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1 2005 年 6 月 8 日 ( 水 ) 数値解析講義前期水曜 3 限 3 年 (2005) システム情報学研究院情報理学専攻 青柳睦 aoyagi@cc.kyushu-u.ac.jp 研究室 : 情報基盤センター 5 階 502

2 講義内容 { 括弧 } の項目は Skip または参考程度 1. 超越方程式 ( 非線形方程式 ) の解法 分法 演習 1.2 { 補間法 } 1.3 ニュートン法 演習 2. 代数方程式の解法 2.1 グラーフェの方法 ( 演習 ) 2.2 { ベルヌーイの方法 } 3. 連立一次方程式の解法 3.1 行列計算 演習 3.2 ガウスの消去法 演習 重対角行列の場合の解法 3.4 LU 分解法 演習 講義 vs 演習スケジュールに余裕がある日を見つけて, 数値解析 を必要とする理学工学社会学? 分野で活用されている計算科学の概論を紹介する ( 予定 ).

3 3.5 特異値分解法 3.6 共役勾配法 演習 3.7 反復法 演習 ヤコビ法 ガウス ザイデル法 SOR 法 ( 参考 ) 4. 固有値と固有ベクトルの近似計算 {4.1 レバリエールの方法 } 固有値問題の序 4.2 ヤコビの方法 ( 対角行列への帰着 ) 演習 4.3 ハウスホルダー法 (3 重対角行列への帰着 ) 4.4 バイセクション法 ( 3 重対角行列の固有値と固有ベクトルの計算 ) 4.5 ランチョスの方法 ( 3 重対角行列への帰着 ) 5. ラグランジュの未定乗数法 6. 勾配法 6.1 最急降下法 6.2 最急降下加速法 6.3 ステップ幅の決め方

4 成績評価, その他 出席点 5 割 + 前期末試験 5 割 講義ノートは, 毎回配りますがもし欠席したら各自でDLしてください server-500.cc.kyushu-u.ac.jp ( 講義ノートはその週の金曜日 17 時までには公開 ) 座席指定でお願いします 30 分後には座席表から出欠を取ります 研究室の電話は メールは,aoyagi@cc.kyushu-u.ac.jp Subjectには, 数値解析 と記入してください

5 4.1 固有値問題の序 固有値 Ax= λx ( A λi) x = 0 A: n n行列 x : 0でない n次元ベクトル ( A λi) det 0 なら A x は0のみ λi の逆行列有 ( A λi) det = 0 : 固有方程式 固有多項式 ( n次 )

6 ( A λi) det = 0 : 固有方程式 ( n 次方程式 ) 固有値は n次の代数方程式の解 一般に ( n 5) 有限回の代数処理では ( 厳密には ) 求まらない 反復法による多数の繰り返し演算が必要 ( 実際には 要求される精度に達した時点で打ち切る ) 固有値問題は 連立一次方程式同様 工学 理学 社会学の分野で非常に重要 ( 固有振動解析 量子力学 他 )

7 ( 余談 ) Coupled Simulation ( 連成シミュレーション ) の重要性 現実の理学, 工学, 社会学の現象はひとつのモデルで表現できるほど簡単ではない. 現象を理解 ( 説明, 予測 ) するために全体のシステムを部分に分割して考えてみる手法がある. 全体が複雑に絡み合っている様に見える現象の中にも, 部分要素間の相互作用 (Couplings) が本質的であるとみなせる場合がある.

8 ( 余談 ) 連成シミュレーション (1) シミュレーション対象の全体を 複数の部分系に分割 し 部分系の計算途中でお互いのデータを交換しながら全体を解く手法. 部分系 A を解く手法 部分系 B を解く手法 ( 例 ) 分子軌道計算 / 分子動力学計算構造力学計算 / 分子動力学計算流体計算 / 構造力学計算統計力学計算 / 分子軌道計算 etc データ交換の頻度とデータ量は 部分系間の依存度 結合の強さにより 弱連成 強連成と区別することがある.

9 ( 余談 ) 連成シミュレーション (2) 10~100 サイクル 溶媒領域アダティブメッシュ形成 Mediator 離散点登録 r vdw 等のデータ 溶質分子属性設定 等間隔メッシュ使用 メッシュ点数大 マルチスケール問題に共通に顕在化する変換技術 溶媒分布 計算 2 体相関関数 有効ホ テンシャル又は電荷テ ータ 溶質電子構造計算 数 GB RISM FMO 数 GB 共有メモリ SMP 向き, 所要メモリ量 : 数 10GB PC クラスタ向き, 所要メモリ量 : 数 10GB MPICH-G

10 ( 余談 ) 連成シミュレーション (3) RISM FMO 溶媒効果, 水和構造 n 依存 Solvent distribution Solute structure 溶媒緩和 溶媒 - 溶質相互作用 溶質緩和 Mediator Mediator Grid A In-sphere correlation Grid B MPICH-G2, Globus Fig. RISM-FMO composite simulation RISM: Reference Interaction Site Model FMO: Fragment Molecular Orbital method Fig. Disulfide linkage immersed in H 2 O solvent

