III 世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況

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1 Ⅲ 世帯属性別にみた貯蓄 負債の状況 1 世帯主の年齢階級別 (1) 世帯主が40 歳未満の世帯で負債現在高は前年に比べ16.6% の増加二人以上の世帯について世帯主の年齢階級別に1 世帯当たり貯蓄現在高をみると,40 歳未満の世帯が574 万円となっているのに対し,60 歳以上の各年齢階級では2000 万円を超える貯蓄現在高となっており, 年齢階級が高くなるに従って貯蓄現在高が多い傾向にある 負債現在高をみると,40 歳未満の世帯が1098 万円と最も多く,40 歳以上の世帯は年齢階級が高くなるに従って少なくなっている また, 負債保有世帯の割合は,4049 歳の世帯が62.8% と最も高く,50 歳以上の世帯は年齢階級が高くなるに従って低くなっている 純貯蓄額 ( 貯蓄現在高 - 負債現在高 ) をみると,40 歳以上の各年齢階級では貯蓄現在高が負債現在高を上回っており,70 歳以上の世帯の純貯蓄額は2356 万円と最も多くなっている 一方,40 歳未満の世帯では負債現在高が貯蓄現在高を上回っており, 負債超過となっている なお,40 歳未満の世帯の貯蓄現在高は574 万円で, 前年に比べ34 万円,5.6% の減少となった 一方, 負債現在高は1098 万円で, 前年に比べ156 万円,16.6% の増加となり, 負債現在高の約 9 割を占める住宅 土地のための負債は1041 万円で, 前年に比べ145 万円,16.2% の増加となっている ( 図 Ⅲ-1-1, 表 Ⅲ-1-1) 図 Ⅲ-1-1 世帯主の年齢階級別貯蓄 負債現在高, 負債保有世帯の割合 ( 二人以上の世帯 )-2016 年 - (%) 負 負債保有世帯の割合 20.0 ( 万円 ) 負債現在高 貯蓄現在高 高 平均 40 歳未満 4049 歳 5059 歳 6069 歳 70 歳以上 債保有世帯の割合貯蓄現在高 負債現在13

2 表 Ⅲ-1-1 世帯主の年齢階級別貯蓄 負債現在高の推移 ( 二人以上の世帯 ) 年次平均 40 歳未満 4049 歳 5059 歳 6069 歳 70 歳以上 貯蓄現在高 ( 万円 ) 2007 年 対前年増減率 (%) 2008 年 年間収入 ( 万円 ) 2016 年 貯蓄年収比 ( 貯蓄現在高 / 年間収入 )(%) 2016 年 負債現在高 ( 万円 ) 2007 年 対前年増減率 (%) 2008 年

3 表 Ⅲ-1-1 世帯主の年齢階級別貯蓄 負債現在高の推移 ( 二人以上の世帯 )( 続き ) 年次平均 40 歳未満 4049 歳 5059 歳 6069 歳 70 歳以上 住宅 土地のための負債 ( 万円 ) 2007 年 負債保有世帯の割合 (%) 2007 年 純貯蓄額 ( 貯蓄現在高 - 負債現在高 )( 万円 ) 年 世帯数分布 (%) 年 マイナスは, 負債超過額を示す 2 貯蓄 負債編は, 貯蓄 負債不詳世帯を除いて集計しているため, 世帯数分布が家計収支編と一致しない 15

