外為ウィークリービュー 1月12日号

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1 2010/01/12 ドルキャリー再開の可能性も 通貨ペア基調 ユーロ / 円ユーロ / ドルポンド / 円ポンド / ドルスイス / 円ドル / スイス 株 商品高でクロス円上昇 予想レンジ : ~ 円 ドルキャリー再開の可能性も 予想レンジ : ~ ドル アイスランド続報に要注意 予想レンジ : ~ 円 英米経済指標の確認相場に 予想レンジ : ~ ドル ユーロ / 円につれ高予想も上値限定的 予想レンジ : ~ 円 スイス中銀の介入警戒ゾーンへ 予想レンジ : ~ スイスフラン ページ数 経済指標カレンダー 一週間の予定を一覧で表示 通貨ペアをクリックすると そのページにジャンプします 本レポートは 投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり 投資勧誘を目的として提供するものではありません 投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします また 本レポートに記載された意見や予測等は 今後予告なしに変更されることがございます なお 本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても 株式会社外為どっとコム総合研究所ならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います Copyright 2010 Gaitame.com Research Institute Ltd. All Rights Reserved. 1

2 EUR/ JPY ユーロ / 円 1/4~8 までの主な推移 /5 Tuesday 1/6 Wednesday 1/7 Thursday 1/8 Friday 日中は三井住友 FG の公募増資の報道を受け 海外からの円買い需要が意識されたことで ドル / 円主導でユーロ / 円でも円高が進んだ その後の NY 市場では 格付け会社がアイスランドの外貨建て格付けを投資不適格水準まで引き下げたことで ユーロ安が進み ユーロ / 円も下落幅を拡大した (1) ユーロ / 円は前日の流れを引き継いで始まり 円の安値を付けたが その後は強い内容の豪経済指標により豪ドル / 円主導でクロス円が全般的に反発した その後 本邦年金ファンドの買いの噂もあり ユーロ / 円はさらに上昇基調を強めた (2) 菅財務相が就任後の会見で もう尐し円安が進めばよい などと発言したことをきっかけに ドル / 円主導で円安が進み NY 時間終盤にはユーロ / 円は 円の高値を付けた (3) 米 12 月の雇用統計が予想外に悪化 ( 非農業部門雇用者数 -8.5 万人 ) すると リスク回避の動きからクロス円が下落し ユーロ / 円も 円まで下落したが その後は ユーロ / ドルでのドル売り ユーロ買いの強まりや ドル / 円での円の上昇が比較的小幅にとどまったことなどからユーロ / 円は上昇に向かい 133 円台半ばまで値を戻した (4) 上昇要因 ( ユーロ高 円安 ) 下落要因 ( ユーロ安 円高 ) リスクを取ることに積極的になる動き ユーロ圏景気回復観測の高まり 出口戦略への期待 ユーロ加盟国の格付け引き下げ見通しの後退 ドバイの信用不安の後退 日銀による追加緩和への期待 リスクを取ることに消極的になる動き ユーロ圏景気回復観測の後退 出口戦略開始時期の後ずれ観測 ユーロ加盟国や周辺国の格付け引き下げ見通し ドバイの信用不安の高まり 欧州金融機関をめぐる懸念 2

3 EUR/ JPY 今週の見通し 菅直人新財務相の もう尐し円安が良い 発言や 米国低金利政策の長期化観測や米国企業の第 4 四半期決算発表への期待から 米国の株式市場の堅調推移が予想され 今週のクロス円は全般的に強含みとなりそうである 8 日の米雇用統計の結果は予想外に悪かったものの 米景気に対する2 番底懸念につながるほどの弱さではなっかた事から 米国の低金利を背景とした国際商品価格の上昇も予想され ドル / 円の大幅下落が無い限り ユーロ / 円が上値を試す場面もありそうだ 12 月の高値 円が目先の高値の目途となりそうだが ユーロはギリシャやポルトガルといった国々の財務問題からは買いにくい側面もあり 上値の余地もそう大きくはなさそうである ( 予想レンジ : 円 ~ 円 ) テクニカル分析 EUR/JPY 1/8 週足引値 : 円 ( 日足 移動平均 ボリンジャーバンドから見る相場展開 ) ユーロ / 円は 円 (2009/01/21 安値 ) から 円 (2009/06/05 高値 ) へと27.16 円上昇したが 今後の下落によって この上昇した値幅のどこまで戻るかが焦点となる 取引値は 20 日線 ( 円 1/8) が下値支持線となって 60 日線 ( 円 1/8) 200 日線 ( 円 1/8) の2つと交錯する動きとなっている ボリンジャーバンドは1/8 現在 上限 : 円 ~ 下限 : 円で 上限と下限が共に尐し上昇してバンド幅は若干拡大している 先週は直近高値の134 円台を見たが 上値を取っていく力がそれほど強いものとも思えず 一進一退の展開の中の動きと言える 目先は131~134 円のレンジでもみ合いなのかもしれないが ここからはあまり上値があるかどうかはやや疑問であると言える 上昇ポイントは 12/4の高値である 円であり 下値ポイントは112/18の安値 円 2 最初に記載した上昇幅 円の半値に相当する 円 である 3

