2-3-4 評価委員会による評価樫葉林木遺伝資源保存林については ニホンシカの生息数も多く コウヤマキの樹幹の食皮害が認められることから 早急に被害防止策を実施すべき時期にきている 幹の全周に被害が及ぶと リョウブなどとは異なり枯死するため 樹皮保護ネット等で幹を覆う必要がある 2-4 川添林木遺伝

Size: px
Start display at page:

Download "2-3-4 評価委員会による評価樫葉林木遺伝資源保存林については ニホンシカの生息数も多く コウヤマキの樹幹の食皮害が認められることから 早急に被害防止策を実施すべき時期にきている 幹の全周に被害が及ぶと リョウブなどとは異なり枯死するため 樹皮保護ネット等で幹を覆う必要がある 2-4 川添林木遺伝"

Transcription

1 2-3-3 調査の結果本調査地は太平洋型ブナ林 ( スズタケ-ブナ群落 ) に含まれる樫葉林木遺伝資源保存林で 基礎調査で調査された定点に円形プロットを設定し 植生調査を実施した プロット 1 プロット 1( 標高 1100m) は 南東に延びる尾根部分でブナ ツガを主体とする林分で コウヤマキが高木層に含まれ 一部ツガの老齢木の倒木により小さなギャップが生じている 亜高木層はアセビ ネジキ 低木層はコバノミツバツツジ ハイノキ 草本層はミヤマシキミが占めている 平成 19 年度の基礎調査時に確認されたニホンシカによるミヤマシキミの食害は調査時期等の関係から確認されなかった プロット 2 プロット 2( 標高 1190m) は 東に延びる尾根部の急傾斜地で ツガ コウヤマキが高木層を占め 大円部分にヒメコマツが生育し 全体として樹勢も良く樫葉林木遺伝資源保存林を代表する林分である プロット 3 プロット 3( 標高 1250m) は 平坦な尾根の地形である ブナ ミズナラ コハウチワカエデを主とする林分で 太平洋型ブナ林 ( スズタケ-ブナ群落 ) の代表的林分と考えられるが シカ食害の影響からかスズタケが殆ど枯れた状態で 草本層も皆無に近い状況であった 周辺にシカの糞は非常に多く シカ個体数は非常に過密な状態と判断される 基礎調査時同様 シカの剥皮の害は リョウブ シラキを始めとしてヒメコマツ等にも及んででいて 特に コウヤマキは殆どの個体が被害を受けている状態であり 入り口から山頂に通ずる尾根周辺に多く見られる 特に 保存対象樹種のコウヤマキについては ニホンシカの剥皮害を防止するためネットでの囲い込み等の保護対策が必要と考えられる 写真 26. コウヤマキシカ食皮害 39

2 2-3-4 評価委員会による評価樫葉林木遺伝資源保存林については ニホンシカの生息数も多く コウヤマキの樹幹の食皮害が認められることから 早急に被害防止策を実施すべき時期にきている 幹の全周に被害が及ぶと リョウブなどとは異なり枯死するため 樹皮保護ネット等で幹を覆う必要がある 2-4 川添林木遺伝資源保存林 保護林の概要川添林木遺伝資源保存林は鹿児島県姶良郡湧水町の栗野岳 (1094m) 北面に位置し 保護林面積 79.26ha 林相はタブノキ イスノキ シラカシ アカガシ スダジイ ミズメ及びクマシデ等の樹種からなる 樹齢 120 年生以上の常緑天然広葉樹林である 昭和 49 年 5 月の森林調査では タブノキの優先する森林が 火山地帯の地温の影響から 照葉樹林の上限 700mに出現したと思われ 比較的原生状況が保たれ 保護に値する第一級の価値がある と報告されている また 林内の巨樹には カタヒバ等の着生植物が豊富に生育し 保護林の価値を更に高めている 調査の概要 森林調査を図 22 に示す 3 箇所で実施した 図 22. 川添林木遺伝資源保存林森林調査位置 40

3 写真 27. 川添林木遺伝資源保存林林内の様子 調査の結果 プロット 1 プロット 1 は標高 600mに位置し 高木層にイスノキ タブノキ ウラジロガシなどの大径木 亜高木層にヤブツバキ 低木層にサザンカ イヌガシから構成され それらの幼樹が林床に育っている 着生植物としては マメヅタ カタヒバ ヒトツバ イワヤナギシダ シシラン ヒメノキシノブ アオガネシダ シノブが確認できた プロット 2 プロット 2 は標高 800mで火山地帯の地温の影響を強く受けた地点である 高木層はウラジロガシ ミズメ イスノキから成り 低木層ではヤブツバキ シキミが生育し 草本層ではイヌガシ ツルシキミが比較的暗い林床に育っている 着生植物としては マメヅタ セッコク ムギランが確認できた プロット 3 プロット 3 は標高 650m 付近に位置する タブノキの巨木が成育し ホソバタブ スダジイ イスノキの高木層が茂り 活力のある森林を維持している 着生植物としては マメヅタ カタヒバ ヒトツバ イワヤナギシダ シシラン アオガネシダが確認できた 写真 28. ヒトツバ 写真 29. カタヒバ 41

4 写真 30. シシラン 写真 31. セッコク 全てのプロットにおいて 高木層を形成するタブノキ等の大径木には 着生植物の繁茂が見られ 標高の高いプロット2 周辺ではセッコクが着生植物の主となっている 保護林としては 外来種の進入も見受けられず 人の立ち入りも尐ないことから 適正に保全されている 他にニホンシカの剥皮等の被害については 顕著では無いものの 林床のアオキの約 7 割程度が食皮害を受け枯損しており 枯損していない木でも食害が顕著なことから 林床のアオキの消失が懸念される状況である 評価委員会による評価川添林木遺伝資源保存林は 照葉樹林帯の上限にタブノキの優占する林分が存在するという特異性を有する 一方でウチワゴケ等の樹上植生が多く 変化に富むことで保護林に指定された経緯も有るため 着生植物の同定を重視して 今後調査を実施する必要があると指摘がなされた 保護林としては ニホンシカによる被害も特になく 健全であるため特に必要な措置は無い 2-5 背振山植物群落保護林 保護林の概要脊振山植物群落保護林は 佐賀県と福岡県の県境に位置する脊振山 1055mの南面に位置し 下部から上部へ登山道が整備されている 林相は スギ シデ カエデ アラカシ ブナ等の天然針広混交林で 標高の高い地点はブナ等の落葉樹が多く スギが僅かに点在し 下部域に達するほどスギの大径木が多く見られるなど 林相は標高により変化に富んでいる 調査の概要森林調査を図 23 に示す 2 箇所実施した 背振山植物群落保護林は 標高 700mから 900mの範囲に位置し 700m 付近までが照葉樹林帯でその上部にブナを代表とする夏緑樹林帯が分布する 42

5 図 23. 脊振山植物群落保護林森林調査位置 写真 32. 背振山植物群落保護林の夏緑広葉樹 調査の結果 プロット 1 プロット 1( 標高 900m) は アカガシ ブナ クマシデが高木層を シキミ リョウブ タンナサワフタギが亜高木層をなし そしてシロモジを主とした低木層からなり 草本層はミヤコザサ トウゲシバが茂っている 43

6 プロット 2 プロット 2(820m) は スギを主とする林分で アカガシの大径木を含み 背振山のスギ 大径林の代表的林分である スギの樹勢は良好で 健全な森を形成しているが プロット1へと向かう登山道筋では 風害によるスギの根返りが数本確認された ( 写真 33) 地質が花崗岩のため 根張りが浅く 風による抵抗力は弱いと考えられる また 脊振山頂上まで自動車道が整備されていることから 保護林内の登山道利用は尐なく林内は保全されている 写真 33. スギの風倒木 評価委員会による評価 当保護林のスギについては 風により根倒れが発生したものもあるが スギ材の活用も検討す べきである 2-6 萱瀬スギ植物群落保護林 保護林の概要萱瀬スギ植物群落保護林は長崎県大村市の北東の山腹の中腹に位置し 緩傾斜地の 3.73ha のスギ老齢木の人工林である 長崎では最も古い人工林と言われ 藩政時代に植林され樹齢は 240 年以上で 森の巨人 100 選 に選ばれたスギ巨木 萱瀬スギ がある 調査の概要 森林調査は図 24 に示す 2 箇所を実施した これらの調査地点は平成 19 年度基礎調査地点であ る 44

7 図 24. 萱瀬スギ植物群落保護林森林調査位置 写真 34. 萱瀬スギ林遠景 写真 35. スギの巨木 調査の結果 プロット 1 プロット 1 ではスギの老齢木が安定した林分を構成し 高木層の植被率 80% はスギによるものである 草本層にはアオキ サツマイナモリなどスギ適地と判断される植生が健全に育っている 気象 病虫害等も見受けられなかった プロット 2 プロット 2 は調査区域内に平成 12 年 4 月 森の巨人たち 100 選 に選ばれた大名スギが含 45

8 まれる林分で プロット 1 同様に健全な森を形成している 保護林全体として 樹齢 240 年以上と言われるスギの胸高直径は約 1m 樹高 35m 程である 亜高木層にはタブノキ ウラジロガシ ヤブニッケイが生え 低木層にアオキ ウリノキ 草本層にイワガネ サツマイナモリなどといった林床植生があることからもスギに適した土壌となっている また 凹地地形のため 風の影響を受けにくいと思われることから 林分自体の健全さを維持している 歩道からの人の踏み入れもなく土地の攪乱はなく林齢相応の森となっており 安定しているので 原則として人手を加えず自然の推移に委ねるべきと考える 評価委員会による評価 健全な状態を維持しており 特に実施すべき施業等は無いと思われる 2-7 萱瀬ヒバ植物群落保護林 保護林の概要萱瀬ヒバ植物群落保護林は長崎県大村市の北東の山腹の中腹に位置し 緩傾斜地の 0.30ha のアスナロ ( ヒバ ) 老齢木の人工林である 藩政時代に植林され樹齢は 150 年以上で 九州で唯一古いヒバ人工林と言われているが 本数は尐なくイヌマキが混生した状態にある 調査の概要 森林調査を図 25 に示す 1 箇所で実施した 46

9 図 25. 萱瀬ヒバ植物群落保護林森林調査位置 写真 36. ヒバ林内の状況 調査の結果調査プロットは 北東緩斜面 ( 標高 400m) に位置し 高木層にヒバ ( 胸高直径 66cm 樹高 25m) イヌマキ 亜高木層にヤブニッケイ カゴノキ 低木層にアオキ イヌビワ等が生育し 草本層にイワガネ フユイチゴ サツマイナモリなどがあり 森林としては極相を呈し ヒバの生育に適した地となっている 風の影響かと思われるヒバの倒木が数本確認でき さらに2~ 3 本のヒバが傾斜木となって 強い風を受ければ倒れる可能性が高いと思われる 壮齢の森林で管理上特に問題は無いが ヒバの生育面積が小さいため 毎木調査はヒバ全木を対象に実施される方が好ましい 47

10 2-7-4 評価委員会による評価 風害による傾斜木が有り 他の健全木に影響を与えるようであれば 伐採等適切な措置を講ず る方が好ましいと考えられる 2-8 野岳植物群落保護林 保護林の概要野岳植物群落保護林は長崎県島原半島のほぼ中央部に位置し 国道 57 号線から仁田峠循環道を上がって行く道路沿いにあり 保護林面積 80.31ha の急傾斜地である 林相は イヌツゲを主としてモミ ニシキウツギ シロドウダン等が生育し 樹齢は150 年以上と言われ イヌツゲ巨大化の原因は不明であると言われている 平成 3 年長崎県の国指定天然記念物 ( 樹木 ) にイヌツゲ群落が指定された 調査の概要 森林調査を図 26 に示す 2 箇所で実施した 図 26. 野岳植物群落保護林森林調査位置 48

11 写真 37. 野岳植物群落保護林遠景 写真 38. イヌツゲ 調査の結果 プロット 1 プロット 1( 標高 1100m) は モミを高木層として 野岳を代表するイヌツゲ その他ヤマボウシ コハウチワカエデ ネジキが占めているが モミの樹高も 10m 未満と生育状況は余り良くない また モミの立ち枯れが目立つ 低木層はツクシイヌツゲ ネジキ カナクギノキ ミヤマキリシマ イヌシデ ケクロモジ等が見られケクロモジの株立ちが多い 林床は ツクシイヌツゲ ナガバモミジイチゴ ヤマツツジが藪状になっており 全面にウンゼンザサが茂った状態になっている プロット 2 プロット 2( 標高 1000m) は モミが上層を形成し樹齢は 150 年以上と見られるが 立ち枯れが目立つことから世代交代が行われていると考えられる また 下層はミズキ ノリウツギが多く 草木層にはモミ-コガクウツギ群集を代表するコガクウツギがケクロモジに次いで多く生育する この保護林を代表するイヌツゲの生育は健全であるが モミの樹勢の衰えが気懸かりであり 推移を把握する必要があると思われる 評価委員会による評価普賢岳噴火の影響を受け 過去にイヌツゲの葉の枯れ等が発生したとされるが イヌツゲは健全に生育していると思われるので 特に必要な措置等は無いと考えられる また モミの枯損についても 普賢岳噴火災害の影響が強いと思われるが それ以前に現象が見られていたか検証する必要がある 特に酸性雨の影響であれば 位置的にも大陸からの影響を受けやすいため 追跡調査が必要と考える 49

