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1 平成 27 年度エネルギー需給緩和型インフラ システム普及等促進事業 ( グローバル市場におけるスマートコミュニティ等の事業可能性調査 : インド ラジャスタン州への系統安定化技術適用に関する事業可能性調査 ) 報告書 平成 28 年 3 月 PwC アドバイザリー合同会社

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3 目次 1 調査事業概要 ) 調査の背景 目的 ) 調査の内容 ) 実施体制 ) 実施スケジュール 市場分析 ) ラジャスタン州における送電システムの状況 ) ラジャスタン州における再生可能エネルギーの開発状況 ) ラジャスタン州における再生可能エネルギーに対する需給調整の現状 ) ラジャスタン州における再生可能エネルギーが接続された配電システムの課題 RECC 及び蓄電池の導入に係る事業計画 ) RECC 及び蓄電池システムの必要性 ) RECC 及び蓄電池の概要 ) システムの仕様 ) 利点 ) 導入スケジュール ) 経済性分析 ) 導入シナリオ TSC システムの事業計画 ) TSC システムの概要 ) 系統解析による将来系統の評価 ) 事業課題と方策 今後の展開

4 1 調査事業概要 1) 調査の背景 目的インドでは 2012 年 7 月に全土で大規模な停電が発生しており この要因として割当量を超過した発電により発生した電力潮流のアンバランスや連系線の管理不足などによる過負荷の発生が指摘されている また ラジャスタン州はインド全土の中でも最も日照に恵まれた州の一つであり インド最大の砂漠を擁した州でもある 同州は同時に 風力発電に適した風況地域を多く有しており このような気象条件に加え 州政府による再生可能エネルギー導入促進 振興に係る各種政策 規制の整備も手伝い 同州政府は再生可能エネルギー分野の投資誘致に成功している このような背景をもとに ラジャスタン州の送電公社である RRVPNL(Rajasthan Rajya Vidyut Prasaran Nigam Limited, 以下 RRVPNL) としても再生可能エネルギー導入による発電容量の急増に伴う送電系統事故時の影響評価及び系統安定化手法の導入については必要性を認識しつつも 具体的な検討には着手を行していない状況にある このような背景を踏まえ 本事業では 日本のインフラ システム輸出の促進を目的に インド ラジャスタン州における 具体的な電力系統安定化システムの導入に向けた事業性について調査する 2) 調査の内容昨年度調査においては ラジャスタン州における電力系統の負荷状況の分析及び系統計画の有効性評価を実施し RRVPNL が有する系統計画において 1 回線送電線事故時には大幅な過負荷及び電圧低下が生じることが確認された 更に 数年後の系統計画において 400kV 系統の遮断失敗事故の際に 発電機の大量脱落が発生することが確認された このような分析 評価の結果を踏まえ 系統安定化に向けた具体策として 1 系統全体の状況を常時モニタリングしながら系統事故時の対応を行う Transient Stability Control System ( 以下 TSC システム ) 2 再生可能エネルギーのマネジメントと再生可能エネルギーの出力変動の影響を抑える 蓄電池を含めた Renewable Energy Control Center ( 以下 RECC) の導入効果について提言を行った 本調査では これら系統安定化システムの導入に向け 昨年度調査の結果も踏まえるとともに シミュレーション等を行い 1 系統安定化システムの詳細設計と 2 経済性分析を実施した 3) 実施体制本調査では PwC アドバイザリー合同会社がプロジェクト統括を行い 送電分野における豊富な知見を有する T.T. Network Infrastructure Japan( 株 ) インド電力セクターおよびラジャスタン州で様々な電力 送電案件実施経験を有する Pricewaterhouse Coopers India による体制を構築した 現地では ラジャスタン州および電力セクター関係者とのネットワークを有する Pricewaterhouse Coopers India を通じて 本調査を実施した 2

5 PwC アドバイザリー合同会社 外注 Pricewaterhouse Coopers India 外注 T.T. Network Infrastructure Japan( 株 ) 各事業者の業務内容は表 1 の通りである PwC アドバイザリー合同会社 Pricewaterhouse Coopers India (PwC India) T.T.Network Infrastructure Japan( 株 ) 表 1 各事業者の業務分担内容 プロジェクト統括 経済性分析 報告書作成 現地情報収集 現地調査アレンジ 協議支援 経済性分析 TSC システム RECC 及び蓄電池の導入に向けたデータ収集 データ解析 システム詳細設計 経済性分析における技術的側面からの支援 4) 実施スケジュール本事業は図 1 のスケジュールのとおり実施した なお 現地調査は 下記の日程及び目的にて実施した ( 第 1 回 ) 日程 :2015 年 8 月 31 日 -9 月 4 日目的 : 本年度の調査計画の概要及び作業状況の説明 経済性分析検討の方向性について ( 第 2 回 ) 日程 :2015 年 11 月 2 日 -6 日目的 : 経済性分析 シミュレーション結果 ソリューション案の提案 ( 第 3 回 ) 日程 :2016 年 2 月 8 日 -12 日目的 : 本調査結果に関する最終報告 3

