日本版ＩＳＡの道その94

Size: px

Start display at page:

Download "日本版ＩＳＡの道その94"

いとはごみぶち
5 years ago
Views:

1 国際投信投資顧問情報提供資料 / 投信調査室コラム日本版 ISAの道投信調査室コラム日本版 ISA の道その 94 情報提供資料 215 年 3 月 23 日 216 年からの金融所得課税の一体化を考える ~ 外貨建て MMF 等投資家が売却益非課税などを享受すべく 215 年に投資対象を売却した場合は NISA も検討したい ~ 国際投信投資顧問投信調査室がお届けする日本版 ISA に関する情報を発信するコラムです NISA1 年目の口座開設数は 824 万口座で購入総額は 2 兆 9797 億円 215 年 3 月 1 日 ( 火 ) に金融庁が NISA( 少額投資非課税制度 ) 口座の利用状況について速報値を発表 NISA 元年 214 年 12 月末の口座開設数は 824 万口座で 214 年の 1 年間の購入総額が 2 兆 9797 億円と言う事を明らかにした ( 下記テーブル参照 URL は後述 [ 参考ホームページ ]) NISA 口座の開設利用状況調査 (215 年 3 月 2 日時点の最新値 ) 215 年 3 月 2 日現在公表機関金融庁 ~ 四半期ベース ~ 金融庁及び推測日本証券業協会 ( 日証協 ) ~ 月次ベース ~ 日本証券業協会 ( 日証協 ) ~ 月次ベース ~ 対象 NISA 取扱全金融機関 ( 銀行証券会社等 ) 717 社 NISA 取扱全金融機関 ( 銀行証券会社等 ) 主要証券会社 1 社 * 主要証券会社 1 社 * 投資商品 214 年 6 月末時点比率 (%) 214 年 12 月末時点比率 (%) 214 年 8 月末時点比率 (%) 215 年 2 月末時点比率 (%) 総開設口座数 7,273,667-8,24, 1.% 3,79,553 1.% 4,198,636 1.% 買付が行われた口座 - - 3,714, % 1,262, % 2,14, % 稼働率 % % - 48.% - 平均買付額 ( 万円 ) 総買付金額 ( 億円 ) 15,631 1.% 29, ,629 1.% 上場株式 ( 億円 ) 4, % 投資信託 ( 億円 ) 1, % ETF( 億円 ) 14.9% REIT( 億円 ) 146.9% 備考 * 主要証券会社 1 社大手証券会社 5 社とインターネット専業証券会社 5 社総開設口座数と総買付金額は NISA 推進連絡協議会を通じて調査された速報値未報告の金融機関があり廃止済み口座が除かれている等から国税庁発表の口座開設件数 833 万件とは差異がある買付が行われた口座の 371 万件は総開設口座数 824 万件に主要証券会社 1 社の 214 年末時点の稼働率 45.1% を掛け合わせて出たもの平均買付額の 8 万円は総買付金額 2 兆 9797 億円を買付が行われた口座 371 万件で割ったもの ( 出所 : 金融庁 / 国税庁日本証券業協会より投信調査室が作成 ) 稼働率が主要 1 社 (33.3%)> 証券会社全体 (28.7%) は中小地場証券の低稼働率と見なす事は出来ない主要 1 社は 8 月末証券会社全体は 6 月末で調査に 2 か月のタイムラグがある ( 日証協会長 ) 215 年 3 月 18 日に日本証券業協会が発表したもの総開設口座数は 215 年の利用枠が設定された勘定設定口座数買付が行われた口座は 214 年又は 215 年の利用枠のいずれかで買付された口座数平均買付額は 215 年の利用枠での買付金額を買付口座数で割ったもの総買付金額は 214 年と 215 年の利用枠での買付金額の合計 216 年から年間投資額 12 万円ジュニア NISA そして金融所得課税の一体化 1 年目に約 3 兆円が投資された NISA は来年 216 年から年間投資額が 12 万円へ引上げられジュニア NISA が創設される (215 年 1 月 13 日付及び 1 月 19 日付日本版 ISA の道その 86 及び 87 参照 ~URL は後述 [ 参考ホームページ ]) 1/5

