スライド 1
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- くにもと いいはた
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1 急性白血病について
2 急性白血病病歴の一例 1. 68M 3 ヶ月前から全身倦怠感 当日咽頭痛 食欲低下 微熱 近医受診後 白血球増加 血小板減少あり紹介 2. 62M 2 か月前から労作時呼吸苦 半月前から微熱 当日近医受診 汎血球減少 当院紹介受診 M 1 か月前から 度の発熱 前日から 39 度の発熱 咳の増悪 近医受診 白血球増加 血小板減少 当院紹介受診 4. 19M 2 ヶ月前から 38 度前後の発熱 咽頭痛 近医で処方経過観察も 改善なく 当日 近医で血液検査 白血球増加 当院紹介受診 5. 17F 5 か月前から間欠的に 38 度前後の発熱 当日から再度 38 度前後発熱 食欲低下 手足の痛み 末梢血に芽球 高 LDH 血症 当院紹介 6. 36M 1 か月前に腰痛 近医受診 レントゲン検査などで異常なく 高 LDH 血症などあり 前医で骨髄検査 白血病の診断で当院紹介 M 2 か月前に胸痛 循環器内科受診 心臓カテーテル検査で狭窄病変認めたが その際の血液検査で 汎血球減少も認め 当院紹介受診 M 1 週間前から 左足の筋力低下 前日から頭痛 近医受診 白血球増加 高 LDH 血症あり 当院紹介受診
3 急性白血病を疑わせる臨床症状 好中球減少腫瘍に伴う発熱 貧血に伴う易疲労感 息切れ 動悸 血小板減少に伴う出血傾向 などが初発症状となる
4 白血病を疑わせる臨床症状 肝脾腫 リンパ節腫大を併発することも 中枢神経浸潤を有する際には 頭痛 嘔気などを認めることも
5 白血病初診時血液検査 WBC ( 白血球数 ) Hb ( 血色素 ) PLT ( 血小板数 ) LDH ( 乳酸脱水素酵素 ) CRP ( 炎症反応 ) 白血病細胞 (%) Pt % Pt % Pt % Pt % Pt % Pt % Pt % Pt % 正常値 ( ) (12-15) (15-40 万 )( )(0-0.3) 0%
6 特異的な症状はなく 感冒だと思って 病院に行き 血液検査異常で見つかることも多い 無症状で定期検診で見つかることもある 検査所見では 末梢血中の芽球 ( 白血病細胞 ) の出現 白血球数の増加があれば 強く疑われる 貧血 血小板減少 高 LDH 血症を併存して 認めることも多い 確定診断のためには骨髄検査が必要
7 骨髄検査 スライドグラスに骨髄液を一滴垂らし... 薄く引き延ばす 染色し 顕微鏡で観察する
8 骨髄検査 急性白血病 芽球細胞の単一 単クローン性な増殖 正常骨髄 各成熟段階の細胞がバランスよく見られる
9 正常な血球の分化系統図 (hierarchy) 顆粒球系 顆粒球 単球系 CFU-GM CFU-G 好中球 骨髄球系 CFU-GEMM 赤芽球系 BFU-E CFU-M 単球系 単球 赤血球 自己複製能 巨核球系 CFU-Mk 血小板 多能性造血幹細胞 リンパ球系 pro-t T リンパ球 pro-b B リンパ球 一つの全能細胞から全ての血液細胞が成熟し いろんな細胞ができ 機能する
10 急性白血病時の血球の分化系統図 (hierarchy) 白血病 遺伝子の異常が様々な原因で起こり 成熟障害 を合併 単一細胞が増加 顆粒球 単球系 CFU-GM 顆粒球系 CFU-G 好中球 自己複製能 骨髄球系 CFU-GEMM 赤芽球系 BFU-E 巨核球系 CFU-Mk CFU-M 単球系 単球赤血球血小板 多能性造血幹細胞 リンパ球系 pro-t T リンパ球 pro-b B リンパ球
11 急性白血病の分類 骨髄検査 骨髄中に芽球 ( 白血病細胞 ) が 20% 以上 急性白血病の診断 ミエロペルオキシダーゼ (MPO) 染色 ( 茶色 ) 白血病細胞が MPO 陽性 ( 細胞質が茶色に染まる ) 急性骨髄性白血病 白血病細胞が MPO 陰性 ( 細胞質が茶色に染まらない ) 急性リンパ性白血病
12 急性骨髄性白血病 (acute myeloid leukemia(aml))
13 急性骨髄性白血病 (AML) 骨髄検査 May Giemsa 染色 PO 染色 Auer 小体 ( 骨髄球系細胞が有する Azur 顆粒が融合し 棒状となったもの ) MPO 染色陽性であることを確認 急性白血病かつ MPO 染色陽性が AML 診断の根拠
14 Flowcytometer 検査 ( 血液細胞表面抗原検査 ) CD45 dim 部単一細胞集団増加同細胞は CD HLA-DR を発現 ( 骨髄性前駆細胞の特性の証拠 ) Dot の分布で様々な血液の細胞 ( 顆粒球単球リンパ球赤血球系 ) 集団 急性骨髄性白血病 正常骨髄
15 疫学 罹患数 : 人口 10 万人に 2-3 人前後 症状 : 貧血症状 ( 易疲労 倦怠感 ) 発熱 ( 感染症 腫瘍熱 ) 出血傾向 ( 紫斑 点状出血 粘膜出血 ) 骨痛皮下腫瘤 リンパ節腫張体重減少 原因 : 不明
16 急性骨髄性白血病の特徴 全白血病の半数を占める 造血幹細胞あるいは前駆細胞の分化の途中で染色体異常が起き ( 腫瘍化 ) 腫瘍細胞が成熟障害を起こし 成熟途中のある段階で腫瘍細胞が無秩序に増殖し 正常に分化 成熟する細胞の増殖が阻害される 急速に進行する
17 急性骨髄性白血病の治療
18 寛解導入療法 骨髄液中に 20% 以上認める白血病細胞を 5% 以下 ( 寛解状態 ) にする最初の抗がん剤治療 イダマイシン + キロサイド (IDA+AraC) アクラシノン + キロサイド
19 地固め療法 寛解になった後 さらに白血病細胞を減少させ 根絶させるのを目的とする抗がん剤治療 大量キロサイド療法 (HDAC) ミトキサントロン + キロサイドラステット + キロサイドなど 地固め療法 3 コース後 寛解を保持 無治療観察
20 AML 染色体別生存率 予後良好群 予後中間群 予後不良群 Blood (7): 2322 白血病の原因染色体別に治療成績が異なる