6 作業項目 2015 /7 システム詳細設計に係るデータ収集 シミュレーション /1 2 3 仕様の設計 経済性分析 ドラフト提案の検討 最終提案の検討 報告書作成 現地会合 図 1 本事業の調査スケジュール 図 2 現地会合の様子 4

7 2 市場分析 1) ラジャスタン州における送電システムの状況インドの電力系統は中央給電指令所 NLDC(National Load Dispatch Centre) により監視制御がなされており NLDC の下位組織として 5 つの地域給電指令所 RLDC(Regional Load Dispatch Centre) 及び 33 の州給電指令所 SLDC(State Load Dispatch Centre) が存在する 図 2 に示すように RLDC は北部を管轄する NRLDC(Northern Regional Load Dispatch Center) 西部を管轄する WRLDC(Western Regional Load Dispatch Center) 南部を管轄する (Southern Regional Load Dispatch Center) 東部を管轄する(Eastern Regional Load Dispatch Center) 北東部を管轄する NERLDC(North Eastern Regional Load Dispatch Center) の 5 つの RLDC で構成されている ( 出典 : The Hindu, 図 3 インドの電力系統の地域区分 ラジャスタン州の SLDC は 図 3 に示すように NRLDC の下位組織として位置付けられている 5

8 図 4 インドの電力系統の構造 ラジャスタン州の電力セクターは 発電 送電 配電の 3 部門に分離されており それぞれ発電会社 1 社 (Rajasthan Rajya Vidyut Utpadan Nigam Limited :RRVUNL) 送電会社 1 社 (Rajasthan Rajya Vidyut Prasarn Nigam Limited:RRVPNL) 及び配電会社 3 社 JVVNL (Jaipur Vidyut Vitran Nigam Limited) AVVNL(Ajmer Vidyut Vitran Nigam Limited) JdVVNL (Jodhpur Vidyut Vitran Nigam Limited) によって運用されている 図 4 にラジャスタン州における発送配電の構造を示す CPPs IPPs RRVUNL PGCIL RRVPNL RRECL (SLDC) D-1 D-2 D-3 JVVNL (Jaipur) AVVNL (Ajmer) JdVVNL (Jodhpur) PGCIL :Power Grid Corporation India Limited RRVUNL :Rajasthan Rajya Vidyut Utpadan Nigam Limited RRVPNL :Rajasthan Rajya Vidyut Prasaran Nigam Limited JVVNL :Jaipur Vidyut Vitran Nigam Limited AVVNL :Ajmer Vidyut Vitran Nigam Limited JdVVNL :Jodhpur Vidyut Vitran Nigam Limited RRECL :Rajasthan Renewable Energy Corporation Limited IPP :Independent Power Producer CPP :Captive Power Plant 図 5 ラジャスタン州の電力会社の構成 6

9 RRVPNL は石炭火力 ガス火力 水力等の既存の発電設備に加え 風力 太陽光 バイオマス等 の再生可能エネルギーからの電力を安定的に供給するために 送電網の整備を継続的に行っている 表 2 に 2015 年 12 月時点での RRVPNL が保有する送電網の詳細を示す 表 2 RRVPNL の送電ネットワーク (2015 年 12 月 ) 電圧階級 (kv) 距離 (km) 超高圧変電所数 容量 (MVA) , , , , , , ,484 また 表 3 に RRVPNL の送電網に対する投資計画を示す 表 3 RRVPNL の送電網への投資計画 2015 年度 2016 年度 合計 ( 単位 :10 億ルピー ) 2) ラジャスタン州における再生可能エネルギーの開発状況モディ首相の方針のもと インドは今後数年間に渡り再生可能エネルギーの大規模導入を計画している 2022 年までに 175 GW( 太陽光 100 GW 風力 60 GW その他 15 GW) の再生可能エネルギーの導入を掲げている ラジャスタン州においても 州政府が策定し再生可能エネルギー開発計画に基づく開発を行っている ラジャスタン州はインドの中で最も太陽光発電及び風力発電に適した州の一つであり 州政府は政策的に再生可能エネルギーに対する多額の投資を誘致している 2005 年時点では系統接続された再生可能エネルギー発電の設備容量は 317 MW に過ぎなかったが 2014 年度末には 4,177 MW まで増加しており 今後更なる再生可能エネルギー設備の増設及びそれに関連した送電システムの増強を計画している 第 12 次電力開発計画によると ラジャスタン州では 年度には 4,500 MW( 太陽光 3,000 MW 風力 6,061 MW) 2018 年度末には 14,417 MW( 太陽光 8,356 MW 風力 1,500 MW) の設備容量の増設を計画している 表 4 及び図 5 にラジャスタン州における再生可能エネルギー開発計画を示す 7

