2003年公共選択学会「学生の集い」
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- ぜんま たけはな
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1 2003 年公共選択学会 学生の集い 安保理の投票行動に見る 理事国の利害関係 埼玉大学経済学部西川ゼミナール 大谷公介佐藤春佳知久浩基野崎直美吉沢誠人
2 目次 はじめに 3 第 1 章国際連合の成立と機能 4 第 2 章設立時から現在までの安保理の投票傾向 第 3 章安保理の投票記録から見る理事国間の関係 年代ごとの投票の推移からみた各国の関係 拒否権の行使から見た常任理事国の投票行動 10 第 4 章 Bz 指数を用いた発言力格差 Bz 指数と発言力の関連 Bz 指数を用いた理事国間の発言力格差 Bz 指数から分かる理事国間の利害関係 15 おわりに 1 参考文献 17 2
3 はじめに 国際連合 ( 国連 ) には国家主権の平等という原則があるにも関わらず 安全保障理事会の常任理事国には拒否権が与えられている はたして拒否権は特別な政治力を持っているのであろうか そこで本稿では常任理事国の政治力が非常任理事国に対してどの程度まで特別なのかを バンザフ指数 (Bz 指数 ) を用いて明らかにする さらに 安保理における各国の投票行動を設立時から集計し そこに利害関係による何らかの傾向が存在するかを確認する 国連の設立目的は国際の平和と安全の維持にあり 国連憲章のもとに これらの主要な責任を負っているのは安保理の理事国である よって 私たちは理事国の行動を観察することにより 国連がどのように歴史的及び地域的に安全保障に寄与してきたかの傾向がつかめると想像できると考える この仮説が正しいものであるのか検証するとともに 常任理事国と非常任理事国の関係についても探る 3
4 第 1 章国際連合の成立と機能 国際連盟が第 2 次世界大戦の発生を防止できなかったことなどから 米 英 ソを中心として 新しい国際平和維持機構を設立する構想が第 2 次大戦中より練られていた まず 1941 年 8 月 F=ローズベルト チャーチルの大西洋上会談で広汎な安全保障制度をつくる意図があることで合意し 大西洋憲章が成立した これに 1942 年 1 月 ソ連の賛同を得て 連合国共同宣言 に発展し これが国際連合憲章の基礎理念となった 1944 年 8 月 ワシントン郊外のダンバートン オークスで米 英 ソ 中の代表が国際連合憲章原案を作成 1945 年 4 月連合国がサンフランシスコに集まり ダンバートン=オークス会議で作成された原案に 安全保障理事会で大国に拒否権を与える とのヤルタ会談での決定を追加して 国際連合憲章を採択した 同年 10 月 24 日 米 英 仏 ソ 中及びその他の署名国の過半数が批准したことによって 国際連合 ( 国連 ) は正式に発足した 原加盟国 (51 カ国 ) で本部はニューヨーク 2003 年現在 191 カ国が加盟している 国際連合はその憲章第 1 条に 国際連合の目的として 国際社会の平和と安全の維持 諸国家間の友好関係の発展及び経済的 社会的 文化的 人道的な面での国際協力の推進をかかげている この目的を達成するために 国際連合は 主要な機関として 総会 安全保障理事会 経済社会理事会 信託統治理事会 国際司法裁判所 事務局をもち これら 機関のもとに多数の委員会 専門機関などを設けている 総会は 全加盟国によって構成され 予算の審議や承認とともに多くの問題を討議し 諸加盟国や安全保障理事会に対して勧告することができる 討議 勧告だけで執行権はない 加盟各国 1 票の投票権をもつ 国際連盟の 会議の議決が全会一致の原則をとり 会議の運営が難航したという失敗に基づいて 多数決制を取り入れた 安全保障理事会は 国連で最も強大な権限を持つ主要機関であり 権限は総会に優越し 国際紛争の解決に必要な経済的 外交的 軍事的制裁の権限を持つ 常任理事国 5 カ国 非常任理事国 カ国 ( のち 10 カ国 ) の 11 カ国 ( のち 15 カ国 ) で構成されている 常任理事国は米 英 ソ 仏 中の 5 カ国で 中国に関しては 1971 年より中華民国 ( 台湾 ) から中華人民共和国に代表権が移り 常任理事国となり また 1991 年のソ連解体後はロシアがその地位を受け継いでいる 非常任理事国は カ国で任期は 2 年 19 年 1 月から 10 カ国に増加 世界の各地域ごとに定められた枠にしたがって選出されている 常任理事国 5 カ国には拒否権が与えられており 国際の平和と安全の問題につき決定する機能をもっている しかし 国際連合の成立後 冷戦における東西両陣営の対立を背景とした大国による拒否権行使が相次ぎ 安全保障理事会は 事実上 機能を停止する場合があった こうした拒否権制度の弊害を打開するために 1950 年の第 5 回総会で採択された 平和のための結集 決議は 総会に強制措置の発動を勧告しうる機能を認めるものであった 4
5 しかしながら 大国に対しての強制措置の発動は困難であって 国際連合の安全保障機能を回復させる手段とはなっていなかった だが 冷戦が終了したことにより 国連による安全保障機能の確立と実効が現実味を持つようになってきた今日では 世界の平和維持活動は国連を中心に考えていこうとする機運が高まっており 国連の安全保障機能が強化される兆しをみせている 1 1 高等学校政治 経済 ( 第一学習社 ) による 5
6 第 2 章 設立時から現在までの安保理の投票傾向 国連が設立された目的は世界の平和と安全の維持である しかし 未だに紛争や宗教問題などが絶えず 世界が平和になったとはとても言い難い 国際機関のなかでも世界の平和と安全の維持を目的としているのは国連だけで 国連の中でその点において重要な位置を占めているのは安保理である よって 平和で安全な世界が築けていないのであれば安保理が機能していないことが寄与しているのではないだろうか では なぜ安保理が機能していないのか 今からそれを安保理の決議に沿って見ていきたい 我々は 安保理の可決された決議のうちで 全会一致で可決された議案ではないもの つまり 最低 1 カ国が棄権または反対票を投じている議案について調べた 全会一致で可決された議案は 理事国間の利害の対立が生じておらず 研究の意図にそぐわないため 今回は除外した 年代ごとの投票の推移 拒否権などの観点から理事国がどのように行動するかを観察してみた まず 年代ごとの投票の推移で見てみると 1940 年代 ~50 