2 ただ 216 年にはもう1つ大きな金融証券税制の変更があるのだそれは金融所得課税の一体化である公社債や公社債投信の税制が変わるもので実は既に約 2 年前の 213 年 3 月 29 日に成立した所得税法等の一部を改正する法律案にあったもの同案には日本版 ISA( 少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置 ) の創設及び金融所得課税の一体化の拡充 ( 公社債等の利子及び譲渡損失並びに上場株式等に係る所得等の金融商品間の損益通算範囲の拡大等 ) と出ている(URL は後述 [ 参考ホームページ ]) その当時国内で最も有力な金融専門週刊誌の一つである週刊金融財政事情 ( キンザイ ) の 213 年 3 月 25 日号特集 213 年度税制改正の勘どころの中で投信調査室筆者が下記の通りと述べていたものである (URL は後述 [ 参考ホームページ ]) その一部を下記に引用する金融所得課税一体化拡充はマクロ的には投資促進効果が高くミクロ的には従来の節税法が使えなくなるなど影響は大きいにもかかわらずこれが注目されない要因として開始が 16 年 1 月 1 日からと日本版 ISA より 2 年遅いことがあるだが開始まで時間があるといってもまったく新規の口座開設となる日本版 ISA と違い金融所得課税一体化拡充は投資家が現在投資している公社債等にかかわるものであるさらにこれから公社債等に投資しようとしている投資家にも関係する投資する公社債等を 16 年以降に償還もしくは売却する可能性があるならばそのときの課税上の取扱いをいまから考えておくべきであり開始まで時間があるとはいっていられないいまからしっかりと理解行動しておくことが必要である現在公社債等の利子所得は 2.315% の源泉分離課税譲渡所得 ( 売却益 ) は非課税償還差益は総合課税雑所得 ( 累進税率 ) となっている (* ただし公社債投資信託の償還益は 2.315% の源泉分離課税 ) これが今回の税制改正により 16 年 1 月 1 日からは株式等と同じく利子所得も譲渡所得 ( 売却益 ) も償還差益も 2.315% 申告分離課税となる見込みだ ( ただし利子所得はそのまま 2.315% の源泉分離課税で確定申告不要制度も選択可能 ) これにより現在は可能な節税法すなわち公社債等の償還前売却による譲渡所得 ( 売却益 ) 非課税適用はできなくなる反面現在は公社債等に係る損益を株式等と損益通算できないところ今回の改正により 16 年 1 月 1 日から損益通算ができるようになるより正確にいえば上場株式等の譲渡損失および配当所得の損益通算の特例の対象に特定公社債等の利子所得等および譲渡所得等を加えこれらの所得間ならびに上場株式等の配当所得 ( 申告分離課税を選択したものに限る ) および譲渡所得等との損益通算が可能となる言葉が少しむずかしいがここで上場株式等は上場株式と公募株式投信のことで特定公社債等は一般的な公社債と公募公社債投信のことだ 16 年 1 月 1 日から公社債等でも可能となる損益通算は株式等と同様 3 年繰越しおよび特定口座受け入れが可能である今回の金融所得課税一体化拡充に伴い % の源泉分離課税 ( 発行時 ) が適用される割引債もなくなる割引債の償還差益は 16 年 1 月 1 日から譲渡所得 ( 売却益 ) として 2.315% 申告分離課税となる見込みであるただし 15 年 12 月 31 日以前に発行された割引債でその償還差益が発行時に源泉徴収の対象とされたものについては譲渡所得非課税となるそのほか現在為替差益が非課税になる外貨建て MMF 等の外国籍公募公社債投資信託にも 2.315% 申告分離課税が適用となるなどこれまで節税法として有名だったものがかなり通用しなくなるつまり新しいコンサルティングが必要ということである 2/5