4 (2) 負債保有世帯のうち負債超過額が最も多いのは世帯主が 40 歳未満の世帯二人以上の世帯のうち負債保有世帯について世帯主の年齢階級別に貯蓄現在高をみると,40 歳未満の世帯が543 万円となっているのに対し,60 歳以上の世帯は1551 万円となっており, 年齢階級が高くなるに従って貯蓄現在高は多くなっている 負債現在高をみると,40 歳未満の世帯が1898 万円と最も多く,40 歳以上の世帯は年齢階級が高くなるに従って負債現在高は少なくなっている 純貯蓄額をみると,50 歳未満の各年齢階級で負債現在高が貯蓄現在高を上回っており,40 歳未満の世帯の負債超過額が1355 万円と最も多くなっている 一方,50 歳以上の各年齢階級では貯蓄現在高が負債現在高を上回っており,60 歳以上の世帯の純貯蓄額は741 万円となっている なお,40 歳未満の世帯の貯蓄現在高は543 万円で, 前年に比べ15 万円,2.8% の増加となった 一方, 負債現在高は1898 万円で, 前年に比べ102 万円,5.7% の増加となり, 負債現在高の約 9 割を占める住宅 土地のための負債は1800 万円で, 前年に比べ90 万円,5.3% の増加となっている ( 図 Ⅲ-1-2, 表 Ⅲ-1-2) 図 Ⅲ-1-2 世帯主の年齢階級別貯蓄 負債現在高 ( 二人以上の世帯のうち負債保有世帯 )-2016 年 - ( 万円 ) 貯蓄現在高負債現在高 平均 40 歳未満 4049 歳 5059 歳 60 歳以上 (37.3%) (57.7%) (62.8%) (52.9%) (18.5%) 注 ) ( ) 内は, 当該階級ごとの二人以上の世帯に占める負債保有世帯の割合 16

5 表 Ⅲ-1-2 世帯主の年齢階級別貯蓄 負債現在高の推移 ( 二人以上の世帯のうち負債保有世帯 ) 年次平均 40 歳未満 4049 歳 5059 歳 60 歳以上 貯蓄現在高 ( 万円 ) 2007 年 対前年増減率 (%) 2008 年 年間収入 ( 万円 ) 2016 年 貯蓄年収比 ( 貯蓄現在高 / 年間収入 )(%) 2016 年 負債現在高 ( 万円 ) 2007 年 対前年増減率 (%) 2008 年

6 表 Ⅲ-1-2 世帯主の年齢階級別貯蓄 負債現在高の推移 ( 二人以上の世帯のうち負債保有世帯 )( 続き ) 年次平均 40 歳未満 4049 歳 5059 歳 60 歳以上 住宅 土地のための負債 ( 万円 ) 2007 年 純貯蓄額 ( 貯蓄現在高 - 負債現在高 )( 万円 ) 2007 年 世帯数分布 (%) 2016 年 マイナスは, 負債超過額を示す 18

7 2 年間収入五分位階級別 (1) 年間収入が最も低い第 Ⅰ 階級の世帯では定期性預貯金の割合が半分二人以上の世帯について年間収入五分位階級別注に1 世帯当たり貯蓄現在高をみると, 年間収入が最も低い第 Ⅰ 階級 ( 世帯主の平均年齢 67.4 歳 ) が1260 万円, 年間収入が最も高い第 Ⅴ 階級 ( 同 54.0 歳 ) が2602 万円となっている 貯蓄の種類別貯蓄現在高の構成比をみると, 通貨性預貯金は第 Ⅴ 階級が24.1% と最も高く, 第 Ⅱ 階級が20.9% と最も低くなっている 定期性預貯金は第 Ⅰ 階級が49.0% と最も高く, 第 Ⅴ 階級が33.6% と最も低くなっている 有価証券は第 Ⅳ 階級が16.7% と最も高く, 第 Ⅰ 階級が9.5% と最も低くなっている 負債現在高をみると, 第 Ⅰ 階級が94 万円, 第 Ⅴ 階級が950 万円となっており, 年間収入が高くなるに従って負債現在高が多くなっている ( 図 Ⅲ-2-1, 図 Ⅲ-2-2, 表 Ⅲ-2-1) 注 ) 年間収入五分位階級とは, 年間収入の低い方から高い世帯へと順に並べて 5 等分したもので, 低い方から第 Ⅰ, 第 Ⅱ, 第 Ⅲ, 第 Ⅳ, 第 Ⅴ( 五分位 ) 階級という 図 Ⅲ-2-1 年間収入五分位階級別貯蓄 負債現在高 ( 二人以上の世帯 )-2016 年 - ( 万円 ) 注 ) 貯蓄現在高 負債現在高 平 均 第 Ⅰ 階級 第 Ⅱ 階級 第 Ⅲ 階級 第 Ⅳ 階級 第 Ⅴ 階級 [59.0 歳 ] [67.4 歳 ] [64.7 歳 ] [56.2 歳 ] [52.4 歳 ] [54.0 歳 ] [ ] 内は, 世帯主の平均年齢 図 Ⅲ-2-2 年間収入五分位階級, 貯蓄の種類別貯蓄現在高の構成比 ( 二人以上の世帯 )-2016 年 - (%) 平 均 第 Ⅰ 階級 第 Ⅱ 階級 第 Ⅲ 階級 第 Ⅳ 階級 第 Ⅴ 階級 通貨性預貯金 定期性預貯金 生命保険など 有価証券 金融機関 金融機関外 19

