ソニー子ども科学教育プログラム 2013年度優秀校 論文

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3 そう思うどちらかといえばそう思うあまり思わない思わない 理科が楽しい ( 好き ) 実験 観察は自分から行っている 理科で学んだことが生活で役立った

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5 Ⅱ.2013 年度の研究に基づく授業実践 実践記録 1 単元名 ものの燃え方と空気 (6 年 )2013 年 4~5 月 学習前と学習後の思考の変容とつながりを意識した授業内容の工夫 6 年生最初の単元である ものの燃え方と空気 では 人類が他の動物が扱わなかったものを便利だと使用したことにより目覚ましい進歩をとげたものとは? と質問すると 子どもたちからすぐに 火 と回答が返ってきた そこで 今は身近なものになっている火を 燃やし続けるにはどうしたらよいかを 学習前 学習後シート に記入して科学的な見方や考え方の深まりを子ども自身が実感する工夫をした 以下はシートの内容である <A 児 > <A 児の学習前の記入 > 火の中に紙や葉を入れると燃えて空気が悪くなる ビニールなどをとかすことができる 水をかけると火が消える A 児の記述は 生活経験によるものが多いことが分かる 燃やした後の気体についても触れているが 空気が悪くなる といった抽象的な内容である <A 児の学習後の記入 > 燃えた後は燃やす前より 酸素が減って二酸化炭素が増える ( アルコールランプは ) 空気の通り道が蓋をするとなくなるから火が消える 学習内容から具体的に燃えた後の気体を記述している さらに アルコールランプの消火構造を 学習内容の応用として触れている - 3 -

6 <B 児 > <B 児の学習前の記入 > マッチで火を点ける 煙が出る 空気が汚くなる マッチで火を点ける 水で火は消える マッチで火を点ける だんだん炎が大きくなる 空気が凄く汚くなる 黒くぬった紙に虫眼鏡で日光を当てると火が出る マッチで火を点けるから枝分かれのように矢印で現象をつないでまとめている さらに 3 年生の学習内容 ( 虫眼鏡を使用して日光で紙を焦がすこと ) も想起していることが分かる 燃えている間の空気の通り道が下から上であること 酸素は燃える性質がある気体であること 燃えた後の気体は酸素が減って 二酸化炭素が増えること ( 気体検知管を使用して調べる ) 空気の通り道 や 燃えた後の空気の成分 のキーワードとなる事柄を押さえ 物が燃える現象 を科学的な見方で具体的にまとめていることが分かる 学習後は A 児 B 児ともに 学習前との科学的な見方や考え方の深まりを 目に見える形として記入することにより実感している この時点では 学習内容を生活に活かす内容は見られなかった シート自体に慣れていないことと 単元全体の内容をまとめることに精一杯だからではないかと考えられる - 4 -

7 生活経験のつながりを意識させた体験活動の工夫 子どもたちは 5 年生の宿泊体験でキャンプファイヤーを経験している そこで キャンプファイヤーのように ミニ井桁を作って燃やし切ろう と投げかけた ここでは 共通体験から科学の視点が生活で生かされていることを実感させるべく設定した活動である <ミニ井桁の材料 > 割り箸を4 等分にした物 12 本 割り箸の接着用ボンド 種火として使用する新聞紙 1 枚 ( 燃やす時に入れるマッチは10 本 ) < 条件 > 最後まで燃やし切る井桁を作成する 12 本全て使って組む 新聞紙はちぎったり丸めたりしてよい 実際に作成したグループごとの井桁 予想段階で井桁の組み方の違いに視点をあて 問題意識を深め合う工夫 井桁の組み方を工夫した考えを相手へ伝える手段として イラストと理由 を使って画用紙にま とめ 発表し合った 考え方の相違点を押さえるだけでなく イラストが大きく 説明は分かり やすい言葉 などの表現方法のポイントにも気付くことができた <2 班 > <3 班 > <1 班 > 空気の通り道がたくさんあり この形にした理由それぞれの 木 が燃えやすそうだから 空気がよく入るようにしたかったからくっついているの 火が全体にいきやすい形だと思ったからで 火が燃え移りや すいと思ったから <4 班 > 新聞紙はよく燃えるか らその木の棒にはさむ <5 班 > と一緒になって木の棒 イゲタの中のはばが も燃えると思ったから 広いと燃えなかった から はばをせまく した <8 班 > 面積がせまい方が燃 <6 班 > <7 班 > え広がるのがはやい すきまを開けて 割りばしを組む 三角形は内側の面積が四角形より小 と思ったから ことで空気が出入りできるから さいから燃えやすいと思った - 5 -

