VER 9-1 月例報告 鉄鋼需給の動き 2018 年 98 月 一般社団法人日本鉄鋼連盟

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1 VER 9-1 月例報告 鉄鋼需給の動き 18 年 98 月 一般社団法人日本鉄鋼連盟

2 概況 注 : 概況本文は 7 月 12 日 木 開催の市場委員会にて報告した内容 日本経済は緩やかな回復が続いている 5 月の雇用指標は 有効求人倍率が 1974 年 1 月以来の高水準となり 失業率も 1992 年 月以来の低水準となるなど 良好な環境が持続している 主要経済指標をみると 消費は持ち直しの動きが続くなか やや力強さに欠ける動きとなっているものの 5 月の鉱工業生産が緩やかな持ち直しを持続し 6 月の日銀短観における設備投資計画が大幅に上方修正されるなど 堅調に推移している 主要国については 米国は堅調で先行き景気の加速も見込まれる一方 欧州では輸出の減速から景況感は鈍化傾向にある 中国は概ね安定的に推移しており ASEAN も総じて緩やかに持ち直し傾向を維持している 5 月の国内鉄鋼需要産業は 建築は住宅が分譲の増加により 2 ヵ月連続で増加し 年率換算着工戸数においても 万戸際となり 非住宅も年率換算着工床面積は 5 ヵ月連続 5, 万m2超で推移している 製造業では自動車生産が 4 ヵ月連続の前年比増加となっているほか 堅調な新興国需要を背景に建設機械の生産が好調を維持している こうしたなか 国内鉄鋼市場は底堅く推移しており 5 月の関連指標を見ると 粗鋼生産は前年同月比 1.9% 増と 2 ヵ月ぶりの増加 普通鋼鋼材出荷も 2 ヵ月連続で前年水準を上回っている 同月の鉄鋼貿易は 全鉄鋼輸出は 16 ヵ月ぶりの増加となった一方 鋼材輸入は 2 ヵ月ぶりに減少している 海外鉄鋼市場も回復基調を辿っている 5 月の世界粗鋼生産は前年同月比 6.6% 増の 1 億 5,486 万トンと 25 ヵ月連続で増加し このうち 中国 同 8.9% 増 8,113 万トン は 27 ヵ月連続の増加となり 4 月に続き過去最高を更新した 足元の国内外経済は堅調に推移する一方 先行き不透明感も高まっている 米国通商拡大法 232 条に基づく鉄鋼輸入制限措置に代表される通商問題 欧米での金融引締め観測 中東地域における地政学的リスクに加え 米政府による輸入自動車ならびに部品に対する調査開始など 経済や鉄鋼需要の下振れリスク要因となり得る問題も引き続き散見され これらの動向に注意を払う必要がある 1. 経済動向 7 月の鉱工業生産は前月比で 3 ヵ月連続の低下 基調判断は 緩やかに持ち直しているものの 一部に弱さがみられる に下方修正 先行きは 8 月 9 月共に上昇の予測 6 月の機械受注は前月比で 2 ヵ月連続の減少 基調判断は 持ち直しの動きに足踏みがみられる へ下方修正 8 月の乗用車販売は前年同月比 2 ヵ月連続の増加 うち小型車が 11 ヵ月連続の減少も 普通乗用車が 2 ヵ月連続 軽乗用車が 5 ヵ月連続の増加 7 月の小売業販売額 速報 は前年同月比 1.5% 増と 9 ヵ月連続の増加 また 6 月の全世帯消費支出は前年同月比 1.2% 減と 5 ヵ月連続の減少 7 月の完全失業率は前月から.1 ポイント上昇の 2.5% 有効求人倍率は前月から.1 ポイント上昇の 1.63 倍 4-6 月期の実質 GDP 成長率 1 次速報 は 季節調整済前期比.5% 増 年率換算 1.9% 増 と 2 期ぶりのプラス 2. 鉄鋼需要産業動向 建設部門 土木 :6 月の土木工事受注額は 公共土木が前年同月比.9% 減と 2 ヵ月ぶりの減少 民間土木は同 3.1% 減と 3 ヵ月ぶりの減少 建築 :7 月の新設住宅着工戸数は前年同月比.7% 減 2 ヵ月連続の減少 非住宅着工床面積は同 8.8% 増 3 ヵ月ぶりの増加 製造業部門 自動車 :7 月の四輪車生産は前年同月比 2.1% 減と 2 ヵ月連続の減少 産業機械 :7 月のはん用 生産用 業務用機械の生産指数は 前年同月比 2.6% 増と 2 ヵ月ぶりの増加 造船 :7 月の輸出船契約量は前年同月比 41.1% 減の 58 万 G/T と 2 ヵ月連続の減少 7 月末の手持工事量は 2,554 万 G/T と前月比 4 ヵ月ぶりの増加 3. 鋼材受注 普通鋼 :6 月の内需は前年同月比 3.1% 増の 366 万トンと 5 ヵ月連続の増加 特殊鋼 :6 月の内需は前年同月比.8% 増の 8 万トンと 6 ヵ月連続の増加 4. 鉄鋼需給 生産 出荷 在庫 粗鋼生産 :7 月の粗鋼生産は前年同月比 2.% 減の 842 万トン 3 ヵ月ぶりの減少 鋼材生産 :7 月の普通鋼鋼材生産は 565 万トン 3 ヵ月連続の増加 6 月の特殊鋼鋼材生産は 165 万トン 8 ヵ月連続の増加 出荷 :7 月の普通鋼鋼材国内向け出荷は 398 万トン 2 ヵ月ぶりの増加 6 月の特殊鋼鋼材国内向け出荷は 113 万トン ヵ月連続の増加 在庫 :7 月末の普通鋼鋼材国内在庫は前月比で 3 ヵ月ぶりの減少 6 月の特殊鋼鋼材在庫は 3 ヵ月ぶりの減少 5. 鋼材輸入 鋼材流通 7 月の鋼材輸入は前年同月比 9.1% 減の 46 万トンと 3 ヵ月連続の減少 6. 鉄鋼輸出 7 月の全鉄鋼輸出は前年同月比 2.3% 増の 33 万トンと 2 ヵ月ぶりの増加 7. 海外市場 世界粗鋼生産 :7 月は前年同月比 5.8% 増の 1 億 5,458 万トン 前年同月比 27 ヵ月連続の増加 中国 :7 月の粗鋼生産 国家統計局 は前年同月比 7.2% 増 29 ヵ月連続の増加 の 8,124 万トンと過去最高を更新 3 ヵ月連続の 8 千万トン台 1-7 月累計では 5 億 3,285 万トン 前年同期比 6.3% 増 7 月の鋼材輸出は前年同月比 15.4% 減の 589 万トンと 2 ヵ月ぶりの減少 1~7 月累計では前年同期比 13.6% 減の 4,131 万トン 1

