醸造12-長沼.indd
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- ふさこ ねごろ
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1 酵母 Lipomyces による油脂大量生産の可能性 酵母での油脂生産の研究は 19 世紀にはじまった先駆的研究であったが, 戦後コスト的な意義を問われ, 一時衰退する 著者らはそのような状況の中地道に研究を続け, 発酵 により燃料油脂を生産する第一人者となった Lipomyes を用いた油脂生産では, バイオエタノールのようなエネルギーを使う蒸留工程がなく, 非食原料である木質糖化液に多く含まれる五炭糖やバイオディーゼル生産の副産物グリセロールをそのまま油脂に変換できるメリットを持つ 斜陽といわれた研究を地道に続け, 現代に花開かせた著者に敬意を表すとともに, 事業の成功を祈っている 長沼孝文 1. はじめに植物油脂は食料や工業製品の原料として重要であるが, 我が国における自給率はカロリーベースで 2% と極めて低い 現在は, 量 質 価格のいずれにおいても満足できるものが輸入されているが,2011 年には世界人口が 70 億人を突破し, 今後の開発途上国における植物油脂利用を鑑みるといつまでもこの状況が継続できるという保証はない 他方, 我が国のエネルギーについてみてみると自給率は 4%( 原子力発電を除く ) と低く, 順次入手が困難になると推定される化石燃料に大きく依存している そのため, 太陽光や水力などの再生可能 ( 自然 ) エネルギー生産に掛かる期待は大きく, 再生可能エネルギーの使用が増えることで CO 2 による地球温暖化への負荷も低減できる バイオマスエネルギーは, 再生可能な生物由来の有機性資源からエネルギー生産をおこなうもので,EU 諸国における菜種などの油料作物から得た油脂をバイオディーゼル (BDF) として利用するのもその類である 1) 日本においては, 油料作物を栽培してそこから油脂を得て, これを BDF に利用することは作付面積的にも気候的にもたやすいことではない しかも, 冒頭で述べたように, 植物油脂は輸入に大きく依存しており世界人口の著しい増加によって食料としての供給がおぼつかない状況が容易に想定されるのに, さらに燃料として植物油脂を使うことな どかなり難しい それ故, 油料作物に代わって植物性油脂が生産できる手だてがあれば, 植物油脂やそれを原料とする BDF の供給に役立てられる 日本が世界に誇れる技術は多いが, その一つに発酵がある これを利用して微生物に油脂を作らせられれば, 広い土地を必要とせず, 気候条件の影響を受けにくく, 通年的に植物油脂代替品を得ることが可能になる 本稿では, 酵母 Lipomyces における油脂生産研究のなかで 最近おこなった油脂大量生産に関する実験の成果と実証試験への取り組みについて記述した 2.Lipomyces( 個々の菌体 ) における油脂生産 1878 年に端を発した微生物油脂の研究 2) は, 第一次 第二次の世界大戦時には油脂不足を補うための緊急用として工業生産を目指しての検討がなされた そして, これを契機として油脂生産微生物の探索や油脂合成のメカニズム解明もおこなわれたが, 油脂の需給が安定してくるのに従って微生物油脂に関する研究は衰退した 3) Lipomyces 酵母 ( 第 1 図 ) は 1946 年に文献上に登場した偏性好気性菌で, 顕微鏡下において明瞭に観察できる菌体内脂肪球として, 中性脂質 ( 主構成脂肪酸 : オレイン酸, パルミチン酸 ) を蓄積する特性を持つ これ以外にも菌体外に保水性や保肥性に富む粘性多糖を生産する性質もある また, 菌体表面において Challenge to Fat Mass-Production of Yeast Lipomyces Takafumi Na g a n u m a(department of Biotechnology, Faculty of Life and Environmental Sciences) 884 醸協 (2012)
2 第 1 図 Lipomyces starkeyi CBS 1807 アミラーゼ活性を有するため 4), でんぷんの資化が可能である この酵母の研究を始めてから 40 年以上になるが, 本稿の主題である 酵母 Lipomyces による油脂大量生産の可能性 を記述する前に, 約 35 年間に亘って研究してきた油脂生産について述べる この期間における油脂生産とは, 個々の菌体当たりの油脂生産 蓄積量 ( 油脂量 / 10 8 菌体, 脂肪球の大きさと見なしても良い ) を指していた ここにおける油脂生産と菌体増殖の関係は菌が取り込んだグルコースを代謝上拮抗的に利用するとみなして, 培地や培養条件のような菌を取り巻く環境要因, 特に培地成分がこれらの代謝におよぼす影響を調べた この過程で 生物の代謝は環境によって制御される, 能力を引き出すために我々がやるべきことは を強く意識するようになり, この理念は今の油脂大量生産に関する研究の根底となっている 第 2 図に Lipomyces starkeyi の増殖と油脂生産量におよぼす培地 C / N 比と Zn 濃度の影響を合成培地で調べた結果を示した 5) C / N 比を変化するよりも Zn 量をわずかに変える方が油脂生産は強く影響された 油脂生産代謝に関係する酵素を選び,Zn の影響を粗酵素実験で調べ, それを基に描いたのが第 3 図である 培地への Zn 添加量の増加は菌体内の Zn 濃度を高める 油脂生産に必要な NADPH を合成する 6-phosphogluconate dehydrogenase, クエン酸を開裂してアセチル CoA を生成する ATP citrate lyase, 脂肪酸の相手となるグリセロールを供給する Glycerol-3- phosphate dehydrogenase(g3pdh) は Zn 存在下で活性低下が引き起こされた 特に G3PDH は Zn 濃度を高くすると著しく活性が阻害され 6), これが培地 Zn 濃度を高くしたときに, 個々の菌体当たりの油脂 第 2 図培地の C/N 比と Zn 濃度が油脂量 /10 8 菌体に及ぼす影響 ( グルコース濃度 3%) 第 3 図 Lipomyces starkeyi の油脂生産代謝におよぼす Zn の影響生産量が抑制される最大の代謝要因となっていることが分かった 3. 油脂大量生産への方向転換とその成果 酵母による木質系バイオマスの軽油代替燃料変換に関する研究開発 で NEDO 技術開発機構の委託研究 ( 酒総研 : 家藤治幸 正木和夫研究グループと共同, 第 107 巻第 12 号 885
