2. 文献検討の方法 1 ) データの抽出 ( 表 2 ) 抽出された文献を, タイトルおよび発行年, 研究目的, 研究デザイン, 研究対象, 対象者の産後の時期, 夫立ち会い出産の経験の個所を抽出した. 2 ) 分析の視点夫立ち会い出産の経験に関する研究の傾向を分析することによって, 研究の現状と
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- あおし ますはら
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1 - 資料 - 夫の立ち会い出産の経験に関する文献検討 船越泉美 1) 2), 佐々木綾子 抄録夫の立ち会い出産の経験に関する研究の現状と課題について明らかにすることを目的に医学中央雑誌を用い, 検索した 14 文献を分析対象とした. その結果, 以下のことが明らかになった.1. 夫のみを研究対象としているものが少なかった.2. 分娩での入院中に行われた研究がほとんどであり,1 ヵ月以降の児との生活を経験してから出産を想起して語られた研究はなかった.3. 夫の満足度を上げるため助産師 看護師の援助を評価し, より良い援助の示唆を得る研究がされていた.4. 出産の立ち会いを決定しているのは, 主に夫自身であった.5. 夫の達成感や満足感のある出産の受け止めとなる要因として, 妻からの肯定的な反応や出産後の感想, 発言や, 妻とともに妊娠中に作成したバースプランの達成があった.6. 立ち会い出産後, 無力感などの否定的な感情を持つこともあるが, それに対する援助の方法や適切な時期は明らかになっていなかった. キーワード : 夫立ち会い出産立ち会い分娩 Ⅰ. 緒言少産化の今日において, 出産は母親となる女性にとってはもちろん, 父親となる男性にとっても貴重な経験となっている. イクメンという言葉は,2010 年 6 月より改正育児 介護休業法がスタートしたことにより, 大きく取り上げられ, 広く知られる模範的な父親像となった. また, 第 1 子出産時の母親の平均年齢は30.7 歳 2) と, 上昇傾向にあることや拡大家族の減少, 共働き世帯の増加などの社会情勢を背景に父親となる男性は, 妊娠 出産 育児を共有することが求められ, 父親に寄せる期待は大きくなっているといえる. そして, 共有することのひとつに夫立ち会い分娩があげられる. 夫は出産に立ち会った理由として自分から立ち会いたいと思った, そばにいて妻を励ましたいと思った, 命の誕生を共有したい 3) などを挙げており, 立ち会い出産に対する父親の思いや, 夫婦の意向はバースプランなどによって確認する機会が増加した. それに伴い, 出産という経験の共有を目的として分娩に立ち会うことを希望する夫または夫婦が増加してきたと考えられる. 夫立ち会いの意義は, 夫婦ともに互いに協力しつつ, 出産への不安, 苦悩, 恐怖などを乗り越えて, 感動的な 1)Izumi Funakoshi 大阪医科大学大学院看護学研究科博士前期課程 2 )Ayako Sasaki 大阪医科大学看護学部 出産体験をし, その後の子育ての基本的始発点となる 4) ことが示されている. また, 夫立ち会い出産は産婦の精神的な安定が得られ, 父性が向上し父親役割がスムースに獲得され, 育児参加が多くなる 5) ことも報告されており 今後ますます父親の出産への立ち会いや育児への参加が求められると考える. 本研究では夫立ち会い出産の経験に関する文献検討を行い, 先行研究を分析し, 研究の傾向を明らかにすることによって, 夫立ち会い出産の経験に関する研究の現状と課題について明らかにすることを目的とした. Ⅱ. 研究方法 1. 文献検索の方法 1 ) 医学中央雑誌 (Web 版 ) を用い, 立ち会い出産 立ち会い分娩 をキーワードとし, 期間は全年に 出版された看護文献 ( 会議録除く ) を検索した. その結果 70 文献が該当した. 2 ) 文献タイトルおよび抄録または文献を読み研究目的に合致し, 夫 ( または夫婦を含む ) を研究対象としている文献を14 件抽出し, 分析対象文献とした ( 表 1). 表 1 文献検索における選定の基準基準内容含める基準 言語は日本語に限る( 抄録のみ日本語を含む ) ( 包含基準 ) 出版された文献に限る 研究対象 研究参加者が夫または夫婦を含む文献に限る除く基準 会議録は除く ( 除外基準 ) 二次文献は除く ヒューマンケア研究学会誌第 9 巻第 2 号
2 2. 文献検討の方法 1 ) データの抽出 ( 表 2 ) 抽出された文献を, タイトルおよび発行年, 研究目的, 研究デザイン, 研究対象, 対象者の産後の時期, 夫立ち会い出産の経験の個所を抽出した. 2 ) 分析の視点夫立ち会い出産の経験に関する研究の傾向を分析することによって, 研究の現状と課題について明らかにすることを目的に検討した. 3. 用語の定義夫立ち会い出産および立ち会い分娩 : 夫が妻の分娩の第 1 期および第 2 期, または第 2 期のみに立ち会うことをいう. 4. 倫理的配慮本研究は先行研究に基づく研究であり, 著作権の範囲内で複写を行い, 出所を明示し, その引用の方法に留意した. また, データベース会社と正当に契約した範囲内でアクセスを実施した. 表 2 対象文献の一覧 ( 発行年順 ) N O 著者 ( 発行年 ) 文献名 研究デザイン 1 研究対象 2 産後の時期 夫の経験 1 松田 (2015) 立ち会い出産における夫の満足感と立ち会い体験および妻への親密性との関連 1 出産に立ち会った夫 186 名 2 出産から 1 か月以内 夫の満足感には, 夫が立ち会い出産時に妻への支援を行うこと, 出産中に妻から肯定的反応を受ける事, 出産時に児との接触が影響を及ぼす 2 松田, 他 (2014) 妻の出産に立ち会った夫の背景と夫婦の親密性の関連 1 出産に立ち会った夫,174 名 2 出産から 1 か月以内 1. 妻への支援出産時に妻への励ましや腰部のマッサージ 呼吸法のリードといった複数の支援を提供する夫は, 支援をしない夫に比べて親密性が高い 2. 