21 急性骨髄性白血病で染色体異常があり 予後不良群 ( 場合により中間群 ) かつ 70 歳以下の方は同種造血幹細胞移植を行い 生存率の改善を試みる 初回寛解状態 (1CR) で移植すると生存率改善 日本造血細胞移植学会平成 26 年度全国調査票
22 まとめ 1. 急性骨髄性白血病の診断は 骨髄検査が大切である 2. 治療は 抗がん剤治療を行い 寛解導入療法 IDA+Ara-C 地固め療法 HDAC 療法などを行う 3. 予後因子として 染色体異常が大切である 4.70 歳以下の予後不良因子を有する患者さんには 積極的に同種造血幹細胞移植を行うことで 治療成績の改善が期待できる
23 急性リンパ性白血病 (Acute lymphoblastic leukemia)
24 急性リンパ性白血病骨髄検査 May Giemsa 染色 芽球 MPO 染色 好中球 紫の核で細胞のほとんどが占められる同様の見た目の芽球が増加 白血病細胞 ; MPO 染色陰性正常好中球 MPO 陽性 急性白血病かつ MPO 染色陰性が ALL 診断の根拠
25 Flowcytometers( 血液細胞表面抗原 ) 検査 各いろんな細胞集団を認める その特性は CD45 negative に細胞集団の増加 CD HLA DR 陽性 ALL (Acute lymphoblastic leukemia) 正常骨髄
26 疫学と症候 疫学 ALL は小児に多い 約 2/3 は小児患者 成人急性白血病の中では 約 20% を占める 成人での罹患率は 10 万人あたり 1 人弱 ALL の 80% は B 細胞性の ALL 原因は不明 症状 : 貧血症状 ( 易疲労 倦怠感 ) 発熱 ( 感染症 腫瘍熱 ) 出血傾向 ( 紫斑 点状出血 粘膜出血 ) 骨痛皮下腫瘤 リンパ節腫張体重減少
27 急性リンパ性白血病の治療
28 寛解導入療法 骨髄液中に 20% 以上認める白血病細胞を 5% 以下 ( 寛解状態 ) にする最初の抗がん剤治療 オンコビン アントラサイクリン系薬剤 ロイナーゼ エンドキサン プレドニンなどを用いた多剤併用療法を行う 1 コース 約 1 か月間特殊な染色体異常 - フィラデルフィア染色体陽性 ALL(Ph-ALL) ではチロシンキナーゼ阻害剤という新薬を使用する
29 寛解後療法強化療法 寛解後 さらに白血病細胞を減少 根絶を目的とする抗がん剤治療 ALL は中枢神経 ( 脳脊髄など ) に浸潤しやすいため 髄腔内抗がん剤投与 中枢神経移行性のある薬剤メトトレキサート, キロサイドなど薬剤を治療薬に組み合わせ 治療する 5 コース 約 5 か月間フィラデルフィア染色体陽性 ALL(Ph-ALL) ではチロシンキナーゼ阻害剤という新薬を抗がん剤治療と併用する
30 維持療法 外来通院でロイケリン メトトレキセートオンコビンプレドニンなどの 1 か月毎の治療を約 2 年前後継続する 終了後は無治療 経過観察
31 ALL 寛解導入療法後の微小残存病変 (MRD) の有無での治療成績 非再発死亡 MRD 陰性群 MRD 陽性群 Blood 2007;109(3):910
32 フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病化学療法 vs 同種移植 血縁間同種移植群 非血縁間同種移植群 化学療法 Blood 2009; 113(19):4489
33 急性リンパ性白血病予後因子 1 フィラデルフィア染色体陽性 2 治療経過中 微小残存病変 (minimal residual disease(mrd)) が残存する 70 歳以下の ALL の患者さんは同種造血幹細胞移植を施行
34 非血縁間同種骨髄移植成績 造血幹細胞移植 ALL 初回寛解状態 (1CR) での同種移植を施行し 治療成績の改善の可能性あり 日本造血細胞移植学会平成 26 年度全国調査票
35 まとめ 1. 急性リンパ性白血病の診断には AML と同様に骨髄検査が大切である 2. 治療は 抗がん剤治療を行い 寛解導入療法は プレドニン オンコビン ダウノマイシンなどをベースにした多剤併用療法を施行 寛解後療法は大量キロサイド メトトレキセート療法をベースに 中枢神経浸潤予防として髄注を行う その後 維持療法を 2 年程度行う 3. 予後因子としては フィラデルフィア染色体 治療後の特殊検査 微小残存病変の有無が大切である 歳以下の予後不良因子を有する患者さんには 同種造血幹細胞移植を行うことで治療成績の改善が期待されうる
10,000 L 30,000 50,000 L 30,000 50,000 L 図 1 白血球増加の主な初期対応 表 1 好中球増加 ( 好中球 >8,000/μL) の疾患 1 CML 2 / G CSF 太字は頻度の高い疾患 32
白血球増加の初期対応 白血球増加が 30,000~50,000/μL 以上と著明であれば, 白血病の可能性が高い すぐに専門施設 ( ) に紹介しよう ( 図 1) 白血球増加があれば, まず発熱など感染症を疑う症状 所見に注目しよう ( 図 1) 白血球増加があれば, 白血球分画を必ずチェックしよう 成熟好中球 ( 分葉核球や桿状核球 ) 主体の増加なら, 反応性好中球増加として対応しよう ( 図
白血病(2)急性白血病
今までは総論的なところを話しましたけれども これから各論の部分に入ります 10 それでは急性白血病ですけれども 急性白血病は 年間に数万人あたり 1 人の割合で発症します 大人では骨髄性が多いのですが 小児ではリンパ性が多いです 診断後すみやかな治療の開始が必要で 治療が遅れると致命的になることがあるため 注意が必要です 11 急性白血病には 大きく分けて 2 つの分類があります 1 つ目は FAB
1 8 ぜ 表2 入院時検査成績 2 諺齢 APTT ALP 1471U I Fib 274 LDH 2971U 1 AT3 FDP alb 4 2 BUN 16 Cr K4 O Cl g dl O DLST 許 皇磯 二 図1 入院時胸骨骨髄像 低形成で 異常細胞は認め