3 後半に不二製油参加 )( 平成 年度 ) を受け, それまでの個々の菌体当たりの油脂生産量 ( 油脂量 / 10 8 菌体 ) を対象とすることからの方向転換が必要となった 即ち, 菌体が消費した糖をどれだけ油脂に変換したのかを表す油脂生成率 ( 油脂生産量 / 糖消費量 ) が 20% で, 含油量 ( 菌体油脂量 / 乾燥菌体量 ) が 50% に達することが NEDO 受託の必須条件であった また, 大量生産を考えると, これら以外に, 一定培養液量当たりの油脂生産量 ( 油脂量 / 1L 培養液 ) [ 菌が添加した糖を十分に消費してそれを油脂に効率良く変換する能力 ] が高くなることも重要項目とした 1) 油脂酵母の選定これまでは,Lipomyces starkeyi を対象として研究をおこなってきたが, 油脂の大量生産を目指していくにあたって, はたしてこの酵母に未来を託して良いのかが疑問となった そこで, これまでに報告 7) されている油脂生産酵母の幾つかを選んで油脂生産量を調べた ( 第 1 表 ) この場合, それぞれの酵母における油脂生産のための最適培地組成や最適培養条件が異なるであろうことは十分に考えられたが, ここでは各対象菌とも同じ条件で実験をおこなった 木質に多く含まれるグルコースとキシロース ( 木糖 ) からの油脂生産は酵母間で違いがあった Lipomyces 属の kononenkoae はグルコースとキシロースの両方で,starkeyi と tetrasporus はキシロースで油脂生産量が多かった 一方,japonicus は両糖からの油脂生産は活発でなく, 対照として用いた Saccharomyces cerevisiae と殆ど同じレベルでしかなかった Rhodosporidium toruloides はグルコースとキシロースから,Rhodotorula glutinis はグルコースからの油脂生産量が多かった この実験結果およびこれまでの研究成果が活かせることや, 野外から分離した菌株の多くが starkeyi であったことを踏まえて, グルコースとキシロースからの油脂大量生産を検討する基本菌株は,Lipomyces starkeyi CBS 1807(Type strain) とした 2) 培地環境要因の中で最も影響が大きいものとして, 培地に関する検討をおこなった 8) 油脂生成率, 含油量, 油脂生産量, そして糖の資化能力が低いと糖濃度を上げても油脂生産量は多くならないので糖を消費できる能力 ( 糖消費率 = 消費糖量 / 培地添加糖量 ) の,4 つをメルクマールにしたレーダーチャートを作成し, 培地間で比較した ( 第 4 図 ) グルコース 3% において R. L. Starkey の培地 3) と LS 培地 9) は油脂生成率と含油量は高かったが, 油脂生産量とそれの基になる糖消費率がかなり低く, 糖濃度をこれ以上高くしても油脂生産量の増大は見込めないと判断した グルコースを 10% にまで上げると,W 培地 10) は油脂生産のポテンシャルの低さが現れた YEPD 培地 11) と S 培地 10) では何れの測定項目とも高い値を示したが, 特に YEPD 培地で糖消費率が,S 培地で油脂生成率と含有量が高かった 両培地は調製が簡単な天然培地や半合 第 1 表グルコース キシロースからの油脂生産 グルコース キシロース 油脂量 (g/1l 培養液 ) (Saccharomyces cerevisiae NBRC ) Cryptococcus albidus NBRC Geotrichum andidum NBRC Guehomyces pullulans NBRC Lipomyces japonicus JCM Lipomyces kononenkoae IFO Lipomyces lipofer CBS Lipomyces starkeyi CBS Lipomyces tetraspous CBS Rhodosporidium toruloides NBRC Rhodotorula gulutinis JCM ( 糖濃度 :3%) 886 醸 協 (2012)
4 第 4 図各培地の特徴とグルコース濃度 3,10% における油脂生産 ( フラスコ振とう培養 (120rpm,25 ),Lipomyces strkeyi CBS 1807) 成培地であるが, 構成成分コストを計算すると S 培地 [(NH 4 ) 2 SO 4 :5g,KH 2 PO 4 :1g,MgSO 4 7H 2 O: 0.5g,NaCl:0.1g,CaCl 2 2H 2 O:0.1g, 酵母エキス : 1g / 培地 1L] のほうが遙かに安価である 将来油脂の工業的生産を行うことを考慮すると S 培地は利用しやすいと考えられる 第 4 図中には各培地に含まれる窒素 (N) 量も示した R. L. Starkey の培地は窒素無添加であるのに対して,LS 培地は N を 1.1 g 添加してあるが, 油脂生産に関してほぼ同じ様相を呈した また,S 培地と LS 培地は共に N 1.1 g 添加であるが,S 培地の方が油脂生産性に優れていた 先の第 2 図に示した個々の菌体当たりの油脂生産量 ( 油脂量 / 10 8 菌体 ) のみならず, この第 4 図の一定培養液量当たりの油脂生産量 ( 油脂量 / 1L 培養液 ) においても, 油脂生産に大きな影響を与えるのは培地 C / N 比ではなくて, 培地構成成分の質と量であることが明確に示された S 培地を構成している成分について, 油脂生産量を多くする要因を検討したところ, 酵母エキスの添加量や種類 ( メーカー ) に影響を受けた また, 糖源がグルコースの場合には培地の浸透圧を高くすることで, キシロースの場合には培地の Fe(3 価 ) 濃度を高くすることで, 油脂生産量は多くなった 3) 培養条件イ )ph Lipomyces を初発 ph 5 の培地で培養を始めると, 培養経過に伴って ph は下がり定常期には 2 以下にまで低下する この ph 低下は菌体内酵素の活性低下の要因であり, 油脂代謝にも悪影響をおよぼしているとして, 培養を通して一定の ph が保てるように水酸化ナトリウム添加による ph コントロールをおこなった ( 第 5 図 ) 糖源をグルコース 10% およびキシロース 7% にした何れの培地においても,pH を 3.8 にコントロールすることで油脂生成率, 油脂生産量共に高い値となった 12) ロ ) 溶存酸素濃度偏性好気性の Lipomyces の油脂生産には, 溶存酸素濃度は重要な因子として作用することが容易に推定できる 生育に伴って減少する溶存酸素が培地中に多く残存, 少なく残存, 残存しないもの三つの場合についてジャーファーメンター培養により検討した 油脂生成率も油脂生産量も高かったのは溶存酸素が培地中に残存しないものであったが, この系では油脂生産速度がかなり低下した この欠点を補うために, 飽和溶存酸素量の 10% が維持されるよう制御する培養をおこなったところ, 溶存酸素が残存しない系よりも, 約 4 日間も早く油脂生 第 107 巻第 12 号 887
