<955C8E DA8E9F2E696E6464>

Size: px
Start display at page:

Download "<955C8E DA8E9F2E696E6464>"

Transcription

1 自主品質管理システム体制インスペクター養成テキスト ペインテナンス ( 戸建住宅リフォームサービスシステム ) 技術マニュアル( 標準書 ) 2014 年 4 月 16 日 一般社団法人日本塗装工業会

2 目 次 序章 戸建住宅リフォームサービスシステム 自主品質保証体制 1 1. 戸建住宅リフォームサービスシステム自主品質保証体制 1 1) 支部実行委員会 2 2) 施工会社における自主品質管理体制 2 3) 検査 2 (1) 検査の目的 2 (2) 検査基準 2 ペインテナンス 工事検査基準 2 1. 目的 2 2. 検査の種類 2 1 中間検査 2 2 完成検査 2 3. 検査の方法 3 4. 工事完成検査報告書への記載 3 5. インスペクター 3 1インスペクターの資格など 3 2 更新 3 3 役割 3 第 1 章戸建住宅の塗り替え 4 1. 基礎部 5 2. 外部 6 1) 外壁 6 (1) 壁の構造と役割 6 (2) 外壁構造の特性 8 1 木造真壁造り ( 土壁 ) 8 2 木造真壁造り ( 湿式ボード壁 ) 8 3 木造大壁造り ( 湿式 ) 8 4 木造大壁造り ( 乾式 ) 8 5 窯業系サイディング 8 6 金属系サイディング 10 7 木板張り 10 a 羽目板張り 10 b 下見板張り 10 イ ) 羽目板張りの種類と特徴 11 ロ ) 下目板張りの種類と特徴 12 ハ ) 板張りの塗装 13 透明仕上げ 13 着色仕上げ 13 8 軽量気泡コンクリート (ALC) 13 9 鉄筋コンクリート造 (RC 造 ) プレキャストコンクリート造 (PC 造 ) 14 2) 屋根 14 (1) 屋根の種類 16 (2) 屋根材の種類 17 3) 建具類 18

3 第 2 章戸建住宅の劣化と調査診断 19 図 - 11 塗装材料の主な劣化進行過程 19 表 -5 塗装材料の劣化要因 劣化外力との関係 外壁部の劣化と調査診断 21 1) 窯業系外壁 21 2) コンクリート面の劣化 21 3) モルタル面の劣化 21 4) 金属系サイディング面 23 5) 木質系外壁 建具等の劣化 屋根の劣化と調査診断 25 1) 窯業系屋根 25 (1) セメント瓦 25 (2) 新生瓦 25 (3) 西洋瓦 25 2) 金属系屋根 25 3) アスファルトシングル瓦 塗膜劣化現象の評価 塗装仕様の決定 28 第 3 章戸建住宅リフォームサービスシステム 29 戸建住宅塗り替え工事標準仕様書 作成要項 29 戸建住宅塗り替え工事標準仕様書 30 第 4 章施工 基本事項 施工 31 1) 施工計画書の作成 31 2) 施工計画 手順書の作成 31 戸建住宅編資料窯業系サイディングボードの塗り替え施工要領水系 1 液反応硬化系シリコン系樹脂塗料適用の事例 32 第 5 章安全衛生管理 作業員の安全衛生管理 34 安全衛生編 34 マナー編 居住者 第三者への対応 35 1) 居住者への対応 35 2) 第三者への要請 35 別刷 1. 戸建住宅所有者のみなさまへ 1 2. 保証事業規程 3 3. 保証部会規程 6 4. 保証システムフロー 7 5. 保証システム物件申請書 8 6. 工事完成検査報告書 ( 保証書発行依頼書 ) 様式 工事記録写真台帳 戸建住宅塗替え工事塗膜性能保証書様式 2 11 塗膜性能保証約款 12

4 序章 戸建住宅リフォームサービスシステム 自主品質保証体制 本システム参加会員における自主品質管理体制を確立し 施工による 品質保証体制 を推進していく 1. 戸建住宅リフォームサービスシステム自主品質保証体制品質保証体制は 下記に示すシステムに基づくもので 顧客に対する 品質保証 を達成する 戸建住宅リフォームサービスシステム 施工会社自主品質管理体制 1 仕様書 ( 契約図書 ) 2 施工施工 品質 安全事前調査 各支部実行委員会支部監査委員 ( インストラクター ) 検査員 ( インスペクター ) 養成講習会の講師 ( 施工会社の自主品質管理体制の監査 ) 3 施工中検査検査員 ( インスペクター ) による下地処理状態検査 塗装工程など確認 4 工事完了 5 検査員 ( インスペクター ) による完了検査 6 工事完成検査報告書作成 ( 塗膜性能保証書 発行依頼書) 12 保証書発行 8承認14 施工会社から発注者へ保証書発行 7報告9 報告書提出 10 監査確認 11 塗膜性能保証書 の発行手続き 13 保証書発行データ管理 発注者 ( 戸建住宅所有者 ) このフロー図が示すように 施工会社は自主的に品質管理を推進しながら工事を完成し その証しとして各支部実行委員会の監査委員による監査を経て 一般社団法人日本塗装工業会会長名の 塗膜性能保証書 を得ることが出来る -1-

5 1) 支部実行委員会実行委員会の中から監査委員 ( 以下インストラクターと称す ) を選任する 1. インストラクターの担当業務は次の通りである ( フロー図参照 ) 検査員 ( 以下インスペクターと称す ) 養成講習会の講師となる 施工会社の品質管理体制を監査する 10 工事完成検査報告書を監査する 1112 塗膜性能保証書の発行手続きを取る 2) 施工会社における自主品質管理体制品質保証体制におけるそれぞれの担当業務は次の通りである ( フロー図参照 ) 1. 施工管理者 (24 を担当する ): 施工管理 安全管理 2. インスペクター ( を担当する ) 35 自社の施工した戸建住宅塗り替え工事の検査業務を行う 6 工事完成検査報告書を作成し 78 発注者の承認印を受領したうえで 9 所属支部実行委員会に書類を提出する 3) 検査 (1) 検査の目的 戸建住宅リフォームサービスシステム ( 以下ペインテナンスと称す ) における 序章 ペインテナンス 品質保証体制による塗り替え工事を達成するためにおこなうものである (2) 検査基準 ペインテナンス における検査基準は次に定める ペインテナンス 工事検査基準 1. 目的本検査基準は ( 一社 ) 日本塗装工業会会員が施工する ペインテナンス 対象工事の良質な品質を確保するための自主品質管理検査に使用する 工事終了後の完成検査時に作成した 完成検査報告書 は ( 一社 ) 日本塗装工業会発行の 塗膜性能保証書 発行時の確認事項とする 2. 検査の種類検査の種類は 1 中間検査 2 完成検査の 2 種類とする 1 中間検査 : 施工の進行に沿って検査を行うが 検査時期は工事の進捗を確認して判断する ただし 下地処理工程終了時の インスペクター の検査は必須とし 結果を 完成検査報告書 に記載する 2 完成検査 : 施工が完了した時点で インスペクター が仕様書と照合しながら 発注者 ( 戸建住宅所有者 ) 立会のもと行う 検査終了後 直ちに 完成検査報告書 を作成し 発注者 ( 戸建住宅所有者 ) の承認印を受ける -2-

6 3. 検査の方法検査項目 方法は表 -1 に示す 表 -1 戸建住宅塗り替え工事検査項目 方法 検 査 検査項目 方 法 中間検査 下地処理状態 ( 検査報告書記載項目 ) 目視 指触で検証する 塗装工程など確認 ( 仕上げ 色相 模様 仕様書 色見本 仕上がり見 など ) 本と照合する 完了検査 完成状態確認 目視 指触で検証する ( 工事完成検査報告書記載項目 ) 4. 工事完成検査報告書への記載検査は 塗膜性能保証書 発行のため 同一会社内の工事直接担当者でない インスペクター 有資格者が行い その結果に基づき ペインテナンス工事完成検査報告書 を作成する 5. インスペクター 1 インスペクターの資格など建築仕上げ改修施工管理技術者 登録建設塗装基幹技能者 1 2 級建築塗装技能士 職業訓練指導員 1 2 級建築施工管理士 1 2 級建築士のいずれかの資格を有する者 若しくは 5 年以上の現場管理経験を有する者で 所属事業主が認めた者で インスペクター養成講習会 を受講し ( 一社 ) 日本塗装工業会発行の インスペクター証 を有する者とする 2 更新有効期間は 5 年間とする 更新時には更新講習を受講しなければならない 3 役割 ペインテナンス工事検査基準 に規定されている 完成検査報告書 作成のために工事検査員として検査を行うが 検査は居住者の立場に立って行うことが求められている -3-

7 第 1 章戸建住宅の塗り替え日本における一戸建て住宅のストックは 2649 万戸 (2003 年度調査 ) といわれ 大きな需要が見込まれる 日本の住宅はスクラップ & ビルドの繰り返しであり 平均耐用年数は 30 年と短く 社会資本から見るとまさしく 勿体ない である 今や地球環境問題を避けては通れないのは衆知の通りで 住宅を早期に壊して建て替えることは 資産のむだばかりではなく 産業廃棄物を大量に廃出し 新たな資源を使うことになるなど環境に悪影響を及ぼすことになる 対策として国土交通省は 平成 21 年 6 月 4 日に 長期優良住宅の普及と促進に係わる法律 を施行した この法律は如何に長期に亘って住宅を使用していくかがテーマである 新築優先のように捉えがちだが 既存住宅を如何に永く使用してもらうかも必要不可欠なテーマである 長く住宅を使用するためにはメンテナンスが必要で ここに塗り替え塗装工事の重要性が出てくる 戸建住宅は原則個人所有物であり 所有者の意志が反映されなければならない そのためにはきめ細かい対応が必要で 営業展開から引き渡しまで 更にアフターフォローまでを考慮した提案が決め手になると思われる この章では 戸建住宅塗り替え工事獲得のために必要な情報を解説する 戸建住宅各部位の名称 戸建住宅を構成している各部位の名称を示すと図 -1 に上げられる ( 引用 : 左図 - 図解すまいの寸法 計画事典右図 - 木造の詳細 2 仕上げ編新訂版両著とも彰国社発行 ) 図 -1 戸建住宅における各部位の名称例 -4-

8 1. 基礎部戸建住宅の基礎部はコンクリート製が主である 塗り替えチェック時に重要なのは 基礎コンクリートと土台木部や壁との取り合い箇所である 基礎部は地面に接しており水分の影響を常に受けている箇所である 水分の影響で土台木部や壁に腐食やシロアリ被害などの不具合が起きていないかを確認することも必要である 土壁 しっくい壁 ( 真壁 ) モルタル塗り壁 ( 真壁 ) モルタル塗り大壁 モルタル塗り大壁 + 付け土台 化粧石張り サイディング張り乾式壁 ( 通気なし ) サイディング張り乾式壁 ( 通気あり ) 南京下見板張り ( イギリス下見 ) ( 引用 : 木造の詳細 2 仕上げ編新訂版 ) 図 -2 基礎部における土台 外壁との取り合い例 -5-

9 2. 外部戸建住宅で 最も重要な部位を構成しているのが屋根と壁である 雨 露を凌ぐ という表現があるが まさしく屋根と壁がこの事に該当する部位である また 外部から見たときの住宅の価値観で重要なデザインや色彩も屋根 壁にかかっている 住宅の美観を維持しながら長期に使用するためには 住宅のライフサイクルを考慮した定期的なメンテナンス ( 塗り替え工事 ) が必要である ここでは 外壁と屋根について解説する 1) 外壁 (1) 壁の構造と役割戸建住宅の外壁は意匠性の他に 耐久性 防水性 耐火性 断熱性 遮音性などの機能が要求されている 壁は 外装材 防湿材 防水材 耐火材 断熱材 防音材 内装材 などで構成されている この壁が 様々な外部環境から生活者を保護し 機能し さらに意匠としての存在を示している 木造住宅は 真壁造りと大壁造りの 2 種類に分類され 工法的には在来軸組工法と枠組壁構造 ( ツーバイフォー ) に分類されている その他 鉄筋コンクリート造や鉄骨造 PC 造などがある 表 -2 建築構造による外壁の種類 真壁 大壁 構造種類木造真壁造り ( 土壁 ) 木造真壁造り ( 湿式ボード壁 ) 外壁構成材料土壁下地漆喰塗り 土壁下見板張りモルタル下地漆喰塗り モルタル下地サイディング張り 木造大壁造り ( 湿式 ) モルタル塗り 各種仕上塗材仕上げ 木造大壁造り ( 乾式 ) サイディング張り 鉄筋コンクリート造 (RC 造 ) 各種塗装材料塗り ( 塗料 仕上塗材等 ) 鉄骨造 (S 造 ) PC 板 押出成形セメント板 ALC 板等の組み立て面各種塗装材料塗り ( 塗料 仕上塗材等 ) これらの外壁面の納まりを図示すると次頁に示す例が挙げられる ( 図 -3) -6-

10 木造真壁造り ( 土壁 ) 木造真壁造り ( 湿式ボード壁 ) 木造大壁造り ( 湿式 ) 木造大壁造り ( 乾式 ) 鉄筋コンクリート造 (RC 造 ) 鉄骨造 (S 造 ) 図 -3 外壁の納まり図例 ( 引用文献 : 日経アーキテクチャー P118) -7-

11 (2) 外壁構造の特性 1 木造真壁造り ( 土壁 ) 真壁造りとは 柱を見せて仕上げる方法で 柱が構造材と化粧材を兼ねる工法である 真壁造り土壁仕上げは 深い軒と土壁 柱 梁の露出した和風木造建築の伝統的な壁構造である 土壁や漆喰を用いた左官仕上げで 自然な素材感があり 耐湿性に富むと言われている 近年は 環境や健康問題から積極的活用が始まっている 劣化は風雨や紫外線などによって進行するため 構造的には軒の深い造りが多いのも特徴である 土壁の劣化を防ぎ 通気性を損なわずに保護するために 下見板張り 仕上げを行うことがある 2 木造真壁造り ( 湿式ボード壁 ) 真壁造り湿式ボード仕上げは 土壁を工程通り仕上げる技能が難しくなり手間もかかるため ボード類で下地を造ってから土壁塗りする工法である その手順は 下地構造用合板 + 防水層フェルト張り + メタル等ラス + モルタル + 土壁 ( 漆喰 ) 塗りが一般的になっている 3 木造大壁造り ( 湿式 ) 大壁造りとは 木造の建物の柱や梁などの骨組みを壁で包み込んで見せない構造で 最近はこの構造が多い 木造大壁造りはモルタル塗りが代表的で モルタル塗りでは各種塗料 塗材で仕上げることが出来 仕上げの自由度が高い 工程は 木ずり板打ち + 防水層フェルト + メタル等ラス + モルタル塗り + 各種仕上材であったが 最近は下地ボードを使用する例が多くなっている 湿気対策や断熱を目的に 室内側には 防湿シートやグラスウールなどを貼り付ける モルタル塗りは 各種仕上げ材料が劣化すると モルタルの劣化も進行する 4 木造大壁造り ( 乾式 ) 大壁造り乾式工法は 木造躯体を内側と外側をボードで覆う工法で 最近の主流であるサイディング張り住宅がこれに当たる サイディングは 窯業系サイディングと金属系サイディングに大別できる 塗り替え工事では これらサイディングの表面仕上げの特性を知ることが重要なポイントとなる サイディングは その性能を塗装により確保していることが多いので サイディングの状態と塗料の適性を十分考慮して選択する必要がある 5 窯業系サイディング湿式工法のモルタル塗りの外壁に代わって 木造軸組工法や 2 4 工法の木質系住宅によく使用されるようになった外壁材で サイディングの中でも窯業 -8-

12 系サイディングが 70% 以上を占めていると言われている 防火性や施工性 意匠性に優れており 厚さは 12 mm ~25 mmまである 表面には耐候性に優れたシリコーン系樹脂塗料やふっそ樹脂塗料などが塗装されている 施工方法には 釘留め ( 胴縁仕様 ) 通気金具留めがあり 経年変化で釘頭が気になるようなら通気金具留め工法がよい 窯業系サイディングの塗り替えでのチェックポイントは次の通りである サイディングボードにあばれ ( ボードにそりや浮きなど ) がないか 程度が悪い場合は張り替えも有り得るが 通常は釘留めで固定する シーリングの劣化は進行していないか 板張り工法では目地のシーリングが重要な性能を課せられている シーリングを点検し ひび割れていたり 切れている場合は 撤去して打ち替えるか ブリッジ ( 補強 ) するかなどの補修を行う 補修に使用するシーリング材は 既存シーリング材との相性を良く確認し選択しなければならない 一般的には 変性シリコンタイプの適用が多い 仕上材の劣化仕上材の劣化程度を診断して 適切な下地処理を行う 表 -3 窯業系サイディングの組成による分類 分類組成品目名 ( 通称 ) -9- 木繊維補強セメント板系繊維補強セメント板系繊維補強セメント ケイ酸力ルシウム板系 1 硬質木片セメント板 ( セメント :73% 以上 木片 :27% 以下 ) 2 木繊維混入セメント ケイ酸力ルシウム板 ( セメント ケイ酸質原料 :70% 以上 補強繊維 5% 以上 [ 有機質繊維 8% 以下 ] 混和材 :15% 以下 有機質混和剤 3% 以下 ) セメント質原料 :65% 以上 補強繊維 :5% 以上 ( 有機質繊維 8% 以下 ) 混和材 :30% 以下 ( 有機質混和材 3% 以下 ) 1 繊維混入セメント 石灰 ケイ酸力ルシウム板 ( セメント 石灰 ケイ酸質原料 :70% 以上 補強繊維 :4% 以上 有機質繊維 6% 以下 混和材 :30% 以下 有機質混和材 30% 以下 ) 2 繊維混入セメント ケイ酸力ルシウム板 ( セメント ケイ酸質原料 :65% 以上 補強繊維 :2% 以上 有機質繊維 6% 以下 混和材 :30% 以下 有機質混和材 3% 以下 ) 1 硬質木片セメント 2 木繊維混入セメント ケイ酸力ルシウム板 繊維混入セメントパーライト板 繊維混入パーライトセメント板 繊維混入スラグセメント板 スラグセメントパーライト板 繊維混入フライアッシュスラグセメント板 スラグ石膏セメント板 1 繊維混入ケイ酸力ルシウム板 繊維混入ケイ酸力ルシウム板押出し成形板 2 パルプ混入軽量セメント押出し成形板 パルプ混入セメント押出し成形板 繊維混入軽量成形板 セメント押出し成形板 注 ) 繊維補強セメント板系では 従来補強材として石綿が使用されていたが 社会的背景 ( 発癌性の疑いなど ) により現在ではほとんどの製品で使明されていない ( 引用文献 : 建築知識 Vol.4O 494)

