<4D F736F F D D93FA967B959797CD C838B834D815B8BA689EF8E8F2D949291EA F4390B394C52E646F63>
|
|
- くにひと うすい
- 5 years ago
- Views:
Transcription
1 白滝山ウインドファームの風車ブレード損傷事故の原因解明 - コンピュータシミュレーションによるアプローチ - 内田孝紀 ( 九州大学応用力学研究所 ) , takanori@riam.kyushu-u.ac.jp 丸山敬, 石川裕彦 ( 京都大学防災研究所 ) 座古勝 ( 大阪大学大学院 ) 出口啓 ( 株式会社きんでん ) 1. はじめに 29 年 1 月 7 日から 8 日にかけて本州南部を台風 918 号 (MELOR) が通過した際, 山口県下関市豊北町の白滝山周辺の尾根上では, 非常に大きな乱れを伴う強風が観測された. この強風により, 株式会社きんでんが所有する白滝山ウインドファームでは, 風車のブレード破損事故が発生した ( 図 1, 図 2 を参照 ). 本研究ではその事故原因を解明するため, まず事故当時の気流性状をメソスケール気象モデル WRF-ARW 1) および LES(Large-Eddy Simulation) 乱流モデルに基づいた RIAM-COMPACT 2-4) を併用して詳細に再現した 5, 6). 次に, 得られた LES の時間平均場の結果を境界条件として, 風車ブレード近傍の気流解析を RANS(Reynolds Averaged Navier-Stokes equation) 乱流モデルを用いて別途行い, ブレードに発生する風圧力を求めた. 最後に,RANS 解析結果 を境界条件として有限要素法 (FEM,Finite Element Method) に基づいて, ブレードに作用する応力を調査した. 本研究の解析フローを表 1 に示す. 1. 気象モデル WRF-ARW によるウインドファームを含む広域スケールの気流解析 2. RIAM-COMPACT (LES 乱流モデル ) によるウインドファーム周辺の局所域スケールの気流解析 3. RANS 乱流モデルによる風車ブレード周辺の気流解析 4. 有限要素法 (FEM) による風車ブレードの応力解析 表 1 本研究における解析のフロー 数百 km 数 m 空間スケール風車の障害発生回数 メソスケール気象モデル WRF-ARW の解析時間帯 (29/1/7 の 9 時 ~24 時 ) 損傷部分 台風 18 号の通過径路 損傷部分の拡大図 図 1 29 年台風 18 号 (MELOR) の通過径路, 風車の障害発生回数の時刻歴, 風車ブレードの損傷状況
2 (a) 白滝山ウインドファームの位置図 GE 社製 2,5kW (b) 風車スペック図 2 白滝山ウインドファームの位置図および風車スペック 2. メソスケール気象モデルによる気流場の再現ウインドファームを含む広域スケールの気流場は, 米国大気科学研究センター (NCAR) を中心に開発された WRF-ARW( を用いて再現した. 図 3 に示すように, 計算領域は 4 段階のネスティングを用いた.4 種類の解析領域の高度, 鉛直空間解像度, 格子数は全て同じである. 高度は 14.5km, 空間解像度は不等間隔で格子数は 28 層である. 最も狭い領域 ( 図 3(d) の領域 4) の水平空間解像度は 1m である. 最も外側の領域 ( 図 3(a) の領域 1) は, 台風を含む広域スケールの気流場を再現できるように設定した. 地形標高データは, 宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が作成した ASTERGDEM( ersdac.or.jp/gdem/j/index.html) を用いた. 境界条件に関して, 最も外側の領域 ( 図 3(a) の領域 1) には, 気象庁のメソ客観解析データを 1 日 8 回補間して与えた.29 年 1 月 7 日の午前 9 時に計算を開始し, 同日 24 時までの時間積分を実行した. 解析領域間の各種情報のやり取りは, 外側の格子情報を内側の格子に与えるだけの 1-way ネスティングで行った.
3 1km油谷アメダス観測点 83km高さ 14.5km, 28 層 1白滝山ウインドファーム (a) 領域 1(31 31 点 ) (b) 領域 2(1 1 点 ) (c) 領域 3(1 1 点 ) (d) 領域 4(13 13 点 ) 水平格子解像度 :2,7m 9m 3m 1m 図 3 メソスケール気象モデルWRF-ARWによる気象場の再現計算で用いた解析領域と4 重ネスティング 事故発生時間帯最大 (m/s) 25 平均 : 観測値 2 最大 : 観測値 : 領域 2の計算値 15 : 領域 3の計算値 1 平均 : 観測値最大 : 観測値 5 : 領域 2の計算値 時間 (h) : 領域 3 の計算値 図 4 29 年 1 月 7 日の油谷アメダス観測点における の変化, 観測値と計算値 (WRF-ARW) の比較 N A 3km (a) 午後 2 時頃 (b) 午後 1 時頃 観測値 図 5 29 年 1 月 7 日午後の分布, 計算値 (WRF-ARW, 領域 3) 計算値 45 (m/s) [m/s] 事故発生時間帯 事故発生時間帯 事故発生時間帯 降水を伴う気象擾乱 降水を伴う気象擾乱 降水を伴う気象擾乱 N W S E N 風車 1 号機 time 時間 (h) 風車 7 号機 time 時間 (h) 風車 17 号機 time 時間 (h) 図 6 風車ナセル上の に関する観測値 (1 分平均値 ) と計算値 (WRF-ARW, 領域 3) との比較, 観測高さは地上高約 85m, 計算結果は地上高約 87m,29 年 1 月 7 日
4 WRF-ARW の領域 3 白滝山ウインドファーム 流入風 ( 北東の風 ) 21km 8km z 2km x y N 白滝山ウインドファーム (a) 解析領域 ( 速度ベクトルは間引いて表示 ) (b) 地形性状図 8 LES(RIAM-COMPACT ) で用いた図 7 LES(RIAM-COMPACT ) で用いた解析領域と地形性状計算格子,211(x) 81(y) 41(z) 点 29 年 1 月 7 日, ウインドファーム周辺では午後からが増加し始め, ウインドファームに最も近い油谷アメダス観測点 ( 図 3(c) を参照 ) では, 図 4 に示すように,21 時頃に最大の発生が確認され ( 図中に表示 ), の計算値はアメダス平均と最大の間にある. 一方, 変化はアメダス観測値とほぼ一致している. 風車のブレード破損事故が発生し始める 1 月 7 日の午後の WRF-ARW の領域 3 における分布 ( 図 5) を吟味すると, 午後 2 時頃 ( 図 5(a)) では, 地上付近において北東の風が吹いており, 上空に行くに従っては増加している. 但し, が最大値を取った後 ( 図中の矢印 A), 上空 3km 付近でははゼロに近づいている. 図には表示していないが,3km より上空ではが西向きに転じ, 高度とともに速くなっている. これに対し, 午後 1 時頃 ( 図 5(b)) では, 地上付近のは午後 2 時頃よりも北に向き, 上空 3km においても北東の風が吹き, その大きさも図 5(a) と比較して増加している. 風車のナセル ( 地上高約 85m) に取り付けた 計の記録 ( 図 6 の実線 ) を観察すると, が北東よりも北寄りに振れた 19 時以降, ともに変動が大きくなっている. この変動は, 降水を伴う気象的な擾乱の通過に対応している. これに対応する計算結果 ( 図 6 の点線 ) も はほぼ同じような変化を示している. しかしながら, その値は計算値と観測値では少し違いがある. に関しては, 計算値の方が観測値よりも高めになっている. また, 計算結果の変動は, 観測値に比べてゆっくりとしており, 実際のに見られるような高周波成分の乱れを再現できていない. よって, 高解像度の計算格子を用いて周囲の地形起伏を詳細に再現した上で, 気流の時間変動を再現可能な LES 乱流モデルを用いた解析を行うことにした. 3.LES 乱流モデルによる気流場の再現図 7 に,LES 乱流モデル (RIAM-COMPACT ) の解析範囲を示す. メソスケール気象モデル WRF-ARW の解析領域 3 の内側でウインドファームを含み, 北東方向を主軸 (x 軸 ) とする長方形の領域を設定した. 図 8 に示すように,x 軸方向に 21km,y 軸方向に 8km,z 軸方向に 2km の空間を有し, 格子数は x 軸方向に 211 点,y 軸方向に 81 点,z 軸方向に 41 点とした. 格子幅はウインドファーム周辺で細かく設定し, 各方向の最小格子幅は x 軸方向では 35m,y 軸方向では 38m,z 軸 (m/s) 681m LES の基準スケール 図 9 LES(RIAM-COMPACT ) で用いた流入プロファイル (WRF-ARW の結果から作成 ) 水平成分鉛直成分 降水を伴う気象擾乱の通過 < NE < NNE 1 < N 事故発生時間帯 時間 (h) 図 1 高度 681mにおける の変化, 29 年 1 月 7 日,WRF-ARWの結果, 領域 3
5 ウインドファームの上流の地形から形成される変化を伴う空気塊の列 白滝山ウインドファーム 図 11 LES(RIAM-COMPACT ) の計算結果の一例, 北東の風の場合, 風車ハブ高さ ( 地上約 85m) における主流方向 (x) の速度成分コンター図 方向では 2m である. 計算領域の外側に向かって格子幅は徐々に大きくなっている. LES(RIAM-COMPACT ) の計算に関して, 上流側の流入境界面には, 図 9 に示すメソスケール気象モデル WRF-ARW による計算結果を内挿して与えた. また, 流入境界面における高度 681m( 解析領域中の最高標高を基準空間スケールとしている ) における の変化を図 1(WRF-ARW の結果 ) に示す. 風車ブレードの破損事故が発生した 1 月 7 日 14 時から 22 時にかけて, は上空で北東から北に向って変化し, 平均は 25~27m/s 程度の値を示す. ともに,19 時以降にその変動が大きくなっている. 既に述べたように, これらの変動は降水を伴う気象擾乱の通過に対応している. 以下では, 風車ブレードの破損事故が発生した時刻ので計算を行い, ウインドファーム周辺の気流性状の変化を調べた結果を示す. 図 11 には,LES(RIAM-COMPACT ) の計算結果の一例を示す. これは北東の風の場合で, 風車ハブ高さ ( 地上約 85m) における主流方向 (x) の速度成分コンター図である. 全体的な傾向は以下の通りである. (m/s) x y ウインドファームの風上側で地形の影響により発生した変動の大きい領域が, 主流方向 (x) に移動し, ウインドファームに断続的に流れ込む. 結果として, ウインドファーム周辺で大きな変動が生じる. この断続的な変化の大きい領域の発生場所と流下方向はにより変化するので, 各風車ナセル位置における変化もにより大きく異なる. 