年代はインドとソ連が同じ投票行動をしていることが多く見られる 190 年代は常任理事国がアジアやアフリカ 南米の諸国の数カ国と行動をともにしているのではないかと推測できる結果が得られた また この時期では フランスがド ゴールの第五共和政下で一見 近い意見を持ちそうなアメリカやイギリスなどの資本主義陣営から距離を置き 中ソの陣営に接近する傾向が見られた 1970 年代に入ると アメリカとイギリスが行動をともにすることが多くなった そして 中華民国から常任理事国を受け継いだ中華人民共和国の棄権がこの時期は多く ベナンとリビアと中国が接近する様子が見られた 中国は他にも イラクに接近する傾向が見られた このことは第 4 章で詳しく述べることにする 1980 年代になると 今まであまり行動を共にする様子が見られなかった中国とソ連が協調する傾向があった 80 年代後半 アメリカが単独で棄権することが多くなった これまでの冷戦期では 東欧諸国はソ連に接近することが多く見うけられたが ユーゴスラビアだけは独自の路線をたどっているようであった 90 年代前半に入るとイエメンとキューバの投票行動が多く一致し 中国 インド ジンバブエの投票行動が多く一致している 全体的に年月が経過するにつれていままではどちらかといえば常任理事国と意見を一致させることが多い非常任理事国の国々も非常任理事国同士だけでも行動をともにする傾向が見られるようになってきた
7 第 3 章 安保理の投票記録から見る理事国間の関係 3-1 年代ごとの投票の推移からみた各国の関係 1953 年 ソ連とインドがアメリカとパキスタンの 米 パ協定 に対抗して インド ソ連協定 を結んだ これによって 1940 年代 ~50 年代のインドとソ連が協調することが説明できると思われる 190 年代では今まで植民地であった国々が 資本主義陣営 社会主義陣営 どちらにも属さず 次々と独立していった 常任理事国はこれら独立したての旧植民地国を互いに自分の陣営に引き込もうとしてこのような協調行動が見られたのではないか 1970 年代ではアメリカのベトナム戦争の敗戦や石油危機で資本主義陣営は大きな打撃を受けた そこで 結束を強化する必要が求められるようになり このような行動がとられたのではないか しかし この時期 社会主義陣営では 中国とソ連は 50 0 年代以降からの中ソ対立により 協調行動はとらなかった 中国とソ連が協調する傾向が見られるようになったのは この中ソ対立がやや緩和していった 80 年代のことであった この時期は中国とソ連は同じ投票行動をするようになったので 同じ共産圏として協調したのであろうと見うけられた 90 年代に入り 冷戦が収束に向かうと 以前は冷戦の影響で アメリカ ソ連の超大国に引っぱられて行動する様子がよく見られていた非常任理事国の国々も 年が経過するにつれ 大国から影響も薄くなっていった そして ソ連が崩壊して冷戦が終結すると東西陣営の影響というものも見られなくなった これにより非常任理事国でも自国の利益で行動できるようになったため 先ほど見たようなイエメンとキューバのような小国間の協調が増加してきたのだと 想像できる 概観すると 安保理の投票行動においては冷戦が与える影響は大きかったと考えられる 冷戦はベルリンの壁の崩壊や中国の民主化運動であった天安門事件が 冷戦が終焉する東西ドイツの統一やソ連の崩壊より先に起こったことより冷戦は突発的に終結したわけではなく 8 年くらいから徐々に沈静化していったと推察できる そこで 冷戦期 冷戦後の境は 8-90 年の間にひいた 表 2 や図 から見られるように 冷戦期と冷戦後では明らかに投票行動の変化が見られた アメリカやイギリス 東欧諸国では棄権 反対の回数が減少している これは 社会主義陣営の崩壊により東西対立がなくなったからである しかし アフリカ諸国や中国では 逆に増加する傾向が見られた アフリカ諸国は冷戦の終結により 安保理の決議が東西の利益に関するものから 民族 宗教的な自国に直接関係があるものへ変化していったからであるといえよう そして 今まで大国に従っていたアフリカ諸国が自分の利益で行動するようになったからである 中国は冷戦終結後残った数少ない社会主義国として資本主義国と対立していたのかもしれない 7
8 表 1 地域別年代別の棄権 反対の回数 アメリカ イギリス フランス ソ連 ( ロシア ) 中国 アジア 中東 アフリカ 西欧 東欧 北米 南米 オセアニア キューバ 図 1 冷戦期における棄権 反対の割合 西欧 % アフリカ 4% アジア 7% 中国 1% 東欧 10% その他 5% ソ連 14% アメリカ 15% イギリス 11% フランス 12% 8
9 図 2 冷戦後における棄権 反対の割合 東欧 0% 西欧 1% その他 12% アメリカ 4% イギリス 0% フランス 3% ロシア 15% アフリカ 1% アジア 18% 中国 31% このように 安保理において各理事国が必ずしも世界の平和と安全の維持を目的として行動しているのではない そこには それぞれの国が自国の利益に沿った行動がとられることもあるのである しかし 協調して行動しているといってもいままでの中に証拠があったわけではない そこで 我々はここでこの投票行動の一致が偶然ではないことを証明したい ここではワルシャワ条約機構を形成している国々 ( ソ連と東欧諸国 ) の例を挙げる 安保理の非常任理事国には東欧枠が 1 カ国分あるので この国々は 2 カ国存在する 各国が単独で行動した場合 偶然 投票行動が一致する確率は 任意の 2 カ国の取れる投票行動はおのおの賛成 反対 棄権の 3 通りがあるので 全投票行動の場合の数は 3 3 の 9 通りである 2 カ国が同じ投票行動をするのは賛成 反対 棄権の 3 通りがあるので 2 カ国が同じ投票行動をする確率は 3/9 になり 33.3% である しかし これらの国々の意見が一致した確率は 意見が一致した回数 /2 カ国が投票した決議数 100 でこの数値を表すとすると 94% であった これは偶然に一致するケースより不自然に高い確率である このことより ワルシャワ条約機構を結んでいる国々 ( ソ連と東欧諸国 ) は偶然の意見の一致ではなく 故意に示し合わせていると考えてよい 次の節では拒否権から見た常任理事国の行動について見てみたい 9
