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1 2019 年 1 月号 医薬品情報 2018 年 12 月 28 日発行 1. 採用医薬品 <12 月薬事委員会における採用 > 2019 年 1 月 9 日 ( 水 ) より処方して下さい 1 エフィエント OD 錠 20mg オプジーボ点滴静注 240mg カナリア配合錠 院外のみ パルモディア錠 0.1mg 院外のみ モビコール配合内用剤 採用取り消し候補医薬品 限定採用薬に関する医薬品情報の提供 医薬品添付文書の改訂 (2018 年 12 月, DSU No.275) 医療安全情報 (2018 年 12 月, No.145) 腎機能低下患者への薬剤の常用量投与 使用期限間近の医薬品リスト 医薬品情報レパーサ皮下注 140mg ペンについて 問い合わせ先 : 独立行政法人地域医療機能推進機構九州病院 薬剤部医薬品情報管理室内線 2727

2 抗血小板剤 エフィエント OD 錠 20mg EFIENT OD TABLETS ( 第一三共 ) 薬価収載日 2018/11/28 薬価 1, 円 一般名プラスグレル塩酸塩製剤 効能 効果経皮的冠動脈形成術 (PCI) が適用される下記の虚血性心疾患急性冠症候群 ( 不安定狭心症 非 ST 上昇心筋梗塞 ST 上昇心筋梗塞 ) 安定狭心症 陳旧性心筋梗塞 < 効能又は効果に関連する使用上の注意 > PCI が適用予定の虚血性心疾患患者への投与は可能である 冠動脈造影により 保存的治療あるいは冠動脈バイパス術が選択され PCI を適用しない場合には 以後の投与を控えること 用法 用量通常 成人には 投与開始日にプラスグレルとして 20mg を 1 日 1 回経口投与し その後 維持用量として 1 日 1 回 3.75mg を経口投与する < 用法及び用量に関連する使用上の注意 > 1. アスピリン (81~100mg/ 日 なお初回負荷投与では 324mg まで ) と併用すること 2. ステント留置患者への本剤投与時には該当医療機器の添付文書を必ず参照すること 3.PCI 施行前に本剤 3.75mg を 5 日間程度投与されている場合 初回負荷投与 ( 投与開始日に 20mg を投与すること ) は必須ではない ( 本剤による血小板凝集抑制作用は 5 日間で定常状態に達することが想定される ) 4. 空腹時の投与は避けることが望ましい ( 初回負荷投与を除く ) 5.OD 錠は口腔内で速やかに崩壊するが 口腔粘膜からの吸収により効果発現を期待する薬剤ではないため 崩壊後は唾液又は水で飲み込むこと 重大な副作用 ( 類薬 ) 1. 肝機能障害 黄疸 2. 無顆粒球症 再生不良性貧血を含む汎血球減少症他の抗血小板剤で以上の重大な副作用が報告されているので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には適切な処置を行うこと 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 1. 出血している患者 ( 血友病 頭蓋内出血 消化管出血 尿路出血 喀血 硝子体出血 ) [ 出血を助長するおそれがある ] 2. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 1

