はじめに覧においてアクセスログ解析を行い端末当大学は全キャンパス健診終了後法規に則接続先を分析したり約 20 日で健診結果を返却している個 1 人情報保護や郵送費の問題転居しても住所登結果録を更新しない学生が少なくない上に保護者 1 健診結果を閲覧した者の割合推計図 1

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つづるあさま
5 years ago
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1 [ 原著論文 ] How does health center of large-scale university return the health checkup result? 當仲香大貫亮松本可愛齋藤圭美久根木康子室屋恵子池田知穂多川実佳金子康樹押見淳清水憲吾河邊博史慶應保健研究,33(1), ,2015 要旨 : 大学は全キャンパス健康診断 ( 以下, 健診 ) 終了後, 約 20 日で健診結果を返却している個人情報保護や郵送費の問題があり,2006 年までは結果報告書を窓口で本人確認を行った上で配布していたが, 自主的に取りに来る学生が非常に少なかった近年, ほとんどの学生がパソコンを利用するようになったため,2007 年からWEB 閲覧サービスを開始した年度別に,WEB 確認率 (ID 固有 ) とのべ確認回数の推移をみたところ, スマートフォン対応のシステムを導入した 2013 年度は, 前年に比較し, のべ確認回数が 1~2 回から 3 回と増加した健診結果報告書発行数において, 過去 6 年の窓口発行,WEB 閲覧の比率をみた窓口発行が 14~20%,WEB 閲覧が80~87% と,WEB 利用者が多かったまた, 健診証明書 ( 有料 ) において, 窓口発行, 自動発行機利用の比率をみた 2008 年度では総発行数 8,260 枚 ( 窓口発行が22.9%, 自動発行機が77.1%) だったのに比し,2013 年度は, 総発行数 8,275 枚 ( 窓口発行が6.2%, 自動発行機が93.8%) と, 総発行数に変化はないが, 自動発行機利用者の割合がはるかに高くなっていた学科系統別 ( 文系, 理系, 医薬看系 ) にWEB 閲覧率を比較した理系や医薬看系のほうが, 健康に興味がある者やWEB 利用者が多いかと予測したが, どの系統も30~40% のWEB 閲覧率であり, 大きな差はみられなかった健診結果を閲覧しないと成績が確認できないなど, 必ず閲覧する仕組みを検討することが必要である keywords: 健診結果, 書類発行,WEB 閲覧 physical examination data,certification,internet usage 慶應義塾大学保健管理センター慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター ( 著者連絡先 ) 當仲香神奈川県横浜市港北区日吉

2 はじめに覧においてアクセスログ解析を行い端末当大学は全キャンパス健診終了後法規に則接続先を分析したり約 20 日で健診結果を返却している個 1 人情報保護や郵送費の問題転居しても住所登結果録を更新しない学生が少なくない上に保護者 1 健診結果を閲覧した者の割合推計図 1 住所への返却に本人が抵抗を示すケースがある健診結果が本人へどの程度返却されている等があり 2006 年度までは結果報告書を窓口かを推計した推計 1 として結果報告書で本人確認を行った上で配布していたが自主の発行数 WEB 閲覧者数 / 受診者数推計的に取りに来る学生が非常に少なかった 2 として推計 1 証明書発行数窓口発そこで 100 結果返却を目指す取り組みと行数自動発行機発行数 / 受診者数を算出して 2007 年度から WEB 閲覧サービス 2013 した過去 6 年において受診率は毎年同じ年度からスマートフォン対応サービスを開始し傾向であり推計 1 が 50 前後推計 2 がた今回過去 6 年間の結果閲覧状況についてとともに大きな年度での変化はみ評価を行ったられなかった 2 結果報告書窓口発行 WEB 閲覧利用比率対象と方法図 2 調査期間は年度調査対象とな健診結果報告書発行数において窓口発るデータは書類発行数 WEB 閲覧数アクセ行 WEB 閲覧の比率をみた重複複数発スログとした学生への健診結果通達手段は行あり過去 6 年において窓口発行が 14 報告書は窓口発行と WEB 閲覧証明書は窓口 20 WEB 閲覧がと WEB 利発行と自動発行機による発行がある今回は用者が多かったしかし窓口発行数は少健診結果が本人へどの程度返却されているかをしずつ割合が多くなっていた窓口発行数 WEB 閲覧数自動発行機発行数 3 証明書窓口発行と自動発行機利用比率図 3 別にまとめたまた年度別に WEB 確認率健診証明書有料において窓口発行 ID 固有とのべ確認回数の推移をみたまた自動発行機利用の比率をみた 2008 年度で学科系統別に WEB 確認率を比較し WEB 閲は総発行数 8, 260 枚窓口発行が 22.9 自 100 受診率推計 2 75 推計 1 推計 1 推計図年度健診結果を閲覧した者の割合推計 100

3 慶應保健研究 ( 第 33 巻第 1 号,2015) 図 2 結果報告書窓口発行,WEB 閲覧利用比率図 3 証明書窓口発行, 自動発行機利用比率図 4 WEB 閲覧率と, のべ確認回数 101