5 第 5 図培地 ph を 3.8 にコントロールした場合の油脂生産 ( ジャーファメンター条件 : 通気量 1L/min, 撹拌数 100rpm) 産量が最高となり, 量的にも遜色なかった 12) 4)Lipomyces による油脂生産の評価第 2 表に,Lipomyces starkeyi CBS 1807 を培養する条件と, その条件下での油脂生産について示した キシロースは培地濃度が高いと lag phase が現れるため 7% としてある 両糖共に, これらの条件で 200 時間の培養をおこなえば油脂生成率 20%, 油脂含量 60% になり,NEDO 受託時の数値目標がクリアできた 油脂含量 60% は大豆の 17%, パームの 20% 13) よりも高い値である 培養液 1L 当たりの油脂生産量はグルコース 10% 培地で 20 g, キシロース 7% 培地で 14 g の値を示した Lipomyces starkeyi CBS 1807 の全菌体脂質脂肪酸の組成比は色々な培養系で得られた値を平均した場合で, パルミチン酸 32%, ステアリン酸 10%, パルミトレン酸 5%, オレイン酸 49%, リノール酸 3% であ った 不飽和脂肪酸全体では, パーム油の 49% 14) よりも高い値であった 得られた成果を総合的に評価すると,Lipomyces による油脂の大量生産の可能性が高いことは示唆されたが, 生産コストを考慮すると現在輸入されている植物油脂の価格や市販の軽油と比べて, 現状では採算が取れるレベルにはない しかし, はじめに に書いたように植物油脂も, ディーゼル燃料の原料である化石燃料の石油も, 現在のように安価で容易に輸入できる保証はない それゆえ,Lipomyces のような油脂微生物を用いた植物油脂代替品の工業的生産システムを構築しておくことは必要である 4. 油脂大量生産を可能にする Lipomyces の能力 Lipomyces による植物性油脂の生産を産業として成り立たせるためには, 再生可能な安価あるいは余剰の 第 2 表 Lipomyces による油脂生産の見積 糖源 グルコース, キシロース 培地 無機塩 酵母エキス培地 培養方法 ph,do 濃度制御通気撹拌ジャー培養 培養時間 200 時間,36 回 / 年 油脂生成率 ( 油脂生産量 / 消費糖量 ) 20% 含油量 ( 菌体油脂量 / 乾燥菌体量 ) 60% 油脂生産量 ( 油脂量 /1L 培養液 ) 20g(Glc10%),14g(Xyl7%) 888 醸協 (2012)
6 第 6 図 Lipomyces 野外菌の各糖における油脂生産 ( 糖濃度 3%) バイオマス資源の活用が要求される そしてこれらからの油脂大量生産に対応できる菌株の探索と, これとリンクさせながら各種糖原料から短期間で多量の油脂が得られる培養条件の開発が必要である 木質由来の糖を基質にする場合, 糖化処理をおこなうとセルロースやヘミセルロース由来の多種類の糖が糖化液中には存在する これらの単糖やオリゴ糖から油脂が生産できれば, 糖化液を無駄なく利用でき, コスト低減につながる 野外から分離し研究室に保存してある数百の菌株の一部について, これらの糖からどのくらい油脂を生産するのかを調べて第 6 図に示した それぞれの単糖やオリゴ糖に対する菌株間の違いは大きく, 各糖に対応する菌株の選定は重要であることが分かった 第 6 図には, でんぷん ( 溶性 ) やグリセリンからの油脂生産についても示してある でんぷんからの油脂生産は多くの菌株でみられ, でんぷんを含む余剰農産物や農産廃棄物の利用が可能であることが分かった また, 植物油脂をエステル化する際に生じる副成物のグリセリンに対しては, 試薬レベルではあるが多くの油脂を生産する菌株が存在した この結果は, 植物油脂をエステル化して BDF にした際に発生する副成物グリセリンからの,Lipomyces による油脂生産の可能性を強く示唆した 5. 実証試験を見据えた油脂大量生産への挑戦山梨県西部に位置する南アルプス市は, 交流 6 次産業化の一つとして, 農産廃棄物から微生物を利用して 油脂を生産する取り組みが必要であるとの中込博文市長の決断により 山梨大学との共同研究を開始した 酵母 Lipomyces による油脂生産メリットとしては, イ )BDF 製品原料 食料など広範囲に利用できる植物性油脂が得られる, ロ ) 油料作物栽培のように広大な農地を必要としない, ハ ) 天候に影響を受けない発酵タンク培養が可能なため安定供給ができる, ニ ) 短期繰り返し培養が可能なため油料作物に比べて生産性が高い 14), ことである 第 7 図に山梨大学, 南アルプス市および企業が JST の支援を受けて平成 24 年 10 月から研究を開始し数年後の実証試験を目指している 低価値な再生可能資源を利用した油脂酵母 Lipomyces による植物性油脂の生産 システム図を示した このシステムが完成するためには1 利用価値が低いために安価となった糖原料の利用とそれに効率良く対応する菌株の探索, および低コストで簡単な原料処理方法の開発,2 短期間で多量の油脂が得られ, 簡便かつ低運転コスト培養条件の開発,3 効率良い菌体回収方法と油脂抽出 回収方法の開発, などが必要である 南アルプス市は桃やぶどうなどの果樹の生産が盛んで 例えばすももの生産量は全国第一位である 出荷できないものは廃棄されてしまうが, 廃棄果実中に含まれる糖を Lipomyces が効率良く油脂に変換できれば,BDF の原料となる植物性油脂を作りだすことができる また,Lipomyces は木質に含まれる糖から油脂が生産できるので, 糖化処理を必要とはするが果樹 第 107 巻第 12 号 889
7 第 7 図 低価値な再生可能資源を利用した油脂酵母 Lipomyces による植物性油脂の生産 システム の剪定枝も有望な糖源となる 一方, 同市は遊休農地化率 ( 耕作放棄地 / 地目 ) の高さが全国的にも有数であり, 此処でじゃがいもを生産し食料としたり緊急用として備蓄をおこなうものの, 余剰分や出芽して非食品化してしまったものは糖源のでんぷんとして供給し,Lipomyces による油脂生産を行わせることも想定している さらに, 栽培が容易でオリゴ糖が豊富な健康野菜のヤーコン, 残飯, 精米時にでる米糠などを糖源として考えている 第 8 図にじゃがいもでんぷん ( 馬鈴薯でんぷん試薬を使用 ) からの油脂生産を幾つかの菌株で調べた結果を示した 菌株間での差は大きく, ほとんど油脂を生産しない菌株から添加じゃがいもでんぷんの 10% を油脂に変換するものまでが存在した この結果を踏まえて, 生じゃがいもを用いて保存状態などによる品質の変化が油脂生産におよぼす影響を調べたり, そのような糖源から油脂が活発に生産できる菌株の探索や培養条件の開発をおこなっている また, 発酵タンク培養における運転コスト低減のために, 厳密な殺菌をしなくてもバクテリアのコンタミを抑えられるような低 ph 培養でも油脂が生産できる菌株や, 広い培養温度範囲で油脂が生産できる菌株の探索なども行なっている 第 8 図じゃがいもでんぷんからの油脂生産 ( 馬鈴薯でんぷん試薬 5%) 6. おわりに安価で不自由なく容易に植物油脂が入手できるため, 微生物油脂の研究は脂肪酸組成や代謝に関するものが散発的おこなわれてきたに過ぎず, 大量生産に関する本格的研究は殆どみられない しかし, 植物油脂の自給率の低さや世界的人口増加による輸入制限に対する 890 醸協 (2012)
