為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 Ⅰ. 要旨本研究では 為替変動の国内総生産 (GDP) に与える効果を 訪日外国人消費動向に着目して分析した VAR(Vector AutoRegressive) モデルを用いて の 輸出

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1 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年 嶋中由理子

2 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 Ⅰ. 要旨本研究では 為替変動の国内総生産 (GDP) に与える効果を 訪日外国人消費動向に着目して分析した VAR(Vector AutoRegressive) モデルを用いて の 輸出 国内総生産 (GDP) に対する影響を分析し 四半期毎の効果を調べた 訪日外国人の急激な増加や 強いインバウンド消費は 近年の円安に伴う 新たな傾向ともいえる そこで 特にアベノミクス後の円安に伴うの動きが 為替の GDP に対する影響度を上昇させているという仮説を立て 検証した Ⅱ. 研究動機. 問題意識 年 月の政権交代時に予告され 年 月から行われた日銀による 量的 質的金融緩和 は 正確な評価は別として 劇的に日本経済を転換させたとの印象を与えた 今回のいわゆる アベノミクスの金融政策 において最も迅速に動いた金融指標はであった 円ドルレートは 年 月の ドル=7 円台後半から大幅に下落し 年 月現在 7 円近傍での円安水準となっている こうした中 私は金融政策の波及チャネルの中でも 為替変動の影響力に注目するようになった また 近年の円安に伴う新たな傾向として 訪日外国人の急増に注目した 日本政府観光局によると は 年度 過去最高の 7 万人となり 年の推計値も前年比 7% 増で過去最高の 97 万となった さらに 爆買 に代表される旺盛な外国人消費は GDP や経常収支にも影響を与えている 日本政府観光局によると 訪日中国人 人当たりの旅行消費額は 万円で 人の中国人旅行客が訪れると日本人 人の年間消費 ( 万円 : 総務省家計調査 ) に匹敵する旺盛さである 年 7-9 月期の訪日外国人の旅行消費額は 兆 9 億円 ( 日本政府観光局 ) で 前年同期比で % 増となった ( 外国人消費は GDP の輸出項目である ) また 国際収支統計速報によると 年 月の旅行収支は 7 億円の黒字で 前年の. 倍となっている このような経済状況を観察していく内に 最近のの動きと絡めて 為替変動が輸出 ( 訪日外国人消費は GDP の輸出項目に含まれる ) GDP にどのように影響を与えているのかを研究したいと思うに至った. 仮説の国内総生産 (GDP) に与える効果としては 金融資産への投資や純輸出への働きかけによるものが挙げられる 為替の下落は 外貨建て資産や輸出型企業の多い日本の株式への投資需要を増加させ それらの値上がりから資産効果が発生し 資産保有者の消費需要を刺激する また 円の過大評価を是正することで 日本製品の対外競争力が強まり 外貨建て輸出価格の引き下げを通じて輸出数量を押し上げる

3 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 これに加え私は 円安の GDP に対する新たな波及経路として インバウンド消費の増加によるルートが出現したと考えた 円安化によってが増加し インバウンド消費が増大することで 輸出が伸び ( 訪日外国人消費は GDP の輸出項目 ) GDP が成長する という経路である これらは 従来の円安の効果からは想定できなかったものである この結果 従来以上に為替変動の GDP に対する影響度が上がっているという仮説が浮かび 特にアベノミクス以降の変化の可能性を検証することにした ( 主にⅤ 章参照 ) Ⅲ. 研究の系譜に関して VAR モデルで分析した先行研究としては 宮尾 () 山下() 岩淵 (99) 寺井 飯田 浜田宏一() が挙げられる また 伝統的なマクロ計量モデルを用いた研究として 浜田浩児 堀 横山 花垣 亀田 岩本 () がある まず 宮尾 () は 名目ショックが輸出入に与える動学的効果 ( インパルス反応 ) を分析している (97 年第 四半期 ~ 年第 四半期 ) 結果としては 円安ショックによって輸入は有意に減少している一方で 輸出は有意なほどは増加していないことが示された またプラザ合意以後 構造変化が起こり 為替の輸出に対する影響が減少したことも示唆されている 次に山下 () は 宮尾 () を先行研究とし 実質実効が輸出入に与える影響を分析している (9 年第 四半期 ~ 年第 四半期 ) このモデルでは リーマンショックの影響をコントロールした場合の円高ショックは 輸入を有意に増やす一方で 輸出を有意なほど減らさないという結果となった 岩淵 (99) は構造 VAR モデルを用いて 金融変数 ( 金利 マネー 貸出額 ) が実体変数 ( 物価 実質生産 ) に与える影響を分析している インパルス反応関数の結果から 円安ショックは短期的には実質生産を増大させ 景気拡大効果を持つが 中長期的には景気後退効果をもたらすこと 短期的に物価を顕著に押し上げることが示されている 寺井 飯田 浜田 () は 誘導型 VAR モデルで インフレ期待やベースマネーがに与える影響を分析している を金融政策の波及チャネルの つとみなす視点は 私の論文の問題意識に強く影響した 最後に 浜田浩児 堀 他 () は 内閣府 経済社会総合研究所の 短期日本経済マクロ計量モデル を用いて 様々な政策 外的ショックが日本経済に与える影響を試算している シミュレーションの結果から % の円安化は 実質 GDP を 年目に.% 年目に.% 年目に.% 増加させることが示されている また 近年の円安に伴う訪日外国人の増加による国内総生産に対する影響を VAR モデルで分析している学術論文は未だなく この点では新しい研究となる