3 1. 経済動向 -7 月の鉱工業生産は 3 ヵ月連続の低下 先行きは 8 月 9 月共に上昇の見込み - 7 月の鉱工業生産 速報 は 前月比.1% 減の 2.4 と 3 ヵ月連続で低下した 内訳では 輸送機械工業 はん用 生産用 業務用機械工業などが低下した 製造工業生産予測調査は 8 月が 5.6% の上昇 9 月も.5% の上昇を予測 基調判断は 前月の 緩やかな持ち直し から 生産は緩やかに持ち直しているものの 一部に弱さがみられる に引き下げられた 出荷は 1.9% の低下 在庫は.2% の低下 在庫率は.4% の上昇 6 月の機械受注 船舶 電力を除く民需 は 製造業 前月比 15.9% 減 ははん用 生産用機械器具製造業 業務用機械器具等の減少により 2 ヵ月連続の減少 非製造業 同 3.9% 減 も電力業 建設業等の減少により 3 ヵ月ぶりの減少となり 全体では同 8.8% 減の 8,276 億円と 2 ヵ月連続の減少となった 基調判断は 持ち直しの動きに足踏みがみられる へ下方修正された なお 7~9 月期は前期比.3% 減の見通し 年 16 年 17 年 18 年 出所 経済産業省 % 図 1 鉱工業生産 出荷 在庫指数 年 = 季調済 生産指数在庫指数在庫率指数出荷指数 図 3 個人消費関連指標 前年同月比増減率 % 乗用車国内販売台数小売業販売額全世帯消費支出 実質 年 17 年 18 年 出所 自販連 経済産業省 総務省 7 月の輸出数量指数 原指数 は前年同月比.8% 増と 5 ヵ月連続のプラスとなった 季調済指数は前月比で 2 ヵ月ぶりのマイナス 向先別では 米国向けが 3 ヵ月連続のマイナス EU 向けが 2 ヵ月連続のプラス アジア向けが 2 ヵ月連続のプラスとなった 7 月の実質輸出 日銀 は前月比.4% の増加 3 ヵ月ぶりのプラスとなった 月の乗用車販売 除 輸入車 は前年同月比 4.1% 増と 2 ヵ月連続の増加 普通車 軽が増加した 7 月の小売業販売額 速報 は前年同月比 1.5% 増と 9 ヵ月連続の増加となった また 6 月の全世帯消費支出は前年同月比 1.2% 減と 5 ヵ月連続の減少となった 億円 9,5 9, 8,5 8, 7,5 7, % 図 2 機械受注 船舶 電力を除く民需 季調済 機械受注 船舶 電力除く 前 3 ヵ月平均 出所 内閣府 図 4 失業率と有効求人倍率 季節調整値 失業率 左目盛 有効求人倍率 右目盛 8, , 月の完全失業率は前月から.1 ポイント上昇の 2.5% となった 一方 有効求人倍率は前月から.1 ポイント上昇の 1.63 倍となり 前月に引き続き 74 年 1 月 1.64 倍 以来の高水準を記録した また 新規求人倍率は前月から.5 ポイント低下の 2.42 倍となった 倍 年 出所 総務省 厚生労働省 注 帯の期間は景気後退期 12 年 3 月は景気の山 12 年 11 月は景気の谷 11 年 3~8 月の完全失業率は 補完推計値を用いて計算した参考値 18 年 4~6 月期の実質 GDP 成長率 1 次速報 は 季調済前期比.5% 増 年率換算では 1.9% 増と 2 期ぶりのプラスとなった 内需中心に増加し 内需寄与度は.6% 増 外需寄与度は.1% 減であった 支出項目別には 住宅投資 2.7% 減 は 4 期連続で減少も 個人消費.7% 増 2 期ぶりの増加 や設備投資 1.3% 増 7 期連続の増加 が増加した 輸出入動向では 輸出 2.7% 増 が 8 期連続 輸入 1.% 増 が 3 期連続で増加した 図 5 輸出数量指数 15 年 = 季調済 図 6 日本 米国 中国の実質 GDP 成長率 % EU 向 8 [ 季調済前期比 %] アシ ア向 合計 2 国内総生産.2.5 前期比年率 個人消費.2.7 米国向 -4 日本住宅投資 米国設備投資 中国公共投資 月 ⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠ 輸出 輸入 出所 財務省 貿易統計 を元に日本鉄鋼連盟にて季節調整 出所 内閣府 米国商務省 中国国家統計局 は日銀 実質輸出指数 15 年 = 季調済 注 日本 米国は前期比年率 中国は前年同期比 2

4 2. 鉄鋼需要産業動向 < 土木 > -8 月の自動車販売は 2 ヵ月連続の増加 - < 土木 > 7 月の公共土木工事前払金保証請負金額は前年同月比 5.% 減の 6,845 億円 発注者別には 地方の機関 6.2% 増 2 ヵ月ぶり は増加したものの 国の機関 3.8% 減 4 ヵ月ぶり が減少したため 全体では前年同月比 5.% 減の 6,845 億円と 2 ヵ月連続減少した 6 月の公共土木工事受注額は前年同月比.9% 減の 7,637 億円 道路 8.6% 増 下水道公園 6.2% 増 が増加したものの 治山治水 37.6% 減 上工業水道 14.3% 減 が減少し 全体では前年同月比.9% 減の 7,637 億円と 2 ヵ月ぶりの減少となった 6 月の民間土木工事受注額は前年同月比 3.1% 減の 2,628 億円 運輸通信 9.3% 増 が増加した一方 製造業 鉱業 建設業 35.1% 減 電気ガス 73.5% 減 等の減少もあって 全体では 3.1% 減の 2,628 億円と 3 ヵ月ぶりの減少となった < 建築 > 7 月の新設住宅着工戸数は前年同月比.7% 減の 8.3 万戸と 2 ヵ月連続の減少 利用関係別には 持家.3% 増 6 ヵ月ぶり が増加した一方 貸家 1.4% 減 14 ヵ月連続 分譲.7% 減 2 ヵ月連続 が減少したことから 全体では.7% 減の 8.3 万戸と 2 ヵ月連続の減少となった 季節調整済年率換算着工戸数は 95.8 万戸と依然として 万戸割れが続いている 7 月の非住宅着工床面積は前年同月比 8.8% 増の 496 万m2と 3 ヵ月ぶりの増加 用途別では 公益事業 26.9% 減 公務文教 13.5% 減 が減少したものの 鉱工業用 66.5% 増 商業 サービス 14.5% 増 が増加したことから 全体では 8.8% 増と 3 ヵ月ぶりの増加となった 使途別では 倉庫 12.3% 減 が減少した一方 事務所 39.4% 増 店舗 35.8% 増 工場 58.3% 増 が増加した 年率換算着工床面積は 5,598 万m2と 5 千万m2を 7 ヵ月連続で上回った 表 1 建設関連統計指標 公共土木工事前払金保証請負金額土木工事受注額新設住宅着工戸数 国の機関地方公共民間合計持家貸家分譲 単位 : 億円, 千戸,% マンション 16 年度 83,299 27,6 56,193 7,898 35, 年度 82,88 28,6 54,62 5,8 37, 年 4-6 月 27,347 12,273 15,74 19,197 9, 月 22,737 6,389 16,348 29,576 8, 月 16,622 3,629 12,993 26,944 8, 年 1-3 月 16,3 5,915,188 29,363, 月 28,718 13,873 14,845 19,88 8, 年 5 月 7,953 4,385 3,568 5,761 2, 月 8,313 3,536 4,777 7,637 2, 月 6,845 1,58 5, 年度 年度 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 5 月 月 月 月からの累計 35,563 15,381,183 19,88 8, 前年同期 34,554 14,452,1 19,197 9, 増減量 1, 前年同期比 出所 保証事業会社協会 国土交通省 注 1. 土木工事受注額の公共土木は公共工事計から教育病院 住宅宿舎 庁舎その他を除いたもの 3 注 2. 年率換算着工戸数は前月 期 比増減率 年率換算着工戸数