10 表 4 ラジャスタン州の再生可能エネルギー開発計画 風力 太陽光 合計 設備容量 (2014 年度末 ) 3,321 MW 856 MW 4,177 MW 追加 : 年度 ( 第 12 次電力開発計画による ) 1,500 MW 3,000 MW 4,500 MW 追加 :2017 年度 620 MW 2,000 MW 2,620 MW 追加 :2018 年度 620 MW 2,500 MW 3,120 MW 追加分の合計 2,740 MW 7,500 MW 10,240 MW 合計 6,061 MW 8,356 MW 14,417 MW 16,000 14,000 設備容量 (MW) 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 太陽光 風力 2, 年度 年度 2017 年度 2018 年度年度 図 6 ラジャスタン州の再生可能エネルギー設備容量 3) ラジャスタン州における再生可能エネルギーに対する需給調整の現状現在 再生可能エネルギーの発電予測には前日の発電実績を発電予測値として用いられている しかしながら気象条件は常に変動しており また再生可能エネルギー発電出力を科学的に予測する仕組みも無いため その予測精度は十分ではない 従って 既存の従来型発電設備 ( 石炭 ガス火力等 ) を制御することならびに負荷遮断を行うことにより再生可能エネルギー発電の出力変動を吸収し 需給調整を行っている状況である 4) ラジャスタン州における再生可能エネルギーが接続された配電システムの課題再生可能エネルギー発電の出力変動抑制を行うためには 既存の従来型発電設備に発電余力を持たせ 変動を吸収する必要がある しかしながら 既存の従来型発電設備は十分な発電余力を確保できる設備容量を有しておらず 需給バランスが崩れることに起因した系統不安定現象や停電が発生するリスクがある また 将来的に大規模な再生可能エネルギー開発を計画しており 8

11 そのリスクはさらに高まると考えられる ラジャスタン州における主要な再生可能エネルギーは 太陽光発電及び風力発電である 太陽光発電に関しては 設置地域が砂漠地帯であり ほとんど天候が変化しないため 太陽光発電設備からの発電出力は比較的安定している 一方で風力発電に関しては 風況状況の変化により出力変動が発生している 図 6 は 2014 年 7 月 11 日の風力発電出力の時間推移を示している 風力発電出力 図 7 風力発電出力の 1 時間平均値 (2014 年 7 月 11 日 ) 図 7 に示すように 2014 年度における風力発電出力の平均値は月毎に異なっており その差が 4 倍以上の場合もあることがわかる 月 平均風力発電出力 [MW] 1 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 201 図 8 風力発電の月別平均出力 9

12 再生可能エネルギー発電の導入を増加するためには 発電出力の変動抑制対策として既存の発電設備による予備力の確保が必要である また再生可能エネルギーの発電出力が急変することによって発生する系統不安定現象や停電を防止するために 発電出力変動に素早く対応できる予備力が求められる 予備力の確保にあたっては 投資回収の観点から 再生可能エネルギーの導入に基づき予備力を段階的に整備していく必要がある 複数の技術を組み合わせることで効果的に予備力を確保できる可能性があるため 再生可能エネルギーの発電出力の傾向に基づいた分析が求められる 予備力を確保するためのソリューションの導入を加速する手段として 何らかのインセンティブ制度や優遇政策が考えられる 10