地区名 所在地 表 4.1 天然力を活用した森林施業の事例調査地の概要 調査地番号 植栽木 林齢 整備面積 (ha) 所管 宮崎宮崎県宮崎市 J1 スギ 40 年生 2.2 宮崎森林管理署 長崎長崎県大村市 J2 スギ 53 年生 14.9 長崎森林管理署 佐賀佐賀県武雄市 J3 ヒノキ 53 年生

地区名 所在地 表 4.1 天然力を活用した森林施業の事例調査地の概要 調査地番号 植栽木 林齢 整備面積 (ha) 所管 宮崎宮崎県宮崎市 J1 スギ 40 年生 2.2 宮崎森林管理署 長崎長崎県大村市 J2 スギ 53 年生 14.9 長崎森林管理署 佐賀佐賀県武雄市 J3 ヒノキ 53 年生 4. 天然力を活用した森林施業の事例調査 成功又は失敗の原因 地況 林況等の各種条件が天然更新に与える影響等について評価分 析を行うため 水源林造成事業の契約地以外において天然力を活用した森林施業の事例の収 集を行った I. 対象地の選定 平成 26 年度の事例調査は西日本 東日本から各 1 地方の計 2 地方から成功事例及び天然力を活用した森林整備を実施したが成功には至らなかったものの参考とすべき取組事例を原則

More information

資料調査結果 ( 栗野岳地区 ) 64

資料調査結果 ( 栗野岳地区 ) 64 資料調査結果 ( 栗野岳地区 ) 63 資料調査結果 ( 栗野岳地区 ) 64 資料調査結果 ( 栗野岳地区 ) 65 このページは空白ページです 53 現地調査結果 ( 栗野岳地区 ) このページは空白ページです 現地調査結果 ( 栗野岳地区 ) 1 現地調査結果 ( 栗野岳地区 ) 2 様式 3 調査林分概況表 保護林名 / 整理番号担当者 ( 所属 : 氏名 ) 株式会社一成宮崎拓也 群落名調査フ

More information

(資料3) 奄美大島・徳之島におけるスギ人工林の広葉樹林復元の検討

(資料3) 奄美大島・徳之島におけるスギ人工林の広葉樹林復元の検討 資料 3 奄美大島 徳之島におけるスギ人工林の広葉樹林復元の検討 目次 1. 調査の目的... 2 2. 調査の内容... 2 (1) スギ人工林箇所の概況把握調査... 2 1 森林調査簿によるスギ人工林の把握... 2 2 航空写真を活用したスギ人工林の把握... 4 3 現地調査によるスギ人工林の概況把握... 7 (2) スギ人工林の各種ポテンシャルの把握... 10 1 生物多様性に係るポテンシャル...

More information

4-2 九千部山地域 (1) 保護林設定の目的及び特徴 目的 我が国又は地域の自然を代表するものとして保護を必要とする植物群落及び歴史的 学術的価値等を有する個体の維持を図り 併せて森林施業 管理技術の発展 学術研究等に資することを目的とした植物群落保護林の新設 特徴 佐賀県や長崎県では標高 800

4-2 九千部山地域 (1) 保護林設定の目的及び特徴 目的 我が国又は地域の自然を代表するものとして保護を必要とする植物群落及び歴史的 学術的価値等を有する個体の維持を図り 併せて森林施業 管理技術の発展 学術研究等に資することを目的とした植物群落保護林の新設 特徴 佐賀県や長崎県では標高 800 図 4-1-1 保護林区域図 ( 案 ) ( 多良岳山系地域 ) 57 4-2 九千部山地域 (1) 保護林設定の目的及び特徴 目的 我が国又は地域の自然を代表するものとして保護を必要とする植物群落及び歴史的 学術的価値等を有する個体の維持を図り 併せて森林施業 管理技術の発展 学術研究等に資することを目的とした植物群落保護林の新設 特徴 佐賀県や長崎県では標高 800~950m 以上がブナクラス域とされており

More information

胆振東部 IB-10 の結果概要 225 林班わ2 小班調査日 : 毎木 稚樹 林相地形方位毎木区稚樹区シカ密度 (SPUE 頭 / 人日 ) 広葉樹林平坦なし 1 2 直近 10.4 本数密度総 BA 下枝本数密度 食痕数 率小径木 5 c m 未満 今回 25 /200m m 2

胆振東部 IB-10 の結果概要 225 林班わ2 小班調査日 : 毎木 稚樹 林相地形方位毎木区稚樹区シカ密度 (SPUE 頭 / 人日 ) 広葉樹林平坦なし 1 2 直近 10.4 本数密度総 BA 下枝本数密度 食痕数 率小径木 5 c m 未満 今回 25 /200m m 2 胆振東部 IB-10 の結果概要 225 林班わ2 小班調査日 : 林相地形方位区区シカ密度 (SPUE 頭 / 人日 ) 広葉樹林平坦なし 1 2 直近 10.4 今回 25 /200m 2 63.7 m 2 /ha 17 /200m 2 0 0 % 1 /200m 2 2/31 6 % ( 0 % ) H24 30 /200m 2 67.1 m 2 /ha 22 /200m 2 3 14 % 2

More information

様式 1 資料調査及び更新可能性 1 次判定 (1/4) 林小班名 林班 小班 調査年月 年 月 1. 施業要件の確認 森林調査簿記載内容 検討 機能類型 山地災害防止 ( 土砂 ) 山地災害防止 ( 気象 ) 自然維持 森林空間利用 快適環境形成 水源涵養 施業方法 育成単層林 育成複層林 天然生

様式 1 資料調査及び更新可能性 1 次判定 (1/4) 林小班名 林班 小班 調査年月 年 月 1. 施業要件の確認 森林調査簿記載内容 検討 機能類型 山地災害防止 ( 土砂 ) 山地災害防止 ( 気象 ) 自然維持 森林空間利用 快適環境形成 水源涵養 施業方法 育成単層林 育成複層林 天然生 野帳様式集 70 様式 1 資料調査及び更新可能性 1 次判定 (1/4) 林小班名 林班 小班 調査年月 年 月 1. 施業要件の確認 森林調査簿記載内容 検討 機能類型 山地災害防止 ( 土砂 ) 山地災害防止 ( 気象 ) 自然維持 森林空間利用 快適環境形成 水源涵養 施業方法 育成単層林 育成複層林 天然生林 法指定等 ( 制限林 ) 無 保安林 国立公園 国定公園特別保護地区 特別地域

More information

皆伐と更新に関する指針(案)

皆伐と更新に関する指針(案) 皆伐と更新に関する指針 平成 2 4 年 9 月 高知県林業振興 環境部 1 本指針の目的 本県の民有人工林の面積は約 30 万 ha に達し 民有林の 63% に及んでいます その齢級構成においては 10 齢級 (46~ 50 年生 ) 以上の面積が 60% 特に 9~ 11 齢級 (41 年生 ~ 55 年生 ) の人工林が全体の 54% を占めています 現在の齢級構成の不均衡 並びに市場が求める木材需要への対応を考えますと

More information

3. 植生 3. 植生哲学堂公園の空間を構成する植生を把握するため 哲学堂 77 場を囲む範囲に生育する樹木 ( 樹高 3m 以上 ) について 調査を実施した (1) 毎木調査結果毎木調査結果を以下に示す 表 3: 毎木調査結果一覧 (1/23) エリア No. 樹種 台地 H( 樹高 ) C(

3. 植生 3. 植生哲学堂公園の空間を構成する植生を把握するため 哲学堂 77 場を囲む範囲に生育する樹木 ( 樹高 3m 以上 ) について 調査を実施した (1) 毎木調査結果毎木調査結果を以下に示す 表 3: 毎木調査結果一覧 (1/23) エリア No. 樹種 台地 H( 樹高 ) C( 哲学堂公園の空間を構成する植生を把握するため 哲学堂 77 場を囲む範囲に生育する樹木 ( 樹高 3m 以上 ) について 調査を実施した (1) 毎木調査結果毎木調査結果を以下に示す 表 3: 毎木調査結果一覧 (1/23) エリア No. 樹種 台地 1 ヒノキ 15.0 50 2 アカマツ 22.0 200 3 スダジイ 10.0 133 4 ヒノキ 13.0 59 5 ヒノキ 15.0 53

More information

2 渓畔林の歴史 現状 課題 県内の森林にある渓流の中下流には 相模湖 津久井湖 宮ケ瀬湖 丹沢湖などのダム湖が位置しており 渓流沿いにある渓畔林を保全し その機能を十分に保つことは良好な水源環境の保全 再生の観点からも必要である しかし 県内の渓畔林は過去に関東大震災などの自然攪乱に度々あい 大き

2 渓畔林の歴史 現状 課題 県内の森林にある渓流の中下流には 相模湖 津久井湖 宮ケ瀬湖 丹沢湖などのダム湖が位置しており 渓流沿いにある渓畔林を保全し その機能を十分に保つことは良好な水源環境の保全 再生の観点からも必要である しかし 県内の渓畔林は過去に関東大震災などの自然攪乱に度々あい 大き 資料 8 渓畔林整備の手引き ( 案 ) はじめに 1 本手引きの位置づけ 本手引きは 渓畔林の機能を向上させるための森林整備方法について 県や市町村 森林組合等の現場の設計または施業計画等の担当者が判断するためのものである を反映させる計画の見直し (Act) を行うことにより 整備の内容や効果検証手法の見直しを行いながら事業を実行することである そのため 整備実施後のモニタリングとして 付属資料の様式

More information

国有林における生物多様性の定量化について 林野庁国有林野部経営企画課国有林野生態系保全室兼光修平 1 はじめに生物多様性保全に対する関心や期待の高まりの中 林野庁は平成 21 年 7 月に 森林における生物多様性の保全及び持続可能な利用の推進方策 をまとめ 森林計画策定プロセスの一層の透明化等の観点

国有林における生物多様性の定量化について 林野庁国有林野部経営企画課国有林野生態系保全室兼光修平 1 はじめに生物多様性保全に対する関心や期待の高まりの中 林野庁は平成 21 年 7 月に 森林における生物多様性の保全及び持続可能な利用の推進方策 をまとめ 森林計画策定プロセスの一層の透明化等の観点 国有林における生物多様性の定量化について 林野庁国有林野部経営企画課国有林野生態系保全室兼光修平 1 はじめに生物多様性保全に対する関心や期待の高まりの中 林野庁は平成 21 年 7 月に 森林における生物多様性の保全及び持続可能な利用の推進方策 をまとめ 森林計画策定プロセスの一層の透明化等の観点から 生物多様性の評価軸となる指標の設定を通じた科学的分析の必要性を示しました しかし 生物多様性の指標は

More information

表 F: 森林総合調査結果 ( 毎木調査表 ) 地点名 : 八幡平国立公園 備考欄の用語の説明 ( 主に林業用語としての定義 ) 調査実施日 : 平成 25 年 8 月 12 日 挫折: 樹幹が折損し 折損した樹幹の各部分が確認できるもの 調査実施者 : 日本森林技術協会東北営業所工藤公也菊池京子工

表 F: 森林総合調査結果 ( 毎木調査表 ) 地点名 : 八幡平国立公園 備考欄の用語の説明 ( 主に林業用語としての定義 ) 調査実施日 : 平成 25 年 8 月 12 日 挫折: 樹幹が折損し 折損した樹幹の各部分が確認できるもの 調査実施者 : 日本森林技術協会東北営業所工藤公也菊池京子工 地点名 : 八幡平国立公園 欄の用語の説明 ( 主に林業用語としての定義 ) 調査実施日 : 平成 25 年 8 月 12 日 挫折: 樹幹が折損し 折損した樹幹の各部分が確認できるもの 調査実施者 : 日本森林技術協会東北営業所工藤公也菊池京子工藤尚二郎 立枯: 立ったまま枯死しているもの 斜上: 地面に対して樹幹が斜めに伸長しているもの プロット内の計測区分 ( 同心円 ): 小円 ( 半径 7.98m,