4 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 Ⅳ. 分析. 分析概要 VAR モデルを用いてが 輸出 実質 GDP に与える影響を分析した 推計したモデルは 変量 VAR( ) 変量 VAR( 輸出 ) 変量 VAR( 輸出 実質 GDP) である ( 訪日外国人消費は GDP の輸出項目に含まれる ) また 各モデルに対して アベノミクス前までのデータでも同様の分析も行い 全期間を用いた分析と結果を比較した (Ⅴ 章参照 ). 分析手法今回用いたのは VAR(Vector AutoRegressive) モデルである VAR モデルとは ベクトル自己回帰モデルとも呼ばれる 現在の値が過去の値の影響を受け 複数の変数間で相互に依存し合っている多変量モデルのことである 例として 変量 VAR ラグ モデルを挙げると 以下のように示すことができる ( x t y ) = ( φ φ ) ( x t t φ y ) + ( u xt t u ) yt φ φ: 自己回帰係数, u: 誤差項 VAR モデルの長所は 恣意的な制約を排除できることである そのため 現実の経済デ ータとのあてはまりや予測に優れ 実証分析で用いられる ( 宮尾 () 浜田他 () よ り ) 今回の分析は という通常用いられないデータを用いて 新たな仮説をデ ータ主体で分析するため VAR モデルを採用した なお VAR モデルのラグ次数は AIC(Akaike Information Criterion) の情報量基準を用いて決定した. データ 用いたデータは四半期データで 期間 は 99 年第 四半期から 年第 四半期までとした は 名目 を採用し 日本銀行時系列統 計データ検索サイトで 東京市場ドル円 スポット 7 時時点月中平均を 四半期デー タ ( 算術平均 ) にして入手した また GDP GDP 各需要項目に関しては 内閣府国民経 済計算 四半期実質季調系列を用いた (99 年第 四半期 ~ 年第 四半期までは 年 - 月期 次速報 99 年以前は 平成 7 年度基準支出系列簡易遡及を用い 表. 基本統計量 E ( 円建て ) F ( 人 ) 輸出 X ( 万円 ) 実質 GDP Y ( 万円 ) 平均 標準誤差 標準偏差 分散 最小 最大 標本数 は月次データを算術平均して四半期データにした データは対数変換に を掛ける前のもの 輸出 実質 GDP は四半期データ

5 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 た ) 訪日外国人消費の大きさを示す変数としては 入手可能なデータ数の最も多い で代用することにした データは 日経 NEEDS-Financial QUEST から 日本政府観光局 (JNTO) の月次データを入手し 算術平均で四半期データに変換した なお すべてのデータは対数変換をし を掛けた 表 は対数変換をする前のデータの基本統計量である また グラフ ~ は対数変換前の 輸出 実質 GDP の時系列グラフである との関係を見ると ( グラフ ) 年第 四半期以降の円安化と増加の動きが一致している この傾向は従来 あまり見られなかったものである また 輸出 実質 GDP の関係を見ると ( グラフ ) 近年( アベノミクス以後 ) の円安化の動きと輸出増加の動きは一致しているようにも見受けられる 一方でと実質 GDP の関係は 直接的にあるようには見えなかった. 各変数の単位根検定 まず 事前分析として データ ( 為替レー ト 輸出 GDP) の定常性を 調べるため ADF 検定 (augmented Dickey-Fuller 検定 ) を用いて 各変数の単 位根検定を行った 期間は 99 年第 四 半期から 年第 四半期までである ADF 検定の帰無仮説は 単位根あり 対立仮説は 単位根なし で t DF α の時 有意水準 α 点で帰無仮説が棄却される ( DF α は Dickey-Fuller 分布の下側 α % 点 ) 表. 単位根検定変数レベル一階階差レベル一階階差レベル輸出一階階差レベル実質 GDP 一階階差 ADF 検定 -.() -. () ***.9 () -. (7) **. () -7. () ***. () -. () *** 検定統計量は小数第 位までとした 回帰式における確定項の定式化はいずれも無しとした * は % 有意 ** は % 有意 *** は % 有意で棄却を示す () 内の数字は AIC で採用されたラグ次数を示す 結果は表 のようになった レベル値で検定を行ったところ すべての変数が非定常で あった そこで 各変数 階の階差を取って 再び検定すると すべての変数が定常とな った このため 以下の VAR 分析では各変数 階の階差をとって行うことにした

