<4D F736F F F696E74202D208F ED282CC82BD82DF82CC C93FC96E55F522E707074>

Size: px
Start display at page:

Download "<4D F736F F F696E74202D208F ED282CC82BD82DF82CC C93FC96E55F522E707074>"

Transcription

1 初心者のための FCM 入門 ベックマン コールター株式会社 サイトメトリードットコム cytometry.com サイトメトリーの夢 追いかけて

2 目次 はじめに FCM の流れ 1. サンプル 2. フロー系 3. 光学検出系 4. データ解析 5. 機器設定操作 アプリケーション

3 フローサイトメトリーと フローサイトメーター Flow CytoMetry ( 流れ )( 細胞 )( 測定法 ) Flow CytoMeter ( 流れ )( 細胞 )( 測定装置 ) セルアナライザー セルソーター

4 フローサイトメーター 蛍光顕微鏡と比較して 測定細胞数検出蛍光細胞の解析 ( クラスター分析 ) 特定の細胞の分取光源 蛍光顕微鏡 100 個 / 分程度人間の目 1カラー主観的 手動 ( マニュピレーター ) ランプ ( 広波長 ) フローサイトメーター 数千個 / 秒以上複数の各種検出器マルチカラー定量客観的 ( ゲート解析可能自動高速 ( ソーティング ) レーザランプ ( 単一波長 )

5 サンプル測定から解析までの 概要 細胞が1 個ずつ 集光されたレーザー光の中を通過するようにサンプルを流す 細胞がレーザー光の中を通過する時に発生する 各種の散乱光散乱光と蛍光などを同時に測定 散乱光と蛍光の強さを数値データ化数値データ化し 複数のヒストグラムを作って統計解析する

6 蛍光? フローサイトメーターで測定するときの蛍光とは 蛍光ラベル = 例えば 蛍光標識モノクローナル抗体 抗体 蛍光標識 細胞 フローサイトメーター etc 核 DNA 量 細胞表面抗原 細胞内抗原 酵素活性

7 FCM の流れ 1. サンプル

8 フローサイトメーターで 測定可能なサンプルは? 細胞 ( 粒子 ) などの懸濁液 個々の細胞 ( 粒子 ) がバラバラに浮遊している 血液細胞 動物および植物の細胞 微生物 酵母 細菌 海洋生物 プランクトン ビーズ 花粉など

9 サンプルの条件 サイズ : 約 0.5~50 50μm 程度 至適濃度 : 約 1~ 個 / ml サンプル量 : 約 200μL 以上 通常 蛍光があるもの ( 蛍光ラベル )

10 2. フロー系

11 フロー系がキーポイント 加圧 フローセル部 加圧 サンプルライン サンプル液とシース液を押し出す

12 サンプル流を絞り込む 測定分解能のキーポイント シース流でサンプル流を包み込み 絞り込む 細胞が 1 個ずつ一列にまっすぐ流れる ( 層流 ) サンプル液 ( サンプル流 ) シース液 ( シース流 ) シース圧とサンプル圧の差を利用して絞り込む流体力学的絞込み 細胞

13 レーザーを照射 レーザー光の中を 1 個ずつ細胞が通過する 細胞の特性に応じた散乱光散乱光と蛍光蛍光が生じる 光束 サンプル流 シース流 細胞

14 3. 光学検出系

15 光源 通常はレーザー 波長が単一で 強度 位相を一定にし 絞り込むことができる FCM で使用している主なレーザーと波長 Ar イオンまたは固体 青 (488nm) He-Ne または半導体 赤 (633nm) 半導体 Ar イオンまたは固体 青紫 (405nm) UV(355nm)

16 488nm レーザー 光学検出系 Cytomics FC 500 の場合の光学フィルター例 レーザー 635nm レーザー 488DLP FL1 500LP 525BP 蛍光をフィルターにて選別して 各蛍光検出器へ 600DLP 550DLP 615DSP 710DLP 620SP 675BP FL3 FL4 FS 前方散乱光 SS 側方散乱光 575BP FL2 755BP FL5

17 サンプルの何が測定されているか 1. 散乱光は形態情報 レーザー光 側方散乱光 (SS) 前方散乱光 :FS: 大きさの目安 側方散乱光 :SS: 内部構造の複雑さ 前方散乱光 (FS)

18 サンプルの何が測定されているか 2. 蛍光は蛍光色素 蛍光 蛍光色素が結合した細胞を検出 蛍光強度は各細胞が持つ蛍光色素の分子数に比例 前方散乱光 蛍光波長は各蛍光色素の特性による 励起波長も同上

19 検出器と主な蛍光色素 Cytomics FC 500 の場合 Arレーザー ( 青 ) 検出 波長 抗体 DNA FL1 525 FITC FL2 575 PE/RD1 FL3 620 ECD PI FL4 675 PC5 7-AAD FL5 755 PC7 光学フィルターは 自由に換えることが可能 レーザ ( 赤 ) 抗体 APC/Cy5

20 4. データ解析 -2カラー表面抗原解析の場合 -

21 細胞の散乱光データ 目的細胞集団の把握 FS とSS で形態を区別 GRANULOCYTE 前方散乱光 :FS 細胞の大きさの目安 FS きさつぶつぶが多い大SS ヒト末梢血散乱光データ 側方散乱光 :SS 細胞の内部構造の複雑さの目安 散乱光は定性的データ 大きさを定量できる FCM がある ( ハイレゾ FCM)

22 目的細胞の蛍光データ 蛍光標識モノクローナル抗体 蛍光色素を抗体で細胞に付ける 抗体 細胞 蛍光は定量的データ 同時に測定できる蛍光の種類は 機種に依る

23 2 カラー表面抗原解析データ 蛍光標識モノクローナル抗体を 2 種類使用 Single Positive Double Positive Double Negative Single Positive

24 Mo Mo Gr Gr データ解析のまとめ 2カラー表面抗原解析の場合 ゲーティング Ly リンパ球集団 Ly Ly Ly Ly Ly どういう形態の細胞 特定集団の細胞でどういう表面抗原 Ly Ly Ly どのくらい発現しているか

25 5. 機器設定操作 -2カラー表面抗原解析の場合 -

26 機器設定操作手順 ネガティブコントロール測定 散乱光 蛍光の感度調整 ディスクリミネータの設定 ゲートの設定 蛍光の感度微調整 単染色サンプル測定 コンペンセーション多重染色サンプル この前に サンプル調製 機器調整 精度管理が必要です

27 感度調整 - 散乱光 - FS FS SS SS

28 感度調整 - 蛍光 - FL1 FL1

29 ディスクリミネータとは ディスクリミネータとは デブリなどから発生した取得不要なシグナルは切り捨てて 細胞から発生した取得が必要なシグナルをA/Dコンバータへ送る その閾値を設定する 調整の必要性と目的 - ノイズを除去し 回路が検出できるようにする - データの容量を節約する

30 ディスクリミネータの設定 通常 前方散乱光でレベル設定 縦軸 :FS 横軸 :SS FS:10 低すぎる FS:150 FS:250 高すぎる

31 ゲート解析

32 蛍光の漏れ込みとは 漏れ込みが起こる理由 : 蛍光色素の広い蛍光分布

33 蛍光の漏れ込みとは 目的外の蛍光検出器への入光

34 コンペンセーション (1)( マニュアル法 FL1-%FL2 蛍光補正値調整の目安 1 +/+ 領域内に入らない 2 平均蛍光強度 (Mean Y または Mean X) PE(FL2 Log)Y 軸 FL2-%FL1 3 ポピュレーションの見た目のバランス FITC(FL1 FL1 Log)X 軸

35 コンペンセーション (2)( マニュアル法 1.FITC の単染色細胞で FL2 への漏れこみを補正 2. 同様に PE 単染色細胞で FL1 への漏れこみを補正

36 コンペンセーション (3)( 正確な調整を行うためのためのためのポイント 蛍光の感度設定をあらかじめ正しく調整しておくこと コンペンセーション後に蛍光感度を変更した場合は 再度コンペンセーションをやり直さなければならない できれば 高精度自動蛍光補正 ADC を使用 A C B

37 2カラー表面抗原解析データ 4 つの区分の陽性率 % を求める Single Positive Double Positive Double Negative Single Positive

38 FCM の流れ フロー系と検出 パルス増幅 ディスクリミネーター ヒストグラム解析 ごみ箱 ゲーティング A/D コンバーター

39 FCM のアプリケーション 高分解能細胞周期

40 主なアプリケーション 表面マーカー解析 ( 細胞表面抗原 ) 細胞内マーカー解析 細胞内サイトカイン解析 細胞周期解析 アポトーシス解析 細胞 細菌の生死数解析 フロービーズアレイ その他

41 クリニカルアプリケーション 細胞表面抗原 陽性率解析 造血幹細胞 2 造血幹細胞がどのくらいあるか? CD34 陽性細胞数測定 3 どのような系統 分化段階の細胞ががん化したか? 白血病 / リンパ腫タイピング 血小板赤血球リンパ球白血球 好塩基球機能による Allergenicity 試験 4 赤血球に機能的な異常があるか? Two-Color 分析法による 赤血球検査 1 リンパ球に機能的な異常があるか? リンパ球サブセット分析

42 細胞表面抗原の定量測定 陽性率から抗原定量へ 標準物質 検量線作成 サンプル 100,000 29,000 10,000 11,000 44,000 2,500 1, MFI 80 Molecule And Receptor Quantitation Using Immunofluorescence Standardization