13 3 RECC 及び蓄電池の導入に係る事業計画 1) RECC 及び蓄電池システムの必要性ラジャスタン州における電力需要は継続的な経済成長に伴い増加している 再生可能エネルギー開発も並行して行われているが 電力需要に対して供給力が不足しており RRVPNL としても需給調整には負荷遮断に頼らざるを得ない状況である このような状況の下 再生可能エネルギーの出力変動に対して 既存の発電機によって十分な予備力を確保することは困難である 今後 再生可能エネルギー開発が加速する場合には 再生可能エネルギーの発電出力の変動によって系統不安定化あるいは大規模停電が発生する可能性がある これら問題の発生を防止するためには 出力変動対策のための予備力を確保する計画を事前に策定する必要がある 費用対効果の観点では 既存の火力発電機が予備力を確保すべきであるが 大部分の火力発電機はすでに最大出力で運用されており 十分な予備力を確保できない 従って 必要な予備力を確保するために一定台数の発電機を整備する必要がある 通常 発電機は起動してから安定した出力を得るまでに一定の時間を要すため 発電機を系統接続せずに運転をさせておく いわゆるホットスタンバイ状態で待機させておく必要がある しかしながら その状態を維持し続けるためには多額の燃料費が必要となる 上記課題に対し Renewable Energy Control Center (RECC) 及び Battery Energy Storage System (BESS) による蓄電池ソリューションの適用が考えられる 蓄電池ソリューションの適用により 発電機を起動してから安定出力が得られるまでの間に不足する電力を蓄電池システムから供給することが可能となる その結果 発電機の燃料費の節約だけでなく 予備力を確保するために必要な投資コストの削減も可能となる 2) RECC 及び蓄電池の概要 Battery Energy Storage System (BESS) は 従来の火力発電機 あるいは再生可能エネルギー発電設備の発電電力を貯蔵し 必要な時に利用できる 効果的かつ効率的なソリューションである 図 8 に示す通り BESS は様々な用途に適用することができる 11

14 太陽光発電向け変動抑制 周波数変動対策 ロードシフト 変電所向け大規模蓄電池システム 配電系統の安定化 EV 充電用途 ビル向け 住宅向け 図 9 蓄電池システムの適用例 BESS は 系統安定化やピークシフト等の電力系統の安定運用の手段として適応されている ( 図 9 参照 ) 図 10 系統の安定運用における BESS の適用例 再生可能エネルギーを効率的に利用するために複数の BESS を最適運用するためには 集中監視制御装置が必要となる Renewable Energy Control Center (RECC) は 再生可能エネルギーの発電出力に基づき 各 BESS の充放電を制御する機能を有している その際 RECC は各 BESS の性能や充電率 (State of Charge:SOC) に基づき 出力や放電時間が最大となるよう各 BESS を制御する 12

15 SLDC RECC 太陽光発電 風力発電 蓄電池システム (BESS) 太陽光発電 風力発電 図 11 RECC の概念 3) システムの仕様 i) BESS 以下を前提条件としてBESSの仕様検討を行った 2014 年度の発電出力実績値 (1 時間平均値 ) を用いる 発電出力の月間平均値を同月における発電予測値として用いる 風力発電の出力低下に対して 近隣の州から最大 150 MW の電力調達を行う 出力低下が 150 MW を超過する場合には 他の電源からの電力供給によって需給調整を行う 上記条件のイメージを以下に示す 発電電力 [MW] 風力発電電力予測値 実際の風力発電電力 他州からの電力 その他の電力 時間 [h] 図 12 風力発電電力の落ち込みイメージ 13

16 風力発電の出力低下を補償するために他の電源より電力を調達する上で いくつかの方法が考えられる 発電機で予備力を確保する場合 発電機をホットスタンバイ状態もしくは低出力にて運転することで発電余力を確保する方法が考えられる しかしながら 上記の方法では発電効率が低下するため 燃料費が増大してしまう 一方 BESS で予備力を確保する場合 全ての風力発電の落ち込みを補償するためには大きな蓄電池容量が必要となる この場合 蓄電池システムの導入には多額の初期投資が必要であり 現実的なコストではない 上記の課題を解決するために BESS と発電機を組み合わせたハイブリッドシステムが推奨される 他州からの電力調達だけでは発電出力低下を補償できない場合には 火力発電機を起動する 火力発電機の出力が安定するまでの間 BESS の放電により必要な出力を確保する この運用イメージを以下に示す 400 発電電力 [MW] 蓄電池予備力 蓄電池出力 ( 放電 ) 発電機発電出力 時間 [h] 図 13 BESS と発電機による電力補償のイメージ BESS の要求仕様の算出にあたっては 以下の条件を考慮した 2014 年度における発電出力の一時間平均値を用いて 蓄電池システムに求められる出力及び容量を見積もる 他州から 150 MW を上限とする電力調達を行う 発電機の起動から予備力が確保されるまでの 3 時間 蓄電池システムは電力を供給する 発電機の起動から電力が供給されるまでの 3 時間に必要な電力を蓄電池システムからの放電で補償するイメージを次に示す 14