4 EUR/ USD ユーロ / ドル 1/4~8 までの主な推移 /4 Monday 1/5 Tuesday 1/6 Wednesday 1/8 Friday ドル / 円相場が 93 円台を回復してドル高傾向となったことから対ユーロでもドル買いが強まり 一時 ドルの安値を付けたが NY 時間には 株高 商品高とともに 債券高による金利低下も同時に起きたため ドル売りの流れが強まり ユーロ / ドルは 1.44 ドル台半ばまで急反発した (1) 主要国の株式市場や国際商品価格の上昇を受けて リスクを取る動きからドル売り ユーロ買いが進みユーロ / ドルは一時 の高値をつけた しかしその後 アイスランドの外貨建て格付けが投資不適格水準まで引き下げられた事により 主要通貨に対してユーロやポンドが売られることになり ユーロ / ドルは 1.43 ドル台半ばまで急落した (2) 欧州時間にはシュタルク ECB 専務理事が ギリシャを救済する事は無い と述べたことでユーロ売りが強まったが NY 時間には 12 月の FOMC 議事録で一部のメンバーから出口戦略の開始が経済回復を妨げる可能性に言及したことで 米国の早期利上げ観測がやや後退するとドル売りが強まり ユーロ / ドルは上昇した (3) 米国の景気回復期待からドル買い ユーロ売り優勢で推移していたが 日本時間 22:30 に発表された米 12 月の雇用統計が予想外に悪化 ( 非農業部門雇用者数 -8.5 万人 ) すると ドル売りが膨らみ ユーロ / ドルは 1.44 ドル台まで急上昇した (4) 上昇要因 ( ユーロ高 ドル安 ) 下落要因 ( ユーロ安 ドル高 ) リスクを取ることに積極的になる動き ユーロ圏景気回復観測の高まり 出口戦略への期待 新興国を中心にドル離れに動くとの観測 ユーロ圏諸国の格付け引き下げ見通しの後退 ドバイの信用不安の後退 米国の超低金利長期化観測 リスクを取ることに消極的になる動き ユーロ圏景気回復観測の後退 出口戦略開始時期の後ずれ観測 ユーロ圏諸国の格付け引き下げ見通し ドバイの信用不安の高まり 欧州金融機関をめぐる懸念 ドル金利の先高観 4

5 EUR/ USD 今週の見通し 今週は14 日に欧州中銀 (ECB) の理事会が予定されているが 金融政策の変更は予想されておらず さほど重要視されない可能性が高そうである やはり焦点は米国の金融引き締めへの思惑であり 14 日の12 月小売売上高や15 日の12 月消費者物価指数 12 月鉱工業生産などが注目される ただ 8 日の米 12 月雇用統計の予想外の悪化により再び台頭している米国低金利政策の長期化観測を後退させるほどのインパクトは期待できそうになく かといって米景気の2 番底への懸念につながりそうな内容でもないことから 今週のユーロ / ドル相場はドル売り ユーロ買い優勢での推移が予想される ただしECB 首脳による ギリシャやポルトガルといったユーロ圏の国々の財務問題への発言には注意が必要で この種の問題が強く意識されるとユーロ売りが強まる可能性もある ( 予想レンジ : ~1.4620ドル ) テクニカル分析 EUR/USD 1/8 週足引値 :1.4411( 日足 移動平均 ボリンジャーバンドから見る相場展開 ) ユーロ / ドルは (2009/03/04 安値 ) から1.5145(2009/11/25 高値 ) へと2692ポイント上昇したが 今後の下落によって この上昇値幅のどこまで戻るかが焦点となる 取引値は60 日線 ( /8) から乖離して推移しており 20 日線 ( /8) が目先の上値を押さえる形となっている ボリンジャーバンドは1/8 現在 上限 :1.4612~ 下限 :1.4182であり バンド幅の上限は大きく下落 下限は尐し上昇する中で バンド幅はかなり縮小している このボリンジャーバンドを見ると ユーロ下落も尐し一服感があり 直近のもみ合いの動きを反映したものとなっている 上値ポイントは110/2の安値 近辺 211/3の安値 近辺である 下値ポイントは1200 日線のある 近辺 (1/8 段階 ) 2 最初に記載した上昇幅 2692ポイントの 61.8% 戻しに相当する 同じく2692ポイントの50.0% 戻しに相当する1.3800である ユーロ下落に対する 戻り調整 が入っているが ユーロの上値も相当重たい印象がある 戻ったところは丁寧に戻り売りを先行させていく戦略がよいかと思われる 5