43 細胞表面抗原解析以外にも 多くのアプリケーションがあります 挑戦と進歩 生細胞内イオン濃度解析 細胞径 蛍光

44 サイトメトリーの夢 追いかけて ベックマン コールター Webマスター

Microsoft Word - フローサイトメーター新規利用者ガイド.docx

Microsoft Word - フローサイトメーター新規利用者ガイド.docx フローサイトメーター新規利利 用者ガイド ( 参考 : FCM の原理理 入 門講座サイトメトリードットコム / ベックマンコールター http://www.bc-cytometry.com/fcm/fcmprinciple.html) フローサイトメーター とは 蛍光標識識した細胞浮遊液を特殊な流流路路に 高速で流流し レーザーを当てることで発 生した散乱光や蛍光の強度度を測定し それによって個々の細胞の性質を迅速かつ

More information

1-4. 免疫抗体染色 抗体とは何かリンパ球 (B 細胞 ) が作る物質 特定の ( タンパク質 ) 分子に結合する 体の中に侵入してきた病原菌や毒素に結合して 破壊したり 無毒化したりする作用を持っている 例 : 抗血清馬などに蛇毒を注射し 蛇毒に対する抗体を作らせたもの マムシなどの毒蛇にかまれ

1-4. 免疫抗体染色 抗体とは何かリンパ球 (B 細胞 ) が作る物質 特定の ( タンパク質 ) 分子に結合する 体の中に侵入してきた病原菌や毒素に結合して 破壊したり 無毒化したりする作用を持っている 例 : 抗血清馬などに蛇毒を注射し 蛇毒に対する抗体を作らせたもの マムシなどの毒蛇にかまれ 1. 血液細胞の免疫蛍光染色とフローサイトメトリー解析 1-1. フローサイトメトリー ( Flow Cytometory ) とは細胞浮遊液をフローセル内を高速で流し 個々の細胞の形質等についてレーザー光を用いて解析する研究手法 フローサイトメーター( Flow Cytometer ) フローサイトメトリーにおいて使用する細胞解析用の装置今回は BD Accuri C6 を使用する 1-2. フローサイトメーターで何ができるか?

More information

Microsoft Word - A5_FlowCount.DOC

Microsoft Word - A5_FlowCount.DOC >> http://www.bc-cytometry.com Flow-Count TM を用いた細胞絶対数の測定 5 はじめに - 目印の効用 従来 フローサイトメトリー (FCM) の使用目的は 細胞集団の中のあるポピュレーションの割合 ( 陽性率 ) を調べることが中心でした しかし 今日 造血幹細胞 残存白血球 CD4 陽性 T 細胞数などポピュレーションの割合と同時に その細胞実数 ( 絶対数

More information

(Microsoft Word - FlowPRA\220\335\222\350ADC.docx)

(Microsoft Word - FlowPRA\220\335\222\350ADC.docx) Navios における FlowPRA プロトコルの自動感度設定 設定に必要な試薬 機器類 1.) プロトコルの 動感度設定には以下のベックマン コールター社製の試薬が必要です 製品番号製品名内容定価 177018 QuickComp 2 キット CD45-FITC/CD45-PE 各 1 ml(50 テスト ) 32,000 6607023 CYTO-COMP Cell キット 10 テスト 5

More information

02本文07_総説_小川.indd

02本文07_総説_小川.indd Cytometry Research 21(2):43~48,2011 総説 造血器腫瘍のマルチカラー解析の現状と問題点 小川恵津子 A Practical Approach for Multicolor Flow Cytometric Immunophenotyping of Leukemia and Lymphoma Etusko Ogawa Nippon Becton Dickinson Company,

More information

蛍光標識抗体の組み合わせによる測定値への影響

蛍光標識抗体の組み合わせによる測定値への影響 3: 51-55, 21 蛍光標識抗体の組み合わせによる測定値への影響 -フローサイトメトリー測定による赤血球 CD59 発現の偽陰性化 - 佐藤晶子 加藤奈津子 福井智津子 櫻井秀子筑波大学医学系技術室 35-8575 茨城県つくば市天王台 1-1-1 概要 細胞表面抗原の分析には フローサイトメトリーによる測定が広く用いられている 今回 赤血球膜蛋白に特有な CD235a と補体制御膜蛋白 CD59

More information

Microsoft PowerPoint FCM.....p2005.htm

Microsoft PowerPoint FCM.....p2005.htm 臨床における フローサイトメーターの応用 測定原理の概略臨床検査におけるFCM 応用例標準化と精度管理 ベックマン コールター株式会社バイオメディカルリサーチ本部 フローサイトメーター (FCM( FCM) 細胞や粒子の特性を調べる ( 光を当てた時に ) 細胞から出る光の強さを分析 散乱光強度 ----- 細胞の大きさや内部構造 蛍光強度 ----- 細胞の性状 ( 予め試料を染色 ) サイトミクス

More information

ユニオンバイオ.indd

ユニオンバイオ.indd Large Particle Flow Cytometry 大きなサンプルのためのフローサイトメトリー解析 大きなサンプルのためのフローサイトメトリー解析 従来のフローサイトメトリーは シングルセルが主な解析対象となっており 大きすぎたり壊れやすかったりしたサンプルには対応していませんでした このようなサンプルは多く存在しますが フローサイトメトリーに対する代替え法としては 顕微鏡を用いたマニュアルでのソーティングになってしまい実験の規模や範囲が制限されてしまいます

More information

Microsoft Word - c-shiyou doc

Microsoft Word - c-shiyou doc 自動細胞分取解析システム 要求仕様書 平成 25 年 8 月 公益財団法人京都高度技術研究所 目次 I. 仕様書概要説明 1 調達の背景 2 調達物品名 数量 設置場所 概要及び構成内訳 3 技術的要件の概要 Ⅱ. 調達物品に備えるべき技術的要件 性能 機能に関する要件 1 自動細胞分取解析システム 2 その他の要件 性能 機能以外の要件 1 設置条件等 2 保守体制 3 教育 支援体制 要求仕様書

More information

リアルタイムPCRの基礎知識

リアルタイムPCRの基礎知識 1. リアルタイム PCR の用途リアルタイム PCR 法は 遺伝子発現解析の他に SNPs タイピング 遺伝子組み換え食品の検査 ウイルスや病原菌の検出 導入遺伝子のコピー数の解析などさまざまな用途に応用されている 遺伝子発現解析のような定量解析は まさにリアルタイム PCR の得意とするところであるが プラス / マイナス判定だけの定性的な解析にもその威力を発揮する これは リアルタイム PCR

More information

血球数算定 ( 血算 ) NTT 東日本関東病院臨床検査部 栗原正博

血球数算定 ( 血算 ) NTT 東日本関東病院臨床検査部 栗原正博 血球数算定 ( 血算 ) NTT 東日本関東病院臨床検査部 栗原正博 実施方法 配布試料 K-1 K-2 単一ヒト新鮮血液試料 (ACD EDTA-2K 加血液 ) 測定項目 ヘモグロビン濃度 (Hgb) 赤血球数 (RBC) 白血球数 (WBC) 血小板数 (PLT) 平均赤血球容積 (MCV) 白血球 5 分類 参考調査 ( 好中球 リンパ球 単球 好酸球 好塩基球 ) 試料作製方法 1ACD

More information

<4D F736F F D D416C6C E B697482C982E682E98A8890AB89BB8D AEE8B8582CC8C9F8F6F2E646F63>

<4D F736F F D D416C6C E B697482C982E682E98A8890AB89BB8D AEE8B8582CC8C9F8F6F2E646F63> 細胞機能に基づくアレルギー試験 >> http://www.bc-cytometry.com 17 Allergenicity キットによる活性化好塩基球の検出 監修 :( 独 ) 国立病院機構三重病院臨床研究部 藤澤隆夫先生 はじめに Allergenicity キットは フローサイトメトリーによって末梢血好塩基球の各種アレルゲンに対する反応性を検出するための試薬キットです 好塩基球に特異的な細胞表面マーカーである

More information

パラメーターの設定がどうか また 微生物群の組成を明らかにできる分類学的な標識が 可能かどうか検討した 2. 方法 2.1. 実験微生物 A) B) Muse TM Cell Analyzer guava easycyte HT System guava easycyte System PERFLO

パラメーターの設定がどうか また 微生物群の組成を明らかにできる分類学的な標識が 可能かどうか検討した 2. 方法 2.1. 実験微生物 A) B) Muse TM Cell Analyzer guava easycyte HT System guava easycyte System PERFLO 独立行政法人国立高等専門学校機構都城工業高等専門学校 物質工学科 准教授高橋利幸 ( 博士 理学, CompTIA CTT+ Classroom Trainer) 2007 年 3 月広島大学大学院理学研究科博士課程 ( 後期 ) 修了 2007 年 4 月慶應義塾大学商学部助教 ( 自然科学 ) 2009 年 4 月都城工業高等専門学校物質工学科助教 2011 年 4 月都城工業高等専門学校物質工学科講師

More information

スライド 1

スライド 1 Flow PRA 法の検査状況の解析 福岡赤十字病院 検査部 移植検査課 / 輸血細胞治療部 金本人美 参加施設数 -Flow PRA- Screening ClassⅠ 25 施設 ClassⅡ 24 施設 Single antigen ClassⅠ 2 施設 ClassⅡ 2 施設 18th 17th Screening ClassⅠ 22 施設 ClassⅡ 20 施設 Single antigen