17 400 発電電力 [MW] 放電時間 (3 時間 ) 出力容量 時間 [h] 図 14 蓄電池の放電イメージ BESS と発電機を組み合わせたハイブリッドシステムにおいても 全ての風力発電の出力低下に対応するためには多額の投資が必要となる 従って 風力発電の出力低下の発生回数のうち 50% 60% 70% の出力低下回数を補償するための蓄電池システムに求められる出力及び容量を算出した ( 表 5 参照 ) 表 5 蓄電池の 1 時間最大出力と 3 時間容量 補償率 1 時間最大出力 3 時間容量 50% 61 MW 98 MWh 60% 104 MW 135 MWh 70% 130 MW 188 MWh 上述の通り 50% の出力低下発生回数に対応する BESS は 1 時間出力として 61 MW 容量として 98 MWh 必要となる ここでは 異なる特性を有する蓄電池システムを組み合わせることで BESS に要求される性能を満足させることを検討した パワー型蓄電池システムと容量型蓄電池システムを組み合わせた構成とすることで 単一の蓄電池システムのみで構成するよりもより安価に BESS の要求性能を実現することができる パワー型蓄電池としてリチウムイオン電池を 容量型蓄電池として NAS 電池を用いた場合において 最も費用対効果が高い蓄電池システムの容量及び出力を表 6 に示す 表 6 蓄電池システムの仕様 No. 項目 数量 仕様 1 パワー型蓄電池 1 式 42 MW-21 MWh (2C) 2 容量型蓄電池 1 式 35 MW-210 MWh (1/6C) 15

18 再生可能エネルギーの発電出力変動に起因する課題を解決するためには BESS を段階的に導入していく必要がある また BESS の導入により更なる再生可能エネルギー開発が可能となる BESS を導入する最初のステップとして考えている 50% の出力低下を補償する蓄電池システムの仕様を表 7 に示す 表 7 BESS の仕様 No. 項目 数量 仕様 1 BESS-1 1 式 42.0 MW-21.0 MWh 2 BESS-2 1 式 35.2 MW MWh 付帯設備 ( 昇圧トランス等 ) 容量型 BESS (3.2MW) ハ ワー型 BESS (2MW) 105m 120m 図 15 BESS のレイアウト図 ii) RECC RECC は再生可能エネルギーの発電出力を抑制するために 複数の BESS を制御するための機能が求められる 以下に RECC が有すべき機能を示す 16

19 再生可能エネルギーの発電予測と発電計画 気象情報に基づき再生可能エネルギーの発電予測を行う 再生可能エネルギーの発電予測に基づき BESS の充放電計画と発電機の運転計画を作成する 監視制御 系統情報や発電機制御情報を監視する 蓄電池制御 複数の BESS を集約し 一つの仮想 BESS として制御する BESS を制御することで 再生可能エネルギーの発電出力を安定化する BESS の可用性が最大となるよう複数の BESS を最適に制御する シミュレータ 新たに再生可能エネルギー発電設備を追加する際の運用を模擬する データの記録と解析 収集したデータを記録する 蓄積されているデータを解析する RECC と複数の BESS によるシステム構成を次図に示す RECC サーバ HMI-1 HMI-2 RECC SLDC RECC サーバ HMI-1 HMI-2 SLDC サーバ RECCのイメージ - 風力発電出力の実績値 ネットワーク - 風力発電出力の予測値 - 蓄電池の充放電制御 - 充電率 (SOC) サイト-A サイト-B サイト-N ローカルコントローラ トランス等 ローカルコントローラ トランス等 ローカルコントローラ トランス等 PCS 蓄電池 PCS 蓄電池 PCS 蓄電池 図 16 RECC と BESS のシステム構成図 4) 利点 BESS 及び RECC を導入することによる利点を以下に挙げる 再生可能エネルギーの出力変動を抑制することで 再生可能エネルギーを安定電源として活 17