13 6 金属系サイディング金属サイディングは 成型 エンボス加工された金属板に 心材 ( プラスチックフォームなどの断熱材 ) と裏面材で構成された外壁材である 素材はスチールとアルミが一般的であるが 最近はガルバリウム鋼板が多くなっている 特にガルバリウム鋼板はアルミと亜鉛の合金で その耐久性は 亜鉛めっきの数倍と言われている 表面には ウレタン樹脂系塗料やふっそ樹脂塗料が焼き付け塗装されている 塗り替え時に 塗り替え用塗料が付着しにくいものもあるので この場合は メーカーに問い合わせるとよい 7 木板張り木板張りの住宅は減少しているが 左官仕上げ同様古くから用いられてきた工法である 木板壁の板張りは 2 種類に分類できる a 羽目板張り : 羽目板張りとは 壁面に板を連続して張る工法で 縦に張ったものを 縦羽目 ( たてはめ ) 横に張ったものを 横羽目 ( よこはめ ) という b 下見板張り : 横羽目板壁の一種で 上方の板の下端を下方の板の上端に重ねて張る工法である 各段の板の木口が見える形になるので下見と呼ばれる 又鎧の錣 ( しころ ) に似ているので鎧張りと呼ばれることもある -10-

14 イ ) 羽目板張りの種類と特徴羽目板張りには 図 -4 に示す種類がある これらは 特にデザインや雨仕舞いを考慮にして開発されている 図 -4 竪羽目板張りの種類と特徴 ( 引用文献 : 建築知識 Vol ) -11-

15 ロ ) 下見板張りの種類と特徴下見板張りには 図 -5 に示す種類がある これらは 水はけやデザインを考慮してある 図 -5 下見板張りの種類と特徴 ( 引用文献 : 建築知識 Vol ) -12-

16 ハ ) 板張りの塗装外壁の板張りの塗装は 工場塗装と現場塗装があり 仕上げには透明仕上げと着色仕上げがある ここでは 現場塗装で用いられる例を示す 透明仕上げ 木材の質感と木肌の美しさを表現するためにクリアや着色クリアで仕上げる クリアには木材の防腐や防虫機能を備えたものが一般的になってきている 適用塗料 : オイルステイン 油性ワニス 木材保護塗料 木部用ウレタンクリアなど 着色仕上げ 木材の木肌に美しさは表現できないが 質感を保ちながら 色彩の美しさで表現する塗装仕上げである 適用塗料 : 合成樹脂調合ペイント 木部用ウレタン樹脂塗料など 8 軽量気泡コンクリート (ALC) 発泡剤で多孔質化した軽量気泡コンクリートで 板状にしたものを ALC 板または ALC パネルという ALC パネルは軽量 ( コンクリートの 1/4) で 断熱性 不燃性 加工性がよいことから 屋根 外壁 床 間仕切りなどに使用されている 一般住宅では 鉄骨の柱や梁に ALC パネルを固定して外壁や床の構造体ができる 図 -6 ALC パネルによる外壁の取り付け状況 -13-

17 ALC パネルは軽量である長所はあるが パネル表面は多孔質であり 脆い欠点がある 新築時は ALC パネルメーカーの専用塗料を用い施工するのが一般的である 塗り替え時には下地診断を行い 適切な塗料を選択する必要があるが 最近の施工例では 微弾性フィラー + 水系シリコーン樹脂系塗料など の仕様が多い パネル類では 突き合わせ部分のシーリング工事が重要になるが 塗り替え時でもシーリングを点検し 劣化が認められれば打ち替えやブリッジなどによる補強が必要になる この際 既存のシーリングの種類を確認し 適正なシーリングで補修することが重要である 9 鉄筋コンクリート造 (RC 造 ) 大型の戸建住宅に採用されることがある 鉄筋コンクリートは 集合住宅の塗り替え工事でお馴染みなので多くは触れないが 劣化現象は躯体と塗膜に現れる 躯体劣化では ひび割れ 鉄筋腐食 ばくれつ 欠けなどがある 塗膜劣化は共通である 10 プレキャストコンクリート造 (PC 造 ) 鉄筋コンクリートは現場打ちだが PC 板は工場生産品の鉄筋コンクリートである ALC 造同様に PC 板を鉄骨に貼り付けて構造体を造る 塗り替え時のチエックポイントは RC 造と同様だが PC 板には目地があるのでシーリングが施されている 貼り付け工法は目地の処理が重要で シーリングは 性能を維持する上で重要な役割を負っている 塗り替え時には シーリングの点検を忘れてはならない -14-

18 2) 屋根外壁同様屋根も住宅の重要な役割を担っており 定期的な塗り替えが必要になる 屋根は 形状 材料 工法など種類が多く 塗装で塗り替えるためには それぞれの屋根の特性を十分に理解しておく必要がある 屋根には様々な形状があるので紹介する 図 -7 戸建住宅の屋根形状の種類 -15-

19 (1) 屋根の種類戸建住宅の屋根は 日本瓦葺き スレート系葺き 金属板瓦棒葺き 金属平板葺きの 4 種類に代表される これらの種類を知ることは 塗り替え時の施工段取りや安全管理上などで重要である 日本瓦葺 スレート葺 金属板平葺 図 -8 瓦の構成の種類 金属板瓦棒葺 -16-

20 (2) 屋根材の種類屋根材料で 塗り替え対象になるのは表の種類である 表 -4 セメント瓦新生瓦西洋瓦アスファルトシングル瓦金属板 セメントで成型した厚みのある屋根材である 一般的にはアクリル樹脂系塗料やウレタン樹脂系塗料が塗装してある カラーベストやコロニアルでお馴染みのスレート瓦で 戸建て住宅屋根の主力になっている 塗装は アクリル樹脂系塗料が多い モニエル瓦と呼ばれるモルタル造の厚みのある屋根材である セメント系着色剤で色づけしてある 不織布をコールタールで固めた屋根材で 薄くて加とう性がある カラー鋼板が一般的で アクリル樹脂系塗料やウレタン樹脂系塗料が焼付け塗装されている 高級品ではふっそ樹脂塗料を塗装したものもある 素材としては スチール 亜鉛めっき ガルバリウム鋼板などがある -17-

21 3) 建具類住宅にとって無くてはならないものに建具がある 住宅に使用されている建具には ドア 窓 サッシ 手摺り 門扉 フエンスなどがある 建具の素材には 木 鋼 アルミ ステンレスなどがあり 目的によって使い分けされている これら建具は 色彩の付与 質感の維持 素材の保護などを目的に塗装仕上げされたものが多い 塗り替え時には これら建具も塗り替えの対象になる ドアと窓の種類を示す 片開きフラッシュ戸 片開き鏡付きフラッシュ戸 片開き竪羽目板 片開きがらり付きフラッシュ戸 片開き中桟付きガラス框戸 片開き中桟付き片開きガラス框戸がらり框戸ガラス框戸中桟付き框戸 水腰大荒無地障子水腰横繁無地障子水腰縦繁無地障子水腰大荒猫間障子 ( 雪見 ) 荒組み腰障子 荒組み腰板付き五七大荒無地東障子襖 ( 標準 ) 太鼓張りふすま源氏ふすま 図 -9 ドアの種類 図 -10 窓の種類 -18-

22 主として気象因子塗膜層劣化下地を含む塗膜全体第 2 章戸建住宅の劣化と調査診断 戸建住宅を構成する材料は 第 1 章で示したように多種多彩である 特に塗装された材料は塗膜によって 美粧性価値や機能性を付与しながら 素材を保護している 塗料の多くは有機化合物であり 紫外線や雨 風などの外的要因により劣化する 塗膜が劣化することで素材を保護する機能が低下し 住宅自体の寿命を早めることになる 住宅を劣化から守るためには 住宅のライフサイクルを計画したなかでの定期的な塗り替えが必要になる 塗り替え時には 塗装対象部位の素材や塗膜の劣化程度を的確に捉え 適切な素地調整や下地調整を行い 適切な塗装仕様の組立で 顧客が満足する塗り替え工事を行わなければならない 塗膜の主な劣化進行の過程と劣化要因 劣化外力との関係を図に示す 塗装材料の主な劣化進行過程 塗膜の劣化位置 主な劣化現象主な劣化外力塗膜表層劣化磨耗下地からの浮き膨れひび割れ剥がれ 気象因子および下地からの劣化作用 光沢度低下変退色白亜化トップコートのひび割れ 剥がれ ( 磨耗 ) トップコートの膨れ 磨耗浮き膨れひび割れ剥がれエフロレッセンス 下地自体および躯体からの劣化作用 図

23 ひびわれクラックはがれエフロレッセンス材料構法施工立地使用デ摩耗浮き ふくれ仕様品質イン調整の種類ザ下地下地塗膜の劣化要因 劣化外力の関係 内的要因外的要因劣汚れ変退色光沢低下白亜化(チョ劣化現象化作用要構造表 -5 塗装材料の劣化要因 劣化外力との関係 部位下地の施工時期施工管理地域環境使い方管理形態建物方位隣棟間隔因ーキ形状ング)状態劣化外力 じんあい 菌虫類 ガス (SO 2,C O 2 ) 紫外線 薬品 風 飛来物 水 ( 雨木 結露水 ) 氷 ( 固体 ) 水蒸気 ( 気体 ) 湿度 ( 高 低 ) 動物 人間 下 アルカリ 水分 性エブロレッ センス 地特 ムーブメント 凡例 関連が深い 関連がある 表 ともに建設省建築研究所 : 昭和 58 年度総合技術開発プロジェクト建築物の耐久性向上技術の開発報告書 -20-

24 1. 外壁部の劣化と調査診断外壁を構成している素材には 窯業系 金属系 木質系があるが 多くは窯業系である それぞれの素材には 素材に適合する塗料が塗装されているが 前述の劣化要因 劣化外力により劣化が生じることになる 1) 窯業系外壁 1 窯業系サイディング面の劣化窯業系サイディングには アクリル樹脂系塗料やウレタン樹脂系塗料などが 工場で塗装されたものが搬入され張り付けられる 時間の経過とともに劣化していくが 調査診断時には下記の点に注意して診断されたい サイディングボードのあばれボードの性質や塗膜の劣化進行が著しかったり 新築時の張り方に問題があると サイディングボードが反ったり 浮いたりして不陸を生じていることがある 塗り替え前に 釘留めするなどして平滑にする工程が発生する 目地シーリングの劣化目地のシーリングは 第 1 章でも述べたが 張り付け工法の命でもある 点検し 切れていたり ひび割れている場合 又必要に応じては 既存シリングをサンプリングして寿命予測し 全面打ち替えや部分打ち替え ブリッジによる補強を行なわなければならない 塗膜の劣化塗り替え後に 絶対起きてはいけない事故が塗膜はく離である 診断時には既存塗膜が塗り替えに耐える付着強度があるかを調査することが最も重要である 塗膜はく離が発生していれば その周辺も含めて付着強度を確認し 付着力の低下した塗膜を残さない下地調整が必要である その他汚れやチョーキング 場合によっては生物汚染なども十分に除去し 清掃しなければならない 2) コンクリート面の劣化現場塗装で アクリル樹脂系リシンや吹き付けタイル 吹き付けスタッコ 弾性タイルなどが施工されている コンクリートの代表的劣化は ひび割れ 鉄筋腐食 ばくれつなどである 診断時には 発生箇所や発生程度を調査して 適正に補修する必要がある 塗膜の劣化診断は窯業系サイディングと同様である 3) モルタル面の劣化戸建て住宅のモルタル仕上げはラスモルタルが中心で 劣化が進行するとモルタルの浮きや落下に結びつくことがある 診断時にはモルタルの状態を調査し 必要に応じては モルタルの落下防止工法での補強が必要になる ひび割れは程度によって シーリング処理を行う 塗膜の劣化診断は窯業系サイディングと同様である -21-

25 代表的塗材の劣化進行モデル図を示す 薄塗り塗材 ( リシン系 ) の劣化進行モデル イニシャル 表面の摩耗で骨材が現れる 表面骨材の落下 割れ 割れの進行 はがれ 落下 複層塗材 ( 吹き付けタイル系 ) の劣化進行モデル 図 - 12 弾性複層塗材 ( 弾性タイル類 ) の劣化進行モデル 図 - 13 光沢低下 トップコート割れ トップコート摩耗 主材層の割れ トップコート白亜化 トップコートはがれ 主材の弾性低下 主材のはがれ トップコート割れ トップコート摩耗 主材層の汚れ 主材の硬化 トップコート汚れ 主材層の汚れ 主材の浮き トップコート伸び低下 トップコートありの場合 白亜化 白亜化進行 一部割れ 割れ 光沢低下 汚れ進行 硬化 はがれ 汚れ 伸び低下 摩耗 摩耗 トップコートなしの場合 図

26 4) 金属系サイディング面金属系サイディングは 工場で焼き付け塗装されたものが搬入され 張り付けられる 最近の素地には腐食しにくい亜鉛めっき鋼板やアルミ ガルバリウム鋼板などが使用されているので 塗膜劣化が進行しても素材の腐食は発生しにくくなっている 塗り替えの必要な場合は 美粧性を付与するために塗装することが多い 一方 スチールサイデイングでは 塗膜劣化が進行すると錆の発生に結びつくので腐食部を十分にケレンし 防錆処理を施してから塗装しなければならない 無塗装の素材と塗装した素材の劣化進行のモデルを図 - 15 に示す 劣化の進行モデル 図 - 15 各種鋼製サイディングの劣化の進行図 -23-

27 木材系素材の劣化現象と劣化原因塗膜タイプ劣化外力紫外線熱湿気 結露酸 アルカリ汚染じんあいシロアリ 害虫菌 かび 藻劣化層透明仕上げ汚れ塗膜に汚染物質が付着する 下地 塗下地汚損下地が腐朽などによって汚れる 不透明仕上げ汚れ塗膜に汚染物質が付着する 下地 塗膜5) 木質系外壁 建具等の劣化木材を使用した住宅は日本建築のルーツである 戸建て住宅の外壁への使用は激減しているが 戸建て住宅の構造は木造が主流である 木材の塗装には透明仕上げと着色仕上げがあるが 木材塗装での劣化と劣化要因を表 -6 に示す 劣化の状態 表 -6 木質系素地の塗膜劣化現象と劣化原因 原因 原因に関係 塗膜浮き付着力が劣化して 塗膜が浮く 光沢低下塗膜表面が劣化して つやを失う 色塗膜が劣化して 黄変 黒変する 白化塗膜の透明度が失われて 白くなる 白亜化塗膜表面が劣化して 粉化する ふくれ付着劣化して 塗膜がふくれる 大小ある 割れ塗膜が劣化して 割れる さまざまな割れ方がある はがれ付着劣化して 塗膜がはく離する 下地変色塗膜下の下地劣化によって変色する 下地が劣化 割れを生じ 塗膜も割れる また さらに塗膜下地割れ が浮き はがれる 膜下地破損下地が劣化 破損欠け 脱落する 下地腐朽下地が腐朽 劣化する 塗光沢低下塗膜表面が劣化して つやを失う 変色塗膜が劣化して 色が変わる あせる 白亜化塗膜表面が劣化して 粉化する 浮き付着力が劣化して 塗膜が浮く 膜ふくれ塗膜が劣化して 塗膜がふくれる 大小ある 割れ塗膜が劣化し 割れる さまざまな割れ方がある はがれ付着劣化して 塗膜がはく離する 下地が劣化 割れを生じ 塗膜も割れる またさらに塗膜が下地割れ 浮き はがれる 下地破損下地が劣化 破損欠け 脱落する 下地腐朽下地が腐朽 劣化する 下地汚損下地が腐朽して 汚れが広がる 全般割れ 浮き はがれ 破損 塗替えが幾層にも重なったり 塗膜がしだいに硬くなって 塗膜自体のひずみが高まり 下地も含めて 割れ はく離を生じる -24-

28 2. 屋根の劣化と調査診断屋根は外壁以上に雨 風 紫外線などの劣化外力を受ける部位である そのため劣化も進行しやすく 塗り替え時の調査診断は重要である 屋根を構成している素材は 大きく分けて窯業系と金属系になる 主な使い分けとしては 雪の積もる寒冷地では金属系屋根が その他では窯業系屋根が多い 窯業系屋根では 耐震性を考慮した重量の軽い新生瓦 ( 着色スレート瓦 ) が多い 1) 窯業系屋根 (1) セメント瓦セメントで成型した屋根瓦で 一般的にはアクリル樹脂系塗料やウレタン樹脂系塗料などが工場塗装されて搬入される 劣化が進行すると塗膜の磨耗やはく離に結びついているケースもある ポイントは 塗り替えでは共通になる既存塗膜の付着性である 屋根では 既存塗膜の付着力の低下した既存塗膜を残すと短時間ではく離事故に繋がるので既存塗膜の付着力を検査診断して欲しい 簡便な付着力の調査方法には クロスカット法があるので活用するとよい その他 苔やカビなどの生物汚染もあるので十分清掃する 下塗りの選択が重要だが 素材の露出が多ければ含浸形シーラーが望ましい (2) 新生瓦着色スレート瓦で カラーベスト コロニアルなどがあり 一般的にはアクリル樹脂系塗料が工場で塗装され搬入される 劣化はセメント瓦と同様であるが 新生瓦には石綿が含有されているので素材が露出している場合や交換する場合などは 石綿工事 ( レベル Ⅲ) に該当するので注意して施工する (3) 西洋瓦モニエル瓦とも呼ばれるモルタル造の屋根材で セメント系着色材などで着色してる モニエル瓦の塗り替えでは はく離事故が特に多いので注意する 原因はモニエル瓦の劣化現象にある 塗り替え時期を迎えた瓦表面は脆弱化が著しく進行していることが多く 通常の高圧洗浄程度では脆弱層が除去できないからである 高圧洗浄する際には モニエル瓦の着色材の色が流れ出なくなるまで洗浄することが重要である 下塗りには 含浸形シーラーを使用するが 中途半端に塗装するのではなく モニエル瓦表面にうっすらでも光沢感を感じるまで塗り込む必要がある 中塗りには水の浸透しにくい 専用の厚膜形のサーフェーサーなどを用いるとよい 2) 金属系屋根新築時にはカラー鋼板が圧倒的に多く工場塗装されたものが搬入される 塗装 -25-

29 に使用される塗料には 焼き付け形のアクリル樹脂系塗料やウレタン樹脂系塗料 高級品にはふっそ樹脂などがある 劣化現象は共通だが 劣化の進み具合によっては金属系には錆の発生がある 金属系での事故例では 数回塗り替えられたケースで花咲き現象 ( 花が咲いたように部分的にはく離している現象 ) が見られる場合に多い 一般的には 花咲き現象の発生している周辺のみのケレン ( 塗膜除去 ) で塗り替えられることが多く この場合 残された既存塗膜から短時間で再はく離することがある 花咲き現象が見られる場合は 全面ケレンを視野に入れた検討が必要である 錆の発生箇所は入念なケレンを行い 防錆処理を施してから塗装する 3) アスファルトシングル瓦化学系屋根材で 不織布にコールタールを含浸し 固めている そのため 塗替え時に溶剤系塗料を用いると タールがブリード ( にじみ現象 ) してくるので注意する 塗り替えには水系塗料が望ましいが 溶剤系を用いる場合は 溶剤の浸透を遮断する 遮断層をつくる必要がある -26-