3 日本の個人についての主な金融証券税制現在 215 年 3 月 2 日現在予算年度 27 年度 ( 平成 19 年度 ) 27 年 4 月 ~ 28 年 3 月 28 年度 ( 平成 2 年度 ) 28 年 4 月 ~ 29 年 3 月 29 年度 ( 平成 21 年度 ) 29 年 4 月 ~ 21 年 3 月 21 年度 ( 平成 22 年度 ) 21 年 4 月 ~ 211 年 3 月 211 年度 ( 平成 23 年度 ) 211 年 4 月 ~ 212 年 3 月 212 年度 ( 平成 24 年度 ) 212 年 4 月 ~ 213 年 3 月 213 年度 ( 平成 25 年度 ) 213 年 4 月 ~ 214 年 3 月 214 年度 ( 平成 26 年度 ) 214 年 4 月 ~ 215 年 3 月 215 年度 ( 平成 27 年度 ) 215 年 4 月 ~ 216 年 3 月 216 年度 ( 平成 28 年度 ) 216 年 4 月 ~ 217 年 3 月暦年 27 年 ( 平成 19 年 ) 4~12 月 28 年 ( 平成 2 年 ) 29 年 ( 平成 21 年 ) 21 年 ( 平成 22 年 ) 211 年 ( 平成 23 年 ) 212 年 ( 平成 24 年 ) 213 年 ( 平成 25 年 ) 214 年 ( 平成 26 年 ) 215 年 ( 平成 27 年 ) 216 年 ( 平成 28 年 ) 217 年 ( 平成 29 年 ) 1~3 月与党自公政権 (~29 年 9 月 ) 民社国政権 (~21 年 5 民国政権 (~212 年 12 月 ) 1% の申告分離で申告不要可 (*29 年 1 月から投信償還差益投信解約益が加上場株式公募わった ) 213 年 ( 平成 25 年 )は所得税が7% から7.147% に変更される為株式投信の譲渡 ( 復興特別所得税の付加 ) 1.147% に ( 所得税 7.147% 住民税 3%) 益自公政権 (212 年 12 月 ~) 1.147%( 所得税 7.147% 住民税 3%) から2.315%( 所得税 % 住民税 5%) の申告分離に上場株式公募株式投信の配当分配金 (* 元本払戻金を除く ) 1% の源泉徴収 ( 申告不要 ) か申告分離累進税率 15~5% の総合課税からの選択 213 年 ( 平成 25 年 )は所得税が 7% から 7.147% に変更される為 ( 復興特別所得税の付加 ) 1.147% に ( 所得税 7.147% 住民税 3%) 申告で上場株式等上場株式公募の譲渡益と上場株株式投信の損益式等の譲渡損の損通算益通算可申告で上場株式等の譲渡損失と配当等の損益通算可 3 年繰越申告不要で特定口座の源泉徴収口座内における損益通算 ( 自動的に ) 可能 (* 外国税額控除が適用されず ) 公社債等 ( 公社債公募公社債投信 ) 公社債等の利子所得は 2% の源泉分離課税譲渡所得 ( 売却益 ) は非課税償還差益は総合課税雑所得 ( 累進税率 ) ただし公社債投資信託の償還益は 2% の源泉分離課税国内割引債の償還益は 18% の源泉分離 ( 購入時課税 ) 国内籍公募公社債投信の譲渡益は 2% の源泉税相当額特別徴収 ( 一般的な買取請求の場合で解約請求の場合は 2% 源泉分離課税 ) 外国籍公募公社債投信の譲渡益は非課税 ( 損失控除不可 ~ 無いものとされる ) 尚 213 年 ( 平成 25 年 ) からは所得税が 15% から % に変更される為 ( 復興特別所得税の付加 ) 2.315% に ( 所得税 % 住民税 5%) 割引債は 18% が % に株式 ( 投信 ) と公社債 ( 投信 ) が損益通算可 2.315% 申告分離課税 % 源泉分離課税 ( 発行時 ) 割引債は廃止 25 年 ( 平成 17 年 )12 月 31 日をもって 65 歳以上の高齢者マル優制度高齢者特別マル優制度 (35 万円 ) が廃止され 26 年 ( 平成 18 年 )1 月 1 日からは障害者等の少額預金の利子所得等の非課税制度 ( 通称障害者等のマル優 ) と障害者等の少額公債の利子の非課税制度 ( 通称障害者等の特別マル優 ) に障害者等のマル優は預貯金合同運用信託特定公募公社債等運用投資信託および一定の有価証券で計 35 万円障害者等の特別マル優は国債および地方債で計 35 万円 ( 別枠 ) 非課税制度 NISA( 少額投資非課税制度 ) は年間 1 万円までの上場株式等への新規投資についてその譲渡配当所得が最長 5 年間非課税となる 2 歳以上が対象で 214 年 1 月 1 日に始まり NISA 口座開設期間は 223 年 12 月 31 日まで 216 年より年間 12 万円へ引き上げ恒久化要望ありジュニア NISA( 歳から 19 歳年間 8 万円まで ) 216 年 1 月から口座開設受付開始で 4 月から投資可能へ ( 出所 : 日本の官報内閣府金融庁財務省国税庁政府税制調査会などより投信調査室が作成 ) 以上の話だが前頁の本文に開始が 16 年 1 月 1 日からと日本版 ISA より 2 年遅い事もありあまり注目されなかったしかし 216 年 1 月 1 日まで 9 カ月近くとなりここに来て注目される様になってきた 215 年 3 月 11 日付日本経済新聞朝刊は個人投資家に向けて特に影響を受けるのが外貨建ての商品これまで実質的に非課税の恩恵を受けられたのに来年からは課税される商品もあると報じ日本最大の金融総合専門紙であるニッキン 215 年 3 月 13 日付号は金融業界は一体課税への対応が急務とし債券と投資信託から得られる配当利子譲渡損益を合算して課税する新税制に対処するには横断的に特定口座を管理できる仕組みや顧客への事前案内確認を徹底することが求められると報じている (URL は後述 [ 参考ホームページ ]) 3/5