More information

<4D F736F F D B95B6817A31362D30395F97D196D888E78EED835A E815B95698EED8A4A94AD8EC08E7B977697CC815B89D495B28FC791CE8DF495698EED>

<4D F736F F D B95B6817A31362D30395F97D196D888E78EED835A E815B95698EED8A4A94AD8EC08E7B977697CC815B89D495B28FC791CE8DF495698EED> 国立研究開発法人森林研究 整備機構森林総合研究所林木育種センター品種開発実施要領 花粉症対策品種等 21 森林林育第 83 号平成 21 年 6 月 25 日最終改正 : 平成 29 年 3 月 30 日 (28 森林林育第 111 号 ) ( 目的 ) 第 1 条本要領は 国立研究開発法人森林研究 整備機構法 ( 平成 11 年 12 月 22 日法律第 198 号 ) 第 3 条 研究所の目的

More information

調査地 ( 千葉 403 号 ) 図 4.10 位置図 ( 千葉 403 号 )(1/25,000) 調査地 ( 千葉 403 号 ) a 畑雑草群落 b 水田雑草群落 12 シイ カシ二次林 16 クリ コナラ群集 34 スギ ヒノキ サワラ植林 38 竹林 図 4.11 植生区分図 ( 千葉 4

調査地 ( 千葉 403 号 ) 図 4.10 位置図 ( 千葉 403 号 )(1/25,000) 調査地 ( 千葉 403 号 ) a 畑雑草群落 b 水田雑草群落 12 シイ カシ二次林 16 クリ コナラ群集 34 スギ ヒノキ サワラ植林 38 竹林 図 4.11 植生区分図 ( 千葉 4 (3) 千葉 403 号 1) 調査地概況調査地は 千葉県君津市南部の丘陵地の標高 120~230m にある契約地で 植栽木は 49 ~50 年生のスギ ヒノキ人工林となっている 調査地内に林道 作業道は無く 北側の公園より歩道が契約地東側の稜線を通っている 調査地周辺はクリコナラ林が広く分布しているが 現地では萌芽枝の発達したシイ類が多く見られた 表 4.14 概況整理表 ( 千葉 403 号 )

More information

(11) 主要機器 計測及びデータ作成に使用した機器は下表のとおりである 表 Ⅱ-5-(11)-1 主要機器一覧 作業工程 名称 数量 計測 撮影用固定翼機レーザ測距装置 GPS/IMU 装置 セスナ社製 208 型 LeicaGeosystems 社 ALS70 LeicaGeosystems 社

(11) 主要機器 計測及びデータ作成に使用した機器は下表のとおりである 表 Ⅱ-5-(11)-1 主要機器一覧 作業工程 名称 数量 計測 撮影用固定翼機レーザ測距装置 GPS/IMU 装置 セスナ社製 208 型 LeicaGeosystems 社 ALS70 LeicaGeosystems 社 (11) 主要機器 計測及びデータ作成に使用した機器は下表のとおりである 表 Ⅱ-5-(11)-1 主要機器一覧 作業工程 名称 数量 計測 撮影用固定翼機レーザ測距装置 GPS/IMU 装置 セスナ社製 208 型 LeicaGeosystems 社 ALS70 LeicaGeosystems 社 IPAS10 1 台 1 台 1 台 LeicaGeosystems 社 IPAS Pro/IPAS

More information

再造林 育林の低コスト化に関する指針 育林の低コスト化に関する指針平成 27 年 3 月高知県林業振興 環境部 1 指針の目的平成 24 年 9 月に策定した 皆伐と更新の指針 では 伐採時期を迎えた人工林を皆伐した後 再造林の適地と判断される伐採跡地では 森林資源の持続的な利用を図るうえでも再造林

再造林 育林の低コスト化に関する指針 育林の低コスト化に関する指針平成 27 年 3 月高知県林業振興 環境部 1 指針の目的平成 24 年 9 月に策定した 皆伐と更新の指針 では 伐採時期を迎えた人工林を皆伐した後 再造林の適地と判断される伐採跡地では 森林資源の持続的な利用を図るうえでも再造林 再造林 育林の低コスト化に関する指針 育林の低コスト化に関する指針平成 27 年 3 月高知県林業振興 環境部 1 指針の目的平成 24 年 9 月に策定した 皆伐と更新の指針 では 伐採時期を迎えた人工林を皆伐した後 再造林の適地と判断される伐採跡地では 森林資源の持続的な利用を図るうえでも再造林を進めていくことを基本としています しかしながら 植栽から 50 年生までの造林 保育に要する経費は

More information

untitled

untitled 資料編 -165 資料編 -166 資料編 -167 資料編 -168 資料編 -169 資料編 -170 資料編 -171 資料編 -172 資料編 -173 資料編 -174 資料編 -175 資料編 -176 資料編 -177 資料編 -178 資料編 -179 資料編 -180 資料編 -181 資料編 -182 資料編 -183 資料編 -184 資料編 -185 資料編 -186 資料編

More information

平成 30 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課

平成 30 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 平成 30 年度 森林整事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 人工造林等 (1ha 当り ) 区分標準単価前生樹等植栽樹種植栽本数 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 刈り払い機 全ての樹種 281,039 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 機械地拵え : グラップル 全ての樹種 79,087 拡大造林 再造林 スギ ヒノキ 2,000~ 418,304 ( 植栽のみ ) (

More information

九大演報 (Bull. Kyushu Univ. For.),98:25-32, 学術情報 九州大学宮崎演習林における長期森林動態モニタリングプロット 8 年間の推移 緒方健人 *, 菱拓雄, 田代直明, 榎木勉, 内海泰弘 3), 鍜治清弘, 長慶一郎, 山内康平, 久保田勝義 3

九大演報 (Bull. Kyushu Univ. For.),98:25-32, 学術情報 九州大学宮崎演習林における長期森林動態モニタリングプロット 8 年間の推移 緒方健人 *, 菱拓雄, 田代直明, 榎木勉, 内海泰弘 3), 鍜治清弘, 長慶一郎, 山内康平, 久保田勝義 3 九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 九州大学宮崎演習林における長期森林動態モニタリングプロット 8 年間の推移 緒方, 健人九州大学農学部附属演習林宮崎演習林 菱, 拓雄九州大学農学部附属演習林宮崎演習林 田代, 直明九州大学農学部附属演習林宮崎演習林 榎木, 勉九州大学農学部附属演習林福岡演習林 他 https://doi.org/10.15017/1805817

More information

釧路根室森林計画区の第五次国有林野施業実施計画の変更について 変更理由 次の理由から国有林野管理経営規程 ( 平成 11 年農林水産省訓令第 2 号 ) 第 14 条第 2 項 に基づき変更する 1 平成 27 年 9 月 28 日付け 27 林国経第 49 号林野庁長官通知に基づき保護林を再編 す

釧路根室森林計画区の第五次国有林野施業実施計画の変更について 変更理由 次の理由から国有林野管理経営規程 ( 平成 11 年農林水産省訓令第 2 号 ) 第 14 条第 2 項 に基づき変更する 1 平成 27 年 9 月 28 日付け 27 林国経第 49 号林野庁長官通知に基づき保護林を再編 す 第五次国有林野施業実施計画第一次変更計画書 ( 釧路根室森林計画区 ) 計画期間 自平成 29 年 4 月 1 日 至平成 34 年 3 月 31 日 策定年月日 : 平成 29 年 3 月 27 日第一次変更年月日 : 平成 30 年 3 月 28 日 北海道森林管理局 釧路根室森林計画区の第五次国有林野施業実施計画の変更について 変更理由 次の理由から国有林野管理経営規程 ( 平成 11 年農林水産省訓令第

More information

モデル地域は鳥獣保護区ではないため狩猟が行われている ( 図 3-2) モデル地域の中心にあるメッシュでは平成 24 年度実績で 166 頭が捕獲されていた ( 図 3-3) また 有害駆除や個体数調整などの許可捕獲も行われており その捕獲頭数は 76 頭であった これらの合計は 242 頭であった

モデル地域は鳥獣保護区ではないため狩猟が行われている ( 図 3-2) モデル地域の中心にあるメッシュでは平成 24 年度実績で 166 頭が捕獲されていた ( 図 3-3) また 有害駆除や個体数調整などの許可捕獲も行われており その捕獲頭数は 76 頭であった これらの合計は 242 頭であった 第 3 章黒河内地域 1. モデル地域の現状把握黒河内国有林は南アルプス国立公園の北西に位置し 西側には伊那の市街地が広がっている ( 図 3-1) 対象地の面積は 1306ha であり 北側には入笠牧場 南側には鹿嶺高原があり 南北にはゆるやかな地形があるが モデル地域内のそれ以外の地域は急峻な地形が多くなっている 図 3-1 黒河内国有林の位置図 36 モデル地域は鳥獣保護区ではないため狩猟が行われている

More information

平成 28 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課

平成 28 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 平成 28 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 人工造林等 (1ha 当り ) 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 刈り払い機全ての樹種 272,335 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 機械地拵え : グラップル全ての樹種 76,751 拡大造林 再造林スギ ヒノキ 2,000~ 394,804 ( 植栽のみ ) 2,500~ 493,505 3,000~ 592,206

More information

資料調査結果 ( 新村地区 )- 53

資料調査結果 ( 新村地区 )- 53 資料調査結果 ( 新村地区 ) 53 資料調査結果 ( 新村地区 ) 54 55 54 資料調査結果 ( 新村地区 ) 55 資料調査結果 ( 新村地区 ) 56 資料調査結果 ( 新村地区 ) 57 資料調査結果 ( 新村地区 ) 58 資料調査結果 ( 新村地区 ) 59 資料調査結果 ( 新村地区 ) 60 資料調査結果 ( 新村地区 ) 61 このページは空白ページです 55 現地調査結果

More information

<95F18D908F915F >

<95F18D908F915F > (6) 環境保全と管理に関する検討と設定 1 環境保全と管理の考え方公園再整備にあたっては 原地形を維持し 動物生息環境保全 湧水の保全に配慮する 特に生物多様性の保全の観点から 樹林地の多様な管理のありかたを検討する 計画対象地の空中写真 植生の概要 薪や炭に利用されなくなり 落葉樹から常緑樹へと植生が変わった さらに 開園後 30 年以上が経過し 常緑樹が大きく育ったため 園内全体が暗い印象を与えている

More information

分野別研究 三宅島の植物 田中茂平林英典田中光枝中山厚志 1 はじめに 三宅島では 黒潮の影響を受けてスダジイやヤブツバキ サカキカズラなど暖地性の植物をよく見ることができる また ガクアジサイ シマホタルブクロ オオムラサキシキブなど伊豆諸島に特有の植物も数多く見られる ハマゴウやトベラなど海岸性

分野別研究 三宅島の植物 田中茂平林英典田中光枝中山厚志 1 はじめに 三宅島では 黒潮の影響を受けてスダジイやヤブツバキ サカキカズラなど暖地性の植物をよく見ることができる また ガクアジサイ シマホタルブクロ オオムラサキシキブなど伊豆諸島に特有の植物も数多く見られる ハマゴウやトベラなど海岸性 分野別研究 三宅島の植物 田中茂平林英典田中光枝中山厚志 1 はじめに 三宅島では 黒潮の影響を受けてスダジイやヤブツバキ サカキカズラなど暖地性の植物をよく見ることができる また ガクアジサイ シマホタルブクロ オオムラサキシキブなど伊豆諸島に特有の植物も数多く見られる ハマゴウやトベラなど海岸性の植物が多いのも特徴 またもう一つの側面としては古くから火山活動が活発で 1940, 1962, 1983

More information

資料3-5  モニタリング方法ガイドライン(森林管理プロジェクト用)(案)

資料3-5	 モニタリング方法ガイドライン(森林管理プロジェクト用)(案) ステップ 2-1: 対象となる森林に傾斜がある場合のプロット設定方法 図 Ⅱ-4 プロジェクト対象地に傾斜がある場合のプロット設定方法 赤部は設定したプロットを示す プロジェクト対象の森林に傾斜がある場合は 斜面の中腹に調査プロットを設置する ステップ 2-2: 対象となる森林が 平地に立地している場合のプロット設定方法 図 Ⅱ-5 プロジェクト対象地に傾斜がない場合のプロット設定方法 ( 森林の平面図

More information

Ⅲ 具体的な調査手法 Ⅲ 具体的な調査手法 1. 基礎調査 1. 基礎調査基礎調査は 過去の調査履歴や現在の森林情報を整理することにより 保護林全体の概況を把握するものであり 資料調査 保護林情報図の作成 保護林の概況調査 の三調査に分類される 基礎調査の結果は 基礎調査整理表としてまとめる その様