5 図 7 公共土木工事前払金保証請負金額 億円 図 8 公共土木工事受注額 前年同月比寄与度 % 13, 11, 16 年 17 年 18 年 6 4 国の機関地方の機関合計 9, 7, 8, , 4 3, 月 月 図 9 新設住宅着工戸数年率換算値 万戸, 右目盛 持 家 貸 家 給 与 分 譲 合 計 図 非住宅用途別着工床面積 年率換算値 万m2, 右目盛 5, , 5, 4,.7 前年同月比寄与度 % 月 4 鉱工業 商業 サーヒ ス 公益 公務 文教 その他 合 計 前年同月比寄与度 % 月 単位 : 万m2,% 建築着工 鋼構造建築着工床面積 床面積計 居住用 非居住用 用途別 使途別 鉱工業 商業サーヒ ス 公益事業 公務文教 事務所 店舗 工場 倉庫 SRC RC S 16 年度 13,419 8,285 5, , , ,434 4, 年度 13,33 7,972 5,331 1,2 1, , ,282 5,7 17 年 4-6 月 3,545 2,155 1, , 月 3,47 2,65 1, , 月 3,334 2,4 1, , 年 1-3 月 2,954 1,712 1, , 月 3,399 2,61 1, , 年 5 月 1, 月 1, 月 1, 年度 年度 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 5 月 月 月 月からの累計 4,586 2,752 1, ,83 前年同期 4,72 2,856 1, ,784 増減量 前年同期比

6 < 自動車 >-7 月の四輪車生産は 2 ヵ月連続のマイナス - 8 月の国内販売 輸入車除く は前年同月比 2.3% 増の 33.9 万台と 2 ヵ月連続のプラス 8 月の国内販売 輸入車除く は 乗用車 4.1% 増 は 小型車が 11 ヵ月連続のマイナスも 普通車が 2 ヵ月連続 軽が 5 ヵ月連続のプラスとなり 全体で 2 ヵ月ぶりのプラス トラック 4.1% 減 は 軽が 2 ヵ月連続のプラスも 普通車が 2 ヵ月連続 小型車が 3 ヵ月連続のマイナスとなり 全体で 2 ヵ月ぶりのマイナス バス 44.7% 減 は 12 ヵ月連続のマイナス 四輪車計 輸入車除く では 軽自動車が好調であったこと等から 前年同月比 2.3% 増の 33.9 万台と 2 ヵ月連続のプラスとなった 7 月の完成車輸出は前年同月比 7.4% 減の 38. 万台と 2 ヵ月連続のマイナス 7 月の完成車輸出は アジア向け 3.2% 増 ヵ月連続 中近東向け 7.3% 増 5 ヵ月連続 オセアニア向け 2.% 増 3 ヵ月ぶり が増加するも 欧州向け 8.4% 減 2 ヵ月連続 北米向け 16.2 減 2 ヵ月連続 が減少し 全体では前年同月比 7.4% 減の 38. 万台と 2 ヵ月連続のマイナスとなった 7 月の米国新車販売は 前年同月比 3.4% 減の 136 万台と 3 ヵ月ぶりのマイナス 季調済 年率換算では 1,668 万台と 2 ヵ月ぶりに 1,7 万台を下回った 一方 6 月の中国新車販売 中国汽車工業協会発表 は 前年同月比 4.8% 増の 227 万台と 4 ヵ月連続のプラスとなった 7 月の生産は前年同月比 2.1% 減の 8.1 万台と 2 ヵ月連続のマイナス 7 月の生産は 乗用車 2.6% 減 は 軽が 2 ヵ月ぶりプラスとなるも 普通車 小型車がいずれも 2 ヵ月連続のマイナスとなり 全体で 2 ヵ月連続のマイナス トラック 2.% 増 は 普通車 小型車がいずれも 2 ヵ月連続のマイナスとなるも 軽が 2 ヵ月連続のプラスとなり 全体で 2 ヵ月ぶりのプラス 四輪車合計では 2.1% 減の 8.1 万台と 2 ヵ月連続のマイナスとなった 表 2 四輪車国内販売台数 単位 : 千台,% 四輪車計 国産車販売輸入国内乗用車トラックバス普通車小型車軽四輪普通車小型車軽四輪販売計 16 年度 4,731 3,913 1,248 1,327 1, ,78 17 年度 4,847 4,19 1,256 1,39 1, , 年 4-6 月 1, ,5 7-9 月 1, , 月 1, , 年 1-3 月 1,446 1, , 月 1, , 年 6 月 月 月 年度 年度 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 6 月 月 月 月からの累計 1,858 1, ,998 前年同期 1,862 1, ,988 増減量 * 前年同期比 出所 日本自動車販売協会連合会 全国軽自動車協会連合会 日本自動車輸入組合 注 4 年 1 月実績より 車種区分が従来のシャシーベースからナンバーベースへ変更されたため 車種別には 12 月以前とは接続しない 但し 前年との比較のため 改訂後 1 年間については毎月の公表時に順次 前年同月の値が新ベースに改訂される 軽自動車は 3 年の実績は改訂しない 5