8 危惧の表面化, そして地球温暖化抑制や化石燃料枯渇に対応できる再生可能エネルギーの一つとして BDF の利用が取り沙汰されるようになり, 微生物による油脂生産も少しずつではあるが注目されてきている Lipomyces による植物性油脂の大量生産を目指す研究は, 約 5 年前に開始し, 基礎研究を経て産業化への道を, ほんの今歩み出したところである 簡単にいく話は一つもなく, 開発しなければならないことや解決しなければならない問題点は研究スタート時から山積状態であり, 更に次々と生じてきている それらに対応するためには先にも述べたが 生物の代謝は環境によって制御される, 能力を引き出すために我々がやるべきことは をモットーに,Lipomyces の大いなる能力を信じて, それらを引き出すべく不断の努力をしなければならない そして, 研究成果を逐次 低価値な再生可能資源を利用した油脂酵母 Lipomyces による植物性油脂の生産 システムの構築に利用し, 早期に実証試験をおこないたいと考えている 謝辞 Lipomyces による油脂大量生産の研究は NEDO 技術開発機構からの委託を受けたことが基点になっていますが, そのプロジェクトに誘って下さいました酒類総合研究所の家藤治幸先生および正木和夫先生の存在無くしては, 今はあり得ません また 両先生および山梨大学飯村穰先生から研究に対する取り組み方を学ばせて頂いたお陰で, 現在, 油脂大量生産への挑戦をおこなうことができています 心より感謝申し上げます 山梨大学生命環境学部生命工学科 文献 1) 松村正利 サンケファフューエルス ( 株 ) 編 : バイオディーゼル最前線,39, 工業調査会 (2006) 2) 岩本浩明, 微生物による脂質の合成, 脂質化学 2( 船橋三郎他編 ):143, 共立出版 (1958) 3) R. L. Starkey:Lipid Production by a Soil Yeast, J. Bacteriol., 51, 33(1946) 4) Guy-J. Moulin and P. Galzy: Agric. Biol. Chem., 43(6), 1165(1979) 5) T. Naganuma, Y. Uzuka and K. Tanaka: J. Gen. Appl. Microbiol., 31, 29 (1985) 6) 長沼孝文 : 生物科学,41(2), 90(1989) 7) 本江元吉, 微生物による油脂の生産, 微生物工業 ( 朝井勇宣編 :451, 朝倉書店 (1956) 8) 家藤治幸, 長沼孝文 : 平成 21 年度バイオマスエネルギー等高効率転換技術開発 ( 先導, 要素 ) 成果報告会 ( 独立行政法人新エネルギー 産業技術開発機構 ),85( 平成 22 年 2 月 11 日 ) 9) 長沼孝文, 兎束保之, 田中健太郎 :Nippon Nougeikagaku Kaishi, 59(12), 1263 (1985) 10) 是永博, 長沼孝文, 兎束保之, 田中健太郎 : 農化,51(7), 449(1977). 11) R. M. Atlas, Microbiological Media(Ed. Lawrence C. Parks), 1011, CRC Press (1993). 12) 正木和夫, 家藤治幸, 長沼孝文 : 平成 23 年度バイオマスエネルギー等高効率転換技術開発 ( 先導, 要素 ) 成果報告会 ( 独立行政法人新エネルギー 産業技術開発機構 ), 61( 平成 24 年 2 月 1 日 ) 13) 油生産型植物 (9 章 ): バイオマスブック,44, オーム社 (2009) 14) 正木和夫, 家藤治幸, 長沼孝文 : クリーンエネルギー,7( ) 第 107 巻第 12 号 891
新技術説明会 様式例
1 新規酵母株を用いた バイオマスからの油脂の一貫分泌生産 龍谷大学島純京都大学谷村あゆみ理化学研究所高島昌子遠藤力也大熊盛也明治薬科大学杉田隆 2 新技術開発の背景 温暖化ガス排出抑制技術の必要化石燃料依存から脱却する必要未利用バイオマスを有効利用する必要 酵母等による発酵 多方面からの取り組み エタノール バイオ燃料 草本系 木本系 食品廃棄物 食品ロス 未利用バイオマス 微細藻による油脂生産の問題点
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31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長時間発光した 次にルミノール溶液の液温に着目し 0 ~60 にて実験を行ったところ 温度が低いほど強く発光した
ポイント 藻類由来のバイオマス燃料による化石燃料の代替を目標として設立 機能性食品等の高付加価値製品の製造販売により事業基盤を確立 藻類由来のバイオマス燃料のコスト競争力強化に向けて 国内の藻類産業の規模拡大と技術開発に取り組む 藻バイオテクノロジーズ株式会社 所在地 茨城県つくば市千現 2-1-6
藻バイオテクノロジーズ株式会社 ( 茨城県 ) File 15 バイオ樹脂 燃料 藻類の活 により 油依存からの脱却を 指す 藻バイオテクノロジーズ株式会社 ( 以下 同社 ) は 筑波大学藻類バイオマス エネルギーシステム開発研究センターの渡邉教授が代表取締役会長を務めており 藻類の生産及び加工並びに培養方法及び加工方法の研究開発を行う企業である 同社は 燃料 化学製品 化粧品などの原料である石油を藻から抽出した油に代替することで
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インクジェットを利用した微小液滴形成における粘度及び表面張力が与える影響 色染化学チーム 向井俊博 要旨インクジェットとは微小な液滴を吐出し, メディアに対して着滴させる印刷方式の総称である 現在では, 家庭用のプリンターをはじめとした印刷分野以外にも, 多岐にわたる産業分野において使用されている技術である 本報では, 多価アルコールや界面活性剤から成る様々な物性値のインクを吐出し, マイクロ秒オーダーにおける液滴形成を観察することで,
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3. 溶解 沈殿反応 天然水の化学組成 大陸地殻表層 (mg kg ) 河川水 (mg kg ) Al 77.4.5 Fe 3.9.4 Ca 9.4 3.4 Na 5.7 5. 8.6.3 Mg 3.5 3.4 Andrews et al. (3) An introduction to Environmental Chemistry 天然水の特徴 天然水の金属イオンは主に岩石の風化により生じる ただし
