会員寄稿 クラウドコンピューティングと ITIL 的ソーシングのすゝめ ~ 借りぐらし 世代の反復的ソーシング ライフサイクル 私たちは そう簡単に滅びたりしないわ! ~ I. はじめにクラウドコンピューティングは 過度な期待 の時期が過ぎ 冷静な判断が行われるようになってきている ( ガートナー

Size: px
Start display at page:

Download "会員寄稿 クラウドコンピューティングと ITIL 的ソーシングのすゝめ ~ 借りぐらし 世代の反復的ソーシング ライフサイクル 私たちは そう簡単に滅びたりしないわ! ~ I. はじめにクラウドコンピューティングは 過度な期待 の時期が過ぎ 冷静な判断が行われるようになってきている ( ガートナー"

Transcription

1 IT サービスマネジメントフォーラムジャパン Newsletter

2 会員寄稿 クラウドコンピューティングと ITIL 的ソーシングのすゝめ ~ 借りぐらし 世代の反復的ソーシング ライフサイクル 私たちは そう簡単に滅びたりしないわ! ~ I. はじめにクラウドコンピューティングは 過度な期待 の時期が過ぎ 冷静な判断が行われるようになってきている ( ガートナー /2013) [1] と言われつつも依然として高い市場成長の継続が予測されている クラウドサービスの活用はアウトソーシングの変遷の中で生まれた一形態にあたり より柔軟なソーシングを実現する環境を企業に提供している 本稿では ITIL では各ステージやプロセスに紛れ込んでしまっているソーシング関連の活動を一貫したソーシング方法論で補完する一方で 従来の直列的なソーシング ライフサイクルに ITIL に見られる反復的ライフサイクルの視点を導入することを提案する クラウドコンピューティングのメリットの一つとして 借りぐらし による ポータビリティ ( 移転性 ) が進化を続けている このことは ますますクラウドサービス利用者がアウトソース先を容易に変更したり アウトソースされたものを再度インソースしやすくなることを意味している 今春で消費増税前の駈込み住宅購入も過去の話になってしまったが 住宅ローン返済より高い家賃を払う 理由を今後のソーシング戦略の考慮に入れていただきたい アウトソーシングに伴うベンダ ロックインという伝統的な課題がクラウドコンピューティング世代に継承されないことを祈っている *ITIL is a Registered Trade Mark of AXELOS Limited I. ソーシング方法論と ITIL コンピュータ資産と関連要員など IT リソースを外部に求める IT アウトソーシングは データセンター サービスや xsp(isp ASP MSP など ) の普及 更にオンデマンド化要求や仮想化技術の採用を通じてクラウドサービスへと新たな形態を取り入れてきた 16 本章では国際的なソーシング方法論として知られる OPBOK[2] escm[3] に触れ ITIL との位置づけを整理しておこう I.1 OPBOK に見られるソーシング ライフサイクル OPBOK(Outsourcing Professional Body Of Knowledge) は米国 IAOP( 国際アウトソーシング専門家協会 ) が開発したアウトソーシングの専門知識体系である IAOP は世界で 12 万社の会員を有し 毎年行われる グローバルアウトソーシング 100 のランキング評価などでも知られる また OPBOK に対応した資格 (Certified Outsourcing Professional) 制度を国際的に展開している 日本でも OPBOK を含めたソーシング ガバナンス知識の資格制度が APMG を通じて展開されている OPBOK ではソーシングのライフサイクルを図 I-1 に示すように アイデア アセスメント 実施 トランジション マネジメント というステージで構成している ( 筆者訳 ) アイデア Idea アセスメント Assessment 実施 Implementation トランジション Transition マネジメント Management コンセプト開発 企業の方向性識別 アウトソーシング機会の分析 等 現状のプロセス 機能の分析 アウトソースすべきプロセス 機能の定義 リスク分析 等 RFP 発行 契約交渉 締結 移転 ( 資産 要員 ) 計画 ガバナンス計画 等 新組織の導入 資産 要員 プロセス 機能のトランジション トレーニング 等 日々のマネジメント活動 パフォーマンスの監視 関係管理 変更管理 等 図 I-1. OPBOK に見られるソーシング ライフサイクル

3 I.2 escm に見られるソーシング ライフサイクル escm(esourcing Capability Model) は IT 組織のソーシング能力の成熟度を示すフレームワークとして米国カーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリング研究所で開発された 国内でも多くの IT 企業が公式評価レベルをアピールしてきた CMMI のような成熟度モデルの IT ソーシング版と言える escm ではソーシング ライフサイクルを図 I-2 に示すように 分析 開始 デリバリ 終了 共通というフェーズで構成している ( 筆者訳 尚クライアント向けの escm である escm-cl に基づいている ) ガバナンス管理 関係管理 等 共通 Ongoing 分析 Analysis 開始 Initiation デリバリ Delivery 終了 Completion ソーシング機会分析 ソーシング アプローチ ソーシング計画 サービス提供者評価 ソーシング契約 サービス移転 委託されたサービスの管理 ソーシング管理の実施 パフォーマンスの監視 等 ソーシングの終了 終了計画立案 委託先からの移転 等 図 I-2. escm に見られるソーシング ライフサイクル I.3 ソーシング ライフサイクルと ITIL のサービス ライフサイクル ITIL においてはソーシング関連の活動は サービスストラテジのサービス ソーシング サービスデザインのサービスレベル管理 サプライヤ管理などおいてソーシングの観点や活動が盛り込まれているものの 各ステージに紛れ込み また記載も少ないことから ソーシングの観点で一貫したプロセスを読み取るのは難しい IT 組織がソーシングのプロセスを整備する際には OPBOK のようなソーシング方法論の一貫したソーシング ライフサイクルで ITIL を補完することが望ましいと考えられる 初期のアウトソーシングのように 10 年単位の契約であった頃と違い 今やオンデマンド化やクラウドによる 借りぐらし の世代である 一旦アウトソースしたリソースをインソースしなおしたり 別のより適切なサービス提供者に切り替えることがソーシング ライフサイクルの中で行えなければ ポータビリティ ( 移転性 ) という 借りぐらし の重要なメリットが失われ ベンダ ロックインのリスクに変わってしまう 賃貸契約の気軽さでローンを組んで住宅を購入したものの 住み替えを考える頃には資産価値の低下とローンの残債が重荷になって身動きが取れないという状況はあなたの身近にも耳にするのではないだろうか ともすれば 借りぐらし の高い賃料を払いながらこのような 持家 のリスクまで負ってしまっては元も子もない 本稿ではクラウドコンピューティング時代におけるソーシングについて ITIL をソーシング方法論で補完する一方で 従来のソーシング方法論に対しては直列的なソーシング ライフサイクルを ITIL の反復的なサービス ライフサイクルで補完することを提案したい 図 I-3 のように ITIL の反復的なサービス ライフサイクルにソーシング ライフサイクルを同期して反復的なソーシング プロセスを整備していくことで 借りぐらし 世代に適応したソーシング プロセスを構築できる ということである 反復的ソーシング ライフサイクルについて詳しくは第 Ⅲ 章で述べる 一方 上記で見てきた OPBOK escm のような従来のソーシング ライフサイクルに見られる特徴は システム開発で言えばウォーターフォール型のような直列的なライフサイクルであることである 大胆に解釈すれば アウトソースされた後はサービスが終了するまでアウトソーサにベンダ ロックインされることを前提もしくは基本形にしている と言える 図 I-3. ITIL のサービス ライフサイクルと OPBOK escm のソーシング ライフサイクル 17

4 Ⅱ. クラウドコンピューティングとソーシング戦略 ITIL ではサービス ソーシングを サービスを内部で提供するか または外部サービス プロバイダにアウトソーシングするかを決定するための戦略とアプローチ サービス ソーシングは この戦略の実施も意味する と定義している 本章ではソーシング ライフサイクルの中でもソーシング戦略の肝である意思決定マトリックスを中心にクラウドサービス利用検討のポイントを整理する 更にそのソーシング戦略は 一旦アウトソーシング機会を得た場合でもその後の変動要因によりインソーシング機会を再度得ることを例示する Ⅱ.1 クラウドサービスの形態とアウトソーシング対象リソースクラウドコンピューティングで検討されるアウトソーシングの対象リソースの主なものとしては 設備や HW SW などのコンピュータ リソースとアプリケーション開発要員 インフラ構築要員 運用管理要員などの人的リソースがある これらは近年整理されてきたクラウドサービスの形態である IaaS/PaaS/SaaS の分類に沿ってソーシングの判断材料とすると良いだろう IaaS/PaaS/SaaS の各形態の特徴については表 Ⅱ -1 を参照されたい ( 参考 : ウィキペディア クラウドコンピューティング [4]) クラウドサービス形態に沿ってアウトソーシングの対象リソースを考える場合は 階層的な包含関係と各コンピュータ リソースに関連する人的リソースを想定することになる 階層的な包含関係とは PaaS を例にとればそのインフラ リソースの提供である IaaS のサービス内容を包含しているということである 関連する人的リソースとは コンピュータ リソースに紐づいた運用保守の要員などである 勿論サービス管理やユーザサポートについてはクラウドサービスの対象外として別途検討する必要がある 18 表 II-1 代表的なクラウドサービスの形態 Ⅱ.2 ソーシング意思決定マトリックスとクラウドサービスの対象リソースソーシング意思決定マトリックスは ソーシングの検討対象を その汎用性 / 特殊性といった差別化の視点や自組織の Strong/Weak といった市場優位性の視点でポジションニングを整理しソーシングの判断 (In/Out) を支援するツールであり OPBOK でもアウトソーシング機会の分析における手法として記載されている 図 II-1 は OPBOK を参考に筆者が作成したソーシング意思決定マトリックスの例である 単純に言ってしまえば右上にあるほど内部留保 ( インソース ) 左下にあるほどアウトソースの機会が高いと判断するものである 部サービスに対する優位性特殊化要因の重要性外例えば 優位性の維持向上のために内部留保 / 特殊化領域へのフォーカスのためにアウトソース 例えば 能力補完や 規模の経済 効果のためにアウトソース 例えば 更なる特殊化や優位性の維持向上に向けて内部留保 例えば 能力の成長に向けて内部留保 / 能力を補完するためにアウトソース 図 Ⅱ -1 ソーシング意思決定マトリックスの例 これにクラウドサービスのサービス形態の観点で対象となるリソースをマッピングしたものが図 Ⅱ -2 である 例えば特殊性が高く自組織の強みを生かすべく右上におかれた 戦略的なアプリ は ビジネスの俊敏性を支えるアプリケーションなど昨今のアジャイル開発や DevOps などによりインソース化が提唱されている領域をイメージしていただきたい 勿論この場合でもプラットフォームや

