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1 平成 25(2013) 年 4 月 8 日 BTMU Emerging FX Weekly Global Markets Research a 1. 今週のトピックス (1) タイ : やはり利下げ打ち止めはまだ先 (2) 韓国 : ウォン安地合いのなか上昇したウォン円相場 (3) ブラジル : 景気 より インフレ を注視する中銀 2. 先週の経済指標 イベント 3. 先週のレビューと今週の見通し 4. 今週の経済指標 イベント

2 1. 今週のトピックス (1) タイ : やはり利下利下げ打ち止めはまだめはまだ先 金融政策は緩和的との判断インフレ圧力高まる可能性委員の欠席は何を示唆するか タイ中央銀行は ( 中銀 ) は3 日 金融政策決定会合 (MPC) を開催し 政策金利である翌日物レポ金利を2.75% に据え置いた 昨年 10 月 17 日に 25bpの利下げを実施して以来 今回で四回連続の据え置きとなった これは 世界経済のテールリスクが強まるなか 現行の緩和的な金融政策は適切 との判断によるもの タイ国内経済は 輸出の回復が鈍いなか 引き続き内需が牽引役となっている 昨年第 4 四半期は 洪水後のベース効果で前年比高い成長率となったが 今年第 1 四半期はトレンドに沿った伸びになると評価 また目先は 家計所得の増加 高い就業率 緩和的な金融 信用状況により内需は堅調に推移するとの見通しを示した 他方 足もとのコアインフレ率は前年比で +1.23%(3 月 ) と 中銀の設定する +0.5% から +3.0% のレンジの範囲内に落ち着いているが 現行の政策金利水準は供給不足と賃金上昇によりインフレ圧力が強まる可能性を指摘した ここまでは 従来の中銀スタンスが維持されていると言えよう もっとも 前回は全 7 人の政策委員のうち 6 対 1で据え置きを決めていたのに対し 今回は 5 対 1で1 人が欠席した 前々回は全員一致の据え置き 前回は1 人が利下げ主張 そして今回はさらに 1 人が欠席して 据え置き支持がやや弱まった格好だ 欠席の事情は 海外出張 とのことだが 昨年 10 月に利下げを決める直前の会合では 同様の理由で 2 人が欠席していた その後 当時の中銀スタンスとは異なる利下げが実施されたことに鑑みると 今回の動きは 海外からの資金流入によるバーツ高を抑止するための金融緩和を求める政府の意向がさらに強まっていることを感じさせるものであった 4 (%) 第 1 図 : 政策金利 ( 年 / 月 ) 08/1 08/7 09/1 09/7 10/1 10/7 11/1 11/7 12/1 12/7 13/1 ( 資料 ) タイ中央銀行より三菱東京 UFJ 銀行グローバルマーケットリサーチ作成 アナリスト井野鉄兵

3 1. 今週のトピックス (2) 韓国 : ウォン安地合安地合いのなかいのなか上昇上昇したしたウォンウォン円相場 上昇するウォン円相場当局による円相場への警戒と対応策今後のウォン相場 先週 4 日 日銀金融政策決定会合において打ち出された金融政策が市場予想を上回る内容となったことを受けて円相場は急落した ウォン円相場も例外ではなく 日銀の発表後にウォン円は約 3% 上昇し 8.5 台前半を示現している ウォン円は 3 月上旬に 100 ウォン =8.8 台後半まで上昇したが その後は円安地合いが一服したことや北朝鮮情勢の緊迫化により軟化しており 日銀の政策発表前は 8.2 円で推移していた 日銀の金融政策決定会合後 政府 中銀関係者から日本の金融政策についての正式なコメントは報じられていない だが 玄旿錫企画財政相は 円の影響を 常に 注視している と述べているほか 日銀の金融政策決定会合の開催前日にあたる2 日には朴大統領と金仲秀中銀総裁による会談も報じられている 本邦金融政策への警戒は相応に強かったといえよう もっとも 政府が実施できる為替対策には限りがある G20 共同声明を受けて積極的な介入によるウォン安誘導策は取りづらい また ウォン自体は足もとで地政学リスクの高まりを受けて下落している 韓国では為替先物ポジション制限を導入しており 今年 1 月から上限の引き下げを実施したばかりだ 更に 金融取引税などに似た措置の導入も示唆しており 1 月末の報道直後対ドル相場は2% 近い下落を示現した だが 金融取引への課税は韓国にとって諸刃の剣だ 国内への投機的資金の流入を防ぐことが出来る反面 投資資金の減少を招く 北朝鮮情勢は近年稀にみるほど緊迫した状況にあり 先週の株式市場は大幅に下落している 資本流入規制を強化すれば 株式市場の更なる下落やウォン相場の暴落を招きかねず 新たな規制の導入は状況が落ち着いてからとなろう 目下 景気下支え策として考え得るのは政策金利引き下げのみだ 11 日に予定されている金融政策決定会合では25Bpsの利下げを見込んでいる 全般的な円相場の下落を受けてウォン円相場は上昇しているものの ウォン相場自体は北朝鮮情勢への懸念が強まるなか軟調推移が続こう 企画財政省関係者は北朝鮮との緊張関係が金融市場に与える影響について 長期化する可能性がある と言及している 過去の例を挙げると 延坪島砲撃事件 (2010/11/23) の際に対ドル相場は約 4% 下落 また 2010 年 3 月に韓国の哨戒艦が沈没した事件で 合同調査団が北朝鮮の魚雷攻撃によるものと断定した2010/5/20には約 9% 下落している 仮に同等の事件が起これば ウォン相場が 10% 程度下落しても不思議ではない 朝鮮半島の緊張が強まり始めた3 月上旬から対ドル相場は既に約 3.5% 下落しているが 1200 台前半への下落もあり得るとみている アナリスト関谷菜摘 3

