を除く ) 0~5 歳の子をもつ親 6~19 歳の 20 歳以上の子をもつ親子をもつ親合計人 % 本報ではベビーカー利用世代を 0~5 歳の子を持つ親としている年代構成 ; 子育て経験別 ( 無回答を除く ) 性別合計タブレット端末による調査の様子タブレット端末によるアンケート : プレビュー P-28 子育て経験別 P-29 世代間意識調査結果鉄道におけるベビーカー利用経験子育て経験 ( 無回答を除く ) *** 世代間意識調査結果鉄道でのベビーカー利用に対する是非鉄道でベビーカーを利用しての外出についてあなたはどう思いますか? 子育て経験 ( 無回答を除く ) 末子の年齢 *** ***;p < 子育ての時期が遡るにつれて鉄道でのベビーカー利用経験者は少なくなった P-30 末子の年齢今時の保護者はマナーが悪い世代間ギャップが存在 P-31 8

公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会 2014 年 3 月 26 日とりまとめ ( 無回答を除く ) 子育て経験末子の年齢

9 世代間意識調査結果ベビーカー利用者に対する不満の有無 ( 無回答を除く ) 世代間意識調査結果鉄道でのベビーカー利用に対する不満の内容子育て経験別末子年齢別子育て経験末子の年齢 P-32 P-33 世代間意識調査結果ベビーカー利用者の周囲への気遣いの有無公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会 2014 年 3 月 26 日とりまとめ ( 無回答を除く ) 子育て経験末子の年齢 ** 世代間ギャップが存在 **;p < 0.01 P-34 P-35 9

10 ベビーカー利用に関するキャンペーンの実施 2014 年 5 月 1 日 ~5 月 31 日ベビーカー利用にあたってのお願いベビーカー利用への理解配慮ベビーカーの安全な使用近畿圏の交通事業者の対応 ( 参考 ) ベビーカー優先スペース先進事例 : 広島電鉄 LRT 車両内 P 年 5 月 23 日毎日新聞 ( 夕刊 ) P-37 おわりに公共交通機関におけるベビーカー利用については子どもの安全を守る子育てしやすい環境をつくるという視点から 1 ベビーカーの安全な使用 2 ベビーカー利用への理解配慮 3 関係者の取り組みなど一定の方針が示された今後状況に合わせて関係者の取り組みを具体的に進めること子育て層は常に変化していくため継続的な普及啓発活動が重要となるご清聴ありがとうございました P-38 10

公共交通機関におけるベビーカー利用については子どもの安全を守る子育てしやすい環境をつくるという視点から 1 ベビーカーの安全な使用 2 ベビーカー利用への理解配慮 3

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<4D F736F F D E9197BF A B834A815B B815B838B816988C4816A C5> 資料 4 ベビーカー利用ルールの作成 1. ベビーカー利用ルールの必要性公共交通機関等におけるベビーカーの利用について各事業者が独自に取り組みを行い利用方法が事業者ごとに異なる現状では利用者の混乱を招く原因となり望ましくない公共交通機関等の混雑の状況等は地域によって差異はあるものの関係者がベビーカーの利用の円滑化にあたって取り組むべき事項には共通点を見いだすことができるためこれらを整理し

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