Gen とるくん™(酵母用)High Recovery
研究用 Gen とるくん ( 酵母用 ) High Recovery 説明書 v201510da Gen とるくん ( 酵母用 )High Recovery は 細胞壁分解酵素による酵母菌体処理と塩析による DNA 精製の組み合わせにより 効率良く酵母ゲノム DNA を抽出 精製するためのキットです 本キットを用いた酵母ゲノム DNA 調製操作は 遠心による酵母菌体の回収 GenTLE Yeast
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DNA を用いた微生物 分析の現場での活用 平成 18 年 10 月 5 日 B 会場 15:30~15:50 三井農林 ( 株 ) 食品総合研究所微生物分析サービス 衛生管理手法の変化 従来の方法 公定法に基づく微生物検査 一般性菌数 大腸菌群の判定など 実際は HACCP や cgmp の導入 大規模 大量生産 流通の多様化 迅速化 安全性追求意識の高まり より正確正確で迅速迅速かつ簡便簡便な微生物検査方法が必要
Microsoft Word 後藤佑介.doc
課題アプローチ技法 Ⅲ 73070310 後藤佑介テーマ 住宅用太陽光発電システムの利用効果 1. はじめに近年 地球温暖化問題に関心が集まっている その要因である二酸化炭素は私たちの生活を支える電力利用から排出される 二酸化炭素の排出を削減するためには再生可能エネルギー利用の技術が必要である その技術の一つである太陽光発電システム (PV システム ) はクリーンで無公害なエネルギーとして大きな期待が寄せられている
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第 56 回日本透析医学会 2011.06.19 血液ガス分析装置による透析液重炭酸イオン濃度 と総二酸化炭素濃度 ~ その正確性について ~ 五仁会元町 HD クリニック臨床検査部 同臨床工学部 * 同内科 ** 清水康 田中和弘 小松祐子 森上辰哉 * 田中和馬 * 阪口剛至 * 大槻英展 * 吉本秀之 * 田渕篤嗣 * 申曽洙 ** 目的 各社血液ガス分析装置を用いて重炭酸イオン ( ) を
細胞の構造
大阪電気通信大学 5/8/18 本日の講義の内容 酵素 教科書 第 4 章 触媒反応とエネルギーの利用 酵素の性質 酵素反応の調節 酵素の種類 触媒の種類 無機物からなる無機触媒と有機物からなる有機触媒がある 触媒反応とエネルギーの利用 1 無機触媒の例 過酸化水素水に二酸化マンガンを入れると過酸化水素水が分解して水と酸素になる 2 有機触媒の例 細胞内に含まれるカタラーゼという酵素を過酸化水素水に加えると
<4D F736F F F696E74202D D95698EBF B C8B4B8A698E8E8CB181698D828BB4816A44325F D9770>
第 10 回医薬品品質フォーラムシンポジウム生物学的同等性試験ガイドラインの改訂に向けて 医薬品品質フォーラム溶出試験 WG での議論から - 規格試験としての溶出試験 製薬協製剤研究部会アステラス製薬製剤研究所高橋豊 1 はじめに 議論に至った背景 溶出試験の規格試験設定については 各社が個別に当局と相談して設定しているが レビューアにより対応が異なるケースがある BE ガイドラインに関する議論から派生した課題も含めて
フォルハルト法 NH SCN の標準液または KSCN の標準液を用い,Ag または Hg を直接沈殿滴定する方法 および Cl, Br, I, CN, 試料溶液に Fe SCN, S 2 を指示薬として加える 例 : Cl の逆滴定による定量 などを逆滴定する方法をいう Fe を加えた試料液に硝酸
沈殿滴定とモール法 沈殿滴定沈殿とは溶液に試薬を加えたり加熱や冷却をしたとき, 溶液から不溶性固体が分離する現象, またはその不溶性固体を沈殿という 不溶性固体は, 液底に沈んでいいても微粒子 ( コロイド ) として液中を浮遊していても沈殿と呼ばれる 沈殿滴定とは沈殿が生成あるいは消失する反応を利用した滴定のことをいう 沈殿が生成し始めた点, 沈殿の生成が完了した点, または沈殿が消失した点が滴定の終点となる
PowerPoint プレゼンテーション
応用微生物学 ( 第 2 回 ) アルコール 微生物による物質生産のための Driving Force 1. ガス状分子の放出 2. 不可逆的反応あるいはポリマー化反応の存在 3.Futile cycle による ATP の消費あるいは ATP シンターゼの破壊 (ATP 生成が関与している場合 ) 4. 外部 sink への電子授受 5. 相分離による生産物除去 Appl. Environ. Microbiol.,
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解糖系 (2) 平成 24 年 5 月 7 日生化学 2 ( 病態生化学分野 ) 教授 山縣和也 本日の学習の目標 解糖系の制御機構を理解する 2,3-BPG について理解する 癌と解糖系について理解する エネルギー代謝経路 グリコーゲン グリコーゲン代謝 タンパク質 アミノ酸代謝 トリアシルグリセロール グルコース グルコース 6 リン酸 アミノ酸 脂肪酸 脂質代謝 解糖系 糖新生 β 酸化 乳酸
目 次 1. はじめに 1 2. 組成および性状 2 3. 効能 効果 2 4. 特徴 2 5. 使用方法 2 6. 即時効果 持続効果および累積効果 3 7. 抗菌スペクトル 5 サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 2/ PDF
サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 1/8 52-0198-01-4PDF 目 次 1. はじめに 1 2. 組成および性状 2 3. 効能 効果 2 4. 特徴 2 5. 使用方法 2 6. 即時効果 持続効果および累積効果 3 7. 抗菌スペクトル 5 サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 2/8 52-0198-01-4PDF 1. はじめに 医療関連感染の原因となる微生物の多くは
血糖値 (mg/dl) 血中インスリン濃度 (μu/ml) パラチノースガイドブック Ver.4. また 2 型糖尿病のボランティア 1 名を対象として 健康なボランティアの場合と同様の試験が行われています その結果 図 5 に示すように 摂取後 6 分までの血糖値および摂取後 9 分までのインスリ