風車ナセルに取り付けられた 計の観測記録を精査すると, タワーの振動やブレードの被害が見られた時間帯の の変化は大きく, 同時に乱れの強さ (σ) も平均の 5% 程度に達することが分った ( 図 12(a)). これに対応する LES (RIAM-COMPACT ) の計算結果 ( 図 12(b)) に注目する. 変動の高周波成分が再現できていないので, 乱れの強さは観測値よりも小さくなっている. しかしながら, その値は 3% を超え, の変化は観測結果と類似な傾向が明確に再現されている. 一般的に平均が小さい場合には, 発電効率を高めるために大きな風力が発生するようにブレードのピッチ角を制御する ( 後述する図 13 および図 14 を参照 ). この際, ピッチ角が追従できないような急激な気流の変化が生じると, ブレードに損傷を及ぼすほどの大きな風荷重が加わる. このような気流変化が最も危険である. 図 12 に示されるような気流変化がこれに対応している. このとき, 乱れの強さおよび突風率は非常に大きな値を示す. 以上のように,LES(RIAM-COMPACT ) によって得られたウインドファーム周辺の気流性状の計算結果は, 上流側に位置する地形の影響を受けた の急激な変動を定性的に再現可能であることが示された. また, 乱れの強さは LES による計算値は観測値と比較して約 1% から 2% 程度小さくなることも明らかになった. 4.RANS 乱流モデルによる風車ブレード周辺の気流解析と有限要素法 (FEM) による応力解析前節の風況シミュレーションの結果, 風車は激しい 変動の中で運転され, さらに定格出力を発生させるよう制御されていることが確認された. < NE < N < NW 時間 (s) (a) 観測値, 平均 8.4m/s, 乱れ強さ 54% (b)les 計算値, 平均 12.6m/s, 乱れ強さ 35% 図 12 風車ハブ高さ ( 地上高約 85m) における 1 分間の の時系列データの例
6 内部桁 (TE 部 ) 後縁 :Trailing-Edge(TE) 2 内部桁 ( 中央部 ) 内部桁 (TE 部 ) 左図の A 断面 内部桁 ( 中央部 ) 前縁 :Leading-Edge(LE) 1 抗力側 :Pressure-Side(PS) A 揚力側 :Suction-Side(SS) 3 図 13 風車ブレードの全体図 ( 左 ) および断面図 ( 右 ) 3 Flow Flow 偏差 + 偏差 ± 偏差 - (a) ピッチ角 : ゼロ度 (b) ピッチ角 :3 度 翼回転方向 図 14 ブレードピッチ角 ( 左 ) および偏差 ( 右 ) の定義 内部桁 ( 中央部 ) 内部桁 (TE 部 ) 図 15 ブレード構造の写真 ( 左 ) および FEM 解析モデル ( 右 ) 表 2 RANS および FEM 解析条件 解析条件 (m/s) 偏差 ( ) 回転速度 (rpm) ブレードピッチ角度 ( ) 模擬状況 暴風 - ピッチ非追従 暴風 - ピッチ ヨー非追従 この様な状況では, 風車のピッチ角制御が変動に追従しない状態や, ヨー制御も変動に追従できない状態が発生することが推測された. そこで, 風車の運転記録から実際に発生したと思われる条件を, 偏差 回転速度 ピッチ角度で分類し, その条件ごとにブレード周りの流動解析 (RANS 解析 ) を行い, ブレードに発生する風圧力を求め, ブレードが破損する条件を有限要素法 (FEM) 解析により調査した ( 図 13, 図 14, 図 15, 表 2 を参照 ).
7 大 応力 : 大 隔壁から 3,mm 前縁 :Leading-Edge(LE) の損傷 応力 小 図 16 ブレード軸方向応力図 ( 表 2 の解析条件 2) と実際の写真 解析結果によると,LE( 前縁 :Leading-Edge) 接合部に高い応力が発生していることが判明し, その発生場所も損傷事故が発生した場所と同位置であることが示された. ブレードがピッチ角ゼロ度の状態において, ピッチ制御が追従できず,3m/s の突風を受ける解析条件 1 や, 偏差が加わる解析条件 2( 図 16 を参照 ) では, 応力の増大が確認された. LE 接合部に使用される接着剤の静的強度はかなり大きいものの, 同様の荷重を繰り返し受けると低サイクル疲労で破壊する可能性が高い. 今回の 918 号台風の通過では, 強風条件下で数多くの偏差が観測されている. よって, 低サイクル疲労により, 損傷 ( 亀裂など ) が LE 接合部に発生し, その後の運転でその損傷が進展したものと推測された. LE 接合部に高い応力が発生し, 接着剤に損傷が発生することが判明したため, 風車ブレードには幾つかの事故防止対策を講じた. 具体的には, 低サイクル疲労に対応するため,1LE 接合部のオーバーラミネート ( 図 17),2LE 部の内部補強リブの増設,3 内部桁部の補強などを行った. これらの効果を検証するため, 補強したモデルに対して, 表 2 に示した解析条件 2 の下, 再び FEM 解析を行った. その結果を図 18 に示す.LE 部に発生していた応力は約 3 割に軽減され,918 号台風と同等の気象条件下において損傷が発生しないことを確認した. 5. おわりに 29 年台風 18 号は本州の南を北東進したため, 白滝山ウインドファーム一帯は台風中心から遠く離れ, しかも一般に影響が小さいとされる台風進行方向左側に位置していた. しかし, 北側にあった高気圧の影響で気圧勾配が強まり, これによる台風北側の東寄りの強風がウインドファームに吹き込んでいた. 白滝山における最多は北である. 今回のように強い風が, 東および北東からウインドファームに吹 LE 部の補強 揚力側 :Suction-Side(SS) 抗力側 :Pressure-Side(PS) 図 17 LE 部補強 ( オーバーラミネート ) 図 17 に比べて, 応力は 3 割減少 図 18 補強後のブレード軸方向応力図 ( 表 2 の解析条件 2) き込むことは稀な事象である.LES 乱流モデル (RIAM-COMPACT ) による結果から, 北東方向から強い風が流入する場合は, ウインドファームの風上に位置する地形の影響により, の急激な変化を伴う風が風車に流入することが判明した. このような気象条件では, ピッチ制御が変動に追従できない状態が起こり, ブレードには設計条件 7, 8) を超える風圧力が発生する可能性がある.FEM 解析の結果からも, ピッチ制御が変動に追従できない場合には,LE 接合部に大きな応力が発生し, その発生場所も実際の破損箇所と同じ位置であることが明らかとなった. 警報履歴から, 非常に多くの強風下での偏差が観測されており, このような応力が繰り返し LE 接合部に作用したため, 低サイクル疲労により破壊して損傷が入り, その後の運転で進展したものと推定される. 今回の一連の解析結果を総合的に精査 吟味す
8 ることにより, 我々のグループでは, 風車ブレードに大きな風荷重を加えることなく, 発電量を稼ぐための風車の安全運転制御上の指針を見出し, それを実際の運転制御に活用することを検討している. すなわち, 風車の稼働率を低下させず, 高い水準に保つ方策である. 例えば, 風車ブレードのピッチ角制御が, の変化に追従できなくなるような急激で, かつ大きな の変化が生じるような気象条件を各ナセル位置で事前に予測しておく. そのような気流条件を満たす場合には, 発電を中止するなどの対応を取る ( 図 19 を参照 ). 先に述べたように, このような危険な変動を伴う気流は, 具体的には図 12 に示すような大きなスケールの変動を有し, 急激で, 大きな 変動を伴うものを意味する. 図 19 運転制御の概念図 制御を行う範囲地形の影響による の大きな変動が発生する また, 風車ブレードには幾つかの事故防止対策を講じた. 具体的には, 低サイクル疲労に対応するため,1LE 接合部のオーバーラミネート,2LE 部の内部補強リブの増設,3 内部桁部の補強などを行った. 補強後のモデルを用いた FEM 解析では,LE 部に発 生していた応力は約 3 割に軽減され,918 号台風と同等の気象条件下において損傷が発生しないことを確認した. 参考文献 1) Skamarock, W.C. et al., 28. A Description of the Advanced Research WRF Version 3, NCAR TECHNICAL NOTE, National Center for Atmospheric Research Boulder, Colorado, USA. ( index.php) 2) T. Uchida and Y. Ohya, Micro-siting Technique for Wind Turbine Generators by Using Large-Eddy Simulation, Journal of Wind Engineering & Industrial Aerodynamics, Vol.96, pp , 28 3) 内田孝紀, 大屋裕二, 李貫行, 風車立地点近傍に発生する地形乱流の高解像度 LES, 風力エネルギー協会誌,Vol.34, 通巻 93, pp ,21 4) 内田孝紀, 大屋裕二,RIAM-COMPACT による数値風況予測の最前線 設計評価とウインドリスク ( 地形乱流 ) 診断, 風力エネルギー協会誌,Vol.34, 通巻 93,pp.69-74,21 5) 丸山敬, 内田孝紀, 石川裕彦, 出口啓, ウインドファーム周辺の変動場の数値解析, 第 24 回数値流体力学シンポジウム論文集, 現在印刷中,21 6) 丸山敬, 石川裕彦, 内田孝紀, 出口啓, メソスケールモデルと LES を用いたウインドファーム周辺の気流解析, 第 21 回風工学シンポジウム論文集, 現在印刷中,21 7) 内田孝紀, 丸山敬, 竹見哲也, 奥勇一郎, 大屋裕二, 李貫行 : 気象モデルと流体工学モデルを用いた風車設置地点における設計評価手法の提案, 風力エネルギー協会誌, Vol.34, 通巻 94,pp ,21 8) 内田孝紀, 丸山敬, 大屋裕二, 連続的な変化を考慮した非定常数値風況予測による風車設置地点における設計評価手法の提案, 風力エネルギー協会誌, 現在印刷中,21
PRESS RELEASE (2016/11/29) 九州大学広報室 福岡市西区元岡 744 TEL: FAX: URL:
PRESS RELEASE (2016/11/29) 九州大学広報室 819-0395 福岡市西区元岡 744 TEL:092-802-2130 FAX:092-802-2139 MAIL:koho@jimu.kyushu-u.ac.jp URL:http://www.kyushu-u.ac.jp 地形起因の大気乱流が大型風車の構造強度に与える影響の評価に成功 - 大規模風力発電の普及 拡大に期待
More information風力発電インデックスの算出方法について 1. 風力発電インデックスについて風力発電インデックスは 気象庁 GPV(RSM) 1 局地気象モデル 2 (ANEMOS:LAWEPS-1 次領域モデル ) マスコンモデル 3 により 1km メッシュの地上高 70m における 24 時間の毎時風速を予測し