Ⅲ 具体的な調査手法 Ⅲ 具体的な調査手法 1. 基礎調査 1. 基礎調査基礎調査は 過去の調査履歴や現在の森林情報を整理することにより 保護林全体の概況を把握するものであり 資料調査 保護林情報図の作成 保護林の概況調査 の三調査に分類される 基礎調査の結果は 基礎調査整理表としてまとめる その様 1. 基礎調査 1. 基礎調査基礎調査は 過去の調査履歴や現在の森林情報を整理することにより 保護林全体の概況を把握するものであり 資料調査 保護林情報図の作成 保護林の概況調査 の三調査に分類される 基礎調査の結果は 基礎調査整理表としてまとめる その様式は以下のとおりであり これらを一組として整理する (1) 資料調査整理表 ( 様式 -1) (2) 文献概要調査表 ( 様式 -2) (3) 保護林情報図整理表

More information

図 Ⅳ-1 コマドリ調査ルート 100m 100m 100m コマドリ調査ルート 図 Ⅳ-2 スズタケ調査メッシュ設定イメージ 17

図 Ⅳ-1 コマドリ調査ルート 100m 100m 100m コマドリ調査ルート 図 Ⅳ-2 スズタケ調査メッシュ設定イメージ 17 Ⅳ コマドリ調査 ( スズタケとの相互関係調査 ) 1. 目的近年 夏季の大台ヶ原へのコマドリの飛来 繁殖状況は 生息適地であるスズタケを含む下層植生の衰退に伴い悪化している しかしながら ニホンジカの個体数調整 防鹿柵設置等の取組により コマドリの生息適地となるスズタケを含む下層植生の回復が確認され始めていることから コマドリの飛来 繁殖状況が回復することが予測される 今後の自然再生の状況をモニタリングする観点から

More information

Taro-08緊急間伐最終.jtd

Taro-08緊急間伐最終.jtd (3-1) スギ ヒノキ花粉削減に関する総合研究 課題名 E 花粉間伐実施後のモニタリング 1 調査年度 平成 2 年度 2 予算区分 県単 ( 県有林事業 ) 3 担当者 越地 正 毛利敏夫 三橋正敏 齋藤央嗣 ( 平成 14 年度 ~ 平成 16 年度実施 ) 4 目的スギ花粉症は大きな社会問題になっており 山側でも緊急の花粉発生源対策が求められている 神奈川県ではこれまでに花粉の少ないスギ品種を選抜し実用化している

More information

Taro-21 岐阜農林高校

Taro-21 岐阜農林高校 ニホンジカによる林業被害の対策方法を探る ~ 枝条巻き テープ巻きの効果の検証 ~ おばたあきらごとうひろや岐阜県立岐阜農林高等学校森林科学科 3 年 小畑晃 後藤洋哉 要 旨 野生動物が引き起こす社会問題が深刻化するなか 私達は昨年から野生動物に関する研究に取り組んでいます これまでシンポジウムや講演会に参加し その学びを少しずつ深めてきました そこで 今年は野生動物に関する痕跡調査の基礎やセンサーカメラ

More information

変化に伴って植生がどのように変化してきたのか. また, 現在の植生にどのように影響を与えているのかを知ることが二次林の適切な保全対策を考える上で重要であると考えられる. 本研究では,1) こんぶくろ池周辺における過去の森林の取り扱いの履歴を復元し, それが現在の森林構造にどのように反映しているのかを

変化に伴って植生がどのように変化してきたのか. また, 現在の植生にどのように影響を与えているのかを知ることが二次林の適切な保全対策を考える上で重要であると考えられる. 本研究では,1) こんぶくろ池周辺における過去の森林の取り扱いの履歴を復元し, それが現在の森林構造にどのように反映しているのかを 千葉県生物多様性センター研究報告 7:96-100. Feb.2014 千葉県柏市こんぶくろ池周辺における森林の履歴と現在の林分構造 稲岡哲郎 1 福田健二 東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻 1 ( 現所属 ) 日本製紙株式会社 はじめにかつて人為的な植生管理によって維持されてきた里山林と呼ばれる人里周辺の二次林では, 管理放棄による植生の変化とそれにともなう生物の多様性低下が深刻化している.

More information

5. 既存の研究成果等の収集 分析 検討委員会での助言をもとに 既存の研究成果等を収集し 活用可能性について分析等を実施した 既存の研究成果は 広葉樹林化ハンドブック 2010,2012( 独立行政法人森林総合研究所 ) をはじめ 学会誌等により公開されている文献などから本事業に関係すると考えられる

5. 既存の研究成果等の収集 分析 検討委員会での助言をもとに 既存の研究成果等を収集し 活用可能性について分析等を実施した 既存の研究成果は 広葉樹林化ハンドブック 2010,2012( 独立行政法人森林総合研究所 ) をはじめ 学会誌等により公開されている文献などから本事業に関係すると考えられる 5. 既存の研究成果等の収集 分析 検討委員会での助言をもとに 既存の研究成果等を収集し 活用可能性について分析等を実施した 既存の研究成果は 広葉樹林化ハンドブック 2010,2012( 独立行政法人森林総合研究所 ) をはじめ 学会誌等により公開されている文献などから本事業に関係すると考えられる資料を収集した 収集した文献は 広葉樹の植生帯 植栽木の樹種の違いにより更新状況が異なると予測されるため

More information

Microsoft Word - 01.K.C.h.u.b.N.\...doc

Microsoft Word - 01.K.C.h.u.b.N.\...doc 里山活動によるちばの森づくり 竹林の拡大防止と竹材利用 平成 20 年 2 月 はじめに ちばの森のほとんどは 人々の暮らしと深く関わり活用されてきた里山です しかし 最近ではしだいに活用されず 放置されたことにより森が変化しつつあります 雑木林は常緑樹林化やアズマネザサの繁茂を招き また 竹林は周囲の森を枯らして勢力を拡大しています こうした里山の変化により 生活環境の悪化や災害の発生さえも心配されています

More information

表 を基本として 渓床勾配の区分に応じて 流木災害対策を中心とする配置計画の目安を示したものが図 である 治山事業においては 発生区域から堆積区域に至るまで 多様な渓流生態系の保全に留意しながら 森林整備と治山施設整備を可能な限り一体として実施していくよう留意する 図 6.1

表 を基本として 渓床勾配の区分に応じて 流木災害対策を中心とする配置計画の目安を示したものが図 である 治山事業においては 発生区域から堆積区域に至るまで 多様な渓流生態系の保全に留意しながら 森林整備と治山施設整備を可能な限り一体として実施していくよう留意する 図 6.1 6. 森林整備や治山施設の配置 工種についての留意事項 6.1 流木災害対策を中心とする配置計画のあり方 林野庁(2012) 土石流 流木対策の手引き (p28) では 渓床勾配に応じて工種 工法及び施設配置を検討することが効率的であるとされている ( 表 6.1.1) 流木災害対策を中心とする計画は 流木の発生源対策を進めるとともに 適宜 透過型治山ダムを配置することを検討し 出水時の捕捉に努めるものとする

More information

(4) 横断面形調査要領では メッシュの中心点と 中心点を通る等高線が内接円に交わる 2 点を結んだ 2 直線の山麓側の角度 ( メッシュの中心点を通る等高線がない場合は 中心点に最も近接している等高線から類推する角度 ) を計測し 10 度括約で求める とされている 横断面形の概念図を図 4.4

(4) 横断面形調査要領では メッシュの中心点と 中心点を通る等高線が内接円に交わる 2 点を結んだ 2 直線の山麓側の角度 ( メッシュの中心点を通る等高線がない場合は 中心点に最も近接している等高線から類推する角度 ) を計測し 10 度括約で求める とされている 横断面形の概念図を図 4.4 (4) 横断面形調査要領では メッシュの中心点と 中心点を通る等高線が内接円に交わる 2 点を結んだ 2 直線の山麓側の角度 ( メッシュの中心点を通る等高線がない場合は 中心点に最も近接している等高線から類推する角度 ) を計測し 10 度括約で求める とされている 横断面形の概念図を図 4.4 に示す 凹地形 (~150 ) 等斉斜面 (151 ~210 ) 凸地形 (211 ~) 図 4.4

More information

Microsoft PowerPoint - 一般パンフ(最終版)センター版

Microsoft PowerPoint - 一般パンフ(最終版)センター版 笠原諸島森林生態系保護地域林野庁関東森林管理局小後世に 残したい自然 Ⅰ はじめに 小笠原諸島は過去に一度も大 陸と陸続きになったことがない 海洋島で 独自の進化を遂げ 他では見られない貴重な野生動 植物が生息 生育する森林が多 く残されています 一方 人為的影響を受けやす い非常にぜい弱な地域です 父島 夜明山の乾性低木林 小笠原諸島の固有種が数多く生息 生育する独自の生態系です 小笠原諸島の生き物たち

More information

森林の放射性セシウム分布の現状と今後の見通し 国立研究開発法人森林研究 整備機構 森林総合研究所三浦覚 平成 30 年 11 月 17 日平成 30 年度 福島の森林 林業再生に向けたシンポジウム 1 本日の内容 放射性セシウム分布の現状 1) 7 年間の推移と現状 2) 木材の汚染 3) 野生の山

森林の放射性セシウム分布の現状と今後の見通し 国立研究開発法人森林研究 整備機構 森林総合研究所三浦覚 平成 30 年 11 月 17 日平成 30 年度 福島の森林 林業再生に向けたシンポジウム 1 本日の内容 放射性セシウム分布の現状 1) 7 年間の推移と現状 2) 木材の汚染 3) 野生の山 森林の放射性セシウム分布の現状と今後の見通し 国立研究開発法人森林研究 整備機構 森林総合研究所三浦覚 平成 30 年 11 月 17 日平成 30 年度 福島の森林 林業再生に向けたシンポジウム 1 本日の内容 放射性セシウム分布の現状 1) 7 年間の推移と現状 2) 木材の汚染 3) 野生の山菜の汚染 4) 今後の見通し 2 7 森林総合研究所の取り組み 森林内における放射性物質実態把握調査事業

More information

国土技術政策総合研究所 研究資料

国土技術政策総合研究所 研究資料 道路緑化樹木の現況まとめ 平成 29 年 3 月 31 日現在 高木街路樹 主として樹高 3m 以上の形状寸法で用いる樹種 数p1-2 参照 都道府県別数 上位 1 国道直轄), 849,819, 13% 国道(補助), 399,741, 6% 市町村道, 4,66,22, 61% 全国数 6,71,233 都道府県道, 1,385,471, 2% 北海道 1,72,81 東京都 52,995 兵庫県

More information

00表紙目次はじめに

00表紙目次はじめに 2015 3 11 2326 4 23 24 25 26 2006 45 ID GPS ID 2014 286 142 86 36 19 25-80~90 100 47 -DBH- - 1 - DBH30~40cm DBH50cm 30 286 285 H 50m H25~30m - 200~400 /ha 1,000 /ha - 0.2~0.3-20 006 - - -DB BH - - - -

More information

鹿児島県三島 黒島の植物採集記録 大屋哲 寺田仁志 鹿児島県立博物館 KAGOSHIMA PREFECTUAL MUSEUM KAGOSHIMA,JAPAN

鹿児島県三島 黒島の植物採集記録 大屋哲 寺田仁志 鹿児島県立博物館 KAGOSHIMA PREFECTUAL MUSEUM KAGOSHIMA,JAPAN 鹿児島県三島 黒島の植物採集記録 大屋哲 寺田仁志 鹿児島県立博物館 KAGOSHIMA PREFECTUAL MUSEUM KAGOSHIMA,JAPAN 鹿児島県立博物館研究報告 ( 第 31 号 ):1 4,2012 鹿児島県三島 黒島の植物採集記録 * ** 大屋哲 寺田仁志 The report of the plant collection on Kuro-shima,Kagoshima

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プロジェクト最終報告会 2016/6/19 四国地方ツキノワグマ地域個体群 絶滅回避のための総合調査 NPO 法人四国自然史科学研究センター山田孝樹 種 ツキノワグマ 日本のクマ科動物 食性 : 植物が中心の雑食性 春 : 前年のドングリ 花や新葉 草本 シカ等の死体 夏 : サクラ類の果実 キイチゴ類 アリ ハチ類 秋 : ヤマブドウ サルナシ ドングリ 種名 : ツキノワグマ 学名 :Ursus

More information

写真 1. 保護ネットの有る法面 写真 2. 保護ネットの無い法面 3. 調査方法 (1) 植生調査植物の生育状況を把握するため Braun-Blanguet(1964) 植物社会学的手法による植生調査を行った 植生調査は 各調査地点に 5 個ずつ設置した 1m 1m のコドラートにおいて実施し 1