5 HW については左半分におかれているようにクラウドサービスにアウトソースされている場合がある 本稿で主に述べているクラウドサービスの対象リソースは左半分に配置している 汎用性の観点で左からインフラストラクチャ / プラットフォーム / アプリケーションと順に置いているが 縦長の領域に配置している点に留意いただきたい これは組織により外部サービスとの優位性が違うということに加えて 組織の状況が変動しうることを表したものである 下方に位置すればアウトソーシング機会が強く 上方に位置すればインソーシング機会が強くなる これらの変動要因の影響が強ければ より反復的にソーシング戦略を練り直す必要が出てくるのである 過度な期待 のピーク期を過ぎた現在 我々はクラウドコンピューティングにおける変動要因を前提にしたソーシング ライフサイクルをデザインし実行すべきだと考える 考えていただきたい 尚 本稿で述べるインソースの範囲としては所謂 内製 だけでなく 委託先のリソース ( 資産 要員 ) を自社環境として利用する所謂 オンプレミス型プライベートクラウド のような形態を含むものを想定しているので留意されたい (1)HW 等インフラストラクチャ先ず IaaS の対象となるインフラストラクチャであるが コンピュータ リソース 人的リソースについて下記のような例があげられる コンピュータ リソース 初期予算を抑えるために IaaS を利用してサーバを立ち上げたが システム負荷が安定し かつ今後も長期に稼働が見込まれるため 購入しなおした方がトータルコストを抑制できることがわかった 自社の仮想環境が整備されリソース プールが確保されたため IaaS 上の仮想サーバを引き取れるようになった 人的リソース 自社内環境の運用業務改善により 社内の運用体制に余裕が出来た 自社の仮想環境の整備と共に 社内の運用要員に仮想環境のシステム管理についてトレーニングが十分行われた (2) プラットフォーム インフラストラクチャ上のプラットフォーム領 域については下記のような例があげられる コンピュータ リソース 図 Ⅱ -2 クラウドサービス対象リソースの配置イメージ PaaS で構築したアプリケーションの利用が進 むにつれ DB アクセス処理の性能が次第に低下 Ⅱ.3 ソーシング戦略の変動要因と してきている サーバのリソース割当てを増や クラウドサービス利用見直しの可能性 しても効果がなく ( もしくは増やせず ) 社内 クラウドサービス利用におけるソーシング戦略 で採用している DB サーバの DBMS のように思う の変動要因を考えてみよう 本節では II.2 で述べ ようにチューニングが進まない た図 Ⅱ -2 の左半分 つまりインフラストラクチャ アプリケーション構築後の長期利用において / プラットフォーム / アプリケーションについて変 PaaS 環境を利用し続けるよりも IaaS や自社 動要因を整理し ありがちなクラウドサービス利用 の仮想サーバ上でオープンソースのミドルウ の見直し即ち インソーシング機会について述べ ェアにコンバージョンした方がトータルコス る 図 Ⅱ -2 において外部サービスに対する優位性 トを抑制できることがわかった ( 縦軸 ) がない ( 下方に位置した ) ためにクラウド 人的リソース サービスにアウトソースしていたものが 様々な 自社内環境の運用自動化など業務効率化によ 変動要因により優位性を取り戻し ( 上方に移動し ) り 社内の運用体制に余裕が出来た て再度インソースする機会が高まってくるものと 社内の運用保守要員に OS やミドルウェア利用 19

6 についてのトレーニングが十分行われた 抑制できる状況になった (3) アプリケーション OS ミドルウェアなどのプラットフォーム上に構築されるアプリケーション領域については下記のような例があげられる コンピュータ リソース SaaS で構築したアプリケーションで障害が頻発しているがブラックボックスなため自社では対処できないし サービス提供者の対処も不透明なまま 可用性 性能が改善されない アプリケーション構築後の長期利用において SaaS 環境を利用し続けるよりも 自社環境や他のクラウド環境上にコンバージョンした方がトータルコストを抑制できることがわかった ( システム開発コストの大半をしめる要件定義 設計の必要が無い ) 人的リソース 自社のサービスデスクの一次対応でアプリケーション利用者からの問合せに対処できるようになった アプリケーション運用について SaaS 提供者にアウトソース出来ない領域があり 結局社内の運用保守体制を維持する必要があった Ⅱ.4 アウトソーシング機会の優先付け尺度とインソーシング機会 OPBOK ではアウトソーシング機会の優先付けにおける尺度として下記を挙げているが Ⅱ.3 で挙げた例はこれらがインソーシング機会の目的においても当てはまることを示している 1 財務 予算への影響 効果 等 2サービス提供者 規模や専門性 等 3 便益 リソースの解放 コスト削減等 4 実行の容易さ 4 プロセスの明確さ等 移転のしやすさ 2サービス提供者外部サービス提供者の専門性に対し 自社要員のキャパシティやスキル ノウハウ不足があったが解消された クラウドサービス提供者の能力が期待に満たなかった 3 便益他の自社内システムのための人的リソースやシステム運用基盤の整備によりアウトソースされているシステムにも対処できるようになった 4 実行の容易さ他の自社内システムにおける共通の管理プロセスがあり 巻き取りやすい 自社の仮想環境整備が進み クラウドサービスのポータビリティを活用してコンピュータ リソースを容易に移転できる状態になった Ⅲ. 反復的ソーシング ライフサイクル最近のレポート アウトソーシング アドバイザリ : サービス ソーシング戦略策定の実行 ( ガートナー /2014) [5] では 70% 超の企業が 重要なアウトソーシング契約の評価時にのみソーシング戦略を策定している との所見を示している これは第 1 章に挙げた従来の直列的なソーシング ライフサイクル上の上流工程としてソーシング戦略が一度実施されそのまま放置されている状況を示しているのではないだろうか とりわけクラウドコンピューティングにおいては 借りぐらし のメリットであるポータビリティを前提として 反復的ソーシング ライフサイクルに切り替えていく必要があることを述べてきた 上記の観点でⅡ.3 に挙げた例を整理すると下記本章では ITIL の継続的サービス改善に見られるのようになり 一旦クラウドサービスにアウトソー反復的なサービス ライフサイクルを取り込んだ反スされたリソースについて 時間の経過と共にイン復的なソーシング ライフサイクルの導入を提案すソースしなおす機会が発生することが分かる る これは同時に ITIL に基づいたサービス ライフサイクルの運営にソーシング ライフサイクルを 1 財務統合し クラウドコンピューティング時代に適応し初期コストを抑制するためにクラウドサービスた IT サービスマネジメントを提案することでもある を採用したが 継続稼働のランニングコストを考慮するとインソースし直した方がトータルコストを 20

7 Ⅲ.1 ポータビリティを前提とした反復的ソーシング ライフサイクル従来の情報システムのアウトソーシングでは新規システム開発や移転プロジェクトの膨大な初期費用をかけ 一旦ベンダにアウトソースすると契約更新時に条件見直しなどがあるにせよ ソーシング自体を見直すことはされない傾向にある また内部ナレッジの遺失やアウトソース先でのブラックボックス化が進み 時間の経過と共にインソースすることが困難になっていた ベンダ ロックインとは 特定ベンダの独自技術に大きく依存した製品 サービス システム等を採用した際に 他ベンダの提供する同種の製品 サービス システム等への乗り換えが困難になる現象のこと ( ウィキペディア ) と言われているが 上記のアウトソーシングにおける状況もベンダ ロックインの一つと言える クラウドコンピューティングにおけるアウトソーシングでは 特定ベンダの独自技術に大きく依存 しなければならない状況は限定的であり 仮想化技術によるポータビリティを前提とすればベンダ ロックインの発生はソーシング プロセスの問題として解決できる範囲が多いと考えられる 例えば IaaS 上の仮想サーバは 自社内に仮想環境を構築できれば HW など物理的な制約を受けずにサーバ自体を電子データとして簡単に自社内に移転できる たとえ SaaS 上のアプリケーションでも標準化した業務アプリケーションであればベースとなるパッケージの選択肢も増え さらに利用中の SaaS として機能要件や設計が実体として具体化している状況では工期と工数の不透明なシステム開発の上流工程を経ずに 所謂コンバージョンによって自社内のサーバ環境に移転することも出来る PaaS 上で開発したシステムなら オープンなミドルウェア環境を採用していればいるほど より容易に自社内のシステム基盤にコンバージョン出来るだろう このようなポータビリティを前提にすれば大半のシステムでは技術的にベンダ ロックインに陥る必要はないのである ったソーシング ライフサイクルである この反復的ソーシング ライフサイクルを ITIL のサービス ライフサイクルと同期をとる形で構成したものが図 Ⅲ -1 である これにより 第 1 章で挙げた OPBOK や e-scm というソーシング ライフサイクルの標準で ITIL のサービス ライフサイクルを補完する一方で ソーシング ライフサイクルをクラウドコンピューティングのポータビリティを明確に意識した反復的なものとすることができる サービスストラテジ サービスデザイン サービストランジション サービスオペレーション 継続的サービス改善 ソーシングストラテジ ソーシングデザイン ソーシングトランジション ソーシングオペレーション 継続的ソーシング改善 組織の方向性識別 ソーシング機会分析 ソーシング対象領域 (In/Out) の定義 等 アウトソーシング仕様 ( 資産 プロセス等 ) の定義 サービス提供者評価 アウトソーシング契約 移転計画 等 サービス提供者への移転 ( サービス 業務 等 ) サービス提供者の切替 サービス提供者からの移転 ( インソーシング ) 等 日々のマネジメント活動 パフォーマンス監視 関係管理 変更管理 ( 資源利用量の拡大 縮小も含む ) 等 ソーシング効果のレビュー 教訓などナレッジの棚卸 ソーシング プロセスの見直し 等 図 Ⅲ -1 サービス ライフサイクルに沿った反復的ソーシング ライフサイクル Ⅲ.2 ポータビリティに伴うベンダ チェンジの機会本稿では アウトソースからインソースへの移行について主に述べてきたが インソーシング戦略をとらない場合やナレッジ不足などによりインソースは時期尚早と判断する場合でも クラウドコンピューティングにおけるポータビリティ技術の進展に伴い 他のサービス提供者へのベンダ チェンジの機会はより現実的な選択肢となってきている クラウドコンピューティングは 過度な期待 の時期が過ぎ 冷静な判断が行われるようになってきている ( ガートナー /2013) と言う時期を迎えサービス提供者の淘汰が進むとも言われている サービス料金等の契約条件についてもサービス提供者間の差別化が進むだろう クラウドサービスへの品質的な不満が より適切なサービス提供者へベンダ チェンジすることで短期的に解消される可能性もある そこで本稿で提案するのは ポータビリティを前提とし ソーシング状態を反復的に判断し 必要に応じてソーシング状態を切り替えるプロセスをも 21 前節の例のように IaaS で互換性のある仮想化基盤を採用しているサービス提供者間では HW としてのサーバを電子データとして移転するだけであり