7 図 11 国産車販売台数 前年同月比寄与度% バス トラック 乗用車 四輪車計 2.3 万台 8 国産車販売台数 月 17 年 18 年 図 12 四輪車輸出台数 前年同月比寄与度 % その他 北米 欧州 アジア 合計 7.4 万台 5 輸出台数 月 17 年 18 年 万台 図 13 四輪車生産台数 前年同月比寄与度 % バストラック乗用車合計 生産台数 月 17 年 18 年 5 5 図 14 米国新車販売 前年同月比寄与度 % 日本ブランド車シェア 右目盛 その他 テ トロイト 3 日本ブランド車 米国新車販売計 月 17 年 18 年 % 表 3 四輪車仕向地別輸出 生産台数 輸出生産 合計アジア中近東欧州 EU 北米 米国 オセアニア四輪車計乗用車トラック 単位 : 千台 % 米国新車販売台数 16 年度 4, ,881 1, ,357 8,37 1,193 17,43 17 年度 4, ,969 1, ,679 8,339 1,2 17, 年 4-6 月 1, ,32 1, , 月 1, ,37 2,39 3 4,4-12 月 1, ,476 2, , 年 1-3 月 1, ,532 2, , 月 1, ,322 1, , 年 5 月 ,581 6 月 ,59 7 月 ,36 16 年度 年度 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 5 月 月 月 月からの累計 1, ,123 2, ,797 前年同期 1, ,121 2, ,81 増減量 前年同期比 出所 経済産業省 日本自動車工業会 ウォード自動車情報社 注 1. 輸出の EU 向けは 7 年 1 月から 27 カ国への拡大に伴い それ以前の数字は比較のため 3 年度分まで遡り新ベースに置き換えた 2. 輸出については 17 年 12 月より一部トラックメーカーの数値が含まれていない 生産については 17 年 12 月より日本自動車工業会公表値に一部トラックメーカーの数値が含まれなくなったため 同月より経済産業省の公表値を使用 6

8 < 産業機械 > 6 月の受注は前年同月比 3.4% 減と 3 ヵ月ぶりの減少 民需 3.8% 増 3 ヵ月連続 が増加したものの 官公需 23.1% 減 4 ヵ月ぶり 外需 6.7% 減 3 ヵ月ぶり で減少した 外需は ウエイトの高い産業機械 4.8% 減 4 ヵ月ぶり 原動機 19.9% 減 2 ヵ月連続 工作機械 3.% 減 18 ヵ月ぶり といずれも減少した 7 月の生産は前年同月比 2.6% 増と 2 ヵ月ぶりの増加 機種別にみると 化学機械 53.% 減 2 ヵ月連続 運搬機械.2% 減 7 ヵ月ぶり 農業機械 11.6% 減 2 ヵ月連続 冷凍機同応用製品 1.3% 減 2 ヵ月連続 は減少したものの ボイラー 原動機 1.6% 増 5 ヵ月ぶり 土木 建設機械.9% 増 ヵ月連続 金属加工 工作機械 1.8% 増 16 ヵ月連続 が増加となった < 電気機械 > 7 月の生産は前年同月比 5.3% 増と 2 ヵ月ぶりの増加 重電機は 5.1% 増と 2 ヵ月ぶりの増加となった 品目別には 開閉制御装置.3% 減 4 ヵ月連続 が減少したものの 回転電機 11.1% 増 21 ヵ月連続 静止電機 4.5% 増 14 ヵ月連続 は増加した 家庭用電気機器は 民生用電機 2.1% 増 2 ヵ月ぶり がエアコン等の増加からプラスとなり 民生用電子 6.7% 増 13 ヵ月ぶり も薄型テレビ等の増加から前年水準を上回り 全体でも 3.3% 増と 9 ヵ月ぶりの増加となった < 造船 > 7 月の手持工事量は前月末比.5% 増の 2,554 万 G/T と 4 ヵ月ぶりの増加 6 月の起工量は前年同月比 3.4% 増の 1,198 万 G/T と 2 ヵ月ぶりに増加した 7 月の輸出船契約量は前年同月比 41.1% 減の 58 万 G/T と 2 ヵ月連続で減少した 7 月末の手持工事量は前月末比.5% 増の 2,554 万 G/T と 4 ヵ月ぶりに増加した 表 4 産業機械活動水準 単位 : 億円 IIP< 年 => % 受注額 はん用 IIP 合計 民需 官公需 外需 生産用 ボイラ 土木 化学機械 運搬機械 農業機械 金属加工 冷凍機同 業務用機械 原動機 建設機械 工作機械 応用製品 16 年度 116,344 55,425 6,846 49, 年度 122,8 55,49 6,414 56, 年 4-6 月 28,295 11,934 1,636 13, 月 3,729 13,763 1,621 14, 月 3,518 13,497 1,317 14, 年 1-3 月 33,348 15,855 1,841 14, 月 31,964 13,769 1,489 15, 年 5 月,239 4, , 月 11,8 4, , P 7 月 年度 年度 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 5 月 月 月 月からの累計 31,964 13,769 1,489 15, 前年同期 28,295 11,934 1,636 13, 増減量 3,669 1, , 前年同期比 出所 経済産業省 内閣府 注 受注額は内閣府 機械受注実績 の原動機 + 産業機械 + 工作機械 7

9 5 4 3 図 15 産業機械受注向け先別推移 前年同期 月比寄与度 % 外需内需合計 図 16 はん用 生産用 業務用機械生産指数 年 = 年 17 年 18 年 Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ 年度 16 年度 17 年度 18 年 度 18 年 月 図 17 電気機械生産指数 年 = 図 18 造船輸出船契約 通関 手持工事量 5 16 年 17 年 18 年 万 G/T 2, 手持工事量 ,4 輸出船契約量 輸出通関量 2, 表 5 電 気 機 械 造 船 活 動 水 準 単位 :IIP< 年 => % 千 G/T % I I P 造 船 電気機械 重電機 家庭用 通信機械 電子 起工量 竣工量 輸出船 輸出通関 手持ち 電気機器 民生用電機 民生用電子 部 品 契約量 実績 工事量 16 年度 ,411 11,64 4,793,875 28,6 17 年度 ,264 11,899 9,957,8 27, 年 4-6 月 ,978 2,763 2,183 2,856 27, 月 ,729 2,645 2,515 2,492 27, 月 ,915 2,74 2,393 1,773 27,38 18 年 1-3 月 ,642 4,418 2,866 2,96 27, 月 ,87 3,478 1,57 2,692 25, 年 5 月 ,714 6 月 ,198 1, ,186 25,413 P 7 月 , 年度 年度 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 5 月 月 月 月からの累計 ,87 3,478 2,154 3,56 - 前年同期 ,978 2,763 3,176 3,919 - 増減量 , 前年同期比 出所 経済産業省 国土交通省 日本船舶輸出組合 注 1. 電気機械工業 IIPは 電気機械工業 + 情報通信機械工業 + 電子部品 デバイス工業を加重平均したもの 注 2. 造船起工量 竣工量は速報で主要工場ベース 注 3. 手持ち工事量は前月 期 末比増減率 月 月

