風化途中でも 雨で崩れる可能性が高い 雨 風化 (Weathering)

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1 斜面 ( 災害 ) と雨 岡田憲治

2 風化途中でも 雨で崩れる可能性が高い 雨 風化 (Weathering)

3 積乱雲約 10 km 地上雨量計では 捉えることが出来ない局地的な集中豪雨が増えている アメダス アメダス 約 17 km 間隔毎に設置してある

4 地上の雨量計だけでは捉えきれない局地的な豪雨もキャッチし 地上雨量計で補正して精度の高い雨量を算出する レーダー アメダス解析雨量 レーダー レーダー 電波を使って広い範囲の雨の分布や強さを 連続的 面的に遠隔観測する (20 基のレーダーで全国をカバー ) 正確な観測 2.5km 2.5km 格子単位で雨量を算出

5 多摩西部 多摩東部 23 区 5km 格子 二次細分区域の拡大 多摩北部 2.5km 格子 多摩西部 23 区東部 多摩南部 23 区西部

6 山陰豪雨時の浜田測候所のアメダス雨量によるタンクモデルと浜田市周辺で発生した土砂災害の関係 京都大学防災研究所でタンクモデルの有効性を確認 ンクモデル値(ミ昭和 58 年 7 月タリ300 1 ) 時数値 125 以上で % 発生 間毎の土砂災害発生件数その後 発生地点から 10km も 20km も離れた雨量計の値で 土砂災害を理解しようとしたためタンクモデルの精度が劣ると誤解を招いた

7 土壌雨量指数土壌雨量指数土壌雨量指数土壌雨量指数土壌雨量指数土壌雨量指数土壌雨量指数土壌雨量指数過去の履歴情報山崩れや崖崩れ等の山崩れや崖崩れ等の山崩れや崖崩れ等の山崩れや崖崩れ等の土砂災害は 土砂災害は 土砂災害は 土砂災害は 土壌中に含まれる水分量と土壌中に含まれる水分量と土壌中に含まれる水分量と土壌中に含まれる水分量と深い関係があります深い関係があります深い関係があります深い関係があります土壌雨量指数土壌雨量指数土壌雨量指数土壌雨量指数現在の土壌中の水分量と履歴順位大雨注意報 警報大雨注意報 警報大雨注意報 警報大雨注意報 警報への活用への活用への活用への活用防災気象情報防災気象情報防災気象情報防災気象情報の高度化の高度化の高度化の高度化土壌中に含まれる水分量は 今まで降った雨の量 から 川などへ流出した量 と 下の土壌へ浸透した量 を引いた値により推定できます直列に 3 つ並んだタンクの貯留量の合計が土壌雨量指数です 土壌雨量指数算出 手法 土壌雨量指数算出 手法 土壌雨量指数算出 手法 土壌雨量指数算出 手法レーダー アメダス解析雨量レーダー アメダス解析雨量レーダー アメダス解析雨量レーダー アメダス解析雨量レーダー アメダス解析雨量レーダー アメダス解析雨量レーダー アメダス解析雨量レーダー アメダス解析雨量降水短時間予報降水短時間予報降水短時間予報降水短時間予報降水短時間予報降水短時間予報降水短時間予報降水短時間予報表層浸透流出表層浸透流出表層浸透流出表層浸透流出貯留貯留貯留貯留貯留貯留貯留貯留貯留貯留貯留貯留表面流出表面流出表面流出表面流出地下水流出地下水流出地下水流出地下水流出第 1 タンク第 2 タンク第 3 タンク雨

8 がけ崩れ発生と風化の関係模式図 風化だけでがけ崩れが発生する前に 雨により発生する可能性が大 堅い岩盤 化の進行土壌雨量指数風崖 1 崖 3 崖 2 崖 1 崩壊 崖 1 に免疫性が発生 崖 2 崩壊 崖 2 に免疫性が発生 崖 3は崩壊無し土壌雨量指数 年単位の時間経過

9 大規模な豪雨後は 発生しにくくなる 岩盤崩壊風化の進行堅い 崩壊 崩壊 広域の免疫性が出現 位相が一致 土壌雨量指数 年単位の時間経過

10 岩盤化の進行堅い土壌雨量指数風新設道路や造成地は過去の大雨の洗礼を受けていないため 弱い雨でも崩壊発生 崩壊 土壌雨量指数 年単位の時間経過

11 250 死者 25 人 レーダー アメダス解析雨量以前に遡る試み 死者 98 人 山 がけ崩れ 151 か所 履歴 1 位 ( 前 10 年基準 ) 山 がけ崩れ 101 か所 各年の最大値 神戸海洋気象台雨量データによる土壌雨量指数の再現各年の最大値 & 前 10 年基準による履歴 1 位

12 履歴順位の導入 過去 10 年間との比較 ( 新設道路 宅地造成を考慮 )

