<4D F736F F D FC8BD68E7E956982C98AD682B782E9945F97D190858E5991E CC974193FC8B9689C28EE891B18EC08E7B97768D6A E352E E646F63>

Size: px
Start display at page:

Download "<4D F736F F D FC8BD68E7E956982C98AD682B782E9945F97D190858E5991E CC974193FC8B9689C28EE891B18EC08E7B97768D6A E352E E646F63>"

Transcription

1 別表 9( 第 19 の 3 関係 ) 輸入許可条件の解除に係る検査の方法 区分 対象検疫有害動植物 試験研究等の過程で生成さ 検査方法 れた植物の部分 規則別表 1 Aleurocanthus woglumi 生植物 ( 果実及び地 全量について 生育期中に検査 ( 葉裏に渦巻状に産み付けられ の2に掲げ ( ミカンクロトゲコナジラミ ) 下部を除く ) る卵の有無 すす病で汚染されている葉裏の幼虫 蛹 成虫のる植物 ( 同有無の検査 ) を行って本虫に侵されてい表に掲げる 地域において栽培され Tuta absoluta ( トマトキバガ ) 生茎葉及び生果実 全量について 生育期中に検査を行って本虫に侵されてい たものを除 Meloidogyne chitwoodi 生植物の地下部全量について 生育期中に検査を行うとともに 植物の地下部く ) に対する検査の ( コロンビアネコブセンチュウ ) 及び培養資材について試料を採取し 検定を行って本線虫がい 方法 Heterodera schachtii ( テンサイシストセンチュウ ) Meloidogyne fallax ( ニセコロンビアネコブセンチュウ ) Nacobbus aberrans ( ニセネコブセンチュウ ) Radopholus similis ( バナナネモグリセンチュウ ) Meloidogyne enterolobii Xiphinema index ( ブドウオオハリセンチュウ ) Fusarium oxysporum f. sp. pisi ( エンドウ萎ちょう病菌 ) 全量について 採種用の母本の生育後期に検査を行って本菌に侵されてい Phytophthora kernoviae Phytophthora ramorum Apiosporina morbosa Ceratocystis fagacearum ( ナラ類しおれ病菌 ) 生植物 ( 及び果実を除く ) 生植物 ( 及び果実を除く ) 全量について 生育期中に検査を行って本菌に侵されてい 全量について 生育期中に検査を行って本菌に侵されてい

2 Deuterophoma tracheiphila Eutypa lata Guignardia citricarpa Sphaeropsis tumefaciens ( カンキツ類てんぐ巣病菌 ) Curtobacterium 全量について 採種用の母本の生育後期に検査を行って本細菌 flaccumfaciens pv. に侵されてい flaccumfaciens ( インゲンマメ萎ちょう細菌病菌 ) Pantoea stewartii 全量について 採種用の母本の生育最盛期に検査を行って本細 ( トウモロコシ萎ちょう細菌病菌 ) 菌に侵されてい Clavibacter michiganensis subsp. nebraskensis ( トウモロコシ葉枯細菌病菌 ) Broad bean stain virus 全量について 採種用の母本の生育最盛期に検査を行って 本 ( ソラマメステインウイルス ) ウイルスに侵されてい Broad bean true mosaic virus ( ソラマメトゥルーモザイクウイルス ) Plum pox virus 生植物 ( 及び果実を除 全量について 生育初期に検査を行って本ウイルスに侵されて ( ウメ輪紋ウイルス ) く ) い 規則別表 2 に掲げる植物に対する検査の方法 Cylas formicarius ( アリモドキゾウムシ ) Euscepes postfasciatus ( イモゾウムシ ) 生茎葉及び生植物の地下部 全量について 生育期中に生植物の検査を行うとともに 生産された地下部が本虫に侵されてい Synchytrium endobioticum 生茎葉及び生植物の地下部 全量について 生育期中に生植物の検査を行うとともに 生産 ( ジャガイモがんしゆ病菌 ) された地下部が本菌に侵されてい Globodera rostochiensis 生植物の地下部全量について 生育期中に生植物の検査を行うとともに 植物

3 ( ジャガイモシストセンチュウ ) の地下部及び培養資材について試料を採取し 検定を行って Globodera pallida 本線虫がい ( ジャガイモシロシストセンチュウ ) Radopholus citrophilus ( カンキツネモグリセンチュウ ) Peronospora tabacina 生茎葉及び生果実 全量について 生育期中に検査を行って本菌に侵されていない ( タバコべと病菌 ) ことを確認する Mayetiola destructor 茎葉 全量について 生育期中に検査を行って本虫に侵されていない ( ヘシアンバエ ) ことを確認する Balansia oryzae-sativae 全量について 拡大鏡を使用して検査し 変色を認めた場 ( イネミイラ穂病菌 ) 合 当該変色を含めた一部を対象にブロッター検査を Ditylenchus angustus 実施する ( イネクキセンチュウ ) Xanthomonas oryzae pv. oryzicola ( イネ条斑細菌病菌 ) その他の日本に 産しないイネの検疫有害動植物 Erwinia amylovora 生植物 ( を除き 生果 全量について 生育期中に検査を実施し 本細菌に侵されてい ( 火傷病菌 ) 実 花及び花粉を含む ) Candidatus Liberibacter africanus 生植物 ( 及び果実を除 全量について 生育期中に検査を実施し 本細菌に侵されてい ( カンキツグリーニング病菌アフリカ型 ) く ) Candidatus Liberibacter americanus ( カンキツグリーニング病菌アメリカ型 ) Candidatus Liberibacter asiaticus 規則別表 2 の 2 に掲げる植物であって同表の基準に適合しないもの ( カンキツグリーニング病菌アジア型 ) Bactericera cockerelli Bactericera nigricornis Bactericera trigonica Trioza apicalis 生茎葉及び生果実生茎葉 全量について 葉に付着した卵の有無並びに茎葉又は果実に損害を与える幼虫及び成虫の有無の検査を行って本虫に侵されてい全量について 葉に付着した卵の有無並びに茎葉に損害を与える幼虫及び成虫の有無の検査を行って本虫に侵されていないこ

4 に対する検査の方法 Circulifer tenellus 生茎葉 とを確認する 全量について 茎葉に差し込むように産み付けられた卵の有無 ( テンサイヨコバイ ) 並びに茎葉に損害を与える幼虫及び成虫の有無の検査を行って 本虫に侵されてい Diabrotica undecimpunctata 生植物 ( 及び果実を除 全量について 根に損害を与える幼虫の有無及び茎葉に損害を ( ジュウイチホシウリハムシ ) く ) 与える成虫の有無の検査を実施し 本虫に侵されていないこと Naupactus leucoloma を確認する ( シロヘリクチブトゾウムシ ) Otiorhynchus ovatus ( イチゴクチブトゾウムシ ) Scolytus multistriatus 木材 全量について 侵入孔及び脱出孔の有無並びに樹皮下の孔道内 ( セスジキクイムシ ) の幼虫 蛹及び成虫の有無の検査を実施し 本虫に侵されてい Scolytus scolytus ( ヨーロッパニレノキクイムシ ) Ophiostoma novo-ulmi subsp. novo-ulmi 生植物 ( 及び果実を除 全量について 本菌の媒介害虫の有無並びに本菌による葉の黄 く ) 及び木材 化又は萎凋 枝枯れの病徴及び枝や幹の樹皮を剥ぐと見られる 褐色の条斑等の病徴の有無の検査 ( 疑わしい症状に対する精密 検定を含む ) を行って本菌に侵されてい Acidovorax avenae subsp. citrulli ( スイカ果実汚斑細菌病菌 ) 全量について 収穫期前 ( 果実の成熟期 ) に 茎葉又は果実の表面の病徴の有無の検査を行って本細菌に侵されてい又は について 栽培検定又はPCR 法 LAMP 法等の適切な遺伝子的手法による検定を行って本菌に侵されていなお 検定は 国際検査協会が定める国際検査規程の抽出方法に準拠した方法で同一の荷口単位から無作為に抽出した30,000 粒について検定を実施する Candidatus Liberibacter solanacearum 生植物 ( 果実を除きを 全量について 生育期中にPCR 法等の適切な遺伝子的手法によ

5 含む ) る検定を行って本細菌に侵されてい Pseudomonas syringae pv. actinidae biovar3 生植物 ( 及び果実を除き 花粉を含む ) 全量について 生育期中にPCR 法等の適切な遺伝子的手法による検定を行って本細菌に侵されてい Spiroplasma citri Xylella fastidiosa Pepino mosaic virus Potato spindle tuber viroid ( ジャガイモやせいもウイロイド ) Columnea latent viroid Tomato apical stunt viroid Tomato chlorotic dwarf viroid Pepper chat fruit viroid Mexican papita viroid Tomato planta macho viroid 生植物 ( 及び果実を除く ) 生植物 ( 果実を除き を含む ) 生植物 ( 果実を除き を含む ) 生植物 ( 及び果実を除く ) 全量について 展葉期中にELISA 法等の適切な血清学的方法又はPCR 法等の適切な遺伝子的手法による検定を行って本細菌に侵されていについて ELISA 法等の適切な血清学的方法又はRT-PCR 法等の適切な遺伝子的手法による検定を行って本ウイルスに侵されていなお について検定する場合 国際検査協会が定める国際検査規程の抽出方法に準拠した方法で同一の荷口単位から無作為に抽出した4,600 粒について ELISA 法では最大 250 粒ずつ RT-PCR 法では 最大 400 粒ずつ検定を実施する 又は 全量について 生育期中にELISA 法等の適切な血清学的手法又はRT-PCR 法等の適切な遺伝子的手法による検定を行って本ウイルスに侵されていについて RT-PCR 法等の適切な遺伝子的手法による検定を行って本ウイロイドに侵されていなお について検定する場合 国際検査協会が定める国際検査規程の抽出方法に準拠した方法で同一の荷口単位から無作為に抽出した4,600 粒について 最大 400 粒ずつ検定を実施する 又は 全量について 生育期中にRT-PCR 法等の適切な遺伝子的手法による検定を行って本ウイロイドに侵されてい全量について 生育期中にRT-PCR 法等の適切な遺伝子的手法による検定を行って本ウイロイドに侵されていないことを確認

