Contents BPDIMpact-study 11 CHDPalivizumab Cardiac-study 14 CHDⅢ 17 CHD RS BPD 26 CHD RSF 32 RS 32 R

Size: px
Start display at page:

Download "Contents BPDIMpact-study 11 CHDPalivizumab Cardiac-study 14 CHDⅢ 17 CHD RS BPD 26 CHD RSF 32 RS 32 R"

Transcription

1 Synagis

2 Contents BPDIMpact-study 11 CHDPalivizumab Cardiac-study 14 CHDⅢ 17 CHD RS BPD 26 CHD RSF 32 RS 32 R S

3 RSウイルス (Respiratory Syncytial Virus) は 1956 年にMorrisらにより分離されたパラミクソウイルス科に属する RNAウイルスで 主に 1 歳以下の乳児における肺炎や細気管支炎等の主要な原因ウイルスです 重症のRSウイルス感染は 特に早産児 気管支肺異形成症 (BPD) 等の慢性呼吸器疾患を有する乳児でみられ また 先天性心疾患 (CHD) を有する乳幼児においても重症化し しばしば致死的な経過をたどります RSウイルス感染症に対する一般的な治療法は 対症療法が主流で 明確な治療法は未だ確立されていないのが現状です このような状況下で 米国メディミューン社により開発された抗 RSウイルスポリクローナル抗体 RSV-IGIV( 本邦未承認 ) は RSウイルス感染による重篤な下気道疾患の発症抑制効果が認められ 1996 年に米国 FDAより承認を取得しました その後 メディミューン社では 新しい抗体の開発に着手し その結果 開発されたのが RSウイルスに対して特異的なヒト化モノクローナル抗体シナジス 一般名 : パリビズマブ ( 遺伝子組換え ) です シナジスは RSウイルスの Fたん白質上の抗原部位 A 領域に結合することにより ウイルスの感染性を中和し ウイルスの複製および増殖を抑制します シナジスは 早産児および BPD 児を対象に欧米で実施された海外第 Ⅲ 相臨床試験 (IMpact-study) の結果 有効性と安全性が確認され 米国において RSウイルス感染がハイリスクとなる患児における RSウイルス感染によっておこる重症な下気道疾患の予防 を適応症として 1998 年 6 月に承認されました 次いで 1999 年 8 月に欧州 EMEAでも承認され これまでに欧米の主要国を含む70ヵ国以上で使用されています 本邦においては 海外臨床データを日本人に外挿するためのブリッジング試験 ( 第 Ⅰ 相試験 第 Ⅱ 相試験 ) が1999 年 5 月より実施され 薬物動態および安全性が検討されました その結果 海外における有効性データを外挿する妥当性が確認されたことから 海外データと国内データを合わせて審査 評価され 2002 年 1 月に早産児および BPD 児において承認を受けました 一方 CHD 児に関しては 欧米で CHD 児を対象とした海外第 Ⅲ 相臨床試験 (Palivizumab Cardiac-study) が実施され シナジスの有効性および安全性が確認されました その結果を受け 米国では 2003 年 9 月に添付文書にCHD 児における有効性に関する情報が追記され 欧州では 2003 年 10 月に適応追加が承認されました 本邦においては Palivizumab Cardiac-studyで CHD 児に対する有効性と安全性が確認できたこと また 日本小児循環器学会パリビズマブガイドライン検討委員会および厚生科学研究班が実施したアンケート調査の結果 シナジスが使用された CHD 児 (108 例 ) の患児背景は Palivizumab Cardiac-studyと類似しており RSウイルス感染による入院率および有害事象の内容 頻度も同様であったことから 日本小児循環器学会および厚生科学研究班はシナジスの有効性を評価し得ると考え 適応追加に関する要望書を 2003 年 2 月に厚生労働省に提出しました その後 日本人の安全性と血清中濃度のデータを検討する目的で多施設非盲検国内第 Ⅲ 相臨床試験が実施され 海外におけるデータと類似した結果が得られました 以上のことから 2005 年 10 月にCHD 児に対するシナジスの適応追加が承認されました 本剤は 凍結乾燥注射製剤で開発され製造承認を得ましたが 凍結乾燥注射製剤の調製には 調製のためのスペース確保と器材の準備に加え 製剤特製のため泡立てないよう溶解した後 20 分以上室温で静置する必要があるなど 時間的にも技術的にも医療スタッフの負担となることが指摘されていました また 外来診療での医療機関内での長時間待機は 対象となるハイリスク児およびその保護者にとって身体的並びに精神的な負担となっていました さらに 待機中の対象乳幼児のための隔離スペースを確保する必要があるなど医療機関にも負担がかかっており これらの負担軽減のために注射液製剤の開発が望まれていました 米国において液剤化のためにパリビズマブ製造方法の改良が行われ 注射液製剤が発売になりました 本邦においても シナジス筋注液 50mgおよび 100mgとして 2012 年 8 月に製造販売が承認され 同年 12 月に薬価収載されました さらに 免疫不全を伴う児やダウン症候群の児でも RSウイルス感染が重症化することが指摘されていました 本邦における実態を明らかにするために 全国の小児科専門医研修施設および準ずる施設を対象にアンケート調査を行い 免疫不全 / 抑制状態にある児 ( ステロイド薬 免疫抑制薬使用 免疫不全 白血病 悪性疾患および移植など ) およびダウン症候群の児でも RS ウイルス感染予防の必要性が高いことが示されました 免疫不全を伴う児は米国でもハイリスクとみなされており一部の州ではシナジスの投与に対して保険が償還されています 以上のことから厚生労働省による 医療上の必要性の高い未承認薬 適応外薬検討会議 での検討を経て 臨床試験が実施されました 2013 年 8 月に免疫不全を伴う児およびダウン症候群の児に対するシナジスの適応が追加承認されました syncytiumrs 3

4 RS 11 RSF in vitro 32 RSAB 3233 RS1 7 BPDCHDRS BPDIMpact-study CHDPalivizumab Cardiac-study BPD 1, CHD

5 RSFIgG1 RSF 1 MAb1129 complementarity determining regioncdrigg 2-4 RSFRS RS 95IgG RS RSV RSV RSVF RSV IgG RSV IgG RSVF RSVF IgG IgG RSV:RS 5

6 添付文書 :2013 年 8 月改訂 ( 第 4 版 ) 下線部今回追記 禁忌を含む使用上の注意 の改訂には十分ご留意下さい 一般的留意事項として設定した 投与薬剤に過敏症の既往歴がある場合 再投与により症状が再発する可能性があるため 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者への投与は避けること 50mg 100mg 50mg10.5mL 100mg11.0mL L- ph 1.95mg 0.06mg L- ph 3.9mg 0.12mg ph パリビズマブ ( 遺伝子組換え ) Palivizumab(genetical recombination)[jan] マウス抗 RS ウイルスモノクローナル抗体 1) の相補性決定部位 ならびにヒト IgG1 定常部およ び可変部フレーム配列 2-4) からなる抗 RS ウイルスヒト化モノクローナル抗体であり アミノ酸 213 個の軽鎖 2 分子とアミノ酸 450 個の重鎖 2 分子からなる糖たん白質である 軽鎖 (C1026H1589N269O329S8) 重鎖 (C2209H3439N581O675S17) 約 148,000 6

7 下記の新生児 乳児および幼児における RSウイルス (Respiratory Syncytial Virus) 感染による重篤な下気道疾患の発症抑制 RSウイルス感染流行初期において 在胎期間 28 週以下の早産で 12ヵ月齢以下の新生児および乳児 在胎期間 29 週 ~35 週の早産で 6ヵ月齢以下の新生児および乳児 過去 6ヵ月以内に気管支肺異形成症 (BPD) の治療を受けた 24ヵ月齢以下の新生児 乳児および幼児 24ヵ月齢以下の血行動態に異常のある先天性心疾患 (CHD) の新生児 乳児および幼児 24ヵ月齢以下の免疫不全を伴う新生児 乳児および幼児 24ヵ月齢以下のダウン症候群の新生児 乳児および幼児 本剤の投与に際しては 学会等から提唱されているガイドライン等を参考とし 個々 の症例ごとに本剤の適用を考慮すること パリビズマブ ( 遺伝子組換え ) として体重 1kg あたり 15mg を RS ウイルス流行期を通して月 1 回筋肉内 に投与する なお 注射量が 1mL を超える場合には分割して投与する (1) 本剤の投与液量は以下による 1mL kg 15mg/kg 100mg/mL (2) 本剤投与中に患者がRSウイルスに感染した場合においても 再感染による重篤な下気道疾患の発症を抑制するためにRSウイルスの流行期間中は本剤を継続投与することが推奨される (3) 心肺バイパス施行により本剤の血中濃度が低下するので 心肺バイパス施行後は前回投与から1ヵ月を経過していなくても速やかに本剤の投与を行うことが望ましい 以後 その投与を基点とし 通常どおりの間隔で投与すること ( 薬物動態 の項参照) 7

8 1 血小板減少症あるいはその他の凝固障害等により出血傾向のある患者 [ 出血により重篤な状態を招くおそ れがある 止血を確認できるまで投与部位を押さえるなど慎重に投与すること ] 2 (1) 本剤投与により 重篤な過敏症を発現するおそれがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと ( 重大な副作用 の項参照 ) (2) 過去に抗生物質等の筋肉内注射により 筋拘縮症が発現したとの事例が報告されているので 投与に際しては 適用上の注意を守り 十分に注意すること ( 適用上の注意 の項参照 ) (3) 中等度から重度の急性感染症又は発熱性疾患がある場合は 本剤の投与による有益性が危険性を上回ると医師が判断した場合を除き 本剤の投与を延期すること 一般に 軽度上気道感染症等の軽度な発熱性疾患は本剤の投与延期の理由とはならない (4) 既に発症した RSウイルス感染症に対する本剤の治療効果は確立されていない 3 BPD 海外の第 Ⅱ 相および第 Ⅲ 相臨床試験 ( 総症例数 1,222 例 ) では 主な副作用として注射部位反応 発熱 神経過敏等が認められたが 多くは軽度であり 本剤投与群とプラセボ群との副作用発現率はほぼ同等であった 国内における早産又は気管支肺異形成症 (BPD) の新生児 乳児および幼児 31 例を対象とした第 Ⅰ/Ⅱ 相臨床試験においては 副作用は認められなかった CHD 海外の第 Ⅲ 相臨床試験 ( 総症例数 639 例 ) では 主な副作用として注射部位反応 発熱 発疹等が認められたが 本剤投与群とプラセボ群との副作用発現率はほぼ同等であった 国内における先天性心疾患 (CHD) を有する新生児 乳児および幼児を対象とした第 Ⅲ 相臨床試験 ( 安全性評価対象 71 例 ) では 主な副作用として注射部位反応 咳 鼻漏 発疹 嘔吐 発熱等が認められた 国内における第 Ⅲ 相臨床試験 ( 総症例数 28 例 ) では 主な副作用として鼻咽頭炎が認められた 8

9 製造販売後調査の総症例 570 例中 19 例 (3.3%) に副作用が認められ 主な副作用として気管支炎 上気道 の炎症等が認められた 1 注 ( 頻度不明 ) ) : ショック アナフィラキシーがあらわれることがある 観察を十分行い チアノーゼ 冷汗 血圧低下 呼吸困難 喘鳴 頻脈等があらわれた場合には投与を中止し エピネフリン (1:1000) の投与による保存的治療等の適切な処置を行うこと 注 ) 国内外の臨床試験では認められず 頻度が明確とならない調査 ( 海外報告等 ) において認められている 2 次のような症状があらわれた場合には 症状に応じて適切な処置を行うこと 本剤はRSウイルス検査のうち ウイルス抗原検出およびウイルス培養を測定原理とする検査に干渉し 偽陰性になるおそれがある (RT-PCR 法には干渉しない ) 本剤投与後にこれらの RSウイルス検査を実施した場合の診断は 臨床所見等を含めて総合的に判断するよう特に注意すること 9