6 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子. 変量 VAR モデル ( ) の分析 VAR モデルの推定 まず の 変量 VAR モデルを分析した ラグ次数は AIC の情報 量基準を用いて決定し 次数 とした ( ラグ次数 の時 AIC=.9 で最小 ) VAR 推計結果は以下のようになった ( 数値は小数第 位までで四捨五入 ) ( E t ) = F t..7 (.7.9 ) ( E t.7. ) + ( F t..7 ) ( E t.. ) + ( F t.. ) ( E t ), F t R =(.. ) E:, F:, R : 自由度修正済み決定係数 自由度修正済み決定係数の値が非常に低くなっているが VAR モデルでは決定係数は 低 く出ることが多いため 分析を続けた グレンジャーの因果性の検定 次に 推定した VAR モデルを用いて グレンジャーの因果性の検定を行い 変 数間の因果関係を調べた 結果は表 のようになった 為替レー トからに対しては % の有意 水準で因果性があること示された 一方 表. 変量 VARのグレンジャーの因果性 ( 全データ ) 説明変数 被説明変. () 数 9. () ** 表内の数値はカイ 乗値 () 内の数字は自由度を示す * は% 有意 ** は% 有意 *** は% 有意で棄却を示す 数値は小数第 位までとした で のに対する因果性は有意ではなかった インパルス反応関数 ( 自由度修正済みコレスキー分解による ) 次に 推定した VAR モデルを用いてインパルス反応関数を推定した 用いたのは自由度修正済みコレスキー分解によるインパルス反応関数である ( 以降の分析でも同様 ) 自由度修正済みコレスキー分解によるインパルス反応関数とは ある変数の誤差項の 標準偏差のショックを与えた時のもう一方の変数の影響を表すものである 期までのインパルス反応関数はグラフ のようになった ショックはの円安ショックのことである 図の青い線はインパルス反応関数の推定値 赤い点線は推定値 ±.S.E. を示し 9% の信頼区間を表している したがって 下の赤い点線が より上ならば.% の有意水準でショックに正の効果が 上の赤線が を下回れば.% の有意水準で負の効果があるということになる グラフ から の円安ショックが 期目にに有意にプラスの影響を与えていることがわかる ( ショックは 期目には落ち着いている ) 一方 ショ

7 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 ックも 期目にを円安方向に 有意なほどではないが 動かしていることがわ かる グラフ. 変量インパルス反応関数 ( 期まで ) ショックショック Response to Cholesky One S.D. Innovations ± S.E. Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Response of DYEN_DOLLAR to DFORE Response of DFORE to DYEN_DOLLAR Response of DFORE to DFORE 累積的インパルス反応関数次に ショックを累積させた累積的インパルス反応関数の動きを分析した 変数が階差データのため 累積的インパルス反応関数は変数そのものの動きとなっている 作成したのは 期までと 期までのグラフである ( グラフ ) 累積の結果を見ると の円安ショックがに 期までは有意にプラスの影響を与え続けていることがわかる グラフ. 変量累積的インパルス反応関数 ( 期まで ) グラフ. 変量累積的インパルス反応関数 ( 期まで ) ショック ショック ショック ショック Accumulated Response to Cholesky One S.D. Innovations ± S.E. Accumulated Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Accumulated Response of DYEN_DOLLAR to DFORE Accumulated Response to Cholesky One S.D. Innovations ± S.E. Accumulated Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Accumulated Response of DYEN_DOLLAR to DFORE Accumulated Response of DFORE to DYEN_DOLLAR Accumulated Response of DFORE to DFORE Accumulated Response of DFORE to DYEN_DOLLAR Accumulated Response of DFORE to DFORE