6 GBP/ JPY ポンド / 円 1/4~8 までの主な推移 1 2 1/5 Tuesday 1/7 Thursday 日本時間昼過ぎに三井住友フィナンシャル グループが 8000 億円超の公募増資を行うと報じられると 円需要が高まるとの観測から円が全面的に上昇 さらに アイスランドのグリムソン大統領が破たんしたアイスランドの銀行における英国とオランダの預金者に資金を返還する法案について署名を拒否したことが伝わるとポンドは急落し ポンド / 円は日本時間 6 日未明に 円の安値をつけ 6 日朝には 円まで下落した (1) 菅財務相が もっと円安が進めば良い と発言したことが円売り材料となったが ポンド / ドル相場でポンド安が進行した影響からポンド / 円は方向感なく推移した また イングランド銀行 (BOE) が理事会を行い 政策金利を 0.50% 資産買い入れ枠を 2000 億ポンドに据え置くことを発表したが 市場予想通りであったため 特に材料視されなかった (2) 上昇要因 ( ポンド高 円安 ) 下落要因 ( ポンド安 円高 ) 英国経済の景気回復期待 英中銀による資産買い入れの停止観測 日銀の緩和拡大への期待 英国の銀行の不良資産に絡む損失処理問題 英国や欧州の経済先行き不安 英国の財政悪化懸念 英中銀による資産買い入れ額の拡大観測 英国要人によるポンド安容認発言 ドバイ信用不安の高まり 英金融機関をめぐる懸念 6

7 GBP/ JPY 今週の見通し 今週は12 日に英 11 月貿易収支 13 日に英 11 月鉱工業生産の発表が予定されているほかは 英国はもちろん日本の独自材料で目立ったものはない 従って 他のクロス円 ( ユーロ / 円など ) の動向が主な手掛かりとなる公算が大きい 仮に今週末にも経済再建計画を提出する見通しのギリシャや 格付け会社ムーディーズによって格付け引き下げの警告がなされたポルトガルなど 欧州各国の財政問題に関する続報があれば ユーロに動きが出よう そうなれば ポンドも連れて動くとみらえる ただ アイスランドにおける英預金者への預金返還に係る問題には注意したい 足元では預金返還を認める法案について 大統領が承認を拒否した形で止まっているが この問題に改善がみられれば ポンドは上昇しよう 一方 いよいよ法案成立ならずとなれば ポンドは一段と下落すると考えられる ( 予想レンジ :146.00~ 円 ) テクニカル分析 GBP/JPY 1/8 週足引値 : 円 ( 日足 移動平均 ボリンジャーバンドから見る相場展開 ) ポンド / 円は 円 (09/01/19 安値 ) から 円 (09/07/09 高値 ) まで44.28 円上昇した 今後はこの上昇幅のどこまで戻すかが焦点 現時点までの戻りの最安値 円 (09/11/27) は44.28 円の値幅の50% 戻しである 円は既に下回っており 38.2% 戻しとなれば 円がターゲットか 先週は60 日線 ( 円 1/8) を挟んで 20 日線 ( 円 1/8) と200 日線 ( /8) との間でもみ合った 200 日線は上値抵抗線として作用した ボリンジャーバンドは1/8 現在 上限 : 円 ~ 下限 : 円で 上限 下限ともに上昇するもバンド幅は縮小 上記記載の3つの移動平均線も近接している上 ボリンジャーバンドの幅が縮小しており 目先はもみ合いが続くかもしれないが 次の大きな動きに向けた トレンド レディ 状態にあると見る 取引値と200 日線との絡みでは下値トライの公算が大きいだろう 上値ポイントは 円 (12/31 高値 ) 近辺が意識される 下値ポイントは1ボリンジャーバンドの下限 211/27の安値 円である 7