1 8 ぜ 表2 入院時検査成績 2 諺齢 APTT ALP 1471U I Fib 274 LDH 2971U 1 AT3 FDP 125 6 7 alb 4 2 BUN 16 Cr K4 O Cl g dl O 7 137 DLST 許 皇磯 二 図1 入院時胸骨骨髄像 低形成で 異常細胞は認められない PAIgG 177 3ng 107 cell meq 1 砂糖水試験 一 Fe 236 μg
メディカルスタッフのための白血病診療ハンドブック
Chapter. 1 Chapter 1 末梢血液の中には, 血液細胞である赤血球, 白血球, 血小板が存在し, これらの成熟細胞はあらゆる血液細胞へ分化する能力である多分化能をもつ造血幹細胞から造られる. また, それぞれの血液細胞には寿命があり, 赤血球の寿命は約 120 日, 白血球の中で最も多い好中球の寿命は数日, 血小板の寿命は約 7 日である. このように寿命のある血液細胞が生体の生涯を通して造られ続けられるために,
白血病治療の最前線
慢性骨髄性白血病 患者さんの病気に対する理解を助けるための資料 1. 慢性骨髄性白血病とは血液は 白血球や赤血球 血小板などの血球成分と血漿成分からなっており 成人では 体重の約 13 分の1 存在します 血球は 骨の中にある骨髄で造血幹細胞 ( 血液の元となる細胞 ) より分化して血管の中に出てきます 赤血球は酸素を全身に運び 白血球は細菌などから体を守り 血小板は血を止める働きをしており それぞれ寿命が来ると死んでいきます
はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに
を服用される方へ 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 使用開始日年月日 ( 冊目 ) はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに被害を及ぼすことがないよう
白血病とは 異常な血液細胞がふえ 正常な血液細胞の産生を妨げる病気です 血液のがん 白血病は 血液細胞のもとになる細胞が異常をきたして白血病細胞となり 無秩 序にふえてしまう病気で 血液のがん ともいわれています 白血病細胞が血液をつくる場所である骨髄の中でふえて 正常な血液細胞の産 生を抑えてしま
慢性骨髄性白血病の案内 慢性骨髄性白血病について 監修 長崎大学原爆後障害医療研究所原爆 ヒバクシャ医療部門血液内科学研究分野 教授宮﨑泰司先生 白血病とは 異常な血液細胞がふえ 正常な血液細胞の産生を妨げる病気です 血液のがん 白血病は 血液細胞のもとになる細胞が異常をきたして白血病細胞となり 無秩 序にふえてしまう病気で 血液のがん ともいわれています 白血病細胞が血液をつくる場所である骨髄の中でふえて
小児の難治性白血病を引き起こす MEF2D-BCL9 融合遺伝子を発見 ポイント 小児がんのなかでも 最も頻度が高い急性リンパ性白血病を起こす新たな原因として MEF2D-BCL9 融合遺伝子を発見しました MEF2D-BCL9 融合遺伝子は 治療中に再発する難治性の白血病を引き起こしますが 新しい
平成 28 年 8 月 9 日 小児の難治性白血病を引き起こす MEF2D-BCL9 融合遺伝子を発見 名古屋大学大学院医学系研究科 ( 研究科長 髙橋雅英 ) 小児科学の小島勢二 ( こじませいじ ) 名誉教授 村松秀城 ( むらまつひでき ) 助教 鈴木喬悟 ( すずききょうご ) 大学院生 名古屋大学医学部附属病院先端医療 臨床研究支援センターの奥野友介 ( おくのゆうすけ ) 特任講師らの研究グループは
白血病
白血病 はじめに白血病は小児がんの約 40% を占める大きなグループです 小児白血病の約 70 % は急性リンパ性白血病 ( ALL : Acute lymphoblastic leukemia) 約 25% は急性骨髄性白血病 (AML:Acute myeloid leukemia) で そのほかに慢性骨髄性白血病 ( CML : Chronic myelogenous leukemia) 骨髄異形成症候群
BLF57E002C_ボシュリフ服薬日記_ indd
私の服 薬日記 iphone アプリ 私の服薬日記 服薬状況や副作用症状などをご自身で入力 管理できるアプリです App Store にて 私の服薬日記 で検索し ダウンロードいただけます 医療機関名 主治医名 BLF57E002C 2014 年 12 月作成 0000000000 2014 年 月作成 シュリフ錠とは服薬日記検査値の記録私の治療歴ボシュリフ錠とは この日記について この日記は ボシュリフ錠を安全にお使いいただくために
血液細胞の成り立ちと働き こつずい 血液細胞は 骨の中にある 骨髄 という組織でつくられます ぞうけつかんさいぼう 骨髄中には すべての血液細胞の基になる 造血幹細胞 があります 造血幹細胞は 骨髄の中で分化し 一人前の ( 機能をもった ) 血液細胞に成熟したあと 血液中に送り出されます 骨髄 ( 血液細胞の 造 場 ) 造血幹細胞 リン 細胞 骨髄 細胞 球 芽球 血管 ( 血 ) 細胞 細胞
白血病治療の最前線
急性骨髄性白血病 (AML) 患者さんの病気に対する理解を助けるための資料 1. 血球血液は 白血球や赤血球 血小板などの血球成分と血漿成分からなっており 成人では 体重の約 13 分の1 存在します 血球は 骨の中にある骨髄で造血幹細胞 ( 血液の元となる細胞 ) より分化して血管の中に出てきます 赤血球は酸素を全身に運び 白血球は細菌などから体を守り 血小板は血を止める働きをしており それぞれ寿命が来ると死んでいきます
dr
造血器 ( 骨髄 ) 組織診断の免疫染色 昭和大学藤が丘病院臨床病理診断科 岸本浩次, 関口孝次, 外池孝彦, 光谷俊幸 はじめに 造血器 ( 骨髄 ) 疾患の診断には通常, 骨髄穿刺吸引塗抹標本と骨髄組織標本が用いられている. 骨髄検査は白血病の診断をはじめ, 各種造血細胞の異常から様々な病態が診断可能となる. 標本作製については骨髄穿刺吸引塗抹標本が血液検査室, 骨髄組織標本は病理検査室において作製されることが多い.