10 3-2 拒否権の行使から見た常任理事国の投票行動 ここでは 安全保障理事会に提案された決議案の中で 常任理事国の拒否権によって否決されたものを選び出し 研究の対象とする その際に そうした決議案の総数の推移と各常任理事国の拒否権の行使状況を示し そこから各国の投票行動と政治的な意図を読み取ることに主眼を置く 図 3 拒否権発動回数 回数 ~48 52~54 58~0 4~ 70~72 7~78 年次 米英仏露 ( ソ ) 中 82~84 88~90 94~9 00~03 まず 図 3 のグラフを見ていただきたい ここでは 上記のように 194 年から現在までに安保理で決議された決議案の中で 拒否権によって否決されたものの推移を示している このグラフを見ると 194 年発足時から 年までの間は 一貫してソ連が高い割合で拒否権を行使しているのが見て取れる これはこの時期に 当時ソ連と対立関係にあった資本主義陣営に属する国々の国連加盟を承認するよう求める決議が多かったからであろう 資本主義陣営の国が国連へ加盟したら ソ連は国連内部での勢力を弱めることになりかねない こうした思惑からソ連は拒否権を多用したと考えられる その後 いったんは拒否権の行使は低い水準にとどまるが 72 年ごろになると再び増加してくる しかし このとき高い割合を示すのはソ連ではなくアメリカである この理由として この時期には 石油危機の引き金となる第四次中東戦争が勃発するなど 中東情勢が悪化したことが考えられる それに伴い アメリカと緊密な関係にあるイスラエルを含む中東問題に関する決議案が増え 拒否権を行使する機会が増加したのではないだろうか 実際にアメリカは 中東問題に対して拒否権を行使する傾向が強く見られる 10
11 さらに 90 年代に入ると ソ連をはじめとする社会主義国家の相次ぐ破綻や資本主義への方針転換によって社会主義と資本主義という対立の軸がなくなったため 拒否権の発動の減少が確認できる こうして 拒否権の発動の状況について見てきたが 年の後にある拒否権の発動の減少をもたらした要因についてはまだ触れていない 私たちは これには 90 年代における社会主義国の破綻と同じように大きな要因があると感じ 考えた結果 非常任理事国の増加という安保理の構造の変化に着目した つまり 年から非常任理事国がそれまでの カ国から 10 カ国へと増加したことで 常任理事国の投票行動や発言力に影響を与えたのではないかと考えたのである そこで 非常任理事国の増加が常任理事国の行動や発言力に影響を与えるか また与えるとすればどの程度のものであるかを Bz 指数という指標を用いて次章で検証することとする 11
12 第 4 章 Bz 指数を用いた発言力の格差 4-1 Bz 指数と発言力の関連 Banzhaf 指数 (Bz 指数 ) とは 投票により意思決定を行う時 各投票主体が意思決定についてどのくらい影響力を持っているかを見るための指標の一つである Bz 指数は 195 年に法律家のBanzhafにより定義された指数である 2 その後 Dubeyと Shapleyにより公理的特徴付けがなされました 実際にBz 指数がどのようなものを指しているのかを次に示す 図 4 投票主体が 3 つの場合の投票例 政党 B 政党 A 80 政党 政党 B 政党 A 80 政党 政党 50 賛成 政党 B 20 政党 A 反対 図 4 では 投票主体が3つあり 投票総数 150 で 賛成投票が 100 以上の場合 案は可決されるという投票行動について示している 図の例を上から順に見ていくと 政党 A もしくは政党 B が反対に移動すると否決される 次の例では 政党 B もしくは政党 が賛成に移動することにより可決される 最後の例では政党 A が賛成に移動しない限り可決されないと分かる このように投票行動を変化させることにより案の可否を変えることのできる時をスウィングといいます そして 各投票主体がスウィングを行える回数を全投票パターンの回数 2 Bz 指数の歴史, 定義については を参考とした. 12
13 で割った値を Bz 指数と定義する 上図の場合では各投票主体は賛成及び反対の 2 つの行動が取れ 3 つの投票主体が存在し 3 ているので 全投票行動数は 2 で8 通りと分かる そして 政党 A B それぞれ 回 2 回 2 回のスウィングが行えると分かっている よって 政党 A B の Bz 指数 はそれぞれ /8 2/8 2/8 となり 政党 B と政党 では持っている票数に倍以上の差 があるにもかかわらず Bz 指数に差が見られていない これは 二つの政党に発言力の差 が見られないことの表れだと理解できる これから見ていきたいものは Bz 指数そのものよ りも各投票主体間でのスウィングの格差を見ていく よって 政党 A は政党 B よりも 3 倍の発言力を持っていると判断する 4-2 Bz 指数を用いた理事国間の発言力格差 次に実際に安保理の投票行動から Bz 指数を求めてみる 安保理の理事国の数は 195 年以前と以降では 11 カ国から 15 カ国に増えており それぞれの場合で考えてみる また 安保理の投票行動については棄権という行動もあるが ここでは単純化のため 賛成と反対しかないと考える 実際 15 カ国中 5 つの常任理事国の賛成と 4 つの非常任理事国の賛成が得られれば可決され 非常任理事国の棄権は反対に近い意味合いを持っているので 棄権については反対として計算の中では考える まず 11 カ国の時代については 各理事国それぞれに賛成及び反対の行動が取れる よ って 全投票の場合の数は 2 11 と分かる 次に理事国のスウィングの回数を調べてみる こ こで常任理事国には拒否権が存在し 非常任理事国には拒否権が存在しなく この 2 者の違いは拒否権しかないので 常任理事国と非常任理事国の 2 つの場合を考えればよいことになる 任意の常任理事国のスウィングについて考える時 他の 4 カ国が反対すなわち拒否権を行使してしまうと 必ず否決されてしまうので 4 カ国は必ず賛成票を投じていると仮定す る よって 非常任理事国の賛否の国数を考えればよい カ国共に賛成な場合はで 1 通り 5 カ国賛成な場合は カ国の中から 1 カ国反対票を投じる国を選ぶ方法は で 通 りである 同様に 非常任理事国の反対国数が 2 カ国から カ国までそれぞれ考えると と分かり 常任理事国が賛成から反対の時のスウィングと逆の時のス ウィングは 2 通りあるので 求める場合の数は ( ) = 12 となる 非常任理事国のスウィングの回数については任意の 1 カ国を決めて他の非常任理事国の投 票行動を色々変えてみると 5 カ国とも反対としている時にスウィングが存在する この時 任意の理事国は賛成の時も反対の時もスウィングする 5 カ国共に反対しているのは 1 通り 13