3 - 抗悪性腫瘍剤 - ヒト型抗ヒト PD-1 モノクローナル抗体 オプジーボ点滴静注 240mg OPDIVO ( 小野薬品工業 ) 薬価収載日 2018/11/28 薬価 410,580 円 一般名ニボルマブ ( 遺伝子組換え ) 製剤 効能 効果悪性黒色腫 切除不能な進行 再発の非小細胞肺癌 根治切除不能又は転移性の腎細胞癌 再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫 再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行 再発の胃癌 がん化学療法後に増悪した切除不能な進行 再発の悪性胸膜中皮腫 < 効能又は効果に関連する使用上の注意 > 1. 切除不能な進行 再発の非小細胞肺癌の場合 化学療法未治療患者における本剤の有効性及び安全性は確立していない 2. 化学療法未治療の根治切除不能又は転移性の腎細胞癌の場合 IMDC 注 ) リスク分類が intermediate 又は poor リスクの患者を対象とすること 3. 再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌の場合 プラチナ製剤を含む化学療法による治療歴のない患者に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない 4. がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行 再発の胃癌の場合 本剤の一次治療及び二次治療における有効性及び安全性は確立していない 5. がん化学療法後に増悪した切除不能な進行 再発の悪性胸膜中皮腫の場合 本剤の一次治療における有効性及び安全性は確立していない 6. 非小細胞肺癌 腎細胞癌 頭頸部癌及び胃癌の場合 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない 7. 悪性黒色腫 非小細胞肺癌 腎細胞癌 古典的ホジキンリンパ腫及び頭頸部癌の場合 臨床成績 の項の内容を熟知し 本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で 適応患者の選択を行うこと 用法 用量 1. 悪性黒色腫通常 成人にはニボルマブ ( 遺伝子組換え ) として 1 回 240mg を 2 週間間隔で点滴静注する ただし 悪性黒色腫における術後補助療法の場合は 投与期間は 12 ヵ月間までとする 根治切除不能な悪性黒色腫に対してイピリムマブ ( 遺伝子組換え ) と併用する場合は 通常 成人にはニボルマブ ( 遺伝子組換え ) として 1 回 80mg を 3 週間間隔で 4 回点滴静注する その後 ニボルマブ ( 遺伝子組換え ) として 1 回 240mg を 2 週間間隔で点滴静注する 2

4 2. 根治切除不能又は転移性の腎細胞癌通常 成人にはニボルマブ ( 遺伝子組換え ) として 1 回 240mg を 2 週間間隔で点滴静注する 化学療法未治療の根治切除不能又は転移性の腎細胞癌に対してイピリムマブ ( 遺伝子組換え ) と併用する場合は 通常 成人にはニボルマブ ( 遺伝子組換え ) として 1 回 240mg を 3 週間間隔で 4 回点滴静注する その後 ニボルマブ ( 遺伝子組換え ) として 1 回 240mg を 2 週間間隔で点滴静注する 3. 切除不能な進行 再発の非小細胞肺癌 再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫 再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌 がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行 再発の胃癌 がん化学療法後に増悪した切除不能な進行 再発の悪性胸膜中皮腫通常 成人にはニボルマブ ( 遺伝子組換え ) として 1 回 240mg を 2 週間間隔で点滴静注する < 用法及び用量に関連する使用上の注意 > 1. 本剤は 30 分以上かけて点滴静注すること 2. 本剤の投与にあたっては インラインフィルター (0.2 又は 0.22μm) を使用すること 3. 根治切除不能又は転移性の腎細胞癌の場合 化学療法未治療患者及びサイトカイン製剤のみの治療歴を有する患者に対する本剤単独投与の有効性及び安全性は確立していない 4. 非小細胞肺癌 古典的ホジキンリンパ腫 頭頸部癌 胃癌及び悪性胸膜中皮腫の場合 他の抗悪性腫瘍剤との併用について 有効性及び安全性は確立していない 5. 根治切除不能な悪性黒色腫に対して イピリムマブ ( 遺伝子組換え ) と併用する場合は 臨床試験に組み入れられた患者の前治療歴等について 臨床成績 の項の内容を熟知し 本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で 併用の必要性について慎重に判断すること また イピリムマブ ( 遺伝子組換え ) の上乗せによる延命効果は PD-L1 を発現した腫瘍細胞が占める割合 (PD-L1 発現率 ) により異なる傾向が示唆されている イピリムマブ ( 遺伝子組換え ) との併用投与に際して PD -L1 発現率の測定結果が得られ PD-L1 発現率が高いことが確認された患者においては 本剤単独投与の実施についても十分検討した上で 慎重に判断すること 3