6 する 注 1 検査場所は 許可を受けた施設又は植物防疫所検定室とする ただし 隔離栽培対象については 植物防疫所の隔離ほ場における特定検定施設とする 注 2 生成されたについては 拡大鏡を使用して検査し 変色を認めた場合 ブロッター検査を実施する 注 3 上記以外の検疫有害動植物については 輸入種苗検疫要綱 ( 昭和 53 年 9 月 30 日付け53 農蚕第 6963 号農蚕園芸局長通達 ) 輸入青果物検疫要綱 ( 昭和 62 年 4 月 15 日付け62 農蚕第 2006 号農蚕園芸局長通達 ) 輸入穀類等検疫要綱( 昭和 46 年 2 月 6 日付け45 農政第 2628 号農政局長通達 ) 輸入木材検疫要綱 ( 昭和 26 年 11 月 22 日付け26 農局第 1843 号農政局長通達 ) 及び特定重要病害虫検疫要綱 ( 昭和 53 年 12 月 4 日付け53 農蚕第 8308 号農蚕園芸局長通達 ) に記載された検査方法その他適切な検査方法により検査を行って検疫有害検動植物に侵されてい

12 Phytophthora ramorum ないことを確認し その旨を検査証明書に追記する こと 13 Apiosporina morbosa 当該植物の生育期中に栽培地検査を行って本菌の 発生がないことを確認し その旨を検査証明書に追 記すること 14 Ceratocystis fagacea

12 Phytophthora ramorum ないことを確認し その旨を検査証明書に追記する こと 13 Apiosporina morbosa 当該植物の生育期中に栽培地検査を行って本菌の 発生がないことを確認し その旨を検査証明書に追 記すること 14 Ceratocystis fagacea 別記 ( 第 2 関係 ) 栽培地検査に関する輸出国への要求事項 検疫対象有害動植物 要求事項 1 Aleurocanthus woglumi 本害虫の防除が十分に行われたほ場 ( 栽培施設を ( ミカンクロトゲコナジラミ ) 含む ) で栽培され 当該植物が輸出される前の 3 か月間 毎月 1 回栽培地検査 ( 葉裏に渦巻状に産み付けられた卵の有無並びにすす病で汚染された葉裏の幼虫 蛹及び成虫の有無の検査

More information

untitled

untitled - - - - Acalymma vittatum Adoretus versutus Aleurodicus cocois Aleurodicus dispersus Amblypelta cocophaga Amblypelta lutescens Amsacta moorei Anticarsia gemmatalis Aonidomytilus albus Ceroplastes destructor

More information

2008年のISPMに関する作業(2008年1月現在)

2008年のISPMに関する作業(2008年1月現在) ISPM ワークプログラム (CPM3 report APPEDIX13 を元に作成 ) 資料 13 Step2 新規採択 植物検疫活動の承認のためのシステム 航空コンテナ及び航空機に伴う有害動植物の移 動の最小化 海上コンテナ及び船舶に伴う有害動植物の移動 の最小化 国際的に移動する生ゴミの取扱及び処分 切り花及び切り葉の国際移動 穀類の国際移動 輸入許可としてのパーミット使用 (ISPM o.20

More information

Taro-別添1.jtd

Taro-別添1.jtd ( 別添 1) 非検疫有害動植物の追加 ( 有害動物関係 :19 種 ) 和名学名主な寄主植物 アシノワハダニ Tetranychus ludeni うり科 まめ類 なす科等 アシブトコナダニ Acarus siro 貯蔵穀類等 イシイハダニ Tetranychus truncatus とうもろこし メロン わた等 ウスイロマルカイガラムシ Aspidiotus destructor マンゴウ バナナ

More information

柚子 [ 日本 ] 九州 琉球列島および四国を除く全地域 -Anastrepha serpentina -Anastrepha obliqua 甘柿かぼちゃ [ 日本 ] 全地域 [ ニュージーランド ] 全地域 ドリアン [ タイ ] 全地域 さくらんぼ [ 日本 ] 全地域 苺 トマト [ 日本

柚子 [ 日本 ] 九州 琉球列島および四国を除く全地域 -Anastrepha serpentina -Anastrepha obliqua 甘柿かぼちゃ [ 日本 ] 全地域 [ ニュージーランド ] 全地域 ドリアン [ タイ ] 全地域 さくらんぼ [ 日本 ] 全地域 苺 トマト [ 日本 韓国貿易管理制度輸入品目規制植物防疫法施行規則 [ 別表 1]< 改正 2017.12.1> 輸入禁止植物 禁止地域および禁止病害虫 ( 第 4 条第 1 号イ目および第 12 条第 2 項関連 ) 禁止植物禁止地域主な禁止病害虫 1. 稲 もみ殻 稲わらとその加工品 ( もみ殻を剥いた米は除く ) 2. 生果実 結実植物の生果実 マメ科植物の枝豆類 ( ココナッツ 未成熟バナナは除く ) - 世界全地域

More information

Taro-H24.3.7第5497号.jtd

Taro-H24.3.7第5497号.jtd 輪出国植物防疫機関に対する通報実施要綱 ( 昭和 52 年 8 月 25 日付け52 農蚕第 5308 号農蚕園芸局長通達 ) の一部改正新旧対照表 ( 下線部は改正箇所 ) 改正後現行 第 1 略 第 1 略 第 2 定義 第 2 定義 1 この要綱で 輸入荷口 とは 他の国から我が国に移動された植物 1 この要綱で 輸入荷口 とは 他の国から我が国に移動された植物 植物生産物及びそれらの容器包装並びに国際基準第

More information

<4D F736F F D EED8E F590AB95618A5182C682BB82CC91CE8DF482C982C282A282C42E646F63>

<4D F736F F D EED8E F590AB95618A5182C682BB82CC91CE8DF482C982C282A282C42E646F63> 種子伝染性病害とその対策について 葉根菜研究部病害研究室白川隆 野菜などに発生する病害が種子伝染する場合 汚染種子はこれまでは発生が無かった地域に新たな病害の発生をもたらす また 従来から発生していた病害であってもレースなどの新たな病原性分化型が種子を介して侵入し 作付けされていた抵抗性品種が罹病化することも考えられる 一方 近年 国際的な種子流通量が増加しており 国内生産向けの野菜種子の多くが海外で生産されて輸入されている

More information

SPS協定と国際基準設定機関 との関係について

SPS協定と国際基準設定機関 との関係について 資料 4-3 1 植物検疫措置に関する国際基準 (ISPM) 案 植物検疫用語集の改正 (ISPM 5 の改正 ) 農林水産省 これまでの経緯 1997 年 11 月 IPPC 総会で ISPM No.5( 植物検疫用語集 ) 採択 新規 ISPM の策定に伴い 新たな植物検疫用語の 定義の追加 訂正及び削除を 用語に関する技術 パネル (TPG) を中心に継続的に検討 2014 年 5 月基準委員会

More information

1 2 2-1 - 509 215 724 238 362 2 173 5 16 194 8 10 9 3 23 3 7 23 9 7 24 3 7-2 - Acalolepta australis Acanthocinus aedilis Acizzia acaciaebaileyanae Acizzia uncatoides Acrolepiopsis assectella Acrosternum

More information

509 215 724 238 362 2 173 5 16 194 8 10 9 3 Acalolepta australis Acanthocinus aedilis Acizzia acaciaebaileyanae Acizzia uncatoides Acrolepiopsis assectella Acrosternum hilare Acutaspis albopicta Adrama

More information

< F2D81798E7B8D73817A B A83418CFC82AF82A982AB97418F6F8C9F89758EC08E7B977697CC2E6A7464>

< F2D81798E7B8D73817A B A83418CFC82AF82A982AB97418F6F8C9F89758EC08E7B977697CC2E6A7464> オーストラリア向けかき輸出検疫実施要領 平成 30 年 8 月 6 日付け30 消安第 1889 号消費 安全局長通知 第 1 趣旨 1 オーストラリアへ輸出するかきの生果実 ( 以下 オーストラリア向けかき という ) について オーストラリア向けかきの生産者 ( 以下 生産者 という ) 選果技術員 ( 病害虫寄生果の識別及び選別並びに選果従事者への技術指導を行う者をいう 以下同じ ) 選果こん包施設の責任者

More information

(2) 輸出国での栽培地検査の対象とする地域及び植物の見直し ( 規則第 5 条の4 関係 ) 輸出国での栽培地検査の対象とする地域及び植物について 規則別表 1 の2を別紙 4のとおり11 種類の病害虫の対象とする地域の見直し 3 種類の病害虫の対象とする植物を見直すこととする (3) 輸入の禁止

(2) 輸出国での栽培地検査の対象とする地域及び植物の見直し ( 規則第 5 条の4 関係 ) 輸出国での栽培地検査の対象とする地域及び植物について 規則別表 1 の2を別紙 4のとおり11 種類の病害虫の対象とする地域の見直し 3 種類の病害虫の対象とする植物を見直すこととする (3) 輸入の禁止 植物防疫法施行規則等の改正内容について 平成 2 4 年 7 月 農林水産省消費 安全局 植物防疫課 り 今般 植物防疫法施行規則の一部の改正等を行う その概要は以下のとお (1) 検疫有害動植物のリストの見直し ( 植物防疫法施行規則 ( 昭和 25 年農林省令第 73 号 以下 規則 という ) 第 5 条の2 関係 ) 検疫有害動植物のリストについては 規則別表 1において 1 病害虫リスク分析の結果

More information

( 参考 5) 輸入の禁止の除外基準 ( 規則第 9 条及び別表 2 の 2 関係 ) 1. 規則別表 2 の 2 について 次のとおり改正する ( 下線部が追加箇所 取消線が削除箇所 ) 地域 植物 基準 改正の理由 1. あかてつ アビウ あ 1 輸出国の政府機リスクアナリ アルゼンチン ウルグ

