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1 住宅の省エネ改修促進税制の解説 財団法人建築環境 省エネルギー機構

2 目次 まえがき 1 章住宅の省エネ改修促進税制の概要 1-1 所得税額の特別控除 1-2 固定資産税額の減額措置 2 章省エネ改修促進税制の対象となる省エネ改修工事の要件について 2-1 所得税額の特別控除の対象となる省エネ改修工事の要件 2-2 固定資産税額の減額措置の対象となる省エネ改修工事の要件 3 章. 窓の改修工事 3-1 改修後の窓に求められる性能 3-2 改修時の施工上の注意点 4 章. 躯体の改修工事 4-1 断熱性能と仕様 4-2 天井 屋根の省エネ改修 4-3 床 基礎の省エネ改修 4-4 外壁の省エネ改修 4-5 通気止めの設置 ( 推奨事項 ) 4-6 改修部位の結露防止対策 ( 推奨事項 ) 4-7 関連資料 5 章. 換気 暖冷房設備 5-1 換気設備 ( 推奨事項 ) 5-2 暖冷房設備 ( 推奨事項 ) 5-3 すまい方 ( 推奨事項 ) 6 章付帯資料 6-1 租税特別措置法施行令第 26 条第 19 項第 6 号の規定に基づき エネルギーの使用の合理化に資する修繕又は模様替を定め 同令 26 条の3 第 6 項の規定に基づき エネルギーの使用の合理化に著しく資する増築 改築 修繕又は模様替を定め 及び同条第 17 項の規定に基づき エネルギーの使用の合理化に資する増築 改築 修繕又は模様替を定める告示 6-2 租税特別措置法施行規則第 18 条の21 第 13 項及び第 18 条の23の2 第 1 項の規定に基づき 昭和 63 年建設省告示第 1274 号の一部を改正する告示 6-3 地方税法施行令附則第 12 条第 36 項の規定に基づき 国土交通大臣が総務大臣と協議して定める改修工事を定める告示 6-4 地方税法施行規則附則第 7 条第 8 項第 2 号の規定に基づき 国土交通大臣が総務大臣と協議して定める書類を定める告示 6-5 住宅の増改築等の工事を行った場合の所得税額の特別控除制度に係る租税特別措置法施行規則第 18 条の21 第 13 項及び第 18 条の23の2 第 1 項の規定に基づく国土交通大臣が財務大臣と協議して定める書類に係る証明について 6-6 地方税法施行規則附則第 7 条第 8 項第 2 号の規定に基づく証明書について

3 まえがき 地球温暖化対策が世界の関心事になり 日本でも住宅の断熱化の促進が喫緊の課題となった とりわけ 日本の住宅の断熱化の促進にあたっては 既存ストックの省エネ改修が最大の課題とされている なぜならば 日本の 4700 万戸のストックのうち 現行の省エネルギー基準 ( 平成 11 年制定 ) の断熱水準に達しているものは1 割にも満たないと推測されるからである こうした状況の中で 平成 20 年度より省エネ改修促進税制が創設されたことは 温暖化対策に対する政府の強い意志表示が感じられ 多くの国民の支持を受けるものと考えられる さて 住宅の断熱については 上記のように温暖化対策の一つとしての期待も大きいが もう一つ 冬暖かく夏涼しい健康的な住まいを創造するための手法としても大いに期待されている 断熱化による居住性 健康性の向上は 日本人が本当の意味で豊かさを実感し なおかつ 物理的にも経済的にも安心できる長寿社会をつくっていくためは必須条件のように思える この解説書は このように 21 世紀初頭の日本の住宅分野において大きな課題とされている住宅の省エネ改修について 促進税制の対象工事の要件を中心にして解説したものである 多くの方が 本書によって住宅の省エネ改修の意義と効果について理解を深め 日本の住宅の質的向上と地球温暖化防止のための実践に参加されることを念願してやまない 平成 20 年 4 月省エネリフォーム推進方策検討委員会委員長東京大学大学院教授坂本雄三

4 1 章住宅の省エネ改修促進税制の概要 1.1 所得税額の特別控除居住者が自己の居住の用に供する家屋について一定の省エネ改修工事を含む増改築等工事を行った場合で 平成 20 年 4 月 1 日から平成 20 年 12 月 31 日までの間に居住の用に供した場合 1 現行の住宅リフォーム ローン減税制度と その特例である以下の制度( 住宅の省エネ改修促進税制 ) を選択することができる 1 工事中引き続き居住していた場合は その改修工事が完了した場合 住宅の省エネ改修促進税制 ( ア ) 特定の省エネ改修工事に係る借入金 (200 万円まで ) 年末ローン残高の2% を5 年間税額控除 ( イ )( ア ) 以外の増改築等 2 に係る借入金年末ローン残高の1% を5 年間税額控除 ( ただし 控除対象となる ( ア ) 及び ( イ ) における借入金額の上限は合計 1,000 万円 ) 2 (3) 4 の増改築等に同じ 表 現行の住宅リフォーム ローン減税と住宅の省エネ改修促進税制の比較 住宅リフォーム ローン減税 住宅の省エネ改修促進税制 控除率 1 ~ 6 年目 : 1.0% 7~10 年目 : 1~10 年目 : 0.6% 11~15 年目 : 2.0% ( 特定の省エネ改修工事以外の増改築については 1.0%) 0.5% 0.4% 控除期間 3 10 年間 3 15 年間 5 年間 ローンの限度額 2,000 万円 200 万円 ( 特定の省エネ改修工事相当分 ) 1,000 万円 ( 増改築等工事全体 ) ローンの償還期間要件 10 年以上 5 年以上 工事費要件 100 万円超 30 万円超 3 平成 20 年については 三位一体改革による税源移譲に伴う住宅ローン減税の効果を確保するため 控除期間を 10 年間とする現行制度と控除期間を 15 年間とする特例措置との選択適用を可能とする措置が講じられている (1) 家屋の要件改修工事を行った者が自ら所有し かつ改修工事が完了した日から6ヶ月以内に居住の用に供した住宅で 改修工事後の家屋の床面積が 50 m2以上で その2 分の1 以上を居住の用に供しているもの (2) 省エネ改修工事の内容 1 居室の全ての窓 又は1と併せて行う2 天井 屋根 3 壁 4 床の 1 つ以上に該当する改修工事であって 以下のすべてに該当するもの 1) 改修を行う各部位がいずれも現行の省エネ基準以上の省エネ性能となること 2) 改修後の住宅全体の省エネ性能が現状から一段階相当以上上がると認められること - 1 -

5 改修後の住宅全体の省エネ性能が現行の省エネ基準相当以上に上がると認めら れる改修工事は 特定の省エネ改修工事 として割増控除率 (2%) が適用される 地域の区分 及び 改修工事前の住宅が相当する省エネルギー対策等級 に応じて 改修を行うべき部位の組み合わせが異なる ( 詳しくは 2 章 2.1 を参照 ) (3) 工事費の要件 1) 現行の住宅リフォーム ローン減税 増改築等 4 の費用が 100 万円を超えること 4 現行の住宅リフォーム ローン減税の対象となる増改築等 1 増築 改築 大規模の修繕及び模様替 2 マンションの専有部分の床 階段等において行う修繕及び模様替 3 居室 調理室等の床又は壁において行う修繕及び模様替 4 耐震改修工事 5 バリアフリー改修工事 6 省エネ改修工事 2) 住宅の省エネ改修促進税制 省エネ改修工事に要した費用が 30 万円を超えること ( バリアフリー改修促進税制と 異なり この費用からは 補助金等をもって充てる部分を除く必要はない ) (4) 申告手続所得税の確定申告の際に 建築士事務所に属する建築士 指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関が発行した増改築等工事証明書を添付すること 建築士事務所に所属する建築士 指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関 住民金融機関等税務署 工事業者に相談の上 工事内容決定事前見積書入手 融資申込み 事前審査 工事業者と請負契約締結 融資決定 改修前の住宅全体の性能の確認 ( 必要に応じて現地調査 ) 証明書発行申込み 工事着手 要件を満たす改修が行われたことの確認 ( 必要に応じて現地調査 ) 工事完了 融資契約締結 ( 融資額の決定 ) 増改築等証明書発行 確定申告 所得税額確定 図 省エネ改修促進税制 ( 所得税 ) の適用を受けるための手続フロー (5) 借入金の要件自ら所有しかつ居住する住宅の増改築等に要する資金に充てるために借りた 以下のいずれかの要件を満たす借入金であれば 本税制の適用を受けることができる 1) 租税特別措置法第 8 条に規定する金融機関 ( 独 ) 住宅金融支援機構 地方公共団体等のいずれかからの借入金で 償還期間が現行の住宅リフォーム ローン減税にあっ - 2 -

6 ては 10 年以上 住宅の省エネ改修促進税制にあっては5 年以上で割賦償還となっているもの 2) 建設業法第 2 条第 3 項に規定する建設業者 宅地建物取引業法第 2 条第 3 号に規定する宅地建物取引業者 ( 独 ) 都市再生機構又は地方住宅供給公社等に対する増改築等の対価に係る債務で 賦払期間が現行の住宅リフォーム ローン減税にあっては 10 年以上 住宅の省エネ改修促進税制にあっては5 年以上で割賦払となっているもの 3) 使用者からの借入金又は使用者に対する増改築等の対価に係る債務で 償還期間 ( 賦払期間 ) が現行の住宅リフォーム ローン減税にあっては 10 年以上 住宅の省エネ改修促進税制にあっては5 年以上で割賦償還 ( 割賦払 ) となっているもの 所得税額の特別控除に関する Q&A [ 家屋の要件 ] ( 問 1) 賃貸住宅は対象となるのか ( 答 ) 本税制の適用対象となる住宅は 省エネ改修工事を行った者が自ら所有しかつ居住するものに限られるため 対象とならない [ 他の税制との併用 ] ( 問 2) 本税制と固定資産税額の減額措置は重複適用することができるか ( 答 ) 重複適用が可能である ただし 固定資産税の減額措置における工事要件等とは異なるので注意されたい ( 問 3) 省エネ改修工事と一緒に耐震改修工事を行った場合 住宅の省エネ改修促進税制と耐震改修促進税制を重複適用することができるか ( 答 ) 重複適用が可能である 耐震改修促進税制個人が 平成 18 年 4 月 1 日から平成 20 年 12 月 31 日までの間に 一定の計画区域内において 旧耐震基準 ( 昭和 56 年 5 月 31 日以前の耐震基準 ) により建築された住宅の耐震改修を行った場合には その耐震改修に要した費用の 10% 相当額 (20 万円を上限 ) を所得税額から控除する ( 問 4) 省エネ改修工事と一緒にバリアフリー改修工事を行った場合 住宅の省エネ改修促進税制とバリアフリー改修促進税制を重複適用することができるか ( 答 ) 重複適用が可能である ただし 2% の割増控除率が適用される工事の費用の額は バリアフリー改修工事 と 特定の省エネ改修工事 の費用の合計額が 200 万円を超える場合は 200 万円までに限られる バリアフリー改修促進税制平成 19 年 4 月 1 日から平成 20 年 12 月 31 日までの間に 一定の者が自己の居住用家屋について一定のバリアフリー改修工事を行った場合に 当該バリアフリー改修工事を含む増改築等工事に係る借入金について 当該バリアフリー改修工事の費用から補助金等 ( 介護保険の住宅改修費等を含む ) を除いた費用が 30 万円超の場合 当該借入金の一定割合を最大 5 年間所得税額から控除する ( 現行の住宅リフォーム ローン減税制度との選択制 ) ( ア ) バリアフリー改修工事に係る借入金 (200 万円まで ) 年末残高の 2% を 5 年間税額控除 ( イ )( ア ) 以外の増改築等に係る借入金年末残高の 1% を 5 年間税額控除 ( ただし 控除対象となる ( ア ) 及び ( イ ) における借入金額の上限は合計 1,000 万円 ) [ 申告手続き ] ( 問 5) 増改築等工事証明書の発行者はどのような者か ( 答 ) 以下のとおりである 建築士事務所に属する建築士建築士法 ( 昭和 25 年法律第 202 号 ) に基づき登録された建築士事務所に属する建築士 申請住宅が建築士法第 3 条第 1 項各号に掲げる建築物であるときは一級建築士に 同法第 3 条の 2 第 1 項各号に掲げる建築物であるときは一級建築士又は二級建築士に限られる - 3 -