8 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子. 変量 VAR モデル ( 輸出 ) の分析 VAR モデルの推定 次に輸出の変数を追加して 輸出の 変量で VAR モデルを分 析した ラグ次数は とした ( ラグ次数 の時 AIC=9. で最小 ) 推定された VAR モデルは以下のようになった ( 数値は小数第 位までで四捨五入 ) E t.7.. E t.7.7. E t ( F t ) = (.7.. ) ( F t ) + (..7.9 ) ( F t ) X t.9.. X t.9.. X t E t (.9.9. ) ( F t ), R =(.)...9 X t. E:,F:, X: 輸出, R : 自由度修正済み決定係数 変量 VAR の時と同様に 自由度修正済み決定係数の値が非常に低いが VAR モデルの決 定係数は低く出ることが多いため 分析を続けた グレンジャーの因果性の検定 グレンジャーの因果性の検定の結果 は表 のようになった の に対する因果性 輸出の訪 日外客数に対する因果性 の輸出に対する因果性は % の有意 性があることがわかった 一方で そ の他の関係性には 有意な因果性がなかった 表. 変量 VARのグレンジャーの因果性 ( 全データ ) 説明変数 被説明変数 輸出.9 (). (). () **.9 ()** 輸出 9.9 () **.9 () 表内の数値はカイ 乗値 () 内の数字は自由度を示す * は% 有意 ** は% 有意 *** は% 有意で棄却を示す 数値は小数第 位までとした インパルス反応関数 ( 自由度修正済みコレスキー分解による ) 期までのインパルス反応関数のグラフはグラフ 7 のようになった グラフ 7 より の円安ショックはと輸出に 期目に有意にプラスの影響を与えている ( 期目には落ち着く ) ことがわかる また ショックはをプラスに動かし 輸出に 期目から有意にプラスの影響を与えている さらに 輸出ショックは 期目にに有意にプラスの影響を与えていることがわかる 7

9 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 グラフ 7. 変量インパルス反応関数 ( 期まで ) ショックショック輸出ショック Response to Cholesky One S.D. Innovations ± S.E. Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Response of DYEN_DOLLAR to DFORE Response of DYEN_DOLLAR to DEXPORTS Response of DFORE to DYEN_DOLLAR Response of DFORE to DFORE Response of DFORE to DEXPORTS Response of DEXPORTS to DYEN_DOLLAR Response of DEXPORTS to DFORE Response of DEXPORTS to DEXPORTS 輸出 累積的インパルス反応関数グラフ に累積的インパルス反応関数の結果を示す ( 期まで ) 累積で見ると の円安ショックはに 期程までに 有意にプラスの影響を与え続けている ショックは輸出に 期まで有意にプラスの影響を与えている 輸出ショックは 期まで に有意にプラスの影響を与えている グラフ. 変量累積的インパルス反応関数 ( 期まで ) ショックショック輸出ショック Accumulated Response to Cholesky One S.D. Innovations ± S.E. Accumulated Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Accumulated Response of DYEN_DOLLAR to DFORE Accumulated Response of DYEN_DOLLAR to DEXPORTS Accumulated Response of DFORE to DYEN_DOLLAR Accumulated Response of DFORE to DFORE Accumulated Response of DFORE to DEXPORTS Accumulated Response of DEXPORTS to DYEN_DOLLAR Accumulated Response of DEXPORTS to DFORE Accumulated Response of DEXPORTS to DEXPORTS 輸出

10 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 7. 変量 VAR モデル ( 輸出 GDP) の分析 VAR モデルの推定 さらに 実質 GDP の変数を加え 輸出 GDP の 変量で VAR モデルを分析した ラグ次数は とした ( ラグ次数 の時 AIC =.7 で最小 ) VAR 推計結果は以下のようになった ( 小数第 位までで四捨五入 ) E t E t.9 F ( t.... F ) = ( ) ( t ) X t....7 X,R.9 =( ) t.7 Y t.9.e.. Y t.7 E:, F:, X: 輸出, Y: 実質 GDP, R : 自由度修正済み決定係数 変量の時と同様 自由度修正済み決定係数の値が非常に低くなっているが VAR モデ ルでは決定係数は 低く出ることが多いため よしとした グレンジャー因果性の検定 グレンジャーの因果性の 検定を行うと ( 表 ) 為替レ ートからに対す る因果性 実質 GDP から訪 日外客数に対する因果性は % の有意性があった また 輸出から 実質 表. 変量 VAR のグレンジャーの因果性 ( 全データ ) 被説明変数 GDP から輸出に対する因果性は % の有意性があった 説明変数輸出実質 GDP.9 (). () **.9 () 7. () ***.9 ().79 () *** 輸出. ().7 ().77 () ** 実質 GDP. ().E- (). () 表内の数値はカイ 乗値 () 内の数字は自由度を示す * は% 有意 ** は% 有意 *** は% 有意で棄却を示す 数値は小数第 位までとした インパルス反応関数 ( 自由度修正済みコレスキー分解による ) 期までのインパルス反応関数の動きを見た グラフ 9 を見ると ショックから 輸出ショックから 実質 GDP ショックから 実質 GDP ショックから輸出に 期目に有意に正の影響を与えていることがわかる ( 期目には落ち着いている ) また ショックから輸出 輸出ショックから実質 GDP は 期目から有意にプラスの影響を与えている 9