がん登録実務について
平成 28 年度東京都がん登録説明会資料 2-1 がん登録届出実務について (1) 1. 届出対象 2. 届出候補見つけ出し 3. 診断日 4. 届出票の作成例示 東京都地域がん登録室 1 1. 届出対象 1 原発部位で届出 2 入院 外来を問わず 当該腫瘍に対して 自施設を初診し 診断あるいは治療の対象 ( 経過観察を含む ) となった腫瘍を届出 3 届出対象となった腫瘍を 1 腫瘍 1 届出の形で届出
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臨床講座 特発性血小板減少性紫斑病 ITP の登場によりその危険性は下がりました また これまで 1 ヘリコバクター ピロリの除菌療法 治療の中心はステロイドであり 糖尿病 不眠症 胃炎 ヘリコバクター ピロリ ピロリ菌 は 胃炎や胃 十二指 満月様顔貌と肥満などに悩む患者が多かったのですが 腸潰瘍に深く関わっています ピロリ菌除菌療法により約 受容体作動薬によりステロイドの減量 6 割の患者で 血小板数が
「 」 説明および同意書
EDP( エトポシド + ドキソルビシン + シスプラチン ) 療法 説明および同意書 四国がんセンター泌尿器科 患者氏名 ( ) さん 御本人さんのみへの説明でよろしいですか? ( 同席者の氏名をすべて記載 ) ( ( はい ) ) < 病名 > 副腎がん 転移部位 ( ) < 治療 > EDP 療法 (E: エトポシド D: ドキソルビシン P: シスプラチン ) < 治療開始予定日 > 平成
骨髄線維症 1. 概要造血幹細胞の異常により骨髄に広汎に線維化をきたす疾患 骨髄の線維化に伴い 造血不全や髄外造血 脾腫を呈する 骨髄増殖性腫瘍のひとつである 2. 疫学本邦での全国調査では 患者数は全国で約 700 人と推定されている 発症年齢の中央値は 66 歳である 男女比は 2:1 と男性に
骨髄異形成症候群 ( 不応性貧血 ) 1. 概要未分化な造血細胞に異常が生じて起こった単クローン性の造血状態で 白血球 赤血球 血小板の減少 ( 無効造血 ) と血球形態異常 ( 異形成 ) および白血病への転化を特徴とする疾患である 2. 疫学国内の正確な疫学データはない 欧米からの報告では粗罹患率として年間 3 12 例 /10 万人と報告によってデータに差が見られるが 高齢者に多いことは一致している
Q. 造血幹細胞移植とは? 通常の治療では根治や長期生存が期待できない造血器悪性腫瘍や 再生不良性貧血の患者に対して 大量化学療法や全身放射線照射などの移植前処置を行った後 骨髄機能を回復させるために多能性造血幹細胞を移植すること
第 11 回腫瘍 血液内科勉強会 造血幹細胞移植の基礎 平成 28 年 2 月 25 日 Q. 造血幹細胞移植とは? 通常の治療では根治や長期生存が期待できない造血器悪性腫瘍や 再生不良性貧血の患者に対して 大量化学療法や全身放射線照射などの移植前処置を行った後 骨髄機能を回復させるために多能性造血幹細胞を移植すること 血球の分化と造血器腫瘍 骨髄 末梢血 骨髄系 幹細胞 急性骨髄性白血病 (AML)
虎ノ門医学セミナー
2016 年 7 月 7 日放送 骨髄移植の適応と最近の治療成績 虎の門病院血液内科部長谷口修一 骨髄移植は 1990 年ノーベル賞を臨床医学領域で初めて受賞されたシアトルにあるフレッドハッチンソンがんセンターの故トーマス博士により 1960 年代の後半に開始されました 通常の抗がん剤治療 化学療法で治癒が望めない白血病の患者さんに 骨髄機能は回復しないレベルの大量の抗がん剤や全身に放射線を照射します
はじめに 目次 急性リンパ性白血病 (ALL) は 血液のがんと言われる白血病の一種です 白血病という病名を聞くと 不治の病と思われるかもしれません しかし 治療技術が進歩し 薬の開発が進んだ現在では 治癒が期待できるがんの一つと言われるようになりました また 分子標的治療薬 と呼ばれる薬を用いるこ
患者さんとご家族の治療ガイドブック フィラデルフィア染色体陽性 急性リンパ性白血病 グリベック を服用される方へ 病医院名 : 担当医師 : 緊急時の連絡先 : 監修 : 北海道大学大学院医学研究科内科学講座血液内科学分野教授 GLI00631GK0002 1AR 2017 年 10 月作成 豊嶋崇徳先生 はじめに 目次 急性リンパ性白血病 (ALL) は 血液のがんと言われる白血病の一種です 白血病という病名を聞くと
佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医
佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生 住所 M T S H 西暦 電話番号 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 家族構成 情報 医療機関名 診療科 住所 電話番号 紹介医 計画策定病院 (A) 連携医療機関 (B) 疾患情報 組織型 遺伝子変異 臨床病期 病理病期 サイズ 手術 有 無 手術日 手術時年齢 手術 有 無 手術日
貧血
薬剤性貧血 英語名 :Anemia 同義語 : 溶血性貧血 メトヘモグロビン血症 赤芽球ろう 鉄芽球性貧血 巨赤芽球性貧血 A. 患者の皆様へ ここでご紹介している副作用は まれなもので 必ず起こるというものではありません ただ 副作用は気づかずに放置していると重くなり健康に影響を及ぼすことがあるので 早めに 気づいて 対処することが大切です そこで より安全な治療を行う上でも 本マニュアルを参考に
白血病治療の最前線
同種造血幹細胞移植についての説明 ( 急性リンパ性白血病 ) 1. 急性リンパ性白血病 (ALL) の治療について 白血病細胞は骨髄や血液の中で 増えてきます (1 兆個以上 ) ので 手術で取ってしまうわけにはいき 寛解導入療法地固め療法強化 維持療法 10 12 ません しかし 白血病細胞は抗が ん剤により死滅しやすいため 抗が ん剤を用いた化学療法が非常によ く効きます 我が国では多くの大学
ハイドレア とは ハイドレア は ほんたいせいけっしょうばんけっしょう 本態性血小板血症 (ET) 6 ページ参照 しんせいたけつしょう 真性多血症 ( 真性赤血球増加症 : PV) 8 ページ参照 まんせいこつずいせいはっけつびょう 慢性骨髄性白血病 (CML) 10 ページ参照 に対して処方され