7 指定確認検査機関建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) に基づき指定された指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関住宅の品質確保の促進等に関する法律 ( 平成 11 年法律第 81 号 ) に基づき登録された登録住宅性能評価機関 ( 問 6) 申請者が建築士等から増改築等工事証明書の発行を受けるために必要な書類は何か ( 答 ) 次に掲げる書類又はその写しが必要である 1 増改築等の工事を行った家屋の登記事項証明書 2 工事請負契約書 工事請負契約書又はその写しがない場合は 以下の書類又はその写しに代えることが可能 増改築等工事の費用に係る領収書 増改築等工事が行われる前と行われた後のそれぞれの状況を示した写真がある場合は当該写真 3 設計図書その他設計に関する書類なお 省エネ改修促進税制においては 省エネ改修工事の費用の額が 30 万円超であることが確認できる工事費内訳書や領収書等が必要である ( 省エネ改修工事以外の工事も併せて行った場合 省エネ改修工事とそれ以外の工事の両方に共通するような経費 ( 養生費 資材運搬費 引渡し清掃費等 ) については 省エネ改修工事のみに要した費用とそれ以外の工事の費用の割合に応じて按分した額を省エネ改修工事の費用の額に算入する ) ( 問 7) 確定申告の際に必要な書類は何か ( 答 ) 本税制の適用を受けるためには 確定申告書に住宅借入金等特別控除の適用に関する記載をして確定申告をすることが必要となる その際 確定申告書に以下の書類又はその写しを添付することが必要である 控除を受ける金額の計算に関する明細書 増改築等住宅借入金等の年末残高証明書 登記事項証明書 ( その他家屋の床面積が 50 m2以上であることを明らかにする書類 ) 増改築等工事の請負契約書 ( その他増改築等年月日及び費用の額を明らかにする書類 ) 控除を受けようとする者の住民票の写し - 4 -

8 1.2 固定資産税額の減額措置平成 20 年 4 月 1 日から平成 22 年 3 月 31 日までの間に 一定の家屋のうち人の居住の用に供する部分 ( 貸家の用に供する部分を除く ) について一定の省エネ改修工事を行った場合 当該家屋に係る翌年度分の固定資産税額 (120 m2相当分までに限る ) を 3 分の 1 減額する (1) 家屋の要件平成 20 年 1 月 1 日以前から所在する以下のいずれかに該当する家屋 ( 貸家の用に供する部分以外の人の居住の用に供する部分を有するもの ) で 人の居住の用に供する部分の床面積が2 分の1 以上であるもの 1) 区分所有に係る家屋以外の家屋 2) 区分所有に係る家屋の専有部分 (2) 省エネ改修工事の内容 1 窓 ( 所得税と異なり 居室の全て との要件はない ) 又は1と併せて行う2 天井 屋根 3 壁 4 床の 1 つ以上に該当する改修工事であって 改修を行う各部位がいずれも現行の省エネ基準以上の省エネ性能となること ( 詳しくは 2 章 2.2 を参照 ) (3) 工事費の要件省エネ改修工事に要した費用が 30 万円以上であること ( バリアフリー改修促進税制と異なり この費用からは 補助金等をもって充てる部分を除く必要はない ) (4) 申告手続省エネ工事完了後 3ヶ月以内に 建築士事務所に属する建築士 指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関が作成した証明書を添付して市区町村へ申告すること 建築士事務所に所属する建築士 指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関 住民 地方公共団体 ( 固定資産税担当部局 ) 工事業者に相談の上 工事内容決定事前見積書入手 工事業者と請負契約締結 改修前の住宅の改修を行う部位の性能の確認 ( 必要に応じて現地調査 ) 証明書発行申込み 工事着手 要件を満たす改修が行われたことの確認 ( 必要に応じて現地調査 ) 工事完了 増改築等証明書発行 減額措置の申告 固定資産税額確定 図 省エネ改修促進税制 ( 固定資産税 ) の適用を受けるための手続フロー - 5 -

9 固定資産税額の減額措置に関する Q&A [ 家屋の要件 ] ( 問 1) 共同住宅は対象となるのか ( 答 ) 共同住宅においても 内窓設置による窓の二重サッシ化の工事等 専有部分について省エネ改修工事を行った場合は対象となる ( 問 2) 賃貸住宅は対象となるのか ( 答 ) 本税制において減額措置の対象となる住宅は 貸家の用に供する部分を除く こととされており 対象とならない [ 他の税制との併用 ] ( 問 3) 本税制と所得税額の特別控除は重複適用することができるか ( 答 ) 重複適用が可能である ( 問 4) 省エネ改修工事と一緒に耐震改修工事を行った場合 住宅の省エネ改修促進税制と耐震改修促進税制を重複適用することができるか ( 答 ) 本税制は 耐震改修促進税制との重複適用はできない 耐震改修促進税制昭和 57 年 1 月 1 日以前から所在していた住宅について 一定の耐震改修を行った場合には その住宅に係る固定資産税 (120 m2相当部分まで ) の税額を以下のとおり減額する 1 平成 18~21 年に工事を行った場合 :3 年間 2 分の 1 に減額 2 平成 22~24 年に工事を行った場合 :2 年間 2 分の 1 に減額 3 平成 25~27 年に工事を行った場合 :1 年間 2 分の 1 に減額 ( 問 5) 省エネ改修工事と一緒にバリアフリー改修工事を行った場合 住宅の省エネ改修促進税制とバリアフリー改修促進税制を重複適用することができるか ( 答 ) 重複適用が可能である バリアフリー改修促進税制平成 19 年 4 月 1 日から平成 22 年 3 月 31 日までの間に 一定の者が居住の用に供する一定の家屋について一定のバリアフリー改修工事を行った場合 当該家屋に係る翌年度分の固定資産税額 (100 m2相当分までに限る ) を 3 分の 1 減額する [ 申告手続き ] ( 問 6) 増改築等工事証明書の発行者はどのような者か ( 答 ) 以下のとおりである 建築士事務所に属する建築士建築士法 ( 昭和 25 年法律第 202 号 ) に基づき登録された建築士事務所に属する建築士 指定確認検査機関建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) に基づき指定された指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関住宅の品質確保の促進等に関する法律 ( 平成 11 年法律第 81 号 ) に基づき登録された登録住宅性能評価機関 ( 問 7) 申請者が建築士等から増改築等工事証明書の発行を受けるために必要な書類は何か ( 答 ) 次に掲げる書類又はその写しが必要である 1 申請住宅の所在地が確認できる書類 ( 例 ) 登記事項証明書 固定資産税の課税証明書 2 改修部位について新たに現行の省エネ基準以上の省エネ性能となる改修工事が行われたことが確認できる書類 ( 例 ) 省エネ改修工事の設計図書 省エネ改修工事前後の写真 3 省エネ改修工事の費用の額が 30 万円以上であることが確認できる書類 ( 例 ) 省エネ改修工事費用の領収書 - 6 -

10 2 章省エネ改修促進税制の対象となる省エネ改修工事の要件について 2.1 所得税額の特別控除の対象となる省エネ改修工事の要件所得税額の特別控除の対象となる省エネ改修工事の要件は 次の告示において規定されている 告示 : 租税特別措置法施行令第 26 条第 19 項第 6 号の規定に基づき エネルギーの使用の合理化に資する修繕又は模様替を定め 同令第 26 条の 3 第 6 項の規定に基づき エネルギーの使用の合理化に著しく資する増築 改築 修繕又は模様替を定め 及び同条第 17 条の規定に基づき エネルギーの使用の合理化に資する増築 改築 修繕又は模様替を定める告示 ( 平成 20 年 4 月 30 日国土交通省告示第 513 号 ) この告示においては 新築住宅においては普及しつつある現行の省エネ基準 ( 住宅の品質確保の促進等に関する法律 ( 以下 住宅品質確保法 という ) に基づく 住宅性能表示制度 や 住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して提供している長期固定金利の住宅ローンにおける優遇制度 優良住宅取得支援制度 ( フラット 35S) においても活用) に適合していない既存住宅について 省エネ改修工事を実施することによって 一定に省エネ性能を向上させるための工事要件が定められており その概要は次のとおりである 所得税額の特別控除の対象となる省エネ改修工事の要件 1 居室の全ての窓 又は1と併せて行う2 天井 屋根 3 壁 4 床の 1 つ以上に該当する改修工事で 次の (1) 及び (2) の各要件を満たすもの (1) 改修を行う各部位 ( 1) がいずれも現行の省エネルギー基準 ( 平成 11 年省エネルギー基準 ) 相当以上の省エネ性能となること (2) 改修後の住宅全体の省エネ性能が以下のとおり上がると認められること 1) 現行の住宅リフォーム ローン減税制度改修後の住宅全体の省エネ性能 ( 2) が現状から一段階相当 ( 例 : 等級 2 等級 3 等級 3 等級 4) 以上上がると認められること 2) 住宅の省エネ改修促進税制 1) と同じ ただし 改修後の住宅全体の省エネ性能がどこまで到達するかによって 税額控除率が区分されている 改修後の住宅全体の省エネ性能税額控除率現行省エネ基準 ( 等級 4) 相当以上の省エネ性能となる工事 ( 以下 特 2% 定の省エネ改修工事 という ) 現行省エネ基準 ( 等級 4) 相当以上の省エネ性能とはならないが 現状から一段階相当以上 ( 例等級 2 等級 3 等級 1 等級 2) 上がる 1% 工事 1 改修を行う各部位について (ⅰ) 上記 1から4の工事は 以下に掲げるそれぞれの工事の対象部分のすべてについて行わなければならない ただし 当該工事の施工前にすでに要件 ( 表 2.1.3における各部位の要件を参照 ) に該当す - 7 -

11 る部分を有する場合で 当該部分以外の対象部分のすべてについて工事を行った場合は 対象部分のすべてについて工事を行ったものとして取り扱うものとする 1の工事居室の外気に接する窓 ( 既存の窓の室内側に設置する既存の窓と一体となった窓を含む ) 2の工事屋根 ( 小屋裏又は天井裏が外気に通じているものを除く ) 屋根の直下の天井又は外気等 ( 外気又は外気に通じる床裏 小屋裏若しくは天井裏をいう 以下同じ ) に接する天井 3の工事外気等に接する壁 4の工事外気等に接する床 ( 地盤面をコンクリートその他これに類する材料で覆ったもの又は床裏が外気に通じないもの ( 以下 土間床等 という ) を除き 外周が外気等に接する土間床等を含む ) なお 2から4の工事については 上記の部分のうち 以下の部分 ( 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する設計 施工及び維持保全の指針 ( 平成 18 年国土交通省告示第 378 号 )2(1) から (3) に掲げる部分 ) を除く 居室に面する部位が断熱構造となっている物置 車庫その他これらに類する空間の居室に面する部位以外の部位 外気に通じる床裏 小屋裏又は天井裏に接する壁 断熱構造となっている外壁から突き出した軒 袖壁 ベランダその他これらに類するもの (ⅱ) 1の工事は居室の外気に接する窓が対象となるが 居室とは 建築基準法第 2 条第 4 号に規定する居住のために継続的に使用する室をいうものであり 具体的には 居間 食事室 居間兼食事室 食事室兼調理室 居間兼食事室兼調理室 寝室 応接室 書斎その他これに類するものをいう 2 省エネ性能について住宅品質確保法に基づく日本住宅性能表示基準における 省エネルギー対策等級 にならい 次の4 区分で整理される 表 基準ごとの断熱仕様等の比較 等級 1 相当 等級 2 相当 等級 3 相当 等級 4 相当 東京都の戸建木造住宅について一定の条件のもとで国土交通省が試算した結果 それぞれの 等級 4 等級 3 等級 2 等級 1 については 昭和 55 年以来規定されてきた省エネ基準 ( 告示 ) に基づくものであり それについて整理したものは次の表である - 8 -

12 表 等級と省エネ基準告示の関係 等級 根拠規定 備考 等級 4 現行省エネ基準 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準 ( 平成 18 年経済産業省 国土交通省告示第 3 号 ) 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する設計 施工及び維持保全の指針 ( 平成 18 年国土交通省告示第 378 号 ) 左欄の告示は 平成 11 年時点の告示を改正したものであるが 性能レベルは変更していない 通称 H11 基準 次世代省エネ基準 平成 4 年省エネ基準 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主 等級 3 の判断の基準 ( 平成 4 年通商産業省 建設省告示第 2 通称 H4 基準 新省エ号 ) ネ基準 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する設計 施工の指針 ( 平成 4 年建設省告示第 451 号 ) 昭和 55 年省エネ告基準 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主 等級 2 の判断の基準 ( 昭和 55 年通商産業省 建設省告示第 1 通称 S55 基準 旧省号 ) エネ基準 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する設計 施工の指針 ( 昭和 55 年建設省告示第 195 号 ) 等級 1 上記 等級 2 に満たない省エネ性能 全く断熱材を施工していない住宅のほか 天井だけは施工しているもの等がある 所得税額の特別控除の対象となる省エネ改修工事の要件は以上のとおりであるが これらの要件 に該当する工事内容について 次の表において具体的に示す 表 地域別必要工事整理表地域の区分 ( 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準 ( 平成 18 年経済産業省 国土交通省告示第 3 号 ) 別表第 1に掲げる地域の区分をいう ) 及び改修工事前の住宅が相当する省エネルギー対策等級に応じて 改修を行うべき工事内容が異なるため これらの区分ごとにその内容を示す * 現行の住宅リフォーム ローン減税制度各表中に示す全ての工事内容 * 住宅の省エネ改修促進税制 特定の省エネ改修工事については 各表中 省エネ改修後の省エネ性能 が (C) 等級 4 である工事内容 特定の省エネ改修工事以外の省エネ改修工事については 各表中 省エネ改修後の省エネ性能 が (A) 等級 2 又は (B) 等級 3 である工事内容 - 9 -