8 表 Ⅲ-2-1 年間収入五分位階級, 貯蓄 負債の種類別貯蓄 負債現在高 ( 二人以上の世帯 )-2016 年 - 項目平均 第 Ⅰ 階級第 Ⅱ 階級第 Ⅲ 階級第 Ⅳ 階級第 Ⅴ 階級 万円 329 万円 446 万円 602 万円 828 万円 世帯人員 ( 人 ) 世帯主の年齢 ( 歳 ) 持家率 (%) 年間収入 金額 ( 万円 ) 金額 ( 万円 ) 貯 蓄 現 在 高 金 融 機 関 通 貨 性 預 貯 金 普 通 銀 行 等 郵便貯金銀行 定 期 性 預 貯 金 普 通 銀 行 等 郵便貯金銀行 生 命 保 険 な ど 有 価 証 券 金 融 機 関 外 構成比 (%) 貯 蓄 現 在 高 金 融 機 関 通 貨 性 預 貯 金 普 通 銀 行 等 郵便貯金銀行 定 期 性 預 貯 金 普 通 銀 行 等 郵便貯金銀行 生 命 保 険 な ど 有 価 証 券 金 融 機 関 外 負債現在高住宅 土地のための負債住宅 土地以外の負債月賦 年賦 負債現在高住宅 土地のための負債住宅 土地以外の負債月賦 年賦 金額 ( 万円 ) 構成比 (%)

9 (2) 勤労者世帯の貯蓄現在高は年間収入が高くなるに従って多い二人以上の世帯のうち勤労者世帯について年間収入五分位階級別に1 世帯当たり貯蓄現在高をみると, 年間収入が最も低い第 Ⅰ 階級 ( 世帯主の平均年齢 48.8 歳 ) が692 万円, 年間収入が最も高い第 Ⅴ 階級 ( 同 50.4 歳 ) が2372 万円となっており, 年間収入が高くなるに従って貯蓄現在高が多くなっている 貯蓄の種類別貯蓄現在高の構成比をみると, 通貨性預貯金は第 Ⅲ 階級が29.4% と最も高く, 第 Ⅳ 階級が24.5% と最も低くなっている 定期性預貯金は第 Ⅰ 階級が40.9% と最も高く, 第 Ⅲ 階級が31.0% と最も低くなっている 有価証券は第 Ⅴ 階級が15.3% と最も高く, 第 Ⅰ 階級が 6.8% と最も低くなっている 負債現在高をみると, 第 Ⅰ 階級が360 万円, 第 Ⅴ 階級が993 万円となっており, 年間収入が高くなるに従って負債現在高が多くなっている ( 図 Ⅲ-2-3, 図 Ⅲ-2-4, 表 Ⅲ-2-2) ( 万円 ) 2400 図 Ⅲ-2-3 年間収入五分位階級別貯蓄 負債現在高 ( 二人以上の世帯のうち勤労者世帯 )-2016 年 貯蓄現在高 731 負債現在高 注 ) 0 平均第 Ⅰ 階級第 Ⅱ 階級第 Ⅲ 階級第 Ⅳ 階級第 Ⅴ 階級 [48.4 歳 ] [48.8 歳 ] [47.0 歳 ] [47.0 歳 ] [48.7 歳 ] [50.4 歳 ] [ ] 内は, 世帯主の平均年齢 図 Ⅲ-2-4 年間収入五分位階級, 貯蓄の種類別貯蓄現在高の構成比 ( 二人以上の世帯のうち勤労者世帯 )-2016 年 - (%) 平 均 第 Ⅰ 階級 第 Ⅱ 階級 第 Ⅲ 階級 第 Ⅳ 階級 第 Ⅴ 階級 通貨性預貯金 定期性預貯金 生命保険など 有価証券 金融機関 21 金融機関外