8 従来のデータセンター サービスにおけるコローケーションとは異なり技術的な負担が非常に軽い また SaaS から移行して IaaS や PaaS に移行してアプリケーションをコンバージョンするような中間的な再インソースもベンダ チェンジの機会となるだろう 上述の反復的ソーシング ライフサイクルのモデルにおいても 各ステージにおいてベンダ チェンジをインソースへの切替えと同様に一つの選択肢として考慮できるように配置している ( 図 Ⅲ -1 のソーシングデザイン ソーシングトランジション等 ) IV. そう簡単に滅びたりしない! インソーシングに向けたチャレンジクラウドコンピューティングという選択肢の登場とビジネスの俊敏性要求の高まりは IT 部門で俊敏な対応が出来ない IT 化要求をビジネス部門から直接アウトソーシングする流れを助長する これはビジネス部門が自身で IT 化を推進する従来のエンドユーザコンピューティングの領域が更にネットワークアプリケーションへと拡大しやすい状況を迎えているということである 例えばエンドユーザコンピューティングで一般的な Excel での案件管理を SaaS の CRM にリプレースするようなソリューションがビジネス部門に向けて直接提供されており このような市場環境にあることを IT 部門は意識するべきだろう DevOps-NoOps などの流れと相まって IT 部門不要説 特に IT 運用部門不要説を後押しする材料になる恐れもある IT 部門存亡の危機となるケースも出てくるだろう このような状況下で IT 部門は企業内の IT に責任を持つ立場として無秩序なクラウドサービスへのアウトソーシングをコントロールしつつ ソーシングの最適化に向けた中長期的な方策をとっていくことを提案したい 特に既存の IT 資産としてコンピュータ リソース 人的リソースを有する組織についてはアウトソースされた資産を再度インソースする機会を創出する中長期的な努力が必要である その主要なアクションを下記に提言する ( 鉤括弧についてはⅡ.4 節を参照されたい ) のインソースに向けてポータビリティを担保したクラウドサービス利用を誘導する 2サービス ポートフォリオ サービス カタログの整備と運用アウトソースしたサービスをサービス カタログに組込み継続的に管理すると共に 将来の更改や継続稼働についてのポートフォリオを継続的に把握できるようにする これにより 財務 の観点での外部サービスへの優位性など時系列的なソーシング戦略の変動要因 インソーシング機会を把握できるようにしておく 3 運用プロセス整備 運用自動化による効率化サービス オペレーション領域などの ITSM プロセスの整備や RBA 等運用自動化環境の整備を通じて既存 IT 部門の運用業務の効率化を推進する サービス提供者 の観点で 外部サービスに対する優位性を上げ インソーシング機会を拡大する 4 仮想化基盤の整備 仮想化環境の管理スキルの習熟サーバ仮想化など企業内の仮想化基盤の整備と共に仮想化環境の運用 管理スキルの習熟を進める ハードウェアなどコンピュータ リソースに対する 便益 の観点で外部の IaaS に対する優位性を上げ また移転の 実行の容易さ を確保することによりインソーシング機会を拡大する 5オープン ソース DevOps ツールなどプラットフォーム技術のキャッチアップ DBMS やアプリケーション サーバ Web サーバなどオープン ソースのミドルウェア利用や DevOps ツールなど保守用ソフトウェア利用などプラットフォーム技術をキャッチアップし ライセンス費用の抑制やベンダ非依存のポータビリティの高いソフトウェアを利用できる状況を準備する プラットフォームに対するどコンピュータ リソースに対する 便益 の観点で外部の PaaS に対する優位性を上げ また移転の 実行の容易さ を確保することによりインソーシング機会を拡大する 1クラウドサービス利用のガイドライン策定と展開ビジネス分門の支援をする立場をとりつつ 将来 22

9 V. まとめ 本稿では 近年のクラウドコンピューティングの広がりを踏まえ 今後 IT サービスマネジメントに求められるソーシングの観点を国際的なソーシング方法論から取入れる一方で ITIL の継続的サービス改善の概念を取込んだ反復的ソーシング ライフサイクルの導入を提案した 反復的ソーシング ライフサイクルにおいては クラウドコンピューティングの特徴であるポータビリティの効果を活かすために 中長期的なインソーシング機会を考慮した IT 部門の方策が求められることを述べた ビジネス変革のスピードが求められる近年 クラウドコンピューティングが新たなアウトソーシングの提供を広げる一方で 企業の IT 部門の位置づけが問われ 特に IT 運用部門については存亡をかけた変革が求められるケースも増えることだろう 本稿がそのような IT 部門の今後のあり方について検討の一助になれば幸いである < 参考文献 > [1] 日本におけるテクノロジのハイプ サイクル :2013 年 ガートナー (2013/9) gartner.co.jp/press/html/pr html [2] Outsourcing Professional Body of Knowledge International Association of Outsourcing (2010) [3] The esourcing Capability Model for Client Organizations (escm-cl) v1.1 Bill Hefley, Ethel A. Loesche (2009/11) [4] クラウドコンピューティング ウィキペディア クラウドコンピューティング [5] アウトソーシング アドバイザリ: サービス ソーシング戦略策定の実行 ガートナー (2014/1) sor/index.html 株式会社シグマクシス小澤一友マネージャー ITIL V2 Manager / V3 Expert Certificate PMP ソーシングガバナンスファンデーション認定 (COS-FP) 1992 年 自然言語処理への関心から IT 企業に入社 システム開発 / 保守 特に広域監視システムの研究 構築などシステム運用管理関連の経験を経て 2004 年 4 月 ITIL マネージャ認定を取得後 組織的な ITIL 活用推進 品質改善活動に取組む 以降 IT 企業数社にて IT 運用改善 IT サービスマネジメント導入コンサルティング IT アウトソーサ創業に際した品質マネジメントシステムの構築などを経験 現在 ITSM 運営組織とソーシング管理研究分科会副座長 23

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation クラウド時代の IT 資産管理 ~IT 資産管理とクラウド基盤何をどこまで管理すべきか ~ 株式会社アエルプラニング代表取締役甲田展子 ゲスト日本アイ ビー エム株式会社クラウド事業クラウド テクニカル サービス諸富聡 目次 1. はじめに 2. クラウド時代のIT 資産管理研究会サマリー各テーマ別ポイントと課題まとめ 3. オンプレミス クラウド選択について考える 4. IT 資産管理環境の変化とIT

More information

Microsoft PowerPoint - 小澤一友(掲載用)

Microsoft PowerPoint - 小澤一友(掲載用) ITIL アジャイル そしてクラウド ~ 開発と ITSM の関係 : 実際のところ OpsDev じゃないかと考えてみる ~ 2013 年 11 月 28 日株式会社シグマクシス小澤一友 ITIL is a Registered Trade Mark of the Cabinet Office. Agenda 開発方法論とITサービスマネジメント DevOpsとITIL クラウドとサービスライフサイクル

More information

実践版グローバル_本文.indd

実践版グローバル_本文.indd 第 1 章 グローバル BPO の変遷 BPOソリューションは過去 20 年にわたり進化を続けてきた その動きは日本にいる私たちにはなかなか見えてこないが 欧米のグローバル先進企業を中心に積極的に活用され続け その業務は 低付加価値 労働集約的なものから高付加価値なものへと広がってきている さらに近年のデジタル技術の進展も手伝い BPOサービスプロバイダーは 顧客企業の業務をそのまま継承するだけでなく

More information

2013.7月号7.11.indd

2013.7月号7.11.indd IT サービスマネジメントフォーラムジャパン 会員寄稿 ITIL アジャイル そしてクラウド ~ 実際のところ OpsDev じゃないかと考えてみる ~ はじめにビジネス変革の速さに対応するため日本でも短納期のシステム開発が要求されるようになって久しい 海外では短期のビジネス変革に対応する開発手法として非ウォーターフォール型のアジャイル型開発と総称される軽量の開発手法が普及してきた ITIL * というサービスマネジメントの手法が開発と運用を含めた

More information

IBM i ユーザーの課題 モバイルや IOT に対応した新しい開発案件への対応 RPG COBOL など既存アプリのメンテナンス 要員の確保 属人化しない運用 管理体制 2

IBM i ユーザーの課題 モバイルや IOT に対応した新しい開発案件への対応 RPG COBOL など既存アプリのメンテナンス 要員の確保 属人化しない運用 管理体制 2 Arcad ご紹介資料 三和コムテック株式会社 IBM i ユーザーの課題 モバイルや IOT に対応した新しい開発案件への対応 RPG COBOL など既存アプリのメンテナンス 要員の確保 属人化しない運用 管理体制 2 情報資産の継承と継続 24h365d 監視運用保守 Power プラットフォーム & クラウド Web インターフェースの利用モバイル対応 逆コンパイルソースコンバージョン 既存業務アプリケーション

More information

スキル領域 職種 : ソフトウェアデベロップメント スキル領域と SWD 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構

スキル領域 職種 : ソフトウェアデベロップメント スキル領域と SWD 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構 スキル領域と (8) ソフトウェアデベロップメント スキル領域と SWD-1 2012 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構 スキル領域 職種 : ソフトウェアデベロップメント スキル領域と SWD-2 2012 経済産業省, 独立行政法人情報処理推進機構 専門分野 ソフトウェアデベロップメントのスキル領域 スキル項目 職種共通スキル 項目 全専門分野 ソフトウェアエンジニアリング Web アプリケーション技術

More information

IT コーディネータ協会と SLA ~SLA サンプルと記述のポイント ~ 特定非営利活動法人 IT コーディネータ協会 2013 年 11 月 27 日 SLA-ITSM コンサルティング 古川博康 IT コーディネータは IT 経営を実現するプロフェッショナルです

IT コーディネータ協会と SLA ~SLA サンプルと記述のポイント ~ 特定非営利活動法人 IT コーディネータ協会 2013 年 11 月 27 日 SLA-ITSM コンサルティング 古川博康 IT コーディネータは IT 経営を実現するプロフェッショナルです IT コーディネータ協会と SLA ~SLA サンプルと記述のポイント ~ 特定非営利活動法人 IT コーディネータ協会 2013 年 11 月 27 日 SLA-ITSM コンサルティング 古川博康 IT コーディネータは IT 経営を実現するプロフェッショナルです 本講演の概要 IT 経営プロセスにおける SLA の位置付け IT コーディネータ協会 (ITCA) が提供する SLA サンプルの特徴

More information

大規模災害等に備えたバックアップや通信回線の考慮 庁舎内への保存等の構成について示すこと 1.5. 事業継続 事業者もしくは構成企業 製品製造元等の破綻等により サービスの継続が困難となった場合において それぞれのパターン毎に 具体的な対策を示すこと 事業者の破綻時には第三者へサービスの提供を引き継

大規模災害等に備えたバックアップや通信回線の考慮 庁舎内への保存等の構成について示すこと 1.5. 事業継続 事業者もしくは構成企業 製品製造元等の破綻等により サービスの継続が困難となった場合において それぞれのパターン毎に 具体的な対策を示すこと 事業者の破綻時には第三者へサービスの提供を引き継 企画提案書記載項目 企画提案書の作成にあたって 以下に示す各章 項の構成に則って作成すること 注意事項 各章 項毎に要件定義書 基本事項編 で示す 関連する仕様を満たすこと及び提案要求内容を含め提案を行うこと 全ての提案項目への記入は必須のものであり 記入のない項目については0 点として採点するため十分留意すること 企画提案書に記載する内容は全て本業務における実施義務事項として事業者が提示し かつ提案価格内で契約する前提になるものであることに留意すること

More information

目次 1.ITの進歩が生み出すクラウドの機会と脅威 2. 現時点でのクラウドへの期待と不安 3. ではどのようにクラウドを利用すればよいか 4. クラウドの今後の行方は? 1

目次 1.ITの進歩が生み出すクラウドの機会と脅威 2. 現時点でのクラウドへの期待と不安 3. ではどのようにクラウドを利用すればよいか 4. クラウドの今後の行方は? 1 ITGI JAPAN カンファレンス 2010 総括講演資料 クラウドの光と影 2010 年 11 月 17 日 株式会社野村総合研究所研究理事日本 IT ガバナンス協会理事 淀川高喜 100-0005 東京都千代田区丸の内 1-6-5 丸の内北口ビル 目次 1.ITの進歩が生み出すクラウドの機会と脅威 2. 現時点でのクラウドへの期待と不安 3. ではどのようにクラウドを利用すればよいか 4. クラウドの今後の行方は?