風力発電インデックスの算出方法について 1. 風力発電インデックスについて風力発電インデックスは 気象庁 GPV(RSM) 1 局地気象モデル 2 (ANEMOS:LAWEPS-1 次領域モデル ) マスコンモデル 3 により 1km メッシュの地上高 70m における 24 時間の毎時風速を予測し 2000kW 定格風車の設備利用率として表示させたものです 数値は風車の定格出力 (2000kW)
More informationMicrosoft Word RIAM所報_みなと事故.doc
九州大学応用力学研究所所報第 150 号 (40-46) 2016 年 3 月 みなと 100 年公園 において 2014 年 12 月 1 日に発生した小型風車の破損事故に関する風況調査 内田孝紀 * (2016 年 1 月 29 日受理 ) Wind Conditions Investigation about a Small Wind Turbine Accident Takanori UCHIDA
More information<4D F736F F D20838D AD8ECB8E9E82C982A882AF82E9926E8FE CC C95978BB5975C91AA82CC8E8E8D732E646F63>
九州大学応用力学研究所所報第 145 号 (121-126) 2013 年 9 月 121 ロケット発射時における地上風の数値風況予測の試行 * 齊藤俊哉 ** 内田孝紀 (2013 年 7 月 31 日受理 ) 荒屋亮 *** COMPUTATION OF AIRFLOW FOR SPACE ROCKET LAUNCH Toshiya SAITO, Takanori UCHIDA and Ryo
More informationMicrosoft Word 渥美サイト-技術情報.doc
RIAM-COMPACT によるウインドリスク ( 地形乱流 ) の数値診断 愛知県渥美風力発電所を例として Diagnosis of Airflow Characteristics in Wind Farm Case of the Atsumi Wind Farm 内田孝紀 *1, 大屋裕二 *2, 川島泰史 *3, 猿渡和明 *4, 西田利彦 *5 Takanori UCHIDA, Yuji OHYA,
More information技術資料 JARI Research Journal OpenFOAM を用いた沿道大気質モデルの開発 Development of a Roadside Air Quality Model with OpenFOAM 木村真 *1 Shin KIMURA 伊藤晃佳 *2 Akiy
技術資料 176 OpenFOAM を用いた沿道大気質モデルの開発 Development of a Roadside Air Quality Model with OpenFOAM 木村真 *1 Shin KIMURA 伊藤晃佳 *2 Akiyoshi ITO 1. はじめに自動車排出ガスの環境影響は, 道路沿道で大きく, 建物など構造物が複雑な気流を形成するため, 沿道大気中の自動車排出ガス濃度分布も複雑になる.
More informationMicrosoft PowerPoint - RCデモプレゼン.ppt
非定常 非線形風況シミュレータ RIAM-COMPACT の紹介 COMPACT 九州大学応用力学研究所内田孝紀 takanori@riam.kyushu-u.ac.jp u.ac.jp 092-583 583-7776 本研究の背景 マクロサイティング (Macro-siting) 広域風況マップ 再解析データ 地形因子法 気象モデル 気象的要素が支配的 マクロサイティング 水平解像度 500m
More information<4D F736F F D20312D D D8F8A95F15F8B438FDB92A18BC7926E975C95F B B835E5F8BF896D896EC82EA82A282DF82A29
九州大学応用力学研究所所報第 149 号 (1-63) 2 年 9 月 複雑地形における気象庁局地数値予報モデルデータ (LFM) を用いた簡易風況推定法の試み - 串木野れいめい風力発電所を例として - * 川島泰史 内田孝紀 ** (2 年 8 月 31 日受理 ) Practical Use of eather LFM Data to ind Power Field in the Complex
More informationMicrosoft PowerPoint - Š’Š¬“H−w†i…„…C…m…‰…Y’fl†j.ppt
乱流とは? 不規則運動であり, 速度の時空間的な変化が複雑であり, 個々の測定結果にはまったく再現性がなく, 偶然の値である. 渦運動 3 次元流れ 非定常流 乱流は確率過程 (Stochastic Process) である. 乱流工学 1 レイノルズの実験 UD = = ν 慣性力粘性力 乱流工学 F レイノルズ数 U L / U 3 = mα = ρl = ρ 慣性力 L U u U A = µ
More information予報時間を39時間に延長したMSMの初期時刻別統計検証
第 1 章領域拡張 予報時間 39 時間化されたメソモデルの特性 1.1 メソモデルの領域拡張 予報時間 39 時間化の概 1 要メソモデル (MSM) は 2013 年 3 月に予報領域が拡張された また 2013 年 5 月に全初期時刻における予報時間が39 時間に延長された 表 1.1.1に今回の変更前後の主な仕様を また 図 1.1.1に領域拡張前後の予報領域を示す 本節では 仕様拡張の目的及び概要を説明する
More informationオープン CAE 関東 数値流体力学 輪講 第 4 回 第 3 章 : 乱流とそのモデリング (3) [3.5~3.7.1 p.64~75] 日時 :2013 年 11 月 10 日 14:00~ 場所 : 日本 新宿 2013/11/10 数値流体力学 輪講第 4 回 1
オープン CAE 勉強会 @ 関東 数値流体力学 輪講 第 4 回 第 3 章 : 乱流とそのモデリング (3 [3.5~3.7.1 p.64~75] 日時 :2013 年 11 月 10 日 14:00~ 場所 : 日本 ESI@ 新宿 1 数値流体力学 輪講に関して 目的 数値流体力学の知識 ( 特に理論ベース を深め OpenFOAM の利用に役立てること 本輪講で学ぶもの 数値流体力学の理論や計算手法の概要
More information粒子画像流速測定法を用いた室内流速測定法に関する研究
可視化手法を用いた室内気流分布の測定法に関する研究 -PIV を用いた通風時及び空調吹出気流の測定 - T08K729D 大久保肇 指導教員 赤林伸一教授 流れの可視化は古来より流れの特性を直感的に把握する手法として様々な測定法が試みられている 近年の画像処理技術の発展及び PC の性能向上により粒子画像流速測定法 (PIV ) が実用化されている Particle Image Velocimetry
More information平成 23 年度 JAXA 航空プログラム公募型研究報告会資料集 (23 年度採用分 ) 21 計測ひずみによる CFRP 翼構造の荷重 応力同定と損傷モニタリング 東北大学福永久雄 ひずみ応答の計測データ 静的分布荷重同定動的分布荷重同定 ひずみゲージ応力 ひずみ分布の予測 or PZT センサ損
平成 3 年度 JAXA 航空プログラム公募型研究報告会資料集 (3 年度採用分 1 計測ひずみによる CFRP 翼構造の荷重 応力同定と損傷モニタリング 東北大学福永久雄 ひずみ応答の計測データ 静的分布荷重同定動的分布荷重同定 ひずみゲージ応力 ひずみ分布の予測 or PZT センサ損傷発生位置の推定発表内容 (1 荷重同定 1:11 点衝撃荷重同定 ( 荷重同定 : 分布荷重同定 (3 今後の予定
More information研究の背景これまで, アルペンスキー競技の競技者にかかる空気抵抗 ( 抗力 ) に関する研究では, 実際のレーサーを対象に実験風洞 (Wind tunnel) を用いて, 滑走フォームと空気抵抗の関係や, スーツを含むスキー用具のデザインが検討されてきました. しかし, 風洞を用いた実験では, レー
報道関係者各位 平成 29 年 1 月 6 日 国立大学法人筑波大学 アルペンスキー競技ダウンヒルにおいてレーサーが受ける空気抵抗は下腿部が最大 ~ 身体部位ごとの空力特性を初めて解明 ~ 研究成果のポイント 1. アルペンスキー競技ダウンヒルにおける レーサーの身体全体と, 各身体部分の空気抵抗 ( 抗力 ) を, 世界に先駆けて明らかにしました. 2. 風洞実験と数値流体解析の結果, クラウチング姿勢におけるレーサー身体各部位の抵抗の大きさは,
More information<4D F736F F D2091E6358FCD31328B438FDB A5182F08ADC82DE816A2E646F6378>
注 : 大阪管区気象台における平成 15 年から平成 24 年の観測データを元に作成 図 5-12-3 日最大平均風速の風向出現頻度 346 5.12. 2 施設の存在に伴う影響の予測 評価 (1) 予測内容施設の存在に伴う影響として 建築物の出現が事業計画地周辺の風環境に及ぼす影響について 風洞実験により予測した 予測内容は表 5-12-2 に示すとおりである 表 5-12-2 予測内容 予測項目予測範囲
More informationWx Files Vol 年4月4日にさいたま市で発生した突風について
2014 年 4 月 4 日にさいたま市で発生した突風について Wx Files Vol.26 2014 年 04 月 7 日 2014 年 4 月 4 日 15 時 20 分頃 さいたま市桜区で突風が発生し 市立神田小学校の倉庫の屋根が飛ばされたり 乗用車や家屋の窓ガラスが割れるなどの被害をもたらした 当社の現地調査によると この突風は竜巻の可能性が高く その規模は EF0 と推定される ただ 断定するのは難しく
More informationMicrosoft PowerPoint _HARU_Keisoku_LETKF.ppt [互換モード]
を用いた大阪平野南部で 発達した雷雨の再現実験 ( のネストシステムを目指して ) 瀬古弘 露木義 斉藤和雄 ( 気象研究所 ) 黒田徹 ( 海洋研究開発機構 ) 藤田匡 ( 気象庁 ) 三好建正 ( メリーランド大 ) を用いたアンサンブル予報 観測やに誤差はつきもの大気の初期状態はある存在確率で把握する方が望ましい ( 特に局地豪雨は初期値に敏感で 決定論的な予報は困難 ) 単独予報値摂動予報値
More information福島第1原子力発電所事故に伴う 131 Iと 137 Csの大気放出量に関する試算(II)