30 3. 塗膜劣化現象の評価調査診断した結果 様々な劣化現象の発現があるが 劣化現象に対する評価を示す 表 -7 塗膜劣化現象の評価 グループ劣化現象評価 塗膜表面の劣化変褪色 光沢度低下 白亜化 ( チョーキング ) 直ぐに塗膜の重大欠点には結びつかないが 確実に劣化が進行していることを示している むしろ 塗膜の重要機能である美粧性に影響が大きい 汚れ 磨耗直ぐに塗膜の重大欠点には結びつかないが 確実に劣化が進行していることを示している むしろ 塗膜の重要機能である美粧性に影響が大きい 塗膜内部の劣化 ふくれ 割れ はがれ 3 種混合 塗膜の重大欠陥であり 早い時期に補修したい それぞれの劣化現象に至る原因が様々あるので 診断と同時に劣化原因 を把握することが重要である 原因により 塗り替え前の構造や下地等の処理が必要になる トップコートの変化 ( 第 1 層目 ) ふくれ 割れ はがれ 3 種混合主材の変化ふくれ 割れ はがれ 3 種混合 第 2 層目 ( 主材等 ) 以下に影響を与える前に改修する事が望ましい 塗膜の重大欠陥であり 早い時期に補修したい それぞれの劣化現象に至る原因が様々あるので 診断と同時に劣化原因を把握することが重要である 原因により 塗り替え前の構造や下地等の処理が必要になる 付着性 下地との付着性 改修時には最も重大な項目である 付着強度により 既存塗膜を全面除去するか部分除去で良いかの判断が 重要になる 付着強度の弱い塗膜を残して改修すると 短期間でハクリ事故に繋がる 素地を含む塗膜劣化素地からのふくれ 割れ はがれ 3 種混合 塗膜の重大欠陥であり 早い時期に補修したい それぞれの劣化現象に至る原因が様々あるので 診断と同時に劣化原因を把握することが重要である 原因により 塗り替え前の構造や下地等の処理が必要になる -27-

31 4. 塗装仕様の決定調査診断に基づき 劣化度を判定した後結果を踏まえて 報告書や適正な仕様を作成 し 発注者に提案し 理解を得ることが重要である そのためには 一般の人達が理解できる内容でなければならない 調査診断した結果を仕様書化するためには 次のことが重要なポイントとなる 素材の劣化状態はどうか 劣化している場合はどのような補修が必要か 既存塗膜はどのような塗料が使用されているか 既存塗膜の劣化現象はどのようなもので どの位置に どの程度発生しているか どの程度の下地調整が必要か 塗り替えには どのような塗料が適切で 工法はどのようにするか 1 劣化の評価は (3) 塗膜劣化現象の評価 (P.27) から求めるとよい 2 塗装仕様は 戸建住宅リフォームサービスシステム 塗り替え工事標準仕様書の中から 最も適切なものを選択するとよい -28-

32 第 3 章戸建住宅リフォームサービスシステム 戸建住宅塗り替え工事標準仕様書 作成要項 1. 作成目的本仕様書は戸建住宅塗り替え工事における 見積書 契約書等に添付するものとして 作成する事を目的とする ゆえに 調査 診断をし その結果にもとづいて 戸建住宅リフォームサービスシステム 標準仕様書より選択された仕様書を作成する 特記仕様の作成は 指定した協賛塗料メーカーと相談し作成することが望ましい 2. 作成方法 1) この仕様書は 調査 診断結果により 標準仕様書から選択した塗装仕様に基づき作成する 2) 塗装工程は 標準仕様をモデルに現場に適応した仕様を設定し それに基づき記入する 3) この場合 仕様塗料については協賛しているメーカーより選定し作成する 4) 仕様工程は 塗料種類 商品名 塗り回数 所要量 乾燥時間により構成されている 5) 塗料種類は 戸建住宅リフォームサービスシステム 塗り替え工事標準仕様書における名称を用いる 6) 商品名は 指定した協賛塗料メーカーの 5 に設定した仕様に適合する塗料の商品名を記載する 7) 塗り回数は 各工程の設定した塗り回数とする ( 例 下塗り 1 回目. 下塗り 2 回目と 2 回塗りする場合は下塗り 2 回とする ) 8) 所要量は 各工程の塗り回数の合計所要量を記載する ( 例 上塗り 1 回目 0.10 kg 上塗り 2 回目 0.14 kgの場合記載する上塗所要量は 0.24 kgと記載する 所要量はロス込みの使用量で 下地の状況等から標準仕様の塗付量から判断して設定する ) 9) 乾燥時間は 各工程の塗付けた塗料が乾燥し 居住者が手に触れても問題の発生しない半硬化乾燥時間 ( 但し 塗り重ね可能時間の超えないものとする ) を示す 10) 下地調整の種別は調査診断の結果 既存塗膜の劣化状況に応じ選定した A B C D のいずれかを示し その方法の概略を記載する ( 例 :A 旧塗膜表面の汚れの付着物除去.B 脆弱な塗膜さび等を除去活膜を残す C 既存塗膜. さび等を全面除去.D 著しいカビ. 藻等をカビ取り剤で除去 ) いずれの場合も高圧水洗を必須条件として記載する -29-

33 戸建住宅リフォームサービスシステム 戸建住宅塗り替え工事標準仕様書 工事名 邸 住所 TEL FAX 施工会社 TEL 住所 FAX 塗装部位 部位 面積 ( m2 ) 個数 長さ(m) 外壁部屋根部 建具部 種類 使用塗料メーカー 素地種類下地調整下塗り上塗り 種別 外壁部 仕様工程 既存塗膜種類 仕様工程 塗料種類 商品名 塗回数 所要量 ( kg / m2 ) 乾燥時間 素地種類下地調整下塗り上塗り 種別 使用塗料メーカー 屋根部 仕様工程 既存塗膜種類 仕様工程 塗料種類 商品名 塗回数 所要量 ( kg / m2 ) 乾燥時間 使用塗料メーカー 具部 内部 その他 仕様工程 部位種類 建具 エクステリア 内部 その他 素地種類 既存塗膜種類 仕様工程 下地調整 種別 塗料種類 商品名 塗回数 所要量 ( kg / m2 ) 乾燥時間 下塗り 上塗り -30-

34 第 4 章施工 1. 基本事項塗り替え工事は 新築工事とは異なり 居住者が生活している場での工事である そのため 工事に際しては 発注者のみならず近隣に対しても十分な対策を取らなければならない 戸建住宅塗り替え工事の基本事項 1) 居住者 第三者 ( 近隣の生活者 ) などへの安全 健康 環境を配慮した材料工法の選定と施工 2) 居住者の生活環境の変更を最小限とした施工 3) 工期の短縮化のための工法 材料の設定と施工 4) 性能保証が確約できる材料 工法の設定と仕様に基づく施工 2. 施工戸建住宅の塗り替え工事は 規模は小さくても出来映えについての要求は大きい 特に近隣は注目して観察しており 出来映えの良し悪しが今後の受注に 大きな影響を与えることになる 戸建住宅塗り替えの受注条件に口コミが多いことは この事を裏付けている 契約した通りに施工し 発注者の満足度の高い施工を提供することが 戸建て住宅リフォームサービスシステム の本質である 序章に示した 自主品質保証体制 による施工と その体制の確保のために インスペクター による工事検査体制を確立することが ( 一社 ) 日本塗装工業会の信頼を勝ち取り 非会員との差別化になる 1) 施工計画書の作成戸建住宅の塗り替え工事は 受注した会員企業が 調査診断 設計 施工 監理 施工管理 を 自らの責任の元 同一企業内で行うものである 受注した会員企業は 全てを発注者から委ねられているので 自主品質保証体制下での 施工計画書 を作成して 顧客満足度の高い工事を提供することが重要である 一般に施工計画書の記載事項は以下の通りである (1) 工事概要 ( 工事名 発注者 工事場所 施工会社 工期など ) (2) 工事管理 施工組織図 (3) 施工計画 ( 工程表 使用材料 色彩計画など ) (4) 塗装仕様 (5) 施工要領 (6) 施工上の注意事項 (7) 安全衛生管理 2) 施工計画 手順書の作成施工計画書の一部である施工要領書は 計画書の中にあって最も重要で 間違いのない施工を行うための道しるべである 施工要領のフロー図の一例を示す -31-

35 戸建住宅編資料窯業系サイディングボードの塗り替え施工要領水系 1 液反応硬化系シリコン系樹脂塗料適用の事例 チェックポイント工程施工要領 1 塗装面の劣化状態はどの程度か 2 ボードの暴れはないか 3 シーリングの劣化はないか 下地調査補修高圧水洗など 1 ボードの暴れがあれば 事前に釘を打つなどして修正しておく 2 目地のシーリングが劣化していれば程度に応じて撤去してシールし直すかブリッジして補強しておく 3 高圧水洗で 汚れや付着物を除去する 塗膜はく離があれば 周辺も点検し 付着の低下した塗膜は除去する 下記項目を確認する 1 使用塗料名 2 メーカー名 3 規格 4 数量 5 色相 材料確認 1 搬入された塗料の塗料名 メーカー名 指示された規格があれば規格の表示 納入数量 色相を確認する 2 誤りがあれば速やかに交換する 1 目地シーリング部の塗装は シーリング部の塗装有無確認 1 シーリング部は 原則 塗装しないことが望ましい 2 シーリング部を塗装する場合は次のことを確認する 塗装可能なシーリング材か 塗装可能なシーリング材なら 可塑剤含有の有無を確認する 可塑剤を含む場合は ブリード止めのプライマー等で処理してから塗装する 3 定形シーリングは塗装を避ける 塗装すると 塗膜に粘着が出て 汚染する事例が多い 1 塗料状態に異常がないか 2 塗装方法の確認 3 所要量の確認 4 希釈剤 希釈率の確認 5 塗り重ね乾燥時間の確認 下塗り工程 ( 専用シーラーの塗装作業 ) 下地状態が良い場合は 標準シーラーを用いる 下地状態が悪い場合は 厚膜形シーラーを用いる 1 塗膜表面に微細なクラックなどが発生している場合は 厚膜形シーラーを用いるとよい 2 目地のシーリング面を塗装する場合も厚膜形シーラーがよい 3 開缶した時 塗料に異常がないかを確認する 異常があれば使用せず 速やかに交換する 4 契約した塗装方法に従い 塗装具を準備する 5 塗装作業中に異常を感じたら ただちに作業を中断し 現場代理人と処置を検討し 処置が決定したら実行する 6 塗装終了後 塗り残し等がないかを確認し 不具合があれば補修する -32-

36 1 塗料状態に異常がないか 2 塗装方法の確認 3 所要量の確認 4 希釈剤 希釈率の確認 5 塗り重ね乾燥時間の確認 上塗り工程 (1) ( 水性上塗りの作業工程 ) 1 開缶した時 塗料に異常がないかを確認する 異常があれば使用せず 速やかに交換する 2 契約した塗装方法に従い 塗装具を準備する 3 規定の上塗りを規定量で塗布する 4 塗装作業中に異常を感じたら ただちに作業を中断し 現場代理人と処置を検討し 処置が決定したら実行する 5 塗装終了後 塗り残し等がないかを確認し 不具合があれば補修する 1 塗料状態に異常がないか 2 塗装方法の確認 3 所要量の確認 4 希釈剤 希釈率の確認 仕上がり状態に問題はないか 検査後の手直しは十分出来ているか 上塗り工程 (2) ( 水性上塗りの作業工程 ) 仕上がり確認 ( 検査 ) 検査後の手直し ( 検査 ) 1 開缶した時 塗料に異常がないかを確認する 異常があれば使用せず 速やかに交換する 2 契約した塗装方法に従い 塗装具を準備する 3 規定の上塗りを規定量で塗布する 4 塗装作業中に異常を感じたら ただちに作業を中断し 現場代理人と処置を検討し 処置が決定したら実行する 5 塗装終了後 塗り残し等がないかを確認し 不具合があれば補修する 1 塗り残しはないか 2 目立った塗りむらはないか 3 色相 光沢は正常か 4 養生の取り残しはないか 不具合があれば ただちに処置方法を決め 処置する 1 手直し箇所の指摘があれば措置する この際 補修方法が適切か十分に検証してから実施する 竣工検査引き渡し ( 注 ) 平滑仕上げでは 目地の動きによってシーリング部の塗膜にクラックが発生することがある クラックが発生すると継時で塗膜剥離に進行することがある 上塗りは可能な限り可とう性を有するものを選択すると良い -33-

37 第 5 章安全衛生管理 1. 作業員の安全衛生管理 作業員に対しては 安全衛生と作業マナーとして次の事項を守らせる 安全衛生編 1) 作業中は 必ずヘルメット 安全帯を着用し 特に屋根での作業には足場に親綱を渡し 安全帯を使用する 2) エアコン フロ釜 温水器等の吸排気口の養生は密封しないようにし その部分の養生は毎日作業終了時に必ず取り外す 3) 灰皿 消火器を現場に設置し 喫煙は必ず決められた場所で行う 4) 溶剤塗料 シンナーは毎日持ち帰る 5) 高圧水洗を行う前には 必ず居住者に連絡し 注意を促す また窓等が開いていないか確認する 飛散水が公道まで届くと思われる場合は 看視員を付ける 6) 溶剤塗料を使用する前には 居住者に声をかける 隣家が接している場合には隣家にも同様に連絡する マナー編 1) 毎日の作業開始前及び終了後には必ず居住者に挨拶 報告を行う 1 おはようございます 今から作業を始めます 2 今日はこれで作業を終わります 明日は ~ 2) 作業服は余り汚れたものは着用しない できれば全員同じユニホームがよい 3) くわえタバコ 立ち小便は厳禁 1 事前にトイレの借用をお願いしておくと良い 2 ふたが出来る灰皿を設置し 必ずそこで喫煙する 4) 工事中は 毎日作業終了後 簡単な清掃を行い 空缶 ゴミ等は毎日持ち帰る 5) 塗料 塗装機器等はなるべく現場に置かないようにする 置いて帰るときはブルーシート等で包み込み養生する 6) 廃シンナーは 絶対に下水等に廃棄しない エマルション塗料等の洗浄水も下水に流さない 7) 道路等で休憩をしたり 飲食は絶対にしない -34-

38 2. 居住者 第三者への対応 作業中における居住者及び近隣住居の居住者等の第三者に対する安全衛生管理は非常に重要な事項であり 工事開始前に種々の対応が必要である 1) 居住者への対応居住者に対しては 別紙 -1 に示す協力要請用紙や別紙 -2 に示すポスター等に要請が効果的である 2) 第三者への要請第三者に対しては 別紙 -2 に示す要請挨拶 ( 工事のあいさつ ) 等により 協力を求める必要がある -35-

39 別紙 -1 居住者への協力要請用紙 ( 例 ) 様 平成年月日 塗装株式会社住所 TEL FAX 塗装工事中の御案内 1. 工事予定 1 足場組み作業 月 日 ( ) ~ 月 日 ( ) 2 下地処理作業 月 日 ( ) ~ 月 日 ( ) 3 塗装作業 月 日 ( ) ~ 月 日 ( ) 4 足場解体作業 月 日 ( ) ~ 月 日 ( ) 2. 作業中のお願い事項 工事中は 皆様の快適な生活と 安全 工事の品質に十分配慮して作業を進めて まいりますが 多少ご不便をお掛けする事があります ご高配の上 ご協力頂きま すようお願い申し上げます 詳しくは 次頁以降を御覧ください 予定の変更等ありましたら 随時書面にて御連絡申し上げます -36-

40 別紙 -2 第三者への協力要請挨拶 ( 例 ) 邸近隣の皆様へ 工事のお知らせ この度 邸の塗り替え工事を行うこととなりました ご近隣の皆様方には ご迷惑をお掛けしないよう十分に配慮し 仕事を進めてまいります 何とぞ ご理解頂きますようお願い申し上げます 尚 お気付きの点がございましたら 下記へご連絡下さい 早急に対処させて頂きます よろしくお願い致します 工事期間 : 月日 ~ 月日 一般社団法人日本塗装工業会戸建住宅リフォームサービスシステム事務局会員施工会社 塗装株式会社住所工事責任者 (TEL) -37-

41 別刷 戸建住宅リフォームサービスシステム ( 呼称 : ペインテナンス ) 1. 戸建住宅所有者のみなさまへ 2. 保証事業規程 3. 保証部会規程 4. 保証システムフロー 5. 保証システム物件申請書 6. 工事完成検査報告書 ( 保証書発行依頼書 ) 様式 1 7. 工事記録写真台帳 8. 戸建住宅塗替え工事塗膜性能保証書様式 2

42 戸建住宅所有者のみなさまへ 一般社団法人日本塗装工業会はじめにみなさまのお住まいになっている貴重な住宅の手入れはいかがなされていますか? 住宅も時間と共に劣化し 正しく機能しなくなり 最終的にはスラム化の方向に進んでしまうものであると認識しなければなりません 住宅の皮膚ともいえる壁 屋根 床等の表面部分の維持 補修 改修等を施し 劣化を防止し 若さを保ち 内臓へと劣化が進むのを防がなければなりません 一般社団法人日本塗装工業会 ( 一社 ) 日本塗装工業会は 多くの実績と経験に基づく技術と技能を有し 直接施工する全国 2,450 社あまりの塗装業者で構成された一般社団法人です リフォーム工事を正しい順序で 的確に行い その結果を保証するシステムとして 戸建住宅リフォームサービスシステム を組み立てて皆様方に提供申し上げております 戸建住宅リフォームサービスシステム とは会員会社が自主品質管理体制を確立して その施工により顧客に対する 品質保証 を達成するためのシステムです 自主品質管理体制とは施工した工事に対し 同一社内に ( 一社 ) 日本塗装工業会が養成した 直接工事に携わらない インスペクター ( 検査員 ) が工事検査を行ない リフォーム工事の品質を管理 確保していくものです 戸建住宅リフォームサービスシステム によるリフォーム工事の流れ ⅰ 既存住宅の外壁 屋根部分の劣化 ( 痛み具合等 ) の調査 診断調査事項 : 構造の種類 壁の種類 仕上げの種類 劣化の程度等を調査いたします ⅱ 調査内容に基づき補修 改修の仕様書の作成劣化状態に応じて補修 改修のやり方 使う塗装材料を選定し仕様書を作成いたします 仕様書はそれぞれの住宅の個性にあったもので契約図書となる重要なものです ⅲ 仕様書に基づいて工事契約締結いたします -1-

43 ⅳ リフォーム工事着工契約した仕様書により工事を着工します 着工した工事はインスペクターの検査を受けながら進行します 工事施工 施工中検査インスペクター ( 検査員 ) による下地処理状況検査及び中間検査実施 工事完成 工事完成時にインスペクター ( 検査員 ) による発注者 ( 戸建住宅所有者 ) 立会いの元に完成検査し 完成検査報告書 を作成し 発注者の承認を得ます 完成検査報告書 を ( 一社 ) 日本塗装工業会 戸建住宅リフォームサービスシステム 支部実行委員会に提出し 監査の確認を受けます 施工会社 ( 一社 ) 日本塗装工業会会長の連名による 塗膜性能保証書 を発行します このシステムにより皆様方の貴重な財産である住宅をお守りするお手伝いをさせて頂いております -2-