10 5 感染性疾患の伝播を避けるため 必ず使い捨ての注射針および注射筒を使用し また再使用しないこと 1 1) 本剤を希釈しないこと 2) 本剤を振ったり 激しくかき回したりしないこと 3) 投与前にバイアルに異物および変色がないことを目視で確認すること 異物および変色がある場合は使用しないこと 4) バイアルのキャップを取り去り ゴム栓をエタノール綿等で清拭すること 5) 本剤は保存剤を含有していないため バイアルからの採取後は速やかに投与すること 6) バイアルからの採取は一回のみとし 残液は廃棄すること バイアルに注射針を再度刺通しないこと 2 新生児 乳児および幼児への投与であることから特に組織 神経に対する影響には十分注意しながら慎重に投与すること 1) 筋肉内投与のみとし 静脈内投与は避けること 2) 他の薬剤との混合注射をしないこと 3) 筋肉内 好ましくは大腿前外側部に注射する 臀筋への投与は坐骨神経を損傷する危険性があるため 避けること 4) 神経走行部位を避けるよう注意して注射すること 5) 同一部位への反復注射は行わないこと 6) 注射針を刺入したとき 激痛を訴えたり 血液の逆流をみた場合は 直ちに針を抜き 部位をかえて注射すること 6 (1) 本剤の5 回を超える投与に関する海外市販後報告では RSウイルス流行期間内での 6 回もしくはそれを超える回数の投与後における有害事象の特性は 5 回までの投与後にみられるものと同様であると示唆されている (2) がん原性試験 遺伝毒性試験 生殖毒性試験は実施されていない (3) 本剤は成人に適用されない 本剤を妊婦 産婦 授乳婦等へ投与した場合の影響は不明である (4) 他のヒト化抗体 ヒト マウスキメラ抗体 マウス抗体の投与を経験した新生児 乳児および幼児に対して本剤を投与した場合の安全性は確立されていない このような新生児 乳児および幼児に対して本剤を投与する場合には過敏症等について十分注意すること (5) 海外における臨床試験では本剤投与により 一部の新生児 乳児および幼児で抗イディオタイプ抗体が検出されているが 現在までに この抗体による副作用 体内動態への影響は報告されていない 10

11 禁忌を含む使用上の注意 等は 6 ~10 ページをご参照下さい 本剤は承認の際 海外データと国内データを合わせて審査 評価されました BPD 5 IMpact-study 早産児 ( 在胎期間 35 週以下 6 ヵ月齢以下 ) 気管支肺異形成症 (BPD) を有する新生児 乳児および幼児 (24 ヵ月齢以下 過去 6 ヵ月以内に呼吸管理 ( 酸素補給 ステロイド 利尿薬 気管支拡張薬投与等 ) を受けた児 ) 1996 年 ~1997 年の RS ウイルス流行期間中 シナジス ( 凍結乾燥注射製剤 )15mg/kg 又はプラセボ ( 賦形剤のみを含有 ) を 30 日毎に反復筋肉内投与した 投与回数は最大 5 回とした 主要評価項目 :RS ウイルス感染による入院率 副次的評価項目 :RS ウイルス感染による総入院日数 酸素吸入増量日数 中等度以上の下気道感染による総入院日数 ICU 入室率 安全性等 米国 英国 カナダの計 139 施設 計 1,502 例 ( シナジス群 :1,002 例 プラセボ群 :500 例 ) BPD BPD Ⅰ BPDⅡⅢ RS 2Ⅰ ⅡBPD 15mg/kg g/mL 2627 '99/5~'99/7 n24 '00/2~'00/6 BPDn31 '94/12~'97/12 6 '95/11~'96/12 3 BPD '96/11~'97/5 1 IMpact-study BPD 11

12 12.8 RS RSウイルス感染による入院例数は プラセボ群 53/500 例 (10.6%) シナジス群 48/1,002 例 (4.8%) で 両群間に有意差が認められ (P<0.001) これはプラセボ群の入院率を 100とするとシナジス群は 45.2にあたりました さらに気管支肺異形成症 (BPD) の有無 登録時体重 在胎期間について層別解析したところ いずれの層においてもシナジス群は RSウイルス感染による入院率をプラセボ群に対し有意に減少させました RS % 15 P n=500 n=1,002 Fisher RS 6 % 15 P= P P=0.014 P= P= P BPD BPD 5kg 5kg Fisher 12

13 ICU RSウイルス感染による総入院日数 酸素吸入増量日数 中等度以上の下気道感染 (LRI *1 スコア 3) による総入院日数 ICU 入室率の各副次的評価項目は シナジス群で有意に減少しました *1 LRI: Lower Respiratory Infection RS n500 n1, P n500 n1, P LRI n500 n1, P ICU n500 n1, / /1,002 P= ICU n500 n1, P= *2: Wilcoxon 順位和検定 *3: Fisher 直接確率計算法 13

14 CHD 7 Palivizumab Cardiac-study 24 ヵ月齢以下の明らかに血行動態の悪化している先天性心疾患 (CHD) を有する新生児 乳児および幼児 根治術未実施 1998 年 ~2002 年の 4 シーズンの RS ウイルス流行期間中 シナジス ( 凍結乾燥注射製剤 )15mg/kg 又はプラセボ ( 賦形剤のみを含有 ) を 30 日毎に反復筋肉内投与した 投与回数は最大 5 回とした 主要評価項目 :RS ウイルス感染による入院率 副次的評価項目 :RS ウイルス感染による総入院日数 酸素吸入増量日数 ICU 入室率 ICU 入室総日数 人工換気施行率 人工換気施行総日数 安全性等 米国 英国 カナダなどの計 76 施設 計 1,287 例 シナジス群 :639 例 ( チアノーゼ群 :339 例 非チアノーゼ群 :300 例 ) プラセボ群 :648 例 ( チアノーゼ群 :343 例 非チアノーゼ群 :305 例 ) S.E. S.E kg kg 638 CHD Fallot Ebstein CHD

15 P=0.003 RS RSウイルス感染による入院例数は プラセボ群 63/648 例 (9.7%) シナジス群 34/639 例 (5.3%) で 両群間に有意差が認められ (P=0.003) これはプラセボ群の入院率を 100とするとシナジス群は 55にあたりました さらにチアノーゼ群と非チアノーゼ群で層別解析したところ RSウイルス感染による入院率は チアノーゼ群ではプラセボ群 7.9% シナジス群 5.6% で 非チアノーゼ群ではプラセボ群 11.8% シナジス群 5.0% でした RS % n=648 n=639 Fisher RS% n=343 n=339 n=305 n=300 15

16 ICU RS ウイルス感染による総入院日数 酸素吸入増量日数は シナジス群で有意に減少しました また ICU 入室率および ICU 入室総日数は 有意ではないがシナジス群で改善する傾向が認められました RS100 n648 n P= n648 n P= ICU n648 n / /639 P= % ICU100 n648 n P= n648 n / /639 P= % 100 n648 n P= Wilcoxon2Fisher 16

17 CHD Ⅲ 24 ヵ月齢以下の明らかに血行動態に異常のある先天性心疾患 (CHD) を有する新生児 乳児および幼児 CHD の手術未実施 もしくは根治手術終了後も心肺機能の異常や残存欠損を認める患児 シナジス ( 凍結乾燥注射製剤 )15mg/kg を RS ウイルス流行期間中 (2003 年 10 月 ~2004 年 3 月 ) 30 日毎に 4~5 回反復筋肉内投与した 主要評価項目 : 安全性 副次的評価項目 : 有効性 71 例 ( 安全性評価対象 :71 例 有効性評価対象 :67 例 ) RS 有効性評価対象 67 例のうち RS ウイルス感染による入院は 3 例 (4.5%) に認められ また 1 例 (1.5%) が 人工呼吸器による治療を受けました CHD 24ヵ月齢以下の先天性心疾患 (CHD) を有する新生児 乳児および幼児を対象とした国内と海外での試験成績 ( 凍結乾燥注射製剤 ) を比較したところ シナジス群の RSウイルス感染による入院率および RSウイルス感染時の人工呼吸器による治療率は類似しており 日本人における CHD 児に対するシナジスの投与は 有効であると判断されました なお 患児背景については国内と海外に若干差はみられるものの 安全性および有効性の評価に影響を及ぼすものではないと判断されました CHDRS RS 4.53/ / / / / /648 17

18 本剤の副作用の種類 頻度等は 8~9 ページをご参照下さい Ⅲ BPDⅢ 海外第 Ⅲ 相臨床試験 (IMpact-study: 凍結乾燥注射製剤 ) における有害事象は プラセボ群で 482/500 例 (96.4%) に2,737 件 シナジス群で 961/1,002 例 (95.9%) に5,413 件発現しました なお 有害事象のために投与が中止された例はプラセボ群で 1 例 シナジス群で 5 例でした また 死亡例はプラセボ群で 5 例 シナジス群で 4 例みられましたが シナジス群での 4 例においては 薬剤との因果関係はないと判断されました 薬剤との因果関係が否定できないと判定された有害事象は プラセボ群で 50/500 例 (10.0%) に81 件 シナジス群で 109/1,002 例 (10.9%) に159 件報告されました また 国内における早産又は気管支肺異形成症 (BPD) の新生児 乳児および幼児 31 例を対象とした第 Ⅰ/ Ⅱ 相臨床試験においては 副作用は認められませんでした Ⅲ % 1,

19 CHDⅢ 海外第 Ⅲ 相臨床試験 (Palivizumab Cardiac-study: 凍結乾燥注射製剤 ) における有害事象は プラセボ群で 625/648 例 (96.5%) に4,518 件 シナジス群で 611/639 例 (95.6%) に4,169 件発現しました 薬剤との因果関係が否定できないと判定された有害事象は プラセボ群で 45/648 例 (6.9%) シナジス群で 46/639 例 (7.2%) でした 重篤な有害事象は プラセボ群で 409/648 例 (63.1%) シナジス群で 354/639 例 (55.4%) でした なお 薬剤との因果関係が否定できないと判定された重篤な有害事象はプラセボ群で3 例 シナジス群で 0 例でした また 有害事象のために投与が中止された例は両群ともにみられず 死亡例は プラセボ群で 27 例 シナジス群で 21 例みられましたが 薬剤との因果関係はないと判断されました Ⅲ % RS

20 Ⅲ CHDⅢ 国内第 Ⅲ 相臨床試験 ( 凍結乾燥注射製剤 ) における有害事象は 71 例中 65 例に403 件報告されました 薬剤との因果関係が否定できないと判定された有害事象は 13 例に38 件みられ このうち重篤な有害事象は 2 例に3 件 ( 胃腸炎 1 例に2 件 嘔吐 1 例に1 件 ) でした 死亡例は 2 例 死亡につながる恐れのある有害事象は 1 例に1 件発現しましたが いずれもシナジスとの因果関係はないと判断されました Ⅲ 7 C

21 BPD 使用成績調査の安全性評価対象症例 440 例において 副作用は 440 例中 8 例に 8 件 (1.82%) 報告されました SOCPT MedDRA/J version 12.0 追跡調査が可能な患者を対象に 喘息様症状 ( 喘鳴を含む ) 又は喘息の有無 筋拘縮症について 6 年間 年 1 回の追跡調査を実施しました 追跡調査で収集された副作用は 喘息 21 例 26 件 気管支炎 1 例 1 件であった これらの因果関係はすべて 不明 であった 調査終了時 (2010 年 6 月 ) において筋拘縮症の発現例は認められなかった また 調査以外の自発報告においても 筋拘縮症の報告はなかった (2011 年 11 月時点 ) 21