福島第一原子力発電所事故に伴う Cs137 の大気降下状況の試算 - 世界版 SPEEDI(WSPEEDI) を用いたシミュレーション - 平成 23 年 9 月 6 日 ( 独 ) 日本原子力研究開発機構 1. はじめに第 23 回原子力委員会定例会議 (6 月 28 日 ) では 福島第一原子力発電所事故によるプラント北西地域の線量上昇プロセスの解析について概説した その後 中部 関東 東北を含む東日本におけるCs137の広域拡散と地表沈着について4
More information<8D5C91A28C768E5A8F91836C C768E5A8F A2E786C73>
スカイセイフティネット構造計算書 スカイテック株式会社 1. 標準寸法 2. 設計条件 (1) 荷重 通常の使用では スカイセーフティネットに人や物は乗せないことを原則とするが 仮定の荷重としてアスファルト ルーフィング1 巻 30kgが1スパンに1 個乗ったとした場合を考える ネットの自重は12kgf/1 枚 これに単管 (2.73kgf/m) を1m 辺り2 本考える 従ってネット自重は合計で
More informationMicrosoft PowerPoint - 第7章(自然対流熱伝達 )_H27.ppt [互換モード]
第 7 章自然対流熱伝達 伝熱工学の基礎 : 伝熱の基本要素 フーリエの法則 ニュートンの冷却則 次元定常熱伝導 : 熱伝導率 熱通過率 熱伝導方程式 次元定常熱伝導 : ラプラスの方程式 数値解析の基礎 非定常熱伝導 : 非定常熱伝導方程式 ラプラス変換 フーリエ数とビオ数 対流熱伝達の基礎 : 熱伝達率 速度境界層と温度境界層 層流境界層と乱流境界層 境界層厚さ 混合平均温度 強制対流熱伝達 :
More information資料
平成 29 年度地球シミュレータ利用報告会 @ 一橋講堂中会議場 1 MSSG による年間のマイクロスケール風況予測 〇今村博, 植田祐子, 種本純, 佐々木亘 ( 株 ) 風力エネルギー研究所 目次 風力発電に係る社会的 技術的背景 ES 事前評価制度による風況予測 ES 特別推進課題 ( イノベーション推進 ) による風況予測 まとめ 2 風力発電に係る社会的 技術的背景 [1/7] 風力エネルギーに対する社会からの期待
More information内湾流動に及ぼす大気の影響 名古屋大学村上智一
内湾流動に及ぼす大気の影響 名古屋大学村上智一 研究背景 沿岸域の海水流動の海水流動はは, 風による吹送流, 日射による成層化, 降水 蒸発などの気象場からの影響気象場からの影響を強く受ける. そのため, 沿岸域の海水流動計算を高精度で行うには, 気象場からの影響を適切に評価することが必須となる. 水収支 熱収支 降水蒸発 短波放射 運動量収支 風 対流顕熱潜熱長波放射 海流 気象場からの影響を正しく評価するためには,
More information国土技術政策総合研究所 研究資料
3. 解析モデルの作成汎用ソフトFEMAP(Ver.9.0) を用いて, ダムおよび基礎岩盤の有限要素メッシュを8 節点要素により作成した また, 貯水池の基本寸法および分割数を規定し,UNIVERSE 2) により差分メッシュを作成した 3.1 メッシュサイズと時間刻みの設定基準解析結果の精度を確保するために, 堤体 基礎岩盤 貯水池を有限要素でモデル化する際に, 要素メッシュの最大サイズならびに解析時間刻みは,
More information数値計算で学ぶ物理学 4 放物運動と惑星運動 地上のように下向きに重力がはたらいているような場においては 物体を投げると放物運動をする 一方 中心星のまわりの重力場中では 惑星は 円 だ円 放物線または双曲線を描きながら運動する ここでは 放物運動と惑星運動を 運動方程式を導出したうえで 数値シミュ
数値計算で学ぶ物理学 4 放物運動と惑星運動 地上のように下向きに重力がはたらいているような場においては 物体を投げると放物運動をする 一方 中心星のまわりの重力場中では 惑星は 円 だ円 放物線または双曲線を描きながら運動する ここでは 放物運動と惑星運動を 運動方程式を導出したうえで 数値シミュレーションによって計算してみる 4.1 放物運動一様な重力場における放物運動を考える 一般に質量の物体に作用する力をとすると運動方程式は
More information資料6 (気象庁提出資料)
平成 21 年 7 月 16 日 ( 木 ) 平成 21 年度 第 1 回熱中症関係省庁連絡会議資料 6 平成 21 年 7 月 16 日 気象庁 熱中症に関する平成 20 年度の取り組みについて 気象庁は 大雨や暴風 地震 津波 火山噴火などの自然現象を常時観測するとともに 各種情報を発表することによって 災害の防止 軽減 交通安全の確保 産業の発展への寄与 国民生活の利便の向上 地球環境問題対策への寄与等を図っています
More informationスライド 1
P.1 NUMO の確率論的評価手法の開発 原子力学会バックエンド部会第 30 回 バックエンド 夏期セミナー 2014 年 8 月 7 日 ( 木 ) ビッグパレットふくしま 原子力発電環境整備機構技術部後藤淳一 確率論的アプローチの検討の背景 P.2 プレート運動の安定性を前提に, 過去 ~ 現在の自然現象の変動傾向を将来に外挿し, 地層の著しい変動を回避 ( 決定論的アプローチ ) 回避してもなお残る不確実性が存在
More information報道関係者各位 平成 26 年 5 月 29 日 国立大学法人筑波大学 サッカーワールドカップブラジル大会公式球 ブラズーカ の秘密を科学的に解明 ~ ボールのパネル構成が空力特性や飛翔軌道を左右する ~ 研究成果のポイント 1. 現代サッカーボールのパネルの枚数 形状 向きと空力特性や飛翔軌道との
報道関係者各位 平成 26 年 5 月 29 日 国立大学法人筑波大学 サッカーワールドカップブラジル大会公式球 ブラズーカ の秘密を科学的に解明 ~ ボールのパネル構成が空力特性や飛翔軌道を左右する ~ 研究成果のポイント 1. 現代サッカーボールのパネルの枚数 形状 向きと空力特性や飛翔軌道との関係を明らかにしました 2. 風洞実験の結果 ブラズーカ ( ワールドカップ 2014 公式球 ) は
More information(c) (d) (e) 図 及び付表地域別の平均気温の変化 ( 将来気候の現在気候との差 ) 棒グラフが現在気候との差 縦棒は年々変動の標準偏差 ( 左 : 現在気候 右 : 将来気候 ) を示す : 年間 : 春 (3~5 月 ) (c): 夏 (6~8 月 ) (d): 秋 (9~1
第 2 章気温の将来予測 ポイント 年平均気温は 全国的に 2.5~3.5 の上昇が予測される 低緯度より高緯度 夏季より冬季の気温上昇が大きい (2.1.1) 夏季の極端な高温の日の最高気温は 2~3 の上昇が予測される 冬季の極端な低温の日の最低気温は 2.5~4 の上昇が予測される (2.2.2) 冬日 真冬日の日数は北日本を中心に減少し 熱帯夜 猛暑日の日数は東日本 西日本 沖縄 奄美で増加が予測される
More informationWTENK5-6_26265.pdf
466 2014年秋季 極域 寒冷域研究連絡会 の報告 海 カラ海 北大西洋 北米大陸の北部 東アジアで が多重に見られることが多い 南極昭和基地 69.0 S, 寒気質量の減少傾向が 中央シベリアの内陸部とベー 39.6 E における PANSY レーダー Sato et al.2014 リング海で寒気質量の増加傾向が5つの再解析データ のデータは このような小さな に共通して見られた 中央シベリアの内陸部の寒気質
More information90 Shapiroの新しい前線 低気圧モデル 第7図 気象衛星で捉えられた a 雲分布 赤外画像 と b 水蒸気分布 a は第5図の1時間後 b は更に3時間後の観測で 地上低気圧の最盛期 推定中心示度約928hPa にあたる Neiman and Shapiro 1993より引用 がわかる 5 また レーダー観測からは 第6図c に沿う強い気圧傾度や温暖核付近の対流活動などに伴 温暖核とそのすぐ周辺では対流活動が活発であること
More informationMicrosoft PowerPoint - fuseitei_6
不静定力学 Ⅱ 骨組の崩壊荷重の計算 不静定力学 Ⅱ では, 最後の問題となりますが, 骨組の崩壊荷重の計算法について学びます 1 参考書 松本慎也著 よくわかる構造力学の基本, 秀和システム このスライドの説明には, 主にこの参考書の説明を引用しています 2 崩壊荷重 構造物に作用する荷重が徐々に増大すると, 構造物内に発生する応力は増加し, やがて, 構造物は荷重に耐えられなくなる そのときの荷重を崩壊荷重あるいは終局荷重という
More informationAn ensemble downscaling prediction experiment of summertime cool weather caused by Yamase
ヤマセによる冷夏をターゲットにした アンサンブルダウンスケール予報実験 東北大学 福井真 1. Introduction 1.1 ヤマセ 海洋性極気団を起源とした冷湿な北東風 => 水平規模 ~1000 kmの現象 (Kodama et al. 2009) 冷夏となり 農作物に大きな被害 ( 冷害 ) をもたらすことも => 重要な中期予報の対象 背が低く 複雑な地形の影響を大きく受ける ( 工藤
More information資料3-1 風力発電所に係る騒音・低周波音に係る問題の発生状況
資料 - 風力発電所に係る騒音 低周波音に関する問題の発生状況. 国内の風力発電所における騒音 低周波音に係る問題の発生状況 () 騒音 低周波音に関する苦情等の発生状況 環境省水 大気環境局大気生活環境室では 風力発電所に係る騒音 低周波音に関する苦 情の有無等の実態を把握するとともに 上記の研究による実測調査の対象候補を検討するた め 風力発電所の設置事業者及び風力発電所が設置されている都道府県を対象にアンケート
More information<4D F736F F D2091E E8FDB C588ECE926E816A2E646F63>
第 13 地象 (1 傾斜地 ) 1 調査の手法 (1) 調査すべき情報ア土地利用の状況傾斜地の崩壊により影響を受ける地域の住宅等の分布状況 その他の土地利用の状況 ( 将来の土地利用も含む ) イ傾斜地の崩壊が危惧される土地の分布及び崩壊防止対策等の状況既に傾斜地の崩壊に係る危険性が認知 危惧されている土地の分布当該傾斜地の崩壊防止対策等の状況ウ降水量の状況当該地域の降雨特性の把握に必要な対象事業の実施区域等の降水量の状況エ地下水及び湧水の状況傾斜地の安定性に影響を与える地下水の水位及び湧水の分布
More informationMicrosoft PowerPoint - 口頭発表_折り畳み自転車
1 公道走行を再現した振動試験による折り畳み自転車の破損状況 ~ 公道での繰り返し走行を再現した結果 ~ 2 公道走行を想定した試験用路面について 九州支所製品安全技術課清水寛治 目次 1. 折り畳み自転車のフレームはどのように破損するのか公道の走行振動を再現する自転車用ロードシミュレータについて繰り返し走行を想定した折り畳み自転車の破損部の特徴 ~ 公道による振動を繰り返し再現した結果 ~ 2.