44 本事業は 一般社団法人日本塗装工業会 ( 以下本部という ) が実施する戸建住宅リフォームサービスシステム事業において 会員が施工した工事に対し 施工に起因する瑕疵が発生したときに速やかに修補の処置を講ずるべく 本部が債務の責任を保証し 顧客に対して安心と業界の信頼を得るために行なう 会員は 企業内にインスペクター ( 検査員 ) を養成し 施工の検査を行なうとともに顧客に対して専門工事業の良質の品位を示し 誠実な工事の施工により信頼と工事に対する満足感を与え 会員事業所の地域信用の高揚に努め 住工混在の現場管理に不都合事故等の発生を予防すべく細心の配慮を払わなければならない 本保証事業の責任事務所を 東京都渋谷区鶯谷町 19-22( 塗装会館内 ) 本部経営委員会内に置く 戸建住宅リフォームサービスシステムの対象工事物件を原則とするが 本規定第 5 条で定める手続きを完了し 第 6 条の条件を満たした物件とする 会員は 別に定める 戸建住宅リフォームサービスシステム技術マニュアル を遵守し 次の資料を支部実行委員会に提出する 1) 工事完成検査報告書 ( 様式 2) 保証書請求時 2) 施工写真 ( 着手前 下地調整実施写真 段階写真 ( 任意 ) 完成写真) 工事検査報告書に添付 戸建住宅リフォームサービスシステムで施工した工事で 塗り替えに必要な下地 素地の調整補修工事を含む 協賛塗料メーカーの商品により施工した部位の塗膜の剥離 錆の発生による極度の塗膜破壊 極度の色の変退色を原則とし 現場の状況や既存下地の状況によって受注会員のインスペクターが判断する施工の範囲とする 但し 以下の不可抗力及び特定免責事項に記載する内容に触れるものは除外する -3-

45 1) 天災事変 異常気象に起因する事故 2) 対象建物の構造上の欠陥 躯体素地に起因するもの 3) 内部からの水回りによる事故 4) 当該施工部位以外からの要因による事故 5) 協賛塗料メーカー以外に起因する事故 6) 塩害 有毒ガス等 塗膜に有害な特別環境に起因する事故 7) 引き渡し後の施主及び第三者による保守 改築などに起因する事故 8) 引き渡し後の施主及び第三者による塗膜の破損 他の要因 9) その他不可抗力と認められる事項 工事完成引き渡し後 最長 5ヶ年の期間とし 部位ごとに下地の状況 契約施工内容及び周辺環境を鑑み 受注会員のインスペクターが自社責任履行の範囲で 仕上げ塗り材 塗装系ごとに発注者の同意を得て最長期間の以内で期間を定めることが出来る 本保証成約は 次の要件を満たさなければならない 1) 会員事業所が受注する戸建住宅リフォームサービスシステムの対象工事であること 2) 使用する塗料は 本事業協賛塗料メーカーの商品を使用すること 3) 工事を請負施工しようとする会員事業所は 現場の検査管理をインスペクターが実施することができる事業所であること 4) 対象現場の施工条件が 下地 素地の劣化度や周辺環境に対応するための施工計画が正しく実施できる必須条件が整ったと 会員及び使用予定の塗料メーカーが判断したとき 会員が施工した工事の塗膜性能に関わる債務を全面的に負う第一債務者とする 止むを得ぬ理由により受注会員が義務を履行する事が不可能と判断される場合 連帯保証人の本部が義務を履行する 但し 材料に起因する瑕疵にあっては その塗料メーカーに費用負担を求めることができ その範囲については本部と締結する保証条件契約にて定めるものとする 債務責任及び連帯保証人は以下の通りとする 工事施工者会員瑕疵債務履行者連帯保証人一般社団法人日本塗装工業会工事施工会員の債務履行の保証 -4-

46 本保証事業は別途保険によりその資金で充当する 本規定は 平成 14 年 6 月 1 日より施行し 戸建住宅リフォームサービスシステム事業として適応する 2. 本保証事業を円滑に推進するために支部実行委員会に保証部会を設置する なお 保証部会に関する規程は別に定める 3. 本規程で定めない事項は本部経営委員会と保証部会で協議し 対応する -5-

47 戸建住宅リフォームサービスシステム事業を円滑に推進するために支部実行委員会の中に保証部会を設置する 支部保証部会は 以下の業務を行なう 1) 保証の範囲と保証の方法の決定 2) 保証書の作成 3) 瑕疵事故に対する補修の指導と顧客への対応指導 4) 保証事故の補修に関わる費用の査定 顧客から保証期間中に不具合発生の連絡が届いたとき 保証部会は速やかに実態の調査を実施し その状況を本部経営委員会に報告する 保証部会は 支部実行委員会とともに現場を調査し 施主に対して原因および補修の対策手順等を説明し 当該物件を施工した会員に対して支部管理下で補修を指示し 実行させる また 塗材に起因する事故の場合は使用した塗料メーカーに連絡し その確認を行なう 施工会員が廃業または倒産している場合 又は適正な理由がなく補修を遅らせようとしている場合は 他の会員の中から補修の代行を依頼することができる 事故発生に伴う補修の費用額は 当該支部保証部会が査定した補修計画及び見積もり金額とする 補修の代行により他の会員が立て替えた費用は施工会員に請求できる 但し 施工会員が廃業または倒産している場合 その費用は本部が支部実行委員会に支払うものとする 以上 -6-

48 2補修7補修戸建住宅リフォームサービスシステム 保証システム ( フロー ) 発注者 ( 顧客 ) 1不具合発生連絡本部 経営委員会 2 連絡 4 保証対象物件申請書提出 5 審査結果報告 9支払支部 実行委員会保証部会 3実態調査3保証対象の可否判断6補修代行の指示1不具合発生連絡補修代行会員 施工会員 8 請求書 ( 補修箇所の明細記入 ) 施工前後の写真添付 -7-

49 戸建住宅リフォームサービスシステム 品質保証対象物件 申請書 発行年月日支部名支部長保証部会長 印 印 工事名 工事完成年月日 保証書発行 会員会社名 インスペクター名 クレーム内容塗装部位塗装仕様 1 発生クレーム内容 使用材料メーカー名 2 発生原因 * 見積書を添付して下さい ( 以下本部経営委員会で記入 ) 審査結果可否 平成年月日 ( 理由 ) ( 一社 ) 日本塗装工業会経営委員会委員長印 -8-

50 一般社団法人日本塗装工業会様式 1 会長 殿報告日平成年月日 戸建住宅リフォームサービスシステム ( ペインテナンス ) 1. 工事名 2. 現場住所 [ 平野部 海岸部 ] 3. 施主名 4. 施主住所 TEL 5. 工事金額 6. 工期平成年月日 ~ 年月日 施主承認印 以下のとおり 戸建住宅塗替工事を完了致しましたので 保証書の発行をお願いします 保証内容は 塗膜性能保証約款 保証する性能 による 塗装箇所下地種類旧仕上げ種類仕様 数量 ( m2 ) 使用メーカー名保証期間 印 外壁部屋根部建具類内部壁 年間年間年間年間 年間年間年間年間 検査項目判定[下地処理旧仕上措置良 否[仕上]下地不具合処置 良 否 高圧水洗 良 否 錆発生処理 良 否 仕上げ 最終判定 -9- ]模様 模様むら 良 否 光沢 艶むら 良 否 色違い 色むら 色塗むら 良 否 たれ スケ 流れ はじき ふくれ 泡 合 否 良 否 検査員 ( インスペクター ) 署名印完成引渡し日月日アフターフォローアンケート実施の可否可 否会員番号 会社名住所代表者印 TEL ( 支部記入欄 ) 支部監査委員署名印保証書番号

51 工事記録写真台紙 施工前 工事名 完成 -10-

52 様式 2 保証書 ( 案 ) 第 号 戸建住宅塗替工事塗膜性能保証書 殿 平成年月日 工 事 名 工事場所 塗装箇所 仕様 保証期間 使用メーカー 工事内容 保証する内容は裏面記載のとおり完成検査年月日平成年月日上記工事に関し 裏面記載の塗膜性能保証約款に従って保証致します 所属支部 請負者 住 所 社 名 代表者 印 保証人 東京都渋谷区鶯谷町 19 番 22 号一般社団法人日本塗装工業会会長乃一稔 この保証書は 一般社団法人日本塗装工業会の 戸建住宅リフォームサービスシステム 対象工事として 上記工事に対して本会より発行するものであります 東京都渋谷区鶯谷町 19 番 22 号一般社団法人日本塗装工業会経営委員会 TEL.03(3770)9901 FAX.03(3770)

53 塗膜性能保証約款 ( 総則 ) 第 1 条工事請負者 ( 保証書記載の請負者をいう 以下同じ ) は 工事注文発注者に ( 保証書記載の工事注文者をいう 以下同じ ) に対し この保証約款に従い 保証書記載の工事 ( 以下 該当工事 という ) の塗膜性能を保証する 2. 保証人である一般社団法人日本塗装工業会 ( 以下 日塗装 という ) は 工事注文者に対し この保証約款に従い 工事請負者が工事注文者に対して保証する債務 ( 以下 工事請負者の保証債務 という ) を負う ( 契約の成立 ) 第 2 条前条第 1 項の塗膜性能保証及び第 2 項の債務保証の保証契約はこの約款に従い 工事注文者 工事請負者が合意し 工事請負者及び日塗装が工事注文者に対し保証書を提出することにより成立する ( 保証する性能及び期間 ) 第 3 条工事請負者が工事注文者に対して保証する当該工事の塗膜性能は工事の種類又は部位により別表に定めるところとし 保証する期間は保証書記載の期間とする 2. 工事請負者が前項の規定により保証する期間は完成検査年月日から起算するものとする 3. 日塗装は 前 2 項に規定する工事請負者の保証債務の履行について工事注文者に対して保証する ( 保証内容 ) 第 4 条工事請負者は 当該工事に関し不具合 ( 当該工事に関し 保証書記載の保証期間内において 別表に定める塗膜性能を有しない状態をいう 以下同じ ) が生じたときは 次の各号に定める履行責任を負うものとする (1) 不具合部分の修補 但し 不具合が重要でなく修補に過分の費用を要する場合にあっては修補は行なわない (2) 前号ただし書きの場合の修補に代わる金銭による補償 ( 工事の不具合の保証限度額 ) 第 5 条工事請負者及び日塗装が前条の規定に基づき履行責任を負う不具合部分の修補又は修補に代わる金銭による補償については 保証する 1 件の工事についてその種類又は部位等により本保証書に記載する工事又は支部実行委員会が修補可能と算定する金額を限度とする ( 免責事項 ) 第 6 条工事請負者及び日塗装は 以下のいずれかの事項に起因して生じた不具合又は工事注文者に生じた損害については 保証責任を免れるものとする (1) 地震 噴火 洪水 津波又はこれらに類似する自然現象による場合 (2) 戦争 内乱 労働争議による場合 (3) 火災 爆発又はこれらに類する外部要因による場合 (4) 保証対象工事の部位以外の部位の損傷による場合 (5) 工事の施工中又はその前後における工事請負者 ( 工事請負者から当該工事について下請した者を含む ) 以外の作業等による場合 (6) 所有者又は使用者の不適切な維持管理または受注契約時の使用目的と異なる使用方法による場合 (7) 工事注文者から支給された資材又は工事注文者の与えた指示による場合 (8) 保証した当時実用化されていた塗装系仕様に係る技術では発生を回避できない現象による場合 (9) 対象建物の構造上の欠陥 躯体素地に起因する場合 (10) 内部からの水回りによる事故の場合 (11) 共催の塗料会社以外に起因する事故の場合 (12) 塩害 有害ガス等塗膜に有害な特別環境に起因する事故の場合 (13) その他保証対象工事の施工とは無関係の事象による場合 ( 保証契約の解除 ) 第 7 条工事注文者と工事請負者の間に成立した当該工事に関する請負契約について注文者がその債務を履行しない場合 工事請負者及び日塗装はこの保証契約を解除することができる ( 保証債務の履行請求 ) 第 8 条工事注文者は不具合を発見したときは その拡大を防止するよう努めるとともに遅滞なく工事請負者又は日塗装に保証債務の履行を請求しなければならない 2. 工事注文者が 正当な事由なく不具合の拡大を防止しなかった場合 工事請負者及び日塗装は 当該防止を怠ったことにより拡大した不具合について 第 4 条に定める履行責任を免れるものとする 3. 工事注文者の保証債務の履行請求が 正当な事由なく遅延したために拡大した不具合について 工事請負者及び日塗装は 第 4 条に定める履行責任を免れるものとする ( 応急措置 ) 第 9 条工事請負者は 前条の規定に基づき工事請負者又は日塗装に保証債務履行請求があったときは速やかに不具合の拡大を防止するために必要な応急措置を講じるものとする 2. 前項の場合において 日塗装が必要と認めたときは 会員をして不具合の拡大を防止するために必要な応急措置を講じるものとする ( 原因の調査 ) 第 10 条日塗装は 第 8 条の規定に基づき工事請負者又は日塗装に保証債務履行請求があったときは 工事請負者とともに工事注文者の立会いのもとに速やかにその原因を調査し その結果を工事注文者に報告するものとする 2. 日塗装が 前項の規定に基づき原因を調査した結果 保証責任がないと認められる場合は 当該調査に要した費用は工事注文者の負担とする ( 保証債務履行請求権の譲渡 ) 第 11 条工事注文者は工事請負者及び日塗装の承諾を得て 工事請負者及び日塗装に対する保証債務履行請求権を当該工事物件の所有者に譲渡することができる 2. 前項の場合において 工事請負者又は日塗装が保証債務履行請求権を譲り渡した者に対抗できる事由があるときは これをもって当該請求権を譲り受けた者 ( 以下 譲受人 という ) に対しても対抗できるものとする 3. この約款中第 1 条第 1 項 ( ) 書き 第 2 条 第 6 条第 7 項及び第 7 条を除き 工事注文者 とあるのは 譲受人 と読み替えて適用する ( 当事者の協議 ) 第 12 条この約款に定めのない事項については 工事注文者 工事請負者又は日塗装の協議によるものとする 保証する仕様 ( 塗膜性能 ) 塗替仕様の種類標準保証期間 ( 年間 ) 塗装箇所素地種類仕様 保証する性能備考 G-1 アクリル樹脂系単層弾性仕上塗材 3 2 剥がれ 膨れ 極度の変退色セG-2 シリコン樹脂系単層弾性仕上塗材 5 3 剥がれ 膨れ 極度の変退色メコンクリートンG-3 1 液形水系ホ リウレタン樹脂塗料 5 3 剥がれ 膨れ 極度の変退色トモルタル ALC G-T1 1 液形水系アクリル樹脂塗料 3 2 剥がれ 膨れ 極度の変退色特記仕様系その他 G-T2 1 液形弱溶剤系アクリル樹脂塗料 ( 艶消し ) 3 2 剥がれ 膨れ 極度の変退色特記仕様 G-T3 1 液形水系シリコン樹脂塗料 5 3 剥がれ 膨れ 極度の変退色特記仕様 上塗材標準住宅地海岸部住宅地外壁G-T4 1 液形水系ふっ素樹脂塗料 5 3 剥がれ 膨れ 極度の変退色特記仕様窯業系根金属系 新生瓦サイテ ィンク サイテ ィンク Gc-4 1 液形水系シリコン樹脂塗料 5 3 剥がれ 膨れ 極度の変退色 Gc-5 サイテ ィンク ホ ート 用クリアー塗料 5 3 剥がれ 膨れ 極度の変退色 Gc-T1 1 液形水系ホ リウレタン樹脂塗料 3 2 剥がれ 膨れ 極度の変退色 特記仕様 Gc-T2 2 液形弱溶剤系ホ リウレタン樹脂塗料 3 2 剥がれ 膨れ 極度の変退色 特記仕様 Gc-T3 2 液形弱溶剤系シリコン樹脂塗料 5 3 剥がれ 膨れ 極度の変退色 特記仕様 Gc-T4 1 液形水系ふっ素樹脂塗料 5 3 剥がれ 膨れ 極度の変退色 特記仕様 Gc-T5 2 液形弱溶剤系ふっ素樹脂塗料 5 3 剥がれ 膨れ 極度の変退色 Gs-5 2 液形弱溶剤系ホ リウレタン樹脂塗料 5 3 剥がれ 極度の変退色 Gs-6 2 液形弱溶剤系シリコン樹脂塗料 5 3 剥がれ 極度の変退色 Gs-7 2 液形弱溶剤系ふっ素樹脂塗料 5 3 剥がれ 極度の変退色 セメント系 窯業系 Gx-1 外壁用遮熱 ( 高日射反射率 ) 塗料 5 3 剥がれ 極度の変退色木材系下見羽目 Gt-6 木材保護着色塗料上塗り用 5 3 Rc-1 1 液形水系シリコン樹脂塗料 3 1 剥がれ 極度の変退色着色石綿 Rc-2 2 液形弱溶剤系ホ リウレタン樹脂塗料 3 1 剥がれ 極度の変退色スレート瓦等 Rs-4 1 液形弱溶剤系アクリル樹脂塗料剥がれ屋Rc-3 2 液形弱溶剤系シリコン樹脂塗料 3 1 剥がれ 極度の変退色金属系Bc-2 1 液形弱溶剤系アクリル樹脂塗料 ( 艶消し ) 5 3 剥がれ 極度の変退色建具ステンレスアルミ AS-1 2 液形弱溶剤系ホ リウレタン樹脂塗料 3 2 剥がれ 極度の変退色雨樋類室内壁天井等 カラー鉄板トタン屋根 1 1 剥がれ 極度の変退色 2 1 剥がれ 極度の変退色 2 1 剥がれ 極度の変退色 Rs-5 2 液形弱溶剤系ホ リウレタン樹脂塗料 3 2 剥がれ 極度の変退色 Rs-6 2 液形弱溶剤系シリコン樹脂塗料 3 2 剥がれ 極度の変退色 新生瓦 金属系 Rx-7 屋根用遮熱 ( 高反射率 ) 塗料 3 2 剥がれ 極度の変退色 ホ ート 類 軒天 Bc-1 1 液形水系アクリル樹脂塗料 3 2 剥がれ 極度の変退色 鋼製 亜鉛めっき面 Xs-1 2 液形弱溶剤系ホ リウレタン樹脂塗料 3 2 極度の錆の発生 剥がれ 極度の変退色を含む Xs-2 OFP ( ワンテ ィフィニッシュヘ イント ) 上塗り用 2 1 極度の錆の発生 剥がれ 極度の変退色 木製 T-1 2 液形弱溶剤系ホ リウレタン樹脂塗料 2 1 剥がれ 極度の変色 T-2 2 液形弱溶剤系ホ リウレタン樹脂クリヤー 1 1 剥がれ 極度の変色 硬質塩化ヒ ニル VC-1 1 液形水系ホ リウレタン樹脂塗料 2 1 剥がれ 極度の変退色 VC-2 2 液形弱溶剤系ホ リウレタン樹脂塗料 3 2 剥がれ 極度の変退色 VC-3 1 液形水系シリコン樹脂塗料 2 1 剥がれ 極度の変退色 ヒ ニルクロス貼り面 FEP FEP ( フレックスエマルションヘ イント ) 各社で保証期間設定剥がれ LVOC-1 低 VOC 合成樹脂エマルションペイント各社で保証期間設定剥がれ特記仕様セメント系 石膏ホ ート 面等 LVOC-2 低 VOC 艶有り合成樹脂エマルションペイント各社で保証期間設定剥がれ特記仕様素地各種仕上塗材面 LVOC-3 各社で保証期間設定剥がれ特記仕様室内の鋼製建具 LVOC-4 1 液形水系金属用塗料各社で保証期間設定剥がれ特記仕様