8 単元を貫く問題意識を高める体験活動の工夫 実際にグループで作成した井桁を燃やしたところ 1 班のみが火が燃え続けることができず 2~7 班は最後まで燃えきることができた そこをきっかけとして 子どもたちは ものを燃やし続けるには 何かきまりがあるのではないか と気付き始めた 燃やしている時の様子 燃え残った 1 班 燃えきった 2~7 班 < 実験後の上記の活動に触れた子どもの考察 > 自分の班のいげたは 空気の通り道が1つしかなかったから 燃え切らなかった 今まで問題意識の低い子どもにとっては やらされた実験で終了してしまい 生きた学びになっていなかった さらに 結果を基にして考察をする場面においても他の子どもに追随するだけになっていた こうした子どもたちも この体験活動から 空気の流れにしっかりと目を向けられた また 温かい空気が上 冷たい空気は下と関連付けていることから4 年生 ものの温まり方 と関連付けて考えられていることがわかる - 6 -

9 考え方の違いを共有し深め合う考察の工夫 本校の児童は 工夫して書くことのポイントを身につけ 書くことを比較的楽しんでいるように見受けられる しかし 理科の場面においては 結果 と 考察 の書き分けの理解ができない面がある そこで 手立て 1. 違いの分かる説明手立て2. 掲示物の活用から 理解の深め合い をねらいとして実施した < 結果と考察の違いの説明内容 > < 結果の書き方 > 数値などを用いて 実験から誰が見ても同じ状態 変化を 自分の感情 気持ちなどを含めずに記入する 見やすくするためにグラフ 表などを使ってまとめる < 考察の書き方 > 結果から何が言えるかをまとめ そこから自分の考えや疑問を記入する 見やすくするために イラストを使ってまとめる < 見て学ぶ ことをねらいとした掲示活用の工夫 > 結果と考察の違いの参考となる児童ノート 学習の振り返りとともに 結果と考察の違いをはっきり分けている児童ノートを 他の児童の参考資料として掲示物に添付した その際 教師から細かな指導や助言をするのではなく 友達のノート記述から 見て学ぶ ようにさせた 子どもたちは 隣のクラスの子のノートだ! や このまとめ方すごい見やすいよ など 興味をもってまとめ方に着目していた - 7 -

10 こうしたの手立てにより 子どものノート記述から変容の姿が見られつつある 以下は同一児童 による 結果と考察の書き分け のノート内容である ( 変容前の単元 : 物の燃え方 変容後の単元: 植物のからだのはたらき ) 考察 : 上と下の空気の通り道があると燃える 考察 : 葉に日光をあてると でんぷんが作られるということが分かったから つまり 光合成と関係があるのだと思いました だからお米は かりとる前に日光に当たっているから でんぷんがあるのだと思いました だったら 日光に当たっている植物はすべてでんぷんがあると思いました 変容前 変容後 さらに 子どものノートからは結果と考察の書き分けとともに 考察の中で生活とのつながりや科学的な見方や考え方の新たな視点での記入が見られた 考察 : 酸素が減っているということは 燃えるときに酸素が必要なのだと思います そして あまり全体のうちの酸素の量は変わってないので火事の時も落ち着いて行動すれ助かると思うので落ち着いて行動した方がよいと思います 考察 : 空気の通り道で その空気は酸素で酸素の通り道をつくれば1 班のイゲタも燃えたと思います 実験前まで火事になると酸素が無くなると考えていたことが 実験から酸素量があまり変わらないことに着目して 火事の時の行動と結び付けてまとめていることがわかる 実験結果から酸素が燃やすはたらきがあると理解し 導入で実施したミニ井桁づくりで 1 班の燃え残った原因を科学の視点から思考して 燃え尽きるための手立てを提案している - 8 -

11 思考の深まりからの探求 ものの燃え方と空気 の学習を実施する中で 学習の延長上に子どもたちの様々な疑問がうまれてきた 以下は 理科の学習の中で芽生えた疑問を自主学習において 自ら調べてまとめてきたものである < 疑問 調べる活動へ> ものの燃え方と空気 の勉強で実験の後に燃やした後に出たけむりがくさくて灰色だったから なぜそのようなことになったのか不思議だったから < 疑問 調べる活動へ> 実験で使用した石灰水から なぜ白く反応するのか 疑問に思って調べてまとめたもの ノートの左半分に ものの燃え方と空気 の学習内容をまとめている 右半分で学習から疑問に思った 空気のない宇宙でロケットの燃料が燃えるのはなぜか と 空気のない宇宙でなぜ太陽が燃えるのか を調べてきたもの 理科っておもしろいな で留まることなく もっと調べてみたい と感じて行動した姿であると考えられる - 9 -