More information< B837B B835E82C982A882AF82E991CF905593AE90AB8CFC8FE382C98AD682B782E988EA8D6C8E40>
1 / 4 SANYO DENKI TECHNICAL REPORT No.10 November-2000 一般論文 日置洋 Hiroshi Hioki 清水明 Akira Shimizu 石井秀幸 Hideyuki Ishii 小野寺悟 Satoru Onodera 1. まえがき サーボモータを使用する機械の小型軽量化と高応答化への要求に伴い サーボモータは振動の大きな環境で使用される用途が多くなってきた
More informationタンニン酸を用いた師範RO/NF膜の酸化剤体制処理
戸建住宅の建物配置と通風量の関係に関する研究 竹本優貴 1* 竹林英樹 1* 1 工学研究科建築学専攻 キーワード : 戸建住宅 自然通風 CFD 換気回数 住宅団地 本研究では, 実在住宅モデルを対象として開口面積や主風向と換気回数の関係を分析した. 更に, モデル化した住宅街区を対象として隣棟間隔や角地などの住宅配置と平均通風量比の関係を分析した. 標準的な住宅団地では, 南側と北側の住宅間の換気回数に大きな差が生じるが,
More informationMicrosoft PowerPoint メソ気象研究会2017年春
第 47 回メソ気象研究会 数値モデルによる積乱雲とその効果の表現 東京都千代 区気象庁講堂 2017 年 5 24 ( ) 積雲対流の発達と 環境の安定度 蒸気量との関係 哲也 京都 学防災研究所 熱帯での積雲対流と湿度変動 熱帯対流の 3 モード 積雲 雄 積雲 積乱雲 対流活発時と不活発時とで湿度プロファイルが異なる (Johnson et al. 1999) (Brown and Zhang
More information(00)顕著速報(表紙).xls
対象地域 : 八重山地方 ( 速報 ) 平成 24 年 台風第 14 号について 目 次 資料 1 気象概況 資料 2 台風経路図 資料 3 地上天気図 沿岸波浪実況図 資料 4 気象衛星画像 気象レーダー 資料 5 暴風域 強風域入出日時 資料 6 台風期間における観測値 資料 7 気象警報 注意報発表状況 資料 8 時系列図 ( 降水量 風向 風速 現地気圧 ) 資料 9 観測値表 ( 降水量
More information橡Ⅰ.企業の天候リスクマネジメントと中長期気象情
1 1 2 1 2 2 3 4 4 3 4 3 5 1400 53 8.8 11 35 6 5 6 20012Q 926 1,438 15.032.2 4 ART 7 8 9 7 8 9 5 19712000 30 33 60 10 33 10 60 70 30 40 6 12 3000 2000 7 沈降した後 付近の流れに乗って海中を水平に漂流するように設計されている その後 予め設定した時間間隔
More information様式 C-19 科学研究費補助金研究成果報告書 平成 23 年 5 月 31 日現在 研究種目 : 基盤研究 (C) 研究期間 :2008~2010 課題番号 :20560519 研究課題名 ( 和文 ) 竜巻状の回転流中に置かれた建物周りの非定常流れ場の数値解析 研究課題名 ( 英文 ) Numerical Study on the unsteady flow fields around a building
More informationA Precise Calculation Method of the Gradient Operator in Numerical Computation with the MPS Tsunakiyo IRIBE and Eizo NAKAZA A highly precise numerical
A Precise Calculation Method of the Gradient Operator in Numerical Computation with the MPS Tsunakiyo IRIBE and Eizo NAKAZA A highly precise numerical calculation method of the gradient as a differential
More information目次 1 降雨時に土砂災害の危険性を知りたい 土砂災害危険度メッシュ図を見る 5 スネークライン図を見る 6 土砂災害危険度判定図を見る 7 雨量解析値を見る 8 土砂災害警戒情報の発表状況を見る 9 2 土砂災害のおそれが高い地域 ( 土砂災害危険箇所 ) を調べたい 土砂災害危険箇所情報を見る
新潟県土砂災害警戒情報システム 操作説明書 目次 1 降雨時に土砂災害の危険性を知りたい 土砂災害危険度メッシュ図を見る 5 スネークライン図を見る 6 土砂災害危険度判定図を見る 7 雨量解析値を見る 8 土砂災害警戒情報の発表状況を見る 9 2 土砂災害のおそれが高い地域 ( 土砂災害危険箇所 ) を調べたい 土砂災害危険箇所情報を見る 10 3 雨量観測所の雨量記録を調べたい 雨量観測所の雨量データを見る
More information877 スギ花粉の放出と拡散過程に関する研究 第6図 関東地方におけるスギ花粉飛散量分布のシミュレーション 点の多い所ほど 花粉濃度が高く計算 された地域 果 これらの花粉が遠く離れたアフリカ南端や さら 4 1 スギ花粉の発生と拡散過程のモデル化 に遠い南アメリカから 卓越する西風によって輸送さ わが国には 世界的にも他に類を見ない空間的に密 れたものであることを明らかにした スギ花粉の拡散 な気象観測システムであるアメダス
More informationMicrosoft PowerPoint - 6.PID制御.pptx
プロセス制御工学 6.PID 制御 京都大学 加納学 Division of Process Control & Process Systems Engineering Department of Chemical Engineering, Kyoto University manabu@cheme.kyoto-u.ac.jp http://www-pse.cheme.kyoto-u.ac.jp/~kano/
More information2.2 回転運動と評価尺度風力発電所の回転運動は ロータの回転運動 ナセルの方位変更 ブレードのピッチ角制御の 3 つである ロータ回転運動は 背景の視界を断続的に遮断するという意味で 景観評価に与える影響は極めて大きい要因である 通常 風速 4m/s 程度の風でロータの回転がはじまり 風速が増すに
風力発電所の視覚的特性と景観評価方法の検討 A study on the visual feature of wind power station and method of view assessment 宇田紀之 UDA Noriyuki Abstract The visual impact which a wind power station has on the surrounding scenery
More informationPowerPoint Presentation
Non-linea factue mechanics き裂先端付近の塑性変形 塑性域 R 破壊進行領域応カ特異場 Ω R R Hutchinson, Rice and Rosengen 全ひずみ塑性理論に基づいた解析 現段階のひずみは 除荷がないとすると現段階の応力で一義的に決まる 単純引張り時の応カーひずみ関係 ( 構成方程式 ): ( ) ( ) n () y y y ここで α,n 定数, /
More information第 41 巻 21 号 大分県農業気象速報令和元年 7 月下旬 大分県大分地方気象台令和元年 8 月 1 日
第 41 巻 21 号 大分県農業気象速報令和元年 7 月下旬 大分県大分地方気象台令和元年 8 月 1 日 令和元年 7 月下旬の気象概況 天気は 大気の状態が不安定で山沿いを中心に雨が降る日が多かった 24 日頃 九州北部地方 ( 山口県を含む ) は梅雨明けしたと見られる ( 福岡管区気象台発表 ) 下旬の天気は 台風の間接的な影響や上空の寒気の影響で雨や曇りとなり 梅雨明け後も午後を中心に日射や暖かく湿った空気の影響で雨が降る日が多かった
More information内 容 目 次
二カ所をホチキスで止めて 黒 又は白の製本テープを裏表紙まで貼る 平成 25 年度岡山大学大学院保健学研究科博士学位申請論文 内容要旨 放射線技術科学分野黒田昌宏教授指導 734216 播本隆平成 25 年 6 月提出 1 内容目次 主論文 Influence of permittivity and electrical conductivity on image pattern of MRI (
More informationMicrosoft Word - WRF気流場解析.doc
九州大学応用力学研究所所報第 144 号 (41-47) 2013 年 3 月 41 メソ気象モデル WRF-RW を用いた複雑地形上の数値風況予測 * 内田孝紀 ** 辰己賢一 *** 川島泰史 (2013 年 1 月 31 日受理 ) 荒屋亮 **** UMERICL SIMULTIO OF IRFLOW OVER COMPEX TERRI BY USIG THE MESO-SCLE MODEL
More information0 21 カラー反射率 slope aspect 図 2.9: 復元結果例 2.4 画像生成技術としての計算フォトグラフィ 3 次元情報を復元することにより, 画像生成 ( レンダリング ) に応用することが可能である. 近年, コンピュータにより, カメラで直接得られない画像を生成する技術分野が生
0 21 カラー反射率 slope aspect 図 2.9: 復元結果例 2.4 画像生成技術としての計算フォトグラフィ 3 次元情報を復元することにより, 画像生成 ( レンダリング ) に応用することが可能である. 近年, コンピュータにより, カメラで直接得られない画像を生成する技術分野が生まれ, コンピューテーショナルフォトグラフィ ( 計算フォトグラフィ ) と呼ばれている.3 次元画像認識技術の計算フォトグラフィへの応用として,
More informationWxFilesVol 年3月10日関東地方の砂嵐に関して
2013 年 3 月 10 日関東地方の砂嵐に関して Wx Files Vol.17 2013 年 3 月 13 日 2013 年 3 月 10 日 関東地方を寒冷前線が通過し 突風が発生した この際に巻き上がった砂 土により 広範囲で砂嵐となった この急激な風の強まりと砂嵐による視界不良により 鉄道では一部区間 (JR 宇都宮線 上野 ~ 宇都宮間 ) で運転を見合わせ 高速道路でも一部区間 (
More information第 2 章 構造解析 8