13 省エネ改修前の省エネ性能省エネ改修前の省エネ性能(1)Ⅰ 地域 住宅ローン減税制度 ( 償還期間 10 年以上 ) 等級 1 等級 2 等級 3 省エネ改修促進税制 ( 償還期間 5 年以上 ) 現状 ( 改修前 ) から 1 段階相当以上向上する省エネ工事 (1% 控除 ) 特定の省エネ工事 (2% 控除 ) 下表 (A) 若しくは (B) 欄 下表 (C) 欄 省エネ改修後の省エネ性能 (A) (B) (C) 等級 2 等級 3 等級 4 ( 改修前が等級 1の場合 ) ( 改修前が等級 2の場合 ) 窓 *b + 天井 + 床 + 外壁窓 *a + 天井 + 床 + 外壁 - 窓 *b + 天井 + 床 + 外壁窓 *a + 天井 + 床 + 外壁 *a 窓 *b 窓 : 改修後の性能が等級 4の窓 ( 熱貫流率 2.33W/( m2 K) 以下 ) 表 記号 bと同等以上の性能 *a 窓 : 改修後の性能が等級 4を超える窓 ( 熱貫流率 1.90W/( m2 K) 以下 ) 表 記号 aと同等以上の性能天井 床 外壁 : 改修後の性能が等級 4であること 表 4-1 の基準値以下又は表 4-2 の基準値以上 (2)Ⅱ 地域 住宅ローン減税制度 ( 償還期間 10 年以上 ) 等級 1 等級 2 等級 3 省エネ改修促進税制 ( 償還期間 5 年以上 ) 現状 ( 改修前 ) から 1 段階相当以上向上する省エネ工事 (1% 控除 ) 特定の省エネ工事 (2% 控除 ) 下表 (A) 若しくは (B) 欄 下表 (C) 欄 省エネ改修後の省エネ性能 (A) (B) (C) 等級 2 等級 3 等級 4 ( 改修前が等級 1の場合 ) ( 改修前が等級 2の場合 ) 窓 *b + 天井 + 床 + 外壁窓 *a + 天井 + 床 + 外壁 - 窓 *a + 天井窓 *a + 天井 + 床 + 外壁窓 *a + 床窓 *a + 外壁 窓 *b + 天井 + 床窓 *b + 天井 + 外壁窓 *b + 床 + 外壁 *a 窓窓 *b + 天井窓 *b + 床窓 *b + 外壁 *b 窓 : 改修後の性能が等級 4の窓 ( 熱貫流率 2.33W/( m2 K) 以下 ) 表 記号 bと同等以上の性能 *a 窓 : 改修後の性能が等級 4を超える窓 ( 熱貫流率 1.90W/( m2 K) 以下 ) 表 記号 aと同等以上の性能天井 床 外壁 : 改修後の性能が等級 4であること 表 4-1 の基準値以下又は表 4-2 の基準値以上

14 省エネ改修前の省エネ性能省エネ改修前の省エネ性能(3)Ⅲ 地域 住宅ローン減税制度 ( 償還期間 10 年以上 ) 省エネ改修促進税制 ( 償還期間 5 年以上 ) 現状 ( 改修前 ) から 1 段階相当以上向上する省エネ工事 (1% 控除 ) 特定の省エネ工事 (2% 控除 ) 下表 (A) 若しくは (B) 欄 下表 (C) 欄 省エネ改修後の省エネ性能 (A) (B) (C) 等級 2 等級 3 等級 4 ( 改修前が等級 1の場合 ) ( 改修前が等級 2の場合 ) 窓 *c + 天井 + 床窓 *b + 天井 + 床 + 外壁等級窓 *c + 天井 + 外壁 - 1 窓 *c + 床 + 外壁 等級 2 等級 3 *b 窓 窓 *c + 天井窓 *c + 床窓 *c + 外壁窓 *d + 天井 + 床窓 *d + 天井 + 外壁窓 *d + 床 + 外壁 窓 *d + 天井 + 床 + 外壁 *b 窓窓 *d + 天井窓 *d + 床窓 *d + 外壁 窓 *d : 改修後の性能が等級 4 の窓 ( 熱貫流率 3.49W/( m2 K) 以下 ) 表 記号 d と同等以上の性能窓 *c : 改修後の性能が等級 4 を超える窓 ( 熱貫流率 2.91W/( m2 K) 以下 ) 表 記号 c と同等以上の性能窓 *b : 改修後の性能が等級 4 を超える窓 ( 熱貫流率 2.33W/( m2 K) 以下 ) 表 記号 b と同等以上の性能天井 床 外壁 : 改修後の性能が等級 4 であること 表 4-1 の基準値以下又は表 4-2 の基準値以上 (4)Ⅳ 地域 住宅ローン減税制度 ( 償還期間 10 年以上 ) 省エネ改修促進税制 ( 償還期間 5 年以上 ) 現状 ( 改修前 ) から 1 段階相当以上向上する省エネ工事 (1% 控除 ) 特定の省エネ工事 (2% 控除 ) 下表 (A) 若しくは (B) 欄 下表 (C) 欄 等級 1 (A) 等級 2 ( 改修前が等級 1の場合 ) *b 窓 + 天井 *b 窓 + 外壁 *d 窓 + 天井 + 床窓 *d + 天井 + 外壁窓 *d + 床 + 外壁 省エネ改修後の省エネ性能 (B) 等級 3 ( 改修前が等級 2の場合 ) *b 窓 等級窓 *d + 天井 2 窓 *d + 床 等級 3 - (C) 等級 4 窓 *b + 天井 + 床 + 外壁 窓 *b + 天井 + 床 + 外壁 *b 窓 窓 *d + 天井 *d 窓 + 床窓 *d + 外壁 *d 窓 : 改修後の性能が等級 4を超える窓 ( 熱貫流率 3.49W/( m2 K) 以下 ) 表 記号 dと同等以上の性能 *b 窓 : 改修後の性能が等級 4を超える窓 ( 熱貫流率 2.33W/( m2 K) 以下 ) 表 記号 bと同等以上の性能天井 床 外壁 : 改修後の性能が等級 4であること 表 4-1 の基準値以下又は表 4-2 の基準値以上

15 省エネ改修前の省エネ性能エネ性能(5)Ⅴ 地域 住宅ローン減税制度 ( 償還期間 10 年以上 ) 省エネ改修促進税制 ( 償還期間 5 年以上 ) 現状 ( 改修前 ) から 1 段階相当以上向上する省エネ工事 (1% 控除 ) 特定の省エネ工事 (2% 控除 ) 下表 (A) 若しくは (B) 欄 下表 (C) 欄 等級 1 等級 2 等級 3 (A) 等級 2 ( 改修前が等級 1の場合 ) *d 窓窓 *f + 天井窓 *f + 床窓 *f + 外壁 省エネ改修後の省エネ性能 (B) 等級 3 ( 改修前が等級 2の場合 ) - (C) 等級 4 窓 *b + 天井 + 床 + 外壁 窓 *b + 天井 + 床窓 *d + 天井 + 床 + 外壁窓 *b + 天井 + 外壁窓 *b + 床 + 外壁窓 *f + 天井 + 床 + 外壁窓 *b + 天井 + 床窓 *b + 天井 + 外壁窓 *b + 床 + 外壁窓 *d + 天井 + 床 + 外壁 窓 *f : 改修後の性能が等級 4 の窓 ( 熱貫流率 4.65W/ m2 K 以下 ) 表 記号 f と同等以上の性能窓 *d : 改修後の性能が等級 4 を超える窓 ( 熱貫流率 3.49W/( m2 K) 以下 ) 表 記号 d と同等以上の性能窓 *b : 改修後の性能が等級 4 を超える窓 ( 熱貫流率 2.33W/( m2 K) 以下 ) 表 記号 b と同等以上の性能天井 床 外壁 : 改修後の性能が等級 4 であること 表 4-1 の基準値以下又は表 4-2 の基準値以上 (6)Ⅵ 地域 住宅ローン減税制度 ( 償還期間 10 年以上 ) 省エネ改修促進税制 ( 償還期間 5 年以上 ) 現状 ( 改修前 ) から 1 段階相当以上向上する省エネ工事 (1% 控除 ) 特定の省エネ工事 (2% 控除 ) 下表 (A) 若しくは (B) 欄 下表 (C) 欄 エネ改修前の省等級 1 等級 2 等級 3 (A) 等級 2 ( 改修前が等級 1の場合 ) 窓 *h*i + 天井窓 *h*i + 外壁 省エネ改修後の省エネ性能 (B) (C) 等級 3 等級 4 ( 改修前が等級 2の場合 ) *h*i 窓 + 天井 + 外壁 - 窓 *h*i + 天井窓 *h*i + 天井 + 外壁窓 *h*i + 窓 *h*i + 外壁省窓 *h*i : 改修後の窓の日射侵入率が 真北 ±30 度の方位の窓は 0.60 以下 それ以外の方位の窓は 0.40 以下であること 真北 ±30 度の方位の窓は表 記号 h と同等以上の性能 それ以外の方位の窓は同表記号 i と同等以上の性能 天井 外壁 : 改修後の性能が等級 4 以上であること 表 4-1 の基準値以下又は表 4-2 の基準値以上

16 所得税額の特別控除の対象となる省エネ改修工事における留意点 (1) 改修前の住宅の省エネ性能の確認が必要 (2) 断熱地域区分は市町村区分 (3) 改修前の住宅の省エネ性能 地域によって 必要となる工事内容に差がある (4) 改修する各部位については 現行省エネ基準レベルに到達することが必要 (5) 窓の改修工事は必須 (6) 気密工事 熱橋部分の断熱補強等は不要 (7)( 省エネ改修促進税制においては )30 万円超の工事費用 (1) 改修前の住宅の省エネ性能の確認が必要税制優遇措置が適用される工事なのか否かを判断するにあたって 改修前の住宅の省エネ性能を特定することが必要となる 改修前の省エネ性能が著しく低いものであれば 窓 天井 屋根 壁及び床全ての部位について断熱工事が必要となる一方で 改修前の住宅が一定程度の省エネ性能を有する場合には 施工する部位が少なくなる場合があることから 省エネ改修工事を進めるにあたっては まず 改修前の住宅の省エネ性能の確認が極めて重要となる 改修前の住宅の省エネ性能の確認方法は 後述する 改修前の住宅の性能確認について のとおりであるので 合理的 効率的に確認を行う必要がある (2) 断熱地域区分は市町村区分断熱地域区分は現行省エネ基準における各市町村をⅠ~Ⅵ 地域の6 種類に区分したものに基づくこととし 平成 11 年以前の都道府県界による断熱地域区分ではないことに注意が必要である したがって 例えば 平成 11 年以前に断熱地域区分がⅣ 地域として 等級 3 相当の省エネ基準を適合していた住宅であっても その住宅の所在地によっては 現行省エネ基準に基づくとⅢ 地域となっている地域もあり 結果的に 等級 3 相当を満足していないと判断せざるをえない場合もあるので十分注意が必要である (3) 改修前の住宅の省エネ性能 地域によって 必要となる工事内容に差がある 改修前の住宅の性能に応じて 税制優遇が可能となるために必要な工事は異なり 例えば 東京 (Ⅳ 地域 ) において 改修前に等級 3 相当の省エネ性能がある住宅であれば 全ての居室の窓について断熱性能が高いものに交換すれば 基準に適合する (4) 改修する部位は 現行省エネ基準レベルに到達させることが必要住宅を新築する際に 等級 4レベルに適合させるためには 住宅に求める断熱性能 ( 例えば 熱損失係数 ) に適合していれば 各部位の断熱性能 ( 熱貫流率若しくは断熱材の熱抵抗値 ) については問わないこととなるが 省エネ改修工事 ( ローン減税 ) の要件としては 必ず改修部位については 現行省エネ基準相当の仕様にすることが必要となることに十分注意が必要である したがって 今回策定された基準は 従来の省エネ基準とは異なる 税制優遇のための新たな省エネ改修用の基準 として認識する必要があり 熱損失係数若しくは暖冷房負荷計算を行うことによって改修後の住宅は現行省エネ基準に適合させる ことでは リフォーム税制優遇の対象とはならないので注意が必要である (5) 窓の改修工事は必須省エネ改修工事 ( ローン減税 ) の要件においては 最も改修のしやすい部位であり かつ熱損