8 GBP/ USD ポンド / ドル 1/4~8 までの主な推移 1 2 1/5 Tuesday 1/8 Friday 日本時間昼過ぎに三井住友フィナンシャル グループが 8000 億円超の公募増資を行うと報じられると 円需要が高まるとの観測から円が全面的に上昇 さらに アイスランドのグリムソン大統領が破たんしたアイスランドの銀行における英国とオランダの預金者に資金を返還する法案について署名を拒否したことが伝わるとポンドは急落し ポンド / ドルは 1.60 ドルを割り込んだ (1) 夕方に投機的なポンド買いがみられたことで ポンド / ドルは上昇 しかし 22 時 30 分に発表された米 12 月雇用統計において 失業率は前月と同じ 10.0% になった一方で 非農業部門雇用者数は 増減なし という市場予想に反して 8 万 5000 人の減尐となったことから ドルは急激に売られ 一時 ドルまでポンドは上昇した (2) しかし 同高値を付けた後はドルが急激に買い戻され 1.60 ドル台前半で週を引けた 上昇要因 ( ポンド高 ドル安 ) 下落要因 ( ポンド安 ドル高 ) 米経済先行き懸念の緩和 リスクを取ることへの積極性が増す 外貨準備通貨としてのドル需要の減退 資産買い入れの停止観測 英国の早期利上げ観測 英国の銀行の不良資産に絡む損失処理問題 英国や欧州の経済先行き不安 英国の財政悪化懸念 資産買い入れ額の拡大観測 ドバイ信用不安の高まり 英金融機関をめぐる懸念 米国の早期利上げ観測 8

9 GBP/ USD 今週の見通し 今週は米英で主要な経済指標発表があり これらの結果を眺めて どちらの経済がより強いか の綱引き相場となる公算だ ただし アイスランドにおける英預金者への預金返還に係る問題に続報があれば波乱要因になる可能性が高い また 今週末にも経済再建計画を提出する見通しのギリシャや 格付け会社ムーディーズによって格付け引き下げの警告がなされたポルトガルなど 欧州各国の財政問題を受けてユーロに動きがあれば ポンドも連れて動くとみられる 急激な相場の動きには注意しておきたい ( 予想レンジ :1.5860~1.6250ドル) テクニカル分析 GBP/USD 1/8 週足引値 :1.6022( 日足 移動平均 ボリンジャーバンドから見た相場展開 ) ポンド / ドルは1.3501(2009/01/19 安値 ) から1.7043(2009/08/03 高値 ) まで3542ポイント上昇した 今後はこの上昇幅のどこまで戻すかが焦点 現時点までの戻りの最安値 (2009/10/13) は3542ポイントの 61.8% 戻しである1.5690に近く 61.8% 戻しはほぼ達成しており 50.0% 戻しとなれば1.5272がターゲットとなる 先週は1.62 台から下落して1.59 台割れを見るも 週末引値では1.60 台前半へと戻した もみ合いながらも上値の重たい展開は続き 週足での1.60 以下での引値となりそうでならない 1.60 以下での週末引けはテクニカルには下落に向けての確認のサインともなる 先週の週末引値は20 日線 (1/8) 及び60 日線 (1/8) 200 日線 (1/8) を下回っている ボリンジャーバンドは1/8 現在 上限 :1.6338~ 下限 : で 上限は下落 下限は横這いの中 バンド幅は縮小中 バンド幅の縮小から もみ合い先行の展開が予想され また何かのきっかけでポンドは下落する形になろうかと思われる 目先の上値ポイントは (1/4 高値 ) 2 上記記載の60 日線の箇所 であり 下値ポイントは 10/13の安値 となる 9