More information

大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム

大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム 平成 30 年度医科学専攻共通科目 共通基礎科目実習 ( 旧コア実習 ) 概要 1 ). 大学院生が所属する教育研究分野における実習により単位認定可能な実習項目 ( コア実習項目 ) 1. 組換え DNA 技術実習 2. 生体物質の調製と解析実習 3. 薬理学実習 4. ウイルス学実習 5. 免疫学実習 6. 顕微鏡試料作成法実習 7. ゲノム医学実習 8. 共焦点レーザー顕微鏡実習 2 ). 実習を担当する教育研究分野においてのみ単位認定可能な実習項目

More information

Microsoft Word - AQUIOS Tetraアプリケーションのゲーティング戦略_ docx

Microsoft Word - AQUIOS Tetraアプリケーションのゲーティング戦略_ docx WHITE PAPER AQUIOS Tetra アプリケーションのゲーティング戦略 リンパ球ゲーティングの課題 AQUIOS CLフローサイトメーターは リンパ球サブセットの分析と計数をシングルプラットフォーム技術 (SPT) にて行う SPTは 単一の装置によって単一チューブから各リンパ球サブセットの絶対数と割合を測定するプロセスである (1,2) SPTの最近の進歩により AQUIOS CLフローサイトメーターは

More information

スライド 1

スライド 1 新技術で分離した ヒト骨質由来微小幹細胞の医療応用 薗田精昭 関西医科大学大学院医学研究科先端医療学専攻修復医療応用系幹細胞生物学 2001 背景 (1): 微小幹細胞とは Journal of Cellular Biochemistry 80;455-460(2001) 微小幹細胞に関する最初の報告生体の組織内に非常に小さな spore-like stem cell が存在することが初めて報告された

More information

4-4 in situ PCR 研究室 in situ PCR 標的菌種と遺伝子 ( 報告年 ) 応用 Dept. of Marine Sciences University of Georgia USA Escherichia coli O157slt II Escherichia coli 16SrDNA Ralstonia eutropha phl (1997,1998,1999,2002)

More information

BLF57E002C_ボシュリフ服薬日記_ indd

BLF57E002C_ボシュリフ服薬日記_ indd 私の服 薬日記 iphone アプリ 私の服薬日記 服薬状況や副作用症状などをご自身で入力 管理できるアプリです App Store にて 私の服薬日記 で検索し ダウンロードいただけます 医療機関名 主治医名 BLF57E002C 2014 年 12 月作成 0000000000 2014 年 月作成 シュリフ錠とは服薬日記検査値の記録私の治療歴ボシュリフ錠とは この日記について この日記は ボシュリフ錠を安全にお使いいただくために

More information

DNA/RNA調製法 実験ガイド

DNA/RNA調製法 実験ガイド DNA/RNA 調製法実験ガイド PCR の鋳型となる DNA を調製するにはいくつかの方法があり 検体の種類や実験目的に応じて適切な方法を選択します この文書では これらの方法について実際の操作方法を具体的に解説します また RNA 調製の際の注意事項や RNA 調製用のキット等をご紹介します - 目次 - 1 実験に必要なもの 2 コロニーからの DNA 調製 3 増菌培養液からの DNA 調製

More information

-. -. CD Threshold Noise Discrimination CD CDbight+ CDdim CD は

-. -. CD Threshold Noise Discrimination CD CDbight+ CDdim CD は CD34 JCCLS H3-P V1.0 Report of the Hematology Standardization Committee Guidelines for CD34+ Cell Determination by Flow CytometryJCCLS H3-P V1.0 日本臨床検査標準協議会血液検査標準化検討委員会フローサイトメトリーワーキンググループ Japanese Committee

More information

LEDの光度調整について

LEDの光度調整について 光測定と単位について 目次 1. 概要 2. 色とは 3. 放射量と測光量 4. 放射束 5. 視感度 6. 放射束と光束の関係 7. 光度と立体角 8. 照度 9. 照度と光束の関係 10. 各単位の関係 11. まとめ 1/6 1. 概要 LED の性質を表すには 光の強さ 明るさ等が重要となり これらはその LED をどのようなアプリケーションに使用するかを決定するために必須のものになることが殆どです

More information

Microsoft Word - JCCLSH3-PVer2.4パブコメ用新FCMCD34ガイドライン (1)

Microsoft Word - JCCLSH3-PVer2.4パブコメ用新FCMCD34ガイドライン (1) JCCLS FCM WG -1- フローサイトメトリ による CD34 陽性細胞検出に関するガイドライン (JCCLS H3-P V2.0 ) Guidelines for CD34+ Cell Determination by Flow cytometry (JCCLS H3-P V2.0 ) 日本臨床検査標準協議会血液検査標準化検討委員会フローサイトメトリーワーキンググループ Japanese

More information

<4D F736F F D2089FC92E82D D4B CF591AA92E882C CA82C982C282A282C42E727466>

<4D F736F F D2089FC92E82D D4B CF591AA92E882C CA82C982C282A282C42E727466> 11 Application Note 光測定と単位について 1. 概要 LED の性質を表すには 光の強さ 明るさ等が重要となり これらはその LED をどのようなアプリケーションに使用するかを決定するために必須のものになることが殆どです しかし 測定の方法は多種存在し 何をどのような測定器で測定するかにより 測定結果が異なってきます 本書では光測定とその単位について説明していきます 2. 色とは

More information

11550_RKL_タグ付抗体カタログp

11550_RKL_タグ付抗体カタログp 2 3 4 5 6 8 9 10 10 11 11 12 page2 page3 page4 page5 page6 page7 DyLight 蛍光標識試薬 DyLight Blue 405 (nm) 400/420 スペクトル モル吸光係数 (M 1 cm 2 ) 30K 使用目的 蛍光顕微鏡 フローサイトメトリー ELISA ウエスタンブロット検出 FRET ベースの解析など 類似のスペクトルをもつ色素

More information

IMMUNOCYTO Cytotoxicity Detection Kit

IMMUNOCYTO Cytotoxicity Detection Kit Printed: April 2015 ver. 1 For Research Use Only. Not for use in diagnostic procedures. non-ri method for the sensitive detection and quantification of cell-mediated cytotoxicity IMMUNOCYTO Cytotoxicity

More information

免疫組織化学の基礎と応用 蓮井和久鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 講師 この講義は 2007 年から大学院専門基礎過程の選択科目として開講しているものである 教科書には 改訂四版渡辺 中根の酵素抗体法 ( 名倉宏 長村義之 堤寛編集 ) 学際企画を用いています それに 最近のポリマー法の開発等と私の研究への応用等を基礎にしています I. 序論 1) 医学 生物学における免疫組織化学の確立と意義免疫組織化学は

More information

Microsoft Word - LIVE_DEAD Viability_Cytotoxicity Kit for mammalian cells_J1_21Dec_2005.doc

Microsoft Word - LIVE_DEAD Viability_Cytotoxicity Kit for mammalian cells_J1_21Dec_2005.doc 製品情報 2005 年 12 月 21 日改訂 LIVE/DEAD Viability/Cytotoxicity Kit *for mammalian cells* ひとこと 受領時の保管条件 -20 C 以下 遮光 Ex/Em カルセイン =494/517 nm DNA 存在下でのエチジウムホモダイマー 1= 528/617 nm 注 : カルセイン AM は水分に触れると加水分解することがあります

More information

Microsoft Word - 仕様書:プレートリーダー (H )

Microsoft Word - 仕様書:プレートリーダー (H ) 仕様書 マルチモードマイクロプレートリーダー 平成 25 年 12 月 国立大学法人愛媛大学 I 仕様書概要説明 1. 調達の背景及び目的当大学における生物学的実験等では DNA の定量 タンパク質の定量 酵素活性の測定 細胞増殖の測定 細胞遊走活性の測定等を行う必要がある そのため これらの測定をハイスループットに行うことができれば 研究の効率化や化合物ライブラリーからの阻害剤スクリーニング等 研究の可能性を飛躍的に広げることができる

More information

Microsoft PowerPoint - 新技術説明会配付資料rev提出版(後藤)修正.pp

Microsoft PowerPoint - 新技術説明会配付資料rev提出版(後藤)修正.pp 食品の抗アレルギー活性評価に利用できる マウスモデルの紹介 農研機構食品総合研究所 食品機能研究領域主任研究員 後藤真生 農研機構 は独立行政法人農業 食品産業技術総合研究機構のコミュニケーションネームです 国民の 1/3 はアレルギー症状を自覚している 1 アレルギー症状なし (59.1%) 皮膚 呼吸器 目鼻いずれかのアレルギー症状あり (35.9%) 医療機関に入院 通院中 (58.2%) (

More information

Microsoft Word - A7_白血病タイピングR.DOC

Microsoft Word - A7_白血病タイピングR.DOC 細胞数7 白血病細胞マーカー分析 ( 白血病タイピング ) はじめに - 目印 ( マーカー ) の効用 血球は すべて骨髄中の造血幹細胞を起源として それぞれの細胞系統 (cell lineage) に分化します 幹細胞から分化した細胞は それぞれの細胞系統に固有の分化段階を経て成熟し 末梢血に放出されます 分化 成熟に伴う形態学的 機能的変化を反映して 細胞表面には各種のタンパク分子 ( 細胞表面抗原

More information

八村敏志 TCR が発現しない. 抗原の経口投与 DO11.1 TCR トランスジェニックマウスに経口免疫寛容を誘導するために 粗精製 OVA を mg/ml の濃度で溶解した水溶液を作製し 7 日間自由摂取させた また Foxp3 の発現を検討する実験では RAG / OVA3 3 マウスおよび