新生児との関わり児の 写真を撮る 家族で過ごす 夫は親密性が高い 3 Kojima (2014) The Experience of Man Who Had Attended the Birth of Their Child at a Maternity Center 1 出産に立ち会った男性 8 名 2 妊娠期から産後 1 か月 男性は妊娠期の 妻の妊娠 という捉えを出産, 育児を通して 父親としての自己を再構築 する 4 松永 (2014) 夫立ち会い出産の現状と夫婦の意識調査 分娩に必要な助産師による支援 1 経腟分娩をした褥婦および立ち会った夫 40 名 2 産褥 3 日 ~ 退院まで お産の苦しみや大変さを理解し, 一緒に取り組むことで喜びを共有する 妻への精神的支えとなり, 出産時に夫の役割を果たした自覚が湧く 5 三浦, 他 (2011) 初めての立ち会い出産を経験した夫のニーズと援助のあり方 1 初めて立ち会い出産を経験した夫 23 名 2 出産後 2 時間 ~ 退院まで 95% の夫は立ち会いをしてよかったと答えている 立ち会ってよかった理由として 85% の夫が 生命の誕生の瞬間に立ち会えたから と答えている 夫は具体的な妻のサポートの方法がわからず不安な気持ちを抱えている 6 德能, 他 (2010) 夫立ち会い分娩時における支援の検討 1 立ち会い分娩をした夫 30 名 2 分娩直後から産褥 6 日目まで 立ち会い分娩中の夫の気持ちとして最も多かったのは 心配 次いで 落ち着いていた 不安 前向きだった 無力感 であった スタッフの声掛けにより気持ちを落ち着けることができた 7 寺内, 他 (2010) 初産婦の夫が立ち会い出産に対して抱いていたイメージと実際の相違 1 正常分娩に立ち会いをした両親教室に参加していない初産婦の夫 30 名 2 産後 2 日または 4 日 夫は自分のできるサポートを探し, 妻を支えていた サポートを行いながらも, サポートの意味を 何もできていない と感じていた 医療処置や出血に対する恐怖感を抱いていた 8 三上, 他 (2009) 立ち会い出産を通して変化する夫の気持ち 1 妻の妊娠や分娩状況および出産した児に時に異常がなく初めて出産に立ち会った夫 6 名 2 産後 2 日 ~5 日 立ち会った時間は 1 時間 ~ 8 時間程度 妻の痛みや気持ちを理解できないもどかしさを感じる 思うような出産にならなかったために感じる無力感 心身の疲労 90 ヒューマンケア研究学会誌第 9 巻第 2 号 2018
3 N O 著者 ( 発行年 ) 文献名 研究デザイン 1 研究対象 2 産後の時期 夫の経験 9 小林, 他 (2009) 夫立ち会い分娩に対する夫婦の意識調査 - 両親学級と満足度との関連 - 1 経腟分娩し, 夫が分娩に立ち会った夫婦 110 組 2 産後 ~ 退院日 両親学級を受講した人は両親学級を受講していない人より, 有意に必要と答えているが, 立ち会い出産の満足度と両親学級の受講の必要性には関連がなかった 10 松井, 他 (2009) 夫婦で取り組むお産と満足感の関連性 - バースプラン作成からバースレビューを通して - 1 切迫早産などで産前の入院中に夫立ち会いを希望し, 立ち会った産婦とその夫 4 組 2 産後 4~7 日 お産の満足度を左右する因子は 希望の達成 夫婦の連帯感 自己肯定感 マイナスイメージ 自己概念 児への愛着 の 6 つのカテゴリーに分類される 11 中島, 他 (2007) 立ち会い分娩後の夫の意識に関する研究 1 立ち会い分娩経験後の夫 142 名 2 妻の入院中 自分 夫婦で立ち会い出産をすると決めた夫で 無力感 があると答えたのは 11.3%. 他者の勧めで立ち会い出産を決めた夫は 31.0% であった 12 森崎, 他 (2003) 夫立ち会い分娩に臨む夫婦への援助の方向性 - 夫立ち会い分娩でより満足が得られるために - 1 助産師学生の関わった 3 事例の夫婦 3 組 2 ( バースレビューの産後日数不明 ) 夫立ち会い分娩の満足度を上げた要因は 1 産婦の身体的精神的ニードの充足 2 バースプランの実現 3 夫への援助であった 満足度を下げた要因は 1 バースプランの阻害 2 夫への援助であった 13 小林, 他 (2003) 栃尾郷病院における家族立ち会い分娩の実際と評価 1 立ち会い分娩をした夫婦 10 組 2 ( 産後どの時期の調査であるかは不明 ) 立ち会い出産後の夫の心境として, 妻へのいたわり思いやり 子どもへの愛情 家事育児への協力 について 80~90% に上向きの変化が見られた 性生活 については 10% の夫に下向きの変化が見られた 14 関, 他 (2001) 当院における夫立ち会い分娩手順の検討 - 立ち会い経験者と助産師にアンケート調査を実施して - 1 夫立ち会い分娩を行った夫婦 28 組助産師 16 名 2 ( 産後どの時期の調査であるかは不明 ) 陣痛室からの立ち会いが必要だとした理由として夫は 妻のサポートができた 8 名, 感動した 6 名, 父親として自覚が持てた 5 名と答えた Ⅲ. 研究結果 1 ) 研究の動向 ⑴ 文献数の動向 ( 図 1 ) 夫または夫婦を研究対象とした研究は,2001 年から2015 年に発表された文献 14 件であった. 2009,2010,2014 年にそれぞれ 3 件と多い傾向が見られた. ⑵ 研究対象の動向夫のみを研究対象としている文献は 8 件であり, すべて2009 年以降に発表されたものであった. 2 ) 研究の内容 ( 表 2 ) ⑴ 研究デザイン 図 1 対象文献数の年次推移 研究が 9 件, 研究が 5 件であった. ⑵ 研究の時期産後 1 か月までに回答を求めたものが 2 件, 産褥 2 日から退院日までが 9 件, いつ行ったのか明記されていない文献が 3 件であった 産後 1 か月を超える対象を研究した文献はなかった. ⑶ 研究の結果 考察夫の立ち会い分娩の満足に関わるもの, 妻との関係や妻への思いに関するもの, 夫の気持ちや意識の変化に関するもの, 助産師 看護師の援助に対する評価に関するものに分類した. 1 夫の立ち会い分娩の満足に関わるものは 5 件 (No ) であった. 夫の満足感について, 産後に妻から肯定的な感想を聞けることによって夫の気持ちは肯定化され, 夫の立ち会い出産に対する満足度の向上に関連していた 6). 同様に, 夫が立ち会いの際に妻への支援を行うこと, 出産中に妻から肯定的反応を受けることを要因として挙げているほか, 妻との親密性が高い夫は立ち会い満足感が ヒューマンケア研究学会誌第 9 巻第 2 号
4 高かった 7). また, 妊娠期からの医療者の関わりとして, 夫婦のお産の満足感を左右する因子は, 希望の達成感, 夫婦の連帯感, 自己肯定感, マイナスイメージ, 自己概念などをあげ, 妊娠期のバースプラン作成から産褥期のバースレビューを夫がともに関わっていくことにより, 夫婦のお産の満足感は高くなった 8). さらに産婦の身体的ニードの充足と, その時々の状況での看護と夫婦のバースプランの実現との調和が重要な要因である 9) ことがわかった. 一方, 満足度と両親学級の受講の必要性との関連はなかった 10). 2 妻との関係や妻への思いに関するものは 1 件 (No.2) であった. 夫の背景と夫婦の親密性の関連について, 核家族 夫婦の意思での立ち会い 立ち会い開始が入院時から 分娩室内で妻への支援を多くする の項目に当てはまる背景をもつ夫の妻への親密性が高いことがわかった 11). 3 夫の気持ちや意識の変化に関するものは 4 件 (No ) であった. 男性の体験について, 妊娠期には 妻の妊娠という認識 という客観的な視点に立つ夫が立ち会い出産を通して 父親としての自己の再構築 へと変化する過程における助産師のケアは重要であった 12). また, 出産前の女性と子どもに対する考え方として, 出産は 長くて痛くて辛い, 怖い というイメージを持ち, 出産後は陣痛に苦しむ妻の姿は想像以上であったと述べる一方で, 児の誕生を目の当たりにしたことは想像以上の感動と喜びを体感する機会となっていた 13). 