14 であるから 非常任理事国のスウィングの回数は 2 通りである この結果から常任理事国と非常任理事国のスウィング回数を比較すると 3 倍にもなる 発言の影響力はあまりにも開きすぎている 次に非常任理事国が 10 カ国に増加した 19 年からについて Bz 指数を比較してみよう 15 まず 全投票行動の場合の数は 理事国の数が 11 から 15 に増加したことにより 2 と 32 倍に増えた 計算する上での考え方は先に述べたものとまったく同じなので割愛させていただきます では 実際に常任理事国のスウィングの回数を 11 カ国時代と同様に計算してみよう 計算した結果は 2 ( ) = 19 となる 非常任理事国に関しては 常任理事国が 5 カ国賛成でかつ 非常任理事国が 3 カ国もしく は 4 カ国賛成している場合にスウィングが存在する 3 カ国賛成の場合は任意の理事国は反 対票を投じていて それを賛成に変えることにより可決される 4 カ国賛成の場合には任意 の理事国は賛成から反対に移ることによってスウィングが見られる これを 計算してみ ると = 84 となる この 2 つの値を比較すると 常任理事国は非常任理事国よりおおよそ 20 倍の発言力があると考えられる この議論より, 前章での理事国の増加による拒否権の行使の著しい減少は Bz 指数の考えでの発言力の低下が寄与していることは間違いないであろう. 今までは各理事国が独立に投票するという特殊な条件を課さないで計算したが ここでは 常任理事国と非常任理事国が手を組んだ場合 常任理事国同士の場合 非常任理事国同士の場合について議論する まず はじめに常任理事国と非常任理事国が手を組んで投票を行った場合ではどうなる のか 投票行動全体の場合の数は 15 カ国なので変わらず 2 である では 手を組んだ理 事国の Bz 指数はどうなるのか スウィングの数を計算すると 930 通り存在する では 手を組んだ理事国と他の常任理事国または非常任理事国との発言力格差というものは現われるのであろうか 実際常任理事国についてスウィング回数を計算してみると 930 通りというまったく同じ結果となる また 非常任理事国についてでは 5 通りとなる よって Bz 指数の格差は 17 倍弱と格差は減少したとわかる これから分かることは 常任理事国が非常任理事国と手を組んだ事により発言力が増すということはなく むしろ 非常任理事国が大きな発言力を手にすることであるといえる では 常任理事国 2 カ国が手を組んだ場合は 手を組んだ理事国のスウィング回数は 15 14
15 他の常任理事国が独立で投票した時のスウィング回数と同じで 19 通りである そして 非常任理事国のスウィング回数も 84 通りとなる この条件では全理事国が独立な場合との違いが見られない 最後に非常任理事国が 7 カ国で手を組んだ場合について考えてみたい 何故なら 非常任理事国が 7 カ国で反対した場合には残りの全理事国が賛成表を投じても否決されてしまうといういわば拒否権と同等の権限を持つことができるからである では 常任理事国のスウィング回数は 1 通りである 非常任理事国 7 カ国のスウィング回数は常任理事国のそれと同じく 1 通りである 非常任理事国はこの条件ではスウィングすることがまったくできないという結果がみられた 今までの計算で分かったことは 拒否権を与えられるということは絶大な発言力を与えられる また 常任理事国と非常任理事国が手を組むと常任理事国の発言力は他の常任理事国の発言力を上回るということはなく 利点は見られない しかし 非常任理事国は絶大な発言力を手に出来るという大きな利点がある また 非常任理事国が 7 カ国で同調することにより 常任理事国と同じ発言力を持てることもわかった 4-3 Bz 指数から分かる理事国間の利害関係 先に述べたように 中国とイラクが安保理決議の中で協調する確率は 7% であった だが イラクが理事国になった二期のうち 57~58 年は協調する傾向は見られないが 74~ 75 年は強く協調する傾向が見られた これは 72 年の石油危機を契機に中国がイラクの石油を目当てに同調したと考えてよいと思われる 上の議論より それぞれが単独で行動するとき 常任理事国は非常任理事国の 20 倍の発言力を持つ そして 常任理事国と非常任理事国が協調して行動した場合も 非常任理事国単独のおよそ 17 倍の発言力を持つことが発見できた この例を逆から見ると中国がイラクに同調した場合 イラクはおよそ 17 倍の発言力を手に入れたと考えてよい また ソ連と東欧諸国が協調行動を取る場合に関しては東欧諸国がソ連の支配に従属していた衛星国としての歴史的背景があり この場合は東欧諸国の発言はソ連の監視下にあると考えることもできるので 東欧諸国の発言力が他の非常任理事国よりもはるかに高いとは一概には言えないであろう 15
16 おわりに 安保理が機能しない原因として 拒否権を持つ常任理事国と非常任理事国との投票における発言力の格差が大きい事が挙げられる 理事国が 15 カ国となった現在でも両者の間で 20 倍もの格差が存在する 4 章での研究結果から 非常任理事国を カ国から 10 カ国に増やした場合 発言力の格差が 3 倍から 20 倍へと縮まったことが確認された そこで さらに非常任理事国を増やした場合に 格差がどう変化するかを計算してみた まず 非常任理事国を 10 カ国から 13 カ国へ増やし 全理事国 18 カ国中 11 カ国の賛成で可決すると仮定する そうして計算すると 格差は 7.3 倍へと縮まった 同様に 1 カ国へ増やし 21 カ国中 13 カ国の賛成で可決すると仮定して計算すると 格差は 3 倍へと縮まった こうして見ると 非常任理事国を増加させることで発言力の格差を是正することができると考えられる 発言力の格差を無くす為には 拒否権自体を廃止するのが最も有効的だが これには常任理事国の反対が予想されるため 現実的ではない 従って 非常任理事国の増加という方法の下 発言力の格差を縮めていくのが最善の策であろうと考える 1
17 < 参考文献 > 国際連合広報局翻訳 = 八森充 (2002) 国際連合の基礎知識 ( 財団法人世界の動き社 ) 全国歴史教育研究協議会 [ 編 ](1998) 世界史 B 用語集 ( 山川出版社 ) 国際連合 国連安全保障理事会 国連著書目録情報システム NGOのページ 投票力指数について 17
【】中学社会公民:国際連合
中学社会公民 : 国際連合 [ http://www.fdtext.com/dat/ ] [ 要点 ] こくさいれんごうけんしょうを採択 (1) 1945 年にサンフランシスコに51か国が集まり, 国際連合憲章 さいたくし, 国際連 そうかい合が成立した その本部はニューヨークに置かれている 総会では, 各国 1 票の たすうけつ投票権をもち, 多数決制をとっている 国際法についての紛争を裁くのは国際司