54 自主品質管理システムインスペクター養成テキスト 戸建住宅リフォームサービスシステム ( 呼称 : ペインテナンス ) 技術マニュアル ( 標準書 ) 2014 年版 2004 年 3 月 20 日第 1 版 ( 品質委員会編 ) 2005 年 3 月 20 日平成 17 年版 ( 品質委員会編 ) 2006 年 3 月 20 日平成 18 年版 ( 品質委員会編 ) 2007 年 3 月 20 日平成 19 年版 ( 品質委員会編 ) 2008 年 3 月 20 日平成 20 年版 ( 品質委員会編 ) 2010 年 4 月 16 日 2010 年デジタル版 ( 経営委員会編 ) 2014 年 4 月 16 日 2013 年デジタル版 ( 経営委員会編 ) 編著一般社団法人日本塗装工業会経営委員会 普及委員会 東京都渋谷区鶯谷町 19-22( 塗装会館 3 階 ) 電話 : ファクシミリ : info@nittoso.or.jp URL:

PAINTING JOURNAL vol.2 PAINTING JOURNAL Vol.2 失敗しない塗り替え工事のために 塗装その先の未来 事前の情報収集が上手な塗替えのヒケツ 塗替えの一般的な流れ STEP1 STEP2 STEP3 STEP4 STEP5 1 POINT 2

PAINTING JOURNAL vol.2 PAINTING JOURNAL Vol.2 失敗しない塗り替え工事のために 塗装その先の未来 事前の情報収集が上手な塗替えのヒケツ 塗替えの一般的な流れ STEP1 STEP2 STEP3 STEP4 STEP5 1 POINT 2 PAINTING JOURNAL Vol.2 失敗しない塗り替え工事のために 塗装その先の未来 事前の情報収集が上手な塗替えのヒケツ 塗替えの一般的な流れ STEP1 STEP2 STEP3 STEP4 STEP5 1 POINT 2 POINT 目次 失敗しない塗り替え工事のために塗り替え工事の流れ aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa1

More information

設計壁リフォーム標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディングモエンサイディングセンターサイディング屋根リフォームセンタールーフアルマ8-1 適用条件 8 屋根リフォームの設計 1) 適合対象建築物昭和 56 年の建築基準法新耐震基準に適合する木造建築物 昭和 56 年 5

設計壁リフォーム標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディングモエンサイディングセンターサイディング屋根リフォームセンタールーフアルマ8-1 適用条件 8 屋根リフォームの設計 1) 適合対象建築物昭和 56 年の建築基準法新耐震基準に適合する木造建築物 昭和 56 年 5 8 屋根リフォームの設計 8-1 8-2 適用条件 屋根リフォームの流れ 8-3 適性診断の種類 8-4 屋根診断の手法 137 設計壁リフォーム標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディングモエンサイディングセンターサイディング屋根リフォームセンタールーフアルマ8-1 適用条件 8 屋根リフォームの設計 1) 適合対象建築物昭和 56 年の建築基準法新耐震基準に適合する木造建築物

More information

設計162 外壁リフォーム事前調査の方法標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディング張り替え工法モエンサイディング張り替え工法 外張り断熱センターサイディング重ね張り工法設計屋根リフォームセンタールーフ重ね葺き工法アルマ重ね葺き工法参考資8-1 適用条件 8-2 屋根リフ

設計162 外壁リフォーム事前調査の方法標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディング張り替え工法モエンサイディング張り替え工法 外張り断熱センターサイディング重ね張り工法設計屋根リフォームセンタールーフ重ね葺き工法アルマ重ね葺き工法参考資8-1 適用条件 8-2 屋根リフ 8 屋根リフォームの設計 8-1 適用条件 1) 適合対象建築物 2) 建築物の構造 規模 8-2 屋根リフォームの流れ 8-3 適性診断の種類 1) 屋根診断 2) 木造住宅用耐震診断 1) 下地チェックシート 2) 屋根診断方法 161 設計162 外壁リフォーム事前調査の方法標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディング張り替え工法モエンサイディング張り替え工法 外張り断熱センターサイディング重ね張り工法設計屋根リフォームセンタールーフ重ね葺き工法アルマ重ね葺き工法参考資8-1

More information

公共建築改修工事標準仕様書対応 日本ペイント製品塗装仕様書 平成22年度版

公共建築改修工事標準仕様書対応 日本ペイント製品塗装仕様書 平成22年度版 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修 平成 22 年度版 7 章塗装改修工事 8 節耐候性塗料塗り (DP) 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修公共建築改修工事標準仕様書の上記各章に準拠する日本ペイント製品対応仕様書 日本ペイント販売株式会社 www.nipponpaint.co.jp/biz1/building.html 8 節耐候性塗料塗り (DP) 7.8.1 適用範囲この節は 屋外の鉄鋼面 亜鉛めっき鋼面

More information

<4D F736F F D D FC897DF8F8091CF89CE8D5C91A294BB95CA8E9197BF81698AC888D594C5816A2E646F63>

<4D F736F F D D FC897DF8F8091CF89CE8D5C91A294BB95CA8E9197BF81698AC888D594C5816A2E646F63> ミサワホーム火災保険構造級別判定資料 ( 簡易版 ) 木質編 2007 年 1 月 1 1. 火災保険 地震保険における構造級別 火災保険 ( 及び地震保険 ) は建物の所在地 建物の構造により保険料率が異なります 建物の構造については次のように区分されます なお 構造は個々の物件により異なるため 設計図 仕上表等で確認する必要があります 表 1 火災保険 地震保険における構造区分 ( 概要 ) 例

More information

KEN0109_施工技術の動向-三.indd

KEN0109_施工技術の動向-三.indd 施工技術の動向 橋梁補修工の新規制定歩掛について 国土交通省総合政策局公共事業企画調整課 1. 国土交通省では平成 26 年度土木工事標準歩掛に 橋梁補修工 3 工種の歩掛を新規に制定した 本稿では, 調査状況や歩掛制定の検討内容について, その概要を紹介する 2. 近年の橋梁補修工事の増加により全国的に歩掛制定の要望があったことから, 施工実態調査を実施した 調査の規模としては, 国土交通省および都道府県ならびに政令市が行っている橋梁補修工事を対象としている

More information

公共建築工事標準仕様書対応 日本ペイント製品塗装仕様書 平成22年度版

公共建築工事標準仕様書対応 日本ペイント製品塗装仕様書 平成22年度版 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修 平成 22 年度版 18 章塗装工事 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修公共建築工事標準仕様書の上記各章に準拠する日本ペイント製品対応仕様書 日本ペイント販売株式会社 www.nipponpaint.co.jp/biz1/building.html 18.7.1 適用範囲この節は 屋外の鉄鋼面 亜鉛めっき鋼面 コンクリート面等の耐候性塗料塗りに適用する 18.7.2

More information

図 維持管理の流れと診断の位置付け 1) 22 22

図 維持管理の流れと診断の位置付け 1) 22 22 第 2 章. 調査 診断技術 2.1 維持管理における調査 診断の位置付け (1) 土木構造物の維持管理コンクリート部材や鋼部材で構成される土木構造物は 立地環境や作用外力の影響により経年とともに性能が低下する場合が多い このため あらかじめ設定された予定供用年数までは構造物に要求される性能を満足するように適切に維持管理を行うことが必要となる 土木構造物の要求性能とは 構造物の供用目的や重要度等を考慮して設定するものである

More information

                            技管第  号

                            技管第  号 段階確認の運用について 工事監督の主たる目的である 契約の適正な履行の確保 を図るため 土木工事共通仕様書 3-1-1-6に基づき 段階確認 を実施しているところであるが この 段階確認 が合理的かつ確実に実施されることにより 所謂 粗雑工事の防止 工事目的物の品質の確保 がなされるよう 土木工事共通仕様書 等に規定されている事項と合わせて遵守すべき 段階確認 の手続きについて以下のとおり示すものとする

More information

住宅瑕疵担保履行制度のあり方に関する検討委員会報告書抜粋 1. 住宅紛争処理の仕組みと相談体制 今後の対応 前述のとおり 非評価 供託新築住宅 評価住宅でない既存住宅については 住まいるダイヤル ( 電話相談 ) は利用できるものの 専門家相談や住宅品質確保法 住宅瑕疵担保履行法に基づく住宅紛争処理

住宅瑕疵担保履行制度のあり方に関する検討委員会報告書抜粋 1. 住宅紛争処理の仕組みと相談体制 今後の対応 前述のとおり 非評価 供託新築住宅 評価住宅でない既存住宅については 住まいるダイヤル ( 電話相談 ) は利用できるものの 専門家相談や住宅品質確保法 住宅瑕疵担保履行法に基づく住宅紛争処理 参考資料 3 住宅に関わる消費者相談体制について ( 参考資料 ) Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 住宅瑕疵担保履行制度のあり方に関する検討委員会報告書抜粋 1. 住宅紛争処理の仕組みと相談体制 今後の対応 前述のとおり 非評価 供託新築住宅 評価住宅でない既存住宅については 住まいるダイヤル ( 電話相談 ) は利用できるものの

More information

3-1 2 修繕工事の実態 ( ヒアリング ) 計画修繕は 定期点検等で明らかになった建物の劣化の補修のため 調査 診断 修繕計画の作成 工事の実施へと 区分所有者の合意を形成しつつ 進められる 当勉強会で実施したヒアリングより 管理会社による点検 定期点検は 1 回 / 年の頻度で行っている 目視

3-1 2 修繕工事の実態 ( ヒアリング ) 計画修繕は 定期点検等で明らかになった建物の劣化の補修のため 調査 診断 修繕計画の作成 工事の実施へと 区分所有者の合意を形成しつつ 進められる 当勉強会で実施したヒアリングより 管理会社による点検 定期点検は 1 回 / 年の頻度で行っている 目視 3-1 共同住宅の修繕工事 1 修繕工事の実態 共同住宅では 発生した不具合を修繕する工事だけでなく 長期修繕計画に基づき積み立てた修繕積立金を用いた計画修繕等が行われている マンション管理会社 (A 社 ) の受注した工事 計画修繕工事実施時の資金調達 計画修繕の工事資金は修繕積立金で賄うことが多い 大規模修繕工事 ( 計画修繕工事のうち足場を設置したもの )1.9% 計画修繕工事 ( 屋上防水工事

More information

<4D F736F F D E C982A882AF82E98E E968D8082D682CC91CE899E82C982C282A282C4>

<4D F736F F D E C982A882AF82E98E E968D8082D682CC91CE899E82C982C282A282C4> 20180410 評価室事務局 インスペクションにおいて指摘された劣化事象についての考え方 Ⅰ インスペクションに基づく劣化事象への対応の考え方インスペクションで指摘された劣化事象は 様式 8 添付図面 維持保全計画の中で 今回補修するもの 維持保全計画に記載して将来対応とするもの に区別して 全ていずれかの対応を行う必要があります 評価基準 及び認定基準に規定されている構造耐力上主要な部分に著しい劣化事象が生じている部分及び雨漏りが生じている部分

More information

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき 株式会社ガイア 贈与税の非課税措置に係る住宅性能証明書の発行業務約款 申請者及び株式会社ガイア ( 以下 ガイア という ) は 直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税措置に係る平成 24 年度税制改正 ( 国土交通省住宅局通知平成 24 年 4 月 16 日 ) に関する関係法令並びに告示 命令等を遵守し 住宅性能証明書又は増改築等工事証明書の発行に関する審査 ( 以下 適合審査

More information

Microsoft Word - 平成 12 年 1399 号.doc

Microsoft Word - 平成 12 年 1399 号.doc 平成 12 年 1399 号 建築基準法関係告示 耐火構造の構造方法を定める件平成 12 年 5 月 30 日建設省告示第 1399 号最終改正平成 17 年 6 月 1 日国土交通省告示第 569 号建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 第 2 条第七号の規定に基づき 耐火構造の構造方法を次のように定める 第 1 壁の構造方法は 次に定めるものとする この場合において かぶり厚さ又は厚さは

More information

<8CBB8BB58C9F8DB E B D891A D9C91A A2E786C73>

<8CBB8BB58C9F8DB E B D891A D9C91A A2E786C73> 一戸建て用 第 1 面 現地調査用 現況検査チェックシート 木造 鉄骨造も含む 戸建住宅 基本情報 検査対象住宅 住宅所有者 様邸 所在地 検査依頼主 会社名 担当者 現況検査立会者 会社名 担当者 構造 木造 S 造 階数 地上階 地下階 建築時期 S H 年延床面積. m2 検査事業者名称 資格 一級建築士 登録第号 氏名 印 建築士事務所 一級建築士事務所 知事登録第号 建築士事務所名 住所

More information

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2 住宅省エネ改修に伴う固定資産税減額申告書 菰野町長 平成年月日 納税義務者住所 氏名 印 下記のとおり住宅省エネ改修を完了しましたので 固定資産税の減額を申告します 家屋の所在 菰野町 家屋番号 種類 専用住宅 併用住宅 共同住宅 構 造 木造 軽量鉄骨造 鉄骨造 床 面 積 m2 居住部分の床面積 m2 建築年月日 年 月 日 登記年月日 年 月 日 省エネ改修が完了した年月日省エネ改修に要した費用

More information

藻やカビを防ぐ 塗装前 は 水をコントロールして藻やカビの発生を抑制します 塗装前 塗装4年後 塗装 4年後 テスト施工 テスト施工 4年後 3年経っても キレイな外観! 全面施工 塗装 3年後

藻やカビを防ぐ 塗装前 は 水をコントロールして藻やカビの発生を抑制します 塗装前 塗装4年後 塗装 4年後 テスト施工 テスト施工 4年後 3年経っても キレイな外観! 全面施工 塗装 3年後 藻やカビを防ぐ 塗装前 は 水をコントロールして藻やカビの発生を抑制します 塗装前 塗装4年後 塗装 4年後 テスト施工 テスト施工 4年後 3年経っても キレイな外観! 全面施工 塗装 3年後 ナノコンポジット W 防藻 + は表面に付着した藻やカビから水分を吸収し成長を止め降雨により洗い流します ナノコンポジット W 防藻 + 一般水性塗料 ナノコンポジット W 防藻 + は ナノコンポジット

More information

公共建築改修工事標準仕様書対応 日本ペイント製品塗装仕様書(平成25年版)

公共建築改修工事標準仕様書対応 日本ペイント製品塗装仕様書(平成25年版) 節下地調整 7.. 一般事項塗替えで 表 7.. から表 7..7 までの RB 種の場合の範囲は 特記による 特記がなければ塗替え面積の 0% とする 7.. 木部の下地調整 (a) 木部の下地調整は 表 7.. により 種別は特記による 特記がなければ RB 種とする 表 7.. 木部の下地調整種別塗料その他工程 RA 種 RB 種 RC 種規格番号規格名称種類 汚れ 付着物除去 スクレーパー

More information

< F2D E7B8D FC90B3816A2E>

< F2D E7B8D FC90B3816A2E> サッシ施工技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 平成 18 年 3 月 厚生労働省職業能力開発局 1 1 級サッシ施工技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 (1) 技能検定試験の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度サッシ施工の職種における上級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度を基準とする (2) 試験科目及びその範囲表 1の左欄のとおりである (3)

More information

untitled

untitled P. P.5 P.6 P.7 P.8 P.9 P.6 P.9 P. P. P. P. P.7 P.8 P.9 P. P.6 P.8 .0% 5.8% 7.9%.7%.5%.5%.7%.9% 9,0 66,87,09,6,708 5 6 5 6 7! 7 8! 契約内容のご確認要領 CHECK! 次のフローにしたがい 構造級別を判定します 住宅物件 と 一般物件 でフローが異なります 次の 確認①

More information

鋼道路橋防食便覧 目次 A5 判 592 頁本体価格 7,500 円 平成 26 年 3 月 31 日初版第 1 刷発行平成 29 年 5 月 30 日第 3 刷発行 第 Ⅰ 編共通編 第 1 章総則 Ⅰ 総論 Ⅰ 適用の範囲 Ⅰ 用語 Ⅰ-4 第 2 章鋼

鋼道路橋防食便覧 目次 A5 判 592 頁本体価格 7,500 円 平成 26 年 3 月 31 日初版第 1 刷発行平成 29 年 5 月 30 日第 3 刷発行 第 Ⅰ 編共通編 第 1 章総則 Ⅰ 総論 Ⅰ 適用の範囲 Ⅰ 用語 Ⅰ-4 第 2 章鋼 鋼道路橋防食便覧 目次 A5 判 592 頁本体価格 7,500 円 平成 26 年 3 月 31 日初版第 1 刷発行平成 29 年 5 月 30 日第 3 刷発行 第 Ⅰ 編共通編 第 1 章総則 Ⅰ-1 1. 1 総論 Ⅰ-1 1. 2 適用の範囲 Ⅰ-2 1. 3 用語 Ⅰ-4 第 2 章鋼道路橋の腐食 Ⅰ-5 2. 1 鋼の腐食 Ⅰ-5 2. 2 腐食の分類と形態 Ⅰ-6 2. 3 環境と腐食

More information

建築改修工事標準仕様書対応 日本ペイント製品塗装仕様書

建築改修工事標準仕様書対応 日本ペイント製品塗装仕様書 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修 平成 年度版 7 章塗装改修工事 節下地調整 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修公共建築改修工事標準仕様書の上記各章に準拠する日本ペイント製品対応仕様書 日本ペイント販売株式会社 www.nipponpaint.co.jp/biz/building.html 節下地調整 7.. 一般事項塗替えで 表 7.. から表 7..7 の RB 種の場合の既存塗膜の除去範囲は

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 安心住宅みらいえの 既存住宅かし保険 ( 個人間売買 ) 引渡し後リフォーム工事 ( 特約 ) 中古住宅の売買 + 引渡後のリフォーム工事に http://c-miraie.com 安心住宅みらいえ検索 安心住宅みらいえ ( 一級建築士事務所神奈川県知事登録第 16615 号 ) 個人間売買かし保証 ( 既存 ) 保証実績 1( 瑕疵保険協会 HP より ) 既存住宅かし保険引渡し後リフォーム型 (

More information

住宅のロングライフ化実現に向けて 外壁の性能維持のためには必ず 点検 と適切な メンテナンス が必要です 窯業系サイディングの耐用年数 ( 耐久性 ) は 太陽光 ( 紫外線 ) 風雨 雪 気温の変化等の気象条件や 台風 地震などの自然現象 メンテナンスの実施度合いにより 大きく影響を受けます しか