17 失量も相当量が見込まれる開口部についての改修工事を必須としている ただし 新築時の省エネ基準とは 1 対象部位は 居室 に存する窓のみ したがって 浴室 トイレ 廊下の窓は改修を必須としていない 居室 : 建築基準法第 2 条第四号に規定する居住のために継続的に使用する室をいうものであり 具体的には居間 (L) 食事室(D) LD DK LDK 寝室 応接室 書斎その他これに類するものをいう 2 玄関は対象外 という点が異なっている (6) 気密工事 熱橋部分の断熱補強等は不要省エネ改修工事 ( ローン減税 ) の要件においては 新築における現行省エネ基準で要求している次の事項については リフォーム という工事の性格も踏まえ 適用除外としている 気密工事 熱橋部分の断熱補強 防露仕様( 断熱材室内側の防湿材の設置 外壁における通気措置の確保等 ) 断熱材の施工手法( 通気止めの設置等 ) 窓の日射遮蔽措置( 沖縄県を除くⅠ~Ⅴ 地域について適用除外 ) (7)( 省エネ改修促進税制においては )30 万円超の工事費用省エネ改修促進税制の要件は 税制優遇のためのものであることから 単純に工事仕様 性能に適合しているだけではなく 住宅所有者 ( 居住者 ) が負担する費用の発生を前提としており 省エネ改修に要した工事費が 30 万円を超えるものであることが要件となっている ( なお 固定資産税の優遇における必要工事費は 30 万円以上 であり 省エネ改修促進税制の 30 万円超 とは異なっている点に注意が必要 ) なお 省エネ改修工事に直接関係のない費用の額は 省エネ改修に要した費用の額に含まれないが 対象部位の省エネ改修工事に附帯して必要となる改修工事 ( 例えば 外壁に断熱材を施工した場合に 仕上げ材としてモルタル サイディング等を施工する工事 ) については 省エネ改修工事に要した費用の額に含まれる

18 改修前の住宅の性能確認について 所得税額の特別控除の対象となる省エネ改修工事の要件に適合するか否かの判断にあたっては 改修前の住宅が相当する省エネ対策等級に応じ対象工事が異なるため 改修前の住宅が相当する省エネ対策等級の確認を行う必要があり この確認は 所得税の確定申告の際に必要な増改築等工事証明書を発行する建築士事務所に属する建築士 指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関が行うことになる 確認の方法については次の (1)~(4) のいずれかの方法がある なお 改修前時点で既に現行省エネ基準 ( 等級 4) 相当に適合している住宅については 税制優遇の対象とならないことから 改修前の居室の窓の性能が等級 4に相当していないことを写真等 ( 必要に応じて現地検査 ) により確認することも併せて実施する必要がある (1) 建設住宅性能評価書の確認住宅品質確保法に基づく建設住宅性能評価書が交付された住宅にあっては 当該評価書に表示された省エネ対策等級に基づき確認を行うことができる (2) 旧住宅金融公庫 ( 現独立行政法人住宅金融支援機構 ) の融資関係書類の確認旧住宅金融公庫 ( 現独立行政法人住宅金融支援機構 ) においては 一定の断熱工事 ( 等級 2 相当 ) の施工について融資条件にする ( 平成元年度 ( 一部の県については平成 2 年度 ) から ) ほか 割増融資工事基準や優遇金利の技術基準 ( 等級 3 等級 4 相当 ) として位置付けていた したがって 旧住宅金融公庫融資を受けた住宅については以下のとおり客観的に新築時の省エネ性能を客観的に確認できる帳票が発行されている場合があることから 表 に基づき帳票類が確認できるものにあっては それぞれ対応する省エネ対策等級とすることができる なお 旧住宅金融公庫の業務を継承した独立行政法人住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して提供している長期固定金利の住宅ローン フラット 35 は 省エネ 等級 2 相当を条件としていることから フラット 35 の対象とすることができる住宅であるものとして発行された 適合証明書 についても 旧公庫の取扱いと同様 既存住宅の省エネ性能を客観的に判断できる材料として取扱って差し支えない

19 表 旧住宅金融公庫融資物件に係る省エネ対策等級の対応 融資申込年度 等級 2 相当 等級 3 相当 昭和 55 年度 ~63 年度 断熱構造化工事割増融資 公庫融資の要件 ( 表 に 平成元年度 掲げる地域については 断 熱構造化工事割増融資を利 用したものに限る ) 平成 2 年度 ~3 年度 平成 4 年度 ~ 平成 8 年 9 月 平成 8 年 10 月 ~ 平成 10 年 度 公庫融資の要件 省エネルギー断熱工事割増融資次のいずれか 1 省エネルギー断熱工事割増融資 2 基準金利適用住宅 ( 省エネルギータイプ ) 次のいずれか 平成 11 年度 ~18 年度 1 省エネルギー住宅工事 ( 一般型 ) 割増融資 2 基準金利適用住宅 ( 省エネルギータイプ ) 1 上表を適用できるのは旧住宅金融公庫融資住宅のうち 融資種別が次のもの一般個人新築住宅 建売住宅 団地住宅 ( 公社分譲 優良分譲 ) 2 確認する帳票類は 次のものとする 設計審査に関する通知書 現場審査に関する通知書適格認定に関する通知書 ( 建売住宅の場合に限る ) 募集パンフレット ( 団地住宅の場合に限る ) 3 表 に掲げる地域に存する住宅のうち 平成 13 年度まで ( 平成 14 年 3 月 31 日まで ) に借入申込があった物件については 上表を適用できない 表 平成 2 年度から断熱工事が住宅金融公庫融資の要件となった県富山県 石川県 福井県 山梨県 岐阜県 愛知県 三重県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県表 断熱地域区分について 現基準よりも緩和側で異なっていた地域 ( 平成 13 年度まで ) 下記の地域に存する住宅で 平成 13 年度まで ( 平成 14 年 3 月 31 日まで ) に旧住宅金融公庫融資の申込を行った物件については 早見表のみでは所要の省エネルギー性能 ( 等級 2 相当及び等級 3 相当 ) の有無を判断することはできない 1 過去は断熱地域区分が Ⅱ 地域 であったが 現在では Ⅰ 地域 となっている地域青森県十和田市 ( 旧十和田湖町に限る ) 七戸町( 旧七戸町に限る ) 田子町岩手県久慈市 ( 旧山形村に限る ) 八幡平市 葛巻町 岩手町 西和賀町 2 過去は断熱地域区分が Ⅲ 地域 であったが 現在では Ⅱ 地域 となっている地域宮城県栗原市 ( 旧栗駒町 旧一迫町 旧鶯沢町 旧花山村に限る ) 山形県米沢市 鶴岡市 ( 旧朝日村に限る ) 新庄市 寒河江市 長井市 尾花沢市 南陽市 河北町 西川町 朝日町 大江町 大石田町 金山町 最上町 舟形町 真室川町 大蔵村 鮭川村 戸沢村 高畠町 川西町 小国町 白鷹町 飯豊町

20 福島県会津若松市 ( 旧河東町に限る ) 白河市( 旧大信村に限る ) 須賀川市( 旧長沼町に限る ) 喜多方市( 旧塩川町を除く ) 田村市( 旧都路村を除く ) 大玉村 天栄村 下郷町 檜枝岐村 只見町 南会津町 北塩原村 西会津町 磐梯町 猪苗代町 三島町 金山町 昭和村 矢吹町 平田村 小野町 川内村 飯舘村栃木県日光市 ( 旧今市市を除く ) 那須塩原市( 旧塩原町に限る ) 群馬県沼田市 ( 旧沼田市を除く ) 長野原町 嬬恋村 草津町 六合村 片品村 川場村 みなかみ町 ( 旧水上町に限る ) 新潟県十日町市 ( 旧中里村に限る ) 魚沼市( 旧入広瀬村に限る ) 津南町山梨県富士吉田市 北杜市 ( 旧小淵沢町に限る ) 西桂町 忍野村 山中湖村 富士河口湖町 ( 旧河口湖町に限る ) 長野県長野市 ( 旧長野市 旧大岡村を除く ) 松本市( 旧松本市 旧四賀村を除く ) 上田市 ( 旧真田町 旧武石村に限る ) 須坂市 小諸市 伊那市( 旧長谷村を除く ) 駒ヶ根市 中野市( 旧中野市に限る ) 大町市 飯山市 茅野市 塩尻市 佐久市 千曲市 ( 旧更埴市に限る ) 東御市 小海町 川上村 南牧村 南相木村 北相木村 佐久穂町 軽井沢町 御代田町 立科町 長和町 富士見町 原村 辰野町 箕輪町 南箕輪村 宮田村 阿智村 ( 旧浪合村に限る ) 平谷村 下條村 上松町 木祖村 木曽町 波田町 山形村 朝日村 池田町 松川村 白馬村 小谷村 小布施町 高山村 山ノ内町 木島平村 野沢温泉村 信濃町 飯綱町岐阜県高山市 飛騨市 ( 旧古川町 旧河合村に限る ) 白川村 3 過去は断熱地域区分が Ⅳ 地域 であったが 現在では Ⅲ 地域 となっている地域埼玉県秩父市 ( 旧大滝村に限る ) 小鹿野町( 旧両神村に限る ) 東京都奥多摩町愛知県豊田市 ( 旧稲武町に限る ) 兵庫県養父市 ( 旧関宮町に限る ) 香美町( 旧香住町を除く ) 奈良県奈良市 ( 旧都祁村に限る ) 五條市( 旧大塔村に限る ) 生駒市 宇陀市( 旧室生村に限る ) 平群町 野迫川村和歌山県かつらぎ町 ( 旧花園村に限る ) 高野町鳥取県倉吉市 ( 旧関金町に限る ) 若桜町 日南町 日野町 江府町島根県奥出雲町 飯南町 美郷町 ( 旧大和村に限る ) 邑南町( 旧石見町を除く ) 岡山県津山市 ( 旧阿波村に限る ) 高梁市( 旧備中町に限る ) 新見市 真庭市( 旧落合町 旧久世町を除く ) 新庄村 鏡野町( 旧鏡野町を除く ) 広島県府中市 ( 旧上下町に限る ) 三次市( 旧三次市 旧三和町を除く ) 庄原市 廿日市市 ( 旧佐伯町 旧吉和村に限る ) 安芸高田市( 旧八千代町 旧美土理町 旧高宮町に限る ) 安芸太田町( 旧加計町を除く ) 北広島町( 旧豊平町を除く ) 世羅町( 旧世羅西町を除く ) 神石高原町徳島県三好市 ( 旧東祖谷山村に限る ) 高知県いの町 ( 旧本川村に限る ) 4 過去は断熱地域区分が Ⅴ 地域 であったが 現在では Ⅳ 地域 となっている地域宮崎県都城市 ( 旧山之口町 旧高城町を除く ) 延岡市( 旧北方町に限る ) 小林市

21 えびの市 高原町 西米良村 諸塚村 椎葉村 美郷町 高千穂町 日之影町 五ヶ瀬町鹿児島県大口市 曽於市 霧島市 ( 旧横川町 旧牧園町 旧霧島町に限る ) さつま町 菱刈町 湧水町 備考イ上に掲げる区域は平成 18 年 4 月 1 日における行政区画によって表示されたものとする ロ括弧内に記載する区域は平成 13 年 8 月 1 日における旧行政区画によって表示されたものとする (3) 設計図書の確認設計図書がある場合は 断面詳細図 矩計図等から 天井等 壁 床等の各部位の仕様等を確認の上 改修前の住宅が相当する省エネ対策等級を確認するものとする なお 施工されている断熱材の厚さに基づいて改修前の住宅の省エネ性能 ( 等級 2 相当 等級 3 相当 ) を確認するにあたっては 表 4-11 表 4-12 に示す 断熱材の厚さの早見表 ( 等級 3 用 等級 2 用 ) を参考にすることができる (4) 現地調査による確認 (1) から (3) によって確認することができない場合は 現地調査により 改修前の住宅の天井等 壁及び床等 ( 地域の区分がⅤ 地域又はⅥ 地域である場合にあっては天井等のみ ) における断熱材の施工について スイッチ コンセント等目視しやすい所を各部位ごとに1 箇所ずつ ( 外壁にあっては異なる方位について2 箇所 ) 確認し 確認した箇所の全てにおいて断熱材の施工が認められる場合は その厚さにかかわらず等級 2 その他の場合は等級 1とする なお 現地調査によって明確に厚さが判定できる場合にあっては 表 4-11 表 4-12 に示す 断熱材の厚さの早見表 ( 等級 3 用 等級 2 用 ) に基づき 施工されている断熱材の厚さに基づいて改修前の住宅の省エネ性能 ( 等級 3 相当 等級 2 相当 ) を確認する