夫の立ち会い出産後の心境の変化として 妻へのいたわり思いやり 子供への愛情 育児への協力 は増したものの, 性生活へのマイナスの影響の可能性があった 14). さらに, 妻, 助産師, 友人からの勧めで立ち会い出産を決定した夫は分娩後 無力感 を強く感じていた 15). 4 助産師 看護師の援助に対する評価に関するものは 4 件 (No ) であった. 夫婦での両親学級の受講は, 夫が分娩経過を理解し心の準備ができたこと, 知識が持てたこと, 父親としての自覚がもてたことなどの効果が判明し必要であった 16). 陣痛室 分娩室にお ける助産師のかかわりについてよかったか悪かったかの評価を求めた研究において, 立ち会い群では分娩経過の説明をよかったとする人が最も多かった. 非立ち会い群では呼吸法の指導とした人が最も多く, 次いで分娩経過の説明となっていた. また, 夫の事前学習は雑誌 本 インターネットによるものが多かった 3). 立ち会い出産をした夫の希望するスタッフからの働きかけとして, マッサージの方法や呼吸法について知りたいと考えていることが分かり, 具体的な方法を説明することで夫が主体的に妻をサポートできるよう援助として取り入れていく必要があった 17). 同様にスタッフの声かけの評価として役に立ったと答えた割合が最も大きかったのは マッサージ 次いで 呼吸法 であった 18). Ⅳ. 考察 1. 夫立ち会い出産の経験に関する研究動向 2001 年以前の夫立ち会い出産の経験に関する研究として, 夫または夫婦を研究対象としているものがなかった. これは2001 年に開始した 健やか親子 21 によって, 母子保健を取り巻く, 晩産化, 核家族化や育児の孤立化などの深刻な状況がクローズアップされ, 父親の家庭における役割の重要性が言われ始めたことによると推察される. 同時に健康水準の指標として, 妊娠 出産に満足している者の割合が取り上げられており, 周産期の現場として出産満足感を得られるといわれる夫立ち会い出産の場における夫を含む援助について検討される研究が増加したのではないかと考えられる. 研究時期は主に分娩当日から退院日までであった. これは夫の立ち会い出産を振り返る時期として, 産後数日内の経験の記憶や感情の鮮明な時期を選択していることが考えられる. 立ち会い出産のその場面の感情や実態を調査する目的には合致した時期である. しかし, 夫立ち会い出産のメリットとして示唆される育児への影響や, その後の夫婦関係 感情などについては, 実際育児を経験している時期の研究はなく, 出産後の育児の各時期における研究の蓄積が必要である. 研究方法は主に施設内での取り組みを評価する独自の質問紙の使用による研究がされていた. 夫の経験の個別性や共通性を明らかにするため, 研究など多様な手法による研究が必要と考える. 2. 夫の経験した立ち会い出産 92 ヒューマンケア研究学会誌第 9 巻第 2 号 2018
5 出産に立ち会うことを決めた理由は自分の意思, 夫婦の意思または妻の意向が多く, 他人の勧めは少数であった. 妊娠中にバースプランの機会などを利用し, 夫婦で出産について会話を持つことによって, それぞれの意思を確認することができる機会となっており, 夫婦のコミュニケーションの上で, 意思決定されていると考えられる. 立ち会い中に夫が妻への支援をすることは, 妻の出産の満足度を向上させる. 同時に, 夫の満足度にも影響していた. 夫婦が出産という大きなイベントを共有し, 自分がいることが出産の場で役に立ったと感じられ, 夫婦でともに乗り越えたという実感に影響していることが推察される. また, 夫の達成感や満足感のある出産の受け止めとなる要因として, 妻からの肯定的な反応や出産後の感想, 発言や, 妻とともに作成したバースプランの達成も関連していることがわかった. 出生した児との接触や写真を撮ることも達成感や満足感の要因であるとする文献がある一方で, 新生児との関連はなかったとしているものもあり, 見解のわかれる点であった. 立ち会い出産をした夫の否定的な反応として, 自分の意思ではなく, 人の勧めによって立ち会った場合には無力感を感じることもある. 夫は立ち会い出産の際, どのような役割を果たせばよいのか, 自分が立ち会うことが必要だったのかわからないなどの悩みに起因しているのではないかと考えられる. 立ち会い出産における夫の経験を具体的に明らかにする研究が不足している. 分娩は緊張感の高い非日常の空間であり, 胎児の心拍低下や産婦の大量出血など, 予測不可能な緊急の事態も発生する. このような現場に立ち会う夫には, 無力感以外にも恐怖や嫌悪のような否定的な感情を持つ夫が一定数存在することが推測される. 夫においても立ち会い出産の経験を肯定化し父親役割の獲得のために, 児誕生直後に立ち会い出産についての気持ちの表出を行い, またその気持ちを汲み取り, 担当の助産師や妻からねぎらいの言葉かけてもらい, 評価を受けるバースレビューを行うことは重要である 6) と述べている. しかし, 立ち会った夫の体験を振り返り, 肯定的な経験として育児のスタートにつなげる援助はされておらず, 否定的な感情を持った夫に対する経験の実態や看護援助に関する研究が必要と考える. Ⅴ. 結論夫の立ち会い出産の経験に関する研究の現状と課題について明らかにすることを目的に文献検討を行い 14 文献を分析対象とした. それにより, 以下のことが明らか になった. 1. 夫婦を研究対象としているものも含め, 夫を研究対象としているものが少なかった. 2. 分娩での入院中に行われた研究がほとんどであり, 1 ヵ月以降の児との生活を経験してから出産を想起して語られた研究はなかった. 3. 夫の満足度を上げるため助産師 看護師の援助として行われた事前学習の内容や立ち会い中の声掛け, 態度などを評価し, より良い援助の示唆を得る研究がされていた. 4. 出産の立ち会いを決定しているのは, 主に夫自身である. 5. 夫の達成感や満足感のある出産の受け止めとなる要因として, 妻からの肯定的な反応や出産後の感想, 発言や, 妻とともに妊娠中に作成したバースプランの達成がある. 6. 立ち会い出産後, 無力感などの否定的な感情を持つこともあるが, 具体的な経験やそれに対する援助の方法や適切な時期は明らかになっていないため研究する必要がある. 利益相反本研究における利益相反は存在しない. 文献 1 ) 2 ) 厚生労働省 (2017), 平成 27 年人口動態統計月報年計 ( 概数 ) の概況,2017 年 10 月 30 日, geppo/nengai15/dl/gaikyou27.pdf 3 ) 松永由香 : 夫立ち会い出産の現状と夫婦の意識調査分娩に必要な助産師による支援, 日本農村医学会雑誌,62(5), , ) 関根憲治 : 夫立ち会い分娩の問題点と対策, 周産期医学,23(1), , ) 田島朝信, 和田京子 : 夫立ち会いがもたらす精神的影響, 母性衛生,36(1), , ) 三上里枝子, 村山より子, 久米美代子 : 立ち会い出産を通して変化する夫の気持ち. 日本ウーマンズヘルス学会誌, 8 (1),65-73, ) 松田佳子 : 立ち会い出産における夫の満足感と立ち会い体験および妻への親密性との関連. 日本看護研究学会雑誌,38(1),93 100, ) 松井智子, 丸山美佳, 小原小夜子, 他 : 夫婦で取り組むお産と満足感の関連性バースプラン作成から ヒューマンケア研究学会誌第 9 巻第 2 号