5 DPP-4 阻害剤 /SGLT2 阻害剤配合剤 -2 型糖尿病治療剤 - カナリア配合錠 CANALIA COMBINATION TABLETS ( 第一三共 ) 薬価収載日 2017/8/30 薬価 円 一般名 テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物 カナグリフロジン水和物配合剤錠 効能 効果 2 型糖尿病ただし テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物及びカナグリフロジン水和物の併用による治療が適切と判断される場合に限る 用法 用量 通常 成人には 1 日 1 回 1 錠 ( テネリグリプチン / カナグリフロジンとし 20mg/100mg) を朝食前又は朝食後に経口投与する 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2. 重症ケトーシス 糖尿病性昏睡又は前昏睡 1 型糖尿病の患者 輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない 3. 重症感染症 手術前後 重篤な外傷のある患者 インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない 重大な副作用 1. 低血糖低血糖症状が発現するおそれがある 他の DPP-4 阻害剤で スルホニルウレア剤との併用で重篤な低血糖症状があらわれ 意識消失を来たす例やカナグリフロジンの海外臨床試験では インスリン製剤との併用で低血糖が報告されている 特に インスリン製剤 スルホニルウレア剤又は速効型インスリン分泌促進薬と併用する場合 低血糖のリスクが増加するおそれがあることから これらの薬剤の減量を検討すること また 他の糖尿病用薬を併用しない場合でも低血糖症が報告されている 低血糖症状が認められた場合には 糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと 2. 脱水脱水があらわれることがあるので 適度な水分補給を行うよう指導し 観察を十分に行うこと 口渇 多尿 頻尿 血圧低下等の症状があらわれ脱水が疑われる場合には 休薬や補液等の適切な処置を行うこと 脱水に引き続き脳梗塞を含む血栓 塞栓症等を発現した例が報告されているので 十分注意すること 3. ケトアシドーシス 腎盂腎炎 敗血症 腸閉塞 肝機能障害 間質性肺炎 類天疱瘡 急性膵炎があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 4

6 高脂血症治療剤 パルモディア錠 0.1mg PARMODIA TAB. 0.1mg ( 興和 ) 薬価収載日 2018/5/22 薬価 円 一般名ペマフィブラート錠 効能 効果高脂血症 ( 家族性を含む ) < 効能又は効果に関連する使用上の注意 > LDL- コレステロールのみが高い高脂血症に対し 第一選択薬とはしないこと 用法 用量通常 成人にはペマフィブラートとして 1 回 0.1mg を 1 日 2 回朝夕に経口投与する なお 年齢 症状に応じて適宜増減するが 最大用量は 1 回 0.2mg を 1 日 2 回までとする < 用法及び用量に関連する使用上の注意 > 1. 肝障害のある患者 (Child-Pugh 分類 A の肝硬変のある患者など ) 又は肝障害の既往歴のある患者に投与する場合には 必要に応じて本剤の減量を考慮すること 2. 急激な腎機能の悪化を伴う横紋筋融解症があらわれることがあるので 投与にあたっては患者の腎機能を検査し 血清クレアチニン値が 2.5mg/dL 以上の場合には投与を中止し 1.5mg/dL 以上 2.5mg/dL 未満の場合は低用量から投与を開始するか 投与間隔を延長して使用すること 重大な副作用横紋筋融解症 ( 頻度不明 ) 筋肉痛 脱力感 CK(CPK) 上昇 血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ これに伴って急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので このような場合には直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2. 重篤な肝障害 Child-Pugh 分類 B 又は C の肝硬変のある患者あるいは胆道閉塞のある患者 3. 中等度以上の腎機能障害のある患者 ( 目安として血清クレアチニン値が 2.5mg/dL 以上 ) 横紋筋融解症があらわれることがある 4. 胆石のある患者 胆石形成が報告されている 5. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 6. シクロスポリン リファンピシンを投与中の患者 5