22 2.2 固定資産税額の減額措置の対象となる省エネ改修工事の要件省エネ改修工事を行い 当該工事について住宅ローンを用いた場合には 所得税額の特別控除が適用されるが 固定資産税額の減額措置も併用することができる 住宅ローンを利用していない場合には 所得税額の特別控除は適用されないが 固定資産税額の減額措置を受けることは可能である また 固定資産税額の減額措置の対象となる工事要件は 所得税額の特別控除の要件よりシンプルなものであることから 住宅ローン減税の対象にはならない場合でも 固定資産税額の減額措置を受けることができる場合も十分に考えられる 固定資産税額の減額措置の対象となる省エネ改修工事の要件は 次の告示において規定されている 告示 : 地方税法施行令附則第十二条第三十六項の規定に基づき 国土交通大臣が総務大臣と協議 して定める改修工事を定める告示 ( 平成 20 年 4 月 30 日国土交通省告示第 515 号 ) この告示においては 新築住宅においては普及しつつある現行の省エネ基準に適合していない既存住宅について 省エネ改修工事を実施することによって 省エネ性能を向上させるための工事要件が定められており その概要は次のとおりである 固定資産税額の減額措置の対象となる省エネ改修工事の要件 1 窓 ( 所得税と異なり 居室の全て との要件はない ) 又は1と併せて行う2 天井 屋根 3 壁 4 床の 1 つ以上に該当する改修工事で 改修を行う各部位がいずれも現行の省エネ基準以上の省エネ性能となること ( 工事費用が 30 万円以上 ) 上記の要件に該当する工事内容を具体的に示すと 以下のとおりである (1)Ⅰ 地域及びⅡ 地域 1の工事については 表 の記号 bと同等以上の性能を有することとなる改修工事であること 2から4の工事については 表 4-1 の基準値以下又は表 4-2 の基準値以上となる改修工事であること (2)Ⅲ 地域 1の工事については 表 の記号 dと同等以上の性能を有することとなる改修工事であること 2から4の工事については 表 4-1 の基準値以下又は表 4-2 の基準値以上となる改修工事であること (3)Ⅳ 地域及びⅤ 地域 1の工事については 表 の記号 fと同等以上の性能を有することとなる改修工事であること 2から4の工事については 表 4-1 の基準値以下又は表 4-2 の基準値以上となる改修工事であること (4)Ⅵ 地域 1の工事については 改修を行う窓が面する方位が真北 ±30 度の方位である場合は 表

23 3-1-1 の記号 hと同等以上の それ以外の方位である場合は 表 の記号 iと同等以上の性能を有することとなる改修工事であること 2から4の工事については 表 4-1 の基準値以下又は表 4-2 の基準値以上となる改修工事であること なお 各部位において改修を行う部分については 2-1 の 1(ⅰ) に掲げる部分を参照のこと ただし 所得税と異なり それぞれの部位の対象部分のすべてについて省エネ改修工事を行わなくてもよく 省エネ改修工事の費用が 30 万円以上であれば 減額措置の対象となる

24 3 章窓の改修工事 住宅の暖冷房エネルギーの低減 住空間の熱的快適性の向上に 窓の断熱 遮熱性能の向上が果たす役割は大きい このことから 住宅の省エネ改修促進税制の適用を受ける場合は 必ず居室の窓の省エネ改修を行うことが義務付けられている 改修後の窓の性能は 暖冷房エネルギーの低減が求められるⅠ~Ⅴ 地域では窓の熱貫流率 K [W/( m2 K)] 冷房エネルギーの低減が求められるⅥ 地域ではガラスの日射遮蔽性能 ( 日射侵入率 :ηで規定される) で規定している 本章では Ⅰ~Ⅴ 地域とⅥ 地域に分け 改修後の住宅性能水準 ( エネルギーの使用の合理化に資する工事 若しくは エネルギーの使用の合理化に著しく資する工事 ) に応じて 要求される居室の窓の性能と代表的な仕様を説明する 3-1 改修後の窓に求められる性能改修後の窓に求められる熱貫流率 K 若しくは日射侵入率 ηは 次表 を参照されたい Ⅰ~Ⅴ 地域では 改修後の窓の熱貫流率 K は と 4.65 [W/( m2 K) ] 以下の計 6 種 固定資産税の減額措置にあっては [W/( m2 K)] 以下の計 3 種に分かれる またⅥ 地域においては 北 ±30 の範囲とそれ以外の範囲でそれぞれ日射侵入率 ηが規定される

25 表 性能別窓仕様一覧表 記号 熱貫流率 K W/(m 2 K) 建具 代表的窓の仕様ガラス [as: 空気層又は中空層 数字は厚さ (mm)] 3 章の解説項 a 1.90 二重サッシ ( 建具の一方が木製又はプラスチック製 ) 単板ガラス+ 低放射複層ガラス [as6] 3-1(1) 一重サッシ ( 木製又はプラスチック製 ) 低放射複層ガラス ( ガス入り )[as12] b 2.33 三重サッシ ( 材質は問わない ) 単板ガラス+ 単板ガラス+ 単板ガラス 二重サッシ ( 材質は問わない ) 単板ガラス+ 低放射複層ガラス [as12] 二重サッシ ( 建具の一方が木製又はプラスチック製 ) 単板ガラス+ 普通複層ガラス [as12] 3-1(2) 低放射複層ガラス [as12] 一重サッシ ( 木製又はプラスチック製 ) 三層ガラス [as12+as12] 一重サッシ ( 金属製とプラスチック製 ( 若しくは木製 ) 低放射複層ガラス [as12] の複合構造 ) 三層ガラス [as12+as12] c 2.91 二重サッシ ( 建具の一方が木製又はプラスチック製 ) 単板ガラス+ 単板ガラス一重サッシ ( 木製又はプラスチック製 ) 普通複層ガラス [as12] 3-1(3) 一重サッシ ( 金属製熱遮断構造 ) 低放射複層ガラス [as12] d 3.49 二重サッシ ( 枠中間部熱遮断構造 ) 単板ガラス+ 単板ガラス 二重サッシ ( 材質は問わない ) 単板ガラス+ 複層ガラス [as6] 一重サッシ ( 木製又はプラスチック製 ) 普通複層ガラス [as6] 普通複層ガラス [as12] 一重サッシ ( 金属製とプラスチック製 ( 若しくは木製 ) 3-1(4) 単板ガラス+ 単板ガラス [ 中間空気層 12] の複合構造 ) 低放射複層ガラス [as6] 普通複層ガラス [as12] 一重サッシ ( 金属製熱遮断構造 ) 単板ガラス+ 単板ガラス [ 中間空気層 12] 低放射複層ガラス [as6] e 4.07 一重サッシ ( 金属製とプラスチック製 ( 若しくは木製 ) の複合構造 ) 普通複層ガラス [as6] 一重サッシ ( 金属製熱遮断構造 ) 一重サッシ ( 材質は問わない ) 普通複層ガラス [as6] 低放射複層ガラス [as6] 普通複層ガラス [as12] 3-1(5) 単板ガラス+ 単板ガラス [ 中間空気層 12] f 4.65 二重サッシ ( 材質は問わない ) 単板ガラス+ 単板ガラス 3-1(6) 普通複層ガラス [as6] 一重サッシ ( 材質は問わない ) 単板ガラス+ 単板ガラス [ 中間空気層 6] g 6.51 一重サッシ ( 材質は問わない ) 単板ガラス h 日射侵入遮熱複層ガラス [as6] 問わない率 0.6 熱線反射ガラス2 種 3-1(7) i 日射侵入遮熱複層ガラス [as6] 問わない率 0.4 熱線反射ガラス3 種 遮熱複層ガラス [as6] は 使用するガラスによって日射侵入率が異なるため 選定には注意が必要である ( 仕様について は P27 に記述 )

26 現在 一般的な窓の省エネ改修方法は 大別すると以下の 3 手法に大別される ( 図 3-1) 1 既存サッシの内側に 新たにサッシを新設する方法 : 方法 (a) 2 既存サッシを撤去し 新たにサッシを新設する方法 : 方法 (b) 3 既存サッシ枠を利用して 複層ガラスなど高断熱化に寄与するガラスを設置する方法 : 方法 (c) ガラス 内窓新設サッシ サッシ新設 ( 既存枠撤去 ) サッシ新設 ( 既存枠利用 ) ガラス多層化 ( 専用部材使用 ) 方法 (a) 既存サッシ内側に 方法 (b) 既存サッシを取り除き 方法 (c) 既存サッシを利用して サッシを新設する方法 新たなサッシを更新する方法 ガラスを多層化する方法 図 3-1 窓の改修方法 以下では 図 3-1 に示した改修方法毎に該当する代表的仕様を説明する (1) 熱貫流率 K=1.90[W/( m2 K) ] 以下の仕様熱貫流率 K=1.90 以下を満たす窓の代表的仕様としては 以下の 2 種が挙げられる ( 図 3-2) 1 既存サッシの内側に 新たにサッシを新設する方法 : 方法 (a) 既存一重サッシ( 金属枠の単板ガラス ) の室内側に 樹脂製あるいは木製枠 ( 以下 樹脂製同等以上の枠 という ) に低放射複層ガラス ( 空気層 6mm) の内窓を新設する 2 既存サッシを更新する方法 : 方法 (b) 既存サッシを取り除き 樹脂製同等以上の枠で空気層にアルゴンガスなどを封入した低放射複層ガラス ( 空気層 12mm) 入りの建具を新設する

27 既存サッシ 新設サッシ枠 : 樹脂製同等以上の枠材ガラス : 低放射複層ガラス ( 空気層 6mm) 新設サッシ枠 : 樹脂製同等以上の枠材ガラス : ガス入り低放射複層ガラス ( 空気層 12mm) 方法 (a) 既存サッシの内側にサッシを新設方法 (b) サッシの更新図 3-2 熱貫流率 K=1.90[W/( m2 K)] 以下の仕様 (2) 熱貫流率 K=2.33 [W/( m2 K) ] 以下の仕様熱貫流率 K=2.33 以下で 1.90 を超える窓の代表的仕様としては 以下の2 種が挙げられる ( 図 3-3) 1 既存サッシの内側に 新たにサッシを新設する方法 : 方法 (a) 既存一重サッシ( 金属枠の単板ガラス ) の室内側に 樹脂製同等以上の枠に複層ガラス ( 空気層 12mm) の内窓を新設する 既存一重サッシ( 金属枠の単板ガラス ) の室内側に 低放射複層ガラス ( 空気層 12m m) の建具を新設する ただし内窓のサッシ枠の材質は問わない 2 既存サッシを更新する方法 : 方法 (b) 既存サッシを取り除き 樹脂製同等以上の枠で低放射複層ガラス( 空気層 12mm) 入りの建具を新設する 既存サッシを取り除き 複合構造の枠( 金属製と樹脂製若しくは木製 ) で低放射複層ガラス ( 空気層 12mm) 入りの建具を新設する 既存サッシ 新設サッシ a 枠 : 樹脂製同等以上の枠材ガラス : 複層ガラス ( 空気層 12mm) 新設サッシ b 枠 : 材質は問わないガラス : 低放射複層ガラス ( 空気層 12mm) 新設サッシ a 枠 : 樹脂製同等以上の枠材ガラス : 低放射複層ガラス ( 空気層 12mm) 新設サッシ b 枠 : 複合構造の枠材ガラス : 低放射複層ガラス ( 空気層 12mm) 方法 (a) 既存サッシの内側にサッシを新設 図 3-3 熱貫流率 K=2.33 [W/( m2 K)] 以下の仕様 方法 (b) サッシの更新

28 (3) 熱貫流率 K=2.91[W/( m2 K) ] 以下の仕様熱貫流率 K=2.91 以下で 2.33 を超える窓の代表的仕様としては 以下の2 種が挙げられる ( 図 3-4) 1 既存サッシの内側に 新たにサッシを新設する方法 : 方法 (a) 既存一重サッシ( 金属枠の単板ガラス ) の室内側に 樹脂製同等以上の枠に単板ガラスの内窓を新設する 2 既存サッシを更新する方法 : 方法 (b) 既存サッシを取り除き 樹脂製同等以上の枠で複層ガラス( 空気層 12mm) 入りの建具を新設する 既存サッシを取り除き 金属製熱遮断構造の枠で低放射複層ガラス( 空気層 12mm) 入りの建具を新設する 既存サッシ 新設サッシ枠 : 樹脂製同等以上の枠材ガラス : 単板ガラス 新設サッシ a 枠 : 樹脂製同等以上の枠材ガラス : 複層ガラス ( 空気層 12mm) 新設サッシ b 枠 : 熱遮断構造の枠材ガラス : 低放射複層ガラス ( 空気層 12mm) 方法 (a) 既存サッシの内側にサッシを新設方法 (b) サッシの更新図 3-4 熱貫流率 K=2.91[W/( m2 K)] 以下の仕様 (4) 熱貫流率 K=3.49[W/( m2 K) ] 以下の仕様熱貫流率 K=3.49 以下で 2.91 を超える窓の代表的仕様としては 以下の2 種が挙げられる ( 図 3-5) 1 既存サッシの内側に 新たにサッシを新設する方法 : 方法 (a) 既存一重サッシ( 金属枠の単板ガラス ) の室内側に 熱遮断構造若しくは樹脂製同等以上の枠に単板ガラスの内窓を新設する 既存一重サッシ( 金属枠の単板ガラス ) の室内側に 複層ガラス ( 空気層 6mm) の建具を新設する ただし内窓のサッシ枠の材質は問わない 2 既存サッシを更新する方法 : 方法 (b) 既存サッシを取り除き 熱遮断構造若しくは複合構造の枠( 金属製と樹脂製若しくは木製 ) の枠で複層ガラス ( 空気層 12mm) 入りの建具を新設する 既存サッシを取り除き 熱遮断構造若しくは複合構造の枠( 金属製と樹脂製若しくは木製 ) の枠で低放射複層ガラス ( 空気層 6mm) 入りの建具を新設する