4 1. 今週のトピックス (3) ブラジル : 景気景気 よりより インフレインフレ を注視注視するする中銀 一進一退を繰り返すブラジル経済 景気 より インフレ を 注視する中銀 レアル相場はレンジ 推移が続く見通し 2 月の鉱工業生産は前年比 3.2% となり 市場予想 前月値共に下回った 内訳をみると 自動車が前年比 9.1%( 前月 : 同 6.2%) 減少するなど 製造業の不振が目立った ブラジル自動車工業会 (Anfavea) の発表によれば 3 月の自動車販売台数は 28.4 万台と 2 か月連続で前年同月を下回った 政府は景気刺激策の一つである自動車購入時にかかる工業品税の減税策を 12 月末まで延長すると発表した 減税策は昨年 5 月に導入されたものであるが 2013 年 1 月から 6 月にかけて段階的に解除される予定となっていた 政府が再度に亘って導入している景気刺激策にもかかわらず ブラジルの景気は一進一退を繰り返している だが トンビニ中銀総裁によるブラジル経済への見方は強気なものだ トンビニ氏は上院での議会証言で 経済活動は 2013 年を通じて強まる との見方を示している トンビニ氏が懸念しているのはインフレ動向だ ブラジルのインフレ圧力は加速傾向にあり 2 月の IPCA インフレ率はインフレ目標上限間近まで迫った トンビニ氏は ブラジルはインフレ加速を容認しない と言及 政策当局は政策の次のステップを決める上で インフレを注視 するとも述べている レアル相場は対ドルで 1.95 割れを示現した後 中銀によるレアル売り介入を受けて反落した だが レアル安は輸入インフレの昂進を招くため 中銀は一方的なレアル相場の下落も容認しないだろう 12 月の 1 ドル =2.1 レアルを超える水準において中銀はレアル買い介入を実施しているため レアル相場の上限として意識され 当面 1 ドル =2 レアルを挟む水準での推移が続きそうだ 2.2 第 1 図 : ドルレアル推移 /8 高値 /1 12/2 12/3 12/4 12/5 12/6 12/7 12/8 12/9 12/10 12/11 12/12 13/1 13/2 13/3 13/4 ( 出所 )Bloombergより三菱東京 UFJ 銀行グローバルマーケットリサーチ作成 ( 年 / 月 ) アナリスト関谷菜摘 4