10 表 Ⅲ-2-2 年間収入五分位階級, 貯蓄 負債の種類別貯蓄 負債現在高 ( 二人以上の世帯のうち勤労者世帯 )-2016 年 - 第 Ⅰ 階級第 Ⅱ 階級第 Ⅲ 階級第 Ⅳ 階級第 Ⅴ 階級 項 目 平均 万円 449 万円 588 万円 733 万円 923 万円 世 帯 人 員 ( 人 ) 世帯主の年齢 ( 歳 ) 持 家 率 (%) 年 間 収 入 金額 ( 万円 ) 金額 ( 万円 ) 貯 蓄 現 在 高 金 融 機 関 通 貨 性 預 貯 金 普 通 銀 行 等 郵便貯金銀行 定 期 性 預 貯 金 普 通 銀 行 等 郵便貯金銀行 生 命 保 険 な ど 有 価 証 券 金 融 機 関 外 構成比 (%) 貯 蓄 現 在 高 金 融 機 関 通 貨 性 預 貯 金 普 通 銀 行 等 郵便貯金銀行 定 期 性 預 貯 金 普 通 銀 行 等 郵便貯金銀行 生 命 保 険 な ど 有 価 証 券 金 融 機 関 外 負債現在高住宅 土地のための負債住宅 土地以外の負債月賦 年賦 負債現在高住宅 土地のための負債住宅 土地以外の負債月賦 年賦 金額 ( 万円 ) 構成比 (%)

11 3 貯蓄現在高五分位階級別貯蓄現在高が最も高い第 Ⅴ 階級の世帯の有価証券の割合は約 2 割二人以上の世帯について貯蓄現在高五分位階級別注に貯蓄 負債現在高をみると, 貯蓄現在高が多くなるに従って, おおむね負債現在高は少なくなっている 貯蓄の種類別割合をみると, 貯蓄現在高が低い階級では, 通貨性預貯金の割合が高くなっている 一方, 貯蓄現在高が高い階級では, 定期性預貯金及び有価証券の割合が高くなっている 貯蓄現在高が最も高い第 Ⅴ 階級についてみると, 有価証券の割合は約 2 割となっている ( 図 Ⅲ-3-1, 図 Ⅲ-3-2, 表 Ⅲ-3-1) 注 ) 貯蓄現在高五分位階級とは, 貯蓄現在高の低い方から高い世帯へと順に並べて 5 等分したもので, 低い方から第 Ⅰ, 第 Ⅱ, 第 Ⅲ, 第 Ⅳ, 第 Ⅴ( 五分位 ) 階級という 図 Ⅲ-3-1 貯蓄現在高五分位階級別貯蓄 負債現在高 ( 二人以上の世帯 )-2016 年 - ( 万円 ) 負債現在高 貯蓄現在高 平均第 Ⅰ 階級第 Ⅱ 階級第 Ⅲ 階級第 Ⅳ 階級第 Ⅴ 階級 図 Ⅲ-3-2 貯蓄現在高五分位階級, 貯蓄の種類別貯蓄現在高の構成比 ( 二人以上の世帯 )-2016 年 (%) 第 Ⅰ 階級 第 Ⅱ 階級 第 Ⅲ 階級 第 Ⅳ 階級 第 Ⅴ 階級 通貨性預貯金定期性預貯金生命保険など有価証券 金融機関 金融機関外 23