( 参考 5) 輸入の禁止の除外基準 ( 規則第 9 条及び別表 2 の 2 関係 ) 1. 規則別表 2 の 2 について 次のとおり改正する ( 下線部が追加箇所 取消線が削除箇所 ) 地域 植物 基準 改正の理由 1. あかてつ アビウ あ 1 輸出国の政府機リスクアナリ アルゼンチン ウルグ ( 参考 5) 輸入の禁止の除外基準 ( 規則第 9 条及び別表 2 の 2 関係 ) 1. 規則別表 2 の 2 について 次のとおり改正する ( 下線部が追加箇所 取消線が削除箇所 ) 地域 植物 基準 改正の理由 1. あかてつ アビウ あ 1 輸出国の政府機リスクアナリ アルゼンチン ウルグんず いちじく かき 関により発行されシスの結果に アイ エクアドル エ カンポマネシア キ かつ その検査基づき

More information

025-523-4131 10a 0.4 10a 0.5 1,800ha FOEAS 2011 7 2016 1.5ha 111b2 20102014 (2014)104:81-87 FOEAS 029-838-8481 FOEAS2007 9800ha FOEAS FOEAS 60cm FOEAS FOEAS FOEAS 4 FOEAS FOEAS kg/10a 500 450 400 350 300

More information

第1章 米・米加工品 

第1章 米・米加工品  Ⅵ 植物検疫について タイの植物検疫は植物防疫法 (Plant Quarantine Act 1964) 及びその改正法 (2000) に基づいて実施されており 農業 協同組合省の農業局が管轄し 全国に 35 ヶ所の植物検疫所を持つ 植物検疫対象となる生鮮野菜 果実 原料植物を輸入する際に 輸入者は植物検疫申告書を提出し 植物検疫官に提出する 植物検査の不合格となった場合は 重要な有害虫でない場合

More information

Microsoft PowerPoint H18リスコミ熊本(配布用).ppt

Microsoft PowerPoint H18リスコミ熊本(配布用).ppt 植物検疫とは? ~ その取組と今後のあり方について ~ 農林水産省消費 安全局植物防疫課 植物検疫とは? ~ 取組 ~ 農林水産省消費 安全局植物防疫課 1 病害虫の侵入 まん延による外国での被害例 1 1840 年代 アメリカからアイルランドにジャガイモ疫病が侵入 まん延 アイルランドの農地の 40% がジャガイモ農場 ヨーロッパ最後の大飢饉であるジャガイモ飢饉 100 万人が死亡 100 万人が国外移住人口半減

More information

Microsoft PowerPoint - 資料編(農水省).ppt

Microsoft PowerPoint - 資料編(農水省).ppt 独立行政法人種苗管理センター 政策課題 国が果たすべき役割 知的財産の保護 活用 食料の安定供給 我が国農業の競争力の強化 食の安全 安心の確保 優良な植物新品種の適切な保護 育成者権の侵害対策の支援 適正な表示を通じた優良種苗の流通の確保 優良種苗の安定供給 事務 事業の内容 事務 事業の特性 1. 農林水産植物の品種登録に係る栽培試験 制度上の特性 国際標準に適合した体制 農林水産植物の品種登録に係る栽培試験

More information

<4D F736F F F696E74202D2082AD82DC82E082C6945F8BC A E815B E382E D758B608E9197BF8CF68A4A A205B8CD

<4D F736F F F696E74202D2082AD82DC82E082C6945F8BC A E815B E382E D758B608E9197BF8CF68A4A A205B8CD くまもと農業アカデミー 8/27/2013 植物病理学の基礎知識 東海大学農学部吉田政博 1. 植物病理学の定義 1. 植物病理学 Plant pathology とは? 植物の病気に関してその原因と経過を明らかにし, 防除の方法を研究する学問 = 植物の健康と生産性に関する科学 農作物 植物の保護 食料の安定生産 地球環境の保護 2. 植物の病気 (Disease) とは? 健康でない状態 ( 正常ではない

More information

- 1 - 植物防疫法施行規則の一部を改正する省令新旧対照条文 植物防疫法施行規則(昭和二十五年農林省令第七十三号)(傍線部分は改正部分)改正後改正前第一有害動物第一有害動物一まん延した場合に有用な植物に損害を与えるおそれがあるこ一まん延した場合に有用な植物に損害を与えるおそれがあることが明らかであ

- 1 - 植物防疫法施行規則の一部を改正する省令新旧対照条文 植物防疫法施行規則(昭和二十五年農林省令第七十三号)(傍線部分は改正部分)改正後改正前第一有害動物第一有害動物一まん延した場合に有用な植物に損害を与えるおそれがあるこ一まん延した場合に有用な植物に損害を与えるおそれがあることが明らかであ - 1 - 植物防疫法施行規則の一部を改正する省令新旧対照条文 植物防疫法施行規則(昭和二十五年農林省令第七十三号)(傍線部分は改正部分)改正後改正前第一有害動物第一有害動物一まん延した場合に有用な植物に損害を与えるおそれがあるこ一まん延した場合に有用な植物に損害を与えるおそれがあることが明らかである有害動物とが明らかである有害動物節足動物Acalolepta australis 節足動物Acalolepta

More information

平成 29 年度全国特殊報一覧 2018/03/30 特殊報イチジクラシオディプロディア落葉病 ( 仮称 ) 平成 29 年度第 4 号 福岡県 2018/03/29 特殊報ヤマノイモジャガイモクロバネキノコバエ平成 29 年度第 3 号 神奈川県 2018/03/29 特殊報ガーベラ茎えそ病 (

平成 29 年度全国特殊報一覧 2018/03/30 特殊報イチジクラシオディプロディア落葉病 ( 仮称 ) 平成 29 年度第 4 号 福岡県 2018/03/29 特殊報ヤマノイモジャガイモクロバネキノコバエ平成 29 年度第 3 号 神奈川県 2018/03/29 特殊報ガーベラ茎えそ病 ( 2. 特殊報平成 30 年度全国特殊報一覧 2018/04/11 特殊報トマト黄化病平成 30 年度第 1 号 徳島県 2018/04/10 特殊報ビワビワキジラミ平成 30 年度第 2 号 和歌山県 2018/04/10 特殊報トルコギキョウ斑点病平成 30 年度第 1 号 和歌山県 平成 29 年度全国特殊報一覧 2018/03/30 特殊報イチジクラシオディプロディア落葉病 ( 仮称 ) 平成

More information

ニセダイコンアブラムシ (Lipaphis erysimi) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 25 年 4 月 8 日横浜植物防疫所調査研究部

ニセダイコンアブラムシ (Lipaphis erysimi) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 25 年 4 月 8 日横浜植物防疫所調査研究部 ニセダイコンアブラムシ (Lipaphis erysimi) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 25 年 4 月 8 日横浜植物防疫所調査研究部 第 1 開始 ( ステージ1) 1 開始病害虫のリスクに応じて効果的かつ効率的な植物検疫を実施していくためには 検疫対象の有害動植物 ( 以下 検疫有害動植物 という ) を特定することが重要である また 国際植物防疫条約 ( 以下 IPPC という

More information

140221_葉ネギマニュアル案.pptx

140221_葉ネギマニュアル案.pptx 養液栽培における 高温性水媒伝染病害の 安全性診断マニュアル ネギ編 ネギ養液栽培における病害 管理のポイント ネギに病原性のある高温性ピシウム菌の種類 1Pythium aphanidermatum ( 根腐病 ) 2Pythium myriotylum ( 未報告 ) 高温性ピシウム菌による被害 根が暗褐色水浸状に腐敗 重要ポイント 設内に病原菌を ま い うにしましょう 苗および栽培初期の感染は被害が大きくなります

More information

Taro-別紙.jtd

Taro-別紙.jtd 別紙 タイ王国植物防疫法に係る告示改正の概要 タイ王国へ輸入される農産物は 1 輸入禁止品目 2 輸入制限品目 3 その他検疫対象品目として分類され 今後 以下の対応となる ( なお 対象となる農産物は生鮮品が中心であり 冷凍 (-17.8 以下 ) されたもの及び保存食品等は検疫対象外 ) 2008 年 3 月 25 日修正 1. 輸入禁止品目について (1) 資料 1に記載されるものについては

More information

植物防疫所調査研究報告 ( 植防研報 ) 第 51 号 : 1~6 平成 27 年 (2015) 原 著 ポスピウイロイド属 8 種の RT-PCR 法を用いた検出法の開発 柳澤広宣 志岐悠介 横浜植物防疫所 Development of RT-PCR Assay Method for Detect

植物防疫所調査研究報告 ( 植防研報 ) 第 51 号 : 1~6 平成 27 年 (2015) 原 著 ポスピウイロイド属 8 種の RT-PCR 法を用いた検出法の開発 柳澤広宣 志岐悠介 横浜植物防疫所 Development of RT-PCR Assay Method for Detect 植物防疫所調査研究報告 ( 植防研報 ) 第 51 号 : 1~6 平成 27 年 (2015) 原 著 ポスピウイロイド属 8 種の RT-PCR 法を用いた検出法の開発 柳澤広宣 志岐悠介 横浜植物防疫所 Development of RT-PCR Assay Method for Detection of eight Pospiviroids. Hironobu Yanagisawa and

More information

研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令の規定に基づき認定宿主ベクター系等を定める件 ( 平成 16 年 1 月 29 日文部科学省告示第 7 号 ) 新旧対照表 改正後 改正前 ( 略 ) ( 略 ) 別表第 1( 第 1 条関係 ) 別表第 1

研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令の規定に基づき認定宿主ベクター系等を定める件 ( 平成 16 年 1 月 29 日文部科学省告示第 7 号 ) 新旧対照表 改正後 改正前 ( 略 ) ( 略 ) 別表第 1( 第 1 条関係 ) 別表第 1 研究開発等に係る遺伝子組換え生物等の第二種使用等に当たって執るべき拡散防止措置等を定める省令の規定に基づき認定宿主ベクター系等を定める件 ( 平成 16 年 1 月 29 日省告示第 7 号 ) 新旧対照表 改正後 改正前 別表第 1( 第 1 条関係 ) 別表第 1( 第 1 条関係 ) 区分名称宿主及びベクターの組合せ区分名称宿主及びベクターの組合せ 1 B1 1 B1 (5) Rhizobium