八村敏志 TCR が発現しない. 抗原の経口投与 DO11.1 TCR トランスジェニックマウスに経口免疫寛容を誘導するために 粗精製 OVA を mg/ml の濃度で溶解した水溶液を作製し 7 日間自由摂取させた また Foxp3 の発現を検討する実験では RAG / OVA3 3 マウスおよび ハチムラサトシ 八村敏志東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全研究センター准教授 緒言食物に対して過剰あるいは異常な免疫応答が原因で起こる食物アレルギーは 患者の大部分が乳幼児であり 乳幼児が特定の食物を摂取できないことから 栄養学的 精神的な問題 さらには保育 教育機関の給食において 切実な問題となっている しかしながら その発症機序はまだ不明な点が多く また多くの患者が加齢とともに寛解するものの

More information

<4D F736F F D F8DD E0BBB2C4B6B2DD82CC91AA92E82E444F43>

<4D F736F F D F8DD E0BBB2C4B6B2DD82CC91AA92E82E444F43> >> http://www.bc-cytometry.com 8 細胞内サイトカインの測定 はじめに 生体内では細胞の分化 増殖および恒常性を維持するために 細胞同士が様々な情報を交換しています サイトカインはその細胞間情報伝達物質 ( 液性因子 ) として 免疫反応において中心的な役割を担っています 従来 細胞のサイトカイン産生の観察は 細胞培養上清中に含まれる ( 細胞外に分泌された ) サイトカインの測定が一般的に用いられてきましたが

More information

Microsoft Word - 01.docx

Microsoft Word - 01.docx 京都大学 MU レーダーで宇宙ごみの姿を捉える ~ 観測波長より小さいスペースデブリのサイズやスピンの推定に成功 ~ 概要高度数百 km の地球周回軌道上にあるスペースデブリ ( 宇宙ごみ ) のうち レーダー観測装置の波長と比較して 大きさが同程度以下のスペースデブリのサイズ スピン 概形等の状態の推定をする観測手法を提案し 大型大気レーダーである京都大学生存圏研究所 MU レーダー ( 周波数

More information

Microsoft PowerPoint - ワンセルパンフレット(6頁)

Microsoft PowerPoint - ワンセルパンフレット(6頁) シングルセルアッセイシステム 第 5 回 ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞受賞 製品概要 ( ニーズ ) ASONECell Picking System は 数万 ~ 数十万の微細ウェルを施したマイクロチャンバー上で細胞を単離し 蛍光強度 画像情報によって細胞を区分し マイクロキャピラリーによって Viability をキープしたまま 目的細胞を Single-Cell ベースで回収します 従来のフロサイトメトリー技術では成し得なかったアプリケーションが可能となります

More information

Microsoft Word - A8 Application Note New

Microsoft Word - A8 Application Note New >> http://www.bc-cytometry.com 8 細胞内サイトカインの測定 はじめに 生体内では細胞の分化 増殖および恒常性を維持するために 細胞同士が様々な情報を交換しています サイトカインはその細胞間情報伝達物質 ( 液性因子 ) として 免疫反応において中心的な役割を担っています 従来 細胞のサイトカイン産生の観察は 細胞培養上清中に含まれる ( 細胞外に分泌された ) サイトカインの測定が一般的に用いられてきましたが

More information

【Webinar】顕微鏡観察だけでなく、定量的解析から見える事

【Webinar】顕微鏡観察だけでなく、定量的解析から見える事 顕微鏡観察だけでなく 定量的解析から見える事 ~ ハイコンテントアナリシスのメリット ~ サーモフィッシャーサイエンティフィックライフテクノロジーズジャパン株式会社テクニカルサポート小林英夫 The world leader in serving science 1 顕微鏡観察時に苦労していることはありませんか? 観察前の操作 細胞の状態 染色方法 観察時 観察後の操作 撮影した画像をどのように解釈すべきか

More information

Microsoft Word - FMB_Text(PCR) _ver3.doc

Microsoft Word - FMB_Text(PCR) _ver3.doc 2.PCR 法による DNA の増幅 現代の分子生物学において その進歩に最も貢献した実験法の1つが PCR(Polymerase chain reaction) 法である PCR 法は極めて微量の DNA サンプルから特定の DNA 断片を短時間に大量に増幅することができる方法であり 多大な時間と労力を要した遺伝子クローニングを過去のものとしてしまった また その操作の簡便さから 現在では基礎研究のみならず臨床遺伝子診断から食品衛生検査

More information

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 P EDTA-2Na( 薄紫 ) 血液 7 ml RNA 検体ラベル ( 単項目オーダー時 ) ホンハ ンテスト 注 外 N60 氷 MINテイリョウ. 採取容器について 0

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 P EDTA-2Na( 薄紫 ) 血液 7 ml RNA 検体ラベル ( 単項目オーダー時 ) ホンハ ンテスト 注 外 N60 氷 MINテイリョウ. 採取容器について 0 0868010 8. その他の検体検査 >> 8C. 遺伝子関連検査 >> minor bcr-abl, mrna quantitative 連絡先 : 3664 基本情報 8C127 minor bcr-abl 分析物 JLAC10 診療報酬 識別 9962 mrna 定量 材料 019 全血 ( 添加物入り ) 測定法 875 リアルタイムRT-PCR 法 結果識別 第 2 章 特掲診療料 D006-2

More information

5 QCWS 参考プロトコル 抗 HLA 抗体検査 (ICFA) 2019 年度版 作成者日本組織適合性学会認定制度委員会ワーキンググループ抗 HLA 抗体 WG 制定 改訂履歴 版数 制定日 施行日 制定理由 作成責任者 初版 日本組織適合性学会が開催する QCWS での HLA 検査を実施する際に用いる QCWS 参考プロトコルとして制定した WG 版数 改訂日 施行日 改訂理由 改訂内容 改訂責任者

More information

Taro-kv12250.jtd

Taro-kv12250.jtd ニューカッスル病 マレック病 ( ニューカッスル病ウイルス由来 F 蛋白遺伝子導入マレック病ウイルス 1 型 ) 凍結生ワクチン 平成 22 年 8 月 12 日 ( 告示第 2288 号 ) 新規追加 ニューカッスル病ウイルスのF 蛋白をコードする遺伝子を弱毒マレック病ウイルス (1 型 ) に挿入して得られた組換え体ウイルスを培養細胞で増殖させて得た感染細胞浮遊液を凍結したワクチンである 1 小分製品の試験

More information

PRESS RELEASE (2012/9/27) 北海道大学総務企画部広報課 札幌市北区北 8 条西 5 丁目 TEL FAX URL:

PRESS RELEASE (2012/9/27) 北海道大学総務企画部広報課 札幌市北区北 8 条西 5 丁目 TEL FAX URL: PRESS RELEASE (2012/9/27) 北海道大学総務企画部広報課 060-0808 札幌市北区北 8 条西 5 丁目 TEL 011-706-2610 FAX 011-706-4870 E-mail: kouhou@jimu.hokudai.ac.jp URL: http://www.hokudai.ac.jp ナノ秒パルス電場による細胞内機能の制御 : アポトーシス誘導を蛍光寿命イメージングを用いて観測することに成功

More information

遺伝子検査の基礎知識

遺伝子検査の基礎知識 リアルタイム PCR( インターカレーター法 ) 実験ガイドこの文書では インターカレーター法 (TB Green 検出 ) によるリアルタイム PCR について 蛍光検出の原理や実験操作の流れなどを解説します 実際の実験操作の詳細については 各製品の取扱説明書をご参照ください - 目次 - 1 蛍光検出の原理 2 実験に必要なもの 3 実験操作法 4 結果の解析 1 1 蛍光検出の原理 インターカレーターによる蛍光検出の原理

More information

14 2 1 1 2 2 1 2 2 2 2 3 2 3 6 2 4 7 2 5 8 3 3 1 10 3 2 12 4 4 1 14 4 17 4 19 4 3 1 22 4 3 2 28 4 3 3 31 5 34 6 36 37 38 1. Ti:Sapphire 2. (1) (2) 2. 2. (3)(4) (5) 2 2 1 (6) 2. 3. 4 3.. 5 4 3. 6 2 5. 1

More information

推奨条件 / 絶対最大定格 ( 指定のない場合は Ta=25 C) 消費電流絶対最大定格電源電圧 Icc 容量性負荷出力抵抗型名 Vcc Max. CL 電源電圧動作温度保存温度 Zo (V) 暗状態 Min. Vcc max Topr* 2 Tstg* 2 Min. Max. (ma) (pf)

推奨条件 / 絶対最大定格 ( 指定のない場合は Ta=25 C) 消費電流絶対最大定格電源電圧 Icc 容量性負荷出力抵抗型名 Vcc Max. CL 電源電圧動作温度保存温度 Zo (V) 暗状態 Min. Vcc max Topr* 2 Tstg* 2 Min. Max. (ma) (pf) 精密測光用フォトダイオードと低ノイズアンプを一体化 フォトダイオードモジュール は フォトダイオードと I/V アンプを一体化した高精度な光検出器です アナログ電圧出力のため 電圧計などで簡単に信号を観測することができます また本製品には High/Low 2 レンジ切り替え機能が付いています 検出する光量に応じて適切なレンジ選択を行うことで 高精度な出力を得ることができます 特長 用途 電圧出力のため取り扱いが簡単

More information

Microsoft Word - Reactive Oxygen Species _ROS_ Detection Reagents_J1_10Jan2006.doc