10 3. 鋼材受注 -6 月の普通鋼鋼材受注 内需計 は前年同月比 3.1% 増の 366 万トンと 5 ヵ月連続の増加 - 6 月の普通鋼鋼材受注 内需計 は 前年同月比 3.1% 増の 366 万トンと 5 ヵ月連続の増加 建設用9.7% 増 は その他建設 3.5% 減 3 ヵ月ぶり を除き 土木 3.9% 増 3 ヵ月連続 建築 17.6% 増 3 ヵ月連続 が増加し 全体では 3 ヵ月連続の増加となった その他建設用 : 建築金物 建築用付属資材 配管 配線用 サッシ シャッター等 仮設材 足場鋼管 メタルフォーム等 など 製造業用2.9% 減 は 産機 4.6% 増 4 ヵ月連続 電機1.5% 増 4 ヵ月ぶり が増加したものの 造船 8.4% 減 3 ヵ月連続 自動車1.% 減 2 ヵ月ぶり が減少ししたことから 製造業全体では 2 ヵ月ぶりの減少となった 建設向けのウェイトが高い販売業者向け 6.3% 増 は 3 ヵ月連続で増加した 内需全体では 3.1% 増の 366 万トンと 5 ヵ月連続の増加となった 輸出向け 2.7% 減 は 2 ヵ月ぶりの減少となった 6 月の特殊鋼鋼材受注 内需計 は 前年同月比.8% 増の 8 万トンと 6 ヵ月連続の増加 製造業用 11.5% 増 は 産機 5.6% 増 4 ヵ月連続 自動車 8.5% 増 2 ヵ月連続 次工程 19.7% 増 6 ヵ月連続 がいずれもプラスとなり 全体では 6 ヵ月連続の増加となった 内需全体.8% 増 では 6 ヵ月連続の増加となった 輸出向け 1.% 減 は 2 ヵ月ぶりの減少となった 表 6 鋼材受注総括表 単位 : 千トン,% 普 通 鋼 鋼 材 建設計 製造業計 販売業者 内需計 輸出 土木 建築 その他建設 造船 自動車 産機 電機 16 年度 11,474 2,334 6,528 2,613 19,71 3,872 8,786 1,566 1,536 13, 43,655 25, 年度 11,421 2,3 6,511 2,599 19,296 3,592 9,128 1,635 1,649 13,265 43,982 23, 年 4-6 月 2, , , , ,125,584 5, 月 2, , , , ,342 11,14 6, 月 2, , ,9 5 2, ,518 11,366 5, 年 1-3 月 2, , , , ,28,891 5,644 P 4-6 月 2, , , , ,364,969 5,82 18 年 4 月 , ,8 3,657 2, 5 月 , ,124 3,652 1,868 P 6 月 , ,132 3,66 1, 年度 年度 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 4 月 月 月 月からの累計 2, , , , ,364,969 5,82 前年同期 2, , , , ,125,584 5,659 増減量 前年同期比 出所 日本鉄鋼連盟 注 速報データ : 普通鋼鋼材の確報に対する数量カバー率は 全体で約 65% 建設用 47% 製造業用 95% 販売業者向け39% 9

11 図 19 普通鋼鋼材受注推移 季節調整済指数 年 = 内需計 輸出 年 16 年 17 年 18 年 年 16 年 17 年 18 年 土木 13 建築 年 16 年 17 年 18 年 年 16 年 17 年 18 年 造船 年 16 年 17 年 18 年 8 7 自動車 年 16 年 17 年 18 年 産業機械 電気機械 年 16 年 17 年 18 年 年 16 年 17 年 18 年 単位 : 千トン,% 特 殊 鋼 鋼 材 鋼材合計 製造業計 販売業者 内需計 輸出 内需計 輸出計 産機 自動車 次工程 16 年度,286 1,538 4,423 3,811 1,334 12,13 7,4 55,668 32, 年度,541 1,632 4,589 3,732 1,339 12,258 6,364 56,24 29, 年 4-6 月 2, , ,9 1,54 13,574 7, 7-9 月 2, , ,18 1,578 14,158 7, 月 2, , ,57 1,677 14,424 7, 年 1-3 月 2, ,17 1, 349 3,192 1,568 14,84 7,212 P 4-6 月 2, ,165 1, ,1 1,521 14,17 7, 年 4 月 , ,73 2,495 5 月 , ,726 2,377 P 6 月 , ,741 2, 年度 年度 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 4 月 月 月 月からの累計 2, ,165 1, ,1 1,521 14,17 7,323 前年同期 2, , ,9 1,54 13,574 7, 増減量 前年同期比

12 4. 鉄鋼需給 生産 出荷 在庫 -7 月の粗鋼生産 速報 は前年同月比 2.% 減の 842 万トン 3 ヵ月ぶりの減少 - 千トン 粗鋼生産 普通鋼鋼材生産 普通鋼鋼材出荷 在庫動向 7 月の粗鋼生産 速報 は 前年同月比 2.% 減の 842 万トンと 3 ヵ月ぶりの減少となった 7 月の普通鋼鋼材生産 速報 は 前年同月比.5% 増の 565 万トンと 3 ヵ月連続の増加となった 7 月の普通鋼鋼材国内向け出荷は 前年同月比 4.3% 増の 398 万トンと 2 ヵ月ぶりに増加した 輸出向け出荷は 同 5.9% 減の 185 万トンと 2 ヵ月ぶりに減少した 7 月末の普通鋼鋼材国内向け在庫は 前月末比 25.4 万トン減の 567 万トンと 3 ヵ月ぶりに減少 29, 28,5 28, 27,5 27, 26,5 26, 25,5 25, 前年同期比 % 5 5 した なお 在庫率は同 6.7 ポイント低下し 142.6% となった 図 粗鋼生産推移 四半期 図 21 粗鋼生産推移 月次, Ⅰ 13 年度 Ⅲ Ⅰ 14 年度 Ⅲ Ⅰ 15 年度 Ⅲ Ⅰ 16 年度 Ⅲ Ⅰ 17 年度 Ⅲ 26, Ⅰ 18 年度 11 千トン 9,8 9,6 9,4 9, 9, 8,8 8,6 8,4 8, 8, 万トン 8, 月 粗鋼 18 年 17 年 需要量見通し生産計画実績 18 年 1~3 月 2,64 2,67 2, 年 4~6 月 2,634 2,693 2, 年 7~9 月 2,654 2,77 表 7 鉄鋼需給総括表 単位 : 千トン % 粗鋼生産 鋼材生産 普通鋼鋼材出荷 普通鋼鋼材在庫 合計 転炉鋼 電炉鋼 普通鋼 特殊鋼 計 国内 輸出 計 国内 在庫率 16 年度 5,166 81,294 23,873 71,764 18,4 71,951 45,296 26,656 6,232 5, 年度 4,837 79,252 25,585 7,192 19,16 69,775 46,8 23,767 6,649 5, 年 4-6 月 26,94 19,678 6,416 17,324 4,768 17,34 11,332 5,72 6,522 5, 月 25,942 19,817 6,125 17,585 4,619 17,475 11,37 6,168 6,632 5, 月 26,395 19,796 6,599 17,497 4,83 17,567 11,744 5,822 6,563 5, 年 1-3 月 26,46 19,96 6,446 17,786 4,942 17,7 11,624 6,75 6,649 5, 月 26,565 19,769 6,796 17,688 4,961 17,4 11,854 5,565 6,917 5, 年 5 月 9,97 6,8 2,6 5,94 1,689 5,778 3,914 1,864 6,859 5, 月 8,75 6,429 2,321 5,965 1,649 5,6 3,967 1,939 6,917 5, P 7 月 8,4 6,356 2,64 5,648-5,827 3,978 1,849 6,739 5, 年度 年度 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 5 月 月 月 月からの累計 34,984 26,125 8,86 23,336 4,961 23,247 15,833 7, 前年同期 34,682 26,252 8,43 22,946 4,768 22,812 15,145 7, 増減量 前年同期比 出所 経済産業省 日本鉄鋼連盟 注 在庫は前月 期 末比増減量