More information

Presentation Template Koji Komatsu

Presentation Template Koji Komatsu OpenStack Day 2013 Panel Discussion 2013-03-12 ヴイエムウェア株式会社テクニカルアライアンスマネージャ小松康二 アジェンダ VMware のクラウドソリューション VMware と OpenStack クラウド時代の IT エンジニア - 2 - VMware のクラウドソリューション SDDC ( = Software-Defined Datacenter

More information

プロジェクトマネジメント知識体系ガイド (PMBOK ガイド ) 第 6 版 訂正表 - 第 3 刷り 注 : 次の正誤表は PMBOK ガイド第 6 版 の第 1 刷りと第 2 刷りに関するものです 本 ( または PDF) の印刷部数を確認するには 著作権ページ ( 通知ページおよび目次の前 )

プロジェクトマネジメント知識体系ガイド (PMBOK ガイド ) 第 6 版 訂正表 - 第 3 刷り 注 : 次の正誤表は PMBOK ガイド第 6 版 の第 1 刷りと第 2 刷りに関するものです 本 ( または PDF) の印刷部数を確認するには 著作権ページ ( 通知ページおよび目次の前 ) プロジェクトマネジメント知識体系ガイド (PMBOK ガイド ) 第 6 版 訂正表 - 第 3 刷り 注 : 次の正誤表は PMBOK ガイド第 6 版 の第 1 刷りと第 2 刷りに関するものです 本 ( または PDF) の印刷部数を確認するには 著作権ページ ( 通知ページおよび目次の前 ) の一番下を参照してください 10 9 8 などで始まる文字列の 最後の 数字は その特定コピーの印刷を示します

More information

目次 月号 第 11 回 itsmf Japan コンファレンス /EXPO 告知 itsmf Japan コンファレンス担当 3 JICA 沖縄国際センター研修員訪問見学 itsmf Japan 事務局 4 会員寄稿 IT サービスマネジメントとビジネス情報マネジメント会員寄稿サービ

目次 月号 第 11 回 itsmf Japan コンファレンス /EXPO 告知 itsmf Japan コンファレンス担当 3 JICA 沖縄国際センター研修員訪問見学 itsmf Japan 事務局 4 会員寄稿 IT サービスマネジメントとビジネス情報マネジメント会員寄稿サービ IT サービスマネジメントフォーラムジャパン Newsletter 2014.7 目次 2014.7 月号 第 11 回 itsmf Japan コンファレンス /EXPO 告知 itsmf Japan コンファレンス担当 3 JICA 沖縄国際センター研修員訪問見学 itsmf Japan 事務局 4 会員寄稿 IT サービスマネジメントとビジネス情報マネジメント会員寄稿サービスデスク導入に関する考察会員寄稿クラウドコンピューティングと

More information

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ 実務指針 6.1 ガバナンス プロセス 平成 29( 2017) 年 5 月公表 [ 根拠とする内部監査基準 ] 第 6 章内部監査の対象範囲第 1 節ガバナンス プロセス 6.1.1 内部監査部門は ガバナンス プロセスの有効性を評価し その改善に貢献しなければならない (1) 内部監査部門は 以下の視点から ガバナンス プロセスの改善に向けた評価をしなければならない 1 組織体として対処すべき課題の把握と共有

More information

<4D F736F F F696E74202D E291AB8E9197BF A F82CC8A A390698DF42E707074>

<4D F736F F F696E74202D E291AB8E9197BF A F82CC8A A390698DF42E707074> 補足資料 3 SaaS ASP の普及促進のための 環境整備について SaaS ASP の活用促進策 ネットワーク等を経由するサービスであり また データをベンダ側に預けることとなる SaaS ASP を中小企業が安心して利用するため 情報サービスの安定稼働 信頼性向上 ユーザの利便性向上が必要 サービスレベル確保のためのベンダ ユーザ間のルール整備 (1) ユーザ ベンダ間モデル取引 契約書の改訂

More information

Microsoft PowerPoint 年度IT投資動向実態調査リリース最終版.ppt

Microsoft PowerPoint 年度IT投資動向実態調査リリース最終版.ppt PRESS RELEASE( 報道関係者各位 ) 2008 年 6 月 30 日 ノークリサーチ ( 本社 120-0034 東京都足立区千住 1-4-1 東京芸術センター 1705: 代表伊嶋謙ニ 03-5244-6691 URL:http//www.norkresearch.co.jp) では 2008 年中堅 中小企業の IT 投資動向に関する実態と展望調査を実施し その分析結果及び今後の予測について発表した

More information

Exam4Docs Get your certification with ease by studying with our valid and latest training material.

Exam4Docs   Get your certification with ease by studying with our valid and latest training material. Exam4Docs http://www.exam4docs.com/ Get your certification with ease by studying with our valid and latest training material. Exam : CLO-001J Title : CompTIA Cloud Essentials Exam Vendor : CompTIA Version

More information

2012.7月号7.14.indd

2012.7月号7.14.indd IT サービスマネジメントフォーラムジャパン 会員寄稿 Service Request Management 改考 ~ サービス要求管理システムの構築とビジネス サービス要求の統合 ~ はじめに I. ITIL におけるサービス要求の位置付け サービス要求の扱いは ITIL V3 において要求実現プロセスの管理対象としてインシデント管理から切出された しかしながらインシデントと同様にサービスデスクで受付け

More information

スライド 1

スライド 1 資料 WG 環 3-1 IPv6 環境クラウドサービスの構築 運用ガイドライン骨子 ( 案 ) 1 本骨子案の位置付け 本ガイドライン骨子案は 環境クラウドサービス を構築 運用する際に関連する事業者等が満たすことが望ましい要件等を規定するガイドライン策定のための準備段階として ガイドラインにおいて要件を設定すべき項目をまとめたものである 今後 平成 21 年度第二次補正予算施策 環境負荷軽減型地域

More information

プロダクトオーナー研修についてのご紹介

プロダクトオーナー研修についてのご紹介 情報種別 : 重要会社名 : 株式会社 NTT データ情報所有者 : 株式会社 NTT データ プロダクトオーナー研修についてのご紹介 株式会社 NTT データ 1 プロダクトオーナー研修概要実践シリーズ!! アジャイル開発上級 ~Scrum で学ぶ新規ビジネス サービス企画立案スキル ~ 研修概要 本研修は ビジネス環境の変化が早い時代においてお客様のニーズにより早く IT サービス システムを提供できる人材を育成するために

More information

本セミナーのポイント 戦略的なマルチクラウド活用の 3 つの勘所 クラウド導入検討における最適なプラットフォームの選定 事前準備としての運用 セキュリティガイドラインの作成 クラウド運用保守におけるデジタル化に向けたリソースシフト

本セミナーのポイント 戦略的なマルチクラウド活用の 3 つの勘所 クラウド導入検討における最適なプラットフォームの選定 事前準備としての運用 セキュリティガイドラインの作成 クラウド運用保守におけるデジタル化に向けたリソースシフト 企業のDXを推進する 戦略的なマルチクラウドとは AWS/Azure/VMware/Virtustreamの活用事例 2018年10月5日 NTTコミュニケーションズ株式会社 ICTコンサルティング本部 原田光帆 本セミナーのポイント 戦略的なマルチクラウド活用の 3 つの勘所 クラウド導入検討における最適なプラットフォームの選定 事前準備としての運用 セキュリティガイドラインの作成 クラウド運用保守におけるデジタル化に向けたリソースシフト

More information

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 関連する利害関係者の特定 プロセスの計画 実施 3. ISO 14001:2015への移行 EMS 適用範囲 リーダーシップ パフォーマンス その他 (

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 関連する利害関係者の特定 プロセスの計画 実施 3. ISO 14001:2015への移行 EMS 適用範囲 リーダーシップ パフォーマンス その他 ( ISO/FDIS 14001 ~ 認証審査における考え方 ~ 2015 年 7 月 13 日 17 日 JAB 認定センター 1 説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 関連する利害関係者の特定 プロセスの計画 実施 3. ISO 14001:2015への移行 EMS 適用範囲 リーダーシップ

More information

Start SaaS で実現するプロジェクト管理 株式会社佐山経済研究所 IT Research Laboratory Sayama Research Institute

Start SaaS で実現するプロジェクト管理 株式会社佐山経済研究所 IT Research Laboratory Sayama Research Institute Start SaaS で実現するプロジェクト管理 株式会社佐山経済研究所 IT Laboratory 01 PM 利用ツールシェア *2 4% 3% 34% 7% 52% Microsoft Excel Microsoft Project Trac GanttProject IBM Rational *1 出展 : 2007 年度富士通キメラ総研 *2 出展 : ITMedia 2008/9/4 01

More information

Fujitsu Standard Tool

Fujitsu Standard Tool テクノロジセッション : IoT おもてなしクラウド IoT おもてなしクラウド 富士通の取り組みについて 2016 年 12 月 16 日富士通株式会社 0 Copyright 2016 FUJITSU LIMITED 目次 1. システム概要 2. インフラ基盤 3. ユーザ属性情報 1 Copyright 2016 FUJITSU LIMITED 1. システム概要 2 Copyright 2016

More information

Microsoft PowerPoint - ITGI JapanPresentation( 島田)

Microsoft PowerPoint - ITGI JapanPresentation( 島田) J SOX 対応とシステム監査の課題 ~COBIT の視点から ~ 2007.6.20 CISA,CIA 島田裕次 アジェンダ COBIT/COBIT for SOXの意義 IT 統制整備における実務上の課題 ITガバナンスとIT 統制の関係 ITガバナンスの向上に向けて 2 COBIT/COBIT for SOX の意義 3 COBIT/COBIT for SOX の意義 COBIT for SOX

More information

ISO27001 アウトソーシング システム開発 システム運用 CMMI PMO データベース ダウンサイジング 大規模開発 BI クライアント PC 組込みシステム Android FeliCa 勤怠管理 システム統合 さあ いこう 戦略策定 調査 分析 ITコンサルティング システム移行サービス

ISO27001 アウトソーシング システム開発 システム運用 CMMI PMO データベース ダウンサイジング 大規模開発 BI クライアント PC 組込みシステム Android FeliCa 勤怠管理 システム統合 さあ いこう 戦略策定 調査 分析 ITコンサルティング システム移行サービス 商品ページ 6 移 行 IT コンサルティング 開 発 移 行 情報システム部門代行 ISO27001 アウトソーシング システム開発 システム運用 CMMI PMO データベース ダウンサイジング 大規模開発 BI クライアント PC 組込みシステム Android FeliCa 勤怠管理 システム統合 さあ いこう 戦略策定 調査 分析 ITコンサルティング システム移行サービス 監査 システム移行におけるアウトソーシングサービスをご提供します

More information

回答者のうち 68% がこの一年間にクラウドソーシングを利用したと回答しており クラウドソーシングがかなり普及していることがわかる ( 表 2) また 利用したと回答した人(34 人 ) のうち 59%(20 人 ) が前年に比べて発注件数を増やすとともに 利用したことのない人 (11 人 ) のう

回答者のうち 68% がこの一年間にクラウドソーシングを利用したと回答しており クラウドソーシングがかなり普及していることがわかる ( 表 2) また 利用したと回答した人(34 人 ) のうち 59%(20 人 ) が前年に比べて発注件数を増やすとともに 利用したことのない人 (11 人 ) のう 2017 年 10 月 3 日 クラウドソーシング利用調査結果 帝京大学中西穂高 ワークシフト ソリューションズ株式会社 企業からみたクラウドソーシングの位置づけを明らかにするため クラウドソーシングの利用企業に関する調査を実施した この結果 1 クラウドソーシングは 新規事業や一時的な業務において多く活用されている 2 自社に不足する経営資源を補うことがクラウドソーシングの大きな役割となっている