22 CHD 特定使用成績調査の安全性評価対象症例 130 例において 副作用は 130 例中 11 例に 21 件 (8.46%) 報告 されました RS C SOCPT MedDRA/J version 12.0

23 早産児 ( 在胎期間 35 週以下 6ヵ月齢以下 ) を対象とした注射液製剤と凍結乾燥注射製剤のクロスオーバー試験において 注射液製剤と凍結乾燥注射製剤を 15mg/kg 筋肉内投与した時の安全性について検討しました シークエンス A: 初回は注射液製剤 2 回目 ( 初回投与後 30 日目 ) は凍結乾燥注射製剤を投与 シークエンス B: 初回は凍結乾燥注射製剤 2 回目 ( 初回投与後 30 日目 ) は注射液製剤を投与 153 例をシークエンス Aとシークエンス Bに無作為割付し 152 例が両製剤の投与ならびに最終投与後 30 日間の追跡を完了しました 追跡期間中 1 件以上の薬剤との因果関係が否定できないと判断された有害事象が発現した症例は 注射液製剤で 152 例中 4 例 (2.6%) 凍結乾燥注射製剤で 153 例中 2 例 (1.3%) でした 内訳は 注射液製剤で発熱 3 例 注射部位反応 ( 発疹 )1 例 凍結乾燥注射製剤で注射部位反応 ( 発疹 )1 例 肺炎 1 例でした また 薬剤との因果関係が否定できない有害事象はすべて 6 日以内に回復しました BPD 早産児 ( 在胎期間 35 週以下 6ヵ月齢以下 ) および気管支肺異形成症 (BPD) 児 (24ヵ月齢以下 ) を対象とした海外第 Ⅳ 相臨床試験において 注射液製剤と凍結乾燥注射製剤を投与した時の安全性について検討しました 安全性解析対象症例は 413 例 ( 注射液製剤 211 例 凍結乾燥注射製剤 202 例 ) で 注射液製剤については94.8% 凍結乾燥注射製剤については 95.0% が5 回の投与を受けました 重篤な有害事象は 注射液製剤では 211 例中 18 例に26 件 (8.5%) 発現し 凍結乾燥注射製剤で 202 例中 12 例に15 件 (5.9%) 発現しました 発現頻度が高かったのは 細気管支炎 ( 注射液製剤 :2.8% 凍結乾燥注射製剤 :1.5%) 胃腸炎 ( 注射液製剤 :0.9% 凍結乾燥注射製剤 :1.0%) ウイルス感染 ( 注射液製剤 :0.9% 凍結乾燥注射製剤 :0.0%) および呼吸窮迫 ( 注射液製剤 :0.0% 凍結乾燥注射製剤 :1.0%) でした 細気管支炎および気管支炎と判定された症例は 全例 RSウイルス陰性であると報告されています また 両剤形とも薬剤との関連ありと判断された重篤な有害事象は認められず 投与中止に至った有害事象および重篤な有害事象は認められませんでした 23

24 / RS 8 挿管および人工換気が必要な重症 RS ウイルス感染症で入院中の新生児 乳児および幼児 (24 ヵ月齢未満 ) 注 ) シナジス ( 凍結乾燥注射製剤 )15mg/kg 又はプラセボ (0.9% 生理食塩液 ) を単回静脈内投与 計 35 例 ( シナジス群 :18 例 プラセボ群 :17 例 ) :RS ウイルス量は 投与前および投与第 1 日目の両日ともに測定された 33 例 ( シナジス群 16 例 プラセボ群 17 例 ) で評価した RS シナジス ( 凍結乾燥注射製剤 )15mg/kg の単回静脈内投与注 ) により 気管吸入液中の RS ウイルス量はプラ セボ群と比較して有意に減少しました (P=0.004) log PFU/mL7 n17 7 n S RS 0.004R PFUplaque forming unit P S.E.log10 PFU/mLWilcoxon 115mg/kg 24

25 健康成人にシナジス ( 注射液製剤 凍結乾燥注射製剤 ) をそれぞれ 3mg/kg 筋肉内投与および 15mg/kg 静脈内投与したところ 血清中濃度の推移は 注射液製剤と凍結乾燥注射製剤でほぼ重なり合っており 両製剤のバイオアベイラビィリティは同等であることが示唆されました また いずれの投与経路においても 薬物速度論的パラメータは注射液製剤と凍結乾燥注射製剤で同程度で 両製剤の同等性を支持する結果が得られています 3mg/kg 15mg/kg n=12 3 mg/kg 15 mg/kg n=12 n=12 n=12 C trough 1 g/ml AUC 0-30 gh/ml AUC 0- g /ml Cmax g/ml Tmax t1/ Ctrough 30 2n=11 S.D. 302 シナジスの目標濃度の設定は RSV-IGIV( 抗 RSウイルスポリクローナル抗体 ; 本邦未承認 ) の開発に準じ コットンラットで肺組織の RSウイルス量を 1/100 未満に抑制したとき (99% 以上のRSウイルス複製抑制効果を示したとき ) の血清中濃度としました RSウイルス負荷コットンラットを用い シナジス投与後の肺組織における RSウイルス量と血清中濃度との関連性を検討した結果 RSウイルス量を 1/100 未満に減少させる (99% 以上のRSウイルス複製抑制効果を示す ) シナジスの平均血清中濃度は 約 30μg/mLであることが示されました ( 試験の詳細については 33~34ページの非臨床試験の項をご参照下さい ) mg/kg 25

26 BPD 国内における早産児 ( 在胎期間 35 週未満 6ヵ月齢未満 ) 又は気管支肺異形成症 (BPD) を有する新生児 乳児および幼児 (24ヵ月齢未満 ) 計 31 例にシナジス ( 凍結乾燥注射製剤 )15mg/kg を30 日毎に計 2 回反復筋肉内投与し 各投与 30 日後の血清中濃度を測定しました 初回および 2 回目投与後 30 日目の平均血清中パリビズマブ濃度は それぞれ 50.5±17.5μg/mL 76.8±17.6μg/mL( 平均値 ±S.D.) で いずれも目標濃度 である 30μg/mL を上回ることが示されました 9 早産児 (6ヵ月齢以下 ) 又は気管支肺異形成症 (BPD) を有する新生児 乳児および幼児にシナジス ( 凍結乾燥注注射製剤 )5~15mg/kg ) を30 日毎に計 2 回反復筋肉内投与した時の血清中濃度は 投与後 7 日までに最大に達し 以降緩やかに血中から消失しました また 初回投与後 30 日目の血清中濃度 ( 血清トラフ濃度 ) は 10~15mg/kg 投与で目標濃度 である 30μg/mL を上回ることが示されました また このときの消失半減期は18.1~43.8 日でした 5, 10, 15mg/kg g/ml mg/kg S.E mg/kg S.E. 10mg/kg S.E , 10, 15mg/kg 30g/mL 5mg/kg 10mg/kg 15mg/kg n n n n n n S.E. BPD24 515mg/kg mg/kg 25 26

27 早産児 (6ヵ月齢以下) 又は気管支肺異形成症 (BPD) を有する新生児 乳児および幼児を対象とした国内と海外での試験成績を比較したところ 投与後 30 日目の平均血清中濃度 ( 血清トラフ濃度 ) および目標濃度 である 30μg/mL 以上を示す被験者の割合には差がなく 国内と海外の乳幼児におけるシナジスの体内動態には本質的に差のないことが示されました 15mg/kg g/mL n31 n39 30 S.D. 30g/mL g/ml 26/ g/ml 32/ S.D. 30g/mL g/ml 30/ g/ml 36/ BPD24 15mg/kg302 在胎期間 35 週以下で 6ヵ月齢以下の新生児および乳児を対象とした注射液製剤と凍結乾燥注射製剤のクロスオーバー試験において 注射液製剤と凍結乾燥注射製剤を 15mg/kg 筋肉内投与したところ シークエンス Aとシークエンス Bの初回投与後 30 日目 および 2 回目投与後 30 日目の血清トラフ濃度は同程度の値を示しました また 得られた値の範囲も同程度でした これらの結果により 両製剤間の生物学的同等性が示されました シークエンス A: 初回は注射液製剤 2 回目 ( 初回投与後 30 日目 ) は凍結乾燥注射製剤を投与 シークエンス B: 初回は凍結乾燥注射製剤 2 回目 ( 初回投与後 30 日目 ) は注射液製剤を投与 15mg/kg302 A n58 Bn g/ml 51.2 g/ml g/ml 47.5 g/ml g/ml 83.8 g/ml g/ml 86.3 g/ml

28 CHD 国内における先天性心疾患 (CHD) の新生児 乳児および幼児 (24ヵ月齢未満 ) 計 67 例にシナジス ( 凍結乾燥注射製剤 )15mg/kg を30 日毎に計 4~5 回反復筋肉内投与し 初回および 4 回目投与後 30 日目の血清中濃度を測定しました 初回および 4 回目投与後 30 日目の平均血清中パリビズマブ濃度は それぞれ 57.2±11.7μg/mL 90.2±23.7μg/mL( 平均値 ±S.D.) で いずれも目標濃度 である 30μg/mL を上回ることが示されました 7 24ヵ月齢以下の先天性心疾患 (CHD) を有する新生児 乳児および幼児計 639 例にシナジス ( 凍結乾燥注射製剤 )15mg/kg を30 日毎に計 5 回反復筋肉内投与し 初回および 4 回目投与後 30 日目の血清中濃度を測定しました 初回および 4 回目投与後 30 日目の平均血清中パリビズマブ濃度 ( 血清トラフ濃度 ) は それぞれ 55.5± 19.5μg/mL 90.8±35.4μg/mL( 平均値 ±S.D.) で いずれも目標濃度 である 30μg/mL を上回ることが示されました また 投与期間中に心肺バイパスを伴う開心術を行った 139 例の手術前および手術後の平均血清中パリビズマブ濃度は それぞれ 98.0±52μg/mL 41.4±33μg/mL( 平均値 ±S.D.) で 58% 低下 (P=0.0001) することが示されました 1 24ヵ月齢以下の先天性心疾患 (CHD) を有する新生児 乳児および幼児を対象とした国内と海外での試験 成績を比較したところ 投与後 30 日目の平均血清中パリビズマブ濃度 ( 血清トラフ濃度 ) および目標濃度である30μg/mL 以上を示す被験者の割合には差がなく 国内と海外のシナジスの体内動態には本質的に差がないことが示されました また 国内の早産児および BPD 児に対する試験成績 (26 ページ表参照 ) とも類似していました 15mg/kg 30g/mL 30 S.D. 30g/mL g/ml n=67 67/ g/mL n= / S.D. 30g/mL g/ml n=67 67/ g/ml n= / CHD24 15mg/kg

29 国内における免疫不全を伴う新生児 乳児および幼児 (24ヵ月齢以下 ) 又はダウン症候群の新生児 乳児および幼児 (24ヵ月齢以下 ) を対象にした第 Ⅲ 相臨床試験 ( 月 1 回 15mg/kg 筋肉内 4 ないし 7 回反復投与 凍結乾燥注射製剤 ) では 初回および 4 回目投与後 30 日目の平均血清中パリビズマブ濃度 ( 血清トラフ濃度 ) は それぞれ 59.0 ± 12.9μg/mL 91.8 ± 40.6μg/mL( 平均値 ±S.D.) でした なお 免疫不全の状態ごとに層別化した平均血清中パリビズマブ濃度 ( 血清トラフ濃度 ) に大きな差は認められませんでした また 本試験の中で RSウイルス感染による入院は認められませんでした 15mg/kg 30 重複例あり 0.5 mg/kg/ S.D g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n=10 投与例 28 例のうち 27 例 (96.4%) に有害事象が認められ 治験薬との因果関係 多分関連なし 以上の副作用は7 例で 主な副作用として鼻咽頭炎 7.1%(2/28 例 ) が報告されました 本試験を通して 死亡 死亡に至った有害事象 および治験薬との因果関係 多分関連あり 以上の副作用の発現は認められませんでした 29

30 CHDBPD 国内における免疫不全を伴う新生児 乳児および幼児 (24ヵ月齢以下 ) 又はダウン症候群の新生児 乳児および幼児 (24ヵ月齢以下 ) を対象にした第 Ⅲ 相臨床試験 ( 月 1 回 15mg/kg 筋肉内 4 ないし 7 回反復投与 凍結乾燥注射製剤 ) の結果は 国内および海外における先天性心疾患 (CHD) 児および 早産児又は気管支肺異形成症 (BPD) 児の血清中パリビズマブ濃度と類似していました 15mg/kg 30 CHD BPD g/mL n=28 NA g/mL n=26 NA S.D. CHD g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n=559 7 BPD g/mL n= g/mL n= g/mL n= g/mL n=

31 シナジスは RS ウイルスの F たん白質上の抗原部位 A 領域に対する特異的ヒト化モノクローナル抗体です シナジスは RS ウイルスが宿主細胞に接着 侵入する際に重要な役割を果たす F たん白質に結合して ウイル スの感染性を中和し ウイルスの複製および増殖を抑制します RS A B F G RS2ABFG FG RSFAAB RS 1 mrna S 5 2 RS G 1 F RS 1RSF F A RS S S 31