第 2 章 構造解析 8 2.1. 目的 FITSAT-1 の外郭構造が, 打ち上げ時の加速度等によって発生する局所的な応力, 及び温度変化によってビスに発生する引っ張り応力に対して, 十分な強度を有することを明らかにする. 解析には SolidWorks2011 を用いた. 2.2. 適用文書 (1)JMX-2011303B: JEM 搭載用小型衛星放出機構を利用する小型衛星への構造 フラクチャコントロール計画書
More information表 2-2 北海道地方における年平均風速データベース作成に関する仕様 計算領域計算期間水平解像度時間解像度 20 年間 365 日 水平解像度 500m 1991 年 ~2010 年 24 時間 =175,200 メッシュ以下の詳北海道電力供給管内の詳細メッシュの時間分のデータを細メッシュの風況風況
2.2. 風況変動データの作成風力発電事業を事業者やレンダーが評価する際は 期待できる年間総発電量の確率分布を推定することで ある年の年間総発電量が想定よりも低い場合でも事業が継続可能な年間総発電量の下限値を見積もっている この見積りをおこなう際 年間の風況の変動幅を把握することは必須である このように風力発電事業は年間で期待される電力量を基準に評価される 従って 風力発電事業の変動リスクを適切に評価するためには
More informationされており 日本国内の低気圧に伴う降雪を扱った本研究でも整合的な結果が 得られました 3 月 27 日の大雪においても閉塞段階の南岸低気圧とその西側で発達した低気圧が関東の南東海上を通過しており これら二つの低気圧に伴う雲が一体化し 閉塞段階の低気圧の特徴を持つ雲システムが那須に大雪をもたらしていま
報道発表 平成 30 年 3 月 22 日 気象研究所 平成 29 年 3 月 27 日栃木県那須町における 表層雪崩をもたらした短時間大雪について ~ 閉塞段階の南岸低気圧に伴う 3 月として約 20 年に 1 度の稀な現象 ~ 平成 29 年 3 月 27 日に栃木県那須町の山岳域において 短時間の大雪により表層雪崩が発生しました この大雪は 3 月としては約 20 年に 1 度の稀な現象でした
More informationMicrosoft PowerPoint - H24 aragane.pptx
海上人工島の経年品質変化 研究背景 目的 解析条件 ( 境界条件 構成モデル 施工履歴 材料パラメータ ) 実測値と解析値の比較 ( 沈下量 ) 将来の不等沈下予測 ケーススタディー ( 埋土施工前に地盤改良を行う : 一面に海上 SD を打設 ) 研究背景 目的 解析条件 ( 境界条件 構成モデル 施工履歴 材料パラメータ ) 実測値と解析値の比較 ( 沈下量 ) 将来の不等沈下予測 ケーススタディー
More informationMicrosoft Word - 報告書_公開版.doc
3. 調査結果 3-1 目視調査結果目視調査によるガン類 ハクチョウ類の確認種は表 3-1 に 確認状況は表 3-2~3 に 確認位置は図 3-1~2 に示すとおりである 目視調査の結果 1 目 1 科 6 種のガン類 ハクチョウ類が確認された 第 1 回調査 : サロベツ湿原センター周辺 採草地において採餌 休息するマガン オオヒシクイの混群約 10000 個体以上 シジュウカラガン及びカリガネ数個体を確認した
More information<4D F736F F D F193B994AD955C8E9197BF816A89C482A982E78F4882C982A982AF82C482CC92AA88CA2E646F63>
報道発表資料平成 23 年 7 月 25 日長崎海洋気象台 九州 山口県および沖縄の夏から秋にかけての潮位 高潮と異常潮位による浸水被害に注意 夏から秋にかけては 台風に伴う高潮による浸水被害に注意が必要です また 九州 山口県および沖縄では この季節に潮位が一年のうちで最も高くなるため 大潮の期間や異常潮位が発生した場合などにも浸水被害に注意が必要です 夏から秋にかけては 台風に伴う高潮 *2 によって浸水被害が発生するおそれが高まるので注意が必要です
More information構造力学Ⅰ第12回
第 回材の座屈 (0 章 ) p.5~ ( 復習 ) モールの定理 ( 手順 ) 座屈とは 荷重により梁に生じた曲げモーメントをで除して仮想荷重と考える 座屈荷重 偏心荷重 ( 曲げと軸力 ) 断面の核 この仮想荷重に対するある点でのせん断力 たわみ角に相当する曲げモーメント たわみに相当する ( 例 ) 単純梁の支点のたわみ角 : は 図 を仮想荷重と考えたときの 点の支点反力 B は 図 を仮想荷重と考えたときのB
More information問題 2-1 ボルト締結体の設計 (1-1) 摩擦係数の推定図 1-1 に示すボルト締結体にて, 六角穴付きボルト (M12) の締付けトルクとボルト軸力を測定した ボルトを含め材質はすべて SUS304 かそれをベースとしたオーステナイト系ステンレス鋼である 測定時, ナットと下締結体は固着させた
問題 2-1 ボルト締結体の設計 (1-1) 摩擦係数の推定図 1-1 に示すボルト締結体にて, 六角穴付きボルト (M12) の締付けトルクとボルト軸力を測定した ボルトを含め材質はすべて SUS304 かそれをベースとしたオーステナイト系ステンレス鋼である 測定時, ナットと下締結体は固着させた 測定データを図 1-2 に示す データから, オーステナイト系ステンレス鋼どうしの摩擦係数を推定せよ
More informationMicrosoft PowerPoint 集い横田.ppt [互換モード]
波浪推算モデルによる海面抵抗係数の推定に関する研究 九州大学大学院工学研究院助教新キャンパス計画推進室勤務横田雅紀 第 世代波浪推算モデル (WAM) 波浪推算 : 風情報を入力値として波高を予測 有義波法 : 風速, 吹送時間, 吹送距離と波高 周期の関係 スペクトル法 : 時空間的に変化する風場での方向別周波数別成分波 エネルギー平衡方程式 E( f t, θ ) + Cg E( f, θ )
More information図 1 COBE-SST のオリジナル格子から JCDAS の格子に変換を行う際に用いられている海陸マスク 緑色は陸域 青色は海域 赤色は内海を表す 内海では気候値 (COBE-SST 作成時に用いられている 1951~2 年の平均値 ) が利用されている (a) (b) SST (K) SST a
平成 22 年 2 月 JCDAS における 内海の海面水温の取り扱いの不具合について 気象庁地球環境 海洋部気候情報課 気候データ同化システム (JCDAS) では COBE-SST 累年値データを境界条件とする 6 時間予報及び客観解析を行っておりますが 25 年 1 月の JCDAS のルーチン運用開始以降 一部の内海において SST 観測値ではなく気候値が適用されていることが判明しました 原因
More information概論 : 人工の爆発と自然地震の違い ~ 波形の違いを調べる前に ~ 人為起源の爆発が起こり得ない場所がある 震源決定の結果から 人為起源の爆発ではない事象が ある程度ふるい分けられる 1 深い場所 ( 深さ約 2km 以上での爆発は困難 ) 2 海底下 ( 海底下での爆発は技術的に困難 ) 海中や
地震波からみた自然地震と爆発の 識別について 平成 22 年 9 月 9 日 ( 財 ) 日本気象協会 NDC-1 概論 : 人工の爆発と自然地震の違い ~ 波形の違いを調べる前に ~ 人為起源の爆発が起こり得ない場所がある 震源決定の結果から 人為起源の爆発ではない事象が ある程度ふるい分けられる 1 深い場所 ( 深さ約 2km 以上での爆発は困難 ) 2 海底下 ( 海底下での爆発は技術的に困難
More information本日話す内容
6CAE 材料モデルの VV 山梨大学工学部土木環境工学科吉田純司 本日話す内容 1. ゴム材料の免震構造への応用 積層ゴム支承とは ゴムと鋼板を積層状に剛結 ゴム層の体積変形を制限 水平方向 鉛直方向 柔 剛 加速度の低減 構造物の支持 土木における免震 2. 高減衰積層ゴム支承の 力学特性の概要 高減衰ゴムを用いた支承の復元力特性 荷重 [kn] 15 1 5-5 -1-15 -3-2 -1 1
More informationWx Files Vol 年2月14日~15日の南岸低気圧による大雪
2014 年 2 月 14 日 ~15 日の南岸低気圧による大雪 Wx Files Vol.25 2014 年 02 月 17 日 2014 年 2 月 14 日から 15 日にかけて 本州の南海上から関東地方へと低気圧が通過し 関東甲信地方で大雪となり 東海や近畿地方でもまとまった積雪となった 特に関東甲信地方では 最大積雪深が東京や横浜で1 週間前に記録した値と同等かそれを超える 27 28cm
More informationMicrosoft PowerPoint - 第9回電磁気学
017 年 1 月 04 日 ( 月 ) 13:00-14:30 C13 平成 9 年度工 V 系 ( 社会環境工学科 ) 第 9 回電磁気学 Ⅰ 天野浩 mno@nuee.ngoy-u.c.jp 9 1 月 04 日 第 5 章 電流の間に働く力 磁場 微分形で表したア ンペールの法則 ビオ サバールの法則 第 5 章電流の作る場 http://www.ntt-est.co.jp/business/mgzine/netwok_histoy/0/
More informationPowerPoint プレゼンテーション
不飽和土の力学を用いた 締固めメカニズムの解明 締固めとは 土に力を加え 間隙中の空気を追い出すことで土の密度を高めること 不飽和土 圧縮性の減少透水性の減少せん断 変形抵抗の増大 などに効果あり 締固め土は土構造物の材料として用いられている 研究背景 現場締固め管理 締固め必須基準 D 値 施工含水比 施工層厚 水平まきだし ( ρdf ) 盛土の乾燥密度 D値 = 室内締固め試験による最大乾燥密度
More information西松建設技報
Development and application of a prediction and analysis system for tunnel deformation PAS-Def * Masayuki Yamashita *** Takuya Sugimoto *** Kaoru Maeda ** Izumi Takemura *** Kouji Yoshinaga PAS-Def DRISS
More informationプレスリリース 2018 年 10 月 31 日 報道関係者各位 慶應義塾大学 台風の急激な構造変化のメカニズムを解明 - 台風の強度予報の精度を飛躍的に向上できる可能性 - 慶應義塾大学の宮本佳明環境情報学部専任講師 杉本憲彦法学部准教授らの研究チームは 長年の謎であった台風の構造が急激に変化する
プレスリリース 2018 年 10 月 31 日 報道関係者各位 慶應義塾大学 台風の急激な構造変化のメカニズムを解明 - 台風の強度予報の精度を飛躍的に向上できる可能性 - 慶應義塾大学の宮本佳明環境情報学部専任講師 杉本憲彦法学部准教授らの研究チームは 長年の謎であった台風の構造が急激に変化する現象について 気象学の基礎理論を基に新しい理論を構築し メカニズムの解明に成功しました 発達した台風には