7 慢性便秘症治療薬 モビコール配合内用剤 MOVICOL ( 持田 ) 薬価収載日 2018/11/20 薬価 円 一般名マクロゴール 4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム散 効能 効果慢性便秘症 ( 器質的疾患による便秘を除く ) 用法 用量本剤は 水で溶解して経口投与する 通常 2 歳以上 7 歳未満の幼児には初回用量として 1 回 1 包を 1 日 1 回経口投与する 以降 症状に応じて適宜増減し 1 日 1~3 回経口投与 最大投与量は 1 日量として 4 包まで (1 回量として 2 包まで ) とする ただし 増量は 2 日以上の間隔をあけて行い 増量幅は 1 日量として 1 包までとする 通常 7 歳以上 12 歳未満の小児には初回用量として 1 回 2 包を 1 日 1 回経口投与する 以降 症状に応じて適宜増減し 1 日 1~3 回経口投与 最大投与量は 1 日量として 4 包まで (1 回量として 2 包まで ) とする ただし 増量は 2 日以上の間隔をあけて行い 増量幅は 1 日量として 1 包までとする 通常 成人及び 12 歳以上の小児には初回用量として 1 回 2 包を 1 日 1 回経口投与する 以降 症状に応じて適宜増減し 1 日 1~3 回経口投与 最大投与量は 1 日量として 6 包まで (1 回量として 4 包まで ) とする ただし 増量は 2 日以上の間隔をあけて行い 増量幅は 1 日量として 2 包までとする < 用法及び用量に関連する使用上の注意 > 本剤投与中は腹痛や下痢があらわれるおそれがあるので 症状に応じて減量 休薬又は中止を考慮し 本剤を漫然と継続投与しないよう 定期的に本剤の投与継続の必要性を検討すること 重大な副作用ショック アナフィラキシー ( 頻度不明 ) ショック アナフィラキシーがあらわれることがあるので 観察を十分に行い 血圧低下 蕁麻疹 呼吸困難 顔面浮腫等の異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2. 腸閉塞 腸管穿孔 重症の炎症性腸疾患 ( 潰瘍性大腸炎 クローン病 中毒性巨大結腸症等 ) が確認されている患者又はその疑いがある患者 6

8 2. 採用取り消し医薬品 1 献血ヴェノグロブリン IH5% 2.5g/50mL 献血ヴェノグロブリン IH5%5g/100mL 献血ポリグロビン N5% 静注 0.5g/10mL 献血ポリグロビン N10% 静注 5g/50mL 献血ポリグロビン N10% 静注 10g/100mL [ 献血ヴェノグロブリン IH10% 静注採用に伴い ] 採用取り消し候補医薬品 1エフィエント錠 20mg [ エフィエント OD 錠 20mg 採用に伴い ] 2オプジーボ点滴静注 20mg 100mg [ オプジーボ点滴静注 240mg 採用に伴い ] 3. 限定採用薬に関する医薬品情報の提供 12 月新規の限定採用薬基本情報 1)<ドパストン散 98.5%> 1 一般名 レボドパ製剤 2 薬効分類名 パーキンソニズム治療剤 3 適応症 パーキンソン病 パーキンソン症候群 4 用法 用量 5 禁忌 6 重大な副作用 通常成人レボドパとして 1 日量 250~750mg を 1~3 回に分けて食後直ちに経口投与する その後 2~3 日毎に 1 日量として 250mg 宛増量し 症例毎に最適投与量を定め維持量とする ( 標準維持量 1 日 1.5~3.5g) なお 年齢 症状に応じて適宜増減する ( 次の患者には使用しないこと ) 1. 閉塞隅角緑内障の患者 眼圧上昇を起こし 症状が悪化するおそれがある 2. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 非選択的モノアミン酸化酵素阻害剤投与中の患者 Syndrome malin 錯乱 幻覚 抑うつ 胃潰瘍 十二指腸潰瘍の悪化 溶血性貧血 血小板減少 突発的睡眠 閉塞隅角緑内障 7 使用部署 ( 診療科 ) 入院 ( 小児科 ) 8 製薬会社大原薬品工業 9 薬価 円 /g 7

9 2)< トラマール注 100> 1 一般名トラマドール塩酸塩注射液 2 薬効分類名鎮痛剤 3 適応症 4 用法 用量 下記疾患ならびに状態における鎮痛各種癌 術後通常成人にはトラマドール塩酸塩として 1 回 100~150mg を筋肉内に注射し その後必要に応じて 4~5 時間毎に反復注射する なお 症状により適宜増減する 5 禁忌 6 重大な副作用 ( 次の患者には投与しないこと ) 1. 重篤な呼吸抑制状態にある患者 [ 呼吸抑制の副作用が知られており 症状を悪化させるおそれがある ] 2. 頭部傷害 脳に病変がある場合などで意識混濁が危惧される患者 3. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 4. アルコール 睡眠剤 鎮痛剤 オピオイド鎮痛剤又は向精神薬による急性中毒患者 [ 中枢神経抑制及び呼吸抑制を悪化させるおそれがある ] 5. モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の患者 又は投与中止後 14 日以内の患者 6. 治療により十分な管理がされていないてんかん患者 [ 症状が悪化するおそれがある ] ショック アナフィラキシー 呼吸抑制 痙攣 依存性 意識消失 7 使用部署 ( 診療科 ) 入院 ( 麻酔科 ) 8 製薬会社日本新薬 9 薬価 99 円 4. 医薬品添付文書の改訂 (DSU No.275 より ) : 警告 : 投与禁忌 併用禁忌 : 重要な基本的注意 重大な副作用 1) 乾燥弱毒性水痘ワクチン ビケン ( 田辺三菱製薬 ) : 重大な副反応 ( 追記 ) 無菌性髄膜炎 : 項部硬直 発熱 頭痛 悪心 嘔吐 意識混濁等があらわれることがある 異常が認められた場合には適切な処置を行うこと なお 本剤接種数年後にも 帯状疱疹に伴う無菌性髄膜炎があらわれた症例が報告されている 8