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 植物 DA の抽出と増幅 1 背景 植物種子から DA 抽出する際 有機溶媒や酵素を用いた処理 遠心分離装置を使った操作など 煩雑で時間のかかる工程が用いられてきた カ技ネ術カの 検体採取 簡易 DA 抽出キット version2( 抽出キット ) と高速増幅用 DA Polymerase ( 増幅キット ) を組合わせる事で 遺伝子検査時間を短縮可能! 抽出キット * 抽出 DA を 増幅キット

More information

No

No No. 1 2 No. 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 No. 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 No. 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 No. 44 45 46 47 48 49 50 51 52 No. 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62

More information

改訂履歴 平成 27 年 11 月 13 日 管理措置の変更

改訂履歴 平成 27 年 11 月 13 日 管理措置の変更 平成 27 年 11 月 13 日最終改訂 Tomato planta macho viroid(tpmvd) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 25 年 1 月 29 日横浜植物防疫所調査研究部 改訂履歴 平成 27 年 11 月 13 日 管理措置の変更 目次 はじめに 1 第 1 開始 ( ステージ1) 2 1 開始 2 2 対象となる有害動植物 2 3 対象となる経路 2 4 対象となる地域

More information

カンキツグリーニング 病 原 細 菌 の 培 養 と

カンキツグリーニング 病 原 細 菌 の 培 養 と National Agriculture and Food Research Organization 農 業 食 品 産 業 技 術 総 合 研 究 機 構 第 7 回 アグリ 技 術 シーズセミナー - 果 樹 生 産 の 最 新 技 術 と6 次 産 業 化 の 可 能 性 - カンキツグリーニング 病 原 細 菌 の 培 養 と 藤 川 貴 史 果 樹 研 究 所 品 種 育 成 病 害 虫

More information

140221_ミツバマニュアル案.pptx

140221_ミツバマニュアル案.pptx 養液栽培における 高温性水媒伝染病害の 安全性診断マニュアル ミツバ編 1 ミツバ養液栽培における 病害管理のポイント ミツバに病原性のある高温性ピシウム菌の種類 1Pythium aphanidermatum( 根腐病 ) 2Pythium myriotylum ( 未報告 ) 高温性ピシウム菌による被害 根が暗褐色水浸状に腐敗 重要ポイント 設内に病原菌を まないようにしましょう 苗および栽培初期の感染は被害が大きくなります

More information

( 一財 ) 沖縄美ら島財団調査研究 技術開発助成事業 実施内容及び成果に関する報告書 助成事業名 : 土着微生物を活用した沖縄産農作物の病害防除技術の開発 島根大学生物資源科学部 農林生産学科上野誠 実施内容及び成果沖縄県のマンゴー栽培では, マンゴー炭疽病の被害が大きく, 防除も困難となっている

( 一財 ) 沖縄美ら島財団調査研究 技術開発助成事業 実施内容及び成果に関する報告書 助成事業名 : 土着微生物を活用した沖縄産農作物の病害防除技術の開発 島根大学生物資源科学部 農林生産学科上野誠 実施内容及び成果沖縄県のマンゴー栽培では, マンゴー炭疽病の被害が大きく, 防除も困難となっている ( 一財 ) 沖縄美ら島財団調査研究 技術開発助成事業 実施内容及び成果に関する報告書 助成事業名 : 土着微生物を活用した沖縄産農作物の病害防除技術の開発 島根大学生物資源科学部 農林生産学科上野誠 実施内容及び成果沖縄県のマンゴー栽培では, マンゴー炭疽病の被害が大きく, 防除も困難となっている. マンゴー炭疽病の防除には, 農薬が使用されているが, 耐性菌の出現が危ぶまれている 本研究では,

More information

ファイトプラズマ病を一網打尽に検出できる遺伝子診断キットの開発 根絶事業により途上国農業生産への貢献が期待 1. 発表者 : 難波成任 ( 東京大学大学院農学生命科学研究科生産 環境生物学専攻教授 ) 2. 発表のポイント : イネ ココヤシ バナナなどの重要作物や 花き 野菜 樹木など 1,000

ファイトプラズマ病を一網打尽に検出できる遺伝子診断キットの開発 根絶事業により途上国農業生産への貢献が期待 1. 発表者 : 難波成任 ( 東京大学大学院農学生命科学研究科生産 環境生物学専攻教授 ) 2. 発表のポイント : イネ ココヤシ バナナなどの重要作物や 花き 野菜 樹木など 1,000 ファイトプラズマ病を一網打尽に検出できる遺伝子診断キットの開発 根絶事業により途上国農業生産への貢献が期待 1. 発表者 : 難波成任 ( 東京大学大学院農学生命科学研究科生産 環境生物学専攻教授 ) 2. 発表のポイント : イネ ココヤシ バナナなどの重要作物や 花き 野菜 樹木など 1,000 種以上の植物 に感染し枯らす世界中のあらゆるファイトプラズマの高感度遺伝子診断キットを開発しまし た

More information

第 4 栽培地における検査及び生産園地の登録カナダ向けりんごを生産する園地について 規則第 24 条第 1 項の規定に基づき 栽培地における検査 ( 以下 検査 という ) の申請が行われた場合 植物防疫官は 生産園地の登録を行った上で 検査を行うものとし その具体的な手続は以下のとおりとする 1

第 4 栽培地における検査及び生産園地の登録カナダ向けりんごを生産する園地について 規則第 24 条第 1 項の規定に基づき 栽培地における検査 ( 以下 検査 という ) の申請が行われた場合 植物防疫官は 生産園地の登録を行った上で 検査を行うものとし その具体的な手続は以下のとおりとする 1 カナダ向け輸出りんご検疫実施要領 平成 30 年 7 月 5 日付け 30 消安第 1510 号 消費 安全局長通知 第 1 趣旨 1 カナダへ輸出するりんごの生果実 ( 以下 カナダ向けりんご という ) のうち 袋かけ くん蒸及び低温処理を行わない場合について カナダ向けりんごの生産者 選果技術員 選果こん包施設の責任者等が実施する園地管理 収穫 選果こん包等が関係法令に従って適切に実施されることを確保するとともに

More information

DNA 抽出条件かき取った花粉 1~3 粒程度を 3 μl の抽出液 (10 mm Tris/HCl [ph8.0] 10 mm EDTA 0.01% SDS 0.2 mg/ml Proteinase K) に懸濁し 37 C 60 min そして 95 C 10 min の処理を行うことで DNA

DNA 抽出条件かき取った花粉 1~3 粒程度を 3 μl の抽出液 (10 mm Tris/HCl [ph8.0] 10 mm EDTA 0.01% SDS 0.2 mg/ml Proteinase K) に懸濁し 37 C 60 min そして 95 C 10 min の処理を行うことで DNA 組換えイネ花粉の飛散試験 交雑試験 1. 飛散試験 目的 隔離圃場内の試験区で栽培している組換えイネ S-C 系統 及び AS-D 系統の開花時における花粉の飛散状況を確認するため 方法 (1) H23 年度は 7 月末からの低温の影響を受け例年の開花時期よりも遅れ 試験に用いた組換えイネの開花が最初に確認されたのは S-C 系統 及び AS-D 系統ともに 8 月 13 日であった そこで予め準備しておいた花粉トラップ

More information

トウモロコシ葉からのトウモロコシ萎凋細菌病菌の検出診断マニュアル

トウモロコシ葉からのトウモロコシ萎凋細菌病菌の検出診断マニュアル トウモロコシ葉からの トウモロコシ萎凋細菌病菌の検出診断 マニュアル 平成 28 年 3 月 国立研究開発法人農業 食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター トウモロコシ葉からのトウモロコシ萎凋細菌病菌の検出診断マニュアル 本マニュアルは 植物防疫法に基づき国内への侵入を警戒している重要病害であるトウモロコシ萎凋細菌病 ( 病原 :Pantoea stewartii subsp. stewartii)

More information

ナム向けりんごの栽培に際し 次の (1) から (4) までの措置が的確に実施される園地をベトナム向けりんごの生産園地として申請するものとする (1) 都道府県等が定める防除指針及び防除暦 ( 以下 防除暦等 という ) を踏まえつつ 病害虫防除所 果樹試験場等の指導の下に 病害虫防除が行われること

ナム向けりんごの栽培に際し 次の (1) から (4) までの措置が的確に実施される園地をベトナム向けりんごの生産園地として申請するものとする (1) 都道府県等が定める防除指針及び防除暦 ( 以下 防除暦等 という ) を踏まえつつ 病害虫防除所 果樹試験場等の指導の下に 病害虫防除が行われること ベトナム向け輸出りんご検疫実施要領 第 1 趣旨 1 ベトナムへ輸出するりんごの生果実 ( 以下 ベトナム向けりんご という ) について ベトナム向けりんごの生産者 選果技術員及び選果こん包施設の責任者等が実施する園地管理 収穫及び選果こん包等が関係法令に従って適切に実施されることを確保するほか 植物防疫官が行う検疫を斉一に実施することをもって我が国からのベトナム向けりんごの円滑な輸出を確保するため

More information

Taro _【本文別紙1】Tomato

Taro _【本文別紙1】Tomato Tomato planta macho viroid( TPMVd) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 25 年 1 月 29 日横浜植物防疫所調査研究部 目次 はじめに第 1 開始 ( ステージ1) 1 開始 2 対象となる有害動植物 3 対象となる経路 4 対象となる地域 5 開始の結論第 2 病害虫リスク評価 ( ステージ2) 1 有害動植物の類別 (1) 有害動植物の日本での発生の有無及び公的防除の有無等

More information

714 植 物 防 疫 第 63 巻 第 11 号 2009 年 岡山県で発生した Rhizobium radiobacter Ti による ブドウ根頭がんしゅ病 岡山県農業総合センター農業試験場 は じ め かわ ぐち あきら 川 口 章 12 月のサンプルから AT06 1 AT06 8 株 を