4 動発行機が 77.1 だったのに比し 2013 年ほうが健康に興味がある者や WEB 利用度は総発行数 8, 275 枚窓口発行が 6.2 者が多いかと予測したがどの系統も 30 自動発行機が 93.8 と総発行数に変化は 40 の WEB 閲覧率であり大きな差はみらないが自動発行機利用者の割合がはるかにれなかった高くなっていた 6 アクセスログ解析図 6 4 WEB 閲覧率とのべ確認回数図 4 WEB 閲覧においてシステム利用者のア年度別に WEB 確認率 ID 固有とのクセスログ解析を行い端末接続元を分析べ確認回数の推移をみた過去 6 年間でした 2013 年度データ PC とスマートフォ WEB 確認率は 40 前後と特に大きな増減はンの利用割合をみたところ PC が 72.3 みられなかったしかしスマートフォン対スマートフォンが 27.7 であった PC ス応のシステムを導入した 2013 年度はのべ確マートフォンからのアクセスはそれぞれ認回数が 1 2 回から 3 回と増加していた学外からのアクセスが多かったが特にス 5 学部系統でみた WEB 閲覧率図 5 マートフォンの 94 は学外からのアクセス学科系統別文系理系医薬看系にであった WEB 閲覧率を比較した理系や医薬看系の % 文系理系医薬看系図5 学内 4, % 学外 11, % 年度学部系統でみたＷＥＢ閲覧率 PC 16, % スマートフォン 6, % 学外 5, % 学内 % アクセス数フィーチャーフォン含む図6 アクセスログ解析 2013 年度 102

慶應保健研究第 33 巻第 1 号 2015 考察育を履修したいという理由で健診を受診す近年ほとんどの学生が PC を利用するようる結果を取りに来ることがほとんどであるになったため PC スマートフォンなどモバ一般にも多くの者は健診結果をもらっても利イルデバイスから結果がみられる仕組みを推進活用することは少ない 2 3 各大学では受する方向にある

5 慶應保健研究第 33 巻第 1 号 2015 考察育を履修したいという理由で健診を受診す近年ほとんどの学生が PC を利用するようる結果を取りに来ることがほとんどであるになったため PC スマートフォンなどモバ一般にも多くの者は健診結果をもらっても利イルデバイスから結果がみられる仕組みを推進活用することは少ない 2 3 各大学では受する方向にある自動発行機の利用については診しないと体育科目の履修や学割証の発行大学事システムとの連携で常にデータが更新さ学で紹介するアルバイトへの参加ができないよれるようになり自動発行機から出力できる証うにしたり健診結果を閲覧しないと成績証明明書が増えた成績証明書や学割証など各種書が確認できないなど必ず閲覧させるような証明書が自動発行されており同時に発行され仕組みが検討されているペナルティによるマる利便性などから利用者が増加していると考えイナスストロークではあるがある程度の規制をられたまたスマートフォン利用者の増加に設けなければ受診行動や結果を閲覧したり活より結果を何度か閲覧して利活用している者用したりする行動に結びつかないというのが現が増加していることが推測されたスマート状である本質的な部分では学生は健診やそフォンでの閲覧は体育などの授業での利用よのデータ利用価値をまだ見いだせていないと思りも自宅で結果を確認したり父兄や医療機われるただ結果を返却されるよりも結果の関に結果を見せている可能性も考えられたこ面接を行い保健指導することにより健診のれら結果閲覧率は結果閲覧率を向上させるため意義を感じてもらえるという意見もあるが 4 の基礎データとなるためアクセスログ解析に大規模大学ではマンパワー的な限界も生じるたよるモニタリングを行っている図 7 モニめ集団教育にならざるを得ない自分の健康タリングにより各キャンパスにおける掲示や情報データを財産であると認識しかつ健康授業での案内などリアルタイムでの広報が可への関心と行動を促すヘルスリテラシー教育施能である策としても健診結果をすべての者が確認しシステム化により健診結果の利用価値はある理解し活用できるよう様々な視点からアプ程度上がるとはいえ多くの者は就職やアルローチすることが必要であるバイト免許取得のための証明書がほしい体図7 学部学年別のアクセスログ集計画面 2014 年度 103

6 結語今後 100 結果返却を目指すためにはヘルスリテラシー教育施策とともに健診結果を閲覧しないと体育履修が出来ない成績証明書が確認出来ない学割証の発行に制限がかかるなど必然的に閲覧する仕組みや学生個人サイトへのアクセス時リンク設置などを検討することが必要である文献 1 学校保健安全法施行規則最終改正平成二六年七月二日内閣府文部科学省厚生労働省令第二号 S33F html cited 吉高淳夫中条忍加藤洋情報処理学会研究報告 HCI ヒューマンコンピュータインタラクション研究会報告當仲香大貫亮大学保健管理施設で取り扱う医療データとその利活用慶應保健研究佐々木智子他大学生を対象とした健康行動を促すための定期健診の活用聖路加看護学会誌

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[ 原著論文 ] メタボリックシンドローム該当者の年齢別要因比較 5 年間の健康診断結果より A cross primary factors comparative study of metabolic syndrome among the age. from health checkup result for 5 years 清奈帆美當仲香河邊博史高橋綾松本可愛齋藤圭美澁谷麻由美