血糖値 (mg/dl) 血中インスリン濃度 (μu/ml) パラチノースガイドブック Ver.4. 7. 摂取後の血糖値変化 パラチノースは小腸のイソマルターゼにより グルコースとフルクトースに分解され消化吸収されます この酵素反応はゆっくり進むため パラチノースの消化吸収速度は遅く スクロースの約 1/5 とされています 18) パラチノースは摂取した際の血液中へのグルコースの流入が穏やかであり
資料2 再生利用対象製品の追加について
資料 2 再生利用対象製品の追加について 1. 食品リサイクル法において 食品循環資源の再生利用手法は4 手法 ( 肥料 飼料 油脂及び油脂製品 メタン ) が指定されているが 食品循環資源の再生利用を促進するためには 幅広い製品が指定され 食品関連事業者が食品循環資源の再生利用に積極的に取り組むことのできる環境を整備していく必要がある 2. このため 本合同審議会において昨年 12 月に取りまとめられた
PC農法研究会
おおむね窒素過剰 その他は不足 作物の生産力と生育の傾向がわかったら 過不足を調整するための養水分は基本的に土壌から供給することになる そのためには土壌中にどれくらいの養分が存在しているかを把握する必要がある ここではまず 現在の土壌でそれぞれの養分が基本的にどのような状態になっているかを述べておく 今までみてきたところでは おおむね窒素は過剰で 作物体が吸収できるリン酸 カリ 石灰 苦土は不足している
木村の有機化学小ネタ セルロース系再生繊維 再生繊維セルロースなど天然高分子物質を化学的処理により溶解後, 細孔から押し出し ( 紡糸 という), 再凝固させて繊維としたもの セルロース系の再生繊維には, ビスコースレーヨン, 銅アンモニア
セルロース系再生繊維 再生繊維セルロースなど天然高分子物質を化学的処理により溶解後, 細孔から押し出し ( 紡糸 という), 再凝固させて繊維としたもの セルロース系の再生繊維には, ビスコースレーヨン, 銅アンモニアレーヨンがあり, タンパク質系では, カゼイン, 大豆タンパク質, 絹の糸くず, くず繭などからの再生繊維がある これに対し, セルロースなど天然の高分子物質の誘導体を紡糸して繊維としたものを半合成繊維と呼び,
資料 8 暫定値申請資料 1 小麦 玄米ジスチラーズグレイン 1 2 精白米 小麦ジスチラーズグレイン 10 3 えんどうたん白 ( ピープロテイン ) 19 4 植物油ケン化物 28 5 中鎖脂肪酸カルシウム 36 6 パルプ 44 ア. 小麦 玄米ジスチラーズグレインの暫定値申請資料 1 暫定申請値 申請飼料名 水分 粗たん白質 組成 ( 原物中 ) 消化率及び栄養価鶏豚牛 粗脂肪 粗灰分 代謝率
シトリン欠損症説明簡単患者用
シトリン欠損症の治療 患者さんへの解説 2016-3-11 病因 人は 健康を維持するために食物をとり 特に炭水化物 米 パンなど 蛋白質 肉 魚 豆など 脂肪 動物脂肪 植物油など は重要な栄養素です 栄養は 身体の形 成に また身体機能を維持するエネルギーとして利用されます 図1に 食物からのエ ネルギー産生経路を示していますが いずれも最終的にはクエン酸回路を介してエネル ギー ATP を産生します
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分析の原理 15 電位差測定装置の原理と応用 概要 電位差測定法は 溶液内の目的成分の濃度 ( 活量 ) を作用電極と参照電極の起電力差から測定し 溶液中のイオン濃度や酸化還元電位の測定に利用されています また 滴定と組み合わせて当量点の決定を電極電位変化より行う電位差滴定法もあり 電気化学測定法の一つとして古くから研究 応用されています 本編では 電位差測定装置の原理を解説し その応用装置である
New Color Chemosensors for Monosaccharides Based on Azo Dyes
New olor hemoenor for Monocchride ed on zo Dye 著者 : Nicol Diere nd Joeph R. Lkowicz 雑誌 : rg.lett. 1, 3 (4), 3891-3893 紹介者 : 堀田隼 1 年 1 月 7 日 ボロン酸の性質 1 ci-ジオールと環状エステルを形成する 環状エステルを形成すると ボロン酸の酸性度が高まる btrct
4. 加熱食肉製品 ( 乾燥食肉製品 非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品をいう 以下同じ ) のうち 容器包装に入れた後加熱殺菌したものは 次の規格に適合するものでなければならない a 大腸菌群陰性でなければならない b クロストリジウム属菌が 検体 1gにつき 1,000 以下でなけ
食肉製品 1 食肉製品の成分規格 (1) 一般規格 食肉製品は その 1kg につき 0.070g を超える量の亜硝酸根を含有するものであって はならない (2) 個別規格 1. 乾燥食肉製品 ( 乾燥させた食肉製品であって 乾燥食肉製品として販売するものを いう 以下同じ ) は 次の規格に適合するものでなければならない a E.coli( 大腸菌群のうち 44.5 で 24 時間培養したときに
生理学 1章 生理学の基礎 1-1. 細胞の主要な構成成分はどれか 1 タンパク質 2 ビタミン 3 無機塩類 4 ATP 第5回 按マ指 (1279) 1-2. 細胞膜の構成成分はどれか 1 無機りん酸 2 リボ核酸 3 りん脂質 4 乳酸 第6回 鍼灸 (1734) E L 1-3. 細胞膜につ
の基礎 1-1. 細胞の主要な構成成分はどれか 1 タンパク質 2 ビタミン 3 無機塩類 4 ATP 第5回 (1279) 1-2. 細胞膜の構成成分はどれか 1 無機りん酸 2 リボ核酸 3 りん脂質 4 乳酸 第6回 (1734) 1-3. 細胞膜について正しい記述はどれか 1 糖脂質分子が規則正しく配列している 2 イオンに対して選択的な透過性をもつ 3 タンパク質分子の二重層膜からなる 4
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1. 血液の中に存在する脂質 脂質異常症で重要となる物質トリグリセリド ( 中性脂肪 :TG) 動脈硬化に深く関与する 脂質の種類 トリグリセリド :TG ( 中性脂肪 ) リン脂質 遊離脂肪酸 特徴 細胞の構成成分 ホルモンやビタミン 胆汁酸の原料 動脈硬化の原因となる 体や心臓を動かすエネルギーとして利用 皮下脂肪として貯蔵 動脈硬化の原因となる 細胞膜の構成成分 トリグリセリド ( 中性脂肪
第6回 糖新生とグリコーゲン分解
第 6 回糖新生とグリコーゲン分解 日紫喜光良 基礎生化学講義 2018.5.15 1 主な項目 I. 糖新生と解糖系とで異なる酵素 II. 糖新生とグリコーゲン分解の調節 III. アミノ酸代謝と糖新生の関係 IV. 乳酸 脂質代謝と糖新生の関係 2 糖新生とは グルコースを新たに作るプロセス グルコースが栄養源として必要な臓器にグルコースを供給するため 脳 赤血球 腎髄質 レンズ 角膜 精巣 運動時の筋肉