714 植 物 防 疫 第 63 巻 第 11 号 2009 年 岡山県で発生した Rhizobium radiobacter Ti による ブドウ根頭がんしゅ病 岡山県農業総合センター農業試験場 は じ め かわ ぐち あきら 川 口 章 12 月のサンプルから AT06 1 AT06 8 株 を 714 植 物 防 疫 第 63 巻 第 11 号 2009 年 岡山県で発生した Rhizobium radiobacter Ti による ブドウ根頭がんしゅ病 岡山県農業総合センター農業試験場 は じ め かわ ぐち あきら 川 口 章 12 月のサンプルから AT06 1 AT06 8 株 を選抜し に 以下の試験に供試した ブドウ根頭がんしゅ病は土壌伝染性の細菌病であり II 保菌苗木の流通によって病原細菌が広範囲に伝搬され

More information

< F2D C18EEA95F182518D C834D E838D836F836C834C836D F E6A7464>

< F2D C18EEA95F182518D C834D E838D836F836C834C836D F E6A7464> 特殊報 9 病第 1 5 号 関係各位 平成 29 年 8 月 4 日 京都府病害虫防除所長 ( 公印省略 ) 病害虫発生予察情報について 下記のとおり発表しましたので 送付します 病害虫発生予察特殊報第 2 号 病害虫名チビクロバネキノコバエ Bradysia agrestis Sasakawa (Synonym: Bradysia difformis Frey 5の項参照 ) 作物名ネギ発生地域山城地域の一部

More information

イチゴ小葉における炭疽病による赤色小斑の発生 誌名 愛媛県農林水産研究所企画環境部 農業研究部研究報告 IN 7 著者 巻 / 号 奈尾, 雅浩 7 号 掲載ページ p - 発行年月 年 月 農林水産省農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター Tukub Bu-Ad Cp upp C, Auu, Fy d Fh Rh Cu イチゴ 小葉における炭痘病による赤色小斑の発生 が確認されている小葉に汚斑症状を生じている

More information

大型の捕虫網 ( 径 42cm) を使用し 1 地区 5 地点の払い落し法により調査する 越冬後の5~6 月の指標植物としては結実しているクワ サクラ ヒイラギ及び開花中のミカン 新梢伸長中のキリが適しており また 新成虫が出現する7 月以降の好適な指標植物として結実したスギ ヒノキ サワラ ヒイラ

大型の捕虫網 ( 径 42cm) を使用し 1 地区 5 地点の払い落し法により調査する 越冬後の5~6 月の指標植物としては結実しているクワ サクラ ヒイラギ及び開花中のミカン 新梢伸長中のキリが適しており また 新成虫が出現する7 月以降の好適な指標植物として結実したスギ ヒノキ サワラ ヒイラ ⅩⅩⅩⅩⅡ キウイフルーツの病害虫 A カメムシ類果樹を加害するカメムシ類としてはチャバネアオカメムシ ツヤアオカメムシ クサギカメムシが主要種であるが 地域により また 果樹の種類により優占種が異なるので注意する いずれも加害期間が長く しかも発生変動が大きいので発生予察は難かしいが 越冬密度及び成幼虫の発生飛来消長の把握に重点をおく 1 調査ア越冬密度調査越冬成虫の密度を調査し 発生量の予察に利用する

More information

001 No.3/12 1 1 2 3 4 5 6 4 8 13 27 33 39 001 No.3/12 4 001 No.3/12 5 001 No.3/12 6 001 No.3/12 7 001 8 No.3/12 001 No.3/12 9 001 10 No.3/12 001 No.3/12 11 Index 1 2 3 14 18 21 001 No.3/12 14 001 No.3/12

More information

付図・表

付図・表 付図 表 コムギ縞萎縮病による病徴について 1. コムギ縞萎縮病の発病様式と発生分布 1 2. コムギ縞萎縮病の病徴 (1) 調査時期 3 (2) 達観での病徴 4 (3) 縞萎縮病の病徴 6 (4) 類似病害 ( 萎縮病 ) による病徴 8 3. 品種によるコムギ縞萎縮病の病徴の違い 10 1. コムギ縞萎縮病の発病様式と発生分布 コムギ縞萎縮病 ( 以下 縞萎縮病 と略す ) は Wheat yellow

More information

コンポジットサンプリング

コンポジットサンプリング 24 年度日本計量生物学会年会講演要旨集 (24 年 5 月 24 日, 統計数理研究所 ) 植物検疫における外来生物根絶確認のための統計分析 山村光司独立行政法人農業環境技術研究所. はじめに わが国の輸入植物検疫では, 所定の外来生物の侵入を阻止するために, 主として次の三つの対策が行われている () 輸入サンプリング検査,(2) 早期発見,(3) 緊急防除 このうち 番目のコンポーネントについては山村

More information

Tuta absoluta ( トマトキバガ ( 仮称 )) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 28 年 3 月 25 日 農林水産省横浜植物防疫所調査研究部

Tuta absoluta ( トマトキバガ ( 仮称 )) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 28 年 3 月 25 日 農林水産省横浜植物防疫所調査研究部 Tuta absoluta ( トマトキバガ ( 仮称 )) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 28 年 3 月 25 日 農林水産省横浜植物防疫所調査研究部 目次 はじめに... 1 リスクアナリシス対象の病害虫の生物学的情報 ( 有害動物 )... 1 1 学名及び分類... 1 2 地理的分布... 1 3 寄主植物及び国内分布... 2 4 寄生部位及びその症状... 2 5 移動分散方法...

More information

予報 岡病防第16号

予報 岡病防第16号 各関係機関長殿 岡病防第 1 6 号平成 28 年 9 月 1 日 岡山県病害虫防除所長 ( 公印省略 ) 病害虫発生予察情報について 病害虫発生予報第 6 号を下記のとおり発表したので送付します 平成 28 年度病害虫発生予報第 6 号 予報概評 平成 28 年 9 月 1 日岡山県 作物名病害虫名発生時期発生量 水稲穂いもちやや早並紋枯病 - やや多白葉枯病 - 並穂枯れ - やや多もみ枯細菌病

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 豊かな稔りに 日本の農業を応援します 平成 29 年 4 月 14 日発行 IBJ* 防除情報 第 70 号 (*IshiharaBioscienceJapan= 石原バイオサイエンスの略 ) 向こう 1 ヶ月の主要病害虫発生予報の発表はありませんでした ご説明します 今回の特集では 4 月 11 日付で適用拡大になりましたプロパティフロアブルの適用作物である ピーマン うどんこ病菌 うり科 うどんこ病菌の違いや生活環

More information

( ハ ) 種子小麦 種類異物色容積重整粒硝子率発芽率形質水分被害粒 ( グラム ) (%) (%) (%) (%) (%) 麦角粒麦角粒を除い等級 (%) たもの (%) 普通小麦合格 標準品 品種固有の色 強力小麦合格

( ハ ) 種子小麦 種類異物色容積重整粒硝子率発芽率形質水分被害粒 ( グラム ) (%) (%) (%) (%) (%) 麦角粒麦角粒を除い等級 (%) たもの (%) 普通小麦合格 標準品 品種固有の色 強力小麦合格 農産物規格規程 ( 抄 ) 1~3 ( 略 ) 4 小麦 (1) (2) ( 略 ) (3) 規格イ ロ ( 略 ) ハ品位 ( イ ) 普通小麦 -1- 容積重整粒形質水分異物 ( グラム ) (%) (%) 計異種穀粒 (%) (%) 麦角粒なまぐさ黒穂麦角粒及びなまぐさ黒穂等級 (%) 病粒率 (%) 病粒を除いたもの (%) 1 等 780 75 1 等標準品 12.5 5.0 0.5 0.0

More information

Xanthomonas arboricola A G Xanthomonas Vitis vinifera X. campestris pv. viticola bacterial canker NAYUDU, 1972 Xanthomonas arboric

Xanthomonas arboricola A G Xanthomonas Vitis vinifera X. campestris pv. viticola bacterial canker NAYUDU, 1972 Xanthomonas arboric 24 66 1 2012 Xanthomonas arboricola 2008 6 A G Xanthomonas Vitis viniferax. campestrispv. viticola bacterial canker NAYUDU, 1972 Xanthomonas arboricola Xanthomonas PARKINSON 2009 Table 1 I 3 A B C D 3

More information

植物防疫法施行規則及び関係告示の一部改正 ( 案 ) について 平成 2 5 年 6 月農林水産省消費 安全局 1 輸入植物検疫の現状及び見直しの取組 (1) 輸入植物の種類 輸出国の増加や国際流通の迅速化などに伴い 国内に発生していない新たな病害虫が侵入するリスクが増大 (2) また 国際ルールに

植物防疫法施行規則及び関係告示の一部改正 ( 案 ) について 平成 2 5 年 6 月農林水産省消費 安全局 1 輸入植物検疫の現状及び見直しの取組 (1) 輸入植物の種類 輸出国の増加や国際流通の迅速化などに伴い 国内に発生していない新たな病害虫が侵入するリスクが増大 (2) また 国際ルールに 植物防疫法施行規則及び関係告示の一部改正 ( 案 ) について 平成 2 5 年 6 月農林水産省消費 安全局 1 輸入植物検疫の現状及び見直しの取組 (1) 輸入植物の種類 輸出国の増加や国際流通の迅速化などに伴い 国内に発生していない新たな病害虫が侵入するリスクが増大 (2) また 国際ルールにおいては 科学的な根拠に基づくリスクアナリシスの結果に従って植物検疫措置を設定すること 及び検疫措置の対象とする病害虫

More information

Microsoft Word - No.35_2012_仮訳.doc

Microsoft Word - No.35_2012_仮訳.doc この資料は業務の参考のための仮訳です 利用者が当情報を用いて行う行為については 利用者の責任でお願いいたします 横浜植物防疫所 植物検疫措置に関する国際基準 ISPM No. 35 ミバエ類 ( ミバエ科 ) の病害虫リスク管理のためのシステムズアプローチ (2012) 目次 採択 序論範囲参照定義要件の概要 背景 要件 1. FF SA 実施の決定 2. FF SA の設定 3. 文書化及び記録保持