32 RSFin vitro パリビズマブとキメラ MAb1129 注 ) の RS ウイルス F たん白質に対する結合親和性を SPR アッセイ法 (Surface Plasmon Resonance 法 ) を用いて検討したところ パリビズマブは F たん白質に対し キメラ MAb1129 と同等 以上の結合親和性を示しました RSF kassoc kdissoc KdnM MAb KdKdissoc/Kassoc RSFMAb1129 MAb1129 RSin vitro 米国で得られたRSウイルスの臨床分離株 57 株 ( サブタイプ A:34 株 B:23 株 ) のすべてに対してパリビズマブは中和活性を示しました 10) さらに 国内で得られた RSウイルス臨床分離株 23 株 ( サブタイプ A:13 株 B:9 株 不明 :1 株 ) および海外で得られた RSウイルス臨床分離株 491 株の計 514 株についてパリビズマブとの結合性を ELISA 法により検討したところ パリビズマブは すべての株に対して結合性を示しました RS

33 RS 1 10 コットンラットを用いた RSウイルス感染予防試験において ウイルス感染前にパリビズマブを筋肉内投与することにより 肺組織中の RSウイルス量はサブタイプ A Bともに用量依存的に抑制されました また パリビズマブは 2.5mg の投与量で 99% 以上のRSウイルス複製抑制効果を示し このときの血清中パリビズマブ濃度は17.0~21.3μg/mL でした RS 10 6 n6 PFU/g mg/kg BSA 5.0 RSV-Long A RSV-18537B A 99 B mg/kgBSA5.0mg/kg 24RSARSV-LongBRSV PFU4 RSplaque assay PFUplaque forming unit 33

34 RS 2 10 コットンラットを用いた RSウイルス感染予防試験において ウイルス感染前にパリビズマブを静脈内投与することにより 肺組織中の RSウイルス量は用量依存的に抑制されました このとき 血清中パリビズマブ濃度と効果の間には明らかな相関性が認められました また パリビズマブは 2.5mg/kg の投与量で 99% 以上の RSウイルス複製抑制効果を示し このときの血清中パリビズマブ濃度は約 30μg/mL でした RS PFU/g BSA mg/kg mg/kg n n n n n n18 g/ml S.E mg/kgBSA10.0mg/kg 24RSRSV-Long10 5 PFUELISA 4RSplaque assay PFUplaque forming unit 34

35 パリビズマブの静脈内単回投与による毒性試験が ラットおよびサルを用いて検討され 一般症状についての観察がなされましたが 一般薬理試験ガイドラインに基づく試験は実施しませんでした 参考として サル単回投与毒性試験で検討された安全性薬理試験成績について以下に示します 本試験において パリビズマブ投与による一般症状および行動 呼吸循環系 体温 凝固系 ( プロトロンビン時間 ) への影響は認められませんでした 10mg/kg 30mg/kg mg/kg mg/kg ウサギにパリビズマブ 15 又は50mg/kg を筋肉内又は皮下に単回投与したところ 軽度の紅斑 血腫が観察されました 病理組織学的検査では 注射部位の筋肉の壊死 炎症および出血が認められましたが これらは注射時の外傷等によるもので 局所に対する毒性学的所見とは考えられませんでした カニクイザルにパリビズマブ 10 又は30mg/kg を単回静脈内投与した際のパリビズマブに対する抗原性をヤギ抗パリビズマブ抗イディオタイプ抗体を用いた ELISA 法により検討しました その結果 8 例中 2 例に非特異的な抗体産生が認められました ヒト組織へのパリビズマブの結合性を検討したところ 陽性対照とした RSウイルス感染コットンラット肺組織には明らかな結合がみられましたが ヒト組織ではいずれの組織 ( 成人 乳幼児 男女両性 ) に対しても交差反応性はみられませんでした 反復投与毒性試験 生殖発生毒性試験 遺伝毒性試験およびがん原性試験は実施していません 35

36 本剤は 2~8 の保存条件で少なくとも 3 年間安定である % RH 2 ph HPSEC 1 ELISA lux 200 w/m 2 UV

37 生物由来製品 処方せん医薬品注意 - 医師等の処方せんにより使用すること 凍結を避け 2~8 で保存 製造後 3 年 ( 最終使用年月をラベル 外箱に表示 ) 50mg(50mg):1 バイアル 100mg(100mg):1 バイアル 50mg 22400AMX mg 22400AMX 年 8 月 15 日 収載 2012 年 12 月 14 日 2013 年 2 月 8 日 2013 年 8 月 20 日 1998 年 6 月 ( 凍結乾燥注射製剤 ) 2002 年 1 月 17 日 ~ 2010 年 1 月 16 日 ( 終了 )( 凍結乾燥注射製剤 ) 該当しない 37

38 1Beeler J.A., et al. : Neutralization epitopes of the F glycoprotein of respiratory syncytial virus. : effect of mutation upon fusion function. : J. Virol., 63 : , Press E., et al. : The amino acid sequences of the Fd fragments of two human gamma-1 heavy chains. : Biochem. J., 117 : , Takahashi N., et al. : Rearranged immunoglobulin heavy chain variable region VH pseudogene that deletes the second complementarity-determining region. : Proc. Nat. Acad. Sci. USA, 81 : , Bentley D., et al. : Human immunogloblin variable region genes-dna sequences of two V genes and a pseudogene. : Nature, 288 : , The IMpact-RSV Study Group : Palivizumab, a humanized respiratory syncytial virus monoclonal antibody, reduces hospitalization from respiratory syncytial virus infection in high-risk infants. : Pediatrics, 102 : , Committee on Infectious Diseases and Committee on Fetus and Newborn : Pediatrics, 102 : , Feltes T.F., et al. : Palivizumab prophylaxis reduces hospitalization due to respiratory syncytial virus in young children with hemodynamically significant congenital heart disease.: J. Pediatr., 143 : , Malley R., et al. : Reduction of respiratory syncytial virus RSVin tracheal aspirates in intubated infants by use of humanized monoclonal antibody to RSV F protein. : J. Infect. Dis., 178 : , Saez-Llorens X., et al. : Safety and pharmacokinetics of an intramascular humanized monoclonal antibody to respiratory syncytial virus in premature infants and infants with bronchopulmonary dysplasia. The MEDI-493 Study Group. : Pediatr. Infect. Dis. J., 17 : , Johnson S., et al. : Development of a humanized monoclonal antibody MEDI-493with potent in vitro and in vivo activity against respiratory syncytial virus. : J. Infect. Dis., 176 : ,

39 アッヴィ合同会社 東京都港区三田 フリーダイヤル

40 PP--JP-0071-v1.0

Synagis RS RSRespiratory Syncytial Virus RSBPD CHDRS RS RS BPD CHD 50mg100mg RS20138 RS Respiratory Syncytial Virus RS

Synagis RS RSRespiratory Syncytial Virus RSBPD CHDRS RS RS BPD CHD 50mg100mg RS20138 RS Respiratory Syncytial Virus RS RS Synagis RS RSRespiratory Syncytial Virus RSBPD CHDRS RS RS1998 7020021BPD 200510CHD 50mg100mg2012 812 RS20138 RS Respiratory Syncytial Virus RS 28 12 29 35 6 6BPD24 24CHD 24 24 28 2935 RS 12 6 RS BPD

More information

IF 利用の手引きの概要 日本病院薬剤師会 1. 医薬品インタビューフォーム作成の経緯医療用医薬品の基本的な要約情報として医療用医薬品添付文書 ( 以下, 添付文書と略す ) がある. 医療現場で医師 薬剤師等の医療従事者が日常業務に必要な医薬品の適正使用情報を活用する際には, 添付文書に記載された

IF 利用の手引きの概要 日本病院薬剤師会 1. 医薬品インタビューフォーム作成の経緯医療用医薬品の基本的な要約情報として医療用医薬品添付文書 ( 以下, 添付文書と略す ) がある. 医療現場で医師 薬剤師等の医療従事者が日常業務に必要な医薬品の適正使用情報を活用する際には, 添付文書に記載された 2018 年 10 月改訂 ( 第 6 版 ) 日本標準商品分類番号 87625 医薬品インタビューフォーム 日本病院薬剤師会の IF 記載要領 (2013 年 ) に準拠して作成 剤形注射剤 ( バイアル ) 製剤の規制区分 規格 含量 一般名 製造販売承認年月日薬価基準収載 発売年月日 開発 製造販売 ( 輸入 ) 提携 販売会社名 生物由来製品 処方箋薬品注 ) 注 ) 注意 - 医師等の処方箋により使用すること

More information

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d 2015 5 7 201410 28 TNF 阻害薬 TNFFab シムジア 皮下注 200mg シリンジ Cimzia 200mg Syringe for S.C. Injection セルトリズマブペゴル ( 遺伝子組換え ) 製剤 873999 22400AMX01488000 20132 20133 20155 20079 警告 1. 2. 1 2 X - CT 3. TNF 4. 1 禁忌

More information

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問 フェキソフェナジン塩酸塩錠 6mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにフェキソフェナジン塩酸塩は 第二世代抗ヒスタミン薬の一つであり 抗原抗体反応に伴って起こる肥満細胞からのヒスタミンなどのケミカルメディエーターの遊離を抑制すると共に ヒスタミンの H1 作用に拮抗することにより アレルギー症状を緩和する 今回 フェキソフェナジン塩酸塩錠 6mg

More information

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社 オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社 Page 2 2.1 CTD の目次 ( 第 2 部から第 5 部 ) 第 2 部 :CTD の概要 ( サマリー ) 2.1 CTD の目次 ( 第 2 部から第 5 部 ) 2.2 諸言 2.3 品質に関する概括資料 2.3.I 諸言 2.3.S 原薬 ( オクスカルバゼピン,

More information

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類 未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類 ( 該当するものにチェックする ) 効能 効果 ( 要望された効能 効果について記載する ) ( 要望されたについて記載する

More information

試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k

試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k 各位 2018 年 5 月 21 日 ヘムライブラ の 2 本の第 III 相国際共同治験の成績を世界血友病連盟 (WFH)2018 世界大会で発表 中外製薬株式会社 ( 本社 : 東京 代表取締役社長 CEO: 小坂達朗 ) は 血友病 A 治療薬ヘムライブラ [ 一般名 : エミシズマブ ( 遺伝子組換え )] について 第 III 相国際共同治験である HAVEN 3 試験 (NCT02847637)

More information

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2 ロスバスタチン錠 mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロスバスタチンは HMG-CoA 還元酵素を競合的に阻害することにより HMG-CoA のメバロン酸への変更を減少させ コレステロール生合成における早期の律速段階を抑制する高コレステロール血症治療剤である 今回 ロスバスタチン錠 mg TCK とクレストール 錠 mg の生物学的同等性を検討するため

More information

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd L FO AT E VI TAMI NB12 医療関係者用 葉酸 とビタミンB ビタミンB12 アリムタ投与に際して 警告 1 本剤を含むがん化学療法に際しては 緊急時に十分対応できる医療施設において がん化学療 法に十分な知識 経験を持つ医師のもとで 本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投 与すること 適応患者の選択にあたっては 各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること また 治療開始に先立ち

More information

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを シプロフロキサシン錠 mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを有し 上気道感染症 尿路感染症 皮膚感染症などに有効なニューキノロン系の合成抗菌剤である シプロキサン 錠

More information

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル

ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル ロペラミド塩酸塩カプセル 1mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにロペラミド塩酸塩は 腸管に選択的に作用して 腸管蠕動運動を抑制し また腸管内の水分 電解質の分泌を抑制して吸収を促進することにより下痢症に効果を示す止瀉剤である ロペミン カプセル 1mg は 1 カプセル中ロペラミド塩酸塩 1 mg を含有し消化管から吸収されて作用を発現する このことから

More information

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について ( 別添様式 1-1) 未承認薬の要望 要望者 日本てんかん学会 優先順位 2 位 ( 全 12 要望中 ) 医薬品名 成分名 ルフィナマイド 販売名 Inovelon( 欧州 ) Banzel( 米国 ) 会社名 エーザイ 承認国 欧州 29 カ国 ( 英国 独国 仏国を含む ) 米国 効能 効果 レノックス ガストー症候群 (4 歳以上 ) に伴う発作に対する併用 療法 用法 用量 欧州 小児患者