10 CHF/ JPY スイス / 円 1/4~8 までの主な推移 /5 Tuesday 1/6 Wednesday 1/7 Thursday 1/8 Friday 日中は三井住友 FG の公募増資の報道を受け海外からの円買い需要が意識されたことで ドル / 円主導でスイス / 円でも円高が進み その後の NY 市場ではアイスランドの外貨建て格付けを投資不適格水準まで引き下げたことで ポンド安 ユーロ安が進むと これにつれてスイス / 円も下落幅を拡大した (1) スイス / 円は前日の流れを引き継いで始まり 円の安値を付けたが その後は強い内容の豪経済指標により豪ドル / 円主導でクロス円が全般的に反発した さらにその後の NY 時間には ユーロ / 円の反発につれて スイス / 円も上昇基調を強め 90 円台まで上昇した (2) 菅直人新財務相が就任後の会見で もう尐し円安が進めばよい などと発言したことをきっかけに ドル / 円主導で円安が進み NY 時間終盤にはスイス / 円は 円の高値を付けた (3) 米 12 月の雇用統計が予想外に悪化 ( 非農業部門雇用者数 -8.5 万人 ) すると リスク回避の動きからクロス円が下落し スイス / 円も 円まで下落したが その後は ドル / スイスでのドル売り スイスフラン買いやドル / 円での円買いが比較的小幅にとどまったことなどから スイス / 円は上昇に向かい 90 円台を回復した (4) 上昇要因 ( スイス高 円安 ) 下落要因 ( スイス安 円高 ) ユーロ圏景気回復観測の高まり 主要新興国 (BRICs) がドル離れに動くとの観測 日銀による追加緩和への期待 スイス中銀によるスイスフラン売り介入観測 ユーロ圏景気後退観測の高まり 欧州金融機関をめぐる懸念 10

11 CHF/ JPY 今週の見通し 8 日の米雇用統計の予想外の悪化により 米国の低金利長期化観測が強まっているが 今週はこれを覆すような内容の経済指標の発表も見当たらない かといって米景気の2 番底が懸念される状況でもなく むしろ米国の低金利長期化観測によってもたらされる株高や商品価格高により リスク志向の高まりから クロス円全般の上昇につながりそうで スイス / 円も上値を試す展開となりそうだ 昨年来高値となる91.51 円の更新も視野に入るが スイス中銀のスイスフラン高阻止の姿勢が打ち出されていることから 対ユーロや対ドルでのスイスフラン高には注意が必要で その意味ではスイスフランは買い進めにくい通貨の一つとも言えそうだ ( 予想レンジ :88.80~91.80 円 ) テクニカル分析 CHF/JPY 1/8 週足引値 :90.52 円 ( 日足 移動平均 ボリンジャーバンドから見る相場展開 ) スイス / 円は 円 (2009/01/23 安値 ) から 円 (2009/10/26 高値 ) へと 円上昇したが 今後の下落によって この上昇した値幅のどこまで戻るかが焦点となる すでに 61.8% 戻しに相当する 円は達成しており 次は 50.0% 戻しに相当する 円がターゲットとなる 取引値は 20 日線 (88.07 円 1/8) 60 日線 (88.23 円 1/8) 200 日線 (87.92 円 1/8) の 3 つを上回る動きとなっている ボリンジャーバンドは 1/8 現在 上限 :91.14 円 ~ 下限 :85.01 円で 上限が上昇 下限がやや上昇する中でバンド幅は拡大している スイス買いの勢いは強く 先々週に続いて先週も上昇した 目先はすぐに下落しづらいのかもしれないが 余り勢い込んで買い進みたくない水準であるとも言える 円を超えるかどうかが大きなポイントになる 上昇ポイントは 10/26 の高値である 円であり 下値ポイントは上記記載した 20 日線 60 日線のある箇所である 11