12 実践記録2 単元名 動物のからだのはたらき 6年 2013年5 6月 学習前と学習後の思考の変容とつながりの工夫 物の燃え方と空気 の単元と同様に学習前 学習後シートを使用して思考の変容を実感できるよ うに設定した A 児 B 児 学習前は 消化を中心にしか考えていなか ったものが 学習後には呼吸と消化を押さ えている他に血液の大切さにも着目して いる 学習前はどちらかというとイラスト が全体を占めているのに対し 学習後は図 を使って見やすくまとめられていること が読み取れる 学習前は 呼吸には酸素 消化には食べ物 と水分が必要なことをまとめている 学習 後には 多くの臓器の名前を挙げ 全て大 切で必要であることと 消化には良く噛ん で食べる方が良いことに触れている事か ら学習内容を生活場面へ生かそうとして いることが分かる 物の燃え方と空気 の時と比較すると 自分自身に重ねて考えやすいこともあってか 学習内 容を生活場面に生かそうとする内容が多く見られた

13 生活経験のつながりを意識させた体験活動の工夫 全身の血液の流れとはたらきについて考える場面において 脈拍と心臓の拍動数は同じか聴診器で確かめた その後 酸素を全身に行き渡らせる時に心臓は血液を送り出すポンプのような役目をすることを実感するために 実際に運動 ( 鬼ごっこ ) をして運動前と運動後の脈拍数の違いを調べた 運動前脈拍計測運動中 ( 増やし鬼 ) 運動後脈拍計測 普段子どもたちの中でよく行われる 鬼ごっこ であるが 運動することによって身体の中の仕組みはどうなっているのか考えながら活動しており 運動後の脈拍計測では すごい数が増えてる! などの驚きの言葉が聞かれた 以下は児童のノート記録である 考察でも触れている通り 動くことで酸素が必要になり 体中に酸素を送るための心拍数増加を読み解いている 日常で行われている体験活動を 科学の視点を用いて取り組むことにより自分の体の中は今どうなっているのか考えることができていることが読み取れる 実験前の思考は 走ることで脈がビックリするから速くなったと思っていた という曖昧な思考が 科学の視点を用いた体験的活動により 実験後血液の流れと心臓の動きに着目することができている また 今までの経験と実験内容を照らし合わせて 心臓の近くに肺があるので走ったら苦しくなるのではないか と考察していることが分かる

14 考察 : 拍動と脈拍は同じ動きをすることが分かった 鬼ごっこをした後は すごい激しかった 1 分後に 心臓を服の上から触ってみたら 同じくとても激しかった この実験を象やネズミでやってみたい 児童は運動をすると脈拍や拍動数が上がることは想像できるが 具体的な数値で見てみると予想よりはるかに多くなっていたことに驚いている さらに 自主的に1 分後 自分の服の上から拍動を確かめてみたら運動直後と変わらないことを確認していることから興味が高まっていることが分かる その表れが 同じ実験を象やネズミでやってみたい と他の動物との違いに興味が広がっていると考えられる 相手意識をもった発言 表現方法の深め合いの工夫 物の燃え方と空気 の時は画用紙にイラストと理由をまとめたが 書き直しができない点と話し合ってまとめるより 図工の作品づくりのようにイラストの色を塗るグループが多かった そこで 自分の考えを分かりやすく説明するために ホワイトボードによる予想発表会形式を取り入れた < 口で吸った空気は?> 気管 肺 心臓理由 : 空気は吸って気管を通り 肺に入り 肺胞によって酸素と二酸化酸素の交換が行われ 血液の流れによって心臓に行くと思ったから 気管 肺 心臓気管 肺 心臓理由 : 理由 : 気管と心臓は直接つな全身に行くには 肺を通ってがっていないから から心臓にいきそうだから 発表会から お互いの考えや気づきの違いに目がいき 考えや視点が広がるきっかけとなった 活用方法や場についてはさらに工夫したい

15 思考の深まりからの追究 活用 ものの燃え方と空気 と同様に 学習を進めていく中で様々な疑問が子どもたちの中に芽生えた 特に 授業の中で 鯉は他の魚と違い 胃が無い と紹介した点について疑問をもち 調べてくるものが多かった 魚には 有胃魚 と 無胃魚 ( 鯉 サンマ ドジョウ めだか ) がいる 授業では 胃がない魚は 鯉 のみの紹介だったが 自主学習により他にも胃が無い魚を調べてきている さらに 普段食事で食べている サバ を料理する際 呼吸器官である エラ を観察した様子を報告してきてくれたモノもあった 今まで 授業の中で 生活に生かしていきたい といった記述は沢山あったが 実際に行動できたものは少ない 今回の自主学習のように 実際の行動に写し 自分で納得して学習としてまとめあげる姿はまさに 科学が好きな子ども の姿なのではないだろうか 次にあげる写真は 思考の深まりからの活用の場面では番外編とも捉えられるかもしれないがあげさせていただく この児童は 臓器の働きの学習後 自分のお気に入りのキーホルダーのぬいぐるみに人間の臓器を紙に書いて貼っている 一見ふざけているようにも見えるかもしれないが 理科が好き 科学が好き だからこその行動ではないか