More information

Microsoft Word _2180AMY10104_K104_1.doc

Microsoft Word _2180AMY10104_K104_1.doc アボネックス 筋注用シリンジ ( インターフェロン β-1a) 第 2 部 CTD 概要 ジェンザイム ジャパン株式会社 目次 2.7.6.1 個々の試験の一覧... 1 2.7.6.2 個々の試験の概要 2.7.6.2.1 試験 C90-042 の概要外国人健康志願者における IFNβ-1a(XG90xx) の用量漸増試験 ( 試験報告書 5.3.1.1-1)... 7 2.7.6.2.2 試験

More information

一般名 : オファツムマブ ( 遺伝子組換え ) 製剤 はじめに ( 適正使用に関するお願い )4 治療スケジュール6 投与に際しての注意事項 7 7 8 8 9 1 1 11 12 13 14 15 重大な副作用とその対策 18 18 28 32 34 36 4 42 44 45 参考資料 5 付録 55 55 55 64 3 1 はじめに4 はじめ 5 に1 2 治療スケジュール6 対象患者の選択インフォームドコンセント投与準備

More information

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全 モビコール配合内用剤 に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任はEAファーマ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません EA ファーマ株式会社 モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム

More information

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな - 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい - 警告 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 等改訂のお知らせ ヒト型抗ヒト TNFα モノクローナル抗体製剤 ( 一般名 : ゴリムマブ ( 遺伝子組換え )) 2017 年 4 月 製造販売元ヤンセンファーマ株式会社発売元田辺三菱製薬株式会社 この度 標記製品 ( 以下 本剤 ) シンポニー 皮下注 50mg シリンジ ( 一般名 :

More information

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている ( 別添 1) 平成 22 年 6 月 3 日薬事 食品衛生審議会医薬品第一部会資料 ( 抜粋 ) ストラテラカプセル 5mg 他の小児期 AD/HD 患者の成人期への 継続使用について 平成 22 年 6 月 3 日 医薬食品局審査管理課 1. 背景ストラテラカプセル 5mg 同 10mg 同 25mg( 以下 本剤 という ) は 小児期における注意欠陥 / 多動性障害 (AD/HD) の効能

More information

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた 適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 使用上の注意 改訂のお知らせ 注 1) 処方箋医薬品 ATORVASTATIN TABLETS AMALUET COMBINATION TABLETS 注 1) 処方箋医薬品 PRAVASTATIN SODIUM TABLETS 注 1) 注意 - 医師等の処方箋により使用すること PITAVASTATIN CALCIUM TABLETS 2016

More information

あった AUCtはで ± ng hr/ml で ± ng hr/ml であった 2. バイオアベイラビリティの比較およびの薬物動態パラメータにおける分散分析の結果を Table 4 に示した また 得られた AUCtおよび Cmaxについてとの対数値

あった AUCtはで ± ng hr/ml で ± ng hr/ml であった 2. バイオアベイラビリティの比較およびの薬物動態パラメータにおける分散分析の結果を Table 4 に示した また 得られた AUCtおよび Cmaxについてとの対数値 モンテルカストチュアブル錠 5mg TCK の生物学的同等性試験 ( 口中溶解後 水なし投与 ) バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにモンテルカストナトリウムは アレルギーのメディエーターの 1 つであるロイコトリエン (LT) の受容体の内 cyslt1 受容体を遮断する抗アレルギー薬である 今回 モンテルカストチュアブル錠 5mg TCK とキプレス チュアブル錠 5mg の生物学的同等性を検討するため

More information

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 使用上の注意 改訂のお知らせ 2006 年 1 月日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 注 ) 処方せん医薬品 ( ジピリダモール製剤 ) = 登録商標注 ) 注意 - 医師等の処方せんにより使用すること 謹啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます 平素は弊社製品につきましてご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます さて, この度, 自主改訂によりペルサンチン

More information

ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに

ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに吸収され 体内でもほとんど代謝を受けない頻脈性不整脈 ( 心室性 ) に優れた有効性をもつ不整脈治療剤である

More information

1. 今回の変更に関する整理 効能 効果及び用法 用量 ( 添付文書より転載 ) 従来製剤 ( バイアル製剤 ) と製法変更製剤 ( シリンジ製剤 ) で変更はない 効能 効果 用法 容量 B 型肝炎の予防通常 0.5mL ずつ4 週間隔で2 回 更に 20~24 週を経過した後に1 回 0.5mL

1. 今回の変更に関する整理 効能 効果及び用法 用量 ( 添付文書より転載 ) 従来製剤 ( バイアル製剤 ) と製法変更製剤 ( シリンジ製剤 ) で変更はない 効能 効果 用法 容量 B 型肝炎の予防通常 0.5mL ずつ4 週間隔で2 回 更に 20~24 週を経過した後に1 回 0.5mL 資料 6 MSD 社の製造する B 型肝炎単抗原ワクチンについて 経緯 1986 年米国メルク社製 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) が米国で承認 1988 年 MSD 社製 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) が日本で承認 2000 年欧州で HEXAVAC( ジフテリア 破傷風 百日咳 B 型肝炎 不活化ポリオ Hib 感染症を予防する 6 種混合ワクチン ) 承認 2001 年欧州で HEXAVAC

More information

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品 薬食機参発 0918 第 4 号薬食安発 0918 第 1 号 ( 別記 ) 殿 テムセル HS 注については 本日 造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病 を効能 効果又は性能として承認したところですが 本品については 治験症例が限られていること 重篤な不具合が発現するリスクがあることから その 使用に当たっての留意事項について 御了知いただくとともに 貴会会員への周知方よろしくお願いします なお

More information

(別添様式)

(別添様式) 未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名 要望された医薬品 ユーシービージャパン株式会社要望番号 Ⅱ-254.2 成分名 Lacosamide ( 一般名 ) Vimpat 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類 ( 該当するものにチェックする ) 効能 効果 ( 要望された効能 効果について記載する ) 未承認薬 適応外薬 他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作

More information

テイカ製薬株式会社 社内資料

テイカ製薬株式会社 社内資料 テイカ製薬株式会社社内資料 アレルギー性結膜炎治療剤トラニラスト点眼液.5% TS TRANILAST Ophthalmic Solution.5% TS 生物学的同等性に関する資料 発売元 : 興和株式会社 製造販売元 : テイカ製薬株式会社 9 年 月作成 TSTR5BE9 ラット及びモルモットアレルギー性結膜炎モデルにおける生物学的同等性試験 Ⅰ. 試験の目的トラニラスト点眼液.5% TS および標準製剤の生物学的同等性をラット受動感作アレルギー性結膜炎モデル及びモルモット能動感作アレルギー性結膜炎モデルを用い薬力学的に検討した

More information

医師主導治験 急性脊髄損傷患者に対する顆粒球コロニー刺激因子を用いたランダム化 プラセボ対照 二重盲検並行群間比較試験第 III 相試験 千葉大学大学院医学研究院整形外科 千葉大学医学部附属病院臨床試験部 1

医師主導治験 急性脊髄損傷患者に対する顆粒球コロニー刺激因子を用いたランダム化 プラセボ対照 二重盲検並行群間比較試験第 III 相試験 千葉大学大学院医学研究院整形外科 千葉大学医学部附属病院臨床試験部 1 医師主導治験 急性脊髄損傷患者に対する顆粒球コロニー刺激因子を用いたランダム化 プラセボ対照 二重盲検並行群間比較試験第 III 相試験 千葉大学大学院医学研究院整形外科 千葉大学医学部附属病院臨床試験部 1 顆粒球コロニー刺激因子 (Granulocyte Colony-Stimulating Factor: G-CSF) 一般名 : フィルグラスチム 調達法 国内企業より無償提供 製造元または供給元の名称協和発酵キリン

More information

膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使

膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使 - 医薬品の適正使 に かせない情報です 必ずお読みください - 添付文書改訂のお知らせ 注 ) 物由来製品 劇薬 処 箋医薬品 2018 年 3-4 月 この度 新たな効能として膿疱性乾癬が承認され (20mg 製剤を除く ) これに伴い添付文書 ( 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 等 ) を改訂致しました 今後のご使用に際しましては 以下の内容をご参照くださいますようお願い申し上げます なお

More information

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg C EculizumabGenetical Recombination AMX 警告 1 2 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 1 2 組成 性状 ml mg mg mg mg mg ph ph mgml 効能 効果 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 < 効能 効果に関連する使用上の注意 > 共通 1C5 C5b-9 b 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 1 2 3 4

More information

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132>

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132> 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 改訂のお知らせ 2013 年 12 月 東和薬品株式会社 このたび 平成 25 年 8 月に承認事項一部変更承認申請をしていました弊社上記製品の 効能 効果 用法 用量 追加が平成 25 年 11 月 29 日付にて 下記の内容で承認されました また 使用上の注意 を改訂致しましたので 併せてお知らせ申し上げます

More information

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習 ABC-123 臨床試験進行または再発胃癌患者に対するプラセボを対照薬とした無作為化二重盲検比較試験症例報告書 治験実施計画書番号 P123-31-V01 被験者識別コード 割付番号 治験実施医療機関名 ご自分の医療機関 お名前を記載して下さい 症例報告書記載者名 症例報告書記載者名 治験責任医師 ( 署名又は記名 押印 ) 治験責任医師記載内容確認完了日 印 2 0 年 月 日 1 症例報告書の記入における注意点

More information

<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63>

<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63> - 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい - 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 等改訂のお知らせ 抗悪性腫瘍剤 ( ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤 ) ( 一般名 : イブルチニブ ) 2016 年 12 月 この度 抗悪性腫瘍剤 イムブルビカ カプセル 140 mg ( 以下標記製品 ) につきまして 再発又は難治性のマントル細胞リンパ腫 の効能追加承認を取得したことに伴い

More information

2017 年 2 月 1 日放送 ウイルス性肺炎の現状と治療戦略 国立病院機構沖縄病院統括診療部長比嘉太はじめに肺炎は実地臨床でよく遭遇するコモンディジーズの一つであると同時に 死亡率も高い重要な疾患です 肺炎の原因となる病原体は数多くあり 極めて多様な病態を呈します ウイルス感染症の診断法の進歩に

2017 年 2 月 1 日放送 ウイルス性肺炎の現状と治療戦略 国立病院機構沖縄病院統括診療部長比嘉太はじめに肺炎は実地臨床でよく遭遇するコモンディジーズの一つであると同時に 死亡率も高い重要な疾患です 肺炎の原因となる病原体は数多くあり 極めて多様な病態を呈します ウイルス感染症の診断法の進歩に 2017 年 2 月 1 日放送 ウイルス性肺炎の現状と治療戦略 国立病院機構沖縄病院統括診療部長比嘉太はじめに肺炎は実地臨床でよく遭遇するコモンディジーズの一つであると同時に 死亡率も高い重要な疾患です 肺炎の原因となる病原体は数多くあり 極めて多様な病態を呈します ウイルス感染症の診断法の進歩に伴い 肺炎におけるウイルスの重要性が注目されてきました 本日のお話では 成人におけるウイルス性肺炎の疫学と診断の現状

More information

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 I 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 茶色 )

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 I 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 茶色 ) toxoplasma gondii antibody-igg 連絡先 : 3764 基本情報 分析物 5E156 JLAC10 診療報酬 識別材料 023 血清 測定法 052 化学 生物発光イムノアッセイ (CLEIA) 結果識別 第 2 章 特掲診療料 D012 14 トキソプラズマ抗体 第 3 部 検査 第 1 節 検体検査料 第 1 款 検体検査実施料 ( 免疫学的検査 ) 93 点 加算等

More information

エムプリシティ点滴静注用 300 mg エムプリシティ点滴静注用 400 mg に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任はブリストル マイヤーズスクイブ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません ブリストル マイヤーズスクイブ株式会社 医薬品リスク管理計画書 平成 29 年 10 月 16 日 独立行政法人医薬品医療機器総合機構理事長殿

More information

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として 第 2 部 CTD の概要 一般名 : エソメプラゾールマグネシウム水和物 版番号 : 2.2 緒言 ネキシウム カプセル ネキシウム 懸濁用顆粒分包 本資料に記載された情報に係る権利はアストラゼネカ株式会社に帰属します 弊社の事前の承諾なく本資料の内容を他に開示することは禁じられています D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体

More information

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容の責任はヤンセンファーマ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません ヤンセンファーマ株式会社 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠

More information

(別添様式1)