13 図 22 普通鋼鋼材需給 生 千トン 産, 19,5 19, 18,5 18, 17,5 四半期 17,688 17, Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ 13 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 千トン 7, 6,8 6,6 6,4 6, 6, 5,8 5,6 5,4 5, 5, 月次 18 年 17 年 5, 月 国内向け出荷 千トン 13, 12,5 12, 11,5 11,,5 四半期 11,854, Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ 13 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 千トン 5, 4,8 4,6 4,4 4, 4, 3,8 3,6 3,4 3, 3, 月次 18 年 17 年 3, 月 輸出向け出荷 千トン 8, 7,5 7, 6,5 6, 四半期 千トン 3, 2,8 2,6 2,4 2, 2, 月次 18 年 17 年 5,5 5,565 1,8 1,849 5, Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ 13 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 1, 月 国内向け在庫 千トン 6, 5, 5,8 5,7 5,6 5,5 5,4 5,3 国内向け在庫量 月次 5,671 5, % 国内向け在庫率 月次

14 5. 鋼材輸入 鋼材流通 -7 月の鋼材輸入は 46 万トン 前年同月比で 9.1% 減と 3 ヵ月連続の減少 - 7 月の鋼材輸入の動向 7 月の鋼材輸入 普通鋼 + 特殊鋼 は 前年同月比 9.1% 減の 45.8 万トンと 3 ヵ月連続の減少となった 国別では 韓国 11.9% 減 5 ヵ月連続 中国4.% 減 3 ヵ月連続 台湾 6.% 減 2 ヵ月連続 はいずれも減少した 鋼種別では 普通鋼 2.7% 減 が 2 ヵ月連続 特殊鋼 34.4% 減 が 5 ヵ月連続で共に減少した 特殊鋼のうちステンレス鋼 4.5% 減 が 3 ヵ月連続 その他合金鋼 43.8% 減 も 12 ヵ月連続の減少となった 6 千トン 図 26 鋼材輸入国別推移 普通鋼 + 特殊鋼 その他台湾中国韓国 合計 台湾 77 6.% 中国 6 4.% 韓国 % 年 17 年 18 年 注 棒グラフ上の数値は 普通鋼と特殊鋼の輸入量計 は前年同月比 鋼材輸入合計 普通鋼 + 特殊鋼 表 9 普通鋼鋼材輸入 普通鋼鋼材輸入 合計線材厚中板熱延薄板類冷延薄板類 15 亜鉛めっき鋼板 単位 : 千トン % 国別 その他韓国台湾中国その他 16 年度 5,419 4, , , 年度 5,44 4, , , 年 4-6 月 1,423 1, 月 1,373 1, 月 1,325 1, 年 1-3 月 1,284 1, 月 1,355 1, 年 5 月 月 月 年度 年度 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 5 月 月 月 月からの累計 1,813 1, , 前年同期 1,927 1, , 増減量 前年同期比 出所 財務省貿易統計

15 6 月における鋼材流通の動向 市中販売は 前年同月比では 1.3% 増の 265 万トンと 3 ヵ月連続の増加となった 市中在庫 自社所有分 は 前月末比では.4 万トン増の 235 万トンと 2 ヵ月連続の増加となった 万トン 6 図 27 鋼材輸入鋼種別推移 図 28 市中鋼材数量調査の推移 2, 普通鋼 その他合金鋼ステンレス 前年同月比 % 5 5 販売量 在庫量 右目盛 年 18 年 2,45 2,35 2,25 2,15 千トン 表 特殊鋼鋼材輸入 表 11 単位 : 千トン % 鋼材流通動向 特殊鋼鋼材輸入市中鋼材数量調査その他国別ステンレス合計合金鋼線材鋼板その他韓国台湾中国その他販売量在庫量 16 年度 1, ,616 2,3 17 年度 ,82 2, 年 4-6 月 ,577 2, 月 ,611 2,8-12 月 ,921 2,9 18 年 1-3 月 ,693 2, 月 ,753 2, 年 5 月 * ,546 2,342 6 月 ,653 2,347 7 月 年度 年度 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 5 月 月 月 月からの累計 ,753 - 前年同期 ,577 - 増減量 * 前年同期比 出所 財務省貿易統計 出所 日本鉄鋼連盟 注 在庫は前月 期 末比 16

16 6. 鉄鋼輸出 -7 月の全鉄鋼輸出は前年同月比 2.3% 増の 33 万トンと 2 ヵ月ぶりの増加 - 7 月の全鉄鋼輸出は 前年同月比 2.3% 増の 33 万トンと 2 ヵ月ぶりの増加となった 仕向け先別にみると 米国向け 26.9% 減 3 ヵ月連続 韓国向け1.1% 減 4 ヵ月連続 などが減少した一方 ASEAN 向け 14.4% 増 4 ヵ月連続 中国向け8.2% 増 6 ヵ月ぶり が増加した 7 月の普通鋼鋼材輸出は 前年同月比 1.1% 増の 191 万トンと 2 ヵ月連続で増加した 品種別にみると 熱延鋼板類 8.3% 減 が減少した一方 厚中板 76.9% 増 冷延鋼板類3.9% 増 亜鉛めっき鋼板 2.9% 増 が増加した 7 月の輸出平均単価は 全鉄鋼ベースで 929 ドルと前月比で 2 ヵ月ぶりに下落した 図 29 全鉄鋼仕向先別輸出推移 % 15 5 その他アジア 除く中国 合計 中国米国 年 18 年 表 12 鉄鋼輸出総括表 輸出数量 千トン 金額 FOB 平均単価 全鉄鋼 銑鉄 鋼塊 半製品 鋼材 百万ドル 億円 ドル千円円 / ドル全鉄鋼鋼材鋼材換算レート 16 暦年 41,6 18 4,542 35,58 28,792 31, 暦年 38, ,326 32,762 32,38 35, 年 4-6 月 9,4 5 1,72 8,82 7,971 8, 月 9, ,7 8,51 7,82 8, 月 9, ,4 8,58 8,47 9, 年 1-3 月 9, ,42 8,158 8,488 9, 月 9,2 5 1,72 7,854 8,65 9, 年 5 月 3, ,727 2,935 3, 月 3, ,717 2,953 3, 月 3, ,583 2,819 3, 暦年 暦年 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 5 月 月 月 月からの累計 12, ,43,436 11,424 12, 前年同期 12, ,379,65,486 11, 増減量 前年同期比 出所 財務省貿易統計 注 平均単価欄の鋼材は全鉄鋼から銑鉄 フェロアロイを除いたベース 17