20 用することができる それにより再生可能エネルギー発電の出力変動に起因する系統不安定化及び停電発生を防止することができる 再生可能エネルギーの発電出力変動を最小化することで 再生可能エネルギー発電設備の導入量増加に貢献することができる 不安定な再生可能エネルギー発電出力に対する対策として最も費用対効果が高い 最適制御により 再生可能エネルギーの出力変動対策に必要となる追加投資を最小化できる 提案システムは再生可能エネルギー開発の進捗に応じて段階的に導入することができるため 多額の初期投資が不要である 5) 導入スケジュール資金が既に準備されている場合における RECC 及び BESS の導入スケジュールを表 8 に示す 表 8 RECC 及び BESS の導入スケジュール No. タスク名称 1 詳細仕様の検討 2 入札 3 建設 現地試験調整 4 運用開始 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 インド側が資金支援を必要とする場合は 上記の導入スケジュールは伸びると見込まれる 6) 経済性分析以下の数値を算出し 本ソリューション導入に係る経済性分析を実施した 風力発電の出力低下の発生回数のうち 50 % の回数の出力低下を補償するための蓄電池システムと RECC システムの導入及び運用に係る費用 本ソリューションの導入によって ラジャスタン州の経済や電力セクターにもたらされる定量的な便益 本調査では 本ソリューション導入に係る便益は以下の通りと仮定した Benefit-1: 計画外の地域系統からの電力融通に係るペナルティの回避ラジャスタン州は 2022 年までに 175 GW の再生可能エネルギー導入を目指しているインドにおいて 最も再生可能エネルギー発電の導入ポテンシャルを有する州のひとつである その様なラジャスタン州において 総発電量に占める再生可能エネルギーの割合が増加した場合に 再生可能エネルギー発電の出力低下が系統を不安定化させる恐れがある また 頻繁に急激な出力変 18

21 動が生じることは 電力システムの運用を困難なものとする その様な中 全ての需要家に絶え間なく安定した電力を供給し 安定した系統運用を担保するためには 電力システムの状況に応じて直ちに対応が可能となるよう電力システムの運用者が自由に予備力にアクセスできる必要がある インドの中央電力規制委員会 (Central Electricity Regulatory Commission: CERC) は系統の動作周波数のレンジを狭めることを目的とし電力需給スケジュール逸脱調整メカニズム (Deviation Settlement Mechanism: DSM) を導入 更に 供給予備力確保のためにアンシラリーサービスに係る規制を発表したところである RECC 及び BESS の導入は 再生可能エネルギーの出力急低下への対応手法として これらの制度に加えて選択肢となり得るものである 本ソリューションは 風力発電の出力低下を蓄電池及び火力発電で補うこととしており 風力発電の出力低下に伴って火力発電を立ち上げるにあたり 立ち上げに要する時間については蓄電池からの放電で賄うこととしている 一方で 蓄電池を導入しない場合には 風力発電の出力低下時に火力発電の立ち上げ中は地域系統からの電力融通が必要となる 従って 本ソリューション導入に係る経済効果として 風力発電の出力低下に伴って計画外の地域系統から電力融通を行った場合に課せられるペナルティ (Unscheduled Intercharge: UI) の回避を挙げることが可能と考えた 今回は 系統の周波数が Hz. の際に風力発電の出力が 20% 低下すると想定し 本ソリューションの導入に係る便益を算定した なお 風力発電は日中単位においても出力変動が激しいことから 本算定にあたっては 1 年を通した変動回数を仮定した 経済効果については 再生可能エネルギーの導入量や出力低下の回数 出力低下の程度に応じて変動する可能性については留意が必要となる Benefit-2: 蓄電池のピーク出力と同等の発電所を新設する固定費の回避蓄電池の設置を行わない場合 蓄電池の出力と同等の火力発電所の設置が必要となる 蓄電池の導入によって不要となる火力発電所新設に係る固定費を経済効果として評価した 本ソリューションとして合計 77.2 MW の蓄電池の導入を提案しており これと同規模の火力発電所の新設に係る capex を試算した その上で この新設火力発電所の年度毎の固定費を算出した 固定費の金額は年度によって異なる Benefit-3: 蓄電池のピーク出力と同等の新設発電所の変動費の回避蓄電池の設置を行わない場合 風力発電の出力の急低下に対しては 石炭火力発電やガス火力発電によって落ち込み分を補う必要がある これらの火力発電は発電にあたって燃料費がかかる一方で 蓄電池を導入した場合にはこれらの燃料費が不要となることから この燃料費を経済効果として評価を行った 年間で 365 回の出力低下が生じると仮定し経済効果の算定を行った なお 燃料単価の変動に応じて 経済効果の試算結果も変動する 19