11 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 グラフ 9. 変量インパルス反応関数 ( 期まで ) ショックショック輸出ショック実質 GDP ショック Response to Cholesky One S.D. Innov ations ± S.E. Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Response of DYEN_DOLLAR to DFORE Response of DYEN_DOLLAR to DEXPORTS Response of DYEN_DOLLAR to DGDP Response of DFORE to DYEN_DOLLAR Response of DFORE to DFORE Response of DFORE to DEXPORTS Response of DFORE to DGDP 7 9 Response of DEXPORTS to DYEN_DOLLAR Response of DEXPORTS to DFORE Response of DEXPORTS to DEXPORTS Response of DEXPORTS to DGDP 輸出 実質 G D P Response of DGDP to DYEN_DOLLAR Response of DGDP to DFORE Response of DGDP to DEXPORTS Response of DGDP to DGDP 累積的インパルス反応関数 期までの累積反応を見ると グラフ のようになる ショックからに 期目以降 ショックから輸出 輸出ショックから 実質 GDP ショックから 実質 GDP ショックから輸出に常に有意にプラスの影響が続いている グラフ. 変量累積的インパルス反応関数 ( 期まで ) ショックショック輸出ショック実質 GDP ショック Accumulated Response to Cholesky One S.D. Innovations ± S.E. Accumulated Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Accumulated Response of DYEN_DOLLAR to DFORE Accumulated Response of DYEN_DOLLAR to DEXPORTS Accumulated Response of DYEN_DOLLAR to DGDP Accumulated Response of DFORE to DYEN_DOLLAR - - Accumulated Response of DFORE to DFORE Accumulated Response of DFORE to DEXPORTS - - Accumulated Response of DFORE to DGDP Accumulated Response of DEXPORTS to DYEN_DOLLAR Accumulated Response of DEXPORTS to DFORE Accumulated Response of DEXPORTS to DEXPORTS Accumulated Response of DEXPORTS to DGDP 輸出 Accumulated Response of DGDP to DYEN_DOLLAR Accumulated Response of DGDP to DFORE Accumulated Response of DGDP to DEXPORTS Accumulated Response of DGDP to DGDP 実質 G D P

12 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 Ⅴ. アベノミクス前までのデータとの比較分析. 分析概要近年のアベノミクス効果に伴う 急速な円安との増加の動きを考慮すると アベノミクス前後で 円安ショックの実体経済に与える影響が変化していることが考えられる そこで アベノミクス前まで (99 年第 四半期 ~ 年第 四半期 ) のデータを用いて 同様の分析を行い これまでの分析 (99 年第 四半期 ~ 年第 四半期 ) 結果と比較した. 変量 VAR( ) インパルス反応関数の比較グラフ はアベノミクス前まで (99 年 Ⅰ~ 年 Ⅲ) のインパルス反応関数 ( 期まで ) の結果である 全データ (99 年 Ⅰ~ 年 Ⅱ) による分析 ( グラフ ) と インパルス反応の関数の数値の最大値を比較した ショックのに与える効果 ショックのに与える効果の最大値を比較すると アベノミクス後を含む全体データの方が大きくなっている ( グラフ 参照 ) グラフ. 変量インパルス ( 期まで ) 全体 (99 年 Ⅰ~ 年 Ⅱ) 比較のため再掲 グラフ. 変量インパルス ( 期まで ) アベノミクス前 (99 年 Ⅰ~ 年 Ⅲ) ショック ショック ショック ショック Response to Cholesky One S.D. Innovations ± S.E. Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Response of DYEN_DOLLAR to DFORE.7( 期 ) Response to Cholesky One S.D. Innovations ± S.E. Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Response of DYEN_DOLLAR to DFORE.( 期 ) Response of DFORE to DYEN_DOLLAR Response of DFORE to DFORE Response of DFORE to DYEN_DOLLAR Response of DFORE to DFORE.( 期 ) -.7( 期 ) 数値は小数第 位までで四捨五入 ( 以下同様 ). 変量 VAR( 輸出 ) インパルス反応の比較グラフ はアベノミクス前までの期間のインパルス反応の結果 ( 期 ) である グラフ のアベノミクス後を含んだ ( 全体データ ) の結果と 関数の値の最大値を比較した ( グラフ 参照 ) 全体データはラグ アベノミクス前データはラグ で分析したため 差が大きいが ショックの 輸出に与える影響 輸出ショックのに与える影響が 最大値を比べるとアベノミクス後を含んだ全体データの方が大きい 一方 ショックが輸出に与える影響は アベノミクス後を含んだ全体データの方