17 図 3 普通鋼鋼材品種別輸出推移 前年同月比寄与度 % % その他亜鉛めっき鋼板 15 冷延鋼板類熱延鋼板類 厚中板 合計 年 18 年 図 31 全鉄鋼輸出 平均単価推移 全鉄鋼平均単価 ドル 929 ト ル /t 1, 8 7 千トン 4, 6 3,5 3,33 3, 2, 年 17 年 18 年 表 13 国別品種別輸出推移 全鉄鋼計普通鋼鋼材計 米国 アジア 韓国中国 ASEAN 台湾香港インド 18 厚中板 単位 : 千トン,% 熱延鋼板類 冷延鋼板類 亜鉛めっき鋼板 16 暦年 2,58 31,594 6,962 5,528 13,351 2, ,329 27,15 2, 12,982 2,74 2,95 17 暦年 1,866 3,24 5,958 5,629 12,748 2, ,318 24,484 2,61 11,83 2,553 2, 年 4-6 月 474 7,386 1,562 1,471 2, , , 月 489 7,49 1,412 1,33 3, , , 月 49 7,684 1,423 1,4 3, , , 年 1-3 月 412 7,52 1,43 1,383 3, , , 月 44 7,359 1,34 1,38 3, , , 年 5 月 129 2, , , 月 129 2, , , 月 115 2, , , 暦年 暦年 年 4-6 月 月 月 年 1-3 月 月 年 5 月 月 月 月からの累計 519 9,876 1,753 1,825 4, , , 前年同期 63 9,8 1,979 1,882 3, , , 増減量 前年同期比 出所 財務省貿易統計 注 アジアは中東を除く

18 7. 海外市場 -18 年 7 月の粗鋼生産 世界計 は前年比 5.8% 増 - 1. 概況世界経済を概観すると 米国経済は 4-6 月期の実質 GDP 成長率 改定値 が前期比年率 4.2% 増と上方修正されるなど堅調に推移している 一方 欧州は 第 1 四半期の停滞からは脱しつつあるものの 輸出の減速から景況感の鈍化傾向が払拭されていない また 中国経済は 概ね安定的に推移しているが 一部の指標が減速傾向を示していることから弱含みの動きと捉える見方も出ている ASEAN 諸国は総じて緩やかな回復傾向にある こうしたなかで 米国通商拡大法 232 条に基づく輸入制限措置とこれに対する中国 EU カナダによる報復措置の発動や 中国に対する米通商法 31 条発動が引き起こした米中双方による追加関税賦課の実施など 広範な制裁と報復の連鎖が世界経済に悪影響を及ぼすことが懸念されるところとなっている 7 月の粗鋼生産 推計含む は 日本が減少したものの その他の主要国は軒並み増加したことから世界計では前年比 5.8% 増と増加 中国の 7 月の鋼材輸出は 前年同月比 15.4% 減の 694 万トンと 2 ヵ月ぶりに前年を下回った 表 14 主要国の粗鋼生産 単位 :1,MT % 18 年 7 月前年同月比 18 年 1~7 月前年同期比 日本 8, ,3.8 中国 81, , 韓国 6, , 台湾 2, ,282.3 インド 9, 8. 61, 米国 8, , ブラジル 3,22 6.7, EU 14, , ロシア 6, , ウクライナ 1, ,6 2.9 世界計 154, ,38, 出所 世界鉄鋼協会等 注 米国はネットトン 図 32 米国中西部市中価格 1, 1, US$/NT 亜鉛メッキ 熱延コイル 冷延コイル ,93+1 1, ユーロ /MT 75 図 33 欧州市中価格 4, , , , 亜鉛メッキ冷延コイル亜鉛メッキ冷延コイル 2,5 熱延コイル厚板熱延コイル異形棒鋼 45 2, 元 /MT 6, ,5 5, 図 34 中国市況 5,3 46 4,76+3 4, , 主要国の鉄鋼需給動向 中国 18 年 4-6 月の実質 GDP 成長率は前年同期比 6.7% 増となり 引き続き底堅く推移したものの 1-3 月期の同 6.8% 増からは若干減速した 6 月の他の諸指標については 消費は前月からほぼ横ばいで推移した一方インフラ向けの投資や生産は鈍化傾向を示しており 弱含みの動きが引き続きみられる状況となっている また 18 年下半期にかけて米中間の貿易摩擦が景気の下押し圧力となる懸念もあり 中国政府は輸入関税の引き下げや企業に対する減税など対応策を打ち出している 鉄鋼需要産業をみると 6 月の自動車生産台数は前年比 5.3% 増 234 万台 と前年同月比では増加となった 鉄鋼需給では 7 月の粗鋼生産量は前年同期比 7.2% 増の 8,124 万トンと 29 カ月連続で前年水 準を上回り 月間過去最高を更新した 図 35 鋼材生産万トン 18 年 1-7 月 前年同期比 +6.6%,5 1,2 月単月の数値は 日産量に基づき推計, 9,5 9, 8,5 8, 17 年 7,5 18 年 7, 注 全て速報ベース 輸出入は半製品を除く 出所 中国国家統計局および中国海関総署 万トン 図 36 鋼材輸出 18 年 1-7 月 前年同期比 13.6% 17 年 18 年 万トン 15 5 図 37 鋼材輸入 18 年 1-7 月 前年同期比 1.1% 17 年 18 年