ハイドレア カプセルを服用される患者さまへ 監修 がん研究会有明病院血液腫瘍科部長畠清彦先生 ハイドレア とは ハイドレア は ほんたいせいけっしょうばんけっしょう 本態性血小板血症 (ET) 6 ページ参照 しんせいたけつしょう 真性多血症 ( 真性赤血球増加症 : PV) 8 ページ参照 まんせいこつずいせいはっけつびょう 慢性骨髄性白血病 (CML) 10 ページ参照 に対して処方される化学療法剤です
日本医科大学医学会雑誌第11巻第4号
日医大医会誌 2015; 11(4) 181 特集 血液内科診療の展望 小児白血病治療の現状と展望 植田 高弘 日本医科大学小児科学 Current Status and Perspectives of Acute Leukemia in Children Takahiro Ueda Department of Pediatrics, Nippon Medical School. はじめに. 小児がんとは
九州支部卒後研修会症例
血液検査研修会 ( 第 25 回 ) 検査の異常から探る! 造血器腫瘍へのアプローチ 症例提示 症例 1~8 - 症例発表者 - 症例 1 藤崎恵熊本医療センター 症例 2 荒木敏造浜の町病院 症例 3 古城剛鹿児島大学病院 症例 4 佐々木高太郎都城健康サービスセンター 症例 5 矢田佳愛 大分県立病院 症例 6 下田博臣 健康保険諫早総合病院 症例 7 堤陽子 佐賀県医療センター好生館 症例 8
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執筆者倉田宝保 松井薫 094 小細胞肺がんとはどのような肺がんですか んの 1 つです 小細胞肺がんは, 肺がんの約 15% を占めていて, 肺がんの組 織型のなかでは 3 番目に多いものです たばことの関係が強いが 小細胞肺がんは, ほかの組織型と比べて進行が速く転移しやすいため, 手術 可能な時期に発見されることは少なく, 手術が行われることはまれです 手術療 法は通常,Ⅰ 期 ( ほかの臓器にはもちろん,
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(ICD10: C91 C95 ICD O M: 9740 9749, 9800 9999) 全体のデータにおける 治癒モデルの結果が不安定であるため 治癒モデルの結果を示していない 219 10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) 52 52 53 31 29 31 26 23 25 1993 1997 1998 01 02 06 02 06 (Period 法 ) 21 17 55 54
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骨髄増殖性腫瘍 - 急性骨髄性白血病以外にもある骨髄系腫瘍 - 第 17 回 血液学を学ぼう! 2015.5.11 目次 総論 骨髄増殖性腫瘍とは? 各論 代表的な4つの病気について知る慢性骨髄性白血病真性多血症本態性血小板血症原発性骨髄線維症 造血幹細胞 成熟細胞 NK 細胞 リンパ系前駆細胞 B 細胞 T 細胞 形質細胞 リンパ球 好酸球 多能性幹細胞 好塩基球 好中球 顆粒球 白血球 骨髄系前駆細胞
減量・コース投与期間短縮の基準
用法 用量 通常 成人には初回投与量 (1 回量 ) を体表面積に合せて次の基準量とし 朝食後および夕食後の 1 日 2 回 28 日間連日経口投与し その後 14 日間休薬する これを 1 クールとして投与を繰り返す ただし 本剤の投与によると判断される臨床検査値異常 ( 血液検査 肝 腎機能検査 ) および消化器症状が発現せず 安全性に問題がない場合には休薬を短縮できるが その場合でも少なくとも
ALL/MRD2014
福岡血液骨髄移植グループ Fukuoka Blood & Marrow Transplant Group (FBMTG) 成人急性リンパ性白血病に対する治療プロトコール -ALL/ MRD2014- 多施設共同第 Ⅱ 相試験概要 研究代表者 Fukuoka Blood & Marrow Transplant Group (FBMTG) 代表幹事九州大学病院血液 腫瘍内科教授赤司浩一 e-mail:[email protected]
VRd_CyBorD患者説明文書
多発性骨髄腫で 移植適応 と診断された 患者さんとご家族へ VRD 療法 ( ベルケイド / レブラミド / レナデックス ) CyBorD 療法 ( ベルケイド / エンドキサン / レナデックス ) 一般名 ボルテゾミブ ( 商品名 ベルケイド ) はプロテアソームという酵素の働きを抑える作用をもっている注射用の薬で プロテアソーム阻害剤と呼ばれています また 一般名 レナリドミド
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- 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい - 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 等改訂のお知らせ 抗悪性腫瘍剤 ( ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤 ) ( 一般名 : イブルチニブ ) 2016 年 12 月 この度 抗悪性腫瘍剤 イムブルビカ カプセル 140 mg ( 以下標記製品 ) につきまして 再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫 の効能追加承認を取得したことに伴い
33 NCCN Guidelines Version NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines ) (NCCN 腫瘍学臨床診療ガイドライン ) 非ホジキンリンパ腫 2015 年第 2 版 NCCN.or
33 NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines ) (NCCN 腫瘍学臨床診療ガイドライン ) 2015 年第 2 版 NCCN.org NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guidelines ) (NCCN 腫瘍学臨床診療ガイドライン ) の Lugano