4 外貨建て MMF 等の投資家が売却益非課税などを享受すべく 215 年に投資対象を売却した場合は NISA も検討したい先のキンザイ 213 年 3 月 25 日号最後の現在為替差益が非課税になる外貨建て MMF 等の外国籍公募公社債投資信託にも 2.315% 申告分離課税が適用となるなどこれまで節税法として有名だったものがかなり通用しなくなるが 215 年 3 月 11 日付日本経済新聞で最初に出ていた外貨 MMF( マネーマーケットファンド ) の為替差益が非課税でなくなるのはショックと話すのは都内在住の会社員川田悦子さん ( 仮名 35) 円相場が 1 トル =9 円台前半だった 2 年前ドル建て MMF を 1 万トル分買った 12 円前後まで円安ドル高が進んだ今では 3 万円近くの含み益があるである現在外貨建て MMF/ 外国 ( 籍 ) 公社債投信を含む公社債等の利子所得は 2.315% の源泉分離課税譲渡所得 ( 売却益 ) は非課税償還差益は総合課税雑所得 ( 累進税率 ) となっている (* 公社債投信の償還益は 2.315% の源泉分離課税 ) これが 216 年から利子所得譲渡所得償還差益がいずれも 2.315% の申告分離課税になる 215 年内であれば売却すれば非課税だが 216 年以降は 2.315% の申告分離課税がかかる事となる 215 年 3 月 2 日 ( 金 ) に日本証券業協会から発表された 215 年 2 月末の外貨建て MMF の残高は 2 兆 2853 億円昨年 214 年 12 月末に 2 兆 3288 億円と過去最高を更新している (URL は後述 [ 参考ホームページ ]) その約 65% を占めるのが米ドル建て MMF で 1 兆 4862 億円米ドル高も手伝い米ドル建て MMF は昨年 214 年 12 月末に 1 兆 526 億円と過去最高を付けているその後 215 年 2 月末にかけて残高は-1.1% 減少した 1 トル = 円から円と-.1% の値下がりなので ( ブルームバーグより ) 過去最高から 1% 近く売却された可能性があるただ先の日経に出ていた含み益を抱える個人はまだまだ多そうである 215 年 3 月 11 日には 1 トル = 円と 214 年 12 月 5 日以来の円安米ドル高となっている (*214 年 12 月 5 日の 1 トル = 円は 27 年 7 月 25 日以来の円安米ドル高 ) 米ドル建て MMF を中心とした非課税での売却が予想される ( 単位 : 億円 ) 24, 2 2, 18, 16, 14, 1 1, 8, 6, 4, 日本の外貨建て MMF 残高 ( 積み上げ面グラフ ) 2 年 11 月末 ~215 年 2 月末 214 年 12 月末に外貨建て MMF は 2 兆 3288 億円と 1 年 6 カ月ぶり過去最高を更新米ドル建て MMF 加ドル建て MMF 豪ドル建て MMF ユーロ建て MMF 英ポンド建て MMF NZ ドル建て MMF 2 年 11 月 21 年 8 月 22 年 5 月 23 年 2 月 23 年 11 月 24 年 8 月 25 年 5 月 26 年 2 月 26 年 11 月 27 年 8 月 28 年 5 月 29 年 2 月 29 年 11 月 21 年 8 月 211 年 5 月 212 年 2 月 212 年 11 月 213 年 8 月 214 年 5 月 215 年 2 月 ( 出所 : 日本証券業協会より投信調査室が作成 ) ( 単位 : 億円 ) 16, 米ドル建て MMF 14, 1 1, 8, 6, 4, 日本の外貨建て MMF 残高 ( 折れ線グラフ ) 2 年 11 月末 ~215 年 2 月末米ドル建て MMF は左軸である事に注意 NZ ドル建て 2 年 11 月 21 年 8 月 22 年 5 月 23 年 2 月 23 年 11 月 24 年 8 月 25 年 5 月 26 年 2 月 26 年 11 月 27 年 8 月 28 年 5 月 29 年 2 月 29 年 11 月 21 年 8 月 211 年 5 月 212 年 2 月 212 年 11 月 213 年 8 月 214 年 5 月 215 年 2 月 ( 出所 : 日本証券業協会より投信調査室が作成 ) 8, 7, 6, 5, 4, 3, ユーロ建て 1, 米ドル建て MMF( 左軸 ) の残高は 214 年 12 月末に 1 兆 526 億円と過去最高豪ドル建ての残高は 213 年 4 月末の過去最高 6674 億円から減少加ドル建て英ポンド建てユーロ豪ドル加ドル英ポンド NZ ドル建て MMF 4/5