16 実践記録 3 英会話のスペシャル授業 (6 年 )2013 年 3 月 学習内容のつながり からの科学の視点を取り入れた英会話授業 本校は平成 17 年度より英会話の自主研究を始め 本年度は小 中一貫 英会話 研究推進モデル校としての発表を予定している この学習の中に 物の見方 考え方 につながる題材を取り入れる ここでは ものの浮き沈み を行った そして 児童が身近な野菜や果物を使った簡単な実験を英語だけで表現し 伝え合おうとすることで 事物 現象のポイントをしっかりと見つめることになると考えた < 用意した物 > 水槽 ( 中に水を入れる ) 野菜 ( ジャガイモ さつまいも ブロッコリー 人参 かぼちゃ ピーマン トマト ) 果物 ( みかん オレンジ バナナ キウイ ) < 授業の流れ> 1. 浮く (Float) 沈む (Sink) の言葉の確認 2. ジャガイモを水槽に入れて水に沈むことを確認 3. 児童の選択する野菜や果物に 浮く 沈む を理由も含めて予想 4. 実際に水槽に選択した野菜や果物を入れて確認 5. 結果から浮く 沈むのきまりを考察 ( 全部で5 種類の野菜や果物を入れて 浮く 沈む法則を見つける ) < 授業の様子 > 子どもたちは 5 種類の野菜や果物を入れる度にカウントダウンをして 浮く 沈む をドキドキしながら確認していた また 回数を重ねていくことで考察を通して 浮く 沈む法則 を立てていた 最後に 土の中で育つ野菜は沈み 土の上で育つ野菜や果物は浮く と知ると へ~! と感嘆の声をあげていた

17 A 児のワークシート B 児のワークシート 始めは水分量の違いと予想していたが 実験の回数を重ねることで 体積の違いと考えを変えていくことが分かる 最後まで 空洞 で規則性を考察していたが 最後に外 Float 土 Sink とまとめて納得したことが分かる 普段の英会話はレクや歌が中心だったが 一問一答の形から規則性を見出す活動は児童のだんだん分かってくる様子が表情から伺えた また 規則性に気付いてくると結果が分かるごとに反応よく考察する姿が見られた 学習感想からも夢中になった様子が見られる 今回 浮く 沈む の二択という < 学習感想 > シンプルな実験を繰り返すことで英会話としても単語を反復練習のように覚えるのではなく 楽しみながら覚えていた姿にこれからの学習内容の工夫の可能性を感じた 今後 この英会話の学習で扱う内容に 動物や植物の分類など 子どもたちにとって興味深く 物の見方や考え方を工夫して表現する内容を取り入れていきたい

18 実践記録 4 さいたま市青少年宇宙科学館との連携による出前授業 (6 年 )2013 年 2 月 昨年度の論文で教育計画に位置付けた さいたま市青少年宇宙科学館と連携した 出前授業 を実施した 内容は 人と環境 で現在の日本の発電事情 ( 火力 風力 水力 原子力 ) から 実際に手回し発電機で発電の仕組みと大変さを実感し 環境に良い発電を考えていくものである すでに 授業で手回し発電機による豆電球と LED を発電させる手応えの違いは実験していたものの 専門的な知識の解説と発電の仕組みを踏まえた実験に 児童は大きな興味関心をもった 授業の中で学んだことの発展学習として たいへん効果的な内容となった 学習内容のつながり ( 発展 ) を意識した工夫 出前授業の内容の中では ペルチェ素子 による発電実験を全員が実施した 本来 中学理科の内容であるが 二酸化炭素を排出しない方法の発電としての紹介の他に 中学校で学習する内容であることを児童に紹介することで 中学校の授業への期待が高まったように感じた ペルチェ素子の担任によるモデル実験 児童同士のペルチェ素子実験 また 今回の 出前授業 は本校の特別支援学級の児童も一緒に参加した 事前に大きな音の実験は避けることや 座席の配慮はしたが当日の児童の様子は 驚いて怖がる様子もなく楽しそうに周囲の児童と最後まで実験を取り組んだり 話を聞いたりすることができていた 担任によるモデル実験から安全であることを確認してから実験することや 普段の交流学級の友達が周囲にいることから安心感のもとで取り組むことができたのではないかと考えられる 特別支援学級の担任からも 学習を通して 児童につながりを実感でき 良い経験になった と評価された