住宅のロングライフ化実現に向けて 外壁の性能維持のためには必ず 点検 と適切な メンテナンス が必要です 窯業系サイディングの耐用年数 ( 耐久性 ) は 太陽光 ( 紫外線 ) 風雨 雪 気温の変化等の気象条件や 台風 地震などの自然現象 メンテナンスの実施度合いにより 大きく影響を受けます しか 住宅のロングライフ化実現に向けて 外壁の性能維持のためには必ず 点検 と適切な メンテナンス が必要です 窯業系サイディングの耐用年数 ( 耐久性 ) は 太陽光 ( 紫外線 ) 風雨 雪 気温の変化等の気象条件や 台風 地震などの自然現象 メンテナンスの実施度合いにより 大きく影響を受けます しかしながら 適切な維持管理 ( 点検 & メンテナンス ) を繰り返し行えば サイディングのみならず建物自体の老朽化を遅らせ

More information

<4D F736F F D208AAE97B98C9F8DB8905C90BF8F912E646F63>

<4D F736F F D208AAE97B98C9F8DB8905C90BF8F912E646F63> 第十九号様式 ( 第四条 第四条の四の二関係 )(A4) 完了検査申請書 ( 第一面 ) 工事を完了しましたので 建築基準法第 7 条第 1 項又は第 7 条の 2 第 1 項 ( これらの規定を同法第 87 条の 2 又は第 88 条第 1 項若しくは第 2 項において準用する場合を含む ) の規定により 検査を申請します この申請書及び添付図書に記載の事項は 事実に相違ありません 指定確認検査機関株式会社新潟建築確認検査機構代表取締役社長三浦勝平

More information

コンクリート用塗料 ( 表面保護工法 ) の目的 1 コンクリート構造物の保護 2 コンクリート構造物の美観付与 3 コンクリート構造物の機能性付与

コンクリート用塗料 ( 表面保護工法 ) の目的 1 コンクリート構造物の保護 2 コンクリート構造物の美観付与 3 コンクリート構造物の機能性付与 コンクリート用塗料の性能と機能 日本ペイント株式会社鉄構グループ中丸大輔 コンクリート用塗料 ( 表面保護工法 ) の目的 1 コンクリート構造物の保護 2 コンクリート構造物の美観付与 3 コンクリート構造物の機能性付与 1 コンクリート構造物の保護 表面保護工法設計施工指針 ( 案 ) 土木学会 2005 年 劣化機構 劣化度 ( 既設構造物 ) 新設構造物 or 既設構造物 表面被覆工法 (

More information

08_sankousuuryou

08_sankousuuryou 参考数量書 工事名称 工事場所 8 南棟外壁 塗装及び学生会館屋上防水改修工事埼玉県越谷市三野宮 820 番地 この参考数量書は 本工事の積算をする際の参考として掲示するものです 入札の際には 設図書に伴い積算をしてください 共通仮設費及び現場管理費は工事期間 9 日として算定しています なお 参考数量への質問に関しましては回答できません ご了承願います 種目別内訳 名 称 数 量 単位 金 額 備

More information

SBIAQ確認検査業務手数料規定

SBIAQ確認検査業務手数料規定 SBI アーキクオリティ株式会社適合証明検査業務料金規程 ( 趣旨 ) 第 1 条 この規程は SBI アーキクオリティ株式会社 ( 以下 SBIAQ という ) が独立行政法人住宅金融支援機構との間に締結した 適合証明業務に関する協定書 に定める適合証明検査業務に係る料金 ( 以下 適合証明料金 という ) について必要な 事項を定める ( 新築住宅 フラット35 財形住宅融資 の料金 ) 第 2

More information

非歩行露出ナルファルト塗膜シート絶縁工法 NWW 非歩行露出 ( 遮熱 ) ナルファルト塗膜シート絶縁工法 NWW 軽歩行露出 ( 遮熱 ) ナルファルト塗膜シート絶縁工法 NWW 高耐久露出ナルファルト塗膜シート絶縁工法 NWW 軽歩行露出

非歩行露出ナルファルト塗膜シート絶縁工法 NWW 非歩行露出 ( 遮熱 ) ナルファルト塗膜シート絶縁工法 NWW 軽歩行露出 ( 遮熱 ) ナルファルト塗膜シート絶縁工法 NWW 高耐久露出ナルファルト塗膜シート絶縁工法 NWW 軽歩行露出 保護ナルファルト塗膜シート工法 平場ナルファルトWP 不織布 ( 別途保護工事 ) 300 m2 4,700 立上りナルファルトWP 不織布 トンボ ( 別途保護工事 ) 100 m2 5,100 NWW-110-00 床保護 絶縁シート ガムテープ 300 m2 700 保護断熱ナルファルト塗膜シート工法 平場ナルファルトWP 不織布 断熱材 3 種 35mm 厚 ( 別途保護工事 ) 300 m2

More information

工事施工記録写真作成方法 平成 31 年 4 月 名古屋市緑政土木局

工事施工記録写真作成方法 平成 31 年 4 月 名古屋市緑政土木局 工事施工記録写真作成方法 平成 31 年 4 月 名古屋市緑政土木局 工事施工記録写真作成方法 目 次 第 1 一般事項 1 1 1 趣旨 1 1 2 適用 1 1 3 撮影目的 1 1 4 写真の構成 1 1 5 撮影箇所及び内容等 1 1 6 撮影計画の提出 1 第 2 撮影の方法 2 2 1 撮影の基本 2 2 2 形状寸法の確認方法 2 2 3 拡大写真 2 2 4 検査状況写真 3 第 3

More information

<4D F736F F D BA926E92B290AE93688DDE82CC95578F808D488E968E64976C2E646F6378>

<4D F736F F D BA926E92B290AE93688DDE82CC95578F808D488E968E64976C2E646F6378> 外装タイル弾性接着剤張り工事標準仕様書 同解説 有機系下地調整塗材に関する追補 全国タイル工業組合 有機系下地調整塗材に関して 外装タイル弾性接着剤張り工事標準仕様書 同解説 に以下の内容を追補する 1. 適用範囲建築物の外壁にセラミックタイルを有機系接着剤張りする場合における 下地調整のために使用する有機系下地調整塗材の工法に適用する 2. 材料 JAI 18( 日本接着剤工業会規格 ) に規定した有機系下地調整塗材のうち

More information

第2章 事務処理に関する審査指針

第2章 事務処理に関する審査指針 第 4 章参考資料 第 1 建築関係資料 1 耐火構造耐火構造 ( 建築基準法第 2 条第 7 号 ) とは 壁 柱その他の建築物の部分の構造のうち 耐火性能 ( 通常の火災が終了するまでの間当該火災による建築物の倒壊及び延焼を防止するために当該建築物の部分に必要とされる性能をいう ) に関して政令で定める技術的基準 ( 建築基準法施行令第 107 条 ) に適合する鉄筋コンクリート造 れんが造その他の構造で

More information

8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 8.2 支承取替工 8.3 沓座拡幅工 8.4 桁連結工 8.5 現場溶接鋼桁補強工 8.6 ひび割れ補修工 ( 充てん工法 ) 8.7 ひび割れ補修工 ( 低圧注入工法 ) 8.8 断面修復工 ( 左官工法 ) 8.9 表面被覆工 (

8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 8.2 支承取替工 8.3 沓座拡幅工 8.4 桁連結工 8.5 現場溶接鋼桁補強工 8.6 ひび割れ補修工 ( 充てん工法 ) 8.7 ひび割れ補修工 ( 低圧注入工法 ) 8.8 断面修復工 ( 左官工法 ) 8.9 表面被覆工 ( 8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 8.2 支承取替工 8.3 沓座拡幅工 8.4 桁連結工 8.5 現場溶接鋼桁補強工 8.6 ひび割れ補修工 ( 充てん工法 ) 8.7 ひび割れ補修工 ( 低圧注入工法 ) 8.8 断面修復工 ( 左官工法 ) 8.9 表面被覆工 ( 塗装工法 ) 3-8-1 8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 旧高欄の撤去を含めた地覆コンクリートの撤去

More information

資料 1 SAMPLE

資料 1 SAMPLE 資料 1 本調査による建物状況調査は 検査会社が 国の登録を受けた既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士 ( 既存住宅状況調査技術者 ) により 既存住宅状況調査方法基準に基づき行った調査です また 住宅あんしん保証の現場検査基準に則した調査も兼ねて実施することとしています 検査会社 - 1 - - 2 - 建 物 建 物 状 況 調 査 建物状況調査実施者 ( 事務局 ) 建物状況調査実施者

More information

付録 A 住宅の平均熱貫流率算出に用いる建材等の熱物性値等 A.1 建材等の熱物性値 表 A.1 に住宅の平均熱貫流率算出に用いる建材等の熱物性値を示す 表 A.1 に定める建材以外におい て 一般的に用いられ JIS で熱物性値の定めのある断熱材の熱物性値を参考として表 A.2 に示す 表 A.2 に 掲げる断熱材は JIS 表示品であることが確認できた場合 当該 JIS に定める熱物性値を用いることができる

More information

8p表

8p表 K K 無機有機ハイブリッド塗料 セ ミフロンス ー パ ー シ リ ー ズ 無機成分 オルガノポリシロキサン と 4フッ化フッ素樹脂との融合 建造物を 10年先 20年先まで美しく 多くの皆様に選ばれた 確かな性能で強く美しく より価値ある建造物へ セミフロンスーパーアクアⅡ 遮熱 セミフロンスーパーマイルドⅡ 遮熱 セミフロンスーパールーフⅡ 遮熱 セミフロンスーパー シリーズ 最も耐候性に優れる無機成分

More information

3 治験実施計画書目的 当該治験について 治験実施計画書が手順書に従い適切に作成及び改訂されていることを確認する 次の事項を調べる (1) 治験実施計画書の記載項目 ( 再生医療等製品 GCP 省令第 7 条第 1 項に規定する項目 ) (2) 治験実施計画書の作成 改訂の手順と日付 (3) 治験計

3 治験実施計画書目的 当該治験について 治験実施計画書が手順書に従い適切に作成及び改訂されていることを確認する 次の事項を調べる (1) 治験実施計画書の記載項目 ( 再生医療等製品 GCP 省令第 7 条第 1 項に規定する項目 ) (2) 治験実施計画書の作成 改訂の手順と日付 (3) 治験計 別添 10 再生医療等製品 GCP 省令チェックリスト Ⅰ 治験依頼者 ( 受託機関を含む ) 用 1 組織及び体制目的 治験の依頼及び管理に当たって 再生医療等製品 GCP 省令に沿った業務を行うために適切にして十分な人材を有し かつ 組織及び体制が確立していることを確認する 1 治験依頼者の組織 ( 当該被験機器の開発組織を含む ) と再生医療等製品 G CP 省令に係わる組織との関係 2 治験の依頼及び管理の業務に従事する者の氏名

More information

Taro-町耐震改修助成要綱 j

Taro-町耐震改修助成要綱 j 木造住宅耐震診断 耐震改修補助制度のご案内 町では 地震に対する建築物の安全性の向上をはかり安全で安心して暮らせるまちづくりを推進するため 戸建て木造住宅の所有者に対し耐震診断 耐震改修の費用の一部を補助します 音更町 木造住宅耐震診断費の補助 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む

More information

様式 1 号 ( 外構部の木質化対策支援事業助成金交付規程第 6 関係 ) 全国木材協同組合連合会会長松原正和殿 外構実証事業申請書 下記のとおり外構実証事業に申請します (1) 申請者情報会社住所 事業担当者連絡先 建設業を生業とすることの証明 ( 右のいずれかについて )( 注 ) 会社名代表者

様式 1 号 ( 外構部の木質化対策支援事業助成金交付規程第 6 関係 ) 全国木材協同組合連合会会長松原正和殿 外構実証事業申請書 下記のとおり外構実証事業に申請します (1) 申請者情報会社住所 事業担当者連絡先 建設業を生業とすることの証明 ( 右のいずれかについて )( 注 ) 会社名代表者 様式 1 号 ( 外構部の木質化対策支援事業助成金交付規程第 6 関係 ) 全国木材協同組合連合会会長松原正和殿 外構実証事業申請書 下記のとおり外構実証事業に申請します (1) 申請者情報会社住所 事業担当者連絡先 建設業を生業とすることの証明 ( 右のいずれかについて )( 注 ) 会社名代表者名 電話 FAX Email 建設業許可建設業の種類 : 各種資格 受付番号 K 平成年月日 技能士

More information

コンクリート改修施工技術 外壁複合改修工法 の調査研究 拜﨑温敬 *1 武藤正裕 *1 若杉雄一 *1 峯本正直 *1 塚田修治 *1 阿木孝二 *1 川端祥治郎 *1 伊賀上竜也 *1 竹内金吾 *1 津田修 *1 森福啓二 *2 山本智道 *3 1. はじめに ( 工法開発の経緯 ) 建築物外壁

コンクリート改修施工技術 外壁複合改修工法 の調査研究 拜﨑温敬 *1 武藤正裕 *1 若杉雄一 *1 峯本正直 *1 塚田修治 *1 阿木孝二 *1 川端祥治郎 *1 伊賀上竜也 *1 竹内金吾 *1 津田修 *1 森福啓二 *2 山本智道 *3 1. はじめに ( 工法開発の経緯 ) 建築物外壁 コンクリート改修施工技術 外壁複合改修工法 の調査研究 拜﨑温敬 武藤正裕 若杉雄一 峯本正直 塚田修治 阿木孝二 川端祥治郎 伊賀上竜也 竹内金吾 津田修 森福啓二 *2 山本智道 * 1. はじめに ( 工法開発の経緯 ) 建築物外壁仕上げに湿式タイル張りや石張り モルタル塗り等があるが 経年と共に剥落の恐れがあり事故も散見される 関連して 2008 年 4 月に建築基準法第 12 条に 特殊建築物の定期報告制度の厳格化

More information

Taro-101 サッシ施工(H17改正)

Taro-101 サッシ施工(H17改正) サッシ施工技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 平成 18 年 3 月 厚生労働省職業能力開発局 目 次 1.1 級サッシ施工技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 1 ページ 制定昭和 54 年度改正平成 17 年度 2.2 級サッシ施工技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 6 ページ 同 上 3.3 級サッシ施工技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目

More information

【確定版】石綿含有仕上塗

【確定版】石綿含有仕上塗 環水大大発第 1705301 号 平成 29 年 5 月 30 日 各 都道府県 大気汚染防止法政令市 大気環境主管部局長殿 環境省水 大気環境局大気環境課長 石綿含有仕上塗材の除去等作業における石綿飛散防止対策について 大気環境行政の推進については 日頃より御尽力いただいているところである さて 建築物等の内外装仕上げに用いられる建築用仕上塗材 ( 以下 仕上塗材 という ) には 石綿を含有するものがあり

More information

第三者による品質証明制度について 参考資料 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

第三者による品質証明制度について 参考資料 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 第三者による品質証明制度について 参考資料 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 第三者による品質証明制度について 制度の概要本制度は 今後の品質確保の方向として 従来 発注者による監督 検査業務や施工者による品質管理として段階的に実施してきた施工管理に代えて 工事実施状況など現場におけ工事実施状況など現場における施工プロセスを臨場により確認することにより

More information

HP_GBRC-141, page Normalize_3 ( _GBRC-141.indb )

HP_GBRC-141, page Normalize_3 ( _GBRC-141.indb ) Performance rma Tests s for Floor Covering gs 43 EF a C t n L EF a C t n L U E PD U P D E 44 σ b PL bt σ b L P b t 45 46 GBRC Vol.35 No.3 2010.7 なお 摩耗輪のタイプと試験荷重は 製品規格の規定 により選択する 験体表面に滴下して時計皿で覆い 規定時間 24時間な

More information

CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐火性能の評価 ~ 平成 26 年度建築研究所講演会 CLTによる木造建築物の設計法の開発 ( その 3) ~ 防耐火性能の評価 ~ 建築防火研究グループ上席研究員成瀬友宏 1 CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐

CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐火性能の評価 ~ 平成 26 年度建築研究所講演会 CLTによる木造建築物の設計法の開発 ( その 3) ~ 防耐火性能の評価 ~ 建築防火研究グループ上席研究員成瀬友宏 1 CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐 CLTによる木造建築物の設計法の開発 ( その 3) ~ 防耐火性能の評価 ~ 建築防火研究グループ上席研究員成瀬友宏 1 内容 Ⅰ はじめに 1) 木材 製材 集成材 CLT の特徴 テキスト p.45~5050 と燃えしろ の燃えしろを検討するにあたっての課題 1)CLT の燃えしろに関する実験的検討 壁パネルの非損傷性に関する実験的検討 等の防耐火性能に関する建築研究所のその他の取り組み Ⅳ

More information

グラスト Si 石材調の外観により高級感があり 落ち着きのある外観を兼ね備えた仕上げ材となります 色の種類 : 標準色 53 色他調色可 ( 注意 : 標準色以外の場合は限界色となる場合がございます ) 上塗材の特徴 : 高い耐候性を有し 防藻 防カビ剤を配合しており 長期にわたり美観を保ちます グ

グラスト Si 石材調の外観により高級感があり 落ち着きのある外観を兼ね備えた仕上げ材となります 色の種類 : 標準色 53 色他調色可 ( 注意 : 標準色以外の場合は限界色となる場合がございます ) 上塗材の特徴 : 高い耐候性を有し 防藻 防カビ剤を配合しており 長期にわたり美観を保ちます グ 弾性リシン 砂壁状の外観により落ち着きがあり カラーバリエーションが豊富な仕上げ材となります 色の種類 : 標準色200カベカラー色 ( 注意 : 濃色 有機色の場合は限界色となる場合がございます ) 上塗材の特徴 : 微弾性ですので下地へヘアークラックの追従性があり 雨水の侵入を防ぎます 弾性リシン 水系 JIS A 6909 200 可とう形外装薄塗材 E アクリル系 ファンデ 20kg ホワイト

More information

ご注意安全上の230 商品の選定施工基準かかる前に標準施工法施工方法納まり納まり位の納まり工法施工方法施工方法維持管理参考資料設計基準 施工に施工部材の木造下地の鉄骨下地のその他各部外張断熱装飾部材の軒天材の工事管理 9. 外張断熱工法 1 設計施工上のポイント 外張断熱工法については 住宅会社 設

ご注意安全上の230 商品の選定施工基準かかる前に標準施工法施工方法納まり納まり位の納まり工法施工方法施工方法維持管理参考資料設計基準 施工に施工部材の木造下地の鉄骨下地のその他各部外張断熱装飾部材の軒天材の工事管理 9. 外張断熱工法 1 設計施工上のポイント 外張断熱工法については 住宅会社 設 229 安全上のご注意商品の選定設計基準 施工基準施工にかかる前に標準施工法施工部材の施工方法木造下地の納まり鉄骨下地の納まりその他各部位の納まり外張断熱工法装飾部材の施工方法軒天材の施工方法工事管理 維持管理参考資料9. 外張断熱工法 1 設計施工上のポイント 2 横張りサイディング各部納まり図 3 縦張りサイディング各部納まり図 ご注意安全上の230 商品の選定施工基準かかる前に標準施工法施工方法納まり納まり位の納まり工法施工方法施工方法維持管理参考資料設計基準

More information

配管保護テープ No.303( フラットタイプ ) 非粘着タイプなので 施工性に優れています 曲折部にも簡単に施工できます 配管の保温 保護 分けに 屋外配管の簡易防水用に 湿気の多い地下室などの配管のさび防止に J 灰 塩化ビニル アイテムリスト P.63

配管保護テープ No.303( フラットタイプ ) 非粘着タイプなので 施工性に優れています 曲折部にも簡単に施工できます 配管の保温 保護 分けに 屋外配管の簡易防水用に 湿気の多い地下室などの配管のさび防止に J 灰 塩化ビニル アイテムリスト P.63 アイテムリストビニルテープ No.21 広 ビニルテープ広 S 保護 PROTECTION 配管などの保護に 各種結束 分けに 床のライン用に ラインテープとして使用する場合は 必ず事前にテストを行ったうえで使用可否を判断してください ( シュリンク包装 ) J3411 0.2 38 20 1-100 赤 J3412 0.2 38 20 1-100 黄 J3413 0.2 38 20 1-100 J3414

More information

共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は

共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は 共同事業体協定書ひな形 ( 名称 ) 第 1 条この機関は 共同事業体 ( 以下 機関 という ) と称する ここでいう 機関 は 応募要領の参加資格に示した共同事業体のことであるが 協定書等において必ず 共同事業体 という名称を用いなければならない ということはない ( 目的 ) 第 2 条機関は 知 の集積による産学連携推進事業のうち研究開発プラットフォーム運営等委託事業 ( 以下 委託事業 という

More information

ウ環境負荷低減型フォーム工事公共下水道 農業集落排水施設及び合併浄化槽に 生活排水設備を接続する工事です なお 合併浄化槽の設置については市の補助制度があります 詳しくは上下水道課へご相談ください Q 8 住宅リフォーム工事とはどのような工事ですか? A 8 住宅の機能の維持 回復又は向上のために行

ウ環境負荷低減型フォーム工事公共下水道 農業集落排水施設及び合併浄化槽に 生活排水設備を接続する工事です なお 合併浄化槽の設置については市の補助制度があります 詳しくは上下水道課へご相談ください Q 8 住宅リフォーム工事とはどのような工事ですか? A 8 住宅の機能の維持 回復又は向上のために行 大町市住宅性能向上リフォーム支援事業 Q&A 1 補助金交付の対象者 対象住宅に関すること Q 1 現在 市外に居住しており市内の中古住宅を購入して居住する予定です 対象者となりますか? A 1 補助金交付申請時に住宅の所有者で市内に住所を有する場合は対象となります Q 2 平成 23 年度から平成 26 年度に実施した大町市住宅リフォーム促進事業で補助金交 付を受けていますが 本事業の対象住宅となりますか?