5 2. 先週の経済指標 イベント 結果 日付 時間 国 指標 対象 結果 予想 前回 4 月 1 日 ( 月 ) 8:00 KR 消費者物価指数 ( 前年比 ) 3 月 1.3% 1.8% 1.4% 9:00 KR 輸出 ( 前年比 ) 3 月 0.4% 1.8% 8.6% 9:00 KR 輸入 ( 前年比 ) 3 月 2.0% 1.0% 10.6% 10:00 CN 製造業 PMI 3 月 :45 CN HSBC 製造業 PMI 3 月 :00 ID 消費者物価指数 ( 前年比 ) 3 月 5.90% 5.56% 5.31% 13:00 ID 輸出 ( 前年比 ) 2 月 4.5% 1.7% 1.3% 13:00 ID 輸入 ( 前年比 ) 2 月 3.0% 4.6% 6.2% 13:00 ID 貿易収支 ( 百万ドル ) 2 月 :13 TH 消費者物価指数 ( 前年比 ) 3 月 2.69% 3.00% 3.23% 22:00 BR 製造業 PMI 3 月 月 2 日 ( 火 ) 17:30 HK 小売売上高 ( 前年比 ) 2 月 22.7% 15.7% 10.5% 21:00 BR 鉱工業生産 ( 前年比 ) 2 月 3.2% 2.4% 5.5% 4 月 3 日 ( 水 ) 6:00 KR 外貨準備高 ( 十億ドル ) 3 月 :30 HK PMI 3 月 :00 PH 財政収支 ( 十億ペソ ) 2 月 :30 TH 中銀政策金利発表 2.75% 2.75% 2.75% 17:20 TW 外貨準備高 ( 十億ドル ) 3 月 :30 SG PMI 3 月 月 4 日 ( 木 ) 23:00 MX 消費者信頼感指数 3 月 月 5 日 ( 金 ) 10:00 PH 消費者物価指数 ( 前年比 ) 3 月 3.2% 3.4% 3.4% 13:01 MY 輸出 ( 前年比 ) 2 月 7.7% 4.8% 3.5% 13:01 MY 輸入 ( 前年比 ) 2 月 4.4% 3.5% 16.0% 13:01 MY 貿易収支 ( 十億リンギット ) 2 月 :36 PH 外貨準備高 ( 十億ドル ) 3 月 :51 ID 外貨準備高 ( 十億ドル ) 3 月 SG: シンガポール TH: タイ MY: マレーシア ID: インドネシア PH: フィリピン IN: インド VN: ベトナム CN: 中国 KR: 韓国 TW: 台湾 HK: 香港 BR: ブラジル MX: メキシコ 市場予想はBloomberg 調査中央値 時刻は日本時間 (1) インドネシア : インフレ率上昇 3 月の消費者物価指数は前年比 +5.90%(2 月は +5.31%) で 2011 年 5 月以来の高い伸び率となった 中銀の目標レンジである +3.5%~+5.5% を上回っており ダルミン総裁も利上げは不可避との見方を示している (2) インドネシア : 貿易赤字拡大 2 月の貿易収支は 3.27 億ドルの赤字 (1 月は 0.75 億ドルの赤字 ) となっ た 5 ヶ月連続の赤字となっている

6 2. 先週の経済指標 イベント (3) タイ : インフレ率鈍化 3 月の消費者物価指数は前年同月比 +2.69% で 2 月の +3.23% から鈍化した コア指数は +1.23% でこちらも 2 月の +1.57% から鈍化し 2010 年 11 月以来の低水準となった (4) フィリピン : 通貨高抑制措置を近く発表フィリピン中銀が 新たなペソ高抑制の施策を 4 月中にも発表する見通しとなった テタンコ総裁は新たな措置により 中銀が為替取引を一段と監視することができるようになるとの見方を示している (5) フィリピン : 消費者物価指数鈍化 3 月の消費者物価指数は前年比 +3.2%(2 月は +3.4%) となり 伸びが鈍 化した 食品や燃料 公共料金の値上がりが緩やかだったことによる (6) マレーシア : 議会解散 4 月中の選挙へナジブ首相は 4 月 3 日付けで議会を解散する申出を国王が受理した と演説した 近く任期となる議会の解散がようやく決まった格好 選挙は今月中にも実施される見通し (7) 韓国 : 不動産市場支援策発表政府は不動産市場支援策を発表した 支援策では 低所得者が初めて住宅を購入する場合 現行規則で定める上限以上の額の借り入れが認められ 公的基金から借り入れる場合は通常より低い金利が適用される 今年中に 9 億ウォン以下の住宅を購入した場合 5 年以内 あるいはそれ以降に売却しても それにかかるキャピタルゲイン税を5 年間免除するとしている (8) 韓国 : 外貨準備高ほぼ横ばい 3 月末現在の外貨準備高は 2 月末時点 (3274 億ドル ) と同水準である 億ドルだった ユーロ相場の下落などを受けドル換算額が目減りしたとみられる 項目別では有価証券が 億ドル ( 前月比 0.5%) と前月比減少した一方 預金が 億ドル (+7.6%) 増加した (9) メキシコ : 製造業指数は小幅縮小 IMEF が発表した 3 月の製造業指数 ( 季調済 ) は と前月の から小幅に縮小した 内訳をみると 新規受注や生産が伸びた一方 雇用が縮小しており 全体を押し下げた もっとも 景況の分岐となる 50 は 6 か月連続で上回っている 6