More information

AQお知らせ180625

AQお知らせ180625 優良木質建材等認証規程類の改正について 優良木質建材等認証 (AQ) では 平成 30 年 6 月 25 日付で規程類を改正い たしました 1. 改正した規程類 (1) 認証対象品目一覧 (2) 優良木質建材等品質性能評価基準 (3) 優良木質建材等認証審査要領 (4) 優良木質建材等認証手数料規定 2. 主な改正内容 (1) 新規品目 P-1 防腐 防蟻処理直交集成板 の追加 ( 担当 : 認証部佐野

More information

KASEAA 51(10)

KASEAA 51(10) 解説 昆虫ウイルスを利用した 害虫防除資材の現状と展望 1 693 1 * ** * ** 694 1 2 695 1 2 2 3 696 2 * ** * ** 697 し AgMNPV を使った技術が受け入れやすかった 2 公的普及事業が積極的に行われた 3 AgMNPV の病 原性が高く宿主間の水平伝播率が高いため少ない散布回 数で十分な効果を上げられた 4 ダイズの経済的被害 許容水準が高く

More information

Microsoft PowerPoint - 第2章-1 [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 第2章-1 [互換モード] 第 2 章病原体の感染源を撲滅または減らす防除法 (1) 耕種的 ( 生態的 ) 方法 a) 宿主の撲滅ーーー ( ) の除去 ( ) の防除 b) 輪作 : 土壌病害 ( 連作障害または忌地病 ) の防除に有効病原体の宿主範囲 土壌の性質 輪作体系 輪作期間 堆肥や植物残渣 ( 有機物 ) の処理法が輪作成否のポイントとなる 植物残渣や堆肥等の有機物投入は土壌病害の防除につながるか有害性有機物からの毒性物質が植物根からの分泌物を増加させる

More information

暴力団対策措置要綱

暴力団対策措置要綱 太子町契約からの暴力団排除措置要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 太子町暴力団排除条例 ( 平成 25 年太子町条例第 20 号 以下 条例 という ) 第 7 条から第 9 条までの規定に基づき 公共工事等及び売払い等の適正な履行を確保するために必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この要綱において使用する用語は 条例及び太子町暴力団排除条例施行規則 ( 平成 25 年太子町規則第

More information

<4D F736F F D B95B6817A31362D30395F97D196D888E78EED835A E815B95698EED8A4A94AD8EC08E7B977697CC815B89D495B28FC791CE8DF495698EED>

<4D F736F F D B95B6817A31362D30395F97D196D888E78EED835A E815B95698EED8A4A94AD8EC08E7B977697CC815B89D495B28FC791CE8DF495698EED> 国立研究開発法人森林研究 整備機構森林総合研究所林木育種センター品種開発実施要領 花粉症対策品種等 21 森林林育第 83 号平成 21 年 6 月 25 日最終改正 : 平成 29 年 3 月 30 日 (28 森林林育第 111 号 ) ( 目的 ) 第 1 条本要領は 国立研究開発法人森林研究 整備機構法 ( 平成 11 年 12 月 22 日法律第 198 号 ) 第 3 条 研究所の目的

More information

Ceratocystis fagacearum に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 28 年 3 月 25 日 農林水産省横浜植物防疫所調査研究部

Ceratocystis fagacearum に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 28 年 3 月 25 日 農林水産省横浜植物防疫所調査研究部 Ceratocystis fagacearum に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 28 年 3 月 25 日 農林水産省横浜植物防疫所調査研究部 目次 はじめに... 1 リスクアナリシス対象の病害虫の生物学的情報 ( 有害植物 )... 1 1 学名及び分類... 1 2 地理的分布... 1 3 宿主植物及び国内分布... 1 4 感染部位及びその症状... 2 5 移動分散方法...

More information

病害虫発生予察情報(11月予報)

病害虫発生予察情報(11月予報) 1 予報概況 作物名 イチゴ 病害虫発生予察情報 (2 月予報 ) 病害虫名 うどんこ病 灰色かび病 アブラムシ類 予報 ( 県平均平年値 ) 発生量 : やや少 ( 発病株率 0.9%) 発生量 : やや多 ( 発病株率 0.9%) 発生量 : やや多 ( 寄生株率 1.2%) 平成 29 年 1 月 25 日 静岡県病害虫防除所長 予報の根拠 1 月中旬発生量 : やや多 (+) 1 月中旬発生量

More information

月中旬以降の天候によって塊茎腐敗による被害が増加する事例も多い 平成 28 年度は疫病の発生面積率は19.9% と例年に比べてやや少なかったものの 塊茎腐敗の発生面積率は 14.8% と例年に比べてやや多かったとされる ( 平成 現在 北海道病害虫防除所調べ ) かつては 疫病には

月中旬以降の天候によって塊茎腐敗による被害が増加する事例も多い 平成 28 年度は疫病の発生面積率は19.9% と例年に比べてやや少なかったものの 塊茎腐敗の発生面積率は 14.8% と例年に比べてやや多かったとされる ( 平成 現在 北海道病害虫防除所調べ ) かつては 疫病には ばれいしょの疫病による塊茎腐敗の発生生態と防除について 北海道立総合研究機構 農業研究本部中央農業試験場病虫部クリーン病害虫グループ 西脇 由恵 Yoshie Nishiwaki 1. はじめに北海道のばれいしょ栽培は作付面積 51,000ha 収穫量 1,897,000tで国内全収穫量のおよそ80% を占め ( 平成 28 年農林水産統計 ) 用途も生食用はもちろんのこと 加工用 澱粉原料用 種子用など多岐にわたり

More information

主要花き キク 病害 1. 白さび病 Puccinia horiana 生態と防除のねらい 潜伏期間は 10 日間ぐらいといわれ 電照ギクなどの施設栽培では冬季にも発生し 周年発病を認める 露地では 梅雨期にかけて多発し 夏季でのまん延は少ない 胞子は夏胞子が認められず 冬胞子のみ認められ その発芽

主要花き キク 病害 1. 白さび病 Puccinia horiana 生態と防除のねらい 潜伏期間は 10 日間ぐらいといわれ 電照ギクなどの施設栽培では冬季にも発生し 周年発病を認める 露地では 梅雨期にかけて多発し 夏季でのまん延は少ない 胞子は夏胞子が認められず 冬胞子のみ認められ その発芽 主要花き キク 病害 1. 白さび病 Puccinia horiana 生態と防除のねらい 潜伏期間は 10 日間ぐらいといわれ 電照ギクなどの施設栽培では冬季にも発生し 周年発病を認める 露地では 梅雨期にかけて多発し 夏季でのまん延は少ない 胞子は夏胞子が認められず 冬胞子のみ認められ その発芽最適温度は 18 前後である 多湿条件で夜温が 10~ 15 ぐらいの低温のときに発病が多い 発病後の薬剤散布はほとんど効果がないので

More information

Microsoft Word - ⑦内容C【完成版】生物育成に関する技術.doc

Microsoft Word - ⑦内容C【完成版】生物育成に関する技術.doc 内容 C 生物育成に関する技術 (1) 生物の生育環境と育成技術について, 次の事項を指導する 項目 ここでは, 生物を取り巻く生育環境が生物に及ぼす影響や, 生物の育成に適する条件及び育成環境を管理する方法を知ることができるようにするとともに, 社会や環境とのかかわりから, 生物育成に関する技術を適切に評価し活用する能力と態度を育成することをとしている ア生物の育成に適する条件と生物の育成環境を管理する方法を知ること

More information

国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1

国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1 国産粗飼料増産対策事業実施要綱 16 生畜第 4388 号平成 17 年 4 月 1 日農林水産事務次官依命通知 改正 平成 18 年 4 月 5 日 17 生畜第 3156 号 改正 平成 20 年 4 月 1 日 19 生畜第 2447 号 改正 平成 21 年 4 月 1 日 20 生畜第 1988 号 改正 平成 22 年 4 月 1 日 21 生畜第 2062 号 改正 平成 23 年 4

More information

76 キク品種の白さび病抵抗性と白さび病菌レース 胞子で 7 22 である 両胞子のこのような性質から 噴霧器 発病は担子胞子形成の適温に支配され 最適な条件は 7 前後で 湿度が高く葉面が濡れている状態である キク白さび病菌レースと白さび病抵抗性 キク品種 罹病葉 植物病原菌では 同じ菌であっても

76 キク品種の白さび病抵抗性と白さび病菌レース 胞子で 7 22 である 両胞子のこのような性質から 噴霧器 発病は担子胞子形成の適温に支配され 最適な条件は 7 前後で 湿度が高く葉面が濡れている状態である キク白さび病菌レースと白さび病抵抗性 キク品種 罹病葉 植物病原菌では 同じ菌であっても 760 植 物 防 疫 第 63 巻 第 2 号 09 年 キク品種の白さび病抵抗性と白さび病菌レース 宮城大学食産業学部 なかむら 宮城県農業 園芸総合研究所 は じ め しげ お いわ い たか 岩 井 孝 いたばし たける 中村 茂雄 板橋 さ さ よし 尚 き あつし 建 佐々木 厚 る その後 冬胞子は担子胞子を形成 飛散し キクで に のみ感染 増殖を繰り返して病気を拡散する 発病のた

More information

< F2D93AE904195A88C9F89758DC5934B89BB8C7689E B95B6>

< F2D93AE904195A88C9F89758DC5934B89BB8C7689E B95B6> 動物検疫業務及び植物検疫業務 ( 輸出入及び港湾 空港手続関係業務 ) に係る業務 システムの最適化計画について 平成 18 年 3 月 17 日行政情報化推進委員会決定 電子政府構築計画 ( 平成 15 年 7 月 17 日各府省情報化統括責任者 (CIO) 連絡会議決定 平成 16 年 6 月 14 日一部改定 ) 及び 輸出入及び港湾 空港手続関係業務の業務 システム最適化計画 ( 平成 17

More information

3. 生物的方法 ある種の微生物や 病原力を脱落させた病原菌に 植物の防御能力を高める作用があり ます また 病原力を弱めたウイルス ( 弱毒ウイルス ) を前もって接種しておくと その 後の同一あるいは近縁ウイルスの感染率を低下させることが可能です それらのうち 農 薬登録されているものを表 2-