More information

スライド 1

スライド 1 よく分かる! 省令準耐火 ( 木造軸組工法 ) ~ 基準の概要 & よくある質問 ~ Web セミナー用テキスト 1 目次 省令準耐火構造の住宅 の特徴 木造軸組工法による省令準耐火構造 ( 概要 ) よくある質問 省令準耐火構造の住宅 のメリットとは? 2 省令準耐火構造の住宅 の特徴 3 省令準耐火構造の住宅 の特徴 特徴 1 外部からの延焼防止 特徴 2 各室防火 特徴 3 他室への延焼遅延

More information

<90528DB88EBF96E2955B2E786C73>

<90528DB88EBF96E2955B2E786C73> 4. 品質マネジメントシステム 4.1 一般要求事項 1 組織が品質マネジメントシステムを確立する上で必要としたプロセスは何ですか? 2 営業 / 購買 / 設計のプロセスについて 1このプロセスはどのプロセスと繋がっていますか? また関係していますか? 2このプロセスの役割と目的は何ですか? 3このプロセスの運用 管理の判断基準と 方法は何ですか? 4このプロセスの運用 管理での必要な資源と情報は何ですか?(

More information

roofing_guide.pdf

roofing_guide.pdf 2 3 いません して耐久性を向 上させた 下葺材の要求性能 る場合には 屋根下葺材 tωƒ 23 S ARK規格 ARK-04 適合品 改質アスファルトルーフィングの中でも 最もスタンダードな 製品です 改質アスファルトが釘軸廻りの止水性を高めており 良質なア スファルト含浸紙を芯材に採用したことで寸法安定性が向上 しています 構成 特殊合成樹脂 鉱物質粉粒 改質アスファルト層 アスファルト含浸紙

More information

横浜市のマンション 耐震化補助制度について

横浜市のマンション 耐震化補助制度について 資料 4 マンションの 耐震設計の手法について 平成 28 年 10 月 31 日作成 ( 注 ) 耐震化補助制度の内容は 作成時点のものとなります 1 設計手法 地震の原因とプレートの配置 地震の原因 地球の表面は何枚かの岩盤 ( プレート ) にて構成されている それぞれのプレートが運動することで境界部にひずみが生じる 蓄積したひずみが限界に達し それが解放されたものが地震となる プレートテクトニクス理論

More information

文書管理番号

文書管理番号 プライバシーマーク付与適格性審査実施規程 1. 一般 1.1 適用範囲この規程は プライバシーマーク付与の適格性に関する審査 ( 以下 付与適格性審査 という ) を行うプライバシーマーク指定審査機関 ( 以下 審査機関 という ) が その審査業務を遂行する際に遵守すべき事項を定める 1.2 用語この基準で用いる用語は 特段の定めがない限り プライバシーマーク制度基本綱領 プライバシーマーク指定審査機関指定基準

More information

静岡市の耐震対策事業

静岡市の耐震対策事業 静岡市耐震シェルター整備事業費補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条静岡市は 地震発生時における住宅の倒壊等による人的被害を防止するため 住宅内に耐震シェルターを設置する者に対して 予算の範囲内において 補助金を交付するものとし その交付に関しては 静岡市補助金等交付規則 ( 平成 15 年静岡市規則第 44 号 以下 規則 という ) 及びこの要綱に定めるところによる ( 定義 ) 第 2 条この要綱において

More information

( 評定の修正 ) 第 6 条評定者は 前条の規定により評定の結果を通知した後においてかしが判明したこと等により 当該評定を修正する必要が生じたときは 速やかにこれを修正し 知事等に提出するものとする 2 前条第 2 項の規程は前項の場合において準用する ( 説明の請求 ) 第 7 条前 2 条の規

( 評定の修正 ) 第 6 条評定者は 前条の規定により評定の結果を通知した後においてかしが判明したこと等により 当該評定を修正する必要が生じたときは 速やかにこれを修正し 知事等に提出するものとする 2 前条第 2 項の規程は前項の場合において準用する ( 説明の請求 ) 第 7 条前 2 条の規 岡山県建設工事成績評定及び通知要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は 岡山県農林水産部 土木部及びその他知事が特に認める機関が発注する建設工事 ( 以下 工事 という ) の技術水準の向上 品質の確保及び請負業者の指導育成を図ることを目的として 工事の成績評定 ( 以下 評定 という ) 及び評定の結果の通知 ( 以下 通知 という ) に関して必要な事項を定める ( 評定の対象 ) 第 2 条評定及び通知は

More information

p81-96_マンション管理ガイド_1703.indd

p81-96_マンション管理ガイド_1703.indd 第 4 章 マンション管理業者編 管理業者の役割 第 29 マンション管理業者は 受託業務を適切に実施するとともに 管理組合のパートナーとして 管理組合の運営等に対し 専門的見地から提案や助言を行い 管理組合が適正かつ円滑に管理を行える環境を整え 管理組合の活動が活性化するよう努める ガイドライン第 29 の解説 マンションの管理は 管理組合が主体となって行うものである マンションを管理するに当たっては

More information

レベル 1 2 石綿届出対象 記入例 レ労働安全衛生法第 88 条第 3 項 労働安全衛生規則第 90 条第 5 号の2 の規定による計画の届出 石綿障害予防規則第 5 条第 1 項の規定による作業の届出 レ大気汚染防止法第 18 条の15 第 1 項の規定による作業実施の届出を行っております 石綿

レベル 1 2 石綿届出対象 記入例 レ労働安全衛生法第 88 条第 3 項 労働安全衛生規則第 90 条第 5 号の2 の規定による計画の届出 石綿障害予防規則第 5 条第 1 項の規定による作業の届出 レ大気汚染防止法第 18 条の15 第 1 項の規定による作業実施の届出を行っております 石綿 レベル 1 2 石綿届出対象 労働安全衛生法第 88 条第 3 項 労働安全衛生規則第 90 条第 5 号の 2 の規定による計画の届出 石綿障害予防規則第 5 条第 1 項の規定による作業の届出 大気汚染防止法第 18 条の 15 第 1 項の規定による作業実施の届出を行っております 石綿障害予防規則第 3 条第 3 項及び大気汚染防止法第 18 条の 17 第 4 項及び同法施行規則第 16 条の

More information

THE NIKKEI MAGAZINE STYLE Ai プレミアムクラブ会員規約 第 1 条 ( 目的 ) THE NIKKEI MAGAZINE STYLE Aiプレミアムクラブ ( 以下 本組織 といいます ) は 株式会社講談社 ( 以下 講談社 といいます ) と株式会社日本経済新聞社 (

THE NIKKEI MAGAZINE STYLE Ai プレミアムクラブ会員規約 第 1 条 ( 目的 ) THE NIKKEI MAGAZINE STYLE Aiプレミアムクラブ ( 以下 本組織 といいます ) は 株式会社講談社 ( 以下 講談社 といいます ) と株式会社日本経済新聞社 ( THE NIKKEI MAGAZINE STYLE Ai プレミアムクラブ会員規約 第 1 条 ( 目的 ) THE NIKKEI MAGAZINE STYLE Aiプレミアムクラブ ( 以下 本組織 といいます ) は 株式会社講談社 ( 以下 講談社 といいます ) と株式会社日本経済新聞社 ( 以下 日経 といい 講談社とあわせて以下 当社ら といいます ) が 新聞折込および電子書籍で提供する

More information

Microsoft Word - 927・電動アシスト自転車貸出要綱.doc

Microsoft Word - 927・電動アシスト自転車貸出要綱.doc 袋井市電動アシスト付自転車貸出要綱 平成 26 年 9 月 30 日 告示第 165 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 自転車を暮らしに活かした高齢者等の健康で活発な毎日への支援を目的として 市が所有する 又はリース契約により導入した電動アシスト付自転車 ( 以下 自転車 という ) の貸出しに関し 必要な事項を定めるものとする ( 貸出対象 ) 第 2 条自転車の貸出しの対象となる者は 次の各号のいずれにも該当する者とする

More information

aquapanelindoor_rev04_171107_fix.indd

aquapanelindoor_rev04_171107_fix.indd 内装材システム Knauf Wetroom Solutions with AQUAPANEL Technology Inside 内装材システム 水廻りや高湿度環境に最適 曲面施工も可能 AQUAPANEL 内装材システムは世界各国で建設技術の革命を起こしてきました AQUAPANEL セメントボードインドアを中心とするこの画期的なシステムは 水廻りや高湿度環境における理想的な内装材システムです 性能

More information

Ⅲ 診断判定モデル住宅事例 建物概要 2 階建て木造住宅延べ床面積 53 m2 1 昭和 56 年 6 月以降 2 地盤は普通か良い 3 鉄筋コンクリート基礎 4 屋根は軽い 5 健全である 6 壁量多い 7 筋かいあり 8 壁のバランスが良い 9 建物形状はほぼ整形 10 金物あり 老朽度 診断結

Ⅲ 診断判定モデル住宅事例 建物概要 2 階建て木造住宅延べ床面積 53 m2 1 昭和 56 年 6 月以降 2 地盤は普通か良い 3 鉄筋コンクリート基礎 4 屋根は軽い 5 健全である 6 壁量多い 7 筋かいあり 8 壁のバランスが良い 9 建物形状はほぼ整形 10 金物あり 老朽度 診断結 Ⅲ 診断判定モデル住宅事例 2 階建て木造住宅延べ床面積 53 m2 1 昭和 56 年 6 月以降 3 鉄筋コンクリート基礎 4 屋根は軽い 5 健全である 6 壁量多い 7 筋かいあり 8 壁のバランスが良い 9 建物形状はほぼ整形 10 金物あり 1.24 総合評点 A 木造住宅の耐震診断は 建物の形 壁の配置 の各項目についてそれぞれの状況により評点をつけたうえで各評点を掛け合わせて総合評点を求めます

More information

様式第 1 号 ( 第 6 条関係 ) 御殿場市プロジェクト TOUKAI-0 総合支援事業費補助金交付申請書 年月日 御殿場市長様 郵便番号 住所 ( 所在地 ) 申請者 ( フリガナ ) 氏名 ( 名称並びに代表者の役職及び氏名 ) 印 電話番号 御殿場市プロジェクト TOUKAI-0 総合支援

様式第 1 号 ( 第 6 条関係 ) 御殿場市プロジェクト TOUKAI-0 総合支援事業費補助金交付申請書 年月日 御殿場市長様 郵便番号 住所 ( 所在地 ) 申請者 ( フリガナ ) 氏名 ( 名称並びに代表者の役職及び氏名 ) 印 電話番号 御殿場市プロジェクト TOUKAI-0 総合支援 様式第 1 号 ( 第 6 条関係 ) 御殿場市プロジェクト TOUKAI-0 総合支援事業費補助金交付申請書 御殿場市長様 郵便番号 住所 ( 所在地 ) 申請者 ( フリガナ ) 電話番号 御殿場市プロジェクト TOUKAI-0 総合支援事業費補助金の交付を受けたいの で 次のとおり関係書類を添えて申請します 補助事業の区分 木造住宅補強計画策定事業 木造住宅耐震補強助成事業 木造住宅除却助成事業

More information

4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と

4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と 4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と資本若しくは人事面において関連のある者又は元下関係 (2 次以下も含む ) にある者 2 個人においては

More information

Taro-通知文

Taro-通知文 26. 土木コンクリート構造物の品質確保について 技第 198 号 平成 15 年 3 月 31 日 26-1 . 26-2 骨材のアルカリシリカ反応性試験 ( 化学法またはモルタルバー法 ) の結果で注無害と確認された骨材を使用する 土木コンクリート構造物の品質確保のための運用方針について 1. 土木コンクリート構造物の耐久性を向上させるため 一般の環境条件の場合のコンク リート構造物に使用するコンクリートの水セメント比は

More information

一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと 社会保険等の加入促進計画 社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 1 2. 基本方針 2 3. 目標 2 4. 送研関西支部が取り組む対策 3 5. 会員会社が取り組む対策 4 6. その他 4 活動スケジュール 5 ( 参考資料 ) 添付資料 1 建設業における労働保険 社会保険の加入義務 添付資料 2 会員会社の社会保険加入状況 一般社団法人 送電線建設技術研究会関西支部 一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画

More information

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等について 下記のとおり協議が成立したことを確認する 記 施行地区の位置図 案内図 区域図を添付 1 土地区画整理事業の名称及び施行地区等

More information

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金 藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金を交付することに関し, 必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この要綱において, 次の各号に掲げる用語の定義は,

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 建設リサイクル法 建設リサイクル法の届出の手引き 島根県 建設リサイクル法 特定建設資材を用いた建築物等の解体工事 特定建設資材を使用する新築工事等で一定規模以上の工事 ( 対象建設工事 ) については 特定建設資材廃棄物を基準に従って工事現場で分別 ( 分別解体等 ) し 再資源化等することが義務付けられています 分別解体等 コンクリート塊 アスファルト塊 建設発生木材 再資源化等 再生骨材 再生アスファルト合材

More information

018QMR 品質計画書作成規程161101

018QMR 品質計画書作成規程161101 文書番号 QMR 811 品質計画書作成規程 管理番号 NO. - 鈴縫工業株式会社 承認確認作成施行日 版 2016 年月日 2016 年月日 2016 年月日 2016 年 11 月 1 日 10 品質計画書作成規程改訂履歴 制定 改訂追番 制定 改訂年月日 制定 改訂内容 制定 00 2002.06.01 制定 改訂 01 2003.09.01 見直しによる 全面改訂 改訂 02 2004.12.01

More information

ネットワーク保守サービス 契約約款 2016 年 4 月 関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社

ネットワーク保守サービス 契約約款 2016 年 4 月 関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社 ネットワーク保守サービス 契約約款 2016 年 4 月 関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社 目次 第 1 条 ( 目的 )... 1 第 2 条 ( 提供地域 )... 1 第 3 条 ( 申込みの方法 )... 1 第 4 条 ( 保守対象とする設備 )... 1 第 5 条 ( 保守サービスの内容 )... 1 第 6 条 ( 予備機器の取り扱い )... 2 第 7 条 ( 予備配線設備の取り扱い

More information

<4D F736F F D F E968D8090E096BE82CC837C B4C8F7193E CC93C782DD91D682A62E646F63>

<4D F736F F D F E968D8090E096BE82CC837C B4C8F7193E CC93C782DD91D682A62E646F63> 平成 27 年 6 月 25 日の改正建築士法の施行に伴う重要事項説明 書面の交付等の変更点と 重要事項説明のポイント の記述内容の読み替えについて 27 年 6 月 25 日の改正建築士法の施行に伴い 下記の点が変更になりました 建築士法改正により新たに 書面による契約 の規定 ( 第 22 条の 3 の 3) が加わり 契約書面に記載しなければならない事項が法令 ( 同条及び省令 ) により定められました

More information

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C> 社会福祉法人 個人情報保護規程 ( 例 ) 注 : 本例文は, 全国社会福祉協議会が作成した 社会福祉協議会における個人情報保護規程の例 を参考に作成したものです 本例文は参考ですので, 作成にあたっては, 理事会で十分検討してください 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は, 個人情報が個人の人格尊重の理念のもとに慎重に取り扱われるべきものであることから, 社会福祉法人 ( 以下 法人

More information

未定稿(080714)

未定稿(080714) 住宅取得者の皆様 既存住宅かし保険 ( 個人間売買 ) 概要説明書 住宅瑕疵担保責任保険法人 株式会社ハウスジーメン 本書は 既存住宅かし保険 ( 個人間売買 ) 契約重要事項説明書の概要を記載しています 既存住宅かし保険 ( 個人間売買 ) は既存住宅販売瑕疵保証責任保険 ( 個人間 ) の略称です 必ずご一読のうえ 対象住宅の引渡後に検査会社から交付されます保険付保証明書とともに 大切に保管してください

More information

平成21年度 公園遊具点検業務 特記仕様書

平成21年度 公園遊具点検業務 特記仕様書 平成 26 年度公園遊具点検業務特記仕様書 ( 目的 ) 第 1 条本業務は 精華町の都市公園及びその他の公園 遊園の遊戯施設等において 製品自体の機能低下等による事故を未然に防止するため 点検 評価を行うとともに 各遊戯施設の台帳 ( 履歴書等の更新 ) を作成し改修計画を作成することを目的とする ( 総則 ) 第 2 条本業務は 本特記仕様書によるほか 都市公園における遊具の安全確保に関する指針