29 既存サッシ 新設サッシ a 枠 : 樹脂製同等以上の枠材ガラス : 単板ガラス 新設サッシ b 枠 : 材質は問わないガラス : 複層ガラス ( 空気層 6mm) 新設サッシ a 枠 : 熱遮断構造同等以上の枠材ガラス : 複層ガラス ( 空気層 12mm) 新設サッシ b 枠 : 熱遮断構造同等以上の枠材ガラス : 低放射複層ガラス ( 空気層 6mm) 方法 (a) 既存サッシの内側にサッシを新設 方法 (b) サッシの更新 図 3-5 熱貫流率 K=3.49[W/( m2 K)] 以下の仕様 (5) 熱貫流率 K=4.07[W/( m2 K) ] 以下の仕様熱貫流率 K=4.07 以下で 3.49 を超える窓の代表的仕様としては 以下の2 種が挙げられる ( 図 3-6) 1 既存サッシの内側に 新たにサッシを新設する方法 : 方法 (a) (4)K=3.49[W/ m2 K] 以下の仕様による 2 既存サッシを更新する方法 : 方法 (b) 既存サッシを取り除き 熱遮断構造若しくは複合構造の枠( 金属製と樹脂製若しくは木製 ) の枠で複層ガラス ( 空気層 6mm) 入りの建具を新設する 既存サッシを取り除き 低放射複層ガラス( 空気層 6mm) 入りの建具を新設する ただしサッシ枠の材質は問わない 既存サッシ 新設サッシ a 枠 : 樹脂製同等以上の枠材ガラス : 単板ガラス 新設サッシ b 枠 : 材質問わないガラス : 複層ガラス ( 空気層 6mm) 新設サッシ a 枠 : 熱遮断構造同等以上の枠材ガラス : 複層ガラス ( 空気層 6mm) 新設サッシ b 枠 : 材質問わないガラス : 低放射複層ガラス ( 空気層 6mm) 方法 (a) 既存サッシの内側にサッシを新設方法 (b) サッシの更新図 3-6 熱貫流率 K=4.07[W/( m2 K)] 以下の仕様

30 (6) 熱貫流率 K=4.65[W/( m2 K) ] 以下の仕様熱貫流率 K=4.65 以下で 4.07 を超える窓の代表的仕様としては 以下の3 種が挙げられる ( 図 3-7) 1 既存サッシの内側に 新たにサッシを新設する方法 : 方法 (a) 既存サッシの室内側に 単板ガラスを新設する ただし 新設するサッシ枠の材質は問わない 2 既存サッシを更新する方法 : 方法 (b) 既存サッシを取り除き 複層ガラス( 空気層 6mm) 入りの建具を新設する ただし サッシ枠の材質は問わない 3 既存サッシ枠を利用して ガラスを多層化する方法 : 方法 (c) 既存ガラスを取り外しサッシ枠を利用して 複層ガラス( 空気層 6mm) を設置する 既存サッシ枠 専用部材 既存サッシ 新設サッシ枠 : 材質は問わないガラス : 単板ガラス 新設サッシ枠 : 材質は問わないガラス : 複層ガラス ( 空気層 6mm) ガラスの多層化 方法 (a) 既存サッシの内側に 方法 (b) サッシの更新 方法 (c) 既存サッシ枠を利用して サッシを新設 ガラスを多層化する方法 図 3-7 熱貫流率 K=4.65[W/( m2 K)] 以下の仕様 (7)Ⅵ 地域 Ⅵ 地域は 前述したように冷房エネルギーの削減 夏期室内環境の改善を主目的とするため 日射遮蔽性能に優れたガラスを用いる必要がある 基準値は 窓が設置される方位に応じて規定されており その代表的な仕様は以下の通りである なお サッシ枠の材質は問わないこととする 1 真北 ±30 の方位居室の窓の日射侵入率 η=0.6 以下を満たす代表的なガラス仕様 ( ガラス単体の日射侵入率 η=0.66 以下 ) として次の 2 種類が挙げられる 遮熱複層ガラス ( 空気層 6mm) ガラス部分に低放射ガラスを用いたもの 熱線反射ガラス 2 種 2 それ以外の方位居室の窓の日射侵入率 η=0.4 以下を満たすに該当する代表的なガラス仕様 ( ガラス単体の日射侵入率 η=0.43 以下 ) として次の 2 種類が挙げられる 遮熱複層ガラス ( 空気層 6mm) ガラス部分に熱線吸収ガラスを用いたもの 熱線反射ガラス 3 種

31 3-2 改修時の施工上の注意点窓の省エネ改修に際しては 以下の点に留意し 設計 施工することが望まれる (1) 防水性の確保サッシを撤去 更新する場合は 既存外壁と更新したサッシの取合い部分の防水工事に不備が生じ 雨水等の漏水が発生するケースが少なくない 従って 更新したサッシ枠と既存外壁との取合い部の防水性確保に最大限留意する必要がある (2) サッシの変形防止窓の省エネ改修は サッシの新設やガラスの多層化が伴うため 改修前に比べ 窓の周囲の下地にかかる荷重が増す 既存窓下地材の強度が不足している場合は サッシが変形して建具の開閉に支障が生じるほか 気密性低下 ガラスの破損 サッシと既存外壁部のシールが切れることによる外部漏水などの問題が生じる場合もある 従って改修時には 開口部周辺の既存下地が十分な強度を有しているか 設計図書あるいは現場で事前に確認し 必要に応じて下地の補強を行う必要がある

32 4 章躯体の改修工事 4-1 断熱性能と仕様省エネ改修を行う天井 床等は 住宅の種類 ( 構造 ) 断熱材の施工方法 部位及び地域に応じて 表 4-1 又は表 4-2 の基準値に適合する断熱仕様とする 表 4-1 の 熱貫流率 により断熱仕様を定める場合は 記載の数値以下となるように断熱材の厚さ等を定めること 表 4-2 の 断熱材の熱抵抗値 により断熱仕様を定める場合は 記載の数値以上となるように断熱材の厚さ等を定めること 熱貫流率及び断熱材の熱抵抗値の算出方法は 4-7 項の関連資料を参照のこと なお 表 4-4 表 4-6 表 4-8 には表 4-2 の 断熱材の熱抵抗値 より算出した断熱材の厚さの一覧表を掲載しているので それに基づいて断熱材の種類 厚さを定めてもよい 注意 発泡プラスチック保温材 (JIS A R) を用いる場合は B 種を 建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム (JIS A ) を用いる場合は B 種を その他の場合は発泡剤としてフロン類 ( 特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律 ( 平成 13 年法律第 64 号 ) 第 2 条第 1 項に規定するフロン類をいう ) を用いた断熱材を用いないことに留意する 表 4-1 熱貫流率で断熱仕様を定める場合の基準値 住宅の種類 断熱材の 部位 施工法 鉄筋コンクリート造等の住宅 内断熱工法 外断熱工法 熱貫流率の基準値 ( 単位 1ワット / 平方メートル 度 ) 地域の区分 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ 屋根又は天井 壁 床 外気に接 する部分 その他の 部分 土間床等の外 外気に接する部分 周 その他の 部分 屋根又は天井 壁 床 外気に接 する部分 土間床等の外周 その他の部分外気に接する部分その他の部分

33 その他の住宅 屋根又は天井 壁 床 外気に接 する部分 その他の 部分 土間床等の外 外気に接する部分 周 その他の 部分 表 4-2 断熱材の熱抵抗値で断熱仕様を定める場合の基準値 住宅の種類 断熱材の施工法 部位 断熱材の熱抵抗の基準値 ( 単位 1ワットにつき平方メートル 度 ) 地域の区分 鉄筋コンクリート造等の住宅 木造の住宅 内断熱工法 外断熱工法 充填断熱工法 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ 屋根又は天井 壁 床 外気に接 する部分 その他の 部分 土間床等の外 外気に接する部分 周部 その他の 部分 屋根又は天井 壁 床 外気に接 する部分 土間床等の外周部 その他の部分外気に接する部分 その他の 部分 屋根 屋根又は天井 天井 壁 床 外気に接 する部分 その他の 部分 土間床等の外 外気に接する部分 周部 その他の 部分

34 枠組壁工法の住宅 木造, 枠組壁工法又は鉄骨造の住宅 充填断熱工法 外張断熱工法 屋根又 屋根 は天井 天井 壁 床 外気に接 する部分 その他の 部分 土間床等の外 外気に接する部分 周部 その他の 部分 屋根又は天井 壁 床 外気に接 する部分 その他の 部分 外気に接 する部分 土間床等の外周部 その他の部分

35 4-2 天井 屋根の省エネ改修 天井 屋根における省エネ改修は 天井面で改修する方法と屋根面で改修する方法がある 天井面で改修する方法には 既存天井材の上面に断熱材を敷込む 敷込断熱工法 と専用マシン.. によりばら状断熱材を吹き込む 吹込断熱工法 及び既存天井材若しくは野縁に下側から板状断熱材を張付ける 張付断熱工法 がある 屋根面で改修する方法には 既存屋根材 ( 鉄板瓦棒葺きなどの場合 ) 野地板の上面に板状断熱材を張付ける 外張断熱工法 と 垂木間に断熱材を充填する 充填断熱工法 及び現場発泡断熱材を野板下面から吹付ける 吹付断熱工法 がある 屋根断熱の場合は必要断熱厚さが約 100 ミリから 200 ミリの断熱厚さとなることから 施工厚さの確保が困難な場合があるため設計時に十分検討すること その他 各断熱工法の概要と留意事項を表 4-3 に整理したので 参照されたい 断熱材の厚さは 住宅の種類 ( 構造 ) 断熱材の施工方法 部位及び地域に応じて 表 4-1 表 4-2 の基準値に適合する断熱仕様とするか 表 4-4 に基づいて断熱材の種類毎の必要厚さを確認した上で決定する なお 小屋裏換気がある場合において行う天井断熱に屋根断熱を加えることは出来ない 天井吹込断熱工 法 : ばら状断熱 材の吹込み状況 天井吹込断熱 工法 : 吹込み 施工後の状態 天井敷込断熱工法 : マット状繊維断熱材を敷き込んだ状態 屋根吹付断熱工法 : 屋根野地板への現場発泡断熱材吹付け状況 注 ) ノンフロン品を使用のこと 天井敷込断熱工法 : 既存天井断熱材の上に新規断熱材を敷設する場合は 既存断熱材の施工状況 結露発生の痕跡などを確認の上 既存断熱材をそのまま継続使用できることを確認すること 図 4-1 断熱施工写真 ( 天井 屋根 )

36 表 4-3 天井 屋根断熱改修工法の概要と留意事項 天井断熱 屋根断熱 敷込断熱工法吹込断熱工法 張付断熱工法 外張断熱工法 充填断熱工法吹付断熱工法 使用断熱材工法概要留意点 マット状若しくはバ板状のプラスチックット状 ばら状の繊維系断熱材の使用が一系断熱材の使用が一般的 般的 既存天井材の上面に既存天井材若しくは断熱材を敷込む若し野縁に下側より張上くは吹込み専用マシげる ンを用いて敷設する 敷込断熱工法の場合 断熱厚さ+ 天井仕上は 吊木 野縁廻りにげ分 天井高さが低く隙間が生じないようなるため 設計時に注に注意すること 意が必要 吹込工法の場合は 均一な高さになるように施工すること また 天井材隙間から断熱材がこぼれないようにシートを敷設するなどする 小屋裏換気を十分に確保すること 天井と外壁 間仕切壁との取合い部の壁上部には 通気止めを設置すること 4-5 参照 板状のプラスチックマット状若しくはバ系断熱材の使用が一ット状繊維系断熱材 般的 板状プラスチック系断熱材 及び現場発泡断熱材の使用が一般的 既存屋根材を撤去し垂木 母屋間に断熱材て野地板の上面に施を充填若しくは野地工する場合は 新築時板下面から現場発泡と同様の方法となる 断熱材を吹付ける 鉄板瓦棒葺きなど一部の屋根葺き材の場合は 既存屋根材の上面に断熱することも可能 断熱材が 100 ミリ 野地板と断熱材の間以上となることから に通気層 ( 約 30 ミリ新たに設ける屋根下以上 ) のためのスペー地等は既存垂木などスを確保すること に強固に固定するな 棟部に通気層の排出ど耐風圧強度に注意孔を設置する場合は すること 防水措置に十分注意すること 繊維系断熱材を充填する場合は 断熱材の工程方法に注意して 断熱材が垂れ下がらないようにすること 小屋裏換気口は塞ぐ 通気層を設置すること