3. 生物的方法 ある種の微生物や 病原力を脱落させた病原菌に 植物の防御能力を高める作用があり ます また 病原力を弱めたウイルス ( 弱毒ウイルス ) を前もって接種しておくと その 後の同一あるいは近縁ウイルスの感染率を低下させることが可能です それらのうち 農 薬登録されているものを表 2- 第二章病気を防ぐには (3) 素因 ( 作物 宿主 ) を制御する方法 植物の抵抗力 自然免疫力を高めると 素因 ( 病気にかかりやすい性質 ) が小さくなり感染 発病を抑制することができます 植物自身の力を利用して病害を防除する方法は 殺菌剤で病原菌を撲滅する方法に比べ有用生物や環境に対する負の影響が少ないと考えられ 今後 活用していくことが望まれる技術です 植物の抵抗力を高める方法には 化学的方法

More information

2

2 2 3 4 5 6 7 0 10 20 30 40 50 60 70 9 10 11 12 13 14 15 86.0% 14.0% 79.5% 20.5% 60 111 16 .. 17 ** p

More information

2. 青枯病 Ralstonia solanacearum 生態 ナスの青枯病の項参照 (1) 発病のおそれがあるほ場では栽培を避ける やむをえず栽培する場合は土壌消毒を行う (2) 抵抗性品種を選んで栽培する 詳しくは 指導資料 Ⅵ ナス トマト キュウリの主要品種の病害虫抵抗性 の項参照 青枯病

2. 青枯病 Ralstonia solanacearum 生態 ナスの青枯病の項参照 (1) 発病のおそれがあるほ場では栽培を避ける やむをえず栽培する場合は土壌消毒を行う (2) 抵抗性品種を選んで栽培する 詳しくは 指導資料 Ⅵ ナス トマト キュウリの主要品種の病害虫抵抗性 の項参照 青枯病 1. モザイク病タバコモザイクウイルス ( T M V ) キュウリモザイクウイルス ( C M V ) ジャガイモ X ウイルス ( P V X ) 生態 主な病原ウイルスにはタバコモザイクウイルス ( T M V ) キュウリモザイクウイルス ( C M V ) ジャガイモ X ウイルス ( P V X ) があり 一般には T M V と C M V が多い T M V は種子 土壌 汁液で伝染し

More information

植物のつくりとはたらき のまとめ (1) 問題解答図 1 1. 図 1 は, 何の種子ですか 図 1 の, どこに養分をたくわえま 2. すか 記号と名前を答えなさい 3. 図 1 の, はい はどこですか 記号 3. で答えなさい 4. はい のはたらきを答えなさい 図 1

植物のつくりとはたらき のまとめ (1) 問題解答図 1 1. 図 1 は, 何の種子ですか 図 1 の, どこに養分をたくわえま 2. すか 記号と名前を答えなさい 3. 図 1 の, はい はどこですか 記号 3. で答えなさい 4. はい のはたらきを答えなさい 図 1 植物のつくりとはたらき のまとめ (1) 図 1 1. 図 1 は, 何の種子ですか 1. 2. 図 1 の, どこに養分をたくわえま 2. すか 記号と名前を答えなさい 3. 図 1 の, はい はどこですか 記号 3. で答えなさい 4. はい のはたらきを答えなさい 4. 5. 図 1 と同じ場所に養分をたくわえる種子を, 5. あと 2 つ答えなさい 図 2 6. 図 2 は, 何の種子ですか

More information

5.5 植物の病気

5.5 植物の病気 161 5.5 植物の病気 5.5.1 病気を起こす因子 植物も 我々人間と同様 病気になる 植物の病気の定義は難しいが 植物が正常な生 理機能を果たせなくなった状態を 病気 と定義できるであろう 植物に病気を起こす因 子は 人間や動物に病気を起こす因子と基本的には同じか類似している それらの因子に は ウイルス ウイロイドなどの増殖性核酸因子や菌類 細菌 ファイトプラズマなどの 微生物を主とした生物性因子と

More information

J. Agric. Sci., Tokyo Univ. Agric., 59 (1), (2014) 東京農大農学集報,59(1),74-80(2014) Xanthomonas arboricola pv. pruni 山口修平 * 伊山公二 ** 田方康平 *** 夏秋啓子 ****

J. Agric. Sci., Tokyo Univ. Agric., 59 (1), (2014) 東京農大農学集報,59(1),74-80(2014) Xanthomonas arboricola pv. pruni 山口修平 * 伊山公二 ** 田方康平 *** 夏秋啓子 **** J. Agric. Sci., Tokyo Univ. Agric., 59 (1), 74-80 (2014) 東京農大農学集報,59(1),74-80(2014) Xanthomonas arboricola pv. pruni 山口修平 * 伊山公二 ** 田方康平 *** 夏秋啓子 **** 根岸寛光 ***** 篠原弘亮 ***** ( 平成 25 年 11 月 21 日受付 / 平成 26

More information

<4D F736F F D20918D8D878B5A8F708CA48B868F8A90DD92758B7982D18AC7979D8FF097E12E646F63>

<4D F736F F D20918D8D878B5A8F708CA48B868F8A90DD92758B7982D18AC7979D8FF097E12E646F63> 広島県立総合技術研究所設置及び管理条例 ( 平成十十九年広島県条例第二号 ) 新旧対照表 ( 傍線の部分は改正部分 ) 改正案 現行 ( 業務 ) ( 業務 ) 第三条研究所は 第一条に規定する目的を達成するため 次の業務を行う 第三条研究所は 第一条に規定する目的を達成するため 次の業務を行う 一工業 農業その他の産業に係る技術並びに保健及び環境に関する試験研究並びにその成果の技術移転を行うこと

More information

( 産地パワーアップ計画の重要な変更 ) 第 7 条産地パワーアップ計画ごとに 次に定める変更を行う場合は 第 4 条及び第 5 条の手続きに準じて行うものとする (1) 成果目標の変更 (2) 事業内容の変更 (3) 取組主体事業計画の変更 (4) 取組主体の補助事業費の3 割を超える変更 2 前

( 産地パワーアップ計画の重要な変更 ) 第 7 条産地パワーアップ計画ごとに 次に定める変更を行う場合は 第 4 条及び第 5 条の手続きに準じて行うものとする (1) 成果目標の変更 (2) 事業内容の変更 (3) 取組主体事業計画の変更 (4) 取組主体の補助事業費の3 割を超える変更 2 前 砥部町産地収益力強化支援事業実施要領 平成 28 年 10 月 5 日 砥部町告示第 139 号 ( 目的 ) 第 1 条この告示は 産地パワーアップ事業実施要綱 ( 平成 28 年 1 月 20 日付け27 生産第 2390 号農林水産事務次官依命通知 以下 国要綱 という ) 産地パワーアップ事業実施要領 ( 平成 28 年 1 月 20 日付け27 生産第 2391 号 27 政統第 490

More information

微生物遺伝資源利用マニュアル(36)

微生物遺伝資源利用マニュアル(36) 微生物遺伝資源利用マニュアル (36)( 2014) MAFF Microorganism Genetic Resources Manual No.36 (2014) ISSN 1344-1159 植物病原細菌の薬剤感受性 篠原 弘亮 東京農業大学 1. はじめに 農作物の生産量の減少や品質の低下をもたらす要因のひとつとして, さまざまな植物病原性微生物によって 引き起こされる病害が挙げられる. この問題を解決するためにこれまで数多くの研究が行われ,

More information

Circulifer tenellus ( テンサイヨコバイ ) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 28 年 3 月 25 日 農林水産省横浜植物防疫所調査研究部

Circulifer tenellus ( テンサイヨコバイ ) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 28 年 3 月 25 日 農林水産省横浜植物防疫所調査研究部 Circulifer tenellus ( テンサイヨコバイ ) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 28 年 3 月 25 日 農林水産省横浜植物防疫所調査研究部 目次はじめに... 1 リスクアナリシス対象の病害虫の生物学的情報 ( 有害動物 )... 1 1 学名及び分類... 1 2 地理的分布... 1 3 寄主植物及び国内分布... 1 4 寄生部位及びその症状... 2 5 移動分散方法...

More information

大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム

大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム 平成 30 年度医科学専攻共通科目 共通基礎科目実習 ( 旧コア実習 ) 概要 1 ). 大学院生が所属する教育研究分野における実習により単位認定可能な実習項目 ( コア実習項目 ) 1. 組換え DNA 技術実習 2. 生体物質の調製と解析実習 3. 薬理学実習 4. ウイルス学実習 5. 免疫学実習 6. 顕微鏡試料作成法実習 7. ゲノム医学実習 8. 共焦点レーザー顕微鏡実習 2 ). 実習を担当する教育研究分野においてのみ単位認定可能な実習項目

More information

資料5-1

資料5-1 資料 5-1 盆栽 庭木等の輸出検疫について 横浜植物防疫所業務部 輸出及び国内検疫担当 金田昌士 本日の説明内容 庭木 盆栽の輸出動向 庭木 盆栽輸出検疫の流れ 国別の輸出検疫条件 まとめ及び関係情報 ( 件 ) 2,500 輸出検査申請件数の推移 2,000 1,500 1,000 500 0 盆栽庭木 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 ( 本 ) 45,000

More information

1 輸入食品中の食品添加物 ( 二酸化硫黄,TBHQ THBP) 試験検査結果 ( 平成 18~ 平成 26 年度 ) 小室道彦, 萩原彩子, 小島健一, 石井崇司, 佐藤真由美, 大曽根圭子 要旨 県内に流通する輸入食品について二酸化硫黄と指定外酸化防止剤 (TBHQ THBP) の調査を行った 平成 18 年 4 月から平成 27 年 3 月の 9 年間に収去された輸入食品 8 種 775 検体について,

More information

2 2.1 2 2.1.1 2.1.1 4060 4060 *1 3550 3550 3550 *2 4060 4060 1520 7095 6090 4060 4060 4060 4080 3070 3001500 200400 40200 - - 5002000 15003500 60200 *1 *2 6 2.1.1 1 2 3 2.1.2 1 7 2 3 4 180 5 2 6 3,000K

More information

Tuta absoluta( トマトキバガ ) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 31 年 3 月 25 日改訂 農林水産省横浜植物防疫所

Tuta absoluta( トマトキバガ ) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 31 年 3 月 25 日改訂 農林水産省横浜植物防疫所 Tuta absoluta( トマトキバガ ) に関する病害虫リスクアナリシス報告書 平成 31 年 3 月 25 日改訂 農林水産省横浜植物防疫所 改訂履歴及び改訂内容 平成 28 年 3 月 25 日作成 平成 31 年 3 年 25 日発生国の追加 (19 ヶ国 ) 及びシマホオズキの対象部位に果実を追加 目次 はじめに... 1 リスクアナリシス対象の病害虫の生物学的情報 ( 有害動物 )...