5 NISA1 年目の購入総額は 2 兆 9797 億円だったがその額の 3 分の 2 を超える額のある外貨建て MMF の売却益が非課税でなくなる 215 年の内に非課税を享受し外貨建て MMF を売却する個人が増えそうであるこうした場合投資額に制限はあるが NISA も検討余地がある外貨建て MMF そのものは公社債と同様 NISA の対象ではないが (213 年 8 月 5 日付日本版 ISA の道その 23 参照 ~URL は後述 [ 参考ホームページ ]) 外貨建て MMF に少しでも近い株式投信外債 / グローバル債券ファンドを検討すると言う事注意として短期金融商品中心の外貨建て MMF に対して債券価格変動リスクが高くなる場合がある事外貨建て MMF より高い信用リスクを取っている場合がある事手数料の高い場合がある事などがある米ドル建て MMF の米ドル建て利回りが.2% も無い中 (215 年 3 月 2 日現在 ) 外貨建て MMF より高いリスクを取っても良いと考える投資家もいると思われるのでそのあたりを十分理解しリターンを目指し非課税を享受する事を期待する [ 参考ホームページ ] 215 年 3 月 1 日 ( 火 ) 付金融庁公表 NISA 口座の利用状況に関する調査結果 ( 速報値 ) の公表について年 3 月 11 日付日本経済新聞朝刊 NISA 口座開設一巡昨年末 13% 増止まり利用促進が課題に年 3 月 18 日付日経 QUICK 年 1 月 13 日付日本版 ISA の道その 86 税制改正大綱にジュニア NISA 創設と NISA12 万円への引き上げ!1 月から年単位で金融機関の変更が可となり NISA 拡充に期待が膨らむ中 NISA の 215 年分で何に投資する? NISA の 214 年分の投資 ( 投信分 ) を総括!! 年 1 月 19 日付日本版 ISA の道その 87 ジュニア NISA は歳から始めれば最長 2 年近くが非課税に! 現行 ( 成人 )NISA と合わせ 4 人家族で年 4 万円累積 2 万円!! 家計の長期資産形成が大いに期待される年 3 月 29 日成立の所得税法等の一部を改正する法律案週刊金融財政事情( キンザイ )213 年 3 月 25 日号特集 213 年度税制改正の勘どころ年 3 月 11 日付日本経済新聞朝刊外債節税できる売り時は? 電子版金融課税 216 年問題もうけ占う外債の売り時含み益か含み損か利幅も考慮年 3 月 13 日付号ニッキン年 3 月 2 日発表の日本証券業協会の外貨建て MMF の残高データ年 8 月 5 日付日本版 ISA の道その 23 NISA( 日本版 ISA) で国債などの公社債や公社債投信?~ 個人向け国債個人向け社債 MMF 等公社債投信そして株式投信日本債ファンドについて考える ~ 以上 ( 投信調査室松尾窪田 ) 本資料に関してご留意頂きたい事項本資料は日本版 ISA( 少額投資非課税制度愛称 NISA/ ニーサ ) に関する考え方や情報提供を目的として国際投信投資顧問が作成したものです本資料は投資勧誘を目的とするものではありませんなお以下の点にもご留意ください本資料中のグラフ数値等はあくまでも過去のデータであり将来の経済市況その他の投資環境に係る動向等を保証するものではありません本資料の内容は作成基準日のものであり将来予告なく変更されることがあります本資料は信頼できると判断した情報等をもとに作成しておりますがその正確性完全性等を保証するものではありません本資料に示す意見等は特に断りのない限り本資料作成日現在の国際投信投資顧問投信調査室の見解です 5/5

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については申告分離課税の対象となりますなお利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については申告分離課税の対象となりますなお利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金だけで課税関係を終了することもできます ( 確定申告不要制度の対象 ) 公共債の利子平成 27 年

日本版ＩＳＡの道 その94

日本版ＩＳＡの道その94