More information

サービスマネジメントのメソドロジ

サービスマネジメントのメソドロジ Outsourcing Service Management Methodologies IT IT IT Abstract In today s complicated outsourcing business environment, with its diverse service scope, the quality of service provided by outsourcers may

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation システム技術支援サービス (STSS) 一元的なサービス窓口で問題を受け付け お客様システムの安定稼働をご支援します IT 環境は 日々変化するビジネス ニーズの高度化 多様化に対応してますます複雑化しています ビジネスの成功は IT システムの運用品質に大きく依存しています クラウド環境 マルチ プラットフォーム 仮想化など 新たな IT 環境がビジネスを成長させます システムの安定稼働を力強く支えるサービス

More information

統合運用管理ソフトウェア Systemwalker 総合カタログ

統合運用管理ソフトウェア Systemwalker 総合カタログ Systemwalker Systemwalker Systemwalker Systemwalker 総合カタログ 複数の情報システムを統合し 運用作業を継続的に実施する 適用例1 PCの省電力とセキュリティ対策の徹底でコストを削減 適用例3 複数システムの監視をリアルタイムかつ24時間継続して行いたい 高信頼な統合管理環境を構築でき 24時間 365日 監視が継続可能 マルチプラットフォームに加え

More information

FUJITSU Cloud Service for OSS 「コンテナサービス」 ご紹介資料

FUJITSU Cloud Service for OSS 「コンテナサービス」 ご紹介資料 注 : 本サービスは 新規申込の受付を停止しております サービスご検討中のお客様におかれましては ご不便をおかけし申し訳ございません FUJITSU Cloud Service for OSS コンテナサービス ご紹介 2018 年 8 月富士通株式会社 本資料の無断複製 転載を禁じます 本資料は予告なく内容を変更する場合がございます Version 1.01 目次 Docker/Kubernetes

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 総務省 ICTスキル総合習得教材 概要版 eラーニング用 [ コース2] データ蓄積 2-2: クラウドのサービスモデル 実装モデル [ コース1] データ収集 [ コース2] データ蓄積 [ コース3] データ分析 [ コース4] データ利活用 1 2 3 4 5 座学本講座の学習内容 (2-2: クラウドのサービスモデル 実装モデル ) 講座概要 クラウドの利用には 2 種類の分類があることを紹介します

More information

Microsoft PowerPoint - M1001_1_ ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - M1001_1_ ppt [互換モード] IT 経営 http://www.jri.co.jp IT 経営とは IT 経営とは インターネットの登場および コンピュータの普及 通信分野の規制緩和によるデータ通信手段の広がりなどに代表されるITインフラの拡充はIT 革命の初期段階の成功を示している その結果 消費者はITを活用した様々なサービスを享受し その果実を受け取っている そして次のステージとして 社会の 経済の 企業の仕組みがIT を活用した改革により再編される段階が想定されている

More information

Microsoft PowerPoint 年度サーバクライアント管理実態調査リリー

Microsoft PowerPoint 年度サーバクライアント管理実態調査リリー PRESS RELEASE( 報道関係者各位 ) 28 年 6 月 23 日 ノークリサーチ ( 本社 12-34 東京都足立区千住 1-4-1 東京芸術センター 175: 代表伊嶋謙ニ 3-5244-6691 URL:http//www.norkresearch.co.jp) では 28 年中堅 中小企業のサーバ / クライアント管理実態調査を実施し その分析結果及び今後の予測について発表した

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション SPI Japan 2012 車載ソフトウェア搭載製品の 機能安全監査と審査 2012 年 10 月 11 日 パナソニック株式会社デバイス社 菅沼由美子 パナソニックのデバイス製品 SPI Japan 2012 2 パナソニック デバイス社のソフト搭載製品 車載スピーカーアクティブ消音アクティブ創音歩行者用警告音 スマートエントリー グローバルに顧客対応 ソフトウェア搭載製品 車載 複合スイッチパネル

More information

SQiP シンポジウム 2016 アジャイルプロジェクトにおけるペアワーク適用の改善事例 日本電気株式会社小角能史 2016 年 9 月 16 日 アジェンダ 自己紹介ペアワークとはプロジェクトへのペアワークの適用方法 スクラム適用ルール作成 最適化の流れ KPTを用いたふりかえり 適用ルールの改善事例 適用プロジェクトの概要ペアワーク適用ルール ( 初期 ) 改善例 1 - ペアのローテーション改善例

More information

プレゼンタイトルを入力してください

プレゼンタイトルを入力してください オープン PaaS OpenShift を使ってみよう オープンソースカンファレンス 2011 Nagoya 2011/8/21 株式会社日立ソリューションズ OSS ソリューションビジネス推進センタ山本慎悟 Contents 1. 自己紹介 2. OpenShift 概要 3. OpenShiftを使ってみよう 4. デモ 5. おさらい 1. 自己紹介 1-1 自己紹介 自己紹介 名前 : 山本慎悟勤務先

More information

IBM Rational Software Delivery Platform v7.0 What's

IBM Rational Software Delivery Platform v7.0 What's IBM Rational Software Delivery Platform V7.0 デスクトップ製品 V7.0 リリースの全体像および製品共通の新機能 2006 年 12 月 15 日 当資料は 2006/12/15 時点の情報に基づいて作成されていますが 事前の予告なく変更される場合があります IBM Tivoli WebSphere ClearCase ClearQuest Rational

More information

DumpsKing Latest exam dumps & reliable dumps VCE & valid certification king

DumpsKing   Latest exam dumps & reliable dumps VCE & valid certification king DumpsKing http://www.dumpsking.com Latest exam dumps & reliable dumps VCE & valid certification king Exam : PMP-JPN Title : Project Management Professional v5 Vendor : PMI Version : DEMO Get Latest & Valid

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション BRMS への取り組みと導入事例 2013 年 11 月 15 日 ( 金 ) SCSK 株式会社 IT エンジニアリング事業本部ミドルウェア部 本日の内容 BRMS 適用のポイント BRMS の可能性 Page 1 Page 2 アプリケーション連携基盤 SCSKのRed Hat JBoss / ミドルウェア技術に関する取り組みの取り組み 世界のオープンソース コミュニティーから製品化されたソフトウェア

More information

Microsoft PowerPoint - AS400オープン化概説(要約).ppt

Microsoft PowerPoint - AS400オープン化概説(要約).ppt レガシーコンバージョンサービス 永続する基幹システムのアプリケーションインフラを目指して からのオープン化事例 ターネット技術)ののメリットをオープン化環境にて実現するシステム構成の実現採用外部サーバ型 境に不可欠なRIA (リッチイン からのオープン化活動の実績 のオープン化のポイント ハードウェア OS/DB 運用ツール他 サポート その他考慮点 の追加投資が必要になっている は買取のために可能な限り活用したい

More information

2015 TRON Symposium セッション 組込み機器のための機能安全対応 TRON Safe Kernel TRON Safe Kernel の紹介 2015/12/10 株式会社日立超 LSIシステムズ製品ソリューション設計部トロンフォーラム TRON Safe Kernel WG 幹事

2015 TRON Symposium セッション 組込み機器のための機能安全対応 TRON Safe Kernel TRON Safe Kernel の紹介 2015/12/10 株式会社日立超 LSIシステムズ製品ソリューション設計部トロンフォーラム TRON Safe Kernel WG 幹事 2015 TRON Symposium セッション 組込み機器のための機能安全対応 TRON Safe Kernel TRON Safe Kernel の紹介 2015/12/10 株式会社日立超 LSIシステムズ製品ソリューション設計部トロンフォーラム TRON Safe Kernel WG 幹事 豊山 祐一 Hitachi ULSI Systems Co., Ltd. 2015. All rights

More information

Microsoft PowerPoint - NEC(配布)

Microsoft PowerPoint - NEC(配布) お客様に価値を創出する サービス人材を育成する 日本電気株式会社サービスデリバリ事業部川瀬訓範 NEC Corporation 2013 Agenda 1. 会社紹介 サービス紹介 ( コンテクスト ) 2. サービスによる価値の創出 3. サービス人材育成の課題 4. サービス人材育成 ( ハード面 ) 5. サービスアカデミー 6. 組織開発 7. おわりに 2 NEC Corporation

More information

Server and Cloud Platform template

Server and Cloud Platform template 利用形態に合わせたクラウド利用 クラウドプラットフォーム 利用形態に合わせたクラウド利用 アプリケーション アプリケーション アプリケーション データ データ データ ランタイム ランタイム ミドルウエア ミドルウエア OS OS 仮想化 サーバー ストレージ ネットワーク Windows Server Microsoft Azure 仮想マシン Windows Server Hyper-V Microsoft

More information

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他 ( 考慮する 必要に応

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他 ( 考慮する 必要に応 ISO/FDIS 9001 ~ 認証審査における考え方 ~ 2015 年 7 月 14 日 23 日 JAB 認定センター 1 説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他

More information

Oracle Un お問合せ : Oracle Data Integrator 11g: データ統合設定と管理 期間 ( 標準日数 ):5 コースの概要 Oracle Data Integratorは すべてのデータ統合要件 ( 大量の高パフォーマンス バッチ ローブンの統合プロセスおよ

Oracle Un お問合せ : Oracle Data Integrator 11g: データ統合設定と管理 期間 ( 標準日数 ):5 コースの概要 Oracle Data Integratorは すべてのデータ統合要件 ( 大量の高パフォーマンス バッチ ローブンの統合プロセスおよ Oracle Un お問合せ : 0120- Oracle Data Integrator 11g: データ統合設定と管理 期間 ( 標準日数 ):5 コースの概要 Oracle Data Integratorは すべてのデータ統合要件 ( 大量の高パフォーマンス バッチ ローブンの統合プロセスおよびSOA 対応データ サービスへ ) を網羅する総合的なデータ統合プラットフォームです Oracle

More information

10年オンプレで運用したmixiをAWSに移行した10の理由

10年オンプレで運用したmixiをAWSに移行した10の理由 10 年オンプレで運用した mixi を AWS に移行した 10 の理由 AWS Summit Tokyo 2016 株式会社ミクシィ オレンジスタジオ mixi システム部北村聖児 自己紹介 2 名前 北村聖児 所属 株式会社ミクシィオレンジスタジオ mixiシステム部 担当サービス SNS mixi 今日話すこと 3 mixi を AWS に移行した話 mixi 2004 年 3 月 3 日にオフィシャルオープンした

More information

プロジェクトを成功させる見積りモデルの構築と維持・改善 ~CoBRA法による見積りモデル構築とその活用方法について~

プロジェクトを成功させる見積りモデルの構築と維持・改善 ~CoBRA法による見積りモデル構築とその活用方法について~ 工数見積り手法 CoBRA ~ 勘 を見える化する見積り手法 ~ CoBRA 研究会 2011 年 5 月 情報技術研究センターシステム技術グループ Copyright 2011 MRI, All Rights Reserved ご紹介する内容 1.CoBRA 法の概要 2.CoBRAツール 3.CoBRAモデルでの見積り 4.CoBRAモデルの応用 5.CoBRAモデルの構築 6. まとめ 2 Copyright