Microsoft Word - Reactive Oxygen Species _ROS_ Detection Reagents_J1_10Jan2006.doc 活性酸素種 (ROS) 検出用試薬 表 1. 内容および保存条件 材料量保存安定性 活性酸素種 (ROS) 検出用試薬 ラベルを参照 -20 C 以下 乾燥 遮光 空気から遮断 * 凍結 - 解凍の繰り返しを避ける * これらの製品は空気感受性であり 乾燥アルゴンまたは窒素下で保存する必要があります おおよその蛍光励起波長および発光波長 (nm):492~495/517~527(nm) 本製品は 指示のとおりに保管すれば

More information

Microsoft Word - all_ jp.docx

Microsoft Word - all_ jp.docx 平成 28 年 11 月 18 日 小児急性リンパ性白血病における超高感度な微小残存病変の検査法を確立 名古屋大学大学院医学系研究科 ( 研究科長 髙橋雅英 ) 小児科学の小島勢二 ( こじませいじ ) 名誉教授 村松秀城 ( むらまつひでき ) 助教 関屋由子 ( せきやゆうこ ) 大学院生らの研究グループは 小児急性リンパ性白血病 (acute lymphoblastic leukemia; ALL)

More information

イルスが存在しており このウイルスの存在を確認することが診断につながります ウ イルス性発疹症 についての詳細は他稿を参照していただき 今回は 局所感染疾患 と 腫瘍性疾患 のウイルス感染検査と読み方について解説します 皮膚病変におけるウイルス感染検査 ( 図 2, 表 ) 表 皮膚病変におけるウイ

イルスが存在しており このウイルスの存在を確認することが診断につながります ウ イルス性発疹症 についての詳細は他稿を参照していただき 今回は 局所感染疾患 と 腫瘍性疾患 のウイルス感染検査と読み方について解説します 皮膚病変におけるウイルス感染検査 ( 図 2, 表 ) 表 皮膚病変におけるウイ 2012 年 12 月 13 日放送 第 111 回日本皮膚科学会総会 6 教育講演 26-3 皮膚病変におけるウイルス感染検査と読み方 川崎医科大学皮膚科 講師山本剛伸 はじめにウイルス性皮膚疾患は 臨床症状から視診のみで診断がつく例もありますが ウイルス感染検査が必要となる症例も日常多く遭遇します ウイルス感染検査法は多種類存在し それぞれに利点 欠点があります 今回は それぞれのウイルス感染検査について

More information

化学物質の分析 > 臨床で用いる分析技術 > 分析技術 > 免疫学的測定法 1 免疫学的測定法 免疫反応を利用して物質を分析する方法として 免疫学的測定法 ( イムノアッセイ ) がある イムノアッセイは 抗体に抗原を認識させる ( 抗原抗体反応を利用する ) ことにより 物質を定量する分析法であり

化学物質の分析 > 臨床で用いる分析技術 > 分析技術 > 免疫学的測定法 1 免疫学的測定法 免疫反応を利用して物質を分析する方法として 免疫学的測定法 ( イムノアッセイ ) がある イムノアッセイは 抗体に抗原を認識させる ( 抗原抗体反応を利用する ) ことにより 物質を定量する分析法であり 1 免疫学的測定法 免疫反応を利用して物質を分析する方法として 免疫学的測定法 ( イムノアッセイ ) がある イムノアッセイは 抗体に抗原を認識させる ( 抗原抗体反応を利用する ) ことにより 物質を定量する分析法であり 多成分一斉解析には不向きであるが 高感度な測定が可能である また 合成医薬品やステロイドホルモンなどの低分子からタンパク質や核酸などの高分子までさまざまな物質の定量に用いられている

More information

2017 年度茨城キリスト教大学入学試験問題 生物基礎 (A 日程 ) ( 解答は解答用紙に記入すること ) Ⅰ ヒトの肝臓とその働きに関する記述である 以下の設問に答えなさい 肝臓は ( ア ) という構造単位が集まってできている器官である 肝臓に入る血管には, 酸素を 運ぶ肝動脈と栄養素を運ぶ

2017 年度茨城キリスト教大学入学試験問題 生物基礎 (A 日程 ) ( 解答は解答用紙に記入すること ) Ⅰ ヒトの肝臓とその働きに関する記述である 以下の設問に答えなさい 肝臓は ( ア ) という構造単位が集まってできている器官である 肝臓に入る血管には, 酸素を 運ぶ肝動脈と栄養素を運ぶ 207 年度茨城リスト教大学入学試験問題 生物基礎 (A 日程 ) ( 解答は解答用紙に記入すること ) Ⅰ ヒトの肝臓とその働きに関する記述である 以下の設問に答えなさい 肝臓は ( ) という構造単位が集まってできている器官である 肝臓に入る血管には, 酸素を 運ぶ肝動脈と栄養素を運ぶ ( ) の 2 つの血管系がある 肝臓はこれらの血管系から入ってくる 酸素や栄養素等を用いて, 次のような様々な化学反応を行う

More information

Microsoft Word - 1 color Normalization Document _Agilent version_ .doc

Microsoft Word - 1 color Normalization Document _Agilent version_ .doc color 実験の Normalization color 実験で得られた複数のアレイデータを相互比較するためには Normalization( 正規化 ) が必要です 2 つのサンプルを異なる色素でラベル化し 競合ハイブリダイゼーションさせる 2color 実験では 基本的に Dye Normalization( 色素補正 ) が適用されますが color 実験では データの特徴と実験の目的 (

More information

Microsoft PowerPoint - 4_河邊先生_改.ppt

Microsoft PowerPoint - 4_河邊先生_改.ppt 組換え酵素を用いた配列部位 特異的逐次遺伝子導入方法 Accumulative gene integration system using recombinase 工学研究院化学工学部門河邉佳典 2009 年 2 月 27 日 < 研究背景 > 1 染色体上での遺伝子増幅の有用性 動物細胞での場合 新鮮培地 空気 + 炭酸ガス 使用済み培地 医薬品タンパク質を生産する遺伝子を導入 目的遺伝子の多重化

More information

センシンレンのエタノール抽出液による白血病細胞株での抗腫瘍効果の検討

センシンレンのエタノール抽出液による白血病細胞株での抗腫瘍効果の検討 Evaluation of anti-tumor activity with the treatment of ethanol extract from Andrographis Paniculata in leukemic cell lines Hidehiko Akiyama 1), Kazuharu Suzuki 2), Toshiyuki Taniguchi 2) and Itsuro Katsuda

More information

先端研究躍進のための情報誌 2014 年春号 12 製品情報 新技術搭載でより High スペックに! ハイエンドハイスピードセルソーター MoFlo Astrios EQ インフォメーション もっと使いやすく! サイトメトリードットコムリニューアル お客様からの信頼向上のためにベックマン コールタ

先端研究躍進のための情報誌 2014 年春号 12 製品情報 新技術搭載でより High スペックに! ハイエンドハイスピードセルソーター MoFlo Astrios EQ インフォメーション もっと使いやすく! サイトメトリードットコムリニューアル お客様からの信頼向上のためにベックマン コールタ 先端研究躍進のための情報誌 2014 年春号 12 製品情報 新技術搭載でより High スペックに! ハイエンドハイスピードセルソーター MoFlo Astrios EQ インフォメーション もっと使いやすく! サイトメトリードットコムリニューアル お客様からの信頼向上のためにベックマン コールターの取り組み マルチカラー解析の蛍光補正をサポート VersaComp Antibody Capture

More information

A24656JP_EVOS_Onstage_Incubator_cover.indd

A24656JP_EVOS_Onstage_Incubator_cover.indd フローサイトメトリープロトコル集 イムノフェノタイピング アポトーシス 細胞周期 作成日 2017 年 5 月 Version 1.0 研究目的でのみ使用できます 診断には使用できません A. 細胞表面マーカーの染色 蛍光標識した細胞表面マーカーとフローサイトメトリー解析を組み合わせることにより 分化や発生のステージ また細胞機能に基づいた細胞集団サブセットの同定が可能になります これらの表面マーカーには様々なタイプまたは機能があり

More information

60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 敗血症の本質にせまる 新規治療法開発 大きく前進 - 制御性樹状細胞を用い 敗血症の治療に世界で初めて成功 - 敗血症 は 細菌などの微生物による感染が全身に広がって 発熱や機能障害などの急激な炎症反応が引き起

60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 敗血症の本質にせまる 新規治療法開発 大きく前進 - 制御性樹状細胞を用い 敗血症の治療に世界で初めて成功 - 敗血症 は 細菌などの微生物による感染が全身に広がって 発熱や機能障害などの急激な炎症反応が引き起 60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 敗血症の本質にせまる 新規治療法開発 大きく前進 - 制御性樹状細胞を用い 敗血症の治療に世界で初めて成功 - 敗血症 は 細菌などの微生物による感染が全身に広がって 発熱や機能障害などの急激な炎症反応が引き起こされる病態です 免疫力が低下している場合に 急性腎盂腎炎や肺炎 急性白血病 肝硬変 悪性腫瘍などさまざまな疾患によって誘発され

More information

脳組織傷害時におけるミクログリア形態変化および機能 Title変化に関する培養脳組織切片を用いた研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 岡村, 敏行 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date URL http

脳組織傷害時におけるミクログリア形態変化および機能 Title変化に関する培養脳組織切片を用いた研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 岡村, 敏行 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date URL http 脳組織傷害時におけるミクログリア形態変化および機能 Title変化に関する培養脳組織切片を用いた研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 岡村, 敏行 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2009-03-23 URL http://hdl.handle.net/2433/124054 Right Type Thesis or

More information

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 森脇真一 井上善博 副査副査 教授教授 東 治 人 上 田 晃 一 副査 教授 朝日通雄 主論文題名 Transgene number-dependent, gene expression rate-independe

( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 森脇真一 井上善博 副査副査 教授教授 東 治 人 上 田 晃 一 副査 教授 朝日通雄 主論文題名 Transgene number-dependent, gene expression rate-independe ( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 森脇真一 井上善博 副査副査 東 治 人 上 田 晃 一 副査 朝日通雄 主論文題名 Transgene number-dependent, gene expression rate-independent rejection of D d -, K d -, or D d K d -transgened mouse skin

More information

直観的な使い易いユーザーインターフェースで多次元の視覚化と定量解析 日本語 英語画面表示対応 背景輝度の均一化 豊富な画質調整 画像処理 画像解析機能を搭載 マクロ自動記録 特定用途向けアプリでの利用で 複数データでのバッチ処理が可能 コントラスト強調 平坦化フィルタ ハイパスフィルタ ノイズ除去 境界線の強調 ローパスフィルタ 局部イコライズフィルタ エッジや模様の強調 ディスタンスマップ バリアンスフィルタ

More information

フォトダイオードモジュール C10439 シリーズ 精密測光用フォトダイオードと低ノイズアンプを一体化 フォトダイオードモジュール C10439 シリーズは フォトダイオードと I/V アンプを一体化した高精度な光検出器です アナログ電圧出力のため 電圧計などで簡単に信号を観測することができます ま

フォトダイオードモジュール C10439 シリーズ 精密測光用フォトダイオードと低ノイズアンプを一体化 フォトダイオードモジュール C10439 シリーズは フォトダイオードと I/V アンプを一体化した高精度な光検出器です アナログ電圧出力のため 電圧計などで簡単に信号を観測することができます ま 精密測光用フォトダイオードと低ノイズアンプを一体化 は フォトダイオードと I/V アンプを一体化した高精度な光検出器です アナログ電圧出力のため 電圧計などで簡単に信号を観測することができます また本製品には / 2 レンジ切り替え機能が付いています 検出する光量に応じて適切なレンジ選択を行うことで 高精度な出力を得ることができます 特長 電圧出力のため取り扱いが簡単 / 2レンジ切り替え機能付き小型

More information

<4D F736F F F696E74202D C834E D836A834E83588DDE97BF955D89BF8B5A8F F196DA2E >

<4D F736F F F696E74202D C834E D836A834E83588DDE97BF955D89BF8B5A8F F196DA2E > 7-1 光学顕微鏡 8-2 エレクトロニクス材料評価技術 途による分類 透過型顕微鏡 体組織の薄切切 や細胞 細菌など光を透過する物体の観察に いる 落射型顕微鏡 ( 反射型顕微鏡 ) 理 学部 材料機能 学科 属表 や半導体など 光を透過しない物体の観察に いる 岩 素顕 iwaya@meijo-u.ac.jp 電 線を使った結晶の評価法 透過電 顕微鏡 査電 顕微鏡 実体顕微鏡拡 像を 体的に

More information

取扱説明書

取扱説明書 Realtime PCR Master Mix Realtime PCR Master Mix トラブルシューティング SYBR Green Realtime PCR Master Mix トラブルシューティングは p3 へ 1. 増幅がみられない 乱れる原因対策検出機器の設定などが蛍光色標識に用いられている蛍光色素の種類によって 検素に適合していない出機器の設定を変更する必要があります 設定を適正化して再解析してください

More information

メディカルスタッフのための白血病診療ハンドブック

メディカルスタッフのための白血病診療ハンドブック Chapter. 1 Chapter 1 末梢血液の中には, 血液細胞である赤血球, 白血球, 血小板が存在し, これらの成熟細胞はあらゆる血液細胞へ分化する能力である多分化能をもつ造血幹細胞から造られる. また, それぞれの血液細胞には寿命があり, 赤血球の寿命は約 120 日, 白血球の中で最も多い好中球の寿命は数日, 血小板の寿命は約 7 日である. このように寿命のある血液細胞が生体の生涯を通して造られ続けられるために,

More information

粒子画像流速測定法を用いた室内流速測定法に関する研究

粒子画像流速測定法を用いた室内流速測定法に関する研究 可視化手法を用いた室内気流分布の測定法に関する研究 -PIV を用いた通風時及び空調吹出気流の測定 - T08K729D 大久保肇 指導教員 赤林伸一教授 流れの可視化は古来より流れの特性を直感的に把握する手法として様々な測定法が試みられている 近年の画像処理技術の発展及び PC の性能向上により粒子画像流速測定法 (PIV ) が実用化されている Particle Image Velocimetry

More information

読んで見てわかる免疫腫瘍

読んで見てわかる免疫腫瘍 第 Ⅰ 部 免疫学の基本的な知識 本来, 生物あるいは生命には精神学的かつ細胞生物学的に 生の本能 が与えられ, この本能はさらに個体保存本能と種族保存本能に概念的に分けられる. 精神学的には, 著名な Sigmund Freud( 独国,1856-1939) は前者を自我本能, 後者を性本能と呼び, 精神分析に二元論を展開している. 生物学的には, 個体保存本能の一部は免疫が担い, 種族保存本能は不幸にもがんの増殖に関連し細胞の不死化を誘導している.

More information

生物学に関する実験例 - 生化学 / 医療に関する実験例 ラジオアッセイ法によるホルモン測定 [ 目的 ] 本実習では, 放射免疫測定 (Radioimmunoassay,RIA) 法による血中インスリンとイムノラジオメトリックアッセイ ( 免疫放射定測定 Immunoradiometric ass

生物学に関する実験例 - 生化学 / 医療に関する実験例 ラジオアッセイ法によるホルモン測定 [ 目的 ] 本実習では, 放射免疫測定 (Radioimmunoassay,RIA) 法による血中インスリンとイムノラジオメトリックアッセイ ( 免疫放射定測定 Immunoradiometric ass 生物学に関する実験例 - 生化学 / 医療に関する実験例 ラジオアッセイ法によるホルモン測定 [ 目的 ] 本実習では, 放射免疫測定 (Radioimmunoassay,RIA) 法による血中インスリンとイムノラジオメトリックアッセイ ( 免疫放射定測定 Immunoradiometric assay, IRMA) 法による血清中のレニンを定量を通して 今日用いられている種々のインビトロ検査法の原理並びに両者の違い等を理解する

More information

Application Note 光束の評価方法に関して Light Emitting Diode 目次 1. 概要 2. 評価方法 3. 注意事項 4. まとめ This document contains tentative information; the contents may chang

Application Note 光束の評価方法に関して Light Emitting Diode 目次 1. 概要 2. 評価方法 3. 注意事項 4. まとめ This document contains tentative information; the contents may chang 光束の評価方法に関して 目次 1. 概要 2. 評価方法 3. 注意事項 4. まとめ 1/6 1. 概要 本書では 日亜化学工業株式会社製 LED について積分球にて光束を評価する上での評価方法と注意事項を示します 2. 評価方法 通常 LED の光束を評価する際は積分球を用いて評価を行います 積分球のサイズも数 inch クラスのものから 1inch クラスまでの様々なサイズのものがありますが

More information

化学結合が推定できる表面分析 X線光電子分光法

化学結合が推定できる表面分析 X線光電子分光法 1/6 ページ ユニケミー技報記事抜粋 No.39 p1 (2004) 化学結合が推定できる表面分析 X 線光電子分光法 加藤鉄也 ( 技術部試験一課主任 ) 1. X 線光電子分光法 (X-ray Photoelectron Spectroscopy:XPS) とは物質に X 線を照射すると 物質からは X 線との相互作用により光電子 オージェ電子 特性 X 線などが発生する X 線光電子分光法ではこのうち物質極表層から発生した光電子

More information

Microsoft Word - Zenon Mouse IgG Labeling Kit_J1_28Apr2008.doc

Microsoft Word - Zenon Mouse IgG Labeling Kit_J1_28Apr2008.doc 製品情報 2008 年 4 月 28 日改訂 Zenon Mouse IgG Labeling Kit はじめに ひとこと 届いた製品はすぐに下記の条件下で保存してください : 2~6 C 遮光条件下 励起 / 蛍光波長 : 表 1 参照 Zenon Mouse IgG Labeling Kit は 抗体コンジュゲート生成のための 迅速かつ汎用的で信頼性のある方法を提供します しかも 出発物質はごく少量

More information

5 QCWS 参考プロトコル 抗体検査 (FlowPRA) 平成 29 年度版 作成者 日本組織適合性学会認定制度委員会ワーキンググループ 抗 HLA 抗体 WG 改訂履歴 版数 改訂日 施行日 改訂理由 改訂内容 改訂責任者 2 目 次 1.FlowPRA 製品概要... 1 1.1 FlowPRA の使用目的 原理... 1 1.2 FlowPRA の種類... 2 2. 検査の準備... 3 2.1

More information

Microsoft PowerPoint - On-chip Droplet Generator Final

Microsoft PowerPoint - On-chip Droplet Generator Final Single Cell Compartmentalization by On-chip Droplet Generator 近年 water-in-oil( 油中 滴型 w/o) の液滴は その 1 つ 1 つが さな反応系としてデジタル PCR(ddPCR) や次世代シーケンス (NGS) などの遺伝 解析分野に於いて実 化されています 創薬の基礎 応 研究では細胞ベースのハイスループットスクリーニング

More information

報道機関各位 2017 年 8 月 7 日 東北大学大学院医学系研究科 がん分子標的薬の効果を投薬前に高精度で診断する方法の開発 - 格段に明るく光るナノ粒子を利用した高感度定量イメージング - 研究のポイント がんの組織診断において 投薬効果や予後の診断の感度 精度 定量性を上げるための新しい検査