More informationまた 台風 18 号が九州から北海道へ縦断した 17 日 18 日は 全国から 41,000 通以上の写真付きのウェザーリポートが寄せられ 各地の被害状況を詳細に把握することができました 記録的大雨となった大分県からは道路の損壊や大規模冠水のリポートが届き 断続的に強い雨が降った岩手県沿岸からは大規
観測史上初 本土 4 島に上陸した台風 18 号の振り返り Wx Files Vol.42 2017 年 9 月 21 日 はじめに 2017 年 9 月 17 日に鹿児島県に上陸した台風 18 号は 18 日にかけて日本列島を縦断し 気象庁が統計を開始した 1951 年以来初めて 本土 4 島 ( 九州 四国 本州 北海道 ) 全てに上陸した台風となりました 暴風域を伴ったまま日本列島に沿って北上したため
More informationWTEN11-2_32799.pdf
9 54 東寄り の 風 が 北 風 に 変 化 し 海面気圧が 約0.3hPa 上昇 気 温 が 約0.4 低 下 した 図略 これは RFD によって形成されたガスト フロン ト の 通 過 と えら れ フランキングラインの 雲形成のタイミングとよく 対応している 3レーダー観測による 親雲の構造 気象庁東京レーダーの観 測 結 果 か ら 撮 影 さ れ た Wall Cloud を伴う積乱雲
More informationH19年度
Ⅲ-6. 津波高及び津波浸水の分布 1. 元禄型関東地震の津波数値シミュレーション ( 東京湾 ) 1.1 津波数値シミュレーションの計算条件 津波の影響も考慮すべき地震として採用した元禄型関東地震行谷ほか (2011) モデルについて 以下の計算条件で津波遡上の数値シミュレーションを実施した 使用した断層モデル ( 波源モデル ) 元禄型関東地震行谷ほか (2011) モデル計算条件 メッシュサイズ
More information実践海洋情報論 57 ここで mは流体の質量 (kg) u は流体の速度 (m sec -1 ) である しかし 緯度 φにおける角速度を直観的に理解することが困難である そこで 地球儀を北極上空から観察しよう 北極点に十字のマークを置くと 地球儀を反時計回りに回転させると 極点上の十字のマークも反
実践海洋情報論 56 3-3 大気 海洋へ及ぶ力と流れ 3-3-1 コリオリ力 コリオリ力は 自転する惑星上の流体に働く見かけの回転力であり 惑星渦度として定義される 惑星渦度は 惑星の回転を示す角速度に依存し 極域で最大となり 赤道上では0となる 北半球において 低気圧が反時計回りに回るのはコリオリ力によるものと説明されている しかし なぜ反時計回りになるか 十分に説明のなされた図書が少ない ここでは
More information試験 研究 仮設構造物の設計風速 Design wind speeds for temporary structures 西村宏昭 *1 1. はじめに仮設構造物は比較的短い期間だけに存在する構造物である これらの構造物は 通常の恒久建築物や構造物の設計風速を用いて耐風設計されると 安全ではあるが
試験 研究 仮設構造物の設計 Design wind speeds for temporary structures 西村宏昭 *. はじめに仮設構造物は比較的短い期間だけに存在する構造物である これらの構造物は 通常の恒久建築物や構造物の設計を用いて耐風設計されると 安全ではあるが 過剰な設計となることは明らかである 一般に 建築基準法では 建築物は50 の再現期間を想定した基準から計算される風荷重に対して安全であるように設計される
More information線積分.indd
線積分 線積分 ( n, n, n ) (ξ n, η n, ζ n ) ( n-, n-, n- ) (ξ k, η k, ζ k ) ( k, k, k ) ( k-, k-, k- ) 物体に力 を作用させて位置ベクトル A の点 A から位置ベクトル の点 まで曲線 に沿って物体を移動させたときの仕事 W は 次式で計算された A, A, W : d 6 d+ d+ d@,,, d+ d+
More information1. 天候の特徴 2013 年の夏は 全国で暑夏となりました 特に 西日本の夏平均気温平年差は +1.2 となり 統計を開始した 1946 年以降で最も高くなりました ( 表 1) 8 月上旬後半 ~ 中旬前半の高温ピーク時には 東 西日本太平洋側を中心に気温が著しく高くなりました ( 図 1) 特
報道発表資料平成 25 年 9 月 2 日気象庁 平成 25 年 (2013 年 ) 夏の日本の極端な天候について ~ 異常気象分析検討会の分析結果の概要 ~ 本日開催した異常気象分析検討会 1 において 2013 年夏 (6~8 月 ) の日本の極端な天候をもたらした大規模な大気の流れについて その要因を分析し 以下の見解をまとめました 2013 年夏の日本の天候は 以下のように 極端な天候となりました
More information<4D F736F F D2091E F195AC89CE975C926D D89EF5F97B089A99387>
141 15' 141 18' 141 21' 141 24' 24 51' 24 51' 24 48' IJ T 24 48' IJ M IJ E IJ S 24 45' 24 45' 141 15' 141 18' 141 21' 141 24' 硫黄島の地震活動 (28/8/1~29/1/28) N 24.8 IJM IJT IJE 24.8 24.75 IJS NIED MOD 24.75
More information第 40 号 平成 30 年 10 月 1 日 博士学位論文 内容の要旨及び審査結果の要旨 ( 平成 30 年度前学期授与分 ) 金沢工業大学 目次 博士 ( 学位記番号 ) ( 学位の種類 ) ( 氏名 ) ( 論文題目 ) 博甲第 115 号博士 ( 工学 ) 清水駿矢自動車用衝撃吸収構造の設計効率化 1 はしがき 本誌は 学位規則 ( 昭和 28 年 4 月 1 日文部省令第 9 号 ) 第
More informationプラズマ バブルの到達高度に関する研究 西岡未知 齊藤昭則 ( 京都大学理学研究科 ) 概要 TIMED 衛星搭載の GUVI によって観測された赤道異常のピーク位置と 地上 GPS 受信機網によって観測されたプラズマ バブルの出現率や到達率の関係を調べた 高太陽活動時と低太陽活動時について アジア
プラズマ バブルの到達高度に関する研究 西岡未知 齊藤昭則 ( 京都大学理学研究科 ) 概要 TIMED 衛星搭載の GUVI によって観測された赤道異常のピーク位置と 地上 GPS 受信機網によって観測されたプラズマ バブルの出現率や到達率の関係を調べた 高太陽活動時と低太陽活動時について アジア地域とアメリカ地域においてそれらの関係を調べたところ 赤道異常高度とプラズマ バブルの出現頻度に強い相関が見られたのは
More information<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E631308FCD2E646F63>
第 1 章モールの定理による静定梁のたわみ 1-1 第 1 章モールの定理による静定梁のたわみ ポイント : モールの定理を用いて 静定梁のたわみを求める 断面力の釣合と梁の微分方程式は良く似ている 前章では 梁の微分方程式を直接積分する方法で 静定梁の断面力と変形状態を求めた 本章では 梁の微分方程式と断面力による力の釣合式が類似していることを利用して 微分方程式を直接解析的に解くのではなく 力の釣合より梁のたわみを求める方法を学ぶ
More informationJapanese nuclear policy and its effect on EAGLE project
2018 年 8 月 23 日 JASMiRT 第 2 回国内ワークショップ 3 既往研究で取得された関連材料特性データの現状 - オーステナイト系ステンレス鋼の超高温材料特性式の開発 - 鬼澤高志 下村健太 加藤章一 若井隆純 日本原子力研究開発機構 背景 目的 (1/2) 福島第一原子力発電所の事故以降 シビアアクシデント時の構造健全性評価が求められている 構造材料の超高温までの材料特性が必要
More informationMicrosoft PowerPoint - 01_内田 先生.pptx
平成 24 年度 SCOPE 研究開発助成成果報告会 ( 平成 22 年度採択 ) 塩害劣化した RC スラブの一例 非破壊評価を援用した港湾コンクリート構造物の塩害劣化予測手法の開発 かぶりコンクリートのはく落 大阪大学大学院鎌田敏郎佐賀大学大学院 内田慎哉 の腐食によりコンクリート表面に発生したひび割れ ( 腐食ひび割れ ) コンクリート構造物の合理的な維持管理 ( 理想 ) 開発した手法 点検
More informationJAXA航空シンポジウム2015「気象を予測し安全かつ効率的な離着陸を実現する技術」
気象を予測し安全かつ効率的な離着陸を実現する技術 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構航空技術部門航空技術実証研究開発ユニット気象情報技術セクションリーダ又吉直樹 目次 1. 効率的な離着陸を実現する技術 航空機自身が作り出す渦流 ( 後方乱気流 ) に起因する離着陸間隔を短縮する技術 後方乱気流 出展 :NASA 2. 安全な離着陸を実現する技術 空港周辺の風の乱れ ( 低層風擾乱 ) を自動で検出
More informationMicrosoft Word - 01.docx
京都大学 MU レーダーで宇宙ごみの姿を捉える ~ 観測波長より小さいスペースデブリのサイズやスピンの推定に成功 ~ 概要高度数百 km の地球周回軌道上にあるスペースデブリ ( 宇宙ごみ ) のうち レーダー観測装置の波長と比較して 大きさが同程度以下のスペースデブリのサイズ スピン 概形等の状態の推定をする観測手法を提案し 大型大気レーダーである京都大学生存圏研究所 MU レーダー ( 周波数
More informationMicrosoft PowerPoint - 発表II-3原稿r02.ppt [互換モード]
地震時の原子力発電所燃料プールからの溢水量解析プログラム 地球工学研究所田中伸和豊田幸宏 Central Research Institute of Electric Power Industry 1 1. はじめに ( その 1) 2003 年十勝沖地震では 震源から離れた苫小牧地区の石油タンクに スロッシング ( 液面揺動 ) による火災被害が生じた 2007 年中越沖地震では 原子力発電所内の燃料プールからの溢水があり
More information5. 数値解析 5.2. サンゴ浮遊幼生ネットワークモデルの検討