(別添様式1) 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本呼吸器学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 2 位 ( 全 6 要望中 ) 要望する医薬品 成 分 名 ( 一般名 ) 販 売 名 会 社 名 国内関連学会 シクロスポリンネオーラルノバルテイス ファーマ ( 選定理由 )

More information

審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7 審査報告書 平成 26 年 1 月 6 日 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 承認申請のあった下記の医薬品にかかる医薬品医療機器総合機構での審査結果は 以下のとおりである 記 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [

More information

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号 資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号 ;II-231) 1 医療上の必要性の基準に該当しないと考えられた品目 本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル

More information

スライド 1

スライド 1 薬生審査発 0328 第 1 号薬生安発 0328 第 2 号平成 28 年 3 月 28 日 都道府県各保健所設置市衛生主管部 ( 局 ) 長殿特別区 厚生労働省医薬 生活衛生局審査管理課長 ( 公印省略 ) 厚生労働省医薬 生活衛生局安全対策課長 ( 公印省略 ) ビガバトリン製剤の使用に当たっての留意事項について ビガバトリン製剤 ( 販売名 : サブリル散分包 500mg 以下 本剤 という

More information

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ] 審査報告書 平成 26 年 2 月 7 日 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 承認申請のあった下記の医薬品にかかる医薬品医療機器総合機構での審査結果は 以下のとおりである 記 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所

More information

要望番号 ;Ⅱ-183 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品

要望番号 ;Ⅱ-183 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品 要望内容 成分名 ( 一般名 ) 販売名 会社名 国内関連学会 未承認薬 適応 外薬の分類 ( 該当するものにチェックする )

More information

要望番号 ;Ⅱ 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 )

要望番号 ;Ⅱ 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 ) 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 ) 成分名 ( 一般名 ) 塩酸リドカイン 販売名 0.5%/1%/2% キシロカイン 要望する医薬品要望内容 会社名 国内関連学会

More information

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd 34 ビタミン主薬製剤 1 ビタミン A 主薬製剤 使用上の注意と記載条件 1. 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談することあ医師の治療を受けている人 い妊娠 3 ヵ月以内の妊婦, 妊娠していると思われる人又は妊娠を希望する人 ( 妊娠 3 ヵ月前から妊娠 3 ヵ月までの間にビタミン A を 1 日 10,000 国際単位以上摂取した妊婦から生まれた児に先天異常の割合が上昇したとの報告がある )

More information

抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性

抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性 2012 年 1 月 4 日放送 抗菌薬の PK-PD 愛知医科大学大学院感染制御学教授三鴨廣繁抗菌薬の PK-PD とは薬物動態を解析することにより抗菌薬の有効性と安全性を評価する考え方は アミノ配糖体系薬などの副作用を回避するための薬物血中濃度モニタリング (TDM) の分野で発達してきました 近年では 耐性菌の増加 コンプロマイズド ホストの増加 新規抗菌薬の開発の停滞などもあり 現存の抗菌薬をいかに科学的に使用するかが重要な課題となっており

More information

<4D F736F F F696E74202D2097D58FB08E8E8CB1838F815B834E F197D58FB E96D8816A66696E616C CF68A4A2E >

<4D F736F F F696E74202D2097D58FB08E8E8CB1838F815B834E F197D58FB E96D8816A66696E616C CF68A4A2E > 再生医療等製品の非臨床安全性評価の考え方 ex vivo 遺伝子治療を中心に 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 (PMDA) 再生医療製品等審査部 真木一茂 様式 1-B 第 24 回日本遺伝子細胞治療学会学術集会 CO I 開示 発表者名 : 真木一茂 演題発表に関連し 開示すべき CO I 関係にある企業などはありません 2 1 本日の話 1.Ex vivo 遺伝子治療について 2. 治験開始に必要な非臨床試験

More information

スライド 1

スライド 1 感染と CRP 感染と CRP メニュー 1.Sepsis 1 診断的 価値 Intensive Care Med 2002 2 重症度 3 治療効果 予後判定 判定 Crit Care 2011 Infection 2008 2.ICU Patients 3.VAP Crit Care 2006 Chest 2003 Crit Care Med 2002 Heart & Lung 2011

More information

Research 2 Vol.81, No.12013

Research 2 Vol.81, No.12013 2 5 22 25 4 8 8 9 9 9 10 10 11 12 14 14 15 7 18 16 18 19 20 21 16 17 17 28 19 21 1 Research 2 Vol.81, No.12013 Vol.81, No.12013 3 P r o d u c t s 4 Vol.81, No.12013 Research Vol.81, No.12013 5 6 Vol.81,

More information

会社名

会社名 未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項会社名サノフィ アベンティス株式会社要望番号 Ⅱ-110 成分名スピラマイシン Spiramycin ( 一般名 ) Rovamycine 1500000 IE 錠要望され販売名 Rovamycine 1500000 UI 錠た医薬品 Rovamycine3000000 UI 錠 要望内容 未承認薬 適応外薬の分類

More information

スライド 1

スライド 1 1/5 PMDA からの医薬品適正使用のお願い ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構 No.6 2012 年 1 月 ラミクタール錠 ( ラモトリギン ) の重篤皮膚障害と用法 用量遵守 早期発見について ラミクタール錠は 用法 用量 を遵守せず投与した場合に皮膚障害の発現率が高くなることが示されている ( 表 1 参照 ) ため 用法 用量 を遵守することが平成 20 年 10 月の承認時より注意喚起されています

More information

免疫学的検査 >> 5E. 感染症 ( 非ウイルス ) 関連検査 >> 5E106. 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤

免疫学的検査 >> 5E. 感染症 ( 非ウイルス ) 関連検査 >> 5E106. 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 6102 5. 免疫学的検査 >> 5E. 感染症 ( 非ウイルス ) 関連検査 >> 5E106. mycoplasma pneumoniae antibody 連絡先 : 3764 基本情報 5E106 分析物 JLAC10 診療報酬 識別材料 023 血清 測定法 117 粒子凝集反応 結果識別 第 2 章 特掲診療料 D012 第 3 部 検査 第 1 節 検体検査料 第 1 款 検体検査実施料

More information

ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査

ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査 ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 ( サイビスクディスポ 関節注 2mL) 特定使用成績調査 (J-STEP/EL) 謹啓時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます 平素より格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます さて ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 ( サイビスクディスポ 関節注 2mL) は 保存的非薬物治療及び経口薬物治療が十分奏功しない疼痛を有する変形性膝関節症の患者を対象に 本剤の製造販売後の使用実態下における複数回使用を含めた安全性及び有効性について確認することを目的として

More information

米国で承認された エロツズマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 新潟県立がんセンター新潟病院内科臨床部長張高明先生です Q1: エロツズマブという薬が米国で承認されたと聞きましたが どのような薬ですか? エロツズマブについてエロツズマブは 患者さんで増殖しているがん

米国で承認された エロツズマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 新潟県立がんセンター新潟病院内科臨床部長張高明先生です Q1: エロツズマブという薬が米国で承認されたと聞きましたが どのような薬ですか? エロツズマブについてエロツズマブは 患者さんで増殖しているがん 米国で承認された エロツズマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 新潟県立がんセンター新潟病院内科臨床部長張高明先生です Q1: エロツズマブという薬が米国で承認されたと聞きましたが どのような薬ですか? エロツズマブについてエロツズマブは 患者さんで増殖しているがん細胞の骨髄腫細胞や 細菌やウイルスなどの人の体内に入ってきた異物 ( 抗原 ) を攻撃するナチュラルキラー細胞

More information

中医協総 再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて 再生医療等製品の保険適用に係る取扱いについては 平成 26 年 11 月 5 日の中医協総会において 以下のとおり了承されたところ < 平成 26 年 11 月 5 日中医協総 -2-1( 抜粋 )> 1. 保険適

中医協総 再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて 再生医療等製品の保険適用に係る取扱いについては 平成 26 年 11 月 5 日の中医協総会において 以下のとおり了承されたところ < 平成 26 年 11 月 5 日中医協総 -2-1( 抜粋 )> 1. 保険適 中医協総 - 3 3 1. 3. 2 7 再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて 再生医療等製品の保険適用に係る取扱いについては 平成 26 年 11 月 5 日の中医協総会において 以下のとおり了承されたところ < 平成 26 年 11 月 5 日中医協総 -2-1( 抜粋 )> 1. 保険適用に係る今後の対応について 再生医療等製品の保険適用に関する当面の間の対応 薬事法改正後に承認 ( 条件

More information

豚繁殖 呼吸障害症候群生ワクチン ( シード ) 平成 24 年 3 月 13 日 ( 告示第 675 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した弱毒豚繁殖 呼吸障害症候群ウイルスを同規格に適合した株化細胞で増殖させて得たウイルス液を凍結乾燥したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株

豚繁殖 呼吸障害症候群生ワクチン ( シード ) 平成 24 年 3 月 13 日 ( 告示第 675 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した弱毒豚繁殖 呼吸障害症候群ウイルスを同規格に適合した株化細胞で増殖させて得たウイルス液を凍結乾燥したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 豚繁殖 呼吸障害症候群生ワクチン ( シード ) 平成 24 年 3 月 13 日 ( 告示第 675 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した弱毒豚繁殖 呼吸障害症候群ウイルスを同規格に適合した株化細胞で増殖させて得たウイルス液を凍結乾燥したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 2.1.1 名称豚繁殖 呼吸障害症候群ウイルス JJ1882 株又はこれと同等と認められた株 2.1.2

More information

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副 目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 3 1.1 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 5 1.2 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副作用発現状況 6 胃腸障害に関連する重篤な副作用発現症例 6 1.3 消化性潰瘍, 炎症性腸疾患等の胃腸疾患のある患者さんにおける安全性について

More information

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果 審査報告書 平成 23 年 4 月 11 日 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 承認申請のあった下記の医薬品にかかる医薬品医療機器総合機構での審査結果は 以下のとおりで ある 記 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年

More information

ダラツムマブってどんな薬? 初発の患者さん ( 初めて治療を受ける患者さん ) の治験募集についてー 米国で承認された ダラツムマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 名古屋市立大学病院血液 腫瘍内科診療部長飯田真介先生です Q1 ダラツムマブという薬が米国で承認され

ダラツムマブってどんな薬? 初発の患者さん ( 初めて治療を受ける患者さん ) の治験募集についてー 米国で承認された ダラツムマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 名古屋市立大学病院血液 腫瘍内科診療部長飯田真介先生です Q1 ダラツムマブという薬が米国で承認され ダラツムマブってどんな薬? 初発の患者さん ( 初めて治療を受ける患者さん ) の治験募集についてー 米国で承認された ダラツムマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 名古屋市立大学病院血液 腫瘍内科診療部長飯田真介先生です Q1 ダラツムマブという薬が米国で承認されたと聞きました どのような薬ですか? ダラツズマブはどのような薬? 私たちの体は 病原菌などの異物 (

More information

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを 薬生薬審発 0525 第 3 号薬生安発 0525 第 1 号平成 30 年 5 月 25 日 都道府県各保健所設置市衛生主管部 ( 局 ) 長殿特別区 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬品審査管理課長 ( 公印省略 ) 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) トファシチニブクエン酸塩製剤の使用に当たっての留意事項について トファシチニブクエン酸塩製剤 ( 販売名 : ゼルヤンツ錠

More information

検査項目情報 1171 一次サンプル採取マニュアル 4. 内分泌学的検査 >> 4F. 性腺 胎盤ホルモンおよび結合蛋白 >> 4F090. トータル HCG-β ( インタクト HCG+ フリー HCG-β サブユニット ) トータル HCG-β ( インタクト HCG+ フリー HCG-β サブ

検査項目情報 1171 一次サンプル採取マニュアル 4. 内分泌学的検査 >> 4F. 性腺 胎盤ホルモンおよび結合蛋白 >> 4F090. トータル HCG-β ( インタクト HCG+ フリー HCG-β サブユニット ) トータル HCG-β ( インタクト HCG+ フリー HCG-β サブ chorionic gonadotropin 連絡先 : 3483 基本情報 4F090 HCGβサブユニット (β-hcg) 分析物 JLAC10 診療報酬 識別 材料 023 血清 測定法 結果識別 第 2 章 特掲診療料 D008 第 3 部 検査 第 1 節 検体検査料 第 1 款 検体検査実施料 ( 生化学的検査 (Ⅱ) ) 18 ヒト絨毛性ゴナドトロピン -β サブユニット (HCG-β)