13 平成 3 年 ~12 年に発生した土砂災害と土壌雨量指数の履歴順位 ( 発生件数 ) % 以履歴順位 下総数 =86,737 件

14 全土砂災害 1 位 2 位 3 位 山 がけ崩れ土石流地すべり道路損壊鉄道災害その他 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

15 しかし 履歴 1 位 = 必ず甚大な災害が発生する とは限らない死者死者が発生した土砂災害と 発生時の土壌雨量指数履歴順位 平成 9 年から平成 13 年 10 月までの土砂災害 (46 件 ) による死者 129 人 履歴 1 位が極めて危険であることの根拠 ( 人 ) 数 工事現場と落石を除くと 25 件 86 人 (93%) が履歴 1 位で発生 3 件中 1 件は 砂防ダムを監視に行き ダムを乗り越えた土砂が直撃 1 件は 民家の 1 階にのみ土砂が流入し 2 名死亡もう 1 件は 避難勧告を拒み 崖崩れ現場へ出向き被災 14 件 (33 名 ) 中 11 件 (29 名 ) が工事現場残りは 3 件は落石 正常化の偏見? 位位 位位位 履歴順位 以 下 死者発生時の 5km 格子の 震度 5 の地震の影響?

16 履歴 1 位の指数値 /2 位の指数値 1.5 が 15 格子以上出現したエリア H10 新潟豪雨 H7.7 姫川氾濫 H10 那須豪雨 H5 鹿児島豪雨 H 玄倉川 H10 高知豪雨 H12 東海豪雨

17 平成 5 年鹿児島豪雨

18 1993 年 7 月 28 日 ~8 月 11 日

19 時 30 分頃 土石流発生

20 土壌雨量指数0 平成 5 年鹿児島豪雨時の竜ヶ水の土壌雨量指数 8 月 1 日の最大値を超えた直後に土石流が発生 大規模土石流発生 月 31 日 8 月 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 7 日

21 平成 11 年 6 月広島豪雨

22 土壌雨量指数履歴 1 位の範囲の広がり 大雨警報発表は 10 時 20 分 12 時 13 時 14 時 15 時 16 時 平成 11 年 6 月 29 日広島県 呉市にも 1 位が出現

23 mm 広島市安佐北区の土壌雨量指数 広島市安佐北区で土石流発生 発生 24 時間前を起点とする積算雨量 土壌雨量指数 履歴 1 位更新 履歴 10 位相当 50 0 平成 11 年 ( 時 ) 6 月 26 日 27 日 28 日 29 日 先行降雨

24 土砂災害が多発した時刻帯は 履歴 1 位更新 ~ 土壌雨量指数のピークと一致土呉市清水 3 丁目のがけ崩れ現場の土壌雨量指数時系列 壌雨量指 履歴 2 位相当小規模な災害が発生 土壌雨量指数 履歴 1 位更新 履歴 10 位相当 がけ崩れ発生 50 レーダー アメダス解析雨量 第 2 タンク値 数先行降雨安佐北区と比べて 平成 11 年 6 月 ( 時 ) 26 日 27 日 28 日 29 日 30 日 先行降雨の影響が大きい

25 広島豪雨の特徴 : 土砂災害は 16 時頃 ( 指数値のピーク ) に集中発生 積算雨量基準値を超えた市町村 ( これ以上の絞り込みは不可能 ) 土壌雨量指数履歴 1 位出現市町村 広島県 :16 時頃の死者発生地点 平成 11 年 6 月 29 日 16 時

26 無視は出来ない先行降雨

27 平成 11 年 6 月広島豪雨広島市安佐北区亀山 先行降雨あり 土石流発生 履歴 1 位更新 先行降雨なし 0 2 日前の先行降雨 先行降雨が無ければ 履歴 1 位の出現は無かった先行降雨は無視できない

28 呉市清水の土壌雨量指数 先行降雨あり 履歴 1 位更新 2 日前の先行降雨 がけ崩れ発生 履歴 6 位相当 先行降雨なし 先行降雨が無ければ 履歴 6 位

29 降雨終了後に発生する深層崩壊

30 壌雨土砂に埋まる土量指昭和 47 年高知県土佐山田町繁藤 平成 10 年 9 月 25 日の豪雨時の土壌雨量指数最大値 ( 繁藤地区 ) 消防団員 1 名 山崩れ発生 350 死者 行方不明 60 人 300 土壌雨量指数 数山崩れは 雨のピークから 150 第二タンク値 時 昭和 47 年 7 月 5 日 6 日 4 時間後 ( 第 2タンクのピーク ) に発生

31 昭和 58 年山陰豪雨浜田測候所の雨量による土壌雨量指数再現 土壌雨量指数 土壌雨量指数 第二タンク値 履歴 1 位更新 雨量 ( 時 ) 7 月 21 日 22 日 23 日 昭和 58(1983) 年 4 万立方 m 100 雨量深層崩壊発生 50 深層崩壊の発生は 降雨ピークから見ると 12 時間後だが 土壌雨量指数では第二タンク値のピーク