(Microsoft Word - \230a\225\266IChO46-Preparatory_Q36_\211\374\202Q_.doc)
問題 36. 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチルサリチル酸の錯形成 (20140304 修正 : ピンク色の部分 ) 1. 序論この簡単な実験では 水溶液中での鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸の錯形成を検討する その錯体の実験式が求められ その安定度定数を見積もることができる 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸 H 2 Sal からなる安定な錯体はいくつか知られている それらの構造と組成はpHにより異なる 酸性溶液では紫色の錯体が生成する
内の他の国を見てみよう 他の国の発電の特徴は何だろうか ロシアでは火力発電が カナダでは水力発電が フランスでは原子力発電が多い それぞれの国の特徴を簡単に説明 いったいどうして日本では火力発電がさかんなのだろうか 水力発電の特徴は何だろうか 水力発電所はどこに位置しているだろうか ダムを作り 水を
中学第 1 学年社会科 ( 地理的分野 ) 学習指導案単元名 : 日本の資源 エネルギー問題 授業者 : 教育学部第二類社会系コース学生番号 :B130301 氏名 : 池田葵 本時の学習 ⑴ 本時の目標 日本は資源に乏しく 国内で使用されている資源のほとんどを海外からの輸入に頼っていることを理解する 日本では現在火力発電が発電のほとんどを占めているが 火力発電には原料の確保が海外の動向に左右されることや
< イオン 電離練習問題 > No. 1 次のイオンの名称を書きなさい (1) H + ( ) (2) Na + ( ) (3) K + ( ) (4) Mg 2+ ( ) (5) Cu 2+ ( ) (6) Zn 2+ ( ) (7) NH4 + ( ) (8) Cl - ( ) (9) OH -
< イオン 電離練習問題 > No. 1 次のイオンの名称を書きなさい (1) + (2) Na + (3) K + (4) Mg 2+ (5) Cu 2+ (6) Zn 2+ (7) N4 + (8) Cl - (9) - (10) SO4 2- (11) NO3 - (12) CO3 2- 次の文中の ( ) に当てはまる語句を 下の選択肢から選んで書きなさい 物質の原子は (1 ) を失ったり
記 者 発 表(予 定)
平成 28 年 4 月 19 日 高効率で二酸化炭素を還元する鉄触媒を発見 ~2 つの近接した鉄原子が高活性の鍵 ~ 中部大学 Tel:0568-51-4852( 研究支援課 ) ポイント 従来の二酸化炭素還元触媒の多くは希少性の高い貴金属元素を使用し 触媒活性も高くなかった 安価で一般的な金属である鉄を用いて 一酸化炭素のみを生成する高い活性を持つ触媒の開発に成功した 太陽光など再生可能エネルギーを用いて
DNA/RNA調製法 実験ガイド
DNA/RNA 調製法実験ガイド PCR の鋳型となる DNA を調製するにはいくつかの方法があり 検体の種類や実験目的に応じて適切な方法を選択します この文書では これらの方法について実際の操作方法を具体的に解説します また RNA 調製の際の注意事項や RNA 調製用のキット等をご紹介します - 目次 - 1 実験に必要なもの 2 コロニーからの DNA 調製 3 増菌培養液からの DNA 調製
CERT化学2013前期_問題
[1] から [6] のうち 5 問を選んで解答用紙に解答せよ. いずれも 20 点の配点である.5 問を超えて解答した場合, 正答していれば成績評価に加算する. 有効数字を適切に処理せよ. 断りのない限り大気圧は 1013 hpa とする. 0 C = 273 K,1 cal = 4.184 J,1 atm = 1013 hpa = 760 mmhg, 重力加速度は 9.806 m s 2, 気体
第6回 糖新生とグリコーゲン分解
第 6 回糖新生とグリコーゲン分解 日紫喜光良 基礎生化学講義 2014.06.3 1 主な項目 I. 糖新生と解糖系とで異なる酵素 II. 糖新生とグリコーゲン分解の調節 III. アミノ酸代謝と糖新生の関係 IV. 乳酸 脂質代謝と糖新生の関係 2 糖新生とは グルコースを新たに作るプロセス グルコースが栄養源として必要な臓器にグルコースを供給するため 脳 赤血球 腎髄質 レンズ 角膜 精巣 運動時の筋肉
Microsoft PowerPoint - 1.プロセス制御の概要.pptx
プロセス制御工学 1. プロセス制御の概要 京都大学 加納学 Division of Process Control & Process Systems Engineering Department of Chemical Engineering, Kyoto University [email protected] http://www-pse.cheme.kyoto-u.ac.jp/~kano/
細胞の構造
大阪電気通信大学 5/15/18 本日の講義の内容 代謝 教科書 第 5 章 代謝とは? 同化で生じる化学反応 1( 炭酸同化 ) 同化で生じる化学反応 2( 窒素同化 ) 異化で生じる化学反応 1( 好気的代謝 ) 異化で生じる化学反応 2( 嫌気的代謝 ) 代謝とは 生物の体内 細胞内で生じる化学反応全般 生命活動のエネルギーを作る ( 同化 異化 ) 代謝とは? 同化 : エネルギーを吸収する反応例
練習問題
生物有機化学 練習問題 ( はじめに ) 1 以下の各問題中で 反応機構を書け ということは 電子の流れを曲がった矢印を用いて説明せよ ということである 単純に生成物を書くだけでは正答とはならない 2 で表される結合は 立体異性体の混合物であることを表す 3 反応式を表す矢印 ( ) に書かれている試薬に番号が付いている場合 1. の試薬 を十分に反応させた後に 2. の試薬を加えることを表す 例えば
Hi-level 生物 II( 国公立二次私大対応 ) DNA 1.DNA の構造, 半保存的複製 1.DNA の構造, 半保存的複製 1.DNA の構造 ア.DNA の二重らせんモデル ( ワトソンとクリック,1953 年 ) 塩基 A: アデニン T: チミン G: グアニン C: シトシン U
1.DNA の構造, 半保存的複製 1.DNA の構造 ア.DNA の二重らせんモデル ( ワトソンとクリック,1953 年 ) 塩基 A: アデニン T: チミン G: グアニン C: シトシン U: ウラシル (RNA に含まれている塩基 DNA にはない ) イ. シャルガフの規則 二本鎖の DNA に含まれる A,T,G,C の割合は,A=T,G=C となる 2.DNA の半保存的複製 ア.