12 表 Ⅲ-3-1 貯蓄現在高五分位階級, 貯蓄の種類別貯蓄現在高 ( 二人以上の世帯 )-2016 年 - 第 Ⅰ 階級第 Ⅱ 階級第 Ⅲ 階級第 Ⅳ 階級第 Ⅴ 階級 項 目 平均 万円 250 万円 678 万円 1378 万円 2843 万円 貯蓄現在高金融機関通貨性預貯金定期性預貯金生命保険など有価証券金融機関外 ( 参考 ) 年間収入 金 額 ( 万円 ) 貯蓄現在高金融機関通貨性預貯金定期性預貯金生命保険など有価証券金融機関外 構成比 (%) 貯蓄現在高金融機関通貨性預貯金定期性預貯金生命保険など有価証券金融機関外 構成比の対前年変化幅 ( ポイント )

13 4 持家世帯 ( 二人以上の世帯のうち勤労者世帯 ) (1) 持家世帯のうち住宅ローン返済世帯の負債現在高は1649 万円二人以上の世帯の勤労者世帯のうち持家世帯 ( 勤労者世帯に占める割合 77.0%, 世帯主の平均年齢 50.2 歳 ) について, 住宅ローンの有無別に1 世帯当たり貯蓄現在高をみると, 住宅ローン返済世帯 ( 同 40.3%, 同 45.7 歳 ) は906 万円となっており, 前年に比べ19 万円,2.1% の減少となっている 住宅ローン返済なし世帯 ( 同 36.7%, 同 55.1 歳 ) は1993 万円となっており, 前年に比べ 31 万円,1.6% の増加となっている 同様に, 負債現在高をみると, 住宅ローン返済世帯は1649 万円となっており, 前年に比べ22 万円,1.3% の減少となっている 住宅ローン返済なし世帯は247 万円となっており, 前年に比べ4 万円,1.6% の増加となっている ( 図 Ⅲ-4-1, 表 Ⅲ-4-1) 図 Ⅲ-4-1 持家世帯の住宅ローンの有無別貯蓄 負債現在高 ( 二人以上の世帯のうち勤労者世帯 )-2016 年 - ( 万円 ) 負債現在高 貯蓄現在高 持家計 (77.0%) [50.2 歳 ] 住宅ローン返済世帯 (40.3%) [45.7 歳 ] 住宅ローン返済なし世帯 (36.7%) [55.1 歳 ] 注 )1 ( ) 内は, 勤労者世帯に占める割合 2 [ ] 内は, 世帯主の平均年齢 25

14 表 Ⅲ-4-1 持家世帯の住宅ローンの有無別貯蓄 負債現在高の推移 ( 二人以上の世帯のうち勤労者世帯 ) 金額 ( 万円 ) 対前年増減率 (%) 年次 持家計 住宅ローン返済世帯 住宅ローン返済なし世帯 持家計 住宅ローン返済世帯 住宅ローン返済なし世帯 貯蓄現在高 2007 年 負債現在高 2007 年 住宅 土地のための負債 2007 年 世帯主の年齢 ( 歳 ) 2016 年