レジメン名抗がん剤 ( 一般名 ) 抗がん剤 ( 商品名 ) 用量用法 1 クール適応 シタラビン (AraC) キロサイド注 75mg/ m2 静脈内注射 day 36, 1013, 17 20, メルカプトプリン (6MP) ロイケリン散 60mg/
院内登録レジメン一覧 臨床研究として実施中のレジメンには ( 研 ) 保険適応外の抗がん剤を含むレジメンには ( 適外 ) を付した [ 血液がん ] レジメン番号 11192 12212 審査日レジメン名抗がん剤 ( 一般名 ) 抗がん剤 ( 商品名 ) 用量用法 1 クール適応 12.6 2012. 10.2 ( 研 )Vinblastine(6) 悪性リンパ腫ビンブラスチン (VLB) エクザール注
下痢 消化管粘膜が損傷をうけるために起こります 好中球 白血球 減少による感 染が原因の場合もあります セルフケアのポイント 症状を和らげる 下痢になると 体の水分と電解質 ミネラル が失われるので ミネラルバ ランスのとれたスポーツドリンクなどで十分補うようにしましょう 冷えすぎた飲み物は 下痢を悪化させることがあるので控えましょう おなかが冷えないよう腹部の保温を心がけましょう 下痢のひどいときは
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2012 年 4 月更新作成者 : 宇根底亜希子 化学療法看護エキスパートナース育成計画 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院しているがん患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が化学療法分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象者 1 ) レベル Ⅱ 以上で各分野の知識と技術習得を希望する者 2 ) 期間中 80% 以上参加できる者 3. 教育期間 時間間 1 年間の継続教育とする
白血病治療の最前線
同種造血幹細胞移植についての説明 ( 悪性リンパ腫 ) 1. 悪性リンパ腫の治療悪性リンパ腫に対する有効な治療法には 放射線療法 抗癌剤による化学療法 抗体療法 ( 抗 CD20 抗体 : リツキシマブ ) 外科療法などの複数の治療法があります 他の癌に比べて 悪性リンパ腫は放射線療法や化学療法がよく効く悪性腫瘍です ろほう性リンパ腫 びまん性大細胞リンパ腫 しかし 非常に悪性度が高い場合や化学療法や自家移植に対する難治例では同種造血幹細
リンパ腫グループ:リンパ腫治療開発マップ
限局期 リンパ腫グループ : 濾胞性リンパ腫治療開発マップ 2019.03. 対象標準治療 JCOG 試験他組織の試験主な未承認薬 領域照射 (24-30 Gy) リツキシマブ / リツキシマブ併用化学療法 進行期 低腫瘍量 高腫瘍量 リツキシマブ併用化学療法 (CHOP やベンダムスチンなど ) ( 奏効例にリツキシマブ維持療法 ) リツキシマブ JCOG0203-21 vs -14 第 II/III
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メ モ 目次 地域連携クリテイカルパスについて手帳の使い方定期検診の検査と必要性術後の注意患者さん基本情報診療計画表 役割分担表診療経過 ( 連携医情報 ) 診療経過 ( 専門病院情報 ) 2 3 4 5 6 8 12 32 ー 1 ー 地域連携クリテイカルパスについて 地域連携クリテイカルパスは がんの診断 治療 定期的な検査などの診療を 複数の医療機関 ( 専門病院と地域のかかりつけ連携診療所
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日臨技九州支部卒後研修会第 28 回血液検査研修会症例 4 2017.2.18 宮崎県立宮崎病院野中真由美 症例 症例 80 歳代男性 主訴 発熱 下血 現病歴 2 日前より発熱 嘔気があり 腹痛を伴う下血も見られたため近医を受診 血液検査にて白血球増加と血小板減少を認めたため精査 加療目的で当院へ転院となった 既往歴 胆嚢摘出術 前立腺癌術後 身体所見 眼瞼結膜蒼白 眼球結膜黄染なし胸部 : 心音
70% の患者は 20 歳未満で 30 歳以上の患者はまれです 症状は 病巣部位の間欠的な痛みや腫れが特徴です 間欠的な痛みの場合や 骨盤などに発症し かなり大きくならないと触れにくい場合は 診断が遅れることがあります 時に発熱を伴うこともあります 胸部に発症するとがん性胸水を伴う胸膜浸潤を合併する
ユーイング肉腫 はじめにユーイング肉腫は 主として小児や若年者の骨 ( まれに軟部組織 ) に発生する細胞肉腫です 骨 軟骨 筋や神経などの非上皮組織に発生する悪性腫瘍を 肉腫 と呼びますので 肉腫とはがんと同じものと考えてよいと思います ユーイング肉腫は 小児に発生する骨腫瘍では骨肉腫についで 2 番目に多いものです 最近の染色体分析や分子生物学の進歩によって 骨や骨以外のユーイング肉腫 Primitiveneuroectodermaltumor(PNET
5. 乳がん 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専門 乳房切除 乳房温存 乳房再建 冷凍凝固摘出術 1 乳腺 内分泌外科 ( 外科 ) 形成外科 2 2 あり あり なし あり なし なし あり なし なし あり なし なし 6. 脳腫瘍 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専
がんに対する診療機能 各領域の専門医に加え 認定看護師 専門 認定薬剤師等とともにチーム医療を展開しており 標準的かつ良質 適切な医療の提供に努め 又 他の医療機関との連携を推進しております 平成 29 年 9 月 1 日現在 1. 肺がん 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専門 1 腫瘍外科 ( 外科 ) 6 3 開胸 胸腔鏡下 定位 ありありなしなしなしなし なしなしなしありなしなし 2.
頭頚部がん1部[ ].indd
1 1 がん化学療法を始める前に がん化学療法を行うときは, その目的を伝え なぜ, 化学療法を行うか について患者の理解と同意を得ること ( インフォームド コンセント ) が必要である. 病理組織, 病期が決定したら治療計画を立てるが, がん化学療法を治療計画に含める場合は以下の場合である. 切除可能であるが, 何らかの理由で手術を行わない場合. これには, 導入として行う場合と放射線療法との併用で化学療法を施行する場合がある.