22 Benefit-4: 発電所の新設に伴い必要となる送電線の新規敷設に係る capex と opex の回避蓄電池の設置を行わない場合 既述の通り蓄電池の出力と同等の火力発電所の設置が必要となるが 発電所の新設にあわせて送電線の敷設も必要となる 蓄電池の導入は この送電線敷設に係る capex と opex を不要とする 本算定にあたって 132 kv の 2 回線送電 50 km を要すると仮定し評価を行い capex 及び毎年生じる opex を経済効果として算定した Benefit-5: 風力発電の出力低下の補償のための冷稼働での発電に要する費用の回避ラジャスタン州において再生可能エネルギー発電の容量が増加すると 系統へと接続される電力の供給量の変動が大きくなることが見込まれる 再生可能エネルギーの出力が上昇し 系統に流れる電力が増加した際には この変動を抑えるために稼働中の火力発電を停止させる必要が生じることが想定される 停止した火力発電所を再び稼働させ系統への接続を行うためには 燃料として石油を使用してコールドスタートを行う必要がある 蓄電池は風力発電出力上昇による余剰の電力を吸収することできることから 本ソリューションの導入によって 石炭火力発電の完全停止を防ぐことができる 石炭火力発電の完全停止状態からのコールドスタートに伴う費用が不要ことから 本費用を本ソリューション導入に係る経済効果として評価を行った 前述の条件を元に試算を行った結果 建設期間 3 年 運用期間 15 年における IRR は 11.13% となった 7) 導入シナリオラジャスタン州における需給バランスや再生可能エネルギーの導入計画を考慮すると RECC 及び BESS システムをソリューションとして直ちに導入することが必要であると考えられる 一方で RECC 及び BESS システムは 再生可能エネルギー発電の開発状況にあわせてステップバイステップでの導入が可能なソリューションであることから まずはファーストステップとして小規模のパイロットプロジェクトを実施し インドの環境下においても本提案通りの機能を発揮することを提示することも選択肢として考えられる また BESS の本格展開に向けては 誰が 何故蓄電池を保有すべきか を定めた規制の整備が必要となることから このような規制整備に係る支援が必要となると考えられる 20

23 4 TSC システムの事業計画 1) TSC システムの概要 TSC とは Transient Stability Control の略称であり 系統上の潮流や電圧 遮断器等の ON/OFF 状態を監視し 事故発生時にその波及を最小限に食い止めるための系統安定化装置のことをいう TSC は主に TSC-P(Parent) TSC-C(Child) TSC-T(Trip) の 3 つの機器にて構成され 概要構成を図 22 に示す TSC を活用することのメリットを以下に示す 系統状況のモニタリングおよびその状況下における系統事故対策をその都度更新することによる事故波及の抑制 送電線の最大限の活用 系統増強 ( 送電線増強や変電所新設 ) にかける投資コストの削減 繰り延べ : 保護リレー 風力発電 太陽光発電 TSC-C 系統連系装置 火力発電 消費者 TSC-C TSC TSC-C 電力系統 火力発電 TSC-P 通信線 Communicat ion grid 変電所 TSC-C 消費者 図 17 TSC 概要構成 TSC は大きく分類して (1)TSC-P (2)TSC-C (3)TSC-T の 3 種類の機器により構成される それぞれが持つ機能を以下に記載する また TSC を運用するには 通常 光回線や HUB 等の通信ネットワークを使用するが 通信に関する説明は本レポートから省くこととする (1) TSC-P(Parent) TSC-P は TSC システム全体の中核をなすものであり 主に以下の機能を持つ 21