6 バースレビューを通して, 大津市民病院雑誌,10, 46-49, ) 森崎聡美, 小川久貴子 : 夫立ち会い分娩に臨む夫婦への援助の方向性夫立ち会い分娩でより満足が得られるために, 日本ウーマンズヘルス学会誌, 2, , ) 小林春香, 沼尾貴子 : 夫立ち会い分娩に対する夫婦の意識調査両親学級と満足度との関連, 市立三沢病院医誌,17(1),21-24, ) 松田佳子 : 妻の出産に立ち会った夫の背景と夫婦の親密性の関連, 母性衛生,55(2) , )Kojima Keiko: 助産院にて子供の出産に立ち会った男性の経験 (The Experience of Man Who Had Attended the Birth of Their Child at a Maternity Center), 関西看護医療大学紀要, 6 (1)12-29, ) 寺内友香, 野口真貴子, 久米美代子 : 初産婦の夫が立ち会い出産に対して抱いていたイメージと実際の 相違, 日本ウーマンズヘルス学会誌, 9 (1),67-78, ) 小林清美, 田村美幸, 坂井祐子, 他 : 栃尾郷病院における家族立ち会い分娩の実際と評価, 新潟県厚生連医誌,12(1),63-66, ) 中島通子, 牛之濱久代 : 立ち会い分娩後の夫の意識に関する研究, 母性衛生,48(1)82 89, ) 関恵子, 志田薫, 北野智子, 他 : 当院における夫立ち会い分娩手順の検討立ち会い経験者と助産師にアンケート調査を実施して, 茨城県母性衛生学会誌,21,46-48, ) 三浦小織, 川村みか, 遠藤香織, 他 : 初めての立ち会い出産を経験した夫のニーズと援助のあり方, 茨城県母性衛生学会誌,29, 1-5, ) 德能真由美, 庄司聡美, 高橋聡子, 他 : 夫立ち会い分娩時における支援の検討, 仙台市病院医学雑誌, 30,87-93, ヒューマンケア研究学会誌第 9 巻第 2 号 2018
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系統看護学講座 クイックリファレンス 2012年 母性看護学
母性看護学 母性看護学 目標 Ⅰ. 母性看護の対象となる人々 関連する保健医療の仕組み 倫理的問題 人間の性と生殖のしくみについての理解を問う 1 母性看護の概念 母性看護の主な概念 a 母性の概念 母性の発達 母性看護学 [1]( 母性看護学概論 ): 第 1 章 母性とは (p.2 12) 公衆衛生 : 第 5 章 C リプロダクティヴ ヘルス / ライツ (p.115 130) 家族論 家族関係論
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[ 博士論文概要 ] 平成 25 年度 金多賢 筑波大学大学院人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻 1. 背景と目的映像メディアは, 情報伝達における効果的なメディアの一つでありながら, 容易に感情喚起が可能な媒体である. 誰でも簡単に映像を配信できるメディア社会への変化にともない, 見る人の状態が配慮されていない映像が氾濫することで見る人の不快な感情を生起させる問題が生じている. したがって,
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2011.08.31 日本看護学教育学会 加藤千佳 1) 城丸瑞恵 2) いとうたけひこ 3) 1) 昭和大学大学院保健医療学研究科 2) 昭和大学保健医療学部看護学科 3) 和光大学現代人間学部心理教育学科 看護基礎教育において臨地実習は看護実践能力の向上に重要な意義がある 学生の実習目標達成のために実習指導者の役割は大きく 指導者の指導観 教育観 看護観や 願いが学生の実習に大きく影響している
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Title Author(s) 周産期における家族機能が母親の抑うつ 育児自己効力感 育児関連のストレス反応に及ぼす影響 神﨑, 光子 Citation Issue Date Text Version none URL http://hdl.handle.net/11094/53903 DOI rights 様式 3 論文内容の要旨 氏名 ( 神﨑光子 ) 論文題名 周産期における家族機能が母親の抑うつ
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短 報 Nurses recognition and practice about psychological preparation for children in child health nursing in the combined child and adult ward 1 2 1 Tamaki MIYAUCHI Takahiro TERAI Mika HONJOU キーワード : 子ども
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2018 年 9 月 13 日 出産 育児調査 2018 妊娠 出産 育児の各期において 女性の度に影響する意識や行動は異なる 多くは子どもの人数によっても違い 各期で周囲がとるべき行動は変わっていく 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ ( 本社 : 東京都品川区代表取締役社長山口文洋 ) が運営するリクルートブライダル総研では 出産 育児の実態について詳細を把握するために 出産 育児調査
博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文
博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文 目次 はじめに第一章診断横断的なメタ認知モデルに関する研究動向 1. 診断横断的な観点から心理的症状のメカニズムを検討する重要性 2 2. 反復思考 (RNT) 研究の歴史的経緯 4 3. RNT の高まりを予測することが期待されるメタ認知モデル
はじめての子どもが生まれる前に 赤ちゃんの世話をしたことがある割合 (25 年度と 20 年度の 比較 ) 利用ニーズ把握のための調査 ( 平成 20 年 ( 市民意識調査 ) 25 年 ( 未就学児 )) < 平成 20 年 > 無回答 2.9% < 平成 25 年 > 無回答 %