13 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 が低くなっている グラフ. 変量インパルス反応関数 ( 期まで ) 全体 (99 年 Ⅰ~ 年 Ⅱ) 比較のため再掲 ショックショック輸出ショック Response to Cholesky One S.D. Innovations ± S.E. Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Response of DYEN_DOLLAR to DFORE Response of DYEN_DOLLAR to DEXPORTS Response of DFORE to DYEN_DOLLAR Response of DFORE to DFORE Response of DFORE to DEXPORTS.7( 期 ).9( 期 ) Response of DEXPORTS to DYEN_DOLLAR Response of DEXPORTS to DFORE Response of DEXPORTS to DEXPORTS 輸出.97( 期 ).7( 期 ) グラフ. 変量インパルス反応関数 ( 期まで ) アベノミクス前 (99 年 Ⅰ~ 年 Ⅲ) ショックショック輸出ショック Response to Cholesky One S.D. Innovations ± S.E. Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Response of DYEN_DOLLAR to DFORE Response of DYEN_DOLLAR to DEXPORTS Response of DFORE to DYEN_DOLLAR Response of DFORE to DFORE Response of DFORE to DEXPORTS -.( 期 ).( 期 ) Response of DEXPORTS to DYEN_DOLLAR Response of DEXPORTS to DFORE Response of DEXPORTS to DEXPORTS 輸出.( 期 ).9( 期 )

14 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子. 変量 VAR( 輸出 実質 GDP) インパルス反応の比較グラフ は アベノミクス前までの期間のインパルス反応の結果 ( 期 ) である アベノミクス後を含んだデータ ( 全体データ ) の結果 ( グラフ ) と比較した ( グラフ 参照 ) ショックのに 輸出ショックがに与える影響は 最大値の数値を見ると アベノミクス後を含んだ全体データの方が大きい 一方で ショックが輸出に 輸出ショックが実質 GDP に 実質 GDP ショックが 輸出に与える影響は アベノミクス後を含んだ全体データの方が小さくなっている グラフ. 変量インパルス反応関数 ( 期まで ) 全体 (99 年 Ⅰ~ 年 Ⅱ) 比較のため再掲 ショックショック輸出ショック実質 GDP ショック Response to Cholesky One S.D. Innov ations ± S.E. Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Response of DYEN_DOLLAR to DFORE Response of DYEN_DOLLAR to DEXPORTS Response of DYEN_DOLLAR to DGDP ( 期 ) 7 9 Response of DFORE to DYEN_DOLLAR Response of DFORE to DFORE Response of DFORE to DEXPORTS Response of DFORE to DGDP -.7( 期 ).( 期 ) ( 期 ) 7 9 Response of DEXPORTS to DYEN_DOLLAR Response of DEXPORTS to DFORE Response of DEXPORTS to DEXPORTS Response of DEXPORTS to DGDP 輸出.( 期 ).( 期 ) 実質 G D P Response of DGDP to DYEN_DOLLAR Response of DGDP to DFORE Response of DGDP to DEXPORTS.9( 期 ) Response of DGDP to DGDP 7 9

15 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 グラフ. 変量インパルス反応関数 ( 期まで ) アベノミクス前 (99 年 Ⅰ~ 年 Ⅲ) ショックショック輸出ショック実質 GDP ショック Response to Cholesky One S.D. Innov ations ± S.E. Response of DYEN_DOLLAR to DYEN_DOLLAR Response of DYEN_DOLLAR to DFORE Response of DYEN_DOLLAR to DEXPORTS Response of DYEN_DOLLAR to DGDP ( 期 ) 7 9 Response of DFORE to DYEN_DOLLAR Response of DFORE to DFORE Response of DFORE to DEXPORTS Response of DFORE to DGDP -.( 期 ) ( 期 ) ( 期 ) 7 9 Response of DEXPORTS to DYEN_DOLLAR Response of DEXPORTS to DFORE Response of DEXPORTS to DEXPORTS Response of DEXPORTS to DGDP 輸出.9( 期 ).( 期 ) Response of DGDP to DYEN_DOLLAR Response of DGDP to DFORE Response of DGDP to DEXPORTS Response of DGDP to DGDP 実質 G D P ( 期 ) 変量 VAR( ) グレンジャー因果性の検定の比較 表 はアベノミクス前までの期 間 (99 年 Ⅰ~ 年 Ⅲ) のデータ で行ったグレンジャー因果性の検 定の結果である 表 のアベノミク ス後を含んだ全体データ (99 年 ~ 年 Ⅱ) の結果と比較した 表. 変量 VARのグレンジャーの因果性 ( アベノミクス前 ) 説明変数被説明変.9 () 数. () 表内の数値はカイ 乗値 () 内の数字は自由度を示す * は% 有意 ** は% 有意 *** は% 有意で棄却を示す 数値は小数第 位までとした 表 を見ると アベノミクス前までの期間では からへの因果性 は有意ではないことがわかる 全体データでは % 有意で因果性が存在したので アベノミ クス後にからへの因果性が出現したといえる. 変量 VAR( 輸出 ) グレンジャー因果性の検定の比較 表 7 はアベノミクス前までの期間のデータで分析した グレンジャー因果性の検定の結 果である 表 のアベノミクス後を含んだ全体データの結果と比較した