Xamテスト作成用テンプレート
気体の性質 1 1990 年度本試験化学第 2 問 問 1 次の問い (a b) に答えよ a 一定質量の理想気体の温度を T 1 [K] または T 2 [K] に保ったまま, 圧力 P を変える このときの気体の体積 V[L] と圧力 P[atm] との関係を表すグラフとして, 最も適当なものを, 次の1~6のうちから一つ選べ ただし,T 1 >T 2 とする b 理想気体 1mol がある 圧力を
木村の理論化学小ネタ 熱化学方程式と反応熱の分類発熱反応と吸熱反応化学反応は, 反応の前後の物質のエネルギーが異なるため, エネルギーの出入りを伴い, それが, 熱 光 電気などのエネルギーの形で現れる とくに, 化学変化と熱エネルギーの関
熱化学方程式と反応熱の分類発熱反応と吸熱反応化学反応は, 反応の前後の物質のエネルギーが異なるため, エネルギーの出入りを伴い, それが, 熱 光 電気などのエネルギーの形で現れる とくに, 化学変化と熱エネルギーの関係を扱う化学の一部門を熱化学という 発熱反応反応前の物質のエネルギー 大ネルギ熱エネルギーー小エ反応後の物質のエネルギー 吸熱反応 反応後の物質のエネルギー 大ネルギー熱エネルギー小エ反応前の物質のエネルギー
Microsoft Word - ⑦内容C【完成版】生物育成に関する技術.doc
内容 C 生物育成に関する技術 (1) 生物の生育環境と育成技術について, 次の事項を指導する 項目 ここでは, 生物を取り巻く生育環境が生物に及ぼす影響や, 生物の育成に適する条件及び育成環境を管理する方法を知ることができるようにするとともに, 社会や環境とのかかわりから, 生物育成に関する技術を適切に評価し活用する能力と態度を育成することをとしている ア生物の育成に適する条件と生物の育成環境を管理する方法を知ること
<4D F736F F D CF68A4A977082C992B290AE817A B838A83938CA48B8695F18D DB D88D81816A>
チコリ根由来イヌリンの物理的機能性の検討 ( 平成 21 年度 ) 研究開発課佐々木香子 1. 研究の目的と概要イヌリンは チコリやキクイモ タンポポやゴボウに多く含まれる天然の多糖類であり 食物繊維として様々な機能性を持つことから 機能性食品素材として利用されている また イヌリンはショ糖などの一般の炭水化物よりもエネルギー換算係数が低く 脂肪代替として低カロリー食品に用いられたり 風味の向上 保湿性などの効果があることから食品の物性や風味の改善を目的として使用されている
第6章 主要設備方式 廃熱利用事例 トランスヒートコンテナ トランスヒートコンテナは工場などから出る低温 200 以下 の廃熱を潜熱蓄熱材 英: Phase Change Material に回収して蓄熱し 遠く離れた場所に搬送して熱エネルギーを利用 する技術である 廃熱を利用することにより二酸化炭素 CO2 の削減や省エネルギーが図れ パイプライン などのインフラを整備する必要がないため導入コストも低くできるメリットがある
1102_cover.qxd
Top Interview ! Top Interview " # $ % & ' 1108_本文.qxd 11.11.8 16:48 ページ 10 先進環境技術紹介 Eco Frontiers 去が困 しやす 題があ 海水淡水化の前処理コストを低減する TT TEP Trap 処理技術 去でき 膜の性 る その 世界的な水不足が懸念される中 逆浸透膜 RO 法を用いた海水淡水化技術への関心が高まっている
日本スポーツ栄養研究誌 vol 目次 総説 原著 11 短報 19 実践報告 資料 45 抄録
日本スポーツ栄養研究誌 vol. 8 2015 目次 総説 2015 2 原著 11 短報 19 実践報告 30 37 資料 45 抄録 50 2 1 日本スポーツ栄養研究誌 vol. 8 2015 総説髙田和子 総 説 日本人の食事摂取基準 (2015 年版 ) とスポーツ栄養 2014 3 282015 2014 3 28 2015 1 302 2015 5 2015 2015 1 1 2010
CKTB-3103 東芝スーパー高効率菜種油入変圧器 2014 スーパー高効率菜種油入変圧器 シリーズ
CKTB-313 東芝 21 シリーズ 東芝 は 環境への配慮 地球温暖化防止を目 指して 菜種油を採用した地球にやさしい変 圧器です 省エネ法特定機器の使命である地球環境保護のための省エネはもとより 化石燃料を使用しない 環境 調 和性 環境調和性と安全性を追求しました CO の削減 (カーボンニュートラル) ² 土壌汚染の防止 (生分解性があり 毒性がない) 難燃性に優れている 安全性 長寿命化が期待できる
亜硝酸態窒素除去 タルシオン A-62MP(FG) はじめに平成 26 年 1 月 14 日 水質基準に関する省令 ( 平成 15 年厚生労働省令第 101 号 ) の一部が改正され 亜硝酸態窒素に係る基準 (0.04mg/L) が追加され 平成 26 年 4 月 1 日から施行となりました ( 厚
亜硝酸態窒素除去 タルシオン A-62MP(FG) はじめに平成 26 年 1 月 14 日 水質基準に関する省令 ( 平成 15 年厚生労働省令第 101 号 ) の一部が改正され 亜硝酸態窒素に係る基準 (0.04mg/L) が追加され 平成 26 年 4 月 1 日から施行となりました ( 厚生労働省ホームページ ) 従来の硝酸態および亜硝酸態窒素 (10mg/L) 以下と比べると 格段に厳しく規制されることとなり
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経済学第 3 章の決定とその変化 3.2 需要曲線のシフトと財のの変化 中村学園大学吉川卓也 1 代替財のの変化 みかんのが上昇 ( 低下 ) すると みかんの代替財であるりんごの需要曲線は右 ( 左 ) へシフトする ( 第 2 章 ) 図 3.2は みかんのが上昇したことによりりんごの需要曲線が右シフトしたとき りんごがどのように変化するかを示している みかんの上昇前 : りんごの供給曲線 とりんごの需要曲線
コラーゲンを用いる細胞培養マニュアル
コラーゲンを用いる細胞培養マニュアル コラーゲン ゲル マトリックス培養法 (Collagen Gel Matrix Culture) の 実際とその応用例について 目次 Ⅰ. 細胞培養について 1 Ⅰ-1. はじめに Ⅰ-2. 細胞培養の基礎 Ⅰ-3. コラーゲンを用いる細胞培養 Ⅰ-4. 細胞の基質としてのコラーゲンの役割 Ⅱ. コラーゲンについて 5 Ⅱ-1. コラーゲンの分子構造と諸性質
JUSE-StatWorks/V5 活用ガイドブック
4.6 薄膜金属材料の表面加工 ( 直積法 ) 直積法では, 内側に直交配列表または要因配置計画の M 個の実験, 外側に直交配列表または要因配置計画の N 個の実験をわりつけ, その組み合わせの M N のデータを解析します. 直積法を用いることにより, 内側計画の各列と全ての外側因子との交互作用を求めることができます. よって, 環境条件や使用条件のように制御が難しい ( 水準を指定できない )