施策分野 2 出産 子育てがしやすく 子育てが楽しいと思える環境をつくる基本施策 5 生まれる前から乳幼児期の一貫した支援 1 現状と課題 妊娠 出産に関する正しい知識の普及啓発と相談支援 結婚年齢の上昇等に伴い 35 歳以上の高年齢で妊娠 出産される方の増加が続いています 35 歳以上の高齢出産の割合は 平成 15 年では 17.8% であったものが 平成 24 年には約 32.0% まで上昇し
夫婦間でスケジューラーを利用した男性は 家事 育児に取り組む意識 家事 育児を分担する意識 などに対し 利用前から変化が起こることがわかりました 夫婦間でスケジューラーを利用すると 夫婦間のコミュニケーション が改善され 幸福度も向上する 夫婦間でスケジューラーを利用している男女は 非利用と比較して
テクノロジーの利用により 共働き夫婦における最大のストレス要因である 家事 / 育児分担 と 夫婦のコミュニケーション が改善 男性の家事 / 育児への関わりも進む 共働き夫婦において 働き続ける上で挙げられる課題は家事 / 育児の分担や 互いの仕事とプライベートの調整など 時間の使い方 にまつわるもの Google Women Will Project は 女性が働き続けられる社会を目指し 時間の使い方
介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ
介護職員初任者研修 ほほえみ介護塾 シラバス 研修事業者名 使用教材 一般財団法人宇治市福祉サービス公社 介護職員初任者研修テキスト 公益財団法人介護労働安定センター 科目名 職務の理解 6 時間 研修に先立ち これからの介護が目指すべき その人の生活を支える 在宅におけるケ ア 等の実践について 介護職がどのような環境で どのような形で どのような仕事を 行うのか 具体的イメージを持って実感し 以降の研修に実践的に取り組めるようにす
Microsoft Word 今村三千代(論文要旨).docx
父親の育児家事参加と母親の育児不安の検討 - 家庭内ゲートキーパーに着目して - Maternal Gatekeeping ; Father Involvement in Family Work and Mother Anxiety 児童学研究科児童学専攻 2001124012 今村三千代 問題と目的日本の親研究は, 父親の子育て関与が母親の精神的健康や子どもの発達に対して良い影響があることを繰り返し報告してきたが,
看護師のクリニカルラダー ニ ズをとらえる力 ケアする力 協働する力 意思決定を支える力 レベル Ⅰ 定義 : 基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する 到達目標 ; 助言を得てケアの受け手や状況 ( 場 ) のニーズをとらえる 行動目標 情報収集 1 助言を受けながら情報収集の基本
レベル Ⅰ 定義 : 基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する 到達目標 ; 助言を得てケアの受け手や状況 ( 場 ) のーズをとらえる 行動目標 情報収集 1 助言を受けながら情報収集の基本的な技術が実践できる ( 患者のーズを身体的 精神的 社会的 スピリチュアルな側面から把握 ) 2 日常ケアに必要な基本的知識 ( バイタルサイン 検査値などの正常値 自部署の代表的な疾患の病態生理
ポイント 〇等価尺度法を用いた日本の子育て費用の計測〇 1993 年 年までの期間から 2003 年 年までの期間にかけて,2 歳以下の子育て費用が大幅に上昇していることを発見〇就学前の子供を持つ世帯に対する手当てを優先的に拡充するべきであるという政策的含意 研究背景 日本に
子育て費用の時間を通じた変化 日本のパネルデータを用いた等価尺度の計測 名古屋大学大学院経済学研究科 ( 研究科長 : 野口晃弘 ) の荒渡良 ( あらわたりりょう ) 准教授は名城大学都市情報学部の宮本由紀 ( みやもとゆき ) 准教授との共同により,1993 年以降の日本において,2 歳以下の子供の子育て費用が大幅に増加していることを実証的に明らかにしました 研究グループは 1993 年において
中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル
6.( 参考 ) 育休取得 職場復帰の状況 育休を取得して働き続ける女性の割合は増えているものの 働いている女性の約 6 割が第 1 子出産前後に離職している状況は この 20 年間あまり変わっていない状況が続いています 第 1 子出生年別にみた 第 1 子出産前後の妻の就業変化 100% 3.1 3.4 3.8 4.1 5.2 80% 35.5 34.6 32.8 28.5 24.1 60% 40%
早稲田大学大学院日本語教育研究科 修士論文概要書 論文題目 ネパール人日本語学習者による日本語のリズム生成 大熊伊宗 2018 年 3 月
早稲田大学大学院日本語教育研究科 修士論文概要書 論文題目 ネパール人日本語学習者による日本語のリズム生成 大熊伊宗 2018 年 3 月 本研究は ネパール人日本語学習者 ( 以下 NPLS) のリズム生成の特徴を明らかにし NPLS に対する発音学習支援 リズム習得研究に示唆を与えるものである 以下 本論文 の流れに沿って 概要を記述する 第一章序論 第一章では 本研究の問題意識 意義 目的 本論文の構成を記した
次に 母親の年齢別 出生順位別の出生数をみていきましょう 図 2-1は母親の年齢別に第 1 子出生数をみるグラフです 第 1 子の出生数は20 年間で1,951 人 (34.6%) 減少しています 特に平成 18 年から平成 28 年にかけて減少率が大きく 年齢別に見ると 20~24 歳で44.8%
[ 調査分析レポート No.29-4] 平成 29 年 10 月 20 日調査統計課調査分析担当 本県の出生数の動向について ( 概要 ) 本県の合計特殊出生率は近年ほぼ横ばいの状態にあり 母親世代の人口減少に伴って出生数も年々減少しています 合計特殊出生率において長年 1 位の状態にある沖縄県と比較したところ 有配偶率や出産順位別にみた父母の平均年齢 母親の年齢別出生数の構成比には大きな差はないものの
系統看護学講座 クイックリファレンス 2013年7月作成
母性看護学 母性看護学 目標 Ⅰ. 母性看護の概念および人間の性と生殖について基本的な理解を問う 大項目中項目小項目系統看護学講座の該当箇所 1 母性看護の概念 A 母性看護の主な概念 a 母性 父性 母性看護の概念 母性看護学 [1]( 母性看護学概論 ): 第 1 章 A 母性とは (p.2 12) 公衆衛生 : 第 5 章 C リプロダクティヴ ヘルス / ライツ (p.115 130) 家族論