写真 1. 保護ネットの有る法面 写真 2. 保護ネットの無い法面 3. 調査方法 (1) 植生調査植物の生育状況を把握するため Braun-Blanguet(1964) 植物社会学的手法による植生調査を行った 植生調査は 各調査地点に 5 個ずつ設置した 1m 1m のコドラートにおいて実施し 1 キーナの森 における法面緑化手法の検証 環境学園専門学校 東明日香 1. はじめに法面とは 道路工事などで人為的に造られた斜面であり 土壌が削り取られた法面を 切土法面 土壌が盛られた法面を 盛土法面 と呼ぶ 法面は 放置していると風雨によって侵食され崩壊する恐れがあるなど 景観保全および防災の観点から早期緑化が望ましい 法面を緑化する際 昔は外来種のイネ科草本などの種子が散布されていたものの 近年では

More information

(様式2)

(様式2) 様式 1 財団法人長野県学校科学教育奨励基金理事長田幸淳男様 研究結果報告書平成 24 年 1 月 13 日 学校名長野県田川高等学校学校長名澤井淳印 1 研究テーマムササビの繁殖行動の解明とその調査方法の開発 2 研究グループ名ムササビ愛好会 3 指導者赤羽根弦 4 研究の動機及び目標 ムササビは年に 1 回または半年ごとに 2 回繁殖期があることが知られている 2011 年 1 月にメスのムササビを中心とした繁殖行動が起き

More information

千葉県の植物相の特徴

千葉県の植物相の特徴 千葉県の植物相 千葉県の植物相の特徴房総半島の植物的自然の第一の特色は 暖温帯の照葉樹林と冷温帯の落葉樹林との移行域に位置し 暖温帯と冷温帯の両要素が共存し 多様なフロラを有する 千葉県は維官束植物だけで 2154 種が分布し 日本全体の 7300 種に対して約 3 割が分布することになる 房総半島の脊梁に当たる清澄山系から北の北総にかけた地域では 南斜面は常緑樹林 北向き斜面は落葉樹林と言うハ ターンが見られる

More information

<8CB F95B630342E696E6464>

<8CB F95B630342E696E6464> 原著論文富士山研究第 11 巻 (2017) 35 ~ 43 頁 城取陽一郎 1 山村靖夫 1 中野隆志 2 安田泰輔 2 大塚俊之 (2016 年 10 月 31 日受付 201 7 年 8 月 21 日受理 ) 3 Dynamics of Aokigahara coniferous forest;changes in the stand structure for 13 years Yoichiro

More information

図 1 東カリマンタン州ブキットスハルトの位置図 図 3 石炭火進行の模式図 に上がっているため 上部にある木が倒れたりする 図 2 地面の裂け目から火を噴く石炭火 と そこから酸素の供給があり 素早く上方に進ん で石炭火の誕生となる 図 3 一旦火が入ると地 面の下なので 進行は遅いが なかなか消

図 1 東カリマンタン州ブキットスハルトの位置図 図 3 石炭火進行の模式図 に上がっているため 上部にある木が倒れたりする 図 2 地面の裂け目から火を噴く石炭火 と そこから酸素の供給があり 素早く上方に進ん で石炭火の誕生となる 図 3 一旦火が入ると地 面の下なので 進行は遅いが なかなか消 の の と Ⅰ. はじめに と の の海 の 0 ( 2 ) 林 森林 と と と 19 2 19 森林 のと 199 の森林 の の 林 の と ( 1) の 林 199 の 2 10 と の の の の と の ( 2) のと 199 2 4 森林 の の 100 の と 199 9 の 1 の の と の 1) の と と の の の の 12 o o o o o o o 2) の の の の

More information

第 2 回ヤクシカ WG を開催 (3 月 4 日 ) 科学委員会前日に鹿児島県庁で開催された当会議では 1 前回会議の概要 2 H27 年のヤクシカの生息 被 ( 千円 ) 農林業シカ被害の推移とヤクシカ捕獲実績 害 捕獲状況 3これまでの取り写真 1 会議の様子まとめ4 H27 関係機関のヤクシ

第 2 回ヤクシカ WG を開催 (3 月 4 日 ) 科学委員会前日に鹿児島県庁で開催された当会議では 1 前回会議の概要 2 H27 年のヤクシカの生息 被 ( 千円 ) 農林業シカ被害の推移とヤクシカ捕獲実績 害 捕獲状況 3これまでの取り写真 1 会議の様子まとめ4 H27 関係機関のヤクシ 253 平成 28 年 4 月 5 日 発行林野庁屋久島森林生態系保全センター バックナンバーや屋久島国有林における入林許可申請等様式のダウンロードはこちらにあります http://www.rinya.maff.go.jp/kyu 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦 1577-1 TEL0997-42-0331 FAX0997-42-033 第 2 回科学委員会を開催 (3 月 5 日 ) 鹿児島市の天文館ビジョンホールにおいて

More information

樹木等販売一覧表 等 形質分類 販売価格 数量 適用 42 サルスベリ 落葉広葉樹 ,000 1 赤花 43 サルスベリ 落葉広葉樹 ,000 1 白花 44 サルスベリ 落葉広葉樹 ,000 1 赤花 45

樹木等販売一覧表 等 形質分類 販売価格 数量 適用 42 サルスベリ 落葉広葉樹 ,000 1 赤花 43 サルスベリ 落葉広葉樹 ,000 1 白花 44 サルスベリ 落葉広葉樹 ,000 1 赤花 45 樹木等販売一覧表 等形質分類販売価格数量適用 1 アカマツ常緑針葉樹 8.0 0.98 5.0 221,000 1 仕立物 2 アカマツ常緑針葉樹 6.0 1.04 3.0 246,000 1 2 本立仕立物 3 アカマツ常緑針葉樹 6.0 1.11 3.0 344,000 1 仕立物 4 アカマツ常緑針葉樹 8.0 1.42 5.0 400,000 1 仕立物 5 アカマツ常緑針葉樹 6.0 0.92

More information

(1) 森林の状況 森林蓄積の推移蓄積1 森林の現状と課題 我が国は世界有数の森林国 森林面積は国土面積の 3 分の 2 にあたる約 2,500 万 ha( 人工林は約 1,000 万 ha) 森林資源は人工林を中心に蓄積が毎年約 7 千万 m³ 増加し 現在は約 52 億 m³ 人工林の半数が一般

(1) 森林の状況 森林蓄積の推移蓄積1 森林の現状と課題 我が国は世界有数の森林国 森林面積は国土面積の 3 分の 2 にあたる約 2,500 万 ha( 人工林は約 1,000 万 ha) 森林資源は人工林を中心に蓄積が毎年約 7 千万 m³ 増加し 現在は約 52 億 m³ 人工林の半数が一般 (1) 森林の状況 森林蓄積の推移蓄積1 森林の現状と課題 我が国は世界有数の森林国 森林面積は国土面積の 3 分の 2 にあたる約 2,5 万 ha( 人工林は約 1, 万 ha) 森林資源は人工林を中心に蓄積が毎年約 7 千万 m³ 増加し 現在は約 52 億 m³ 人工林の半数が一般的な主伐期である 5 年生を超えており 資源を有効活用すると同時に 循環利用に向けて計画的に再造成することが必要

More information

図 6 地質と崩壊発生地点との重ね合わせ図 地質区分集計上の分類非アルカリ珪長質火山岩類後期白亜紀 火山岩 珪長質火山岩 ( 非アルカリ貫入岩 ) 後期白亜紀 花崗岩 後期白亜紀 深成岩 ( 花崗岩類 ) 花崗閃緑岩 後期白亜紀 チャートブロック ( 付加コンプレックス ) 石炭紀 - 後期三畳紀

図 6 地質と崩壊発生地点との重ね合わせ図 地質区分集計上の分類非アルカリ珪長質火山岩類後期白亜紀 火山岩 珪長質火山岩 ( 非アルカリ貫入岩 ) 後期白亜紀 花崗岩 後期白亜紀 深成岩 ( 花崗岩類 ) 花崗閃緑岩 後期白亜紀 チャートブロック ( 付加コンプレックス ) 石炭紀 - 後期三畳紀 図 6 地質と崩壊発生地点との重ね合わせ図 地質区分集計上の分類非アルカリ珪長質火山岩類後期白亜紀 火山岩 珪長質火山岩 ( 非アルカリ貫入岩 ) 後期白亜紀 花崗岩 後期白亜紀 深成岩 ( 花崗岩類 ) 花崗閃緑岩 後期白亜紀 チャートブロック ( 付加コンプレックス ) 石炭紀 - 後期三畳紀 チャートブロック ( 付加コンプレックス ) 三畳紀 - 中期ジュラ紀 苦鉄質火山岩類 ( 付加コンプレックス

More information

資料4 植樹方針素案について(修正版).exe

資料4 植樹方針素案について(修正版).exe 第 64 回全国植樹祭の植樹方針 ( 素案 ) について 資料 34 1 植樹は 植栽作業はもちろんのこと 種子の採取から育成 養苗もその対象と の考えの下 県民の手で育てた苗木も使用することを基本とする 2 植栽樹種の選定にあたっては 本県の気候風土に適し, 県民に親しみのある 四季折々の花木など季節感のあるものを基本とする 3 一般参加者が植栽する苗木は 植樹会場の近隣等から採取した種子等からの

More information

精華大-紀要35号.indb

精華大-紀要35号.indb m m m cm cm m m A B 京都精華大学紀要 図 1 調査地 第三十五号 図 2 145 北部調査地 と試料木の位置 図 2は図 1の A 付近を また図 3は図 1の B 付近の地域を拡大した もので 図 2の a と b と記した円内に は調査したアカマツの稚樹が また図 3の c d e と記した円内には調査した コジイの若齢樹があったところである また 図 2の a の円内の一部とそのす

More information

世田谷区建築にともなう緑化のための植栽ガイドブック

世田谷区建築にともなう緑化のための植栽ガイドブック 2) 高木 中木 低木樹木を植栽するときには その樹木にどんな効果を期待するのかを考え それに見合った高さの樹木を選ぶことが大切です 中木や低木は あまり大きく生長しないか あるいは大きくならないように刈り込み等の管理をすることが一般的ですが 高木は種類によっては非常に大きく生長します 植栽時の高さだけでなく 将来どの程度の大きさになるのかをイメージして植栽計画を立てることが大切です 1 高木 高木は生長とともに緑陰をつくり

More information

目 次 Ⅰ はじめに 1 1 木材生産機能と公益的機能の調和 1 2 森林 林業ビジョンにおける将来の森林のあるべき姿 1 Ⅱ 針広混交林について 3 1 森林の機能 3 (1) 水土保全機能 3 (2) 保健文化 生活環境保全機能 4 (3) 資源としての利用 4 2 針広混交林の特長 4 (1)

目 次 Ⅰ はじめに 1 1 木材生産機能と公益的機能の調和 1 2 森林 林業ビジョンにおける将来の森林のあるべき姿 1 Ⅱ 針広混交林について 3 1 森林の機能 3 (1) 水土保全機能 3 (2) 保健文化 生活環境保全機能 4 (3) 資源としての利用 4 2 針広混交林の特長 4 (1) 2 1 世紀おかやまの新しい森育成指針 針葉樹の人工林を針広混交林や広葉樹林に適正に誘導する方法 平成 16 年 3 月 岡山県農林水産部林政課 目 次 Ⅰ はじめに 1 1 木材生産機能と公益的機能の調和 1 2 森林 林業ビジョンにおける将来の森林のあるべき姿 1 Ⅱ 針広混交林について 3 1 森林の機能 3 (1) 水土保全機能 3 (2) 保健文化 生活環境保全機能 4 (3) 資源としての利用

More information

<4D F736F F D C594928F915F91E682518FCD20938C8A438D8B894A82A982E F944E C93638E7382CC905882C382AD82E882F08D6C8

<4D F736F F D C594928F915F91E682518FCD20938C8A438D8B894A82A982E F944E C93638E7382CC905882C382AD82E882F08D6C8 第 2 章 東海豪雨から 10 年 豊田市の森づくりを考える 矢作川流域の地質は右図のとおり 約 8 割の地域を風化し崩れやすい花崗岩が占めているうえ 急傾斜地が多いことから 昭和 34 年 ( 1959 ) の伊勢湾台風 昭和 47 年 (1972) の昭和 47 年豪雨を始めとして 何度も大きな山地崩壊が発生してきました 平成 12 年 (2000)9 月 11 日にも集中豪雨により矢作川上流域を主として多数の沢抜けなどの山地崩壊が発生しました