37 表 4-4 天井 屋根断熱改修工法における必要断熱材厚さ 住宅の種類 断熱部位 断熱工法 断熱材の種類断熱材の必要厚さ (mm) ( 表 4-9 参照 ) Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ 木造の住宅 天井 充填断熱工法 A 枠組壁工法 A の住宅 B 又は鉄骨造 C の住宅 D E F 屋根 外張断熱工法 A A B C D E F 充填断熱工法 A A B C D E F 鉄筋コンク 屋根 内断熱工法 A リート造等 A の住宅 B C D E F 外断熱工法 A A B C D E F 鉄骨造の住宅は外張断熱工法に限る

38 4-3 床 基礎の省エネ改修 床 基礎における省エネ改修は 床面で改修する方法と床下空間を熱的に室内として扱う基礎断熱工法がある ( 表 4-5 参照 ) 床面で改修する方法には 既存床材をそのままとして床下にて断熱施工する方法と既存床の上面で断熱施工する方法がある 床下で施工する場合は 狭小な空間での作業になるため 断熱材の搬入 床下内での作業手順など事前の計画が重要である また 吹付断熱を床下内で行う場合には 酸欠対策など施工安全性に十分注意する必要がある 基礎部で断熱する場合は 床下空間を室内同等の温度環境とみなすため 床下換気口は塞ぐ必要がある そのため 床下空間内部での湿度管理上 地盤からの水蒸気侵入に対する措置として地盤防湿を適確に行うこと その他 各断熱工法の概要と留意事項を表 4-5 に整理したので 参照されたい 断熱材の厚さは 住宅の種類 ( 構造 ) 断熱材の施工方法 部位及び地域に応じて 表 4-1 表 4-2 の基準値に適合する断熱仕様とするか 表 4-6 に基づいて断熱材の種類毎の必要厚さを確認した上で決定する 床充填断熱工 床充填断熱工法 法 ( 床下施工 ): 床下での断熱材施工状況 押さえ 断熱材 ( 床下施工 ): 断熱材施工後の状態 押さえ材により断熱材の垂れ下がり を防止している 床充填断熱工 床充填断熱工 法 ( 床上施工 ): 法 ( 床上施工 ): 既存床板の上 床板新規根太 に新規根太を 間に断熱材を 施工した状態 充填した状態 床吹付断熱工法 基礎外張断熱工 ( 床下施工 ): 床下 法 : 既存基礎の において現場発 外側に断熱材を 泡断熱材を吹付 張付けている状 けた状態 施工 況 安全性に注意す ること 図 4-2 断熱施工写真 ( 床 基礎 )

39 表 4-5 床 基礎断熱改修工法の概要と留意事項床断熱充填断熱工法 ( 床下施工 ) 充填断熱工法 ( 床上施工 ) 吹付断熱工法 ( 床下施工 ) 基礎断熱外張断熱工法 使用断熱材工法概要留意点 マット状も若しくはバット状板状のプラスチック系断熱材の繊維系断熱材が一般的 現の使用が一般的 場発泡断熱材の使用も可能 既存床材はそのままとし 床既存床材の上面に根太 ( 床材下に潜り込んで断熱材を根太下地 ) を設置し その間に断間 大引間に充填した後 受熱材を充填する け材を設置して断熱材を固定する 既存床材を撤去する場合は 新築時と同様の方法で施工する 充填断熱工法の場合 断熱 室内ドア 掃き出し窓との材の落下防止 垂れ下がり防納まりに留意すること 止のため 押さえ材などで断 天井高さが低くなることに熱材を固定すること 留意すること 断熱材と根太 大引との間に隙間が生じないようにすること 床下換気を十分に確保すること 床下地盤面の防湿措置を行うこと 床と外壁 間仕切壁との取合い部の壁下部には 通気止めを設置すること 板状のプラスチック系断熱材の使用が一般的 基礎の外側に断熱材を接着剤 コンクリート釘等により固定し モルタル若しくは乾式外装材にて仕上げる 白蟻発生の恐れのある地域では 基礎内側に断熱材を設けるなど防蟻対策を施すこと

40 表 4-6 床 基礎断熱改修工法における必要断熱材厚さ 住宅の種類 断熱部位 断熱工法 断熱材の種類 断熱材の必要厚さ (mm) ( 表 4-9 参照 ) Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ 木造の住宅 床 充填断熱工法 A A B C D E F 枠組壁工法 充填断熱工法 A の住宅 A B C D E F 鉄筋コンク 内断熱工法 A リート造等 A の住宅 B C D E F 木造の住宅 土間床等 A 枠組壁工法 の外周部 A の住宅 ( 外気に接 B 又は鉄骨造 する部分 ) C の住宅 D E F 鉄筋コンク A リート造等 A の住宅 B C D E F 木造の住宅 土間床等 A 枠組壁工法 の外周部 A の住宅 ( その他の B 又は鉄骨造 部分 ) C の住宅 D E F 鉄筋コンク A リート造等 A の住宅 B C D E F

41 4-4 外壁の省エネ改修 外壁における省エネ改修は 壁内に断熱材を充填若しくは吹込む方法と壁の外側に断熱材を張付ける方法がある 壁内に断熱材を施工する 充填断熱工法 及び 吹込断熱工法 は 壁内外の仕上げ材 下地材を撤去する場合は新築同様の方法で施工可能であるが 内装若しくは外装を残した状態での改修の場合は 防湿層の適切な施工が困難なことが多い 特に 寒冷地の場合 また耐震改修などによって壁の外側に構造用合板など湿気を通しにくい材料がある場合においては 内部結露発生の恐れがあるため 十分な検討を要する 外張断熱工法とする場合は 断熱材 外装材の固定方法に留意する その他 各断熱工法の概要と留意事項を表 4-7 に整理したので 参照されたい 断熱材の厚さは 住宅の種類 ( 構造 ) 断熱材の施工方法 部位及び地域に応じて 表 4-1 表 4-2 の基準値に適合する断熱仕様とするか 表 4-8 に基づいて断熱材の種類毎の必要厚さを確認した上で決定する なお 2 階床がはね出している外気に接する床がある場合は 外壁の断省エネ改修と同時に断熱化することが望ましく その断熱厚さは 外気に接する床の欄の数値に基づいて決定する 充填断熱工法 : 内装材を撤去して断熱材を壁内に充填施工した例 外張断熱工法 : 外装材を撤去して断熱材を外張施工した例既存外壁材 ( モルタル ) 外張断熱工法 : 既存外装材の上に断熱材を張付け 通気層を設けて外装仕上げを行う例 図 4-3 断熱施工写真 ( 外壁 )

42 充填断熱工法吹込断熱工法外張断熱工法使用断熱材マット状の繊維系断熱材が一般的 板状プラスチック系断熱材の使用も可能 吹込断熱工法には ばら状の繊維系断熱材を用いる 板状のプラスチック系断熱材の使用が一般的 工法概要 外装を撤去して外側から断熱材を充填する場合は 防湿層施工に留意するとともに 外気側には通気層を設置する 内装を撤去して室内側から断熱材を充填する場合は 防湿施工を適切に行いやすいが 通気層の設置が困難なことが多い 吹込断熱工法は 内外装材を撤去せずにばら状断熱材注入施工できる ただし 防湿層 通気層を適切に施工することが困難な場合がある 既存の外装材を撤去する場合は 新築時と同様の方法で施工する 既存の外装がモルタル仕上げなどの場合は 外装材を撤去せずに断熱材 外装下地材を釘等で柱 間柱に固定する 充填断熱工法 吹込断熱工法ともに 防湿層 通気層の適切な施工が困難な場合は 内部結露発生の恐れがある 特に 寒冷地及び断熱材の外側に構造用合板など湿気を通しにくい材料がある場合は 内外装ともに撤去して新築同様の方法で施工するか 外張断熱工法とすることが望ましい 既存の外装材の上に直接断熱材を張付ける場合は 外装下地材を柱 間柱に適確に固定すること 留意点 防湿層 通気層の設置など 結露防止措置に留意すること 窓との取合い部など 額縁 サッシ枠廻りなどの調整をあらかじめ考慮しておくこと 表 4-7 外壁断熱改修工法の概要と留意事項

43 表 4-8 外壁断熱改修工法における必要断熱材厚さ その1: 外壁の断熱必要厚さ 住宅の種類 断熱部位 断熱工法 断熱材の種類断熱材の必要厚さ (mm) ( 表 4-9 参照 ) Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ 木造の住宅 外壁 充填断熱工法 A A B C D E F 枠組壁工法 充填断熱工法 A の住宅 A B C D E F 木造の住宅 外張断熱工法 A 枠組壁工法 A の住宅 B 又は鉄骨造 C の住宅 D E F 鉄筋コンク 内断熱工法 A リート造等 A の住宅 B C D E F 外断熱工法 A A B C D E F

44 その 2: 外気に接する床の断熱必要厚さ 住宅の種類断熱部位断熱工法 断熱材の種類断熱材の必要厚さ (mm) ( 表 4-9 参照 ) Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ 木造の住宅 外気に接 充填断熱工法 A する床 A B C D E F 枠組壁工法 充填断熱工法 A の住宅 A B C D E F 木造の住宅 外張断熱工法 A 枠組壁工法 A の住宅 B 又は鉄骨造 C の住宅 D E F 鉄筋コンク 内断熱工法 A リート造等 A の住宅 B C D E F 外断熱工法 A A B C D E F

45 4-5 通気止めの設置 ( 推奨事項 ) 通気止めの設置は工事の要件ではないが 床及び天井の省エネ改修時には 通気止めの設置も併せて行うことが望ましい 床下及び小屋裏空間が換気口により外気に通じている場合には 通気止めがないと冬期には床下の冷気が壁内 ( 外壁 間仕切壁 ) を通過して小屋裏に流れるため 外壁 間仕切壁の室内側表面温度が低下する また コンセントボックス廻り 壁と床の取合い部の隙間などから冷気が侵入することも考えられる そのため 通気止めの設置は 住宅全体の断熱性能を断熱設計通りの性能を発揮させるために必要な措置となる 通気止めの方法の一つとして 断熱材を封入したビニール袋で 内部を低圧にして断熱材を圧縮させたものを用意して 壁内上下に設置したのちカッターなどでビニールに穴を開け 壁内一杯に断熱材を膨張させる方法がある この方法は比較的作業性が良い 通気止めの効果としては 昭和 55 年省エネルギー基準 ( 等級 2) レベルの在来木造住宅に対する通気止め設置で 気密性能 ( 相当隙間面積 ) が 11.8cm 2 /m 2 から 5.63cm 2 /m 2 へと大幅に向上した例もあり 気密性能の向上にも効果的な場合がある 図 4-4 通気止めの設置箇所 壁上部の通気止め施工 : ビニール袋入り圧縮断熱材による施工 壁下部の通気止め施工 : 上は 通気止めのない状態 下は 通気止めを施工した状態 図 4-5 通気止めの施工写真

46 4-6 改修部位の結露防止対策 ( 推奨事項 ) 改修部位の結露防止対策は工事の要件ではないが 断熱施工する際には 結露防止対策にも注意する必要がある 特に 既存断熱材を残して新規断熱材を付加する場合には注意が必要である 基本的には 室内側ほど湿気を通しにくく ( 透湿抵抗を大きく ) して 外気側は湿気を通しやすく ( 透湿抵抗を小さく ) する ( 図 4-6 参照 ) 室内側の透湿抵抗を大きくするには防湿層を設け 外気側の透湿抵抗を小さくするには透湿性の材料 及び通気層を設置することが一般的な方法としてある ( 図 4-7 参照 ) 改修工事の場合は 新築時と異なって防湿層 通気層の設置が困難な場合があるため 設計時に結露対策を考慮して工法の検討を行う必要がある 図 4-6 結露防止のための基本壁体構成 図 4-7 結露防止対策を考慮した外壁の仕様例