7 3. 先週のレビューと今週の見通し エマージング通貨通貨動向 固有の材料での値動き目立つリンギット独歩高地政学リスクの高まりでウォン安日銀の緩和 まだ消化していない 先週のエマージング通貨は 通貨ごと固有の材料により上下する傾向が目立った アジアではマレーシアリンギットが独歩高となった一方 フィリピンペソ インドルピー 韓国ウォンが弱かった 中南米ではブラジルレアル メキシコペソともに1% 以上の上昇となっている アジア通貨のなかではマレーシアリンギットの上昇が目を引いた このところ 他のアセアン通貨に比べて弱含みで推移していたリンギットだが 他通貨が足踏みしているなかで1% 以上の上昇をみせ 追走を始めた格好となっている 3 日 ナジブ首相が議会の解散を表明した これで今月中に選挙が実施される見込みとなった リンギットは選挙を前に 1957 年の独立以来となる政権交代の可能性もある 政治的な不透明感の高まりから 弱含みで推移してきた 選挙の行方は依然不透明ではあるものの 首相が解散を発表したあと 国内株が急上昇するなどマレーシア買いの様相となった リンギットも1 月末以来の水準まで上昇している 一方 韓国ウォンは下げ足を強めている 半島情勢が日に日に緊迫化するなか 国内株は下落基調が続き ウォンも売られやすい展開となっている 企画財政相は 北朝鮮との緊張関係が金融市場に与える影響は大きくないとしているが 一方で 同省次官は安定化のため必要なら迅速かつ強力な措置を講じる方針と発言している また 格付会社が一連の動きが韓国のクレジットにネガティブとの見解を示したこともあり 韓国からは資金流出気味となっている模様だ 先週は 日銀の金融緩和 米国の雇用統計と先進国でのイベントが多かったが 対ドルでの値動きはまちまちだった 対円では総じて強含みとなっているが これは円安によるものであり 各通貨が総じて買われているということではないだろう ただ アジア通貨は弱含みで推移した一方 中南米通貨が買われているように 市場は今回の日銀による 異次元緩和 決定を消化しきれていないものと考えられる 今週のエマージング通貨も各通貨個別ばらばらな値動きとなろう 7

8 3. 先週のレビューと今週の見通し 予想レンジ シンガポールドル ~ 中国人民元 ~ タイバーツ ~ 韓国ウォン ~ マレーシアリンギット ~ 台湾ドル ~ インドネシアルピア 9700 ~ 9850 香港ドル ~ フィリピンペソ ~ ブラジルレアル ~ インドルピー ~ メキシコペソ ~ ベトナムドン ~ ポーランドズロチ ** ~ 南アフリカランド * ~ ハンガリーフォリント ** ~ トルコリラ * ~ チェココルナ ** ~ ロシアルーブル * ~ * と ** は GMR ロンドン発行の月刊レポート Foreign Exchange Outlook より 予想レンジを転載 2** は対ユーロでの見通し 先週の対ドルドル変化幅 ( % ) SGD THB MYR ID R PHP INR VND CNY KRW TWD HKD BRL MXN 直近 3 ヶ月間のレンジレンジと今週今週の予想予想レンジ (% ) 各通貨高各通貨安直近 3 ヶ月のレンジ SGD THB MY R IDR PHP INR VND CNY KR W TW D HK D BRL M XN * 本稿執筆時点のスポットレートを基準にしたもの 8