15 (2) 持家世帯のうち住宅の建築時期が 年, 年 及び 年 の世帯は負債現在高が貯蓄現在高を上回っている二人以上の世帯の勤労者世帯のうち持家世帯について住宅の建築時期別に貯蓄現在高をみると, 2004 年以前 ( 世帯主の平均年齢 53.8 歳 ) が1604 万円, 年 ( 同 47.0 歳 ) が1236 万円, 年 ( 同 43.9 歳 ) が1068 万円, 年 ( 同 40.9 歳 ) が1034 万円となっており, 住宅の建築時期が新しくなるに従って貯蓄現在高が少なくなっている 負債現在高をみると, 2004 年以前 が586 万円, 年 が1271 万円, 年 が1704 万円, 年 が2059 万円となっており, 住宅の建築時期が新しくなるに従って負債現在高が多くなっている 純貯蓄額をみると, 年, 年, 年 では負債現在高が貯蓄現在高をそれぞれ35 万円,636 万円,1025 万円上回っているのに対し, 2004 年以前 では貯蓄現在高が負債現在高を1018 万円上回っている ( 図 Ⅲ-4-2, 表 Ⅲ-4-2) 図 Ⅲ-4-2 持家世帯の住宅の建築時期別貯蓄 負債現在高 ( 万円 ) ( 二人以上の世帯のうち勤労者世帯 )-2016 年 負債現在高 貯蓄現在高 平均 2004 年以前 年 年 年 表 Ⅲ-4-2 持家世帯の住宅の建築時期別貯蓄 負債現在高 ( 二人以上の世帯のうち勤労者世帯 )-2016 年 - ( 万円 ) 項目平均 2004 年以前 年 年 年 世 帯 主 の 年 齢 ( 歳 ) 貯 蓄 現 在 高 負 債 現 在 高 住宅 土地のための負債 純貯蓄額 ( 貯蓄現在高 - 負債現在高 ) マイナスは, 負債超過額を示す 27

16 5 高齢者世帯 (1) 高齢者世帯では貯蓄現在高が 2500 万円以上の世帯が約 3 分の 1 を占める (%) 10.0 二人以上の世帯のうち世帯主が 60 歳以上の世帯 ( 高齢者世帯, 二人以上の世帯に占める割合 52.2%) について貯蓄現在高階級別の世帯分布をみると, 二人以上の世帯全体と比べて, 世帯主が60 歳以上の世帯では貯蓄現在高が高い階級にも広がった分布となっている そのうち2500 万円以上の世帯は全体の33.4% を占めている 一方で,300 万円未満の世帯は全体の15.1% を占めている ( 図 Ⅰ-1-3, 図 Ⅲ-5-1, 表 Ⅲ-5-1) 図 Ⅲ-5-1 高齢者世帯の貯蓄現在高階級別世帯分布 ( 二人以上の世帯 )-2016 年 標準 7.0 級間 6.0 隔にお5.0 ける4.0 世帯割 3.0 合 貯蓄保有世帯の中央値 1567 万円平均値 2385 万円 万万円以上 万 円 円 未 以 万円未満 満上 ( 標準級間隔 100 万円 ) 注 ) 標準級間隔 100 万円 (1000 万円未満 ) の各階級の度数は縦軸目盛りと一致するが,1000 万円以上の各階級の度数は階級の間隔が標準級間隔よりも広いため, 縦軸目盛りとは一致しない 貯蓄保有世帯の中央値とは, 貯蓄現在高が 0 の世帯を除いた世帯を貯蓄現在高の低い方から順番に並べたときに, ちょうど中央に位置する世帯の貯蓄現在高をいう 表 Ⅲ-5-1 貯蓄現在高階級別世帯分布 ( 二人以上の世帯 ) 年 - (%) 世帯分布 300 万円 平均万円以上万円 未満 2500 以上 万円未満 二人以上の世帯 うち世帯主が 60 歳以上の世帯 うち世帯主が 60 歳未満の世帯