報道機関各位 2017 年 8 月 7 日 東北大学大学院医学系研究科 がん分子標的薬の効果を投薬前に高精度で診断する方法の開発 - 格段に明るく光るナノ粒子を利用した高感度定量イメージング - 研究のポイント がんの組織診断において 投薬効果や予後の診断の感度 精度 定量性を上げるための新しい検査 報道機関各位 2017 年 8 月 7 日 東北大学大学院医学系研究科 がん分子標的薬の効果を投薬前に高精度で診断する方法の開発 - 格段に明るく光るナノ粒子を利用した高感度定量イメージング - 研究のポイント がんの組織診断において 投薬効果や予後の診断の感度 精度 定量性を上げるための新しい検査法の開発が大きな課題となっている このたび シグナルの強度が劇的に増加した蛍光ナノ粒子を開発し 既存法に比べ感度および精度が格段に優れたがん組織診断法を確立した

More information

本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因

本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因 HbA1c 測定系について ~ 原理と特徴 ~ 一般社団法人日本臨床検査薬協会 技術運営委員会副委員長 安部正義 本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因 HPLC 法 HPLC 法原理 高速液体クロマトグラフィー 混合物の分析法の一つ 固体または液体の固定相 ( 吸着剤 ) 中で 液体または気体の移動相 ( 展開剤 ) に試料を加えて移動させ

More information

細辛 (Asari Radix Et Rhizoma) 中の アサリニンの測定 Agilent InfinityLab Poroshell 120 EC-C µm カラム アプリケーションノート 製薬 著者 Rongjie Fu Agilent Technologies Shanghai

細辛 (Asari Radix Et Rhizoma) 中の アサリニンの測定 Agilent InfinityLab Poroshell 120 EC-C µm カラム アプリケーションノート 製薬 著者 Rongjie Fu Agilent Technologies Shanghai 細辛 (Asari Radix Et Rhizoma) 中の アサリニンの測定 Agilent InfinityLab Poroshell 2 EC-C8.9 µm カラム アプリケーションノート 製薬 著者 Rongjie Fu Agilent Technologies Shanghai 概要 細辛 (Asari Radix Et Rhizoma) 中の活性化合物アサリニンをサブ 2 µm の Agilent

More information

ASC は 8 週齢 ICR メスマウスの皮下脂肪組織をコラゲナーゼ処理後 遠心分離で得たペレットとして単離し BMSC は同じマウスの大腿骨からフラッシュアウトにより獲得した 10%FBS 1% 抗生剤を含む DMEM にて それぞれ培養を行った FACS Passage 2 (P2) の ASC

ASC は 8 週齢 ICR メスマウスの皮下脂肪組織をコラゲナーゼ処理後 遠心分離で得たペレットとして単離し BMSC は同じマウスの大腿骨からフラッシュアウトにより獲得した 10%FBS 1% 抗生剤を含む DMEM にて それぞれ培養を行った FACS Passage 2 (P2) の ASC 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 山本麻衣子 論文審査担当者 主査 : 井関祥子副査 : 柴田俊一 青木和広 Osteogenic Potential of Mouse Adipose-Derived Stem Cells Sorted 論文題目 for CD90 and CD105 in Vitro ( 論文の内容の要旨 ) < 緒言 > 脂肪組織は皮下の浅層に存在するため 採取が低侵襲で容易であり

More information

システム要求仕様書

システム要求仕様書 ジェネティックアナライザ外 1 件 仕様書 平成 28 年 10 月 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪府立成人病センター Ⅰ 概要 1 調達物品及び構成内訳 ( 調達物品 ) ジェネティックアナライザ外 1 件 一式 ( 構成内訳 ) (1) ジェネティックアナライザ 1セット (2) セルアナライザーシステム 1セット 1 アナライザー本体 2 解析用コンピュータ 3 解析用ソフトウェア 2

More information

Untitled

Untitled 上原記念生命科学財団研究報告集, 23(2009) 71. 間葉系細胞へ分化する能力を有するグリオーマ細胞の characterization と組織内局在 岩下寿秀 Key words: グリオーマ, 間葉系細胞,side population * 愛知医科大学医学部病理学講座 緒言腫瘍組織はヘテロな細胞集団であり,at random に増殖していると考えられてきたが, 最近の研究結果から腫瘍組織にも正常の組織と同様のヒエラルキーが存在する可能性が示唆されている.

More information

MACSQuant - 高機能・利便性を誇るフローサイトメーター

MACSQuant - 高機能・利便性を誇るフローサイトメーター フローサイトメトリーソリューション Discover MACSQuant Best in class MACSQuant - いつも実験の中心に スムーズな実験を実現するミルテニーバイオテク社の製品群 細胞の絶対数測定 MACSQuant Analyzer 10 - シンプルで柔軟 精密性 再現性 正確性の高い測定 p.6 高性能なフローサイトメーター p.4 MACS モレキュラー解析 MultiMACS

More information

サイトメトリー12-1.indd

サイトメトリー12-1.indd FCM gating Problems of Flow cytometric gating for hematopoietic cell analysis in clinical test. Kazuto Tsuruda, Tetsuya Usui, Kozue Yoshii, Mihoko Murai, Yusuke Mori, Tomohiro Tsuji, Shinichiro Oguni,

More information

バイオ構造における SAXS 分析

バイオ構造における SAXS 分析 バイオ構造における SAXS 分析 構造生物学における SAXSのメリット SAXS( 小角 X 線散乱 ) は 分子生物学分野の構造研究手法です 他の確立された手法では得られない貴重な情報が得られることから 広く使用されるようになってきています 生体高分子及びその複合体の構造解析を行う際 一般的に使用される手法は 結晶学とNMR( 核磁気共鳴 ) です SAXSでは これらの高分解能のテクニックのいずれを使っても得ることのできない貴重な追加情報を得られます

More information

:59:20 Cell Counting TC20 全自動セルカウンター 809b 再 校 松本 K CMYK

:59:20 Cell Counting TC20 全自動セルカウンター 809b 再 校 松本 K CMYK 2018.09.07 09:59:20 Cell Counting TC20 全自動セルカウンター 809b 再 校 松本 K CMYK 革新的なオートフォーカス技術と洗練された細胞計数アルゴリズムにより TC20 全自動セルカウンターは主観性を排除した信頼性の高い細胞カウントを約 30 秒で提供します 株化細胞や初代培養細胞など哺乳類細胞で正確にカウントできます サンプル中に複数の細胞種が混在する場合は

More information

大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム

大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム 平成 29 年度医科学専攻共通科目 共通基礎科目実習 ( 旧コア実習 ) 概要 1 ). 大学院生が所属する教育研究分野 (*1), 又は実習を担当する分野 (*2) における実習に より単位認定可能な実習項目 (1~8) (*1) 大学院生が各教育研究分野における実習で単位認定可能な実習項目早見表 を参照 ( コア実習項目 ) (*2)( 実習担当分野 ) 1. 組換え DNA 技術実習 分子生物学

More information

Microsoft Word - zemi2.docx

Microsoft Word - zemi2.docx DAPI のフローサイトメトリにより維管束植物の乾燥組織を確実な DNA 倍数性を推定 近年フローサイトメトリによる DNA 倍数性の推定には生葉しか使われていない これは生物系統学 集団生物学 生態学において FCM の研究を制限している 乾燥法は植物学における試料保存技術を進めた 本研究では FCM の研究をするため 乾燥させた維管束植物を利用する可能を検討した 標準 DAPI 法で風乾した60の種の検討をし

More information

研究目的 1. 電波ばく露による免疫細胞への影響に関する研究 我々の体には 恒常性を保つために 生体内に侵入した異物を生体外に排除する 免疫と呼ばれる防御システムが存在する 免疫力の低下は感染を引き起こしやすくなり 健康を損ないやすくなる そこで 2 10W/kgのSARで電波ばく露を行い 免疫細胞

研究目的 1. 電波ばく露による免疫細胞への影響に関する研究 我々の体には 恒常性を保つために 生体内に侵入した異物を生体外に排除する 免疫と呼ばれる防御システムが存在する 免疫力の低下は感染を引き起こしやすくなり 健康を損ないやすくなる そこで 2 10W/kgのSARで電波ばく露を行い 免疫細胞 資料 - 生電 6-3 免疫細胞及び神経膠細胞を対象としたマイクロ波照射影響に関する実験評価 京都大学首都大学東京 宮越順二 成田英二郎 櫻井智徳多氣昌生 鈴木敏久 日 : 平成 23 年 7 月 22 日 ( 金 ) 場所 : 総務省第 1 特別会議室 研究目的 1. 電波ばく露による免疫細胞への影響に関する研究 我々の体には 恒常性を保つために 生体内に侵入した異物を生体外に排除する 免疫と呼ばれる防御システムが存在する

More information

Microsoft PowerPoint - WAK Flow H20 [互換モード]

Microsoft PowerPoint - WAK Flow H20 [互換モード] 蛍光ビーズを用いた HLA 抗体検査試薬の解析結果 WAKFlow HLA 抗体クラス Ⅰ&Ⅱ(MR) 平成 2 年 9 月 19 日 QC ワークショップ WAKFlow HLA 抗体クラス Ⅰ&Ⅱ(MR) について パネル細胞の選択 対象抗原 クラス Ⅰ: 日本人における遺伝子頻度が 1% 以上の HLA-A または -B 抗原 クラス Ⅱ:HLA-DR および DQ 座の公認抗原 選択条件 クラス