19 Ⅲ 研究を実施してからの子どもの姿 ( 学習感想から ) これまでの研究を振り返るにあたり 研究の中心となった2013 年度 ( 平成 25 年度 ) の6 年生へ1 学期の理科の学習感想を記入してもらった 以下がその内容である 6 年生の1 学期では 身近なことについて学習して 私たちが今 生活しているのは 自然のおかげだと思いました 今 呼吸しているのは植物のおかげ 食べ物を食べられるのも植物のおかげ 水がのめるのは雨などのおかげだから 自然を大切にしようと思いました 森林破壊などは 結果自分たちを苦しめるのではないかと思います 理科の授業を通して科学的理解を培い 地球環境へ感謝の思いをもつことができている さらに 森林破壊がどう影響するのかを考え 自分の考えをもつことができている 私は 1 学期の単元は この理科のテーマのように 環境と全て関わっていることが分かりました また どの単元も全部つながっているなと感じました なぜなら ものを燃やすと酸素が減って 二酸化炭素が増え たとえば 工場や車などから排出されてその空気で私たち人間と動物 植物が呼吸をします 今はまだきっと木や植物が多いと思うけど ずっと無駄な植物 ( 森林 ) 伐採をしていけば 木が減って 動物も人も空気が汚れて住みづらくなってしまうと思います だから 無駄な伐採はしないでほしいし 近くへ行くときは 車じゃなくて 徒歩など 自分ができるようなことをやって 地球を住みよい星にできたらいいなと思いました 単元全体を通して 環境 と結び付け 感想を記入していることが読み取れる また 自分でできる環境保護についても考え 活用しようとしていることが分かる 環境保護を他人事で考えず 自分が住んでいる地球として 将来を真剣に考えていこうとしていると考えられる 子どもたちの学習感想から 一貫したテーマをもった授業づくりの大切さを感じた 何のためにこの学習をしているのかいつでも振り返られるテーマをもち 科学的な見方 考え方を楽しみながら学習し 活用を真剣に考えることが大切である さらに 学習内容を活かして 地球と自分のより良い関係 で向き合って生活し 実践する姿になってこそ 価値ある学習 なのではないかと考える

20 Ⅳ 実践の成果と課題 学習内容のつながり 1. 単元や授業の流れのつながり < 成果 > 学校生活の時間割に沿った学習活動では ほぼ1 時間ごとに教科が変わる 子どもたちの思考は 1 時間ごとに区切られ ややもすると単元を通しての意識が途切れてしまう場合がある 今回の実践では 単元を貫く問題提起 ( 事象との出会い ) にポイントを置くことで 子どもたちが追究するテーマを一貫する授業を実践することができた 子どもたちの考察内容からも 学習が進む中で あの時の実験は 今回の学習内容のココが関係しているのではないか と本時の学習と今までの学習のポイントを置くことで 結び付けてまとめる姿が多く見られた < 課題 > 今回研究の中心となった6 年理科の1 学期は 環境 をテーマとして授業実践を行うことができた 2 学期以降は 太陽と月の形 や てこのはたらき 水溶液の性質とはたらき など 1つのまとまりのあるテーマにはなりにくい 子どもたちにとって 価値ある学習 となるように 教師として子どもたちにとっての学びの必然性を明確にして 学習活動を展開していきたい 2. 教科 学年を超えた学習内容のつながり < 成果 > 学習は常に積み重ねていくものであり いきなり新しい内容が始まることはない ことを伝えることで 学習のつながりを感じながら 子ども自身がのびのびと取り組むことができる姿を見ることができた また 予想や考察の内容からも 既習を結び付けられるようになってきた 英会話と理科の合科授業では 子どもたちに少しずつ法則を見出させる楽しみと2つの授業が合わさった新鮮さを感じさせることができた 英会話の学習の雰囲気は独特で馴染まない様子の児童も 理科との合科授業では自然で楽しそうな表情で取り組めていた < 課題 > 学年を超えた学習内容のつながりは 教材研究の段階でさらに明確にして取り組みたかった しかし 実際には1 時間の授業をこなすことで精一杯となり 学習の系統性の意識が薄かったことを反省している 6 年間を見通した学習から 既習を活かす学習となるように学校全体として学習内容のつながりを一覧にするなど 教科部の活用を充実する必要がある 今回実践した英会話との合科授業は あくまでも余剰時間の中での実践で行った 英会話の教師との打ち合わせの時間も取り 準備も時間がかかったのが反省である 今回の授業を活かして 指導案を次年度へ送り 打ち合わせや準備に活かせるようにしたい 3. 中学校へのつながり < 成果 > 出前授業から 6 年生へ中学校への期待を高める授業実践を実施することができた 中学校への不安を言葉にしていた子どもも 徐々に期待へと変化していく様子も伺えた 自信をもって学習に