11 ( 余談 ) 連成シミュレーションの例 (1/2) 空間, 時間的に局所的な相互作用 (Couplings) でモデル化できる場合に有効 ( 例 ) 2 つの部分系が 面 で接している構造物とまわりの風 ( 流体 ) など演算量と情報交換量の関係も分散計算向き > 全体は近似モデルを適用するが, 重要な部分は厳密に解く ( 複合シミュレーション ) ( 例 ) 合金の変形, 亀裂生成 構造力学 + 分子動力学

12 Tacoma( タコマ ) 橋の崩壊 Washington state, On November 7 of 1940, at approximately 11:00 AM, the Tacoma Narrows suspension-bridge collapsed due to wind-induced vibrations. 橋のねじれ ( 固有 ) 振動 ~ 風による振動

13 単一モデルの適応範囲を超えた? When the twisting motion was at the maximum, elevation of the sidewalk at the right was 28 feet (8.5m) higher than the sidewalk at the left ( It had not been expected). 共鳴 共振

14 ( 余談 ) 連成シミュレーションの例 (2/2) 空間時間スケールの異なる現象を ( 多くは むりやり ) 結びつける. Multi-Scale Multi-Physics Simulations 保存量や系の対象性を考慮した物理量の 意味変換 が必要な場合が多い. ( 例 ) 多粒子の平均運動 圧力 ( 例 ) 粒子座標 メッシュ ( 格子点 ) ( 例 ) 疎視化動力学

15 Call join ( フ ロセス管理 ) あおやぎ研究室では Mediator という通信ライブラリを作っている グリッド連成ミドルウェア (Mediator) は高度セマンティック変換をサポートすることによって 指定された相関関係にある離散点上の物理量を交換する グリッド連成ミドルウェア library calls: Call register ( 位置関係, 離散手法, 離散点数, 番号, 座標, 要素情報, 属性 ) Sim. A Mediator A Mediator B Sim. Sim. B B Sim. A Sim. A Sim. A Mediator A Mediator A Mediator A 離散点の位置関係を探索しデータを自動的に通信 変換 Middleware system Mediator B Mediator B Sim. B Sim. B Call send(byte, 物理量 a) Call receive(byte, 物理量 b, 変換関数 ) 最近接 球内相関 第 1 近接 矩形内相関

16 本題に戻ります 相似変換 B= 1 P AP P : n n 正則 ( 逆行列のある ) 行列 固有多項式は変わらない 固有値も変わらない det ( ) ( 1 B λi = det P AP λi) ( 1 1 P AP λp P) = det ( λ ) ( 1 P A I P) = det ( A λ ) ( A λi) ( 1 I PP ) = det = det det det ( 公式 ) 行列積の行列式 ( XY) = det ( YX) ( XYZ ) = det X ( YZ ) = det ( YZ ) X = det ( YZX ) ( ) ( )

17 A A A A = P AP = P A P 相似変換の繰り返し 収束するまで繰り返し * * 0 * 0 * * 対角行列ヤコビ法等 対角要素 固有値 有限回の変換 * * * * * 0 * * 0 * * * * 3 重対角行列ハウスホルダー法等 固有値 別の反復法により求める

18 4.2 ヤコビの方法 相似変換の行列 P 1 0 cosφ sin φ P = sinφ cos φ 0 1 p q p q t PP P 1 t = = I P 直交行列 変換後の行列 B = 1 P AP の特定の成分を 0 にする

19 相似変換 B 1 = P AP において 1) A が対称 t A = A ならば B = ( P AP) = PA ( P ) = P AP = B t t 1 t t 1 1 よって B も対称 2) A の pq, 行目および pq, 列目のみが変更される

20 1 P A = 1 a11 a1 p a1 q a1 n 0 cosφ sinφ ap 1 app apq apn sinφ cosφ aq 1 aqp aqq aqn 0 1 a a a a n1 np nq nn p q p q p q = a a a a a a a a a a a a a a a a 11 1p 1q 1n p1 pp pq pn q1 qp qq qn n1 np nq nn p q p q a = a cosφ a a = a sinφ + a pk pk qk qk pk qk sinφ cosφ

21 B = = 1 P AP a11 a1 p a1 q a1 n 1 0 a p1 a pp a pq a pn cosφ sinφ a q1 a qp a qq a qn sinφ cosφ 0 an 1 anp anq a nn 1 p q p q = a11 a 1p a 1q a1 n a p1 a pp a pq a pn a q1 a qp a qq a qn an 1 a np a nq a nn p q p q a = a cosφ a a = a sinφ+ a kp kp kq kq kp kq sinφ cosφ k p, q 2 2 a pp = app cos φ + aqq sin φ ( apq + aqp )cosφsinφ 2 2 a qq = app sin φ + aqq cos φ+ ( apq + aqp )cosφsinφ 2 2 a pq = ( app aqq )cosφ sinφ+ apq cos φ aqp sin φ 2 2 a qp = ( app aqq )cosφ sinφ+ apq cos φ aqp sin φ