More information

Microsoft Word - 九農研プレス23-05(九州交3号)_技クリア-1.doc

Microsoft Word - 九農研プレス23-05(九州交3号)_技クリア-1.doc プレスリリース 独立行政法人 平成 23 年 8 月 3 日農業 食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センター ソルガム新品種 を育成 - 牛が消化しやすく 出穂前収穫でも多収な晩生品種 - ポイント 牛が消化しやすく 晩生の飼料用ソルガム新品種を育成しました 出穂前収穫に適するため 穂に発生する糸黒穂病を回避することができることに加え 乾物収量も高い品種です 概要 1. 独立行政法人農業 食品産業技術総合研究機構

More information

第4期中長期計画成果6

第4期中長期計画成果6 ISBN: 978-4-905304-76-0 日本にもあるトリュフ 人工栽培化に向けて 国立研究開発法人森林総合研究所 Forestry and Forest Products Research Institute 第 4 期中長期計画成果 6( 育種 生物機能 -1) はじめに トリュフは西洋料理には欠かせない高級食材となるキノコです キノコと言えば地面から上にカサを広げている姿を思い浮かべますが

More information

及びプエルトリコを除くなつめ属植物 にんめん ) パナマ パラグアし属植物 バショウ属植イ ブラジル ベネズエ物 ( 成熟していないバナラ ペルー ボリビア ナの生果実を除く ) ホンジュラス オーストパパイヤ属植物 ( 付表第ラリア ( タスマニアを除一に掲げるものを除く く ) ハワイ諸島 )

及びプエルトリコを除くなつめ属植物 にんめん ) パナマ パラグアし属植物 バショウ属植イ ブラジル ベネズエ物 ( 成熟していないバナラ ペルー ボリビア ナの生果実を除く ) ホンジュラス オーストパパイヤ属植物 ( 付表第ラリア ( タスマニアを除一に掲げるものを除く く ) ハワイ諸島 ) ( 参考 4) 輸入の禁止の対象 ( 規則第 9 条及び別表 2 関係 ) 1. 規則別表 2 について 次のとおり改正する ( 下線部が追加箇所 取消線 が削除箇所 ) 地域 植物 検疫有害動植物 改正の理由 1. アキー アボカド ( 付表 Ceratitis capit リスクアナリ イエメン イスラエル 第 60に掲げるものを除く ata( チチュウカシスの結果に イラン サウジアラビア )

More information

環境保全に関する協定書 ( 基準協定 ) 旭川市 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) は, 乙が旭川市内で施工する事業 ( 以下 事業 という ) について, 次のとおり協定を締結する ( 法令等の厳守 ) 第 1 条 乙は, 事業実施に当り, 森林法, 北海道自然環境等保全条例

環境保全に関する協定書 ( 基準協定 ) 旭川市 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) は, 乙が旭川市内で施工する事業 ( 以下 事業 という ) について, 次のとおり協定を締結する ( 法令等の厳守 ) 第 1 条 乙は, 事業実施に当り, 森林法, 北海道自然環境等保全条例 環境保全に関する協定書 ( 基準協定 ) 旭川市 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) は, 乙が旭川市内で施工する事業 ( 以下 事業 という ) について, 次のとおり協定を締結する ( 法令等の厳守 ) 第 1 条 乙は, 事業実施に当り, 森林法, 北海道自然環境等保全条例 ( 以下 法令 とい う ) による開発行為の許可基準を遵守するとともに, 旭川市緑地の回復に関する指導

More information

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項 日本農林規格等に関する法律施行令 ( 昭和二十六年八月三十一日 ) ( 政令第二百九十一号 ) 最終改正平成三〇年一月一七日政令第 三号 ( 飲食料品及び油脂以外の農林物資 ) 第一条日本農林規格等に関する法律 ( 昭和二十五年法律第百七十五号 以下 法 という ) 第二条第一項第二号の政令で定める物資は 観賞用の植物 工芸農作物 立木竹 観賞用の魚 真珠 いぐさ製品 生糸 漆 竹材 木材 ( 航空機用の合板を除く

More information

長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) 骨子 ( 案 ) に関する参考資料 1 骨子 ( 案 ) の項目と種子の生産供給の仕組み 主要農作物種子法 ( 以下 種子法 という ) で規定されていた項目については 長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) の骨子 ( 案 ) において すべて盛り込むこ

長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) 骨子 ( 案 ) に関する参考資料 1 骨子 ( 案 ) の項目と種子の生産供給の仕組み 主要農作物種子法 ( 以下 種子法 という ) で規定されていた項目については 長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) の骨子 ( 案 ) において すべて盛り込むこ 長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) 骨子 ( 案 ) に関する参考資料 1 骨子 ( 案 ) の項目と種子の生産供給の仕組み 主要農作物種子法 ( 以下 種子法 という ) で規定されていた項目については 長野県主要農作物等種子条例 ( 仮称 ) の骨子 ( 案 ) において すべて盛り込むことと しています また 種子法 では規定されていなかった 6 つの項目 ( 下表の網掛け部分 ) について

More information

<4D F736F F F696E74202D2088CF88F594AD8CBE82C691CE899E>

<4D F736F F F696E74202D2088CF88F594AD8CBE82C691CE899E> 家畜人工授精師講習会は自治事務か否か 他県からの受講希望者をどう扱ったら良いのか 前回検討会における委員発言に対する ( 都道府県の家畜改良増殖計画 ) 第三条の三都道府県知事は 家畜につき その種類ごとに 家畜改良増殖目標に即し 当該都道府県におけるその改良増殖に関する計画 ( 以下 家畜改良増殖計画 という ) を定めることができる 2 家畜改良増殖計画には 次に掲げる事項を定めるものとする 一

More information

国土技術政策総合研究所 研究資料

国土技術政策総合研究所 研究資料 マイマイガ 鱗 翅 目 (ドクガ 科 ) 主 加 害 樹 加 害 形 態 サクラ 類 コナラ ハンノキ クリ カラマツなどバラ 科 ブナ 科 の 樹 種 雑 食 性 ( 広 葉 樹 から 針 葉 樹 まで 300 種 以 上 )で 大 型 の 幼 虫 が 葉 を 食 害 する 重 要 害 虫 である しばしば 大 発 生 することがあり 大 き な 被 害 となることがある 虫 の 形 態 幼 虫

More information

2 県で生産した原種は 県一円を事業区域とする福島県米改良協会に配付するものとし その手続きは別に定める ただし 農林水産部長が特に必要と認めたときは この要領によらないで配付することができる 3 原種の配付は有償とする 4 原種の10アール当たりの配付数量は 県の示す耕種基準による 5 原種の配付

2 県で生産した原種は 県一円を事業区域とする福島県米改良協会に配付するものとし その手続きは別に定める ただし 農林水産部長が特に必要と認めたときは この要領によらないで配付することができる 3 原種の配付は有償とする 4 原種の10アール当たりの配付数量は 県の示す耕種基準による 5 原種の配付 福島県原種 原原種生産及び配付要領 第 1 目的県は主要農作物の奨励品種について優良な種子を供給するため 福島県主要農作物種子生産取扱基本要綱のほか 本要領に基づき主要農作物の原種及び原原種 ( 以下 原種等 という ) の生産並びに取扱を行う 第 2 原種等の種類 生産する原種等の種類は 主要農作物の奨励品種として農林水産部長が定めたものと する 第 3 原種等の確保と生産計画及び備蓄計画の策定

More information

バンカーシート 利用マニュアル 2017年版(第一版)

バンカーシート 利用マニュアル 2017年版(第一版) 施設野菜の微小害虫と天敵カブリダニ 施設野菜での微小害虫問題 中央農業研究センター 石原産業 ( 株 ) 施設のイチゴではハダニ類が多発し 問題となる 施設のキュウリ ナス サヤインゲンでも アザミウマ類やコナジラミ類などの被害や媒介ウイルス病が問題となる これらの害虫は薬剤抵抗性が発達しやすく 農薬での防除は難しい カブリダニ類は有力な天敵であるが 放飼時期の見極めや農薬との併用などが難しく これらの施設作物では利用が進んでいない

More information

youkou

youkou 生食用食肉の安全確保に関する取扱要綱 第 1 目的この要綱は 食品 添加物等の規格基準 ( 昭和 34 年 12 月 28 日厚生省告示第 370 号 以下 規格基準 という )D 各条の食肉及び鯨肉の目名中の生食用食肉の取扱い並びに食品衛生法第 19 条第 1 項の規定に基づく表示の基準に関する内閣府令 ( 平成 23 年内閣府令第 45 号 ) に規定する牛の食肉であって生食用のものの表示の取扱いついて

More information

4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに 岡山県稲 麦類及び大豆の種子供給に係る基本要綱 平成 30 年 3 月 13 日付け農産第 1187 号農林水産部長通知 第 1 目的及び基本方針 1 この要綱は 土地利用型農業における基幹的な作物である稲 麦類 ( 大麦 裸麦 小麦 をいう 以下同じ ) 及び大豆の優良な種子の生産及び普及を促進し 生産性の向上及び品質の改善を図ることを目的とする 2 優良な種子の生産及び普及については 専門的な知識及び技術と周到な管理を要するものであることから

More information