16 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 表 7 を見ると アベノミクス後を含んだ全体データの結果と比べて から訪 日外客数 輸出からの因 果性の有意性が低くなっている (% ( 全体 ) %( アベノミクス前 )) アベ ノミクス後を含んだ全体データでは から輸出の因果性は % 有意であったが アベノミクス前ま でのデータでは 因果性は有意ではない 表 7. 変量 VAR のグレンジャーの因果性 ( アベノミクス前 ) 被説明変数 説明変数 輸出. ().9 (). () *.9 () * 輸出.99 ().7 () 表内の数値はカイ 乗値 () 内の数字は自由度を示す * は% 有意 ** は% 有意 *** は% 有意で棄却を示す 数値は小数第 位までとした したがって アベノミクス後に から 輸出からへの 因果性の有意性が上昇し から輸出への因果性の有意性が出現したといえる 7. 変量 VAR( 輸出 実質 GDP) グレンジャー因果性の検定の比 較 表 はアベノミクス前ま でのデータで分析した グ レンジャー因果性の検定の 結果である 表 のアベノ ミクス後を含んだ全体デー タの結果と比較した 表 を見ると アベノミ クス前は からへの因果性は % 有意 実質 GDP から輸出への因果 性は % 有意である 表 の全体データでは からへの因果性は % 有意 実質 GDP から輸出への因果性は % 有意であった したがって アベノミクス後に からに対する因果性の有意性が 強まっていることがわかる 一方で 実質 GDP から輸出への因果性はアベノミクス後に弱 まっているといえる 表. 変量 VAR のグレンジャーの因果性 ( アベノミクス前 ) 被説明変数 説明変数輸出実質 GDP. (). () **.7 (). () **.79 ().7 () *** 輸出.7 ().9 () 7. () *** 実質 GDP. ().7 ().9 () 表内の数値はカイ 乗値 () 内の数字は自由度を示す * は % 有意 ** は % 有意 *** は % 有意で棄却を示す 数値は小数第 位までとした Ⅵ. 考察. 結果の考察 全体データ (99Ⅰ~ 年 Ⅱ) の分析まず グレンジャーの因果性の結果 ( 全体データ ) を見ると 変量のすべてのモデルにおいて のに対する強い因果性が示されていた また 変量モデルでは 実質 GDP の 輸出に対する因果性も強かった 一方で その他の有意な因果性は 変量 変量で一貫していなかった 次に インパルス反応関数 ( 全体データ ) を見ると 変量のすべてのモデルにおい

17 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 て 円安ショックのに対する影響が強く出ていた また 変量の累積インパルス反応関数に注目すると ショックから ショックから輸出 輸出ショックから実質 GDP に与える影響がそれぞれ正であることから から から輸出 輸出から実質 GDP につながる流れが確認できた このことから 円安化によってが増え 輸出が増加し 実質 GDP が伸びるという波及経路の存在が示唆されたといえる 比較分析インパルス反応関数をアベノミクス前に期間を制限した分析と比較すると 変量モデル共に ショックがに与える影響は アベノミクス後を含んだ全体データの方が大きかった 一方で 変量において ショックから輸出 輸出ショックから実質 GDP に与える影響は アベノミクス後を含んだ全体データの方が小さかった グレンジャー因果性をアベノミクス前と比較すると 変量共に からへの因果性の有意性は アベノミクス後を含めた全体データで強まっていた 以上のことから アベノミクス以降のデータが少ない点も考慮する必要はあるが アベノミクス後に からへの影響は強まったものの から輸出 輸出から実質 GDP への波及経路が増幅したとはいえない結果となった. 政策的含意 ( 円安政策の訪日客による波及経路を強めるためには ) 円安によって は増加しているが 実質 GDP の伸びにうまくつながっていないという 前節の考察を踏まえて 政府の成長政策に関する示唆を行いたい 増から輸出増 実質 GDP 増加に流れを強めるためには 訪日外国人による安定的な消費増をねらうことが大切である 日本政府は 年東京五輪までに訪日外国人を 万人にすることを目標にしているが 年のは 97 万人で 既に突破する勢いであった このように激増した訪日外国人を政府としてどのように受け入れるか すなわち どのように おもてなし をするかが成長戦略の鍵となっていると思う 私の考える おもてなし の例としては まずは 免税店の拡大 WiFi の拡充 英語標識や感覚でわかるマーク標識の設置 観光ガイドやコンシェルジュサービスの充実等が挙げられる ハラルフード等様々な文化に対応した食を提供することも必要だ これに加え 私は日本の伝統文化をわかりやすく発信することも肝要であると思う の増加が一過性のものにならず 外国人観光客にリピーターとして安定的に日本に訪れてもらうためには 魅力的な 文化 の存在と紹介が不可欠であると思うからである 具体的には 積極的な情報提供 ( 英語やイラストによる説明 ) や 体験講座 ( 紙すき体験 陶芸体験等 ) などが挙げられるだろう 陶芸などの製作体験をした場合は 作品を焼き上げるのに時間がかかるため 完成作品を海外に送付するサービス等もあると良いだろう しかしながら こ