21 向かうことが大切であることを再認識し 中学校の学習が何でも新しい始まりなのではなく 小学校とつながっていることを実感するきっかけ作りにもなることができたと考えている < 課題 > 今回の取組は あくまでも本校の中だけの取組でしかない 中学校から どんな学習を身につけさせておくべきか や 中学校の学習でどうつなげていくか を意識したり 中学校の教師からの声を直接聞いた実践ではない さいたま市では 本年度から小中一貫教育を掲げており つぼみの日 として小学生と中学生の交流の日を設定した 子どもだけでなく 教師どうしも交流を重ね つながっていく必要があると感じる 思考のつながり 1. 生活経験と既習のつながり < 成果 > めざす児童の姿が 学習して得た知識を生活で生かし 自分と地球との関わりを科学の視点から考えられる子 である 生活経験や既習の振り返りから学習内容へと進行していく授業展開はとても自然な流れだと感じる さらに 単元が終わってから 生活へどう生かしていくか を考えることによって単なる知識に留まることなく 価値ある学習 へ近づくことができたように考える < 課題 > 本校はビルに囲まれた生活環境の中であるため 経験のバラつきが見られる 全ての児童が同じように経験しているものを導入で触れるように配慮したが 学習内容によっては経験の差が出てくる 既習に至っては 児童の声から やってない とよく聞かれるがよく聞いてみると 覚えていない という方が多かったため大きな問題は見られなかった やはり 子どもの心にしっかり刻まれる体験活動や単元全体にわたってつながりのある学習を継続していく重要性を感じる 2. 学習前と学習後の思考の変容とつながり < 成果 > 学習前 学習後シート の活用により 子ども 教師共に目で見て学習内容の習得を実感することができた また 内容を精選してよりシンプルにしたことで子どもの思考に対する表現力を高めることができた たくさんの学習内容を見やすく 分かりやすくしようと苦悩しつつ まとめることを楽しむ子どもの姿が確認できた < 課題 > 単元の導入前とまとめ後に 学習前 学習後シート の記入を位置付けたが 導入では 上記で述べた生活経験のバラつきと既習内容を覚えていない児童にとっては記入することが難しく 20 分ぐらいの時間が掛かっていた さらに学習後は 学習内容をまとめることに集中してしまい 活用場面の思考 まで余裕をもって取り組むことが難しかった 記入内容と記入する場面を考え 子どもの豊かな発想力を発揮できるようにさせたい

22 考えの深め合い 1. 予想段階での考えの違いに視点をあて 問題意識を高め合う工夫 < 成果 > 昨年度の6 年生へ予想をするのがなぜ苦手なのか質問してみたところ どうやって考えを文字や図 イラストにすればいいのか分からない と返答された そこで 様々な考えを共有する 友達から学ぶ ことを行い 考えを深め合うことができた これまでは 予想のポイント を教師から示すことが多く 今回の実践は他教科でも活かされるべき姿であると考える < 課題 > 今回 予想の共有をする場面で模造紙やホワイトボードを使用して取り組んだ 個人の予想をグループでまとめる際に どうしても思考の面での力関係が生まれ 良い考えでも活かされない場面も見受けられた 集団で共有する前段階のグループの共有場面で 一人ひとりの考えを大切にする話合いのルール を確立したいと感じる 2. 考察の考え方の違いを共有する高め合い < 成果 > 今まで結果と考察の違いを理解できなかった子どもたちから 違いが分かり 考察を考えたり書いたりすることが好きになった という感想や声を多くもらった また 結果から考えられることが一人ひとりちがうことの新鮮さを感じている様子も多く見られた 良い考察として発表してもらった児童に対して 同じ結果なのに ああやって考えられるなんてすごい と感心する場面もあった 考察を深めていくことは 学習に対する自主的な姿勢を伸ばすことにつながるように感じた < 課題 > 考察は学習内容を踏まえて広い視野をもって考えることから どうしても時間に個人差が生じた 考察の記入場面だけで考えるのではなく 実験して結果を出す段階から考察しながら取り組むべきであるように思う そうすることで 結果を出す子どもたち同士の会話もより深いものになっていき 思考の上での高め合いにもなる 教師の助言内容も厳選して 子どもたちに考えさせるものにしていきたい 表現の高め合い 1. ノート記録から多様な表現方法の高め合い < 成果 > ノートは写すものではなく考えて創るもの と指導を繰り返し 子どもたちはノートの空間配置を考えながらノートを構成する能力を高めていくことができた また 参考になる児童のノートを共有することで工夫するポイントやまとめる工夫をつかませることができた 理科の授業はノートと筆記用具と色鉛筆と子どもたちの中でも位置付けられ より書くことを楽しんでいると感じられる < 課題 > 書くことを楽しむには それなりの時間が必要になる 理科の授業は体験活動も大切になるので教師の指導時間をより分かりやすく短時間に実施することが重要になると実感する 子どもが満足