24 遮断器の ON/OFF 状態や潮流 母線電圧等の情報をリアルタイムで受領する 事故発生時に備え 事故の影響を最小限に食い止めるためにトリップさせる発電機の選定等 系統救済対策のシナリオを作成する 作成したシナリオを TSC-C に送る (2) TSC-C(Child) TSC-C は主に以下の機能を持つ 保護リレーより 事故検知の情報を受領する TSC-P から送られてきた運用シナリオに基づき 発電機をトリップさせるため TSC-T にトリップ信号を送る (3) TSC-T(Trip) TSC-T は主に以下の機能を持つ TSC-C からのトリップ信号に基づき 対象の発電機を停止させる TSC システムは 政府機関や病院等 電力供給に対し高い信頼性が要求される地域に設置されることが望ましく 導入段階においては適宜設置箇所の検討を行う必要がある 2) 系統解析による将来系統の評価 i) 現在の送電系統について以下の事項を検証するため 潮流計算を行い 問題の有無の確認や問題がある場合の詳細の確認を実施した 検証事項 1: 通常時( 事故なし ) において 送電線容量を超過する送電線があるか 検証事項 2: 事故時において 大幅な送電線容量超過となる送電線 もしくは 大幅な電圧低下を生じる母線があるか a. シミュレーションツール今回の検討では Siemens 社製の電力系統解析用ソフトウェア PSSE を用いてシミュレーションを実施した PSSE はこの分野において 世界的に最も利用されているソフトウェアである インド国内では MiPower というソフトウェアが汎用的であるが パワーグリッドが国内全体に PSSE の利用を促進するよう 働きかけを行っており 今後 ラジャスタン州送電公社も検討のため用いるとしている 本調査では 既存の MiPower のデータ提供を受け PSSE へのデータ変換を自ら行った 検討に先立ち 既存データと変換後のデータ それぞれから得られる計算結果が同一であることの確認を行った 22

25 出典 : シーメンス社製 PSSE プログラムオペレーションマニュアル 図 18 電力系統解析用ソフトウェア PSSE の画面イメージ b. 結論 RRVPNL からは 実際の運用においては送電線容量見直しを行い 容量以内となる運用を行っていることを説明を受けているものの 潮流計算結果を確認すると ラジャスタン州の将来計画は 投資計画が不十分であり 非常に過酷な系統状況にあると言って差し支えないものと考えられる さらには その状況が 将来的には より悪化するということも明らかになった ii) 送電系統における課題以下の事項を検証するために 安定度計算を行い 問題の有無の確認 問題がある場合の詳細について確認を行った 検証事項 : 過渡安定度が低下した系統が起因で 事故発生時 大規模停電につながる 発電機の大量脱落が発生するか a. 現在の計画に対する評価及び改善提案系統解析結果から判明した主要な事項は 以下の通りである ラジャスタン州の将来系統においては 大量の再生可能エネルギーの導入が計画されており それにより 未発達の送電系統を 大量の電力が流れる状況が発生することとなる 今回の調査では 実際の発電機の詳細データを集め 事故発生時の系統状態の正確なシミュレーションを可能とするよう 安定度計算データの構築を実現した 23

26 再生可能エネルギーに関する特徴の一つとして 事故時の無効電力供給が期待できないということがある 無効電力供給は 電圧維持に重要の要素であるが その供給がないため 系統の不安定化につながることなる シミュレーションによる分析結果から ラジャスタン州の将来系統においては 事故発生時に TSC システム導入による無効電力供給可能な火力機遮断によるデメリットが 有効電力潮流減少によるメリットを 上回ることとなることが判明した 長距離大容量送電する送電線がほとんどないことも TSC システムが効果を発揮しづらい結果に繋がっている 以上より ラジャスタン州の将来系統においては TSC システムが有効となるケースが非常に限定的であると判明した 3) 事業課題と方策ラジャスタン州の将来系統に関する技術検討結果より TSC システムが有効となるケースが非常に限定的であることが判明した ラジャスタン州の系統の安定化のためには まずは大量の送電線の増強が必須であることは確かである しかし 大量の送電線増強は膨大なコスト及び時間を要する手段であり これに代替する早急な対応策として 電力用コンデンサ (SC) SVC STATCOM などの無効電力供給装置を適切な箇所へ配置することが考えられる 加えて 再生可能エネルギー発電事業者に対して 無効電力供給が可能な設備の設置を義務づける対策も必要と考えられる ヨーロッパのように グリッドコードに記載するなどのルール整備が必要だと考えられるこれらの対策がとられ ある程度系統が整備された後において 大規模停電防止策としての TSC システム導入が有効となると考えられる 24

27 5 今後の展開まずは ラジャスタン州での RECC 及び BESS の導入に向けた 引き続きの検討 協議が必要となる RECC 及び BESS の導入は再生可能エネルギーを安定電源化して活用することを可能とする等のメリットを有しており ラジャスタン州のみならず 再生可能エネルギーの大量導入を計画している他州 他国への展開も期待される また ラジャスタン州においては 今後 以下の観点を踏まえた送電計画の検討 改善が必要となる 大量の送電線新設 電力用コンデンサ (SC) SVC STATCOM 等の無効電力供給が可能な装置の導入 再生可能エネルギー発電事業者に対して 無効電力供給設備の設置義務付け TSC システムの導入 以上 25

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