10 5. 医療安全情報 医療安全情報 (No 年 12 月 ) 腎機能低下患者への薬剤の常用量投与 が 日本医療機能評価機構より 出されました 同情報は オーダ端末にログイン後 [ 医薬品情報 ]>フォルダ [ 緊急安全性情報ほか ] に格納していますので ご覧下さい 9

11 10

12 6. 使用期限間近の医薬品リスト (2018 年 12 月現在 ) 年月医薬品名個数薬価在庫金額 年間使用量 オゼックス細粒小児用 15% カプトリル錠 12.5mg サルタノールインヘラー 100μg ノイロトロピン注射液 3.6 単位 , ビームゲン注 0.5mL 1 2,382 2,382 1 ヘルベッサー注射用 , ジピリダモール散 12.5% JG セフジニル細粒小児用 10% サワイ セフカヘ ンヒ ホ キシル塩酸塩細粒小児用 10% トーワ セフメタゾールナトリウム静注用 0.25g 日医工 セフメタゾールナトリウム静注用 0.5g 日医工 ソル コーテフ静注用 500mg 2 1,249 2, ネオメドロール EE 軟膏 ピシバニール注射用 1KE 2 4,698 9,396 7 プリズバインド静注液 1 199, ,924 0 塩酸プロカルバジンカプセル50mg 中外 ,944 0 インデラル注射液 2mg 乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン デスモプレシン注 4 協和 10 1,678 16,780 1 ノイトロジン注 250μg 2 18,197 36, リスモダン P 静注 50mg リドカイン静注用 2% シリンジ テルモ

13 7. 医薬品情報レパーサ皮下注 140mg ペンについて レパーサ皮下注は 既存の運動療法 食事療法及び薬物治療を最大限受けているにも関わらず LDL-C 値の管理目標値を達成してない患者に対し HMG-CoA 還元酵素阻害剤 ( スタチン ) と併用する薬剤として開発された皮下注射剤です 当院の採用薬となりましたので 以下に特徴をまとめます 一般名 エボロクマブ ( 遺伝子組み換え ) 効能 効果 家族性高コレステロール血症 高コレステロール血症 ( ただし 心血管イベントの発現リスクが高く HMG-CoA 還元酵素阻害剤で効果不十分な場合に限る ) 用法用量 レパーサは 2 週間に 1 回 または 4 週間に 1 回の間隔で投与を行う 1 家族性高コレステロール血症ヘテロ接合体及び高コレステロール血症 : ( 週 ) mg(1 本 ) を 2 週間に 1 回皮下投与 * * * * * 420mg(3 本 ) を 4 週間に 1 回皮下投与 *** *** *** 2 家族性高コレステロール血症ホモ接合体 : ( 週 ) mg(3 本 ) を 4 週間に 1 回皮下投与 *** *** *** 420mg(3 本 ) を 2 週間に 1 回皮下投与 *** *** *** *** *** なお LDL アフェレーシスの補助として本剤を使用する場合は 開始用量として 420mg を 2 週間に 1 回皮下投与することができる 用法及び用量に関する使用上の注意 HMG-CoA 還元酵素阻害剤と併用すること 保存方法 冷蔵庫 (2~8 ) で保管 保管時は箱に入れ 光が当たらないようにする 薬価 23,962 円 / キット 主な副作用 糖尿病 注射部位反応 肝酵素異常 CK(CPK) 上昇 筋肉痛など 12

14 使用方法 投与前の準備 注射方法 13

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