More information

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書 急傾斜しらす斜面に適用可能な現場一面せん断試験装置の開発と その実証試験 工学部 農学部 山本健太郎 寺本行芳 平瑞樹 1.はじめに 日本は森林が国土の約 7%を占め 斜面崩壊の大半は表層崩壊で 誘因である降雨の影響がか なり大きい しかし 崩壊現場においては表層崩壊が生じた斜面と生じなかった斜面もあり 斜 面そのものの素因 植生 森林 生育状況や地盤特性 を調べることが重要であると考えている また

More information

モニタリング調査のガイドライン - 改訂版 - 平成 31 年 4 月 林野庁

モニタリング調査のガイドライン - 改訂版 - 平成 31 年 4 月 林野庁 - 改訂版 - 平成 31 年 4 月 林野庁 目 次 1. モニタリング調査の目的と必要性について 1 1-1 モニタリング調査の目的 1 1-2 モニタリング調査の必要性 1 1-3 モニタリング調査を実施することの意義 3 2. モニタリング調査の進め方 4 1 目標林型 ( 森づくりの目標 ) と調査方法を決める 5 2 初回調査を行う 5 3 数値目標を決める 6 4 交付金の活動を行う

More information

<4D F736F F D208AAA8CCD82E782B58AD494B0837D836A B82522E646F63>

<4D F736F F D208AAA8CCD82E782B58AD494B0837D836A B82522E646F63> 長崎県の 長崎県のヒノキ林 ヒノキ林における 巻枯らし らし間伐 巻枯 らし 間伐 平成 22 年 4月 長崎県林政課 長崎県林政課 農林技術開発センター 農林技術開発センター 長崎県のヒノキ林における巻枯らし間伐目次 Ⅰ. はじめに p.3 Ⅱ. 背景 1. 人工林の現状 p.3 2. 間伐作業の危険性 p.4 3. 巻枯らし間伐について p.5 Ⅲ. 本県でのでの巻枯巻枯らしらし間伐 1. 巻枯らし間伐を行う前に

More information

着生植物影響ー.indd

着生植物影響ー.indd ブナ林の衰退影響調査 ブナ衰退の着生植物への影響 田村淳 *1 勝山輝男 *2 1. 目的 丹沢山地で発生しているブナ等の樹木の衰退は 樹幹をハビタットとする着生植物に影響している可能性がある 例えば 樹冠が衰退ないし枯死することで光環境が好転して現存量が増加する種もあれば 乾燥して減少する種もあることが予想される こうした樹木衰退と着生種の関係はこれまで都市林を中心に研究されており 樹幹に着生する蘚苔類や地衣類が大気汚染の指標として利用できることがわかってきた

More information

2 兵庫県神戸市北区 キーナの森 平成 28 年度開園予定の自然公園である. 放置された里山に手を入れることで, 希少種の保護を含めた豊かな生物多様性の保全 再生を行うともに, 環境学習や市民活動の拠点として活用することを目指している ( 神戸市建設局 HP). 写真 1. キーナの森での炭焼き実習

2 兵庫県神戸市北区 キーナの森 平成 28 年度開園予定の自然公園である. 放置された里山に手を入れることで, 希少種の保護を含めた豊かな生物多様性の保全 再生を行うともに, 環境学習や市民活動の拠点として活用することを目指している ( 神戸市建設局 HP). 写真 1. キーナの森での炭焼き実習 1 放置された里山を地元の力で元気にするには - 大学生による提案 - 神戸大学大学院農学研究科実践農学森づくりグループ代表 : 修士課程 2 年隅田皐月池篤志勝見啓吾小林利紗周采穎高階空也高林宏和高間菜摘新倉さらさ難波結希野口結子松田夏美三浦由佳北川皓平堀田佳那 はじめに 里山 は人の資源利用などにより成立した森林であり, 近年その価値は生態学 社会学的に広く認められている ( 広木 2002).

More information

<4D F736F F D2091E E8FDB C588ECE926E816A2E646F63>

<4D F736F F D2091E E8FDB C588ECE926E816A2E646F63> 第 13 地象 (1 傾斜地 ) 1 調査の手法 (1) 調査すべき情報ア土地利用の状況傾斜地の崩壊により影響を受ける地域の住宅等の分布状況 その他の土地利用の状況 ( 将来の土地利用も含む ) イ傾斜地の崩壊が危惧される土地の分布及び崩壊防止対策等の状況既に傾斜地の崩壊に係る危険性が認知 危惧されている土地の分布当該傾斜地の崩壊防止対策等の状況ウ降水量の状況当該地域の降雨特性の把握に必要な対象事業の実施区域等の降水量の状況エ地下水及び湧水の状況傾斜地の安定性に影響を与える地下水の水位及び湧水の分布

More information

オーストリア林業から学ぶ 長野県林業大学校 いとう 2 学年伊藤 ひらさわ平沢 ほりべ堀部 けいすけ圭介 きみひこ公彦 たいせい 泰正 要旨私たち長野県林業大学校では 昨年の 7 月にオーストリアで 8 日間 森林 林業の研修を行なって来ました オーストリアは日本よりも狭い国土面積 低い森林率であり

オーストリア林業から学ぶ 長野県林業大学校 いとう 2 学年伊藤 ひらさわ平沢 ほりべ堀部 けいすけ圭介 きみひこ公彦 たいせい 泰正 要旨私たち長野県林業大学校では 昨年の 7 月にオーストリアで 8 日間 森林 林業の研修を行なって来ました オーストリアは日本よりも狭い国土面積 低い森林率であり オーストリア林業から学ぶ 長野県林業大学校 いとう 2 学年伊藤 ひらさわ平沢 ほりべ堀部 けいすけ圭介 きみひこ公彦 たいせい 泰正 要旨私たち長野県林業大学校では 昨年の 7 月にオーストリアで 8 日間 森林 林業の研修を行なって来ました オーストリアは日本よりも狭い国土面積 低い森林率でありながら 環境に配慮した森林施業や持続的な森林利用 低コストな森林施業などを実現し 先進的な林業を行なっていました

More information

Ⅲ解説常緑広樹 Ⅲ解説常緑広樹Ⅲ解説常緑広樹ウバメガシブナ科ウバメガシの特徴 61 炭の最高級品といわれる備長炭はウバメガシが原料です は枝先に集まってつき 楕円形で縁が裏側に巻くように反ります 細かい脈まで透けて見えます 小さな鋸歯がまばらにあります よく似たトベラは鋸歯がないことで区別できます

Ⅲ解説常緑広樹 Ⅲ解説常緑広樹Ⅲ解説常緑広樹ウバメガシブナ科ウバメガシの特徴 61 炭の最高級品といわれる備長炭はウバメガシが原料です は枝先に集まってつき 楕円形で縁が裏側に巻くように反ります 細かい脈まで透けて見えます 小さな鋸歯がまばらにあります よく似たトベラは鋸歯がないことで区別できます ⅢⅢ解説解説常緑広樹常緑広樹 ヤマモモヤマモモ科 コジイブナ科 は枝先に集まってつく 鋸歯がない場合と 上の方に浅い鋸歯がある場合とがあります ヤマモモの特徴 コジイの特徴 名前はが食べられることに由来しますが モモとはあまり似ていません 雄と雌は異なる株で 雌株は初夏に赤く熟したをたくさん枝先につけ は生食のほか果酒などに利用されます の裏面に金色の光沢があります 鋸歯がない場合と 上の方に浅い鋸歯がある場合とがあります

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション REDD+ Reducing Emission from Deforestation and Forest Degradation-plus 第 4 章 森林炭素モニタリングの基礎 森林の地上計測手法 一般社団法人日本森林技術協会金森匡彦 1 森林の地上計測の基礎 森林を計測することの困難さ 木の形状は複雑である 正確に計測するのが困難 ( モデル化の歴史 ) 時間によって変化する ( 樹木の成長その他

More information

< F2D C CB48D652E6A74>

< F2D C CB48D652E6A74> 1. 風害軽減対策 森林の風害は我が国の林業経営と天然林の更新において最も影響力のある気象害です 写真 - 1 と 2 は 1991 年に九州 北陸 秋田 山形で大被害の発生した 19 号台風の大分県内の根返り被害と幹折れ被害の状況です このように風害は破壊力が大きいため林木は壊滅的な被害を被ることが多く ヒノキは根返りに スギは幹折れになりやすいです 一般的に広葉樹が針葉樹よりも耐風力が高いです

More information

Ⅲ解説常緑広樹 コジイブナ科 コジイの特徴 の裏面に金色の光沢があります 鋸歯がない場合と 上の方に浅い鋸歯がある場合とがあります 5 月の終わり頃 が枝先でいっせいに開すると 甘い香りが漂ってきます よく似たスダジイとは コジイの樹皮がほとんど割れないのに対し スダジイの成木の樹皮が縦に深く割れる

Ⅲ解説常緑広樹 コジイブナ科 コジイの特徴 の裏面に金色の光沢があります 鋸歯がない場合と 上の方に浅い鋸歯がある場合とがあります 5 月の終わり頃 が枝先でいっせいに開すると 甘い香りが漂ってきます よく似たスダジイとは コジイの樹皮がほとんど割れないのに対し スダジイの成木の樹皮が縦に深く割れる Ⅲ解説常緑広樹ヤマモモヤマモモ科 は枝先に集まってつく ヤマモモの特徴 名前はが食べられることに由来しますが モモとはあまり似ていません 雄と雌は異なる株で 雌株は初夏に赤く熟したをたくさん枝先につけ は生食のほか果酒などに利用されます 鉢伏山から鉄拐山にかけてのウバメガシ群落内に大木が生育しています ウバメガシ群落や 海岸近くのやせて乾燥した立地の常緑広樹林によく見られます 58 Ⅲ解説常緑広樹

More information

 

  様式第 19 別紙イ 成果報告書 国立研究開発法人科学技術振興機構中高生の科学研究実践活動推進プログラム ( 学校活動型 ) 整理番号 実施機関名 取組機関名 SG150066 京都府教育委員会 京都府立莵道高等学校 共同取組機関名 本報告書は 国立研究開発法人科学技術振興機構との実施協定に基づき 京都府教育委員会が実施した平成 27 年度中高生の科学研究実践活動推進プログラムの成果を取りまとめたものです

More information

欄の記載方法について 原則として 都道府県毎の天然更新完了基準に定められた更新調査 ( 標準地調査 ) の結果を元に造林本数欄に更新本数を記載する ただし 調査せずとも天然更新完了基準を明らかに満たしていると判断できる場合 ( 例えば 小面積の伐採等 ) には 造林地の写真その他の更新状況のわかる資

欄の記載方法について 原則として 都道府県毎の天然更新完了基準に定められた更新調査 ( 標準地調査 ) の結果を元に造林本数欄に更新本数を記載する ただし 調査せずとも天然更新完了基準を明らかに満たしていると判断できる場合 ( 例えば 小面積の伐採等 ) には 造林地の写真その他の更新状況のわかる資 1 報告書の記載要領 森林法施行規則の規定に基づき 申請書等の様式を定める件 ( 昭和 37 年 7 月 2 日農林省告示第 851 号 ) 6の2 規則第 14 条の2の報告書の様式 伐採 造林に係る森林が所在する市町村の長あてとなっているか? 市町村長殿 記載の内容と森林簿情報に齟齬はないか? 住所報告者氏名 年月日 年月日に提出した伐採及び伐採後の造林の届出書に係る森林につき次のとおり伐採及び伐採後の造林を実施したので

More information

航空レーザ計測による効率的な森林資源の把握

航空レーザ計測による効率的な森林資源の把握 発表 1 航空レーザ計測による効率的な森林資源の把握 北海道森林管理局計画課佐々木貢 アジア航測株式会社空間情報事業部大野勝正 森林の適切な管理経営のため 森林資源の把握は重要 森林調査簿等のデータベース 森林計画等の策定 間伐等の事業発注 調査 研究 その他 夏のパイロット フォレスト 新たな森林調査の手法を導入 航空レーザ計測技術の活用 これまでは 必要の都度 人手による森林調査を実施 主として標準地等によるサンプル調査

More information

図 1 調査対象地域 2.. 使用したデータと解析方法研究対象地域の里山の植生 土地利用分類データとして, 野村 中嶋 (2000) による 1949 年,1977 年,1995 年の 3 時点におけ 1) る植生図を使用した. なお, 野村 中嶋 (2000) の分類では, 群落植生分布が 16

図 1 調査対象地域 2.. 使用したデータと解析方法研究対象地域の里山の植生 土地利用分類データとして, 野村 中嶋 (2000) による 1949 年,1977 年,1995 年の 3 時点におけ 1) る植生図を使用した. なお, 野村 中嶋 (2000) の分類では, 群落植生分布が 16 デジタル観測手法を統合した里山の GIS 解析 空間情報科学研究センターシンポジウム 数値情報化された植生図による植生変化の定量的把握 青木賢人 ( 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 ) 木村圭司 ( 東京都立大学理学研究科地理科学専攻 ) 同一基準により空中写真から作成された複数年次の植生図を数値情報化し, それを GIS 上で解析することにより, 都市近郊に立地する里山における植生変化を定量的に把握し,

More information

Microsoft PowerPoint - 生物多様性シンポジウム九州 [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 生物多様性シンポジウム九州 [互換モード] みんなで 学 ぼう 森 林 の 生 物 多 様 性 ~ シンポジウム& 森 林 見 学 ツアー ~ 九 州 沖 縄 の 森 林 と 生 物 多 様 性 ~ 国 有 林 における 生 物 多 様 性 保 全 の 取 組 ~ 九 州 森 林 管 理 局 平 成 23 年 10 月 28 日 1. 森 林 と 生 物 多 様 性 の 関 係 2.なぜ 森 林 の 生 物 多 様 性 が 大 切 なのか?