More information

ITを活用した業務改善

ITを活用した業務改善 IT を活用した ものづくり業務改善 提案 村田技術経営相談事務所 目次 中小企業での経営課題とIT 利用 ITの利用状況と課題 IT 利用レベルとIT 診断 経営課題へのIT 利用方法指導 IT 導入例 1: リアルタイムに情報共有 IT 導入例 2: 場所と時間に制約されない IT 導入例 3: 社内メンバ間の意思の疎通 中小企業での経営課題 IT 活用にはコスト低減 業務効率化 営業力販売力強化の経営課題対応が多い

More information

i コンピテンシ ディクショナリ を 活用した品質エンジニアの育成 その 2 独立行政法人情報処理推進機構 HRD イニシアティブセンター 奥村有紀子

i コンピテンシ ディクショナリ を 活用した品質エンジニアの育成 その 2 独立行政法人情報処理推進機構 HRD イニシアティブセンター 奥村有紀子 i コンピテンシ ディクショナリ を 活用した品質エンジニアの育成 その 2 独立行政法人情報処理推進機構 HRD イニシアティブセンター 奥村有紀子 i コンピテンシ ディクショナリ における品質関連情報の扱い SQuBOK V1.0 をスキルディクショナリにて参照 520 の項目を 知識項目として参照 ( その 1 P.20) 参照 BOK 系の中ではダントツの数 3 スキル標準や CCSF に比べ

More information

Microsoft PowerPoint - メイテツコム事例(掲載用)

Microsoft PowerPoint - メイテツコム事例(掲載用) itsmf Japan 2013 事例発表講演 ISO20000 を活用した運用改善 ~ 導入から内部監査まで ~ 2013 年 11 月 27 日 監理部原達彦 IT サービス事業部鈴木恵美子 Copyright Meitetsucom Co., Ltd. All Rights Reserved 講演概要 ISO20000 を活用した運用改善 会社概要 運用改善への取り組み ~ITIL 勉強会から

More information

BUYER CASE STUDY Oracle Database 12c の活用によるパナソニックグループの DB 基盤運用の効率化と品質向上 草地慎太郎 IDC の見解 本調査レポートは パナソニックインフォメーションシステムズ ( 以下 パナソニック IS) が Oracle Database

BUYER CASE STUDY Oracle Database 12c の活用によるパナソニックグループの DB 基盤運用の効率化と品質向上 草地慎太郎 IDC の見解 本調査レポートは パナソニックインフォメーションシステムズ ( 以下 パナソニック IS) が Oracle Database BUYER CASE STUDY Oracle Database 12c の活用によるパナソニックグループの DB 基盤運用の効率化と品質向上 草地慎太郎 IDC の見解 本調査レポートは パナソニックインフォメーションシステムズ ( 以下 パナソニック IS) が Oracle Database 12c のコンテナ機能を用いてグループ内のデータベース基盤を統合し 管理の効率化とビジネスの俊敏性を実現した事例について分析する

More information

Microsoft Word - CSKWinテクノロジ_CRMonDemand_ニュースリリース.doc

Microsoft Word - CSKWinテクノロジ_CRMonDemand_ニュースリリース.doc ( 注 ) 本リリースは 株式会社 CSK Win テクノロジおよび株式会社 IDC フロンティアの共同リリースです 各社より重複して配信される場合がございますが あらかじめご了承ください 2009 年 5 月 20 日 株式会社 CSK Win テクノロジ株式会社 IDC フロンティア CSK Win テクノロジ IDC フロンティアと協業し SaaS 型 CRM サービスを提供開始 ~ Microsoft

More information

JapanCert 専門 IT 認証試験問題集提供者 1 年で無料進級することに提供する

JapanCert 専門 IT 認証試験問題集提供者   1 年で無料進級することに提供する JapanCert 専門 IT 認証試験問題集提供者 http://www.japancert.com 1 年で無料進級することに提供する Exam : ITILSCOSAJPN Title : ITIL Service Capability Operational Support and Analysis Exam Vendor : EXIN Version : DEMO Get Latest &

More information

1 一般市 町村等 ( 人口 20 万未満 ) におけるシステム共同化の課題の検討 資料 10 現状で 自治体クラウドによるシステム共同化が比較的進んでいる一般市 町村等 ( 人口 20 万未満 ) について システム共同化に至っていない団体は どのような点を課題と認識しているのか 一方で その課題

1 一般市 町村等 ( 人口 20 万未満 ) におけるシステム共同化の課題の検討 資料 10 現状で 自治体クラウドによるシステム共同化が比較的進んでいる一般市 町村等 ( 人口 20 万未満 ) について システム共同化に至っていない団体は どのような点を課題と認識しているのか 一方で その課題 1 一般市 町村等 ( 人口 20 万未満 ) におけるシステム共同化の課題の検討 資料 10 現状で 自治体クラウドによるシステム共同化が比較的進んでいる一般市 町村等 ( 人口 20 万未満 ) について システム共同化に至っていない団体は どのような点を課題と認識しているのか 一方で その課題に対して システム共同化を実現した団体は どのように乗り越えたのかを明らかにすることで システム共同化の課題が解決可能なものかどうかを検討した

More information

<4D F736F F F696E74202D D F838C815B F C835B83938E9197BF2E B93C782DD8EE682E890EA97705D205B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D D F838C815B F C835B83938E9197BF2E B93C782DD8EE682E890EA97705D205B8CDD8AB B83685D> VB マイグレーションサービスのご紹介 株式会社フォーレスト はじめに Visual Basic のサポートライフサイクル バージョン メインストリーム 延長 備考 サポート サポート Visual Basic 6.0 2005 年 3 月 2008 年 4 月 ランタイムは2017 年まで延長 Visual Basic 2005 2011 年 4 月 2016 年 4 月 Visual Basic

More information

組織は アプリケーションをクラウドに導入および移行し その成功をアプリケーション中心の戦略に委ねています その戦略を採用することで クラウドアプリケーションを効果的に管理でき ハイブリッド環境全体で一貫した可用性 パフォーマンスおよびセキュリティサービスを提供できます 概要 CIOは クラウドを重要

組織は アプリケーションをクラウドに導入および移行し その成功をアプリケーション中心の戦略に委ねています その戦略を採用することで クラウドアプリケーションを効果的に管理でき ハイブリッド環境全体で一貫した可用性 パフォーマンスおよびセキュリティサービスを提供できます 概要 CIOは クラウドを重要 組織は アプリケーションをクラウドに導入および移行し その成功をアプリケーション中心の戦略に委ねています その戦略を採用することで クラウドアプリケーションを効果的に管理でき ハイブリッド環境全体で一貫した可用性 パフォーマンスおよびセキュリティサービスを提供できます ホワイトペーパー 組織は アプリケーションをクラウドに導入および移行し その成功をアプリケーション中心の戦略に委ねています その戦略を採用することで

More information

Microsoft PowerPoint - A-10 ダウンロード用(C確認済).pptx

Microsoft PowerPoint - A-10 ダウンロード用(C確認済).pptx ハイブリッド型運用サービスを目指して ~ リモートとオンサイト運用サービスの組合せで顧客価値の最大化を ~ ユニアデックス株式会社田中浩隆 0 昨今の課題認識 1 昨今の課題認識 IT 運用に関するコスト低減要求がとても多い IT の運用コスト / 維持費用の削減が課題となっている企業は 9 割強まず 国内の企業においては コスト削減への関心度が一様に高く 93% の回答者が IT の運用コスト /

More information

EM10gR3記者発表

EM10gR3記者発表 トップダウンのアプリケーション管理を実現する Oracle Enterprise Manager 10g Release 3 日本オラクル株式会社常務執行役員システム製品統括本部長三澤智光 2007 年 4 月 10 日 構成管理 サービス レベル管理 Oracle Enterprise Manager アプリケーション パフォーマンス管理 ライフサイクル管理

More information

お客さまのデジタルトランスフォーメーションを加速する「アジャイル開発コンサルティングサービス」を提供開始

お客さまのデジタルトランスフォーメーションを加速する「アジャイル開発コンサルティングサービス」を提供開始 2019 年 1 月 28 日 株式会社日立製作所 お客さまのデジタルトランスフォーメーションを加速する アジャイル開発コンサルティングサービス を提供開始専用スペースの提供から技術支援 体制整備までトータルにサポートし セミオーダーメイドのアジャイル開発環境を短期間で実現 株式会社日立製作所 ( 執行役社長兼 CEO: 東原敏昭 / 以下 日立 ) は このたび お客さまのデジタルトランスフォーメーションの加速に向け

More information

ライセンスの注意事項 サーババンドル版のライセンスについてサーババンドル版では 通常のサーバライセンスおよび 4 コアライセンスを ベースライセンス 追加サーバライセンスおよび追加 2 コアライセンスを 追加ライセンス と呼びます 1 台の物理サーバに対してベースライセンスは 1 つしか購入すること

ライセンスの注意事項 サーババンドル版のライセンスについてサーババンドル版では 通常のサーバライセンスおよび 4 コアライセンスを ベースライセンス 追加サーバライセンスおよび追加 2 コアライセンスを 追加ライセンス と呼びます 1 台の物理サーバに対してベースライセンスは 1 つしか購入すること SQL Server 2017 Microsoft SQL Server 2017 は 以下の製品群で構成されています データベース サーバ SQL Server 2017 Enterprise Edition SQL Server 2017 Enterprise Edition は 非常に優れたパフォーマンス 無制限の仮想化 およびミッションクリティカルなワークロードのための高水準のサービスレベル構築に適したエディションです

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション VeriSM ~ デジタル時代のサービスマネジメントアプローチ ~ Source:https://www.verism.global/ 本資料は 上記の VeriSM Web site の情報をもとに弊社にて日本語化したものです 2017/10/18 DIG2 ネクスト株式会社 鈴木寿夫 すでに世の中にあるものと VeriSM では異なっていることは何ですか? VeriSM は ベストプラクティスの拡大傾向を理解し

More information

個人依存開発から組織的開発への移行事例 ~ 要求モデル定義と開発プロセスの形式化 による高生産性 / 高信頼性化 ~ 三菱電機メカトロニクスソフトウエア ( 株 ) 和歌山支所岩橋正実 1

個人依存開発から組織的開発への移行事例 ~ 要求モデル定義と開発プロセスの形式化 による高生産性 / 高信頼性化 ~ 三菱電機メカトロニクスソフトウエア ( 株 ) 和歌山支所岩橋正実  1 個人依存開発から組織的開発への移行事例 ~ 要求モデル定義と開発プロセスの形式化 による高生産性 / 高信頼性化 ~ 三菱電機メカトロニクスソフトウエア ( 株 ) 和歌山支所岩橋正実 iwahashi@est.hi-ho.ne.jp Iwahashi.Masami@wak.msw.co.jp 1 改善効果 品質 : フロントローディングが進み流出不具合 0 継続生産性 : 平均 130% 改善 工数割合分析

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 電子データ申請時代における Biostatistician のあるべき姿 第一三共株式会社 奥田恭行 1 Disclaimer 本発表内容は発表者の経験に基づいた個人的見解であり 所属する組織を代表した意見ではないことにご留意下さい 2 背景 拡大する生物統計担当者の業務とその弊害 近年では 社内で生物統計担当者が関与を求められる業務範囲は広がりつつあり その中でも CDISC 標準実装 電子データ申請対応に関する業務増が大きい

More information

SEPG Japan 2005 ITIL に基づく IT サービスマネジメント の導入事例 2005 年 10 月 12 日 株式会社日立製作所中央研究所 亀山伸