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卒研発表会 個人の性格によって変化するパーソナルスペースの形状比較 大阪工業大学情報科学部情報メディア学科ヒューマンインタフェース研究室 2012 年 2 月 16 日 C07-102 村田誠弥 C08-099 森原海里 はじめに パーソナルスペースとは 個人の身体を取り巻く目に見えない空間領域 携帯用の縄張り パーソナルスペースの役割 コミュニケーション相手と適切な距離を取ることによって, やり取りを円滑に行う
1. 交際や結婚について 4 人に3 人は 恋人がいる または 恋人はいないが 欲しいと思っている と回答している 図表 1 恋人が欲しいと思わない理由は 自分の趣味に力を入れたい 恋愛が面倒 勉強や就職活動に力を入れたい の順に多い 図表 2 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚
結婚 出産 子育て 仕事に関するアンケート 大学生調査 ( 概要版 ) ~ 県内の高等教育機関で学ぶすべての学生約 1 万 6 千人にお聞きしました ~ 本調査は 三重県の少子化対策の計画である 希望がかなうみえ子どもスマイルプラン にもとづいて 結婚 妊娠 子育てなどの希望がかない すべての子どもが豊かに育つことのできる三重をめざして取組を推進する上での参考とするため 内閣府の地域少子化対策重点推進交付金を活用して
出水市子育て応援メール ( 産前 ) アンケート結果 2/16
出水市子育て応援メール事業 平成 27 年度読者アンケート結果報告書 < 調査の目的 > 本メールマガジンを読まれている方が このメルマガサービスをどのように感じているか現状を調査し 今後のサービス向上の参考にするため実施した < 調査の概要 > (1) 対 象 : 出水市子育て応援メール( 産前 ) を配信中の産前 14 名 出水市子育て応援メール( 産後 ) を配信中の産後 80 名 (2) 調査方法
SBOs- 3: がん診断期の患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 4: がん治療期 ; 化学療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 5: がん治療期 ; 放射線療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 6: がん治療期
がん看護エキスパートナース育成計画 2009 年 6 月 25 日 作成者 : 祖父江正代 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院しているがん患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師ががん看護 ( とくに緩和ケア ) 分野の知識や技術を修得することを目的とする 2. 対象者 1) レベル Ⅱ 以上で各分野の知識と技術修得を希望する者 2) 期間中 80% 以上参加できる者 3. 教育期間
<4D F736F F D E937893FC8A778E8E8CB196E291E8>
博士前期課程第 1 期入学試験問題 小論文 2017 年 1 月 21 日 ( 土 ) 実施 問題 A~L のうち 2 問を選択し 答えなさい 問題 A 現在の日本の学校教育で行われている教育活動の具体例を挙げ その成立背景 歴史的変遷を概観した上で 今日的な課題を論じなさい その際 各種の学校段階のいずれかを想定して論じること 問題 B 次期学習指導要領が目指す教育の方向性について 中央教育審議会の提言のキーワードを二つ以上挙げて論じなさい
72 豊橋創造大学紀要第 21 号 Ⅱ. 研究目的 Ⅲ. 研究方法 1. 対象 A B
Bulletin of Toyohashi Sozo University 2017, No. 21, 71 80 71 保育園における食物アレルギー児への対応と保育士の認識 中島怜子柴田真由子 抄録 A B 143 858 603 8 197 7 キーワード Ⅰ. はじめに 2016 2013 4.5 6 1.7 2013 3 3435 17.1 1999 2009 2015 72 豊橋創造大学紀要第
~「よい夫婦の日」、夫婦間コミュニケーションとセックスに関する実態・意識調査~
調査結果詳細 夫婦にとって セックスは理解し合うための 大切なコミュニケーションツール 夫婦がお互いに理解し合うためにセックスは大切なコミュニケーションだと思いますか との質問に対し 思う (37.3%) どちらかといえば思う (49.6%) と回答 86.9% がそう感じていることがわかりました この結果は を持つ妻 全てで高い回答を得られました ほとんどの夫婦が セックスはお互いを理解するために大切なコミュニケーションツールであると考えていることがわかりました
助成研究演題 - 平成 23 年度国内共同研究 (39 歳以下 ) 重症心不全の集学的治療確立のための QOL 研究 東京大学医学系研究科重症心不全治療開発講座客員研究員 ( 助成時 : 東京大学医学部附属病院循環器内科日本学術振興会特別研究員 PD) 加藤尚子 私は 重症心不全の集学的治療確立のた
助成研究演題 - 平成 23 年度国内共同研究 (39 歳以下 ) 重症心不全の集学的治療確立のための QOL 研究 東京大学医学系研究科重症心不全治療開発講座客員研究員 ( 助成時 : 東京大学医学部附属病院循環器内科日本学術振興会特別研究員 PD) 加藤尚子 私は 重症心不全の集学的治療確立のための QOL 研究 という題目で ファイザーヘ ルスリサーチ振興財団より助成をいただきました 本日はその結果を報告したいと思います
結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え
Press Release 27 年 月 7 日 楽天リサーチ株式会社 既婚者の約 7 割は結婚生活に 満足 結婚生活を始めるのに必要な夫婦合計年収は 4 万円 万円未満 が最多に 結婚に関する調査 URL: https://research.rakute.co.jp/report/277/ 楽天リサーチ株式会社 ( 本社 : 東京都世田谷区 代表取締役社長 : 田村篤司 以下 楽天リサーチ ) は
看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供
看護部教育体制 2015 年新人研修教育委員会 看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供するために必要な知識 技術 態度の向上を促す 2 専門職として
はじめに 佐世保市では平成 16 年 3 月に次世代育成支援対策推進法に基づく 次世代育成支援佐世保市行動計画 ( 前期行動計画 ) を 平成 22 年 3 月には後期計画である させぼっ子未来プラン を策定し 子どもを安心して産み育てることのできる環境の充実や地域での子どもと子育て支援 子育てと仕事の両立支援など 子どもと子育てを支援するための総合的な施策に取り組んでまいりました そのような中 平成