More information

表1

表1 Naturalistae 15: 1-11(Jan. 2011) 2011 by Okayama University of Science, PDF downloadable at http://www.ous.ac.jp/garden/ 原著論文 香川県小豆島の森林植生 太田謙 1 森定伸 2 3 波田善夫 Forest vegetation of the Shodo-shima Island,

More information

特別研究プロジェクト

特別研究プロジェクト 政策課題研究 5 琵琶湖を育む森林の適切な管理方策に関する研究 三井香代子 山本克巳 1) 小島永裕 須永哲明 要約 1 人工林伐採後の天然更新の可能性と省力的な再造林の手法について検討した シカの食害が深刻な状況においては高木性の遷移後期種や二次林種による天然更新の可能性は低いことが示唆された また 再造林する場合においては シカが高密度で生息する地域では獣害対策が不可欠であるが 更新木の樹種や植栽地の植生状況等によっては

More information

あさひ・いのちの森 10年のあゆみ:森を作る

あさひ・いのちの森 10年のあゆみ:森を作る あさひ いのちの森 は 旭化成富士支社が位置する富士市田子の浦の自然や里地 里山を再生し 地域の生き物たちとその生態系の保全を目指すエコトープです 1ha の面積しかありませんが 池沼植生 水田 湿原から神社にみられる照葉樹の自然林までを含みます そのため地形も尾根から谷 流れ 池などが整備されました 湿原は浮島ヶ原のミニ版です 希少種だけでなく地域に普通にみられる生き物にとって ノアの方舟 のように環境変化に対する退避場所

More information

萩地域森林計画書

萩地域森林計画書 岩徳地域森林計画変更書 ( 岩徳森林計画区 ) 平成 30 年 12 月変更 計画期間 自平成 29 年 4 月 1 日 至平成 39 年 3 月 31 日 山口県 変更の理由 森林法第 5 条第 5 項の規定に基づき 地域森林計画に定める次に揚げる事項について変更する なお 下記以外については 従前の計画書のとおりである 変更する計画事項 1 Ⅱ 計画事項 第 2 森林の整備及び保全に関する基本的な事項

More information

モウソウチク・マダケの侵入がスギ・ヒノキ人工林の水分生理状態に及ぼす影響

モウソウチク・マダケの侵入がスギ・ヒノキ人工林の水分生理状態に及ぼす影響 モウソウチク マダケの侵入がスギ ヒノキ人工林の水分生理 状態に及ぼす影響 誌名 日本森林学会誌 N 著者 巻 / 号 今治, 安弥上田, 正文和口, 美明田中, 正臣上松, 明日香糟谷, 信彦池田, 武文 巻 号 掲載ページ -6 発行年月 年 6 月 農林水産省農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター T B-A C C, A, F F R C べての調査地でタケ類の根密度はスギあるいはヒノキよりも

More information

域ご平成 26 年度策定地域管理経営計画等の概要近畿中国森林管理局島根森林管理署 江の川下流森林計画区 はじめに 近畿中国森林管理局では 管内の 38 森林計画区について 5 年毎に 地域管理経営計画 と 国有林野施業実施計画 を策定しています 全国森林計画 即して 国有林の地域別の森林計画 調和し

域ご平成 26 年度策定地域管理経営計画等の概要近畿中国森林管理局島根森林管理署 江の川下流森林計画区 はじめに 近畿中国森林管理局では 管内の 38 森林計画区について 5 年毎に 地域管理経営計画 と 国有林野施業実施計画 を策定しています 全国森林計画 即して 国有林の地域別の森林計画 調和し 域ご平成 26 年度策定地域管理経営計画等の概要近畿中国森林管理局島根森林管理署 江の川下流森林計画区 はじめに 近畿中国森林管理局では 管内の 38 森林計画区について 5 年毎に 地域管理経営計画 と 国有林野施業実施計画 を策定しています 全国森林計画 即して 国有林の地域別の森林計画 調和して 管理経営基本計画 5 年ごとにたてる10 年間の計画即して地域管理経営計画流農林水産大臣が局長が5

More information

最大幅. 最小幅 図 12. 樹冠幅の測定方法 ( 山田 2007) 対応 : 対象木の樹冠全体を眺め 枝が長く ( 短く ) 張っている地点を見定め調査者をその地点に配置し 他の枝と比較しながら配置を繰り返し特定する 特定し難い場合には 2 回測定し 長い ( 短い ) 方を採用する 2 樹冠先端

最大幅. 最小幅 図 12. 樹冠幅の測定方法 ( 山田 2007) 対応 : 対象木の樹冠全体を眺め 枝が長く ( 短く ) 張っている地点を見定め調査者をその地点に配置し 他の枝と比較しながら配置を繰り返し特定する 特定し難い場合には 2 回測定し 長い ( 短い ) 方を採用する 2 樹冠先端 Ⅰ-3-1)-(1)-3 樹冠幅の測定法と測定結果 羽賀正雄測定活動参加者名 羽賀正雄 松本頼王 井上里枝 小田洋 小林浩 坂根輝一 佐藤輝雄 成井秀喜 福田靖夫 星加敦子 本多昭子 前田直之 安村安人 ( 責任者 副責任者 ) 1. 樹冠幅測定樹冠幅の測定は 環境省の巨樹 巨木林調査及び市民の木調査では行われていない 樹冠幅 (= 枝張り ) は 幹を中心とした枝の水平方向への広がり- 地上への樹冠の投影範囲の直径である

More information

Microsoft Word 基本計画【決定稿】.doc

Microsoft Word 基本計画【決定稿】.doc ----------------------------------------------------------------------------------- 1.------------------------------------------- 4 --------------------------------------------------------------------------------------------------------

More information

モニタリング調査のガイドライン - 改訂版 - 平成 30 年 4 月 林野庁

モニタリング調査のガイドライン - 改訂版 - 平成 30 年 4 月 林野庁 - 改訂版 - 平成 30 年 4 月 林野庁 目 次 1 モニタリング調査の目的と必要性について 1 1 1 モニタリング調査の目的 1 1 2 モニタリング調査の必要性 1 1 3 モニタリング調査を実施することの意義 3 2 モニタリング調査の進め方 4 ① 目標林型 森づくりの目標 と調査方法を決める 5 ② 初回調査を行う 5 ③ 数値目標を決める 6 ④ 交付金の活動を行う 6 ⑤ 年次調査を行う

More information

動内容について一緒に考えます これからも 自 然のしくみに学び より自然のプロセスに近く より人間の関与を少なく を指針にしていきます 一層楽しく有意義な活動になるよう みなさま と協力しながら進めたいと考えております 2016 年度の活動実績 2016 年も年間を通じ 季節に応じた活動を行い まし

動内容について一緒に考えます これからも 自 然のしくみに学び より自然のプロセスに近く より人間の関与を少なく を指針にしていきます 一層楽しく有意義な活動になるよう みなさま と協力しながら進めたいと考えております 2016 年度の活動実績 2016 年も年間を通じ 季節に応じた活動を行い まし 研究と活動の報告 富士山南麓における森林の復元活動 - 2016 年の活動報告 2017 年活動計画 - 自然再生活動部会 / 中村華子 当会では 2003 年から 関東森林管理局静岡森林 管理署と 山の自然学クラブ 富士山森の復元活 動 という協定を締結して富士山の国有林で森林 復元活動を行っています ( 下記 協定の概要 参 照 ) 現在協定は 平成 28(2016) 年 4 月 1 日に更 新して

More information

問題 2 下図は, よく発達した森林の構造図と森林内の相対照度の変化のグラフである 次の問いに答えよ 問 1 図のような構造を何というか [ ] 問 2 図の A,B,C,D の各層の名称を答えよ A[ ]B[ ] C[ ]D[ ] 問 3 この森林ではブナ, ミズナラなどが多く, 占有面積も広い

問題 2 下図は, よく発達した森林の構造図と森林内の相対照度の変化のグラフである 次の問いに答えよ 問 1 図のような構造を何というか [ ] 問 2 図の A,B,C,D の各層の名称を答えよ A[ ]B[ ] C[ ]D[ ] 問 3 この森林ではブナ, ミズナラなどが多く, 占有面積も広い 問題 1 次の文章を読んで, 文中のア~コに入る適語を下の語群より選び, 記号で答えよ ある地域の水, 光, 空気などの ( ア ) 環境とそこに見られるすべての生物を含んだ生物の集団のま とまりを ( イ ) という ( イ ) の生物の集団は,( ウ ),( エ ), また,( エ ) は生物の死がいや排 出物などの分解される過程にかかわっているという観点から ( オ ) とも呼ばれる ( ウ

More information

H22-5月号

H22-5月号 KAWASAKIKITA HOUJINKAI NEWS 2011 5 1 5 KAWASAKIKITA HOUJINKAI NEWS 2011 2 3 4 5 連載読み物 スプリング エフェメラル かわさき自然調査団 岩田 春にしか出会えない落葉広葉樹林帯の多年草 臣生 が温帯の落葉広葉樹林帯にあった時代もあったらしい 川崎の自然をみつめて 照葉樹林帯の森林が再三の伐採など 強く人為的攪乱を受 けた場合

More information

リサーチ ダイジェスト KR-051 自然斜面崩壊に及ぼす樹木根系の抑止効果と降雨時の危険度評価に関する研究 京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻特定教授杉山友康 1. はじめに 鉄道や道路などの交通インフラ設備の土工施設は これまでの防災対策工事の進捗で降雨に対する耐性が向上しつつある一方で

リサーチ ダイジェスト KR-051 自然斜面崩壊に及ぼす樹木根系の抑止効果と降雨時の危険度評価に関する研究 京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻特定教授杉山友康 1. はじめに 鉄道や道路などの交通インフラ設備の土工施設は これまでの防災対策工事の進捗で降雨に対する耐性が向上しつつある一方で 自然斜面崩壊に及ぼす樹木根系の抑止効果と降雨時の危険度評価に関する研究 京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻特定教授杉山友康 1. はじめに 鉄道や道路などの交通インフラ設備の土工施設は これまでの防災対策工事の進捗で降雨に対する耐性が向上しつつある一方で 近年の短時間豪雨の頻度の増加などもあり 路線近傍の自然斜面崩壊やこれを原因とする土砂流入などによる被害割合が増加傾向にある こうした被害を少しでも減少させるためには危険個所の抽出と箇所ごとの特性に合った対策が求められる

More information

(2)里山の整備

(2)里山の整備 森林の現状と課題 1 森林を取り巻く状況の変化 戦後 荒廃した国土の復興と急増した木材需要に応えるため 昭和 30 年代には 盛んに木材生産が行われるとともに 成長が早く利用価値の高い針葉樹の造林や木材の輸入自由化等の対策が進められました こうした状況を背景に 木材生産の量的拡大に向けて林業振興を図ることを目指した林業基本法が昭和 39 年に制定されました この法律では 森林の持つ公益的機能は 基本的には

More information

Naturalistae 第10号 Feb.2006

Naturalistae 第10号 Feb.2006 Naturalistae, no.10: 19-26 (2006) 原著論文 岡山県総合グラウンドにおける樹幹着生蘚苔類の生育と方位との関係 高橋和成 1 西平直美 1 原雄太郎 2 山田千絵 2 鈴木芳枝 2 Growth differences of tree-trunk epiphytic bryophytes in relation to the trunk surface directions

More information

この対策にはいくつか考えられるが 面的に食害を回避させるならば植生保護柵の設置が選択肢のひとつとなる 植生保護柵は 林業活動を目的とした設置だけに留まらない 兵庫県ではシカの食害によって落葉広葉樹林の林床植生の衰退が顕著であるため ( 藤木 2012a) 林床植生回復のために落葉広葉樹林内に植生保護