18 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 うしたサービスを民間や家内経営の業者が行うにはかなりの費用がかかるため 政府として何らかの支援措置 ( 補助金等 ) を講じる必要がある もちろん現在の訪日外国人の増加は円安だけで起きたわけでなく 東南アジア諸国からの旅行客向けビザの発給要件緩和や 消費税の外国人に対する免税措置の拡大等 規制緩和政策も大いに寄与している しかしながら 分析結果を見る限り 円安が訪日外国人増加に非常に強く寄与していることは否定できないだろう いずれにしても増加の効果を GDP 成長につなげるための おもてなし の重要性は変わらない したがって 前述のような おもてなし によって 円安のメリットを最大限に活用した 観光立国 を目指すことが 今後の日本の成長に求められるのではないか Ⅶ. 参考文献 宮尾龍蔵(), 政策, マクロ金融政策の時系列分析: 政策効果の理論 と実証, 日本経済新聞社 山下大輔(), の変動が輸出入に与える影響,PRI Discussion Paper Series(No.A-) 岩淵純一(99), 金融変数が実体変数に与える影響について Structural VAR モデルによる再検証, 金融研究 第 9 巻第 号 山崎亮(), 金融市場変動の米国経済への影響 みずほインサイト米州, みずほ総合研究所 寺井晃 飯田泰之 浜田宏一(), 金融政策の波及チャネルとしての, ESRI Discussion Paper Series No.9 塩路悦郎(9), と原油価格変動のパススルーは変化したか, 日本銀行ワーキングペーパーシリーズ No.9-J-,9 年 月 浜田浩児 堀雅博 横山瑠璃子 花垣貴司 亀田泰佑 岩本光一郎(), 短期日本経済マクロ計量モデル ( 年版 ) の構造と乗数分析,ESRI Discussion Paper Series No. Takatoshi Ito and Kiyotaka Sato(), Exchange Rate Changes and Inflation in Post-Crisis Asian Economies : Vector Autoregression Analysis of the Exchange Rate Pass-Through, Jounal of Money, Credit and Banking, Vol., No. 7(Oct., ), pp. 7- 日本経済新聞, 年 月 9 日朝刊 万人 消費下支え 年 月 日朝刊 数字で知る日本経済 () 年 月 日電子版 中国人客の大量買いインバウンド消費を読み解く 年 月 日電子版 訪日客の消費額 7-9 月 兆円突破四半期で初 年 月 日朝刊 マツキヨ HD 純利益最高 7 億円 -9 月期 年 月 日夕刊 経常黒字 カ月連続 年 月 日朝刊 訪日客 年 万人に迫る, 年 月 9 日夕刊 訪日客最多 97 万人, 日本経済新聞社 7

19 為替の実体経済に与える影響の実証分析 訪日外国人の消費動向に着目して 上智大学経済学部経済学科 年嶋中由理子 山本拓(9), 経済の時系列分析創文社現代経済学選書, 創文社 羽森茂之(9), ベーシック計量経済学, 中央経済社 G.S. マダラ ( 著 ), 和合肇 ( 訳 )(), 計量経済分析の方法, シーエーピー出版 北岡孝義他(), Eviews で学ぶ実証分析の方法, 日本評論社 の動向, 国籍 / 月別, 統計データ, 日本政府観光局 年 月推計値, 統計発表, 日本政府観光局 日経 NEEDS-FinancialQUEST 統計表 ( 四半期別 GDP 速報 ), 統計データ, 内閣府 時系列統計データ検索サイト, 日本銀行

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