More information

恩賜第 42 回社会福祉法人財団済生会中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 )15:30~17:17 開催場所 出席委員名 東京都港区三田 三田国際ビル 21 階 社会福祉法人 恩賜財団済生会本部事務局中会議室 豊島

恩賜第 42 回社会福祉法人財団済生会中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 )15:30~17:17 開催場所 出席委員名 東京都港区三田 三田国際ビル 21 階 社会福祉法人 恩賜財団済生会本部事務局中会議室 豊島 恩賜第 42 回社会福祉法人財団済生会中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 )15:30~17:17 開催場所 出席委員名 108-0073 東京都港区三田 1-4-28 三田国際ビル 21 階 社会福祉法人 恩賜財団済生会本部事務局中会議室 豊島聰 ( 出席 ) 委員長林茂樹 ( 出席 ) 副委員長 市場みすゞ ( 出席 ) 漆原尚巳 ( 出席

More information

免疫学的検査 >> 5E. 感染症 ( 非ウイルス ) 関連検査 >> 5E106. 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤

免疫学的検査 >> 5E. 感染症 ( 非ウイルス ) 関連検査 >> 5E106. 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 6528 5. 免疫学的検査 >> 5E. 感染症 ( 非ウイルス ) 関連検査 >> 5E106. mycoplasma pneumoniae antibody 連絡先 : 3764 基本情報 5E106 分析物 JLAC10 診療報酬 識別材料 023 血清 測定法 141 補体結合反応 (CF 法 ) 結果識別 第 2 章 特掲診療料 D012 第 3 部 検査 第 1 節 検体検査料 第 1

More information

2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果

2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果 2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果汁飲料 ) の飲用試験を実施した結果 アトピー性皮膚炎症状を改善する効果が確認されました なお 本研究成果は

More information

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 I 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 茶色 )

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 I 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 茶色 ) varicella-zoster virus, viral antibody IgG 連絡先 : 3764 基本情報 5F193 水痘. 帯状ヘルペスウイルス分析物 JLAC10 診療報酬 識別 1431 ウイルス抗体 IgG 材料 023 血清 測定法 結果識別 第 2 章 特掲診療料 D012 38 グロブリンクラス別ウイルス抗体価 (1 項目当たり ) 第 3 部 検査 D012 381 ヘルペスウイルス

More information

(別添様式1)

(別添様式1) 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; ) 患者団体 ( 患者団体名 ; 特定非営利活動法人骨形成不全症協会 ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 1 件要望中 ) 成 分 名 ( 一般名 ) 販 売 名 会 社 名 パミドロン酸二ナトリウム ( パミドロネート ) アレディアノバルティスファーマ株式会社

More information

<4D F736F F D DC58F4994C5817A54524D5F8AB38ED28CFC88E396F B CF8945C8CF889CA92C789C1816A5F3294C52E646

<4D F736F F D DC58F4994C5817A54524D5F8AB38ED28CFC88E396F B CF8945C8CF889CA92C789C1816A5F3294C52E646 患者向医薬品ガイド トレムフィア皮下注 100mg シリンジ 2018 年 11 月更新 この薬は? 販売名 一般名 含有量 (1 シリンジ中 ) トレムフィア皮下注 100mgシリンジ Tremfya Subcutaneous Injection 100mg syringe グセルクマブ ( 遺伝子組換え ) Guselkumab(Genetical Recombination) 100mg 患者向医薬品ガイドについて

More information

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール 日本小児科学会推奨の予防接種スケジュールの主な変更点 2012 年 4 月 20 日 1) ヒブワクチン ヒブワクチンの追加接種 (4) に関して 添付文書上は 3 からおおむね 1 年あけるとありますが 追加接種による効果は 早期に得られるべきであると 考えます したがって 4 は 12 から接種することで適切な免疫が早期にえられる という 1 文を加えました 2) ワクチン 5 価ワクチンのスケジュールを加えました

More information

23103.indd

23103.indd 平成 6 年 3 月 輸血用血液製剤の添付文書改訂及び製剤ラベル変更のお知らせ 謹啓時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます 平素より日本赤十字社の血液事業に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます このたび 日本赤十字社では 平成 5 年 9 月 日付厚生労働省告示第 94 号による生物学的製剤基準の一部改正に基づき 輸血用血液製剤の添付文書の改訂及び製剤ラベルの変更を行うことといたしました また

More information

- 1 - - 2 - - 3 - - 4 - - 5 - - 6 - - 7 - - 8 - - 9 - - 10 - - 11 - - 12 - - 13 - - 14 - - 15 - - 16 - - 17 - - 18 - - 19 - - 20 - - 21 - - 22 - - 23 - - 24 - - 25 - - 26 - - 27 - - 28 - - 29 - - 30 -

More information

検査項目情報 トータルHCG-β ( インタクトHCG+ フリー HCG-βサブユニット ) ( 緊急検査室 ) chorionic gonadotropin 連絡先 : 基本情報 ( 標準コード (JLAC10) ) 基本情報 ( 診療報酬 ) 標準コード (JLAC10)

検査項目情報 トータルHCG-β ( インタクトHCG+ フリー HCG-βサブユニット ) ( 緊急検査室 ) chorionic gonadotropin 連絡先 : 基本情報 ( 標準コード (JLAC10) ) 基本情報 ( 診療報酬 ) 標準コード (JLAC10) chorionic gonadotropin 連絡先 : 3479 2-2908 基本情報 ( 標準コード (JLAC10) ) 基本情報 ( 診療報酬 ) 標準コード (JLAC10) 診療報酬 分析物 9186 4. 内分泌学的検査 >> 4F. 性腺 胎盤ホルモンおよび結合蛋白 >> 4F090. Ver.2 4F090 HCGβ サブユニット (β-hcg) 特掲診療料 >> 検査 >> 検体検査料

More information

RS ウイルスは 乳幼児に呼吸器感染症を引き起こす重要な原因 ウイルスです 大人が感染した場合は軽いかぜ様症状のみでおさ まりますが 予定日よりも早く生まれた赤ちゃん ( 早産児 ) 生まれつき呼吸器や心臓に病気をもっている赤ちゃん あるいは免疫不全を伴う赤ちゃんやダウン症候群の赤ちゃんが感染すると

RS ウイルスは 乳幼児に呼吸器感染症を引き起こす重要な原因 ウイルスです 大人が感染した場合は軽いかぜ様症状のみでおさ まりますが 予定日よりも早く生まれた赤ちゃん ( 早産児 ) 生まれつき呼吸器や心臓に病気をもっている赤ちゃん あるいは免疫不全を伴う赤ちゃんやダウン症候群の赤ちゃんが感染すると 医療機関名 : 担当医師名 : 提供アッヴィ合同会社制作リノ メディカル株式会社 2014 年 11 月作成 PP--JP-0136-1.0 RS ウイルスは 乳幼児に呼吸器感染症を引き起こす重要な原因 ウイルスです 大人が感染した場合は軽いかぜ様症状のみでおさ まりますが 予定日よりも早く生まれた赤ちゃん ( 早産児 ) 生まれつき呼吸器や心臓に病気をもっている赤ちゃん あるいは免疫不全を伴う赤ちゃんやダウン症候群の赤ちゃんが感染すると

More information

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL CSL19-158 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 効能又は効果 用法及び用量 使用上の注意改訂のお知らせ 2019 年 3 月血漿分画製剤 ( 皮下注用人免疫グロブリン製剤 ) この度 標記製品の製造販売承認事項の一部変更が承認されました それに伴い 効能又は効果 用法及び用量 及び 使用上の注意 等を改訂いたしましたので お知らせいたします 改訂添付文書を封入した製品がお手元に届くまでには若干の日時を要しますので

More information

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特 レクタブル 2mg 注腸フォーム 14 回 に係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任はEAファーマ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的に利用することはできません EA ファーマ株式会社 レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14

More information

緒言

緒言 CERA 2.2 緒言 Page 1 ミルセラ注シリンジ25 μg ミルセラ注シリンジ50 μg ミルセラ注シリンジ75 μg ミルセラ注シリンジ100 μg ミルセラ注シリンジ150 μg ミルセラ注シリンジ200 μg ミルセラ注シリンジ250 μg [ 腎性貧血 ] 第 2 部 CTD の概要 ( サマリー ) 2.2 緒言 中外製薬株式会社 CERA 2.2 緒言 Page 2 目次頁 2.2

More information

TDMを活用した抗菌薬療法

TDMを活用した抗菌薬療法 本日の内容 抗菌薬のPK-PD 当院でのTDMの概要アミノグリコシドの投不設計グリコペプチドの投不設計まとめ 抗菌薬の PK-PD PK-PD とは? PK (Pharmacokinetics) 抗菌薬の用法 用量と体内での濃度推移の関係 代表的な指標 : C max : 最高血中濃度 AUC 24h : 血中濃度時間曲線下面積 PD (Pharmacodynamics) 抗菌薬の体内での濃度と作用の関係

More information

要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望

要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望中 ) 要望する医薬品 成 分 名 ( 一般名 ) 販 売 名 会 社 名 国内関連学会 ロペラミドロペミンヤンセンファーマ株式会社

More information

サーバリックス の効果について 1 サーバリックス の接種対象者は 10 歳以上の女性です 2 サーバリックス は 臨床試験により 15~25 歳の女性に対する HPV 16 型と 18 型の感染や 前がん病変の発症を予防する効果が確認されています 10~15 歳の女児および

サーバリックス の効果について 1 サーバリックス の接種対象者は 10 歳以上の女性です 2 サーバリックス は 臨床試験により 15~25 歳の女性に対する HPV 16 型と 18 型の感染や 前がん病変の発症を予防する効果が確認されています 10~15 歳の女児および 1 2 3 4 5 子宮頸がんと発がん性ヒトパピローマウイルス 1 子宮頸がんは 子宮頸部 ( 子宮の入り口 ) にできるがんで 20~30 代で急増し 日本では年間約 15,000 人の女性が発症していると報告されています 子宮頸がんは 初期の段階では自覚症状がほとんどないため しばしば発見が遅れてしまいます がんが進行すると 不正出血や性交時の出血などがみられます 2 子宮頸がんは 発がん性 HPVというウイルスの感染が原因で引き起こされる病気です

More information

<4D F736F F D DC58F4994C5817A53544C2094E789BA928D5F8AB38ED28CFC834B F94CC94848CB392C78B4C C5292E646F63>

<4D F736F F D DC58F4994C5817A53544C2094E789BA928D5F8AB38ED28CFC834B F94CC94848CB392C78B4C C5292E646F63> ステラーラ皮下注 45mg シリンジ 患者向医薬品ガイド 2018 年 7 月更新 この薬は? 販売名 一般名 含有量 (1 シリンジ中 ) ステラーラ皮下注 45mg シリンジ Stelara Subcutaneous Injection 45mg syringe ウステキヌマブ ( 遺伝子組換え ) Ustekinumab(Genetical Recombination) 45mg 患者向医薬品ガイドについて

More information

ケブザラ皮下注 150mg/200mg シリンジ ケブザラ皮下注 150mg/200mg オートインジェクターに係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 製造販売業者 1 ケブザラ皮下注 150mg シリンジ 2 ケブザラ皮下注 200mg シリンジ 3 ケブザラ皮下注 150mg オ

ケブザラ皮下注 150mg/200mg シリンジ ケブザラ皮下注 150mg/200mg オートインジェクターに係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 製造販売業者 1 ケブザラ皮下注 150mg シリンジ 2 ケブザラ皮下注 200mg シリンジ 3 ケブザラ皮下注 150mg オ ケブザラ皮下注 150mgシリンジケブザラ皮下注 200mgシリンジケブザラ皮下注 150mgオートインジェクターケブザラ皮下注 200mgオートインジェクターに係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任はサノフィ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的で利用することはできません サノフィ株式会社 ケブザラ皮下注 150mg/200mg シリンジ

More information

方法について教えてください A 妊娠中の接種に関する有効性および安全性が確立されていないため 3 回接種を完了する前に妊娠していることがわかった場合には一旦接種を中断し 出産後に残りの接種を行うようにしてください 接種が中断しても 最初から接種し直す必要はありません 具体的には 1 回目接種後に妊娠