この対策にはいくつか考えられるが 面的に食害を回避させるならば植生保護柵の設置が選択肢のひとつとなる 植生保護柵は 林業活動を目的とした設置だけに留まらない 兵庫県ではシカの食害によって落葉広葉樹林の林床植生の衰退が顕著であるため ( 藤木 2012a) 林床植生回復のために落葉広葉樹林内に植生保護 第 6 章植生保護柵としてのネット柵 金網柵の成績評価 藤堂千景 1 藤木大介 2 1 兵庫県立農林水産技術総合センター 2 兵庫県森林動物研究センター 要点 ニホンジカによる食害を回避するために設置した植生保護柵のうち 設置後 4~5 年で柵延長がほぼ同じであるステンレス入りポリエチレンネット柵 ( ネット柵 ) と亜鉛メッキ鉄線製金網柵 ( 金網柵 ) の破損状況を調査したところ ネット柵に比べ金網柵の破損率が約

More information

モニタリングのガイドライン 交付金の効果の調査 確認方策について 目次 1 なぜ調査を行うのか 1 2 調査の流れ 2 3 目標設定の進め方 4 4 調査場所の決め方について 8 5 初回調査 11 地域環境保全タイプ 里山林保全活動 11 地域環境保全タイプ 侵入竹除去 竹林整備 16 森林資源利

モニタリングのガイドライン 交付金の効果の調査 確認方策について 目次 1 なぜ調査を行うのか 1 2 調査の流れ 2 3 目標設定の進め方 4 4 調査場所の決め方について 8 5 初回調査 11 地域環境保全タイプ 里山林保全活動 11 地域環境保全タイプ 侵入竹除去 竹林整備 16 森林資源利 モニタリングのガイドライン 交付金の効果の調査 確認方策について 目次 1 なぜ調査を行うのか 1 2 調査の流れ 2 3 目標設定の進め方 4 4 調査場所の決め方について 8 5 初回調査 11 地域環境保全タイプ 里山林保全活動 11 地域環境保全タイプ 侵入竹除去 竹林整備 16 森林資源利用タイプ 17 6 交付金取得 3 年目あるいは終了後の数値目標 20 7 年次調査 25 地域環境保全タイプ

More information

付属資料

付属資料 付属資料 資料 01 検討委員会討議資料 目次 平成 27 年度流域山地災害等対策調査 ( 流木災害対策手法検討調査 ) 委託事業 第 1 回検討委員会討議資料 平成 27 年 10 月 20 日 1. 調査の概要 (P3~11) 2. 平成 26 年度調査結果と課題の整理 (P12~34) 3. 森林の土砂崩壊防止機能の判定の精度向上 (P3~43) 4. 倒木や渓床内の堆積木 ( 危険木 ) の推定手法の検討

More information

<4D F736F F D2094AD955C8F57208F57985E8CB48D E4F97A A2E646F63>

<4D F736F F D2094AD955C8F57208F57985E8CB48D E4F97A A2E646F63> 北上高地のイヌワシと生物多様性保全を目的とした 等高線方向列状間伐の効果 三陸中部森林管理署技術専門官 盛 一樹 岩手県環境保健研究センター主査専門研究員 前田 琢 イ ヌ ワ シ 研 究 者 井上祐治 イ ヌ ワ シ 研 究 者 三浦則雄 東 北 鳥 類 研 究 所 所長 由井正敏 1 はじめにイヌワシ Aquila chrysaetos は全世界に 6 亜種が分布し 日本に生息する亜種 A. c.

More information

目次 1. はじめに 序論 問題提起 目標設定 状況 日本の森林と奈良県の森林 川上村について 川上村の伝統的な森林施業 問題分析 シカ個体数の増加

目次 1. はじめに 序論 問題提起 目標設定 状況 日本の森林と奈良県の森林 川上村について 川上村の伝統的な森林施業 問題分析 シカ個体数の増加 レポート 1 川上村における森づくりプロジェクト スギ ヒノキ人工林から天然更新林への移行を促す試験林の設置 ( 落石防止の機能を考慮した ) リース林業教育センター 2017 年度卒業論文 著者 : ナタナエル ギルゲン 審査員 : アラン コッハー 副審査員 : 佐藤浩行 マルティン ブラットナー 提出日 :2017 年 8 月 25 日 著作権 : リース林業教育センター / ナタナエル ギルゲン

More information

金かね山やま町まちと林業の関わり~次世代へと繋ぐ林業の伝統~金山町では古くは藩政時代から植林が行われてきました 明治から昭和にかけては大規模な植林が行われ この 林業のまち の伝統は現在に至るまで途切れること無く引き継がれています そのため 金山町の森林には 大美輪の大杉 の他にも 樹齢100年 1

金かね山やま町まちと林業の関わり~次世代へと繋ぐ林業の伝統~金山町では古くは藩政時代から植林が行われてきました 明治から昭和にかけては大規模な植林が行われ この 林業のまち の伝統は現在に至るまで途切れること無く引き継がれています そのため 金山町の森林には 大美輪の大杉 の他にも 樹齢100年 1 山形県金山町 未来へとつなぐ林業の伝統と街並みづくり 3 2016.5 No.110 林野 樹齢 300 年の 大美輪の大杉 樹高約 59m で人工林としては日本最大級 所有者のご厚意により 林内の散策を行うことができます 金かね山やま町まちと林業の関わり~次世代へと繋ぐ林業の伝統~金山町では古くは藩政時代から植林が行われてきました 明治から昭和にかけては大規模な植林が行われ この 林業のまち の伝統は現在に至るまで途切れること無く引き継がれています

More information

鎌倉市風致地区条例による

鎌倉市風致地区条例による 第 4 章緑化の求積 1 緑化算定に関する用語の扱い 用語の扱いについては 第 5 章で解説しています (19) 緑化地樹木などで覆われた土地並びに植栽された樹木等と一体をなす池 地被植物が繁茂する土地をいう ただし 一年草 二年草 花壇や樹木の無い家庭菜園を除く また 容易に移動できるプランターや鉢類も除く (20) 樹林地既存の良好な樹木等が保全されている緑化地で 高さ5mを超える樹木が複数存する

More information

No

No C enter for estoration of egional ature R R N No.32( 発行 :2013.6.29) 地域自然回復のために NPO 法人森林再生支援センターニュース 特定非営利活動法人森林再生支援センター理事長藤田昇 603-8145 京都市北区小山堀池町 28-5 TEL 075-211-4229 FAX 075-432-0026 URL:http://www.crrn.net

More information

Microsoft PowerPoint - 奈良井国有林での収穫調査へのICTドローン活用Ver1

Microsoft PowerPoint - 奈良井国有林での収穫調査へのICTドローン活用Ver1 奈良井国有林での収穫調査の ICT ドローン活用 林野庁中部森林管理局中信森林管理署 岩塚伸人 中部森林管理局の概要 中部森林管理局は 富山県 長野県 岐阜県 愛知県の 4 県にまたがる国有林を管理しています 国有林の管轄面積は 65 万 6 千 ha におよび 太平洋側の海岸縁から 日本の屋根 と言われる日本アルプスの山岳地帯まで分布し その多くは地形が急峻な脊梁山脈や河川の源流域に分布しています

More information

地熱部会補足説明資料目次 1. 硫化水素の予測評価について 3 2. 地盤変動について 4 3. 事前調査結果を踏まえた現存植生図について 6 4. 生態系の注目種の選定について 生態系の評価について

地熱部会補足説明資料目次 1. 硫化水素の予測評価について 3 2. 地盤変動について 4 3. 事前調査結果を踏まえた現存植生図について 6 4. 生態系の注目種の選定について 生態系の評価について 資料 2-3 平成 29 年 7 月 11 日地熱部会資料 鬼首地熱発電所設備更新計画 環境影響評価方法書 補足説明資料 平成 29 年 7 月 電源開発株式会社 - 1 - 地熱部会補足説明資料目次 1. 硫化水素の予測評価について 3 2. 地盤変動について 4 3. 事前調査結果を踏まえた現存植生図について 6 4. 生態系の注目種の選定について 12 5. 生態系の評価について 21-2 -

More information

コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/16) 17 個体 ライトトラップ BOX15 糞トラップ 2 任意 - 獣糞内 -0 移動例 (6/16) オオコオイムシ捕獲個体 (6/21) 105 個体 ( 成虫 : 子持ち 16 子無し 38 幼虫 51) コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/22-23)

コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/16) 17 個体 ライトトラップ BOX15 糞トラップ 2 任意 - 獣糞内 -0 移動例 (6/16) オオコオイムシ捕獲個体 (6/21) 105 個体 ( 成虫 : 子持ち 16 子無し 38 幼虫 51) コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/22-23) コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/16) 17 個体 ライトトラップ BOX15 糞トラップ 2 任意 - 獣糞内 -0 移動例 (6/16) オオコオイムシ捕獲個体 (6/21) 105 個体 ( 成虫 : 子持ち 16 子無し 38 幼虫 51) コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/22-23) 5 個体 ライトトラップ BOX5 ライトトラップカーテン 0 糞トラップ 0 任意 - 獣糞内 -0

More information

データ報告様式 3) 調査の概要 (1) 土壌モニタリング 1.pH(H 2 O), 2.pH(Kl), 交換性 ( 3.Na +, 4.K +, 5.a 2+, 6.g 2+, 7.Al 3+, 8.H + ), 項目 9. 交換性酸度, 10. 有効陽イオン交換容量, 11. 炭酸塩, 12.

データ報告様式 3) 調査の概要 (1) 土壌モニタリング 1.pH(H 2 O), 2.pH(Kl), 交換性 ( 3.Na +, 4.K +, 5.a 2+, 6.g 2+, 7.Al 3+, 8.H + ), 項目 9. 交換性酸度, 10. 有効陽イオン交換容量, 11. 炭酸塩, 12. データ報告様式 調査地点に関する報告様式 ( 基礎調査地点用 土壌種毎に記載する ) 1) 調査地点土壌種名 ( ) コード 所在地 ( 詳細に記載 ) 緯度経度 北緯 ' 東経 ' 標高 ( 海抜 ) m 湿性沈着モニタリング 1. オンサイトでの湿性沈着モニタリングデータを使用 について 2. 近隣の湿性沈着モニタリング地点のデータを使用 近隣の湿性沈着 湿性沈着モニタリング地点名 : モニタリング地点の情報

More information

表 1 調査地点一覧のフィールド 次メッシュ調査区分調査法人調査者調査地点コード調査地点名調査年調査月調査日連番コードコードコードコード YO

表 1 調査地点一覧のフィールド 次メッシュ調査区分調査法人調査者調査地点コード調査地点名調査年調査月調査日連番コードコードコードコード YO 全国植生調査データベース (H12-27 年度版 ) 1. 本データベースの構成全国植生調査データベース ( 以下 全国植生調査 DB という ) は 1/2.5 万植生図作成業務における植生調査データを整理したものであり おもに T001 調査地点一覧 T002 植物表 ( 階層別種リスト ) のテーブルから構成されています 2つのテーブルは調査地点コード *1 を主キーとしてリンク このほか T003

More information

Microsoft PowerPoint - 湿å”�ㆨㆯㆩã‡fiㆪ㇇ㆮㆉ.ppt [äº™æ‘łã…¢ã…¼ã…›]

Microsoft PowerPoint - 湿å”�ㆨㆯㆩã‡fiㆪ㇇ㆮㆉ.ppt [äº™æ‘łã…¢ã…¼ã…›] 湿原の成立要因と植物 湿原 : 過湿 貧栄養の地に発達する自然草原 水質 ( 電気伝導度 ) と植生 電気伝導度 (μs/cm) 植生の状況 ~35 湿原の成立には最適 植生高や植被率も低く モウセンゴケなどが生育 ~55 湿原植生の成立が可能 植生はやや発達が良好 モウセンゴケは生育困難 ~75 湿原の成立には境界領域 背丈の高い植生になりやすい 長期的には困難 75< 波田ほか (1995) スゲ類やヨシ

More information

アマミノクロウサギ保護増殖事業計画 平成 27 年 4 月 21 日 文部科学省 農林水産省 環境省

アマミノクロウサギ保護増殖事業計画 平成 27 年 4 月 21 日 文部科学省 農林水産省 環境省 アマミノクロウサギ保護増殖事業計画 平成 27 年 4 月 21 日 文部科学省 農林水産省 環境省 アマミノクロウサギ保護増殖事業計画 文部科学省 農林水産省 環境省 第 1 事業の目標 アマミノクロウサギは 奄美大島及び徳之島にのみ生息する 1 属 1 種の我が国固有の種である 本種は 主に原生的な森林内の斜面に巣穴を作り これに隣接した草本類等の餌が多い沢や二次林等を採食場所として利用している

More information