More information

フリー板57 積層集成材 豊富な樹種 サイズが 多彩なインテリア コーディネイションを可能にします フリー板 商品は無塗装 TOSHU

フリー板57 積層集成材 豊富な樹種 サイズが 多彩なインテリア コーディネイションを可能にします フリー板 商品は無塗装 TOSHU フリー板57 積層集成材 豊富な樹種 サイズが 多彩なインテリア コーディネイションを可能にします フリー板 商品は無塗装 東集の積層集成材は 厳選した天然資材と入念な品質管理によって 常に均一の高品質をお届けしております 当社製品は 人工乾燥材を使用していますが 極度の乾燥 加熱 水濡れは 割れや凹凸 反り 膨れなどの狂いの原因となります あらゆる状況を想定してはおりますが 季節 保管状況 取り付け場所により

More information

資料 4 H 検討会 木造庁舎計画 設計基準の熱負荷計算について (1) 木造建築物に使用する材料の熱定数表を下に示す 熱伝導率 容積比熱 材料名 λ cρ [W/(m K)] [kj/(m 3 K)] 複合金属サイディング 55% アルミ- 亜鉛めっき鋼板 45 3,600 + 硬質

資料 4 H 検討会 木造庁舎計画 設計基準の熱負荷計算について (1) 木造建築物に使用する材料の熱定数表を下に示す 熱伝導率 容積比熱 材料名 λ cρ [W/(m K)] [kj/(m 3 K)] 複合金属サイディング 55% アルミ- 亜鉛めっき鋼板 45 3,600 + 硬質 資料 4 H23.2.24 検討会 木造庁舎計画 設計基準の熱負荷計算について (1) 木造建築物に使用する材料の熱定数表を下に示す 熱伝導率 容積比熱 材料名 λ cρ [W/(m K)] [kj/(m 3 K)] 複合金属サイディング 55% アルミ- 亜鉛めっき鋼板 45 3,600 + 硬質ウレタンフォーム 0.028 47 + 石膏ボード 0.17 1,000 +ロックウール 0.064

More information

Taro-〔別添様式〕「認証取得の活用について(建築)」

Taro-〔別添様式〕「認証取得の活用について(建築)」 ISO9001 認証取得の活用について ( 建築工事編 ) [ 別添 ] 本工事において ISO9001 認証 とは JISQ9001:2000(ISO9001:2000) 又はこれらと一致する規格に基づく認証で 財団法人日本適合性認定協会 (JAB) 又は国際認定機関フォーラム (IAF) における国際相互承認協定 (MLA) を締結している認定機関が認定した審査登録機関が行うものをいう 1. 受注者が提出する品質マネジメントシステム文書

More information

untitled

untitled 8 7 6 5 4 3 2 1 3 平成24年 2012年 6月30日 11 新建ハウジング 断熱材 ECOダン 湿式外断熱 高性能断熱材で確実に包む外断熱工法 ドイツ サッシを採用し 高い省エネ効果が期待できま す 木造 RCに対応 大臣認定の防火耐火構造 選べるテクスチャー3種類 カラー36色で 色あ せせずいつまでも鮮やさを保ちます 10 野地板 構造用合板を必要としない 自然素材の 木でできた外張り用断熱材

More information

< 被害認定フロー ( 地震による被害木造 プレハブ > 第 次調査 ( 外観による判定 一見して住家全部が倒壊 一見して住家の一部の階が全部倒壊 地盤の液状化等により基礎のいずれかの辺が全部破壊 いずれかに いずれにも ( 傾斜による判定 全壊 外壁又は柱の傾斜が/ 以上 ( % 以上 ( 部位

< 被害認定フロー ( 地震による被害木造 プレハブ > 第 次調査 ( 外観による判定 一見して住家全部が倒壊 一見して住家の一部の階が全部倒壊 地盤の液状化等により基礎のいずれかの辺が全部破壊 いずれかに いずれにも ( 傾斜による判定 全壊 外壁又は柱の傾斜が/ 以上 ( % 以上 ( 部位 風水害 [--] 火災 事故 [--] 震災 [-7-] [ 資料 ] 被害家屋判定表 ( 参考 被害認定の流れ 災害に係る住家の被害の発生 地震による被害 < 第 次調査 > < 第 次調査 > < 被災者から 不服の申立てがあった ( 外観による判定 ( 外観による判定 場合の対応 > ( 傾斜による判定 ( 傾斜による判定 被災者の不服の内容を精査 ( 部位 による判定 ( 部位による判定 した上で

More information

( 業務計画の策定 ) 第 3 条受注者は 本業務を実施するに当たり 管理技術者が行う担当技術者に対する指揮命令等を明示した業務計画書を作成するものとする 2 受注者は 前項により作成した業務計画書を発注者に提出するものとする ( 施行上の義務及び心得 ) 第 4 条受注者は 本業務の実施に当たって

( 業務計画の策定 ) 第 3 条受注者は 本業務を実施するに当たり 管理技術者が行う担当技術者に対する指揮命令等を明示した業務計画書を作成するものとする 2 受注者は 前項により作成した業務計画書を発注者に提出するものとする ( 施行上の義務及び心得 ) 第 4 条受注者は 本業務の実施に当たって 用地補償技術支援業務委託特記仕様書 ( 適用範囲 ) 第 1 条この仕様書は 那覇市市民文化部文化振興課所管事業に必要な土地等の取得等及びこれに伴う損失の補償に関する業務 ( 以下 用地補償業務 という ) の一部を委託に付する場合の仕様を示すものである 本業務の履行にあたっては 沖縄県土木建築部制定 用地補償技術支援業務委託要領 ( 平成 24 年 4 月 1 日改正 ) 用地補償技術支援業務共通仕様書

More information

事前調査の方法参考資19 外壁リフォームの設計標準施工法標準施工法標準施工法リフォーム工法部分へのリフォーム工法外壁リフォームニチハMARCシステム11 適用条件 3) 適合地域 建築地域条件高さ (m) 13m 超料木胴縁工法RC造タイル外壁への施工高さ13mを超える1 外壁リフォームの設計 1)

事前調査の方法参考資19 外壁リフォームの設計標準施工法標準施工法標準施工法リフォーム工法部分へのリフォーム工法外壁リフォームニチハMARCシステム11 適用条件 3) 適合地域 建築地域条件高さ (m) 13m 超料木胴縁工法RC造タイル外壁への施工高さ13mを超える1 外壁リフォームの設計 1) 1 外壁リフォームの設計 1 1 1 2 1 3 適用条件 関係法令の遵守 外壁リフォームの流れ 18 事前調査の方法参考資19 外壁リフォームの設計標準施工法標準施工法標準施工法リフォーム工法部分へのリフォーム工法外壁リフォームニチハMARCシステム11 適用条件 3) 適合地域 建築地域条件高さ (m) 13m 超料木胴縁工法RC造タイル外壁への施工高さ13mを超える1 外壁リフォームの設計 1)

More information

福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および 福井県建設リサイクルガイドライン 平成 16 年 3 月 福井県 福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および建設副産物の再資源化等の促進という観点を持ち

More information

<8F5A91EE838A B83808F9590AC E786C73>

<8F5A91EE838A B83808F9590AC E786C73> 遠別町住宅リフォーム助成事業 Q&A Q1 どのような人が 対象者 となるのか? A1. 下記に該当する方が申請の対象となります 1 町内に居住し 住宅を所有している方 2 町税等を滞納していない方 Q2 子 親及び配偶者の親が所有している住宅に居住している場合に対象となるのか? A2. 子 親及び配偶者の親が住宅の所有者で 自ら居住している場合 本人が対象者となり申請を行うことができます ( この場合

More information

別表 1 建築物の構造 建築物の状況 周辺状況 建築物に係る解体工事 木造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 鉄骨造 コンクリートブロック造 築年数年 棟数棟 周辺にある施設 住宅 商業施設 学校 病院 作業場所 作業場所 十分 不十分 搬出経路 障害物 有 無 前面道路の幅員 約 m 建

別表 1 建築物の構造 建築物の状況 周辺状況 建築物に係る解体工事 木造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 鉄骨造 コンクリートブロック造 築年数年 棟数棟 周辺にある施設 住宅 商業施設 学校 病院 作業場所 作業場所 十分 不十分 搬出経路 障害物 有 無 前面道路の幅員 約 m 建 ( 様式第一号 ) 届出書 西 宮 市長 殿 平成年月日 フリガナ 発注者又は自主施工者の氏名 ( 法人にあっては商号又は名称及び代表者の氏名 ) ( 郵便番号 - ) 電話番号 - - ( 転居予定先 ) 住所 ( 郵便番号 - ) 電話番号 - - 住所 印 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律第 10 条第 1 項の規定により 下記のとおり届け出ます 1. 工事の概要 1 工事の名称 2

More information

5、ロット付番

5、ロット付番 購買管理基準書 (CPC-C4) 目 次 1. 目的 2 2. 適用範囲 2 3. 購買品の区分 2 4. 新規購買先の評価 選定 2 4-1 校正委託先の評価 選定 3 4-2 検査委託先の評価 選定 3 5. 購買先リスト 4 6. 購買品の発注及び検収検証 4 6-1 購買品の発注 4 6-2 購買品の検収検証 4 6-3 機器の登録 5 6-4 発注及び検収検証の記録 5 7. 購買先の継続評価

More information

耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等

耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等 耐震性 ( 倒壊等防止 ) に係る評価方法 基準改正の方向性の検討 耐震等級 ( 構造躯体の倒壊等防止 ) について 改正の方向性を検討する 現在の評価方法基準では 1 仕様規定 2 構造計算 3 耐震診断のいずれの基準にも適合することを要件としていること また現況や図書による仕様確認が難しいことから 評価が難しい場合が多い なお 評価方法基準には上記のほか 耐震等級 ( 構造躯体の損傷防止 ) 耐風等級

More information

5.1.2 気密材の種類と特長気密層は 室内と外気の境界部分に連続して設けなくてはならない 一口に気密層といっても 躯体工法 断熱工法の違いにより 必ずしも部材構成として新たに一層増えるわけではなく 従来のほかの目的を持つ部材 例えば防湿層 断熱材 防風層 あるいは構造躯体自体を気密層として考えるこ

5.1.2 気密材の種類と特長気密層は 室内と外気の境界部分に連続して設けなくてはならない 一口に気密層といっても 躯体工法 断熱工法の違いにより 必ずしも部材構成として新たに一層増えるわけではなく 従来のほかの目的を持つ部材 例えば防湿層 断熱材 防風層 あるいは構造躯体自体を気密層として考えるこ 気密性能の確保と防露への配慮 5章 5章 5 1 気密性能の確保と防露への配慮 気密性能の確保 5 1 1 住宅の気密化の目的 住宅の気密化の目的は 以下の4つが挙げられる 図 5.1.1 (1)漏気負荷を減らし省エネルギー化と室内温度環境の快適性向上を図る (2)壁体通気を抑制し断熱性能の低下を防止する (3)壁体内結露を防止する (4)計画換気の性能保持 1) 図 5.1.1 気密化の目的 -

More information

上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税

上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税 別表第二 証明申請者 氏 家屋番号及び在地 増改築等工事証明書 ( 固定資産税 ) 工事完了年月日平成年月 1-1. 地方税法施行令附則第 12 条第 26 項に規定する基準に適合する耐震改修をした場合内日工容事の1 地方税法施行令附則第 12 条第 26 項に規定する基準に適合する耐震改修 1-2. 地方税法附則第 15 条の9 の2 第 1 項に規定する耐震改修をした家屋が認定長期優良宅に該当することとなった場合工地震に対する安全性の向上を目的とした増築

More information

<4D F736F F D E896388CF88F589EF81458E7B8D488AC7979D88CF88F589EF CE95C791958DDE97BF82CC8E7B8D488BA492CA8E6

<4D F736F F D E896388CF88F589EF81458E7B8D488AC7979D88CF88F589EF CE95C791958DDE97BF82CC8E7B8D488BA492CA8E6 防火壁装材料の施工共通仕様 制定平成 22 年 7 月 13 日最終改正平成 27 年 7 月 15 日第 1 章一般事項 1.1 適用範囲本共通仕様書は 一般社団法人日本壁装協会 ( 以下 協会 という ) の壁紙品質情報管理システムに登録している壁紙で 防火壁装材料の認定仕様に基づく施工を適法に行うための共通的注意事項をまとめたものである 1.2 張り工法張り工法は直張りを原則とする 1.3 使用する防火壁装材料の確認事項と注意点

More information

目次 1. 一般 目的 適用範囲 参照文書 用語及び定義 内部監査 一般 内部監査における観点 内部監査の機会 監査室

目次 1. 一般 目的 適用範囲 参照文書 用語及び定義 内部監査 一般 内部監査における観点 内部監査の機会 監査室 連携プログラム技術評価機関内部監査及びマネジメントレビュー手順 平成 25 年 10 月 7 日 独立行政法人情報処理推進機構 RP-02-E 目次 1. 一般... 1 1.1. 目的... 1 1.2. 適用範囲... 1 2. 参照文書... 1 3. 用語及び定義... 1 4. 内部監査... 1 4.1. 一般... 1 4.2. 内部監査における観点... 1 4.3. 内部監査の機会...

More information

別添 2-3 木造建物の安全確認カルテ 木造建物の安全確認 カルテ 建物名称 住所 記入年月日 記入者 (1) 事前確認項目 ( 構造設計者 または建築施工業者担当者等構造に詳しい者とともに調査し記入してください ) 1. 建築物用途 : 1 学校 ( 屋内運動場は除く ) 2 保育園 幼稚園 3 公民館 4 集会所 5 神社 寺院 6 劇場 ホール 7 事務所ビル 8その他 ( ) 屋内運動場

More information

国土技術政策総合研究所研究資料

国土技術政策総合研究所研究資料 第 1 章 塗装鉄筋の性能に関する基礎的検討 1.1 はじめに 塗装鉄筋は鉄筋の防錆が本来求められる機能であり 各種試験によりその有効性 ( 性能 ) が確認されている 1) しかし その性能については 塗膜が健全であるという前提に立っ ており 例えば施工中に塗膜に大きな力を受けた場合 あるいは供用後に繰返し大きな荷重が作用した場合に 防食対策としての塗膜が健全であるかについては 十分な検討がなされていない

More information

<4D F736F F D208DBB939C97DE8FEE95F18CB48D EA98EE58D7393AE8C7689E6816A2E646F63>

<4D F736F F D208DBB939C97DE8FEE95F18CB48D EA98EE58D7393AE8C7689E6816A2E646F63> 信頼性向上のための 5 つの基本原則 基本原則 1 消費者基点の明確化 1. 取組方針 精糖工業会の加盟会社は 消費者を基点として 消費者に対して安全で信頼される砂糖製品 ( 以下 製品 ) を提供することを基本方針とします 1 消費者を基点とした経営を行い 消費者に対して安全で信頼される製品を提供することを明確にします 2フードチェーン ( 食品の一連の流れ ) の一翼を担っているという自覚を持って

More information

BL住宅金融公庫適合証明手数料案

BL住宅金融公庫適合証明手数料案 JCT-01 平成 28 年 10 月 3 日改定 一般財団法人ベターリビング住宅金融支援機構の適合証明業務手数料規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 別に定める 一般財団法人ベターリビング住宅金融支援機構の適合証明業務規程 ( 以下 業務規程 という ) に基づき 一般財団法人ベターリビング ( 以下 財団 という ) が実施する適合証明業務に係る手数料について 必要な事項を定める ( 新築住宅の一戸建てに係る適合証明の手数料

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 評価協外皮計算書 AFGC 追記版 を使用した外皮計算手順 この計算書は 一般社団法人住宅性能評価 表示協会 作成の外皮性能計算書 (Ver3.2) に旭ファイバーグラスで追記をしたものです 既に入力されている面積や開口部情報は 自立循環型住宅への設計ガイドライン に掲載の 温暖地モデルプラン の情報です [ 充填断熱用 ] 2016 年 10 月 1 日 評価協外皮計算書 AFGC 追記版 記入方法ご案内

More information

Microsoft Word - 大気汚染防止法の改正に伴う解体等工事に関する事務手続の取扱いについて(通知).doc

Microsoft Word - 大気汚染防止法の改正に伴う解体等工事に関する事務手続の取扱いについて(通知).doc 26 事第 326 号 平成 26 年 8 月 14 日 関係各位様 事業推進課長 大気汚染防止法の改正に伴う解体等工事に関する事務手続の取扱いについ て ( 通知 ) 平成 26 年 5 月 29 日付け環水大大第 1405294 号 大気汚染防止法の一部を改正する法律の施行等について において 大気汚染防止法 ( 昭和 43 年法律第 97 号 ) が改正され 解体等工事に関する手続きが変更されました

More information

様式 - 工監 1 ( 第 18 号様式 ) ( 記号 ) 第 号 平成 年 月 日 ( 受注者 ) ( 工事監督員 ) 様 ( 支出負担行為担当者 ) 印 工事監督員の指定について ( 工事番号 ) 上記建設工事に係る工事監督員を次のとおり指定したので通知します 工事監督員 所 属 職 氏 名 職

様式 - 工監 1 ( 第 18 号様式 ) ( 記号 ) 第 号 平成 年 月 日 ( 受注者 ) ( 工事監督員 ) 様 ( 支出負担行為担当者 ) 印 工事監督員の指定について ( 工事番号 ) 上記建設工事に係る工事監督員を次のとおり指定したので通知します 工事監督員 所 属 職 氏 名 職 第 3 様式について 様式 - 工監 1 工事監督員の指定について ( 標準様式第 18 号様式 ) 様式 - 工監 2 工事監督員の上申について 様式 - 工監 3 監督員の指定について 様式 - 工監 4 工事施工協議簿 様式 - 工監 5 物品受領書 ( 財務規則第 53 号様式 ) 様式 - 工監 6 支給材料精算書 様式 - 工監 7 支給材料 ( 貸与品 ) 返納調書 様式 - 工監 8

More information

別紙 1 提出書類一覧様式番号 様式 1 様式 2-1 様式 2-2 様式 3 様式 4 様式名 施工体制確認調査報告書積算内訳書内訳明細書工程計画配置予定技術者名簿 次に該当する場合は 様式 4を提出する必要はありません 一般競争入札の場合 ( 開札後に提出のある 配置予定技術者の資格 工事経歴報

別紙 1 提出書類一覧様式番号 様式 1 様式 2-1 様式 2-2 様式 3 様式 4 様式名 施工体制確認調査報告書積算内訳書内訳明細書工程計画配置予定技術者名簿 次に該当する場合は 様式 4を提出する必要はありません 一般競争入札の場合 ( 開札後に提出のある 配置予定技術者の資格 工事経歴報 別紙 1 提出書類一覧様式番号 様式 1 様式 2-1 様式 2-2 様式 3 様式 4 様式名 施工体制確認調査報告書積算内訳書内訳明細書工程画配置予定技術者名簿 次に該当する場合は 様式 4を提出する必要はありません 一般競争入札の場合 ( 開札後に提出のある 配置予定技術者の資格 工事経歴報告書 に基づき調査を行います ) 様式 5 品質確保体制 ( 品質管理画 ) 書類作成 提出上の注意事項

More information