19 韓国 18 年 4-6 月期の実質 GDP 成長率 季調済 は 前期比.7% 増と 2 期連続のプラスとなったものの 設備投資や建設投資の不振などにより 前期 1.1% 増 から減速した 6 月の自動車生産台数は前年同月比 12.2% 減の 33.6 万台 輸出台数は同 7.7% 減の 21.9 万台と ともに 5 カ月連続のマイナスとなり 国内販売台数も同 6.1% 減の 13.2 万台と 2 カ月連続のマイナスとなった 鉄鋼需給をみると worldsteel 発表の 18 年 7 月の粗鋼生産量は前年同月比.1% 増の 618 万トンと 5 カ月連続のプラスとなった 5 月の鋼材輸出は 前年同月比 2.7% 増の 万トンと 2 ヵ月連続のプラスとなった一方 鋼材輸入は 同 32.2% 減の 万トンと 12 ヵ月連続のマイナスとなった 万トン 図 38 粗鋼生産 18 年 1-7 月 前年同期比 +3.1% 4 17 年 18 年 35 出所 worldsteel 韓国通関統計 万トン 図 39 鋼材輸出 18 年 1-5 月 前年同期比.6% 17 年 18 年 15 万トン 図 4 鋼材輸入 18 年 1-5 月 前年同期比 31.2% 17 年 18 年 タイ輸出や観光業が引き続き牽引し 景気は総じて堅調に推移している こうした中 タイ政府は 18 年通年の GDP 成長率見通しについて 輸出と生産の拡大を主因として 従来予測の 2~3% 増から 3~4% 増に引き上げた 鉄鋼需要産業をみると 6 月の自動車生産は 前年同月比 7.7% 増の 18.9 万台 1~6 月累計では前年同期比 11.1% 増の 5.7 万台となった 鉄鋼需給では 6 月の鋼材生産が鋼板類生産の増加を背景に 前年同月比 13.2% 増の 59.2 万トンと 4 ヵ月ぶりに増加に転じた 6 月の鋼材輸入 含む半製品 は 前年同月比 2.6% 減の 万トンと 2 ヵ月連続で前年割れとなったが 1~6 月累計では 前年同期比.8% 増の 万トンとプラスを維持した 図 41 条鋼類生産万トン 18 年 1-6 月 前年同期比 -.9% 年 18 年 出所 タイ鉄鋼協会 万トン 4 図 42 鋼板類生産 18 年 1-6 月 前年同期比 +15.8% 18 年 インドネシア 7 月 19 日に開催されたインドネシア銀行の金融政策委員会は 政策金利を 5.25% で据え置く一方 これまで 5.1~5.5% 増としていた今年の実質 GDP 成長率の見通しについては 純輸出の見通しの下方修正により 同レンジの下限へ下方修正した 鉄鋼需要産業では 6 月の自動車生産台数は 前年同月比 15.% 減の 6.2 万台 国内販売台数は同 11.4% 減の 5.9 万台と 営業日が前年同月と比べて少なかったこともあり いずれもマイナスとなった 4 月の鋼材輸入は前年同月比 14.6% 増の 7 万トンと 6 カ月連続のプラスとなった 供給国別にみると 中国からの輸入は 前年同月比 17.2% 増の 23.5 万トンと 18 ヵ月ぶりのプラスとなった一方 韓国からの輸入は同 44.1% 減の 8.7 万トンと 2 ヵ月連続のマイナスとなった 図 44 鋼材輸入 万トン 18 年 1-4 月 前年同期比 +.9% 年 18 年 4 出所 GTA 図 45 中国からの鋼材輸入 17 年 万トン 18 年 1-4 月 前年同期比 14.4% 年 5 18 年 図 43 鋼材輸入 万トン 18 年 1-6 月 前年同期比 +.8% 17 年 8 18 年 6 万トン 図 46 韓国からの鋼材輸入 18 年 1-4 月 前年同期比 13.4% 17 年 18 年

20 インド 18 年 1-3 月の実質 GDP 成長率は 投資の拡大や堅調な個人消費を背景に前年同期比 7.7% 増となった 鉄鋼需要産業をみると 6 月の自動車国内販売台数は 前年同月は物品 サービス税導入を前に買い控えがあったことなどから 前年同月比 38.5% 増の 35.4 万台と高い伸びとなり 12 ヵ月連続で前年水準を上回った 鉄鋼需給をみると 7 月の粗鋼生産 worldsteel 推計 は前年同月比 8.% 増の. 万トンと高水準を維持 また 3 月の鋼材輸入は前年同月比 1.1% 増の 69.9 万トンと 4 カ月ぶりに前年水準を上回り 鋼材輸出は ASEAN や EU28 向けが減少したことなどにより同 46.9% 減の 万トンと 3 カ月連続で前年水準を下回った 図 47 鋼材生産万トン 18 年 1-5 月 前年同期比 +4.5% 注 鋼材生産は合金鋼を含む 輸出入は半製品を含む 出所 Joint Plant Committee 通関統計 17 年 18 年 万トン 図 48 鋼材輸入 18 年 1-3 月 前年同期比 3.8% 17 年 18 年 万トン 図 49 鋼材輸出 18 年 1-3 月 前年同期比 35.8% 17 年 18 年 米国 4~6 月期の GDP 成長率の改定値は 4.2% 増 季調済 前期比 年率換算値 と速報値 4.1% 増 から上方修正され 14 年 7~9 月期以来の高水準となるなど 米国経済は堅調に推移している 鉄鋼需要産業では 6 月の自動車生産は乗用車が前年同月比 14.% 減の 24 万台と大幅に減少 市場の約 7 割を占めるライトトラックも同.3% 減の 7 万台と減少し 全体では同 4.1% 減の 93 万台となった 鉄鋼需給をみると 7 月の粗鋼生産は前年同月比 4.5% 増の 82 万ネットトン 以降 米国はトン表記 と前年水準を上回った また 5 月の鋼材輸入は輸入制限措置の影響から前年同月比 15.4% 減の 293 万トンと 3 カ月ぶりに前年比マイナスとなった 万 NT 図 5 鋼材出荷 18 年 1-5 月 前年同期比 +4.2% 図 51 鋼材輸出 万 NT 18 年 1-5 月 前年同期比 5.3% 1. 図 52 鋼材輸入 万 NT 18 年 1-5 月 前年同期比 2.4% 年 18 年 6. 出所 米国鉄鋼協会 年 18 年 年 18 年 欧州 18 年 1-3 月期のユーロ圏実質 GDP 成長率 確定値 は前期比.4% 増と前期から減速した 昨年の高水準での成長の反動や 輸出の減少が景気減速の要因と見られるものの 足下では個人所費は堅調に推移していることなどから 景気は緩やかな回復が見込まれる 鉄鋼需要産業をみると 5 月の自動車新車登録台数は 乗用車 前年同月比.8% 増 14 万台 商用車 同 3.3% 増 21 万台 ともに 2 カ月連続の前年比プラスとなった 鉄鋼需給をみると EU28 カ国の 7 月の粗鋼生産は前年同月比 3.9% 増の 1,453 万トンと前年水準を上回った また 5 月の EU 域外向け鋼材輸出は前年同月比.8% 減の 183 万トンと前年水準を上回り 同月の鋼材輸入は同 1.5% 減の 261 万トンとなった 図 53 EUの粗鋼生産万トン 18 年 1-7 月 前年同期比 +2.% 1,8 1,6 図 54 EUの鋼材輸入万トン 18 年 1-5 月 前年同期比 +6.8% 3 25 表 15 EU 主要国の粗鋼生産 万 t 前年比 % 万 t 前年比 % ドイツ 3.9 2, イタリア , ,4 15 スペイン , 1, 17 年 18 年 5 17 年 18 年 フランス 英国 EU 計 1, , 出所 世界鉄鋼協会 欧州鉄鋼協会 21

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