- 7 - - 73 - - 74 - - 75 - - 76 - 図. 血算 5 項目データ値別の施設数 a)wbc 白血球数白血球数 d)ht ヘマトクリット値ヘマトクリット値 40 40 n : _ x : 5. SD : 0.7 CV : 3.4 ex : 4(4) 0 9 5 4 0 9 0 n : _ x : 37.38 SD : 0.75 CV :.0 ex : () 6 3 3 5
1)表紙14年v0
NHO µ 医師が治療により回復が期待できないと判断する 終末期 であると医療チームおよび本人 家族が判断する 患者の意志表明は明確であるか? いいえ はい 意思は文書化されているか? はい 患者には判断能力があるか? 医療チームと患者家族で治療方針を相談する 患者の意思を推量できる場合には それを尊重する はい はい 患者の意思を再確認する はい 合意が得られたか? はい いいえ 倫理委員会などで議論する
10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) (Period 法 ) Key Point 1
(ICD10: C81 85, C96 ICD O M: 9590 9729, 9750 9759) 治癒モデルの推定結果が不安定であったため 治癒モデルの結果を示していない 203 10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) 71 68 50 53 52 45 47 1993 1997 1998 2001 2002 2006 2002 2006 (Period 法 ) 43 38 41 76
ジーラスタを使用される患者さんへ:がん化学療法による「発熱性好中球減少症」の発症を抑えるために<お薬説明書>
様 がん化学療法による ジーラスタ R を使用される患者さんへ 発熱性好中球減少症 の発症を抑えるために お薬説明書 監修千葉県がんセンター外来化学療法科部長辻村秀樹先生 ( がん薬物療法専門医 血液専門医 ) 通院化学療法室看護師長山田みつぎ先生 ( がん化学療法看護認定看護師 がん看護専門看護師 ) 薬剤部関根佳代先生 ( がん薬物療法認定薬剤師 感染制御認定薬剤師 ) Question 1 発熱性好中球減少症とは?
白血病治療の最前線
同種造血幹細胞移植についての説明 ( 骨髄異形成症候群 ) 1. 骨髄異形成症候群 (MDS) の国際予後予測スコアリングシステム (IPSS) 骨髄異形成症候群 (MDS) は比較的軽いものから白血病に近いものまで様々の病型があり 治療法も病型 年齢 健康状態によって違ってきます MDS の治療方針 ( 特に同種造血幹 細胞移植の適応 ) は国際予後予測スコアリングシステム (IPSS) に従って決めています
中医協総 再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて 再生医療等製品の保険適用に係る取扱いについては 平成 26 年 11 月 5 日の中医協総会において 以下のとおり了承されたところ < 平成 26 年 11 月 5 日中医協総 -2-1( 抜粋 )> 1. 保険適
中医協総 - 3 3 1. 3. 2 7 再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて 再生医療等製品の保険適用に係る取扱いについては 平成 26 年 11 月 5 日の中医協総会において 以下のとおり了承されたところ < 平成 26 年 11 月 5 日中医協総 -2-1( 抜粋 )> 1. 保険適用に係る今後の対応について 再生医療等製品の保険適用に関する当面の間の対応 薬事法改正後に承認 ( 条件
造血器腫瘍 院内登録レジメン一覧
レジメン承認日レジメン名抗癌剤 量 法 1クール適応登録番号 CD20 陽性 08032 Rituximab(375) リツキサン注 375mg/ m2 day 2-5 08033 CHOP14 注射 エンドキサン 750mg/ m2 ドキソルビシン塩酸塩注射 50mg/ m2 2.5 2.5 5.26 [ 静注 ] Bortezomib(1.3) [ 皮下注 ] Bortezomib(1.3) [
読んで見てわかる免疫腫瘍
第 Ⅰ 部 免疫学の基本的な知識 本来, 生物あるいは生命には精神学的かつ細胞生物学的に 生の本能 が与えられ, この本能はさらに個体保存本能と種族保存本能に概念的に分けられる. 精神学的には, 著名な Sigmund Freud( 独国,1856-1939) は前者を自我本能, 後者を性本能と呼び, 精神分析に二元論を展開している. 生物学的には, 個体保存本能の一部は免疫が担い, 種族保存本能は不幸にもがんの増殖に関連し細胞の不死化を誘導している.
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第 1 回 抗がん化学療法の概説 2011 年 4 月 20 日 福岡大学病院腫瘍 血液 感染症内科高松泰 がんによる死亡率は年々増加しており 1981 年以降日本人の死因 の第 1 位である 主な死因別にみた死亡率の年次推移 悪性新生物 平成 20 年人口動態統計月報年計の概況 ( 厚生労働省大臣官房統計情報部 ) 年間 ( 平成 20 年 ) の悪性新生物の死亡数は約 34 万人で 全死亡の 30%
実践!輸血ポケットマニュアル
Ⅰ. 輸血療法概論 1. 輸血療法について 1 輸血療法について (1) 輸血療法の基本的な考え方輸血療法は, 他人 ( 同種血製剤 ) あるいは自分 ( 自己血製剤 ) の血液成分 ( 血球, 血漿 ) の補充を基本とする細胞治療である. 血漿製剤を除く同種血製剤であれば, 他人の生きた細胞 ( 血球 ) を使って, 患者に不足している機能を補う治療法といえる. 輸血療法は補充療法であり, 血液の成分ごとに補う成分輸血が現代の輸血療法である.