17 (0.4%) 融機関(2) 高齢無職世帯の有価証券は405 万円で前年に比べ6.0% の減少二人以上の世帯のうち世帯主が60 歳以上で無職の世帯 ( 高齢無職世帯, 二人以上の世帯に占める割合 33.3%) の1 世帯当たり貯蓄現在高は2363 万円で, 前年に比べ67 万円,2.8% の減少となり, 4 年ぶりの減少となった 貯蓄の種類別に1 世帯当たり貯蓄現在高をみると, 定期性預貯金が1078 万円と最も多く, 次いで通貨性預貯金が461 万円, 生命保険など が409 万円, 有価証券が405 万円, 金融機関外が10 万円となっている また, 前年と比べると, 有価証券が26 万円,6.0% の減少, 定期性預貯金が27 万円,2.4% の減少など, 全ての項目で減少となった ( 図 Ⅲ-5-2, 表 Ⅲ-5-2) 図 Ⅲ-5-2 高齢無職世帯の貯蓄の種類別貯蓄現在高の推移 ( 二人以上の世帯 ) ( 万円 ) 万円 2430 万円 2372 万円 2363 万円 15 (0.6%) 金融機関外 2204 万円 8 (0.3%) 11(0.5%) 万円 15 (0.7%) 10 (0.5%) 431 有価証券 420 (17.8%) 408 (17.2%) (17.7%) 405 (17.1%) 326 (14.8%) (14.2%) 生命保険など (17.1%) (17.2%) 409 (17.3%) 401 (18.2%) 376 (17.5%) (17.9%) 定期性預貯金金(46.9%) (45.5%) 1074 (48.7%) 1073 (50.0%) (45.9%) (45.6%) (18.4%) 463 (19.1%) 461 (17.6%) (17.8%) (18.1%) 通貨性預貯金 (19.5%) 年 注 ) ( ) 内は, 貯蓄現在高に占める割合 29

18 表 Ⅲ-5-2 高齢無職世帯の貯蓄の種類別貯蓄現在高の推移 ( 二人以上の世帯 ) 年次 貯蓄現在高 金融機関 通貨性預貯金定期性預貯金生命保険など有価証券 金融機関外 金額 ( 万円 ) 2007 年 構成比 (%) 2007 年 対前年増減率 (%) 2007 年

19 < 参考 1-1> 長期時系列 ( 二人以上の世帯の貯蓄の推移 ) 貯蓄現在高の年間収入に対する比は57 年間で4.2 倍に上昇二人以上の世帯について1 世帯当たり貯蓄現在高の最近の推移をみると, リーマンショック後,2010 年,2011 年と増加した後,2012 年は再び減少となったが,2013 年以降は4 年連続で増加となった 2016 年 (1820 万円 ) の水準は約半世紀前の1959 年 (30 万円 ) の60.7 倍となっている また, 貯蓄年収比 ( 貯蓄現在高の年間収入に対する比 ) の推移をみると,2010 年以降は7 年連続で上昇し,2016 年 (296.4%) の水準は1959 年 (70.0%) の4.2 倍となっている ( 図, 表 ) 図貯蓄現在高及び年間収入の推移 ( 二人以上の世帯 ) ( 万円 ) (%) 貯蓄現在高 ( 左目盛 ) 貯蓄年収比 ( 右目盛 ) 年間収入 ( 左目盛 ) 年 年 0 注 )2000 年以前は, 貯蓄動向調査 結果による 数値については次ページ参照 貯蓄動向調査 : 家計調査の附帯調査として2000 年まで毎年 12 月 31 日現在で実施 家計調査とは, 調査時期, 調査対象世帯数等が異なる 貯蓄 負債編としての調査は,1 年の準備期間の後,2002 年から実施 31

20 蓄動向調査の結果家計調査(貯蓄 負債編)の結果32 < 参考 1-2> 表貯蓄現在高及び年間収入の推移 ( 二人以上の世帯 ) 対前年増減率貯蓄貯蓄現在高年間収入貯蓄年間年収比年次現在高収入 (1) (2) (1)/(2) ( 万円 ) ( 万円 ) (%) (%) (%) 1959 年 貯 注 ) 1959 年から2000 年までは貯蓄動向調査の結果であり,2002 年以降は家計調査 ( 貯蓄 負債編 ) の結果である