12 USD/ CHF ドル / スイス 1/4~8 までの主な推移 /4 Monday 1/7 Thursday 1/8 Friday ドル / 円相場が 93 円台を回復してドル高傾向となったことから対スイスフランでもドル買いが強まり 一時 スイスフランの高値を付けたが NY 時間には 株高 商品高とともに 債券高による金利低下も同時に起きたため ドル売りの流れが強まり ドル / スイスは 1.02 スイスフラン台半ばまで急落した (1) 豪 11 月の小売売上高が予想を大きく上回ったことから 豪ドル / 米ドル主導で米ドル売りが強まるとドル / スイスは スイスフランの安値を付けたが その後の欧州時間以降は 8 日の米雇用統計への期待などからドル買い優勢となり ドル / スイスは 1.03 スイスフラン台後半まで上昇した (2) 米国の景気回復期待からドル買い スイスフラン売り優勢で推移していたが 日本時間 22:30 に発表された米 12 月の雇用統計が予想外に悪化 ( 非農業部門雇用者数 -8.5 万人 ) すると ドル売りが膨らみ ドル / スイスは スイスフランの安値を付けた (3) 上昇要因 ( ドル高 スイス安 ) 下落要因 ( ドル安 スイス高 ) ユーロ圏景気回復観測の後退 欧州金融機関をめぐる懸念 ドル金利の先高観 スイス中央銀行による介入観測 主要新興国 (BRICs) ドル離れに動くとの観測 ユーロ圏景気回復観測の高まり 米国の超低金利長期化観測 12

13 USD/ CHF 今週の見通し 8 日の米雇用統計の結果 米国の早期引き締め観測は後退しているが かといって米国景気の2 番底懸念につながるほどではなく 一時的にせよドル キャリートレード再開の下地が形成されつつあるようだ 今週は米国において 米金融政策の手掛かりとなるインフレに関する経済指標である12 月の消費者物価指数が発表 (15 日 ) されるが インフレの兆候を示す結果となる可能性は低く 低金利の長期化観測を後退させる事にはなりそうもない したがって 今週のドル / スイス相場は ドル売り スイスフラン買い優勢となりそうだが 11 日にはスイス中銀のヒルデブランド総裁が ( 対ユーロでの ) 極度のスイスフラン高を阻止し続ける と発言しており これ以上のスイスフラン高には介入警戒感もあることから ドル / スイスの大幅下落も考えづらく 安値圏でのもみ合いが予想される ( 予想レンジ :1.0050~ ドル ) テクニカル分析 USD/CHF 1/8 週足引値 :1.0229( 日足 移動平均 ボリンジャーバンドから見る相場展開 ) ドル / スイスは1.1964(2009/3/12 高値 ) から0.9911(2009/11/23 安値 ) へと2053ポイント下落した 今後はこの2053ポイントの値幅のどこまで戻して上昇するかが焦点となる 目先は38.2% 戻しに相当する1.0651がターゲットになる 取引値は20 日線 ( /8) が上値を押さえ 60 日線 ( /8) が下値支持となっている ボリンジャーバンドは1/8 現在 上限 :1.0487~ 下限 :1.0238であり バンド幅の上限は横這い 下限は横這いの中で取引値と接近している その中でバンド幅はかなり縮小している このボリンジャーバンドを見ると ドル / スイスは上昇相場から目先は戻り下落相場へとなってきている 上値ポイントは1 上記下落幅の61.8% 戻しに相当する 日線のある 近辺 (1/8 段階 ) である 下値ポイントは上掲の60 日線である 今後はドル上昇を見据えながら 丁寧にドルの下値を買っていく相場展開になるのであろう 60 日線近辺が一つの下値目途にはなるが ドル / スイス売りが勢いづく可能性もあるので 丁寧に見てみたい 13