2. どんなリンパ腫があるのですか? 犬では 多中心型 ( 体中のリンパ節が同時に腫れるタイプ ) 皮膚型( 皮膚に潰瘍やかゆみを伴う病変ができるタイプ ) 消化器型( 腸に腫瘤ができるタイプ ) 前縦隔型 ( 胸の中に塊ができるタイプ ) などが多くみられます 猫では 消化器型と鼻腔型 ( 鼻の中
動物の腫瘍インフォメーション シート 2 犬と猫のリンパ腫 リンパ腫とは リンパ球という体の中の免疫細胞が腫瘍化したものです リンパ球はもともと体中を巡っている細胞ですので リンパ腫は体の中のどこにでも発生しうる腫瘍です また 一か所にリンパ腫が発生した場合でも 発見された時点では 全身性に細胞が回っている状態であることがほとんどです そのため 外科手術などの局所療法の対象とはあまりならず 抗がん剤などの全身療法で治療される場合がほとんどです
Microsoft Word - CDDP+VNR患者用パンフレット doc
シスプラチン ( シスプラチン注 )+ ビノレルビン ( ロゼウス注 ) 併用療法を受けられるさま 四国がんセンター呼吸器科 2011.7.29 改訂 私たちは Ⅰ 化学療法に対する不安を軽減し安心して治療に望めるように お手伝いします Ⅱ 化学療法治療中の身体的 精神的苦痛を軽減し最良の状態で 治療が受けられるようにお手伝いします Ⅲ 化学療法後の副作用が最小限になるようにお手伝いします 化学療法をうける方へ
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NO. 95 平成 21 年 7 月 1 日発行 No.95 日本リウマチ財団ニュース 表 1 ACR-EULAR 関節リウマチ診断基準 分類基準 試案 eular 2009, 岡田正人 訳 上を診断とするかはこれから決 score 0 22 34 定され また この項目と点数 0 6 印象も受けるが 時代とともに PIP,MCP,MTP, 手関節 4箇所以上非対称性 4箇所以上対称性 10
骨髄の役割 Japanese Edition 骨髄の役割 翻訳 : 上田彩加監訳 : 緒方清行 ( 東京血液疾患研究所所長 ) 目次 骨髄って何? 4 幹細胞 4 循環系の重要性 10 ヘモグロビン 10 鉄 12 赤血球 12 白血球 15 リンパ球 15 単球 15 顆粒球 15 好中球 16 好酸球 16 好塩基球 16 血小板 17 2 私の骨髄にMDSはどんな影響を与えるの? 18 赤血球への影響
告では DNR も IDR もさらに高い CR 率 (75~80% vs 79~82%) と DFS 率 (25~44% vs 26~30%) が報告されており meta-analysis の報告と異なって両者間に差を認めていない これは 欧米での DNR の総投与量が 135~150mg/m 2
急性骨髄性白血病の治療 :AML201(110920) このような疾患については直接治療に当たることは無いが プライマリ ケア医にとって全く関係 のない領域は無いと思う 日本人における急性白血病の治療に関する RCT を読んでみた 基本的知識が無いので 論文を読む前に 基本的事項をお勉強 急性骨髄性白血病 (AML) は 診断時に患者体内に 10 12 個程度 ( 重量で約 1kg) の白血病細胞があると考えられ
参考 9 大量出血や急速出血に対する対処 2) 投与方法 (1) 使用血液 3) 使用上の注意 (1) 溶血の防止 参考 9 大量出血や急速出血に対する対処 参考 11 慢性貧血患者における代償反応 2) 投与方法 (1) 使用血液 3) 使用上の注意 (1) 溶血の防止 赤血球液 RBC 赤血球液
参考 血液製剤の使用指針 ( 新旧対照表 ) 平成 28 年 6 月一部改正 目次 項目新旧赤血球液赤血球濃厚液 [ 要約 ] 赤血球液の適正使用 使用指針 3) 周術期の輸血 (2) 術中投与 投与量 使用上の注意点 はじめに Ⅰ 血液製剤の使用の在り方 3. 製剤ごとの使用指針の考え方 1) 赤血球液と全血の投与について 3) 新鮮凍結血漿の投与について 4) アルブミン製剤の投与について 5)
診療科 血液内科 ( 専門医取得コース ) 到達目標 血液悪性腫瘍 出血性疾患 凝固異常症の診断から治療管理を含めた血液疾患一般臨床を豊富に経験し 血液専門医取得を目指す 研修日数 週 4 日 6 ヶ月 ~12 ヶ月 期間定員対象評価実技診療知識 1 年若干名専門医取得前の医師業務内容やサマリの確認
血液内科 ( 専門医取得コース ) 血液悪性腫瘍 出血性疾患 凝固異常症の診断から治療管理を含めた血液疾患一般臨床を豊富に経験し 血液専門医取得を目指す 週 4 日 6 ヶ月 ~12 ヶ月 1 年若干名専門医取得前の医師業務内容やサマリの確認骨髄穿刺 腰椎穿刺など外来 講義 研究会発表 症例検討 教授回診骨髄採取手術 外来 17:00~ 17:30~ 移植カンファレンス カンファレンス 抄読会 骨髄スメア検鏡会
するものであり 分子標的治療薬の 標的 とする分子です 表 : 日本で承認されている分子標的治療薬 薬剤名 ( 商品の名称 ) 一般名 ( 国際的に用いられる名称 ) 分類 主な標的分子 対象となるがん イレッサ ゲフィニチブ 低分子 EGFR 非小細胞肺がん タルセバ エルロチニブ 低分子 EGF
分子標的治療 うじ部長氏 名古屋掖済会病院 病理診断科 ひら平 のぶ伸 こ子 近年 がんの薬物治療に 分子標的治療薬 を用いることが増えています この治療薬は 1990 年頃から使用されるようになりました 乳がんに使用されるハーセプチンや肺がんに使用されるイレッサなど 新聞や雑誌で報道されたので ご存知の方も多いと思います こういった 分子標的治療薬 の使用にあたっては 病理学的検査 ( 肺がんや乳がん
フォルフォックス FOLFOX 療法を受けられる患者さんへ 監修福井大学医学部長外科学 1 教授山口明夫
フォルフォックス FOLFOX 療法を受けられる患者さんへ 監修福井大学医学部長外科学 1 教授山口明夫 治療法 下記 FOLFOX4 療法 mfolfox6 療法 FOLFOX4+ 療法 mfolfox6+ 療法 FOLFOX4+ 療法 mfolfox6+ 療法 FOLFOX4+ 療法 mfolfox6+ 療法 8~11 入 Contents 大腸 4 大腸 治療 使用 薬 5 外来化学療法 6