21 < 参考 2> 2016 年の貯蓄 負債をめぐる主な動き 貯蓄 負債関係 日銀が金融機関の当座預金の一部にマイナス0.1% の金利 ( マイナス金利 ) を適用 (2 月 ) 欧州連合 (EU) 残留 離脱を問うイギリスの国民投票の結果, 離脱 が 残留 を上回ったことを受け,2 年 7か月ぶりに対ドル一時 99 円台と円相場が上昇, 日経平均株価は16 年ぶりに1200 円超の下げ幅を記録 (6 月 ) アメリカ大統領選挙でドナルド トランプ氏が当選に必要な選挙人の過半数を獲得し, 日経平均株価が上昇 年末にかけて1 万 9000 円台で推移 円相場は年末に対ドル一時 118 円台と円安 (11 月,12 月 ) 少額投資非課税制度 (NISA) 口座の稼働率が12 月末時点で初めて6 割を超える (12 月 ) 2016 年の新設住宅着工戸数は,2 年連続の増加となり,2013 年以来 3 年ぶりの高水準 持ち家, 貸家及び分譲住宅が増加したため, 全体で増加 2016 年の日本株はTOPIXが年間で1.85% 安となり, いわゆる アベノミクス相場 が始まった 12 年以降, 暦年で初の下落 その他 マイナンバー制度の運用開始 (1 月 ) 暖冬で冬 (2015 年 12 月 2 月 ) の平均気温が各地で過去最高を記録 (1 月,2 月 ) 北海道新幹線 ( 新青森 新函館北斗間 ) 開業 (3 月 ) ベルギー, フランスを始め世界各地でテロが相次ぎ, 外国旅行に影響 電力の小売全面自由化により, 家庭でも小売電気事業者を選択可能に (4 月 ) 総務省が スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン により, 大手携帯電話会社に, 利用者の通信料金の負担軽減等を要請 (4 月 ) 伊勢志摩サミット開催 (5 月 ) 世界文化遺産に ル コルビュジエの建築作品 の1つとして, 東京都の国立西洋美術館が登録決定 (7 月 ) スマートフォン向けゲームアプリ ポケモンGO が人気に(7 月 ) 8 月 11 日が山の日として国民の祝日に (8 月 ) リオデジャネイロオリンピック パラリンピック開催 (8 月,9 月 ) 山 鉾 屋台行事 がユネスコ無形文化遺産に登録決定(12 月 ) 訪日外国人旅客数が, 前年 (2015 年 ) の1973 万 7 千人を400 万人以上上回る2403 万 9 千人と過去最多 ただし,1 人当たりの旅行支出は前年に比べ減少 33

家計調査報告 ( 貯蓄 負債編 ) 平成 23 年平均結果速報 ( 二人以上の世帯 ) 目 次 Ⅰ 貯蓄の状況 1 概要 貯蓄の種類別内訳 貯蓄現在高階級別貯蓄の分布状況... 9 Ⅱ 負債の状況 Ⅲ 世帯属性別にみた貯蓄 負債の状況 1 世帯主の職業別の状況

家計調査報告 ( 貯蓄 負債編 ) 平成 23 年平均結果速報 ( 二人以上の世帯 ) 目 次 Ⅰ 貯蓄の状況 1 概要 貯蓄の種類別内訳 貯蓄現在高階級別貯蓄の分布状況... 9 Ⅱ 負債の状況 Ⅲ 世帯属性別にみた貯蓄 負債の状況 1 世帯主の職業別の状況 家計調査報告 ( 貯蓄 負債編 ) 平成 23 年平均結果速報 ( 二人以上の世帯 ) 目 次 Ⅰ 貯蓄の状況 1 概要... 4 2 貯蓄の種類別内訳... 6 3 貯蓄現在高階級別貯蓄の分布状況... 9 Ⅱ 負債の状況... 10 Ⅲ 世帯属性別にみた貯蓄 負債の状況 1 世帯主の職業別の状況... 13 2 勤労者世帯の年間収入五分位階級別の状況... 17 3 勤労者世帯の世帯主の年齢階級別の状況...

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