平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)
< 結婚観 > 8. 結婚観 (Q25 Q25) < 全ての方に > Q25 あなたは 結婚についてどのようにお考えですか 最もよく当てはまるものをお選びください ( は 1 つ ) 1 必ずしたほうが良い 2 できればしたほうが良い 3 無理してしなくても良い 4 しなくて良い 全体では できればしたほうが良い が 54.1% 結婚したほうが良い 計 ( 必ずしたほうが良い できればしたほうが良い
論文題目 大学生のお金に対する信念が家計管理と社会参加に果たす役割 氏名 渡辺伸子 論文概要本論文では, お金に対する態度の中でも認知的な面での個人差を お金に対する信念 と呼び, お金に対する信念が家計管理および社会参加の領域でどのような役割を果たしているか明らかにすることを目指した つまり, お
論文題目 大学生のお金に対する信念が家計管理と社会参加に果たす役割 氏名 渡辺伸子 論文概要本論文では, お金に対する態度の中でも認知的な面での個人差を お金に対する信念 と呼び, お金に対する信念が家計管理および社会参加の領域でどのような役割を果たしているか明らかにすることを目指した つまり, お金に対する信念の構造の把握と関連領域の整理を試みた 第 Ⅰ 部の理論的検討は第 1 章から第 5 章までであった
事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針
事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと (59050075) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL.0748-48-750 評価年月日 :H0 年 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 理念 基本方針 () 理念 基本方針が確立されている 法人の事業所の理念が明文化されている 法人や事業所の運営理念に基づく基本方針が明文化されている
Microsoft Word - 単純集計_センター職員.docx
認知症高齢者を支える地域づくり に向けた業務環境改善に関する調査 _ 単純集計結果 ( センター職員用調査 ) 回答者 ( センター職員 ) の属性 問 1 性別 度数 パーセント 男性 277 23.2 女性 917 76.8 1194 100.0 無回答 1 問 2 年齢 度数 パーセント 20 歳代 73 6.1 30 歳代 295 24.7 40 歳代 428 35.8 50 歳代 316
一般枠 広島県協議会 やってみたい が生まれるメンタルスタビリティーロボット 委員長 : 高本晃司 プロジェクトコーディネーター : ニーズ森山由香シーズ坊岡正之
一般枠 広島県協議会 やってみたい が生まれるメンタルスタビリティーロボット 委員長 : 高本晃司 プロジェクトコーディネーター : ニーズ森山由香シーズ坊岡正之 1) 協議会の概要 協議会の特性 ( 得意分野や検討フィールド等の特徴 ) 介護現場のニーズ, 流通側としてのシーズの双方の視点を持っている, 日本福祉用具供給協会の方に参加していただいており, ニーズを具現化するだけでなく, 普及まで視野に入れた取り組みを行っていく計画である.
DV問題と向き合う被害女性の心理:彼女たちはなぜ暴力的環境に留まってしまうのか
Nara Women's University Digital I Title Author(s) Citation DV 問題と向き合う被害女性の心理 : 彼女たちはなぜ暴力的環境に留まってしまうのか 宇治, 和子 奈良女子大学博士論文, 博士 ( 学術 ), 博課甲第 577 号, 平成 27 24 日学位授与 Issue Date 2015-03-24 Description URL http://hdl.handle.net/10935/4013
妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県参考資料 現状と課題 初婚の年齢は男女とも年々上昇している 第一子の出生時年齢も同時に上昇している 理想の子ども数を持たない理由として 欲しいけれどもできないから と回答する夫婦は年々上昇している 不妊を心配している夫婦の半数は病院へ行っていない
平成 28 年 10 月 26 日 妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県知事上田清司 人口動態統計によると 初婚の年齢は男性 女性とも年々上昇し 晩婚化が進んでいる 女性においては 平成 7 年の 26.3 歳が 20 年で約 3 歳上昇し 29.4 歳となっている 第一子の平均出生時年齢も上昇し 平成 27 年で 30.7 歳となっている また 第 15 回出生動向基本調査によると
報道関係各位 2015 年 7 月 31 日 ガルデルマ株式会社 塩野義製薬株式会社 ~ ニキビ経験者を対象としたニキビとニキビ痕に関する調査 より ~ ニキビ経験者の多くが ニキビ治療を軽視 軽いニキビでも ニキビ痕 が残る ことを知らない人は約 8 割 ガルデルマ株式会社 ( 本社 : 東京都新
報道関係各位 2015 年 7 月 31 日 ガルデルマ株式会社 塩野義製薬株式会社 ~ ニキビ経験者を対象としたニキビとニキビ痕に関する調査 より ~ ニキビ経験者の多くが ニキビ治療を軽視 軽いニキビでも ニキビ痕 が残る ことを知らない人は約 8 割 ガルデルマ株式会社 ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役社長 : 藤井光子 ) と塩野義製薬株式会社 ( 本社 : 大阪市中央区 代表取締役社長
<4D F736F F F696E74202D AAE90AC94C5817A835F C581698FE39E8A90E690B6816A2E >
労災疾病等 13 分野医学研究 開発 普及事業 第 2 期 ( 平成 21 年度 ~ 平成 25 年度 ) 分野名 働く女性のためのメディカル ケア 働く女性における介護ストレスに関する研究 - 女性介護離職者の軽減をめざして - 働く女性健康研究センター 主任研究者中部労災病院女性診療科 神経内科部長上條美樹子 研究の目的 現代社会においては女性労働力の確保は経済復興の大きな柱と考えられ 育児休暇制度や勤務形態の工夫など
「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」