23 いくノート時間の確保のため 指導内容を精選していきたい 2. 相手意識をもった発言 発表表現の高め合い < 成果 > 発表形式を取り入れることで 子どもたちは自然に相手意識をもって内容を考えることができていた また 自分たちが苦労するほど 他のグループはどうやったのか 気になる様子があり 集中して発表内容を聞くことができた 発表前のまとめている段階で 発表の練習をしておくこと を助言するとグループ内でリハーサルを行ったり どうやって説明したらいい? などの相談を行っていたりしていたので コミュニケーション活動にもつながっていた < 課題 > 発表者を決めるのはグループ内で考えさせてしまったため いつも同じメンバーとなっていた 今後は話合いが行われる前に教師側が意図的に指示して 均等に発表する機会が与えられるようにしていきたい さらに 自信をもって自分の考えを相手に理解してほしい 思いのもてる問題提起を教師が楽しみながら考えることと 話合いの方法を子どもたちと共に考えていきたい Ⅴ.2014 年度の教育計画 2013 年度の成果と課題を踏まえ 2014 年度の教育計画を以下に示す < 研究構想図 > 思考の深まりからの探求 活用 < 自分から > 科学が好きな子ども 系統性の重視 学びを実感する 学びの中で実感する 単元を貫く問題意識の工夫 つながり 深め合い < 学習環境から > これまで本校でめざしてきた 科学が好きな子ども 像は 理科を中心とした学習活動が さらに発展してその先の未知のものへと興味関心をもち 生活の中で活用されていることに目を向けさせることができる姿として取り組んできた しかし 本年度の実践を通して めざすべき 科学が好きな子ども は 学習を発展させて探求 活用することだけでなく 単元の学習の中に問題解決の喜びに浸る子どもであると実感させられてきた 発展としての 探求 活用 も大事であるが 単元の始まりから終わりまでの問題解決の活動にさらにしっかりと取り組みたい

24 < 具体的な実践の計画 1> ~ 国語の学習とつなげて ~ 6 学年 ( 理科 ) 単元名 電気とわたしたちのくらし (2014 年度 ) 国語 : 既習や生活からの 節電 討論会 ねらい : 今の生活がどれだけ電気に支えられているのかを自分自身のこととして実感させるようにする 理科 : 電気とわたしたちのくらし ねらい : 電気の利用や発電の仕方を学び 最後に 10 年先の環境に優しいマイホーム を計画させ 環境に優しい電気の使い方を考えさせる 国語 : 科学の考え方を深めた 節電 発表会 ねらい : 理科の学習後の科学的な考え方の深まりを実感しながら 節電 についてプレゼンテーション形式の発表会で深め合い 活用への意識を高めさせる エネルギーとしての電気に興味を深め 節電への意識を高められる子 科学が好きな子ども < 単元計画 > 学習内容活動内容 ( ) と留意事項 ( ) 第一次(国語)第二次(理科)第三次(国語)節電について討論会を開こう 節電派と反節電派に分かれて討論会を開く 聴衆グループは 電気と自分のかかわりにつ いて一人ひとりの考えを発表する 電気を熱に変えることができるのか電気はつくることができるのかつくった電気は貯めることができるのか 10 年後の環境に良いマイホームを考えよう 今できる節電方法の発表会 理科の学習を踏まえた電気の科学的な見方や考え方を節電に活用させて発表する 既習や生活経験から 電気は大切に使わなければいけないが 生活に欠かせないものであることを話し合う 電気は 熱 音 運動 光などに使用されていることに気付かせ 理科の学習へつなげる 電熱線に電流を流すと発熱することを確かめる 手回し発電機で発電させ コンデンサーで電気を貯めることができることを確かめる マイホームは 節電を重視させるため 電気の使用方法に留めて考えさせ 発電は取り扱わないようにする 節電の提案や実際に家で実施してみた内容を発表する 節電を電気を使わないという思考ではなく 環境に配慮して電気を使用する思考へと結び付けさせるようにする 理科と国語を合科させることで 身近な体験や生活に目を向けた話合い活動に重点を置き 限り のあるエネルギー資源の有効活用を自分のこととして問題意識をもって考えさせたい