学習指導要領
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NHK 平和に関する意識調査 単純集計結果 調査期間 2017 年 6 月 21 日 ( 水 )~7 月 25 日 ( 火 ) 調査方法 郵送法 調査対象 18 歳 19 歳限定地域 : 全国 2017 年 7 月末時点で18 歳 19 歳の国民 1200 人 20 歳以上の成人地域 : 全国 2017 年 7 月末時点で20 歳以上の国民 1200 人 いずれも住民基本台帳から層化無作為 2 段抽出
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教科 : 地理歴史科目 : 世界史 A 別紙 1 (1) 世界史へのいざない 学習指導要領ア自然環境と歴史歴史の舞台としての自然環境について 河川 海洋 草原 オアシス 森林などから適切な事例を取り上げ 地図や写真などを読み取る活動を通して 自然環境と人類の活動が相互に作用し合っていることに気付かせ
(1) 世界史へのいざない 学習指導要領ア自然環境と歴史歴史の舞台としての自然環境について 河川 海洋 草原 オアシス 森林などから適切な事例を取り上げ 地図や写真などを読み取る活動を通して 自然環境と人類の活動が相互に作用し合っていることに気付かせる [ 大河流域の生活と歴史 ] 大河流域に形成された古代文明周辺の自然環境の特色と人類の生活や活動とのかかわりについて知る [ 草原の生活と歴史 ]
学習指導要領
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学習指導要領
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第 2 問問題のねらい青年期と自己の形成の課題について, アイデンティティや防衛機制に関する概念や理論等を活用して, 進路決定や日常生活の葛藤について考察する力を問うとともに, 日本及び世界の宗教や文化をとらえる上で大切な知識や考え方についての理解を問う ( 夏休みの課題として複数のテーマについて調
現代社会 問題のねらい, 及び小問 ( 速報値 ) 等 第 1 問問題のねらい 功利主義 や 正義論 に関して要約した文書を資料として示し, それぞれの基盤となる考え方についての理解や, その考え方が実際の政策や制度にどう反映されているかについて考察する力を問うとともに, 選択肢として与えられた命題について, 合理的な 推論 かどうか判断する力を問う ( 年度当初に行われる授業の場面を設定 ) 問
学習指導要領
(1) 私たちの時代と歴史 現代の社会やその諸課題が歴史的に形成されたものであるという観点から 近現代の歴史的事象と現在との結び付きを考える活動を通して 歴史への関心を高め 歴史を学ぶ意義に気付かせる 開国前後から第二次世界大戦終結までの政治や経済 国際環境 国民生活や文化の動向について 相互の関連を重視して考察させる 都立世田谷泉高校学力スタンダード身近な社会 地域の事象や 現代の課題を追求するなかで
各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数
5 : 外国株式 外国債券と同様に円ベースの期待リターン = 円のインフレ率 + 円の実質短期金利 + 現地通貨ベースのリスクプレミアム リスクプレミアムは 過去実績で 7% 程度 但し 3% 程度は PER( 株価 1 株あたり利益 ) の上昇 すなわち株価が割高になったことによるもの 将来予想においては PER 上昇が起こらないものと想定し 7%-3%= 4% と設定 直近の外国株式の現地通貨建てのベンチマークリターンと
社会系(地理歴史)カリキュラム デザイン論発表
社会系 ( 地理歴史 ) カリキュラム デザイン論発表 批判的教科書活用論に基づく中学校社会科授業開発 (1): 産業革命と欧米諸国 の場合 発表担当 :5 班 ( ごはんですよ ) 論文の構成 論文の構成 Ⅰ. 問題の所在 : 教養主義の授業づくりでは 国家 社会の形成者は育成 できない 批判的教科書活用論に基づく授業を開発 Ⅱ. 産業革命と欧米諸国 の教授計画書と実験授業の実際 Ⅲ. 産業革命と欧米諸国
年間授業計画09.xls
使用教科書 東京書籍 地理 A 科目名 : 必 地理 A 国際社会の一員として必要な地理的感覚 教養を身につける 修 対 象 1 年 小辻 三橋 磯山 学習内容 時間配当 球面上の世界と地域構成 結びつく現代社会多様さを増す人間行動と現代社会 8 7 身近な地域の国際化の進展 教材等 教科書プリント視聴覚教材 世界的視野からみた自然環境と文化諸地域の生活 文化と環境近隣諸国の生活 文化と日本 計 1
2015 2015 ユニセフの地域ごとの事業支出割合 2014年 計41億3,100万ドル 57 サハラ以南のアフリカ 18 アジア 14 中東と北アフリカ 4 ラテンアメリカとカリブ海諸国 3 中部 東部ヨーロッパ 独立国家共同体 残り4 は 地域間にまたがる事業 ユニセフ協会 国内委員会 がある国と地域 ユニセフ事務所とユニセフ協会の両方がある国 この地図は国境の法的地位についての何らかの立場を示す
地域別世界のエアコン需要の推定について 年 月 一般社団法人 日本冷凍空調工業会 日本冷凍空調工業会ではこのほど 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果を まとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行 なっているもので 今回は 年から 年までの過去 ヵ年について主
世界のエアコン需要推定 2017 年 4 月 地域別世界のエアコン需要の推定について 年 月 一般社団法人 日本冷凍空調工業会 日本冷凍空調工業会ではこのほど 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果を まとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行 なっているもので 今回は 年から 年までの過去 ヵ年について主要な国ごとに まとめました * ここでのエアコンは 住宅