2017 年 2 月 1 日 作成者 : 山田さおり 慢性心不全看護エキスパートナース育成コース 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院している心不全患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が慢性心不全看護分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象レベルⅡ 以上で各分野の知識と技術習得を希望する者 ( 今年度は院内スタッフを対象にしています ) 期間中 80% 以上参加できる者
4 父親も育児参画しよう! 父親となる職員に, 配偶者出産休暇や男性の育児参加休暇を取得するよう働き掛けましたか 対象の職員全てに働き掛けは行われている 回答数 76 0 全人数割合 (%) 対象者なし 293 配偶者出産休暇 (3 日 ) 数値目標 31 年度までに配偶者出
平成 29 年度 県職員の仕事と子育て両立支援プログラム 実施状況報告書集計結果回答総数 369 当該年度に子どもが生まれた ( 予定を含む ) 職員は何人ですか 男性女性 109 人 88 人 1 仕事と子育てに関する制度を知ろう! 職場研修等を実施するなど, プログラムやハンドブックにより 仕事と子育ての両立支援 についての啓発を実施しましたか 実施しなかった 28.5 実施しなかった主な理由は,
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成人看護学周手術期実習に関する 研究動向の分析 学生 指導者 教員を対象とした研究に焦点を当てて 昭和大学大学院保健医療学研究科水谷郷美 はじめに 現在 時代や国民のニーズの変化に伴い 医療の質の一層の向上が求められており チーム医療の一翼を担う看護師を養成する看護基礎教育の充実は看護の質を高めるために重要である 看護基礎教育の中でも実習は 知識を臨床能力に結び付けるためにあり 基礎看護学 成人看護学
赤ちゃんにやさしい病院 (Baby friendly hospital) の認定を受けました平成 19 年に WHO/UNICEF から 赤ちゃんにやさしい病院 (Baby friendly hospital: BHF) の認定を受けました 当院では 母乳育児を通して豊かな母子関係を育むことを目的と
当院で出産をお考えの方へ 出産は 女性にとって一大イベントです もちろん 生まれてくる赤ちゃんやご家族にとっても同じです 新しい家族である赤ちゃんを迎えるにあたって 妊娠中から こころ と からだ の準備をしていくことが大切になります 私たちスタッフは みなさんが安心して出産し育児ができるように応援させていただきます 赤ちゃんにやさしい病院 (Baby friendly hospital) の認定を受けました平成
第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題
第 2 章 子育て環境の現状と今後の課題 7 第 1 節 国における子育て環境の現状と今後の課題 国における出生数は 第 1 次ベビーブーム ( 昭和 22~24 年 ) で約 270 万人 第 2 次ベビーブーム ( 昭和 46~49 年 ) で約 200 万人と高い時代もありましたが その後 出生数は減少し続け 昭和 59 年には 150 万人を割り込み 平成 3 年以降は増減を繰り返しながら
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1 多様なサービスと理解 (1) 職務の理解 これからの介護が目指すべき その人の生活を支える 在宅におけるケア 等の実践について 介護職がどのような環境で どのような形で どのような仕事を行うのか 具体的なイメージを持って実感し 以降の研修に実践的に取り組めるようにさせる 2. 2. 多様なサービスの理解 2 介護職の仕事内容や働く現場の理解 3. 3. 介護職の仕事内容や働く現場の理解 3 (
タイトル 著者 引用 手術室看護師のストレスとモチベーションの関連 : 国立大学病院と公立大学病院の比較須藤, 絢子 ; Sudo, Ayako 北海学園大学大学院経営学研究科研究論集 (14): 29-40 発行日 2016-03 手術室看護師のストレスとモチベーションの関連 須藤) 表 2-2 属 性 性別 項 35 立大学病院の手術室看護師における属性 11項目と尺度との比較 目
夫婦の家事分担に関する調査
130-8644 東京都墨田区本所 1-3-7 発表資料 2016 年 10 月 6 日 夫婦の家事分担に関する意識 実態調査 夫は家事を3 割担っているつもりでも 妻は認めていなかった! 原因は 家事のやり方 やりがいの違いにあり夫婦の 家事ギャップ は 長時間労働 に次ぐ第 2のハードル?! 一億総活躍社会 の実現に向けて 働き方改革 がスタートしました 長時間労働の是正により 男性が家事 育児に取り組む時間が増え
当院人工透析室における看護必要度調査 佐藤幸子 木村房子 大館市立総合病院人工透析室 The Evaluation of the Grade of Nursing Requirement in Hemodialysis Patients in Odate Municipal Hospital < 諸
当院人工透析室における看護必要度調査 佐藤幸子 木村房子 大館市立総合病院人工透析室 The Evaluation of the Grade of Nursing Requirement in Hemodialysis Patients in Odate Municipal Hospital < 諸言 > 近年 透析患者数は毎年 1 万人ずつ増加しているといわれており 2008 年度におけるわが国の透析患者数は
2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科
2013 年度 統合実習 [ 表紙 1] 提出記録用紙 1 実習評価表 2 課題レポート 3 日々の体験記録 4 事前レポート 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科 3 年専門教育科目 2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙
1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ
第 2 章幼児教育の現状と課題 3 1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ 文部科学省では 平成 18 年 10 月には 幼児教育振興アクションプログラム
01表紙福島
子育てする 新しい日本のお父さん 高度経済成長期の家族モデルのお父さんは 働いて一家を養い 子どもたちに社会のルー ルを教える存在で 日常の育児は専業主婦であるお母さんが担っていました しかし 共働きの進展とともに お父さんにも家事育児が求められるようになり お父 さんが おむつを替えたり 保育園の送迎をしたり 子どもと遊んだり 保護者会に出 席することが 特異なことではなく 自然になこととして社会に受け入れられ