9 4. 今週の経済指標 イベント 予想 日付 時間 国 指標 対象 予想 前回 4 月 8 日 ( 月 ) 9:30 TW 消費者物価指数 ( 前年比 ) 3 月 1.82% 2.97% 17:00 TW 輸出 ( 前年比 ) 3 月 2.20% 15.8% 17:00 TW 輸入 ( 前年比 ) 3 月 4.2% 8.5% HK 外貨準備高 ( 十億ドル ) 3 月 日 VN 国内自動車販売台数 ( 前年比 ) 3 月 月 9 日 ( 火 ) 10:30 CN 消費者物価指数 ( 前年比 ) 3 月 2.5% 3.2% 10:30 CN 生産者物価指数 ( 前年比 ) 3 月 1.9% 1.6% 22:00 MX 消費者物価指数 ( 前年比 ) 3 月 4.20% 3.55% 4 月 10 日 ( 水 ) 8:00 KR 失業率 ( 季節調整済 ) 3 月 3.3% 3.5% 10:00 PH 輸出 ( 前年比 ) 2 月 4.8% 2.7% 21:00 BR 消費者物価指数 ( 前年比 ) 3 月 6.62% 6.31% CN 貿易収支 ( 十億ドル ) 3 月 CN 輸出 ( 前年比 ) 3 月 11.7% 21.8% CN 輸入 ( 前年比 ) 3 月 6.0% 15.2% -15 日 CN マネーサプライM2( 前年比 ) 3 月 14.6% 15.2% 4 月 11 日 ( 木 ) 10:00 KR 中銀政策金利発表 2.75% 2.75% 13:01 MY 鉱工業生産 ( 前年比 ) 2 月 2.7% 4.6% 21:00 BR 小売売上高指数 ( 前年比 ) 2 月 3.3% 5.9% 22:00 MX 鉱工業生産 ( 前年比 ) 2 月 0.5% 1.7% ID 中銀政策金利発表 5.75% 5.75% 4 月 12 日 ( 金 ) 9:00 SG 実質 GDP( 前年比 ) 1Q 0.0% 1.5% 14:30 IN 鉱工業生産 ( 前年比 ) 2 月 - 2.4% IN 消費者物価指数 ( 前年比 ) 3 月 % SG: シンガポール TH: タイ MY: マレーシア ID: インドネシア PH: フィリピン IN: インド VN: ベトナム CN: 中国 KR: 韓国 TW: 台湾 HK: 香港 BR: ブラジル MX: メキシコ 市場予想はBloomberg 調査中央値 時刻は日本時間

10 三菱東京 UFJ 銀行グローバルマーケットリサーチ 東京 / Tokyo チーフアナリスト / Tokyo Head of Global Markets Research 内田稔 / Minori Uchida minori_uchida@mufg.jp シニアアナリスト / Senior Analyst 亀井純野 / Sumino Kamei sumino_kamei@mufg.jp アナリスト / Analyst 井野鉄兵 / Teppei Ino teppei_ino@mufg.jp アナリスト / Analyst 関谷菜摘 / Natsumi Sekiya natsumi_sekiya@mufg.jp シニアマーケットエコノミスト / Senior Market Economist 鈴木敏之 / Toshiyuki Suzuki toshiyuki_4_suzuki@mufg.jp ジャパンストラテジスト / Japan Strategist 関戸孝洋 / Takahiro Sekido takahiro_sekido@mufg.jp シニアアナリスト / Senior Analyst 小田尚志 / Hisashi Oda hisashi_oda@mufg.jp ロンドン / London European Head of Global Markets Research Derek Halpenny derek.halpenny@uk.mufg.jp シニアアナリスト / Senior Analyst 武田紀久子 / Kikuko Takeda kikuko.takeda@uk.mufg.jp Currency Analyst Lee Hardman lee.hardman@uk.mufg.jp 香港 / Hong Kong East Asian Head of Global Markets Research Cliff Tan cliff_tan@hk.mufg.jp Research Assistant Stephen Chiu Stephen_CH_Chiu@hk.mufg.jp シンガポール / Singapore ASEAN Head of Global Markets Research Leong Sook Mei leongsm@sg.mufg.jp アナリスト / Analyst Assistant Analyst 石丸伸二 / Shinji Ishimaru Sophia Ng shinji_ishimaru@mufg.jp shophia_ng@sg.mufg.jp 照会先 : 三菱東京 UFJ 銀行市場企画部市場ソリューション室 グローバルマーケットリサーチチーフアナリスト内田稔 TEL: minori_uchida@mufg.jp 当資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり 金融商品の売買や投資など何らかの行動を勧誘するものではありません ご利用に関しては すべてお客様御自身でご判断下さいますよう 宜しくお願い申し上げます 当資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが 当室はその正確性を保証するものではありません 内容は予告なしに変更することがありますので 予めご了承下さい また 当資料は著作物であり 著作権法により保護されております 全文または一部を転載する場合は出所を明記してください 10

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