朝日 TV 2015/4/18-19 原発政策安倍内閣は 今後の電力供給のあり方について検討しているなかで 2030 年時点で 電力の 2 割程度を 原子力発電で賄う方針を示しています あなたは これを支持しますか 支持しませんか? 支持する 29% 支持しない 53% わからない 答えない 18%
朝日 TV 2015/4/18-19 原発政策安倍内閣は 今後の電力供給のあり方について検討しているなかで 2030 年時点で 電力の 2 割程度を 原子力発電で賄う方針を示しています あなたは これを支持しますか 支持しませんか? 支持する 29% 支持しない 53% わからない 答えない 18% 国の原子力規制委員会は 東日本大震災のあとに決めた新たな基準に基づいて 止まって いる原子力発電所の審査を進めています
夏季五輪の メダル獲得要因はなにか
1 夏季五輪の メダル獲得要因はなにか 富山大学経済学部 山田ゼミ 発表の流れ 2 1. イントロダクション ~ QUIZ TOKYO 2020 ~ 2. 研究内容 研究方法の紹介 3. 分析結果 重回帰分析を用いた分析 ダミー変数の導入による分析 4. 考察 推測 研究の動機なぜこの研究をしようと思ったか 3 東京五輪の開催 メダル獲得数の分析への興味 統計学で学習した分析方法の利用 夏季五輪での日本のメダル獲得数の推移
PowerPoint プレゼンテーション
国境なき国際政治? 模擬安保理で考える人道的介入 東大院生によるミニレクチャプログラム 2014 年 6 月 27 日 @ 東大総合図書館中村長史 自己紹介 2 総合文化研究科国際社会科学専攻国際関係論コース博士課程 2 年 国際政治学が専門 人道的介入 領土問題 撤退などの安全保障問題について理論的なアプローチで論文を執筆 自己紹介 3 実験が困難な巨大な研究対象を捉える困難さを自覚しつつも 理論という
預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投
ミスミグループコーポレートガバナンス基本方針 本基本方針は ミスミグループ ( 以下 当社グループ という ) のコーポレートガバナンスに関する基本的な考え方を定めるものである 1. コーポレートガバナンスの原則 (1) 当社グループのコーポレートガバナンスは 当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資することを目的とする (2) 当社グループは 戦略的経営の追求 経営者人材の育成及びグローバルの事業成長を通じて中長期的な企業価値の向上を図る
特許庁工業所有権保護適正化対策事業
2010 年度模倣被害調査報告書調査分析結果の概要 平成 23 年 3 月特許庁 2010 年 9 月から 11 月にかけて実施した我が国企業 団体 8,031 社への模倣被害に関するアンケート結果 ( 有効回答数 4,304 社 被害企業数 1,059 社 ) をもとに 2009 年度 (2009 年 4 月 ~2010 年 3 月 ) における我が国産業界が受けた国内外での模倣被害の状況について
地域別世界のエアコン需要の推定について 2018 年 4 月一般社団法人日本冷凍空調工業会日本冷凍空調工業会ではこのほど 2017 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果をまとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行なっているもので 今回は 2012 年から 20
世界のエアコン需要推定 2018 年 4 月 地域別世界のエアコン需要の推定について 2018 年 4 月一般社団法人日本冷凍空調工業会日本冷凍空調工業会ではこのほど 2017 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果をまとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行なっているもので 今回は 2012 年から 2017 年までの過去 6 ヵ年について主要な国ごとにまとめました
( 除名 ) 第 9 条社員が次のいずれかに該当するに至ったときは 社員総会の決議によって当該社員を除名することができる (1) この定款その他の規則に違反したとき (2) この法人の名誉を傷つけ または目的に反する行為をしたとき (3) その他除名すべき正当な事由があるとき ( 社員資格の喪失 )
一般社団法人サンプル定款第 1 章総則 ( 名称 ) 第 1 条この法人は - 般社団法人サンプルと称する ( 事務所 ) 第 2 条この法人は 主たる事務所を東京都 区に置く 第 2 章目的および事業 ( 目的 ) 第 3 条この法人は 一般社団法人の に関する事業を行い その業務に寄与することを目的とする ( 事業 ) 第 4 条この法人は 前条の目的を達成するため 次の事業を行う (1) 一般社団法人の
技術士への道
2018 年 4 月 17 日改訂 一般社団法人日本技術者教育認定機構 (JABEE) 公益社団法人日本技術士会 技術士への道 -JABEE 認定プログラム修了生の皆さんへ- JABEE は 世界各国の技術者が肩を並べて働く時代を見越し 世界で通用する技術者教育の定着に向けた活動を行っています JABEE 認定プログラムを修了して卒業された皆さんは在学中大変な努力をされたことと思います 今般の修了に際しては技術士資格への第一歩である
経済学 第1回 2010年4月7日
経済学 第 13 回 井上智弘 2010/7/7 経済学第 13 回 1 注意事項 次回 (7/14), 小テストを行う.» 企業の生産費用と完全競争市場における生産決定について 復習用に, 講義で使ったスライドをホームページにアップしている. http://tomoinoue.web.fc2.com/index.html 2010/7/7 経済学第 13 回 2 前回の復習 固定費用の水準を決めたときに導くことができる平均費用曲線のことを,
EBNと疫学
推定と検定 57 ( 復習 ) 記述統計と推測統計 統計解析は大きく 2 つに分けられる 記述統計 推測統計 記述統計 観察集団の特性を示すもの 代表値 ( 平均値や中央値 ) や ばらつきの指標 ( 標準偏差など ) 図表を効果的に使う 推測統計 観察集団のデータから母集団の特性を 推定 する 平均 / 分散 / 係数値などの推定 ( 点推定 ) 点推定値のばらつきを調べる ( 区間推定 ) 検定統計量を用いた検定
東邦大学理学部情報科学科 2014 年度 卒業研究論文 コラッツ予想の変形について 提出日 2015 年 1 月 30 日 ( 金 ) 指導教員白柳潔 提出者 山中陽子