47 4-7 関連資料 断熱材の熱抵抗値の求め方断熱材の熱抵抗値の求め方は 断熱材の厚さを 断熱材の熱伝導率で割ることにより求められる なお 計算に際して断熱材の厚さは メートル単位であることに注意すること R=d λ R : 熱抵抗値 [m 2 K/W] d : 厚さ [m] λ : 熱伝導率 [W/(m K)] 熱貫流率の求め方壁などは 面状の材料や空気層を重ね合わせてつくられており これらの材料や空気層を全て面状に拡がった層と考え さらに両側の表面に接する空気も 2 つの空気層と考え それら一つ一つの層における熱抵抗値から熱貫流率を求める 熱貫流率算出手順は以下の通りである (1) 各層の熱抵抗値を求める 1 材料の熱抵抗値上記 項の計算式を用いて求める 2 壁などの内部にある空気層下表の値を用いる なお 床裏若しくは外気に通じる小屋裏又は天井裏は 空気層とはみなさない 空気層の種類 空気層の厚さ Ra da[cm] [m 2 K/W] 工場生産で 2 未満 0.09 da 気密なもの 2 以上 0.18 上記以外 1 未満 0.09 da 1 以上 表面の熱抵抗部位と室内側 外気側の別により次表の値を用いる

48 部位 室内側表面外気側表面 [m 2 K/W] [m 2 K/W] 外気の場合外気以外の場合 屋根 ( 通気層 *) 天井 ( 小屋裏 ) 外壁 ( 通気層 *) 床 ( 床下 ) * 外装材の建物側に設ける湿気排出等のための 外気に開放された空気層 (2) 各層の熱抵抗値を総和し その逆数から熱貫流率を求める K=1 {Ri+Ro+Ra+Σ(dn λn)} K: 熱貫流率 [W/(m 2 K)] Ri: 室内側表面熱抵抗 [m 2 K/W] Ro: 外気側表面熱抵抗 [m 2 K/W] Ra: 空気層の熱抵抗 [m 2 K/W] dn:n 番目の層の材料厚さ [m] λn:n 番目の層の熱伝導率 [W/(m K)] 以上が基本的な熱貫流率の求め方であるが 熱橋 ( 断熱材を貫通する部材がある部分 ) を有する場合は 断面構造が断面位置によって異なるため 断面位置によって熱貫流率も異なる この場合は 異なる断面のそれぞれの熱貫流率を求め それらを面積加重平均して平均熱貫流率を求めなければならない さらに 断熱材を貫通する部材が熱を通しやすい鋼材 コンクリートなどの場合は 平均熱貫流率に熱橋の度合いに応じた係数で補正しなければならない 断熱材を貫通する部材が木材の場合は 平均熱貫流率を当該壁体等の熱貫流率としてよい 熱貫流率計算方法の詳細 鋼材 コンクリート等が断熱材を貫通する場合の計算方法については 住宅の省エネルギー基準の解説 (( 財 ) 建築環境 省エネルギー機構 ) を参照されたい [ 平均熱貫流率の計算式 ]( 異種断面が 2 種類の場合 ) KA={(S1 K1)+(S2 K2)} (S1+S2) KA: 平均熱貫流率 [W/(m 2 K)] K1: 断面 -1 の熱貫流率 S1: 断面 -1 の面積 K2: 断面 -2 の熱貫流率 S2: 断面 -2 の面積

49 4-7-3 各種材料の熱伝導率 各種材料の熱伝導率を表 4-9 及び表 4-10 に示す 表 4-9 断熱材の熱伝導率 断熱材区分 断熱材の種類 熱伝導率 [W/(m K)] A-1 吹込み用グラスウール ( 施工密度 13K 18K) タタミボード (15mm) A 級インシュレーションボード (9mm) シージングボード (9 mm ) A-2 住宅用グラスウール断熱材 10K 相当 吹込み用ロックウール断熱材 25K B 住宅用グラスウール断熱材 16K 相当 住宅用グラスウール断熱材 20K 相当 A 種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板 4 号 A 種ポリエチレンフォーム保温板 1 種 1 号 A 種ポリエチレンフォーム保温板 1 種 2 号 C 住宅用グラスウール断熱材 24K 相当 住宅用グラスウール断熱材 32K 相当 高性能グラスウール断熱材 16K 相当 高性能グラスウール断熱材 24K 相当 高性能グラスウール断熱材 32K 相当 吹込用グラスウール断熱材 30K 35K 相当 住宅用ロックウール断熱材 ( マット ) ロックウール断熱材 ( フェルト ) ロックウール断熱材 ( ボード ) A 種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板 1 号 A 種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板 2 号 A 種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板 3 号 A 種押出法ポリスチレンフォーム保温板 1 種 建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム A 種 A 種ポリエチレンフォーム保温板 2 種 A 種フェノールフォーム保温板 2 種 1 号 A 種フェノールフォーム保温板 3 種 1 号 A 種フェノールフォーム保温板 3 種 2 号 吹込用セルローズファイバー 25K 吹込用セルローズファイバー 45K 55K 吹込用ロックウール断熱材 65K 相当 D 高性能グラスウール断熱材 40K 相当 高性能グラスウール断熱材 48K 相当 A 種ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板特号 A 種押出法ポリスチレンフォーム保温板 2 種 A 種硬質ウレタンフォーム保温板 1 種 建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム A 種 建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム A 種 A 種ポリエチレンフォーム保温板 3 種 A 種フェノールフォーム保温板 2 種 2 号 E A 種押出法ポリスチレンフォーム保温板 3 種 A 種硬質ウレタンフォーム保温版 2 種 1 号 A 種硬質ウレタンフォーム保温版 2 種 2 号 A 種硬質ウレタンフォーム保温版 2 種 3 号 A 種硬質ウレタンフォーム保温版 2 種 4 号 A 種フェノールフォーム保温板 2 種 3 号 F A 種フェノールフォーム保温板 1 種 1 号 A 種フェノールフォーム保温板 1 種 2 号

50 表 4-10 主な材料の熱伝導率 材料名 熱伝導率 [W/(m K)] セメントモルタル 1.5 コンクリート 1.6 軽量骨材コンクリート 1 種 ( 密度 1,900kg/m 3 ) 種 ( 密度 1,600kg/m 3 ) 0.58 軽量気泡コンクリートパネル (ALC パネル ) 0.17 普通れんが 0.62 耐火れんが 0.99 天然木材 1 類 ( 桧 杉 えぞ松 とど松等 ) 類 ( 待つ ラワン等 ) 類 ( ナラ サクラ ブナ等 ) 0.19 合板 0.16 せっこうボード 0.22 ロックウール化粧吸音板 吹付けロックウール 断熱木毛セメント板 0.10 木片セメント板 0.17 ハードボード 0.17 パーティクルボード 0.15 稲わら畳床 0.11 せっこうプラスター

51 4-7-4 断熱材の必要厚さ ( 等級 3 等級 2) 断熱材の厚さの早見表( 等級 3 用 等級 2 用 ) を表 4-11 及び表 4-12に示す 表 4-11 断熱材の厚さの早見表 ( 等級 3 用 ) その1 住宅の種類 鉄筋コンク璧リート造の住宅その他 (1) これに類す床る住宅又は組積造の気密住宅 (2) (1) 及び (3) (2) 以外床の気密住宅 壁 (1) 以外 (4) の組積造の住宅床 枠組壁工法壁による住宅 (5) その他これに類する住床宅 (2) 及び (6) (5) 以外の床木造の住宅 璧 (1) から (6) まで (7) に掲げる住床宅以外の住宅 屋根又は天井 壁 木造の気密床住宅 土間床等の外周部 屋根又は天井 壁 土間床等の外周部 屋根又は天井 屋根又は天井 屋根又は天井 壁 土間床等の外周部 屋根又は天井 土間床等の外周部 部位 屋根又は天井 土間床等の外周部 これらの表は 所得税額の特別控除に係る 改修前の住宅の性能確認 のために用いるものである (2 章 2.1 p18 参照 ) 断熱材の種類と厚さ ( 単位 : mm ) Ⅱ 地域 Ⅲ 地域 A-1 A-2 B C D E F A-1 A-2 B C D E F A-1 A-2 B C D E F 外気に接する部分 その他の部分 外気に接す る部分 その他の部分 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する土間床等の外周部 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する土間床等の外周部 Ⅰ 地域 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する部分 その他の部分

52 その 2 断熱材の種類と厚さ ( 単位 : mm ) 住宅の種類 部位 Ⅳ 地域 Ⅴ 地域 Ⅵ 地域 鉄筋コンク璧リート造の住宅その他 (1) これに類す床る住宅又は組積造の気密住宅 (2) 木造の気密住宅 (1) 及び (3) (2) 以外床の気密住宅 壁 (1) 以外 (4) の組積造の住宅床 枠組壁工法壁による住宅 (5) その他これに類する住床宅 (2) 及び (6) (5) 以外の床木造の住宅 璧 (1) から (6) まで (7) に掲げる住床宅以外の住宅 屋根又は天井 土間床等の外周部 屋根又は天井 壁 床 土間床等の外周部 屋根又は天井 壁 土間床等の外周部 屋根又は天井 屋根又は天井 屋根又は天井 壁 土間床等の外周部 屋根又は天井 土間床等の外周部 A-1 A-2 B C D E F A-1 A-2 B C D E F A-1 A-2 B C D E F 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する部分その他の部分 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する部分その他の部分 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する部分その他の部分 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する土間床等の外周部 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する土間床等の外周部 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する部分その他の部分 外気に接する部分 その他の部分 外気に接する部分その他の部分 -49-

53 表 4-12 断熱材の厚さの早見表 ( 等級 2 用 ) 住宅の種類 部位 断熱材の種類と厚さ ( 単位 : mm ) Ⅰ 地域 Ⅱ Ⅲ 地域 Ⅳ 地域 A-1 A-2 B C D E F A-1 A-2 B C D E F A-1 A-2 B C D E F (1) 鉄筋コンクリート造及び組積造の住宅その他これらに類する住宅 屋根又は天井 璧 床 外気に接する部分 その他の部分 (2) (1) 以外の住宅 屋根又は天井 真壁造で断熱材を施工するもの 壁大壁造で断熱材を 施工するもの 外気に接する部分 床その他の部分 住宅の種類 部位 断熱材の種類と厚さ ( 単位 : mm ) Ⅴ Ⅵ 地域 A-1 A-2 B C D E F (1) 鉄筋コンクリート造及び組積造の住宅その他これらに類する住宅 屋根又は天井 璧 床 外気に接する部分 その他の部分 (2) (1) 以外の住宅 屋根又は天井真壁造で断熱材を施工するもの壁大壁造で断熱材を施工するもの外気に接する部分床その他の部分

54 5 章換気 暖冷房設備 5-1 換気設備 ( 推奨事項 ) 換気設備の設置は工事の要件ではないが 一般に省エネ改修を実施することによって 部屋周囲の隙間量は減少する そのため 改修前の状態では漏気によって問題にならなかった室内の空気質に影響を及ぼす物質が改修を契機に顕在化することもあり得るので 換気に対する配慮も重要といえる 必ずしも新たに設備を設けねばならないわけでは無く 工夫をすることで既存の換気設備を活用することが可能な場合もある 省エネ改修において使用する建材も 新築時におけると同様にホルムアルデヒド放散等級 ( 表 5-1-1) については配慮する必要がある すなわち 新たに施工した内装や躯体内部に使用した建材から ホルムアルデヒド等の化学物質が微量ではあるが発生し 室内空気質を損なう危険性が全くないわけではない 表 建材のホルムアルデヒド放散等級と使用可能量 ( 換気回数 0.5 回 / 時以上 0.7 回 / 時 未満の場合 ) 表示 ホルムアルデヒド放散速度 使用可能量 F 0.005mg/m 2 h 以下 無制限 F 0.02mg/m 2 h 以下 居室の床面積の 2 倍以下 F 0.12mg/m 2 h 以下 居室の床面積の 0.35 倍以下 F 0.02mg/m 2 h 超 使用禁止 室内で発生してしまった化学物質を希釈又は除去するために居室に機械換気設備を設置することが勧められる 省エネルギーを念頭に置けば 極力汚染物質の発生しない建材を選択した上で 居室の容積に対して毎時 0.5 回に相当する換気能力 ( 単位は m 3 / 時 ) を有す機械換気設備を設置する 建築基準法では 増築 改築 大規模の修繕又は大規模の模様替に該当する工事を行う場合に新築と同じく規制対象となる また 確認申請を要しないリフォームであっても 建築基準法に基づくシックハウス対策を行うことが望ましい 内装の仕上げや天井裏等の躯体内部については 使用されている建材が建築物の部分に使用して丸 5 年経過したものについては制限を受けない 一方 建築物の部分に使用して5 年以内の建材については ホルムアルデヒドの発散について等級区分が確認できない場合には 第 1 種ホルムアルデヒド発散建築材料とみなされる また建築基準法を満たす換気設備の設置は必要である 第 3 種換気設備を設置した場合 天井裏等の躯体内部から汚染物質を室内に吸い出す恐れもあるので 新たに天井裏等に設ける建材の選択や換気対策等に十分に留意する必要がある

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