14 経済指標カレンダー (1/11~14) 日付時刻注目度経済指標 イベント等前回予想 1/11 東京休場 ( 成人の日 ) ( 月 ) 16:45 ( 仏 ) 11 月鉱工業生産 [ 前月比 ] -0.8% +0.2% 16:45 ( 仏 ) 11 月製造業生産指数 [ 前月比 ] -0.8% 17:15 ( スイス ) 11 月実質小売売上高 [ 前年比 ] +3.1% 22:15 ( 加 ) 12 月住宅着工件数 万件 万件 22:30 ( 加 ) 11 月住宅建設許可 [ 前月比 ] +18.0% -1.5% 27:00 ( 米 ) 10 年物物価連動債入札 (100 億ドル ) 1/12 8:50 ( 日 ) 12 月マネーストックM2+CD [ 前年比 ] +3.3% +3.3% ( 火 ) 8:50 ( 日 ) 11 月貿易収支 億円 億円 8:50 ( 日 ) 11 月経常収支 +1 兆 3976 億円 +1 兆 154 億円 14:00 ( 日 ) 12 月景気ウォッチャー調査 [ 現状判断 DI] :00 ( 日 ) 12 月景気ウォッチャー調査 [ 先行き判断 DI] :45 ( 仏 ) 11 月財政収支 億 EUR 18:30 ( 英 ) 11 月商品貿易収支 億 GBP 億 GBP 22:30 ( 加 ) 11 月新築住宅価格指数 [ 前月比 ] +0.3% 22:30 ( 加 ) 11 月国際商品貿易 +4 億 CAD +8 億 CAD 22:30 ( 米 ) 11 月貿易収支 -329 億 USD -349 億 USD 27:00 ( 米 ) 3 年物国債入札 (400 億ドル ) 1/13 16:45 ( 仏 ) 11 月経常収支 -45 億 EUR ( 水 ) 16:45 ( 仏 ) 12 月消費者物価指数 [ 前年比 ] +0.4% +0.8% 18:30 ( 英 ) 11 月鉱工業生産 [ 前月比 ] ±0.0% +0.3% 18:30 ( 英 ) 11 月製造業生産高 [ 前月比 ] ±0.0% 19:00 ( ユーロ圏 ) 11 月鉱工業生産 季調済 [ 前月比 ] -0.6% +0.6% 27:00 ( 米 ) 10 年物国債リオープニング入札 (210 億ドル ) 28:00 ( 米 ) 12 月月次財政収支 億 USD 28:00 ( 米 ) 米地区連銀経済報告 ( ベージュブック ) 1/14 6:45 (NZ) 11 月住宅建設許可 [ 前月比 ] +11.7% ( 木 ) 8:50 ( 日 ) 11 月機械受注 [ 前月比 ] -4.5% +2.0% 8:50 ( 日 ) 11 月機械受注 [ 前年比 ] -21.0% -9.9% 8:50 ( 日 ) 12 月企業物価指数 速報 [ 前月比 ] +0.1% ±0.0% 8:50 ( 日 ) 12 月企業物価指数 速報 [ 前年比 ] -4.9% -3.9% 9:30 ( 豪 ) 12 月失業率 5.7% 9:30 ( 豪 ) 12 月新規雇用者数 万人 16:00 ( 独 ) 12 月消費者物価指数 確報 [ 前月比 ] +0.7% +0.7% 16:00 ( 独 ) 12 月消費者物価指数 確報 [ 前年比 ] +0.8% +0.8% 21:45 ( ユーロ圏 ) 欧州中銀金融政策発表 1.00% 1.00% 22:30 ( 米 ) 12 月小売売上高 [ 前月比 ] +1.3% +0.4% 22:30 ( 米 ) 12 月小売売上高 [ 前月比 : 除自動車 ] +1.2% +0.3% 22:30 ( 米 ) 1/10までの週の新規失業保険申請件数 43.4 万件 22:30 ( 米 ) 12 月輸入物価指数 [ 前月比 ] +1.7% -0.1% 14

15 経済指標カレンダー (1/15) 日付時刻注目度経済指標 イベント等前回予想 1/15 19:00 ( ユーロ圏 ) 12 月消費者物価指数 速報 [ 前年比 ] +0.5% +0.9% ( 金 ) 19:00 ( ユーロ圏 ) 11 月貿易収支 +88 億 EUR 22:30 ( 米 ) 12 月消費者物価指数 [ 前月比 ] +0.4% +0.2% 22:30 ( 米 ) 12 月消費者物価指数 [ コア : 前月比 ] ±0.0% +0.1% 22:30 ( 米 ) 12 月消費者物価指数 [ 前年比 ] +1.8% +2.8% 22:30 ( 米 ) 12 月消費者物価指数 [ コア : 前年比 ] +1.7% +1.8% 22:30 ( 米 ) 1 月ニューヨーク連銀製造業景気指数 :15 ( 米 ) 12 月鉱工業生産 [ 前月比 ] +0.8% +0.6% 23:15 ( 米 ) 12 月設備稼働率 71.3% 71.7% 23:55 ( 米 ) 1 月ミシガン大消費者信頼感指数 速報値 発表日時は予告なく変更される場合があります 予定一覧は信頼性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが 内容の正確性を保証するものではございませんので事前にご留意くださいますようお願いいたします 本レポートは 投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり 投資勧誘を目的として提供するものではありません 投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします また 本レポートに記載された意見や予測等は 今後予告なしに変更されることがございます なお 本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても 株式会社外為どっとコム総合研究所ならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います Copyright 2010 Gaitame.com Research Institute Ltd. All Rights Reserved. 15

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