東邦大学理学部情報科学科 2014 年度 卒業研究論文 コラッツ予想の変形について 提出日 2015 年 1 月 30 日 ( 金 ) 指導教員白柳潔 提出者 山中陽子 2014 年度東邦大学理学部情報科学科卒業研究 コラッツ予想の変形について 学籍番号 5511104 氏名山中陽子 要旨 コラッツ予想というのは 任意の 0 でない自然数 n をとり n が偶数の場合 n を 2 で割り n が奇数の場合
課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください
課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください 課題研究の進め方 Ⅰ 課題研究の進め方 1 課題研究 のねらい日頃の教育実践を通して研究すべき課題を設定し, その究明を図ることにより, 教員としての資質の向上を図る
弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の
弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の構築を目指し, 地域自治の精神に基づいて校区に おける共通の課題解決のため, 自主的, 主体的に地域活動を行うことを目的とする
03-08_会計監査(収益認識に関するインダストリー別③)小売業-ポイント制度、商品券
会計 監査 収益認識に関する会計基準等 インダストリー別解説シリーズ (3) 第 3 回小売業 - ポイント制度 商品券 公認会計士 いしかわ 石川 よし慶 はじめに 2018 年 3 月 30 日に企業会計基準第 29 号 収益認識に 関する会計基準 ( 以下 収益認識会計基準 という ) 企業会計基準適用指針第 30 号 収益認識に関する会計 基準の適用指針 ( 以下 収益認識適用指針 といい
無党派層についての分析 芝井清久 神奈川大学人間科学部教務補助職員 統計数理研究所データ科学研究系特任研究員 注 ) 図表は 不明 無回答 を除外して作成した 設問によっては その他 の回答も除外した この分析では Q13 で と答えた有権者を無党派層と定義する Q13 と Q15-1, 2 のクロ
Ⅰ 無党派層についての分析 無党派層についての分析 芝井清久 神奈川大学人間科学部教務補助職員 統計数理研究所データ科学研究系特任研究員 注 ) 図表は 不明 無回答 を除外して作成した 設問によっては その他 の回答も除外した この分析では Q13 で と答えた有権者を無党派層と定義する Q13 と Q15-1, 2 のクロス表 Q13 合計 Q15-1 男性 度数 76 78 154 行 % 49.4%
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反応速度と化学平衡 金沢工業大学基礎教育部西誠 ねらい 化学反応とは分子を構成している原子が組み換り 新しい分子構造を持つことといえます この化学反応がどのように起こるのか どのような速さでどの程度の分子が組み換るのかは 反応の種類や 濃度 温度などの条件で決まってきます そして このような反応の進行方向や速度を正確に予測するために いろいろな数学 物理的な考え方を取り入れて化学反応の理論体系が作られています
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経済学第 4 章資源配分と所得分配の決定 (2) 4.2 所得分配の決定 中村学園大学吉川卓也 1 所得を決定する要因 資源配分が変化する過程で 賃金などの生産要素価格が変化する 生産要素価格は ( 賃金を想定すればわかるように ) 人々の所得と密接な関係がある 人々の所得がどのように決まるかを考えるために 会社で働いている人を例にとる 2 (1) 賃金 会社で働いている人は 給与を得ている これは
様々なミクロ計量モデル†
担当 : 長倉大輔 ( ながくらだいすけ ) この資料は私の講義において使用するために作成した資料です WEB ページ上で公開しており 自由に参照して頂いて構いません ただし 内容について 一応検証してありますが もし間違いがあった場合でもそれによって生じるいかなる損害 不利益について責任を負いかねますのでご了承ください 間違いは発見次第 継続的に直していますが まだ存在する可能性があります 1 カウントデータモデル
平成 30 年度年間授業計画 教科 : 地理歴史科目 : 世界史 A 校内科目名 : 世界史 A 対象年次 :1 2 単位 使用教科書 教材 教科書 現代の世界史 改訂版( 山川出版社 ) 補助教材 ニューステージ世界史詳覧 ( 浜島書店 ) 1 学期 2 学期 指導内容指導目標評価の観点 方法 <
教科 : 地理歴史科目 : 世界史 A 校内科目名 : 世界史 A 対象年次 : 単位 現代の世界史 改訂版( 山川出版社 ) 補助教材 ニューステージ世界史詳覧 ( 浜島書店 ) < > 世界史へのいざない 諸地域世界の特質 東アジアの文明 南アジアの文明 西アジアの文明 ヨーロッパの文明 諸地域世界の交流 4 世界の一体化とヨーロッパ 5 アジア諸国の繁栄 6 近世ヨーロッパの成長 7 近代の欧米社会
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MSC Flaminia 号事故について海上保安大学校山地哲也 日本海洋政策学会 第 4 回年次大会 平成 24 年 12 月 1 日 [http://www.odin.tc/2012/mscflaminiaen.asp] 1: 船舶の避難場所の概要 年月 事故 IMO( 国際海事機関 ) EU( 欧州連合 ) UK( 英国 ) 99.10 SOSREP 任命 99.12 ERIKA 号 00.6
GHQ , GHQ 8
110 1 2 3 4 GHQ 1 6 1 1898 1911 1907 1932 37 1 GHQ 111 2 1945 1948 15,000 30 2 1950 2 3 1946 4 2 1 1 3 30 20 5 1945 52 6 7 GHQ 8 112 2015.9 GHQ 9 50 10 150 2,000 1,600 3,000 20 30 GHQ GHQ 11 12 2 17 GHQ
<4D F736F F D2093C192E895578F8089BB8B408AD A8EC08E7B977697CC FC90B394C5816A2E646F6378>