SEPG Japan 2005 ITIL に基づく IT サービスマネジメント の導入事例 2005 年 10 月 12 日 株式会社日立製作所中央研究所 亀山伸 ITIL に基づく IT サービスマネジメント の導入事例 2005 年 10 月 12 日 株式会社日立製作所中央研究所 亀山伸 はじめに 本プレゼンテーションの概要本プレゼンテーションでは 某企業のIT 部門を日立製作所との合弁でIT 子会社化する アウトソーシング プロジェクトの一環で実施された ITILベースのITサービスマネジメント (ITSM) 導入事例で得られた IT 運用プロセスを設計

More information

項目記載事項必須 1.4 非機能性 更新業務仕様書の 3-4 非機能要件 を踏まえ 提案するシステムに関して 基本的な考え方や方針 アピールポイント等を簡潔かつ明瞭に記述すること 3-4 非機能要件 の (1) から (4) に区分し すべての項目について記述すること 1.5 他システム連携 更新業

項目記載事項必須 1.4 非機能性 更新業務仕様書の 3-4 非機能要件 を踏まえ 提案するシステムに関して 基本的な考え方や方針 アピールポイント等を簡潔かつ明瞭に記述すること 3-4 非機能要件 の (1) から (4) に区分し すべての項目について記述すること 1.5 他システム連携 更新業 企画提案書等記載事項 Ⅰ 企画提案書に係る記載事項 松阪市グループウェアシステム ( 以下 本システム という ) の更新業務及び保守業務に係 る企画提案書の本編については 次の目次に従って作成すること なお 仕様と異なる提案をするときはその理由を明確に記述すること 項目記載事項必須 1 業務システム 1.1 システム更新における取組み 松阪市グループウェアシステム更新業務仕様書 ( 以下 更新業務仕様書

More information

Instant Download Best Exam Practice Material 100% Money Back Guarantee! Exam : ITILSCOSAJPN Title : ITIL Service Capability Operational Support and An

Instant Download Best Exam Practice Material 100% Money Back Guarantee! Exam : ITILSCOSAJPN Title : ITIL Service Capability Operational Support and An Actual4Test http://www.actual4test.com Actual4test actual test exam dumpspass for IT exams Instant Download Best Exam Practice Material 100% Money Back Guarantee! Exam : ITILSCOSAJPN Title : ITIL Service

More information

NetFlow Analyzer 6 Professional Edition のご紹介

NetFlow Analyzer 6 Professional Edition のご紹介 データセンタに求められる障害検知のためのミドルウェア監視システムの導入 ~SaaS サービスシステム監視に見る短期導入と管理者業務の負荷軽減効果 ~ 2009 年 06 月 18 日アドベントネット株式会社 1 アジェンダ アドベントネット株式会社ご紹介 障害検知と低コスト監視導入の重要性 事例 Zoho IDC での Applications Manager による監視 Applications

More information

タイトル

タイトル NTT データがお客様と共に描く デジタルトランスフォーメーションへの道 a ~ AWS を活用した高速なサービス開発事例紹介 ~ 2018/5/30 ニュースリリース 1. 開発標準フレームワークと開発環境の AWS 対応 (TERASOLUNA Altemista) 2. AWS への Lift & Shift に関するクラウドコンサル技法の確立 3. AWS クラウド人材の育成全社横断のナレッジ

More information

OpenAMトレーニング

OpenAMトレーニング のご紹介 2014 年 7 月 9 日株式会社野村総合研究所オープンソースソリューション推進室 株式会社野村総合研究所オープンソースソリューション推進室 Mail : ossc@nri.co.jp Web: http://openstandia.jp/ 1. とは dia/ss&i とは OpenAM, OpenI, OpenDJ など ForgeRock 社の認証ソフトウェア群を中心に NRI の独自モジュールやサービスなどを含めた認証ソリューション

More information

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化 ISO 9001:2015 におけるプロセスアプローチ この文書の目的 : この文書の目的は ISO 9001:2015 におけるプロセスアプローチについて説明することである プロセスアプローチは 業種 形態 規模又は複雑さに関わらず あらゆる組織及びマネジメントシステムに適用することができる プロセスアプローチとは何か? 全ての組織が目標達成のためにプロセスを用いている プロセスとは : インプットを使用して意図した結果を生み出す

More information

Microsoft Word - ビジネスアナリシス基礎 【RBA01】.docx

Microsoft Word - ビジネスアナリシス基礎 【RBA01】.docx K ) 上級 中級 初級 BABOK の BABOK 2.0 引き出し 知識エリア間の関係 エンタープライズアナリシス ビジネスアナリシスの計画とモニタリング 要求アナリシス 基礎コンピテンシ ソリューションのアセスメントと妥当性確認 要求のマネジメントとコミュニケーション ステークホルダの分析を主導する RACI マトリクス Responsible: 実行責任者 Accountable: 説明責任者

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション シンキングリードと弊社サービスのご紹介 S m a r t B u s i n e s s シンキングリードの事業紹介 シンキングリードはシステムありきではない業務改革のコンサルティングからスタートしました そこで得た知見を活かし 道具としての情報システムの最適解として OSS( オープンソー スソフトウェア ) を活用したシステム導入 コンサルティング 開発の事業も展開しています コンサルティング事業

More information

02 IT 導入のメリットと手順 第 1 章で見てきたように IT 技術は進展していますが ノウハウのある人材の不足やコスト負担など IT 導入に向けたハードルは依然として高く IT 導入はなかなか進んでいないようです 2016 年版中小企業白書では IT 投資の効果を分析していますので 第 2 章

02 IT 導入のメリットと手順 第 1 章で見てきたように IT 技術は進展していますが ノウハウのある人材の不足やコスト負担など IT 導入に向けたハードルは依然として高く IT 導入はなかなか進んでいないようです 2016 年版中小企業白書では IT 投資の効果を分析していますので 第 2 章 IT 導入のメリットと手順 第 1 章で見てきたように IT 技術は進展していますが ノウハウのある人材の不足やコスト負担など IT 導入に向けたハードルは依然として高く IT 導入はなかなか進んでいないようです 2016 年版中小企業白書では IT 投資の効果を分析していますので 第 2 章では そのデータを参考にIT 導入のメリットについてご紹介するとともに 生産性向上の観点からIT 導入の方向性を示した上で

More information

お客様からの依頼内容とその現状

お客様からの依頼内容とその現状 ログハウスメーカー様向け顧客管理システム構築 By BizBrowser+GeneXus 株式会社ディマージシェア お客様からの依頼内容とその現状 現状の問題点 2004 年から稼動しているクライアント / サーバ型システムのリニューアル 1) システム変更や不具合が発生するたびにソフトウェアを物理的に配布 2) 全国約 30 拠点 ( 展示場 ) 本社にサーバを設置 3) 夜間処理で拠点データを本社サーバに複製して同期

More information

日経ビジネス Center 2

日経ビジネス Center 2 Software Engineering Center Information-technology Promotion Agency, Japan ソフトウェアの品質向上のために 仕様を厳密に 独立行政法人情報処理推進機構 ソフトウェア エンジニアリング センター 調査役新谷勝利 Center 1 日経ビジネス 2012.4.16 Center 2 SW 開発ライフサイクルの調査統計データ ソフトウェア産業の実態把握に関する調査

More information

Sr.Mktg Mgr

Sr.Mktg Mgr Parallels Cloud Summit 2009 今すぐ導入できる現実的な SaaS ビジネス APS 規格 パラレルス株式会社 土居昌博 定義 APS 規格は クラウドベースのサービスおよびアプリケーションのプロビジョニング 管理 統合をカバーする仕様です APS はアプリケーションの完全なライフサイクルをカバーしており SaaS およびクラウドコンピューティングにて要求される完全な自動化や役割ベースのアクセスコントロールなどに対応するようにデザインされています

More information

ハード・ソフト協調検証サービス

ハード・ソフト協調検証サービス ハード ソフトのトータルサービス 富士通エレクトロニクス株式会社株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ 目次 モデル概要 モデル 特徴 このサービス利用のメリット サービスメニュー 1 企画から開発 量産までトータルでサポート 富士通エレクトロニクスと富士通ソフトウェアテクノロジーズはお客様の製品開発を 企画段階から開発 量産までサポートします 製品開発をサポートする検証 認定作業のご提供 製品要求仕様の作成をコンサルティング

More information

迅速な開発 容易な運用 柔軟な改善を実現する 業務アプリケーションの開発 運用ソリューション ファストアップ ご説明資料 Ver

迅速な開発 容易な運用 柔軟な改善を実現する 業務アプリケーションの開発 運用ソリューション ファストアップ ご説明資料 Ver 迅速な開発 容易な運用 柔軟な改善を実現する 業務アプリケーションの開発 運用ソリューション ファストアップ ご説明資料 Ver.2.0 2015.12 SCSKの提供するサービス お客様へ 市場の変化のスピードに迅速 柔軟に対応可能な ITサービスを提供すること お客様の課題 ビジネス スピードを支えるIT スピード経営 リアルタイム経営を支えるIT スピード 効率的なIT投資 低コストで利用可能なIT

More information

Automation for Everyone <デモ で実感できる、組織全体で活用できるAnsible Tower>

Automation for Everyone <デモ で実感できる、組織全体で活用できるAnsible Tower> Mixed-OSS における PostgreSQL の活用 2018 年 8 月 24 日三菱総研 DCS 株式会社 三菱総研 DCS の会社概要 IT コンサルティングからシステムの設計 開発 運用 処理まで すべての局面でサービスを提供できる IT トータルソリューションを実現しています 東京本社 ( 品川 ) 千葉情報センター 東京ビジネスセンター ( 木場 ) 商号設立資本金代表取締役社長株主

More information

Copyright Compita Japan ISO33k シリーズとは? これまで使用されてきたプロセスアセスメント標準 (ISO/IEC 本稿では以降 ISO15504 と略称する ) は 2006 年に基本セットが完成し 既に 8 年以上が経過しています ISO

Copyright Compita Japan ISO33k シリーズとは? これまで使用されてきたプロセスアセスメント標準 (ISO/IEC 本稿では以降 ISO15504 と略称する ) は 2006 年に基本セットが完成し 既に 8 年以上が経過しています ISO 新アセスメント規格 ISO 33K シリーズの概要 2015 年 4 月 9 日 コンピータジャパン Copyright Compita Japan 2015 2 ISO33k シリーズとは? これまで使用されてきたプロセスアセスメント標準 (ISO/IEC 15504 - 本稿では以降 ISO15504 と略称する ) は 2006 年に基本セットが完成し 既に 8 年以上が経過しています ISO15504

More information

コース番号:

コース番号: 概要 ISM(Information Storage and Management) は データセンター環境内の各種ストレージインフラストラクチャコンポーネントについて総合的に理解するための独自のコースです 本コースを受講することで 受講者は 複雑性を増すIT 環境におけるストレージ関連テクノロジーについて情報に基づいた判断を下せるようになります IT 環境は ソフトウェアデファインドインフラストラクチャ管理と第

More information

変更履歴 項番版数内容更新日 版新規作成 2013 年 11 月 18 日 1

変更履歴 項番版数内容更新日 版新規作成 2013 年 11 月 18 日 1 Windows Server 2012 R2 評価レポート Windows Server 2012 R2 Hyper-V レプリカの改良点 第 1.0 版 2013 年 11 月 18 日 株式会社日立製作所 IT プラットフォーム事業本部 変更履歴 項番版数内容更新日 1 1.0 版新規作成 2013 年 11 月 18 日 1 用語および略号 Windows Server 2012 R2 マイクロソフトが2013