25 学習内容活動内容 ( ) と留意事項 ( ) 第一次第二次< 具体的な実践の計画 2> ~ 科学的な見方 考え方を培う理科学習 ~ 4 学年単元名 ものの温まり方 (2014 年度 ) 3. 空気の温まり方 2. 水の温まり方 ねらい : 金属と水の学習を活用ねらい : して空気の温まり方を金属の温まり方を学習調べ ものの温まりした流れを活用させ 方 をまとめさせる 水ではどうかを学習計画から立てさせる 1. 金属の温まり方 ねらい : 日常生活から例を挙げ 問題発見から考察までの問題解決の流れを想起させる 学習のつながりを意識して ものの温まり方 の見方や考え方を深め合える子 科学が好きな子ども < 単元計画 > 金属はどのように温まるか調べよう ろうをぬった金属板をあたため 温まり方について調べる 水はどのように温まるか調べよう 水を熱したときの様子を調べる 生活場面の例から フライパンを火にかけた時の温まり方はどうなっているか を考えさせる 予想は言葉やイラストを使って説明させる 生活場面から問題を発見し 実験計画を立てて実施する 予想や考察はイラストを使って金属の温まり方と比較して発表させる 空気はどのように温まるか調べよう 金属と水の温まり方の学習を活用して 生活 理科室の空気の温まり方を調べる 場面から問題提起し 実験計画を立てて実施第 今までの学習から ものの温まり方 する 三次をまとめて 発表する 金属 水 空気の温まり方をイラストや言葉を使って見やすく 分かりやすい説明となるよう助言する 発表はグループ全員で協力して分担させる 金属の温まり方で問題解決の過程を想起し 水や空気の温まり方では子ども主体の学習計画を立て ものの温まり方 のきまりを見つけさせるようにすれば 学習のつながりを感じることができると考える また 生活場面からの問題を発見することで 身近な科学の見方や考え方を深め合うことができるのではないかと考える

26 やってみたい! と これが使える! を引き出す理科学習環境の充実 (2014 年度 ) 単元を一貫した意識をもち 子どもたちから実験計画を考えられる環境を整えるべく 主要な実験器具と実験内容の掲示を計画した 実験器具の絵実験器具の使用例実験器具の注意事項 < アルコールランプの場合 > < 気体検知管の場合 > 実際に実験を行った際に指導される注意事項や 子どもたちがよく間違ってしまう事を繰り返さないように 子どもの気持ちに沿った 価値ある掲示 にしたい 理科室で常に目に入るようにし 事故の無い 安全で充実した実験や観察ができるような理科の学習環境を整えていきたい こうした理科学習環境の整備にあたっては 理科部の教師だけでなく学校全体で取り組んでいきたい その時には 各学年の理科学習指導の実施上の課題を確認し 教師のニーズにあったものとしていきたい

27 Ⅵ 理科好きな子ども 教師の学校をめざして 本校では 平成 年度さいたま市教育委員会の研究委嘱を受け 問題を解決する力や自分の言葉を使って表現する力を育成する学習指導と評価の工夫 を研究テーマに 理数教育 で研究を推進している 平成 25 年度には 第 4 学年と第 6 学年で研究授業を 平成 26 年度には第 3 学年 ~だい6 学年の全学年で研究授業を実施し 市内外の学校に授業公開を中心とした研究発表を行う予定である 理科部のみではなく 研修でも理科学習を研究し まず理科の楽しみを教師が感じて子どもたちへ授業を通してつなげていけるようにしたい また さいたま市では 確かな学力の向上や 中 1ギャップ の緩和のために 義務教育 9 年間を見通したカリキュラムを作成し 平成 26 年度から 小 中一貫教育 を全校で実施する予定である 科学が好きな子ども を育成するためには 校内は無論 関係中学校とも共通理解を図り 一貫性のある学習指導を展開していく必要がある そのためには 本研究を個人研究の域に留めることなく 来年度の年間指導計画に位置付け PDCA の評価システムを繰り返して授業改善を図っていきたい そして 校内での研修の一層の充実のために本研究を活用するとともに 小 中学校の教師の授業参観や合同研修会を計画 実施し 小 中の連続性を通した 科学が好きな子ども の育成を図っていきたい Ⅶ 終わりに 本年度で4 回連続の応募をさせていただいた 過去 3 年間を振り返ってみると 子どもたちの未知なる才能をどうやって引き出すか毎回苦悩の連続だった さらに 自分が予想するものを上回る子どもたちの発想力に脱帽することが多々あったように思う その都度 子どもたちと感動し 共感したのを覚えている 私は教師となって5 年目になる この論文に取り組み 子どもたちと向き合い 理科に取り組むことを通して成長できたと思っている 過去の教師としての自分自身が斬新な授業を求める傾向があった これまでの実践を通して 見栄えだけの新しさや驚きを求めるのではなく 授業で実施されているスタンダードな形の内容が多かったように思うが 私自身にすると 子どもの考えに寄り添うことができたのではないかと感じる これからも 子どもたちの思考を深め もっとやりたい もっと知りたい を引き出すかに重点を置いて取り組みたいと考えている また 授業が上手くいかないと思った時に 素直に子どもたちに相談したこともあった 子どもたちはみんな面倒くさがることなく 親身になって考えてくれ 子どもの心の温かさを感じた 論文の回数を重ねるほど 子どもたちとの心の距離が近くなっていることを実感する また 科学が好きな子ども を追い求めているうちに 自分自身が科学を好きになっていることも驚かされた これからも 子どもたちと真剣に向き合い 科学を楽しみながら理科の学習を展開していきたい ( 執筆者 ) さいたま市立桜木小学校 教諭 峯岸愛

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