特定標準化機関 (CSB) 制度実施要領 平成 15 年 8 月 27 日 ( 制定 ) 平成 29 年 3 月 15 日 ( 改正 ) 日本工業標準調査会 標準第一部会 標準第二部会 1. 制度名称 制度名称は 特定標準化機関 (Competent Standardization Body) 制度 ( 通称 シー エ ス ビー制度 ) とする 2. 目的日本工業規格 (JIS) の制定等のための原案作成
1. のれんを資産として認識し その後の期間にわたり償却するという要求事項を設けるべきであることに同意するか 同意する場合 次のどの理由で償却を支持するのか (a) 取得日時点で存在しているのれんは 時の経過に応じて消費され 自己創設のれんに置き換わる したがって のれんは 企業を取得するコストの一
ディスカッション ペーパー のれんはなお償却しなくてよいか のれんの会計処理及び開示 に対する意見 平成 26 年 9 月 30 日 日本公認会計士協会 日本公認会計士協会は 企業会計基準委員会 (ASBJ) 欧州財務報告諮問グループ (EFRAG) 及びイタリアの会計基準設定主体 (OIC) のリサーチ グループによるリサーチ活動に敬意を表すとともに ディスカッション ペーパー のれんはなお償却しなくてよいか
Excelによる統計分析検定_知識編_小塚明_5_9章.indd
第7章57766 検定と推定 サンプリングによって得られた標本から, 母集団の統計的性質に対して推測を行うことを統計的推測といいます 本章では, 推測統計の根幹をなす仮説検定と推定の基本的な考え方について説明します 前章までの知識を用いて, 具体的な分析を行います 本章以降の知識は操作編での操作に直接関連していますので, 少し聞きなれない言葉ですが, 帰無仮説 有意水準 棄却域 などの意味を理解して,
経営統計学
5 章基本統計量 3.5 節で量的データの集計方法について簡単に触れ 前章でデータの分布について学びましたが データの特徴をつの数値で示すこともよく行なわれます これは統計量と呼ばれ 主に分布の中心や拡がりなどを表わします この章ではよく利用される分布の統計量を特徴で分類して説明します 数式表示を統一的に行なうために データの個数を 個とし それらを,,, と表わすことにします ここで学ぶ統計量は統計分析の基礎となっており
1.日本家族社会学会会則_ 施行
日本家族社会学会会則 第 1 章総則第 1 条 ( 名称 ) 本会は, 日本家族社会学会と称する 第 2 条 ( 目的 ) 本会は, 社会学を中心とし, 広く隣接科学との交流のもとに家族研究の発展を目指すことを目的とする 第 3 条 ( 事業 ) 本会は, 前条の目的を達成するために次の事業を行なう 1. 機関誌, ニュースレター及びその他の出版物の発行 2. 学会大会及びセミナー等の開催 3. 家族調査及び関連する研究活動の実施
ICSID ファクトシート
国際投資紛争解決センター (ICSID) に関する基本情報. ICSID とは? ICSID は国際的な投資紛争解決のための主要な機関である 多国間の国際条約である 国家と他の国家の国民との間の投資紛争の解決に関する条約 (ICSID 条約 ) に基づいて設立された ICSID 条約は 966 年 0 月 日に発効し 03 年 6 月 30 日現在で 58 か国が署名し 9 か国が批准している ICSID
現状では法制度を工夫しても 違憲の疑いが強い
資料 9 ブロッキング法制化は 違憲の疑いが強いこと 弁護士森亮二 1 現状では法制度を工夫しても 違憲の疑いが強い 前回 ( 第 7 回 ) の提出資料 ( 資料 7) と席上での説明は 中間まとめの修正版では無視されました 完全に無視でした 3 違憲審査基準のあてはめ 1 違憲審査基準は以下のとおり アクセス制限 ( ブロッキング ) が合憲といえるのは 1 具体的 実質的な立法事実に裏付けられ
「経済政策論(後期)」運営方法と予定表(1997、三井)
007 年 月 6 日 ( 木曜 限 )/5. 法人所得課税. 法人税 ( 法人所得課税 ) の意義 法人擬制説 法人は株主の集合体 法人税は株主に対する所得税の前取り ( 源泉徴収 ) 法人税と配当課税の存在は二重課税 ( 統合の必要性 ) 配当控除制度法人実在説 法人は個人から独立した存在 法人税は法人自体が有する担税力を前提にした租税. 法人所得と経常利益 < 経常利益 ( 企業会計 )> 目的
< 目的 > 専ら被保険者の利益 にはそぐわない目的で運用が行われるとの懸念を払拭し 運用に対する国民の信頼を高める 運用の多様化 高度化が進む中で 適切にリスクを管理しつつ 機動的な対応を可能に GPIF ガバナンス強化のイメージ ( 案 ) < 方向性 > 1 独任制から合議制への転換基本ポート
第 32 回社会保障審議会年金部会平成 27 年 12 月 25 日 資料 GPIF ガバナンス強化のイメージ ( 案 ) 厚生労働省年金局 平成 27 年 12 月 25 日 < 目的 > 専ら被保険者の利益 にはそぐわない目的で運用が行われるとの懸念を払拭し 運用に対する国民の信頼を高める 運用の多様化 高度化が進む中で 適切にリスクを管理しつつ 機動的な対応を可能に GPIF ガバナンス強化のイメージ
(H 改正 ) 北海道社会保険労務士政治連盟規約 (S 改正 ) 第 1 章総 ( 名称 ) 第 1 条本連盟は 北海道社会保険労務士政治連盟 ( 以下 道政連 ) と称する (S 改正 /H 改正 ) ( 事務所 ) 第 2 条本連盟は 事務所を札幌
3 北海道社会保険労務士政治連盟規約 目 次 第 1 章 総 ( 第 1 条 ~ 第 6 条の3) 第 2 章 役 員 ( 第 7 条 ~ 第 12 条 ) 第 3 章 会 議 ( 第 13 条 ~ 第 20 条 ) 第 4 章 事業及び会計 ( 第 21 条 ~ 第 24 条 ) 第 5 章 事務局 ( 第 25 条 ) 第 6 章 補 ( 第 26 条 ~ 第 27 条 ) 制 定 : 昭和 55
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マクロ経済学 [3] 第 3 章設備投資と在庫投資 何のために投資をするのか 中村学園大学吉川卓也 目次 3-1 企業の設備投資 3-2 投資の決定要因 3-3 3-4 資本の使用者費用 3-5 望ましい 1 2 投資とは 1. 消費とは ( 主として ) 家計による財 サービスの購入である 2. 投資とは ( 主として ) 企業が生産のためにおこなう財 サービスの購入である 3. 設備投資とは 民間企業が建物や機械