方法について教えてください A 妊娠中の接種に関する有効性および安全性が確立されていないため 3 回接種を完了する前に妊娠していることがわかった場合には一旦接種を中断し 出産後に残りの接種を行うようにしてください 接種が中断しても 最初から接種し直す必要はありません 具体的には 1 回目接種後に妊娠 子宮予防ワクチン接種にかかる Q アンド A 参考 : HPV : ヒトパピローマウイルスのこと Q1 HPV ワクチンが最も効果的と考えられる対象は誰でしょうか A HPV の主な感染ルートは性的接触であるため 初交前の年代 ( 多くは 10 歳から 14 歳 ) が最も効果的と考えられています 日本産婦人科学会 日本小児科学会 日本婦人科腫瘍学会 日本産婦人科医会などから 11~14 歳の女児での接種が推奨されています

More information

ケブザラ皮下注 150mg/200mg シリンジに係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 1 ケブザラ皮下注 150mg シリンジ 2 ケブザラ皮下注 200mg シリンジ 有効成分 サリルマブ ( 遺伝子組換え ) 製造販売業者 サノフィ株式会社 薬効分類 399 提出年月 平成

ケブザラ皮下注 150mg/200mg シリンジに係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 1 ケブザラ皮下注 150mg シリンジ 2 ケブザラ皮下注 200mg シリンジ 有効成分 サリルマブ ( 遺伝子組換え ) 製造販売業者 サノフィ株式会社 薬効分類 399 提出年月 平成 ケブザラ皮下注 150mgシリンジケブザラ皮下注 200mgシリンジに係る医薬品リスク管理計画書 本資料に記載された情報に係る権利及び内容についての責任はサノフィ株式会社にあります 当該情報を適正使用以外の営利目的で利用することはできません サノフィ株式会社 ケブザラ皮下注 150mg/200mg シリンジに係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 1 ケブザラ皮下注 150mg シリンジ

More information

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され 添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示されます 検索条件設定時の注意 検索はテキスト文章 (SGML 又は XML) が対象となっており 画像及び

More information

リクスビス使用上の注意解説_ pdf

リクスビス使用上の注意解説_ pdf 2017 年 1 月作成 ( 第 3 版 ) 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 使用前に必ずお読みください 新医薬品の の解説 生物由来製品 ) 処方箋医薬品注 遺伝子組換え血液凝固第 Ⅸ 因子製剤 ノナコグガンマ ( 遺伝子組換え ) 製造販売元 ( 輸入元 ) バクスアルタ株式会社東京都港区虎ノ門一丁目 23 番 1 号 注 ) 注意 医師等の処方箋により使用すること はじめに リクスビス静注用

More information

日本標準商品分類番号 カリジノゲナーゼの血管新生抑制作用 カリジノゲナーゼは強力な血管拡張物質であるキニンを遊離することにより 高血圧や末梢循環障害の治療に広く用いられてきた 最近では 糖尿病モデルラットにおいて増加する眼内液中 VEGF 濃度を低下させることにより 血管透過性を抑制す

日本標準商品分類番号 カリジノゲナーゼの血管新生抑制作用 カリジノゲナーゼは強力な血管拡張物質であるキニンを遊離することにより 高血圧や末梢循環障害の治療に広く用いられてきた 最近では 糖尿病モデルラットにおいて増加する眼内液中 VEGF 濃度を低下させることにより 血管透過性を抑制す 日本標準商品分類番号 872491 カリジノゲナーゼの血管新生抑制作用 カリジノゲナーゼは強力な血管拡張物質であるキニンを遊離することにより 高血圧や末梢循環障害の治療に広く用いられてきた 最近では 糖尿病モデルラットにおいて増加する眼内液中 VEGF 濃度を低下させることにより 血管透過性を抑制することが示されたが 血管新生に対するカリジノゲナーゼの影響を評価した報告はない そこで今回 網膜血管新生に対するカリジノゲナーゼの役割を同定するため

More information

審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ

審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ 審査報告書 平成 29 年 5 月 17 日 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 る 承認申請のあった下記の医薬品にかかる医薬品医療機器総合機構での審査結果は 以下のとおりであ 記 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノバルティスファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 28 年 7 月 28 日 [ 剤形 含量

More information

仙台市立病院医誌 索引用語 小児気管支喘息 19 3 8 1999 喘息管理ガイドライン 重症度分類 原 著 当科における気管支喘息治療の現況 第2報 柳 一 二 亜 紀 川 敏 中 村 伐 伐 祐 雅 一 紀 克 加奈子 勝 島山本洋 古 同 木古山 俊 恵田 関 小 正 条沼二 竹 島口 大 己 子 哉 行った1 427名を対象とした 経過観察例にっい はじめに ては1994年1月の時点で経過観察中の患者およ

More information

インフルエンザ(成人)

インフルエンザ(成人) ⅩⅠ-2 インフルエンザ 1 概要 インフルエンザは A 型 B 型インフルエンザウイルスによる急性呼吸器疾患である 主に冬季に流行する 典型的なものでは 急激で高度の発熱 頭痛 倦怠感などの全身症状が現れ 同時かやや遅れて鼻汁 咽頭痛 咳などの呼吸器症状が出現する 熱は 38 度以上となり 諸症状とともに次第に緩解し 1 週間ほどで治癒に向かう 2 診断 臨床症状に加え下記の方法で診断する 迅速診断

More information

Microsoft Word - 【要旨】_かぜ症候群の原因ウイルス

Microsoft Word - 【要旨】_かぜ症候群の原因ウイルス かぜ症候群の原因ウイルス ~ サフォードウイルスもそのひとつ?~ 新潟県保健環境科学研究所ウイルス科主任研究員広川智香 1 はじめにかぜ症候群とは, 鼻やのど, 気管支や肺に急性の炎症をきたす疾患の総称で, その原因となる病原体は 80~90% がウイルスといわれています 主な原因ウイルスとしてはライノウイルス, コロナウイルス, パラインフルエンザウイルス,RS ウイルス, インフルエンザウイルスなどがあげられます

More information

2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂

2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂 2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂 2017 年 8 月 ) 新たなエビデンスの報告や運用上困難な場合は適宜変更を加える 1. 造影剤アレルギーの既往を有する患者への対応

More information

2008年10月2日

2008年10月2日 2008 年 10 月 16 日 日本小児内分泌学会 成長ホルモン委員会 SGA 性低身長症における GH 治療の実施上の注意 SGA 性低身長症における成長ホルモン (GH) 治療が 2008 年 10 月 16 日に承認されました 詳細については 改訂されたジェノトロピン ( ファイザー株式会社 ) の添付文書により確認して下さい 日本小児内分泌学会では SGA 性低身長症におけるGH 治療に関するガイドライン

More information

検査項目情報 抗 SS-A 抗体 [CLEIA] anti Sjogren syndrome-a antibody 連絡先 : 3764 基本情報 ( 標準コード (JLAC10) ) 基本情報 ( 診療報酬 ) 標準コード (JLAC10) 5G076 分析物 抗 SS-A 抗体 Departme

検査項目情報 抗 SS-A 抗体 [CLEIA] anti Sjogren syndrome-a antibody 連絡先 : 3764 基本情報 ( 標準コード (JLAC10) ) 基本情報 ( 診療報酬 ) 標準コード (JLAC10) 5G076 分析物 抗 SS-A 抗体 Departme anti Sjogren syndrome-a antibody 連絡先 : 3764 基本情報 ( 標準コード (JLAC10) ) 基本情報 ( 診療報酬 ) 標準コード (JLAC10) 5G076 分析物 6955 5. 免疫学的検査 >> 5G. 自己免疫関連検査 >> 5G076. Ver.6 診療報酬特掲診療料 >> 検査 >> 検体検査料 >> 検体検査実施料 >> ( 免疫学的検査

More information

untitled

untitled 1 2 有害事象とは何ですか? 有害事象 (Adverse Event) 治験薬又は製造販売後臨床試験薬を投与された被験者に生じたすべての好ましくない又は意図しない疾病又はその徴候をいう 当該治験薬又は当該製造販売後臨床試験薬との因果関係の有無は問わない 副作用とは何ですか? 副作用 (Adverse Drug Reaction) 治験薬 ( 対象薬として用いられる市販薬を除く ) については以下のとおり

More information

糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性

糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性 2018 年 10 月 31 日放送 成人 RS ウイルス感染症 坂総合病院副院長高橋洋はじめに RS ウイルスは小児科領域ではよく知られた重要な病原体ですが 成人例の病像に関しては未だ不明の点も多いのが現状です しかし近年のいくつかの報告を契機として この病原体の成人領域での疫学や臨床像 とくに高齢者における重要性が少しずつ明らかになってきています 今回は成人における RS ウイルス肺炎の病像を当施設の成績を踏まえてお話しさせていただきます

More information

減量・コース投与期間短縮の基準

減量・コース投与期間短縮の基準 用法 用量 通常 成人には初回投与量 (1 回量 ) を体表面積に合せて次の基準量とし 朝食後および夕食後の 1 日 2 回 28 日間連日経口投与し その後 14 日間休薬する これを 1 クールとして投与を繰り返す ただし 本剤の投与によると判断される臨床検査値異常 ( 血液検査 肝 腎機能検査 ) および消化器症状が発現せず 安全性に問題がない場合には休薬を短縮できるが その場合でも少なくとも

More information

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件 保医発 0331 第 9 号 平成 29 年 3 月 31 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課長都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 長都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 長 殿 厚生労働省保険局医療課長 ( 公印省略 ) 抗 PCSK9 抗体製剤に係る最適使用推進ガイドラインの策定に伴う留意事項の 一部改正について 抗 PCSK9

More information

60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 敗血症の本質にせまる 新規治療法開発 大きく前進 - 制御性樹状細胞を用い 敗血症の治療に世界で初めて成功 - 敗血症 は 細菌などの微生物による感染が全身に広がって 発熱や機能障害などの急激な炎症反応が引き起

60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 敗血症の本質にせまる 新規治療法開発 大きく前進 - 制御性樹状細胞を用い 敗血症の治療に世界で初めて成功 - 敗血症 は 細菌などの微生物による感染が全身に広がって 発熱や機能障害などの急激な炎症反応が引き起 60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 21 日 独立行政法人理化学研究所 敗血症の本質にせまる 新規治療法開発 大きく前進 - 制御性樹状細胞を用い 敗血症の治療に世界で初めて成功 - 敗血症 は 細菌などの微生物による感染が全身に広がって 発熱や機能障害などの急激な炎症反応が引き起こされる病態です 免疫力が低下している場合に 急性腎盂腎炎や肺炎 急性白血病 肝硬変 悪性腫瘍などさまざまな疾患によって誘発され

More information

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています くすりのしおり内服剤 2014 年 6 月作成薬には効果 ( ベネフィット ) だけでなく副作用 ( リスク ) があります 副作用をなるべく抑え 効果を最大限に引き出すことが大切です そのために この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です 商品名 : バルサルタン錠 20mg AA 主成分 : バルサルタン (Valsartan) 剤形 : 淡黄色の錠剤 直径約 7.2mm 厚さ約 3.1mm

More information

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 I 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 茶色 )

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 I 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 茶色 ) 6690 5. 免疫学的検査 >> 5G. 自己免疫関連検査 >> 5G504. anti cardiolipin-beta2 glycoprotein 1 complex antibody 連絡先 : 3764 基本情報 5G504 抗カルジオリピンβ2グリコプロテインⅠ 複合体抗体分析物 JLAC10 診療報酬 識別材料 023 血清 測定法結果識別 第 2 章 特掲診療料 D014 第 3 部

More information

針刺し切創発生時の対応

針刺し切創発生時の対応 1. 初期対応 1) 発生直後の対応 (1) 曝露部位 ( 針刺し 切創等の経皮的創傷 粘膜 皮膚など ) を確認する (2) 曝露部位を直ちに洗浄する 1 創傷 粘膜 正常な皮膚 創傷のある皮膚 : 流水 石鹸で十分に洗浄する 2 口腔 : 大量の水でうがいする 3 眼 : 生理食塩水で十分に洗浄する (3) 曝露の程度 ( 深さ 体液注入量 直接接触量 皮膚の状態 ) を確認する (4) 原因鋭利器材の種類

More information

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能 医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 1 2 3 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能 ) ( 医薬品の名称のみで検索する場合 34 の項目は未選択 未入力で可 ) 検索結果で表示したい文書を選択

More information