5. 数値解析 5.2. サンゴ浮遊幼生ネットワークモデルの検討 目 次 5.2. サンゴ浮遊幼生ネットワークモデルの検討 V-5-2-15 1) 追跡計算の概要 V-5-2-15 2) 追跡手法 V-5-2-16 3) 追跡モデル 追跡手法の妥当性確認 V-5-2-17 (1) 慶良間列島 ~ 沖縄本島西岸 V-5-2-17 (2) 石西礁湖 ~ 沖縄本島 V-5-2-18 4) 追跡計算結果
More information<4D F736F F D2097CD8A7793FC96E582BD82ED82DD8A E6318FCD2E646F63>
- 第 章たわみ角法の基本式 ポイント : たわみ角法の基本式を理解する たわみ角法の基本式を梁の微分方程式より求める 本章では たわみ角法の基本式を導くことにする 基本式の誘導法は各種あるが ここでは 梁の微分方程式を解いて基本式を求める方法を採用する この本で使用する座標系は 右手 右ネジの法則に従った座標を用いる また ひとつの部材では 図 - に示すように部材の左端の 点を原点とし 軸線を
More information強度のメカニズム コンクリートは 骨材同士をセメントペーストで結合したものです したがって コンクリート強度は セメントペーストの接着力に支配されます セメントペーストの接着力は 水セメント比 (W/C 質量比 ) によって決められます 水セメント比が小さいほど 高濃度のセメントペーストとなり 接着
コンクリートの強度 コンクリートの最も重要な特性は強度です ここでは まず コンクリート強度の基本的特性について解説し 次に 呼び強度および配合強度がどのように設定されるか について説明します 強度のメカニズム 強度の影響要因 強度性状 構造物の強度と供試体強度 配合 ( 調合 ) 強度と呼び強度の算定 材料強度のばらつき 配合強度の設定 呼び強度の割増し 構造体強度補正値 舞鶴市および周辺部における構造体強度補正値
More information2019 年1月3日熊本県熊本地方の地震の評価(平成31年2月12日公表)
平成 3 年 月 日地震調査研究推進本部地震調査委員会 9 年 月 3 日熊本県熊本地方の地震の評価 月 3 日 8 時 分に熊本県熊本地方の深さ約 km でマグニチュード (M)5. の地震が発生した この地震により熊本地方の震央近傍で最大震度 6 弱を観測した その後 北西 - 南東方向に延びる約 5 kmの領域で地震活動が減衰しつつも継続している 月 日までに発生した最大の地震は 月 6 日に深さ約
More information資料 2-3 平成 28 年 11 月 21 日火力部会資料 相馬港天然ガス発電所 ( 仮称 ) 設置計画 環境影響評価準備書 補足説明資料 平成 28 年 11 月 福島ガス発電株式会社 1
資料 2-3 平成 28 年 11 月 21 日火力部会資料 相馬港天然ガス発電所 ( 仮称 ) 設置計画 環境影響評価準備書 補足説明資料 平成 28 年 11 月 福島ガス発電株式会社 1 火力部会補足説明資料目次 1. 煙突高さを変更した経緯 理由について 3 2. ベキ法則を用いた上層気象の設定について 9 3. 準備書の記載の誤りについて 14 2 1. 煙突高さを変更した経緯 理由について
More information4
4.2 メンバー国での災害の特徴 表 5 メンバー国内の自然災害 ( メンハー国別 2002 年 ) ( 国名 / 災害の種類 / 災害特性 ) 被害額 国名災害の種類災害数死者数被災者数 US$(000 s) バングラデシュ 疫病 1 96 49,904 異常気温 1 700 50,000 洪水 1 10 1,500,000 暴風 4 122 101,400 バングラデシュ合計 7 928 1,701,304
More information<4D F736F F D208E9197BF A082C68E7B8D A815B82CC8D5C91A28AEE8F C4816A2E646F63>
資料 9 液化石油ガス法施行規則関係技術基準 (KHK0739) 地上設置式バルク貯槽に係るあと施工アンカーの構造等 ( 案 ) 地盤面上に設置するバルク貯槽を基礎と固定する方法として あと施工アンカーにより行う 場合の構造 設計 施工等は次の基準によるものとする 1. あと施工アンカーの構造及び種類あと施工アンカーとは アンカー本体又はアンカー筋の一端をコンクリート製の基礎に埋め込み バルク貯槽の支柱やサドル等に定着することで
More information京都大学博士 ( 工学 ) 氏名宮口克一 論文題目 塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用した断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( 論文内容の要旨 ) 本論文は, 塩害を受けたコンクリート構造物の対策として一般的な対策のひとつである, 断面修復工法を検討の対象とし, その耐久性をより
塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用し Titleた断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 宮口, 克一 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2015-01-23 URL https://doi.org/10.14989/doctor.k18 Right Type Thesis
More information火山活動解説資料平成 31 年 4 月 19 日 19 時 40 分発表 阿蘇山の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベル2( 火口周辺規制 ) が継続 > 中岳第一火口では 16 日にごく小規模な噴火が発生しました その後 本日 (19 日 )08 時 24
の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベル2( 火口周辺規制 ) が継続 > 中岳第一火口では 16 日にごく小規模な噴火が発生しました その後 本日 (19 日 )08 時 24 分に再びごく小規模な噴火が発生し 噴煙は火口縁上 500mまで上がりました 本日 九州地方整備局の協力により実施した上空からの観測では 中岳第一火口から白色の噴煙が上がっているのを確認しましたが
More informationPowerPoint Presentation
H8 年度有限要素法 1 構造強度設計 1. 塑性崩壊 1.3 疲労設計 ( 一部修正版 ) H8-1/6 早川 (R : 夏学期の復習部分 ) 1. 塑性崩壊とその評価法 ( 極限解析 ) R 塑性崩壊 : 構造物として使用に耐えないほどの過度の塑性変形 全断面降伏 前提 : 弾完全塑性材モデル E ひずみ硬化ありひずみ硬化なし : 降伏強さ E : ヤング率 ε 図 1.3 弾完全塑性材モデルの応力
More information<4D F736F F D D082B882DD90AC89CA95F18D908F F312D385F895E896388CF2E646F63>
3.1.8 伸張場におけるひずみ集中メカニズムに関する研究 業務の目的日本海拡大による伸張とその後の圧縮によって形成されたひずみ集中帯の機構を解明するためには 圧縮場のみならず伸張場における応力の境界条件とこれに対する地殻の応答を比較することが重要であるため 現在日本列島の中でも顕著な伸張場を形成している別府島原地溝帯を含む九州地域において 地殻の挙動を正確に把握する検知システム 及び局所的な構造を調べるための観測システムを整備し
More information宮城県災害時気象資料平成 30 年台風第 24 号による暴風と大雨 ( 平成 30 年 9 月 29 日 ~10 月 1 日 ) 平成 30 年 10 月 3 日仙台管区気象台 < 概況 > 9 月 21 日 21 時にマリアナ諸島で発生した台風第 24 号は 25 日 00 時にはフィリピンの東で
宮城県災害時気象資料平成 30 年台風第 24 号による暴風と大雨 ( 平成 30 年 9 月 29 日 ~10 月 1 日 ) 平成 30 年 10 月 3 日仙台管区気象台 < 概況 > 9 月 21 日 21 時にマリアナ諸島で発生した台風第 24 号は 25 日 00 時にはフィリピンの東で猛烈な勢力となり 日本の南を北上した 台風は29 日には大型で非常に強い勢力で沖縄付近を経て北東へ進み
More information, COMPUTATION OF SHALLOW WATER EQUATION WITH HIERARCHICAL QUADTREE GRID SYSTEM 1 2 Hiroyasu YASUDA and Tsuyoshi HOSHINO
, 2 11 8 COMPUTATION OF SHALLOW WATER EQUATION WITH HIERARCHICAL QUADTREE GRID SYSTEM 1 2 Hiroyasu YASUDA and Tsuyoshi HOSHINO 1 9-2181 2 8 2 9-2181 2 8 Numerical computation of river flows have been employed
More information火山活動解説資料平成 31 年 4 月 14 日 17 時 50 分発表 阿蘇山の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベルを1( 活火山であることに留意 ) から2( 火口周辺規制 ) に引上げ> 阿蘇山では 火山性微動の振幅が 3 月 15 日以降 小さい状態
の火山活動解説資料 福岡管区気象台地域火山監視 警報センター < 噴火警戒レベルを1( 活火山であることに留意 ) から2( 火口周辺規制 ) に引上げ> では 火山性微動の振幅が 3 月 15 日以降 小さい状態で経過していましたが 本日 (14 日 ) 未明から次第に大きくなり 13 時 30 分頃からやや大きい状態で経過しています 火山ガス ( 二酸化硫黄 ) の放出量は 12 日には1 日あたり3,600トンと非常に多い状態となり
More information2 図微小要素の流体の流入出 方向の断面の流体の流入出の収支断面 Ⅰ から微小要素に流入出する流体の流量 Q 断面 Ⅰ は 以下のように定式化できる Q 断面 Ⅰ 流量 密度 流速 断面 Ⅰ の面積 微小要素の断面 Ⅰ から だけ移動した断面 Ⅱ を流入出する流体の流量 Q 断面 Ⅱ は以下のように
3 章 Web に Link 解説 連続式 微分表示 の誘導.64 *4. 連続式連続式は ある領域の内部にある流体の質量の収支が その表面からの流入出の合計と等しくなることを定式化したものであり 流体における質量保存則を示したものである 2. 連続式 微分表示 の誘導図のような微小要素 コントロールボリューム の領域内の流体の増減と外部からの流体の流入出を考えることで定式化できる 微小要素 流入
More information