22 a ij = a ij を用いると結局 bij = aij i, j pq, bpk = bkp = apk cosφ aqk sin φ k p, q bqk = bkq = apk sinφ+ aqk cos φ k p, q app + aqq app aqq bpp = + cos 2φ apq sin 2φ 2 2 app + aqq app aqq bqq = cos 2φ+ apq sin 2φ 2 2 app a qq bpq = sin 2φ+ apq cos 2φ 2 b pq = 2apq 0 とするためには tan 2φ = とすればよい. a a pp qq

23 ( 注 ) もし a pp = a qq ならば ϕ = sign( a pq π ) 4 と選ぶ pq, の選び方 絶対値が最大の非対角要素が 0 となるように選ぶ 一度 0 になった要素が後の変換で 0 でなくなることもありうる ( 次に 収束 の保証について考察する )

24 ヤコビ法の収束について (a) 相似変換 B a = b 2 2 ij ij i, j i, j 1 = P AP において次が成り立つ ( 全要素の 2 乗の和は変わらない ) P は直交行列 BB = ( P AP)( P AP) = PA ( P ) P AP = P AAP t t 1 1 t t t 対角和は相似変換によって不変だから tr T A A = tr T B B 成分ごとに書くと 2 2 a = b ij i, j i, j 1 t ( P = P) ij だから

25 補足 対角和 ( トレース ) tr X n = i= 1 x ii XY の対角和 = YX の対角和 n n n n n tr XY = ( XY ) = xij y ji y jixij tryx ii = = i= 1 i= 1 j= 1 j= 1 i= 1 相似変換によって変わらない ( ) ( ) ( ) Y XY = Y XY = XY Y = X YY = X tr tr tr tr tr

26 (b) b + b = a + 2a + a pp qq pp pq qq の証明. まず b + 2b + b = a + 2a + a pp pq qq pp pq qq を示す app + aqq app aqq bpp = + cos 2φ apq sin 2φ 2 2 app + aqq app aqq bqq = cos 2φ + apq sin 2φ 2 2 app aqq bpq = sin 2φ+ apq cos 2φ 2 app + aqq app aqq において F =, G =, H = a 2 2 bpp = F + Gcos 2φ Hsin 2φ bqq = F Gcos 2φ + Hsin 2φ bpq = Gsin 2φ+ Hcos 2φ pq とおくと

27 ( ) ( ) x + y + x y = 2x + 2y pp pq qq { ( φ φ) } ( φ φ) ( G φ H φ) 2 ( ) 2 2 b + 2b + b = F + Gcos 2 Hsin 2 + F Gcos 2 Hsin sin2 + cos2 ( φ φ) ( φ φ) F 2 Gcos2 Hsin2 2 Gsin2 Hcos2 = F { G φ H φ GH φ φ} { G φ H φ GH φ φ} ( F G H ) = cos 2 + sin 2 2 cos2 sin2 + 2 sin 2 + cos cos2 sin2 = app + aqq a = app + aqq = 2 + a 2 = a + 2a + a pp pq qq 2 pq pp a 2 qq 2 + a 2 pq

28 b + 2b + b = a + 2a + a pp pq qq pp pq qq において P は b = 0 となるように選んだから pq b + b = a + 2a + a pp qq pp pq qq 以上 (a) (b) から B の非対角要素の 2 乗の和は b = b b + b + b ij ij ii pp qq i j i, j i p, q となる = a a + a + 2a + a ij ii pp pq qq i, j i p, q = a 2a i j 2 2 ij pq

29 b = a 2a ij ij pq i j i j において 全てのi a a pq, 2 2 ij pq 和をとると i j よって a = max a は 2 2 pq ij i j jについて の項数は i j a n( n 1) a 2 2 ij pq 2 n となるように選んだから nだから 2 nn ( 1) i j b = a 2a 1 2 a ij ij pq ij i j i j nn ( 1) i j a 2a 2 2 ij pq

30 b ij ij i j nn ( 1) i j 2 k 1回相似変換を行った後の行列 Ak の要素を a ( k ) ( k a ) 2 ij 1 ( ) 2 ij i j nn ( 1) i j 2 a k n 3 に対しては 0< 1 2 nn ( 1) < 1 だから k のとき ( ( k ) a ) 2 i j ij 0 a ij と書くと よって ( 上の P による ) 相似変換の繰り返しで非対角成分は全体として 0 に収束する

31 固有値と固有ベクトル k 回目の相似変換の行列を P k と書く 1 A = k+ 1 Pk AkPk, k = 1,2, T = lim PP P k 1 2 を作ると 以上の結果から 1 Λ = T AT ここで Λは対角行列 λ1 λ 0 2 Λ= 0 λ n k λ i : Aの固有値

32 1 Λ= T AT から AT = TΛ T t i の第 i列からなる列ベクトルをt が T t1 t2 t n At = (,,, ) k = λ t k k Aの固有値 λ i i とすると に属する固有ベクトルとなる

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