More information

目次 概要 S/4HANAの導入方式 NECがご提供するサービス S/4HANA 導入ロードマップ策定支援サービス

目次 概要 S/4HANAの導入方式 NECがご提供するサービス S/4HANA 導入ロードマップ策定支援サービス S/4HANA マイグレーション 2017 年 9 月 NEC マーケティング ニュービジネス本部 1 NEC Corporation 2017 目次 概要 S/4HANAの導入方式 NECがご提供するサービス S/4HANA 導入ロードマップ策定支援サービス S/4HANA マイグレーション 概要 (ECC6.0) のサポート期限である 2025 年に向けて をご利用の場合には 新 S/4HANA

More information

<4D F736F F D FC8E448FEE95F1837C815B835E838B C8F92E88B608F912E646F63>

<4D F736F F D FC8E448FEE95F1837C815B835E838B C8F92E88B608F912E646F63> 公共調達検索ポータルサイト要件定義書 ( 抄 ) 平成 19 年 4 月 国土交通省 目次 1 はじめに...1 2 ポータルサイトの目的...2 2-1 入札参加希望者の検索効率向上...2 2-2 公共調達手続の透明化...2 2-3 競争性の向上...2 3 システム化の範囲...2 3-1 入札情報の作成...2 3-2 掲載情報の承認...2 3-3 入札情報の掲載...2 4 システム要件...3

More information

【Cosminexus V9】クラウドサービスプラットフォーム Cosminexus

【Cosminexus V9】クラウドサービスプラットフォーム Cosminexus http://www.hitachi.co.jp/soft/ask/ http://www.hitachi.co.jp/cosminexus/ Printed in Japan(H) 2014.2 CA-884R データ管 タ管理 理 ノンストップデータベース データ管 タ管理 理 インメモリデータグリッド HiRDB Version 9 ucosminexus Elastic Application

More information

IBM 次世代クラウド・プラットフォーム コードネーム “BlueMix”ご紹介

IBM 次世代クラウド・プラットフォーム コードネーム “BlueMix”ご紹介 IBM 次世代クラウド プラットフォーム IBM Bluemix のご紹介 日本アイ ビー エム株式会社ソフトウェア事業本部クラウド プラットフォーム サービス事業部針原英克 アジェンダ ビジネスの世界で起きている変化 IBM Bluemix 概要 デモンストレーション 2 アジェンダ ビジネスの世界で起きている変化 IBM Bluemix 概要 デモンストレーション 3 ビジネスの世界で起きている変化

More information

Oracle Business Intelligence Suite

Oracle Business Intelligence Suite Oracle Business Intelligence Suite TEL URL 0120-155-096 http://www.oracle.co.jp/contact/ オラクルのビジネス インテリジェンス ソリューション オラクル社は世界ではじめて商用のリレーショナル データベースを開発し それ以来データを格納し情報として活かしていくということを常に提案してきました 現在は The Information

More information

Microsoft Word - mm1305-pg(プロマネ).docx

Microsoft Word - mm1305-pg(プロマネ).docx 連載プロマネの現場から第 125 回 PMBOKガイド第 6 版の改訂ポイント 蒼海憲治 ( 大手 SI 企業 上海現地法人 技術総監 ) 昨年秋に発行されたPMBOKガイド第 6 版ですが 今年の年明け早々に PMI 日本支部に注文し 日本側の同僚に預かってもらっていたものの その後 日本になかなか戻るタイミングがなかったこともあり きちんと読んだのはこの夏になってしまいました 手に取ろうとして

More information

技術レポート 1)QuiX 端末認証と HP IceWall SSO の連携 2)QuiX 端末認証と XenApp の連携 3)QuiX 端末認証 RADIUS オプションと APRESIA の連携 Ver 1.1 Copyright (C) 2012 Base Technology, Inc.

技術レポート 1)QuiX 端末認証と HP IceWall SSO の連携 2)QuiX 端末認証と XenApp の連携 3)QuiX 端末認証 RADIUS オプションと APRESIA の連携 Ver 1.1 Copyright (C) 2012 Base Technology, Inc. 技術レポート 1)QuiX 端末認証と HP IceWall SSO の連携 2)QuiX 端末認証と XenApp の連携 3)QuiX 端末認証 RADIUS オプションと APRESIA の連携 Ver 1.1 Copyright (C) 2012 Base Technology, Inc. All Rights Reserved. pg. 1 1)QuiX 端末認証と HP IceWall

More information

Windows Server 2016 ライセンス体系に関するデータシート 製品の概要 Windows Server 2016 は 準備が整った時点でクラウドコンピューティングへ簡単に移行できる新しいテクノロジを導入すると同時に 現在のワークロードをサポートするクラウドレディのオペレーティングシステ

Windows Server 2016 ライセンス体系に関するデータシート 製品の概要 Windows Server 2016 は 準備が整った時点でクラウドコンピューティングへ簡単に移行できる新しいテクノロジを導入すると同時に 現在のワークロードをサポートするクラウドレディのオペレーティングシステ Windows Server 2016 ライセンス体系に関するデータシート 製品の概要 Windows Server 2016 は 準備が整った時点でクラウドコンピューティングへ簡単に移行できる新しいテクノロジを導入すると同時に 現在のワークロードをサポートするクラウドレディのオペレーティングシステムです 本製品は お客様のビジネスを支えるアプリケーションとインフラストラクチャに新しい強力な多層セキュリティおよび

More information

ライセンスの注意事項 サーババンドル版のライセンスについてサーババンドル版では 通常のサーバライセンスおよび 4 コアライセンスを ベースライセンス 追加サーバライセンスおよび追加 2 コアライセンスを 追加ライセンス と呼びます 1 台の物理サーバに対してベースライセンスは 1 つしか購入すること

ライセンスの注意事項 サーババンドル版のライセンスについてサーババンドル版では 通常のサーバライセンスおよび 4 コアライセンスを ベースライセンス 追加サーバライセンスおよび追加 2 コアライセンスを 追加ライセンス と呼びます 1 台の物理サーバに対してベースライセンスは 1 つしか購入すること SQL Server 2016 Microsoft SQL Server 2016 は 以下の製品群で構成されています データベース サーバ SQL Server 2016 Enterprise Edition SQL Server 2016 Enterprise Edition は ミッションクリティカルなシステムおよびデータウェアハウスの構築に適したエディションです 高可用性 災害対策 負荷分散を同時に実現できる

More information

<4D F736F F F696E74202D A B837D836C CA48F435F >

<4D F736F F F696E74202D A B837D836C CA48F435F > コンセプチュアルマネジメント講座 株式会社プロジェクトマネジメントオフィス コンセプチュアルマネジメント講座コンセプト 背景 マネジメントがうまく行かない原因にマネジャーのコンセプチュアルスキルの低さがある 組織や人材の生産性 創造性 多様性を高めるためにはコンセプチュアルなアプローチが不可欠である ( 図 1) 目的 コンセプチュアルなアプローチによってマネジメントを革新する ターゲット 管理者層

More information

<4D F736F F F696E74202D A957A A534C41534C4D90EA96E588CF88F589EF208A8893AE8A F B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D A957A A534C41534C4D90EA96E588CF88F589EF208A8893AE8A F B8CDD8AB B83685D> 1 JEITA SLA/SLM 専門委員会の活動概要 2010 年 7 月 13 日 ソリューションサービス事業委員会 SLA/SLM 専門委員会委員長日本ユニシス株式会社銅玄智昭 2009 年度の主な活動内容 2 1) 経営者 利用者視点の SLA IT サービスの利活用の効果を正確に評価するために IT サービス提供者の視点だけでなく 経営者 利用者の視点を加えた SLA/SLM の検討を実施し

More information

WebSAM のご紹介 ~ クラウド指向データセンターの統合運用管理 ~ 2010 年 5 月 NEC

WebSAM のご紹介 ~ クラウド指向データセンターの統合運用管理 ~ 2010 年 5 月 NEC WebSAM のご紹介 ~ クラウド指向データセンターの統合運用管理 ~ 2010 年 5 月 NEC 1 事業環境と NEC が考える将来像 2 クラウドサービス時代の到来 システム構造の変化と課題 NEC が考えるクラウド指向データセンター基盤の将来像 システムサービス管理 を担う WebSAM WebSAM Ver.8 で実現するシステムサービス管理 統合運用管理ソフトウェア WebSAM Ver.8

More information

ベースのソフトウェア情報と突合するかといった点が重要になるが 実際には資産管理ツールだけでは解決できず 最終的に専門的な知識を有した人の判断が必要とされる この点の解決策としては 2012 年 5 月にマイクロソフトも対応を表明した ISO/IEC のソフトウェアタグに期待が集まって

ベースのソフトウェア情報と突合するかといった点が重要になるが 実際には資産管理ツールだけでは解決できず 最終的に専門的な知識を有した人の判断が必要とされる この点の解決策としては 2012 年 5 月にマイクロソフトも対応を表明した ISO/IEC のソフトウェアタグに期待が集まって 第 4 回 ソフトウェア資産管理ツールの動向 1. わが国におけるソフトウェア資産管理ツールの概要わが国における資産管理ツールは 1990 年代の中ごろから主にハードウェア ( クライアント サーバー ) 製品を中心に管理することからスタートしている 資産管理ツールを大別すると PC を中心に情報を収集して 資産情報を管理する PC 資産管理系ツールと サーバー管理の観点からスタートした統合運用管理ツールの二系列に分かれる

More information

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.2 for Windows 導入ガイド 第 4 版 2014 年 3 月 日本電気株式会社

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.2 for Windows 導入ガイド 第 4 版 2014 年 3 月 日本電気株式会社 CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.2 for Windows 導入ガイド 第 4 版 2014 年 3 月 日本電気株式会社 目次 はじめに 本製品のねらい こんな障害が発生したら 導入効果 適用例 1 適用例 2 ProcessSaver 機能紹介 ProcessSaver とは? 消滅監視の概要 運用管理製品との連携 システム要件 製品価格 保守 / サービス関連情報 購入時のご注意

More information

15288解説_D.pptx

15288解説_D.pptx ISO/IEC 15288:2015 テクニカルプロセス解説 2015/8/26 システムビューロ システムライフサイクル 2 テクニカルプロセス a) Business or mission analysis process b) Stakeholder needs and requirements definieon process c) System requirements definieon

More information

ISO/IEC 改版での変更点

ISO/IEC 改版での変更点 ISO/IEC 20000-1 改版での変更点 2012 年 3 月 30 日富士通株式会社 ITIL と ISO20000 の歩み JIS 化 (2007.4) JIS Q 20000-1:2007 改版中 JIS Q 20000-2:2007 国際標準化 (2005.12) BS15000-1 BS15000-2 ISO20000-1 改版 (2011.4) ISO20000-2 ITIL V3

More information

Microsoft PowerPoint - interfax_jirei7.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - interfax_jirei7.ppt [互換モード] Inter 送信サービス事例 製造業様 [ 発注業務でのご利用 ] Inter のご利用により メール送信のみで 送信を自動化する企業様が増えております サーバや アプリケーションの為の初期導入 開発コストや回線維持 システム保守や送信料等のランニングコストを考えるとインターネットインフラのみでシステムを構築することが望ましいと考えられます 例えば 本利用例ではメーカー様が全国の代理店様からの注文をシステムで処理

More information