32 台風第 16 号以降も地盤の緩みが続いた岐阜県で高速道路のり面崩壊発生 平成 11 年 9 月 22 日 7 時 東海北陸自動車道 ( 美濃市 ) のり面崩壊発生 岐阜 西濃 中濃 飛騨北部 飛騨南部 周辺格子の多くは第 2 タンク値が下降開始 格子表示が 東濃

33 周辺格子は すでに第二タンク値が下降中土壌雨量指数東海北陸自動車道路 ( 岐阜県美濃市 ) でのり面崩壊 2 つの崩壊は 第二タンク値のピーク帯で発生 300 崩壊発生 250 履歴 1 位更新 2 度目の崩壊発生 200 履歴 1 位更新 履歴 6 位相当 第二タンク値 履歴 5 位相当履歴 10 位相当土壌雨量指数 50 0 平成 11 年 9 月 ( 時 ) 20 日 21 日 22 日 発生は降雨のピークから 4 時間後

34 最近の広域大雨

35 平成 12 年東海豪雨で 過去 10 年間よりも地盤が緩んだ領域

36 レーダー アメダス解析雨量100 土壌雨量指数小牧市大山で発生した山崩れ (6 名生き埋め ) 400 山崩れ発生 300 履歴 1 位更新 土壌雨量指数 履歴 10 位相当 レーダー アメダス解析雨量 ミリ ( 時 ) 9 月 10 日 11 日 12 日 平成 12 年

37 三重県内の山 ( 崖 ) 崩れ発生市町村 災害資料は三重県庁 HP 参照 平成 12 年東海豪雨 か所 17か所 10か所 山崖崩れ 70 か所 期間内に出現した履歴の最高順位 平成 13 年台風第 11 号 15 か所 山崖崩れ 110 か所 42 か所

38 平成 13 年台風第 15 号で 過去 10 年間よりも地盤が緩んだ領域

39 台風第 15 号により出現した土壌雨量指数の履歴順位と土砂災害 小泊村 : 道路損壊 1 か所 三戸町 : 山崖崩れ 1 か所 履歴順位は平成 13 年 9 月 11 日 18 時 ~12 日 12 時土砂災害は 9 月 17 日 09 時現在青森県警 青森県道路課調べ 10 南部町 : 山崖崩れ 1 か所 東通村 : 山崖崩れ 2 か所道路損壊 6 か所 六ヶ所村 : 山崖崩れ 1 か所道路損壊 6 か所 名川町 : 道路損壊 8 か所 階上町 : 道路損壊 1 か所

40 比較資料 平成 11 年 10 月 28 日の雨により出現した土壌雨量指数の履歴順位と土砂災害 青森県 山崩れにより 1 名死亡五戸町 青森県消防防災課調べ人的被害は消防庁資料 山崖崩れが発生した市町村

41 平成 15 年台風第 10 号で 過去 10 年間よりも地盤が緩んだ領域

42 平成 13 年 9 月高知県西南豪雨 局地的な雨

43 平成 13 年 9 月 6 日 0 時から 12 時までに高知県で出現した履歴順位 国道 県道の土砂災害発生地点 高知県 沢抜け多発 警報見出しで特定した市町村土佐清水市 宿毛市 大月町 三原村

44 平成 10 年 8 月 1 日 長崎県対馬地方 平成 11 年 8 月 27 日 はがけ崩れ発生現場 アメダスをすり抜けた雨 生き埋め死者 1 名 年後の雨で か所のアメダスが観測した雨量は数ミリ

45 融雪 春先の日本海側で多発

46 43 融雪効果の取り込みによる 春の地すべりへの対応可能性 ( 未完成 ) 融雪なし 融雪あり #5 # 北海道長万部

47 新潟県上越地方の 5 か所で地滑り発生計 46,000 立方 m #5 # #4 #8 # # #5 # #5 #3 #4 # # 融雪なし融雪あり 1996 年 12 月 6 日 11 時

48 最近の大雨事例

49 時刻 3 時 00 分 8 位 3 時 30 分 8 位 4 時 00 分 3 位 4 時 30 分 2 位 5 時 00 分 1 位 5 時 30 分 1 位 履歴順位 平成 15 年 7 月 19 日 05 時 30 分 太宰府市の裏山斜面崩壊現場を含む 5km 格子では 5 時 00 分から履歴 1 位

50 関東 東海の大雨 8 月 17 日 02 時 8 月 15 日 15 時

目次 1 降雨時に土砂災害の危険性を知りたい 土砂災害危険度メッシュ図を見る 5 スネークライン図を見る 6 土砂災害危険度判定図を見る 7 雨量解析値を見る 8 土砂災害警戒情報の発表状況を見る 9 2 土砂災害のおそれが高い地域 ( 土砂災害危険箇所 ) を調べたい 土砂災害危険箇所情報を見る

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