More information

プロトコール集 ( 研究用試薬 ) < 目次 > 免疫組織染色手順 ( 前処理なし ) p2 免疫組織染色手順 ( マイクロウェーブ前処理 ) p3 免疫組織染色手順 ( オートクレーブ前処理 ) p4 免疫組織染色手順 ( トリプシン前処理 ) p5 免疫組織染色手順 ( ギ酸処理 ) p6 免疫

プロトコール集 ( 研究用試薬 ) < 目次 > 免疫組織染色手順 ( 前処理なし ) p2 免疫組織染色手順 ( マイクロウェーブ前処理 ) p3 免疫組織染色手順 ( オートクレーブ前処理 ) p4 免疫組織染色手順 ( トリプシン前処理 ) p5 免疫組織染色手順 ( ギ酸処理 ) p6 免疫 < 目次 > 免疫組織染色手順 ( 前処理なし ) p2 免疫組織染色手順 ( マイクロウェーブ前処理 ) p3 免疫組織染色手順 ( オートクレーブ前処理 ) p4 免疫組織染色手順 ( トリプシン前処理 ) p5 免疫組織染色手順 ( ギ酸処理 ) p6 免疫組織染色手順 ( ギ酸処理後 マイクロウェーブまたはオートクレーブ処理 )p7 抗原ペプチドによる抗体吸収試験 p8 ウエスタン ブロッティング

More information

Microsoft PowerPoint - 多核NMRへの応用_提出版.pptx

Microsoft PowerPoint - 多核NMRへの応用_提出版.pptx 多核 NMR の応用 ~ 19 F NMRを用いた定量分析 ~ 第 1 回定量 NMRクラブ (2012/12/4) 産業技術総合研究所計測標準研究部門有機分析科バイオディカル標準研究室山﨑太一 1 定量 19 FNMR 法の開発目的 フッ素化合物は生化学におけるスクリーニングや材料科学におけるポリマー分析等幅広く用いられている 分子構造解析や酵素活性等の速度論解析に使用 19 FNMR を用いた高精度な定量法開発は重要!

More information

長期/島本1

長期/島本1 公益財団法人京都大学教育研究振興財団 京都大学教育研究振興財団助成事業成果報告書 平成 28 年 4 月 25 日 会長辻井昭雄様 所属部局 研究科 ( 申請時 ) ips 細胞研究所特定研究員 ( 報告時 ) ETH Zurich Department of Biosystems Science and Engineering ポスドク研究員 氏名島本廉 助成の種類 平成 27 年度 若手研究者在外研究支援

More information

るが AML 細胞における Notch シグナルの正確な役割はまだわかっていない mtor シグナル伝達系も白血病細胞の増殖に関与しており Palomero らのグループが Notch と mtor のクロストークについて報告している その報告によると 活性型 Notch が HES1 の発現を誘導

るが AML 細胞における Notch シグナルの正確な役割はまだわかっていない mtor シグナル伝達系も白血病細胞の増殖に関与しており Palomero らのグループが Notch と mtor のクロストークについて報告している その報告によると 活性型 Notch が HES1 の発現を誘導 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 奥橋佑基 論文審査担当者 主査三浦修副査水谷修紀 清水重臣 論文題目 NOTCH knockdown affects the proliferation and mtor signaling of leukemia cells ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 目的 : sirna を用いた NOTCH1 と NOTCH2 の遺伝子発現の抑制の 白血病細胞の細胞増殖と下流のシグナル伝達系に対する効果を解析した

More information

スライド 1

スライド 1 Lipocapsulater を用いた薬剤内包検討例 1 Lipocapsulater FD-S PE を用いた クルクミンのリポソーム内包化検討 2 Lipocapsulater FD-S PE を用いたクルクミンの内包化検討 クルクミン ウコンの黄色色素であり 抗炎症作用や抗酸化作用をもっており 健康食品としても利用されている脂溶性化合物 使用メーカー sigma-aldrich, C1386-10G

More information

抗体定量用アフィニティークロマトグラフィー

抗体定量用アフィニティークロマトグラフィー 59 抗体定量用アフィニティークロマトグラフィーカラム TSKgel Protein A 5PW の開発 バイオサイエンス事業部開発部セパレーション G 藤井智荒木康祐 1. はじめに近年 バイオ医薬品市場の成長は著しく 特に免疫グロブリン G(IgG) を中心とした抗体医薬品については 212 年に 46 億ドルであった市場規模が 218 年には 772 億ドルまで拡大すると予測されている 1)

More information

Taro-kv20025.jtd

Taro-kv20025.jtd 猫ウイルス性鼻気管炎 猫カリシウイルス感染症 2 価 猫汎白血球減少症 猫白血病 ( 猫白血病ウイルス由来防御抗原たん白遺伝子導入カナリア痘ウイルス ) 猫クラミジア感染症混合ワクチン 平成 24 年 7 月 4 日 ( 告示第 1623 号 ) 新規追加 弱毒猫ウイルス性鼻気管炎ウイルス 弱毒猫汎白血球減少症ウイルス及び弱毒猫クラミドフィラ フェリスをそれぞれ培養細胞で増殖させて得たウイルス液と2

More information

光変調型フォト IC S , S6809, S6846, S6986, S7136/-10, S10053 外乱光下でも誤動作の少ない検出が可能なフォト IC 外乱光下の光同期検出用に開発されたフォトICです フォトICチップ内にフォトダイオード プリアンプ コンパレータ 発振回路 LE

光変調型フォト IC S , S6809, S6846, S6986, S7136/-10, S10053 外乱光下でも誤動作の少ない検出が可能なフォト IC 外乱光下の光同期検出用に開発されたフォトICです フォトICチップ内にフォトダイオード プリアンプ コンパレータ 発振回路 LE 外乱光下でも誤動作の少ない検出が可能なフォト IC 外乱光下の光同期検出用に開発されたフォトICです フォトICチップ内にフォトダイオード プリアンプ コンパレータ 発振回路 LED 駆動回路 および信号処理回路などが集積化されています 外部に赤外 LEDを接続することによって 外乱光の影響の少ない光同期検出型のフォトリフレクタやフォトインタラプタが簡単に構成できます 独自の回路設計により 外乱光許容照度が10000

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション P2 前期の実験発表資料 一光子干渉による干渉縞の測定 今川要, 高橋唯基, 谷真央, 辻川吉明, 冨永貴弘, 中川耕太郎, 中田拓海, 西田森彦 実験の目的 MPPC 回路 LED ドライバ 実験のセットアップ 本実験 解析 まとめ スライドの流れ 実験の目的 量子力学における 光の 粒子と波動の二重性 を検証したい 1 光子による干渉が起こることを確認する LED 光検出器 二重スリットによる光の干渉実験

More information

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 5. 免疫学的検査 >> 5G. 自己免疫関連検査 >> 5G010. 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 5. 免疫学的検査 >> 5G. 自己免疫関連検査 >> 5G010. 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク 5. 免疫学的検査 >> 5G. 自己免疫関連検査 >> 5G010. anti nuclear antibody 連絡先 : 3764 基本情報 分析物 5G010 JLAC10 診療報酬 識別材料 023 血清 測定法 162 蛍光抗体法 (FAT) 結果識別 第 2 章 特掲診療料 D014 5 抗核抗体 ( 蛍光抗体法 ) 半定量 105 点 第 3 部 検査 第 1 節 検体検査料 第 1

More information

Microsoft Word - Dr. Hiroi.doc

Microsoft Word - Dr. Hiroi.doc 共焦点レーザー走査顕微鏡による免疫染色の観察 防衛医科大学校臨床検査医学 廣井禎之 河合俊明 はじめに共焦点レーザー走査顕微鏡は 1955 年に Minsky らにより発明された共焦点光学系と 近年のレーザー技術及びコンピューター技術の発達により完成された新しい顕微鏡システムである 本顕微鏡システムはその名のとおり 共焦点光学系をもち レーザー光を光源とし 試料上を走査させて結像させる顕微鏡のことであり

More information

実践!輸血ポケットマニュアル

実践!輸血ポケットマニュアル Ⅰ. 輸血療法概論 1. 輸血療法について 1 輸血療法について (1) 輸血療法の基本的な考え方輸血療法は, 他人 ( 同種血製剤 ) あるいは自分 ( 自己血製剤 ) の血液成分 ( 血球, 血漿 ) の補充を基本とする細胞治療である. 血漿製剤を除く同種血製剤であれば, 他人の生きた細胞 ( 血球 ) を使って, 患者に不足している機能を補う治療法といえる. 輸血療法は補充療法であり, 血液の成分ごとに補う成分輸血が現代の輸血療法である.

More information

Microsoft Word - planck定数.doc

Microsoft Word - planck定数.doc . 目的 Plck 定数 光電効果についての理解を深める. また光電管を使い実際に光電効果を観察し,Plck 定数および仕事関数を求める.. 課題 Hg- スペクトルランプから出ている何本かの強いスペクトル線のなかから, フィルターを使い, 特定の波長域のスペクトル線を選択し, それぞれの場合について光電効果により飛び出してくる電子の最高エネルギーを測定する. この測定結果から,Plck 定数 h

More information

CONTENTS January 2007 No Cosmo Bio News No.0 1

CONTENTS January 2007 No Cosmo Bio News No.0 1 http://www.cosmobio.co.jp January 2007 No. 0 CONTENTS January 2007 No.0 1 7 7 8 10 1 17 20 2 2 11 12 12 1 1 1 1 1 1 19 20 21 22 2 2 2 2 17 18 18 27 28 0 1 2 Cosmo Bio News No.0 1 7 F F F F E B B B B B

More information